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【8306・8316・8411】メガバンク 5

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/18(金) 06:27:01.27 ID:2FPYwHoY.net
みずほFGの4〜9月期、連結最終益3581億円 前年同期は3841億円の黒字
2016/11/14 15:30 日経速報ニュース 277文字
みずほフィナンシャルグループ(8411)
      前4〜9 今4〜9 通期予想
経常収益 16,376 15,632 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 574,590 420,944 ―
最終利益 384,198 358,183 600,000
1株利益 15.48 14.21 23.72
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

みずほFGの4〜9月期、純利益7%減 利ざや縮小が響く
2016/11/14 16:32 日経速報ニュース 379文字
 みずほフィナンシャルグループ(8411)が14日発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%減の3581億円
だった。金利低下により国内融資事業の採算が悪化し、株安で投信販売の手数料収入も減少した。
 本業のもうけを示す実質業務純益(2行合算ベース)は17%減の3038億円だった。日銀のマイナス金利導入後に市場金利が低下
し、国内の預貸利ざや(政府等向け貸出金控除後)が0.93%と前年同期で0.08ポイント低下した。
 17年3月期通期の純利益は前期比11%減の6000億円を見込み、従来予想を据え置いた。計画に対する4〜9月期の進捗率は6割
近くに達し、同日記者会見した佐藤康博社長は「マイナス金利などの厳しい経営環境だったが、グループの銀行・証券・信託の連携
である程度は逆風をはね返せた」と説明した。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 21:38:42.16 ID:46ubZB+O.net
IDをちょくちょく変えるのは、多重人格という精神病です

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 22:16:18.90 ID:E4OgdrTB.net
日米国債を両天秤、利回り上昇でも悩める国内投資家

[東京 13日 ロイター] - 世界的な金利上昇が続いている。急激な金利上昇・債券価格の下落によって、国内勢を含む世界の投資家は
含み損の発生に苦しんでいるが、利回りという観点からは魅力も増している。日本の超長期債利回りが上昇するなか、生損保など日本の
バイサイドは為替ヘッジ付き米国債などと天秤にかけて、投資判断を行うことになりそうだ。

<超長期債VSヘッジ付米国債>

「一時的な資金の置き場所として、選択肢の1つになってきた」(国内生保の運用担当者)──。日本国債はその利回りの低さから、しばら
く投資の対象外となっていたが、ここにきての金利上昇で無視もできなくなってきたという。

特に金利上昇が激しいのが超長期債だ。13日の市場で10年債利回りは0.08%とプラス幅はわずかだが、20年債は0.645%、30年
債は0.805%とそれぞれ今春の水準まで一時上昇している。
米国債の10年利回りは一時2.5%に乗ったとはいえ、ドルのヘッジコスト(3カ月物)が足元で1.8%程度に上がっているため、「仕上が
り」は0.7%程度。日本の超長期国債の利回りとほぼ変わりない。12月米利上げがあれば、ヘッジコストはさらに上昇する可能性もある。

ただ、依然として日本国債に積極的に投資できる利回りではないとの声も多い。住友生命の古河久人執行役常務は11月24日の決算会
見で、日本国債に投資するめどとして、30年債で1%の利回りを挙げていた。

現在、積極的に日本国債を買っているのは、為替スワップで有利に円を調達できる海外勢や、日銀オペを前提にした「日銀トレード」を行う
一部の証券会社などだ。中長期資金の買い手が国内回帰にためらいを見せていることで、金利がじりじりと上昇する構図になっているとも
言える。

<米国債の「敗戦処理」で手一杯>

国内勢が、本格的な日本国投資に踏み切れないのは、米国債の価格急落も一因だ。「米国債投資はヘッジコストでやられ、含み損でもや
られた。円債利回りは魅力的になってきているが、米国債の『敗戦処理』で精一杯」(国内中堅生保の運用担当者)という。

米大統領選後、10年米国債の利回りは、1.7%付近から2.5%まで約0.8%ポイント上昇した。単純計算では、米国債に1兆円投資し
ていたとすれば、700億円程度の含み損が発生する。

11月27日―12月3日における国内勢の対外中長期債投資は、8876億円の売り越しだった。市場では「米国債の処分売りが出たので
はないか」(りそな銀行・総合資金部チーフストラテジストの高梨彰氏)との見方がもっぱらだ。

為替ヘッジを付けないオープン外債投資を選択すれば、10年米国債で2.5%近い利回りを得られる。しかし、米大統領選後、ドル/円が
116円台まで15円近く上昇。今度は円高リスクを考慮しなければならない水準に来ており、悩ましいことに変わりはない。

「金利上昇は世界共通の現象だ。ここからさらに金利上昇、つまり債券価格の下落が起きる可能性もある。利回りの魅力がそれなりに高く
なってきたとはいえ、日米ともに債券への投資は難しい状況にある」と、フコクしんらい生命・財務部長の林宏明氏は話す。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 22:17:02.10 ID:E4OgdrTB.net
<「切り札」の日銀指し値オペ>

世界的な金利上昇圧力が継続し、国内勢が日本国債投資をためらうなかで、国内金利はじりじりと上昇する可能性がある。だが、国内金
利が上昇し過ぎては、景気への悪影響が出るほか、円安材料としても弱くなってしまう。

市場の関心は、金利上昇抑制のため、いつ日銀の「指し値オペ」が入るかだ。前回、日銀が初めて通告した11月17日は、中短期ゾーン
へのオファーが入り、応札がゼロだったにもかかわらず、2年債や5年債は4ベーシスポイント下落し、その威力を見せ付けた。

ただ、市場では「指し値オペ」は当面入らないとの見方も多い。円安と株高も進んでおり、金利上昇がリスク資産市場の圧迫要因となってい
ない以上、ここであえて金利を抑える必要はないとみられているためだ。

特に超長期ゾーンについて日銀の黒田東彦総裁は、金利変動は市場に委ねられる部分が小さくないとの趣旨の発言をしている。

世界的に金利上昇が進む中で、日銀が無理矢理、指し値オペで金利を押えようとしても失敗するおそれがある。そうなれば、イールドカーブ
・コントロールの枠組みは瓦解しかねない。

三井住友アセットマネジメント・理事兼債券運用グループ副ヘッド、深代潤氏は「指し値オペはやればやるほど、市場に慣れが生じ効果が
薄れる」と指摘。日銀が想定する10年債金利の「のりしろ」は0.1%よりも大きいのではないかとの見方を示す。

金利上昇下で「切り札」をいつ使うか、日銀と市場の神経戦となりそうだ。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 22:17:35.17 ID:46ubZB+O.net
基地害履歴

2016/12/12(月) 09:30:19.98 ID:PagOLf9/
2016/12/12(月) 12:37:15.87 ID:x9naP6RA
2016/12/12(月) 13:07:25.99 ID:EBSZ/ezo
2016/12/12(月) 15:04:45.51 ID:f9ncGeY7
2016/12/12(月) 21:11:40.81 ID:+b7dGOPD

2016/12/13(火) 04:48:33.62 ID:Iy9DKuwb
2016/12/13(火) 06:57:24.65 ID:NMj8tUhN
2016/12/13(火) 07:24:27.65 ID:a+1yLvCD
2016/12/13(火) 08:00:25.91 ID:6vpp1ECJ
2016/12/13(火) 12:35:29.64 ID:0ytgegSd
2016/12/13(火) 15:57:54.54 ID:5fwU8XYZ
2016/12/13(火) 21:01:04.26 ID:ba7hhkjw
2016/12/13(火) 22:16:18.90 ID:E4OgdrTB

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 22:21:24.07 ID:g7HsqBnw.net
荒らしはYahooBBの所沢

頭良くないねぇ

311 :名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2016/12/13(火) 22:22:22.02 ID:46ubZB+O.net
基地害履歴

2016/12/12(月) 09:30:19.98 ID:PagOLf9/
2016/12/12(月) 12:37:15.87 ID:x9naP6RA
2016/12/12(月) 13:07:25.99 ID:EBSZ/ezo
2016/12/12(月) 15:04:45.51 ID:f9ncGeY7
2016/12/12(月) 21:11:40.81 ID:+b7dGOPD

