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【8306・8316・8411】メガバンク 1

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/17(火) 05:13:34.29 ID:TPhwms5O.net
02/05 8306 三菱UFJFG シティG 1 → 3格下げ 935円 → 490円
02/09 8306 三菱UFJFG ドイツ Buy継続 1100円 → 730円
02/26 8306 三菱UFJFG CS OP継続 890円→700円
02/26 8306 三菱UFJFG UBS Neutral→Buy格上げ 870円→665円
03/04 8306 三菱UFJFG BNPパリバ BUY→HOLD格下げ 1000円→520円
03/04 8306 三菱UFJFG SMBC日興 1継続 955円→665円
03/25 8306 三菱UFJFG 大和 3継続 850円→630円
04/21 8306 三菱UFJFG GS 買い継続 720円 → 700円
04/27 8306 三菱UFJFG みずほ 新規中立 635円

02/05 8316 三井住友FG シティG 2 → 3格下げ 4900円 → 3200円
02/09 8316 三井住友FG ドイツ Buy継続 6890円 → 4610円
02/26 8316 三井住友FG CS OP継続 5700円→4100円
02/26 8316 三井住友FG UBS Buy継続 5685円→4285円
03/04 8316 三井住友FG BNPパリパ BUY→HOLD格下げ 5700円→3300円
03/29 8316 三井住友FG 大和 3継続 5300円→4000円
03/31 8316 三井住友FG モルガンS Over継続 5700→5100円
04/06 8316 三井住友FG 三菱UFJMS Overweight→Neutral格下げ 5900円→4700円
04/21 8316 三井住友FG GS 買い継続 5690円 → 5260円
04/27 8316 三井住友FG みずほ 新規中立 4100円

02/05 8411 みずほFG シティG 2 → 3格下げ 260円 → 170円
02/09 8411 みずほFG ドイツ Hold継続 300円 → 210円
02/26 8411 みずほFG CS Neutral継続 230円 → 170円
02/26 8411 みずほFG UBS Neutral→Buy格上げ 260円→200円
03/04 8411 みずほFG BNPパリパ BUY→REDUCE格下げ 300円→150円
03/04 8411 みずほFG SMBC日興 2継続 285→190円
03/31 8411 みずほFG 大和 3継続 270→190円
03/31 8411 みずほFG モルガンS Over継続 300→250円
04/06 8411 みずほFG 三菱UFJMS Neutral継続 270円→220円
04/21 8411 みずほFG GS 買い継続 250円 → 240円

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/28(火) 17:50:28.51 ID:l7K6wb4l.net
みずほFG、公募の永久劣後債を発行へ 7月中旬に起債
2016/06/28 13:17 日経速報ニュース 187文字
 みずほフィナンシャルグループ(8411)が償還期限のない永久劣後債の発行を準備していることが28日、分かった。
広く投資家を集める公募形式で資金を集める。主幹事にみずほ証券を指名した。起債時期は7月中旬で、発行額は
まだ決まっていない。
 永久劣後債は国際的な自己資本規制「バーゼル3」が「中核的自己資本(Tier1)」への算入を認めている。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 01:04:54.34 ID:pedUdxU2.net
株、下値は1万5000円を意識か・酒井氏 参院選までは政策期待
2016/06/28 16:21 日経速報ニュース 315文字
 酒井一・水戸証券投資顧問部運用課ファンドマネージャー 日経平均株価が1万5000円の節目を割り込み、公的年金の
買いが入ったとの声が市場で聞かれたことから、今後もこの節目が心理的な支えになるだろう。7月10日に参院選を控え、
それまでは政策期待も高まりやすい。ただ、円高基調が続き輸出関連株への買いが本格化しない以上、目先1週間ほどの
戻りのメドは1万6000円までにとどまるだろう。
 買い主体が、公的年金や日本銀行と見られることは、下値警戒感を和らげる。ただ、こうした主体は上値を買いにいくとは
考えにくく、追随買いも入りにくい。欧米株が28日に反発したとしても、あすの日本株の上値は限られそうだ。〔日経QUICK
ニュース(NQN)〕

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 04:49:55.96 ID:t2G50IPd.net
異彩の逆張りファンド 解約臆せずリスク取る スクランブル
2016/06/29 02:00 日経速報ニュース 1192文字
 衝撃の英国の欧州連合(EU)離脱決定から3営業日目。28日の日経平均株価は比較的穏やかな値動きとなった。もっともこれは
多くの投資家に共通する様子見姿勢の裏返し。リスクを取って急落後の割安株を拾う動きは限られている。独自の評価軸で果敢に
動く逆張り投資家を久しく見なくなった今の日本株市場だが、あるファンドの動きが異彩を放っている。
 「誰がどう見てもミスプライスの株がいたるところに転がっていますよね」
 28日午後、東京にも拠点を置く米大手ヘッジファンドの日本株担当者は話し始めた。真っ先に挙げたのが第一生命保険株。「マイ
ナス金利は逆風だが、株価は年初の半値。今の日本株のミスプライスの典型だ」
 では買ったのかと聞くと意外な答えが返ってきた。「今後1〜2年で考えれば今は絶好のチャンス。だが投資家の解約を恐れ、我々
ヘッジファンドは月単位の運用を強いられている」
 日本株ヘッジファンドの大半は年初来のパフォーマンスが水面下。投資家が解約できるのはこのファンドは1、4、7、10月の月初で
、投資家の通告期限はその1カ月前という。「次は9月1日。含み益がある銘柄は早めに売って現金比率を高めなければならない。
リスクを取りたくても取れないんですよ」。担当者は少し悲しそうに言った。
 年金や投資信託も似たような状況だ。ここに割安株がいっこうに買われない今の日本株市場のゆがみの原因が隠されている。
 そんな萎縮する市場参加者たちの間で気を吐いているのが、シンガポールに本拠を置く日本株ファンドのエフィッシモ・キャピタル
・マネージメントだ。第一生命、ヤマダ電機、川崎汽船、リコー……。5%以上を保有する銘柄は14社。時価評価額はこの14銘柄だ
けで4千億円を超えている。
 エフィッシモはもともと2006年に解散した村上ファンド出身の高坂卓志氏らが立ち上げたファンド。「村上世彰氏が当時シンガポ
ールに拠点を移そうと送った先行部隊が母体。一部の投資家も村上ファンドから引き継いだ」。事情に詳しい関係者は説明する。
 かつては会社側と対立する攻撃的なスタイルが目立ったが、今はずいぶん落ち着いた印象だ。28日は川崎汽の株主総会で村上
英三社長の取締役再任議案に反対票を投じたことが明らかになった。それ以外は目立った行動には出ていない。
 今のところエフィッシモの保有銘柄の騰落はまちまち。第一生命のように株価が下がる中で保有比率を高めている銘柄も多い。
出資する投資家と一定期間のロックアップ(解約禁止)契約を結んでいるとみられることが、割安株に腰を据えて投資できる理由だろう。
 今の市場では明らかに異質な投資行動をとるエフィッシモ。ただ異質なのは市場そのものかもしれない。彼らのような逆張り投
資家が異端視されないぐらいありふれていれば、おなじみの相場の乱高下はもっと抑えられているはずだから。
(証券部次長 川崎健)

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 06:17:31.31 ID:W2jQ1gs+.net
邦銀、ドル調達不安視、日銀14億ドルを供給(英EU離脱)
2016/06/29 日本経済新聞 朝刊 5ページ 962文字 書誌情報
 英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた市場混乱で、邦銀がドル調達での不安をぬぐえずにいる。外銀からの調達がやや難しく
なったことを受け、日銀が28日実施したドル供給オペ(公開市場操作)は1年半ぶりの規模に膨らんだ。足元で資金繰りに問題は
生じていないが、海外融資を拡大してきた邦銀はドル不足に神経質になっている。
 「市場が荒れた瞬間、外銀がドルを出し惜しむようになった」。関東のある有力地銀の市場取引担当者は眉間にしわを寄せる。
中堅以上の地銀は海外融資などに使うドルをインターバンク市場(銀行間市場)で借りるが、主な貸し手となる外銀はもともと5行
程度と少ない。1行でも出し渋れば金利がじわりと上昇する。ただでさえ6月は外銀の中間決算期にあたり「ドルが不足しやすい
タイミング」(別の地銀)だった。
 英国がEU離脱を決めてから初のドル供給オペとなった28日は、金融機関から14億7500万ドルの応札があり全額を落札した。
1週間ごとに直近で10回実施した同オペは、半分は応札がなく、あまり使われていなかったが、今回は日本国債の格下げの影響
があった14年末(15億2800万ドル)以来の規模だった。
 額が膨らんだのは、ドル供給オペの金利が足元では「割安になった」(日短マネーマーケッツの三串達之氏)ためだ。為替フォワ
ード(先物)市場を通じてドルを調達した場合の金利は28日午前で約3%と、今回のドル供給の金利0・87%より大幅に高かった。
 1回のオペで300億ドル近く供給した08年9月の米金融危機と比べ、今回ははるかに少額だ。市場からは「いざとなれば日銀
から外貨を調達できる安心感が生まれた」(野村証券の小林昌志氏)との声がある。
 それでも「ドル調達は最大の問題。いくらあっても十分ということはない」と、ある系統金融機関首脳は明かす。日銀によると、邦銀
による外貨建ての証券投資や融資は3月末時点で2兆5508億ドル(約260兆円)。国内の運用難を背景に、1年間で1361億ド
ル(約14兆円)増えた。
 ドル調達の不安は今後もくすぶる。英国債の格下げの動きが相次いでいるためだ。SMBCフレンド証券の岩下真理氏は「市場の
緊張感が高まればドルを抱え込む動きが強まり、主要国の中央銀行の協調策が必要になるシナリオもあり得る」と指摘している。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 06:21:56.08 ID:W2jQ1gs+.net
日本株、見通し下げ相次ぐ、野村は「1万5250〜1万7250円」、英離脱、円高長期化を懸念。
2016/06/29 日本経済新聞 朝刊 17ページ 1148文字 書誌情報
 日本株の先行きに慎重な見方が増えている。英国の欧州連合(EU)離脱に伴う円高・株安が長引き、景気や企業業績への悪影響
が懸念されているためだ。野村証券が日経平均株価の年内高値を2万円から1万7250円に下げるなど、証券各社も見通しの修正に
動き出した。
 野村証券は、これまで「1万7500〜2万円」としていた日経平均の年内見通しを「1万5250〜1万7250円」に修正した。下値は28
日終値(1万5323円)にほぼ近いが、上値は従来より2750円(14%)引き下げた。日本株の戻りは鈍いという見方を示している。
 背景は円高だ。投資マネーが相対的に安全な資産とされる円に流れ込み、円高が加速している。野村証券は日経平均の前提として
為替レートが1ドル=95〜105円で推移すると予測。松浦寿雄チーフストラテジストは「英国のEU離脱決定で投資家のリスク回避が
鮮明となっている。為替が再び円安に戻る可能性は低い」と指摘する。
 大半の企業は110円を前提に今期の業績計画を立てている。日本経済新聞社の集計によると、主要企業は今期3%の経常増益を
確保する見通し。円高で輸出採算が悪化するのは必至だ。
 シティグループ証券の飯塚尚己日本株チーフストラテジストは「90円台半ばまで円高になると、2016年度の1株利益成長率はマイ
ナスに転じるリスクがある」という。特に欧州の事業比率の高い企業が「厳しい事業環境に直面するリスクがある」(飯塚氏)。
 同証券では日経平均の当面の予想レンジを1万4000〜1万6500円に置く。年末の株価水準は1万8750円から1万7000円に
引き下げた。ゴールドマン・サックス証券もスイスフランや日本円が資金の「逃避先」になるという。
 当面、下値のめどになりそうなのが、「PBR(株価純資産倍率)が1倍にあたる1万4500円前後の水準」(大和証券の鈴木政博シニ
アクオンツアナリスト)だ。PBRが1倍を割り込むと、株価は理論上の解散価値を下回るからだ。
 2月の株安局面では、東証1部のPBRが1・01倍になるのと相前後して相場は下げ止まった。割安感に注目した買いが入ったためだ。
28日も日経平均が一時1万5000円を割り込むと、公的年金とみられる買いが相場を下支えした。
 ただ欧州の混乱が世界経済の停滞につながれば、日本株の下値は切り下がる。米モルガン・スタンレーは東証株価指数(TOPIX)
が足元より3割以上下がる弱気シナリオに「いくぶん近づいてきた」(ジョナサン・ガーナー氏)とみる。三菱UFJモルガン・スタンレー
証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは「急速に円高が進めば、日銀が追加緩和策などの政策対応に出る」という。各国の政策協
調を期待しながらも、荒っぽい相場が続くとの見方は多い。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 06:24:21.79 ID:W2jQ1gs+.net
日本株ADR28日、買い優勢 ソニーが4%高、NTTも上昇
2016/06/29 05:29 日経速報ニュース 148文字
【NQNニューヨーク=川内資子】28日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日米株式相場がともに上げた影響で買われる銘柄が多かった。ソニーが4%近く上昇したほか、NTTやホンダ
、NTTドコモも高い。キヤノンや三井住友FGも買われた。
 一方、トヨタとオリックスは下落した。

