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【8306・8316・8411】メガバンク 7

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/23(金) 00:53:58.97 ID:QCdA1eiw.net
前スレ
【8306・8316・8411】メガバンク 6 [無断転載禁止]©2ch.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/stockb/1481754392/

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 04:31:38.64 ID:SqD+YxOJ.net
「堀」銘柄に妙味あり 独自の価値持つ企業 注目 スクランブル
2017/02/01 02:00 日経速報ニュース 1069文字
 入国制限やメキシコ国境の壁など予測不可能なトランプ米大統領の政策を巡って株式市場が揺れ動いている。1月31日の日経平均株価
は下げ幅が300円を超え、2016年11月以降のトランプ相場では最大だった。上下に弾む「トランポリン相場」の様相が強まるが、今こそ注目
できるのは、高い参入障壁で独自の企業価値を持つ企業への集中投資だ。
 「トランポリン相場が第2幕に入った」。SMBCフレンド証券の岩下真理チーフマーケットエコノミストは今後も相場の乱高下を警戒する。
 トランプ氏による予測不能の発言に相場が振り回されるなかで投資家はどう動くべきか。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦洋平投
資ストラテジストは「良い企業への投資」という王道回帰をすすめる。良い企業とは特許やブランドなどで高い参入障壁を持ち、外部環境の悪
化から身を守る。米国では参入障壁を堀にたとえ「モート(堀)銘柄」と呼ぶ。
 三浦氏が自己資本利益率(ROE)と投下資本利益率(ROIC)をもとに銘柄を調べると、カカクコムや日本M&Aセンター、米コンサルティン
グ大手のアクセンチュア、歯磨き粉のコルゲート・パルモリーブなどが良い企業となった。いずれも過去10年間で安定的に稼ぎ、株価も伸び
た。
 米国にはこうした銘柄を集めた上場投資信託(ETF)が上場する。マスターカードなどを組み入れる「ヴァンエック・ベクトル・モーニングスタ
ー・ワイド・モートETF」の価格は右肩上がりで、25日には上場来高値を付けた。この世界版も、昨年末からの騰落率が米ダウ工業株30種平
均や日経平均を上回る。
 スパークス・アセット・マネジメントも「高い参入障壁に守られたビジネスモデルに注目している」(藤村忠弘取締役最高投資責任者)という
一社だ。自転車部品で圧倒的なシェアのシマノやランニングシューズで世界的なブランドのアシックスなどに集中して投資している。
 自動車など日本の輸出企業は過去、円高や海外景気の悪化のたびに赤字や大幅減益に陥った。23〜26日にアジアの投資家43社を訪
問したシティグループ証券の飯塚尚己チーフストラテジストは「日本株への関心は高かったが、成長性に強い確信は持てないという投資家
が多かった」という。
 トランプ氏が日本の自動車メーカーに対して圧力を強め、相場見通しの楽観論は薄れている。そんな中で相場の柱になりうるのは外部要
因に左右されず、成長力を高める企業だ。城郭を取り囲む「堀」をどこまで広く深く掘り進められるか。外部に左右されない力の育成が企業
経営者に問われている。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 04:36:15.73 ID:wXZOo/zD.net
さすがはカリスマトレーダーだわ!
任天堂の空売り予想的中100%で一気に2億突入かよ…

【完全版】『日本株式市場で総資産1億円達成!!!
ttp://worldmatefan.blog119.fc2.com/blog-entry-291.html?sp

この記事は素晴らしい。まさに創世記だ。
株式市場で成功するためには必須の内容を盛り込んであり、動画のカッコ良さが文章とリンクして、まるで自分がこの物語の主役になったかのような臨場感さえ与えてくれる素晴らしい内容だ。

そして、その内容の正確性は他のブログの追従を圧倒的に突き放している。
初心者が知らない為替や先物との関係をここまで明かしてくれている内容は、他のカリスマトレーダーと言われる人間のブログを読んでも明かされていない内容ばかりである。

 
この内容を読まない初心者トレーダーはまず確実に破滅への道が敷かれているが、この記事を読むことにより破滅が塞がれて勝利が確実のものとなるだろう!

この真に有り難い内容を心して読むべきであり、この文章を書いてくれたWIN氏には大きな敬意を持って感謝すべきであろう。


多くのトレーダーが負けて退場して行くのは、こうやって技術を盗める大切な記事を読まずして、日々買ったの負けただのだけを報告している役に立たないトレーダーの記事ばかりを読んでいるからである。

讃えよ。崇めよ。感謝せよ。
そのWIN氏(神)の恵みで勝利と栄光を手にするのだ!

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:39:36.44 ID:y1bqDioi.net
資産運用、最大の60兆円、三井住友トラスト、グループで統合。
2017/02/01 日本経済新聞 朝刊 1ページ 445文字 書誌情報
 三井住友トラスト・ホールディングスはグループを再編する。中核子会社の三井住友信託銀行から年金基金などの資産運用事業を分離し
、グループの運用会社と統合する検討に入った。新会社の運用資産は60兆円に上り日本最大の運用会社となる。
 銀行部門と資産運用部門を分離することで、融資と運用の利益相反を回避する狙いがある。
 三井住友トラストは今後5年以内の方向性と位置づけ、具体的な工程表づくりに入る。
 運用事業は兄弟会社の三井住友トラスト・アセットマネジメント(SuMiTAM)に集約する方向だ。持ち株会社に運用企画部を新設し、同じ
グループの日興アセットマネジメントは信託銀子会社から持ち株子会社に変更する。
 信託銀行には年金基金などの資産を預かって運用する部門と企業向けの融資を担う部門がある。株式を保有する企業に対して融資をす
るケースもあるため、取引先に配慮して議決権を行使しない利益相反の懸念が指摘されている。金融庁も投資家利益を優先するよう求めて
おり、信託銀行には厳しい視線が向けられている。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:42:59.50 ID:y1bqDioi.net
野村、純利益2倍、10〜12月、海外が好調。
2017/02/01 日本経済新聞 朝刊 5ページ 789文字 書誌情報
 野村ホールディングスが31日に発表した2016年10〜12月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が703億円と前年同期の約2倍
になった。国内の個人営業部門は伸び悩んだ半面、米国を中心に金利や為替の仲介ビジネスが伸びた。
 海外の税引き前損益は314億円の黒字と、前年同期(約199億円の赤字)から大幅に改善。米会計基準ベースで遡れる02年4〜6月期
以降で最高になった。11月の米大統領選前後から金利や為替が大きく変動し、機関投資家がリスク回避の取引を活発にした。
 国内の営業部門の利益は7%減った。資産運用部門の運用残高は過去最高になったが、個人の慎重姿勢で株式の委託手数料が減った
。会見した北村巧・財務統括責任者は「海外は選択と集中の成果が出ている」とした。
 31日出そろった主要証券21社の10〜12月期決算は13社の最終損益が前年同期から改善した。大手を中心に海外が好調だった。
【表】主要証券21社の最終損益(2016年10〜12月期、単位億円)   
対 面 野 村 703(  99) 
 大 和 266(  1) 
 三菱UFJ 89(  28) 
 SMBC日興 42( ▲60) 
 みずほ 451(3.9倍) 
 岡 三 32(  8) 
 東海東京 32(  17) 
 SMBCフレンド 21(  16) 
 いちよし 4( ▲41) 
 岩井コスモ 7( ▲22) 
 丸 三 2( ▲72) 
 東 洋 8(3.2倍) 
 水 戸 4( ▲57) 
 藍 沢 1( ▲51) 
 極 東 9(  ※) 
ネット SBI 71(  13) 
 楽 天 28( ▲14) 
 マネックス  5(  ※) 
 松 井 26( ▲18) 
 GMOクリック 15(  1) 
 カブコム 15(  1) 
(注)カッコ内は前年同期比増減率%。▲はマイナス、※は黒字転換。金融費用除く営業収益の規模順  