2016/12/13(火) 04:48:33.62 ID:Iy9DKuwb
2016/12/13(火) 06:57:24.65 ID:NMj8tUhN
2016/12/13(火) 07:24:27.65 ID:a+1yLvCD
2016/12/13(火) 08:00:25.91 ID:6vpp1ECJ
2016/12/13(火) 12:35:29.64 ID:0ytgegSd
2016/12/13(火) 15:57:54.54 ID:5fwU8XYZ
2016/12/13(火) 21:01:04.26 ID:ba7hhkjw
2016/12/13(火) 22:16:18.90 ID:E4OgdrTB
2016/12/13(火) 22:21:24.07 ID:g7HsqBnw

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/13(火) 22:23:31.73 ID:46ubZB+O.net
ここまでID変える奴って、かなり重症の精神病だと思うよ。すぐ病院に行った方がいい

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 00:15:05.62 ID:iS/9Iha+.net
他人のIDを必死チェッカーで調べまくってるんで、IDを変える癖がついてんじゃねえの
いずれにしろ病気だな

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 00:16:05.74 ID:F08CuG2y.net
米国株、上げて始まる ダウ一時110ドル超高、欧州株高を好感 
2016/12/13 23:50 日経速報ニュース 649文字
【NQNニューヨーク=川内資子】13日の米株式相場は上昇して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比82ドル51セン
ト高の1万9878ドル94セントで推移している。ダウ平均の上げ幅は一時110ドルを超えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数
は同24.710ポイント高の5437.250となっている。イタリアなど欧州の株式相場が金融株が主導する形で上昇し、米市場でも買いが優勢とな
った。
 イタリアの大手銀ウニクレディトが130億ユーロ(約1兆5900億円)の増資を含む経営再建策を発表し、株価は上昇した。経営不安が強まっ
ていた同国の銀行株全般に買い戻しが広がった。
 レックス・ティラーソン最高経営責任者(CEO)が次期国務長官に起用されることが明らかになった石油のエクソンモービルは買われた。
インスリンの価格を2017年から最大40%引き下げると発表した製薬のイーライ・リリーも高い。前日夕に増配と自社株買いを発表した航空機
のボーイングも上げて始まった。製薬のファイザーや航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズ、通信のベライゾン・コミュニケーション
ズが高い。
 一方、17年12月期通期の1株利益が前期比で増えるとの見通しを発表した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)には売りが先行した。
証券会社が投資判断を引き下げたと伝わった飲料のコカ・コーラと日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)がそれぞれ下げた。映画
・娯楽のウォルト・ディズニーは小安い。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 00:30:45.95 ID:Uwx4rAjc.net
荒らしはYahooBBの所沢

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 03:01:44.77 ID:aWLSo/G9.net
ドイツ株13日 DAX94ポイント高の11284
2016/12/14 01:58 日経速報ニュース 365文字
【NQNロンドン】13日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比94.44ポイント(0.84%)高の11284.65と、
前週末に付けた年初来高値(終値ベース)を上回った。2015年11月下旬以来、約1年ぶりの高値水準で引けた。イタリアなどの欧州株高を
好感し、構成銘柄の約8割が上昇した。
 医薬・化学大手のメルクが高かった。フォルクスワーゲンをはじめ自動車株も上昇した。ドイツ銀行も買われた。一方で、電力のRWEが下
落。コメルツ銀行は売られた。
 欧州の主要株式市場も総じて上昇。フランスの株価指数CAC40とスペインのIBEX35は同1%前後、上昇。イタリアのFTSE・MIBは同2
%以上、上昇した。増資を含む経営再建策を発表したイタリアの大手銀ウニクレディトが大幅上昇し、指数の上げに貢献した。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 03:03:36.79 ID:aWLSo/G9.net
群れない投資のススメ 「トランプ相場」後に視線 スクランブル
2016/12/14 02:00 日経速報ニュース 1245文字
 強気派がじわりと勢いを増す日本株市場で、コンセンサス(共通意見)に挑戦する投資家がいる。米国の利上げと景気刺激策をにらんだ足
元の「トランプ相場」で、一気に主役に躍り出たのは金融株などだ。ただ、足元の展開に懐疑的な一部投資家は、あえて時流に乗り遅れた不
人気銘柄をコツコツ拾う。群れない投資は報われるのだろうか。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えた13日の東京株式市場。利上げが既に「既定路線」になりつつあるだけに、警戒感は乏し
い。投資家の関心は利上げの有無よりも、来年以降の利上げ回数に移っている。日米金利差の拡大が円安加速につながるとの見方がある
ためだ。トランプ氏の景気浮揚策が奏功すれば「利上げ速度が加速する」(米プリンシパル・グローバル・インベスターズのジム・マコーガン最
高経営責任者)との声もある。
 足元の物色動向もこうした見立てに沿ったもの。米大統領選後から12月第1週までに買われたのは、自己資本利益率(ROE)が低水準で
業績の悪い銘柄が多い。選挙前は不安定な相場を警戒して、こうした銘柄は敬遠されがちだった。
 米大統領選を通過すると景色は一変する。下馬評を覆してトランプ氏が当選すると、株式市場でも物色動向が激変した。相場が底上げされ
る中で出遅れていた銘柄が脚光を浴びる。かつて不人気だった銀行株などが買われ、これまで人気だった高ROE銘柄は勢いを失った。
 時流にあらがう不人気銘柄投資だが、統計上は長期リターンを生み出している。クレディ・スイス証券の栗田昌孝ヴァイスプレジデントは、機
関投資家の保有が多い銘柄群(人気銘柄)と、少ない銘柄群(不人気銘柄)に分けて運用リターンを計測。不人気銘柄群で運用し続けたほ
うが、好成績を残せるとの結果が出た。
 栗田氏は「特に相場が大きく上下に振れると活躍するのは不人気銘柄」と説明する。投資家保有が少ないほうが軟調な局面でも投げ売り
が限定的で下がりにくい一方、驚きをもたらす材料を契機に上がり始めることが多いという。トランプ相場がこれに当てはまる。
 新たに不人気となった高ROE・好業績銘柄。これらをコツコツ拾う投資家がいる。運用歴25年超の東京海上アセットマネジメントの平山賢
一・運用戦略部長もその一人だ。17年の見通しについて「早ければ7月以降に米利下げ機運が出てくる」と分析。トランプ政権が早晩行き詰
まって景況感が悪化するとみるためだ。大方の市場参加者の予想とは異なるシナリオを基に、あえて時流に逆らう安定成長銘柄を仕込む。
 群れない投資には覚悟が必要だ。ある国内運用会社の担当者は「『トランプ銘柄』を入れずに市場平均に負けると、月例運用報告で上司や
顧客に責められる」とこぼす。構造不況業種とされる地銀株にまで買いが集まってしまう一因だ。
 短期売買に自信があれば今回の上昇局面で大きな利益を得られるかもしれない。だが、自らの判断基準がなければ市場に翻弄される。
「苦痛」に耐えた投資家だけが得られる利益もある。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 03:06:15.06 ID:aWLSo/G9.net
日本株、保護主義がリスク ジム・ロジャーズ氏に聞く2017年
2016/12/14 02:00 日経速報ニュース 1436文字
 著名投資家のジム・ロジャーズ氏が取材に応じ、トランプ次期米大統領の登場で当面はドル高と商品相場の上昇が続くと予測した。世界
的な保護主義が2017年の最大のリスクだとしてトランプ氏の実際の政策を注視する姿勢を示した。日本株は円安が追い風となっているが、
保護主義の広がりが悪影響を及ぼす可能性を指摘した。
 ――トランプ次期米大統領の誕生で米国の株式相場が上昇しました。
 「トランプ氏が大規模な減税やインフラ投資、金融関連の規制緩和などを掲げていることから米国の株価は上昇した。ただ、巨額の資金を
必要とするインフラ投資は議会との対立など難航も予想され、米新政府が本当に政策を実施できるか注視する必要もある」
 ――ドル高を受けて新興国からは資金が流出しています。2017年の新興国、商品市場の展望をどうみますか。
 「ドルの上昇と新興国通貨の下落は当面、続くだろう。市場関係者は安全とみなすドル資産に資金を回帰させている。有望市場である中
国やインドも資金流出の例外ではいられない」
 「商品相場の上昇も続く。トランプ氏が掲げる巨額のインフラ投資は工業用金属や原油の需要を拡大させる。銅や亜鉛などの価格はすで
に上昇している。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意には注目しない。彼らはいつも数カ月後には約束を忘れてしまう。一方でドル高を受
けて金価格は低迷する。金は空港や道路などインフラ整備にも使われない」
 ――17年はフランスの大統領選などが控えます。世界経済のリスクは。
 「最大のリスクは貿易戦争や孤立主義だ。世界中でグローバリズムや自由貿易を嫌悪する保護主義の動きが強まっている。第2次世界大
戦前にも同様の動きが起こり、景気後退や多くの倒産が摩擦を引き起こした」
 ――トランプ氏は米国第一主義を掲げます。
 「保護主義は一時的に米国の鉄鋼や石炭、銀行などにプラスに働くかもしれない。しかし中期的には経済を悪化させる。トランプ氏は環太
平洋経済連携協定(TPP)から脱退するという。そうなれば東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を進める中国の存在感がさらに強まる。
それが鮮明になり、米国が後悔するのは20年後だ」
 「私はトランプ氏が変心し、極端な保護主義を採用しないと期待している。政治家は状況に応じて考えを変えるものだ。ただ仮に彼が変心
して貿易戦争を回避できても、中期的には減税などによる過度の財政支出の問題が浮上してくる。私は来年後半にも株価が下落し、2〜3
年内に世界経済は厳しい状況に陥るとみている」
 ――トランプ相場をきっかけとした円安が日本株の追い風になっています。
 「円相場が1ドル=120円程度まで安くなり、株価が上昇する可能性はあると思う。私は日本株を既に保有している。だが買い増ししようと
は考えていない。日本株の上昇は経済の本当の実力ではなく、円安の後押しを受けているだけだ。米新政権の下で貿易戦争が起きた場
合に日本株が悪影響を受けることも心配している」
 「私は(トランプ次期大統領の誕生で対米関係が改善するとされる)ロシアへの投資では利益を得た。今後もロシアの短期債券などに投
資するつもりだ」
 ――米連邦準備理事会(FRB)は12月に追加利上げするとの観測が強くなっています。
 「FRBは追加利上げを実施し、来年も再び利上げするとみている。ただ、トランプ氏が貿易障壁を構築する方針を打ち出せば、来年の利上
げは難しくなる」