シカゴ日本株先物概況・28日
2016/06/29 06:02 日経速報ニュース 223文字
【シカゴ支局】28日の日経平均先物は続伸した。9月物の終値は前日比395円高の1万5555円だった。28日の
大阪取引所の終値を255円上回った。
 英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う投資家の過度のリスク回避がひとまず一服し、欧米株とともに買われた。
外国為替市場での円安も支援材料となった。
 9月物は午後に上値を切り上げ1万5570円まで上げた。一方、安値は1万4955円だった。
 推定売買高は6万75枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)だった。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 08:24:20.17 ID:W2jQ1gs+.net
株、1万5500〜1万5700円で推移か・三宅氏 世界株安一服で
2016/06/29 08:04 日経速報ニュース 389文字
 三宅一弘・大和証券チーフストラテジスト 29日の東京株式市場で日経平均株価は1万5500〜1万5700円の範囲で推移しそうだ。
欧米株が大幅反発したことで、世界株安の流れは一服した。極度の悲観ムードは後退したため、戻りを試す局面になるだろう。米国
で金融株が上昇したため、国内銀行株のリバウンドが期待される。ただ、戻り売り圧力も大きいとみており、全体的に買い一巡後は
上値も重くなると考える。
 29日はスズキや任天堂など、企業の株主総会が多く開催される。市場はコーポレートガバナンス(企業統治)や株主還元、自己資
本利益率(ROE)などのガイダンスなどに注目している。ファンドマネジャーなども総会を注視しており、企業価値の向上が期待される
良い方針が出れば、買いを入れたい考え。長期的な資金の流入と期待されるため、日本株全体の値固めに貢献するだろう。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 09:53:52.38 ID:W2jQ1gs+.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG、174万株の買い越し
2016/06/29 09:03 日経速報ニュース 125文字
 29日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFGが174万株の、三菱UFJが139万株、
パナソニックが43万株だった。
 一方、主な売越銘柄はコメダが144万株、ソラストが78万株だった。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 10:08:42.59 ID:W2jQ1gs+.net
8316 三井住友
配信日時 2016/06/29 09:24:00 配信時価格[円] 2,926.5 前日比 +57
詳細 欧米市場で金融セクターが自律反発をみせており、この流れを引き継ぐ展開が見込まれる。
チャート形状は安値圏での十字足を形成しており、いったんは自律反発が期待されそうだ。一方で、
ソロス・ファンドはドイツ銀行株で約700万株の空売りポジションを組んだと伝えられている。銀行の
戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な流れも出てきやすいだろう。
《TM》【株式会社フィスコ】

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 13:33:22.70 ID:Q7JYA7+E.net
主な成り行き注文(東証・後場) パナソニックが28万株の買い越し
2016/06/29 12:31 日経速報ニュース 127文字
 29日の東証1部の後場寄り前の成り行き注文で、主な買越銘柄はパナソニックは28万株、KDDIが10万株、
三菱UFJが6万株だった。
 一方、主な売越銘柄はみずほFGが45万株、JXが38万株、JVCケンウ3万株だった。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/29(水) 14:02:46.55 ID:Q7JYA7+E.net
株、午後も堅調に推移か・永田氏 英EU離脱の不透明感は重荷に
2016/06/29 11:58 日経速報ニュース 387文字
 永田尋嗣・みずほ証券ストラテジスト 午後の東京株式市場で日経平均株価は堅調に推移しそうだ。1万5600円程度まで
上昇すると予想する。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて24日に日経平均株価は急落したが、日本経済への影響を考
えれば、やや過剰反応だったとみている。政府による為替介入や日銀の追加金融緩和など政策期待の高まりから、円相場は
前日に比べてやや円安・ドル高に振れている。投資指標面でみても日経平均の割安感は強まっており、午後も前日までに大
きく下げた主力の輸出関連株を中心に買い戻す動きが広がるだろう。
 一方、英EU離脱問題の先行きは依然として不透明で、投資家心理は完全に回復したとは言い切れない。加えて、米国の
早期利上げ観測が一段と後退し、当面は円安が急速に進むとは考えにくい。そのため、積極的に上値を追う展開にはならない
とみる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 02:50:12.83 ID:tvGspW45.net
円高に「守り」色濃く 日用品・食品株など上げ(スクランブル)
2016/06/30 02:00 日経速報ニュース 1110文字
 29日の日経平均株価は3日続伸した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて急落した金融、輸出関連株が買い戻され、
内需株は利益確定売りが先行した。ただDCMホールディングスなど内需株の一角は年初来高値を更新。「円高」を味方に
できそうな銘柄が投資マネーを引き寄せている。世界の市場でも安定成長が見込める食品や日用品株は選好されており、
投資家の守りの姿勢を色濃く映し出している。
 29日、早朝の大和証券のトレーディングルーム。トレーダーを前に石黒英之シニアストラテジストは切り出した。「きょうは
輸出株が買われるだろう。だが、押し目買いのチャンスを狙いたいのは内需株だ」
 ホームセンター大手、DCMの株価は年初来高値を更新。終値は11%高と東証1部の値上がり率8位に入った。前日発表
した2016年3〜5月期の増益決算を手掛かりに円高で建材などの輸入コストが下がるとの見方が追い風となった。
 高値更新銘柄には、雪印メグミルクや亀田製菓など安定した利益成長を期待でき、円高による調達コスト低下が採算改善
につながりそうな企業が名を連ねた。英国民投票によるEU離脱決定のショックからひとまず落ち着きを取り戻したかに見える
が、投資家は警戒を解いていない。
 投資資金の退避先として関心が高まっているのが、食品や日用品メーカー、輸入材を多く扱う専門店などの内需株だ。
 例えば冷食大手のニチレイや明治ホールディングスの今期の想定為替レートは1ドル=118〜120円前後。1円の円高で3億
〜4億円の利益押し上げ効果が見込める。ほとんどの企業では今より円安の水準で為替予約をしているもようだが、靴専門店
のABCマートは予約をしていないといい、「秋冬物の仕入れに向けて円高メリットが早めに出てくるかもしれない」(同社)。
 為替や海外景気に左右されにくい内需株が選好されているのは日本株市場だけではない。楽天証券経済研究所の窪田真之
チーフ・ストラテジストは「輸出や投資の環境は厳しく、消費関連に頼るのは世界のトレンド」と話す。日用品大手の米ジョンソン
・エンド・ジョンソンや仏ロレアルなどの株価は、3月末比で市場平均を大きく上回る。
 消費関連銘柄の多くは安定した配当も魅力だ。日本たばこ産業(JT)は16年12月期から年間配当を円ベースの利益ではなく
海外の現地通貨ベースの利益の伸びに合わせる方針。予想配当利回りは3%で「為替による減配リスクが小さい」(アバディーン
投信投資顧問の窪田慶太インベストメント・マネジャー)という期待が株価を支えている。
 当面、不確実な市場環境と向き合わなければならない投資家の資金が途切れることはなさそうだ。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 06:10:08.27 ID:uXXPGOwb.net
日本株ADR29日 ほぼ全面高 ソニー高い、オリックスも上昇
2016/06/30 05:45 日経速報ニュース 147文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】29日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高だった。
同日の日米株式相場が大幅高となったのを受け、日本株のADRにも買いが優勢だった。東京市場で大きく
上げたソニーが高い。オリックスや野村、三菱UFJも上昇した。トヨタや、NTTドコモ、NTTも高い。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 10:13:09.89 ID:QdTrUdvU.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG211万株の買い越し
2016/06/30 08:58 日経速報ニュース 135文字
 30日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG211万株、神戸鋼115万株、
東芝79万株、三菱UFJ63万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は日産自14万株、アステラス9万株、不動テトラ7万株などだった。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 12:33:09.08 ID:hh7SlzAS.net
主な成り行き注文(東証・後場)神戸鋼44万株の買い越し
2016/06/30 12:28 日経速報ニュース 111文字
 30日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄は神戸鋼44万株、川重43万株、シャープ40万株、
みずほFG40万株などだった。
 一方、売越銘柄は目立ったものはなかった。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 13:39:48.45 ID:hh7SlzAS.net
株、そろり買いに動き出していた投資家 継続性には疑心暗鬼
2016/06/30 13:05 日経速報ニュース 1161文字
 30日午前の東京市場で日経平均株価は4日続伸した。英国の欧州連合(EU)離脱に伴う投資家の不安心理が世界的に後退。
30日の東京市場では自動車や銀行株に買い戻しが続いた。投資家の動きを追うと、離脱が決まった24日以降にそろり買いに動き
出していた様子が浮かび上がる。下落局面で動き出して買い向かった投資家が報われるかどうか、追随しなかった投資家ほど先行
きが気に掛かる。

■急落の日に動き出していた国内勢
 外資系証券のセールストレーダーは「24日の午後から国内の機関投資家が買いに動いてきた」と打ち明ける。反応があったのは
BBCが国民投票の開票結果で離脱支持が優勢と伝えてからだという。この日は日経平均の下げ幅が1286円と、2000年4月以来
およそ16年ぶりの大きさとなっていた。

 なぜか。多くの投資家は離脱が決まるまでは現金比率を高め様子見を決め込んでいた。このトレーダーは「英国の離脱が決定的
になり、最大の懸念材料がひとつ消化されたとして買い持ち高を増やせたのではないか」と推測する。

 投資家の心理は日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)にみて取れる。VIは今後の値動きの大きさを予測するモノサシ。24日
午後に一時43.62まで急伸した。週が明けると、急速に水準を切り下げ、30日には約3週間ぶりの水準まで低下する場面もあり、
投資家の不安心理が一旦は落ち着いた様子がわかる。

■6月末15勝5敗という経験則
 もっとも、市場では「今後の展開については予断を許さない」(日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジスト」との声も
ある。直近の株式相場の上昇について清水氏は「お化粧買い」が入った面があるのではないかといぶかしがる。

 1995年から2015年まで過去20年間の6月末の日経平均の騰落を調べると上昇が15回、下落は5回だ。6月末は欧米の投資家
の半期末にあたるため、運用成績を意識した買いが入るとの経験則(アノマリー)が意識されやすい。実際に「お化粧買い」が入った
としても、この場合の上昇はあくまで一過性の現象にすぎない。

■7〜9月の相場展開 値幅2500円予想も
 目下の株式相場の環境についてシティグループ証券の飯塚尚己日本株チーフストラテジストは、「英国のEU離脱による悪影響を
完全に織り込んではいない」とも指摘する。これまで外国為替市場で多くの通貨に対して円高が進んだ状況は織り込んだという。
飯塚氏は中長期的には英国や欧州の景気後退が意識されるとし、7〜9月期までの日経平均は1万4000円を下値に1万6500円
までの広い範囲での推移を見込む。

 27日から日本や欧米の株式相場は戻りを試している。この動きが続くかどうか市場参加者の間では疑心暗鬼が絶えない。
〔日経QUICKニュース(NQN) 中山桂一〕

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 14:28:55.36 ID:hh7SlzAS.net
4〜6月期の社債(1)主幹事引受額、みずほが最多 SMBC日興が続く
2016/06/30 14:11 日経速報ニュース 1530文字
 4〜6月期に発行された国内普通社債(証券化商品除く)について、QUICKが主幹事の引受額(共同主幹事は等分)を
集計したところ、みずほ証券が4916億円で最も多かった。SMBC日興証券が3982億円、三菱UFJモルガン・スタンレー
証券が3293億円で続いた。みずほ証券は事務主幹事ベースの引受額でも首位だった。
 みずほ証券は、1550億円を発行したみずほフィナンシャルグループ(8411)の個人向け劣後債や、サントリーホールディン
グスの2本立て社債などの主幹事を務めた。みずほ証券は「利回りを確保したい投資家の動向を発行体にいち早く伝え、
起債につなげた」(デットシンジケーション部)と話す。発行体に年限の長期化を働きかけたり、電力債などスプレッド(利回り
の上乗せ幅)の大きい社債の積極的な発行を促したりしたことが引受額の増加につながった。
 4〜6月期の社債発行額は1兆9883億円で、前年同期の1兆8295億円から9%増えた。長期国債利回りがマイナスとなる
低金利のなか過去最低利回りでの起債が相次ぎ、年限を長期化する動きも出た。

▽4〜6月期の主幹事引受額
◎共同主幹事等分ベース
順位  証券会社           引受額 シェア   件数
                   (億円) (%)
1(5) みずほ証            4916 24.7(15.3)  72
2(3) SMBC日興          3982 20.0(18.1)  57
3(1) 三菱UFJモルガン・スタンレー      3293 16.6(25.3)  68
4(2) 野村              3178 16.0(19.0)  59
5(4) 大和              3002 15.1(17.9)  51
6(9) しんきん証            429  2.2( 0.6)  9
7(8) 東海東京             324  1.6( 0.9)  8
8(7) シティグループ          313  1.6( 0.9)  3
9(11) ゴールドマン・サックス      173  0.9( 0.2)  4
10(―) SBI              105  0.5( ― )  2
11(12) BNPパリバ           67  0.3( 0.1)  1
12(6) メリルリンチ日本         33  0.2( 1.1)  1
13(―) あおぞら証            33  0.2( ― )  2
14(14) 新生証              17  0.1( 0.1)  1
―   主幹事なし            20  0.1( 0.1)  2

