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いつかどこかで

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/29(金) 06:10:46.14 ID:Rn3drS4t.net
株、日銀「卒業」の日―政策変更、来年の焦点に(スクランブル)
2017/12/29 日本経済新聞 朝刊
 「日銀の政策変更が2018年の日本株相場にとっての最大級のリスク」。こんな声が市場で急速に広がっている。政府が脱デフレを宣言し、日銀
が年間6兆円の上場投資信託(ETF)買入額の縮小に動く――。こんな「まさか」の株安シナリオが警戒されている。日銀依存からの「卒業」が徐々
に視界に入り、投資家は胸騒ぎを感じ始めている。
 「海外投資家は日銀の政策変更リスクを感じ始めている」。大和証券キャピタル・マーケッツ香港で株式営業を担当する上島英二氏はこう明かす。
来年の話題で決まって出るのが日銀。香港でもメインシナリオは「変更なし」だが、政策決定会合前後に思惑で相場が大きく動く「『イベント化』の再
来を気にする投資家も出てきた」という。
 今月上旬に日本株ETFの営業で韓国を訪れた日系運用会社の担当者も、現地投資家の警戒ぶりに驚いた。行く先々で日銀のETF買入減額リス
クについて意見を求められたのだ。物価目標2%の達成まで緩和を続けるという黒田東彦総裁の発言を伝えても納得いかない様子。「欧米中銀に
比べて日銀は『何をするか分からない』とのイメージが強い」と嘆く。
 投資家が身構えるのも無理はない。日銀が金融政策の「正常化」を検討する環境が整いつつあるからだ。投資家が注目するのは政府による「脱デ
フレ宣言」だ。ブラックロック・ジャパンの福島毅・最高投資責任者は「早ければ、主要な判断材料が出そろう5月後半にも宣言がでる可能性がある」
と話す。政府が脱デフレを認定すれば、日銀が大規模な緩和を続ける大義は乏しくなる。
□   □
 仮に日銀が10年債金利の目標引き上げや、ETF購入の減額に踏み切った場合、市場へのインパクトは大きくなりそうだ。
 ウィズ・パートナーズでヘッジファンド運用を手がける石見直樹氏は07年と14年の円相場を思い出していた。「変動率が下がりきった後に、相場
は大きく動く」。直近の変動率は07年や14年以来の低い水準だ。17年は日銀の政策変更がなく、円相場は安定。投資家も低変動率を前提に運
用しており、金融政策の変更などイベントが発生すれば「一気に巻き戻しが入る」(石見氏)。円相場が不安定になれば、日本株への悪影響は避け
られない。
□   □
 リスクを回避しようにも有効な策は見当たらない。金融政策正常化の恩恵を受けるとして「銀行株への関心は高い」(野村証券の松浦寿雄氏)。と
はいえ、成長性の乏しい銀行株をそう多くは保有できない。ETF減額がもしある場合の時期の予想も野村が3月か6月、大和は4月か10月とする
など各社でバラバラ。これでは備えようがない。
 日銀が金融緩和の一環でETFの買い入れを決めたのは10年。そこから増額を繰り返し、17年は日本株の最大の買い手となる見通しだ。中銀が
リスク資産を買うという異常な事態が、いつしか投資家たちにとって所与のものになった。18年は「そんな甘やかされた時期は長くは続かない」と思
い知らされる年となるかもしれない。
(宮本岳則)
日銀買いが株高予想の前提に    
〓−〓 主な投資主体の売買動向の見通し、単位兆円。売買動向は予想レンジの下限、▲は売り越し 〓−〓 
投資主体 16年 17年〓(予) 18年〓(予) 
日銀+政府系機関 5 5 5 
自社株買い 6 4 4 
外国人 ▲2 3 4 
公的年金 1 0 ▲1 
個人 ▲2 ▲4 ▲4 
日経平均〓(12月末) 19114円 23000円 24000円 
(注)野村証券予想を基に作成   

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/04(木) 15:44:51.69 ID:BMDpCtxi.net
FOMC議事要旨、米減税「投資押し上げ」、利上げ加速、言及も。
2018/01/04 日本経済新聞 夕刊

 【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は3日、2017年12月12〜13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。
約30年ぶりの大型減税で「設備投資が押し上げられる」との見方を共有。景気が過熱すれば利上げを加速する可能性にも言及した。もっとも一部
委員は物価停滞を理由に追加利上げに反対しており、経済の先行き判断は大きく割れている。
 昨年12月のFOMCでは、同6月に続く年内3回目の利上げを決めた。FOMCでは米議会で審議中だった大型減税の影響を議論。多くの会合参
加者が「企業税制の変更が実現すれば、効果の大きさは不確かなものの、設備投資を緩やかに押し上げるだろう」との判断を示した。
 FOMCでは参加者が今後の政策金利見通しを提示し、18年も17年と同じ3回の利上げが中心シナリオとなった。会合では減税によって物価上
昇圧力が強まれば、利上げペースをさらに速める可能性についても議論した。数人の参加者は資産価格の上昇を懸念して、年3回を超す利上げを
想定していると表明した。
 一方、ほかの数人の参加者は、物価上昇率がなお目標の2%に届かないことから年3回の追加利上げに反対する考えを表明した。2%のインフレ
目標自体を見直すため「物価水準目標」や「名目国内総生産(GDP)目標」の研究を深めるよう求める声も一部にあった。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 03:36:13.63 ID:dxDJilsl.net
<東証>三井住友FG2年2カ月ぶりの高値、米金利高止まりが支え
2018/01/04 13:36 日経速報ニュース
(13時35分、コード8316)続伸している。一時、前営業日比147円(3.0%)高の5015円まで買われ2017年12月20日以来、8営業日ぶりに昨年来高値
を更新した。15年11月以来、2年2カ月ぶりの高値を付けた。米長期金利が2.4%台で高止まりしており、運用環境の改善期待などが株価を支えて
いる。4日の日本株が全面高となっており、これまで株価の出遅れが目立っていた三井住友FGのような銀行株に買いが入っている面もある。
 三菱UFJ(8306)やみずほFG(8411)なども高い。業種別東証株価指数(TOPIX)の「銀行業」は前の週である17年12月25〜29日に週間で1.7%
下落していた。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 06:12:47.64 ID:1ndhe+kO.net
脱デフレ、個人を起こす―不動産・銀行株、物色広がる(スクランブル)
2018/01/05 日本経済新聞 朝刊

 大発会4日の日経平均株価は700円超の大幅高と絶好のスタートを切った。2018年は7年連続の上昇という高い壁が立ちはだかる。年間高の
カギとなるのが「眠れる個人投資家の覚醒」だ。市場では今年の最大テーマであるデフレ脱却を先取りする兆しもある。脱デフレに導かれるように
個人の待機資金が株式に向かって相場を押し上げる。おとそ気分の株式市場でそんな期待が高まっている。
 「JPX(日本取引所)で(自らが)鐘を1回鳴らしたら株価が300円も上がった」。日本証券業協会などが4日昼に都内で開いた新年名刺交換会。
主賓の麻生太郎財務相が寄り付きに日経平均が節目の2万3000円を超えた動きに言及すると、400人を超える参加者の拍手が起きた。日経平
均はその後も上昇を続け、17年末比741円高の高値引けになった。初日が大陽線で引けたのは「チャート上で18年相場が強いというサイン」(ケ
イ・アセットの平野憲一代表)。
□   □
 良好な世界景気による企業業績の拡大が株高の根底にある。もう一つ相場を左右する要因として需給は見逃せない。とりわけ個人の投資姿勢に
関心が向かっている。
 「ほとんど株を売り切ったからもうあまり個人の売りは出ない」。野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)は話す。昨年
の株高局面で個人は長らく塩漬けにしてきた持ち株を処分したという。
 証券口座の現預金にあたるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高は昨年10月末に13兆円超と過去最高を記録した。身軽になった個人は今
年、株式投資に再び本腰を入れるのか。大和証券グループ本社の中田誠司社長は「個人を貯蓄から資産形成に向かわせるのはデフレ脱却だ」と
断言する。昨年末に早々と今春の賃上げ3%超の方針を示したのも「デフレ心理から早く脱却してもらいたい」との思いからだった。
□   □
 SMBC日興証券の圷正嗣チーフ株式ストラテジストは18年は「ホームメイドインフレ」が本格的に起きる一年とみる。深刻な人材不足や賃上げの
広がりが国内発の緩やかなインフレ(物価上昇)を誘い、個人の投資マインドを上向かせる可能性がある。
 変化の胎動はある。脱デフレ関連の不動産や銀行、サービス業。昨年は出遅れていたが、4日は三井住友FGやりそなHDなど大手銀、東急不H
Dが昨年来高値を更新した。物色のすそ野は脱デフレ銘柄に広がり始めた。
 生鮮食品を除くコア消費者物価指数(CPI)は年後半にかけて上昇する見通しだ。物価が継続的に上がれば個人が預金に資金を眠らせておく動
機は薄らぐ。
 市場では今秋の自民党総裁選を控え、「今夏以降に政府からデフレ脱却宣言が出る」(バークレイズ証券)との予測も多い。株高局面では売りに
まわる逆張りを貫いてきた個人。インフレ期待がその個人を動かす。年初から日経平均が勢いよく上がる今の相場は、個人が上値を買い進む投資
家へ変貌させる原動力になる。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 06:14:54.88 ID:1ndhe+kO.net
「適温相場」年度内は継続、市場関係者、株「2万5000円目指す」、NY原油、70ドル予想も。
2018/01/05 日本経済新聞 朝刊

 4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり、商品市場では原油高が進行した。低金利の環境下で好景気が続くなかでの「適温相場」で
リスク資産が買われる展開が続くのか。市場関係者に2017年度内の各相場の見通しを聞いた。
 「実体経済の改善を織り込み日経平均は2万5000円を目指す」。JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳氏は強気だ。世界的な景気拡大
を受けて日本企業の業績は過去最高水準にある。重見氏は「春ごろまでは成長期待の高い半導体などハイテク株が買われやすい展開になる」と予
想する。
 野村証券の若生寿一氏は4日の急ピッチな上昇で短期的には調整リスクがあるとしつつ、株高基調は当面続くと予想する。脱デフレの動きが強ま
り値上げが浸透してくれば「陸運や食品など恩恵を受ける銘柄に資金が流入する」という。
 為替の市場関係者の見通しは分かれている。緩やかな円安・ドル高を見込むのがあおぞら銀行の諸我晃氏。米利上げを背景とした日米金利差の
拡大で「1ドル=116円程度まで円安が進行する」。昨年に米税制改革法が成立したほか、インフラ投資拡大への期待があることも円安要因とみる。
 一方、三菱東京UFJ銀行の内田稔氏はやや円高・ドル安を予想する。「日本は経常黒字拡大で輸出企業の円買い需要が根強く、円安進行に歯止
めをかける」と語る。かつてのように「株買い・円売り」をする投機筋が減ったため「株高になっても円安に振れにくい」という。
 年初から上昇が目立つのが原油相場だ。4日はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物が約2年8カ月ぶりに一時1バレル62ドル台を
つけた。ニッセイ基礎研究所の佐久間誠氏は「石油輸出国機構(OPEC)の協調減産が供給を抑えるなか、世界的に景気が堅調で需要が増える」と
分析。65ドルまでの上昇を予想する。
 楽天証券の吉田哲氏も55〜70ドルの範囲で上値を試す展開を予想する。イランの反政府デモやリビアのパイプライン障害など、供給減を連想さ
せる産油国の出来事も上昇要因になりそうだ。
 今のところ3月末まではリスク資産が値上がりする「適温相場」が続くとの見方が優勢だ。その後は欧米の金融政策の動向がカギを握る。物価上
昇で金融引き締めへの懸念が高まれば、株式などリスク資産に売り圧力が高まる恐れもある。
【表】2017年度内の市場見通し  
株 日経平均 
重見吉徳氏〓(JPモルガン・アセット・マネジメントチーフ・グローバル・マーケット・ストラテジスト) 2万2000〜5000円 
若生寿一氏〓(野村証券エクイティ・マーケット・ストラテジスト) 2万2500〜4000円 
為  替 ドル円 
内田稔氏〓(三菱東京UFJ銀行チーフアナリスト) 1ドル=109〜115円 
諸我晃氏〓(あおぞら銀行市場商品部部長) 1ドル=110〜116円 
原  油 WTI 
佐久間誠氏〓(ニッセイ基礎研究所研究員) 1バレル55〜65ドル 
吉田哲氏〓(楽天証券コモディティアナリスト) 1バレル55〜70ドル

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 09:39:00.88 ID:gLRLzNY8.net
【2018 成長への展望】みずほFG社長・佐藤康博さん(65)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180105/bse1801050500003-n1.htm

■構造改革後に見える金融の姿示す年

 −−2018年の世界経済の展望は
 「あえてリスク要因を挙げると、サウジアラビアの改革などの地政学的リスクのほか、主要中央銀行の金融政策の動向にも要注意だ。全体的に
超金融緩和から出ていこうとする際のスピード感や流れを間違えると金融市場が混乱する。テクノロジーの進歩もそれ自体はプラスだが、市場が
クラッシュする危うさもある」

 −−大規模な構造改革を打ち出した
 「テクノロジーの進展で生産性が向上することを見据え、10年かけて1万9000人を減らす。早期退職募集も給与体系見直しも考えていない。大
量採用された50歳前後の従業員には本人の了解を得て、金融に詳しい人材を求めているベンチャー企業や農業法人に再就職する仕組みを検討
したい」

 −−経営課題として18年度のテーマになることは
 「構造改革の先に見えてくる金融の姿が問われてくる1年になる。収益源の多様化を狙いながら、いかにテクノロジーを取り込んでいけるかが勝
負だ。タブレット端末で振り込みなどができるデジタル化した店舗の試行運営を始めた。現在稼働しているのは3カ所だが、18年度に10店舗程度
まで拡大を目指したい」

 −−デジタル通貨「Jコイン」の検討状況は
 「東京五輪・パラリンピックのある2020年に向けて、18年度は限られた複数の地域で、地方銀行の協力を得ながらJコインの実証実験をしたい。
スマートフォンで専用の2次元バーコード『QRコード』を読み込むだけで決済する仕組みを考えている。使い手や店舗の利便性や課題、経済効果
を検証したい」

 −−人工知能(AI)を活用した個人向け融資事業「Jスコア」が好調だ
 「銀行が変わるきっかけになるかもしれない。異業種と組んで、狙いを絞って広告を出すサービスなどが考えられる。Jスコアから、たとえば旅行
会社やレストランチェーンにAIが判断した顧客情報を提供し、顧客に合わせた広告をアプリの中で展開する。一般的な消費者金融とも差別化でき
る」

 −−非金利収益をどうやって伸ばすのか
 「投資信託の販売が落ちたが、あえてお客さまが中長期的に資産形成できるものだけを売るようにした結果、みずほ証券に資産を置いていただく
傾向が出てきた。手数料収入は減ったが、最終的には預かり資産残高が大きいところが勝つはずだ。非金利の収益源をもう少し拡大したい。たと
えばベンチャー企業に株式化したもので融資することなどを検討したい」

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 09:40:05.77 ID:gLRLzNY8.net
【2018 成長への展望】三井住友FG社長・国部毅さん
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180103/bse1801030500002-n1.htm

 ■知見を集めて新サービスを生み出す

 −−昨年4月から新たな中期経営計画が始まった
 「今後を展望すると難しい環境が継続することは想定せざるを得ない。マイナス金利、国際金融規制の強化、フィンテックに代表されるテクノロジ
ーの進展がある中で、質の高い金融グループとして生産性、効率性、収益性を高めることが重要。上半期の決算は順調だし、中計の施策が順調
に進捗(しんちょく)している。今年はこの流れを本格化させたい」

 −−昨年は人員削減や店舗改革が話題になった
 「人員削減が全面に出ているが、ビジネスモデルの改革や生産性向上の観点が重要だ。私たちは3年で4000人分の業務量を削減すると言って
いるが、業務の効率化、店舗改革、グループ再編の3つの大きな柱で削減していく。生産性が低い業務や定型業務が多い従業員を、より質の高い
業務や7つの戦略事業領域にシフトし、働きがいを高めたい。人員は自然減で減っていく。採用を減らしており今年の採用は約800人で、約4割減
らした」

 −−新型店舗も増やしてきた。評判はどうか
 「新型店舗の評判は良く、個人専用店舗も来店者は増えている。年度内に100店舗が新型にできる見通しで、資産運用、相談ニーズが多いので
、事務スペースを縮小して相談スペースを増やすということをやっている。また、多くの店舗が駅前の一等地にあるが、スマートフォンの普及などで
お客さまの行動パターンが変わり、一等地になくてもよくなってきた。個人専用店舗や、SMBC日興証券との共同店舗など、店舗のあり方を変えて
運営効率を上げている。ただ、店舗はお客さまとのアクセスポイントでもあるので、現段階で店舗数を変えることは考えていない」

 −−フィンテックへの対応は
 「フィンテック企業と共同で法人を立ち上げ、生体認証サービスを始めた。また、NECとスマホを使った電子バーコードによる公共料金の収納代
行サービスも開始した。ミニストップとセイコーマートの両コンビニエンスストアでスタートさせたが、ローソンやセブン−イレブン、ファミリーマート
でも今年中の導入を検討している。ブロックチェーンを使ったデジタル通貨は、社内実験を終えており有効性は確認済みだ」

 −−シリコンバレーにも人を出している
 「昨年春に出張所を出す際、フィンテック企業と交流するイノベーションラボを作った。渋谷にも同様の場所を作っており、金融機関だけではでき
ないことについて、知見を集めて新サービスを生み出したい」

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/06(土) 03:55:03.64 ID:ZA9p6RUu.net
【2018 成長への展望】みずほFG社長・佐藤康博さん(65)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180105/bse1801050500003-n1.htm

■構造改革後に見える金融の姿示す年

 −−2018年の世界経済の展望は
 「あえてリスク要因を挙げると、サウジアラビアの改革などの地政学的リスクのほか、主要中央銀行の金融政策の動向にも要注意だ。全体的に
超金融緩和から出ていこうとする際のスピード感や流れを間違えると金融市場が混乱する。テクノロジーの進歩もそれ自体はプラスだが、市場が
クラッシュする危うさもある」

 −−大規模な構造改革を打ち出した
 「テクノロジーの進展で生産性が向上することを見据え、10年かけて1万9000人を減らす。早期退職募集も給与体系見直しも考えていない。大
量採用された50歳前後の従業員には本人の了解を得て、金融に詳しい人材を求めているベンチャー企業や農業法人に再就職する仕組みを検討
したい」

 −−経営課題として18年度のテーマになることは
 「構造改革の先に見えてくる金融の姿が問われてくる1年になる。収益源の多様化を狙いながら、いかにテクノロジーを取り込んでいけるかが勝
負だ。タブレット端末で振り込みなどができるデジタル化した店舗の試行運営を始めた。現在稼働しているのは3カ所だが、18年度に10店舗程度
まで拡大を目指したい」

 −−デジタル通貨「Jコイン」の検討状況は
 「東京五輪・パラリンピックのある2020年に向けて、18年度は限られた複数の地域で、地方銀行の協力を得ながらJコインの実証実験をしたい。
スマートフォンで専用の2次元バーコード『QRコード』を読み込むだけで決済する仕組みを考えている。使い手や店舗の利便性や課題、経済効果
を検証したい」

 −−人工知能(AI)を活用した個人向け融資事業「Jスコア」が好調だ
 「銀行が変わるきっかけになるかもしれない。異業種と組んで、狙いを絞って広告を出すサービスなどが考えられる。Jスコアから、たとえば旅行
会社やレストランチェーンにAIが判断した顧客情報を提供し、顧客に合わせた広告をアプリの中で展開する。一般的な消費者金融とも差別化でき
る」

 −−非金利収益をどうやって伸ばすのか
 「投資信託の販売が落ちたが、あえてお客さまが中長期的に資産形成できるものだけを売るようにした結果、みずほ証券に資産を置いていただく
傾向が出てきた。手数料収入は減ったが、最終的には預かり資産残高が大きいところが勝つはずだ。非金利の収益源をもう少し拡大したい。たと
えばベンチャー企業に株式化したもので融資することなどを検討したい」

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/06(土) 03:56:15.30 ID:ZA9p6RUu.net
SMFGの国部毅社長 2%の物価目標達成前の金融政策修正を期待
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180105/bse1801051859007-n1.htm

 三井住友フィナンシャルグループの国部毅社長は5日、日銀の金融政策について「物価上昇率が目標の2%に達しない段階でも、修正する
局面がくることを期待している」と述べた。同日行われた、経済3団体共催の新年祝賀パーティーで記者団の質問に答えた。
 金融機関は日銀のマイナス金利政策により、貸し出し利ざやが縮小して利益が生み出しにくい環境が続いており、国内の景気拡大を背景に
、政府や日銀を牽制した格好だ。
 ただ日銀は、2%を達成するまで大規模な金融緩和政策を続ける方針で、「政府がデフレ脱却を宣言して、政府と日銀が2%の目標を見直す
必要もある」との認識も示した。

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/06(土) 03:56:34.06 ID:ZA9p6RUu.net
【新春直球緩球】みずほFGの佐藤康博社長「構造改革の先の金融の姿が問われる年に」
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180105/bse1801052222008-n1.htm

 −−平成30年の世界経済の展望は
 「あえてリスク要因を挙げると、地政学的リスクのほか、主要中央銀行の金融政策の動向も要注意だ。超金融緩和から出ていく際のスピード
感や流れを間違えると金融市場が混乱しかねない。テクノロジーの進歩もそれ自体はプラスだが、市場がクラッシュする危うさがある」

 −−大規模な構造改革を打ち出した
 「早期退職募集も給与体系見直しも考えていない。大量採用された50歳前後の従業員には本人の了解を得て、金融に詳しい人材を求めて
いるベンチャー企業や農業法人に再就職する仕組みを検討したい。事務職員の再教育も大事だ。営業現場などで活躍してほしい」

 −−新年の経営のテーマは
 「構造改革の先に見えてくる金融の姿が問われる1年になる。収益源を多様化しながら、いかにテクノロジーを取り込んでいけるかが勝負だ。
デジタル化した店舗の試行運営を始めた。現在の3店舗から拡大を目指したい」

 −−人工知能(AI)を活用した個人向け融資事業「Jスコア」が好調だ
 「銀行が変わるきっかけになるかもしれない。異業種と組んで、狙いを絞って広告を出すサービスを検討したい。Jスコアから、旅行会社やレス
トランチェーンなどにAIが判断した顧客情報を提供し、顧客に合わせた広告をアプリの中で展開する。一般的な消費者金融とも差別化できる」

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/06(土) 06:11:18.99 ID:gvchwyME.net
銀行株高、個人に余力―担保価値高まり売買活発(スクランブル)
2018/01/06 日本経済新聞 朝刊
 ただのご祝儀相場ではない――。日経平均株価は大発会から2日続伸し、上げ幅は合計で949円に達した。特に昨年はもたついた銀行などバ
リュー(割安)株の上昇が顕著だ。メガバンク株を担保に信用取引を手掛ける個人の投資余力も改善し、活発な売買を呼び込む好循環が生まれ
ている。需給も一段高を示唆しており、相場格言の「戌(いぬ)笑う」が早くもちらつく展開となってきた。
 個人投資家の夕凪(ハンドルネーム)さんは4日から5日にかけて、信用取引も駆使して株の持ち高を引き上げ、「フルポジションにした」と話す。
夕凪さんが相場全体の地合いを測る指標の一つに、アベノミクス相場の初期に似た現象が発生したためだ。
 その指標とは信用取引における個人の信用評価損益率だ。松井証券によると5日時点の同社顧客の信用買いの評価損益率はマイナス0・8%と
なり、アベノミクス相場初期の2013年5月22日以来のプラス圏が目前となった。4〜5日にはまとまった売りが出たが、それを除いてもかなり改善
が進んだことになる。
□   □
 振り返ると、13年も1〜2月に損益率がゼロ%近辺で推移した後に株価は上放れた。当時は円安に乗った外国人が緒戦を制したが、余力が高ま
った個人の参戦で株高が加速。足元でも個人の買い意欲が高まっており「雰囲気が当時と似ている」(夕凪さん)という。
 信用取引による買いを後押ししそうな「隠し道具」もある。昨年12月後半から上昇が続く銀行株だ。「メガバンク株は、信用取引の担保に使われて
いることが多い」(松井証券の窪田朋一郎氏)。そもそも時価総額が大きいメガバンク株の上昇は相場全体を押し上げる。担保価値の向上と相まっ
て、信用買いの追い風になるというわけだ。
 銀行株高はしばらく続くとの見方がある。銀行経営を取り巻く金利環境の改善期待があるためだ。コモンズ投信の伊井哲朗社長は「日銀の緩和
姿勢は揺るがないだろうが、今年は(誘導目標金利の水準などで)金融政策を部分的に調整する可能性がある」とみる。
 昨年11月末から見ると、日経平均とほぼ同率(4%)のみずほフィナンシャルグループを除き、他2グループは10%前後上昇した。夕凪さんが注
目する三菱UFJフィナンシャル・グループについては「チャート的に上に抜けた印象が強い」とみる。週明けの値動きを見て買い参戦するかどうかを
判断するという。
□   □
 信用取引全体としては、年明け以降の株価急上昇で売りも膨らんでいる。松井証券では日経平均の2倍動く「レバレッジ型」の上場投資信託(E
TF)の売り残が4日に年末比で8割増えた。夕凪さんのような「順張り派」は少数だ。
 もっとも、上昇中の「信用買い残の減少」と「売り残の増加」は一段高のサインともされる。将来的な売り圧力が減少し、下がったときの買い戻しが
膨らむためだ。証券口座の現金など待機資金も過去最高水準にある。相場の脱デフレ色が強まり、個人が買いに傾けば年前半にも「笑う戌」が現
実となる可能性がある。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 06:08:18.36 ID:jqqgGexp.net
InnovationRoadmap2030―フィンテック、社会一変、米突出、追い上げる中国(ニッポンの革新力)
2018/01/09 日本経済新聞 朝刊

 従来の金融をIT(情報技術)が根底から覆し、先端テクノロジーをてこに急速に進化する。その進化は投資額に比例するといっても過言ではない。
 大手会計事務所KPMGの協力を得て日本経済新聞社が推計したところ、ベンチャーキャピタルやM&A(合併・買収)によるフィンテック企業への
投資額は米国が圧倒的に多い。2017年は約150億ドル(1.7兆円)にのぼる。欧州各国や中国が続き、日本は残念ながら米国の1%にも満たな
い。
 30年も米国が他国を圧倒するだろう。インターネットを通じて市民などから資金を募って貸し出す「レンディング」やスマートフォン(スマホ)決済の
ほか、仮想通貨の基礎技術、ブロックチェーンの活用も進む。金融機関のシステムや不動産管理など様々な分野に広がりそうだ。
 急速に存在感を高めるのが中国だ。アリババ集団は電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」を手掛け、信用力の審査や人工知能(AI)融資に結び
つけている。金融機関のサービスが隅々まで行き届いていないからこそフィンテックのニーズが強い。同様に「アジアなど新興国でもフィンテック投
資が急速に拡大する」(KPMG FASの竹内浩ディレクター)見通しだ。
 日本は10億ドルと17年の10倍超に増えるが、世界的にみれば見劣りする。国際決済銀行の調べでは、日本の名目国内総生産(GDP)に対する
現金の総流通量の比率は、16年時点で20%と現金決済比率が高い。キャッシュレス決済比率を27年に40%にする目標を掲げ、仮想通貨など決
済システムの開発を急ぐ。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 06:09:48.50 ID:jqqgGexp.net
InnovationRoadmap2030―フィンテック、社会一変、銀行の看板が消える日(ニッポンの革新力)
2018/01/09 日本経済新聞 朝刊

スマホで取引、店舗は削減
 2030年、金融サービスは今とは全く違った姿となっているだろう。まず駅前や都心の一等地にある銀行の支店は姿を消し、決済やお金の貸し借
り、信用のあり方といった枠組みが刷新される。そして従来の金融とは異なる新たな担い手「ネオバンク」が生まれようとしている。金融の未来を取材
した。
 「10年後には銀行の決済インフラ、店舗網が新しい形に置き換わっている」。全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社
長)はこう読む。人口減少は銀行業界にとっても避けられない構造変化だ。金融サービスを提供する銀行も受ける利用者も人手が減るなかで、デジ
タル化を有力な手段と位置付けている。
 「国内516店舗のうち2023年度までに70〜100店舗を『機械化店舗(仮称)』に置き換えます」。三菱UFJの平野氏は17年11月に、中期的な
店舗戦略を打ち出した。機械化店舗、言い換えれば行員数を最小限に抑えたセルフ型店舗を増やしていくという宣言だ。
 銀行の店舗は目抜き通りの一等地にあり、多くの行員が窓口の内側、外側両方で働いている。セルフ型店舗ではそんなイメージを排し、提供する
サービスの大部分を進化させたATMやテレビ電話を通じて遠隔地にいる行員が代替する。
 みずほFGも同じように省力化店舗の開発に力を入れている。すでに無人店舗も視野に入れて「みずほ自動銀行」や「みずほ完全自動運転銀行」
といった商標を登録済みだ。「デジタルコンサルタント」と呼ぶ従業員が顧客ニーズを踏まえて最適な取引を案内する。
 あわせてみずほの「Jコイン」、三菱UFJの「MUFGコイン」といったデジタル通貨の普及が進めば、そもそもATMで現金を引き出す手間もなくな
る。そうなれば「駅前の一等地でなく住宅地に店を構えた方がよい」(みずほFGの佐藤康博社長)ことになる。銀行店舗の位置づけは大きく変わるこ
とになる。
 三井住友銀行は決済インフラの分野で、パスワードの代わりに指紋や顔といった生体情報を使った認証サービスに力を入れる。「KYC」と呼ばれ
る本人確認はEコマースで欠かせない作業だ。高島誠頭取は「他の金融機関も幅広く利用できるプラットフォームをつくりたい」と意気込む。
 フィンテックは決済の効率化だけでなく、銀行の本来業務である融資判断にも劇的な変化をもたらしそうだ。銀行には「RM」と呼ばれる法人融資
担当の行員がいる。取引先企業との窓口役で、様々なニーズをくみ取って融資などの提案をする。ただ中小企業にまでRMを張り付けられるほど
人手に余裕はない。
 そこで中小企業向けの融資は審査や実行をすべて機械が担う構想もある。そうすればコストを減らしながら取引先の裾野を維持・拡大できる。
みずほはすでに人工知能(AI)とビッグデータを使って利用者の信用力をスコア化。スコアに応じた借り入れ条件を提示し融資する事業をソフトバ
ンクと共同で始めた。
 フィンテックの多くはスマートフォン(スマホ)の操作が前提になっており、高齢者などが取り残される懸念がある。三菱UFJの平野社長は「デジタ
ルデバイドの大きな要因はキーボード操作。音声入力でサービスを使えれば十分に解決できる」とみる。
 三菱UFJのフィンテック子会社「ジャパン・デジタル・デザイン」の上原高志社長はデジタル化を推進するには「まず利用者がデジタルで便利にな
ることを体験することが重要」と説く。ATMを積んだ自動運転車をスマホで自宅に呼んで現金をおろす、まどろっこしいサービスを構想しているのも
そのためだ。
 技術は使われなければ意味がない。デジタル化が単なる銀行の都合ではないという打ち出し方に各行が腐心している。
【図・写真】デジタル通貨で送金したり割り勘したりする日は遠くなさそうだ(MUFGコイン)
【図・写真】大勢の行員が窓口で対応する銀行からデジタル中心の「次世代店舗」にシフト(みずほ銀行の新たな店舗イメージ)

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 06:11:28.08 ID:jqqgGexp.net
InnovationRoadmap2030―フィンテック、社会一変、野口悠紀雄氏(ニッポンの革新力)
2018/01/09 日本経済新聞 朝刊

早大ビジネス・ファイナンス研究センター顧問 野口悠紀雄氏
日本、デジタル通貨に勝機
 フィンテックが社会構造を変えようとしている。早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターの野口悠紀雄顧問に周回遅れの日本がフィンテック
とどう向き合うべきかを聞いた。
 ――フィンテックは未来をどう変えますか。
 「送金、資産運用、保険、資金調達など金融のあらゆる面で利便性を高める。わかりやすいのは決済。中国ではモバイル決済サービス『アリペイ(
支付宝)』が急速に普及。スウェーデンでの現金使用率は今や約2%と世界でキャッシュレス社会が広がり始めた」
 「日本では消費者が今までの伝統的な金融システムが便利なために取り残されている。全国どこにでもATMがあり、現金に不安がない。中国は
一気にカエル跳びした」
 ――フィンテック分野では中国の存在感が高まっています。
 「国際会計事務所大手のKPMGなどがつくる『フィンテック100』というリポートでは2014年に中国企業は1社だけだった。だが16年は14社にな
った。35社の米国を、中国が数年のうちに抜く可能性がある。新しいサービスが続々と登場し、世界に飛び出している」
 ――日本はもう追いつけないのでしょうか。
 「電子マネーでアリペイを超えようとしても勝てない。勝てる可能性があるとすれば、メガバンクが実用化を目指すMUFGコインやJコインなどのデ
ジタル通貨だ。仮想通貨と違って大きな相場変動が無く、メガバンク間の規格が統一できれば、送金手段として競争力を持てるのではないか」
 ――ビットコインの取引など仮想通貨分野は日本が先進国です。
 「日本は改正資金決済法を17年4月に施行し、ルールづくりで先行した。だが、仮想通貨市場は投機マネーが殺到してバブルが起きている。銀行
より安い国内の送金手数料が魅力だったが今は1000円を超える場合もある。使いにくくなったのに価格が上昇するのは、バブルだ」
 ――仮想通貨は衰退するのでしょうか。
 「重要なのは仮想通貨そのものではなく、コア技術であるブロックチェーン(分散型台帳)だ。情報をデジタルで記録する新しい仕組みで、改ざんは
事実上不可能。多数のコンピューターでデータを共有管理し、取引を監視しあう。つまり、取引相手がどんな相手か分からなくても安心してできるよ
うになる。応用分野は広い」
 ――金融当局はフィンテックの規制のあり方に悩んでいます。
 「今の法制は既存の銀行側に有利で、ベンチャー側はメガバンクの仕事を奪えない。米国は逆で、新たな技術革新が生まれやすい。参入規制の
強い国に頭脳は流れてこないことに留意すべきだ」

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 06:12:31.17 ID:jqqgGexp.net
InnovationRoadmap2030―フィンテック、社会一変、欧米で参入相次ぐ「ネオバンク」(ニッポンの革新力)
2018/01/09 日本経済新聞 朝刊

サービス ウェブで完結
 将来の金融を大きく変えそうなプレーヤーに「ネオバンク」がある。預金や融資といった従来銀行が行ってきたサービスを、肩代わりする事業者だ。
明確な定義はないが、先行する欧米でネオバンクとよばれる企業の多くが銀行免許を持たない銀行代理業。銀行と契約を結び、顧客に対して新し
い金融サービスを提供する。
 代表的な例の一つが、米金融ベンチャーの「アファーム」だ。主な対象はクレジットカードを作れない若者や収入が低い人たちで、彼らが高額な商
品を購入するときの融資を仲介している。
 同社は彼らのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での評判や、登録されている経歴などから、信用力を判定し、既存の金融機関よりも
低い金利で融資する。
 新しい審査の基準をつかうことで、銀行が融資できないとはじいたが実は優良な顧客をすくい取り、融資の裾野を広げることができる。銀行もネオ
バンクと提携すれば収益を高められる。ネオバンクには銀行が得た手数料や利息収入などが支払われる仕組みだ。
 日本にはまだネオバンクと呼ばれる企業はない。だが、多くのフィンテックベンチャーとの提携を進める住信SBIネット銀行など、フィンテック企業の
新たな金融サービスを積極的に顧客に提供する金融機関が増えてきた。
 自前でサービスを開発するよりも、すでに成功しているネオバンクと提携した方がリスクもコストも低く時間も稼げる。まだ伝統的な金融業が圧倒
的な利点をもつ日本で、ネオバンクの先陣を切る企業はどこか。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 23:12:54.12 ID:q3a1LH8P.net
円が急伸、日銀「サプライズ」が円金利押し上げ 先安観は崩れず
2018/01/09 15:25 日経速報ニュース 1051文字
 9日の東京外国為替市場で円相場は対ユーロ主導で買われた。対ドルでは一時1ドル=112円50銭近辺と前営業日である5日より60銭超円高
・ドル安に振れた。国内輸出企業の円買いで需給バランスが円買いに偏っていたところに日銀が超長期債の買い入れ減額に踏み切り、長期と超
長期の金利上昇を促すと円買いに弾みがついた。

 通常は日銀の国債買いオペ(公開市場操作)に円相場がいちいち反応することはない。だが、9日は2016年12月以降は手つかずだった残存期間
「10年超25年以下」が減額された。外為市場でも「17年11月以来となった『25年超』の減額も含めてインパクトは大きかった」(外為どっとコム総合
研究所の神田卓也調査部長)、「完全なサプライズ(驚き)だった」(ステート・ストリート銀行の若林徳広・東京支店長)との受け止めが多い。

 海外では「18年は日銀が長期金利の誘導目標を引き上げるかもしれない」との観測が根強い。そんな中での減額通知とあって、海外マネーの参
加比率が高い債券先物に売りが広がり、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは約3週ぶりの高水準まで上昇(価格は下落)した。欧
米投機筋の一角は意表を突かれたように円買い・ユーロ売りなどに傾き、損失覚悟の円買いを巻き込んだ。

 18年の為替相場の焦点については誰に聞いても「世界各国の金融政策」との答えが返ってくる。米国の利上げは既定路線。投機筋などの関心
はユーロやオーストラリア、カナダといった政策の正常化へ向けた動きが米国より遅れている国・地域に向かっている。これらの通貨を買うとすれ
ば相手は何か。緩和長期化が意識される円のほかにはない。その前提が揺らいでしまっては過去に積み上がった円売り・ユーロ買いなどの戦略
が崩れてしまう。

 円買いの流れは続くのだろうか。今のところ、日銀は金融政策の正常化に向かうグループにはまだ含まれてはいないようだ。「オペ減額が利益
確定の円買いの口実になっただけ」(東海東京調査センターの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジスト)との冷静な声が聞こえてくる。円の先安
観が後退したとまではいえない。

 それでも9日のオペ減額は、日銀だけが緩和的な金融政策を続けるとの「思い込み」に警鐘を鳴らした。「日銀の政策変更の可能性にも目配り
が欠かせない状況」(ステート・ストリート銀行の若林氏)だ。日銀の動きや関係者が発信するメッセージが、従来以上に材料視される局面は増え
るのかもしれない。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/10(水) 06:20:35.94 ID:j4Gc8EUh.net
立地に応じ店舗見直し 三井住友FG社長 国部毅氏
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25458980Z00C18A1EE9000/

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/10(水) 06:20:56.97 ID:j4Gc8EUh.net
戦略2018(1)三井住友FG社長国部毅氏―立地に応じ店舗見直し。
2018/01/10 日本経済新聞 朝刊
 2017年はマイナス金利政策やIT(情報技術)の急速な進展を受け、メガ銀各行が構造改革を打ち出した。当グループも4000人分の業務量削減
を掲げた。
 銀行窓口の訪問客が10年で3割減るなど顧客の行動は大きく変わった。(1997年のピーク時には旧行の合算で店舗数は)750近くあったが統廃
合を進め、現在の約440が全国で事業展開するうえで必要な規模。(店舗の削減を打ち出した他行と違って)三井住友銀行の場合は数の問題では
なく、運営の効率をどう高めるかが課題だ。
 銀行窓口ではタブレットの活用で書類を減らすほか、電子印鑑の導入でサービスのあり方を変えていく。こうした動きは間違いなく加速する。将来
的には大手行で重なる業務を共通化する動きが、選択肢としては出てくるのではないか。
 立地に応じた店舗展開も必要になってくる。昨年9月までに、東京都内の3店舗の法人業務を集約し、(資産運用などに業務を絞った)個人専用店
に切り替えた。今後、20〜30カ所ほどは個人専用店になるだろう。
 業務を自動化するソフトウエア「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の活用を進め、浮いた人員を企画の業務に充てたり、戦略的な部
署に移したりして生産性を高める。人工知能(AI)やロボットをはじめとする技術の進展は、業務を効率化する好機となる。今年は新時代に合わせた
ビジネスモデルの見直しを加速する年になるだろう。
 (国際的に活動する銀行を対象にリスク資産の算定を厳しくする)バーゼル規制の強化も間近に迫る。当グループのリスク資産は17年3月末比で
30%程度増えると試算している。(自己資本比率を押し下げる方向に働くので)資産や資本、経費の効率化を優先し、当面は大きな成長投資がしづ
らくなるだろう。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/10(水) 06:23:55.80 ID:j4Gc8EUh.net
米長期金利、一時10カ月ぶり高水準 日銀の超長期債の購入減額で
2018/01/10 01:59 日経速報ニュース 312文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】9日午前のニューヨーク債券市場で長期債相場が一段安で推移している。長期金利の指標である10年物国債利
回りは一時前日比0.05%高い(価格は安い)2.53%と、2017年3月中旬以来ほぼ10カ月ぶりの高水準を付けた。9日に日銀が超長期の国債買い入
れ額を減らしたのを受けて日本の長期債が売られ、米長期債にも売りが波及した。
 米市場でも日銀による超長期債の買い入れ減額は「想定外」との受けとめが多い。「欧米の中央銀行に続いて日銀も量的金融緩和の縮小にかじ
を切ったとの見方から、欧米市場で長期債に持ち高調整の売りが広がっている」(BMOキャピタル・マーケッツのアーロン・コーリィ氏)との声が聞
かれた。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/10(水) 10:08:38.77 ID:OapR0B8M.net
<東証>三菱UFJが連日高値 米長期金利の上昇受け
2018/01/10 09:41 日経速報ニュース
(9時35分、コード8306)反発している。前日比17円40銭(2.0%)高の880円80銭まで上昇し、昨年来高値を連日で更新した。米長期金利が節目の
2.5%を超えて上昇(価格は下落)し、大手金融株には海外での預貸利ざやの改善を期待した買いが入っている。三井住友FG(8316)も一時117円
(2.3%)高の5207円まで上げ、連日で昨年来高値を付けた。みずほFG(8411)も高い。
 9日のニューヨーク債券市場で米長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.07%高い2.55%とほぼ10カ月ぶりとなる高水準で取引を
終えた。日銀が同日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で超長期債の買い入れ額を減らしたのを受けた日本の長期金利上昇や、米株高など
が影響した。
 業種別の東証株価指数(TOPIX)でも「銀行」の上昇率は「鉱業」に次いで2位となっている。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 06:11:59.24 ID:nMKQqQp9.net
日本株、深まる日銀依存、昨年買い入れ、突出の5.9兆円。
2018/01/11 日本経済新聞 朝刊
 日銀が2017年に買い入れた日本株の上場投資信託(ETF)は累計5兆9033億円と、7532億円だった海外勢の買越額を大幅に上回った。日経
平均株価が約26年ぶりの高値を回復するなか、日銀が相場を支える構図が鮮明になった。
 日銀は金融緩和策の一環で10年からETFを購入。直近の保有額は推計で24兆円規模に達し、東京証券取引所第1部の時価総額(約710兆円)
の3%を占める。上場企業の4社に1社で日銀が株主の上位10位以内に入っていることになる。
 東証が10日発表した17年の投資主体別売買動向(東京・名古屋、1・2部などの合計)によると海外勢は3年ぶりに買い越したが、買越額はアベノ
ミクス相場に沸いた13年の約15兆円を下回った。個人は株高局面で利益確定に傾き、売越額は5兆7934億円と4年ぶりの大きさだった。
 日銀は年6兆円規模のETF購入を続ける構え。日本株について黒田東彦総裁は「現時点でバブルという状況ではない」と発言。市場でも「相場へ
の影響を考えれば大幅な購入減額は考えにくい」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩氏)との見方が多い。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 06:14:00.04 ID:nMKQqQp9.net
金融政策正常化の足音?、国債購入減受け円高、111円台、市場、神経質に反応(日銀ウオッチ)
2018/01/11 日本経済新聞 朝刊
 外国為替市場で急速に円高・ドル安が進んだ。9日から10日の東京市場では1日半で1円超の円高が進み、約1カ月ぶりの水準を付けた。日銀が
9日の公開市場操作で超長期国債の買い入れを減らしたことが金融緩和縮小の地ならしではないかと意識された。日銀は「政策的な意図はない」と
するが、金融政策の「正常化」の足音に市場は神経質になっている。
 「日銀の政策調整への思惑が原因だ」。シティグループ証券の高島修氏は円高の要因をこう分析する。9日の東京市場が開いた直後は1ドル=11
3円台前半だった円相場が動いたのは午前10時10分過ぎ。日銀が国債買い入れオペの予定額を通知した直後だ。約1年間購入額を減らしていな
かった満期まで「10年超25年以下」などの超長期債の買い入れ額を減らした。
1カ月ぶり高値
 わずか30分で50銭ほど円高が進行。その後もじわりと円高が進み、10日には一時111円台後半と1カ月ぶりの水準を付けた。国内債券市場で
は長期金利が2カ月半ぶりの水準に上がったほか、米長期金利の上昇を誘う一因にもなった。
 円買いの材料を提供したとされる日銀の内部からは「日々のオペに金融政策を変更する意図はまったくないのに」と困惑の声があがる。
 日銀は16年9月に金融政策の目標を国債購入の「量」から「金利」に変えてから、国債買い入れを事実上、縮小する「ステルス・テーパリング」を進
めている。年80兆円をメドとする国債保有残高の増加額は足元では50兆円台。みずほ銀行の唐鎌大輔氏は「『ステルス』が市場のレーダーにかか
った」と指摘する。
 昨秋以降、黒田東彦総裁らが低金利が続くと金融仲介機能が阻害され、緩和効果が反転する「リバーサル・レート」論に言及してきたことも市場の
思惑を呼ぶ。2%の物価安定目標は遠いが、足元の物価上昇率は0・9%まで上がってきた。景気は戦後2番目の長さを更新し続けている。
上げたい思いも
 このため市場では「ゼロ%程度」とする長期金利の誘導目標の引き上げを予想する声が増えている。JPモルガン証券の鵜飼博史氏は9月と12月
に0・25%ずつ引き上げると予測。岡三証券の愛宕伸康氏も「年半ばに誘導目標を『0・2%程度』とする可能性が高い」という。日本経済研究センタ
ーがエコノミストを対象に実施した12月調査では39人中15人が18年中の引き上げを予想した。
 金利を上げておきたいという思いは日銀内部にもある。そもそも長期金利を微調整しても緩和効果が大きく後退するわけではない。長期金利を少し
上げて景気後退時に備えておきたい――。
 しかし円高は脱デフレに冷や水をかけかねない。「日銀が金融緩和を後退させる」と市場が受け止めると、日銀の意図とは関係なく、先回りを急ぐ
投資家の動きが予期せぬ円高や金利上昇を招く可能性がある。米欧の中央銀行が金融緩和の正常化に踏み出すなか、円高圧力を目の当たりにし
た日銀は18年に動くのか。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 06:21:20.16 ID:nMKQqQp9.net
市場展望2018(3)長期金利、日米で動くか―大和証券チーフマーケットエコノミスト岩下真理氏。
2018/01/11 日本経済新聞 朝刊
日銀、金融政策の調整も
 2017年の長期金利は日米ともに動きが緩慢だった。18年は日本では長期金利をゼロ%程度に抑える政策をとる日銀が動いて金利が上昇する
かが焦点となる。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続できるかどうかも日米の長期金利の行方を左右する。
 ――18年の日本の長期金利をどう見ますか。
 「長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りはゼロ〜0・15%で推移しそうだ。日銀は16年9月に長短金利操作を導入し、金融政策のター
ゲットを国債購入の量から金利に転換した。物価安定目標2%の達成に向けて、短期金利をマイナス0・1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する目
標を掲げている」
 「米国や新興国の経済の行方に不安が出たり、北朝鮮問題などの地政学リスクが高まれば、安全資産とされる国債が買われて金利には低下圧
力がかかる。一方で、景気回復や株高が続けば、上昇しやすくなる」
 ――長期金利の誘導目標「ゼロ%程度」の上限は0・1%とみられていますが、超える可能性はあるでしょうか。
 「総裁、副総裁の任期満了を迎える日銀が4月に新体制になるのを契機に金融政策の調整に動く可能性はゼロではない。現行の政策を主導した
黒田東彦総裁が続投した場合の変更は容易ではないが、金融政策の運営方針の書きぶりを変え、金利上昇を許容しやすくするのが望ましい。今
の枠組みは2%にこだわりすぎており、物価目標の解釈を柔軟化すべきだと提言したい」
 「消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除くベースで今年中に単月で1%を超える可能性は高いが、2%の安定目標の達成には時間がかかる。こ
れだけ景気が良い状態で、物価が2%に達しないことだけを理由に大規模な緩和を続けると効果よりも副作用の方が大きくなるだろう」
 ――どのような副作用が考えられますか。
 「年金運用や金融機関の経営に与える影響などだ。マイナス金利が続けば、経営面で打撃を受ける地域金融機関が出てくる可能性がある。リス
クが顕在化する前に手を打ってほしい」