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:11:37.95 ID:SdHA5FWL.net
銀行カードローンも調査、金融庁。
2016/12/14 日本経済新聞 朝刊 5ページ 375文字 書誌情報
 金融庁が消費者ローンを巡る銀行融資を問題視している。2010年に施行した改正貸金業法で消費者金融会社の貸出総額に制限がか
かったため、消費者金融で借金を重ねる「多重債務者」はピーク時の5%まで減少。一方、貸し出し規制のない銀行によるカードローンなど
が増加。金融庁は銀行による過剰な貸し出しや過度な宣伝がないか調査を始めた。
 金融庁によると、借り入れが5件以上ある多重債務者は10月時点で9万人。07年3月時点の20分の1に減った。改正貸金業法が消費
者金融会社に個人への貸出総額を年収の3分の1までに制限していることが要因だ。
 一方、大手行や地銀などは規制の対象外でカードローンなどで融資を伸ばしている。金融庁が13日に開いた多重債務問題の有識者会
議では、委員から「銀行によるローンが重なっても危険な状況になる」と過剰な貸し出しを懸念する指摘があった。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:14:01.07 ID:SdHA5FWL.net
三菱UFJ銀、訪日客の購入情報を販売、中国SNSを分析。
2016/12/14 日本経済新聞 朝刊 5ページ 350文字 書誌情報
 三菱東京UFJ銀行は訪日中国人の買い物動向を人工知能(AI)で分析する新たな取り組みを始める。中国人の大半が利用する交流サイ
ト(SNS)「ウィーチャット(微信)」を使った専用の情報収集アプリを活用。銀行の膨大な決済データと照合して買い物の動機を解明し、中小
小売りや飲食店などに情報を販売する。
 金融機関が消費者情報の販売に乗り出すのは珍しい。IT(情報技術)を金融に活用したフィンテックの普及で、銀行の事業領域が広がり
つつある。
 中国の旅行会社と組み、訪日を検討する中国人に専用アプリをダウンロードしてもらう。来日時にアプリのカメラ機能で買い物したレシート
を撮影すると、位置情報や買い物履歴が集まる仕組みだ。協力者には微信の資金融通サービスを通じてもれなく108元(1800円程度)の
謝礼を支払う。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:14:48.84 ID:SdHA5FWL.net
みずほ、ロシア最大手銀とフィンテック連携。
2016/12/14 日本経済新聞 朝刊 5ページ 108文字 書誌情報
 みずほ銀行は業務協力協定を結ぶロシア最大手銀ズベルバンクと、IT(情報技術)と金融が融合する「フィンテック」分野で連携する。
ロシアのプーチン大統領訪日を受け、政府が経済界に要請している対ロ経済協力の一環とみられる。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:16:39.32 ID:SdHA5FWL.net
イタリア最大手銀増資、不良債権売却、人員も削減。
2016/12/14 日本経済新聞 朝刊 6ページ 906文字 書誌情報
 【ジュネーブ=原克彦】イタリアの最大手銀行、ウニクレディトは13日、130億ユーロ(約1兆6千億円)の増資や不良債権の売却などを
柱とする中期経営計画を発表した。人員削減による効率化にも取り組む。低迷が続く同国の景気回復には、銀行の健全化と融資活性化は
欠かせない。大手銀行は経営の体質強化を急いでいるが、不安定な政治が足かせになる懸念も残る。
 2017年1月12日に臨時株主総会を開き、株主に増資の承認を求める。発表によると世界の銀行大手グループが増資引き受けの準備
に合意しており、株主総会後に正式な契約へと協議を進める予定だ。
 不良債権は177億ユーロに相当する融資を証券化と呼ぶ手法でファンドなどに売却する。17年中に2割を売り、19年までに残りを売却
する。16年9月末に15・1%だった不良債権比率は19年末までに8・4%に下げる。従業員は1万4千人を削減し、人件費を11億ユーロ
減らす。
 非中核事業の整理も進める。グループへの相乗効果が低かったポーランド子会社ペカオの保有株式のすべてを同国の保険会社などに売
却するほか、12日には資産運用会社パイオニアを35億ユーロで売却することを決めた。保有するネット銀行の株式も一部を手放した。
 イタリアでは4日の国民投票で憲法改正案が否決されたのを受けレンツィ前首相が辞任。政治が不安定になるとの懸念から銀行3位モ
ンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの増資計画は難航している。
 ウニクレディトの増資に影響するかが注視されたが、モンテパスキほど財務内容が深刻でないことから投資銀行などが出資に応じやすく、
増資計画の発表にこぎつけた。
 同国では欧州債務危機後の景気低迷で銀行の不良債権が合計3600億ユーロと国内総生産(GDP)の2割近くに膨らみ、貸し渋りが
さらに景気を冷やす悪循環に陥っている。政府は各行に不良債権の処理を促し、金融不安を解消するのと同時に経済活性化につなげたい
考えだ。
 ただ、イタリア経済は基礎的な競争力に欠けるとの指摘もある。増資などで不良債権を処理しても、企業の業績や労働者の賃金が増え
なければ経済が悪化し、再び不良債権が増える事態になりかねない。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:22:20.21 ID:SdHA5FWL.net
日本株ADR13日、全面高 NTTドコモやNTTが上昇
2016/12/14 06:06 日経速報ニュース 122文字
【NQNニューヨーク=神能淳志】13日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
日米の株式相場が上げたのにつれ、日本株ADRにも買いが広がった。NTTドコモやNTTが2%近く
上昇した。ソニーやみずほFG、トヨタの上げも目立った。