◎事務主幹事ベース
順位  証券会社           引受額 シェア   件数
                   (億円) (%)
1(5) みずほ証            4980 25.0(12.8)  24
2(2) 三菱UFJモルガン・スタンレー      4858 24.4(23.8)  30
3(1) 野村              3650 18.4(30.3)  20
4(3) 大和              3265 16.4(18.2)  22
5(4) SMBC日興          3110 15.6(14.8)  19
―   主幹事なし            20  0.1( 0.1)  2
※カッコ内は2015年4〜6月期。シェアは小数第2位を四捨五入。四捨五入の関係で0.0%になる場合がある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕=(2)に続く

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 14:30:23.87 ID:hh7SlzAS.net
4〜6月期の社債(2)長期債発行増える、企業別ではみずほFG
2016/06/30 14:11 日経速報ニュース 2354文字
 2016年4〜6月期の公募普通社債の年限別の発行額をみると、期間が「4年以上7年未満」の中期社債の割合が
低下する一方、「7年以上15年未満」の長期債の割合が上昇して発行額ベースで全体の半分近くを占めた。企業別の
発行額では、個人投資家向けの劣後債を1550億円発行したみずほフィナンシャルグループ(8411)が最も多かった。
 格付けと年限別の分布と、業種別・企業別の発行額の上位一覧は以下の通り。

▽格付け別・年限別の分布
◎2016年4〜6月期
      4年未満 4年以上 7年以上 15年以上 合計
           7年未満 15年未満
トリプルA格 ― 4.0 1.8 1.0 6.8
ダブルA格 5.3 6.3 13.6 9.2 34.4
シングルA格 3.5 11.9 31.4 7.0 53.9
トリプルB格 0.8 3.1 0.5 0.5 4.8
格付けなし 0.1 ― ― ― 0.1
合計 9.7 25.3 47.3 17.8 100.0

◎2015年4〜6月期
      4年未満 4年以上 7年以上 15年以上 合計
           7年未満 15年未満
トリプルA格 ― 6.0 1.4 0.8 8.2
ダブルA格 4.4 10.1 12.0 3.8 30.3
シングルA格 3.3 17.9 24.2 14.6 60.0
トリプルB格 ― 1.4 ― ― 1.4
格付けなし 0.1 ― ― ― 0.1
合計 7.8 35.4 37.5 19.3 100.0
※単位は%。複数の格付けを取得した銘柄は最も高い格付けで集計。「合計」は四捨五入の関係で各行・各列の総和に
ならない場合がある。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 14:30:38.29 ID:hh7SlzAS.net
▽業種別の発行額
◎2016年4〜6月期
順位  業種      発行額:億円 全体に占める比率:%
1(7) 電気・ガス業  4000(1000)   20.1( 5.5)
2(1) 銀行業     3530(2600)   17.8(14.2)
3(2) その他金融業  2600(2550)   13.1(13.9)
4(17) 輸送用機器   1850( 200)    9.3( 1.1)
5(5) サービス業   1548(1350)    7.8( 7.4)
6(10) 不動産業    1250( 750)    6.3( 4.1)
 (7) 陸運業     1250(1000)    6.3( 5.5)
8(9) 証券商品先物   730( 770)    3.7( 4.2)
9(11) 化学       600( 700)    3.0( 3.8)
10(12) 食料品      500( 650)    2.5( 3.6)
 (6) 情報・通信業   500(1300)    2.5( 7.1)
 (14) 建設業      500( 300)    2.5( 1.6)
※カッコ内は2015年4〜6月期の実績

▽企業別の発行額
◎2016年4〜6月期
順位 企業名(証券コード)          発行額:億円
1  みずほフィナンシャルグループ(8411)    1550
2  三井住友フィナンシャルグループ(8316)   1500
3  日産自動車(7201)             1250
4  九州電力(9508)               700
   東日本高速道路               700
6  トヨタ自動車(7203)             600
   トヨタファイナンス             600
   関西電力(9503)               600
   北海道電力(9509)              600
10  大和証券グループ本社(8601)         500
   ソフトバンクグループ(9984)         500
   東京センチュリーリース(8439)        500
   サントリーホールディングス         500
   三菱UFJリース              500

◎2015年4〜6月期
順位 企業名(証券コード)          発行額:億円
1  三菱商事(8058)              2000
2  セブン&アイ・ホールディングス(3382)   1200
3  ソフトバンク(9984)            1000
4  三井住友フィナンシャルグループ(8316)    950
5  三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)  650
6  中日本高速道路               600
7  野村ホールディングス(8604)         550
8  神戸製鋼所(5406)              500
   みずほフィナンシャルグループ(8411)     500
   トヨタファイナンス             500
   東日本高速道路               500
〔日経QUICKニュース(NQN)〕=おわり

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/30(木) 15:51:54.85 ID:fIY3JVww.net
中国企業に800億円融資、三菱UFJ銀、邦銀で最大、水力発電、ブラジル事業に。
2016/06/30 日本経済新聞 夕刊 1ページ 1095文字 書誌情報
 【上海=張勇祥】三菱東京UFJ銀行は中国の国有企業、中国長江三峡集団に8億ドル(約820億円)を融資する。邦銀の中国
企業に対する1回の貸し出しでは最大になる。三峡集団は資金をブラジルにおける水力発電所の経営権取得に充てる。景気減速
を受け邦銀の中国向け融資は伸び悩むが、中国企業の海外進出に伴う資金需要を起爆剤にしたい考えだ。
 三峡集団は2015年11月、ブラジル政府が保有する水力発電所の経営権や設備を総額138億レアル(約4400億円)で取得
する方針を明らかにした。三菱東京UFJ銀の融資で買収手続きが一歩前進する。融資期間は3年で、6月中に貸し出す。中国国
内は融資規制が厳しいこともあり、米国の拠点などを通じて融資を実行する。
 中国企業向けの大型与信では、みずほ銀行が日産自動車の中国合弁である東風汽車に35億元(約540億円)の融資枠を設定
した例がある。
 三峡集団は中国政府が直轄する「中央企業」と呼ばれる企業の一社。水力発電会社としての規模は世界で最も大きく、長江中流
に位置する三峡ダムを運営する。中国が14年末に創設したシルクロード基金によるパキスタンの水力発電事業に参画するなど、国
策会社の色彩が強い。
 同社は15年にもネパールで大型水力発電所を建設することを決めている。今回のブラジル進出も「走出去」と呼ばれる海外進出策
の一つに位置づけられている。
 中国はインフラ輸出に力を入れるが、受注を優先するあまり事業計画の詰めが甘くトラブルが頻発している。米西部の高速鉄道事
業では合弁の解消に追い込まれたほか、タイでは長距離鉄道の計画縮小を迫られた。中国側のずさんな対応に批判も高まっている。
 ただ、今回の融資は発電所の経営権などの取得が目的だ。安定した収益も見込めるため、三菱東京UFJ銀はリスクが限定的と
判断したもようだ。他の銀行の保証を得ることで与信リスクを抑える。
 三菱東京UFJ銀には今回の大型案件を中国事業のてこ入れに生かしたい考えだ。中国は16年1〜3月期の実質経済成長率が
6・7%と7年ぶりの低水準にとどまった。4月以降も輸出や民間投資の低迷が続き、明確な底入れにはいたっていない。主要顧客
である日系企業が設備投資に徐々に慎重になるなか、邦銀の中国向け融資は減速が目立つ。
 3月末の中国向け融資残高は三菱東京UFJ銀や三井住友銀行が前年同月を下回り、みずほ銀も伸びが鈍化した。各行とも融資
先の信用力を重視しており、景気減速下では新規開拓が思うように進まない面がある。大手国有企業の海外でのM&A(合併・買
収)などに参画し、融資を伸ばそうとする動きが活発になっている。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/01(金) 03:18:48.83 ID:c4ztjtIM.net
野村株、強気の勝算 米ファンド「リーマンと違う」 スクランブル
2016/07/01 02:00 日経速報ニュース 1140文字
 株価が割安な時に買い集め、長期で高いリターンを狙う「逆張り投資家」。英国の欧州連合(EU)離脱で様子見姿勢を決め込む
多数派を横目に、国際株ファンドで3兆円を動かす運用会社がそろり動き出した。米ハリス・アソシエイツ。中でも強気なのが、野村
ホールディングス(HD)株だ。その勝算は――。
 「野村は売られすぎだよ」。ハリスのデービッド・ヘロー最高投資責任者は自信を見せる。世界中を飛び回り、自ら企業を徹底調査
するのが持ち味。過去に米調査会社から「最高のファンドマネジャー」に選ばれた著名投資家だ。日本株の注目銘柄を聞くと即答した。
「一気に買いあさる局面ではないが、極端に割安になった株を徐々に増やす」
 ヘロー氏の運用は通説の割安株投資よりも「逆張り色」が強い。スイスの資源商社グレンコア、欧州金融大手のクレディ・スイスに
BNPパリバ――。3兆円ファンドの組み入れ上位には、業績が景気で大きく振れるとして敬遠されがちな銘柄がずらりと並ぶ。日本株
の持ち高では野村が8.5億ドル(約875億円)でトップ。ホンダ、トヨタ自動車などが続く。
 多くの投資家は英国ショック以降、こうした銘柄に手が出なくなっている。野村は28日に約3年半ぶりに安値に沈んだ。30日は続伸
したが、英国ショックで下げた分の2割しか戻していない。約5割を埋め合わせた日経平均株価に比べ、出遅れ感は際立つ。
 自動車株の相対PBR(株価純資産倍率)は、リーマン・ショック後の2009年1月以来の低さだ。
 ヘロー氏の見方は異なる。「英国のEU離脱問題とリーマン・ショックと比較するのはナンセンス。世界経済は3%成長を維持できる」と
主張する。金融機関の資本増強が進み、金融システム不安や株式市場の「底割れ」は起きないとみている。愚直に割安株投資を貫き
、1998年ごろのアジア通貨危機、08年のリーマン・ショックなどを乗り切ってきた自信こそが強気の支えだ。
 米マフューズ、英シルチェスター――。29〜30日に提出された大量保有報告書を見ると、複数の海外投資家が24日の株価急落直後
、いち早く日本株買いに動いた様子が浮き彫りになる。
 「リーマン当時とは状況が異なる」との声は、国内勢からも出始めた。DIAMアセットマネジメントの岩間恒上席ポートフォリオマネジャ
ーは「リーマン当時の教訓で各国・地域がより迅速に政策協調に動くようになっている」という。
 それでも「7月に企業業績の下方修正が相次げば、日本株の先行きは楽観できない」(ゴールドマン・サックス証券のジョン・ジョイス
・グローバルエクイティ営業部長)との見方がなお支配的だ。英国ショックをきっかけに逆張り投資に動くかどうか、その判断で投資家の
優勝劣敗が分かれそうだ。(宮本岳則)