市場展望2018(3)長期金利、日米で動くか―三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニア債券ストラテジスト井上健太氏。
2018/01/11 日本経済新聞 朝刊
米、歳出削減の影響注視
 ――18年に入って米長期金利は2・5%を上回ってきました。
 「大幅な法人減税を含む税制改革法案が米議会を通過し、米景気の拡大やインフレ加速への期待が高まったことから、米金利は昨年末から上昇
してきた。しかし、こうした期待は続かず、足元の水準が金利上昇のピークになるだろうとみる」
 ――18年の米長期金利はどの程度の水準で推移するでしょうか。
 「米長期金利は今年1年間、2・0〜2・65%で推移すると予想している。米金利は今がピークとみる理由の一つは米政府による歳出削減だ。税制
改革によって大幅な減税が実施される一方、財源捻出のため、予算決議では向こう10年にわたる歳出削減が組み込まれた。市場は減税ばかりに
着目し、歳出削減の影響を織り込めていない」
 「特に削減幅が大きいのがメディケア(高齢者向け医療保険)やメディケイド(低所得者向け医療保険)といった社会保障関連給付だ。個人所得減
税の背後で、社会保障を中心とする歳出削減幅は10年で4兆ドルを超える。個人消費の向かい風となり、米景気の加速を抑えて、金利上昇期待を
打ち消すだろう」
 ――FRBは今年も利上げを継続するでしょうか。
 「2月に発足するパウエル新議長の下で政策スタンスに変更があるかどうかに注目している。FRBは現時点で、17年に続いて年3回の利上げの
実施を見込んでいる。しかし、税制改革でも景気の過熱や急激な物価上昇が実現しないのならば、追加利上げを急ぐ必要はない」
 「むしろ引き締めを急げば、減税による景気刺激効果を打ち消し、米景気の後退を早める結果となりかねない。パウエル議長の下でFRBは、3月
ないし6月の会合で利上げの小休止を決めると予想する」

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 08:41:53.30 ID:DWhYr4BW.net
18年の銀行株 見方分かれる「最有望業種」「上値重い」
2018/01/11 08:20 日経速報ニュース
 国内銀行株は2017年末にかけて上昇が目立った。銀行の業績をみるうえで重要な金利に上昇の兆しがみえるのが一因だ。18年の銀行株の見通
しは、金利をどう予想するかで担当アナリストの見方が分かれている。マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリストが「銀行株は最有望業種」と指
摘する一方、UBS証券の伊奈伸一シニアアナリストは「上値は重くなる」と予想する。

■「特にりそなHDと三井住友FGが優位」
 大槻奈那・マネックス証券チーフ・アナリスト 銀行株は18年の最も有望な業種の一つだ。年後半に国内金利が上昇する可能性が高く、株価は一
段高となりそうだ。日銀は低金利による銀行の業績悪化に気配りを始めている。業績悪化は国内全体の景況悪化に直結するからだ。インフレ圧力
は弱いが、銀行への配慮で日銀は年後半にも長期金利の誘導目標を引き上げる公算が大きい。その場合、将来的な預貸利ざやの改善が意識さ
れ銀行株には買いが増えるだろう。
 銀行のなかでもりそなホールディングス(8308)に注目している。人手不足に伴う省力化投資を迫られる中小企業の間では、18年は資金需要が一
段と高まる可能性が高い。りそなHDの貸出金の8割は、個人や中小企業向けだ。中小企業向け貸し出しの増加が、収益拡大に結びつきそうだ。
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価も優位性がある。国際展開する大手行の金融資本規制で日米欧の当局が17年末に合意した。規
制の決定後に株主還元の方針を決める姿勢だった三井住友FGには自社株買い実施などへの期待が高い。株価の上値余地が広がるだろう。

■「株価上昇は限定的、日銀は短期金利動かさず」
 伊奈伸一・UBS証券シニアアナリスト 18年に銀行株の上値は重くなると予想している。17年末の銀行株高は、日銀による誘導目標の引き上げ観
測などを背景とする国内長期金利の上昇が手掛かりとなった。だが、銀行の業績に大きく影響するのは短期金利だ。国内の物価上昇の勢いは強く
ないため、日銀が早期に短期金利の引き上げに動くとは考えにくい。このため、今後の銀行株高は限られそうだ。
 UBSでは、日銀が4月にも現在ゼロ%程度としている長期金利の誘導目標を0.25%に引き上げると予想している。海外金利の上昇が、国内の長
期金利に上昇圧力をかけているためだ。一方、日銀が現在の異次元緩和の大枠を変更するほど物価が上昇する可能性は低く、短期金利は低位安
定が続くだろう。
 銀行は預金などで資金を調達して、短期プライムレート(最優遇貸出金利)を基準とする貸出金利などで運用している。このため、銀行の利ざや拡
大は長期金利の上昇より短期金利の上昇が重要な条件になる。メガバンクが取り組む人員削減には時間がかかることもあり、業績拡大に過大な期
待は持ちにくい。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 12:22:36.28 ID:xYz1cWKF.net
01/11 8306 三菱UFJFG 大和 2→3格下げ 850円 → 920円
01/11 8316 三井住友FG 大和 2継続 5000円→5700円
01/11 8411 みずほFG 大和 3継続 215円→220円

2018/01/10 18:00
三菱UFJFG(8306)
日系大手、レーティング引き下げ、中立。目標株価引き上げ、920円。
 日系大手証券会社が1月10日、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>のレーティングをやや強気(2)から中立(3)に引き下げた。
反対に、目標株価は850円から920円に引き上げた。因みに前日(1月9日)時点のレーティングコンセンサスは4.25(アナリスト数12人)
で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは887円(アナリスト数12人)となっている。

2018/01/10 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手、レーティング据え置き、やや強気。目標株価引き上げ、5,700円。
 日系大手証券会社が1月10日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングをやや強気(2)に据え置いた。一方、目標株
価は5,000円から5,700円に引き上げた。因みに前日(1月9日)時点のレーティングコンセンサスは4.62(アナリスト数13人)で「強気」の
水準、目標株価コンセンサスは5,337円(アナリスト数13人)となっている。

2018/01/10 18:00
みずほFG(8411)
日系大手、レーティング据え置き、中立。目標株価引き上げ、220円。
 日系大手証券会社が1月10日、みずほフィナンシャルグループ<8411>のレーティングを中立(3)に据え置いた。一方、目標株価は215円
から220円に引き上げた。因みに前日(1月9日)時点のレーティングコンセンサスは3.36(アナリスト数14人)で「中立」の水準、目標株価コン
センサスは211円(アナリスト数14人)となっている。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 12:39:53.77 ID:G1zILmwn.net
「米金利上昇・円安」の常識が通じない円相場
2018/01/11 12:09 日経速報ニュース
 外国為替市場の円相場で、値動きを説明するこれまでの常識が通じなくなっている。特に今週に入り「米長期金利上昇・円安」の経験則があて
はまらない。邦銀ディーラーも「市場の値動きのテーマがわからなくなっている」とぼやく。わずかな材料でも上下に振れかねない情勢だ。2017年
は歴史的にも値動きの小さな年だったが、18年は打って変わって変動率(ボラティリティー)が大きくなる可能性が出てきた。
 11日午前の円相場は1ドル=111円台半ばを中心に推移。10日午後5時にくらべやや円高が進んだ。ここ数年、円相場は米長期金利や日米金
利差で説明されることが多かった。投資家は調達費用の安い低金利通貨を売って、収益機会の期待できる高金利通貨を買う傾向があるという理
屈だ。
 ところが足元の円相場ではこれが通じない。米長期金利は9日以降約10カ月ぶりに2.5%を超えているにもかかわらず、円相場は112円台から
111円台まで円高が進んだ。
 常識が通じないことについての説明はいくつかある。9日に日銀が国債の買い入れを減らしたことで、金融緩和縮小の地ならしが始まったとの思
惑を市場で呼んだとされるが、それだけではない。10日には「中国が米国債購入の減額や停止を検討している」とのブルームバーグ通信の報道が
伝わり、ドル買い需要が弱まるとの見方から円買い・ドル売りの勢いが強まったのだ。
 金利の観点からすれば仮に中国が米国債購入を減らせば金利は上昇するはずで、ドル買い・円売りに転んでもおかしくない。それでも市場は従
来の常識とは逆に動いた。中国と米国との関係悪化が市場の混乱を引き起こす懸念が連想され、リスクを回避するためにドル買いを手じまうため
の円買いも進んだ。
 為替市場の参加者は需給で動く輸出入企業や中長期投資で動く金融機関だけではない。値動きさえあれば従来の理屈を無視して新たなテーマ
に飛びつく短期筋も多くうごめく。常識が通用しない足元の情勢は、今後の値動きについてのテーマが定まらず、円高にも円安にも振れる可能性
が高まりつつあることを暗示しているように見える。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/11(木) 14:14:42.92 ID:G1zILmwn.net
大和証券  

1 今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXを15%以上上回る。

2 今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXを5〜15%上回る。

3 今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXに対し±5%未満にある。

4 今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXを5%〜15%下回る。

5 今後6ヶ月程度のパフォーマンスがTOPIXを15%以上下回る。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 03:37:14.90 ID:oekaRJv8.net
世界の長期金利に上昇圧力 金融政策の「正常化」加速を警戒
2018/01/11 21:47 日経速報ニュース
 【ニューヨーク=大塚節雄】日米欧の長期金利に上昇圧力が強まってきた。世界的な景気拡大を受け、日米欧で金融政策が転機を迎え、正常化
の流れが鮮明になるとの観測が浮上している。10日の米市場では中国政府の米国債投資を巡る報道で米金利が一時急伸し、振れも激しくなって
いる。金利安定は世界的な株高を支えてきただけに、急変動は世界の市場や経済の波乱要因になる。
 10日の米債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが一時2.59%と10カ月ぶりの高い水準をつけた。ブルームバーグ通信が「中国
政府が米国債購入の削減や停止を検討している」と報じ、投資家の債券売りを誘った。
 中国は米国債の最大の保有国。本当なら米国債の買い手が減り、債券価格の下落(金利は上昇)要因になるという思惑を呼んだ。中国の外貨準
備を運用する国家外貨管理局が11日、「虚偽情報の可能性がある」との声明を発表し、金利の急上昇は一時的な動きにとどまった。
 だが、もともと債券市場は不安定な状態になっている。根っこには「主要国の金融引き締めの流れが強まる」という思惑がある。世界的に景気の
拡大が鮮明になるなかでも、米欧の中央銀行は金融政策の引き締めを急がず、主要国の長期金利の上昇は抑えられてきた。物価上昇の勢いが
強まらず、2%程度のインフレ目標に届いていないからだ。
 米連邦準備理事会(FRB)は正常化で先行するが、利上げや過去の量的緩和で膨らんだ資産の圧縮をゆっくり進めている。欧州中央銀行(EC
B)は量的緩和のペースを緩めつつ、今年9月末の期限を越えて延長する選択肢を明示する。2%目標に最も遠い日本では、日銀が大規模な量
的緩和を続けている。
 3極中銀が置かれた状況は大きく異なるものの、市場配慮型の政策運営が長期金利を低く抑え、世界的な株高を側面から支えてきた。
 だが世界同時好況が鮮明になるにつれ、債券の投資家は「米欧を中心に金融引き締めの歩みが速まるのではないか」と警戒し始めた。「世界的
に需給ギャップが縮小しており、今年は昨年よりもインフレ圧力が高まるだろう」(米国野村証券)という見方がある。
 FRBは今年3回の利上げを基本シナリオに据えるが、昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「米景気が過熱し、急激なインフレ圧力
を生む」リスクが議論され、一部が利上げの加速を主張した。ECB高官も昨年末、量的緩和を延長しない可能性に言及し、ドイツの長期金利に上
昇圧力がかかった。
 そして日本。9日の公開市場操作で日銀が長期国債の購入減額を通知し、米長期金利の上昇を誘ったのも、世界の低金利の「アンカー役」であ
る日銀の姿勢が変わり、日米欧の金融政策が引き締め方向でそろうリスクを感じ取ったためだ。
 米長期金利は2014年以降、2.6%前後が「天井」となって低位の推移を続けてきた。2.64%を上回ると、14年9月以来、およそ3年半ぶりの高い水
準になる。3%台は14年1月を最後につけていない。
 「債券王」と呼ばれたビル・グロス氏は9日、ツイッターへの投稿で「債券の弱気相場が確認された」と宣言。期間5〜10年の金利が過去25年間の
傾向線から上振れしたと指摘した。
 「新債券王」の異名を持つジェフリー・ガンドラック氏も同日、顧客向けに「FRBは量的引き締めの時代に入った」と唱えた。米長期金利が2.63%を
超えると上昇が加速し、米株価を強く押し下げ始めるとみる。新旧・債券王の金利上昇予測には懐疑的な見方も多かったが、ここ数日の債券市場
の変化でにわかに注目度を高めている。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 03:38:53.88 ID:oekaRJv8.net
米国株、小高く始まる 最高値上回る、ボーイングけん引
2018/01/11 23:57 日経速報ニュース 1086文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】11日の米株式相場は小高く始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比38ドル35セント高の
2万5407ドル48セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同12.061ポイント高の7165.633で推移している。今週から発表が本
格化する米主要企業の2017年10〜12月期決算への期待から、多くの機関投資家が運用の指標に据えるS&P500種株価指数とあわせ主要3
指数が9日に付けた過去最高値を上回って推移している。予想を上回る航空会社の決算が相次ぎ、航空機需要が増加するとの期待からボー
イングが上げ相場上昇をけん引。金利上昇を受けたゴールドマン・サックスなど金融株への買いもダウ平均を押し上げている。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 06:22:07.17 ID:B0USk5vk.net
金利、世界で上昇圧力、米の緩和縮小、意識、投資家、相場の動きに過敏。
2018/01/12 日本経済新聞 朝刊

 低位で推移していた世界の長期金利に上昇の圧力がかかり始めている。米長期金利は10日、一時10カ月ぶりの水準に上昇、日欧にも上昇の
動きがある。世界的な景気拡大を受け、日米欧で金融政策が転機を迎え、正常化の流れが鮮明になるとの観測が浮上。このまま一本調子で上昇
するとの見方は少ないが、投資家は市場の動きに過敏に反応するとみられ、当面変動が続く可能性がある。
 中国が米国債の買いを減らす――。10日、米国債の最大保有国である中国の投資方針に関する通信社の報道に、米債券市場の投資家が反応
した。中国マネーの流入が鈍れば金利は急騰(価格は下落)しかねない。長期金利の指標となる米10年物国債の利回りは一時、2・59%と10カ月
ぶりの水準まで上昇。独国債の金利も上昇した。
「天井」に肉薄
 米長期金利は2014年1月を最後に3%をつけておらず、足元で2・5%程度が「天井」とみられていた。10日はその上限を突き抜けそうな勢いを
みせたが、中国の外貨準備を運用する国家外貨管理局が11日、「虚偽情報の可能性がある」との声明を発表したこともあって、米国債の金利急
騰の懸念は和らいだ。
 それでも上昇観測は根強い。「新債券王」の異名を持つジェフリー・ガンドラック氏は9日、顧客向けに「米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締
めの時代に入った」と指摘。米長期金利が2・63%を超えると上昇が加速し、米株価を強く押し下げ始めるとみる。
 揺れる投資家心理の根底には、主要国の金融政策の転換がある。現状で正常化で先行するのはFRBだ。欧州中央銀行(ECB)も緩和ペース
を緩めつつある。ドラギECB総裁が17年6月、量的緩和の縮小を示唆したような発言をすると、独金利が急騰。その後も政策変更への思惑が金
利への圧力となっている。
 景気はよくても物価上昇が鈍く、米欧中銀は金融緩和の縮小をゆっくり進めてきた。17年まではこれが世界の金利を低位に抑えたが、世界同
時好況の様相を呈する中で、投資家は金融引き締めの歩みが想定より速まると意識し始めた。野村証券の松沢中氏は「FRBの利上げ見通しに
比べ、米長期金利は低すぎた」という。
 物価見通しにも変化の兆しがある。世界的な需給ギャップの改善でインフレ圧力は高まるとの観測が出始めている。FRBも17年12月の米連邦
公開市場委員会(FOMC)で、景気過熱が「急激なインフレ圧力を生む」リスクを議論した。物価上昇が加速すれば、FRBが利上げを急ぐ可能性
もある。
日銀も出口観測
 世界の金融引き締めから周回遅れの日本も無縁ではない。年明け以降、日銀がいよいよ出口に向かうとの思惑が強まった。9日に日銀が1回あ
たりの国債買い入れ額を従来より減らすと、翌10日に日本の長期金利は一時2カ月ぶりの水準まで上昇した。日銀は世界の低金利の「アンカー
役」といわれる。その日銀ですら緩和姿勢を変えるとの見方が、世界的な金利上昇を促したといえる。
 金利が揺れれば、外為市場も影響を受ける。今回は日銀の「出口」観測が円高・ドル安を招いたが、米金利が大きく上昇すれば、ドルは買われ
円は売られやすい。足元は「米金利の上昇で18年末にかけて1ドル=119円程度まで円安が進む」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野
大作氏)と円安派が目立つが、先行きは読めない。
 今の債券市場は思惑先行で金利に上昇圧力が働き、債券が売られている状態にある。だが、物価が上がらず、米欧中銀の利上げが進まないと
みると、逆に債券が買われて、金利に低下圧力がかかる可能性がある。
 このため、金利上昇の加速には懐疑的な見方も少なくない。SMBC日興証券の野地慎氏は「米金利は18年末にかけて2・2%程度まで緩やか
に低下する」とみている。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 06:26:51.51 ID:B0USk5vk.net
新1兆円投信は脱分配―「ロボ」中長期資金が向かう(スクランブル)
2018/01/12 日本経済新聞 朝刊

 新たな1兆円ファンドが誕生しようとしている。日興アセットマネジメントが世界のロボット関連株で運用する投資信託だ。毎月分配型ではない投信
が1兆円もの資金を集めれば、実に十数年ぶりの出来事となる。株高が続く日本市場で、投信とそれを利用する個人投資家の振る舞いも変化して
きた。
 日興アセットの「グローバル・ロボティクス株式F」は年1回・年2回決算合計で純資産残高が10日時点で9100億円強。為替ヘッジコースを加え
れば9500億円で、2月にも1兆円超えの可能性がある。
 組み入れ1位のキーエンスは17年に57%高となり、同4位の安川電機は2・7倍に上昇。年1回決算型の基準価格は運用開始から2年余りで1
万5000円を超えた。100万円超を投じるターキンさん(ハンドルネーム、40)は「海外の銘柄は自分では選べないのでプロに任せた」と話す。
□   □
 「1兆円ファンド」といえば長らく毎月分配型投信ばかりだった。内外債券で運用する国際投信投資顧問(現三菱UFJ国際投信)の「グローバル・ソ
ブリン・オープン」が02年に残高1兆円を突破し、その後も米ハイイールド債や不動産投資信託(REIT)を組み入れて毎月の分配金の多さを誇る
投信ばかりが1兆円超を達成していった。
 だが、昨年12月にアセットマネジメントOneとフィデリティ投信が運用する米国REIT投信が1兆円の座から陥落。足元では15年ぶりに1兆円ファ
ンドは「空席」となっている。
 これまで「非高頻度分配型」では野村アセットマネジメントが00年に設定したノムラ日本株戦略ファンドがあるのみ。「中長期に投資家の資産形成
に寄与する」(当時の運用総責任者の清水孝則氏)と意気込んだが、設定時に1兆円を一気に集めて運用の小回りが利きにくくなったうえ、ITバブ
ル崩壊にも直面して成績は低迷した。
 それだけに日興アセットのロボ投信が1兆円を達成すれば、日本の投信の「脱分配」という潮流変化の象徴になる。販売の現場からは「自然体で
1兆円に迫る資金を集められている」(日興アセットの今福啓之・リテール事業支援部長)との声が聞こえてくる。当初の資産額は1200億円強。
そこから良好な成績を支えに、資金規模を拡大させてきた。三菱アセット・ブレインズによれば他の運用会社でもロボットやフィンテックをテーマにし
た投信には継続的に資金が流入しているという。
□   □
 金融庁の指導で投信の短期売買が下火になったことに助けられている面もある。「ロボット」というテーマが今はうまく機能しているだけかもしれな
いし、特定のテーマに縛られない普通のアクティブ型投信は低迷したままなのを割り引く必要もあるだろう。
 個人マネーが投資のプロに託され、中長期の資金として成長企業に向かう――。それでも、こんな投信本来の機能が日本で徐々に強まっている
なら、今年の株式相場の大きな援軍となるはずだ。
これまでに残高が1兆円を超えた主な投信   
投資対象 名称(運用会社) 決算期 
日本株 ノムラ日本株戦略ファンド(野村AM) 年〓2回 
内外債券 グローバル・ソブリン・オープン(三菱UFJ国際投信) 毎月 
世界株 ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(ピクテ投信投資顧問)  
REIT フィデリティ・USリート・ファンドB(フィデリティ投信)  
 新光US―REITオープン(アセットマネジメントOne) 

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 06:31:42.99 ID:Z9RO2Ruv.net
日本株ADR11日、買い優勢 オリックス2%高、金融高い
2018/01/12 06:16 日経速報ニュース 175文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】11日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式市場で主要3指数がそろって過去最高値を更新し、日本株ADRも買われる銘柄が多かった。オリッ
クスが2%強上昇したほか、三井住友FG、野村、三菱UFJなどの金融銘柄やキヤノンの上げが目立った。
一方、LINEが2%近く下げ、ホンダと京セラも下落した。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 07:56:14.69 ID:LuYus/Pb.net
NY株205ドル高、業績期待で 長期金利落ち着き 原油64ドル台
2018/01/12 07:35 日経速報ニュース 512文字
 【ニューヨーク=山下晃】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比205ドル高と大幅反発し過去最高値を更新した。今週から始まる
主要企業の2017年10〜12月期決算への期待が根強く株式を買う動きが優勢となった。米長期金利上昇も一服し安心感が広がった。米原油先
物相場が3年ぶり高値となったことも追い風となった。
 ダウ平均は前日比205ドル60セント(0.8%)高い2万5574ドル73セントで取引を終えた。S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数も上昇し
米株価の主要3指数が過去最高を更新した。
 世界景気拡大の恩恵を受ける航空機ボーイングが3%高と大きく上昇。原油先物の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
期近物が1バレル64.77ドルと3年1カ月ぶりの高値をつける場面もあり、石油大手のシェブロン株も大きく買われた。
 米長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比で0.02%低い(債券価格は高い)2.53%で終えた。米30年債の入札で強い需要が確認さ
れ買い戻しを誘った。前日に一時2.6%に迫ったが、米金利の急ピッチの上昇に歯止めがかかり、幅広いリスク資産が買い戻された。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 09:16:25.99 ID:YmNLSJfD.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG331万株の買い越し
2018/01/12 09:07 日経速報ニュース 139文字
 12日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG331万株、NTTデータ49万株、アルテック40万株、
アステラス40万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は東電HD22万株、日産自22万株、NTT18万株などだった。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 13:26:57.71 ID:aw5eG39j.net
<東証>みずほFGが高値 出遅れ物色で、「配当利回り評価」と
2018/01/12 13:15 日経速報ニュース
(13時15分、コード8411)続伸している。一時前日比2円50銭(1.2%)高の218円50銭まで上昇し、2017年1月27日以来、約1年ぶりに昨年来高値
をつけた。三井住友FG(8316)や三菱UFJ(8306)などと比べて株価が出遅れており、海外投資家などが相対的な割安感に注目した買いを入れた。
 三菱UFJや三井住友FGは先んじて上昇し、11日にも昨年来高値を更新。みずほFGのPER(株価収益率)は約10倍と、約12倍のライバル2銘
柄と比べて「割安」な水準にとどまっていた。マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリストは「投資家は配当利回りが2銘柄より高い点も評価して
いる」と話していた。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/13(土) 04:01:51.60 ID:aaeYLHE5.net
米国株、続伸で始まる ダウ105ドル高で最高値上回る、業績期待続く
2018/01/13 00:02 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=滝口朋史】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まった。午前9時35分現在、前日比105ドル68セント高の
2万5680ドル41セントと前日に付けた過去最高値を上回って推移している。発表が本格化している米主要企業の2017年10〜12月期決算が好調な
結果になるとの期待を背景にした買いが続いている。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、機関投資家の多くが運用指標に据える
S&P500種株価指数も最高値を上回って推移している。もっとも、3連休を控えた週末とあって一段の上値を追うような勢いは乏しい。
 朝方に四半期決算を発表した米銀大手のJPモルガン・チェースや資産運用大手のブラック・ロックの1株利益などが市場予想を上回った。JPモ
ルガンは米税制改革によって18年の実効税率が大幅に下がる見通しも示した。収益拡大への期待から両社には買いが先行している。
 JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は決算発表資料で「税制改革が昨年末に実現したのは米国にとって大きなプラスだ。
米企業は世界的に競争力が高まり、結果的に全ての米国民の利益になる」とコメントした。先行きの企業業績が拡大するとの期待が相場の支えに
なっている。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/13(土) 07:10:07.47 ID:iy+OSwrO.net
米国株、ダウ続伸し228ドル高 決算期待で最高値、小売株が高い
2018/01/13 06:33 日経速報ニュース 1396文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】12日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は、前日比228ドル46セント(0.9%)高の2万5803ドル19セン
トで終えた。上げ幅は2017年11月30日以来1カ月半ぶりの大きさだった。米主要企業の17年10〜12月期決算への期待が幅広い銘柄の買いを誘
った。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、機関投資家の多くが運用指標に据えるS&P500種株価指数とあわせ、主要3指数が連
日で過去最高値を更新した。
 12日朝に米銀大手のJPモルガン・チェースや資産運用大手のブラック・ロックが四半期決算を発表し、米主要企業の決算発表が本格化した。
ともに1株利益など主要項目が市場予想を上回り、米企業の業績拡大が続いているとの期待を誘った。投資家心理が強気に傾き、相場を押し上
げた。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/13(土) 07:11:21.35 ID:iy+OSwrO.net
日本株ADR12日、高安まちまち オリックスが上昇、京セラは下落
2018/01/13 06:36 日経速報ニュース 218文字
【NQNニューヨーク=川内資子】12日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
同日の東京株式市場で日経平均株価が3日続落した一方、米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数
が連日で最高値を更新した。日米の株式相場の方向感が定まらなかったことが日本株ADRの値動きに影響した。
オリックスのほか、みずほFG、野村、三井住友FG、三菱UFJなど金融が軒並み上昇した。
一方、京セラやキヤノン、ソニー、ホンダが下げた。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 06:21:44.88 ID:as5ETfUG.net
三井住友銀、コロンビアの開銀に追加出資。
2018/01/15 日本経済新聞 朝刊
 三井住友銀行は、コロンビア国営開発銀行(FDN)への出資比率を8・2%から8・9%に引き上げた。コロンビアは政情の安定を背景に、大型の
インフラ開発が多く控えている。FDNとの結びつきを強めることで、開発資金の融資など取引の拡大につなげる。追加の拠出額は819億コロンビ
アペソで、日本円換算で32億円弱にあたる。
 FDNはインフラプロジェクトへの資金供給を目的に、2011年に前身の銀行から改組された。道路建設プロジェクトのほか、電力や鉄道、港湾の
整備で中心的な役割を果たしている。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 06:30:56.96 ID:as5ETfUG.net
銀行員、転職希望急増…収益悪化でリストラ不安
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180114-OYT1T50135.html?from=ytop_top

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 10:56:20.81 ID:E3Sm/UFd.net
東証10時 上げ幅縮小、円高が重荷 金融株高が支え
2018/01/15 10:21 日経速報ニュース
 15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小している。前週末比50円ほど高い2万3700円近くで推移している。外国為替市
場で円相場が1ドル=110円台後半と約4カ月ぶりの高値を付けた。円高が進み、株価指数先物には利益確定売りが出た。JPX日経インデックス
400と東証株価指数(TOPIX)も伸び悩んでいる。
 半面、「海外のヘッジファンドが米長期金利の上昇を受けて銀行株や保険株に買いを入れている」(国内証券の株式トレーダー)といい、金融株は
調。株式相場の支えとなっている。日銀の黒田東彦総裁は15日午前の支店長会議で物価について「2%に向けて上昇率を高めていく」などとあいさ
つしたが、「発言に目新しさは乏しい」と材料視されなかった。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 16:22:08.54 ID:h637dVJN.net
みずほFGの佐藤社長が会長に、後任は坂井みずほ証券社長 4月1日付
https://jp.reuters.com/article/mizuho-ceo-idJPKBN1F40EA

[東京 15日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ(8411.T)は15日、4月1日付で佐藤康博社長が会長に退き、後任にみずほ証券の
坂井辰史社長が就く人事を発表した。
佐藤氏は2011年に社長に就任。旧日本興業銀行出身で、旧富士銀行、旧第一勧業銀行が統合したみずほグループを率いて、ワントップ体
制を確立した。2016年からガバナンス改革の総仕上げとして、傘下の銀行、証券、信託などの各業務に横串を通すカンパニー制を導入した
ものの、収益の低迷に苦しんでいた。
このため、昨年11月には向こう10年で1万9千人削減などを公表し、抜本的なコスト構造改革を打ち出した。みずほは、坂井社長のもとで改
革を進めることになる。
坂井氏は84年、旧興銀に入行。国際部門や企画部門を経験し、2016年にみずほ証券社長に就任した。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 16:29:55.06 ID:h637dVJN.net
黒田日銀、任期5年で地域経済は「拡大」 続投材料か
2018/01/15 16:01 日経速報ニュース
 地方経済が拡大局面に向かっている。日銀が15日発表した1月の地域経済報告(さくらリポート)は全9地域のうち3地域の景気判断を前回
(2017年10月)の報告から引き上げた。4月に任期を迎える黒田東彦総裁にとって地域経済の「弱含み」から「拡大」への変化は「続投」への支
援材料になるとの見方が出ている。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 16:36:26.94 ID:h637dVJN.net
みずほFG社長に坂井辰史氏 佐藤氏は会長に、若返り図る
2018年1月15日 15時05分
 みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、佐藤康博社長(65)が会長に就き、後任に坂井辰史みずほ証券社長(58)を充てる人事を
発表した。4月1日付。
 佐藤社長が就任から6年を超え、若返りを図る。佐藤社長は大企業向けと個人向けの傘下2銀行の統合などを推進した。坂井氏はみずほ
FGの企画部門などを歴任し、現在はみずほ証券の社長を務めている。
 坂井 辰史氏(さかい・たつふみ)東大卒。84年日本興業銀行(現みずほ銀行)。みずほFG執行役常務などを経て、16年4月からみずほ
証券社長。石川県出身。
(共同)

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 17:36:09.76 ID:e5XffBDT.net
みずほFG社長「証券基軸に発展とのメッセージ」 後任人事を説明
2018/01/15 17:26 日経速報ニュース
 みずほフィナンシャルグループ(FG、8411)は15日、4月1日付で新社長にみずほ証券社長の坂井辰史氏が就く人事を発表した。代表権のない
会長となるみずほFGの佐藤康博社長は、15日夕に開いた記者会見で、坂井氏を後任に選んだ理由について「証券を基軸に据えて発展するとい
う大きなメッセージになる」と話した。
 佐藤氏は「巨大なグループの組織を動かすためにもワントップであることが必要」と語り、会長就任後には経営には強く関与しないとの考えを示
した。
 会見に同席した坂井氏は「銀行・信託・証券が一体になった『ワンみずほ』戦略を進めるほか、進化がめざましい金融テクノロジーを活用して利
便性の高い効率的なサービスを提供していきたい」と説明。「(大規模な人員削減などの構造改革の実行を通じて)強力で強靱(きょうじん)な金融
グループを目指す」と述べ、収益力の底上げに意欲を示した。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/16(火) 06:15:30.12 ID:zxjmsSaa.net
みずほFG社長に坂井氏、証券社長、収益回復へ起用。
2018/01/16 日本経済新聞 朝刊
 みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、みずほ証券の坂井辰史社長(58)が4月1日付で社長に就く人事を発表した。佐藤康博社長(65)
は代表権のない会長となる。証券社長のグループトップ就任は2000年の発足以来初。マイナス金利などで落ち込む収益力の回復を担う。(関連
記事7面に)
 15日の臨時取締役会で決めた。坂井氏はグループの最高経営責任者(CEO)も兼ねる。同日の記者会見で「今まで以上に頼りにされる強力で
強靱(きょうじん)な金融グループを目指す」と述べた。
 佐藤氏がFG社長に就いて6年半となり、世代交代を急ぐ。この間、暴力団への融資問題を受けた統治改革を進め、17年11月には今後10年で
従業員の4分の1の1万9千人を減らす構造改革案もまとめた。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/16(火) 06:19:47.48 ID:zxjmsSaa.net
みずほFG、脱・銀行依存、新トップに証券社長、異例人事、覚悟示す。
2018/01/16 日本経済新聞 朝刊

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は新社長に証券子会社トップを起用する異例の人事を決め、脱「銀行依存」の決意を明らかにした。発足した
2000年から幾度も不祥事に見舞われ、収益拡大のチャンスを逃してきた。マイナス金利の逆風下では銀行業務の収益では巻き返しは難しいと判
断、体制を抜本的に見直す。(1面参照)
 「単純に長い。負のレガシー払拭に一定のメドがついた」。15日、東京・中央の日銀本店で記者会見した佐藤康博社長はこの時期での退任発表に
ついてこう説明した。佐藤氏がFG社長に就任したのは11年。子会社のみずほコーポレート銀行(CB)頭取時代を含めれば、佐藤時代は9年に及ぶ。
 これほど長期になったのは、みずほが激しく揺らいだからにほかならない。11年にFG社長に昇格したのは、東日本大震災後の大規模なシステム
障害が起きたのがきっかけだった。みずほCBとみずほ銀行の2つの銀行を合併させる任務を13年7月になし遂げたあと、退任してもよかった。
 だが同じ年の秋には反社会的勢力との取引で金融庁から業務改善命令を受けた後、経営陣が取引を認識していたことが発覚。隠蔽体質を指弾さ
れ企業統治の抜本的な見直しが急務になるなか、佐藤社長が陣頭指揮に立つことになった。
 15日の会見で佐藤社長が成果として強調したのは、一言で言えば「ワンみずほ」の徹底だった。かつて日本興業、富士、第一勧業という有力3行
が合併し、激しい勢力争いを繰り返したことと不祥事が無縁ではないと判断し、守りを固めた。
 「(トップが1ではなく)3トップだったことが最大の問題だった」(佐藤社長)。社外取締役だけで新社長を決めたのは今回が初めて。やっと普通の会
社になれたともいえる。
 「証券会社の社長がグループトップになることに非常に大きな意味がある。証券を1つの基軸に据えて発展していく」。佐藤社長は次の社長を坂井
辰史氏とする理由をこう解説した。
 とはいえ、大田弘子議長ら6人の社外取締役は改革に限界も感じていた。ある関係者は「旧都銀時代、トップを競っていた3行が一緒になったのに
なぜメガ銀の中で3位なのか」と憤る。確かに17年4〜9月期の純利益を比べると、三菱UFJFGの6269億円、三井住友FGの4201億円に対し、
みずほFGは3166億円。佐藤社長自身「稼ぐ力が不十分だった」と認めた。
 日銀の量的緩和で総資産だけ見れば、みずほは三井住友を上回る209兆円の巨大グループだ。しかし、事業の中核は預金などで集めたお金を
貸し出す業務。米モルガン・スタンレーと提携する三菱UFJ、旧四大証券の一つだった日興証券を買収した三井住友と比べ、証券会社が弱い。
 坂井社長は佐藤社長と同じ、旧日本興業銀行出身だ。かつて興銀は興銀証券で野村証券に立ち向かい、投資銀行宣言で世界に出て行った。困
ったときの証券頼みはこれで3度目。みずほがトップランナーに生まれ変わるには、この挑戦をなし遂げることが必須だ。

【表】みずほグループの歴代社長と頭取〓(カッコ内は出身行、敬称略)     
年  みずほ〓F G みずほコー〓ポレート銀 みずほ銀 
20 02 前田晃伸〓(富士銀) 斎藤宏〓(興銀) 工藤正〓(第一勧銀) 
 04   杉山清次〓(第一勧銀) 
 09 塚本隆史〓(第一勧銀) 佐藤康博〓(興銀) 西堀利〓(富士銀) 
 11    
  佐藤康博〓(興銀)  塚本隆史〓(第一勧銀) 
 13    
   新生・みずほ銀行  
 14  佐藤康博(興銀)  
   林信秀(富士銀)  
 17    
   藤原弘治(第一勧銀)  
 18 坂井辰史〓(興銀)  

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/16(火) 06:26:22.03 ID:zxjmsSaa.net
18年の株、好天も波高く―米国発の金利上昇にリスク(スクランブル)
2018/01/16 日本経済新聞 朝刊
 株式相場が金利や物価の動きに敏感になっている。景気回復と低金利が共存する「適温」の経済や市場が、曲がり角を迎えるかもしれないとの
警戒感があるためだ。米国株を押し上げてきたPER(株価収益率)が低下に転じれば、日本株も巻き込まれるリスクをはらむ。
 15日の東京株式市場では、米国の金利上昇を受けて金融株が買われた。一方、日銀の金融政策への思惑などを背景にした円高が続き上値を
抑えた。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は、金利や物価、金融政策に敏感な相場の先行きを懸念する。今年の相場は、景
気見通しは明るくても値動きは荒い「『天気晴朗なれど波高し』だろう」と予想する。
 野村証券が年初に実施した国内の機関投資家アンケートでも、荒れる相場を予想する声が多い。「適温経済が続く」との予想が38%と最多だが
、「資産バブル化し、崩壊へ」が28%、「過熱、インフレへ」が22%だった。株価が上昇しすぎたり、景気が過熱したりして株高のバランスが崩れる
との警戒感が漂う。
□   □
 株価は利益とPERに大きく影響される。過去を振り返ると、PERは金利や物価に左右されやすい。
 米エール大のシラー教授が考案した長期的な業績に基づく「シラーPER」は米国株で33倍と、IT(情報技術)バブル以来の高水準にある。シラー
PERの逆数で、株式投資の利回りを示す益回りは米10年債利回りと長期に連動してきた。ここ数年も、「国債に比べれば割安」というのが株の買
い材料になってきた。
 ところが、直近の益回りは3%しかない。米10年債利回りが2・5%台から3%に向かえば、利回りで比べた魅力は薄れる。
 次に、シラーPERを使って長期の物価とPERの関係を見ると、物価上昇率が1〜3%と安定した伸びの時にPERは高かった。3%を超えると低
下する傾向がみられ、ほどほどのインフレの時にこそPERは高くなりやすい。
 過去と比べ、物価上昇率が低い現在では3%に到達しなくても株にとって心地よい状況でなくなる可能性がある。「2%台後半になると、米連邦準
備理事会(FRB)が急いで金利を上げる必要が出てくるとの連想が働き、市場にネガティブな影響がある」(大和証券の谷栄一郎シニアクレジットス
トラテジスト)
□   □
 商品市場では原油先物が約3年ぶりの水準まで上昇してきた。米トランプ政権の減税を受け、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズは最低賃
金の引き上げを決めた。欧州の金利も上がり始め、米国債を買い支えてきた欧州の投資家の買いも弱まりかねない。金利や物価は「適温」から抜
け出してしまう条件が見え隠れし始めた。
 物価と金利が落ち着いた上昇となり、PERも高く保たれるかどうか。適温の継続が市場の大勢の見方だが、予断は許さない。景気も企業業績も
良いのに低金利という本来は「ありえない共存」(三菱UFJの藤戸氏)が続いてきた。今年は高波に備えながらの航海が欠かせない。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/16(火) 10:56:50.80 ID:zxjmsSaa.net
<東証>三菱UFJ小動き、利益確定の売りが上値抑える
2018/01/16 09:50 日経速報ニュース 305文字
(9時45分、コード8306)三菱UFJは小幅な値動きとなっている。前日比5円60銭(0.63%)高の894円40銭まで上げる場面があったが、その後小幅安
に転じた。世界的な金利の上昇基調で海外投資家から買いが入っているとの見方があるものの、15日に昨年来高値を更新しており短期的な利益確
定の売りも出て上値を抑えている。
 三井住友FG(8316)やみずほFG(8411)も小動きとなっている。日本株の保有比率がまだ低い海外投資家からは「日本株のなかで出遅れ感があ
る銀行株に買いが入っている」(国内証券のトレーダー)という。上場投資信託(ETF)を経由しても資金が流入している。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/16(火) 20:35:13.19 ID:uUPBDXWw.net
年初から上昇の日本株、今後に影響与える心理
「ステルステーパリング」の可能性
http://zstock.hatenablog.com/entry/entry/article/157.html

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 04:44:45.81 ID:rI1hRsJn.net
<米国>シティグループが9年ぶり高値 決算最終赤字も予想上回る
2018/01/17 01:30 日経速報ニュース 607文字
【NQNニューヨーク=川内資子】(米東部時間11時、コード@C/U)3連休明け16日の米株式市場で米銀行大手のシティグループの株価が続伸して
始まった。一時、12日に比べ1.60ドル(2.1%)高の78.44ドルまで上昇し、2008年12月18日以来ほぼ9年1カ月ぶりの高値を付けた。16日朝に発表し
た17年10〜12月期決算で最終損益は8年ぶりに赤字となったが、特別項目を除く1株利益などが市場予想を上回ったため買いが先行した。
 最終損益は182億9900万ドル(約2兆円)の赤字(前年同期は35億7300万ドルの黒字)だった。最終赤字は09年10〜12月期以来8年ぶり。米税制
改革に絡んで会計上の税負担などが220億ドル発生したのが響いた。引当金の影響を除いた純利益は37億100万ドルと前年同期比で4%増えた。
特別項目を除く1株利益は1.28ドルと市場予想(1.22ドル)を上回った。
 事業会社の売上高にあたる純営業収益は1%増の172億5500万ドルと市場予想以上だった。機関投資家向け事業は1%減ったが、主力の個人向
け事業が北米などの好調を背景に6%増えて補った。決算発表後の説明会でマイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)が「米税制改革はシテ
ィや株主にとって明らかにプラスだ」と述べるなど、経営陣による先行きに関する前向きな発言が相次いで伝わったのも収益拡大への期待につなが
った。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 06:19:38.55 ID:3IHQckaD.net
中国でパンダ債発行の舞台裏「邦銀初」の攻防、三菱UFJ、旧東銀以来の縁を訴え、みずほ、トップ訪中で人脈作り。
2018/01/17 日本経済新聞 朝刊

