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剛力彩芽>綾瀬はるか+前田敦子+沢尻エリカ

1 :格無しさん:2016/10/14(金) 01:36:21.14 ID:/SR9xviU.net
もはやゴーリキーは偉大な存在だ

綾瀬はるかやあっちゃんやエリカ様の全盛期でさえ、ゴーリキーの足元にも及ばん

下手したら、吉永小百合や夏目雅子の全盛期さえも上回ってしまうかも!

同世代の武井咲とか有村架純とか本田翼とかなんかと比較にならんぐらいゴーリキーはスゴイ

世間は今まで、ゴーリキーを過小評価しすぎている

ゴリ押しだのキモイだの消えてしまえだの云った奴は後悔するがよい!

82 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:31:21.20 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

83 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:31:38.68 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

84 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:31:54.11 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

85 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:32:12.98 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

86 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:32:31.40 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

87 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:32:48.86 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

88 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:33:06.89 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

89 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:33:20.67 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

90 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:33:36.52 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

91 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:33:54.78 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

92 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:34:29.93 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

93 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:34:59.01 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

94 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:35:19.15 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

95 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:35:38.28 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

96 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:35:57.72 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

97 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:36:16.83 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

98 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:36:37.94 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

99 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:36:57.94 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

100 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:37:17.72 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

101 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:37:35.46 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

102 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:38:02.01 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

103 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:38:24.46 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

104 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:38:45.77 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

105 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:38:59.34 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

106 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:39:19.52 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

107 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:39:39.89 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

108 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:39:57.94 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

109 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:40:12.96 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

110 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:40:48.46 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

111 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:41:20.24 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

112 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:41:40.06 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

113 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:41:57.97 ID:eyX9YJU/.net
ソース(ロイター、Hugo Dixon氏) http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0PG03R20150706

[アテネ 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 5日のギリシャ国民投票の投票用紙には、ユーロへの言及はなかった。しかし、国民が
債権団の財政再建策に強い口調で「ノー」を突き付けたことで、ギリシャがユーロ圏にとどまるのは難しくなるだろう。

 もしとどまったとしても、経済的な困窮と社会的緊張を免れる道は存在しない。

 ギリシャがユーロ圏以前の通貨制度に戻らなくて済む第1の方法は、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)がチプラス首相に対して
10日前よりもギリシャに有利な条件で交渉をまとめることだ。これこそまさにチプラス氏が「ノー」の投票でもたらされると主張してきた
事態である。ギリシャ政府は48時間以内に交渉を妥結するとさえ約束した。

 だが債権団は恐らく妥協しない。彼らとしても金融面と地政学面の両方の理由から、可能ならギリシャをユーロに留め置きたいと
考えている。とはいえユーロ圏の多くの首脳は、ギリシャ政府の言い回しや交渉姿勢にはうんざりしている。例えば国民投票前日には、
バルファキス財務相が債権団の姿勢をテロ呼ばわりした。ドイツなど一部の国の議会や有権者は、ギリシャへの支援条件緩和を認める
ことに断固反対している。

 ユーロ圏諸国はこれまでの交渉が決裂した以上、「グレグジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」もあり得ると覚悟を決めたようにも見える。
交渉決裂以降、ギリシャは銀行を休業させたとはいえ、金融面での影響の波及(コンテージョン)は最小限にとどまっている。ここで
ギリシャにより寛大な条件を与えると、スペインなどいくつかの国は国内急進派の勢力が強まる事態に神経を尖らせることになる。

 さらにチプラス氏が国民投票実施を宣言して以来、既存の支援プログラムは失効し、ギリシャの経済見通しは悪化した。包括的な
新しい支援措置は恐らく700億ユーロ前後の規模が必要になる。債権団がそんな巨額の支援を、信頼もできない政府に供与する理由を
見出すのは難しい。

 これはユーロ圏がギリシャとの交渉を拒絶するという意味ではない。それでも彼らは急に姿勢をあらためるよりは、慎重な態度で臨もうと
する可能性の方が大きい。チプラス氏の主な要求の1つである債務減免を、債権団がすぐに提示することはないし、融資には多くの条件を
付け、押し付け的な監視を主張するだろう。一方で欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行向けの流動性支援額を拡大しそうにはない。

 チプラス氏はこれらすべてに不満が募ることになる。銀行休業が既に社会に打撃を与えているばかりか、現金自動預払機(ATM)は
数日中に資金が尽きる恐れがある。

 それだけでなく、ECB保有の35億ユーロのギリシャ国債償還日に当たる20日には、事態がもっと大きく悪化しかねない。ギリシャが
返済できないと、ECBは同国が破綻したと結論付け、同国の銀行も政府と結び付いている点から、支払い不能状態になったとみなす
だろう。

 銀行破綻は単なる銀行休業よりもずっと深刻な問題だ。国民はクレジットカードの使用や電子送金ができなくなる。現時点では資本規制
の影響を免れている旅行者も、お金を下ろせなくなる。そうした事態はギリシャの基幹産業である観光にとって、与える印象が良いはずが
ない。経済全体が奈落の底へと落ちていくだろう。