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:44:44.50 ID:y1bqDioi.net
みずほ銀頭取に藤原氏、信託銀社長には飯盛氏。
2017/02/01 日本経済新聞 朝刊 5ページ 556文字 書誌情報
 みずほフィナンシャルグループ(FG)は31日、4月1日付の首脳人事を発表した。傘下のみずほ銀行頭取に藤原弘治常務取締役(55)が
昇格し、みずほ信託銀行社長にはFGの飯盛徹夫常務執行役員(56)が就任する。林信秀みずほ銀行頭取(59)と中野武夫みずほ信託銀
行社長(60)はそれぞれ代表権のない会長に就く。
 グループを率いるFGの佐藤康博社長(64)は続投する。林氏は就任から3年、中野氏は4年が経過している。傘下行トップの若返りを図り
、新体制でグループ間の連携を強化する狙いだ。
 藤原氏は3メガバンクで最年少の銀行頭取となる。経営企画畑を中心に歩み、カンパニー制導入などグループ全体の経営戦略に携わって
きた。記者会見で「顧客に寄り添い結果を出していきたい」と話した。飯盛氏は経営企画のほか、リテール部門などの経歴が長い。

 藤原 弘治氏(ふじわら・こうじ)85年(昭60年)早大商卒、旧第一勧業銀行(現みずほFG)。12年みずほFG執行役員、14年みずほ銀
行常務取締役。広島県出身。
 飯盛 徹夫氏(いいもり・てつお)84年(昭59年)慶大経卒、旧富士銀行(現みずほFG)。11年みずほ銀行執行役員、13年みずほFG常
務執行役員。東京都出身。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:48:01.49 ID:y1bqDioi.net
オリコ、11期ぶりに復配。
2017/02/01 日本経済新聞 朝刊 5ページ 233文字 書誌情報
 オリエントコーポレーションは31日、これまで未定としていた2017年3月期の期末配当金を2円とすると発表した。06年3月期以来11期
ぶりの復配になる。過去に利用者が払いすぎた「過払い金」の返還が一服。銀行の信用保証業務なども伸び、再建にメドがついたことから
復配を決めた。みずほ銀行が1億4000万株を持つ優先株については11・35円を配当する。8月までに一定額を消却する方針だ。同日発
表した16年4〜12月期決算の連結純利益は前年同期比27%増の224億円だった。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:51:11.72 ID:y1bqDioi.net
キヤノン副社長、東芝半導体事業の出資は「難しい」。
2017/02/01 日本経済新聞 朝刊 11ページ 141文字 書誌情報
 キヤノンの田中稔三副社長は31日の決算会見の席上、東芝の半導体事業への出資について「大変難しいというのが現状の見通しだ」と
述べた。田中副社長は「成長が見込まれる新規事業へと軸足を移していく中で、様々な投資が目白押しだ」と強調。医療事業などの新規事
業への投資を優先する考えを示した。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 06:58:49.22 ID:fbZugTpx.net
日経平均先物、夜間取引は横ばい 1万8980円で終了
2017/02/01 05:34 日経速報ニュース 93文字
【NQNニューヨーク】日本時間1日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は横ばいだった。
3月物は1月31日の日中取引の清算値と同じ1万8980円で終えた。売買高は3万4274枚だった。

日本株ADR31日、買い優勢 京セラやソニー、NTTが高い
2017/02/01 06:14 日経速報ニュース 154文字
【NQNニューヨーク】1月31日の米国株式市場で、日本株の米預託証券(ADR)には買いが優勢だった。
同日の米株式相場が下落し、円相場も上昇したが日本株ADRでは買われる銘柄が目立った。京セラや
ソニー、NTTが買われ、オリックス、NTTドコモ、みずほFGも上げた。
半面、ホンダやLINE、キヤノンなどが下げた。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 07:56:47.31 ID:nWAnP6Kp.net
みずほ銀行頭取に藤原常務、生産性の向上が課題

[東京 31日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ(FG)(8411.T)は31日、みずほ銀行頭取に藤原弘治・常務取締役が、みずほ信
託銀行社長にみずほFGの飯盛徹夫・常務執行役員がそれぞれ昇格する人事を発表した。4月1日付。

昨年から導入した各ビジネスラインに大きな権限を与えるカンパニー制の徹底を図るのが狙いだという。

グループCEO(最高経営責任者)を務める佐藤康博FG社長は続投する。林信秀・みずほ銀頭取と、中野武夫・みずほ信託銀社長は、それ
ぞれ取締役会長に就く。

藤原氏は旧第一勧業銀行出身。55歳。企画部門が長く、現在も持ち株会社と銀行の企画グループ長を兼務し、昨年に導入したカンパニー
制への移行を主導するなど、グループの組織改正に取り組んだ。

飯森氏は旧富士銀行出身。56歳。飯森氏も企画部門が長い。リテール・事業法人部門の共同部門長を務めている。

会見した佐藤FG社長は、交代の理由として「カンパニー制を完遂すること。日本でカンパニー制を本気で採用しているのはみずほ。なるべく
早くこの体制を築く必要がある」と語った。

みずほは、リテールや大企業取引、海外ビジネスなど各ビジネスラインごとにカンパニー長を置き、事業の企画立案、収益責任も負っている
。佐藤社長は、頭取や社長であるエンティティーの長が現場の営業力強化をけん引すると説明した。

藤原次期頭取は「(銀行頭取として、信託、証券各社の中で)3兄弟の長男的な役割を果たす」と語り、金利収益に頼る銀行の収益構造を
改革し、生産性の向上に努めると共に、銀行の顧客基盤をグループ全体で共有化していく必要があると述べた。規模では勝りながらも収益
では劣後してきた三井住友フィナンシャルグループについて「 (前期は)1年だけとはいえ、三井住友を最終利益で抜いた」と述べ、みずほの
業務運営体制に自信を示した。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 09:08:38.15 ID:nWAnP6Kp.net
<東証>みずほFGが続落 16年4〜12月期連結純利益3%減
2017/02/01 09:02 日経速報ニュース 133文字
(9時、コード8411)
【材料】1月31日の取引終了後に発表した2016年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の5046億円だった。
貸し出しの利ざや縮小や債券運用による金利収入の減少が影響した。
【株価】続落で始まる。