 三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は16日、中国市場でそれぞれ人民元建て債券(パンダ債)を発行した。両行とも海外市場で元建て債券を発行し
てきたが“本丸”といえる中国市場では初めて。親しみやすい愛称とは裏腹に、両行は「邦銀初」をめぐって激しいつばぜり合いを演じた。
 みずほ銀「本邦企業によるパンダ債の発行についても、本件が初めてとなります」
 三菱東京UFJ銀「本邦企業初となるパンダ債の発行を決定しました」
 両行の発表文は双方が「初」だと強調する。みずほ銀が「発行についても」と書いたのは、2017年12月22日に中国人民銀行(中央銀行)からパン
ダ債発行の「認可」を取得したのが第1号だったためだ。
 一方、三菱東京UFJ銀に認可がおりたのは1月4日。認可ではみずほ銀に先行を許した格好だが、公表文には証券取引コードが「001」であると記
載。あくまでパンダ債の「発行」は三菱東京UFJ銀が初めてとの主張がにじむ。
信用力で元調達
 「初」をめぐる争いは業界を問わず激しい。日本から中国に円を送って元に替える方法は中国の資本規制の影響を受けやすい。パンダ債は、日本
の親会社が高い信用力を背景に現地で人民元を調達する有力な手段だ。
 事業会社の資金調達の自由度も高まる。中国ビジネスで先行する日系メーカーにとってパンダ債解禁の意味は大きい。それだけに両行とも必死に
なるが、ここまでバトルが過熱した背景には中国市場をめぐる両行の強い思い入れがある。
 中国は「井戸を掘った人」への敬意を忘れない文化だ。三菱東京UFJ銀の前身のひとつの旧東京銀行の起源は旧横浜正金銀行。同行は中国で
現在より多い37支店を展開していた。こうした経緯もあり「旧東銀は中国金融界で敬意を持たれている」(日中金融筋)。
 1989年の天安門事件のあおりで中国銀行(バンク・オブ・チャイナ)がドル資金の調達に苦しんだ際、旧東銀は外貨を供給した。約20年後の08
年のリーマン・ショック時。三菱東京UFJ銀がドル資金の手当てに苦労したときは中国銀行が出し手になったという。
 香港市場や東京市場での人民元建て債券の発行はすべて三菱東京UFJ銀が第1号だった。中国との深いつながりや元建て債券市場の発展に貢
献してきたとの強い自負があるだけに、みずほ銀が認可取得で先行したことに行内で激しい衝撃が走った。同行幹部は「ビジネス自体に影響がでる
わけではない」と話すが、悔しさを隠さない。
 同じく中国ビジネスで存在感を放っていた旧日本興業銀行が母体のみずほ銀も虎視眈々(たんたん)と初の座を狙った。みずほフィナンシャルグル
ープの佐藤康博社長やみずほ銀の藤原弘治頭取らが17年、相次ぎ訪中。中国の財政部や人民銀行の幹部と接触した。日中当局の接点作りなど
日本企業のパンダ債発行に向け地ならしを進めた。
 認可第1号が事実上決まったのは17年5月、ある中国当局との会合だ。当局幹部からみずほ銀のパンダ債発行を支持する発言を引き出すと、翌
月には「認可申請のドラフトを出して大丈夫だ」と連絡が舞い込んだ。
海外勢が先行
 認可の順番が手続き上の理由か、邦銀間の地殻変動を映したのかは「人民銀のみぞ知る世界」(日本の金融庁幹部)。「邦銀初」は象徴的には重
要だが、海外ではすでに英国やカナダの銀行がパンダ債を発行済みで、グローバル競争では邦銀勢は追いかける立場だ。
 今回のパンダ債解禁は、日中関係の改善がなければ難しかった。一筋縄ではいかない中国ビジネスの難しさも浮き彫りにした。

【表】人民元建て債券は発行する場所で愛称が変わる   
愛 称 発行市場 発行体 
パンダ債 中 国 中国外の法人 
点心債 香 港  
フジヤマ債 東 京  
宝島(フォルモサ)債 台 湾 
 三菱東京UFJ銀 みずほ銀 
発行金額 10億元〓(約172億円) 5億元 
発行日 2018年1月16日  
期 間 3年  
金 利 5.3%  
主幹事 自行、中国銀行、〓中国工商銀行など 中国工〓商銀行

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 06:25:21.01 ID:3IHQckaD.net
日本株ADR16日 高安まちまち LINEが上昇、ソニーは下落
2018/01/17 06:17 日経速報ニュース 152文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】16日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場が朝高後に下落に転じ、日本株のADRにも売り買いが交錯した。LINEや三菱UFJ、みずほFGが上昇。
三井住友FGやトヨタも高い。一方、ソニーやオリックスが売られ、ホンダや京セラも小幅に下げた。

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 06:26:26.08 ID:3IHQckaD.net
米国株、反落 利益確定売りで、決算期待で買い先行も
2018/01/17 06:15 日経速報ニュース 295文字
【NQNニューヨーク=川内資子】3連休明け16日の米株式相場は3営業日ぶりに反落した。ダウ工業株30種平均は12日に比べ10ドル33セント安の
2万5792ドル86セント(速報値)で終えた。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなど市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄が買われ、ダ
ウ平均は節目の2万6000ドルを初めて上回る場面があった。ただ、急ピッチな相場上昇が続いてきただけに航空機のボーイングなどに目先の利益
を確定する目的の売りが次第に優勢になり、相場の重荷となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同37.377ポイント安の7223.685(同)で終えた。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 15:56:41.54 ID:hHA9l/59.net
量的・質的緩和からの出口(十字路)
2018/01/17 日本経済新聞 夕刊
 日銀が量的・質的金融緩和策からの出口を模索し始めたのではないか。こうした見方が金融市場で台頭している。
 一つのきっかけは、1月9日に日銀が公開市場操作で超長期国債の買い入れ額を減らしたことのようだ。しかし、より重要なのは、景気が堅調で
労働需給の引き締まりが顕著になってきたことと、インフレ率上昇の兆しが見え始めたことだ。
 労働需給の指標である有効求人倍率は昨年11月に1・56倍と、1974年1月以来の高水準となった。一方、11月の生鮮食品を除く消費者物価
は、前年同月比プラス0・9%と10月のプラス0・8%から上昇した。インフレ率アップの主因はエネルギー価格の上昇だが、他の財・サービスにも
波及しつつある。
 債券市場では、期待インフレ率の指標である10年のブレークイーブン・インフレ率(通常の10年国債利回りから実質金利の指標である10年物
価連動国債利回りを引いたもの)が、昨年9月上旬に0・3%前後だったが、0・6%を超えてきた。量的・質的金融緩和からの出口への第一歩とな
りそうなのは、イールドカーブ・コントロールのもと、10年国債利回りの0%程度という目標水準を実質引き上げることだろう。
 ただ、こうした措置は円高のきっかけとなりかねない。政府・日銀としては、インフレ率上昇の芽を円高によってつみたくはないだろう。
 しかし、日本の経常収支の黒字拡大などからうかがわれるように円の割安感は強い。いつまでも金融緩和で円高を防ぎきれるものでもない。今
年前半は労働需給が引き締まってインフレ率上昇の兆しがあり、日本経済の円高抵抗力は大きいとみられる。量的・質的金融緩和からの出口へ
の第一歩を踏み出す好機ではないだろうか。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/17(水) 23:54:32.90 ID:kVjIH5b/.net
「高値波乱」懸念じわり ファナック急落が示す予兆
2018/01/17 22:02 日経速報ニュース 1272文字
 17日は日経平均株価が反落し、2万4000円の大台はおあずけとなった。下げは小幅だったが、個別株でみると年初からの株高をけん引してきた
ファナックが急落するなど反動も出始めた。上昇ピッチが急だった分、短期とはいえ調整すれば下げ幅が大きくなる恐れがある。
 「すぐにではないが、どこかで必ず調整が入る」。日本株で50億円規模を運用するヘッジファンドの運用担当者はこう話す。割安な銘柄を買い(ロ
ング)、割高な銘柄を空売りするロングショート戦略で運用する。足元は中小型株を主体に売り持ちにしているが、本命は大型株の調整とみてショ
ートの持ち高を増やすタイミングを探っている。
 この担当者が注目する「売り候補」が急騰してきた機械関連だ。この日発表された昨年11月の機械受注は好調だったが、ファナック株は一時4%
近く下げた。終値は3.4%安で年初からの連騰記録が途切れた。これほどの下げは、2016年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利した直後に相
場が急落した時以来だ。
 市場が気にかけるのは値がさ株の動向だ。17日はファナックだけでなく、ファーストリテイリングなど年初から好調だった値がさ株が軒並み売ら
れ、日経平均の下落率を超えた。背後に相場全体を押し下げてもうけを狙う短期筋の動きがあるとみられる。値がさ株主導で下げる動きが強まる
と不安心理が広がりやすい。
 そのサインは意外なところに表れている。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、ドル建て日経平均先物の買い持ち高から売り持ち高を引い
た差引枚数は9日時点で4524枚の売り超となった。アベノミクス相場が始まった直後の12年12月以来の高水準だ。
 主な取引主体は海外投資家だ。みずほ証券の三浦豊氏は「過熱感の反動を狙う投機筋が仕掛けている可能性がある」とみる。ドル建て日経平
均は昨年末からの上昇率が日経平均だけではなくダウ工業株30種平均をも上回る。他の指数に先んじて狙われたとの読みだ。
 一方で米国を中心とした海外投資家はなお「総強気」だ。バンクオブアメリカ・メリルリンチが16日に発表した1月のグローバルファンドマネジャー
調査によると、世界株がピークを付ける時期について、前月調査までは「18年4〜6月期」が最多だったのが、今回調査で「19年以降」に延びた。
平均キャッシュ比率は5年ぶりの低水準になり、積極的に株を組み入れている様子がうかがえる。
 総強気は歴史的な「安定」をもたらしている。日経平均の将来の変動率予測を指数化した「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は昨年
12月以降は15〜16前後と、アベノミクス相場の最低水準で推移する。17日は上昇したものの、15台にとどまる。高値圏でのVIの低位安定は波乱
の前兆とされる。
 アセットマネジメントOneの西恵正社長は今年の相場について「崩壊はしないが、高値波乱が起きる」と予測する。今のところ主要国の景気指標
などに異変はない。それでも、短期筋が狙い撃ちしてくる環境は着実に整っている。「好事魔多し」の心構えが必要だろう。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 00:10:28.79 ID:vVVhQmq/.net
米国株、反発で始まる ダウ106ドル高 好決算期待の買い
2018/01/17 23:58 日経速報ニュース 539文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】17日の米株式相場は反発して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比106ドル29セント高の
2万5899ドル15セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同21.052ポイント高の7244.737で推移している。米企業の好決算への期
待から買いが先行した。ただ金融株には利益確定売りが出ており、やや上値を抑えている。
 前日夕に自動車シートのアディエントと航空機シートの製造・開発で合弁会社を設立したと発表したボーイングが高い。ダウ平均ではIBMやイン
テル、マイクロソフトも上昇し、指数を押し上げている。
 ゴールドマン・サックスには売りが先行した。朝方に発表した2017年10〜12月期決算で、税制改革による一時的な税負担増などで最終損益が赤
字となった。減益だったバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)も安い。決算が大幅増益だった地銀のUSバンコープにも売りが出ている。
 カザフスタンへの鉄道車両やサービスで大型契約を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)にも売りが続いた。宝飾品のティファニーも下落。税制
改革が17年11月〜18年1月期に1億1500万〜1億6500万ドルの利益押し下げ要因になると明らかにした。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 06:39:01.27 ID:qIly67/O.net
高齢者ニーズ、証券が照準、三菱UFJモルガン、全国に相続専任担当、野村は資産長持ち支援投信。
2018/01/18 日本経済新聞 朝刊

 顧客の資産承継や相続ニーズを狙って、大手証券が相次いで陣容を強化している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は相続などの助言ができ
る専門の担当者を全国の支店に配置。大和証券とSMBC日興証券も同様の取り組みを始めている。顧客高齢化に伴うニーズの変化に対応する
狙いがあり、資産の「計画的な取り崩し」に対応する投資信託など新型の金融商品も登場する。
 三菱UFJモルガンは国内62店舗に相続や承継を助言する「アセットマネージャー」80人を配置した。ファイナンシャルプランナー(FP)資格を保
有していたり、相応の社内研修を受けたりした次課長クラスが担当する。支店の営業員を統括する一方、銀行も含めたグループ内での連携役も兼
ね、高齢顧客の対応で中心の役割を担う。
 同社は約100万人の顧客のうち、約7万人に何らかの相続・承継ニーズがあると分析。そのうち3割程度を「重点顧客」と位置付ける。個人の預か
り資産全体の3割を占める大口顧客だ。新制度はグループ全体を横断する富裕層事業のプラットフォームの一つとなる。
 大和やSMBC日興も同様の制度を始めている。SMBC日興は全国112支店に相続などを担当するマネジャー級を1人ずつ、顧客を直接担当
する「アドバイザー」と呼ぶ営業員を合計800人超配置した。こうした陣容の強化を通じ証券各社は、高齢顧客の相続などに絡んだ金融取引を取
り込んでいく一方、相続の受け手となる家族や親類などと新たに関係を構築していく狙いもある。
 平均寿命の延びが続くなか、リタイア後の計画的な「取り崩し」をサポートする商品も登場する。野村証券は「野村ターゲットインカムファンド」の募
集を始めた。内外の株・債券に投資し、手数料控除後で年3%程度の運用利回りと分配金(奇数月に1万口あたり50円)の目標をあらかじめ明示
するのが特徴。計画的に取り崩していく際の、資産残高の推移などを予想しやすくなる。
 3500万円の貯蓄を65歳から2カ月ごとに24万円ずつ取り崩すと89歳で使い果たす一方、年率3%で運用できればこれが108歳前後まで延び
ると同社では試算する。「金融資産をいかに長持ちさせるか、いわば『資産寿命』が今後重要になる」(野村資本市場研究所の野村亜紀子研究部長)
として、投信の商品設計も見直していく。野村はグループの信託銀行と連携して相続や承継サービスにも注力している。
 証券業界では1980年代のバブル期に30〜40歳代で証券投資を始めた顧客も多く、高齢化への対応が最大の経営課題となっている。手を打
たなければ今後、急激な顧客減少に見舞われるのは確実。「今後10年間が勝負」(三菱UFJモルガンの伊藤英十グループ協働推進部長)といった
声があり、証券各社は今後も高齢化対応を強化していく見通しだ。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 06:43:25.60 ID:qIly67/O.net
日銀の2%物価目標、導入5年、金利調整時期の目安、課題、早期修正の思惑で円高も(ポジション)
2018/01/18 日本経済新聞 朝刊
 日銀が2013年1月22日に2%物価目標を導入してから、間もなく5年となる。目標は未達成だが、目標撤回は円高を招く恐れもあるため日銀は
2%を掲げ続ける。ただ、市場が注目する金利誘導目標引き上げは2%達成前にあり得るというのが日銀の説明。わかりにくい印象があり、金利調
整のタイミングについて別の目安を示すなどの工夫が今後の課題だ。
 2%物価目標の導入は白川方明前総裁時代、政府との共同声明を公表した際に表明した。それ以前の「1%のめど」を「2%の目標」へと格上げし
、できるだけ早期の実現を目指すとした。
 13年4月には黒田東彦現総裁のもとで量的・質的緩和(異次元緩和)の導入を決め、目標に「2年程度」という達成期限を設けた。異次元緩和に
よる円安の効果もあり、マイナスだった消費者物価上昇率(生鮮食品の価格動向と消費増税の直接的影響を除く)は14年4月には1・5%となった
(グラフ)。
 しかし、その後物価は失速する。14年には消費増税を受けた消費の不振や原油価格下落、15年には新興国経済の減速が逆風となった。日銀
は2%目標の達成時期の見通しについて先送りを繰り返した(表)。
 16年後半以降、世界経済の回復を背景に物価上昇率は再び上昇基調に戻った。ただ直近の17年11月でも0・9%。2%との距離は大きい。
 それでも日銀に目標を2%から引き下げる考えはない。脱デフレの努力を放棄した印象を与えかねないからだ。米国やユーロ圏の中央銀行が
事実上2%程度を目標とするなか、日銀が低い数値を掲げれば円高が進むリスクがある点も心配している。海外より物価上昇率が低くていいとい
うメッセージを発すると、円の購買力上昇が意識され、円買い圧力がかかりやすくなるという理屈だ。
 今月下旬の日銀金融政策決定会合でも、物価上昇率が安定的に2%を超えるまで資金供給量(マネタリーベース)の拡大方針を継続するとの
現行方針を維持する。
 もっとも、長期金利(10年物国債利回り)をゼロ%程度に抑える今の金利誘導の方針を、物価2%が定着するまで維持するのは現実的でない。
物価が2%程度で安定する局面では金利に強い上昇圧力がかかり、抑制が難しくなると考えられるからだ。「国債購入をかなり増やして日銀資産
が急膨張する事態を甘受しなければならなくなる」(BNPパリバ証券の河野龍太郎氏)との声もある。
 2%定着まで緩和的な政策姿勢を維持する考えの日銀も、それまでの過程で多少の金利調整はあり得るとしている。問題は、どんな物価情勢
になったときに金利が調整されるかの目安がない点。今後景気の回復で物価の上げ圧力が高まれば、金利引き上げをめぐる思惑が必要以上に
強まり、混乱を招きかねない。今月上旬にも緩和修正の思惑が円高を招いた。
 物価の基調的な動きがどんな姿になったときに金利の調整があるのか。日銀の丁寧な説明が、徐々に求められるようになりそうだ。
(編集委員 清水功哉)
【表】2%物価目標をめぐる動き  
時期 出来事 
2013年 1月 日銀が2%目標導入、「できるだけ早期の実現目指す」 
4月 量的・質的緩和導入を決定、2%目標を「2年程度」で達成方針 
15年4月 2%達成時期見通しを「16年度前半ごろ」に先送り 
10月 達成時期を「16年度後半ごろ」に 
16年1月 達成時期を「17年度前半ごろ」に 
4月 達成時期を「17年度中」に 
11月 達成時期を「18年度ごろ」に 
17年7月 達成時期を「19年度ごろ」に

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 06:44:35.57 ID:qIly67/O.net
日本株ADR17日、買い優勢 トヨタの上げ目立つ
2018/01/18 06:24 日経速報ニュース 174文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】17日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
同日の米株が大幅高となり、日本株ADRにも買いが及んだ。外国為替市場で円安・ドル高が進み、輸出採算
が改善するとの見方からトヨタとホンダが2%近く上げた。NTTドコモとソニー、京セラ、キヤノンの上昇も目立った。
一方、LINEと三菱UFJが下落した。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 06:46:25.17 ID:qIly67/O.net
米国株、反発 ダウ322ドル高で初の2万6000ドル台、主要3指数が過去最高値
2018/01/18 06:36 日経速報ニュース 1229文字
【NQNニューヨーク=滝口朋史】17日の米株式相場は大幅に反発した。ダウ工業株30種平均は前日比322ドル79セント(1.3%)高の2万6115ドル
65セントと初めて2万6000ドルの節目を突破した。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、機関投資家の多くが運用指標に据えるS&
P500種株価指数とあわせ、主要3指数がそろって過去最高値を更新した。米企業業績の改善に期待した買いが優勢だった。
 一方、前日に再保険事業の損失発生を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)に売りが続いた。四半期決算で事業の柱であるトレーディング部
門の債券・外為・商品の収益が前年同期比で半減した金融のゴールドマン・サックスや売上高にあたる純営業収益が市場予想に届かなかったバ
ンク・オブ・アメリカが下げた。前日に18年12月期の1株利益が前期を下回る見通しだと発表した自動車のフォード・モーターは大幅安となった。
 ダウ平均の構成銘柄では建機のキャタピラーや製薬のメルクが下げた。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 12:48:56.57 ID:ymaJjgWK.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG96万株の買い越し
2018/01/18 08:55 日経速報ニュース 139文字
 18日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG96万株、三菱UFJ69万株、日産自55万株、
野村52万株などだった。
 一方、主な売越銘柄はオリコ27万株、日軽金HD7万株、東電HD6万株、キヤノン3万株などだった。〔

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 14:06:22.92 ID:ymaJjgWK.net
焦点・日銀会合 黒田総裁、緩和縮小観測の火消しに動くか
2018/01/18 13:01 日経速報ニュース
 日銀は22〜23日に今年最初の金融政策決定会合を開く。今回は「2019年度ごろ」とした2%の物価上昇目標の達成に向けて現状の政策を維持
する見込み。ただ日銀が9日に超長期国債の買い入れ額を減らしたことから、日銀が緩和縮小に向けた地ならしを進めているとの警戒感が海外
投資家を中心に広がっている。黒田東彦総裁が会合後の会見で、市場に広がる緩和縮小観測をどう打ち消すかが焦点だ。

 日銀は9日の国債買いオペ(公開市場操作)で、「10年超25年以下」と「25年超」の買い入れ予定額を前回オペから100億円ずつ減らした。債券需
給の逼迫がオペ減額の背景にあるもようだ。それでも黒田総裁が17年11月の講演で、過度の金利低下が金融仲介機能の悪化を通じて緩和効果
を反転させるとする「リバーサル・レート」の議論に言及していた影響が海外勢の間に残る。「米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)と
同様に日銀も緩和縮小に向けて動くのかもしれない」との見方を誘った。

 最も反応したのは、大多数が「日銀は18年はまったく動かないはず」との前提で相場シナリオをたてていた外国為替市場だった。オペ直前に1ド
ル=113円台前半だった円相場はじりじりと上昇し、17日は110円19銭近辺と約4カ月ぶりの高値を付けた。黒田総裁は「日々のオペレーションは先
行きの政策スタンスを示すものではない」と常々強調しているものの、オペから日銀内の微妙なスタンスの変化を感じ取ろうと、市場参加者は神経
質になっている。

 外為市場の警戒には伏線があった。昨年末に公表された17年12月会合の「主な意見」で、ある政策委員が「先行きの経済・物価情勢の改善が続
くと見込まれる場合には、金利水準の調整の要否を検討する必要になる可能性がある」と発言。2%の物価目標達成前に「ゼロ%程度」とした長期
金利の誘導目標を引き上げる可能性に言及したと受け止められている。上場投資信託(ETF)の買い入れについても「株価や企業収益の大きな改
善や、今後の堅調な推移を踏まえると、政策効果と副作用をあらゆる角度から検討すべき」との発言が出ていた。

 ある日銀幹部は「副作用を顧みずに追加緩和に乗り出す必要がないほど経済が好調だから、緩和縮小の議論が増えることは極めて自然なこと
だ」と冷静だ。だが、普段から日銀の政策スタンスに目をこらしている国内の短期金融市場や債券市場とは異なり、外為や海外金融市場には日銀
に詳しくない関係者が少なからずいる。4月の黒田総裁の任期満了後の日銀の新体制移行が異次元緩和の節目ととられるムードも強く、「黒田氏
から緩和縮小を含めた先行きについての考え方を改めて確認したい」との声は多い。

 今回の会合後には3カ月に1度の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。世界経済の緩やかな成長が続き、輸出の増加や設備投
資が拡大するとして、18年度の経済成長率見通し(中央値)を従来の1.4%から小幅に上方修正するとみられる。半面、物価の見通しについては今
年の春季労使交渉を前に慎重な見方を続けそうだ。18年度は前年比で1.4%の物価上昇(中央値)を想定する。

 「9人の政策委員全員が2%の物価目標の達成の必要性を共有している」(別の日銀幹部)。弱めの動きが続く物価情勢の中で、緩和縮小につい
ては議論はされても当面は現実味が薄いはずだ。黒田氏が緩和継続に向けた強い意志を改めて示せるかどうか。海外勢は注視している。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 15:06:18.64 ID:ymaJjgWK.net
長期金利が一時 半年ぶり高水準 0・090%。
2018/01/18 日本経済新聞 夕刊 1ページ 89文字 書誌情報
 18日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時、前日比0・010%高い(価格は低い)0・090%まで上昇し、
2017年7月以来、半年ぶりの高水準を付けた。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 15:23:07.93 ID:7DdqyYlL.net
株、過熱感冷ます日柄調整・伊藤氏 押し目買い意欲は強い
2018/01/18 15:13 日経速報ニュース 313文字
 伊藤高志・野村証券のエクイティ・マーケット・ストラテジスト 18日の日経平均株価は一時、節目の2万4000円を上回ったが、その後は下げに転
じた。節目を超えたことで個人投資家や国内の機関投資家が利益確定売りを膨らませた可能性がありそうだ。日米ともにテクニカル指標では過熱
感が出ており、急ピッチな上昇に対して自然な調整とも言える。
 19日以降、日経平均は過熱感を冷ます日柄調整の局面に入りそうだ。一方、これまでの上昇に乗り遅れた投資家は多く、押し目買い意欲は強い。
そのため、調整値幅は軽微なものにとどまるだろう。数日の日柄調整を経て、日経平均は再び2万4000円台を試す展開になるとみている。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 20:13:37.57 ID:DhsGcQkt.net
平野全銀協会長、株高など国内経済「金融正常化の動き注視」
2018/01/18 16:08 日経速報ニュース 246文字
 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は18日の記者会見で、日経平均株価が同日午前に一時2万4000円の
大台に乗せたことについて「内外経済の回復や企業業績を反映したもので、今後も堅調に推移する」と述べた。
 平野会長は国内経済について「企業収益も高く、人材確保の動きも強い。持続力を備えた景気拡大が続く」との見方を示した。一方で「政治や地
政学リスク、欧米中銀の金融正常化の動きが市場の変調をもたらさないか注視していく」とした。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 20:20:56.99 ID:DhsGcQkt.net
正常化に向けて将来的に議論を求める声、日銀内の一部で浮上−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-18/P2Q7436JIJVH01

強力な金融緩和を粘り強く続ける必要あるとの認識は共有−関係者
オペ減額きっかけとした市場の正常化先取りの動きには警戒−関係者

日本銀行内で、変化の胎動が起きている。2%の物価目標の達成までなお道半ばのため、現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける必要があると
の認識が共有される中、少数派から金融政策の正常化に向けた意見が出始めている。事情に詳しい複数の関係者への取材で明らかになった。

  複数の関係者によると、日銀内には、経済環境の好転を考えれば、正常化に向けた議論に変化が起こることは当然と受け止める向きがある。
景気の拡大が続き、物価が徐々に上昇幅を高めていけば、正常化に向けて議論を行う必要性が中期的に増してくる公算が大きいという。
  昨年11月の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比0.9%上昇、エネルギーを除くと0.3%上昇に過ぎず、目標とする2%にはなお
距離がある。
  しかし、日本経済が堅調に推移する中、日銀が9日の金融市場調節(オペレーション)で超長期債の買い入れを減らしたことなどをきっかけとし
て、市場では金融緩和の縮小は近いとの見方が出ている。

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  複数の関係者によると、日銀内では正常化に向けた動きを先取りしようとする市場の動きに警戒感も強い。日銀は2016年9月に操作目標を
ネーの量から長短の金利に変えており、幹部らは日々のオペに政策的な意図はないと強調している。黒田東彦総裁は出口戦略を語るのは時期
尚早であり、具体的な時期や手順などを示すとかえって市場を混乱させると繰り返し表明している。

主な意見

  昨年12月の金融政策決定会合の「主な意見」では、経済・物価情勢の改善が続くと見込まれる場合は「金利水準の調整の要否を検討すること
が必要になる可能性もあるのではないか」との発言が出ていた。2%に向けて物価が上昇し、経済の中長期的な成長力が高まる下で、金融緩和
効果は強まるため、「環境変化や政策の副作用も考慮しながら政策運営にあたることが必要である」との声もあった。

  指数連動型投資信託(ETF)買い入れについても10月会合に続き、政策効果と副作用を「あらゆる角度から点検すべきだ」との意見が出された。
「株価や企業収益などが大きく改善し、今後も堅調に推移すると見込まれることを踏まえる」との文言が加わっており、リスクプレミアムを縮小させ
る必要性は減っているとの認識が示された。
  日銀は22、23両日、今年最初の決定会合を開き、経済・物価情勢の展望(展望リポート)を公表する。複数の関係者によると、景気の拡大が続
き、物価が小幅ながら上昇幅を高めていることを受けて、物価の見通しはおおむね据え置かれる公算が大きい。ブルームバーグ調査では金融政
策の現状維持が見込まれている。 

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 20:33:57.11 ID:DhsGcQkt.net
焦点:逆張りETFから資金流出、個人投資家は一段の株高警戒
https://jp.reuters.com/article/inverse-etf-idJPKBN1F70W8

[東京 18日 ロイター] - 代表的な逆張り型ETF(上場投資信託)である日経ダブルインバース指数ETF(1357.T)の資産が減少している。これま
での株高局面では個人投資家が相場反落を予想して買いを入れることが多かったが、今回は様相が異なる。
日経平均.N225が2万4000円台に乗せるなど株価は26年ぶりの高値圏にあるものの、信用取引の売り残も増えていない。個人は株価の反落よ
りも一段の上昇リスクを警戒しているようだ。

<「逆張り」ETFが逆行>

野村アセットマネジメントが設定・運用する日経ダブルインバース指数ETFは、日経平均が1%下落した際に2%上昇(日経平均が1%上昇すれ
ば2%下落)するように設計されている。日経平均が下落した際に利益を出せる性質のため、これまでは株価が高値圏にある時に、逆張り志向の
強い個人を中心とした資金が流入する傾向が見られた。

日経平均は2015年前半に「アベノミクス相場」で初めて2万円を突破したが、ダブルインバの純資産総額も同年6月10日に初めて1000億円を
超えた。その後、同年夏にいわゆるチャイナ・ショックが発生し、株価は世界的に大きく調整。「逆張り」は成功した。

だが、足元の株高局面では、株価とダブルインバの資産額は逆行している。日本株は、昨年秋以降、世界同時株高の波にも乗り、上昇を継続。新
年に入っても上昇は止まらず、日経平均は18日、26年2カ月ぶりに2万4000円台を回復した。

一方、ダブルインバの資産額は、昨年10月31日の1963億円がピーク。17日時点の純資産残高は1517億円とピーク比約23%減少。口数は
最大となった同11月9日と比べると約9%減少している。

<「潮目」は昨年11月9日>

「潮目」が変わったのは、昨年11月9日とみられている。同日は海外投資家による資金流入期待が広がる中、朝方は良好な企業業績を評価した
買いが継続。寄り付き後まもなく1992年1月以来25年10カ月ぶりに2万3000円台まで上昇した。上げ幅は一時460円を超えた。

だが、後場に入ると先物主導で下げに転じ、日経平均の下げ幅は一時400円に接近。日中値幅は850円超の乱高下となった。このときの急騰
局面でダブルインバに対し、個人投資家が損失覚悟の売りを出したとみられている。

松井証券・シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「昨年9月以降の株価上昇時にダブルインバースを買った個人投資家は、11月上旬の
株高で痛手を被った」と分析。その後、日経平均は一段と上昇したが、「株高の割には信用売り残は増えていない。ショート・ポジションを取ることに
対して警戒感が強い」とみる。

信用取引でも個人の「逆張り」志向の減退が読み取れる。東京証券取引所がまとめた2市場信用取引現在高によると、10月下旬に約1兆1000
億円まで膨らんだ信用売り残は、1月12月申し込み現在では9781兆円にとどまっている。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 20:34:35.01 ID:DhsGcQkt.net
<「押し目待ちに押し目なし」>

とはいえ、個人投資家も強気ポジションを厚く構築しているわけではない。「順張り型」の日経平均レバレッジ・インデックス連動型ETF(1570.T)も
、純資産総額が減少。純資産残高は、17日時点で2225億円と昨年末比で約2%減少。口数は約10%減少している。

「(16年7月の)日銀によるETFの買い入れ増額以降、押し目らしい押し目がない」(松井証券の窪田氏)とされ、レバレッジ型ETFを買うタイミング
を見出しにくいことが背景にあるとみられている。

東証と大阪取引所がまとめた週間の投資主体別売買動向によると、個人投資家は1月第1週に日本株を現物・先物合計で7237億円売り越した。
この週は2営業日のみだったが、売り越し額は15年7月第3週以来、約2年半ぶりの大きさとなった(翌週は3921億円の買い越し)。

個人投資家の売買には、株式の相続人によるキャッシュ化や、事業家らが保有する株式の放出などが含まれる。IPO(新規株式公開)銘柄への
資金流入も反映されないため、実態よりは売り越しに傾きやすいとの指摘もある。ただ、個人の利用が多いネット系証券からは「株価の位置として
は高いと感じる個人投資家が多い」との声も聞かれる。

日経平均は昨年9月以降、4カ月余りで5000円近い急ピッチの上昇となっている。「『世界同時景気拡大』の見通しがさらに強まる中で正当化され
る株高だが、上昇ピッチが相当きつい点は警戒しなければならない」と岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏は指摘する。

順張りか逆張りか、個人投資家にとっても悩みどころとなりそうだ。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 05:36:27.02 ID:Umkkxidc.net
【買い】三井住友フィナンシャルグループ(8316)
日本株市場は2日続落も底堅い推移を予想
2018/01/19(00:12)

〇注目銘柄:三井住友フィナンシャルグループ(8316)【買い】
〇注目理由

米国企業の9〜12月期決算への期待感から、前日のNYダウは300ドルを超える上昇を見せ、過去最高値を更新しました。この流れを受け、
日本株市場も買い優勢でスタートし、日経平均株価は一時節目の24000円を上回る水準まで上昇しました。しかし、その後は短期的な過
熱感が警戒され、利益確定の売りが優勢になりました。日経平均株価は、午後には前日比マイナスに転じ、終値は前日比104円97銭安の
23763円37銭と続落しました。

日本株市場は調整したものの、米国株市場が引き続き好調なことから、引き続き好調な地合いが継続すると考えます。よって、17日、18日
に下落した銘柄の押し目買いを中心に、19日の日本株市場も底堅く推移する期待が持てるでしょう。同行の株価も2日続落していますが、
昨年末からの上昇トレンドは崩れておらず、25日移動平均線に近づくにつれ押し目買いが優勢になると判断しました。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 05:41:08.81 ID:Umkkxidc.net
https://minkabu.jp/stock/8316/news/1435083

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 06:07:12.81 ID:Kk2JO/6V.net
公的年金、運用益6兆円超、10〜12月、世界的株高が要因。
2018/01/19 日本経済新聞 朝刊

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2017年10〜12月期の公的年金の運用実績が、6兆円を超える黒字になったことが分かった。
プラス運用は6四半期連続で、世界的な株高が要因だ。
 野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、17年10〜12月期の運用益は約6兆3000億円だった。資産別では株高の影響で
国内株で約3兆5000億円、外国株で約2兆円の運用益を計上した。国内債券では約1000億円、外国債券は約7000億円の運用益と推計する。
 GPIFの1年間の運用益でみると、14年度の約15兆3000億円が最高。西川氏によると17年4〜12月の累計で運用益は16兆円近くまで膨ら
んでいる。足元で進む株高を考慮すると「17年度は過去最高を更新する可能性が高い」とみる。
 GPIFは資産の約半分を国内外の株式で運用する。14年10月に株式の構成割合をそれまでの2倍に高める運用改革を実施。株式の割合が増
えていることで価格変動リスクも高まる。
 14年度は過去最高だったが、15年度は株価低迷や円高で約5兆3000億円の運用損を出している。
 GPIFが公表する「運用損益」は、株式などの保有資産の時価が期末時点と比べてどれくらい増減したかを示すもので、ある時点の全体の資産
価値をみるためのものだ。実際の売買損益とは異なる。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 06:12:11.81 ID:Kk2JO/6V.net
米金融、税制改革で収益減、大手6社10〜12月、会計調整響く、純損益3.3兆円押し下げ。
2018/01/19 日本経済新聞 朝刊
 【ニューヨーク=大塚節雄、山下晃】米税制の大幅な変更が米大手金融の収益を揺るがしている。18日出そろった大手6社の2017年10〜12月
期決算は、税制変更に伴う一時的な調整費用が収益を押し下げた。シティグループは金融危機以来の巨額赤字を計上。だが18年は一転、減税効
果で収益に追い風が吹く。自己資本比率への影響も軽く、各社とも資本の目標や配当の計画は変更しない見通しだ。(1面参照)
 税制改革に伴う純損益の押し下げ額はシティの220億ドル(2・4兆円)を筆頭に6社合計で300億ドル(3・3兆円)近くに及ぶ。シティの純損益は1
83億ドルの赤字と、四半期決算としては金融危機時の08年10〜12月期以来の多額の赤字となった。ゴールドマン・サックスも19億ドル強の幅で
6年ぶりの赤字。
 減税は間違いなく収益の押し上げ要因。ただ税制の変更は様々な会計上の調整を引き起こし、一時的に収益を変動させることがある。今回は30
年ぶりの大改革とあって影響が大きく出た。とりわけ金融機関は、融資の焦げつきリスクに備えた引当金の絡みで法人税率の変更に伴う調整による
影響が大きく出やすい。
 シティの減益要因の大半は「繰り延べ税金資産」の取り崩しだ。将来、損失が確定して税負担が軽くなったときには取り崩し利益から差し引く。カギ
になるのが法人税率だ。
 シティなどは従来の35%を前提に、繰り延べ税金資産を計上していた。これが21%に下がったため、将来に税負担が軽くなる金額が大幅に目減
りしてしまい、一気に資産の取り崩しを迫られたわけだ。
 この制度は、将来も安定して税を納められるだけの収益力があることが大前提だ。シティは金融危機時に深手を負った米銀の一つ。損失が大きか
った分、その後の収益回復に伴い、この仕組みを積極活用してきた。米国ほど不良債権の流動化が進んでいない国を含めグローバルに融資業務を
手がける点も、引当金の多さにつながり、影響を大きくした。
 一方、もともと金融危機の傷が浅かったウェルズ・ファーゴは税制改革に伴う調整が逆に利益を押し上げた。JPモルガン・チェースやゴールドマン
・サックスなどは、今回の税制改革に沿って海外資金を米国に戻すことにして、その税負担が利益を押し下げた。
 こうした会計処理で損失が出た場合、自己資本比率を下げる要因になる。シティの場合、普通株などの中核的な自己資本が60億ドル目減りし、同
比率を0・4ポイント押し下げるという。
 ただし、こうした会計上の影響は1回限り。18年の収益は一転、減税効果が利益を押し上げる。その増益分だけ、自己資本が積み上がるペースも
早まる。シティのマイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は「税制改革はシティや株主にとってプラスだ」と述べた。
米大手金融機関の17年決算     
(単位億ドル、カッコ内は前年同期比増減率%、▲はマイナス/減) 
 10〜12月期  通 年 税制改革の純利益への影響 
 純営業収 益 純利益  純利益 
JPモルガン・チェース 254.5〓( 5) 42.3〓(▲37) 244.4〓(▲1) ▲24 
バンク・オブ・アメリカ 204.4〓( 2) 23.7〓(▲48) 182.3〓( 2) ▲29 
シティグループ 172.6〓( 1) ▲183.0〓(赤字転落) ▲62.0〓(赤字転落) ▲220 
ウェルズ・ファーゴ 220.5〓( 2) 61.5〓( 17) 221.8〓( 1) 33.5 
ゴールドマン・サックス  78.3〓(▲4) ▲19.3〓(赤字転落) 42.9〓(▲42) ▲44 
モルガン・スタンレー  95.0〓( 5) 6.9〓(▲59) 61.5〓( 3) ▲12

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 06:13:07.30 ID:Kk2JO/6V.net
米金融、税制改革で収益減―需要拡大見通し、「攻め」にシフト。
2018/01/19 日本経済新聞 朝刊
 【ニューヨーク=大塚節雄】米大手金融は2018年以降、直接の減税効果に加え、資金の米国回帰を含めて取引先の資金需要の拡大が見込め
る。人員増の検討も表面化し、効率化重視から収益機会を狙う「攻め」へのシフトがみえ始めた。
 収益悪化が目立った17年10〜12月期から一転、米銀最大手JPモルガン・チェースは18年、35億ドルの減税効果を見込む。ジェイミー・ダイモ
ン最高経営責任者(CEO)は「将来への投資を推し進めていく」と明言。具体策に「新たなバンカーの採用加速」を挙げ、「攻めの姿勢」を示した。
 シティのマイケル・コルバットCEOは「顧客が事業モデルをいかに新たな税体系に適応させるかを助言する大きな機会」と強調。バンク・オブ・アメ
リカのブライアン・モイニハンCEOも「企業の設備投資が進むにつれ、より大きな融資の伸びが見込める」と資金需要の取り込みを狙う。
 投資銀行最大手のゴールドマンも、税制改革に「M&A(合併・買収)の活発化や資金需要の高まりなどが想定できる」(マーティー・チャベス最高
財務責任者=CFO)と期待を寄せる。
 ただし、ゴールドマンは別の不安要素を抱える。圧倒的な強さを誇ってきたトレーディング業務が変動率の低い相場環境のもとで低迷し、大きな経
営課題となっている。10〜12月期は債券などの仲介部門の純営業収益が5割も減った。
 主要顧客であるヘッジファンドなどの取引が減る半面、安定的な取引が見込める企業顧客を十分に開拓できていない。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 06:15:25.54 ID:Kk2JO/6V.net
有利子負債の圧縮加速、キヤノン、今期2000億円返済。
2018/01/19 日本経済新聞 朝刊
 キヤノンはM&A(合併・買収)などで膨らんだ有利子負債の圧縮を加速する。借入先の三菱東京UFJ銀行を中心に、2018年12月期は前期の
約2倍に相当する約2000億円を返済する計画だ。デジタルカメラや事務機といった主力事業に加え、医療機器などの新規事業も堅調で業績は
回復傾向にある。有利子負債の前倒し返済により財務基盤をさらに強固にする狙い。
 16年に東芝から医療機器事業を約6655億円で買収し、15年末時点で15億円だったキヤノンの有利子負債は16年末時点で6131億円に膨
らんだ。返済額は前期の業績に照らして決めている。17年12月期は業績見通しを期中に3回引き上げる好調ぶりで、連結売上高は前の期比2割
増の4兆800億円、純利益も6割増の2450億円を見込んでいる。
 このため今期の返済額は前期の2倍に相当する2000億円に拡大することにした。
 有利子負債の返済は、格付けを意識した動きともみられる。ムーディーズ・ジャパンはキヤノンが医療機器事業の買収をを受け16年6月、財務
レバレッジの上昇を懸念して格付けを「Aa1(ダブルAプラスに相当)」から「Aa3(ダブルAマイナスに相当)」に引き下げた。キヤノンは、それまで
ムーディーズから「Aa2(ダブルA相当)」以上を取得している唯一の日本企業だった。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 07:15:59.25 ID:tqVHijJo.net
NY金融・外為ハイライト 長期金利の上昇加速 大統領選以来の節目迫る
2018/01/19 07:01 日経速報ニュース 1378文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】米長期金利の上昇が加速してきた。18日の米債券市場で10年債利回りが2.62%と昨年3月中旬以来、10カ月ぶり
の高い水準を付けた。目先の節目は2016年の米大統領選以来の最高である2.64%。超えると14年9月以来の水準になり、損失覚悟などの売りを加
速させかねないとして市場では警戒感が強まっている。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:36:01.39 ID:XJ71/Tcy.net
ネット台頭(3)じわり脱・現金、銀行の意味を問う―デジタル通貨、手探りのまま膨張(平成の30年陶酔のさきに)
2018/01/20 日本経済新聞 朝刊
 平成の半ばから勢いを増したインターネットの普及は金融ビジネスの姿を変えた。店舗を基本にした銀行サービスのツールはパソコンや携帯電話
に拡大。電子マネーと相まって脱現金の新しい流れが生まれた。足元で膨らむデジタル通貨の可能性は、信用と決済を握る銀行業の意味さえも問
う。
 邦銀がバブル崩壊後の不良債権処理という後ろ向きの仕事に追われた1990年代後半。「前向きなこともやろう」。さくら銀行(現三井住友銀行)の
岡田明重頭取(当時)の指示で3つの新規プロジェクトが動き出した。コンビニエンスストアへのATM(現金自動預け払い機)の設置、消費者ローンの
展開、そしてネットによる銀行サービスの提供だった。
 このために発足したのが日本最初のネット専業銀行、ジャパンネット銀行だ。小村充広社長は当時のさくら銀企画部門の議論を振り返る。「既存の
銀行には従来型の業務プロセスやコンピューターシステムがある。ネットを通じた新しいサービスを本格化するのであれば、新しい銀行をつくって個
別にやった方が良いだろうという結論になった」
 だが、2000年の営業開始までの道のりは平たんではなかった。典型的な規制業種の銀行業は「箸の上げ下ろしまで大蔵省(現金融庁)が指図す
る」と皮肉られていた時代だ。目指したのは世間に定着し始めたばかりのネットを使った新ビジネス。普通銀行免許の交付は戦後初だった。例えば
現物の預金通帳を発行しなくても良いのかどうか。実務を一つ一つ詰めるため、小村氏らは法律事務所と相談しながら役所に通い詰めた。
 99年7月、岡田さくら銀頭取と富士通の秋草直之社長(当時)が並んで記者会見し、ネット専業銀行の設立を発表した。自宅のパソコンで口座の開
設を申し込み、ネット上の買い物での代金支払いや他口座への振り込みに使えるという手軽さが売りだった。
 ネットと金融の融合の第1幕であるネットバンキング時代の入り口。当時は富士銀行(現みずほ銀行)の山本恵朗頭取が「ネットビジネスを経営の
中核に据えるべきだ」と唱え、予想もつかない可能性への期待がひしめいた。半面、「金利や手数料の競争に発展して利益率が低下する」と慎重な
意見もささやかれた。
 2000年代には専業銀行が相次いで登場。既存の銀行も軒並み乗りだした。リーマン危機のころに旧イーバンク銀行は最終赤字が続き楽天の傘
下に入るなど曲折も経ながら、ネット金融はじわじわと勢力を拡張した。
 平成のマネー像をたどるには、電子マネーの存在も欠かせない。レジや改札の読み取り機に専用カードをかざして決済が完了する。JR東日本が
01年に採用した「Suica(スイカ)」、首都圏の公共交通で使える「PASMO(パスモ)」に代表される交通系が起爆剤になり、人々の生活に定着して
いった。
 もっとも、日本人の現金志向は衰えず、現金流通高の増加額は電子マネーに劣らない。欧米では小切手よりネット取引が圧倒的に便利だが、AT
M網が張り巡らされる日本でネット取引への切実な需要が生まれにくかった。まずは店舗の対面サービスを重んじる大手行の姿勢も簡単には揺ら
がなかった。
 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターの野口悠紀雄顧問は「日本の金融分野の規制は強く、新しい技術を導入する妨げになっている」と
語る。「米国では業界の外に現れたベンチャー企業が銀行の仕事を奪う。日本では銀行がベンチャー企業を買収し、業務範囲を広げることが多い。
日本も参入を自由にして業界外から銀行業務を手がけやすくすべきだ」
 14年、ビットコインと名付けられたネット上の仮想通貨が一躍、茶の間の話題をさらった。ビットコインの取引所大手「マウントゴックス」が民事再生
手続きを申請。預かった現金28億円の所在がわからなくなる騒動が起こった。運営会社のカルプレス社長が記者会見で頭を下げる映像が繰り返し
流された。
 経営のずさんさの一方で、仮想通貨の可能性も人々の胸に刻まれた。中央集権の管理者がいないビットコインは簡単に国境を越える。仮想通貨
が広く決済に使われるようになれば、金融の常識を一変する。その爆発力は業界の脅威にも武器にも映る。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:37:00.43 ID:XJ71/Tcy.net
 三菱UFJフィナンシャル・グループは17年秋、IT(情報技術)見本市シーテックに独自のデジタル通貨「MUFGコイン」を出展し、実用化へ近づいて
いる。みずほフィナンシャルグループは地銀と組んで「Jコイン」の発行をもくろむ。ロボット技術や人工知能(AI)を用いる「フィンテック」と相まって展
開するネットと金融の融合の第2幕。当事者たちも手探りのまま進行のスピードを増している。上杉素直
証言
多すぎるATM
新ビジネスの壁に 
小村充広・ジャパンネット銀行社長
 日本で初めてのインターネット専業銀行であるジャパンネット銀行の設立に関わり、そのまま経営を担った。振り返ると金融機能の転換を演じてき
たと思う。
 設立に至るまでの監督当局との折衝はかなり苦労した。当局がまず気にしていたのは、預金者保護のために誤認防止を徹底できるかどうか。さら
に、最初に立てた計画に比べて収益が伸びず、経営がうまくいかなくなるリスクをどうやって小さくするかがポイントだった。初めての試みだけに当局
側にも基準のようなものが乏しく、暗中模索だったのだろう。
 新銀行の設立を準備する段階で、政府だけでなく、当座預金口座を作るために日銀の考査局に何度も足を運んだ。銀行間取引への参加資格を得
ようと業界団体にも赴いて調整した。他のネット関連ビジネスに比べて、金融は許認可や手続きに手間がかかる。
 世界のビジネスモデルそのものを転換するような企業が日本になかなか出てこないのは寂しい。日本人は和を乱すことをあまりやらない気質だと
いうのと関係しているのかもしれない。例えば携帯情報端末を活用したライドシェア(相乗り)、米ウーバーテクノロジーズの台頭でタクシー業界が困
るように、新たな試みは既存の秩序を壊すことがあるからだ。
 日本人がネットを使いこなすすべで劣っているとは思わない。ネットを通じた株式売買の個人投資家への浸透ぶりをみれば明らかだ。なかなかキ
ャッシュレス化が進まない理由は銀行数が多すぎる「オーバーバンキング」にあると捉えるべきだろう。ATMが身近に山ほどあるのだから、現金志
向が衰えないのは当たり前。証券業は店舗が過剰でなかったからネット化が進んだが、銀行業はそうではなかったということだ。
ネットバンキング
 従来は銀行の店舗やATM(現金自動預け払い機)に出向かなければできなかった取引を、インターネット経由で済ませる手法。自宅やオフィスの
パソコンを使ったり手元のスマートフォン(スマホ)を操作したりするだけで、送金や住宅ローンの申し込みができる。
 専業銀行として、2000年開業のジャパンネット銀行に続いて、ソニー銀行や楽天銀行(旧イーバンク銀行)、住信SBIネット銀行などが相次いで登
場した。実際の店舗を持たずに経営コストを抑えるかわりに、店舗やATMをたくさん抱える既存の金融機関に比べて高めの預金金利を付けるなど
、特色のあるサービスを売り物にして顧客を増やしてきた。
 既存の金融機関は行員による対面サービスを補完する形でネットバンキングを取り入れている。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:37:40.33 ID:XJ71/Tcy.net
電子マネー
 電子的な情報のやり取りを通じてお金の支払いを済ませる仕組みの一種。店頭のレジや駅の改札などに置かれている端末にカードをかざすと支
払いが完了する。精算方法はカードにあらかじめ入金しておく前払い(プリペイド)式と後払い(ポストペイ)式がある。
 普及のけん引役になっているのが「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」に代表される交通系カード。米アップルが2016年に日本でiPhone(
アイフォーン)を使った決済サービス「アップルペイ」を始め、電子マネーの拡大に弾みが付いた。
 日銀のまとめでは、電子マネーの決済金額は16年に初めて5兆円の大台を突破。国内総生産(GDP)に対する電子マネー決済の比率は主要国
の平均値を大きく上回っているという。
デジタル通貨
 インターネット上でやり取りする電子記録に基づくお金の総称。関係する技術進歩が目まぐるしいため定義が確立していない面もあるが、円を入金
して使う「電子マネー」は、デジタル通貨と区別されることが多い。
 デジタル通貨の代表格がビットコインなどの仮想通貨だ。2016年に成立した改正資金決済法は仮想通貨の要件として、(1)電子的に記録され移
転できる(2)法定通貨または法定通貨建て資産(プリペイドカードなど)ではない(3)不特定多数への代金の支払いに使用でき、法定通貨と相互に
交換できる――と定めた。
 ビットコインは中枢の集権的な管理者がおらず、取引記録を利用者が相互に管理し合う仕組みで成り立っている。「ブロックチェーン(分散台帳)」と
呼ばれる中核技術が知られているが、改正資金決済法の要件とはされていないので、ブロックチェーンを使わない仮想通貨もあり得る。
 金融庁は17年から仮想通貨の取引所に登録制を導入。自己資本や経営管理体制などの条件を満たさなければ取引所として認められなくなり、利
用者保護の仕組みが徐々に整い始めた。
 三菱UFJフィナンシャル・グループが試験運用中の「MUFGコイン」は預金口座の円を同コインに両替したり、他の人に送信したりできる。北欧スウ
ェーデンの中央銀行の「eクローナ」構想は法定デジタル通貨と位置付けられる。
 次回は「アマゾン経済圏」がもたらした産業の変化を取り上げます。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:40:43.35 ID:XJ71/Tcy.net
仮想通貨が育てる波乱―損失・税金対策で株売却(スクランブル)
2018/01/20 日本経済新聞 朝刊