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/01(金) 09:12:53.73 ID:KGRrPJCC.net
主な成り行き注文(東証・前場)日本郵政が96万株の買い越し
2016/07/01 09:07 日経速報ニュース 153文字
 1日前場寄り付き前の東証1部の成り行き注文で主な買越銘柄は日本郵政96万株、リコーが37万株、
三菱UFJ34万株、トヨタ21万株、野村20万株などだった。
 一方、売越銘柄はみずほFG96万株、三井物が11万株、JXが8万株、ブリヂストンとアステラスが5万株などだった。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/01(金) 14:05:09.61 ID:PFcuB3do.net
主な成り行き注文(東証・後場)みずほFG45万株の買い越し
2016/07/01 12:32 日経速報ニュース 142文字
 1日後場寄り付き前の東証1部の成り行き注文で主な買越銘柄はみずほFGが45万株、神戸鋼が26万株、
野村と三菱UFJが8万株、ホンダが4万株などだった。
 一方、売越銘柄はアイフルが4万株、WSCOPEとキヤノン、ニプロ、山善がそれぞれ1万株だった。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/02(土) 02:15:02.06 ID:btE7ihRO.net
デフレ銘柄に資金逃避 内外でインフレ期待後退(スクランブル)
2016/07/02 02:00 日経速報ニュース 1177文字
 デフレに強い銘柄に投資マネーが集まっている。1日の株式市場でニトリホールディングスが上場来高値を更新し、100円ショップの
ワッツは年初来高値を付けた。消費者物価の下落が示すように、デフレ色が一段と強まっているためだ。円相場の先行きが不透明な
中、円高リスクを警戒して主力株を避ける動きも背景にある。
 ニトリHDには朝方から買い注文が殺到し、株価は一時10%高を付けた。前日発表の3〜5月期決算は3割の営業増益。通期の会
社計画に対する進捗率は高く、上方修正への期待が高まった。消費全般が低調な中でも業績を伸ばす秘訣は独自の価格戦略にある。
 「値上げはしない」。前日の決算会見でニトリHDの似鳥昭雄会長は強調した。冷やっとした肌触りの寝具は同社のヒット商品だが、
今年は製法や原材料を見直してさらに冷涼感を高めた。品質を上げつつ価格は据え置く。同社の成功の方程式は、価格に敏感な消
費者をひき付ける。
 この日は100円ショップのセリアや回転ずしのくらコーポレーションも高く、ともに年初来高値を付けた。朝方発表の5月の全国消費
者物価指数(生鮮食品除く)は前年同月より0.4%下がり、下落幅は2013年4月以来の大きさだった。
 日経平均と消費者物価の増減率の動きは重なる。物価が下がる過程では売り上げが伸びず、株価の上昇も期待しにくい。それな
らばと、「デフレでも着実に売上高と利益を伸ばす銘柄が改めて注目された」(ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏)。
 円高リスクへの警戒が広がるのもデフレ関連銘柄の物色を後押しする。ゴールドマン・サックス証券は円高による収益の下振れ
を主因に、今後3〜6カ月間の日経平均の目標水準を1万4375〜1万5000円に引き下げた。トヨタ自動車のPBR(株価純資産倍
率)は「解散価値」の1倍を下回ったままだ。
 6月の日銀短観では、大企業製造業の事業計画の想定為替レートは1ドル=111円だった。実勢との乖離(かいり)は大きい。
円高リスクにさらされる銘柄を避ける一方、デフレ抵抗力のある銘柄に資金を移す動きが徐々に広がる。
 デフレ銘柄が注目されるのは日本に限らない。米国では1ドルショップのダラー・ツリーや「エブリデー・ロープライス」を標榜する
ウォルマートの株価上昇率が昨年末比でダウ工業株30種平均を上回る。失業率の低い米国の雇用環境は良好とされるが、
中低所得者層の賃金は伸び悩む。「消費者が節約志向を強めている」(大和証券の壁谷洋和氏)構図は日本と重なる。
 欧州でも消費者物価が伸び悩んでおり、デフレの波が押し寄せている。世界全体の成長力が鈍化する中で物価には下げ圧力
が働く。金融政策頼みの脱デフレは限界が見え始め、インフレ期待はしぼんでいる。デフレ関連銘柄への関心の高さは一過性に
とどまらず、中長期的な流れになるかもしれない。(湯浅兼輔)

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/02(土) 02:25:22.96 ID:btE7ihRO.net
野村、円相場の見通しを円高方向に大幅修正 9月末は100円予想
2016/07/02 01:21 日経速報ニュース 554文字
【NQNニューヨーク】野村証券は1日付で、円相場の見通しを円高・ドル安方向に大幅に見直した。英国の欧州連合(EU)離脱決定
が短期的に円高・ドル安圧力になるとして、9月末の予想水準を1ドル=100円と従来の120円から修正した。
 100円近辺の円高水準では日本政府による円売り介入は難しいとも指摘した。日銀が7月28〜29日の金融政策決定会合で追加
の金融緩和を決める可能性が高いとみる一方、市場の期待がすでに高いため円安効果は限られるとの見方を示した。
 もっとも、英EU離脱が世界的な景気後退につながる可能性は低いといい、中期的には円相場は徐々に水準を切り下げるとみて
いる。2016年末時点の予想水準は104円、17年末は112円とした。
 欧州政治に対する警戒感が「安全資産」としてのユーロの地位を弱めたとして、対ユーロでも円高方向に予想を変更した。

◎対ドル(1ドル=)
    16年9月末 16年12月末 17年12月末
今回    100円    104円    112円
従来    120円    122円    125円

◎対ユーロ(1ユーロ=)
    16年9月末 16年12月末 17年12月末
今回    107円    109円    115円
従来    128円    128円    129円

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/02(土) 06:57:39.44 ID:lKXCtdM5.net
三菱UFJ・三井住友、振り込み決済24時間OK、まず自行内で。
2016/07/02 日本経済新聞 朝刊
 三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は来年2月にも、平日・週末を問わず顧客の振り込み手続きが24時間、即時決済できるように
する。まず自行内の口座間で対応し、2018年後半には異なる銀行間にも広げる。「夜間・休日の振り込みは翌日決済」という常識が
崩れ、電子商取引や企業間決済の利便性が高まる。
 三菱UFJは本支店間の取引について、来年2月から個人と法人の口座で24時間、365日即時決済できるようにする。ネットバンキ
ングやコンビニATMの24時間振り込みも可能にする。
 三井住友銀行は来年2月にもATMと個人向けネットバンキングで対応する。現行はATM取引で即時決済できるのは午後3時まで。
それ以降も受け付けは可能だが翌日に回されている。みずほ銀行も24時間決済導入に向け準備を進めている。
 地方銀行でも取り組みが広がる。長野県が地盤の八十二銀行は今月19日から自行の支店間でATMでの即時振り込みを午後3時
から午後11時まで延長する。土日や祝日でも振り込み可能にする。
 18年後半には地銀を含む銀行全体の8割にあたる112行が、違う銀行どうしでも即時決済の時間を延長する方針だ。
 インターネットなどを使った商取引が普及していることが背景にある。深夜や週末でも即座に出入金するシステム環境が整えば電子
商取引の裾野が広がる可能性がある。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/02(土) 07:10:22.24 ID:lKXCtdM5.net
日本株ADR1日、売り優勢 京セラとキヤノン、ホンダが安い
2016/07/02 05:56 日経速報ニュース 190文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】1日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の日米株式相場はともに上昇したが、日本株ADRへの影響は限られた。京セラが1%超下げたほか、
キヤノン、オリックス、三井住友FGなどが下落した。トヨタとホンダも安い。同日発表した6月の米新車販売
台数がそれぞれ市場予想を下回った。一方、野村が2%超上げ、NTTドコモも高く終えた。

シカゴ日本株先物概況・1日
2016/07/02 06:07 日経速報ニュース 242文字
【シカゴ支局】1日の日経平均先物は下落した。9月物終値は前日比180円安の1万5560円だった。1日の
大阪取引所の終値を110円下回った。
 英国の欧州連合(EU)離脱に伴う世界景気の先行き警戒感を背景に円が買われ、相場を下押した。1日
の米株は4日続伸し、午前中には日経平均先物がやや持ち直す場面もあった。今週末の3連休を控え、
持ち高調整の動きも強まった。
 9月物高値は1万5740円、安値は1万5525円だった。
 推定売買高は4万1929枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)だった。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/03(日) 06:20:43.24 ID:3b9POc7k.net
長期金利、世界で低下鮮明、日米欧、市場、追加緩和に期待。
2016/07/03 日本経済新聞 朝刊 4ページ 940文字 書誌情報
 日米欧の長期金利の低下(国債価格の上昇)が一段と鮮明になってきた。英国の欧州連合(EU)離脱決定で世界的に経済成長
が抑制されるとの懸念から、安全資産の国債に投資マネーが流れ込んだ。日米欧の長期金利は1日、軒並み過去最低水準に低下。
市場の動揺は一巡しつつあるが、各国中銀が緩和的な政策を強めるとの見方が広がっている。
 1日の国内債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは前日比0・030%低い(価格は高い)マイナス0・260
%に低下し、過去最低を更新した。英国も0・882%、ドイツもマイナス0・126%。いずれも過去最低に近い水準にある。
 日欧で金利低下の勢いが強まり、相対的に利回り水準の高い米国債にも買いが広がった。米国の長期金利は1日に一時1・378
%まで低下し、2012年7月に付けたこれまでの最低金利の1・379%を下回った。4年ぶりの最低更新だ。
 こうした世界的な金利低下は、投資家が短期的なリスク回避に動いただけでなく、「長期の世界経済の低迷の兆しをかぎ取り始め
た」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の石井純氏)ことを映している。このため市場には「世界規模での金融緩和への期待がある」
(JPモルガンのジェイ・バリー氏)という。
 米国の年内利上げは難しいと見る向きが多い。米シカゴ・マーカンタイル取引所が算出し、政策金利の市場予想を示す「Fedウオ
ッチ」によると、利上げの確率は11月までゼロ。12月利上げも14%だ。米経済にとって金利低下は住宅投資や消費を支える効果
が見込めるが、一方で米国債を多く持つ米年金の運用収益が悪化する面もある。
 格付け会社フィッチ・レーティングスは世界でマイナス金利で取引されている国債が6月27日時点で11兆7000億ドル(1200兆
円)に及ぶとする。日本、ドイツ、フランスの増加が目立ち、英離脱決定前の5月末から1割強増えた。
 日本では日銀が今月の金融政策決定会合で、一段の追加緩和に踏み切るとの見方が強まっている。「プラス圏の利回りを持つ
国債がどんどん消失するとの焦りから、投資家が買いを急いでいる面もある」(国内証券)(ニューヨーク=大塚節雄、浜美佐)

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/03(日) 06:23:21.45 ID:3b9POc7k.net
英「EU離脱」の衝撃波―他国の不始末、被る日本(けいざい解読)
2016/07/03 日本経済新聞 朝刊 4ページ 1182文字 書誌情報
 英国の欧州連合(EU)離脱で全世界の市場に激震が走った。2008年のリーマン・ショックの再来か。身構えた人もいるだろう。
2つのショックを比べてみよう。
 リーマン・ショックは、大手投資銀行の破綻を引き金にした米国発の金融危機連鎖である。世界中の需要が蒸発し、日本経済は
苦境に陥った。為替市場で円高が進行したことも、日本企業には泣きっ面に蜂だった。
 今回の引き金は英国の国民投票という政治イベント。リーマン破綻後の教訓から、日米欧の中央銀行はドル資金を潤沢に供給
する体制を整えた。イタリアの銀行などに問題は残るが、大手の金融機関が破綻の懸念に直面するわけではない。
 英国のEUからの離脱には時間を要するので、その間は企業活動に不透明感が強まる。ただし、主要国が軒並みマイナス成長と
なる事態が再現されるとは思えない。
 今回、懸念されるとすれば、為替市場の円高リスクだろう。英国の国民投票をにらみ、6月24日の東京市場で円は1ドル=100
円を突破し、99円ちょうどまで急騰した。絵に描いたような「無秩序」な値動きといいたいところだ。
 「無秩序な乱高下への介入は容認される」。主要7カ国(G7)や20カ国(G20)の合意からしても、政府・日銀が円売り介入に踏み
切れる市場環境と思える。ところがこの局面の介入はゼロ。
 ルー米財務長官は、日本の円売り介入にいい顔をしない。その“にらみ”が効いているようだ。米国は自由な市場への介入を嫌う。
そんな建前論を別にすれば、悩ましい問題がいくつかある。
 ひとつは欧州の混乱を引き金に、逃避通貨としてドルも買われていることだ。日本が介入すれば、ドルの実効相場を一段と押し上
げかねない。
 もう一つ見逃せないのは中国の変調だ。9月にリーマンが破綻した08年は、夏場から中国は人民元相場をドルに連動させた。
ところが今回は英国の国民投票後も、人民元の対ドル相場の一段安を容認。対ドルで5年半ぶりの元安となった。
 しかも今の中国は、リーマン破綻後に4兆元の経済対策で世界の需要を引っ張ったような役割を、キッパリと否定している。自ら
の構造調整の過程では成長鈍化も甘受する、との姿勢を習近平政権は鮮明にしている。
 中国は世界経済のけん引役を放棄した。それだけならまだしも、経済運営が手詰まりになった際に、通貨安競争に加わりかねない。
米通貨当局はそんな胸騒ぎを覚えている。折しも英ポンドは対ドルで31年ぶりの安値に沈み、連れてユーロも大幅安になっている。
 「米国が日本の介入をけん制しているのは、中国が通貨安に打って出る口実を与えたくないからですよ」。日本の通貨当局はそう
解説する。
 それはそれで一理あるにせよ、英国の指導者と国民の不始末のとばっちりを、関係のない日本がなぜ被らされるのか。ショックは
いつも別の顔を持ってやって来る。
(編集委員 滝田洋一)

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/04(月) 06:20:03.05 ID:KXU/XDGi.net
人民元決済網、みずほが接続、7月にも。
2016/07/04 日本経済新聞 朝刊 9ページ 276文字 書誌情報
 みずほ銀行は7月にも中国が導入を進める国際的な人民元決済システムに接続する。中国経済は減速傾向にあるが、
元建ての貿易決済の重要性は年々増している。みずほは元決済の効率性を高め、グローバル企業との取引を増やす考えだ。
 みずほが参加するのは中国の「クロスボーダー人民元決済システム(CIPS)」と呼ばれる決済システム。中国人民銀行が
2015年10月に運用を始めた。
 海外の金融機関がシステムに接続することで、これまで手作業だった元決済が自動処理になり、手間やコストが減る。
邦銀では三菱東京UFJ銀が近くこの決済システムに接続することが明らかになっている。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/04(月) 09:08:05.84 ID:ZCIiBXpR.net
主な成り行き注文(東証・前場)日産自14万株の買い越し
2016/07/04 09:03 日経速報ニュース 121文字
 4日の東証1部の取引開始前の成り行き注文で、主な買越銘柄は日産自14万株、ヤフー14万株、神戸鋼89万株などだった。
 一方、主な売越銘柄はブイキューブ32万株、野村21万株、三菱UFJ14万株などだった。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/04(月) 10:11:08.60 ID:ZCIiBXpR.net
02/05 8306 三菱UFJFG シティG 1 → 3格下げ 935円 → 490円
02/26 8306 三菱UFJFG CS OP継続 890円→700円
02/26 8306 三菱UFJFG UBS Neutral→Buy格上げ 870円→665円
03/04 8306 三菱UFJFG BNPパリバ BUY→HOLD格下げ 1000円→520円
04/21 8306 三菱UFJFG GS 買い継続 720円 → 700円
04/27 8306 三菱UFJFG みずほ 新規中立 635円
06/08 8306 三菱UFJFG ドイツ Buy継続 730円 → 745円
06/22 8306 三菱UFJFG 野村 Buy継続 1100円 → 1000円
06/23 8306 三菱UFJFG SMBC日興 1継続 665円→695円
07/04 8306 三菱UFJFG 大和 3継続 630円→520円