主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG310万株の売り越し
2017/02/01 09:03 日経速報ニュース 134文字
 2月1日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄はみずほFG310万株、東芝254万株、三菱UFJ136万株、
野村49万株などだった。
 一方、主な買越銘柄は三菱自63万株、オリコ58万株、NEC57万株などだった。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 12:32:49.31 ID:Klx1f1Sc.net
主な成り行き注文(東証・後場)宇部興10万株の買い越し
2017/02/01 12:28 日経速報ニュース 123文字
 2月1日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄は宇部興10万株、NEC8万株、ワタベ8万株、
日産自6万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は三菱自9万株、野村9万株、トクヤマ7万株などだった。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/01(水) 13:53:04.65 ID:Klx1f1Sc.net
日経平均、上げ幅100円超える 円高一服受け、先物に買い
2017/02/01 13:31 日経速報ニュース 228文字
 1日後場の東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を100円超に広げ、1万9100円台半ばまで上昇した。
外国為替市場で円相場が1ドル=113円台前半まで円安方向に戻すと、歩調を合わせて株価指数先物に買い入った。
現物株にも裁定取引に伴う買いを誘い、ファストリやファナックなど日経平均への寄与度が高い値がさ株が上げ幅を広げた。
 JPX日経インデックス400や東証株価指数(TOPIX)も上昇に転じ、幅広い銘柄に買いが波及した。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 03:56:59.36 ID:uN0NXsa8.net
米国株、ダウ一時下げに転じる FOMC結果前で 石油株など安い
2017/02/02 01:42 日経速報ニュース 325文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均が一時下げに転じた。米連邦準備理事会(FRB)が午後に発表
する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、持ち高を落とす目的の売りが出ている。
 石油のエクソンモービルや建機のキャタピラーが下げに転じ、マイクロソフトや航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズは一段と売り込
まれている。一方、四半期決算で1年ぶりの増収に転じたアップルには朝方から買いが続いている。
 米東部時間午前11時35分(日本時間2日午前1時35分)現在、ダウ平均は前日比6ドル03セント高の1万9870ドル12セントで推移してい
る。朝方は買いが優勢で、上げ幅は一時100ドルを超えていた。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 07:04:30.34 ID:6ZH+8cpt.net
三井住友トラスト、海外融資、縮小に転換、事業モデル改革案。
2017/02/02 日本経済新聞 朝刊 5ページ 451文字 書誌情報
 三井住友トラスト・ホールディングスが今後5年間に見直す事業モデルの改革案が1日判明した。中核子会社の三井住友信託銀行は海
外融資を縮小する方針に転じる。地銀や郵便局との提携を強め、国内融資も抑える。資産運用事業の分離やみずほフィナンシャルグルー
プとの資産管理事業の統合検討などで、信託業に経営資源を重点配分する方向を鮮明にする。
 三井住友トラストが取締役会に提示し、具体的な計画作りに入った。銀行取引は融資拡大から取引先に資産や負債の管理、福利厚生、
ガバナンスの助言といった融資外業務へシフトさせる。とりわけ外貨調達コストが高くなった海外融資は縮小する。
 海外業務は海外金融機関と提携したり、共同ファンドを立ち上げるなど、資産運用や資産管理、不動産といった信託業務の拡大を打ち出
す。国内業務は地銀や郵便局との連携を強化。地方のインフラや不動産開発など地方創生を支援する業務に重心を移す。具体的には信
託代理店を活用し、業務を裏から支える黒子役に徹し、業務の重複で警戒されがちな地銀との提携をしやすくする。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 07:06:12.40 ID:6ZH+8cpt.net
みずほ銀と日本公庫、中小支援で連携。
2017/02/02 日本経済新聞 朝刊 5ページ 96文字 書誌情報
 みずほ銀行と日本政策金融公庫は、中小企業の成長支援を目的とした業務連携の覚書を交わした。それぞれが設ける専門部署間でベ
ンチャー企業の情報を共有したり、企業の販路拡大を協力したりして支援する。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 07:09:20.42 ID:6ZH+8cpt.net
日本板硝子、400億円増資、銀行系2ファンドが引き受け、高機能品を強化、再建目指す。
2017/02/02 日本経済新聞 朝刊 13ページ 821文字 書誌情報
 日本板硝子が総額400億円規模の増資をすることが1日わかった。大手銀行系の2つの企業再生ファンドに新株を割り当てる。2006年
に同業の英ピルキントンを総額6千億円で買収したが、のれん代償却費などの負担に加え、中国企業との競争激化もあり経営不振に陥って
いた。調達資金は自動運転向け高機能品などの開発や増産にあて経営再建をめざす。
 2日にも発表する。3メガ銀や日本政策投資銀行などが出資する「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)」と、三井住友銀と政
投銀による「UDSメザニンファンド」が日本板硝子の発行する優先株を引き受ける。それぞれ200億円を出資し、経営陣も送り込む。
 JISが16年に組成し、2千億円規模をめざす2号ファンドの初めての出資案件となる。日本板硝子が発行するのは優先株のためファンド側
は議決権を持たない。
 日本板硝子は世界28カ国に製造拠点を持つ世界2位のガラスメーカー。板ガラスの世界シェアは7%とみられ、旭硝子(8%)に次ぐ規模
だ。
 06年に売上高が約2倍だったピルキントンを買収し「小が大をのむ」と注目された。だが総額6千億円もの巨額買収に伴うのれん代償却費
や借り入れの金利負担が業績を圧迫し続けた。
 16年3月期には中国勢の増産による影響でベトナムの液晶用薄板ガラスの工場を休止し、中国では太陽電池用ガラスから撤退。過去最
大となる498億円の最終赤字を計上した。自己資本比率も16年9月末時点で7%台にまで低下し財務強化が喫緊の課題だった。
 日本板硝子が大規模な増資に踏み切るのは成長分野への投資を加速するためだ。
 ガラス専業として高機能品の開発に注力している。ゆがみが少なく、自動運転に必要な車載カメラの撮影精度を高めるフロントガラスなどを
得意とする。
 ただ、業績低迷が長引き財務基盤が悪化しており、新たな投資余力に乏しかった。年間の研究開発費も100億円弱と旭硝子の4分の1
程度にとどまっていた。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 07:12:47.83 ID:6ZH+8cpt.net
トランプ株安、武田株、見直し余地、米薬価下げ思惑、過剰反応の声(アングル)
2017/02/02 日本経済新聞 朝刊
 武田薬品工業が1日発表した連結決算(国際会計基準)は純利益が1656億円と前年同期比46%増えた。好業績と裏腹に年明け以降
の株価は軟調だ。トランプ米大統領の政策で、薬価が引き下げられるとの思惑が広がったためだ。ただ、国内大手の米国販売は競争力の
高い新薬が多い。株式市場には「足元の株安は過剰反応で、見直し余地がある」との声もある。
 武田株の1日終値は昨年末を1・4%下回る。アステラス製薬も9・8%安だ。弱材料はトランプ大統領の発言。「(製薬業界に)価格競争
を生み出しコストを節約する」という。武田やアステラスは連結売上高の3割前後を米国(アステラスは米州)が占める。米国の薬価引き下
げなら業績に影響が出かねないとの懸念が、株価を押し下げた。
 発言の真意は不明だが「まずは高額な特許切れ薬への対策を打つのではないか」(大和証券の橋口和明氏)との見方がある。米議会
が昨年に特許切れ薬の価格設定を巡る公聴会を開くなど問題視されていたためだ。
 米国と日本では薬価の決め方が異なる。医療用医薬品の価格を国が決める日本と違い、米国では製薬企業が自由に決められる。近年
は業界再編で寡占化や販売元の集約が進み、日本なら値下げされるような特許切れ薬や後発薬が値上げされるケースが目立つ。
 一方、日本メーカーは競争力の高い新薬を米国市場に投入している。武田で主力の潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」は
独自メカニズムで効き目や安全性を高めた。アステラスの前立腺がん治療薬「イクスタンジ」はがん細胞の成長を阻害するポイントが従来よ
り多く、細胞の増殖を抑えやすい。
 このため「武田などの新薬は高額でも適正な価格。政策の影響が出るにしても時期は遅く、度合いも軽微だろう」(大手証券アナリスト)と
の見方が多い。「冷静に事業環境を分析すると足元は売られすぎ」(外資系運用会社の運用担当者)といった指摘もあがる。
 もっとも相手は異端の大統領。武田のクリストフ・ウェバー社長は「政策の詳細が分からず、どうなるか注視している」と警戒する。武田は
米製薬会社を6000億円強で買収すると決めたばかり。政策がどうあれ、買収の相乗効果などで付加価値の高い新薬を出し続けることが
株価上昇には不可欠だ。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 07:20:49.20 ID:0enOmMPd.net
日経平均先物、夜間取引で下落 10円安の1万9180円で終了
2017/02/02 05:35 日経速報ニュース 93文字
【NQNニューヨーク=川内資子】日本時間2日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。3
月物は前日の清算値と比べ10円安い1万9180円で終えた。売買高は2万7704枚だった。


日本株ADR1日、売り優勢 三井住友やキヤノンが下落
2017/02/02 06:22 日経速報ニュース 176文字
【NQNニューヨーク=川内資子】1日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りがやや優勢だった。
日米株式相場はともに上昇したが、同日の東京市場で下げた銘柄を中心に売られた。三井住友FGとキヤノン、
NTTがそろって約1%下げた。みずほFGやトヨタ、三菱UFJも売られた。
 一方、野村が3%近く上昇したほか、オリックスやホンダ、LINEが買われた。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 09:05:51.04 ID:0enOmMPd.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG52万株の買い越し
2017/02/02 08:57 日経速報ニュース 130文字
 2日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみすほFG52万株、三菱UFJ41万株、ヤフー24万株、
武田10万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は三菱自15万株、アドテスト8万株、宇部興5万株などだった。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 11:51:57.16 ID:2twsjfNS.net
オリコ社長「復配を最優先に」 みずほ銀と連携強化