 今週、ついに大崩れした仮想通貨相場。株式市場も「対岸の火事」ではいられなくなってきた。おカネに色はない。仮想通貨の下落を起点に、株式
を売却して換金する動きがみられる。時節柄、2月中旬に始まる確定申告に向け、税金対策の動きもかく乱要因だ。
 「仮想通貨関連株は一休み」。都内の34歳男性は、ビットコインの急落を受け、17日に仮想通貨取引所を運営するGMOインターネット株を売却し
た。今後は仮想通貨売買が低調になると考えた。「証拠金(レバレッジ)取引で損失を抱えた個人投資家からの資金回収が焦げ付き、利益を圧迫す
る懸念がある」(財産ネットの藤本誠之氏)ため、セレスなど取引所に出資する他の銘柄も軟調だ。
 影響は関連銘柄にとどまらない。仮想通貨は値動きの大きさを好む点で、外国為替証拠金(FX)取引のほか「バイオやゲームなどの株式投資家と
も層が重なる」(カブドットコム証券の伊藤充淳氏)。
□  □
 今までは仮想通貨の値上がりで懐の温まった投資家が、株にも資金を振り向け、バイオやゲーム株の多いマザーズ相場を押し上げる好循環があ
った。だが、仮想通貨の急落で投資余力が減り、株を売却する逆回転リスクが浮上。実際、東証マザーズ指数は19日まで4日続落となった。
 神奈川県に住む30歳の男性の場合、下落して値ごろ感が出たとみる仮想通貨を買うため、保有株を売却した。「(ゲームの)ブランジスタ株などを
売り、イーサリアムなどの仮想通貨に押し目買いを入れた」
 世界株市場でも仮想通貨との関連に注目が集まる。ドイツ証券の村木正雄氏が着目するのが、ビットコイン価格と米国株の予想変動率を示すVIX
指数という、一見縁遠い2指標だ。
 ビットコインが急落した16日にVIXは15%高と急上昇。一方、ビットコイン価格が約1割上昇した2日はVIXが低下した。共に投資家のリスク許容
度を映し、逆相関の関係が見られる。「仮想通貨価格に注目する機関投資家が増えた」(村木氏)という。
□  □
 3月にかけ新たな波乱要因が加わる。確定申告だ。仮想通貨取引で17年に20万円超の実現益があれば申告の必要がある。昨年の相場の動き
からして相当数の個人が対象になるはず。仮想通貨に再投資するなどして手持ち資金が少なければ、納税資金のため換金する必要がある。
 何を売るか。仮想通貨の売却益は雑所得で、損失が出ても繰り越せないのに対し、株取引の損失は翌年以降に繰り越せる。株の方が売りやすい
人は多いだろう。かくして今年は「例年以上に税金対策の換金売りが出る可能性がある」(カブドットコムの伊藤氏)。株式市場関係者も仮想通貨の
乱高下を無視できなくなってきた。
【表】主な仮想通貨関連株の騰落率   
 17年初〜18年1月15日 1月〓16〜19日 
リミックス(傘下に取引所) 4.8倍 20% 
SBI(「リップル」の発行会社に出資) 78% ▲4 
インフォテリ(仮想通貨「Zen」の事務局) 67 ▲3 
セレス(取引所のビットバンクに出資) 48 ▲18 
GMO(傘下に取引所) 35 ▲1 
フィスコ(傘下に取引所) 31 ▲7 
(注)▲は下落  

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:41:49.76 ID:XJ71/Tcy.net
日本株ADR19日、ほぼ全面高 野村が大幅上昇
2018/01/20 06:20 日経速報ニュース 154文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】19日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高だった。
同日の日米株式相場が堅調に推移し、日本株ADRにも買いが及んだ。野村が4%近く上昇した。三井住友FG
と三菱UFJ、オリックスの上げも目立った。ソニー、ホンダ、トヨタ、キヤノンも高い。一方、京セラは下落した。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/20(土) 10:42:40.45 ID:XJ71/Tcy.net
米国株、反発 ダウ53ドル高 企業業績への期待が支え、IBM下落は重荷
2018/01/20 06:44 日経速報ニュース 1001文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が反発し、前日比53ドル91セント(0.2%)高の2万6071ドル72セント
で終えた。決算発表シーズンが本格化するなか、企業業績の改善を好感した買いが続いた。ただ、IBMやクレジットカードのアメリカン・エキスプ
レス(アメックス)の下げが重荷となり、ダウ平均は下げる場面も目立った。
 株の取引時間中に米10年債利回りが一時2.65%と約3年4カ月ぶりの水準に上昇したのを受け、利ざや拡大につながるとして金融株などへの
買いも目立った。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/21(日) 06:16:54.63 ID:p8uFza4g.net
米金利2.6%超え強含み―NY株、高値波乱に警戒(今週の市場)
2018/01/21 日本経済新聞 朝刊
 米株式相場が上げ足を速めている。主要企業の決算発表が本格化するなかで米税制改革の具体的な効果を吟味しながら、さらなる買い余地を
探る展開だ。典型的な「業績相場」にみえるが、低めの長期金利に根ざした「金融相場」も併存し、株高に拍車をかけてきたことを忘れてはいけない。
気がかりは米長期金利が「天井」だった2・6%を超えて強含んできたことだ。
 ダウ工業株30種平均は17日に史上初めて2万6000ドル台に乗せた。4日の2万5000ドル突破から、わずか8営業日。107、54、30、23、8。
2017年8月の2万2000ドル乗せを境に、1000ドルの上昇にかかる営業日数はどんどん短くなっている。
 世界同時好況が鮮明になるなかで、トランプ政権が税制改革を成功させ、米国にはさらなる需要刺激が上乗せされる。その一方で物価の停滞懸
念はなお拭えず、米連邦準備理事会(FRB)は慎重な利上げ路線を崩さない。この構図が、株式投資に理想的な環境をつくり出してきた。
 ごく単純にいえば、「株高・債券安(金利上昇)」が業績相場。「株高・債券高(金利低下)」が金融相場。これまでは両者のいいとこ取りである「株高
・債券(金利)安定」という微妙なバランスが保たれてきたわけだ。
 この構図にも綻びがみえる。米債券相場が下落(金利は上昇)基調を強め、米長期金利の指標である10年物国債利回りは19日に2・66%台と
14年7月以来、3年半ぶりの高い水準をつけた。米大統領選後の金利上昇局面では2・6%が見えない天井となってきたが、このラインを抜けてき
た。次の節目は14年1月を最後につけていない3%だ。
 米主要企業には減税を踏まえ、賃上げの動きが出ている。FRBが17日発表した地区連銀経済報告では、複数の地区が賃上げの広がりを報告
した。こうした流れがインフレ圧力の高まりにつながれば、FRBの利上げ加速論が勢いづき、長期金利の本格上昇に至る可能性を秘める。
 株高継続には業績相場への本格移行が求められるが、もし金利安定という「補助輪」が急に外れれば、ふらつくのは必至。少なくとも当面は、高
値波乱や調整含みの展開が避けられそうにない。
 その意味でも、今週は米長期金利の動きから目が離せない。26日の17年10〜12月期の米国内総生産(GDP)速報などを除き、重要な経済統
計は少ない。むしろ注目は25日の欧州中央銀行(ECB)理事会。量的緩和の早期終了を巡る市場の思惑はやや落ちついたが、ドラギ総裁の記者
会見での発言次第では、ドイツ国債経由で米国債に売り圧力がかかるリスクもある。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/22(月) 08:58:17.58 ID:rxInZi8z.net
中小向け融資、AI審査、みずほ銀、18年度にも。
2018/01/22 日本経済新聞 朝刊
 みずほ銀行は2018年度にも、中小企業向け融資の審査に人工知能(AI)を導入する。財務諸表だけでなく日々の入出金の状況などを分析し、
貸出額や貸出金利を決める。人の手間がかからないためコストが下がり、これまでより低利の融資が可能になる。
 みずほ銀は「スコア・レンディング」と呼ぶ手法を導入する。中小企業の融資審査に使うのは、大手行では初めて。企業の信用力を点数化し、金
利などを決める。取引先とのお金のやりとりなどを分析する。財務諸表だけでは分かりにくい企業の返済能力を把握する。海外では既に導入事例
があり、細かな制度設計の参考にする。
 みずほ銀はソフトバンクと、AIを使った個人向け融資を17年9月に始めた。消費者金融より金利を抑えて、若い世代の需要を取り込んでいる。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 06:34:00.86 ID:/o9bLxiS.net
貸出債権、保有より転売、大手行が資本規制対応、リスク資産を圧縮。
2018/01/23 日本経済新聞 朝刊
 大手銀行が貸出債権を「保有」するだけでなく、「転売」も積極化するビジネスモデルへと軸足を移している。転売時に手数料を得られることがある
うえ、資産のスリム化につながるので、今後厳しくなっていく自己資本規制にも対応しやすくなる。債権転売がより容易になるように、社債などの金融
商品に仕立て直す動きも出ている。
 全国銀行協会によると貸出債権の転売(流動化、不良債権除く)実績は2017年7〜9月で6963億円と、09年1〜3月以来の多さ。各行は「O&
D(オリジネーション&ディストリビューション)」と呼ぶビジネスに力を入れる。油田開発などの大型事業への融資案件を他の金融機関に紹介したり
、貸出債権を転売したりすることを指す。
 その際に手数料を得られることがあるうえ、債権を貸借対照表からも切り離せる。転売するのは海外向けなど利ざやが比較的厚い債権で、国内の
生命保険会社や地方銀行が主な買い手。「低金利による運用難が続くなかで、買い手側も収益機会を増やせる」(三菱東京UFJ銀行の大塚大助シ
ンジケーション・プロダクツ統括部長)
 三井住友銀行は生保が投資しやすいよう、貸出債権を裏付けにした社債を開発した。生保は貸出債権の保有を一定枠内に限っていることが多く、
社債の形にした方が販売が容易になる。表面利率で2%程度の利回りが期待できるという。今年度の販売額を前年度比3割増の30億ドル(約335
0億円)程度と見込む。
 専門部署を持つ三菱UFJ銀では昨年10月、オーストラリアで淡水化事業を手がける現地のアクアシュア社に7億6千万豪ドル(約680億円)をO
&D方式で融資。同行を除く引受金融機関10社のうち、生保や地銀など7社を日系金融機関が占めたという。
 新たな資本規制、「バーゼル3」の本格導入を22年に控えていることが背景にある。自己資本比率をはじく際の分母となるリスク資産を厳しく見積
もる内容で、3メガグループのリスク資産は17年3月末から計40兆円増えるとの試算もある。大手行は貸出債権などリスク資産の圧縮が課題にな
る。
 大手行が貸出債権を海外向けを中心に膨らませてきたという事情もある。トムソン・ロイターによると、17年1〜9月の海外向けを含む事業融資の
実行額は三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が82億ドル(約9100億円)で世界トップ。三井住友FGは63億ドル(約7000億円)で3位、みず
ほFGも36億ドル(約4000億円)で10位となった。
 取引先企業には債権が転売されるとなじみの薄い生保や地銀が債権者として顔を出すことになると懸念する声もある。銀行側では「債権の一部は
持ち続けて企業との関係を維持している」(三井住友銀の辻孝文・ディストリビューション営業部長)といった対応を取っている。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 06:39:11.52 ID:/o9bLxiS.net
メガ銀株上げ、地銀株下げ、海外展開・成長期待で差、昨年末比。
2018/01/23 日本経済新聞 朝刊
 メガバンクと地方銀行の株価格差が広がってきた。昨年末比の株価騰落率をみると、3メガバンクがいずれも日経平均株価を上回る一方、地銀の
下落が目立つ。最近の米長期金利の上昇は、海外展開を拡大しているメガバンクにとって追い風だが、国内依存度の高い地銀は恩恵を受けにくい。
メガバンクに比べて成長戦略に乏しいとの見方も影響しているようだ。
 22日の東京株式市場では日経平均株価が小幅に上昇するなか、中部が地盤の十六銀行や、北陸と北海道が地盤のほくほくフィナンシャルグル
ープなどの地銀は1%安。一方、三井住友フィナンシャルグループなど3メガバンクはいずれも0・2〜0・4%安にとどまった。
 三井住友の騰落率は昨年6月末と比べて20%高だが、十六銀は10%安と1年2カ月ぶりの安値で低迷する。22日時点の株価は三井住友が昨
年末比で8%高に対し、十六銀は4%安だ。
 年明け以降、銀行株は全体的に買いが目立った。欧米の中銀が出口戦略に向かうなか、「日銀も超低金利政策を修正し、国内金利が上昇するシ
ナリオがあった」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの小田誠志氏)。
 ただ、日銀は「金融政策の転換は時期尚早」としており、期待は薄れてきている。
 一方、米国では長期金利が2・7%近くまで上昇。海外で融資事業を積極化するメガバンクは利ざや改善につながるため、株価を下支えしている。
ただ地銀は大半の収益基盤が国内のため恩恵は小さく、失望感から売りがかさんだ。
 業界再編の手を縛られているのも地銀株の重荷だ。公正取引委員会の杉本和行委員長は昨年11月の記者会見で、「独占の利益に頼って地域金
融システムを維持する考え方は決して適切ではない」と述べた。
 公取委の統合審査の厳格化で、新潟県が地盤の第四銀行と北越銀行は昨年10月、統合の半年延期を発表した。
 「収益改善のための自由度が少ない地銀は買いにくい」(国内運用)との見方があった。リストラを急ぐメガバンクに比べると出遅れ感がある。「銀
行株全体の再浮上にはマイナス金利の解除が必要」(大和住銀投信投資顧問の岩間星二氏)との指摘もある。

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 06:40:57.47 ID:/o9bLxiS.net
米国株、続伸 主要3指数が過去最高値 米政治リスクへの警戒薄れる
2018/01/23 06:15 日経速報ニュース 523文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比142ドル88セント高の2万6214ドル60セント(速報値
)で取引を終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と機関投資家の多くが運用指標に据えるS&P500種株価指数も続伸し、主要3
指数が過去最高値を更新した。米政府のつなぎ予算の採決実施で米上院が合意し、22日中にも可決される見通しになったと伝わり、買い安心感が
広がった。米主要企業の決算への期待も相場を支えた。
 午前中はつなぎ予算の期限切れに伴う政府機関閉鎖を嫌気した売りが先行した。昼頃に米上院が2月8日までのつなぎ予算の採決で合意し、閉
鎖が解除される見通しだと報じられた。
 米長期金利が高止まりし、利ざや改善期待から金融株は買いが優勢だった。原油先物相場の上昇を受けてエクソンモービルやシェブロンなど石
油株が買われて、相場を支えた。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 06:41:42.66 ID:/o9bLxiS.net
日本株ADR22日、買い優勢 オリックスとソニーの上げ目立つ
2018/01/23 06:16 日経速報ニュース 142文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】22日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。オリックスが2%強上げた。ソニーとLINE、キヤノンが上昇。
みずほFGと三菱UFJ、三井住友FGは小幅高。一方、野村は下落した。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 13:43:57.80 ID:EG/hxP4D.net
日銀現状維持 政策変更は今夏以降か・上野氏
2018/01/23 13:19 日経速報ニュース
 上野剛志・ニッセイ基礎研究所シニアエコノミスト 日銀が23日までの金融政策決定会合でまとめた日本経済の2019年度までの見通しを示す「経
済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)の上昇率は前回から同じ見通しだった。持続的な物価上昇には賃
上げペースの加速が欠かせない。日銀は現時点では、18年の春闘の結果を見守る段階と判断しているのだろう。現在の金融緩和政策を変更すると
すれば、今夏から秋以降になるとみている。
 日銀は9日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で超長期債の購入減額に踏み切り、金融・資本市場では日銀が近く緩和縮小に動くのではない
かとの観測が強まっている。日銀の黒田東彦総裁は23日午後の会見でこうした観測をけん制するような発言をしそうだが、それでも完全に打ち消す
のは難しいだろう。
 日銀が会合結果を公表した際、これまで追加緩和に積極的な姿勢を示してきた片岡剛士委員が対案を示さなかったのが明らかになり、直後に外
国為替市場で円が買われる場面があった。市場は日銀の政策に神経質になっており、今後は円高に振れるケースが増えるかもしれない。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 20:16:57.45 ID:lCiydUVV.net
日銀総裁の会見要旨、オペは「政策の先行き示さず」 出口の検討は時期尚早と説明
2018/01/23 16:32 日経速報ニュース
 日銀の黒田東彦総裁は23日、金融政策決定会合後の記者会見で、日本の物価上昇率は相対的に低く、先行きの下振れリスクも大きいとし、
現行の金融緩和について「出口のタイミングやその対応を検討する局面には至っていない」との考えを示した。
 日銀による9日の国債買い入れオペ(公開市場操作)減額については「オペが先行きの政策スタンスを示すことはない」と強調。その後の円高
・ドル安については、ユーロ高・ドル安の波及効果が大きいとの考えを示した。

 日銀は23日に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価の状況認識について、予想物価上昇率に関する表現を前回会合まで
の「弱含みの局面が続いている」から「横ばい圏内で推移している」に上方修正した。黒田総裁は会見で「予想物価上昇率が高まったからといっ
て、直ちに長短金利操作の方針を調整する必要があるとは思わない」と説明した。
 2%の物価上昇目標については「グローバル・スタンダード(国際標準)に沿っており、為替の安定につながる」と指摘。そのうえで「目標を変更
する必要があるとは全く考えていない」と述べた。政府と日銀による2013年1月の共同声明についても、変更の必要はないとした。

 株価指数連動型の上場投資信託(ETF)の年6兆円の買い入れについては「現時点で見直す必要はない」と改めて述べた。株式市場で「過度
な期待の強気化は観察されない」と述べた。併せて「コーポレートガバナンス(企業統治)の観点でも問題はない」と語った。
 黒田総裁が4月に任期を終えた後の次期総裁人事については「何か申し上げるのは僭越(せんえつ)」と述べるにとどめた。

日銀総裁、円高派に「ゼロ回答」 出口議論を再び封印
2018/01/23 16:33 日経速報ニュース
 23日の東京外国為替市場で円相場は続落し、16時過ぎに一時1ドル=111円18銭近辺と前日22日の17時時点に比べ40銭の円安・ドル高水準
を付けた。日銀の黒田東彦総裁が23日の定例記者会見で「(現行の金融緩和政策からの)出口を検討する局面ではない」などと語り、9日の国
債買い入れ減額をきっかけに海外で強まっていた緩和縮小の観測にひとまず歯止めをかけた。

 日銀はきょう正午ごろまで開いた金融政策決定会合で現行の量的・質的金融緩和政策の維持を決めた。債券や株式市場では「緩和継続」と好
意的に受け止め、債券高・株高となった。
 一方、外為市場は結果が伝わると即座に円買いで反応し、円は対ドルで一時1ドル=110円台半ばまで急伸した。市場では「追加緩和派で知ら
れる片岡剛士審議委員が何も対案を示さなかった点などを材料視したようだが、それだけ海外投資家の心理が緩和縮小の思惑と円買いに傾い
ていたということだろう」(みずほ証券の末広徹・シニアマーケットエコノミスト)との指摘が聞かれた。

 こうした雰囲気の中、黒田総裁は15時半前に始まった会見で安全運転に徹した。「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」との決まり文句の後に
出口論議をはっきりと否定し、「最近の円高はユーロ高・ドル安の波及が大きい」と解説してみせた。オペについても「先行きの政策スタンスを示す
ことはない」との認識を改めて強調。緩和縮小にかかわるコメントを待ち構えていた円高派にとっては「ゼロ回答」といっていい。
 では、円高圧力はこのまま収まるのだろうか。
 黒田氏が円高の主要因として挙げた「ユーロ高・ドル安」はユーロ圏経済の力強い成長と欧州中央銀行(ECB)による量的緩和政策の縮小観測
がもたらしている。米景気も好調を維持している。欧米などでの輸出拡大の恩恵を受ける日本にも遠からず出口検討のタイミングが訪れるはずだ
――。9日のオペ減額をそう解釈した海外マネーが、黒田総裁のコメントを額面通りに受け取り、円買いを止めるかは微妙だろう。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/23(火) 22:59:39.96 ID:8xBYBuNk.net
黒田総裁、緩和縮小「検討する局面にない」 円相場下落
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26030310T20C18A1000000/

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 03:14:35.89 ID:POjvnF4G.net
2018.1.23
みずほFGの社長交代、「大胆すぎる若返り」の波紋
http://diamond.jp/articles/-/156656

1月15日、みずほフィナンシャルグループは、4月1日付で佐藤康博社長が会長に退き、後任にみずほ証券の坂井辰史社長を昇格させる人事を発表
した。銀行の頭取時代を含め、9年間にわたる佐藤体制に終止符が打たれ、次世代への継承が進む。だが、大胆な若返りは、後の人事の波乱要因
になりそうだ。(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木崇久、田上貴大)

「負のレガシー(遺産)を払拭できた今をおいて、交代の時期はない」

 1月15日、みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長はトップ退任の意を示した。そのとき言及したのは、旧行意識との闘いの歴史だ。

 みずほFGは日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行の有力3行が合併して誕生したが、旧行同士の勢力争いに明け暮れてきた。3トップが居並
ぶいびつな経営体制がその象徴で、かつてはFG傘下に二つの銀行を持ち、1社2行のトップを旧3行で分け合った。

 こうした旧行意識の弊害が、度重なる不祥事として噴出。合併直後の2002年4月と東日本大震災直後の11年3月に、2度の大規模なシステム障害
を起こし、13年には暴力団融資問題が発覚した。

 立ち直るには旧行意識と決別しなければならない。そう心に決めた佐藤社長は、ワントップ体制を構築しながら、不断の改革を敢行。傘下2行の合
併や、メガバンク初の指名委員会等設置会社への移行、16年には銀行・信託銀行・証券会社などの子会社を一体運営するため、個人や法人など
五つの顧客セグメントをグループ横断で管理する社内カンパニー制を導入した。

 旧行意識を払拭できたと自負し、懸念していた次期システムへの移行が一段落したと考えたこのタイミングで、執行権のない会長職に退き、みずほ
証券の坂井辰史社長への禅譲を決意したというわけだ。

 だが、新社長に手渡されるバトンは重い。みずほFGは3メガバンクグループで“独り負け”に陥っているからだ。直近の17年9月期(中間)決算の当
期純利益は、三菱UFJFGが6269億円(前年同期比27.8%増)、三井住友FGが4202億円(同17.0%増)となった一方で、みずほFGは3166億円と最少。
前年同期比で11.6%も減益している。

 みずほFGの危機感は強く、同じ決算発表にて、今後10年で1万9000人の従業員を減らすという経費削減策を打ち出した。

 同時に、今回のトップ交代には、稼ぐ力を伸ばす上で大きな意味合いを持たせた。それが、みずほ証券の社長を務めた坂井氏を新FG社長に抜て
きしたことだ。佐藤社長は「今後、証券と銀行の連携が重要になる」と断言する。

今後の人事観測に波紋を広げる
年次8年の若返り

 証券社長からFG社長という前例のないルートをたどった驚きの交代劇だったが、さらなる波乱要因が浮上。それをひもとく鍵が、下図に示した現経
営陣の年次だ。

 昨年4月、みずほFGは銀行と信託のトップを1985年入行の藤原弘治頭取(56歳)と84年入行の飯盛徹夫社長(57歳)に交代、若返りを図った。その
結果、80〜82年入行であるカンパニー長5人の方が年次は上となり、子会社トップよりも“横串”トップに重きを置く体制へと移行していた。

 ところが、今回76年入行の佐藤社長(65歳)から、84年入行の坂井新社長(58歳)へとFG社長が大幅に若返る。すると、グループ総帥とカンパニー
長の間で、年次が“再”逆転することになるのだ。

 となれば、入行年次によるピラミッド型組織運営をしてきた銀行業界において異例の経営体制となるが、佐藤社長は「坂井は証券の社長として、年
上の副社長や専務をハンドリングしてきたから問題ない」と述べている。

「FGの中核子会社である商業銀行のトップを経験していない坂井新社長には、現カンパニー長のサポートが必要」(みずほFG関係者)といった見立
ては多い。一方、佐藤社長と親しいある銀行関係者は、「グループをつかさどる存在のFG社長より年次が上のカンパニー長たちは、次の人事で追い
出す必要が出てきた」と指摘する。

 さらに、今までFG社長の有力候補とされてきた経営陣の多くは、坂井新社長とほぼ同年代。「次期FG社長の芽があるのか怪しくなった」(同)という
声も聞かれる。

 結果を出すことが待ったなしのみずほFGだが、早くもさまざまな「次の人事観測」が飛び交う。人事マネジメントは反転攻勢の成否に大きな影響を
与えるだろう。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 06:12:30.74 ID:fXits8PH.net
日銀総裁「出口検討せず」、大規模緩和を維持、市場の思惑、火消し。
2018/01/24 日本経済新聞 朝刊

 日銀は23日に開いた金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和の維持を決めた。黒田東彦総裁は会合後の記者会見で、金融緩和の「出
口を検討する局面に至っていない」と強調した。金融市場の一部には年初から緩和縮小の観測がくすぶっていたが、総裁が一蹴した格好。経済指
標や物価見通しの改善を背景に、市場と日銀の探り合いが続きそうだ。
 「粘り強く緩和を続ける」「2%の物価安定目標にはほど遠い」。1年4カ月連続の政策変更なしとなった23日の会合後、黒田総裁は緩和継続を強
調する発言を繰り返した。予想物価上昇率が上振れたとしても金融政策の調整は「ただちにしない」と念押しする徹底ぶりだった。
 23日の会見で目立ったのは、今の政策に固執する姿勢。世界的な株高で必要性が薄れているとも指摘される上場投資信託(ETF)の買い入れも
黒田総裁は「継続で問題ない」。前回会合で一部の政策委員からも副作用の検証を求める意見があったが「一部の議論。合議体でいろんな意見が
出る」と退けた。黒田総裁の発言からは、金融市場でにわかに強まる緩和縮小観測を火消ししたいという意向が透けて見える。
 金融市場では欧米の中央銀行に続いて日銀がいつ緩和縮小に乗り出すかが注目されている。
 9日に日銀が市場の予想に反して日々の市場とのやり取りでの国債買い入れ額を減額した。海外投資家を中心に「出口に向けた地ならしか」との
反応が広がり、外国為替市場では1日半で1円超の円高・ドル安に振れた。
 23日は決定会合で従来より強気の物価見通しが示されたことが伝わると、緩和縮小に一歩近づいたとの思惑から一時、円高が進んだ。市場参加
者が緩和縮小をにおわせる材料に敏感になっている様子を映した。
 だが、夕方の記者会見で黒田総裁が緩和縮小を強く否定すると一転して円売りが優勢になった。三菱東京UFJ銀行の野本尚宏氏は「賃上げ動向
の見極めも必要で、少なくとも18年前半は緩和縮小には動けない」と話した。日中の円高を打ち消す形になり結局、23日午後5時に午前9時の円ド
ル相場に舞い戻った。
 市場参加者は「物価が持続的に上がるような兆候が出てきた」(丸三証券の安達誠司氏)と日銀を注視している。「日銀が円高に振れるような政策
をとるはずがないとの思い込みが逆に、急な円高を招く要因になりかねない恐れがある」。資産運用会社の為替ディーラーは市場の雰囲気を語る。
当面、日銀の一挙手一投足で為替相場が振れる可能性がありそうだ。
黒田総裁の発言骨子 
○出口のタイミングや対応を検討する局面に至ってない 
○日々の国債買い入れオペの運営が先行きの政策スタンスを示すことはない 
○物価はまだ2%目標にはほど遠い状況にある 
○強力な緩和を粘り強く続けることが日本経済に必要だ 
○ETF(上場投資信託)の買い入れは現時点で見直す必要はない

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 06:20:07.89 ID:fXits8PH.net
日本株ADR23日、買い優勢 オリックスの上げ目立つ
2018/01/24 06:11 日経速報ニュース 135文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】23日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
同日の日本の株式相場が堅調で、日本株ADRも買われる銘柄が多かった。オリックスが1%強上昇、ホンダやNTTドコモ、みずほFGも高い。
一方、ソニーやキヤノンなどが下落した。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 06:27:08.63 ID:fXits8PH.net
米国株、ダウ小反落 J&Jなどの下げ重荷 ナスダックは最高値
2018/01/24 06:19 日経速報ニュース 419文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落した。前日比3ドル79セント安の2万6210ドル
81セント(速報値)で取引を終えた。23日朝に2017年10〜12月期決算を発表したジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やプロクター・アンド・ギャンブ
ル(P&G)が大幅安となり、指数を押し下げた。長期金利の低下を受けて金融株が総じて売られたことも相場の重荷となった。
 ただ、ハイテク株を中心に企業業績の改善期待は続いていおり、下げ幅は限られた。前日夕に好決算を発表した動画配信のネットフリックスが
大幅高となり、アマゾン・ドット・コムなど他のネット株にも買いが波及した。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、52.257ポイント高の7460.289(同)で終えた。多くの機関投資家が運用指数に据え
るS&P500種株価指数も3日続伸した。両指数とも過去最高値を更新した。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 10:19:15.45 ID:zH8SnZAX.net
主な成り行き注文(東証・前場)りそなHD13万株の売り越し
2018/01/24 08:58 日経速報ニュース 128文字
 24日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄はりそなHD13万株、ソニー12万株、菱地所9万株などだった。
 一方、主な買越銘柄はブレインP60万株、Jディスプレ16万株、リクルート15万株などだった。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 20:39:54.20 ID:QGt2Qi0/.net
<東証>三菱UFJが一段安 国内の低金利継続の懸念
2018/01/24 13:41 日経速報ニュース
(13時40分、コード8306)反落している。午後に一段安となり、前日比23円80銭(2.7%)安の863円まで売られた。日銀は23日に大規模な金融緩和
の維持を決め、黒田東彦総裁は同日の会見で金融緩和の「出口を検討する局面には至っていない」と強調した。国内の低金利が長期的に続くと
の見方から「銀行は厳しい環境が当面続く」(マッコーリー・キャピタル証券の守山啓輔シニアアナリスト)との懸念が広がっている。三井住友FG
(8316)とみずほFG(8411)も下げ幅を拡大した。
 株式市場では「海外ヘッジファンドが空売りをしている」(外資系証券トレーダー)との指摘もあった。銀行株は23日の米長期金利の低下も重荷に
なっている。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/24(水) 20:41:19.88 ID:QGt2Qi0/.net
日銀、ETFを735億円買い入れ REITはなし(24日)
2018/01/24 18:08 日経速報ニュース

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 06:06:33.87 ID:FyR+fRdq.net
円高、黒田発言後も収まらず、一時109円台、緩和縮小観測で海外勢動く、米財務長官「弱いドルは利益」。
2018/01/25 日本経済新聞 朝刊

 円高が加速している。24日の外国為替市場で円相場は対ドルで一時1ドル=109円台前半と約4カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。日銀の
黒田東彦総裁が23日に金融緩和の出口を否定したが、海外勢の円買い需要は根強い。米財務長官のドル安容認発言もあって一段とドルは売ら
れた。円高への警戒は株式市場にも波及し日経平均株価は2万4千円を割った。
 黒田総裁が緩和出口論を一蹴して一夜明けた24日。出口観測はなおくすぶった。ステート・ストリート銀行の貝田和重氏は緩和縮小観測につい
て「日本の投資家の間ではいったん収束した」としたうえで「海外勢はかねて緩和出口に向けた動きが出るのではないかと探っている」と話す。
 UBS証券日本担当チーフ・エコノミストのジェイムス・マルコム氏は、早ければ18年4月にも日銀が金利の誘導水準を引き上げると予想。上場投
資信託(ETF)も最短で18年夏には買い入れを縮小すると読んだ。18年前半の緩和縮小はないとみる多くの投資家より、緩和縮小に強気だ。
 年明け以降、円相場は日銀の緩和縮小を先取りしようとする一部投資家の売買に振り回されてきた。9日には日銀が国債買い入れ額を市場の想
定外に減らすと「緩和出口への地ならし」と捉えた投資家が円買い・ドル売りに動き、2日間で1円以上も円高に振れた。
 黒田総裁は23日、国債買い入れの金額やタイミングが「金融政策の先行きを示すことはない」とけん制した。「ドルがユーロに対して非常に弱くな
り、他の通貨に対しても若干弱くなった。円高が起こったのではないように思う」と説明。足元の円高を日銀以外の要因によるものとする。
 財務官時代に為替介入を繰り返し「通貨マフィア」と呼ばれた黒田総裁。自ら説明したように、足元の円高はドル売りの側面も大きい。ドルの相対
的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は24日、約3年ぶりの水準に低下。円高・ドル安が進んだ24日、ドルはユーロや
一部のアジア通貨に対しても売られた。
 日銀のほかに材料視されているのが米トランプ政権。自国優先の保護主義策を進めるとの見方が浮上。22日には洗濯機などにセーフガード(緊
急輸入制限)をかけると発表。米製品の輸出競争力を高めるために「安いドル」を志向するとの見通しがドル売りを誘った。
 ムニューシン米財務長官も24日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で「弱いドルは貿易などの面で米国の利益になる」と指摘。「長期
的には強いドルが米経済の強さを反映する」としたが、異例のドル安容認と受け止められた。
 クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司氏は、短期的にはドル売り圧力が強まっているとして週内に一段と円高・ドル安が進む可能性があると指摘す
る。24日の東京株式市場では輸出企業の採算悪化懸念から日経平均株価が2万4000円の節目を割り込んだ。
 日本経済新聞社の集計では主要企業の2018年3月期下期の想定為替レートの平均は1ドル=109円40銭。足元で円買い・ドル安の材料は入り
乱れるが、早期緩和縮小論がくすぶる日欧の金融政策や米政権の動向などに敏感になっている。
 25日の欧州中央銀行(ECB)理事会やダボス会議でのトランプ米大統領発言など、円相場を揺らす材料が重なる。企業の想定を超えて円高が
進めば、利益押し下げ要因として警戒が強まる。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 06:08:35.72 ID:FyR+fRdq.net
三井住友銀、中国企業の省エネ支援、業界団体と提携。
2018/01/25 日本経済新聞 朝刊
 【上海=張勇祥】三井住友銀行は中国の省エネ関連企業の業界団体と提携する。25日に調印する。三井住友ファイナンス&リースと共同で、環
境負荷の低いボイラーなどの導入を支援する。日本企業の技術、経験を中国側に紹介する足がかりにもしたい考え。
 提携するのは「中国節能協会」下部の委員会で、中国民政省が管轄する。会員企業は1100社にのぼる。メーカーのほか銀行、リース会社が名
を連ねており、三井住友銀にとっても協力の余地が大きいと判断した。
 中国では習近平(シー・ジンピン)指導部が大気汚染の解消へ政策を強めている。工場への査察強化のほか発電所やボイラー燃料である石炭の
利用を制限し、天然ガスへの転換を急いでいる。
 大気汚染に改善の兆しがある一方、設備導入が遅れて工場の操業に影響するなど副作用も生じている。資金調達に問題を抱える企業は多く、三
井住友銀は中国企業に顧客網を広げる機会にもなるとみている。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 06:12:22.26 ID:FyR+fRdq.net
好業績でも売りのワケ―安川電、高すぎた期待(スクランブル)
2018/01/25 日本経済新聞 朝刊
 成長期待の高かった銘柄で期待値を切り下げる動きが出ている。その一つが安川電機。産業用ロボットの需要拡大が見込めるとして2017年に日
経平均株価の構成銘柄で上昇率が上位に入ったが、24日は4%安。前日に他社の先陣を切って発表した決算が市場の期待に届かなかったためだ。
本格化する決算シーズンを前に、投資家に重要なサインを送っている。
 安川電が4〜12月期決算を発表したのは23日の取引終了後。直後から市場関係者の間で話題となり、23日夕方の私設取引システム(PTS)市
場で一時13%安と急落した。24日も朝方から売り気配で始まり、4%安で取引を終えた。
□   □
 業績は好調だ。4〜12月期の連結純利益は前年同期比2倍となった。人手不足を背景に中国などの工場の自動化投資を取り込んでいる。それで
も売りが膨らんだのは、「市場の高すぎる期待」(三井住友アセットマネジメントの平川康彦シニアファンドマネジャー)の反動だ。
 安川電は通期予想を390億円と市場予想(404億円)を下回る水準で据え置いた。中国向け受注の鈍化と併せ「ロボット需要の伸びがピークアウ
トしたのでは」との懸念を市場で呼んで、株安につながった。懸念は他のロボット関連銘柄にも波及し、ファナックが4%安、ダイフクが3%安となった。
 意識されたのは、日本企業の利益成長の鈍化懸念だ。今後1年間の1株利益(EPS)が過去1年間に比べてどのくらい増えるかをみると、日本企
業の伸び率は7%と米国(14%)や欧州(9%)より伸び悩む。過去最高水準の好業績は続くものの、他国に比べ「相対的には不利な立ち位置」(智
剣・Oskarグループの大川智宏主席ストラテジスト)と見られやすい。
□   □
 投資マネーの受け皿となる企業の少なさを懸念する声もある。東証1部で時価総額が1兆円を超す企業は約150社と全体の7%。このうち来期も
欧米並みの2桁増益が期待されるのは半分以下だ。すそ野の拡大には銀行株など出遅れ感のある大型株の浮上が欠かせないが、本格上昇には「
リフレーション(緩やかな物価上昇)を裏付けるマクロ指標の改善などが必要とみる人が多い」(UBS証券のキース・トゥルーラブ株式本部副本部長)。
 世界の投資家が株式に積極投資する流れは途切れておらず、当面、日本株だけが大きく調整するとみる向きは少ない。世界の上場投資信託(ET
F)を経由した日本株買いは1月に推計80億ドルと既に前月の1・3倍。「景気回復と金融緩和が続く日本は今後も有望な投資先」(仏アムンディ・ア
セットマネジメントのディディエ・ボロフスキ氏)との見方も残る。
 ただ肝心の上昇の担い手が偏ったままでは、株高の土台は盤石とはいえない。安川電の下げは一部銘柄に期待が集中しすぎた裏返しともいえる。
投資家が個々の企業の増益シナリオの前提条件や経営戦略を丁寧に点検するよい機会かもしれない。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 07:39:16.93 ID:FyR+fRdq.net
日本株ADR24日、売り優勢 ソニーや三菱UFJが安い
2018/01/25 06:23 日経速報ニュース 157文字
【NQNニューヨーク=川内資子】24日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の東京株式市場で日経平均株価が反落した影響で下げる銘柄が多かった。東京市場で大きく下げた
ソニーが2.5%下落し、三菱UFJやオリックス、三井住友FG、みずほFGが売られた。
一方、NTTドコモと野村が上昇した。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 07:40:09.98 ID:FyR+fRdq.net
米国株、ダウは反発 長期金利上昇で金融株に買い ナスダックは反落
2018/01/25 06:22 日経速報ニュース 430文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前日比41ドル31セント高の2万6252ドル12セント(速報値)
で取引を終え、過去最高値を更新した。米長期金利の上昇を受けてゴールドマン・サックスなど金融株が買われ、相場を押し上げた。ベライゾン・コ
ミュニケーションズなど好決算を発表した銘柄も個別に物色された。
 ムニューシン米財務長官が24日、ドル安を容認する内容の発言をし、外国為替市場でドル安が進んだ。ドル安の恩恵を受けやすい輸出企業が相
場を支えた面もある。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 09:14:32.65 ID:86V1z3qU.net
主な成り行き注文(東証・前場)三菱UFJ128万株の売り越し
2018/01/25 08:58 日経速報ニュース 137文字
 25日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄は三菱UFJ128万株、みずほFG92万株、
ソニー41万株、りそなHD22万株などだった。
 一方、買越銘柄はヤフー48万株、NTTドコモ14万株、日本郵政13万株などだった。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/25(木) 15:39:36.83 ID:HSFvvZYk.net
日経平均は大幅続落、円高進行で利益確定売り 一時300円近い下げ
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-close-idJPKBN1FE0H2

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に続落した。ムニューシン米財務長官がドル安を歓迎する姿勢を示したことに伴う
ドル安/円高の進行を受け、主力株は総じて軟調な滑り出しとなった。好業績株の一角には買いが入ったものの、今晩の欧州中央銀行(ECB
)理事会を控えて押し目買いは限定的だった。後場は為替が1ドル108円台まで円高に進み、先物主導で一時291円安まで下落。大引けにか
けても安値圏で推移し、今年最大の下げ幅となった。

TOPIXは0.88%安。東証1部の売買代金は2兆9626億円だった。東証33業種のうち、上昇したのは石油・石炭製品、鉱業、陸運の3業種の
み。下落率上位には空運、電機、銀行、機械などが入った。市場では「短期的な利益確定売りが中心だ。米国の保護主義が貿易摩擦に発展す
れば、経済を下押して輸出数量減につながることもあり得るが、現状でそこまで織り込むのは無理がある。1ドル105円でも来期増益見通しは
崩れない」(みずほ証券シニアストラテジストの三野博且氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、プリマハム(2281.T)が続落した。2017年4―12月期の連結営業利益が前年同期比1割減の120億円弱になったもようとの報道
を嫌気した。主力の加工食品は好調だったが、原材料費が増えたという。半面、日本電産(6594.T)はしっかり。同社が24日発表した2017年4─
12月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が前年比16.1%増の947億円だった。同日には300万株、取得総額500億円を上限とする自
社株買いを実施することも発表し、好感された。

東証1部の騰落数は、値上がり462銘柄に対し、値下がりが1519銘柄、変わらずが82銘柄だった。

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 05:52:56.19 ID:BSll4F7y.net
焦点:金融庁が銀行の人材紹介を明文化、リストラ人員押し付け懸念も
https://jp.reuters.com/article/analysis-fsa-idJPKBN1FE19L