日経平均先物、夜間取引で上昇 90円高の1万9290円で終了
2016/12/14 05:42 日経速報ニュース 99文字
【NQNニューヨーク=神能淳志】日本時間14日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。
2017年3月物は前日の清算値と比べ90円高い1万9290円で終えた。売買高は1万8700枚だった。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 06:23:29.32 ID:SdHA5FWL.net
メリル12月機関投資家調査 成長期待強まる、株式やドルへのシフト鮮明
2016/12/14 05:55 日経速報ニュース 1140文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】バンクオブアメリカ(バンカメ)・メリルリンチが13日発表した12月の機関投資家調査(2〜8日)では投資家
が経済成長やインフレの加速、企業業績の拡大など世界景気に対する楽観を強め、株式などに対して強気に傾きつつあることが明らかに
なった。

 世界経済が今後12カ月の間に強まるとみる投資家から弱まるとみる割合を差し引いた値は57%と前月(35%)から大幅に上昇し、1年7カ
月ぶりの高水準となった。同期間に期待インフレ率が上昇するとみる投資家は84%だった。前月(85%)からほぼ横ばいで、引き続き2004
年半ば以来の高い水準だった。今後12カ月で経済成長や物価上昇率がこれまでのトレンドを上回るとみる投資家は差し引き12%と、5年ぶ
りの水準に高まった。
 企業業績に対しても楽観が強まった。今後12カ月で損益が改善するとの回答は差し引き56%と前月の29%から大幅に上昇し、6年半ぶ
りの高水準となった。

 投資家は株式の保有比率を高め、債券や現金保有の割合は下げた。株式の保有を当初設けた配分を上回る「オーバーウエート」とする投
資家から配分を下回る「アンダーウエート」とする割合を差し引いた値は31%と前月の8%から大きく増え、1年ぶりの水準に上昇した。一方
、債券をアンダーウエートとする投資家は11月の差し引き48%から12月は58%に増加、やはり1年ぶりの水準だった。
 保有資産に占める現金の比率は4.8%と、11月の5.0%から低下が続いた。10月の5.8%からは1ポイント低下しており、2カ月間の低下幅
としては02年以来の大きさだった。

 12月の調査では「銀行」セクターをオーバーウエートしているとの投資家が差し引きで31%と過去最高となった。54%の投資家は、17年に
かけて景気循環の好影響を受けやすい銘柄や、インフレ圧力が高まる環境が追い風となる銘柄へのローテーションが続くとみた。同比率は
11月は44%だった。一方で、持ち高が積み上がっている取引としては35%が米「ドル買い」と答えた。
 可能性は低いが起こるときわめて影響が大きいリスク「テールリスク」としては投資家の29%が「欧州連合(EU)の分裂・欧州銀の債務不
履行」と回答し、2位は「(景気停滞と物価上昇が同時に起こる)スタグフレーション局面での債券相場の暴落」で26%だった。「中国の通貨
人民元の切り下げや同国の不動産バブル」を挙げる投資家も19%いた。

 米国株をオーバーウエートにしているとの投資家は差し引き15%となり、2年ぶりの高水準となった。日本株をオーバーウエートにしてい
るとの回答は11月の5%から21%に上昇。10カ月ぶりの高水準で、単月の上昇幅としては過去最大だった。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 08:02:22.67 ID:bhYfIHqv.net
銀行株はいったん調整の公算、テクニカル的に戻りの節−SMBC日興
2016年12月13日 15:51 JST
■MUFG株は760−840円に節目
■7月安値で二番底形成、来年は15年高値超えも

  米大統領選後の日本株の上昇相場をけん引してきた銀行株に上げ一服感が出てきた。SMBC日興証券の吉野豊チーフテクニカル
アナリストは、テクニカル的には上昇波動拡大が見込まれるものの、足元では当面の戻りの節にさしかかっているため短期的に調整す
る可能性が高いとみている。

  東証1部業種別指数で銀行指数は11月9日から前週末9日までの1カ月で4割近く上昇、33業種では証券・商品先物取引に次ぐ高い
パフォーマンスをあげた。しかし今週に入ると12、13日と続落し、一転して2日間での下落率上位になった。

  銀行株のなかでもこの1カ月で最も上昇した三菱UFJフィナンシャル・グループの株価について吉野氏は、7月に二番底を付けた後は
11月に4月高値593円を上抜いて短期波動が右肩上がりに転換、650円の節も超えて切り返しが拡大していると分析する。ただし短期的
には、7月の安値に2015年1月安値から6月高値までの上昇幅を加算した760円や、14年3月安値から15年6月高値までの上げ幅を足し
た840円の節で上昇はいったん頭打ちとなり、100−130円幅程度の調整が生じると予想する。

  値固めが進んだ後の17年には、まず15年6月の高値936.8円を上抜き、11年11月安値から15年6月高値までの上げ幅を7月安値に
足した1040円か、01年5月高値から03年4月安値の下げ幅を11年11月安値に足した1310円に上昇する可能性を吉野氏は指摘した。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 08:36:05.41 ID:bhYfIHqv.net
みずほFグループ − 【四季報先取り】みずほFグループ
詳細
【減益幅縮小】資金益はドル調達費用上昇や利回り低迷響く。非金利収益は個人向け苦戦も国内外法人向け順調。与信費用が下振れ、
円高修正も進む。会社純益計画やや慎重。18年3月期は国内外法人向け伸び、経費抑制も効く。繰延税金資産計上消滅。
【ICT】ソフトバンクとAI活用型融資事業で合弁。全面刷新した次期統合システムへの移行開始は16年12月予定が後ずれ。
(『会社四季報』新春号《12月16日発売》の速報版です。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 08:38:09.42 ID:bhYfIHqv.net
三井住友FG − 【四季報先取り】三井住友FG
詳細
【経常増益】国内貸出金利回りや運用商品販売手数料の低迷響く。ただ新規連結子会社寄与。国際部門、インドネシア持分法利益など
堅調。与信費用は下期も下振れ。減額した会社経常益計画は慎重。段階取得特益。18年3月期は米国等貸出と経費削減を推進。
【ICT】グーグルと提携しカード不正利用検知にAI活用。NECと合弁事業、コンビニでの各種料金支払いをスマホで。
(『会社四季報』新春号《12月16日発売》の速報版です。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 09:08:30.06 ID:bhYfIHqv.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG143万株の買い越し
2016/12/14 09:03 日経速報ニュース 134文字
 14日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG143万株、ADワークス122万株、
三菱UFJ93万株、日立49万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は野村58万株、郵船29万株、アーク18万株などだった。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 12:34:05.00 ID:Hs6BSfY1.net
主な成り行き注文(東証・後場)新生銀12万株の売り越し
2016/12/14 12:27 日経速報ニュース 121文字
 14日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄は新生銀12万株、ガンホー5万株、JX5万株などだった。
 一方、主な買越銘柄はりそなHD50万株、みずほFG29万株、野村15万株などだった。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 12:53:30.00 ID:Hs6BSfY1.net
株、循環物色やまず 機関投資家、強気優勢に転じる
2016/12/14 12:41 日経速報ニュース 1139文字
 14日午前の日経平均株価は小幅に反落したが、株式市場では循環的に銘柄を選んだ買いは続いている。14日に買いが入ったのは株価
上昇が出遅れていた内需株などだ。日本時間15日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前にいったん売買が静かになった
面はあるが、日本株に対する機関投資家の強気は続いている。

 1年ぶりの追加利上げが決まる可能性の高いFOMCという重要イベント直前でも、持ち高調整の売りなどで株価が大きく下げなかったのは
「多くの投資家が先高観を維持しているため」(野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジスト)との見方があった。

 日経平均は13日まで4日連続で年初来高値を更新していた。一部のテクニカル指標は株価の過熱感を示している。11月10日から12月13
日までの23日間で日経平均が下落したのはわずか5日で、まさに「押し目待ちに押し目なし」となっている。

 バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)・メリルリンチが13日に発表した12月の機関投資家調査(2〜8日)では日本株への強気の姿勢が明確にな
った。日本株の保有が当初設けた資産配分の割合を上回っている「オーバーウエート」の比率から下回っている「アンダーウエート」の比率を
差し引いた結果は、大幅に改善した。前回の11月調査でマイナス5%とアンダーウエートの比率が多かったのに対し、今回の調査ではプラス
21%と大きく転換した。改善幅は過去最大だったという。