 6月に就任したオリエントコーポレーションの河野雅明社長は日本経済新聞に「復配が一番の優先課題になる」との考えを示した。2017
年3月期に実現させれば、06年3月期以来の配当になる。金融とIT(情報技術)を融合させるフィンテックなどの分野では大株主のみずほ
銀行との連携を強化する。
 17年3月期の配当は未定だが「剰余金が償還を迎えるみずほ銀行の優先株1400億円に達したら復配を検討する」と説明しており、前期
並みの利益を稼げば復配の可能性が出てくる。河野社長は「いつ復配するとは言えないが、復配が新しいオリコのスタートラインになる」と
述べた。
 成長戦略では「みずほ銀行とフィンテックでの連携をスピードアップさせる」として、みずほ銀行のサンフランシスコの拠点に社員を派遣し
てシリコンバレーの情報を収集する。キャッシュカード一体型カードなどの取り組みも進める。
 海外事業では「インドネシアなどの高所得国がターゲットになる」と指摘。東南アジアへのさらなる展開を目指す。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 12:44:48.81 ID:Gpw/qb13.net
主な成り行き注文(東証・後場)野村21万株の売り越し
2017/02/02 12:27 日経速報ニュース 130文字
 2日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄は野村21万株、三菱UFJ16万株、丸紅9万株、
三井住友建9万株などだった。
 一方、主な買越銘柄はショーワ189万株、エムアップ57万株、小野薬7万株などだった。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 12:52:11.53 ID:Gpw/qb13.net
株、膠着相場演出する日銀のハイペース買い 「三尊天井」に警戒も
2017/02/02 12:41 日経速報ニュース 1458文字
 2日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比48円安の1万9099円と反落したが、底堅さも目立った。東京外国為替市場で円相場
が1ドル=112円台後半まで上昇した割に、下値では断続的な買いが入っている。市場では根強い先高観や国内企業の好業績が支えとい
った解釈が多いが、日銀の上場投資信託(ETF)買いなど需給要因が大きいとの指摘も出ている。

■日銀のETF買い、1月は5624億円とハイペース
 昨年12月中旬以降の日経平均は、1万9000円台前半を中心としたボックス相場にある。足元の市場では、円高進行が象徴するようにトラ
ンプ米大統領の政策に対する期待より不安がやや強いように見えるが、日経平均が大崩れする気配は現時点で乏しい。
 相場下落時に必ずと言っていいほど思惑が浮上する日銀のETF買い。1月を振り返るとペースの速さが際立つ。日銀が公表した結果によ
ると1月は8回で計5624億円を買い入れた。前日1日も703億円を買い入れた。1月のペースが今後も続けば、単純試算で年間で6兆7488
億円と、年間の買い入れ目標である5兆7000億円(新型ETFの3000億円を除く)を大きく上回る。トランプ発言による円高で安く始まったが、
上げに転じた前日のように「トランプリスクに日銀も敏感になっており、わずかな相場下落でも買いを入れてくる」(国内証券のストラテジスト)
ことが、相場全体の底堅さを演出しているようだ。

■セルボラ投信、膠着相場に拍車
 相場の膠着感を強めているもう1つの要因として、ボラティリティー低下時に利益が出るオプションを売り持ちにする投資戦略を組んだ「セル
ボラ投信」の「影響が増している」(国内大手証券のトレーダー)との指摘があった。
 2日午前は日経平均の下落にかかわらず「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は引き続き低下した。通常、日経平均と逆の動き
をすることが多い日経平均VIだが、「トランプリスク」の高まりにもかかわらず20の大台を下回る推移が続いている。
 戦略により多少の違いはあるが、国内機関投資家や個人など最終投資家は基本、両建てでオプションのコール、プットを売る。オプションの
引き受け手となる証券会社はオプションの持ち高のリスクを回避するため、株価が上昇すれば先物を売る一方、下落すれば買うため、ボラテ
ィリティーが一段と低下するというわけだ。1日の日経平均の反発も、セルボラ投信の調整に伴う証券会社の先物買いが影響した面があっ
たとみられ、あおぞら銀行の新村昌寛市場商品部次長は「株価指数が下落した日でもボラティリティーの低下が鈍く、セルボラ投信の売りが
影響している可能性がある」と指摘していた。

■日足チャートは「三尊天井」を形成
 膠着相場の陰で、日足チャートは相場の天井を示唆するシグナルが出ている。昨年12月21日、今年1月4日、同27日がピークとなる「三尊
天井」だ。SMBC日興証券の吉野豊氏は「小さな三尊天井で,短期的には1月24日の終値である1万8787円を下回る可能性が高い」と指
摘。最大で1万8000円台前半までの調整があり得るとみていた。
 日銀が年間方針を意識して今後、ETF買いのペースを鈍らせれば、相場の「下支え力」が弱まる。何かのリスクが発生して相場が急変動
すれば、セルボラ投信の逆張りヘッジ需要が低下して相場変動に拍車がかかる。膠着相場の先は、上下どちらかに大きく振れやすいもの。
目先の急変動への備えは怠れない。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 13:22:56.61 ID:wTiLu5Ep.net
東証後場寄り、下げ幅150円超 リスク回避広がり1万9000円下回る
2017/02/02 12:54 日経速報ニュース 641文字
 2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっている。下げ幅は150円に達し、1万9000円を下回る場面があった。午
後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=112円60銭台と円高・ドル安が一段と進行しているなど、市場全体に運用リスクを回避する動き
が広がっており、株売りにも拍車がかかった。引き続き、トランプ米大統領の政策に対する不透明感が強いほか、欧州政局の混乱なども懸
念材料として意識されているようだ。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を広げている。

 市場では、日銀の上場投資信託(ETF)買いを見込む声もあったが、前引け時点の指数の下落率が限定的だったため「日銀買いはきょう
は見送られるのでは」(機関投資家)との見方も出ている。
 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約417億円成立した。市場では
「やや売り越し」との見方が多かった。
 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2682億円、売買高は11億3819万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1315と、前
引け時点から増加した。値上がりは564、変わらずは121銘柄だった。
 三井住友トラやりそなHDは下げ幅を拡大し、NTTと三井不も一段安。KDDIとヤマトHDも日中の安値圏で推移している。一方、きょう発表
の決算内容を好感して小野薬とデンソーが買われた。日立が引き続き高い。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 13:54:01.42 ID:wTiLu5Ep.net
日経平均、下げ幅200円超える 先物に売り、値がさ株が一段安
2017/02/02 13:37 日経速報ニュース 329文字
 2日午後の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅が200円を超える場面があった。1万8900円台前半まで弱含んでいる。トランプ米大
統領の政策に対する不透明感などが意識されるなか、外国為替市場でも円相場が1ドル=112円60銭台まで強含んでおり、運用リスクを回
避する目的の売りが勢いを増した。きょうは日銀の上場投資信託(ETF)の買いが入っていないとの観測も、売りに拍車をかけているようだ。
午前は下落していた「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」も、午後の株安を受けて上昇に転じている。先物に売りが膨らむなか、フ
ァストリやTDK、KDDI、ファナックなど日経平均への影響度が大きい値がさ株が下げ幅を広げている。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/02(木) 15:26:08.05 ID:VexiG138.net
国債買い入れ「混乱」の先(日銀ウオッチ)
2017/02/02 日本経済新聞 夕刊 5ページ 1017文字 書誌情報
 日銀の大規模金融緩和に伴う2月の国債買い入れ計画は4カ月連続で据え置きになった。1月下旬には市場が予想した国債買い入れを
実施しなかったり、一転して増額したりしたことで市場参加者が動揺。2月の計画はどうなることかと待ち構えたが、肩透かしに終わった格
好だ。
 2月の計画は1回あたりのめどになる初回の予定で市場の関心が高い償還まで「1年超3年以下」「3年超5年以下」がそれぞれ4000億
円程度、4200億円程度。「5年超10年以下」は4100億円程度になった。3期間とも5〜7回程度実施する。
 日銀は1月25日、市場が実施を予想していた「1年超3年以下」「3年超5年以下」の国債買い入れを見送った。だが2日後の27日には一
転して「5年超10年以下」の買い入れを従来よりも400億円多い4500億円に増額した。「量的緩和縮小の布石か」「そうではなかったのか
」――。日銀の緩和姿勢に対する市場の見方は揺らぎ、国債利回りも揺れ動いた。
 デフレ脱却に向けた金融緩和の長期戦をにらみ、日銀は昨年9月に新たな枠組みを導入。国債買い入れはその柱である長期金利をゼロ
%程度に誘導する政策の主要手段になった。ある日銀幹部は「長期金利を誘導するため、買い入れ額の増減は今後も十分あり得る。市場
参加者は早く慣れてほしい」と話す。
 新たな枠組みの前の金融緩和の主軸は限界論がくすぶる国債の大量購入による資金供給増だった。「年間80兆円を目標に機械的に大
量の買い入れを続けてきたため、市場は買い入れ額が減ることに慣れていない」(別の日銀幹部)
 80兆円の数字は新たな枠組みの下で、長期金利誘導を実現するためのめどに変わり、「必達目標」ではなくなった。市場の予想とずれた
国債買い入れはあくまで長期金利をゼロ%程度に誘導するための手段だったというわけだ。
 市場参加者は常に相場の先行きを予想し、投資収益を目指す。日銀の一挙手一投足を追い、予想が外れた意味を読み解く作業は欠かせ
ない。日銀との手探りの対話は今後も続く。
 一方、日銀は新たな枠組みで粘り強く金融緩和を続ける姿勢だが、いずれ出口が近づけば国債買い入れのペースを落とす必要が生じる。
その時には市場の動揺を避けなければならない。日銀幹部の「(買い入れの増減に)市場参加者は早く慣れてほしい」との言葉に将来の出
口に向けた準備を感じ取るのはうがった見方だろうか。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 00:13:22.02 ID:v0V3cM/q.net
米国株、売りが先行 ダウ34ドル安、政策の不透明感が重荷
2017/02/02 23:51 日経速報ニュース 700文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】2日の米株式相場は売りが先行している。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比34ドル69セ
ント安の1万9856ドル25セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同26.176ポイント安の5616.475で推移している。トラン
プ政権が外交・通商政策で強硬姿勢を強めることに対する警戒感など、政策への不透明感が相場の重荷になっている。アジアや欧州の一
部市場で株式相場が下落したこともあり、米株式市場でも運用リスクを取りにくい地合いが広がった。
 朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は減少し、24万6000件と25万件程度との市場予想を下回った。2016年10〜12月期の労働
生産性は前期比年率で1.3%上昇と市場予想以上の伸びとなったが、単位労働コストは1.7%上昇と予想ほど伸びなかった。まちまちの内
容となったこともあって、現時点での経済指標に対する相場の反応は目立っていない。
 前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回った交流サイト(SNS)のフェイスブックに売りが先行。四半期決算が減収減益だったうえ
、最高経営責任者(CEO)の退任を発表した衣料品のラルフローレンは大幅安で始まった。ダウ平均ではマイクソロフトや航空機のボーイング
、金融のゴールドマン・サックスが安い。
 決算で1株利益が市場予想と一致した製薬のメルクが上昇。1株当たり損益が市場予想より縮小した石油のコノコフィリップスも高い。決算
と併せて業績見通しを引き下げた高級化粧品のエスティ・ローダーも買われている。身売りを検討していると報じられた百貨店のメーシーズ
も上昇した。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 00:58:14.56 ID:Jof6dJpM.net
任天堂株主はアホンダラばかりで超絶ウケるねw