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 06:40:29.01 ID:BSll4F7y.net
日本株ADR25日、売り優勢 LINE3%安、野村も下落
2018/01/26 06:10 日経速報ニュース 126文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】25日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
日経平均株価が大幅に下げ、日本株ADRも下落した。LINEが3%近く下落。野村や三菱UFJ、ソニーの
下げも目立った。オリックスとNTTドコモは上昇した。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 06:41:29.77 ID:BSll4F7y.net
米国株、ダウ続伸 連日で最高値、業績好調のスリーエムに買い
2018/01/26 06:16 日経速報ニュース 420文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】25日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が続伸した。前日比140ドル67セント高の2万6392ドル79セント(速報
値)で終え、連日で過去最高値を更新した。同日発表した四半期決算が市場予想を上回った工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や31日に業績
を発表する航空機のボーイングが買われ、2銘柄でダウ平均を90ドル近く押し上げた。四半期決算で業績回復が鮮明だった建機のキャタピラーはも
み合う場面が目立ったものの、上昇して終えた。
 午前中は主要通貨に対してドル安が進んだのを好感した買いが優勢だった。ただ午後にトランプ米大統領がドル高を容認する発言をしたと伝わる
とドルが水準を切り上げ、ダウ平均の上値は重くなった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落し、同3.895ポイント安の7411.164(速報値)で終えた。ドルが水準を切り上げたのを
受けて、主力銘柄の一角に売りが広がった。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 09:32:55.11 ID:8Ni49UmY.net
12月の日銀議事要旨、金融緩和「効果と副作用、多面的に評価・点検」
2018/01/26 09:20 日経速報ニュース

 日銀は26日、2017年12月20〜21日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。企業の賃金・価格設定スタンスは慎重であるものの、
2%の物価安定に向けたモメンタムは維持されているとの認識を共有した。金融政策の効果と副作用については、何人かの委員が「多面的に
点検・評価していくことが重要だ」と指摘した。
 債券や為替市場では日銀の金融政策に対する注目が高まっている。ある委員は日銀の金融政策の運営について「市場に無用の変動をもた
らすきっかけとならないよう、幅広い層を意識した丁寧な情報発信に努めていくことが重要だ」と述べた。

 銀行の収益状況について、ある委員は「低金利環境が金融機関の経営体力に及ぼす影響は累積している」との見方を示した。足元の株高で
も続く日銀による株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れについては「政策効果と考え得る副作用について、あらゆる角度から検討す
べきだ」との声があった。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 14:46:21.97 ID:llF32nXy.net
ダボス会議 日本の持続的成長の課題など活発に議論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180126/k10011302851000.html
  (中略)
三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長は、日本の企業経営者が将来の見通しに自信を取り戻していると説明した
一方、持続的な成長に向けて、2%の物価目標にまだ届いていないことや、賃金の上昇が不十分であることが課題になるという
認識を示しました。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 21:12:06.09 ID:XInKeYXw.net
株、円高一服でも「弱い」 好業績銘柄に先回りの売り
2018/01/26 16:04 日経速報ニュース
 26日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比37円61銭(0.16%)安の2万3631円88銭だった。前日までの円高・ドル安基調が一服
し、午前こそ小高く推移したが持続できなかった。来週から本格的に始まる大手企業の決算発表を前に、投資家はすでに先行きの業績動向を強く
意識している。
 「思った以上に相場が弱い」。外資系証券のあるトレーダーは午後の下げを見てこう話す。外国為替市場で円相場が1ドル=109円台後半まで円
安・ドル高が進んでも、日本株に買い安心感は広がらなかった。
 「ドルは強く強くなるだろう。私は強いドルがみたい」「以前結んだものより、十分に良いものになれば環太平洋経済連携協定(TPP)をやる」。突如
飛び出したトランプ米大統領の発言で、ニューヨーク市場はドルの買い戻しが起きたが、東京株式市場の取引時間中、円相場は動きがいったん収
まった。TPPで恩恵を受ける銘柄は食肉加工の林兼産業が一時前日比133円(15%)高の1020円まで上昇し、昨年来高値を付けた。サカタのタネ
やクボタなどの農業関連は買われたが、六甲バターや明治ホールディングスなど食品は売りが目立ち、「TPP関連銘柄を物色」とはならなかった。
 下げが目立つ銘柄は業績好調の期待から買われてきた銘柄だ。例えば半導体大手の東京エレクトロン。17年4〜12月期は市場予想(QUICKコ
ンセンサス)ベースの連結営業利益で前年同期比2倍の1877億円を見込む。それでも26日は朝方から売りが優勢で、終値は2%安の2万1825円で
引けた。26日の大引け後に発表を控えた信越化学工業も売り優勢で、一時1%安まで下げた。
 好業績銘柄を売る契機になったのは安川電機の決算発表だ。23日の決算発表によれば、17年4〜12月期の連結純利益は前年同期比で2倍の
296億円だったが、26日までに終値で比べると約6%安の5710円まで下げた。10〜12月期でみた増益率が4〜12月期と比べ鈍化したため、連想し
て「日本企業の19年3月期業績への懸念が広がった」(ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄シニアファンドマネージャー)という。
 年初以降、株高のペースが急ピッチだったせいもあり、株価の過熱感が意識されている。東証1部のPER(株価収益率)は17倍強と、約2年ぶり
の高さまで切り上がり「17年度の好業績は完全に織り込まれた」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)。QUICKがまとめ
た1月の市場関係者への調査では、1月末が2万3729円、3月末が2万3951円。多くが横ばいの推移を見込んでいる。
 「日本株独自の上昇要因はもうない」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの小田誠志リサーチ運用部長)といった悲観論が台頭し始めている。
決算発表が出そろうまで、目先は調整局面となりそうだ。19年3月期も業績拡大、といったシナリオの確証をつかめなければ、日経平均の2万4000
円台定着は遠のく可能性が高まっている。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 03:47:57.82 ID:MTnS9YLF.net
黒田日銀総裁:インフレ率、ようやく2%の目標に近い状況にある
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-26/P368KZ6JTSEB01
2018年1月27日 2:09 JST

賃金が上昇しつつある兆候、物価は一部で既に上昇し始めている
中・長期のインフレ期待も若干上向きつつある

 日本銀行の黒田東彦総裁は、インフレ率がようやく目標の2%に近い状況にあると指摘した。総裁は26日、スイス・ダボスでの世界経済
フォーラム(WEF)で語った。
 WEFのパネル討論会で黒田総裁は「賃金が上昇しつつある兆候が幾つか見られ、物価については一部で既に上昇し始めている。ここ
数年非常に弱い状態が続いている中・長期のインフレ期待も若干上向きつつある」と英語で発言した。
 黒田総裁は「2%のインフレ目標ないし物価安定目標の達成を非常に難しく、時間のかかるものにした要因は数多くあるが、ようやく目標
に近い状況にあると思う」と述べた。

CPIとコアCPIの推移

 その上で、「消費者物価は日銀の物価安定目標である2%に上昇する可能性が高い一方、長期にわたるデフレ環境下で国民の間に定着
したデフレマインドは予想以上に根強く残っている」と指摘。「強力な金融緩和を粘り強く続けることで今後も経済を支えていく」と表明した。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 03:52:00.34 ID:MTnS9YLF.net
日本の物価、デフレ心理にかかわらず目標に近づきつつある=日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-0126-idJPKBN1FF2AL

[ダボス(スイス) 26日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は26日、スイスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(WEF、ダボス会議)で、
インフレ率が日銀が目標としている2%に達するのを阻む複数の要因が存在しているものの、賃金と物価は緩やかに上昇しており、目標に近づき
つつあるとの認識を示した。

黒田総裁は、国内で根強いデフレマインドがなかなか克服できないことに加え、グローバル化が要因となりインフレが抑制されているとの認識を表
明。このため、日銀は強力な金融緩和を追求することで日本経済、および物価の支援を継続するとの姿勢を示した。

ただ、こうしたなかでも賃金と物価が上昇する兆しは出ているとし、インフレ期待もやや上向いていると指摘。2%としている物価安定目標の達成を
困難にしている多くの要因が存在しているものの、ようやく目標に近づいてきているとの認識を示した。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 06:14:11.95 ID:+ffL0Grw.net
日本株、再び為替連動?―想定外の円高、売り誘う(スクランブル)
2018/01/27 日本経済新聞 朝刊
 日本株市場で外国為替相場の影響が増している。円高・ドル安が急速に進んだのを受け、24〜26日の3日間で日経平均株価は492円下落した。
これまで比較的落ち着いた動きが続き、関心が低かった円相場が急に動き出したため、投資家は神経質になっている。「為替離れした」と言われてき
た日本株だが、再び為替連動になってしまうのか。
 「株と為替とが一緒に動くのは久しぶり」。国内大手証券のトレーダーは26日、株価を見ながらそう話した。昨年後半以降、円安にならなくても日本
株は大きく上昇し「為替離れした」と言われていた。だが、この3日間は円高・株安という従来の関係が戻っている。
 株が為替に大きく反応した理由は2つある。
□   □
 1つは投資家が円高に対して無防備だったことだ。「年初からここまで円高が進むとは思っていなかった」と話すのはりそな銀行の戸田浩司氏。多く
の投資家は「米景気拡大、米金利上昇、円安」を見ており、円高は想定外だった。
 1月中旬ごろに実施したQUICKの月次調査で、今後6カ月で最も注目する株価変動要因に為替動向を挙げた市場関係者の割合はわずか3%だ
った。昨年の円相場はおおむね1ドル=110〜115円の値幅で小動きだったため、為替への関心は後退していた。そこに想定外の円高となり、慌て
て株を売る動きが出た。
 2つ目は利益確定売りの材料にされたこと。日本株は年初から大幅に上昇しており、売るタイミングを見計らっていた投資家も多い。日経平均の構
成銘柄の24〜26日の下落率を見るとSUMCOやソニーなどが上位に入る。為替感応度が高い銘柄というより年初から上昇が目立っていた銘柄だ。
 そもそも日本株が「為替離れ」していたのは、世界経済の拡大で販売量が増え、円安の追い風がなくても増益になるとの見方があったため。今も世
界景気の減速を示すような経済指標は見当たらず、大前提は変わっていない。
 それでも、ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄氏は「短期的に為替に振らされやすくなる」とみる。2017年10〜12月期の決算発表が進行中
だが、市場関係者の視線はすでに来期業績に向いている。円高はアナリスト予想や企業の来期の想定為替レートに影響するため、1ドル=115円
程度を前提に市場が期待する「来期2ケタ増益」のシナリオ見直しが現実味を帯びる。
□   □
 トランプ米大統領は「弱いドル」を否定したものの、円高・ドル安の懸念はなおくすぶる。「トランプ氏は発言がコロコロ変わる人物。あっさり覆す可能
性もあり、とても額面通りに受け取れない」(国内証券)ためだ。
 さらに、「日銀の金融緩和縮小の思惑も根強い」(外資系証券)といい、仕掛け的な円買いも出やすい。約半年間の「なぎ相場」を経て円相場が動き
出した。変動率(ボラティリティー)が高まることへの懸念が強まる。
 年初から順調に上昇してきた日本株。だが、当面は為替にらみの神経質な展開が続きそうだ。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 06:47:27.80 ID:+ffL0Grw.net
日本株ADR26日、買い優勢 LINEとソニーが2%超上昇
2018/01/27 06:22 日経速報ニュース 155文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式市場で主要3指数が過去最高値を更新し、日本株ADRも買われる銘柄が多かった。LINEとソニー
が2%超の大幅高となったほか、トヨタ、NTTドコモやホンダも買われた。
一方、三井住友FGと三菱UFJは下落した。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 06:48:36.61 ID:+ffL0Grw.net
米国株、ダウ続伸で223ドル高 3指数が最高値、インテル10%高
2018/01/27 06:36 日経速報ニュース 1421文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比223ドル92セント(0.8%)高の2万6616ドル71セント
で終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、機関投資家の多くが運用の指標に据えるS&P500種株価指数の主要3指数がそろ
って過去最高値を更新した。四半期決算で業績が好調だった銘柄への物色が相場を押し上げた。経済指標が米景気の拡大基調を示したのも買い
安心感を誘った。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/27(土) 23:24:08.85 ID:y3XQFv+G.net
2%物価目標 「近づいている」 日銀総裁。
2018/01/27 日本経済新聞 夕刊
 【ダボス(スイス東部)=小滝麻理子】世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が4日の日程を終え、26日に閉幕した。最終日の世界経済
に関する討論に参加した日本銀行の黒田東彦総裁は、日銀が掲げる2%の物価上昇目標に「ようやく近づいている」と発言。市場では日銀が金融
緩和政策の正常化に動くとの思惑が広がった。
 黒田氏は日本経済が今後も緩やかな拡大を続けるとの見方を示した。そのうえで「給与が上がり、一部の価格の上昇がすでに始まっている兆候
がある」と指摘。中長期のインフレ期待が高まっていることなども根拠に挙げ、2%の目標達成への自信を示した。
 「日本ではデフレが長く続いており、家計や企業の(物価や賃金は上がらないという)考えを消し去るのは容易ではない」とも発言。目標達成に向
けて金融緩和を粘り強く続けると話した。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/28(日) 07:07:17.63 ID:VfPczsXy.net
日経平均、業績好調でも上値重く―円高圧力、強まる懸念(今週の市場)
2018/01/28 日本経済新聞 朝刊
 日経平均株価の上値が重い。昨年後半は世界の株式相場をけん引する勢いがあったが、今年は一転して出遅れが目立つ。円高・ドル安傾向の
定着が市場で強く意識されるようになってきたからだ。
 米国が「強いドル政策」を変更するとの観測は、トランプ大統領発言でいったん後退した。それでもドル安懸念はくすぶる。野村証券の美和卓チー
フ・エコノミストは「世界景気の同時回復でドルは押し下げられやすい」とみる。
 ドルの総合的な強さを示すドル指数は、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了を決めた2014年10月ごろから急上昇した。当時の世界
経済は米国頼みで、金融政策が正常化に向かい出したとたんにドル買いが膨らんだ。
 今は景気回復の裾野が広がり、日欧も良好だ。原油高で物価上昇の観測も強まってきた。欧州の金融政策の正常化をにらみ、「次に買われる
のはユーロ」との見方が多い。そうなるとユーロ高・ドル安につられて、円も高くなりやすい。投資マネーは資源国や新興国に向かい、先週はドル
全面安の局面があった。
 先進国の株価は為替動向に左右される度合いが大きくなっている。昨年末比の上昇率を比較すると、日経平均は4%高、STOXX欧州600は3
%高。ドル安傾向の米国(ダウ工業株30種平均の7%)のほうが上昇が大きい。
 国内では上場企業の17年4〜12月期決算発表が本格的に始まり、ファナックは26日の発表で18年3月期通期の見通しを上方修正した。
 足元の円相場は、主要企業の今期の想定レート(1ドル=109円)に近づいてきた。1円の円高が純利益に与える影響は0・5%程度とされ、現状
なら今期の2ケタ増益は揺るがない。
 市場の関心はすでに来期業績に向かっている。世界景気の回復を追い風に「高い増益率は18年4〜6月期まで続きそうだ」(三井住友アセットマ
ネジメントの平川康彦シニアファンドマネジャー)が、円高圧力が強まれば利益の「伸びしろ」は小さくなる。
 今週は30日にトランプ大統領による一般教書演説があり、10年で1兆7千億ドル(約185兆円)のインフラ投資に言及する見通し。財政規律や
保護貿易への懸念がドル安を招く可能性がある。31日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)では、景気や物価の判断に関連した文言が修正
されるかが焦点になる。
 ドル安は物価押し上げに働き、FRBに利上げを急がせかねない。株高を保ってきた「適温経済」が崩れるのを投資家は懸念している。米12月の
PCEデフレーター(発表は29日)やユーロ圏の1月消費者物価指数(同31日)、1月の米雇用統計(同2月2日)での賃金伸び率への関心が高い。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/29(月) 06:12:50.37 ID:Hx+Y2Soc.net
マネー向かった先は、銀行、不動産融資、増える、企業、成長投資、伸び悩み(検証マイナス金利)
2018/01/29 日本経済新聞 朝刊

 日銀が国内では初めてのマイナス金利付き量的・質的金融緩和政策の導入を決めて、29日で丸2年となる。緩和マネーを市中に循環させ景気回復
を狙った。マネーは実際、どこに向かったのか。追跡すると、資金需要の偏りという金融緩和だけではいかんともしがたい課題が浮かび上がってきた。
(高見浩輔)
 「実質金利が下がり、投資や消費にプラスに効く」。2016年1月、黒田東彦総裁はマイナス金利政策の導入を決めた金融政策決定会合後の記者会
見で、そう述べた。
 銀行が集めた預金を日銀に預けると、銀行が義務として預けなくてはならない法定準備預金額を超えた分の一部については銀行が日銀に0・1%の
利息を払わねばならなくなった。
 銀行は預金をためこんでも損をしてしまうため、企業への貸し出しなどを増やすようになる。企業が設備投資などをしやすくなり、お金が有効に使われ
る好循環が生まれると期待した。
4%増えたが…
 では銀行の貸出金は増えたのか。伸びはさほど大きいとは言えないが、増えた。メガバンクや地方銀行など国内銀行の17年末時点の貸出金は485
兆円で、2年前に比べ4%増だ。
 ただ、中身をみてみるともくろみとは少し違っている。伸びをけん引しているのは不動産業向け融資。前年比での伸び率について推移をたどってみよう。
 貸し出し全体が年2〜3%の伸びにとどまるなか、不動産業向けはマイナス金利政策後に7%まで上昇。融資全体に占める比率は導入前から1ポイント
上昇し、15%になった。
 マンション建設のほか、不動産取引向けの資金調達も多いとされる。都市未来総合研究所(東京・中央)は、17年度上期(4〜9月)に公表された上場
企業や不動産投資信託(REIT)による国内不動産の売買取引高は1兆8213億円と前年同期比19%増えているという。2半期連続の2ケタ増だ。
 BNPパリバ証券の河野龍太郎氏はこうした傾向について「企業が生産能力を高めて潜在成長率を引き上げるような投資につながっていない」と指摘
する。緩和であふれたマネーが、必ずしも経済の収益性を高める方向に向いているわけではない。
 融資だけでなく、マイナス金利の影響をじかに受ける銀行の資産内容も変わった。
 16年1月末から直近の17年11月までの変化をみると、日銀の当座預金への預け金は68兆円増えて1・4倍になった。
 マイナス金利なのに日銀への預金が増えている。一瞬、意外に感じるが日銀は金融機関の収益などに配慮して当座預金の増加分のうち一定条件を
満たした部分にはマイナス金利を適用しない。メガバンクなどは日銀の利払いがほぼゼロだった。
 銀行が積み上がる当座預金をマイナス金利から守ろうと“抜け穴”を探る動きも目立つ。例えば銀行資産では「債券貸借取引支払い保証金」「コールロ
ーン」といった聞き慣れない資産が5兆円ほど増えた。
金融政策に限界
 現金で当座預金に置くとマイナス金利が発生してしまうという地方銀行や信託銀行が、預金を減らすために短期金融市場でメガバンクなどに資金を渡
しているという。ではメガバンクのお金は一体どこに向かっているのか。
 17年9月末時点で国内銀行の海外支店による貸出金は前年同期比10兆円増の74・7兆円に達した。このうちの多くをメガバンクなど大手銀行が占
めるとみられる。銀行間の過当競争で金利低下が続く日本より、高い成長が見込める海外市場に視線が向く。
 マネーが不動産や海外に向かうのは、国内企業による前向きな資金需要が十分に伸びていないことの裏返しでもある。企業は低金利に慣れてしまった。
 もしここから一段金利が低くなったとしても、国内に中長期的な成長が見込めなければ、企業が金利の低さを動機として資金を調達し、設備投資に資
金を振り向けることはない。マイナス金利後の風景は、金融政策だけでは解決できない日本の課題をより明確に示している。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 01:19:52.97 ID:FcbBEWZF.net
米国株、売り優勢で始まる ダウ42ドル安 金利上昇で、利益確定も
2018/01/29 23:47 日経速報ニュース

米長期金利、一時2.72%に上昇 3年9カ月ぶり、欧州金利上昇で
2018/01/29 23:35 日経速報ニュース

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 02:38:26.84 ID:FcbBEWZF.net
三井住友銀、インドネシア現法と出資先の合併検討発表
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26270350Z20C18A1EE9000/

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 02:43:04.86 ID:FcbBEWZF.net
BTPNと合併検討へ 三井住友銀 相互の顧客基盤活用
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/39933.html

 三井住友銀行は29日、40%資本出資している地場系中堅銀行の国家年金貯蓄銀行(BTPN)と現地法人インドネシア三井住友銀行
の合併を進める検討を開始したと発表した。
 BTPNは全国に広範な支店網を持ち、個人事業主や年金受給者などを顧客地盤としている。三井住友銀行は日系などの企業向けの
融資を手がけ、インフラや国内産業にも注力している。
 統合により資本力を高めると同時に、相互の顧客基盤活用を目指す。
 今後の具体的なスケジュールは明らかにされていない。中央銀行は単独株主の銀行への出資上限を原則40%に設定している。一方
で、健全な財務や企業統治などの条件を満たした場合は40%以上も可能としており、今後協議が続くもよう。
 政府は金融機関の国際競争力を高め事業拡大を助長するために、地場銀行による買収を歓迎する方針を示している。
 三井住友銀行は2013年にBTPNの株式24%を取得、翌14年に追加取得を実施し比率を40%まで上げた。リテール業務のノウハウ
を共有し、16年にはデジタルバンキングサービスを開始させるなど協業を推進。金融業務を全面的に支援してきた。これまでの出資総
額は約1500億円。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 17:08:39.24 ID:ZyHN5RtU.net
キヤノンの17年12月期 純利益61%増 プリンターとデジカメ回復
2018/01/30 16:15 日経速報ニュース 482文字
 キヤノン(7751)が30日発表した2017年12月期の連結業績(米国会計基準)は純利益が前の期比61%増の2419億円だった。レーザープリンターや
カメラ、半導体の露光装置などの販売が回復。採算の良い消耗品も伸び、過去に買収した海外子会社の「のれん」の減損による悪影響を吸収した。
 売上高は20%増の4兆800億円だった。4兆円超えは2008年12月期以来、9年ぶり。複合機などオフィス向けが3%強増加。新製品の投入効果で、
デジタルカメラなど扱う「イメージングシステム」も4%近く伸びた。買収した東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)も増収に貢
献した。営業利益は45%増の3314億円だった。
 18年12月期の売上高は前期比5%増の4兆3000億円、純利益は16%増の2800億円を見込む。記者会見した田中稔三副社長は「医療関連事業な
ど新規事業の伸びがけん引する」と説明した。想定為替レートは1ドル=110円と、前期実績から2円ほど円高水準に置いた。対ユーロでは1ユーロ
=130円と約3円円安に設定した。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 17:10:17.65 ID:ZyHN5RtU.net
株、昨年来の上昇打ち消した2つの懸念
2018/01/30 15:41 日経速報ニュース 1138文字
 30日の東京市場で日経平均株価は5日続落し、前日比337円37銭(1.4%)安の2万3291円97銭で引けた。4日の大発会終値(2万3506円)を下回り
、年初からの上昇分を打ち消した。市場では下離れした日経平均のチャートと、騰勢を強める米長期金利の2つを警戒する動きが広がっている。
 5日続落は昨年11月8〜15日までの6営業日連続以来の長さ。東証1部では全体の8割超が下げる、ほぼ全面安だった。
 多くの市場関係者が午後に入り肝を冷やしたことだろう。日経平均は後場一段安となり、下げ幅は一時400円近くに達した。市場では2万3500円は
心理的な下値のめどであるとともに、チャートでも25日移動平均線が走っている水準。過去約1カ月間で売買した投資家の平均コストとされ、ここを
下回ると損失が生じることになる。30日はあっさりとこの抵抗線を割り込み、さらに個人などの売りが続いた。
 直近で日経平均の終値が25日移動平均線を下回ったのは、米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認定すると伝わった12月6日と7日の
2回だけ。30日はファーストリテイリングやファナックなど値がさ株が一段安となったほか、最新スマートフォン(スマホ)減産が伝わった米アップルに
関連して村田製作所、アルプス電気の下げも目立った。
 米長期金利の動向も気がかりだ。米金利は29日のニューヨーク市場で一時2.72%と約3年9カ月ぶりの水準まで跳ね上がっていた。いったん落ち
着いたかに見えたが、30日の時間外取引では再び2.7%台を付けた。昨年12月は2.3〜2.4%台で推移する場面が多く、このところ上昇ピッチの速さが
指摘されている。
 高金利通貨が買われる法則に従えば本来、米金利高は円安・ドル高をもたらし、日本株にはプラスのはず。しかし、欧州でも金利上昇圧力が今後
強まっていく可能性が高い。「欧州の金利上昇でドル安・ユーロ高が続けば、相対的に対ドルでは円高になる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の
藤戸則弘投資情報部長)との見方がある。午後3時過ぎには1ドル=108円50銭台を付けた。一段の円高が進めば、来期の見通しの増益率が鈍化し
「日経平均は短期的には2万3000円を割る可能性がある」(藤戸氏)という。
 ただ30日は前日に好決算を発表した日立建機が10年ぶりの高値を付けたほか、花王、セコムなど内需株の一角が上昇した。岡三オンライン証券
の伊藤嘉洋チーフストラテジストは「25日移動平均線は上昇基調を続けている。絶好の押し目買いチャンス」と指摘する。明日31日は約370社が決
算を開示し、一つ目の山場を迎える。企業業績がどこまで株価を下支えできるのか相場は分岐点に差し掛かった。

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/30(火) 17:12:05.62 ID:ZyHN5RtU.net
米長期金利に勢い 3年9カ月ぶり2.7% 「インフレ復活」映す
2018/01/30 15:00 日経速報ニュース 1612文字
 【ニューヨーク=大塚節雄】米長期金利の上昇が勢いづいてきた。29日は一時2.7%台と3年9カ月ぶりの水準をつけ、節目の「3%」も意識され始め
た。米物価が停滞から脱し、インフレ率が上向くとの見方が浮上している。ただ米金利上昇は米国債の価格下落を意味し、急激な動きは金融市場の
波乱要因になる。世界同時好況のもと、活況が続く各国株式市場の「アキレスけん」だ。
 米長期金利の指標である10年物国債利回りは昨年末の2.4%から、わずか1カ月で0.3%を超えて上昇(債券価格は下落)した。昨年9月を底に上向
いてはいたが、年末までの上昇幅は0.35%程度。いかに年明け以降の上がり方が急かがわかる。2014年1月の3%という節目も少しずつ近づいてきた。
 世界的な景気拡大に加え米税制改革が決まり、市場で米物価に上昇圧力がかかるという見方が広がり始めたためだ。ドル安や原油高が物価を一
段と押し上げるという思惑のほか、「トランプ米大統領が一般教書演説で大規模なインフラ投資計画を打ち出すことも、債券売り材料」(米調査会社)と
いう。米JPモルガンは最近、年末時点の金利想定を2.7%から2.85%に引き上げた。
 29日は欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めを巡る思惑から欧州債が売られ、米債売りに波及した。その後、昨年12月の米個人消費支出(PCE)
物価指数が発表され、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ目標に掲げる2%にはなお距離がある結果となったが、債券買いの勢いは限られた。これ
は市場のインフレ観測の根強さを示す。
 通常の債券は物価が上がると元本の価値が目減りする。インフレ予想が強まると価格が下がり、利回り(金利)が上がりやすい。これまで米債券市
場では物価停滞が続くとの思惑から、米国債の価格は安定してきた。
 米債券市場のインフレ予想を表す、名目と実質の利回り差をみた「ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)」が市場の変化を如実に示す。
 この先の5年の平均予想インフレ率は昨年11月末の1.7%前後から2.0%程度に高まってきた。期間10年では、1.8%台から2.1%前後に上昇している。
市場は「今後10年をならすと、米国の物価上昇率は2%のインフレ目標を少し上回って推移する」とみていることになる。
 金利上昇は米経済の強さや減税効果を反映し、FRBの利上げ継続に正当性を与える前向きな面もある。問題は、金利の上昇(債券価格の下落)の
勢いが急だと、世界の市場に様々な副作用をもたらしかねないことだ。
 13年には当時のバーナンキFRB議長が量的緩和の縮小を示唆し、米長期金利が1.6%台から3%超まで急伸。世界の金融市場が混乱した。
 株式投資の運用収益は長期金利が基準になるため、低金利が高い株価を許容してきた。金利の上昇は株の割高感を強める方向に作用し、短期的
には株式売りの要因になる。29日の米株式相場は金利上昇を受けて下落した。減税やテコに、企業が利益の高い伸びを実現できるかが問われる。
 基軸通貨国の最も基本的な資産である米国債は、国際的な資金運用のいわば「主食」。米国債を大量に抱える邦銀を含め、保有する米国債に含み
損を抱えると、世界の投資家に打撃となる。
 ドルの金利が上がれば、新興国が多く抱えるドル建ての債務の返済負担も重くなる。足元はドル安が影響を相殺しているが、ドルが上昇に転じた場
合、米国内外の投資家が政治変動などのリスクの高い新興国から資金を引き揚げ、米国債投資に回す可能性がある。
 需給の不安もつきまとう。FRBは昨年10月、大量に抱える米国債を段階的に減らす資産規模の縮小に動き出した。半面、減税の影響で米連邦政府
の歳出が減り、米国債の発行が増える懸念がある。米金利は「中国政府が米国債の購入を減らす」との報道で一時、急伸した。中国当局は否定した
が、市場は巨大な買い手が細るリスクに敏感にならざるを得ない。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 06:04:42.10 ID:L8FOpD6D.net
適温相場に変化の兆し、日米で金利上昇、株安進む、ドル安・原油高が起点に。
2018/01/31 日本経済新聞 朝刊

 好景気のなかで低金利が続いて株高を支える「適温相場」に変化の兆しが出てきた。米インフレ期待の高まりで米長期金利が足元で急上昇。日本
の長期金利にも波及し、日米で株安が進行した。米長期金利上昇は資産運用の基本となる米国債の価格下落を意味し、急激な変化は金融市場の
波乱要因になる。
 29日の欧米市場では欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めを巡る思惑から欧州債が売られ、米債売りにつながった。米10年物国債利回りは一時
2・7%台と2014年4月以来およそ3年9カ月ぶりの高水準をつけた。
 30日には欧米の金利上昇が日本にも波及。国内債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時0・095%と、17年7月以来
、約半年ぶりの高水準を付けた。
物価に上昇圧力
 なぜ米長期金利は上昇したのか。みずほ証券の上野泰也氏は「米金利の上昇はドル安が起点」と指摘する。日欧の金融正常化が早まるとの観測
が強まり、ドルが円やユーロに対して売られやすくなっている。
 ドルの総合的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は約3年ぶりの低い水準にある。対円では1ドル=108円台後半と年
初から4円ほど円高・ドル安が進んだ。
 原油も石油輸出国機構(OPEC)の協調減産で在庫が減るなか、世界的な好況で需要が上振れするとの期待が拡大。WTI(ウエスト・テキサス・イ
ンターミディエート)先物は年初比1割高い。上野氏は「足元のドル安、原油高はいずれも米国のインフレ圧力を高める方向に働く」と話す。ドル安は
輸入物価の上昇などを通じ物価を押し上げる圧力になる。
 米国で物価が上がっていくとの期待が広がれば、物価上昇で実質的な価値が下がる米国債が売られ、金利が上昇しやすくなる。米国経済は好調
で「トランプ米大統領が大規模なインフラ投資計画を打ち出すことも債券売り材料」(米調査会社)との指摘もある。
金相場にも波及
 さらに米国債の最大の買い手である中国が購入を減らすとの観測も浮上する。米JPモルガンは最近、年末時点の金利想定を2・7%から2・85%
に上げている。
 金利上昇は米経済の強さを反映するが、上昇の勢いが急だと世界の市場を不安定にしかねない。通常、米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大
するとより金利の高い米国に資金が流れて、ドル高・円安の流れができるが、今の相場の動きは正反対だ。あおぞら銀行の諸我晃氏は「米国の保護
主義懸念や日欧の金融政策の正常化観測で投機筋を中心にドル売りに傾いている」と指摘する。
 基軸通貨国の国債は国際的な運用で、最も基本的な資産となる。米国債を多く持つ邦銀を含め、米国債に含み損を抱えると、世界の投資家に打撃
を与える。国内の機関投資家からは「米債は売りを検討する局面だが、次の投資先がない」(大手生保)との声も出る。
 米金利が上昇してもドル安が続く異例の環境下で上昇しているのは金だ。金は指標のニューヨーク先物が1トロイオンス1330ドル台と17年12月に
つけた安値から1割上昇した。金はドルの代替通貨とされ、逆の値動きをしやすい。市場では「ドルの動向次第では1400ドルも視野に入る」との見方
もある。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 06:09:25.34 ID:L8FOpD6D.net
好調キヤノン、やっぱりカメラ、前期61%増益、今期も2ケタ増、新分野は育成途上(ビジネスTODAY)
2018/01/31 日本経済新聞 朝刊
 キヤノンが30日発表した2017年12月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前の期比61%増の2419億円と3期ぶりに最終増益を確保し
た。今期も16%増益を見込むが、けん引役は不振をようやく脱したカメラと複合機。「成長4本柱」と位置付ける医療や商業印刷といった新規分野は
なお育成途上だ。
 「新規事業拡大の土台を築けた」。30日、都内で記者会見したキヤノンの田中稔三副社長は前期の決算をこう振り返った。売上高は前の期から20
%増え、9年ぶりに4兆円を突破した。期中には3度、業績予想を上方修正。その要因となったのが、「想定外の伸び」と評すデジタルカメラと複合機
の復調だ。御手洗冨士夫会長は「カメラ・複合機の現行事業がしっかりと役割を果たしてくれた」という。
 デジカメと複合機はかつてキヤノンの売上高のほぼ9割を占めた事業の両輪。だが、スマートフォン(スマホ)の普及などの逆風を受けて市場が縮
み、キヤノンの業績も落ち込んだ。
 「もう伸びは期待できない」との声が多いなか、インスタ映えの追い風で17年のデジカメ市場は5年ぶりに前年比プラスに転換。キヤノンもミラーレ
スの販売好調で減少一途だった部門の営業利益が22%増えた。想定外の好調に一時は製品の供給が追いつかなくなるほどで、主力生産拠点の
長崎工場では今も増産対応に追われている。複合機も業績不振の競合の間隙を突いてカラー機種を拡充し、中小オフィスへの販売を増やした。
 18年は「少し慎重にみている」(田中氏)とするものの、両事業で連結調整前の営業利益の8割以上を稼ぐ構図は前期と変わらない。
 ただ、キヤノンがこの10年進めてきたのは、むしろカメラ・複合機依存からの脱却だ。M&A(合併・買収)に計1兆円を投じ、成長分野と位置づける
医療や商業印刷、ネットワークカメラの企業を次々に買収した。実際、前期は売上高に占める新規事業の比率が24%と過去最高になった。しかし、
営業利益の比率はまだ2割弱。「利益貢献してきたといえるには3割にまで高める必要がある」(外資系証券のアナリスト)との声もある。
 30日には商業印刷事業で339億円の減損損失を計上すると発表。約1千億円でオランダのオセ社を買収して7年たった今もシナジーは薄く、田中
氏は「今後3年は積極的に研究開発投資をしていく」とてこ入れを進める考えだ。16年12月に6655億円で買収した東芝メディカルシステムズ(キヤ
ノンメディカルシステムズ)も今春にはキヤノンの画像技術などを搭載した新製品を出す。
 御手洗氏は「第3の柱の育成を急がなければ」と強調する。デジカメの追い風がいつまでも続く保証はなく、複合機は市場が縮む流れにある。変身
に時間をかけている余裕はない。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 06:14:34.35 ID:L8FOpD6D.net
1株配当を手がかりに―企業統治改革、高まる期待(スクランブル)
2018/01/31 日本経済新聞 朝刊
 見通しが振れる「1株利益」から着実に伸びる「1株配当金」へ――。市場の視線が移り始めた。円高で利益成長のペースに鈍化懸念が出る一方
で、企業統治改革を背景に株主還元を重視する流れは変わらないとみられているためだ。米長期金利の上昇は本来、配当利回り株には逆風だが、
配当成長への期待が相場の下支え役になりそうだ。
 日経平均株価が前日比337円(1・4%)下げた30日の相場で光ったのが前日に決算発表した松井証券だ。前日比0・8%高と逆行高で、昨年来
高値を更新した。野村ホールディングス(1・4%安)や大和証券グループ本社(1・6%安)など、他の証券株とは対照的な動きとなった。
 松井株を押し上げたのが配当性向の上昇だ。松井の配当性向は上期の78%に対し下期は96%。アナリスト予想の平均(通期80%)を上回り、J
Pモルガン証券は目標株価を1000円から1100円に引き上げた。
□   □
 日経平均が23日に2万4000円を超えるまでの株高局面では、過去最高を更新し続ける1株利益(29日時点で1525円)の成長が手掛かりとなっ
た。ただ円高で業績の先行きに慎重になる企業が増え、楽観論は修正を迫られている。
 代わりに関心が高まったのが1株配当金だ。アセットマネジメントOneによると、配当実績からはじき出した日経平均採用銘柄の「1株配当金」は97
年末に91円だったが、17年末には364円と4倍超になった。30日は配当性向50%への引き上げを掲げるショーボンドホールディングスが午後に上
げ幅を広げ、終値は2%高。昨年末比では11%高と日経平均の上昇率(2%)を上回る。
 業績を上回る配当の増額期待を支えるのが、日本企業の企業統治改革への積極姿勢だ。日米株に詳しい三浦洋平氏によれば13年3月期に49%
の東証上場企業の配当性向の平均は17年3月期に59%に上昇し、S&P500種株価指数(57%)を上回った。三浦氏は「使わないお金を株主に
返す動きはさらに強まる」と話す。
□   □
 「新債券王」の異名を持つ米投資家、ジェフリー・ガンドラック氏の説では米長期金利が2・63%を超えると金利上昇が加速する。29日は一時、2・
7%を突破し懸念が高まった。本来、金利上昇は配当利回り株の魅力を下げる。それでも配当期待の高い銘柄に資金が集まるのは「金利上昇は短
期的と考える投資家が守りの投資をしている」(アセマネOneの鴨下健ファンドマネジャー)ためだ。
 17年度上期に高配当株を中心に日本株に500億円を投じた、かんぽ生命保険の立花淳常務執行役は「下期は株価の値上がり益より配当の増
加率に着目して投資したい」と話す。
 海外投資家も同調する。三菱UFJモルガン・スタンレー証券によれば、配当重視の世界ファンドの日本株組み入れ比率は14年末の2%強から5%
前後に上昇した。芳賀沼千里チーフストラテジストは「配当成長を重視する海外投資家の投資候補リストに日本株が入り始めた」とみる。日経平均は
5日続落したが、下値を拾う投資家は存在する。
(関口慶太)
【表】配当の増額期待が高い銘柄は株価が上昇   
〓〓 単位%、▲はマイナス、※は昨年来高値。下段は配当の目標など 〓〓 
企業名 前日比騰落率 昨年末比騰落率 
ショーボンド※ 2.1 11.1 
21年6月期に配当性向50%目標   
松 井※ 0.8 8.1 
18年3月期の配当性向が予想を上回る   
レオパレス 0.8 3.9 
20年3月期に総還元性向50%   
ゴルドウイン ▲1.9 27.7 
21年3月期に配当性向を25%に上げ   
日経平均株価 ▲1.4 2.3

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 06:37:02.75 ID:7pDpKYXw.net
日本株ADR30日、売り優勢 オリックスや三井住友FGが下落
2018/01/31 06:24 日経速報ニュース 206文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】30日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の日米株式相場がともに下落し、日本株ADRにも売りが及んだ。オリックスが2%強下げた。
東京市場の取引終了後に発表した決算は増収増益だったが、通期の見通しを据え置いた。
三井住友FGと三菱UFJ、野村が下落したほか、京セラとソニーも売られた。
一方、決算が増収増益だったキヤノンは2%上昇。NTTドコモも上げた。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 06:38:37.46 ID:7pDpKYXw.net
米国株、ダウ続落、長期金利上昇を警戒 原油安も重荷
2018/01/31 06:19 日経速報ニュース 556文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比362ドル59セント安の2万6076ドル89セント(速報値)で
終えた。昨年5月17日以来の下げ幅。米長期金利の上昇を受け、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。原油安も相場の重荷だった。週内
に注目度の高い企業の決算発表が相次ぐこともあって、目先の利益確定を目的とした売りが出やすかった。
 米長期金利の指標となる10年物国債の利回りは一時2.73%まで上昇(債券価格は下落)した。足元でじりじりと金利が上昇していることを受けて、警
戒感から幅広い銘柄に売りが広がった。ダウ平均は下げ幅を一時411ドルあまりまで広げた。
 原油先物相場の下落を受けてエネルギー関連銘柄への売りも目立った。アマゾン・ドット・コムなど大手3社が共同で従業員向けのヘルスケアサー
ビスを手掛ける新会社を設立すると30日発表し、競争激化の懸念が広がったヘルスケア関連株が軒並み下げて相場の重荷となった。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落し、同64.023ポイント安の7402.482(速報値)で終えた。マイクロソフト、アップル、アルファベッ
ト(グーグル)など主力株が売られたほか、ヘルスケア関連株や半導体株などへの売りも目立った。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 12:46:05.71 ID:whFS4X4I.net
そろり動いた日銀 市場につかの間の安心
2018/01/31 12:40 日経速報ニュース 1309文字
 日銀が市場の懸念払拭にそろりと動いた。31日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で残存期間「3年超5年以下」の国債の買い入れ額を半年ぶり
に増やした。これを受けて、長期金利はわずかに低下、対ドルの円相場も一瞬だけ円安・ドル高に反応した。ただ、9日に超長期債の買い入れを減額
して、急速な円高・ドル安を招いたときに比べると反応は限定的で、つかの間の安心にすぎない。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 16:39:11.33 ID:0xC9aVKC.net
みずほFGの4〜12月期、純利益6%減 債券取引の収益悪化
2018/01/31 16:30 日経速報ニュース
 みずほフィナンシャルグループ(8411)が31日発表した2017年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%減の4757億円だった。
M&A(合併・買収)仲介などの非金利業務での利益は増加したものの。債券売買といった市場取引の収益悪化を補いきれず、減益となった。
 本業のもうけを示す実質業務純益(2行合算ベース)は30%減の2593億円だった。
 18年3月期通期の純利益は前期比9%減の5500億円とした従来予想を据え置いた。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 16:42:49.90 ID:0xC9aVKC.net
みずほFGの4〜12月期、連結最終益4757億円 前年同期は5046億円の黒字
2018/01/31 16:00 日経速報ニュース
みずほフィナンシャルグループ(8411)
前4〜12 今4〜12 通期予想
経常収益 23,956 26,741 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 575,783 644,556 ―
最終利益 504,655 475,703 550,000
1株利益 19.97 18.75 21.68
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 18:19:50.75 ID:9sKd81jA.net
三井住友FGの4〜12月期、連結最終益6481億円 前年同期は5446億円の黒字
2018/01/31 17:30 日経速報ニュース
三井住友フィナンシャルグループ(8316)
前4〜12 今4〜12 通期予想
経常収益 37,575 42,631 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 813,309 959,534 ―
最終利益 544,679 648,125 630,000
1株利益 398.38 459.53 446.64
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

三井住友FGの4〜12月期、純利益19%増 保有株式売却益が寄与
2018/01/31 18:04 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が31日発表した2017年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比19%増の6481億円だった。
政策保有株の売却益の増加が寄与した。株高でグループの証券業務が好調だったことも収益を押し上げた。
 本業のもうけを示す業務純益(単体ベース)は31%減の4558億円。国内の預貸金利ざやの縮小で中核の貸出業務が低調だったことに加え、
債券取引での収益減が影響した。
 通期の業績については、純利益が前期比11%減の6300億円とした従来予想を据え置いた。1株当たりの期末配当も従来予想と同じ80円とした。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 22:11:29.21 ID:j0gjjcMb.net
三井住友F:10−12月純利益2279億円に増加−手数料収入が貢献
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-31/P3E9AV6KLVRS01

 三井住友フィナンシャルグループの10−12月期の連結純利益は前年同期比23%増の2279億円となった。手数料ビジネスの伸びが収益押し上げ
に貢献した。
 31日に開示された4ー12月期決算を基にブルームバーグが算出した。預貸利ざやによる資金利益は同4.5%減とマイナス金利の影響を受けたまま
だが、手数料による役務取引利益は同9.3%増となった。4−12月期ではリテール部門、国際事業部門がトップラインをけん引。純利益が6481億円と
通期目標の6300億円を上回ったが修正しなかった。現時点で業績の下振れとなるリスク要因は想定していないが、業務環境が変化する可能性を考
慮したと説明している。
 国際資本規制「バーゼル3」の最終的な枠組みが決まったことを踏まえて、新たな資本政策を5月に発表する予定であることも明らかにした。
 ムーディーズ・ジャパンの佐藤俊作シニアクレジットオフィサーは、三井住友Fはみずほフィナンシャルグループと比較して銀行の本業である利ざや
が得られるビジネスモデルとなっており、株式売却に頼っていないと評価できるとコメントした。
 31日にみずほFGが発表した10−12月期の連結純利益は、与信関係費用の戻し入れや株式関係損益が寄与し、前年同期比8.6%増の1591億円だ
った。三菱UFJフィナンシャル・グループは2月2日に4−12月期の業績を発表する。

 10−12月決算主要項目:
・資金利益は4.5%減の3427億円
・役務取引等利益は9.3%増の2938億円
・国債売買益を含むその他業務利益は2.8%増の817億円
・株式関係損益は54%増の375億円
・与信関係費用は178億円

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 22:16:43.31 ID:j0gjjcMb.net
みずほFG:10−12月期純利益1591億円に増加−与信費用など寄与
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-31/P3CYHG6TTDS201

 みずほフィナンシャルグループの10−12月期の連結純利益は前年同期比8.6%増の1591億円となった。与信関係費用の戻し入れや、株式関係損
益が純利益押し上げに寄与した。
 31日に開示された4−12月期決算を基にブルームバーグが算出した。通期予想は5500億円に据え置いた。10−12月期の株式関係損益が前年同
期比6.8%増の822億円となったほか、与信関係費用は前年の76億円の費用発生から413億円の戻し入れとなり純利益を押し上げた。下期に入り非
金利収支を中心に顧客部門収益は改善した。4−12月期純利益の通期予想に対する進捗率は86%だった。

 純利益は前年比プラスに回復
与信関係費用の戻入や株式関係損益が寄与

出所:みずほ発表決算資料

 ムーディーズ・ジャパンの佐藤俊作シニアクレジットオフィサーは、4−12月期では依然純利益が前年同期比マイナスだと指摘した上で、「業績不
振だった上期に比べれば、幾分回復を見せている」とコメントした。

  みずほFGは15日、現みずほ証券の坂井辰史社長(58)がFGの社長に就任する人事を発表。坂井氏は、「足元の基礎的収益力低下への対応が
課題になる」と述べるとともに、コスト削減だけでなくトップラインの強化、新収益モデルの創出が必要だとの認識を示していた。

 10−12月決算主要項目:
・資金利益は7.4%減の1913億円
・?役務取引等利益は20%増の1673億円
・?国債売買益を含むその他業務利益は48%減の436億円
・?株式関係損益は6.8%増の822億円
・与信関係費用は413億円の戻し入れ