 同調査では、今後日本株を「オーバーウエートにしたい」との回答から「アンダーウエートにしたい」との回答を差し引いた数値は前回比6ポ
イント増のプラス11%だった。メリルリンチ日本証券の山田修輔FX・株式ストラテジストはリポートで、日本株は短期的には反落を警戒する必
要があるが、押し目買い続くことを調査は示唆していると指摘する。

 11月以降、PBR(株価純資産倍率)が低い相対的に割安感のある銘柄で構成されるTOPIXバリュー指数の上昇が目立っていた。だが、足
元ではこの動きは一服し、代わって高PBRで成長株のTOPIXグロース指数の上昇傾向が強まっている。国内外の投資家が活発に銘柄を入
れ替えているのが表れている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真チーフ・ポートフォリオストラテジストは、足元でのグロース指数の上昇について「世界的に急ピ
ッチで投資家の資金が割安株に移った反動」とみる。「一時的な調整で、FOMC後は再び割安株が優位になる」と読む。

 米大統領選後の投資家の買いはいったん小休止しつつある。だが、先高観を支えに日本株に対する投資家の買い意欲はマグマのように
熱を保っているようだ。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 13:33:18.11 ID:Hs6BSfY1.net
日銀、異例の措置で金利上昇を抑制 FOMCにらみ先手か
2016/12/14 13:12 日経速報ニュース 1460文字
 日銀が金利上昇のけん制に動いた。14日に実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)で、残存期間「10年超25年以下」と「25年超」の
買い入れ予定額をそれぞれ前回(9日)から100億円ずつ増やし、2000億円と1200億円とした。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール
)を導入して以降、オペ通知で買い入れ額を増やすのは初めて。このところの超長期債を中心とする利回り上昇を抑える姿勢を示した格好で
、オペ通知後に国債市場では幅広い年限の国債への買いに弾みがついた。

 買い入れ増額の背景について、日銀は「最近の超長期ゾーンの急激な金利上昇や市場におけるさらなる金利変動懸念を勘案し、金融市
場調節方針に整合的な利回り曲線の形成を促すため実施した」(金融市場局)と説明した。前日に20年債利回りは一時0.650%と2月以来、
10カ月ぶりの水準まで上昇。30年債や40年債の利回りも、3月初旬以来の高水準に達していた。

 超長期債利回りの上昇の影響を受け、日銀が操作目標を「ゼロ%」程度としている長期金利(新発10年物国債利回り)も前日に0.080%と
、約10カ月ぶりの高水準を付けていた。節目の0.1%が視野に入りつつあったなかで、日銀が金利抑制に動いても不思議はないとの声が出
ていた。

 あす15日に20年債入札を控え、日本時間未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明する。米連邦準備理事会(FRB)によ
る1年ぶりの利上げ決定が確実視されているが、声明やイエレン議長の記者会見の内容によっては世界的に金融市場の変動が高まる恐
れもある。不安定な地合いのなかで入札が不調に終われば、金利上昇に拍車がかかる展開も考えられる。一段の金利上昇を回避するため
に、「予防的」に超長期債の増額に踏み切った面もありそうだ。日銀が金利を低位に抑えておけば、FOMC後に米金利が上昇した場面でも
、米債追随の利回り上昇を回避して日米金利差を確保し、円安・ドル高の地合いが続く効果も期待できる。

 オペの増額とあわせ、日銀は残存期間「10年超」の超長期ゾーンの国債買い入れを16日に実施すると予告した。日銀が具体的なオペ
日程を事前に通知するのは異例だ。「あすの20年債入札以降の国債買い入れオペを巡り、過度の不確実性が生じて金利変動を大きくする
おそれがあるため」(日銀金融市場局)という。20年債入札の翌営業日に超長期ゾーンを対象にしたオペを実施するのは慣例となっている
が、あえて予告した狙いについて債券市場では「きょう超長期債の買い入れを実施した分、20年債入札の翌日にオペを見送るとの懸念を払
拭するための予防的措置」(みずほ証券の丹治倫敦シニア債券ストラテジスト)との解釈が聞かれる。きょうは、前日に5年債入札があっ
ため、通例では中期ゾーンのみが買い入れ対象となるはずだった。

 オペ通知を受け、長期金利は前日比0.020%低い0.055%まで低下。20年債利回りは0.055%低い0.585%まで低下した。超長期債利回
りについては金利操作における明確な誘導目標が設けられていないことから、足元で上昇余地を探るような展開となっていた。今回、オペの
増額が実施されたことで「20年債利回りは前日の水準近辺である0.65%、30年債利回りは0.80%程度がメドとして意識されるだろう」(東海
東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト)。米金利高の影響を受けた金利上昇局面はひとまず一服した可能性が高い。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 15:39:54.14 ID:bybo1cQ0.net
日銀の深謀遠慮 FOMC後の円相場見据えた一手か
2016/12/14 15:32 日経速報ニュース 1085文字
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えた14日、日銀が金利抑制に
動いた。同日実施の国債買いいれオペ(公開市場操作)で買い入れ額を増やしたほか、16日に超長期ゾーンの国債買い入れを実施する
との予告までした。足元の超長期国債の利回り急騰を受け、金利上昇をけん制する姿勢を改めて示した。

 FOMCでは0.25%の利上げがほぼ確実視されている。欧州中央銀行(ECB)も8日の理事会で資産の買い入れ期間を延長する一方で
額は減らすと決め、金融緩和一辺倒ではないと示唆した。そのなかで日銀が、日本と米欧の金融政策の方向性の違いを明示した。日銀
による金利上昇の抑制は日米の金利差が拡大するとの連想を生むため、14日のオペ通知は「円売り・ドル買いの材料となる」(国内銀行)
と受け止められた。

 だが14日の円相場は、日銀のメッセージに押されることなく目先の利益を確定するための円買い・ドル売りの流れが続いた。日銀がオペ
を公表した直後こそ円相場は対ドルで小幅に円安方向へ振れたものの、ほどなく元の水準に押し戻された。
 背景にあるのは、FOMCを境にドル相場がいったん調整局面に入るかもしれないとの警戒だ。「噂(期待)で買って事実で売る」という相
場の格言どおり、トランプ次期米大統領が掲げる景気浮揚策への期待や米利上げに対する思惑を手掛かりにドルが買われてきた。ドルの
上昇基調が利上げ実施という「事実」をきっかけに「一時的に反転する可能性がある」(みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト)との
見方がある。

 FOMCで市場関係者が注視するのは、来年以降の政策金利の見通しと米経済やインフレに対するFRBの現状認識だ。足元ではドル高
・株高・原油高が進んでおり、雇用統計などの米経済指標はおおむね好調だ。FRBが米経済の回復を支えに金融引き締めを容認する「タ
カ派」色を強めるのか、利上げしつつもドル高による悪影響にも目配りする「弱気なタカ派」を強調するのか。どちらの可能性もあるだけに、
FOMCの結果発表の直前で市場関係者は身動きがとれなくなっている

 日米の金利差拡大を見込んだ円安・ドル高の流れは来年も続くとみる向きが市場では大勢を占める。ただ、ドルが一段と上昇する前に持
ち高調整の円買い・ドル売りという「健全なドル相場の調整」を挟む必要があるとの声が多いのも事実だ。14日に日銀が発したシグナルは、
円安・ドル高がFOMC後に急速に揺り戻す可能性を視野に入れた一手だった可能性がある。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 15:48:21.79 ID:bybo1cQ0.net
日銀の深謀遠慮 FOMC後の円相場見据えた一手か
2016/12/14 15:32 日経速報ニュース 1085文字
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えた14日、日銀が金利抑制に
動いた。同日実施の国債買いいれオペ(公開市場操作)で買い入れ額を増やしたほか、16日に超長期ゾーンの国債買い入れを実施する
との予告までした。足元の超長期国債の利回り急騰を受け、金利上昇をけん制する姿勢を改めて示した。

 FOMCでは0.25%の利上げがほぼ確実視されている。欧州中央銀行(ECB)も8日の理事会で資産の買い入れ期間を延長する一方で
額は減らすと決め、金融緩和一辺倒ではないと示唆した。そのなかで日銀が、日本と米欧の金融政策の方向性の違いを明示した。日銀
による金利上昇の抑制は日米の金利差が拡大するとの連想を生むため、14日のオペ通知は「円売り・ドル買いの材料となる」(国内銀行)
と受け止められた。