02/05 8316 三井住友FG シティG 2 → 3格下げ 4900円 → 3200円
02/09 8316 三井住友FG ドイツ Buy継続 6890円 → 4610円
02/26 8316 三井住友FG CS OP継続 5700円→4100円
02/26 8316 三井住友FG UBS Buy継続 5685円→4285円
03/04 8316 三井住友FG BNPパリパ BUY→HOLD格下げ 5700円→3300円
03/31 8316 三井住友FG モルガンS Over継続 5700→5100円
04/06 8316 三井住友FG 三菱UFJMS Overweight→Neutral格下げ 5900円→4700円
04/21 8316 三井住友FG GS 買い継続 5690円 → 5260円
04/27 8316 三井住友FG みずほ 新規中立 4100円
05/26 8316 三井住友FG マッコーリー OP → Neutral格下げ 3600円
06/08 8316 三井住友FG ドイツ Buy継続 4610円 → 4700円
07/04 8316 三井住友FG 大和 3継続 3800円→3300円


02/25 8411 みずほFG UBS Neutral→Buy格上げ 260円→200円
02/25 8411 みずほFG CS Neutral継続 230円→170円
03/03 8411 みずほFG BNPパリバ Buy→Reduce格下げ 300円→150円
03/30 8411 みずほFG モルガンS Overweight継続 300円→250円
04/05 8411 みずほFG 三菱UFJMS Neutral継続 270円→220円
04/15 8411 みずほFG 東海東京 Neutral継続 156円
04/19 8411 みずほFG シティG 3継続 170円→130円
04/20 8411 みずほFG GS 買い継続 250円→240円
06/08 8411 みずほFG ドイツ Hold継続 210円 → 195円
06/23 8411 みずほFG SMBC日興 2継続 190円→195円
06/28 8411 みずほFG 野村 Buy継続 360円→300円
07/04 8411 みずほFG 大和 3継続 190円→170円

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/04(月) 10:14:30.06 ID:ZCIiBXpR.net
02/05 8316 三井住友FG シティG 2 → 3格下げ 4900円 → 3200円
02/26 8316 三井住友FG CS OP継続 5700円→4100円
02/26 8316 三井住友FG UBS Buy継続 5685円→4285円
03/04 8316 三井住友FG BNPパリパ BUY→HOLD格下げ 5700円→3300円
03/31 8316 三井住友FG モルガンS Over継続 5700→5100円
04/06 8316 三井住友FG 三菱UFJMS Overweight→Neutral格下げ 5900円→4700円
04/21 8316 三井住友FG GS 買い継続 5690円 → 5260円
04/27 8316 三井住友FG みずほ 新規中立 4100円
05/26 8316 三井住友FG マッコーリー OP → Neutral格下げ 3600円
06/08 8316 三井住友FG ドイツ Buy継続 4610円 → 4700円
07/04 8316 三井住友FG 大和 3継続 3800円→3300円

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/04(月) 11:23:03.48 ID:QfpDLSzZ.net
日銀の金融緩和策、4割が「縮小すべき」 QUICK調査
2016/07/04 11:01 日経速報ニュース 628文字
 QUICKが4日発表した6月の債券月次調査によると「今後、日銀は金融政策をどのように運営すべきか」との問いに対して
40%が「緩和策を縮小すべきだ」と回答した。「現状維持」は28%、「さらに緩和政策を強化すべきだ」は23%だった。

 マイナス金利政策の効果について複数回答で聞いたところ「効果は期待できない」との回答が52%と最多だった。「金融機関
のポートフォリオ・リバランス(資産構成の変化)が進んでいる」との回答も42%あった。「一段の円高・株安が食い止められている」
が16%、「まだ出ていないが今後期待できる」が11%だった。「実質金利が低下して景気・物価が刺激されている」は5%にとどまった。
 現在マイナス0.1%の政策金利は今後どこまで引き下げられるかとの質問には、マイナス0.3%との回答が最多の40%だった、
21%がマイナス0.5%を予想した。マイナス0.1%据え置きとの回答は15%、マイナス0.2%も15%だった。

 消費者物価指数(CPI)の生鮮食品を除くコア指数の上昇率の予想は「今後1年間」が平均で0.24%と前月調査から0.09ポイント
低下した。「今後2年間」は0.50%上昇で前回から0.17%の低下、「今後10年間」は同横ばいの0.93%だった。
 調査は6月28〜30日に証券会社や投信投資顧問、銀行といった投資家の債券担当者を対象に実施。200人のうち69.0%にあた
る138人が回答した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

324 :エロサル:2016/08/08(月) 17:22:46.95 ID:MQgApbKe.net
保守

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:24:52.21 ID:S9aK7LQy.net
出光、M&Aリスク映す 不協和音に投資家不信感 スクランブル
2016/07/05 02:00 日経速報ニュース 1168文字
 4日の東京市場では出光興産が続落し、約2カ月ぶりに節目の2000円を割り込んだ。6日続伸した日経平均株価とは対照的な
値動きだ。原油市況が反転するなかでの独歩安――。出光創業家らの反対をきっかけに、昭和シェル石油との合併には暗雲が
漂う。大型M&A(合併・買収)が円滑に進まない現実が、日本株のリスクとして意識され始めた。
 出光株を敬遠しているのは機関投資家だ。東取の空売り残高によると、UBS、みずほ証券などを経由した注文が目立つ。創業
家らが合併に反対した翌日(6月29日)から7月4日まで下落率は一時13%と、石油株の平均4%よりきつい。
 SMBC日興証券の塩田英俊氏は、「経営者への不信感が投資家の売りにつながっている」と指摘する。QUICK・ファクトセット
によると、米運用大手のブラックロック、バンガードも出光株を減らした。
 2月に1バレル20ドル台まで下落した原油市況は足元で50ドル前後まで回復している。本来なら真っ先に収益改善を期待した
買いが入るはずが、M&Aをめぐる会社と創業家らとの対話不足にかき消されている。
 M&Aが頓挫するリスクは海外でも意識されている。米医薬大手ファイザーは今年4月、アイルランド同業のアラガン買収を断念。
「シェラトン」などを展開する米ホテル大手スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドの買収戦では、買い手に内定して
いた米マリオット・インターナショナルが中国企業の「参戦」でいったん白紙になった。
 こうした企業の株価はさえない動きが目立つ。米オフィス用品大手ステープルズの株価は合併断念と相前後して15%下落。独禁
当局の差し止めに加え、当事者間や株主の対話が不十分だったのが嫌気された。
 コモンズ投信の糸島孝俊氏は「出光のようなもめ事は今後も日本企業で相次ぐだろう」という。大塚家具、セコム、セブン&アイ・
ホールディングス――。いずれも企業としての収益性には定評がありながらも、経営者や大株主をめぐる不協和音が噴出した企業
群だ。株価は相前後して不安定な値動きを見せた。
 もともと創業家などの持ち株比率が高い38社を見ると、企業は経営の安定度が評価されてきた。株価は日経平均を上回る場面が
目立つ。出光はその代表格だ。
 変化の兆しは見え始めている。企業統治指針の導入2年目となり、社外取締役の複数導入など体制整備は進んだ。大和総研の
小林俊介氏は「企業統治強化の流れは後戻りできない」と指摘する。
 投資家が失望の傍らで抱く期待感は、出光株の商いからもうかがえる。下値では買いが入り、4日の売買高は240万株と、1〜6
月の平均に比べ2倍強に膨らんだ。誰に意思決定権があるのか、そして外部からもわかりやすい経営を高めていくか、出光株が出
直る条件になっているように思われる。(藤原隆人)

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:25:39.56 ID:S9aK7LQy.net
「英離脱後の市場」模索 銀行・輸出株は地盤沈下か スクランブル
2016/07/06 02:00 日経速報ニュース 1212文字
 5日の日経平均株価は7日ぶりに反落した。市場のムードを暗くしたのは前日のイタリア銀行株安だ。英国国民投票のショックが
招いた金利低下が銀行の苦境を深めるとの連想が、東京市場の銀行株にも波及した。英国の決定は投資の前提を大きく変えるの
ではないか。市場では新たな秩序に備える模索が始まった。
 「問題は不良債権の規模より、政治的にどう解決するか見えないことだ」(野村証券の久保昌弘セールス・トレーディング一課長)。
5日の東京市場は、イタリアの銀行問題が新たな不透明要因になりかねないとの警戒感が広がった。
 イタリア政府は銀行への公的資金注入も辞さない構えだ。だが、実現には欧州連合(EU)ルールが立ちはだかる。政府による銀行
救済や不良債権の買い取りには債券を持つ個人投資家の負担も必要だ。憲法改正を問う国民投票を10月に控え、政権側は不人気
な政策を採りにくい。
 焦点は「EUが特例を適用するかどうか」(BNPパリバ証券の中空麻奈投資調査本部長)だ。各国の経済対策とEUルールが折り
合わない構図は英国の離脱問題の背景と共通し、次の火種になりかねない。
 5日の東京市場では銀行株が総じて下落し、業種別日経平均「銀行」は前日比2%安と2013年1月以来3年半ぶりの水準に下が
った。不良債権問題を抱えない邦銀株まで下落したのは利ざやの圧縮による収益悪化の懸念が大きい。
 金融市場では、日銀が7月末の政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの観測がくすぶる。欧州市場の混乱は円高を通じて日銀
の背中を押しやすい。欧州中央銀行(ECB)と異なり、日銀はまだ銀行収益に配慮する姿勢を見せておらず、マイナス金利を一段と
引き下げる可能性もある。
 銀行株の不振は英離脱後の株式市場の象徴との見方もある。米バンクオブアメリカ・メリルリンチのマイケル・ハートネット氏は
「ウォール街(金融経済)を売り、メーンストリート(実体経済)を買え」と強調する。英国民投票では既存秩序への反発も目立った。
ウォール街や英シティーの繁栄に映る金融主導の経済が曲がり角にきたとみる。
 反グローバル化や保護主義の流れも気掛かりだ。ただでさえ低成長懸念が強いなか、英離脱は貿易縮小を加速させかねない。
自動車株の低迷はそんな恐れを映している。東証1部の時価総額比率で13年に12%弱だった自動車は8%強にまで低下してきた。
 「投資家の資産配分は変わった」。米シティグループのマーク・スコフィールド氏はこう話す。低成長・低金利の時代には、景気が
良くなれば株式を増やすといった単純な手法は通じないという。利回り株と長期債を組み合わせ、株価や金利変動リスクを取りつつ
も利回りを追う戦略を推す。
 5日の東京市場では鉄道など現金収支の安定した株が買われ、10年物国債の入札も堅調だった。緩和期待を背景に債券高・
株高となっても、金融株や景気敏感株は置いて行かれる。こんな構造が続きそうだ。(松崎雄典)