信用買い残や一目均衡表の味方も知らない初心者買い豚アホルダーが全員、追証退場樹海ランになるのがとても楽しみで嬉しいですよね〜(笑

これで買いに入るなんてよほど死にたいのでしょう。メデタイの反対は、死にたいですからね〜(笑
http://i.imgur.com/NtGddFD.png
http://i.imgur.com/nrkLtYQ.png
カリスマトレーダーさんのアドバイスどおり、先週から空売り入れていれば大儲けでしたねえ〜(笑

買えば買うほど、ナンピンすればするほど膨らむ含み損で顔面蒼白、イライラMAXですねえ〜(笑
「なぜ含み損なんだクソッ」ですって?
それはアナタがヘタクソだからですよ〜(笑

正直、このチャートは酷いですよ〜(笑
一気に20000円以下の大暴落ナイアガラが来てもおかしくないチャートですからね〜(笑
しっかり追証退場樹海ランして勉強し直して来てくださいね〜(笑

あ、もちろん、
アナタが大損した大切なお金は二度と返って来ませんし、任天堂で取り返すのも不可能ですからね〜ざ〜んね〜ん!!(笑

任天堂で追証退場樹海ランGO!!!!!wwww

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 07:16:56.70 ID:I1UYTfBE.net
三井住友FG、宮田―国部体制の通信簿
2017/02/03 05:30 日経速報ニュース 1728文字
 2011年4月にスタートした三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の宮田孝一社長と三井住友銀行(SMBC)の国部毅頭取による「二
人三脚」の経営体制が、3月末に終着点を迎える。この6年間は両者による手堅い経営手腕が目立った。しかし、現状をつぶさに見ると、次
の経営陣に引き継がれる課題が浮かび上がってくる。
 まずは一足早く「宮田―国部体制」の6年間を振り返ってみよう。SMFGの連結純利益は前期までの5年間の平均で約7100億円。1月27
日に発表した16年4〜12月期の純利益も5446億円と通期の利益予想(7000億円)に対する進捗率が78%に達し、現体制での最終年度も
これまでと同水準の収益力を維持しそうだ。
 前任の北山禎介FG社長と奥正之頭取のコンビはリーマン・ショックの影響もあり、年平均の利益が約3200億円だった。現体制で稼ぐ力は
着実に強化され、そう簡単には揺るがない財務基盤を築いた。
 SMFGの株価は11年3月末の2586円から今年1月末時点で4451円になり、上昇率は72%だ。東日本大震災の余波や日銀のマイナス金
利政策導入などの逆風もありながら、足元ではトランプ米大統領の誕生に伴う「トランプ・ラリー」の追い風を受けた。現体制下で株式市場の
評価も高まったといえる。
 だが、ライバルのメガバンクとの比較ではどうか。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は連結純利益で年1兆円規模をコンスタント
に稼ぐ力を身につけつつある。同期間の株価上昇率も90%に達し、市場はMUFGの成長性に軍配を上げる。16年3月期にはみずほフィナ
ンシャルグループ(FG)にも純利益で9年ぶりに抜かれた。今期も激しい「2位争い」を演じている。
 ライバルが躍進した要因は、証券会社や信託銀行、資産運用会社などグループ経営の強化と、M&A(合併・買収)を通じた海外事業の
拡大にある。例えばMUFGやみずほは傘下の資産運用会社を統合して、それぞれ業界トップ5にのし上がった。MUFGは5000億円以上を
投じてタイの商業銀行を買収し、アジア市場開拓の地歩も固めた。
 SMFGも手をこまぬいていたわけではない。外資系の信託銀行を買収したり、グループの運用会社への出資比率を引き上げて子会社化
したり、証券会社2社の合併を決めたりした。インドネシアの地場銀行BTPNへの40%出資をはじめ、アジアの銀行への出資も重ねてきた。
 ただ、他のメガバンクに比べると「小粒」の案件が多い。グループ戦略や海外事業の強化は道半ばにある。
 むしろSMFGは相次ぐM&Aの「代償」として、コストの抑制がきかなくなったという問題が浮上している。直近の経費率は61.9%と中期経
営計画で掲げた今期末の目標値である50%台半ばは、未達が確実な情勢だ。3メガで最も低い経費率を誇った昔日の姿はなく「経費のコン
トロールが来期から始まる新たな中計のポイントになる」(BNPパリバ証券の鮫島豊喜アナリスト)。
 4月からの新体制では国部頭取がFG社長に横滑りし、頭取に国際畑の高島誠取締役兼専務執行役員が就く。国部氏がライバルに見劣
りするグループ経営の底上げを図り、高島氏が海外事業の拡大に手腕を発揮する布陣とみられるが、先行きも平たんな道のりではない。
 「どこまで協力関係を深める気か……」。SMBC首脳がやきもきするのは、みずほFGと三井住友トラスト・ホールディングスが進める両社傘
下の資産管理銀行の合併協議だ。信託銀行ビジネスが弱いSMFGにとって、歴史的に近い間柄ながら「つかず離れず」の関係が続く三井
住友トラストとの協調は最大の経営課題の1つ。それだけに、ライバルのみずほとの接近には警戒心を隠さない。
 海外戦略では「MUFGと我々の差の1つ」と国部氏らも認める米銀の買収を、ニューヨーク駐在11年半で米国通の高島氏が託されたとの
読み筋も浮上している。ただ、このところ保護主義的な言動が顕著なトランプ政権の存在が思わぬ障害になる可能性もある。
 SMFGが山積する課題を克服し、3メガバンクの中で存在感を高められるか。新経営陣の一挙手一投足を、市場もライバル行も注視している。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 07:17:46.67 ID:I1UYTfBE.net
日本株ADR2日、高安まちまち ソニーが高い、トヨタは下落
2017/02/03 06:08 日経速報ニュース 141文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】2日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場が小動きに終始し、日本株ADRにも売り買いが交錯した。ソニーや野村、三菱UFJが上昇。
ホンダやLINEも高かった。一方、京セラやNTTが下落し、トヨタやキヤノンも売られた。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 07:19:25.19 ID:I1UYTfBE.net
日米中銀、トランプ氏の逆風―日銀、円安批判に困惑、異例の緩和、矛先を警戒、長期金利急上昇。
2017/02/03 日本経済新聞 朝刊 3ページ
 日銀はトランプ米大統領による円安批判に当惑気味だ。ドル高は米景気・雇用の回復とトランプ財政への期待が根底にあり、日銀にすれ
ばいわれなき通貨安批判。だが米側から長期金利を固定する異例の政策に矛先が向けられないか心配する声もある。トランプ政権の先行
き不透明感や日銀による国債買い入れ姿勢への疑念も重なり、長期金利は2日、約1年ぶりの高さに急上昇した。
 「何を言い出すのか。全く理解できない」。日銀内では寝耳に水のトランプ氏発言が伝わり、戸惑いが広がっている。
 同日の債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時、前日比0・025%高い(価格は安い)、年0・115%を付け
た。日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月29日以来の高水準だ。
 黒田東彦総裁は「日本の金融政策は物価安定を目的にし、為替レートの水準は目標にしていない」と、あくまで通貨の国際合意に沿った
ものだと反論する。
 円安・ドル高の最大の要因は、量的緩和で景気が回復した米国が15年から利上げ路線に再び戻ったことだ。日本と米国の金利差は約7
年ぶりの高い水準となり、高金利通貨のドルが円よりも買われる構図だ。
 日銀内には一抹の不安も漂う。ある幹部は「トランプ氏の就任以降だったら長期金利操作は難しかったかもしれない」という。黒田緩和は
為替を目標にしたものではないが、昨年9月から長期金利もゼロ%程度に抑える新しい政策が「人為的に金利差を広げている」との指摘を
受けかねないためだ。日銀や市場は10日に開かれる日米首脳会談の内容を注視している。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 07:24:31.02 ID:I1UYTfBE.net