 だが14日の円相場は、日銀のメッセージに押されることなく目先の利益を確定するための円買い・ドル売りの流れが続いた。日銀がオペ
を公表した直後こそ円相場は対ドルで小幅に円安方向へ振れたものの、ほどなく元の水準に押し戻された。
 背景にあるのは、FOMCを境にドル相場がいったん調整局面に入るかもしれないとの警戒だ。「噂(期待)で買って事実で売る」という相
場の格言どおり、トランプ次期米大統領が掲げる景気浮揚策への期待や米利上げに対する思惑を手掛かりにドルが買われてきた。ドルの
上昇基調が利上げ実施という「事実」をきっかけに「一時的に反転する可能性がある」(みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト)との
見方がある。

 FOMCで市場関係者が注視するのは、来年以降の政策金利の見通しと米経済やインフレに対するFRBの現状認識だ。足元ではドル高
・株高・原油高が進んでおり、雇用統計などの米経済指標はおおむね好調だ。FRBが米経済の回復を支えに金融引き締めを容認する「タ
カ派」色を強めるのか、利上げしつつもドル高による悪影響にも目配りする「弱気なタカ派」を強調するのか。どちらの可能性もあるだけに、
FOMCの結果発表の直前で市場関係者は身動きがとれなくなっている

 日米の金利差拡大を見込んだ円安・ドル高の流れは来年も続くとみる向きが市場では大勢を占める。ただ、ドルが一段と上昇する前に持
ち高調整の円買い・ドル売りという「健全なドル相場の調整」を挟む必要があるとの声が多いのも事実だ。14日に日銀が発したシグナルは
、円安・ドル高がFOMC後に急速に揺り戻す可能性を視野に入れた一手だった可能性がある。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 18:02:37.13 ID:bybo1cQ0.net
日銀、ETFを742億円買い入れ、REITはなし(14日)
2016/12/14 17:54 日経速報ニュース 726文字
 日銀は14日、株価指数連動型上場投資信託(ETF)を742億円買い入れた。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 21:10:19.29 ID:vGDqgbZO.net
みずほ、ロシアのズベルバンクと、新たに「FinTech」などの金融先端技術分野で業務協力協定
 12/14 14:31

 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>傘下のみずほ銀行とモスクワみずほ銀行は14日、ロシア最大の商業銀行であるズベルバンク
と、業務協力協定の変更契約を13日付で締結したと発表した。
 みずほ銀行はズベルバンクと、11年9月に投資銀行業務および幅広い商業銀行業務における業務協力協定を締結している。今回、新
たに「FinTech」などの金融先端技術分野における業務協力を盛り込み、金融先端技術における情報交換・技術支援を行うとともに、金
融先端技術の手法を活用することを目指す。
 ズベルバンクは、ロシア中央銀行を主要株主とし、国内最大級のネットワーク(約1万7000店舗)を有しており、ロシアの銀行部門の総
資産の約3割を占めているという。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/14(水) 23:29:06.57 ID:BPleYEMZ.net
基地害履歴  病気が悪化している

2016/12/13(火) 04:48:33.62 ID:Iy9DKuwb
2016/12/13(火) 06:57:24.65 ID:NMj8tUhN
2016/12/13(火) 07:24:27.65 ID:a+1yLvCD
2016/12/13(火) 08:00:25.91 ID:6vpp1ECJ
2016/12/13(火) 12:35:29.64 ID:0ytgegSd
2016/12/13(火) 15:57:54.54 ID:5fwU8XYZ
2016/12/13(火) 21:01:04.26 ID:ba7hhkjw
2016/12/13(火) 22:16:18.90 ID:E4OgdrTB
2016/12/13(火) 22:21:24.07 ID:g7HsqBnw

2016/12/14(水) 00:16:05.74 ID:F08CuG2y
2016/12/14(水) 00:30:45.95 ID:Uwx4rAjc
2016/12/14(水) 03:01:44.77 ID:aWLSo/G9
2016/12/14(水) 06:11:37.95 ID:SdHA5FWL
2016/12/14(水) 08:02:22.67 ID:bhYfIHqv
2016/12/14(水) 12:34:05.00 ID:Hs6BSfY1
2016/12/14(水) 15:39:54.14 ID:bybo1cQ0
2016/12/14(水) 21:10:19.29 ID:vGDqgbZO

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 02:13:38.32 ID:lgVX3JIP.net
荒らしはYahooBBの所沢
基地外認定します

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 02:21:22.57 ID:FV9PNiK3.net
海外勢、長期買いの予感 脱円安、企業の自力を評価 スクランブル
2016/12/15 02:00 日経速報ニュース 1243文字
 14日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸した。円安・ドル高を原動力とした上昇の勢いは一時と比べて鈍ったが、日本株に投資
する海外大型ファンドへの資金流入が続いている。海外投資家が日本株に注目する背景は何か。派手な「トランプ相場」の動きにとらわれ
すぎると、株高のうねりを見誤りかねない。
 「海外勢の強い需要があった」。大手証券のトレーダーは持ち直した14日の相場の背後に、海外投資家の存在をかぎ取った。日経平均は
朝方は小安い場面があったが、3円ながら前日終値を上回って終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える中でも、海
外勢とみられる買い注文が目立ったという。
 海外勢の心情を映し出す鏡となるのは、2つの日本株ファンドだ。1つはブラックロックが運用し純資産残高が1兆7000億円を超える「iシェ
アーズMSCIジャパンETF」。同ファンドの特徴はドル建てで為替ヘッジをしないこと。円安が進むとドルベースでは損失が生じる可能性が
あるが、円安が急速に進む前の10月から流入超に転じ、10月以降の純流入額は1000億円を超えた。
 もう一つは「ウィズダムツリー日本株米ドルヘッジ付ファンド」だ。その名の通り為替変動の影響を緩和する仕組みを持つ上場投信へも資
金が流入し始めたが、ブラックロックと比べると低調さは否めない。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは
「円安が進まなくとも日本株を買う動きがある」と話す。
 いわゆるトランプ相場の原動力となったのは円安効果への期待だ。輸出採算の改善につながるとの連想だが、大和証券の試算からは違
った景色が見える。主要製造業30社の営業利益(主に4〜9月期)を要因別に分解すると、コスト削減努力が前年同期比で10%分の増益
効果を生んだという。企業は円安だけに頼らなくても良い筋肉質な収益構造を既に得ていたわけだ。
 ゴールドマン・サックス証券のキャシー・松井氏は「個人消費も今後拡大する」とみる。賃金上昇期待のほか土地などの資産価格堅調で
、消費者の財布のヒモが緩むといい、今後1年の日本株の上昇率は米国や欧州を上回ると予想する。
 日本企業の収益底入れが鮮明となった4〜9月期決算の内容が判明し始めたのは10月ごろ。ブラックロックのファンドが資金流入に転じ
た時期と重なる。日本法人の新井洋子氏はファンド好調の理由について「日本企業の業績改善期待が背景にある」とみる。
 円相場は1ドル=100円前後から急激に下落し、多くの市場参加者が次の節目とみる120円に近づきつつある。「円安余地は乏しくなって
きた」(SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミスト)。
 円安効果への期待が海外勢が買う理由ならば、円安一服は相場の上値余地の乏しさにつながる。ただ、日本株への考えを大きく変えた
なら結果は異なる。日本株はドル建てでは米国株と比べて出遅れている面もある。円安に頼らない企業の強さを示せるかが、一段高のカギ
を握る。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 02:55:46.25 ID:zNUqG+fs.net
夜中の2時に、8分でID変えて書き込んでやがるぜ。マジキチwww

2016/12/15(木) 02:13:38.32 ID:lgVX3JIP
2016/12/15(木) 02:21:22.57 ID:FV9PNiK3

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 02:56:59.90 ID:yjhncrw5.net
荒らしはYahooBBの所沢
基地外認定します

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 03:03:31.41 ID:2Kzp8bmN.net
スマホのデザリングでID変えるんだよ