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 03:06:50.70 ID:sJpHMZDw.net
仮想通貨流出、メガバンクにも打撃 「銀行とは別物」火消しに躍起、普及遅れ懸念 (1/2ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180130/bse1801300500001-n1.htm
2018.1.30 06:13

 仮想通貨取引所の運営大手コインチェックの巨額資金流出問題は、仮想通貨の発行を目指すメガバンクにとってマイナスイメージにつながりかね
ず、担当者は「銀行の構想とは別物だ」と火消しに走っている。投機対象として注目を集める仮想通貨だが、本来は広く一般の決済などに活用されな
ければ意味がなく、今回の騒動が普及の遅れにつながる懸念も出始めている。

 仮想通貨のメリットについて大和総研の矢作大祐研究員は「決済や送金の手数料が大幅に安くなることだ」と語る。例えば海外に10万円を送金す
る場合、銀行を使うと3000〜6000円の手数料が発生する。決済システムに莫大(ばくだい)な費用がかかるためだが、仮想通貨は複数のコンピュ
ーターが取引の記録を同時に管理する「ブロックチェーン技術」を活用するため、巨大サーバーを持つ必要がなく、送金手数料を安くできるのだという。
 ただ、現状で取引されている仮想通貨の多くは価格変動が激しく、投機対象としての要素が強い。手数料のメリットは一夜にして吹き飛ぶ可能性も
あり、あるメガバンクの幹部は「通常の決済にはとてもじゃないが使えない」と語る。そこで各行が検討しているのが、価格変動がないか、限定的な仮
想通貨の発行だ。

 最も先行しているのが三菱東京UFJ銀行。同行が発行を目指すのは「MUFGコイン」で、銀行口座のお金を「1MUFGコイン=1円」で交換して使
う。すでに昨年から行内で実証実験を行っており、1、2年以内に一般向けに投入したい考えだ。
 仮想通貨が浸透すれば、構造改革を迫られる各行にとってもATM(現金自動預払機)の数を削減できるほか、システムの維持費が軽くできる。利
用者の購入履歴や送金情報を活用し、新たなビジネスに結びつけられる可能性もある。
 そのため、三井住友銀行も行内の売店で仮想通貨の実証実験を実施。みずほフィナンシャルグループも仮想通貨の研究を行いつつ、キャッシュレ
ス時代に備え「Jコイン」という電子マネーを開発。東京五輪パラリンピックが開かれる2020年度中の本格展開を目指している。
 そんな最中に発生した不祥事に、あるメガバンクの担当者は「仮想通貨のイメージ悪化は避けられない」と嘆く。一般への普及はさらに遠のいたとい
えそうだ。
            ◇

 ■3メガバンクの仮想通貨構想

 名称(仮称)         特徴

 ●三菱UFJ MUFGコイン ブロックチェーン技術を使った仮想通貨。1MUFGコイン=1円で想定

 ●三井住友 未定       ブロックチェーン技術を使った新通貨。行内の売店で実証実験済み

 ●みずほ Jコイン      1Jコイン=1円として使う電子マネー。3月にも実証実験を開始。仮想通貨は他行の動向を注視

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 07:04:34.17 ID:3nV07qhV.net
大手銀、体力低下鮮明に、4〜12月決算、貸出金利1%割れ、収益源多様化など急務(検証マイナス金利)
2018/02/01 日本経済新聞 朝刊

 日銀がマイナス金利政策を導入して2月で丸2年になる。金融機関の経営を一時圧迫してでも企業の資金需要を喚起し、デフレ脱却につなげること
を目指したが、長期戦に突入。平均の貸出金利は1%割れが定着し、預金と貸出金の金利差からくる利益は2年間で14%減った。大手銀の2017年
4〜12月期の決算は基礎体力の低下を色濃く映す内容となった。
 みずほフィナンシャルグループ(FG)が31日発表した預金と貸出金の利ざやという本丸の収入が主体の資金利益(みずほ銀行とみずほ信託銀行の
合算)は5%減の5264億円だった。預金利回りはほぼゼロ%なのに対し、国内の貸出金の利回りは下げ止まっていない。
 みずほFGのほか、同日決算発表した三井住友FG、三井住友トラスト・ホールディングス、りそなホールディングスの4社のうち資金利益が前年同期
に比べて増えたのはりそなだけ。4社合計の資金利益は1兆6400億円で、マイナス金利政策導入前の15年4〜12月期から14%減った。経費など
を除いた実質業務純益はこの2年間で28%も減った。
 相場環境で大きく振れる投資信託の窓口販売などの手数料収入と違い、資金利益は貸出業務から得られる銀行にとって基礎的な利益だ。全国銀
行協会によると貸出金はマイナス金利政策の導入前から4%増えたが、お金の「値段」である貸出金利は低下。日銀によると貸出約定平均金利は20
16年12月に初めて1%を割り込んでから、低下に歯止めがかかっていない。
 銀行と企業の貸出契約は2〜3年ごとに更新するのが一般的だ。マイナス金利政策の導入から2年が経過したことを考えると、高い金利での貸し出
しの多くが「マイナス金利時代」の契約に切り替わっており、時間が経過するほど銀行収益へのインパクトは大きくなる。「銀行だけ課税されているよう
なものだ」(メガバンク幹部)
 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は年頭の賀詞交換会で「昨年は銀行界にとっては長引く超低金利環境下
で厳しさが増す一年だった」とチクリ。一方、日銀の黒田東彦総裁は「デフレ心理はなかなか解けない。当分、粘り強く金融緩和を続けていかなければ
ならない」と応じて笑いを誘った。
 マイナス金利が金融機関の体力を奪っているのは事実だが、人口減少や少子高齢化が続くなかで、預金と貸出金の利ざやに頼った事業モデルは
転換を迫られている。マイナス金利を奇貨として、経営合理化や収益源の多様化といった構造改革を進められるかが、今後の収益力を左右する。
     ◇     
 3年目を迎えるマイナス金利政策の現在を検証する。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 07:09:41.61 ID:3nV07qhV.net
日本株ADR31日、売り優勢 オリックスとLINEが大幅安
2018/02/01 06:15 日経速報ニュース 158文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】1月31日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
日の日経平均株価は6日続落し、日本株ADRも売られる銘柄が多かった。オリックスとLINEが2%台の下げ
となり、NTTドコモ、ホンダ、トヨタの下げも目立った。
一方、ソニーが1%強上昇し、野村やみずほFGも上げた。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 07:10:40.84 ID:3nV07qhV.net
米国株、ダウ反発し72ドル高、FOMC後は一時下げに転じる
2018/02/01 06:55 日経速報ニュース 1133文字
【NQNニューヨーク=川内資子】1月31日の米株式相場は3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比72ドル50セント(0.3%)高の2万61
49ドル39セントで終えた。好決算を発表した航空機のボーイングが大きく上昇し、ダウ平均を押し上げた。ただ、午後の米連邦公開市場委員会(FOM
C)の結果発表後に米長期金利が上昇すると、ダウ平均は小幅安に転じる場面もあった。
 ボーイングは市場予想を上回る四半期決算と通期予想を発表し、株価は4.9%上昇した。1銘柄でダウ平均を114ドルあまり押し上げた。同社を除け
ばダウ平均はマイナスだった。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 10:32:45.10 ID:yYq6LGAn.net
8316 三井住友
配信日時 2018/02/01 09:42:00 配信時価格[円] 5,002 前日比 +124
詳細 FOMCでは大方の予想通り、政策金利が据え置かれた。18年の利上げ継続方針が維持され、3月の利上げが確実視されている。
これを手掛かりに金融セクターへの物色が意識される。足元で調整が続いているが、昨年末の直近安値水準まで下げており、自律反
発狙いの買いも意識されやすい。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 11:30:07.79 ID:DL4eJDTk.net
<東証>三井住友FGが5%高 4〜12月の増益を好感
2018/02/01 11:22 日経速報ニュース
(11時20分、コード8316)7営業日ぶりに反発している。一時、前日比261円(5.4%)高い5139円に上げた。
政策保有株の売却益で2017年4〜12月期の連結純利益が前年同期比19%増えたと1月31日に発表。
好業績を評価した買いが広がった。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 12:06:48.68 ID:DL4eJDTk.net
三井住友などメガバンクが大幅反発、米長期金利の上昇を好感◇
2018/02/01(11:05)

 三井住友などメガバンクが大幅反発、米長期金利の上昇を好感◇  三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャル
グループ<8411.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>といったメガバンクが大幅反発。三井住友は一時前日に比べ4%高となり、
7日ぶりに値を上げている。
 31日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、利上げに前向きなややタカ派寄りの内容だったとの見方から米10年
債利回りは一時2.75%と3年10カ月ぶりの水準に上昇した。これを受け、三井住友など大手銀行には利ザヤ改善による業績拡大期待が
膨らんだ。なお、31日に発表された三井住友の第3四半期(17年4〜12月)の連結純利益は前年同期比19%増の6481億2500万円、
みずほは同6%減の4757億300万円だった。三菱UFJの決算は2日に予定されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 13:37:51.50 ID:SlrYU4de.net
株、20カ月連続の月初高へ 銀行上昇で悲観ムード後退
2018/02/01 12:29 日経速報ニュース
 1日午前の日経平均株価は前日比295円高の2万3393円だった。上げ幅は一時300円を超え、前日まで6日続落したなかで強まった悲観のムード
は後退した。このまま終えれば、月の第一営業日の上昇は今月で20カ月連続となる。前月末まで下げの目立った銀行株が上昇した恩恵が大きい。
業績発表を受けた買い安心感や、世界的な金利上昇で収益が改善するとの期待が出ている。

 三井住友FG(8316)は一時5%高となった。31日に発表した17年4〜12月期の連結純利益は政策保有株の売却益などで前年同期に比べ19%増え
、好感された。今期の純利益見通しを引き上げたりそなHD(8308)も高い。決算発表を2日に控える三菱UFJも前日比4%以上上昇するなど、銀行
株全体に買いが広がった。
 新生銀(8303)は31日、発行済み株式総数の3.86%にあたる1000万株を上限とする自社株買いを発表した。東京国税局から更正処分を受ける可能
性を示して株価は軟調だが、銀行業で株主還元に対する前向きな姿勢を示した。昨年12月に国際展開する大手銀行の健全性を担保する新資本規
制「バーゼル3」の大枠が決まった。国内大手の金融機関は自己資本水準に問題がなく、株主還元に動きやすくなる。

 国内金利も上昇し始めている。世界金利の上昇を背景に、金利を低く抑える日銀の政策も年末までには変更を余儀なくされるとの見方が出ている。
31日までに開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融政策の現状維持が決まったものの、3月の利上げ観測を背景に米国の長期金利は
3年10カ月ぶりの高水準にある。
 貸出金利の基準となる東京銀行間取引金利(TIBOR)1カ月物は1月10日に0.01%(1ベーシスポイント)上昇し、16年4月以来の高水準が続く。「メ
ガバンクはTIBOR0.01%の上昇で、約20億円の純利益押し上げ要因となる」(マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリスト)といい、銀行株には利ざ
や改善期待も高まり始めた。

 1月31日の日経平均の終値は2万3098円と今年の安値水準近くに下落したものの、きょうの大幅反発で「2万3000円の節目での底堅さを確認でき
た」(ニッセイアセットマネジメントの吉野貴晶・投資工学開発センター長)との声も聞かれた。
 もっとも、日経平均が昨年来高値を付けた23日以降、銀行株は下げがきつく、反動が出やすかった側面は否めない。三菱UFJ(8306)の31日まで
の下落率は7.4%と、日経平均の下げ(4.3%)を上回っていた。

 「成長の描けない銀行株は相場の下落局面で真っ先に外国人の売りの対象になった」。大和住銀投信投資顧問の門司総一郎・経済調査部部長
はこう指摘する。時価総額が大きい銀行株の上昇が今後の相場の押し上げ役となるかに市場は高い関心を寄せている。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 13:55:24.15 ID:SlrYU4de.net
みずほFG、17年4〜12月期5.7%減益
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180201/bse1802010500004-n1.htm
2018.2.1 05:00
 みずほフィナンシャルグループが31日発表した2017年4〜12月期連結決算は、最終利益が前年同期比5.7%減の4757億円となった。
債券などを取引する市場部門が苦戦。日銀の大規模金融緩和に伴って、融資の利ざやが縮小したことも響いた。一方、貸し倒れへの備えと
して積み立てていた引当金の戻り益や、保有株式の売却益が収益を下支えした。18年3月期の最終利益予想は8.8%減の5500億円を据え
置いた。


三井住友FG、17年4〜12月期19%増益
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180201/bse1802010500003-n1.htm
2018.2.1 05:00
 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が31日に発表した2017年4〜12月期連結決算は、最終利益が前年同期比19.0%増の6481億円
だった。傘下のSMBC日興証券で株高に伴って運用商品の販売が好調だった。保有株式の売却益も収益を押し上げた。
 18年3月期の最終利益予想は6300億円。4〜12月期ですでに上回ったが、従来予想を据え置いた。三井住友FGは「不透明な経営環境が続
くため」と説明している。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 14:34:35.89 ID:SlrYU4de.net
日本株は反発へ、米景気良好と円安−輸出関連や金融株に買い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-31/P3FYMV6K50XS01

米FOMCはFF金利目標を維持、利上げ継続方針を強調
ドル・円相場は1ドル=109円10−20銭台、前日からドル高・円安

 1日の東京株式相場は反発する見込み。米国の連邦公開市場委員会(FOMC)や経済指標を受けて景気に楽観的な見方が広がり、為替相場の
円安進行も業績に対する安心感をもたらす。自動車や精密機器、電機など輸出関連株のほか、好決算を発表した任天堂、コマツなど機械株、金融
株が買われそうだ。
 野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「FOMCは自然体で3月の利上げを示唆し、景気の良さに自信を示した。
金融政策もブレーキペダルに足を掛けるのではなく、アクセルを緩める程度で株式市場にとって良い環境は続く」と分析。米雇用者数の増加も「景気
面での安心感につながり、週末発表の雇用統計への期待を高めることになった」と述べた。
  米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の1月31日清算値は2万3260円と、大阪取引所の通常取引終値(2万3090円)に比べ170円
高。きょう上昇すれば日経平均株価は7日ぶり、TOPIXは3日ぶりの反発となる。

 FOMCは1月30、31日の定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を1.25−1.5%のレンジで維持することを決定した。FOMCは利上げを
継続していく方針も強調し、パウエル次期議長の下で3月に利上げを実施する土台を作った。けさの為替市場でドル・円相場は1ドル=109円20銭付
近と、前日の日本株終値時点の108円70銭からドル高・円安で推移している。

  給与明細書作成代行会社の米ADPリサーチ・インスティテュートが31日に発表した1月の米民間部門雇用者数は23万4000人増と、市場予想の
18万5000人増を上回った。2日に発表される米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比18万人増と前月の14万8000人増から伸び拡大が見込
まれており、堅調な米景気を確認できそうだ。

  31日の米国株は3日ぶりに反発。S&P500種株価指数の終値は前日比0.05%高の2823.81、ダウ工業株30種平均は0.3%高の26149.39ドル。米1
0年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.71%程度となった。
  野村証の若生氏は「ここ数日は米長期金利の上昇が株式相場にマイナスに効いていたが、2.7%水準になったからといって景気が悪くなったり企
業業績がピークアウトするわけではなく、ファンダメンタルズが変わる話ではない」と指摘。きょうは為替相場で円高傾向が一服したことから「輸出関
連を中心に買い戻しが期待できる」と話した。
  31日に決算を発表した企業の中では、2018年3月期の営業利益計画を1600億円(市場予想1463億円)に上方修正した任天堂、17年10−12月期
営業利益が756億円と市場予想を上回ったコマツが上昇する公算がある。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 21:56:29.14 ID:PW7rHWkZ.net
株、個人「順張り」姿勢強める 信用取引の買越額2年ぶり大きさ
2018/02/01 21:31 日経速報ニュース 1054文字
 個人投資家が「順張り」の構えを強めている。東京証券取引所によると、1月第4週(22〜26日)に個人は信用取引で1672億円を買い越した。買越
額は2016年1月以来、約2年ぶりの大きさだ。これまで個人は株価が上がると売り、下がると買う「逆張り」の傾向が強いとされてきたが、好調な企業
業績などを支えに株高が今後も続くとみて、投資姿勢を切り替えつつあるようだ。
 東証が1日に発表した投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場、1.2部と新興市場の合計)によると、個人の信用取引は買いが2兆4144億円
にのぼった一方、売りは2兆2471億円にとどまった。買い越しは3週連続。17年11月第1週以降の約3カ月間で売り越しになったのは1週だけで、同
期間の累計の買越額は9597億円に達している。
 17年の株高局面でも個人は当初、逆張りの姿勢を続けていた。9〜10月は信用取引でも売りが優勢で、信用売り残(制度信用と一般信用の合計)
は一時、1兆1000億円と、約9年ぶりの水準まで積み上がっていた。
 個人の投資姿勢に変化が出てきたのは11月以降だ。日経平均株価は約26年ぶりの水準を回復した後も上昇を続け、今年1月には2万4000円台
まで上昇。株高基調が続くなかで、「信用売りは損失を出すケースが目立ち、持ち高の解消が進んだ」(岡三証券の小川佳紀氏)という。
 その一方、堅調な企業業績などを手掛かりに買いに転じる人が増えている。神奈川県在住の40歳代の個人投資家は「本格的な株価上昇局面が続
くとみて、信用買いのポジションを積み増した」と話す。日経平均採用銘柄の予想1株利益は1日時点で1543円(推計値)と、1年前より3割増えて過
去最高水準だ。
 信用取引の買い残を売り残で割って求める信用倍率(金額ベース)からも、「順張りの買い」の優勢さが読み取れる。信用倍率は17年12月末に3.4
倍と約1年5カ月ぶりの大きさとなり、その後も高水準で推移する。
 日経平均は1月31日まで6日続落したが、為替の円高・ドル安が一服したことなどを手掛かりに1日は大幅に反発。主力株などに信用売りも出たよ
うだが「株価の底堅さからすぐに買い戻しが入る」(カブドットコム証券の河合達憲氏)。
 もっとも、信用買いの勢いがどこまで出るかは不透明だ。信用倍率はアベノミクス相場初期に付けた約7倍に比べると半分以下の水準。短期売買
の個人などを中心に「株よりも変動率の高い仮想通貨などに流れた人も少なくないだろう」(大和証券の石黒英之氏)との見方もあった。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 03:14:34.42 ID:+vgh2lDa.net
米国株、反落で始まる ダウ114ドル安 下げ渋る場面も
2018/02/02 00:09 日経速報ニュース

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 06:08:09.28 ID:IlSpkUjy.net
大手行、東芝格上げ検討、財務改善、半導体なお懸念、地銀は融資引き揚げ続く。
2018/02/02 日本経済新聞 朝刊

 東芝に対する融資で、主力行の比重が高まる「メイン寄せ」が進んでいる。2017年12月末時点で融資残高は9千億円あまりで、主力3行が占める
比率は62%と同9月時点から16ポイント上がった。地方銀行が融資から撤退する流れは止まらないが、東芝の債務超過解消を見据えて、大手行は
債務者区分を引き上げる検討に入った。
 残高の内訳をみると、メイン行である三井住友銀行、みずほ銀行の残高は各2100億円程度、準メイン行の三井住友信託銀行は1350億円前後で
、同じ3カ月間で2200億円(約65%)増えた。3行を中心に設けた計6800億円の融資枠から、年末の資金繰りに備えて東芝が資金を引き出したた
めとみられる。対象を上位7行まで広げると、その比率は82%になる。
 主要行の負担が増した要因には融資を引き揚げた地銀の存在もある。17年末にかけて横浜銀行は融資残高を7割強減らした。千葉、福岡、中国
の各行など有力地銀も軒並み残高を落とした。多くの地銀が加わる協調融資の期限を年末に迎え、再融資に応じなかったためとみられる。
 地銀の東芝離れは17年に入ってから加速した。もともと地域内での資金需要が乏しい地銀にとって、全国各地に工場を構える東芝は「格好の融資
先」のはずだった。ところが東芝の経営危機が表面化すると、与信リスクが高まり、融資を続ける意義自体が薄れた。融資残高に占める地銀の比率
は足元で3%。1年前の15%から急減している。
 10年程度の長期融資が主体の生命保険会社は、第一生命保険や日本生命保険など5社が計800億円を貸し出している。いずれも返済期限を迎
えていないため、結果として残高に変わりはない。
 東芝は昨年12月の増資で6千億円を調達、今年1月には連結子会社だった米原発大手のウエスチングハウスに関する債権の売却を完了した。債
務超過の解消にめどをつけ、財務状況が大幅に改善する見通しになった。
 大手行は融資先の信用格付けを示す債務者区分をめぐって、上から2番目の「要注意先」から「正常先」へ戻す検討に入った。区分を上げれば過
去に計上した引当金の戻り益が生じ、銀行の収益を押し上げる。大手行にとっては悪材料ばかりではない。
 残る懸案として、東芝が今年3月末までの手続き完了をめざす子会社「東芝メモリ」の売却がある。中国の競争法当局による審査が最大の関門にな
りそうだ。
 財務の好転を受け、株主に加わった外資系ファンドの間では売却の撤回を求める動きもある。
 取引行の幹部は「東芝メモリの売却を前提に融資枠を設けた。撤回なら枠をかえすのが筋」とけん制する。体力の衰えた東芝が年数千億円規模の
投資を負担する余力はないとみているからだ。「うるさ型」の株主を控える東芝と銀行の駆け引きが、思わぬ波乱の芽となるかもしれない。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 06:36:30.37 ID:FCezJek2.net
日本株ADR1日、高安まちまち 三菱UFJが上昇 京セラは下落
2018/02/02 06:28 日経速報ニュース 228文字
【NQNニューヨーク=川内資子】1日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場が方向感に乏しい値動きとなったのが影響した。三菱UFJや三井住友FG、ソニーが高い。東京
市場の大引け後に2017年4〜12月期の連結純利益(米国会計基準)が前年同期比10%増だったと発表した
野村も買われた。1月の米新車販売台数が前年同月比で市場予想以上に増えたトヨタも上げた。
 一方、京セラやキヤノンのほか、みずほFGやNTTドコモが下落した。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 07:11:28.60 ID:uqwANSsK.net
米国株、ダウ続伸 37ドル高 決算を材料に個別物色、金利上昇は重荷
2018/02/02 06:42 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=横内理恵】1日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が続伸し、前日比37ドル32セント(0.1%)高の2万6186ドル71セントで
終えた。好決算を発表した銘柄への個別物色が続いた。午後に米長期金利が上昇基調を強めると株価の割高感が意識され、ダウ平均は伸び悩ん
で終えた。
 前日夕に発表した決算を受け、目標株価引き上げが相次いだフェイスブックが3%あまり上昇した。業績見通しが強気と受け止められた電子商取
引のイーベイも大幅高。決算が市場予想を上回ったクレジットカードのマスターカードも上げた。
 週初に大きく下げていたため、押し目買いも相場を下支えした。原油先物相場の上昇を受けてエネルギー株が買われ、米長期金利上昇で利ざや
が拡大するとして金融株にも買いが入った。ダウ平均は157ドル高となる場面もあった。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 09:12:15.17 ID:twUpVZa0.net
日経平均、反落で始まる 米長期金利の上昇が重荷
2018/02/02 09:06 日経速報ニュース 201文字
 2日の東京株式市場で日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比124円44銭安の2万3361円67銭だった。前日1日のニューヨーク市場では
米国の利上げが加速するとの観測を背景に長期金利が大幅に上昇し、投資家のリスク選好姿勢が後退。日本株への売りを促した。ファストリやソ
フトバンク、KDDIなどの値がさ株に売りが先行している。業種別では空運や金属製品の下げが大きい。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 09:29:10.79 ID:twUpVZa0.net
新発5年債利回り、マイナス0.065%に上昇 4カ月ぶりの高さ
2018/02/02 09:23 日経速報ニュース 169文字
 2日午前の債券市場で新発5年物国債利回りが上昇した。前日比0.005%高い(価格は安い)マイナス0.065%と昨年10月3日以来、4カ月ぶりの
高い水準を付けた。1日の米債券安が国内債の売りに波及するなか、「5年債は先物や残存7年の現物債と比べ割高感があり、売られやすい」(
国内証券)との指摘があった。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 09:42:01.22 ID:twUpVZa0.net
高値波乱 宴の終わりか「心配の壁」か(NY特急便)
2018/02/02 09:30 日経速報ニュース

 1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日から大手IT(情報技術)ハイテク株の決算発表が集中し、決算から企業の成長期待を確
認していく相場はヤマ場を迎えた。個別に好業績銘柄が物色される流れは続いた半面、インフレ見通しの拡大と米連邦準備理事会(FRB)の利上げ
加速を受け、米長期金利上昇が勢いづき、不安定な値動きが続いている。

 企業収益見通しは確実に上向いている。バンクオブアメリカ・メリルリンチによると、過去3カ月にアナリストらの利益見通しの引き上げが引き下げに
比べてどれくらい多いかを示す「利益修正比率」は1月、1.86と前月の1.24から上向き、1986年までさかのぼれるデータでは最大の上げ幅を記録した。
見通しの上方修正が下方修正のざっと2倍近い計算だ。
 変動が激しい1カ月間に限ったデータでは、4.3と前月の1.84から跳ね上がった。これは過去最高の水準だ。税制改革の効果を反映し、市場の収益
見通しが急激に上向いていることを示す。勢いだけではなく、水準としても約8年ぶりの高さだ。減税などの収益押し上げ効果がいかに大きいかが分
かる。
 懸念材料もある。企業側が示す利益見通しが市場予想を上回ったかどうかで示す比率をみると、高い水準を保ってはいるものの、過去3カ月のデー
タで緩やかな低下傾向に転じている。利益だけではなく、設備投資の見通しでも同様の傾向がうかがえる。ストラテジストのサビータ・スブラマニアン
氏は「市場の予想引き上げが続く一方で、企業側の熱狂はトーンダウンしつつある」と指摘する。
 市場に比べて企業の見通しには慎重さがのぞく。経営者側の見通しが今後、市場の見方にさや寄せする形で上向くのか。それとも市場の期待が行
きすぎなのか。市場と企業、どちらが正しいのかで株式相場の今後も大きく変わりうる。

 さらなる心配のタネが、米長期金利の上昇だ。指標の10年物国債利回りは1日、2.79%と3年10カ月ぶりの高水準をつけた。それ以上に市場の注目
を浴びたのは30年債の利回り。これまで10年債に比べると上昇圧力は鈍かったが、昨年5月以来、8カ月半ぶりに節目の3%台に乗せた。より長い目
でのインフレ予想や財政悪化を織り込み始めたともいえる。「低金利」が高株価を支えるマクロの構図は崩れつつある。
 長期金利は、株価収益率の逆数である「株価益回り」との比較で割高・割安と判定する一つの基準となる。株価が上がると益回りの低下要因となる
が、金利水準が低ければ、低い益回り(高株価)も正当化されやすい。逆に金利が上がると低い益回りが正当化されにくくなり、株安要因となる。株価
の上昇持続には金利上昇に負けないくらい、1株利益が増えていく必要がある。つまりは個々の企業でいかに「成長のストーリー」を描けるかだ。

 前日夕に決算を発表したフェイスブックは3%高となり、一時、上場来高値を更新した。アナリストらの目標株価の引き上げが相次いだためだ。今回
の決算ではユーザーの閲覧時間が減ったことが公表され、前日の時間外取引では売りが先行していた。この日は一転、広告収入が好調だったこと
が改めて好感された。
 同社は過渡期にある。偽ニュース対策の必要もあって友達や家族の投稿を優先させるなど投稿表示の方式を大きく変えており、とくにドル箱の広告
収入への影響が懸念される。だがUBSのエリック・シェリダン氏は「『フェイスブック』の減速をインスタグラムが補い、広告収入は2020年にかけて年率
2割強のペースで伸びる」と予測し、強気の見方を崩さない。
 同氏によれば、フェイスブックは大型株の新たな「心配の壁」。ウォール街には「株価は心配の壁をよじ登る」という格言がある。日本でも有名な「強
気相場は懐疑のなかで育つ」に似た意味だ。懸念材料を抱えたほうが結局、上昇相場が続きやすいという見方だ。

 たしかに市場には「圧倒的なプラットフォームとしての力を保てるかは見通しにくい」との懐疑論はくすぶる。それが最終的に上昇相場を長続きさせ
る「薬」なのか、腰折れさせる「毒」なのか。答えは実績をみていくほかない。
 高値波乱の要素が強まる米株式市場。急激な上昇相場

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 11:01:17.36 ID:710Zmk3e.net
日経平均、下げ幅300円超 売り再開、銀行株の下げも重荷
2018/02/02 10:46 日経速報ニュース 206文字
 2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価が一段安となり、下げ幅は300円を超えた。日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる
公開市場操作の「指し値オペ」を通知したが、円売りなど金融市場の反応は一時的にとどまっている。その後は再び米金利上昇を懸念した売り
圧力が強まっているほか、三菱UFJなどの銀行株には国内金利が低く抑えられることによる利ざや縮小を意識した売りも出ている。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 11:24:36.70 ID:FhV3PxkG.net
<東証>三菱UFJが下げに転じる 日銀指し値オペで銀行株売り
2018/02/02 11:20 日経速報ニュース 346文字
(11時20分、コード8306)朝高後、下げに転じている。10時10分に日銀が固定利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」の実
施を通知した。最近の金利上昇を抑える狙いがあるとみられ、貸出金利の上昇による収益改善期待の後退を映した売りが優勢になった。大手銀行株
は三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)もそろって安い。
 最近の銀行株の戻りは、日銀による金融緩和縮小の思惑が背景にあっただけに、売りのきっかけと受け止められたようだ。「今の銀行株の魅力は高
い配当利回りくらい。来期(2019年3月期)の業績拡大も望みにくく、株価が本格的に上昇するシナリオは描きにくい」(マネックス証券の大槻奈那チー
フ・アナリスト)との声が聞かれた。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 13:29:02.05 ID:FhV3PxkG.net
日銀金融市場局、2日のオペ「長期金利の上昇踏まえ、目標実現するため実施」
2018/02/02 12:15 日経速報ニュース 274文字
 日銀は2日、残存期間「5年超10年以下」の国債を対象に、固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペ(公開市場操作)と、長期国債と国
庫短期証券(TB)の買い入れオペを実施した。
 オペの実務を担う日銀の金融市場局は日経QUICKニュースの取材に対し、「本日の対応は、このところ長期金利が大きく上昇していることを踏ま
え、10年物国債金利の操作目標をゼロ%程度とする『金融市場調節方針』をしっかりと実現するよう実施したもの」と答えた。
 日銀の指し値オペの実施は2017年7月7日以来7カ月ぶりで、通算4回目となる。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 13:31:50.23 ID:FhV3PxkG.net
日銀の指し値オペ、応札なし
2018/02/02 11:58 日経速報ニュース 289文字
 日銀は2日、残存期間「5年超10年以下」を対象に固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を実施したが、応札はなか
った。日銀が買い入れる新発10年債の利回りを0.110%と通知前の実勢である0.095%前後よりも高く(価格は安く)設定し、金融機関にとっては市場で
売却する方が有利な状況だったためだ。
 日銀は長期金利の指標となる新発10年債349回債を利回り0.110%で無制限に買い入れると通知した。349回債の利回りは通知後、0.085%となって
いる。
 買い入れ対象は347回債、348回債、349回債の3銘柄だった。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 14:26:08.70 ID:FhV3PxkG.net
ホットストック:銀行株が下げ幅拡大、国内長期金利の上昇一服で売り圧力

[東京 2日 ロイター] - 東証業種別指数の銀行業が下げ幅を拡大。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、
みずほフィナンシャルグループの下落率は1%を超えた。日銀は2日午前に指し値オペを通知したほか、長期・超長期を対象に通告したオファ
ーのうち、「残存5年超10年以下」の買入額を4500億円と、前回(4100億円)から増額した。これまで金利上昇による利ざや改善期待が銀
行株の支援材料となっていたが、国内長期金利の上昇が一服したことで、こうした期待が剥落し、売り圧力が強まった。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 15:51:42.65 ID:ihgLwkem.net
円、日銀指し値オペ後も底堅さ 拭えなかった緩和縮小の思惑
2018/02/02 14:44 日経速報ニュース 1138文字
 2日の東京外国為替市場で円相場は続落しているが、14時時点での下げ幅は前日17時時点に比べ10銭程度と底堅さが目立つ。日銀が2日、固定
利回り方式で国債を無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を実施し、金利を抑える姿勢をはっきり示したにもかかわらず、外為市場では「好
調な世界経済と欧米国債の利回り上昇がいずれ日本の量的緩和縮小を促す」との観測が消えなかったようだ。

 日銀が10時10分に指し値オペを通知すると、過去の経験則に基づいて動くコンピューター経由の「アルゴリズム投資家」は早速円売りで反応した。だ
が、国内外ともに追随する動きは限られ、日経平均株価が下げ幅を広げたこともあって円は1ドル=109円台前半まで持ち直す場面もみられた。

 2日の指し値オペは新発10年物国債349回債を0.110%で無制限に買うというもので、オペ通知前の市場実勢である0.095%よりも高く(価格は安く)、オ
ペ参加者が応じられる水準ではなかった。実際に応札はなし。オペの実務を担う日銀の金融市場局は日経QUICKニュース社の取材に対し「長期金利
がこのところ大きく上昇していることを踏まえ、10年物国債金利の操作目標をゼロ%程度とする『金融市場調節方針』をしっかりと実現するよう実施した」
と説明したが、外為市場は額面通りには受け止めていない。

 みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「円売り・ドル買いはコンピュータープログラムの条件反射にとどまる」と冷ややかに話す。米
長期金利には日本時間2日午前の時間外取引でも上昇圧力がかかっており、確かに、「空砲」指し値オペの効果が続くかは微妙だ。大和証券の亀岡
裕次チーフ為替アナリストも「日銀の金融緩和策が今後も持続されるとの確信が持てないうちは円売り・ドル買いは進みにくいのではないか」とみている。

 そんな中、市場は日本時間今晩に明らかになる1月の米雇用統計に目を向けている。三菱東京UFJ銀行の内田稔チーフアナリストは「1月の米雇用
統計では、賃金の伸び率が好景気を映して高水準となり、市場予想を上回る可能性が十分にある」と指摘する。原油高を受けて全般にインフレ圧力が
高まっていることも影響し、米国の利上げペースが速まるとの観測につながりかねない情勢だ。米金利にはさらなる上昇圧力がかかるかもしれない。

 ユーロ圏では相変わらず、量的緩和政策の早期縮小観測からドイツ国債などの利回りが高くなっている。国際分散運用を手掛ける投資家は債券比
率を一定に保つため、欧米債券安が進めば機械的に日本国債にも売りを出す。日銀はどこまで本気で金利を抑える構えを見せられるのか。外為市
場は引き続き注視している。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 01:18:29.26 ID:TirC3giN.net
大手銀5グループの29年4〜12月期決算 最終利益合計は1割増も、本業のもうけは全社減益
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180202/bse1802022217009-n1.htm
2018.2.2 22:17

 大手銀行5グループの平成29年4〜12月期決算が2日、出そろった。株高による取引手数料収入の増加などが収益を押し上げ、連結最終利益
の合計は前年同期比10・3%増の2兆3128億円となったが、本業のもうけを示す実質業務純益(単体または傘下銀行の合算)は5社全てが減益
で、合計は22・4%減の1兆5719億円だった。
 日銀がマイナス金利政策を導入してから今月で丸2年。大規模な金融緩和が長期化する中、国内の貸出金利回りは縮小傾向が続いており、各行
の基礎体力の低下が鮮明になっている。
 一方、連結では好調な海外事業や株高の追い風を受けて三菱UFJフィナンシャル・グループなど3社が最終増益を確保。景気回復を背景に、取引
先企業の貸倒引当金の戻し入れ益が増える傾向も目立ち、この中には、シャープや東芝など再建に向かう大企業も含まれるとみられる。

           実質業務純益  最終利益(単位億円)
三菱UFJ      5830(▲17.1)   8634(9.7)
三井住友      4558(▲30.6)   6481(19.0)
みずほ       2593(▲30.1)   4757(▲5.7)
りそな        1534(▲4.7)   2027(56.2)
三井住友トラスト 1353(▲8.6)   1228(▲5.6)

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 01:37:22.87 ID:MaE8L2Is.net
株、空売り比率が7日連続で40%超え ヘッジファンドの短期売買で
2018/02/02 20:40 日経速報ニュース
 日本株に空売りを仕掛ける投資家が増えている。東京証券取引所の売買代金に占める空売りの比率(空売り比率)は7営業日連続で40%を超え、
2日は前日比2.8ポイント高の43.3%だった。7日連続で40%を超えるのは、2017年8月17〜31日まで11営業日連続で超えて以来となる。
 日経平均株価は1月23日に2万4124円で引けて以降、31日まで6日続落。2日も下げ幅は一時350円を超えた。相場の先安懸念が強まるなか、空
売りを仕掛けた銘柄を買い戻して利益を得るヘッジファンドなどが増えている。
 みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「空売りした当日に買い戻して利益を確定する『日計り商い』が中心だ」と指摘する。このため日
々の空売り比率が上昇しても、累積ベースの信用売り残高には表れにくい。信用売り残は1月26日申し込み時点で9941億円で頭打ちになっている。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:11:11.93 ID:a0kIpV0S.net
日銀VS.市場、神経戦、指し値オペでも円高圧力、根強い出口観測、海外勢に警戒感。
2018/02/03 日本経済新聞 朝刊

 日銀と市場の神経戦が激しくなってきた。日銀は2日午前、利回りを指定して国債を無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)と、定例のオペ
の増額を同時に実施。ところが外国為替市場は反応薄で、円は高止まりしたままだった。
 根強い緩和縮小観測で一段と金利上昇と円高が進みやすい環境になっており、金融緩和が効きづらくなっているとの見方も増えている。
長期金利は上昇
 「予想外に早かった」(岡三証券の鈴木誠氏)。10時10分に示された指し値オペに債券市場は驚いた。日銀がこの日、指定した買い入れの利回りの
水準そのものは、これまでと同じだった。
 違ったのはアナウンスのタイミングだ。2017年7月に実施した時は長期金利が0・105%まで上昇していた。今回はそれよりも金利が低い0・095%
の段階で先回りして「切り札」をみせたところに、日銀の強いスタンスを感じ取ったという。
 市場には日銀が指し値を打つ水準を引き上げて、「ある程度の金利上昇を許容するのではないか」と日銀を試すような動きも出ていたが、「防衛水準
」をあらためて示した。
 日銀は定例のオペでも残存期間が5〜10年の国債の買い入れを前回1月29日から400億円増やした。債券市場は「日銀とケンカしても無駄だと再
確認した」(東海東京証券の佐野一彦氏)。長期金利は狙い通り0・085%まで低下した。
 空振りだったのは外為市場だ。円相場はオペ提示前、1ドル=109円台前半で推移していた。提示直後こそ20銭程度円安に振れたものの、その後
円は買い戻されて、提示前よりも円高の水準になる場面さえあった。
 「指し値オペの実施を見越した短期筋が、事前に円売り・ドル買いを仕込んでいた」と、みずほ銀行の佐藤大氏は指摘する。オペ後に思ったほど円安
が進まなかったため「持ち高解消の動きが広がり、円高が進んだ」とみる。
 日銀は現行の長短金利操作政策の下で、長期金利を「ゼロ%程度」に誘導している。海外金利が上昇すれば必要な国債買い入れ量は増えるが、金
利差が開くため円安が進みやすくなり、物価上昇につながる仕組みだ。
 しかし直近は米長期金利が2・8%に迫って日米の金利差が開いても、なぜか円相場は上昇圧力がなかなかおさまらない。金利差と円ドル相場の相
関が崩れている一因は、根強い日銀の金融正常化観測だ。
火消し効果薄く
 1月9日、日銀はオペで超長期国債の買い入れを減額した。米欧に続いて日銀も金融緩和の「出口」に向かうとの思惑が海外投資家に広がり、結果
として急速な円高進行の引き金を引いた。
 黒田東彦総裁は23日の金融政策決定会合後の会見で「出口を検討する局面にはない」と断言。31日のオペでは残存期間3〜5年の国債買い入れ
を増額した。それでも今回の指し値オペを含めた日銀の火消しへの反応は鈍い。
 1月の決定会合では複数の委員が政策調整の検討が必要だと訴えた。とはいえ、実際に日銀が動くのは遠い先というのがメインシナリオだ。緩和縮
小に向けた論点整理を試みるだけで、海外投資家に円買い材料とされてしまう現実。さらに米欧につられて国内金利が上昇し、望まざる円高に振れる
リスクも高まりそうだ。日銀の葛藤は深い。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:12:52.24 ID:a0kIpV0S.net
5大銀、本業は不振、4〜12月、利ざや縮小、22%減益。
2018/02/03 日本経済新聞 朝刊
 大手銀行5グループの2017年4〜12月期決算が2日、出そろった。本業のもうけを示す傘下行の実質業務純益は計1兆5719億円と、前年同期か
ら22%減少。利ざや縮小に加え、米国債を中心に売却益も減った。
 ただ、保有株式の売却益や貸出先の業績改善で生じた「戻り益」が下支えし、連結純利益は9%の増益を確保した。
 実質業務純益は全グループが減益だった。みずほフィナンシャルグループ(FG)は30%の大幅減で、「稼ぐ力の回復に課題を残した」(JPモルガン
証券)。海外事業などが堅調な三菱UFJFGの減益幅は17%で、市場部門が底堅かった三井住友FGは実質横ばいだった。
 目立って増えたのが株式や上場投資信託(ETF)などの売却益。好調な株価に支えられ、5グループの売却益は計4500億円弱と49%増加。過去
に計上した貸倒引当金の戻り益も、3メガ銀の単体で2・5倍の3100億円にのぼった。
 2日発表した三菱UFJFGは通期業績見通しに対する進捗率が90%を超えたが、9500億円とする目標は引き上げなかった。「組織変更に伴う費用
など、一過性の損失を計上する可能性があるため」としている。
【表】5大銀行グループの2017年4〜12月期決算    
 実質業務〓純  益〓4〜12月期 連結最終利益  
  4〜12月期 18年3月期(予) 
三菱UFJ 5,830(▲17) 8,634(10) 9,500( 3) 
三井住友 4,558(▲31) 6,481(19) 6,300(▲11) 
みずほ 2,593(▲30) 4,757(▲6) 5,500( ▲9) 
りそな 1,384( ▲5) 2,027(56) 2,350( 46) 
三井住友〓トラスト 1,353( ▲9) 1,228(▲6) 1,500( 24) 
合 計 15,719(▲22) 22,948( 9) 25,150( ▲0) 
(注)単位億円、▲はマイナス、カッコ内は前年同期比増減率%。実質業務純益は傘下銀行合算ベース   

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:18:12.08 ID:a0kIpV0S.net
「ほどよい温度」に転機―米金利高、日本株揺らす(スクランブル)
2018/02/03 日本経済新聞 朝刊

 「適温相場」に変化の兆しが出てきた。日米ともに株価指数の値動きが荒っぽくなり、日経平均株価が2万円を回復した昨年6月以降、先行き警戒感
が高まるのは3回目だ。焦点となる米長期金利の上昇は好調な景気を裏付けるのか、転機を示唆するか――。市場では日本企業の業績をじわりと押
し下げる懸念が強まっている。
 「長く続いてきた成長株優位の相場が転換する」。三井住友アセットマネジメントで日本株を運用する平川康彦氏はこう話す。根拠は日米で同時に高
まっている株価の変動率だ。将来の変動を予想する「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」と米国の「恐怖指数(VIX)」は年初から上昇が続く。
 実は日経平均が2万円を回復した昨年6月以降、VIが高まるのは3回目。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過した昨年8月と、衆院選の与党大勝を
きっかけに日本株の上昇に弾みがついた昨年11月だ。いずれも金融市場の外側で起きた出来事が主因だったが、第3波は米金利の上昇に端を発し
いる。昨年は2%台前半だった米長期金利は3%にじわりと迫る。
□   □
 成長期待の高いグロース株ほど、その影響は大きい。昨年までは「金利上昇は景気拡大の証左」と軽視されてきたが、企業の資金調達コストに跳ね
返るリスクが意識されている。世界の上場企業(金融を除く)の有利子負債は昨年9月時点で20兆ドル(2200兆円)弱と、10年間で7割増えた。政府
債務の利払いに響けば、世界景気や企業業績に水を差す恐れさえある。
 UBSアセット・マネジメントは米国で成長株の一部から業績の安定した内需株に資金を移したという。「株価が急ピッチで上昇してきたので利益を確
定した」(同社の松永洋幸氏)
 日本市場でもそうした懸念が垣間見える。東京エレクトロンはここ1週間で下落基調に転換。昨年末からの上昇分をほぼ打ち消し、チャートも弱気を
示す「デッドクロス」を形成した。好決算を発表した任天堂は2日に2%下げ、SUMCOも反落した。これらは投資家の成長期待を示すPER(株価収益
率)が市場平均より高く、成長を前提に買われてきた銘柄群だ。
□   □
 第3波は為替相場の経験則も覆す。高金利通貨が買われる原則に照らせばドル高・円安が進むはず。しかし1月下旬、1ドル=108円台を付けて以
降、円高基調が続く。金利はドイツでも急上昇し、日本でも日銀の出口政策を巡る思惑で上昇圧力が広がる。米金利の上昇効果を吸収し、円高に傾き
やすい地合いだ。
 弱含みで推移する日経平均は昨年終値(2万2764円)に近づいてきた。オプション市場では日経平均を2万2000円で売る権利(プット)の売買が膨
らんでいる。この水準まで下がるリスクを考慮して「保険」をかける投資家が増えている様子を裏付ける。一方、日経平均を2万5000円で買う権利(コ
ール)の売買は伸び悩んでいる。
 「今年は上がるから買う、買うから上がるという投資は通用しない」(平川氏)との警戒感が現実味を帯びてきた。(嶋田有)
【表】高PER・好業績銘柄の売りが目立つ   
(騰落率%、▲は下落)   
銘柄名 2日 昨年末〜 2月1日 
ツガミ ▲3.1  19.3 
SUMCO ▲2.9  3.8 
信越化 ▲2.6  9.0 
ALSOK ▲2.4  ▲6.0 
任天堂 ▲2.2  17.1 
東エレク ▲2.2  0.7 
安川電 ▲1.9  15.8 
日 立 ▲1.4  2.1 
OLC ▲0.5  6.6 
日経平均 ▲0.9  3.2