銀行株「強気派」の勝算―日銀の金利目標上げに思惑(スクランブル)
2017/02/03 日本経済新聞 朝刊
 メガバンクなど銀行株の上値が重い。トランプ・ラリーの初期には日本株相場のけん引役を演じたが、年明けから利益確定売りに押され、
勢いを失った。米長期金利の上昇が止まり、米金融株も弱含んだのが一因だ。それでも「強気派」の投資家は日本の銀行株の先行きにな
お自信を持っているようだ。市場が織り込み切れていない日本固有の買い材料があるという。
 「利益確定売りは出ているが、売り崩されそうな様子はない」。野村証券の久保昌弘セールス・トレーディング一課長は、最近のメガバンク
株の取引についてこう明かす。2日午前の取引でも、三菱UFJフィナンシャル・グループ株は一時、逆行高となったのだ。
 多くの投資家は銀行の成長性ではなく、PBR(株価純資産倍率)1倍割れという割安さに着目する。昨年11月からのトランプ相場では米
金融株に連れ高し、メガバンク株も2〜3割上昇。米大統領選前から銀行株を仕込んでいた投資家からは「中長期の業績の伸びが見込み
づらく、利益を確定した」(米RMBキャピタルの細水政和・日本株式投資部長)との声も出る。
 ただし米金融株に比べて日本の銀行株は底堅い。米ゴールドマン・サックス株が年明けから直近まで4%安となったのに対し、三菱UFJ
株は0・2%高。昨年12月に比べて減ったとはいえ、日本の銀行株に強気姿勢を続ける投資家は少なくないようだ。この違いはどこから生ま
れたのか。
□   □
 「日本の銀行株には独自の買い材料がある」。強気継続派の一人、フィデリティ投信の丸山隆志・最高投資責任者はこう断言する。目線
の先にあるのは日銀だ。「日銀は年内にもゼロ%の長期金利誘導目標を引き上げるだろう。そのタイミングで銀行株も見直される」と読む。
 長期金利が上昇し、利回り曲線の傾きが急になれば、銀行は利ざやを稼ぎやすくなる。世界的な金利上昇局面でも、日銀だけは強力な
金融政策で日本の長期金利をゼロ%近辺に固定している。今後は円安や原油高で物価上昇が見込まれ、「金利上昇圧力の前に日銀は
誘導目標の引き上げを迫られる」(丸山氏)。この日の銀行株は長期金利上昇に反応しなかったが、日銀が目標を変えれば利ざやは中期
的に改善する。
□   □
 このシナリオに思わぬ「援軍」が現れた。トランプ米大統領だ。日銀の金融政策を「通貨安誘導」と批判するような発言をした。みずほ銀行
の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「トランプ氏の留飲を下げるために誘導目標引き上げを検討する可能性も否定できない」と話す。
 1月の民間調査では、日銀が17年末までに長期金利の誘導目標を引き上げると予想するエコノミストは41人中、わずか4人。日銀の政
策変更による銀行株高シナリオは今の株価に十分織り込まれていない。「昨年の株高に乗り遅れた人が言い訳で政策変更論を唱えている
」(国内証券のエコノミスト)と冷ややかに見る向きもあるが、トランプ氏次第で風向きは変わるかもしれない。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 09:56:17.52 ID:M9J9g2+G.net
主な成り行き注文(東証・前場)商船三井35万株の買い越し
2017/02/03 09:00 日経速報ニュース 131文字
 3日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄は商船三井35万株、ソニー32万株、東洋エンジ26万株、
日立23万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は東芝47万株、日本通信46万株、みずほFG45万株などだった。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 10:50:42.56 ID:M9J9g2+G.net
<東証>第一生命が一時3%高 長期金利が1年ぶり高水準
2017/02/03 10:40 日経速報ニュース 281文字
(10時30分、コード8750)上げ幅を広げ、前日比70円(3.4%)高の2140円まで上昇している。1月27日以来、1週間ぶりに昨年来高値を更
新した。長期金利が1年ぶりの高水準に上昇し、生命保険会社の運用環境が好転すると期待する買いを誘った。
 長期金利の指標となる10年物国債の利回りが0.150%と、日銀が金融政策決定会合を開いた2016年1月29日以来の高水準となった。
生命保険会社の資産運用で大きな影響を受ける超長期金利は30年物利回りは0.90%と昨年2月以来11カ月ぶりの水準に上がり、金利の
先高観が強まっている。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 12:51:26.22 ID:XKIS8ksf.net
主な成り行き注文(東証・後場)グリー15万株の売り越し
2017/02/03 12:27 日経速報ニュース 117文字
 3日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄はグリー15万株、東芝9万株、みずほFG7万株などだった。
 一方、主な買越銘柄は新生銀12万株、日産自12万株、IHI8万株などだった。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 12:52:43.40 ID:XKIS8ksf.net
日銀、指し値オペ実施を通知 10年債0.110%、長期金利は急低下
2017/02/03 12:41 日経速報ニュース 272文字
 日銀は3日昼、あらかじめ決まった価格(固定利回り)で無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を通知した。昨年11月17日以来
2度目の通知となる。
 対象は新発10年物国債345回債で買い入れる際の利回りは0.110%。3日の債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債利回り
が一時0.150%まで上昇(価格は下落)していた。買い入れる国債利回りが市場の実勢を下回るのは今回が初めて。
 指し値オペの通知は12時30分。債券市場では通知後、長期金利が一時前日比0.010%低い0.100%まで急低下した。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 15:07:45.52 ID:FUkHgmjv.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 16:17:29.54 ID:iByhmrG3.net
三菱UFJの4〜12月期、連結最終益7869億円 前年同期は8522億円の黒字
2017/02/03 16:00 日経速報ニュース 280文字
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
前4〜12 今4〜12 通期予想
経常収益 42,909 43,190 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 1,340,801 1,212,200 ―
最終利益 852,279 786,938 ―
1株利益 61.23 57.80 ―
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 16:20:33.60 ID:iByhmrG3.net
日銀、狭まる長期金利操作の選択肢 指し値オペ「一定の効果」も
2017/02/03 15:58 日経速報ニュース 911文字
 日銀は3日、固定利回りで国債を買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を実施した。買い入れ対象は残存期間「5年超10年以下」で723
9億円の応札が集まり、日銀は全額を落札した。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは午前中に前日比0.040%高い0.150%
まで上昇していたが、日銀が新発10年物国債を0.110%で買い入れると通知したため、金利は急低下した。もっとも日銀の金融政策には手
詰まり感が漂っており、金利の先高観が払拭されたわけではなさそうだ。