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:26:30.74 ID:S9aK7LQy.net
同一業種で株価に格差、長期安定成長で銘柄選別 スクランブル
2016/07/07 02:00 日経速報ニュース
 海外発の懸念材料に株式市場がまたも揺さぶられている。南欧の金融リスク再燃を嫌気し、6日の日経平均株価の下げ幅は一時
500円を超えた。相場全体の上昇が期待しにくい中、投資家は少しでも運用成績を上げようと銘柄選別を一段と強めている。高成長
と収益の安定性を両立した一部の銘柄にマネーが集中、株価の格差が広がっている。
 欧州の金融不安が波及した銀行株に加え、輸出株が下げを主導した6日の東京市場。円高進行が逆風となるホンダの下げ幅は一
時6%を超え、年初来安値を付けた。世界景気の減速を警戒し電子部品、鉄鋼株の下げもきつかった。
 輸出株を手掛けにくいムードは強まるばかり。そんな中、欧州や新興国の景気減速などどこ吹く風と気を吐いている銘柄がある。
ファクトリーオートメーション(FA)向けセンサー大手、キーエンスだ。
 6日こそ小反落したが、前日には上場来高値を更新。時価総額は4兆3394億円と東証1部の製造業で4位に付け、3位のホンダ
(4.4兆円)超えが視野に入った。同じFA関連株でも年初来安値圏に沈むファナックとは対照的だ。
 キーエンスの今期は3カ月の変則決算だが、連結純利益は実質的に過去最高を上回るペース。売上高純利益率は30%を優に
超える。顧客の工場に営業マンが入り込み、顧客のニーズに合ったシステムを提案。新たな需要を掘り起こし、景気や為替に左右
されることなく成長を続けている。「長く安定成長が期待できる銘柄として注目する機関投資家が多い」(外資系証券)
 相場全体を押し上げる材料に欠け、個別銘柄の選別は一段と重要性を増している。為替相場など外部要因の影響を受けにくいだけ
では不十分。投資家は高い成長を長期にわたって持続できる一部のスター銘柄を選び抜き、資金を集中させている。その結果、同じ
業種でも業績以上に株価の格差が付くケースが目立つ。
 日用品業界で株価好調なのがライオンだ。昨年末と比べた上昇率は52%で、同業の花王(3%安)を大きくリードする。歯磨きや
歯ブラシ、ハンドソープなど高シェア製品に経営資源を集中。商品構成の改善が進み、16年12月期は最高益を見込む。株式市場で
は「万年割安銘柄」とみられてきたが、高収益企業への変身期待が高まっている。
 大和証券の鈴木政博氏が興味深い分析をしている。希少価値の高い製品やサービスを扱い、相対的に収益が安定している企業
群を「非コモディティー(汎用品)型企業」と設定。東証1部企業から、市場シェアや自己資本利益率(ROE)など9つの指標を基に50
銘柄を抽出した。13年末以降の値動きを調べたところ、非コモディティー型はコモディティー型を大きく上回った。前者にはキーエンス
も含まれる。
 もっとも、スター銘柄とはいえ株価上昇にはおのずと限界がある。PER(株価収益率)などの投資尺度が歴史的な高さに達する銘柄
も散見される。相対的な運用成績を高めるには次のスター銘柄の発掘が欠かせない。目利きが問われる難しい局面だ。(平沢光彰)

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:27:18.12 ID:S9aK7LQy.net
コバンザメが覆う市場 手詰まり感の強さ映す スクランブル
2016/07/08 02:00 日経速報ニュース 1204文字
 7日の東京市場で日経平均株価は3日続落した。主力銘柄が手掛けにくいなかで、逆行高となったのがラクト・ジャパンやサイ
ネックスなど東証2部上場銘柄の一角。いずれも近く東証1部に「昇格」するとの期待が高い銘柄だ。1部上場になることで確実に
発生する買い需要に便乗する投資法だが、市場の手詰まり感を映した「消去法の活況」ともいえそうだ。
 「割安感だけでなく当然、東証1部への変更も期待している」。ある国内系投信会社の中小型株ファンドマネジャーが、英国の欧
州連合(EU)離脱ショックで急落した6月24日の急落時に仕込んだ銘柄をこっそり教えてくれた。東証2部の冨士ダイスだ。
 冨士ダイスは超硬耐合金を用いた耐摩耗工具を手がける。今年3月末に退任した木下徳彦会長(当時、現相談役)は、退任前
に「東証1部指定を実現したい」と明言していた。株価は7日は小幅高にとどまったものの、6月23日に比べると6.6%高い。
 東証1部に指定されるためには「株主数2200人以上」や「時価総額40億円以上」など複数の基準を満たす必要がある。東証1部
銘柄になると東証株価指数(TOPIX)採用になる。TOPIX連動型投資信託などからの買い需要が発生するため株価が上昇するこ
とも多い。こうした買い需要を見越した投資は、ジンベイザメなどの大きな魚のおこぼれにあずかるという意味で「コバンザメ投資」と
呼ばれる。
 実際、指定見直しは株価にインパクトを及ぼす。みずほ証券が2010年以降に東証2部や東証マザーズ、ジャスダック市場から東証
1部に移った約350銘柄を対象に株価を調べたところ、1部指定の発表直後から株価が急騰し、その後も10〜15%高を維持したこと
が分かった。
 昨年11月に東証1部への昇格を発表した日新製糖は発表当日から8連騰し、足元の株価も発表前に比べて約5割高い水準だ。
1部市場昇格が予想される銘柄のリストを作成しているみずほ証券の永吉勇人チーフクオンツアナリストは「業績が安定している銘柄
には特に買いが入りやすい」と指摘する。
 くら替え予備軍物色の矛先は東証マザーズ市場にも向いている。ネット掲示板では上場から1年がたち、実質的にくら替えが可能
になった銘柄がはやされる。例えば15年4月に上場したデザインワン・ジャパン。7日は1.9%高だった。
 従来、コバンザメ投資を手掛けるのは個人投資家が中心だった。ところが、足元では機関投資家も目立つようになったという。不安
定な相場が続き、企業価値分析を基に成長企業を見つけ出す運用手法だけでは稼げなくなっているからだ。
 英国のEU離脱決定をきっかけに強まった「リスク回避の円買いが円高を招き、輸出株が敬遠される悪循環」(大和証券の三宅一
弘・チーフストラテジスト)から抜け出る道筋はなかなか見えない。東京株式市場という海からは大魚が消え、コバンザメだらけに
なってしまうのだろうか。(関口慶太)

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:27:55.73 ID:S9aK7LQy.net
巨鯨の影を追う投資家 GPIFの保有株に関心 スクランブル
2016/07/09 02:00 日経速報ニュース 1225文字
 8日の株式市場は、6月の米雇用統計発表を控えてリスク回避の売りが優勢だった。英の欧州連合(EU)離脱決定を筆頭に悪材料
に事欠かず、割安なはずの銘柄に押し目買いを入れるのにも勇気がいる状況だ。自らを奮い立たせるように買う理由を探す投資家たち
の目に留まったのが、ある投資主体の売買動向だ。
 「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が動き始めたのか?」。大手証券会社のトレーダーは8日朝、海外機関投資家に電話で
聞かれた。
 7日に東京証券取引所が発表した6月第5週(6月27日〜7月1日)の投資部門別株式売買動向で、信託銀行の買越額が前週より
83%多い2282億円に膨らんだからだ。2000億円を超える買い越しは2016年度に入り初めてだ。
 信託銀行の売買動向は主に年金基金の行動を映し出す。英のEU離脱決定が招いた株価急落もあり「先週はリバランス(資産配分の
再調整)のためにGPIFが動いたと考えるのが自然」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)。
 GPIFは世界最大の機関投資家といわれ、市場では「クジラ」の異名がつけられている。新年度入り後は全く姿を見せていなかったが、
この波乱相場で本当に浮上してきたのか。
 GPIFは基本ポートフォリオとして国内株式の比率を25%としている。だが株価急落で「6月末の国内株比率は21%台に落ちた」(野村
証券の西川昌宏チーフ財政アナリスト)との試算があり、リバランスに動いても不思議ではない。
 GPIFは個別の投資内容を明らかにしておらず、買い出動の証拠はない。だが市場では、GPIFが買いそうな銘柄に乗っかろうとする便
乗的な動きが出ている。
 銘柄選別のヒントは信託口だ。8日の株式市場では、日本トラスティ信託口の保有比率が15年度に2ポイント以上高まった6社(日本
トラスティの推定保有時価が500億円以上)の株価が底堅さを見せた。保有比率が5ポイント近く上昇した東京エレクトロンは2%の逆行
高となり、2.4ポイント上昇のファナックは変わらずで引けた。アマダホールディングスなど残りの4銘柄も下落率は日経平均株価(約1%
の下落)より小さかった。
 GPIFは7月29日に公表する15年度の運用成績と併せ、保有する個別資産の状況を初めて明らかにする方針だ。月末に向け、買い
入れ想定銘柄に資金が一段と集まる可能性がある。
 そもそもリバランスによるGPIFの買い余力はどれだけあるのか。大和証券の家入直希ストラテジストは「GPIFだけで約5兆円、共済
も合わせれば7兆円超の買い余力がある」とはじく。今後「GPIFの存在が需給面で大きな支えになるのは間違いない」(野村の西川氏)。
 29日の開示でクジラがどこまで姿を見せるかは分からない。市場への影響に配慮して、開示する内容がほんの一部に限られる可能性
はある。それでも需給面での安心感をよりどころに、なお鯨影を追い続ける投資家は絶えないだろう。(奥貴史)

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:29:13.23 ID:S9aK7LQy.net
2大ファンド期待・失望 企業の成長性、見解に差 スクランブル
2016/07/14 02:00 日経速報ニュース 1211文字
 13日の日経平均株価は3日続伸した。参院選後の3営業日で1100円超上げたが、相場の先行きへの見方はなお交錯する。
定まらない日本株の評価は、二大ヘッジファンドの「期待と失望」からも見て取れる。両者を隔てるのは、日本企業の長期的な
成長力を巡る見解の差だ。
 運用成績が低迷し、苦境に立たされているヘッジファンド業界。そんな中でエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの存在は
際立つ。第一生命保険、川崎汽船から最近のジャパンディスプレイまで、日本株買いの勢いが止まらない。
 「日本でディープバリュー(激安)株を発掘し5〜10年は保有する戦略だ」。今春、ある市場関係者がシンガポールのエフィッシ
モのオフィスを訪れた。投資責任者の今井陽一郎氏からは、積極投資の強い意志が感じられたという。
 「旧村上ファンド出身者が設立」と語られることが多いが、際物とみると本質を見誤るかもしれない。運用資産は2年でほぼ倍増、
5500億〜6000億円に膨らんだとされる。
 有力年金のカナダ年金計画投資委員会は400億円超の資金を預ける。資金を簡単に引き出せない制限条項が、長期的な視点
の投資を可能にする。短期的な巨額配当などを求める旧来型のアクティビスト(物言う株主)と違い、極端に割安な10〜20社程度
に集中投資し、本業回復に伴う株価の値上がりをじっくり狙う。
 保有比率が35%にのぼる川崎汽船では「10年の期間を通じて投資回収の機会を探る」方針のようだ。たしかに保有銘柄を見ると
、08年から投資するテーオーシーや鳥居薬品は市場平均を上回る運用成績だ。
 買収防衛など株主の利益にはならない施策には容赦なく反対票を投じる。エフィッシモには株主利益にかなう改革を促せば、
長い目で日本企業の収益力が向上するとの信念がある。
 一方、強気派のファンドを見つけることが難しくなっている現実も気になる。
 「断言できないが、ファナックやIHIはもう売ってしまったみたいだよ」。著名投資家ダニエル・ローブ氏が率いる米サード・ポイント
に近い関係者は「最近、ローブ氏の日本離れが顕著だ」と教えてくれた。
 12年のソニーを皮切りに日本への投資を始めたものの、徐々に誤算も浮き彫りになる。アベノミクスが柱にした企業統治の改善
ペースは遅く、投資先の株価も振るわない。最近は上値の重いセブン&アイ・ホールディングス株へのいらだちを強めているとも聞く。
 ローブ氏は日本企業が収益性を重視するようになると読んだが、非効率な経営はなかなか改善されない。みずほ証券の田村
俊夫上級研究員は「(海外勢は)日本企業の収益の将来予測を引き下げ、現在の理論株価も下方修正せざるを得なくなっている」
と話す。
 二大ファンドが歩み始めた別々の道。経営者側もそろそろ、自らが成長する姿を株主との緊張感の延長線上に描くべきかも
しれない。形式主義に甘んじるばかりでは、日本株の長期展望は開けない。(川上穣)

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:29:47.14 ID:S9aK7LQy.net
息吹き返した短期筋 英EU離脱決定が契機に スクランブル
2016/07/15 02:00 日経速報ニュース 1215文字
 海外ヘッジファンドなどの短期筋が攻勢に出ている。英国の欧州連合(EU)離脱決定で息を吹き返し、今週は政府の財政出動を
日銀が返済不要のお金で支えるヘリコプターマネー(ヘリマネ)への思惑を材料に買いを膨らませている。14日は日経平均株価が4
日続伸し、この間の上げ幅は1278円に達した。苦戦が伝えられていたヘッジファンドの復調は市場の活性化につながるだろうか。
 「TOPIX先物と日経平均先物を買い増している」と米CTA(商品投資顧問)、ミルバーンのバリー・グッドマン共同最高経営責任者
(CEO)は打ち明ける。世界の株や債券など100を超える資産を対象に分散投資しており、コンピューターが値動きの傾向を読み取っ
て配分を変える。今は「運用プログラムが『日本株買い』のサインを察知した」という。
 米ヘッジファンド、メル・キャピタル・グループのグル・ラマクリシュナンCEOも投資機会を探っている。得意とするのはマクロの経済
指標や金融政策を分析し、資産を入れ替えるグローバルマクロ戦略だ。「脱デフレには日銀と政府が協調するしか道はない。条件が
そろえば日経平均は10%ほど上昇余地がある」と話す。実際、マクロ系ファンドが良く使うオプション取引では、将来の値上がりを狙
ったコール(買う権利)の商いが急増した。
 市場の話題をさらったヘリマネだが、菅義偉官房長官は「検討の事実はない」と否定する。財政出動の規模や内容は不明で、長期
投資家の多くは様子見姿勢を崩さない。米運用会社ブラックロックでアジア株のリサーチ責任者を務めるクリス・ホール氏は「10兆円
規模なら経済を押し上げるが、まだ効果は検証不能」と指摘する。短期筋の動きはフライング気味だ。
 実はヘッジファンドは5月までは苦戦を強いられ顧客からの解約通告に悩まされていた。「英国の欧州連合(EU)離脱決定が転換
点になったかもしれない」とドイツ証券の柳沢正和・共同株式営業統括部長は解説する。6月23日の国民投票前、多くの短期筋は
顧客からの解約に備えて現金比率を高めにしていたため、想定外の離脱決定でもダメージは少なかった。その後は金利の急低下や
英ポンド急落など大きなトレンドが発生し、こうした相場に強いCTAやマクロ系が息を吹き返した。
 彼らが次の収益機会を探すタイミングで降って湧いたのがヘリマネ観測だった。財政と金融緩和の組み合わせはアベノミクス相場の
再来を予感させるだけに、一部の短期筋が格好の材料と判断して資金を振り向けたようだ。
 14日の東証1部の売買代金は約2兆5000億円に達し、5日連続の2兆円超えとなった。短期筋の先物売買が主導しているとはいえ
「国内勢も株高で保有株の含み損が減り、銘柄の入れ替えなど前向きな動きをしやすくなった」とソシエテ・ジェネラル証券の杉原
龍馬株式営業部長は話す。日銀の金融政策決定会合まであと2週間。市場はひとまず明るさを取り戻しつつある。(宮本岳則)