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:19:58.02 ID:a0kIpV0S.net
反落、銀行売られる(株式)
2018/02/03 日本経済新聞 朝刊
 日経平均株価は反落。取引時間中の下げ幅は一時300円を超えた。米長期金利の上昇により、株式の割高感や景気への悪影響を懸念した売り注
文が続いた。日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる公開市場操作の「指し値オペ」を通知し、利ざやの改善期待が後退したことから銀行株
が下落。相場全体の重荷となった。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:21:14.02 ID:a0kIpV0S.net
日本株ADR2日、売り優勢 京セラが大幅安、ソニーは急伸
2018/02/03 06:22 日経速報ニュース 127文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】2日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米株式相場が急落し、日本株ADRにも売りが出た。京セラが5%を超える大幅安。
野村やみずほFG、三菱UFJも大きく下げた。一方、ソニーは急伸。ホンダも上げた。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 07:22:39.87 ID:a0kIpV0S.net
米国株、ダウ反落し665ドル安、9年2カ月ぶり下げ幅 金利上昇を警戒
2018/02/03 06:53 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川内資子】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日ぶりに反落し、前日比665ドル75セント(2.5%)安の2万552
0ドル96セントで終えた。下げ幅は2008年12月1日以来、9年2カ月ぶりの大きさ。市場予想を上回る米雇用統計を受けて米長期金利が上昇。株式
の相対的な割高感が意識され、幅広い銘柄に売りが優勢となった。
 雇用統計では非農業部門の雇用者数は前月比20万人増と市場予想以上に増えた。物価動向を占う材料となる平均時給は前年同月比2.9%上昇
と上昇率が前月から拡大し、09年6月以来の大きさだった。米利上げペースが速まる可能性が意識され、長期金利の指標となる10年物国債利回り
が一時2.85%とほぼ4年ぶりの水準に上昇。株価の割高感が意識された。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 21:56:28.23 ID:r51FNOXQ.net
始まった金利上昇、そして“金融大地殻変動”――新投資チャンスがいま <株探トップ特集>
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180203-00000038-stkms-stocks
19時30分配信 株探ニュース

―米長期金利3%視野、メガバンク長期停滞からの大脱出の果てに―

 金融株が新局面を迎えている。上値が重かったメガバンク など銀行株 や生保株 は、上昇基調を強めつつある。この状況変化をもたらしているの
が、米国を中心とする世界的な金利上昇だ。金利の長期低迷には終止符が打たれ、長期上昇局面を迎えたとみる声は多い。市場が“脱デフレ”を見
据えるなか、メガバンクを中心とする金融業界には大きな地殻変動が発生しつつあり、新たな投資チャンスが生まれようとしている。

●米大手銀行は高値圏推移、世界の投資家の視線が集中

 世界の投資家の関心が、銀行株を中心とする金融セクターに向かっている。史上最高値水準にある米株式市場では1日、バンク・オブ・アメリカが昨
年来高値を更新、JPモルガン・チェースやシティグループも高値圏で推移している。フィラデルフィアKBW銀行株指数は、この1年で20数%上昇した。

 日本でも三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> や三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、みずほフィナンシャルグループ <8411> といった
メガバンクを中心に銀行株は堅調に推移している。東証の業種別指数で、銀行は昨年11月中旬から今年1月まで10数%上昇した。

 この銀行株上昇をもたらしているのが、米国を中心とする金利上昇だ。米10年債利回りは1日に2.79%と約3年10ヵ月ぶりの水準に上昇した。米連邦
準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が強まるなか、市場には「米長期金利は3%乗せも視野に入っている」(市場関係者)との声が出ている。

 米長期金利上昇は銀行の利ザヤ改善を促し、業績の改善に結びつくとの見方が強い。これは米大手銀行には当然のこととして、三菱UFJを中心に
米国など海外での事業強化を進めるメガバンクにも、収益拡大の機会が膨らむことを意味する。さらに、米長期金利の上昇の波は日本を含む世界に
波及している。

●Tibor引き上げが業績拡大を牽引、5月リスクには注意必要

 「日本の銀行株には、投資機会が膨らんできている。現在はまだ状況に不透明な要因もあるが、年央以降、環境はより明るくなるだろう」とマネックス
証券の大槻奈那チーフ・アナリストはいう。特に、貸出のベースとなる短期金利であるTibor(東京銀行間取引金利)に上昇傾向が出ていることは、銀
行にとって先行きの業績改善に結びつく要因とみられている。18年3月期業績もメガバンクの進捗率は高く、最終的な上振れも見込める。

 ただ、5月の銀行の本決算発表では「19年3月期業績を保守的に試算し、減益予想が打ち出される可能性もある」(大槻氏)ことが懸念される。この5
月リスクを踏まえたうえで、銀行など金融株が本格的に見直されるのは年後半からとの見方だ。もっとも、米国の金利上昇ピッチが早まれば、米銀行
株の高騰と歩調を合わせる格好で、日本のメガバンクを中心に銀行株はここから本格上昇に入る可能性はある。

 3メガバンクのPBRは0.7倍以下で、配当利回りは、みずほなら3.6%台と魅力的な水準にある。さらに、あおぞら銀行 <8304> の配当利回りも4%台と
高いほか、地元が好景気状態にある地銀にも投資妙味が膨らむ。横浜銀を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループ <7186> や千葉銀行
<8331> 、ふくおかフィナンシャルグループ <8354> など。また、来期以降の業績の伸びが期待されるセブン銀行 <8410> や三井住友トラスト・ホール
ディングス <8309> なども注目されている。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 21:56:47.66 ID:r51FNOXQ.net
●生保には追い風、業態により明暗分かれる結果に

 では、金利上昇の銀行以外の業態への影響はどうか。金利上昇は運用環境の改善につながるため、第一生命ホールディングス <8750> やT&Dホ
ールディングス <8795> 、かんぽ生命保険 <7181> 、ソニーフィナンシャルホールディングス <8729> など生保株には追い風となる。

 損保株やリース株にとっては、資産運用面で金利上昇のメリットが見込め、マイナス影響は限定的とみられる。東京海上ホールディングス <8766>
やSOMPOホールディングス <8630> 、MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> 、それにオリックス <8591> 、東京センチュリー
<8439> 、芙蓉総合リース <8424> など。

 懸念されるのは、消費者金融業界への影響だ。個人向け無担保ローンの貸出金利の上限が決まっている一方、銀行などからの調達金利が上昇し
た場合、利ザヤの縮小による業績の圧迫要因となる。このため金利上昇は、アイフル <8515> やアコム <8572> などにとっての業績悪化要因となる
能性がある。いずれにせよ、金利上昇は業態により明暗を分けながらも金融セクターの株価に大変動をもたらすことになろう。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/03(土) 22:02:14.74 ID:r51FNOXQ.net
2018年02月03日19時30分
【特集】始まった金利上昇、そして“金融大地殻変動”――新投資チャンスがいま <株探トップ特集>
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201802030356

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/04(日) 07:51:33.00 ID:4PImaOIx.net
三井住友FGが高値 資本規制合意、高まる自社株買い期待
http://www.quick.co.jp/6/article/13150
2017/12/11 17:05
三井住友FGは「規制の最終決定後に自社株買いの方針を決める」と説明してきた。マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリストは「自己資本に
対する株主還元の割合が他社に比べて低い三井住友FGの自社株買い期待が高まり、株高に勢いが付いた」と話す。ゴールドマン・サックス証券
の担当アナリスト、田中克典氏は11日付のリポートで「2019年3月期に500億円の自社株買いを実施する可能性が高い」と指摘する。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/04(日) 08:44:14.79 ID:4PImaOIx.net
黒田氏続投説に異変 日銀総裁候補に浮上する“意外な名前”
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-439640/
2018年02月03日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

 米国の中央銀行に相当する米FRB(連邦準備制度理事会)のイエレン議長が3日に退任する。新議長にはブッシュ(父)政権で財務次官などを
務め、投資ファンド「カーライル」の共同経営者だったパウエル氏が就く。
「新議長がどんな金融政策のかじ取りをするか。それを見極めるまで、金融市場は動きにくいでしょう。日銀の総裁人事も来週あたりにヤマ場を迎
える可能性があります」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)

 日銀総裁と副総裁の任命は、政府が人事案を衆参両院に提出し、承認を得る必要がある。黒田東彦総裁(73)の任期満了は4月8日だが、岩田
規久男氏(75)と中曽宏氏(64)の両副総裁は、3月19日で任期満了だ。

 総裁、副総裁の人事案をまとめて国会に提出するとなると、タイムリミットは迫りつつあるのだ。

 市場の見方は黒田続投でほぼ一致しているが……。

「本当にそうかと疑ったほうがいいでしょう。先月行った黒田総裁の会見では、2%の物価上昇を何としてもやり遂げるという意気込みが感じられなか
った。黒田総裁と金融政策がほぼ一致している中曽副総裁へのバトンタッチはあり得るでしょう」(市場関係者)

■みずほFG佐藤社長も総裁候補?

 実はもうひとつ、仰天情報が金融市場を駆け巡っている。みずほFGの佐藤康博社長(65)が、日銀の総裁ポストに就く可能性だ。

 佐藤社長は1月中旬に、4月から会長に退くと発表したが、「年齢的に若いし、何らかの公職に就く腹積もりでは……」との臆測が銀行界で囁かれ
た。ちなみに21代日銀総裁の宇佐美洵氏(1964年12月〜69年12月)は三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)頭取から転じている。

「黒田総裁が再任されても、総裁任期は5年です。黒田氏は2%目標を達成した時点で、退任を考えるでしょう。そうなると1、2年で交代するかもしれ
ません。そのとき、日銀総裁に浮上するのは誰か。今から関心が集まっています」(銀行関係者)

 今回の人事で、日銀の雨宮正佳理事(62)が副総裁に昇格すると、ポスト黒田の最有力に浮上してくる。3月の任期満了で日銀を離れる中曽副総
裁の“出戻り”もありそうだ。あるいはメガバンク出身者か……。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/04(日) 09:54:02.53 ID:4PImaOIx.net
アメリカ銀行株(2/3)
http://ussto.com/news/805435

BAC  31.925(-0.03%)
GS   260.1(0.13%)
City   76.99(-0.10%)
JPM  114.225(-0.08%)
WFC  63.995(-0.12%)

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/04(日) 13:26:13.06 ID:JoHMqUhI.net
日銀次期総裁は誰になっても舵取りが難しい理由
http://diamond.jp/articles/-/158341?page=4

2月中には後任が判明
次期総裁の課題は出口戦略

 任命のプロセスは、まず政府が人事案を衆参両院それぞれの議院運営委員会に提出し、衆参両院の本会議で承認を得た上で、内閣が任命
するという流れになります。ちなみに、黒田総裁の人事案が国会に提出されたのは13年2月28日でしたから、政府は2月ごろに次期総裁の人事
案を示すと見られ、その後国会での承認という手続きが必要となります。

 次期日銀総裁にとって、金融政策の一貫性を保つことはもちろん重要ですが、いずれは訪れる「出口戦略」への備えを進めることがより重要な
使命となります。誰が新総裁となっても、任期5年の間に「出口戦略」の議論として、長短金利操作の水準引き上げや資産買い入れ額の減少が
焦点となるでしょう。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 09:18:00.73 ID:hmXpoLFZ.net
<東証>三菱UFJが売り気配 4〜12月の業務純益、17%減
2018/02/05 09:02 日経速報ニュース 153文字
(9時、コード8306)
【材料】2日の取引終了後に発表した2017年4〜12月期の連結決算は、経常利益が前年同期比0.5%減の1兆2060億円だった。
低金利で貸出業務の収益が減った。本業のもうけを示す実質業務純益は17%減の5830億円だった。
【株価】売り気配で始まる。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 13:47:52.20 ID:4E2m13PH.net
株急落、海外ファンドに国内勢も追随売り 現金比率上げで身構え
2018/02/05 13:39 日経速報ニュース
 金融市場に動揺が広がっている。5日の東京市場で日経平均株価の下げ幅は一時600円を超えた。米長期金利の上昇に端を発した米株式相場
の急落で、投資家心理が一気に弱気になった。株価の先安観が強まり、商品投資顧問(CTA)などトレンド重視の短期筋は日本株の売りを膨らませ
ている。株や債券など複数の金融資産で運用する機関投資家のなかには、現金比率を高める動きも出始めた。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 15:57:31.05 ID:uEAnLHjj.net
株大幅安、先行き警戒感もしぼまぬ株高期待
2018/02/05 15:28 日経速報ニュース 1173文字
 米国発の株安の連鎖が世界で広がっている。5日午前の東京市場で日経平均株価は大幅に下落し、終値は2万2682円と前週末比592円安(2.6%
安)となった。アジアでも中国や韓国など主要な株価指数は軒並み下落した。米金利上昇でこれまでの「適温相場」の持続力に警戒感が高まり、短
期的には調整リスクがくすぶる。だが、世界経済の成長という基礎的条件(ファンダメンタルズ)は堅調で、今回の株価調整は買い場になるとの見方
がある。
 米長期金利は日本時間5日午後の時間外取引で、一時2.8%台後半と前週末を上回る水準で取引が成立した。市場関係者が恐れていた米金利上
昇を受けて株売りに拍車がかかった。
 「2013年のバーナンキ・ショックと似ている」。第一生命経済研究所の藤代宏一氏は5日の金融市場の動きをみてこう分析する。13年はバーナンキ
前米連邦準備理事会(FRB)議長の量的緩和縮小への言及を契機に米国の長期金利が急上昇し、それが米国株安を招いて世界的なリスクオフへ
とつながった。今回も米金利上昇による株安という点で類似しているという。現状は当時ほどのパニック売りは出ていないが、「本格的にリスクオフム
ードが広がって株安が続く可能性がある」と指摘する。
 だが、今回の調整を本格的な下落相場の始まりと見るのは気が早いかもしれない。米ハイイールド債(低格付け債)の値動きを示すブルームバー
グ・バークレイズ・米ハイイールド債指数を見ると、2日時点は105.75で昨年末時点の水準(105.54)を上回っている。米金利が急上昇して企業業績へ
懸念が広がれば、財務が脆弱な企業のハイイールド債は真っ先に売られるはず。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田直彦氏は「ハイイールド
債の下げ渋りはリスクオフがそこまで強くないことを表している」とみる。
 この背景には米国を中心とする世界経済の成長期待がある。世界の貿易量を示すオランダ経済政策分析局の生産指数は右肩上がりで回復を続
けている。中国の1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3と18カ月連続で節目の50を超えている。日本の17年12月の鉱工業生産指数も前
年同月比で14カ月連続の増加を維持していた。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩氏は「今回の米金利上昇は好況を織り込んだものでバーナ
ンキ・ショック時とは異なり、株安は一時的なスピード調整だ」と語る。
 日米とも年初からの急ピッチな株高には警戒感があった。クレディ・スイスのグローバル最高投資責任者(CIO)のマイケル・ストロバーク氏は「長
期的な株高相場の中での健全な調整だ」と指摘する。5日はソニーやホンダなど好業績株は逆行高を演じるなど、投資家が押し目を拾う動きは継続
する。目先は短期的な下落への警戒感があるものの、春先に向けた株高期待はしぼんでいない。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 17:58:03.24 ID:ufaI4XSj.net
ROE 三井住友>>三菱UFJ

17年4~12月
・三井住友 
10.3%(これは当初の目標の上限9%を超えて達成)
・三菱UFJ 
8.82%(三井住友より遥かに劣る。)
・みずほ データなし (見劣りするので意図的に出してない?)

経費率  三井住友<<三菱UFJ
・三井住友  60.3%
・三菱UFJ  67.3%(住友に比べかなり悪い)
・みずほ  データーなし(悪いのは出さないか)

金利上げ局面で 評価損が問題になる債券保有額
三井住友が圧倒的に保有額を削減している。
債券残高 三井住友 15.6 兆円>みずほ 22兆円>>三菱UFJ 43.7兆円

内訳
・三井住友 国債8.6兆円、外国債券 7兆円  株4.2兆円
・三菱UFJ 国債22.7兆円、外国債券21兆円 株6.8兆円
・みずほ  国債12.6兆円 外国債券 9.4兆円 株4兆円

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 18:00:21.66 ID:ufaI4XSj.net
親会社株主四半期純利益

三菱で 銀行本業とは関係ない (モルガン配当 1391億 信託収入1515億 アメリカユニオン 802億) 合計
3708億を引くと4926億となり 住友が圧勝してる。 

三菱FG 実質三菱銀行)8,634(実質4,926億)
住友FG(実質住友銀行)6,481

銀行単体 (住友がすでに三菱を凌駕)

三菱 4251億
住友 4327億

証券子会社(住友の圧勝)

三菱 311億
住友 480億

サラ金子会社(住友圧勝)

三菱アコム 216億
住友プロミ 420億

クレジットカード

三菱 230億
住友 280億

アジア現地法人(三菱のタイ現法が貢献、住友はこれから)

三菱 タイ子会社 499億

住友 インドネシアBTPNを合併し高収益銀行になる予定。
・1月29日 三井住友フィナンシャルグループの現地法人であるインドネシア三井住友銀行との「合併を開始するため」、アセスメントと技術的な準備を進めると発表した。

その他 航空機リース等で住友が圧勝。

三菱 特になし
住友 リース業  280億


結論、 モルガンと米国ユニオン 信託部門を差し引くと住友が既に圧勝している。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/05(月) 21:49:18.58 ID:ufaI4XSj.net
日銀、次の一手難しく 株安がもたらす円高圧力
2018/02/05 21:27 日経速報ニュース
 欧米の金利上昇(債券価格は下落)が続くなか、日本の長期金利は0.1%手前で抑えられている。日銀が臨時の国債買い入れをしてでも金利上昇
を抑えるとの見方があるほか、米金利上昇を嫌気した日米株式相場の下落で国債に買いが入っているためだ。結果的に日米の金利差は広がってい
るが、為替市場には株安がもたらす円高圧力がくすぶる。日銀は次の一手が難しくなっている。
 5日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、前週末に比べて0.005%低い0.080%に下がった。2日発表の1月の米雇
用統計で賃金の伸び率が市場予想を上回り、米長期金利は一時ほぼ4年ぶりとなる2.85%に上昇。前週は米長期金利の上昇を受け、日本の長期
金利も一時0.095%を付けたが、5日は上昇圧力がほとんど波及しなかった。理由は主に2つある。
 一つは日銀の行動だ。日銀は1月31日に満期までの期間が「3年超5年以下」の国債購入を増額。それでも金利上昇が進んだため、2月2日には
「5年超10年以下」の増額と指定の利回りで無制限に国債を買う指し値オペの実施に踏み切った。
 一連の措置は日銀の金利上昇を抑え込む明確な意思を市場に印象づけた。「長期金利が再び上がれば、日銀は臨時の指し値オペをためらわず
行う」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊氏)との見方が市場参加者の間に広がり、自律的な金利低下を促した。
 もう一つは日米株式相場の動向だ。2日の米株式市場では米長期金利の上昇を嫌気して、ダウ工業株30種平均が665ドル安と9年ぶりの下げ幅を
記録。5日の東京市場でも日経平均株価の下げ幅が一時600円を超えた。「投資家心理の悪化で安全資産とされる債券の需要が高まった」(大和証
券の岩下真理氏)
 急激な日米の株安は円高・ドル安にもつながった。巨額の対外純資産を持つ日本の通貨である円は安全資産とされ、投資家心理が悪化すると、
上昇圧力がかかりやすい。
 5日の東京市場では円相場が一時1ドル=109円台後半と前週末のニューヨーク市場で付けた安値から70銭近く上昇。米雇用統計を受けた日米
金利差の拡大による円売り・ドル買いを帳消しにした。三菱東京UFJ銀行の野本尚宏氏は「今後も米株が下がれば、リスク回避で円高が進む可能
性がある」と指摘する。
 こうした市場の動きは日銀の次の一手を難しくする。債券市場では「日銀が指し値オペに動くとの期待が続く限り、長期金利が0.110%を超えること
はない」(SMBC日興証券の竹山聡一氏)との声が多い。半面、株安が続いて金利上昇圧力が和らいでも、「円高を招くため、国債購入を減額して
以前の水準に戻すのは難しい」(SBI証券の道家映二氏)。
 指し値オペへの思惑や株安によるリスク回避で長期金利の上昇はある程度自律的に抑えられそうだ。日銀は金利上昇を防ぐために機動的な措置
をとる必要は薄れたが、その一方で、金利が低下しても国債の買い入れ減額には動きにくい状況に陥り始めている。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 03:00:17.32 ID:PdGnVM31.net
適温経済の持続試す 米金利上昇で日経平均592円安
2018/02/06 01:00 日経速報ニュース 1164文字
 世界の金融市場が米国発のリスクに動揺している。想定以上に好調な米経済指標に驚いた投資家が債券を売り米国の長期金利が急上昇。米国
株の急落を誘発し世界に株安が連鎖した。5日の東京市場では日経平均株価が前週末比592円(2.5%)安と1年3カ月ぶりの下げ幅になった。景気
の拡大と金融緩和による低金利が共存する「適温経済」の持続力が試されている。
 「朝方から海外勢の売りが目立った」とクレディ・スイス証券の牧野淳氏は話す。日経平均が心理的な節目の2万3000円を下回ると、短期的な下落
局面に入ると見たヘッジファンドが日本株に売りを出した。日経平均の終値は2万2682円で年初からの上昇分を打ち消した。
 株安の発端は米金利の上昇だ。2日のニューヨーク市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時、2.85%と約4年ぶりの水準に上昇した
。米国は景気が拡大する中でも物価は緩やかな上昇にとどまっていた。しかし、前週末の米雇用統計が想定以上に良い内容で、今後は物価上昇の
ペースが速まるとの見方が債券売りを誘った。
 運用難で株式に資金を振り向けてきた投資家は金利上昇を受けて株式に売りを出した。現状の企業業績に比べ「米国株は割高感が意識される水
準にあった」(三井住友アセットマネジメントの吉川雅幸氏)ことも売りに拍車をかけ、2日のダウ工業株30種平均は9年ぶりの下げ幅になった。
 米国を起点とするリスク回避の流れは世界に連鎖した。5日は台湾株が2%安となり韓国やインドネシアなどアジア株が下落した。英国とドイツは17
年末と比べた株価騰落率が下げに転じた。ニューヨーク市場の金相場は5日、1トロイオンス1330ドル台と1月の高値から3%弱下落した。5日の米
国株は下げ幅が一時、300ドルを超えるなど不安定な値動きが続いた。
 米連邦準備理事会(FRB)は緩やかな利上げで適温経済を演出してきた。それが株高の大きな要因だが、景気が過熱感を帯びるようだと利上げ
ペースが加速する可能性がある。米家計の住宅ローン残高は昨年9月に10兆ドルを超えてピークに近づく。金利上昇が企業や家計の資金調達に影
響すれば景気の好循環シナリオが揺らぎかねない。
 適温経済が長く続き金融市場にはひずみも蓄積する。米シティグループによると世界の社債発行残高はおよそ6.7兆ドル(約730兆円)と10年間で2
倍以上に増加した。信用力が低い国や企業でも低金利で発行できる「債券バブル」は金利上昇で修正されそうだ。
 ただ、株価の前提となる企業業績は好調だ。日本の上場企業は18年3月期に純利益が過去最高になる見込み。米国も企業の1株利益は過去最
高の水準にある。ニッセイアセットマネジメントの三国公靖氏は5日の株式相場について「海外マネー主導による過剰反応だ」と見ていた。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 05:21:45.40 ID:wyw6YU+R.net
2018年02月06日(火)05時12分
ダウは1500ドル超安、ドル円も109.13円まで下押し

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 06:43:39.46 ID:wyw6YU+R.net
日本株先行き、見方分かれる、「下げは一時的」「2万2000円割れも」。
2018/02/06 日本経済新聞 朝刊

 日経平均株価が5日、大幅に下落した。2万3000円を下回るのは2017年12月29日の大納会以来になる。米国の長期金利の上昇を契機に世界
的に株安が進む。日本株の先行きについて市場関係者に聞いたところ、世界景気の拡大を背景に調整は一時的になるとの見方が多い。ただ、18年
度の企業業績が見えるまで一段高は見込みにくいとの声もあり、見方が分かれている。(1面参照)
 「これまで金利が上がらなかったのがおかしい。好景気の米国で金利が上昇するのは自然な流れだ」と東海東京調査センターの平川昇二チーフグ
ローバルストラテジストは指摘する。
 米ダウ工業株30種平均は年明けから連日で最高値を更新してきた。1月26日には昨年末比で7・7%上昇し、過熱感を指摘される水準まで上昇し
ていた。金利の上昇は債券価格の下落を意味する。債券と比べた割高感が強くなり米国株は売りが優勢となった。
 米国株の下げを受けて日本株にもリスク回避の流れが波及した。5日の株式相場は大幅安となったが、現時点で調整局面が長引くとの見方は少な
い。
 JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは「世界経済の拡大基調は変わらず、好調な企業業績は続く」と話す。18年度の業績予想を
もとに計算した予想PER(株価収益率)が14倍程度になる2万1500円前後を下値のメドとして、割安感から上昇に転じると予想する。
 アセットマネジメントOneの鴨下健ファンドマネジャーは「日経平均は2万2000円を下回らない」とみるが、次の米連邦公開市場委員会(FOMC)が
開かれる3月まで米国の金利動向は不透明感が強い。日経平均は2万3000円台半ばを上値として「当面はボックス圏で推移しそうだ」という。
 「日経平均は2万2000円を下回りそうだ」と話すのは東海東京調査センターの平川昇二氏。下値を付ける時期は6月になると予想する。
 外国為替市場で円高・ドル安傾向が続けば、自動車や機械など輸出企業を中心に18年度の業績計画を慎重に見積もるケースが増える可能性があ
る。企業業績の方向性が見えるのは年後半になるとして「当面は日経平均が上値を追う展開は予想しにくい」と見ていた。
日経平均、下値のめどは  
2月中に〓2万2000円 鴨下健氏〓(アセマネOneファンドマネジャー) 
パウエルFRB次期議長の姿勢見極めのため3月までボックス圏で推移  
6月に〓2万1000円 平川昇二氏〓(東海東京調査センターチーフグローバルストラテジスト) 
米国の金利上昇が落ち着けば、好業績を評価し日本株に資金が向かう 

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 06:48:14.70 ID:wyw6YU+R.net
株急落、歴史繰り返すか―金利逆風、頼みは低PER(スクランブル)
2018/02/06 日本経済新聞 朝刊

 日経平均株価が今年最大の下げ幅を記録した5日の株式市場。株高の基調は続くとの見方がある一方、過去の急落時との類似点を根拠に先行き
を不安視する動きもじわり広がっている。米金利の上昇などで相場が大きく調整した局面は過去にもあった。高値警戒感が続くなかで、急落の歴史
は繰り返すのか。
 この日は朝方から、ファーストリテイリングや京セラなどの主力株が下落した。海外の短期筋や国内の機関投資家の売りが集中し、日経平均は浮
上のきっかけをつかめないまま取引を終えた。東海東京証券の太井正人氏は「市場参加者に『もはや適温相場ではない』との見方が急速に広がった
」と指摘する。
 弱気に傾き始めた投資家が意識するのは過去の急落局面との類似点。特に似ているのが1987年のブラックマンデー。米国と西ドイツ(当時)との
政策協調の乱れなどを引き金に米ダウ工業株30種平均は20%超下落。日経平均も15%安と、過去最大の下落率になった。
□   □
 当時は米連邦準備理事会(FRB)議長がボルカー氏からグリーンスパン氏に代わった直後。プラザ合意後のドル安で世界的なインフレ懸念が高ま
り、金利は上昇傾向だった。FRB議長はイエレン氏からパウエル氏に代わったばかり。米金利の上昇も現在と一致する。
 カネ余りが市場を動揺させた点では、2008年のリーマン・ショックも似ているところがある。リーマン・ショックの引き金はサブプライムローンの急増
。カネ余りを背景に金融機関が関連商品を競って購入し、住宅バブル崩壊で焦げ付いた。カネ余りは今も同じ。資金が向かった先の一つである仮想
通貨は18年に入り急落した。
 リーマン・ショックでは米政府が金融機関の不良債権を買い取る金融安定化法案の成立を図ったが、米議会で当初案が否決され混乱が広がった。
米トランプ政権の不安定な運営は「有事」の対応に不安を残す。
 近い将来、株価が大きく変動するのは「既定路線」と見る向きもある。ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄氏は短期的には「日経平均は2万10
00円程度まで下がる可能性がある」と身構える。
□   □
 一方で強気派も過去との比較をよりどころにする。5日の急落で、東証1部の予想PER(株価収益率)は16倍台になった。ここ数年の平均である1
4倍台に近づけば「割安さから買いが入りやすい」(三井住友アセットマネジメントの山本誠司氏)。87年を振り返ると、日本株はブラックマンデーの波
乱を乗り越えて、89年末のバブル期のピークに向けて上昇を続けた。
 5日の日経平均の下落率は2%台で、歴史的な急落には遠く及ばない。好業績を発表したソニーやホンダは逆行高を演じた。過去の急落局面に比
べて現在の日本株の予想PERは高くはない。業績の裏付けがある分、下値は限られるとの見方は根強い。歴史は繰り返すか、それとも経験で乗り
越えるのか。
日経平均の主な急落局面   
時期 呼び名・〓きっかけ 前日比の〓下落率 
1987年 10月20日 「ブラックマンデー」 14.90% 
2008年 10月16日 「リーマン・ショック」 11.41  
2011年 3月15日 東日本大震災 10.55  
1953年 3月5日 「スターリン暴落」 10.00  
1970年 4月30日 海外投信会社の破綻  8.69  
2016年 6月24日 英・国民投票でEU離脱派が勝利  7.92  
2018年 2月5日 米金利の上昇  2.55 

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 06:49:35.51 ID:wyw6YU+R.net
日本株ADR5日、全面安 京セラが6.7%下落、ソニーも安い
2018/02/06 06:34 日経速報ニュース 135文字
【NQNニューヨーク=川内資子】5日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。
日米株式相場がともに大幅安となった影響で全銘柄が下げた。京セラが6.7%安となったほか、ソニーや
三菱UFJ、キヤノンが5%超下げた。オリックスや三井住友FG、野村も売られた。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 06:50:49.90 ID:wyw6YU+R.net
米国株、急落 ダウ1175ドル安で史上最大の下落幅、調整局目入りとの見方
2018/02/06 06:45 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=古江敦子】5日の米株式相場は急落した。ダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前週末比1175ドル21セント(4.6%)安の
2万4345ドル75セントと昨年12月8日以来ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は史上最大となり、指数の全構成銘柄が下げた。米長期金利の
急速な上昇が投資家心理を冷やし、相対的に運用リスクが高い米株の持ち高を手じまう売りが膨らんだ。
 ダウ平均は朝方から大幅に下げて始まった。米長期金利の指標である10年物国債利回りが5日未明に一時2.88%と前週末から水準を切り上げ
た。金利上昇で企業の資金調達コストが増すうえ、個人消費も抑制し米景気の足かせになるとの警戒感が広がった。投資家が運用リスクを回避す
る姿勢が急速に強めた。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 06:51:48.88 ID:wyw6YU+R.net
ダウ平均、下げ幅一時1500ドル超 2万4000ドル割れ、手じまい売り加速
2018/02/06 05:17 日経速報ニュース 280文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】5日午後の米株式市場でダウ工業株30種平均の前週末比の下げ幅が一時1500ドルを超え、1600ドルに迫る場面
があった。ダウ平均は2万4000ドルを割り込んだ。年初来でもマイナス圏に突入し、昨年11月末以来の安値水準。米長期金利の上昇を受け、米国
株の相対的な割高感が強まった。午後に売りの勢いが増し、持ち高を手じまう動きが加速した。
 投資家心理を計る指標である米株の変動制指数(VIX)が市場の不安心理が高まったと状態とされる20を上回った。VIXは前週末から6割あまり
高い28台と、2016年1月以来の水準に上昇している。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 10:44:12.70 ID:eEDvBrHK.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFGが671万株の売り越し
2018/02/06 09:14 日経速報ニュース 117文字
 6日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄はみずほFG671万株、三菱UFJ315万株、
野村117万株、日立105万株などだった。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/06(火) 12:45:12.45 ID:pQLruWWg.net
株1200円安、「適温相場」が逆回転 投資の前提崩れる
2018/02/06 12:28 日経速報ニュース 1258文字
 
 6日前引けの日経平均株価は前日比1194円の2万1487円と急落した。米金利上昇をきっかけに世界的に株式投資を積み上げていた投資家による
換金売りが相次いでいる。これまでの投資前提が崩れ、世界的に持ち高を解消している。株高と債券高(低金利)が共存する「適温相場」の逆回転が
起きている。

 「HFT(高頻度取引)型のヘッジファンドからの大規模な売りが出た」。外資系証券のトレーダーは同証券会社で取引開始後の10分間だけで1000億
円の売買が成立したと話す。東証1部の9時15分時点の売買代金の15%に相当する規模だ。

 株式と債券(金利)の逆相関や低いボラティリティー(変動率)を前提としていた投資家が、米金利上昇をきっかけに投資前提が覆ったため持ち高を
解消する売りが広がった。相場下落を想定した短期志向のファンドが売りを膨らませ、「6日午前はストップロス(損失限定)の売り注文がさらに別の投
資家のストップロスを巻き込む悪循環」(野村証券の高田将成クオンツ・ストラテジスト)になった。

 「株式と債券の相関係数がプラス圏に近づいている」。JPモルガン・チェースは前週のリポートで、通常なら反対に動く逆相関のあるリスク資産の株
式と安全資産の債券の関係に注目する。相関係数は1に近いほど連動する相関性、マイナス1に近いほど逆の相関が強くなる。S&P500種株価指
数と米10年物国債利回りの相関係数は株価が堅調に推移していた1月はマイナス0.89と逆相関が鮮明だったが、S&P500種指数が過去最高値を付
けた1月26日以降はマイナス0.24に低下し、逆相関の関係が急速に弱まった。

 株安・債券安(金利上昇)となるのは、「投資家がリスク資産、安全資産関係なく売るため、株式と債券の相関が弱まる」(三菱UFJモルガン・スタンレ
ー証券の古川真氏)からだ。13年5月にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)元議長が緩和縮小を示唆した際に米金利が上昇し新興国の株や通貨
が下落した「テーパータントラム」でも、相関係数は大きく1に接近した。15年8月に中国人民銀行(中央銀行)が元切り下げに踏み切った「人民元ショ
ック」により金融市場が世界的に混乱した局面でも相関係数は1に近づいた。

 JPモルガン・チェースは「株式と債券の逆相関、低い変動率を背景に持ち高を膨らませていたリスクパリティ・ファンドやバランス型投信が一斉に持
ち高を解消している」と指摘する。この動きが一段の変動率の上昇を招き、さらに別の投資家の持ち高解消を招く悪循環に陥っている。

 金融商品の変動率を基準とするリスクパリティ・ファンドの運用資産は全世界で7000億〜9000億ドル(約76兆〜97兆円)といわれる。世界的な変動
率の低下が本格化した16年から運用資産は積み上がり、「保有する先進国の株式比率は過去最高だ」(古川氏)という。過去2年間、根雪のように積
み上がった株式の買い持ち高を解消する動きに反転の兆しは今のところみえない。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/07(水) 07:31:25.57 ID:wi90Ms33.net
「落ちるナイフ」を〓む―新興国・海外M&Aで選別(スクランブル)
2018/02/07 日本経済新聞 朝刊

 日経平均株価は6日までの3営業日で1900円近く下げた。落ちてくるナイフは〓(つか)むな――。相場格言は急落局面の静観を説くが、果敢に
買い向かうのが銘柄を選別するアクティブ投資家だ。新興国で稼ぐ企業やM&A(合併・買収)に商機を見いだす。
 「日本株は今が仕込み場。今週は積極的に買っている」。コモンズ投信の伊井哲朗社長はこう打ち明ける。コマツやユニ・チャーム、デンソーなど3
0銘柄に集中投資している。株価はPER(株価収益率)とEPS(1株利益)のかけ算だ。米国株は割高なPERが修正されているのに対し、日本株は
EPSが伸びている状況。「日本株には割安感がある」(伊井氏)
□   □
 6日は東証1部で2%弱の35銘柄が上昇。松井証券の窪田朋一郎氏は「店内では東京エレクトロン、任天堂などを買い越す個人が目立った」と話
す。大引けにかけ下げ幅を縮めた銘柄も多い。こうした銘柄にはいくつかの共通点がある。
 ひとつは新興国での収益力だ。自動車株では6日もインドで稼ぐスズキが0・04%安まで下げ幅を縮め、5日に中国で1兆円投資を発表した日産自
動車は1・58%安。米国比率の高いホンダ、トヨタ自動車より下げ幅は小さい。三菱自動車はアジアをテコに増配に踏み切り逆行高を演じた。
 背景には世界経済の構造変化がある。かつては米経済が失速すると新興国もあおりを受けることが多かったが、今や新興国自体の内需拡大や米
企業の内向き志向も相まって連動性は薄れている。国際通貨基金(IMF)が1月に発表した2018年の世界経済見通しによると、中国とインドの成長
率は7%前後と、3・9%の世界平均より高い。
 米国の金利上昇が新興国通貨安を引き起こすリスクは残るが、新興国で商品・サービスの市場が拡大する限り日本企業の収益は底堅く推移する
可能性がある。
 今回の株安は日本株にもう一つの選別基準を示す。海外M&Aへの期待だ。一例が日本たばこ産業(JT)で6日の下落率は2・09%と業種別日経
平均「食料品」の3・84%より小幅だった。JTは17年に2000億円超を投じインドネシアとフィリピンのたばこ会社を買収するなど新興国の開拓に力
を入れている。
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 こうした企業の「次の一手」は読み切れないものの、高騰しがちだった海外企業の買収金額が株安の余波で冷まされる可能性がある。しかも米金
利の上昇で本来は円安・ドル高が進むはずが、今回は1ドル=109円程度で張り付いたまま。欧州中央銀行(ECB)が金融緩和の出口に向かう途
上で円高になった経験則もあり、日本勢は海外M&Aが進めやすい環境だ。
 ただ新興国市場の開拓や海外M&Aができるのは業績が堅調だからこそ。大和証券によると、アナリストが予想する企業業績の方向感(リビジョ
ン・インデックス=RI)は2日、昨年6月以来のマイナスに転じた。市場という「面」全体に投資すれば勝てる適温相場は早晩、終わりを迎えるだろう。
選び抜いた企業、「点」に投資する選別眼が重要になる。(奥貴史)
【表】株価が底堅かった主な企業の6日の騰落率(%)  
(1)新興国で稼ぐ  
三菱自 1.46 
スズキ ▲0.04 
コマツ ▲2.75 
(2)M&Aに積極的  
J T ▲2.09 
味の素 ▲2.93 
東 レ ▲3.86 
(3)業績の上方修正で株価に割安感  
マルハニチロ 3.82 
パナソニック ▲2.7  
大正薬HD ▲3.15 
日経平均株価 ▲4.73

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/07(水) 07:34:25.71 ID:wi90Ms33.net
日本株ADR6日、ほぼ全面高 トヨタとホンダが高い
2018/02/07 06:13 日経速報ニュース 176文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】6日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高だった。
同日の米株が反発し、日本株ADRにも買いが及んだ。東京市場の取引終了後に2018年3月期の業績予想を
上方修正したトヨタが5%上げた。ホンダとソニーも4%近く上昇。三菱UFJとみずほFG、オリックス、京セラも3%強上げた。
一方、LINEは小幅安で終えた。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/07(水) 07:35:54.81 ID:wi90Ms33.net
米国株、ダウ反発し567ドル高 2年5カ月ぶり上げ幅 景気敏感株に買い
2018/02/07 07:04 日経速報ニュース 978文字
【NQNニューヨーク=川内資子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅反発し、前日比567ドル02セント(2.3%)高の2万49
12ドル77セントで終えた。上げ幅は2015年8月26日以来ほぼ2年5カ月ぶりの大きさ。前日に過去最大の下げとなった反動もあり、午後に景気敏感株
を中心に短期的な戻りを見込んだ買いが優勢となった。
 ダウ平均は過去2営業日で1840ドル下げていた。6日は投資家が世界経済や米企業業績が拡大傾向にあることに改めて着目し、午後にハイテク株
や消費関連株などを中心に株式を買い直す動きが広がった。ダウ平均の上げ幅は一時600ドルに達した。
 多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が、下値メドとされた100日移動平均の前後で下げ止まった。投資家の下値不安がやや
和らいだことが、株買いを促したとの指摘があった。
 ただ、世界的な株安を受けて米株にも売りが先行し、ダウ平均は朝方に一時567ドル安まで下げた。6日の値幅は1167ドルと大きかった。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/07(水) 22:07:18.65 ID:2dEyXI35.net
日本株ことし最大の上昇率、米株上昇や変動性低下に安堵
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-06/P3R30K6K50XS01
長谷川敏郎

2018年2月7日 8:12 JST 更新日時 2018年2月7日 15:35 JST

6日の米ダウ平均は2年ぶりの大幅上昇、VIXは29.98に低下

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きょうの米株先物は軟調、VIX関連商品など需給懸念くすぶる



 7日の東京株式相場は4営業日ぶりに反発。米国株の下げ止まりやボラティリティーの低下で過度なリスク警戒が和らぎ、機械など輸出株、化学
や石油、医薬品株が買われた。医薬品はTOPIXの上昇寄与度でトップ。
  TOPIXの終値は前日比6.50ポイント(0.4%)高の1749.91、日経平均株価は35円13銭(0.2%)高の2万1645円37銭。
ニッセイアセットマネジメントの久保功株式ストラテジストは、「米国株が当面の底を付けた動きとなったことで、日本株も戻りを試す展開となった。
米国でインフレが加速しているわけでもなく、本格的な引き締めで景気後退になるとも思えない」と言う。ただ、「VIXが過去に40を超えた場合はいっ
たん株価が戻ってから再度二番底へと向かう動きになっている。V字反発にはなりにくい」との見方も示した。

  6日の米国株は、ダウ工業株30種平均が一時567ドル安まで売られた後に切り返し、終値では567ドル高と2年ぶりの大幅上昇となった。米国株
のボラティリティー指標であるシカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数(VIX)は一時35%高の50.3まで急上昇したが、結局29.98へ20%低下
した。
  今回の世界的な連鎖株安の震源地だった米国株がいったん落ち着きを見せ、きょうの日本株は朝方から幅広く見直し買いが先行。TOPIXは午
前に一時3.5%高、日経平均は3.4%(743円)高まで上げ、日中上昇率としては米大統領選で急落した翌日の2016年11月10日以来の大きさを記録し
た。
  アイザワ証券投資顧問室の三井郁男ファンドマネジャーは、「米国株はスピード違反の過熱感に金利上昇でリスク回避が加速したが、日本株は
もともとファンダメンタルズが堅調で、第3四半期決算も想定以上に良い流れが続いている」と指摘。1株利益が上昇した半面、株価が下落し、「割安
感が出ている」とみる。同氏によると、TOPIXの12カ月先予想PERは6日に一時14倍割れまで低下。通常は14ー16倍台が中心で、「きのうは明らか
に下にオーバーシュートした」と言う。米S&P500種株価指数の通常レンジは16ー18倍で、現在は17倍程度となっている。

  もっとも、日本時間きょう午後に米S&P500種Eミニ先物が下げ幅を広げると、日本株も大引けにかけ失速した。東証1部の業種別指数で医薬品
が上げるなど、投資対象にも変化の兆しが見える。アイザワ証の三井氏は、「ボラティリティーが落ち着くには時間がかかり、株式ウエートが高い投
家の中には、戻ればポジションを落としたい向きもある。あと10日ほどは荒っぽい相場が続きそう」と予想した。
  りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・マーケット・ストラテジストは、「米国株の下げがここまで大きくなると、これから損切りルール
に抵触した投資家の売りや金融機関の決算対策売りなどの売りが続々と出てくる可能性がある」と指摘。VIXに関連した商品についても、「市場全体
では相当な金額があり、その売りも出尽くしていない。米国株はまだ底を打っていない」と警戒している。

  株式市場のボラティリティーの低さを見込む「ショート・ボラティリティー」取引に参入した投資家は利益を上げてきたが、VIXが3営業日で一時3倍
にも上昇し、大きな打撃を受けた。クレディ・スイス・グループは、ボラティリティーに連動した投資商品の1つを清算することを決定。バークレイズは、
ボラティリティー関連ファンドのレバレッジ解消で今後数日の間に2250億ドル相当の株式売りが出る、と試算している。

  東証1部33業種は石油・石炭製品、医薬品、パルプ・紙、鉱業、化学、機械、精密機器、情報・通信など21業種が上昇。下落は海運や食料品、そ
の他金融、証券・商品先物取引、建設、卸売など12業種は下落。

  売買代金上位では、18年3月期の営業利益計画を上方修正したトヨタ自動車が堅調、17年10ー12月期営業利益が市場予想を上回ったSUMC
O、今期経常利益計画を増額した古河電気工業が高い。これに対し、今期営業利益計画が市場予想を下回ったJT、通期計画の据え置きはネガティ
ブと受け止められたスクウェア・エニックス・ホールディングスは売られた。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 07:04:57.09 ID:vQ7Ueq6d.net
日本株ADR7日、ほぼ全面安 京セラの下げ目立つ
2018/02/08 06:16 日経速報ニュース 146文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】7日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安だった。
米株式相場が反落し、日本株ADRにも売りが波及した。京セラが3%強下げたほか、野村とオリックスも2%超下落した。
キヤノン、LINEやホンダなども安かった。一方、NTTドコモは小幅ながら上昇した。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 07:06:09.27 ID:vQ7Ueq6d.net
米国株、ダウ反落し19ドル安 金利上昇を警戒、IT株に売り
2018/02/08 06:33 日経速報ニュース 1339文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】7日の米株式相場は反落した。ダウ工業株30種平均は、前日比19ドル42セント(0.1%)安の2万4893ドル35セントで
終えた。米長期金利の上昇に対する警戒感が根強く、IT(情報技術)関連株が売られて相場の重荷になった。寄り付き直後に130ドル近く下落した後
に急速に値を戻すなど荒い値動きが7日も続き、積極的な買いが手控えられた。
 投資判断を再開したゴールドマン・サックスが目先の株価動向に慎重姿勢を示したアップルが大幅安。マイクロソフトも下げた。原油安を受けてシェ
ブロンやエクソンモービルが売られたのもダウ平均を下押しした。
 午後に長期金利が上昇したのをきっかけに、ダウ平均の上値が急速に重くなった。JPモルガン・チェースなど金融株の一部には買いが入ったもの
の、リスク選好ムードは広がりにくく、ダウ平均は取引終了間際に下げに転じた。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 08:56:46.83 ID:vQ7Ueq6d.net
http://biz-journal.jp/2018/02/post_22254.html
みずほFG、業界内でくすぶる、ゆうちょ銀行との合併説