 指し値オペは昨年11月に続き2回目だが、今回初めて実勢の利回りよりも低い(債券価格は高い)水準で買い入れた。債券需給は急激に
引き締まり、長期金利は14時の応札結果の発表後も低下。一時0.090%を付けた。三井住友アセットマネジメントの深代潤グローバル戦略
運用グループヘッドは「今回のオペは一定の効果があった」と評価する。

 ただ落札額は7239億円と日銀が通常実施するオペの同じ残存期間の買い入れ額(4100億〜4500億円)を大幅に上回ったことで「金利を
抑えるのにかなりのコストをかけてしまった」(大和証券の野口麻衣子シニアエコノミスト)。午前に通知していた通常の買い入れオペでは長
期金利の操作が難しくなっていたことから「日銀の対応は後手に回っている」との見方は根強い。
 日銀が午前に実施した通常のオペでは5年超10年以下」の買い入れ額を2月初回の買い入れ予定額(4100億円)から増額したものの、買
い入れ額が不十分との見方から金利上昇に弾みが付いていたため「苦し紛れに指し値オペを打った」(国内証券)との見方もある。

 日銀の金融調節に対してみずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「日銀は通貨安をけん制するトランプ米大統領を意識して、
思い切った政策を打ち出しにくくなる」と指摘。長期金利の操作が一段と難しくなることへの警戒感が強まりやすいと指摘する。市場では「今
後3カ月間、長期金利は0.150%が上限のメドとして意識される」(松沢中・野村証券チーフ金利ストラテジスト)との見方が浮上している。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 19:01:06.89 ID:tRilViwt.net
3大銀の4〜12月期、純利益は8%減 マイナス金利が重荷 海外展開は加速
2017/02/03 18:49 日経速報ニュース 1524文字
 3メガバンクの2016年4〜12月期の連結決算が3日、出そろった。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグ
ループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)の3社の連結純利益は合計で1兆8361億円と前年同期比8%減った。日銀のマイナ
ス金利政策で国内の利ざやが縮小し、収益環境は厳しい。
 通期予想に対する業績の進捗度合いは「想定通り」と口をそろえた。3社合計の17年3月期の純利益は前期比5%減の2兆1500億円。
いずれも従来予想を据え置いた。

 本業のもうけを示す実質業務純益(単体・傘下銀行合算ベース)は合計で1兆7313億円と4%減った。国内貸し出しで利ざや縮小が進み
、4〜12月期の国内の預貸金利差は三井住友FG傘下の三井住友銀行が1.05%と前年同期比で0.16ポイント低下した。
 投資信託や保険の販売などの手数料収入も4〜9月期の円高・株安を受けた販売低迷で3社合計で9390億円と4%減った。半面、保有
国債の売却益の合計は前年同期比28%増の2712億円となり、国債の売却益で収益を埋め合わせる構造が続いている。

 成長戦略の柱として各社は海外事業を強化している。海外向けの貸出残高は、みずほFGが16年12月末時点で2107億ドルと1年前に比
べ6%増えた。三井住友銀の海外貸出残高も21.3兆円と3%増えた。

 今後はトランプ米大統領が進める経済政策の行方が収益を左右しそうだ。財政拡張で米金利の上昇圧力が高まったり、景気が拡大したり
すれば、米国に事業基盤を持つメガバンクには追い風だ。
 三菱UFJは傘下に米銀のユニオンバンクを持ち、みずほFGは15年にロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの北米貸出債権を買い取った。
三井住友銀はインフラ投資の拡大が追い風となる北米の鉄道貨物車両のリース会社を17年前半に約30億ドル(約3500億円)で買収する方
針。米経済の活力をどう取り込むかが成長を占うカギとなる。

 ただ、トランプ氏の政策には不透明感も漂う。日本と中国に対して通貨安政策を採っていると批判するなどドル高をけん制する姿勢を強め
ている。トランプ氏の出方次第では、国内のメガバンクの業績にも逆風が吹く可能性も否定できない。


【大手銀行3グループの2016年4〜12月期決算の主な項目】
       実質業務  国債等  与信関係   連結純利益  
       純  益  売買益  費  用          
三菱UFJ   7032     1184   ▲258       7869
〈8306〉   (▲9.9)   (36.9)   (−)    (▲7.7)
三井住友FG  6570      510    ▲24      5446  
〈8316〉   (19.6)  (73.5)   (−) (▲13.0)
みずほFG   3711     1018    ▲20      5046 
〈8411〉  (▲22.9) (5.7)  (−) (▲2.8)
================================
合計    1兆7313     2712   ▲302    1兆8361
       (▲4.4)   (27.8)   (−)    (▲8.1)
(注)単位は億円、カッコ内は前年比の増減率%、▲は減少、与信関係費用の項目での▲は戻り益を示す。純利益以外は傘下銀行の合算
ベース。四捨五入などの関係で各社の数値を足しても合計と一致しない場合がある。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 22:58:35.81 ID:4LSGl6IX.net
野村株、独歩高の死角 個人資金流出、兜町に春遠く スクランブル
2017/02/03 21:10 日経速報ニュース 1223文字
 証券業界に元気がない。昨年11月以降の「トランプ相場」も、個人マネーは株式市場から逃げ出すばかり。野村ホールディングス(HD)の
株高は、むしろ例外に近い存在だ。短期の売買手数料から預かり資産の積み上げに戦略の転換を急ぐ各社。狙い通りに行かない証券業
界の苦境は、日本株に対する個人マネーの気迷いを映す。
 3日、野村HD株は3日続伸した。1月31日に発表した2016年10〜12月期の連結純利益が前年同期の約2倍と市場予想を上回ったのが
好感された。
 「選択と集中を進めた海外に手応えを感じている」。決算会見した北村巧・財務統括責任者(CFO)の表情は明るかった。昨年11月の米大
統領選から金利上昇とドル高が進み、リスク回避に向けた機関投資家の取引が活発化。債券トレーディング部門がけん引し、海外の税引
き前損益は今期、7年ぶりの黒字化が視野に入った。海外で稼ぐ利益が初の1000億円台に乗せる可能性さえある。
 野村にも悩みの種はある。国内の個人営業の伸び悩みだ。10〜12月期は自社の販売する投資信託から差し引き1000億円を超える資金
が流出した。
 背景に潜むのは、日本株に対する個人投資家の気迷いだ。日経平均株価が2万円を超えて上昇するという楽観ムードが醸成されず、投
信市場ではマネー・リザーブ・ファンド(MRF)に過去最高となる12兆円超の資金が積み上がったまま。「トランプ相場」は結果として、個人が
塩漬け株を売却する絶好の機会になっている。「やれやれの売り注文」が殺到する一方、個人マネーの新たな流入は乏しい状況が続く。
 ドイツ証券の村木正雄グローバル金融ストラテジストは「投資家の高齢化も進み、資金流出は構造的な問題の可能性がある」という。
 国内を地盤にする準大手・中堅証券会社ほど苦悩は色濃い。「株式の手数料が激減し、投信販売も低迷した」。10〜12月期に純利益が7
割超減った丸三証券。小祝寿彦社長はうなだれるように話す。
 証券業界は「苦しい時は手数料収入でしのぐ歴史だった。もうそんなやり方は許されない」(小祝社長)。丸三証券は早くから投信の預かり
資産を重視。今や業界全体が手数料依存からの脱却を急ぐ。
 金融庁は昨年末、金融業に顧客本位の業務運営を求める報告書をまとめた。低コストの長期投資により、「国民の安定的な資産形成を実
現すべきだ」と結論づけた。至極まっとうな指摘も、証券業界にとっては「ますます稼げない現実」(地場証券の首脳)を突きつけられたのも同
然だ。
 「貯蓄から投資へ」の流れで最大の課題となる若年層の取り込みも思うように進まず、日本橋・兜町には業界再編や自主廃業の噂が飛び
交う。
 野村の北村CFOは「相場は悲観で生まれ、懐疑で育つ」という格言に言及しながら、足元は「よい相場が育ちつつある」と力を込める。個
人の株式投資の流れを太くするには時間がかかる。証券株が予兆するように、寒風吹く兜町に春の気配は遠い。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 23:00:37.01 ID:4LSGl6IX.net
社債「買い手優位」の兆し 長期金利上昇、投資家の選択肢拡大
2017/02/03 21:10 日経速報ニュース 974文字
 長期金利の急上昇を受けて、社債市場が買い手優位に傾く可能性が出てきた。社債の売り手となる企業は格付けに応じて金利差が広が
り、資金調達コストが上昇しているからだ。投資家の選択肢が広がるなか、円滑な社債の消化に向け利回りや満期までの年限を見直す動
きが増える可能性がある。
 「投資家に示す発行条件を見直さないと、来週以降の販売は厳しくなるな」。銀行系証券の社債担当者は3日、長期金利の動きを見なが
ら頭を抱えていた。指標となる新発10年物国債利回りは一時0.150%と、日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月29日以来、
約1年ぶりの高水準を付けた。
 社債利回りは安全資産の国債利回りを基に、企業の信用リスクや需給に応じた上乗せ金利(スプレッド)を加える。3日に発行条件を決め
た愛知県の10年債は発行利回りが0.259%と、上乗せ金利は先月起債した債券に比べ、0.02ポイント拡大。金利を一段と上乗せしなければ
債券が売れ残るリスクがあったからだ。
 社債でも上乗せ金利拡大の兆候が出ている。1月に10年債を発行した東日本旅客鉄道(JR東日本)は財務格付けが相対的に高いにもか
かわらず、格付けが一段低い西日本旅客鉄道(JR西日本)が昨年12月に出した社債よりも大きな上乗せ幅を求められた。
 これまでは「売り手」優位のなか、信用力の劣る企業でも低利で社債を発行できた。マイナス利回りの国債を避け、社債に活路を見いだす
投資家が多かったからだ。それが長期金利の上昇を機に一転、国債から社債まで「投資家の選択肢が増えてきた」(アセットマネジメントOn
eの加藤晴康氏)。売り手と買い手の力関係が逆転し、金利の上乗せ幅拡大につながっている。
 企業側の強い社債発行意欲も、買い手優位の状況をつくり出す。2月は富士フイルムホールディングスが総額1500億円規模の起債を予定
。東京電力ホールディングスも6年半ぶりの起債に向けて準備を進めている。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の諏訪一氏は「前倒しで資金調達を検討する企業が増えてきた」と話す。日銀は3日、固定利回りで国
債を買い入れる指し値オペに踏み切ったが、政策の手詰まり感は強い。長期金利の乱高下で投資家が様子見姿勢を決め込めば、債券の売
れ残りリスクは高まる。発行計画を見直す企業も相次ぎそうだ。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 23:08:59.48 ID:4LSGl6IX.net
トランプ米大統領:ドッド・フランク法の見直しを指示へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-03/OKSC156JIJV001
 