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:30:32.10 ID:S9aK7LQy.net
憂鬱続くアップル銘柄 「ショック」再来気がかり スクランブル
2016/07/16 02:00 日経速報ニュース 1230文字
 15日の日経平均株価は円高修正の追い風を受けて5日続伸した。来週から本格化する4〜6月期決算の発表でも、市場の関心は
為替の影響に集まる。英国の欧州連合(EU)離脱決定後に進んだ円高が一服しても、気を緩められないのが米アップル関連銘柄だ。
アップル減速によるショックが再来するのではないか。そんな警戒感がくすぶる。
 この日に興味深い値動きをしたのがNOKだ。14日に17年3月期の純利益が前期比25%減ると発表。想定為替レートを1ドル=110
円から同100円と円高に見直した上、アップルのスマートフォン(スマホ)向けフレキシブル基板が苦戦するのが響く。
 案の定、15日のNOK株は3%安で寄りついた。だが、終値は前日と変わらず。後場に入って円相場が対ドルで106円近辺まで下が
ると、新たな為替想定を保守的とみた買い戻しが入った。「下方修正銘柄でも過度に売られることはない」(国内証券)との声も聞かれ
、円高修正がけん引する今の株式相場の底堅さを映しているといえる。
 ただ、アップルの主要サプライヤーリストに名を連ねるNOKが下方修正に踏み切り、「他のアップル銘柄でも改めて下方修正リスク
が意識され始めた」(外資系証券)。
 前回、アップル銘柄の下方修正が相次いだのは今年1月。アップルの販売鈍化で、受注が想定以上に減ったためだ。今回はそこまで
の減速を警戒する向きは少ないが、調査会社のIHSグローバルの大庭光恵氏はNOKの下方修正について、「高価格のスマホに強い
アップルの苦戦を象徴している」と指摘する。15日は同じアップル関連の京セラや太陽誘電も下げた。
 4月下旬の決算発表後に下げたアップルの株価も戻りが鈍い。連日の最高値更新に沸くダウ工業株30種平均だが、高値圏にあった
15年5月下旬と比べるとアップル株は2割強下落。ダウの構成銘柄では最も下げがきつい。「グロース(成長)株として手がけにくい」
(大和証券の浅井一郎氏)との見方は増えている。
 アップル関連株の浮沈を左右するのが、7月26日に控えるアップルの4〜6月期決算だ。QUICK・ファクトセットによると、市場予想
平均の1株利益は1.4ドルと7四半期ぶりの低水準だ。中国での販売苦戦などで実績が市場予想を下回れば、再びショックが広がり
かねない。
 もう一つ気がかりなのはやはり為替だ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真氏は「足元の株高は為替相場の変動に伴うリ
バウンドにすぎない」とみる。同社の調査では17年3月期の上場企業の為替レート(中央値)は1ドル=110円。古川氏が企業の想定
レートなどから業績の市場予想平均が下がる可能性がある銘柄をまとめたところ、円高が逆風となるTDK、アルプス電気などのアッ
プル関連株が多く入った。
 アップル銘柄は22日の日本電産を皮切りに決算発表が相次ぐ。為替とアップル。2つの不安要素をどう予想に織り込むか。株式相
場の底堅さをはかる試金石になりそうだ。(浜岳彦)

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:31:25.32 ID:S9aK7LQy.net
日立株に動かぬ投資家 成長性評価も「変化遅い」 スクランブル
2016/07/21 02:00 日経速報ニュース
 20日の日経平均株価は7日ぶりに反落。急回復のスピードをひとまず調整しようとする動きが強まった。その中で3日続伸した
のが日立製作所だ。ソフトバンクグループの英企業買収で改めて注目された、モノをネットでつなぐIoT。日本での本命は日立だ。
その日立に対する投資家の評価が割れている。
 「事業構造の変革と収益拡大を期待しています」。英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まる1週間前の6月半ば、ロンドン。
日立幹部は訪問先の機関投資家にこう告げられた。IoTで稼ぐ構造に変えようとしている日立の成長性を評価しているという。
 鉄道事業をはじめ、英国の事業構成比が大きいとみられてきた日立の株価は、英EU離脱決定が決まった6月24日、10%安と
急落した。だが米系投資顧問の運用担当者は「英離脱関連というだけで売られすぎ。今が底」とみて買い増す検討に入った。
 実際、日立は本気でIoT中心の事業構造に変えようとしている。2019年3月期には連結売上高の4割に相当する4兆円を稼ぐ
計画だ。例えば鉄道の運行管理システムといったハードにITやビッグデータといったソフトを組み合わせ、顧客の合理化につなが
るサービスを提供する。
 IoT分野では米ゼネラル・エレクトリック(GE)など海外勢が先行する。GEと独シーメンスはハード、米IBMはソフトが得意だ。
一方、日立は「両方を自前でできる強みがある」(野村証券の山崎雅也氏)と一部の投資家の期待を集める。前期から人員削減、
物流や金融事業の売却といった構造改革に着手。3年間で1兆円を投じ、技術への投資やM&A(合併・買収)を視野に入れる。
 ところが、市場の大勢の評価は高まらない。株価は英離脱決定前の6月23日に比べ3%、3月末より11%安い。戻りが鮮明な
国内外の電機大手にも出遅れる。
 理由ははっきりしている。変化のスピードだ。費用が先行する今期は営業減益の見通し。ある投資家は「変化が遅く待てない。
ソニーに乗り換える」と話す。
 日立は8千億円近い最終赤字を出した09年3月期を境に、デジタル家電からインフラで稼ぐ会社に変わった。今、再び日立が
目指す変化はスピードが緩やかで「多くの投資家には見えにくい」(山崎氏)。
 幅広い投資家の理解を得るにはより踏み込んだ改革が必要との声もある。独立系投資情報会社ロンジンの和泉美治氏は
「ポートフォリオの再整理が欠かせない」という。例えば素材など本業と関係の薄い事業を切り離すといった合理化だ。
 潜在的な実力は認めながらも買えない日立。投資家のいらだちは「日本株への投資姿勢と重なる」(国内証券)。海外投資家
が日本株への関心を失いつつある今、スピードを伴う変化が評価をつなぎ留めるポイントだ。その課題に向き合わねばならない
のは、もちろん日立だけではない。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:32:07.96 ID:S9aK7LQy.net
「次のけん引役」本命は―技術革新かM&Aか(スクランブル)
2016/07/22 日本経済新聞 朝刊

 22日の日本電産をトップバッターに、いよいよ「ニッポン株式会社」の2016年4〜6月期決算のシーズンが本格化する。Brexit(
英国の欧州連合離脱)ショックの下落からは癒えた水準にある日経平均株価だが、戻りも急で来週の日銀金融政策決定会合を前
に投資家は思案どころに差し掛かっている。そこでいや応なく盛り上がるのが「次のけん引役」探しだ。
 Brexitによる相場崩落からわずか1カ月だが、「相場の空気は変わった」というのは、投資助言会社ケイ・アセットの平野憲一代表。
半世紀間、株式市場に身を置く同氏が相場観を補強する材料として示すのが、裁定取引に伴う現物株の買い残高データだ。
 海外勢の先物取引と密接な関係があるが、13日発表分までは買い残高が約5700億円と約7年ぶり低水準にあった。それが
21日発表分のフタを開けると、約7800億円と1週間で4割近い急増を示したのだ。
 実際、「日本株を再評価すべきかどうか、海外投資家からの問い合わせが増えている」(シティグループ証券の飯塚尚己日本株
チーフストラテジスト)という。同証券は今月初めに、日本株が割安に放置されているとして日本株の評価をアンダーウエートから
ニュートラルに引き上げた。
□   □
 下値不安が薄れるにつれ活発になっているのが、個別のテーマ探しだ。この日も「ポケモンGO」関連で任天堂、日本マクドナルド
ホールディングスが物色され、決算を材料に露払い役、安川電機も買いを集めた。政府の経済対策が「20兆円規模」と一部で伝わ
ると鹿島や清水建設などインフラ整備関連のゼネコン株が年初来高値を更新した。
 ここから先、戻り後の相場をけん引する本命はどこか。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長が本命視
するのが、東京エレクトロンやSCREENホールディングスなどの半導体・液晶関連の企業だ。
 景気敏感株としての循環的な動きに加え、「10年に1度の産業構造転換が起こっている」(野村証券の和田木哲哉アナリスト)の
がその理由。半導体産業で進む2次元から3次元への記憶メモリーへの技術革新投資が、製造装置をはじめ関連企業に「持続的
な成長をもたらす」(野村の和田木氏)との読みだ。
 アドバンテスト、スクリンが21日に年初来高値を更新し、東エレク、日立国際電気を含め幅広い銘柄が年初以来、持続的に買わ
れている。海外に目を転じても東エレクの競合、米アプライドマテリアルズも高値圏で推移している。
□   □
 次世代スマートフォンに採用される運びの有機ELへの投資も活発になっていて、株式市場ではアルバックやブイ・テクノロジー
まで幅広く物色されている。ただVテクのPER(株価収益率)は35倍と割高な水準で過熱感も出始めた。
 かと思えば、引け後に発表されたのがコマツによる米企業の大型買収。ソフトバンクに続くM&A(合併・買収)積極企業も、もう
一つのテーマ候補に躍り出た。投資家は次の柱を待っている。(岡田達也)

