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【NQNロンドン】5日午前のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落。
英国時間10時時点では、前日終値に比べ25.46ポイント安の7048.88で推移している。
前日に約1年5カ月ぶりとなる高値水準で引けた反動で、
利益を確定する目的の売りが先行している。
構成銘柄の8割近くが下落している。

　前日上昇した医薬品株、たばこ株、住宅建設株を中心に売りが広がっている。
金融サービスのプロビデント・ファイナンシャルをはじめ金融株も利益確定の売りに押されている。
金鉱のフレスニージョ、ランドゴールド・リソーシズ、ロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルは続落し、指数の下げを主導している。
アナリストが目標株価を引き下げた携帯電話サービスのボーダフォン・グループも安い。

　半面、スーパーマーケットのテスコが11%上昇。
好調な上半期決算を受けて、アナリストが目標株価を引き上げたことが手掛かり。
同業のWMモリソン・スーパーマーケッツ、セインズベリーにも買いが波及している。
原油高を背景に、前日に引き続き石油株も上昇。