輪るピングドラム187 STATION
- 952 :名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 158e-wq0m):2024/04/05(金) 05:19:54.80 ID:+CCJOf3e0.net
- 「犯罪者ジュニアだから詰んでる」ってのは別の側面でしかない
ようは高倉兄妹にとって「家族という関係性が無くなる運命」であり「兄妹という関係性も無くなる運命」だった。
ピンドラはそういう話。
「他者との関係性」が「自分を何者か」と位置づける、という事。
だから「きっと何者にもなれなくなる運命」
そして「箱の回想」は冠葉が晶馬に「林檎という生きる希望」を与え、関係性を結ぶ運命
つまり「二人が出会う前から決まっていた運命だった」という事。
だから1話アバンの晶馬の台詞
「『あの時』から僕たちに未来なんて無く、ただ『きっと何者にもなれない』って事だけがはっきりしてたのだから。」
の『あの日』とは「両親が犯罪者だと世間に暴かれ、かつ失踪した日」で晶馬はそこで一度「生きる希望」を失った。
しかし冠葉が晶馬に「高倉家のリフォーム」を行う提案をし
「二人で陽毬を笑顔にして家族をやり直そう!」と希望(林檎)を半分与えたから
晶馬もそこで初めて冠葉を「本当の兄」だと認め、「僕もまだこの世界につながって生きていられる!」と思えた。
最終話の晶馬の台詞通り、父が冠葉を養子にした日に
勝手に兄だと関係を言い渡された事は、晶馬にとって本当に気に食わなかったのだろうw
しかしそんな晶馬の嫌悪感とは裏腹に「箱の回想」の通り
それでも冠葉は後々晶馬に半分の林檎であり命を与え
本当の兄弟になる運命は出会う前から決まっていた、という事。
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