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:32:41.86 ID:S9aK7LQy.net
海外勢、そろり回帰 長期保有にらみ銘柄選別(スクランブル)
2016/07/23 02:00 日経速報ニュース 1218文字
 22日は戻り相場が一服した。日銀の黒田東彦総裁の発言などで円高・ドル安が進んだためだが、積極的に売り込む動きは
見られず意外な底堅さを見せている。社会現象となっている任天堂はこの日も大商いが続いた。活況を取り戻した日本市場に
そろりと戻ってきたのが海外勢だ。回転売買の短期筋だけでなく、銘柄を選んで長期保有する動きも広がっている。
 「外国人投資家の悲観的な見方が修正されてきた」とアリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之氏は解説
する。一時1ドル=105円台まで円高が進み自動車株などが売られたが、下値では買いが入り日経平均株価の下落率は限定
的だった。
 市場を席巻する任天堂は連日の大商いで、売買代金は7260億円と東証1部の3割を占めた。この日は円高が進んだとはいえ
、円ドル相場は1カ月足らずで円安方向に6円ほど動いた。企業業績の下振れ懸念はひとまず後退している。
 こうした要因が「日本企業を再評価するきっかけとなった」(国内証券のトレーダー)といい、海外勢の買いが戻ってきた。ヘッジ
ファンドなどの短期筋だけではない。中長期で保有する投資家が成長期待のある銘柄に買いを入れている。
 22日は反落したものの旭化成株は21日まで8日続伸していた。株価を押し上げたのは海外マネーだ。
 「旭化成のどこを評価したんだ」。米運用大手キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントが旭化成株を取得したことが明らか
になると、市場ではこんな会話が飛び交った。英国の欧州連合(EU)離脱ショック直後も含めて何度も買い増し、直近の保有
比率は7.65%になる。
 関係者によるとキャピタルが評価したのは2次電池の主要部材であるセパレーター(絶縁材)だという。旭化成は昨年、米社を
2600億円で買収し、自動車に使うリチウムイオン電池や鉛電池向けのセパレーターを手に入れた。「これで総合力が生かせる」
と小堀秀毅社長は話す。
 キャピタルは医療機器や分析機器向けセンサーで高いシェアを握る浜松ホトニクスにも資金を振り向けた。「医療関連や食品
向けは長期にわたり成長が期待できる」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小宮知希氏は話す。キャピタルは中長期の産業
構造の転換を見据えて銘柄を選ぶとされ、為替相場や商品市況による一時的な相場の振れとは距離を置く。
 22日に東京証券取引所が発表した7月第2週(11〜15日)の投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場と新興市場の
合計)によると外国人投資家は2週ぶりに買い越した。買越額は3511億円と、4月第3週以来の規模になる。
 このまま海外マネーの流入は続くのか。来週は日銀の金融政策決定会合が予定されているうえ「企業業績の先行きはまだ
見通せていない」(クレディ・スイス証券のバジル・ダン氏)と慎重な声も多い。これから本格化する2016年4〜6月期の決算発表
を、海外勢は冷静に見極めようとしている。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:33:24.36 ID:S9aK7LQy.net
株、大荒れの予感 日銀会合前にオプション活況 スクランブル
2016/07/26 02:00 日経速報ニュース 1173文字
 25日の日経平均株価は小幅続落だった。28、29日の日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢も強かった。しかし、その裏では
大荒れの予感が高まっている。4月のように緩和観測が強い中で日銀が政策変更を見送り、日経平均株価が600円超下落したこと
もある。オプション市場では、嵐に備えて損失回避(ヘッジ)などの動きが活発だ。
 「日経平均は1000円上昇するかも」。SMBC日興証券の渡辺浩志氏は29日の相場をこう予想する。同氏は政策金利のマイナス
0.2%への引き下げと上場投資信託(ETF)購入増額などがあるとみる。
 主要証券会社のエコノミストら6人に金融政策の予想を聞くと、なんらかの追加緩和が5人、据え置きが1人と緩和観測が強い。
6人中4人が政策金利の引き下げ、3人がETF・不動産投資信託(REIT)購入の増額を予想している。
 では日銀の金融政策が予想通りとなった場合、株価は大幅高となるだろうか。市場の反応を巡る各社の予想は、実はばらばらだ。
 マイナス0.3%の政策金利という最も踏み込んだ緩和を予想するJPモルガン証券の菅野雅明氏は、株式は売られる可能性が高い
とみる。「外国人はお金を国民にばらまくヘリコプターマネー(ヘリマネ)政策期待を高めている。政策金利のマイナス0.3%への引き
下げ程度では、材料出尽くしと受けとめられる」
 ETF・REITの購入倍増などを予想する野村証券の美和卓氏も「失望売りの可能性がある」とみる。
 一方、6人で唯一、緩和見送りを予想するクレディ・スイス証券の白川浩道氏は「見送りで日経平均は1000円下がる」という。
 外国人を中心とするヘリマネ期待の浮上などにより、投資家の金融政策の織り込み度合いには差が大きい。市場では「日銀会合
の結果が何であれ相場が上下に大きく動くことは間違いない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真氏)との声が多い。
 こうした見方を受け、日経平均オプション市場では相場の上下変動を想定した取引が活発だ。大和証券でデリバティブ(金融派生
商品)を担当する長尾健司氏は「市場では追加緩和による相場上昇に備えたコール(買う権利)の取引が優勢だ」と話す。コールの
買いは少ない元手で相場上昇時の利益を得られる戦略で、市場の強気ムードを映す。
 だがプット(売る権利)でも大口取引があった。長尾氏によると、22日に立会外取引で権利行使価格1万6000円のプットが2875枚
約定したという。想定元本は460億円にのぼる。プットの買いは相場下落に備えた保険の意味があり、1万6000円までの相場下落に
備えたヘッジ目的の買いとみられる。
 今夏最大のイベントである日銀会合を巡り、市場では様々な思惑が交錯する。29日は4〜6月期決算発表の集中日でもある。投資
家には目が離せない1日となりそうだ。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:34:23.85 ID:S9aK7LQy.net
軽くなった大型株 短期売買集中、値動き増幅 スクランブル
2016/07/28 02:00 日経速報ニュース 1263文字
 経済対策や日銀緩和を巡る思惑にまたぞろ火がつき、27日の日経平均株価は一時400円超の反発を演じた。マクロ政策に投資家
の視線が集中する中でも、明確な材料が出た個別株への物色は旺盛。中でも気を吐いたのは一時16%高まで急騰した信越化学工
業株だ。時価総額の大きい大型株がまるで中小型の材料株のように舞う今の日本株市場は、何を映すのか。
 「信越化ですか? 日銀や政府がどう動くか分からない中で、ますます裏付けがある銘柄を求めるようになっていますね」。大きな
「窓」を開けて上昇したチャートを見ながら、野村証券のある幹部は、投資家の胸の内をこう説明してみせた。安全で確実な材料が
出た銘柄が一斉に買われるのにはこうした背景がある。
 信越化が買われたのは、前日発表の2016年4〜6月期決算が大方の予想を超えるサプライズ決算だったからだ。連結営業利益は
市場予想の平均(516億円)を超える前年同期比17%増の600億円。SMBC日興証券の竹内忍アナリストは「急激な円高進行という
厳しい環境の中で、コストコントロールがうまくいっている」と評価する。
 ただ「任天堂がそうだったように、最近は大型株が軽々と動く」(大手証券)のは、市場参加者の多くが肌で感じている事実だ。信越
化は時価総額が3兆円を超える。「この株がここまで動くとは予想外」。あるアナリストは、決算だけでなくこの日の値動きもサプライズ
だったと明かす。
 では、誰が買っているのか。前出の野村幹部によると、相場全体の先行きを左右する日銀の金融政策決定会合を目前に控え、長期
投資の機関投資家の大半は日本株の売買を完全に止めている状況。となると、材料に反応して個別株を積極的に売買しているのは
、短期売買のヘッジファンドが中心ということになる。
 日本株を手掛ける世界のヘッジファンドの多くが、今年に入り運用に苦戦しているのは広く知られている事実だ。例えば総額約8兆
円を運用する英マン・グループ。26日、ロング(買い持ち)オンリー戦略をとる傘下のGLGの日本株ファンドが、1〜6月にマイナス26.6
%と記録的な損失を出したことを公表した。
 GLGの同ファンドは代表的な日本株ヘッジファンドの一つだが、急激な成績悪化で投資家からの解約が加速しているという。「大型
株で運用する日本株ファンドはどこも似たり寄ったり。短期売買で今年前半の成績不振を取り戻そうとするファンドが増えている」(欧州
系証券)という。
 顧客の解約を恐れるヘッジファンドは当然、許容できる運用リスクも限られる。だからこそ、誰もが「安全・確実」と認める材料が出た
銘柄に資金を一極集中させているのだろう。
 ただ、こうした目先の利益に目を奪われた投資家の群集行動が、往々にして株価をオーバーシュートさせてしまうのも市場の真実だ
。リスクを取ろうとしない短期マネーの一極集中が生み出す大型株の乱舞――。そんな光景がいつの間にか日常化しつつあるこの
市場から、一番大切な「価格発見機能」が失われていかなければいいのだが。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:35:03.22 ID:S9aK7LQy.net
アベノミクス第3幕は 財政・金融に手詰まり感 スクランブル
2016/07/29 02:00 日経速報ニュース 1223文字
 日銀金融政策決定会合の結果が29日、判明する。市場では追加金融緩和や政府の大型経済対策に対する期待感が強いが、
28日の日経平均株価は一時214円安。海外投資家は、むしろ安易な政策発動が国の競争力をそぐリスクを懸念し始めた。
 「総理は経済再生に全力投球する。憲法改正は焦っていない」。7月の参院選以降、急増する海外投資家の問い合わせに、
こう答えるのはBNPパリバ証券の岡沢恭弥グローバルマーケット統括本部長だ。
 大胆な金融緩和と政府の積極財政で投資家の「期待」を刺激する――。2012年末の政権交代をきっかけに勢いづいたアベノ
ミクス相場第1幕は、円安による企業業績の改善という第2幕を経て、足元は失速感がにじむ。岡沢氏が第3幕に向けて強調する
のは、財政・金融を両輪としたアベノミクスの原点回帰だ。
 岡沢氏だけではない。約8割の市場関係者が日銀は29日、マイナス金利の深掘りや上場投資信託(ETF)の買い増しなどに動く
と予想する。
 それでも海外投資家の動きは鈍い。東京証券取引所が28日発表した投資主体別売買動向によると、外国人は7月第3週(19〜
22日)に日本株を2週ぶりに売り越した。ヘッジファンドなど短期筋主体の相場が続き、有力な買い手が乏しいためだ。フィデリティ
・ソリューションズの三津田恵子ポートフォリオマネジャーは「(年金基金など)長期投資家は追加緩和があったとしても、イベントが
終わってから投資に動けば十分間に合うとみている」と話す。
 彼らが動こうとしないのは、政策の限界を感じ始めているからだろう。同じBNPパリバ証券でも河野龍太郎チーフエコノミストの見方
は、株式市場からの視点とは異なる。河野氏は「極端な財政、金融緩和はかえって日本の生産性を押し下げている」と指摘する。 
実際に経済成長率を「全要素生産性」「資本投入」「労働投入」に分解したところ、10〜14年の生産性が0.2%に対して、15年はマイ
ナス0.1%に落ち込んだという。
 アベノミクス相場が第3幕で打ち出すべき新機軸は、歴史が示している。コモンズ投信の糸島孝俊運用部長は「過去の長期政権
の株価騰落を調べると、『改革』こそがエンジンになってきた」と指摘する。
 中曽根政権は国鉄の分割民営化で在任期間中に株価を約3倍に伸ばした。バブル経済直前の中曽根政権と比べるのは無理と
しても、小泉政権は05年夏の「郵政解散」が起爆剤となり、低迷していた株価をプラス圏に戻した。「安倍政権が20年までの長期政
権を目指すなら改革の目玉づくりが不可欠」(糸島氏)だ。
 それは旧来型の政策に終始すれば、市場は容赦なく失望売りを浴びせるサインでもある。安倍政権が検討を進めている低所得者
への1万5千円の現金給付について、市場では「消費刺激効果が限定的」との受け止め方が多い。28日も三越伊勢丹やJ・フロント
リテイリングは3%強下げた。財政・金融政策には手詰まり感さえ漂い始めている。(関口慶太)

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/16(火) 02:35:42.81 ID:S9aK7LQy.net
サプライズ頼みの代償 急変動嫌う長期マネー スクランブル
2016/07/30 02:00 日経速報ニュース 1231文字
 29日の日経平均株価は日銀の金融政策決定会合の意外な結果を受けて乱高下した。だが、日銀会合前後に値動きが激しく
なるのはもはやおなじみの光景。サプライズを演出する日銀の手法が、投資家の過度な期待や失望を招いて株価の急変動を
もたらしている。長期投資家は、こうした日本株の値動きの激しさを敬遠し始めている。
 「もっぱら短期筋の売り買いばかりが目立った」。ソシエテ・ジェネラル証券の杉原龍馬氏はこう話す。追加緩和策は上場投資
信託(ETF)の買い入れ額の増額程度にとどまった。「大型の緩和策を予想していた投資家が慌てて売り買いした」(杉原氏)。
日経平均の動きは方向感を欠き、日中の高値と安値の差も500円を超えた。
 日銀会合の結果が判明する直前の正午過ぎには混乱も生じた。先物価格が突然急落し、TOPIX(東証株価指数)先物に対し
一時売買停止措置が取られた。真相は不明だが「自動売買するモデルが何らかのニュースに反応したのでは」(トレーダー)という。
 一方、中長期視点の投資家は冷ややかだ。BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史氏は「追加緩和後もすぐに
株の入れ替えなどに動く必要はない」と話す。懸念するのは激しい値動きが続くことだ。「落ち着いて銘柄選びができる環境に
なればいいのだが」と漏らす。
 このところ日銀会合のたびに日経平均は激しく動いている。マイナス金利を導入した1月は翌5営業日で700円近く値下がり。
追加緩和を見送った4月は1日の値幅が900円を超えた。「サプライズを重視する日銀の“秘密主義”が日本株の変動率を高めて
いる」。ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は指摘する。
 実際、過去1年間の値動きから算出した日本株の株価変動率はじわじわ高まっている。昨年7月末は18%弱だったが、足元
では27%を超えた。ブラジル株など新興国株に近く、米国株(約15%)やドイツ株(約23%)より高い。変動率が落ち着いてきた
新興国株の方が日本株より魅力があるとの声もある。
 株価変動率の上昇は理論上、予想PER(株価収益率)の低下につながる。日経平均の予想PERはアベノミクス相場以前の
水準に戻った。ピクテ投信投資顧問の萩野琢英氏は「いずれ日本株が長期投資家の資産配分の中核から外れてしまいかね
ない」と危惧する。低成長で高変動率の資産は敬遠されるためだ。
 では市場は今後の日銀に何を求めるのか。JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳氏は「金融政策を巡る不確実性
を取り除くことが重要」と話す。政策の方向性を市場に適切に織り込ませれば変動率も落ち着くとの見立てだ。
 だが、早くも新たな波乱の種が浮上している。日銀は9月の次回会合でこれまでの金融緩和策の効果を検証する。「マイナス
金利政策の撤回を示唆するものなのか、見方が分かれている」(三井住友アセットマネジメントの金本直樹氏)。サプライズ頼み
の手法に慣れさせてきた日銀が背負った代償は大きい。(菊地毅)

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