スマホ持ってない、デザリング知らない、馬鹿だね

荒らしはYahooBBの所沢 

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 03:31:40.68 ID:qx2fw/9t.net
>>341
デザリングでどうやってID変えるのよ?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 06:53:13.54 ID:ggEDl+AH.net
日銀、長期金利抑制に動く、国債購入を増額、異例のオペ予告、市場と攻防本格化。
2016/12/15 日本経済新聞 朝刊 5ページ 1164文字 書誌情報
 米大統領選でのトランプ氏勝利後の長期金利上昇を抑えようと、日銀がけん制を始めた。14日には9月の金融緩和の新たな枠組みの
柱である長短金利操作政策の導入以降、初めて国債購入額を増額。16日にも国債買い取りを実施するという異例の「オペ予告」にも踏
み切った。世界的に金利の上昇圧力が強まるなか、市場との攻防が本格化している。
 日銀は14日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で、残存期間10年超の超長期国債の買い入れ額を、従来の合計3000億円から
3200億円に増やした。日銀は「最近の超長期国債の急激な金利上昇やさらなる金利変動懸念を勘案した」(金融市場局)とする。
 実際、最近の超長期債利回りの上昇(価格は低下)は急だった。債券市場で20年債利回りは前日まで1週間で0・140%も上昇、10
カ月ぶりの高水準に達していた。金利上昇は日銀が「ゼロ%程度」を目標にしている長期金利にも波及、13日には一時0・080%まで
上昇していた。
 米国発の金利上昇がどこまで進むか見通しにくく、市場参加者が国債購入を手控えていることが金利上昇を促している。「金利上昇(
価格下落)のスピードが急で手を出せない」(地方銀行)。超長期の取引量が減り、金利上昇が加速する懸念も生じていた。
 日銀の増額はひとまず効果を発揮。14日午前の日銀の増額公表後、「押し目買いを入れやすくなった」(大手生保)ことで20年債、30
年債、40年債の利回りはそろって低下した。長期金利は前日比0・025%低い0・050%まで、20年債利回りは0・045%低い0・595
%まで低下。東海東京証券の佐野一彦氏は「当面は20年債利回りで0・650%が上限と意識される」とみる。
 日銀はさらに追い打ちをかけた。増額と別に、16日に国債買い入れを実施することも予告。事前通告は2013年4月以来の異例の措
置だ。海外市場での金利変動の可能性や15日に予定する20年債入札を踏まえ、市場の不安感を少しでも和らげる狙いがあるとみられる。
 ただ、トランプ財政についての思惑や欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小政策などを背景に、世界的な金利上昇圧力は今後も継続する
可能性が高い。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に市場で来年の利上げが加速するとの思惑が広がれば、金利上昇圧力が再び日本
国債に波及しかねない。そうなれば固定価格で無制限に国債を買い取る「指し値オペ」を実施する可能性もある。
 日銀は物価2%目標の達成に向け、9月に長期金利(10年物国債利回り)をゼロ%程度に操作する金融緩和の新枠組みを導入。政
策の軸足を資金供給量の拡大から金利の操作に移した。日銀は当初、金利の下がりすぎを警戒していたが、足元では金利上昇をいか
に抑えるかに腐心し始めている。金融緩和を巡る局面変化が鮮明になってきた。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 06:54:08.50 ID:ggEDl+AH.net
日銀、景気判断引き上げ検討、輸出・消費の改善で。
2016/12/15 日本経済新聞 朝刊 5ページ 366文字 書誌情報
 日銀は19〜20日に開く金融政策決定会合で、景気判断の上方修正を検討する。海外経済が底堅さを増しており、スマートフォン(スマ
ホ)部品や自動車などの輸出・生産が改善しているためだ。個人消費も持ち直しに向かっているとみている。判断を上方修正すれば、昨年
5月以来、1年7カ月ぶりになる。
 日銀は3月から「新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている」と
の判断を示してきた。今会合では「輸出・生産面に鈍さがみられる」との表現を変更か削除する案を検討する。「基調としては」との表現を
外し、回復局面にあることを強調すべきだとの意見もある。
 堅調な米国経済だけでなく、夏ごろから新興国経済の減速も和らいできた。日銀は「トランプ相場」の影響に加え、実体経済が回復に向
かっているとみている。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 06:57:39.76 ID:ggEDl+AH.net
株信用買い、過熱の兆し、評価損益率、マイナス7%に改善。
2016/12/15 日本経済新聞 朝刊 19ページ 820文字 書誌情報
 信用取引で買った株式の含み損益の度合いを示す、信用評価損益率が改善傾向をたどっている。9日申し込み時点でマイナス7・06%
と、5週連続で改善した。足元の急ピッチな相場上昇で、信用買いを入れていた投資家の含み損は約1年4カ月ぶりの水準まで縮小した。
評価損の改善は投資余力の増加を映すが、同時に相場の過熱感を示すシグナルにもなっている。
 信用評価損益率はマイナスの数値が小さいほど、投資家が抱える含み損が少ない。信用取引の買い残高(東京・名古屋2市場、制度
信用と一般信用の合計)と融資金額をもとに、QUICKが計算した。
 信用評価損益率の改善をけん引したのは銀行株などだ。9日時点の信用買い残が1億3449万株と東証1部で最も多いみずほフィナン
シャルグループの株価は、いわゆる「トランプ相場」が始まった直後の11月11日と比べて21%上昇。信用買い残は同期間で15%増え
た。同様に信用買い残が5264万株で2番目に多い三菱UFJフィナンシャル・グループの株価も25%上昇した。
 もっとも、経験則では評価損益率のマイナス幅が5%まで縮小すると相場が短期的な天井を打つ前兆とされる。2015年8月ごろは現在
とほぼ同水準だったが、直後に2万円の大台を保っていた日経平均株価は1万8000円を割り込む水準まで調整した。
 当時は中国・上海株の急落による投資家心理の悪化が主因だが、市場では評価損率の急激な改善を警戒する声も多い。
【表】信用買い残高が増えた主な銘柄   
 信用買い残高の〓増加率 株価〓上昇率 
三菱UFJ 69.2 25.5 
JT 60.7 1.2 
東京海上 49.7 21.2 
信越化 37.1 10.7 
日立 24.3 15.5 
三菱電 17.4 12.5 
みずほFG 15.0 21.1 
三菱商 14.2 6.6 
ソフトバンク 1.4 19.5 
ソニー 1.2 5.3 
(注)単位%、大統領選直後の11月11日と12月9日を比較  