 銀行の営業が再開可能になるには、資本増強が不可欠だ。その1つの方法はギリシャがユーロ圏を離脱することで、それで政府は
通貨ドラクマを発行して銀行に出資できる。別の選択肢は、預金者に一部のコストを負担してもらい、銀行資本に充当することだ。

 チプラス氏はどちらの道も選ばないと約束しているので、非常な苦境に陥るとみられる。現実的に、重圧が相当大きくなって政権が崩壊
する恐れもある。チプラス氏の与党の議席は半数をそれほど大きく上回っていないため、造反者が少し出れば不信任案が可決されてしまう。

 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。

114 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:42:28.71 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

115 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:42:41.42 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

116 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:43:03.26 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

117 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:43:24.36 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

118 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:43:40.74 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

119 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:44:02.29 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

120 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:44:17.33 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

121 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:44:33.68 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え

122 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:44:49.81 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

123 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:45:12.16 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

124 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:45:31.88 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

125 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:45:54.44 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

126 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:46:18.08 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

127 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:46:41.24 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

128 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:47:00.39 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

129 :格無しさん:2016/10/14(金) 02:47:20.40 ID:eyX9YJU/.net
 ただ、国民投票の反対票の大きさを踏まえれば、チプラス氏の地位はしばらくは安定するとも見える。それゆえにユーロの代わりに
新通貨を導入するか、ユーロと新通貨を併存させたくなるかもしれない。その場合、銀行を再開できるだけでなく、公務員の給与や年金も
支払える。新通貨が発行されれば、その価値はたちまちユーロに対して大きく下落し、多分ユーロの半値になるだろう。

 もしもチプラス氏がこうした措置を断行するとすれば、ユーロ圏の債権団は喜んで「ビロード離婚」(円満な分離)を協議するかもしれない。
協議内容には、ギリシャに対して欧州連合(EU)にとどまることは認めつつ、最も深刻な人道上の問題を軽減するためのある意味で経過的
な支援を提供することなどが含まれよう。

 もっとも円満な分離に至る道のりは平たんではないだろう。1つには法的な面で泥沼に入り込む。つまりギリシャ国民はチプラス氏に
ドラクマへの復帰を許したかどうかは明確ではない。チプラス氏は国民投票がユーロに関するものでないと主張してきただけに、
親欧州の反対派が首相にはドラクマ導入の権限はないと論じることになる。

 チプラス氏としては、憲法がはっきりと規定してはいないものの、通貨制度変更には議会で60%の賛成票が必要になる可能性もある。
だが、今のところ与党はそれだけの議席を有していない。チプラス氏が強引に通貨制度変更を主張すれば、大統領が辞任するケースも
考えられる。そうなると新たな選挙を実施しなければならず、選挙までの間に起きる事態次第では、チプラス氏が退陣するかもしれない。
チプラス氏が退けば、ギリシャはなおかろうじてユーロ圏に踏みとどまれるかもしれない。

 いずれにせよ、何と多くの「不確定要素」や「可能性」が存在するのかと思うとすれば、それはギリシャ国民が反対票を投じたことで同国が
未踏の領域へと踏み出したからにほかならない。はっきりしているのは、この先ギリシャには今よりずっと悲惨ないばらの道が続くという
ことだ。


スー・チー氏 総選挙で政権交代に意欲

ミャンマーで民主化に向けた試金石となる総選挙が、ことし11月に行われることが決まったのを受けて、5年前の選挙をボイコットした最大野党を
率いるアウン・サン・スー・チー氏は
今回の選挙に参加することを正式に表明するとともに、政権交代への意欲を示しました。
ノーベル平和賞の受賞者でミャンマーの最大野党、NLD=国民民主連盟の党首を務めるアウン・サン・スー・チー氏は11日、首都ネピドーで記者
会見を行いました。
この中でスー・チー氏は、ことし11月8日に行われることが決まったミャンマーの総選挙について、「民主化のプロセスを継続するために参加する」
と述べ、
みずからが自宅軟禁中の2010年に行われた前回の選挙をボイコットしたNLDが、今回参加することを正式に表明しました。
そのうえでスー・チー氏は「われわれが勝利すれば、国民どうしの和解に最優先に取り組み、国を政治的にも経済的にも安定して発展させる」と述べ、
国軍など急激な変化を恐れる勢力に配慮しながらも、政権交代への強い意欲を示しました。
今回の総選挙は、最大野党のNLDが、かつての軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党と議席を争うことになり、ミャンマーの民主
化に向けた試金石と位置づけられています

【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や
溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。
コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。

?当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で
5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。

?専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP


?同州のジョニー・ピメンテル(Johnny Pimentel)知事が11日、AFPに明かしたところによると、州内の9つの街で前夜遅く、小学生から高校生ま
で最大1350人が胃けいれん、下痢、嘔吐、頭痛などの症状を訴え、

130 :格無しさん:2016/12/09(金) 10:49:56.16 ID:DZoUdDiWF
沢尻エリカ似の風俗嬢は最高だったぜ
http://blog.livedoor.jp/hakata_fuzoku/archives/3472178.html
http://blog.livedoor.jp/fuzoku_geinoujin/archives/1062831962.html

131 :格無しさん:2019/11/17(日) 00:26:11.13
沢尻エリカ「誰がシャブ尻エリカじゃ!」MDMAでタイーホ

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