 トランプ米大統領は、退職者に助言するファイナンシャルアドバイザーに対し、顧客の最善の利益のために行動するよう義務付ける受託者
責任ルールの施行を中止する。このルールはオバマ前政権の下で決まったもので、金融業界の不評を招いていた。
 大統領はさらに、2008年の金融危機を契機に制定された金融規制改革法(ドッド・フランク法)の見直しを命じる。ホワイトハウス高官が明
かにしたもので、トランプ氏は3日、米ブラックストーン・グループのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)をはじめとする企業幹
部十数人との会合後、正午ごろにこれらの命令に署名する予定という。
 トランプ大統領が差し止めるのは、仲介業者が自らの利益を膨らませるために不適切な高コスト・高リスクの投資へ退職者を誘導するのを
阻止する目的で前政権がまとめたルール。4月に発効する予定となっている。

 ホワイトハウス高官は今回の措置について、規制による負担を減らし、投資家の選択肢を広げることに重点を置くトランプ政権の金融市場
へのアプローチを示すものだと説明した。匿名を条件に記者団に語った。
 同高官によれば、見直しには金融規制当局の人事異動の検討も含まれる。トランプ氏が米消費者金融保護局(CFPB)のリチャード・コー
ドレイ局長の解任を目指すかとの問いには返答を避けた。ムニューチン次期財務長官が金融安定監視評議会(FSOC)のメンバーに会い、
ドッド・フランク法にどのような修正を加えるべきかについて報告する。特に「ボルカー・ルール」が焦点となるという。
 同高官は、財務省の見直し作業にどの程度の時間がかかるのか明らかにしなかったものの、トランプ政権が行政上の変更や人事の決定
などを通じて直ちに効果をもたらす方法を探っていると説明した。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/03(金) 23:59:39.92 ID:Pd5Rsl25.net
米国株、買い優勢で始まる ダウ110ドル超高、雇用統計を好感 金融が高い
2017/02/03 23:52 日経速報ニュース 797文字
【NQNニューヨーク=野見山祐史】3日の米株式相場は買い優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比99ドル37
セント高の1万9984ドル28セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同16.446ポイント高の5652.643で推移した。ダウ平均
の上げ幅は取引開始直後に120ドルに迫った。朝発表の雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回り、好感した買いが入った。トランプ
大統領がドッド・フランク法(金融規制改革法)の撤回に向け大統領令に署名すると伝わり、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースな
どの金融銘柄が上げている。
 朝発表の1月の雇用統計は雇用動向を素早く映すとされる非農業部門の雇用者数が前月2016年12月から22万7000人増えた。17万人程
度の市場予想を上回ったほか、好調な雇用回復の目安とされる20万人を4カ月ぶりに上回った。失業率は前月より0.1ポイント悪化の4.8%だ
った。米労働市場の回復が続いているとして投資家の安心感を誘った。
 個別銘柄ではクレジットカードのビザが5%近く上げ、52週(過去1年)高値を付けた。前日夕発表の四半期決算が市場予想を上回ったのを
好感した。自動車のフォード・モーターは証券会社による投資判断の引き上げを材料に上げた。バイオ製薬のアムジェンは増収増益の四半期
決算などを材料に買われた。
 ダウ平均では金融銘柄のほかファイザー、トラベラーズ、インテルなどが高い。
 一方、アマゾン・ドット・コムは3%超安で推移している。前日夕発表の10〜12月期決算は増収増益だったが、売上高の見通しなどが慎重
と受け止められた。決算を発表した製菓のハーシーも安い。衣料のヘインズブランズは急落。業績見通しが市場予想を下回ったことなどが嫌
気された。
 ダウ平均ではメルクやナイキ、エクソンモービルなどが下げて始まった。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:01:09.94 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:01:41.78 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:01:56.58 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:02:13.27 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:02:26.44 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:02:41.13 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 00:03:05.76 ID:BfdLCMQd.net
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円
2017/02/03 14:35 日経速報ニュース 1615文字
 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い
入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇
を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格
好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。
■強いられた「実弾介入」
 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方
的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。
 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方
針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債
を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。14時に明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。
 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空
砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中
島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。
■効果はあったが……
 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%
の調節方針実現のために実施した」と説明した。
 オペの通知を受けて、債券市場では長期金利は急低下に転じた。10年物国債利回りは、午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年
1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していたが、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、今度は0.100%まで急低下した
。日銀が従来の14時よりも前倒しし、12時30分にオペの実施を通知したことも、金利上昇を受けて日銀が機動的に抑制に動いたとの評価
につながった。
 ただ、ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくない。
 日銀は3日午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる
金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上
昇が加速する結果となった。
■日銀の迷いと市場の疑念
 東海東京証券の佐野一彦氏は「最小のコストで金利抑制を実現しようとしたために結果的に市場の振れを大きくしてしまった」と日銀に批
判的だ。
 日銀は今回の指し値オペだけでなく、民間の銀行などに対して最長10年の資金を低利で融資するなどの方法も有しており、その気にな
れば市場の動きを力ずくで封じることができる奥の手も持つ。
 こうした極端な手法を乱発すれば日銀のオペの市場介入的な色彩は一段と強まることになり、国債市場をゆがめる。日銀の財務が痛むリ
スクもある「もろ刃の剣」でもある。日銀はこうしたリスクへの配慮から、最小限の介入を狙っている側面もありそうだ。
 足元では、こうした日銀の動きがかえって市場から金利抑制の本気度を疑われることになり、金利の乱高下を招いている。日銀は今回、
市場の要求に応えるような形で指し値オペを実施したが、日銀と市場とのすれ違いが続けば、日銀の金利操作の困難度は増しそうだ。

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