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 06:59:16.64 ID:ggEDl+AH.net
日銀、来年には「利上げ」も、経済・市場環境、改善続くなら、緩和的な環境は維持へ(ポジション)
2016/12/15 日本経済新聞 朝刊 19ページ 1687文字 書誌情報
 日銀は14日、長期金利上昇を改めてけん制したが、今の経済・市場環境改善が続くなら2017年中には長期金利の誘導目標(ゼロ%
程度)を小幅に上げる可能性もある。物価動向に対して後手に回りすぎれば弊害も出てくるからだ。ただ仮に「利上げ」をする場合も、2つ
の基本的な考え方を示し、緩和的な金融環境は維持すると説明しそうだ。市場の混乱などを回避するためだ。
 日銀は9月に導入した新緩和策(長短金利操作付き量的・質的緩和)のもとで、長期金利の低位安定に努めてきた。11月上旬以降の
円安・株高を受けて長期金利に上げ圧力がかかる状況のもとでは、11月17日の「指し値オペ」に続いて、12月14日には国債買い入れ
増額などを実施した。
 最近の長期金利(10年物国債利回り)は0・1%に向けて上昇する動きを見せていた。0・1%程度は「ゼロ%程度」という誘導目標のも
とでの容認水準上限とみられている。上昇を放置すれば、円相場が反転しかねない。日銀は当面そうした事態の回避に努める。
 とはいえ17年以降を見渡した場合、この姿勢を続けるかに疑問もある。円安・株高・原油高といった市場環境の変化に伴い、年明け以
降、物価に上げ圧力がジワジワとかかるとみられるためだ。
 直近10月に0・4%下落だった消費者物価騰落率(生鮮食品を除くコア)について、市場では「17年後半に0・8〜0・9%上昇になる」(
BNPパリバ証券の河野龍太郎氏)といった予想がある。同氏は「物価が1%程度になっても長期金利がゼロ%程度に抑え込まれるなら
日銀はかなり後手に回る」と指摘する。
 前回コア物価(消費増税の影響を除く)が1%だった14年9月に長期金利は0・5%程度だった。今の誘導目標の「ゼロ%程度」は当時
の長期金利より低い。物価が1%に近づいたとき、目標維持のため金利上昇を抑えようとすれば国債購入額が大きく膨らみ政策の持続性
が下がる恐れもある。
 安倍晋三政権関係者からも来年の「利上げ」の可能性を指摘する声が出ている。首相の経済ブレーン、本田悦朗・駐スイス大使が今月
初め、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対して「来年の後半くらいに」日銀が誘導目標を引き上げる可能性があると語った。
 もちろん、14日公表の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)も示した通り、先行きの景気に慎重な見方も根強い。日銀内でも「長期
金利の誘導目標引き上げがあるか否かは経済情勢次第」との声が聞かれ、「17年中の利上げシナリオ」に不確実性があるのも事実だ。
 また仮に「利上げ」があっても小幅なものにとどまり、景気を刺激する日銀のスタンスは変わらないだろう。本格的な引き締めが始まった
との印象が広がれば経済や市場が混乱しかねないためだ。政策変更時に日銀は以下の基本的な考え方も示しそうだ。
 第1に「利上げ」は経済情勢改善に伴って上昇した人々の予想インフレ率の動きに見合ったものだとする点。実質金利(名目金利から予
想物価上昇率を引いた値)ベースでは金融引き締めにならないということだ。
 第2に資金供給量(マネタリーベース)は減らさない。9月の新緩和策導入時に示した「コア消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%
を超えるまでマネタリーベースの拡大方針を継続する」姿勢を維持するわけだ。
 ちなみに黒田東彦総裁の任期は18年春まで。黒田氏が「ゼロ金利解除」を終えたうえで退任することになるのか。来年以降の日銀ウオ
ッチングの注目点になりそうだ。
(編集委員 清水功哉)
【表】「利上げ」時に日銀が示しそうな2つの考え方  
(1)実質金利ベースでの金融引き締めではない  
「利上げ」は人々のインフレ期待強化に見合った措置であり、予想物価上昇率を考慮した実質金利ベースでは金融引き締めを意味しない
 →実質的に金利面の引き締めでないということ 
(2)資金供給量残高(マネタリーベース)は減らさない  
2016年9月に示した「コア消費者物価の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまでマネタリーベースを拡大する方針」は継
続する →量的な面でも引き締めでないという〓 こと

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 07:01:08.99 ID:ggEDl+AH.net
米利上げ 株、年末にかけ軟調か・マリー氏 主役の金融株に売り
2016/12/15 05:59 日経速報ニュース 412文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】ミラー・タバックの株式ストラテジスト、マット・マリー氏 14日の米株式相場が下落に転じたのは、米連邦
公開市場委員会(FOMC)後に米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが加速するとの見方が広がったことが理由だ。米短期金利が
長期金利以上に上昇したため、利回り曲線が平たん化(フラットニング)した。金融機関にとっては利回り曲線が平たん化すると、利ざやが
稼ぎにくくなる。米大統領選挙後に相場上昇をけん引してきた金融株などが下げるとの懸念が広がり、相場の重荷となった。
 トランプ米次期政権の政策についての詳細がまだ明らかになっていないにも関わらず、期待を織り込むかたちで米株式相場の上昇が続
いてきた。相場上昇は行き過ぎた感があり、投資家も強気に傾きすぎた。金融株などのけん引役を失えば、年末にかけてはやや軟調な
推移となってもおかしくない。金利上昇やドル高がさらに加速すれば、嫌気した売りが出そうだ。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 07:02:45.35 ID:ggEDl+AH.net
日本株ADR14日、売り優勢 オリックスやソニーが大幅安  
2016/12/15 06:24 日経速報ニュース 164文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】14日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後に来年以降の利上げペースが加速するとの見方が広がった。米株式
相場が下落し、日本株ADRにも売りが出た。オリックスやソニーが大幅安。キヤノンやNTT、トヨタも下げた。
野村と三井住友FGは上昇した。

日経平均先物、夜間取引で上昇 80円高の1万9260円で終了
2016/12/15 05:57 日経速報ニュース 99文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】日本時間15日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。
017年3月物は前日の清算値と比べ80円高い1万9260円で終えた。売買高は1万8459枚だった。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:30:05.27 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:30:37.47 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:31:10.75 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:31:28.72 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:31:44.89 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:32:01.68 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
受け取れる。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/15(木) 13:32:18.48 ID:kiV5Jyzz.net
株、「ND倍率」1倍接近が示す2万円の可能性 陶酔終幕の兆しも
2016/12/15 12:10 日経速報ニュース 1517文字
 米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定した。来年の利上げペースが
加速するとの見方から金利上昇とドル高・円安が急速に進み、15日午前の東京株式市場で日経平均株価は朝方、1万9400円台前半まで
強含んだ。その後は利益確定売りに押されて下げに転じたが、円相場は引き続き下値模索を続けており、株高基調は当面崩れないとの見
方はなお多い。

 今回のFOMCにおける0.25%の利上げ自体は織り込み済みだった一方、市場の驚きを誘ったのがFOMCメンバーの2017年の利上げ予
想だ。利上げ回数の予測(中央値)が従来の2回から3回に増え、利上げに積極的なタカ派姿勢への傾きを示した。日銀が金融緩和姿勢を
堅持する限り、日米金利差がさらに拡大するとの見方から、円相場は1ドル=117円台後半まで急落。自動車など輸出企業の採算は一段と
上向く可能性が高まってきた。

 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、日本株について「買いが買いを呼ぶ好循環に入った」と指摘する。金利上昇局
面では景気敏感株のウエートが大きい日本株は選好されやすい。海外勢は日本株買いと並行して円売り・ドル買いのヘッジをかけることが
多く、「円安・株高」の流れは当面続くとみる。阪上氏は米大統領選後の11月中旬の米国出張で、マクロ経済指標や金融政策を分析して
投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドなど、これまで日本株への関心が乏しかった投資家の強気姿勢に驚いたという。阪上氏は「日
本株を持っていない海外勢もまだ多く、買い意欲は強い」とみる。

 日経平均の先高期待を示す指標の1つが、日経平均の絶対値を米ダウ工業株30種平均の絶対値で割った「ND倍率」だ。12月(14日時
点)に0.97倍に上昇し、ことし1月(1.06倍)以来、11カ月ぶりの1倍が迫っている。直近15年をみると、安定的に1倍を超えていたのは06年
の景気拡大局面、09年の米リーマン・ショックの回復局面、14〜15年のアベノミクス相場の3つ。半面、1倍割れが常態化していたのは、11
〜12年の景気低迷期だ。これは円の対ドル相場のチャートともほぼ一致する。急速な円安進行、そして「投資家心理が過度な強気に傾い
ている局面ではND倍率が上昇しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)。ダウ平均の2万ドルが目前に迫るなか、日
経平均がつれて2万円を試す可能性は十分にあるだろう。

 その時期はいつか。ダウ平均の2万ドルは時間の問題として、海外ヘッジファンドがクリスマス休暇を控えた売りポジションの手じまいを
加速させれば、年内の2万円もありそうだ。6月に過去最高の水準に膨らんだ、東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率は急速に低
下している。14日時点で34.1%と4月21日(32.9%)以来8カ月ぶりの低水準となっており、売り方が手じまいを進めている様子がうかがえる。

 ただ「2万」をゴールとみる声も少なくない。日銀が19〜20日に開く金融政策決定会合は「無風」の公算が大きく、年内のビッグイベントは
終わった。年明けはトランプ氏が米大統領に就任し、政策運営は期待から実行を見極める段階に移る。日経平均は昨年12月上旬に2万円
台に乗せたが、年明けからは中国懸念による急落が続き、2月中旬に1万4000円台まで沈んだことは記憶に新しい。FOMCを受けてダウ
平均は8営業日ぶりに反落し、きょうの日経平均も朝高後下げに転じた。「トランプ相場」のユーフォリア(陶酔)は終幕に近づきつつあるとも
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