☆精子バンクに関して？

1 ：Miss名無しさん：2007/07/13(金) 02:27:48 ID:lLhc1LzN.net

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E5%AD%90%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF
赤ちゃんは欲しい、だけど平凡な男の精子なんて無意味。

アメリカ等では優秀な提供者だけの精子バンクもあるようですが。
利用を考えた事ありますか？

125 ：Miss名無しさん：2008/05/02(金) 19:10:43 ID:RvUwDAGn.net

「お母さん、僕は何でお父さんいないの？死んじゃったの？」
「違うわよ。最初からいなかったの」
「？？？　　最初からいないってどういうこと？」
「あなたは、お母さんが登録した精子バンクで選んだ誰か知らない男の人の精子で生まれたの」
「・・僕ってロボットなの？」
「違うわ。あなたはお母さんの子供」
「でも、お父さんはどこの誰だか知らない冷凍保存された精子なんでしょ？」
「他の子供たちもみんな一緒よ。お父さんの精子から生まれてきたのよ」
「でも、みんなはお父さんを人間として知ってるよ。僕は、ただの精子をお父さんと思わないといけないの？」
「他の子供たちの中にもお父さんのいない子はいるでしょう？」
「うん。でも事情が違うよね。離婚でも死に別れでも、最初は人間のお父さんがいたんだから」
「でも、最初だけでしょ？今はあなたと一緒でしょ？」
「そういう不幸な境遇の子供を見て、自分の不遇も慰めろ、ということ？」
「そうじゃないわ。ただ、あなたはお父さんがいなくても、そのお父さんの分も、お母さんが愛して育てるわ」
「そのお父さんの分も愛するっていうのなら、生む前に、僕のお父さんを見つけるっていう選択肢には努力しなかったの？」
「充分したわ。いろんなお見合いもしたし、出会い系にも登録したわ。でも、ダメだった・・」
「ダメなら、なぜ、僕だけ生んだの？」
「それはお母さんがアナタを欲しかった、アナタを生みたかったからよ。」
「そこに、僕の意思や将来を思いやるという考えはあったの？」
「あったわ。お母さんは経済的にも、愛情の面でも、あなたを不自由させないつもりで生んだのよ」
「でも、僕が、いつかこの一連の質問をするであろうということは想像できなかった？」

126 ：Miss名無しさん：2008/05/02(金) 19:11:09 ID:RvUwDAGn.net

「できたわ。だから、その時が来たら、お母さんは正直にお話するつもりだった」
「それで僕が納得しなかったら？表面上は納得したと見せかけても、一生複雑な思いを胸に残して生きていくとは考えなかった？」
「人間は皆、多かれ少なかれ複雑な思いを持って生きるものよ」
「つまり、お母さんの問題を僕の人生に背負わせるのも、その複雑な思いの１つということ？」
「いえ、違うわ。お母さんの問題をアナタに背負わせるつもりなんてなかったわ」
「どう違うの？結果的には、僕の存在自体が、その問題の現れでしかないよね？」
「お母さんはそんなつもりでアナタを生んだんじゃない・・」
「お母さんにはそのつもりがなくても、僕には大有りだよ。そのことを少しでも考えはしなかったの？」
「考えたわ。でもお母さんにはほかに手段がなかった。残された時間もなかった」
「とどのつまり、お母さんの都合だけってことだよね？」
「世の中のお母さんお父さんも、みんな一緒よ。みんな自分たちの都合だけで子供を作るの」
「でも世の中の子供はみんな、お父さんお母さんがいるんだよ。全然一緒じゃないよ」
「でも親の都合という意味では一緒でしょ？」
「つまり・・その都合という言葉だけで僕を納得させられると考えてて生んだ。ということ？」
「違うわ。それは違う。でも、人は皆、自分の都合を優先して生きているという事実もあるのよ」
「つまり、何も正義はないと・・？他社に対する思いやりも何も価値はない・・と？」
「違うわ。それは違う。あなたには思いやりのある優しい人間に育って欲しい」
「親が、自分の都合だけで生んだ子供なのに？　子供だけは思いやりのある人間に育たなければならないの？」
「そこまで極端に良い人になれって言ってんじゃないわ。人並みに良識ある人間になれば・・」
「その最初の誕生自体、愛のない母親の都合だけで産み落とされた僕なのに、人並みになれと？」
「○○○○」　（さて、ここでアナタは何て答えるでしょうか？）