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 09:19:53.02 ID:vQ7Ueq6d.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG74万株の買い越し
2018/02/08 09:00 日経速報ニュース 135文字
 8日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG74万株、電子材料17万株、アステラス12万株、
冶金工9万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は三菱UFJ24万株、野村14万株、タカラトミー11万株などだった。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 11:42:58.73 ID:PnNfoyQs.net
みずほ銀行「本業」で稼げなくなった? 経営トップに「想定外」人事
https://dot.asahi.com/aera/2018012400022.html?page=1

 「本業」の融資で稼げなくなり、銀は事業の枠組みを一新する方向に進む。その象徴となる社長人事に、みずほフィナンシャルグループが踏み切った
 本人が「想定外」と語れば、銀行業界も「意外」と驚いた。

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が1月15日に発表した、次期社長に坂井辰史(たつふみ)・みずほ証券社長(58)を充てる人事だ。4月1日に就任
する。社外取締役で構成する指名委員会の全会一致で決まった。佐藤康博・現社長から「運命というか天命と思って引き受けるべし」と強く言われ、決
心したという。
「意外」と受け止められたのは、みずほ内部も含めて銀行業界の多くが佐藤氏の続投とみていたからだ。交代の理由を佐藤氏は「かなり早くから退任
の意向を決めていた」と語った。みずほ役員も「本心だと思う」と明かす。それでも「真相は何だろう」と、情報収集に走る関係者もいる。かつては坂井氏
が佐藤氏よりも7歳若い年齢差を根拠に「次の次」の社長候補ととらえる説も流れていた。
 もうひとつの「意外」は時期だという。みずほは3千億円以上を投じ、次期システムを完成させた。佐藤氏が来年度以降の運用開始を見届けると思わ
れていた。みずほは過去に2002年、11年と、ATMも使えなくなる大規模なシステム障害を引き起こした。万が一、今回も問題が発生すれば、「トップの
引責辞任は間違いない。短命政権に終わることになる」。

 これが業界の一致した見方だ。実際に2回目の障害で頭取が退いた前例もある。

 システム移行を指揮する次期社長は、まさに重責。坂井氏も「身に余る」と表現したほどだ。さらに求められるのは、事業の枠組みを一新し、収益構
造を転換すること。
 日本銀行が16年2月に導入したマイナス金利政策をきっかけに、預金と融資の金利差が極端に小さくなった。銀行は創業以来の「本業」である融資で
儲けられない。場合によっては赤字を膨らます苦境に陥った。
 生き残りを賭け、みずほは従業員1万9千人と国内100拠点を減らす。削れる経費は1千億円台半ば。併せて進める新たな収益源の開拓で、坂井氏の
経歴に注目が集まる。証券社長の前にFGの投資銀行ユニット長、国際ユニット長を歴任した。

「強みがある分野を国内外ともに推進する。そうメッセージを発したと言えます」(格付け会社S&Pグローバル・レーティング・ジャパンの杉原健介氏)
 まず大企業と融資で取引を始め、債券や株式の引き受けといった手数料収入につなげる──そんな作戦だ。「本業」から証券事業に軸足を移すとも
いえる。まさに坂井氏の経験が存分に生かせる。
 金融庁の試算では24年度、地域銀行の6割が融資をはじめ顧客向けサービスで赤字に転落。みずほ経営幹部は、フィンテックやAIといった技術を活
用するなどして、「それまでの7年で成果を上げたい」と意気込む。

 だが現状は厳しい。本業の儲けを示す業務純益は今年度前半で昨年度よりも4割減った。三井住友FGの1割増などと比べると、大きく見劣りする。S&
Pの杉原氏は、金利が低い大企業向け融資の比率が相対的に高いことを要因のひとつに挙げる。
「規模の大きさを収益に結びつけるのは難しい」(杉原氏)
 だからこそ、坂井氏に向けられた期待は大きい。「常に自分の意見を言い続けてきた。一人で何でもできる人。安心して、ついていけます」。みずほ中
堅幹部が評する。いったん仕事を離れると屈託なく、坂井氏本人は物事に頓着しない性格と自覚する。その至らなさをフォローしてくれる妻に感謝を忘
れない。

 読書が趣味で、同じ兵庫県立神戸高校に通ったことから、村上春樹がとくに好き。新時代の経営者のもとで、旧態依然とした銀行は姿を消す。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 12:14:12.25 ID:PnNfoyQs.net
鈴木日銀審議委員、大規模緩和「経済・物価情勢への影響を注視」
2018/02/08 11:02 日経速報ニュース

 日銀の鈴木人司審議委員は8日、和歌山市で開いた金融経済懇談会で講演した。日銀が公表した講演要旨によると、日銀の大規模な金融緩和に
ついて「経済・物価・金融情勢の中で及ぼしている影響には引き続き注視していくことが必要」との考えを示した。ブラック・マンデーやリーマン・ショック
など過去の金融危機を引き合いに出して「市場は生き物だ」と述べ、その時々の金融環境に応じた柔軟な政策運営の重要性を示唆した。

 鈴木委員は大規模緩和が長期化していることについても「金融システムや金融仲介機能への累積的な影響も含めて丁寧にみていく必要がある」と、
緩和の副作用について注視する姿勢を示した。
 鈴木委員は「現状では金融機関は強いストレス耐性を備えており、金融システムの安定性も維持されている」と強調。その上で「銀行間の競争激化
による一層の貸出金利や保有証券利回りの低下で収益が圧迫されている面がある」と指摘した。

 現行の長短金利操作による適切なイールド・カーブ(利回り曲線)のあり方については「経済・物価・金融情勢を踏まえて判断していくことが適切だ」と
述べた。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 14:04:22.10 ID:Y4vAxlTG.net
2018/02/01 16:05
三井住友FG(8316)
欧州系大手、レーティング強気継続。目標株価5,480円。
 欧州系大手証券会社が1月31日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Buy)に据え置いた。
また、目標株価は5,480円としている。因みに前日(1月30日)時点のレーティングコンセンサスは4.58(アナリスト数12人)
で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,513円(アナリスト数11人)となっている。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/08(木) 20:47:01.87 ID:lkrqYGz2.net
株、2万4000円回復に時間・榊氏 個人も慎重姿勢
2018/02/08 16:02 日経速報ニュース 384文字
 榊茂樹・野村アセットマネジメントチーフ・ストラテジスト 目先1週間の東京市場で日経平均株価は2万1000〜2万2700円程度の範囲で推移する
だろう。米株式相場の予想変動率を示すVIXが高止まりしている。オプションの売り戦略で収益を上げていたファンドが損失を被ったため、今後VIX
が以前の低水準に戻る可能性は低い。株式のリスクプレミアム(投資家が求める収益度合いを示す数値)拡大の長期化で、日本株高を主導してき
た海外投資家の買いは目先期待できない。日経平均の2万4000円台回復には時間がかかりそうだ。
 日経平均が2万4000円の高値から大幅に調整し、日本の個人投資家も下落リスクを意識して慎重姿勢を強める公算が大きい。企業業績の好調さ
や米国と比べた日本株の割安感は以前と変わらないが、腰の据わった日本株の買い手は乏しいとみている。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 06:10:53.39 ID:WGoMFS/M.net
不動産融資6年ぶり減、昨年、アパートローン失速。
2018/02/09 日本経済新聞 朝刊
 低金利下で伸びてきた不動産融資が鈍っている。日銀は8日、全国の銀行による2017年の新規融資額が11兆7143億円と、前年比5・2%減った
と発表した。前年を下回ったのは11年以来6年ぶり。日銀が13年に大規模な金融緩和に踏み切って以来初めてだ。16年はマイナス金利を踏まえ融
資増となったが、アパートの過剰建設などゆがみが目立ち、銀行が慎重姿勢に転じた。
 不動産向けの新規融資は16年に12兆円を突破。統計を遡れる1977年以来最高となった。日銀が16年にマイナス金利政策を導入したことをきっ
かけに、長期金利が大幅に低下したことも融資増の追い風となっていた。
 17年に前年比減少に転じた主因は、個人が貸家を建てる際のアパートローンの大幅減。不動産向け融資のうち、アパートローンなど個人の賃貸業
向けは3兆3202億円と、前年比で14・2%も減った。15年、16年と2桁の増加が続いたが、変調が鮮明になった。
 アパートローンの伸びの背景には15年1月施行の相続税制の見直しがある。増税となることがあり、節税策としてアパート建設に踏み切る資産家が
急増した。
 ただ「節税目的のアパート建設の急増は需要の裏付けを伴っていない」(みずほ証券の上野泰也氏)との懸念があった。金融庁や日銀は供給の急
増で空室率が上昇して不良債権化する事態を懸念し、融資急増に警鐘を鳴らしていた。大和総研の土屋貴裕氏は「貸家の需給環境や当局の姿勢も
踏まえて、銀行が慎重になった」とみる。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 06:12:24.54 ID:WGoMFS/M.net
金利の誘導水準、微修正あり得る、鈴木日銀委員が認識。
2018/02/09 日本経済新聞 朝刊
 日銀の鈴木人司審議委員は8日、和歌山市内で記者会見し、金利の誘導水準について、上方に引き上げるなど「微修正することはあり得る」との
認識を示した。現行の金融緩和策の枠組み転換を意味するものではないとしたうえで、経済や物価動向、金融機関への副作用などを加味して緩和
策の持続性を強化する必要が出た場合の選択肢としてあげた。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 06:29:51.93 ID:90JeRM3v.net
米国株、ダウ1032ドル安で2万4000ドル下回る 長期金利の上昇を警戒
2018/02/09 06:12 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落し、前日比1032ドル89セント安の2万3860ドル46セント(速報
値)で終えた。米長期金利の上昇で株式の割高感が強まるとの警戒感から幅広い銘柄に売りが広がった。ダウ平均は過去最大の下落幅となった5日
終値も下回り、2万4000ドルを割り込んで終えた。
 米長期金利の指標である10年物国債の利回りは一時2.88%まで上昇(債券価格は下落)した。2014年1月以来の高水準。国債増発懸念や好景気を
受けた物価上昇観測などが背景にある。8日実施の30年物国債入札も低調で、長期金利が上昇しやすかった。金利上昇圧力の高まりを警戒して、投
資家がリスク資産を手放す動きが広がった。
 株式相場のボラティリティー(変動率)が高まっており、相場変動の先行きを見極めたい投資家が多い。ボラティリティーの上昇に伴って株売り圧力
が強まり、一段安となる展開だった。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落し、同274.825ポイント安の6777.159(速報値)と7000を下回って終えた。米長期金利の上昇が
警戒され、PER(株価収益率)が高く金利上昇時に割高感が意識されやすいハイテク株には売りが膨らんだ。アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、フ
ェイスブック、アルファベット(グーグル)などの主力株が大幅安となり、指数を押し下げた。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 07:12:27.14 ID:kaD2Eq4h.net
日本株ADR8日、全面安 京セラやソニーが大幅安
2018/02/09 06:42 日経速報ニュース 163文字
【NQNニューヨーク=川内資子】8日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。
米株式市場でダウ工業株30種平均が前日比で1000ドルを超える下げ幅を記録。投資家のリスク回避姿勢が強まり、
日本株ADRはほぼ全銘柄が売られた。京セラが7%超下げたほか、ソニーやLINE、野村も安い。三菱UFJとホンダも下げた。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 08:44:02.37 ID:kaD2Eq4h.net
2018.2.9
株価急落で、むしろ日米で息の長い景気拡大が期待できる理由
http://diamond.jp/articles/-/159045

株価が急落したことで
米国経済はむしろ安定

 米国で長期金利が上昇し、それを契機として割高だと言われていた株価が急落した。筆者は市場予想屋ではなく、景気予想屋なので、その視点か
ら今の局面を見つめると、米国経済のファンダメンタルズが自動調節機能を果たしている“望ましい姿”が見えてくる。
 株価や金利の先行きについて、様々な見方が交錯しているようだが、その際にファンダメンタルズが安定している、ということを念頭に置いた議論を
期待する。
 景気が拡大を続けると、遠からず景気が過熱してインフレになりかねないが、このインフレというのが厄介な代物だ。
 というのも、人々がインフレがくると予想すると、買い急ぎが生じるので実際にインフレになってしまう。すると、さらに熱心に買い急ぎをする人々が増
えてしまい、その結果、悪循環が生じてインフレが加速してしまう可能性があるからだ。
そうなると中央銀行は、「景気を悪化させてでもインフレを止めなければ」と考えて、金融を引き締める。その際には、人々のインフレ予想がしっかり鎮
圧されたことを確認するまで引き締めが続きかねず、景気に相当なダメージが生じる可能性がある。
 しかし、今回の長期金利上昇が示したのは、「長期金利が景気を自動調節し、過熱を予防する機能が健在である」ということだ。市場が、景気拡大に
よるインフレの芽を意識し始めると、「将来は中央銀行が金融を引き締めるだろう」という予想の下、長期金利が上昇する。長期金利の基本は、「将来
の予想短期金利の平均値」だからだ。
 長期金利が上がれば、企業の設備投資に際しての借り入れコストが上昇するため、設備投資が抑制されるし、株価に下落圧力がかかるため、株価
上昇に伴う「資産効果(株価の上昇で個人消費が増えること)」も限定的となる。つまり、市場が景気過熱を予想すると、景気が自動的に抑制されると
いう「自動調節機能」が長期金利には備わっているのだ。
 これまで、景気が拡大しても長期金利が上昇しないため不思議だったのだが、ようやく長期金利が上昇し、自動調節機能が“発動”されたのである。
これにより、息の長い景気拡大が期待できよう。

株価下落によって
バブル懸念も解消

 米国株式は、PERやPBRといったさまざまな指標から考えて、割高であったという人が多い。バブルであるという人も出始めていたようだ。しかし、
今回の株価下落で、バブルが膨らんで破裂するという懸念は大幅に和らいだといっていいだろう。
 そもそも、バブルが拡大することは稀である。ITバブルや不動産バブルのような局所的なものは別として、株式市場全体を覆うバブルが発生し、拡
大するためには、景気が相当強くなり、企業収益が絶好調になるまで拡大が続かなければならない。
 しかし通常は、景気拡大が続いてバブルが発生する頃には、インフレ懸念も発生していて金利が上昇するので、バブルが順調に成長していくことは
稀なのだ。日本のバブルは、プラザ合意以降の円高で物価が安定していたことが招いた、珍しい出来事だったのだ。
 今回、もしもインフレ懸念で長期金利が上昇しなければ、人々が「米国経済はインフレなき成長を手にした」と考えるようになり、株式市場が本格的な
バブルに突入していたかもしれない。その意味では、インフレ懸念が長期金利を押し上げ、それが株価の割高を早い段階で修正してくれたのは、長
期的にみれば良いことだったと思われる。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 08:47:29.74 ID:kaD2Eq4h.net
景気は当分の間
拡大を続ける見込み

 景気は、自分では方向を変えない。「景気が拡大して物が売れるようになると、企業は生産拡大のために失業者を雇い、雇われた元失業者が給料
を得て物を買うので、一層物が売れる」といった好循環が生じるからだ。
 上向きの景気が腰折れする可能性としては、「政府・中央銀行がインフレ懸念から景気を故意に腰折れさせる」「海外の景気が腰折れして輸出が激
減する」「バブルが崩壊する」というのが主だが、現在の米国を見るといずれも可能性は低そうだ。
 政府・中央銀行が景気を抑え込む前に、長期金利が上昇して景気の過熱を防いでいるし、バブルの懸念も遠のいた。米国は輸出依存の経済では
ないので、海外の景気悪化の影響は受けにくい。
 そうだとすれば、今回の調整のおかげで、米国の景気拡大が長続きする可能性が高まったということになりそうで、株価のファンダメンタルズは、む
しろ安定性を増したというわけだ。
 米国の株価が下落したことで、割高だとは思えない日本株も「連れ安」した。いつものことだが、日本の景気にとって、株価はそれほど重要ではない
ため、気にすることはないだろう。
 日本の景気は、緩やかながら着実に拡大を続けている。日銀が金融を引き締めるはずはなく、バブルの崩壊も見込まれない現在の状況で、日本の
景気拡大が続くか否かを決めるのは、米国の景気動向だと言っても過言ではない 。
 米国の景気が腰折れすると、米国の対日輸入数量が落ち込むのみならず、日本の途上国向け部品輸出(途上国で組み立てられて米国に輸出され
るもの)も落ち込む。加えて、米国の金融緩和によりドル安円高になり、対世界輸出全体が打撃を被るのだ。
 しかし、上記のように、米国が息の長い景気拡大をするのであれば、日本の景気も息の長い拡大を続ける可能性が高い。場合によっては、米国も日
本も景気拡大期間が過去最長となるかもしれない。

企業収益改善と金利上昇の綱引きで
株価は上がらない可能性

 景気は今後も拡大を続けるだろうが、株価が上がるか否かは筆者には分からない。第一に、米国株は単に割高が修正されただけなのか、まだ割高
なのか、割安水準まで売り込まれているのか、判断がつかないからだ。
 第二に、景気拡大の初期と比べて増益率が低下する一方で、金利には上昇圧力がかかるので、「株より国債を買う」という投資家が増える可能性が
ある。
 以上が中期的な株価の話であるが、短期的には「相場観に基づかず、売りたくないのに売り注文を出す投資家」の存在が重要な役割を果たすかも
しれない。
 信用買いをしている個人投資家が、株価下落による「追証」を求められて保有株を「泣く泣く投げ売りした」といったケースに加え、ファンドマネージ
ャーが社内の「損切り」ルールによって、泣く泣く売らされたといった場合もあろう。
 そうした「売りたくない売り」が大量に出てくることが予想されると、投機家たちが「売りたくない売りで値下がりするだろうから、先回りして売っておこ
う」と考えるかもしれない。そうなれば、「適正な価格帯」を大きく下回って売り込まれる可能性もある。そうした時に、初心者が「この世の終わりだ」と
考えて投げ売りをしたりしないことを祈るばかりである。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 09:29:02.21 ID:OJcrwUnd.net
銀行窓口の代行手数料引き上げへ 大手、収益改善を目指す
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018020801001670.html

 三菱東京UFJ銀行などメガバンクが、電気やガスといった公共料金の銀行窓口での収納代行にかかる手数料の引き上げを検討していることが
8日、分かった。銀行は低金利の長期化で貸し出し利ざやが低下しており、手数料見直しで収益改善を目指す。収納代行を銀行に依頼している企
業や自治体が支払う手数料が引き上げられれば、公共料金の値上げ要因になる可能性がある。ゆうちょ銀行や地方銀行の追随も予想され、影響
が広がりそうだ。
 収納代行は電力、ガス、水道などの公共料金や税金の支払いを企業や自治体に代わって銀行が受け取るサービス。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 12:32:10.11 ID:p4XQqa1Q.net
日米株に激震再び 金融株安が映す投資家の懸念
2018/02/09 11:22 日経速報ニュース 1245文字
 日米の株式相場が再び激震に見舞われた。9日午前の日経平均株価は大幅反落し、下げ幅が一時700円を超えた。米国ではダウ工業株30種平均
が1週間で2度目となる1000ドル超の下げを喫し、「健全な調整」の範囲を超えたのではないかとの恐怖感が広がっている。株価指標面で日本株の割
安感を指摘する声は多いものの、押し目買いに踏み切れない投資家が増えつつある。

 9日午前の東京市場では国際石油開発帝石が5%安、住友金属鉱山が3%安となった。ともに2018年3月期の業績見通しを上方修正したが、米株
安でリスク回避ムードが強まるなか好感する向きは乏しかった。米長期金利の高止まりにもかかわらず三菱UFJフィナンシャル・グループが一時3%
超下げるなど、金融株の下落幅も大きかった。世界的な金利上昇を銀行の利ざや改善要因とみなす楽観ムードは消えうせた。

 ある外資系証券の株式トレーダーは日経平均の700円安について「寄り付きからヘッジファンドなどの短期筋が株価指数先物にロスカット(損失限定
)目的の売りを膨らませた」と説明する。8日、米株式投資家が予想する相場変動率を示すVIXは一時3割も上昇し36台に乗せた。投資家の不安心理
が高まった状態とされる20を大きく上回ったままだ。8日のような米株の急落があれば「短期筋は持ち高を解消せざるをえない」(同)という。

 市場の関心は、売りが売りを呼ぶような今回の「VIXショック」が金融危機のような状況につながるのかに集まっている。市場では、金利上昇(債券価
格の下落)と株安が金融機関の業績に悪影響を及ぼす「テールリスク」を指摘する市場関係者も現れ始めた。

 気がかりなのが、足元の金融株の下げだ。米長期金利と業種別TOPIXの「銀行」の過去1年間の相関係数はプラス0.76。だがこの1カ月に限るとマ
イナス0.78と正反対の動きになっている。相関係数は1に近いほど順の相関性、マイナス1に近いほど逆の相関性が強いことを示す。米金利上昇にも
関わらず銀行株が上がらないのは「金融派生商品(デリバティブ)取引に絡んで損失を抱える金融機関が出るとの懸念を映し出している」(みずほ証
券の倉持靖彦投資情報部長)との見方がある。

 「打診買いを入れ始めようと思っていたが、ためらっている」。ある大手地銀の日本株運用担当者は頭を抱える。世界景気の回復から日本企業も恩
恵を受けるとして、日経平均は昨年秋から押し目らしい押し目なく一本調子に上げてきた。買い遅れた国内機関投資家にとって足元の株価急落は絶
好の買い場になるはずだが、「日米株がさらに急ピッチに下げれば損失を抱えてしまう」(同)と積極的な買いには慎重だ。

 日経平均はチャート分析で下値メドとして意識される200日移動平均が位置する2万1000円近辺に接近しており、「この水準を割り込むと、相場が下
落基調に入ったと判断した短期筋からの売りがさらに増える」(外資系証券)との声も出ている。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 13:43:57.34 ID:SWmwhcV4.net
株、急落の第2波 米金利上昇で揺れ再び
2018/02/09 12:39 日経速報ニュース

 9日の東京株式市場では、午前の取引で日経平均株価は前日比一時771円安と急落した。世界的な金利の先高観と、それを受けた米国株の大幅
安が日本株市場を揺らしている。「適温相場は崩壊した。株はまだ下げるでしょう」(国内証券の株式担当者)。市場ではしばらく荒い値動きは止まら
ないとの見方が強まっている。
 8日に米長期金利の指標となる10年物国債の利回りが一時2.88%まで上昇。英国の中央銀行イングランド銀行も主要政策金利を0.5%に据え置く一
方、早期の追加利上げを示唆した。「過剰流動性相場の終わりの始まりだ。株式市場にとっては金利が上がり続けること自体が逆風」(楽天証券経
済研究所の窪田真之氏)と弱気ムードが広がった。
 金利の先高観の広がりを受け8日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が1000ドル強と過去2番目の下げ幅を記録。9日の日本株にも週明けの
急落に続き、先物主導で売りが波及した。相場の変動率が大きくなると機械的に売りを出すファンドが下げに拍車をかけ、東証1部の9割以上の銘柄
が下落した。大型株では信越化学工業が6%安、ファナックが5%安となった。
 日本株は流動性が高く、世界発のマイナス材料で機関投資家は「日本株売り」という行動をとりやすい。しかもこの日本株売りには「円買い」が伴うケ
ースが多い。日本企業の多くは2018年度の業績予想を策定している最中。9日の為替レート(1ドル=108円)を踏まえると、輸出企業を中心に来年度
の想定を1ドル=105円前後に置く可能性がある。今年度の平均レートである1ドル=110円台より円高水準で、「業績拡大が続く日本企業は買い」の
ストーリーが成立しにくくなる。機関投資家は「大型株ほど、業績の伸びが若干鈍化しただけで強烈に売られる」(ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本
史雄氏)と警戒感を強める。
 これに加え、米法人減税による会計上の一時的な影響も波乱要因になっている。上場企業の決算発表では米法人減税による影響が上場企業の17
年度の利益を大きく押し上げているからだ。例えばトヨタ自動車であれば法人減税に伴う会計上の利益押し上げ効果が3000億円と純利益予想(2兆4
000億円)の1割強に相当する。日本株のPER(株価収益率)は12倍台と過去の経験則上では割安な水準まで調整しそうだが、「現時点でこの数字を
みて割安、割高と議論できなくなった」(国内運用会社のファンドマネジャー)との声が聞かれる。
 市場では「これまで株価変動率が高まったときは、中長期目線ではもれなく買い場」(大和証券の石黒英之氏)と冷静に構える向きもいる。ただ「3月
末決算の運用会社などは現時点で動かせる資金余力が少ない」(みずほ証券の倉持靖彦氏)などの季節要因もあり、買い手は限られる。当面は海外
勢の動向に振り回される弱気相場が続く懸念が強まっている。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 15:18:26.69 ID:FagZiz6x.net
2018/02/09 14:05
みずほFG(8411)
欧州系大手、レーティング据え置き、中立。目標株価引き下げ、175円。
 欧州系大手証券会社が2月8日、みずほフィナンシャルグループ<8411>のレーティングを中立(ニュートラル)に据え置いた。
一方、目標株価は180円から175円に引き下げた。因みに前日(2月7日)時点のレーティングコンセンサスは3.08(アナリスト数
13人)で「中立」の水準、目標株価コンセンサスは212円(アナリスト数13人)となっている。

02/09 8411 みずほFG マッコーリー Neutral継続 180→175円

2018/02/09 14:05
みずほFG(8411)
米系大手、レーティング据え置き、中立。目標株価引き上げ、220円。
 米系大手証券会社が2月8日、みずほフィナンシャルグループ<8411>のレーティングを中立(2(中立))に据え置いた。一方、
目標株価は215円から220円に引き上げた。因みに前日(2月7日)時点のレーティングコンセンサスは3.08(アナリスト数13人
)で「中立」の水準、目標株価コンセンサスは212円(アナリスト数13人)となっている。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 15:22:21.52 ID:FagZiz6x.net
2018/02/09 14:05
三井住友FG(8316)
米系大手、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、5,600円。
 米系大手証券会社が2月8日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(1(買い))に据え置いた。
一方、目標株価は5,100円から5,600円に引き上げた。因みに前日(2月7日)時点のレーティングコンセンサスは4.58(アナ
リスト数12人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,510円(アナリスト数12人)となっている。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/09(金) 21:37:13.63 ID:6xu0dmAU.net
急落予見していた外国人の「2兆円」売り 個人撤退で一段安も
2018/02/09 16:49 日経速報ニュース 1474文字
 米長期金利の上昇をきっかけとした世界的な株安に歯止めがかからない。日経平均は1月23日に付けた約26年ぶりの高値である2万4124円から
3週間足らずで11%もの急落に見舞われた。振り返ってみると日経平均が上値追いを続けていた1月、海外投資家は週間で1兆円を超える規模の
売りを2度にわたり日本株に浴びせていた。海外勢は2月の急落を予見していた可能性がある。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 02:28:34.25 ID:q8jlqtJG.net
政府:日銀総裁に黒田氏再任の方針固める、月内に国会提出−共同
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-09/P3VZNK6JTSE801

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 06:51:47.92 ID:uaFVyYRW.net
日本株ADR9日、全面高 京セラ急伸、野村も上昇
2018/02/10 06:10 日経速報ニュース 112文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】9日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高となった。
米株式相場が反発し、米市場に上場している日本株ADRは全銘柄が上昇した。京セラが大幅高。
野村やトヨタ、LINEの上げも目立った。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 06:52:58.21 ID:uaFVyYRW.net
米国株、3日ぶり反発 短期の戻り期待の買い、荒い値動き続く
2018/02/10 06:16 日経速報ニュース 414文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式相場は3日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比330ドル44セント高の2万4190ドル90セント
(速報値)で終えた。前日に1000ドル超下げるなど週初から急落した反動で取引終了にかけて短期的な戻りを見込んだ買いが優勢になった。米企業
業績の改善と米景気拡大といったファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に変化はないとの見方が根強く相場を支えた。
 もっとも、前日に直近高値から10%安と相場調整の局面に入ったことからダウ平均の底値を探る動きがみられる場面があった。米金利や株式相場
の変動率の上昇に対する警戒感もあって、下げ幅は一時500ドル超まで拡大するなど荒い値動きが続いた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同97.332ポイント高の6874.491(同)で終えた。マイクロソフトやアルファベット(グーグル)など主
力銘柄に買いが入り、指数を押し上げた。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 07:37:15.84 ID:R5wjMjM6.net
黒田日銀総裁、続投へ、大規模緩和継続、政府、月内にも人事案提示。
2018/02/10 日本経済新聞 朝刊

 安倍晋三首相は4月8日に任期満了となる日銀の黒田東彦総裁を続投させる人事案を月内にも国会に提示する。複数の政府関係者が明らかにし
た。大規模な金融緩和によって日本経済の回復をけん引した実績を評価した。2%の物価目標を掲げた政府・日銀のアコード(政策協定)も据え置く
方針で、円安・株高基調を維持する狙いがある。黒田氏は次の任期でデフレ脱却や金融正常化を見据えた出口戦略が求められる。
 政府が国会に人事案を示し、国会が所信を聴取する。衆参両院の同意が得られれば、人事案は正式に承認される。正副総裁の任期は2023年ま
での5年間。日銀総裁を2期連続で務めるのは1961年に再任した山際正道氏以来、57年ぶりとなる。
 3月19日に任期満了となる副総裁の後任人事案も同時に示す。岩田規久男氏は交代となる見込みだ。
 首相は衆院予算委員会で「市場の空気を変えていく力になった。黒田氏の手腕を信頼している」と高く評価していた。別の政権幹部も「黒田氏はア
ベノミクスの象徴だ。交代はリスクを伴う」と指摘した。
 首相と黒田氏の金融政策には金融機関の収益悪化などといった副作用への根強い批判がある。国会に黒田氏再任の人事案を提示することで野
党から激しい批判が出ることも予想される。首相は丁寧な説明を心がけ、理解を求めていく考えだ。
 黒田氏は13年3月に就任し、13年4月に「2年で2%」の物価上昇を目標に掲げた「異次元の金融緩和」に着手。14年10月の追加緩和や16年2
月のマイナス金利政策など積極的な緩和路線を採り、首相の経済政策「アベノミクス」を主導してきた。
 足元では高度成長期の「いざなぎ景気」を超える戦後2位の景気拡大局面を迎えており、円安・株高や有効求人倍率の大幅な改善といった成果を
生んでいる。内閣府は「長期の景気回復により、デフレ脱却に向けた局面変化が着実に見られている」と指摘している。
 黒田氏は18年1月の金融政策決定会合後の記者会見で「2%物価安定目標を変更する必要があるとは全く考えていない」と言及しており、大規模
な金融緩和が続く見通しだ。政府と日銀が交わしているアコードも大枠で据え置く見込みだ。
 政権側は金利を低く抑え企業の積極的な投資を呼び込むと同時に、国内企業の輸出を後押ししている円安基調の維持を目指す。低金利が続けば
アベノミクスの「第2の矢」である財政も出動しやすくなるとの思惑がある。
 次期総裁任期で黒田氏が当初、「2年で2%」と公言した物価安定目標の早期達成が焦点となる。生鮮食品をのぞく消費者物価指数の伸び率は足
元で0・9%程度にとどまっており、日銀も「19年度ごろ」に目標を先送りしている。首相が経済界に直接要請した賃上げなどにより、持続的な物価上
昇につなげられるかが関心事だ。
 米国や欧州は金融緩和の正常化や金利引き上げに動いており、日銀がどう出口戦略を描くのかも問われる。16年に導入したマイナス金利によって
金融機関の収益は圧迫され、副作用への懸念が広がっている。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 15:20:17.22 ID:tLKqoe7F.net
パウエル議長、早くも試練。
2018/02/10 日本経済新聞 夕刊
 米株式市場は9日も不安定な動きだった。ダウ工業株30種平均は午後1時半すぎに前日比500ドル安まで下げた後、引け間際に521ドル高まで
切り返す場面があった。日中値幅(1日の高値と安値の差)が1000ドルを超えたのは今週4回目。相場急落が始まって1週間たっても、落ち着くには
ほど遠い状態だ。
□   □
 取引終盤の急反発の理由はS&P500種株価指数が200日移動平均線を下回ったことにあるようだ。「2016年以降、米株相場の下値支持線」(ミ
ラー・タバックのマシュー・マリー氏)と目先の下値のメドに挙げられていた。同平均線を下回り「アルゴリズム(自動計算)の買いが作動した」(米中堅
証券)との指摘もある。
 もっとも、株式相場を覆う暗雲は少しも晴れていない。相場環境の変化を如実に示すのが資金フローだ。バンクオブアメリカ・メリルリンチによると、
7日までの1週間で世界の株式ファンドから過去最大の306億ドル(3兆3200億円)の資金が流出した。1月24日までの1週間は332億ドルと過去
最大の流入だった。わずか2週間で過去最大の流入から流出に転じたことになる。
 米株投資家が恐れているのは「米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの加速」(ウィンダム・ファイナンシャル・サービスのポール・メンデル
ソーン氏)だ。米経済は絶好調なのにトランプ政権が大型減税と歳出上限の引き上げを決めた。それが景気を不必要に刺激し、FRBが利上げを急
がざるをえなくなると市場は懸念している。
 「株価急落は小さなジャガイモのようなもの」(ニューヨーク連銀のダドリー総裁)。あくまで金融政策の正常化を着実に進めようとするFRB高官の姿
勢も市場の懸念を強めた。
 FRBの利上げは過去も株価の大幅な調整を招いてきた。04〜06年の利上げはサブプライムショック、99〜00年の利上げはIT(情報技術)バブ
ルの崩壊に至った。例外は1994〜95年の利上げで、株価は10%程度の調整にとどまった。当時はITエコノミーの勃興期で、金利上昇の悪影響が
吸収された。今回は景気サイクルの終盤であり、94年の再現は望みにくい。
□   □
 株価急落と債券利回りの上昇で、米経済には実質的な金融引き締め効果が広がり始めている。かといってFRBが利上げペースを緩めるのも難し
い。トランプ政権による過度な景気刺激に加え、失業率は4・1%とすでに歴史的な低水準にあるからだ。今年3月には携帯電話の格安プランの効果
が〓落し「コア物価指数を0・2〜0・3%押し上げる」(米国野村証券の雨宮愛知氏)。物価はFRBが目標とする2%に迫る。
 その状況で3月の利上げを見送れば「我々がねだればFRBは助けてくれる」との誤った安心感を市場に与えかねない。「株価は急回復するだろうが
、その後により激しい調整が訪れる」(雨宮氏)
 5日に就任したばかりのパウエルFRB議長はいきなり難しいジレンマにはまった。投資家心理を冷やし過ぎず、一方で米経済の過熱リスクも抑えな
くてはならない。初めて公の場で発言する28日の議会証言で市場とのコミュニケーション能力が問われそうだ。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/11(日) 06:03:13.87 ID:r0rUeSEx.net
「黒田氏続投」円安観測も
2018/02/10 23:44 日経速報ニュース 951文字
 安倍晋三首相が4月に任期が切れる日銀の黒田東彦総裁を続投させる方針を固めたとの報道を受け、外国為替市場では日銀の大規模緩和が堅
持され、中長期的に円安トレンドにつながるとの観測が広がっている。利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)との違いが意識されているためだ。
 日銀は現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和の下で、長期金利をゼロ%程度に誘導している。時間がたつにつれ米長期金利が上昇して日
米の金利差が開き、円安が進みやすくなるとの見方が出ている。
 実際、再任の一報が伝わった9日の午後10時45分ごろには、円安につながる今の仕組みが当面継続されるとの思惑から瞬間的に40銭ほど円安・ド
ル高が進んだ。
 ただ、大きく円安にふれるほどの勢いはない。日銀が金融緩和の正常化に向かうとの見方がくすぶっているためだ。2017年11月以降、日米の金利
差が開いてきたのに逆に円高になっているのは「日銀の出口論が背景にある」(ソニーフィナンシャルホールディングスの尾河真樹氏)。
 黒田氏は2月6日の衆院予算委で「誘導目標の引き上げは適切ではない」と火消しに動いたが、外国人投資家らの疑念を払拭するには至っていない
。新体制後の日銀が市場に対して発するメッセージに注目が集まっている。
 目先をみれば円相場には上昇圧力が根強く残っている。世界の株価が乱高下を続けるなかで「安全資産」として円が買われやすいからだ。9日には
黒田氏の続投報道で一時円安に振れた後、米株の下落と歩調を合わせて一時1ドル=108円程度と約5カ月ぶりの円高水準まで上昇した。
 主要通貨の総合的な強さを示す日経通貨インデックスによると、9日までの1週間で最も上昇したのはドル。2番手は円だ。円の対ドル相場だけをみ
れば膠着してみえるが、「相場が大きく動くエネルギーが蓄積されている」(みずほ証券の鈴木健吾氏)。
 円はユーロなど幅広い通貨に対して上昇しており、目先は円買いに勢いが付く可能性がある。対ドル相場でも17年の円の高値である1ドル=107円
32銭を超えると「一気に105円まで円高が進む可能性がある」と鈴木氏は分析する。
 ソニーフィナンシャルの尾河氏も「金利差に着目した円安・ドル高基調に戻るにはしばらく時間がかかりそうだ」と予想している。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/11(日) 11:13:15.17 ID:7v+OIxmh.net
前スレ
★☆果てしない連想ゲーム 107☆★ [無断転載禁止]c2ch.net
http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/cafe50/1508646833/

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/11(日) 11:16:21.88 ID:7v+OIxmh.net
前スレ
☆★果てしない連想ゲーム 107★☆
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/cafe50/1514070935/

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/12(月) 12:32:31.96 ID:YjVUHZBY.net
黒田日銀総裁、緩和「出口」の道筋どう描く 日本でも出てきた超低金利の副作用
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/180212/mca1802120500006-n1.htm

 安倍晋三首相が続投打診の方針を固めた日銀の黒田東彦総裁の再任後のかじ取りに注目が集まっている。黒田氏は当面は大規模金融緩和を
続けるもようだが、緩和縮小に向けた「出口戦略」を描くという課題もある。好調な世界経済を背景に米欧は緩和縮小に動いており日本でも超低金利
の副作用が出ているためだ。ただし物価上昇目標は未達なうえ、金融市場は不安定化しており、1期目以上に難しい判断を迫られそうだ。
 「日銀は2019年前半にも金融政策を“微調整”する可能性がある」。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、こう指摘す
る。
 黒田氏は当面は市場の動揺を抑えるため現行の大規模緩和を続けるとみられる。だが、今年1月に量的緩和を縮小させた欧州中央銀行(ECB)が
来年にも利上げに踏み切れば、既に利上げを重ねている米連邦準備制度理事会(FRB)と足並みがそろう。日銀も日本経済が上向く中、少しずつ金
融政策を正常化させるとみる向きは強い。
 市川氏は、日銀が短期金利でマイナス0.1%、長期金利で0%程度という現行の誘導目標を0.1ポイントずつ上げ、マイナス金利を解除すると予
想。市場の混乱を避けるため、米欧のような本格的縮小ではなく一度だけの微調整と説明するのではとみている。

 出口戦略が求められる背景には大規模緩和の副作用もある。大手銀行5グループは超低金利で利益を出しにくくなり、17年4〜12月期の実質業
務純益は前年同期比で2割超減少。黒田氏も「収益下押しが長期化すると、金融仲介機能が停滞に向かう」と懸念する。
 一方、物価上昇率目標の2%は未達で、金融政策正常化の機は熟していないとの声もある。また今月の世界株安連鎖で「バブル崩壊の兆しではな
いか」(BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミスト)との悲観論も出ており、出口戦略をおおっぴらに検討するのは難しい状況だ。
 とはいえ19年になれば、10月に予定される消費税増税や東京五輪関連投資の一巡で経済が減速するともみられ、緩和縮小どころではなくなる可
能性もある。大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは「世界経済のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は強い。余裕がある年内のうちに一定の
方向性は決めておくべきだ」と出口戦略検討を促している。

市川氏は、日銀が短期金利でマイナス0.1%、長期金利で0%程度という現行の誘導目標を0.1ポイントずつ上げ、マイナス金利を解除すると予想。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 07:02:23.62 ID:vy+D738n.net
三井住友銀、デジタル取引を4割に拡大、ネット取引申請不要。
2018/02/13 日本経済新聞 朝刊

 三井住友銀行はパソコンやスマートフォン(スマホ)を使った顧客とのデジタル取引を加速する。預金口座を開く人が別途申し込まなくてもネットバン
キングを使えるようにするほか本支店への振込手数料をなくす。現状で約20%のデジタル取引の比率を今後2年で40%へ高める計画だ。キャッシュ
レス化に弾みをつけ、業務効率化でコスト削減にもつなげる。
 パソコンやスマホの画面で振り込みなどができるネットバンキングを、3月中旬から預金口座の開設と併せて使えるようにする。ネット上から三井住
友銀の本支店にある口座へお金を振り込む場合、契約によっては手数料がかかっていたが9月末までになくす。
 三井住友銀では支店への来店客が過去10年で約3割減ったが、現金の入出金や振り込みで銀行窓口を訪れる預金者も少なくない。パソコンやス
マホ経由で取引が完結するデジタル取引の流れに弾みがつけば、窓口や支店の維持にかかる物件費などの削減につなげられる可能性がある。
 また、預金者向けのサービス「SMBCポイント」も4月に新設する。ネットバンキングの利用だけでなく、デビットカードを使った買い物などでもポイント
をためられるようにする。三井住友カードと連携し、集めたポイントを商品券や航空会社のマイレージに換えられるように改める。
 2002年以降に普通預金の口座をつくった約1100万人が対象になるが、それ以前に口座を開いた人でも支店やネット上で移れるようにする。従来
のキャッシュカードにデビットの機能を併せた新しいカードの発行も始める。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 07:05:18.50 ID:vy+D738n.net
日本株ADR12日、全面高 ソニーとLINEが2%超上昇
2018/02/13 06:10 日経速報ニュース 135文字
【NQNニューヨーク】12日の米国株式市場で、日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米株式相場が大幅に続伸したのを受け幅広い銘柄に買いが入った。ソニーとLINEが2%超上昇。
オリックスやホンダ、京セラ、野村も買われた。三菱UFJや三井住友FG、みずほFGも上げた。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 07:06:44.59 ID:vy+D738n.net
米国株、ダウ続伸し410ドル高 アップルなどに値ごろ感の買い
2018/02/13 06:30 日経速報ニュース 927文字
【NQNニューヨーク=川内資子】12日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前週末比410ドル37セント(1.7%)高の2万4601ドル27セント
で終えた。前週に相場が急落した反動で、アップルやボーイングなど優良銘柄を中心に買い直しが入り、相場を押し上げた。
 最近の相場下落で下げが目立ったアップルが4%上昇した。アップルと同様に業績の安定成長期待が高い航空機のボーイングも3%高となり、2銘
柄でダウ平均を118ドル押し上げた。ダウ平均の上げ幅は午後に一時574ドルに達した。
 ただ、米長期金利上昇が相場の重荷になるとの警戒感は根強い。14日発表の1月の消費者物価指数(CPI)がインフレ圧力の高まりを示し、金利上
昇を促すのかを見極めたいとする市場関係者も多かった。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 15:17:46.46 ID:4Ovgz8bm.net
日経平均、下げ幅100円超える 「短期筋が損失覚悟の売り」
2018/02/13 14:41 日経速報ニュース 175文字
 13日午後の東京株式市場で日経平均株価は一段安となり、前週末比の下げ幅は100円を超えた。外国為替市場で円高が進み、投資家心理が弱気
に傾いた。市場では「年明け後に日本株を買い持ちにしてきた商品投資顧問(CTA)などの短期志向の投資家による損失覚悟の売りが続いている」(国
内証券のストラテジスト)との声が出ていた。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 15:33:52.57 ID:iruFDKlh.net
メガバンクの注目度アップ、米長期金利上昇による実利とリスクオフの綱引き<注目テーマ>
https://minkabu.jp/stock/8316/news/1451627
★人気テーマ・ベスト10
1 商社
2 メガバンク
3 人工知能
4 サイバーセキュリティ
5 全固体電池
6 電気自動車関連
7 仮想通貨
8 量子コンピューター
9 カジノ関連
10 ロボット

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「メガバンク」が2位に急浮上している。

 昨年来、強い米国経済を基盤とした米株高は東京市場にも恩恵を与えてきたが、ここにきて流れが変調となっている。経済の強さが長期金利の上
昇スピードを加速させ、相対的な株式の割高感が一気に利益確定の動きを誘発する要因となっている。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>を筆頭に三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>など米国
事業を展開するメガバンクにとって、米10年債利回りの上昇は利ザヤ拡大に伴う運用環境の改善を意味するものであり、昨年来、メガバンクの株価
上昇と米長期金利高は極めて連動性の高い動きを示してきた。しかし、米国発の世界的なリスクオフの流れがこの鉄板セオリーをも崩す形となった。

 直近は米10年債利回りが2.86%近辺まで上昇、3%台に乗せていた2013年12月以来の水準となっている。きょうは米国株の戻りを受け、メガバ
ンクも買い戻し優勢となっているが、上値の重さはいかんともし難い。TOPIXとの相関も以前より低下しており、今回の株安の背景には金融セクターの
デリバティブ損失など、まだ目に見えていない悪材料を暗示するものではないかという穿(うが)った見方も市場の一部に出ている。

 全体相場が落ち着きを取り戻せば、米長期金利の上昇を収益改善要因として再評価する動きがメガバンクや第一生命ホールディングス<8750.T>な
ど生保株に出てくる可能性はある。メガバンクの実利と投資家のネガティブマインドとの綱引きだが、今はまだ実利に目を向けるムードには乏しいようだ。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/14(水) 06:07:19.36 ID:hXT3ORF8.net
みずほ銀がスマホ版「デビット」、預金から即時引き落とし。
2018/02/14 日本経済新聞 朝刊
 みずほ銀行は13日、スマートフォン(スマホ)に搭載した電子マネーで買い物をすると即座に預金口座からお金が引き落とされるサービスを2018
年春から始めると発表した。クレジットカードなど現金以外の支払いはお金の使い過ぎに不安を感じる人が多い。利用額を預金口座と直結して、利用
者を取り込む。
 ジェーシービー(JCB)と大日本印刷と共同で開発した。新サービスの名称は「スマートデビット」。預金口座から買い物のたびに引き落とされる「デ
ビットカード」のスマホ版だ。1件あたりの支払額の上限は3万円。地方銀行など外部にも同様のサービスが可能なシステムを提供する。
 支払いが可能なのはJCBのクイックペイ加盟店だ。大手コンビニエンスストアやスーパーなど65万台以上の決済端末がある。利用するにはみず
ほ銀の口座を持ち、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載するスマホが必要だ。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/14(水) 06:08:05.80 ID:hXT3ORF8.net
本人確認登録、アプリで一括、三井住友FG系。
2018/02/14 日本経済新聞 朝刊
 三井住友フィナンシャルグループが出資するポラリファイ(東京・港)は、同社のアプリで免許証などの本人確認書類の登録が一括でできるサービ
スを始める。アプリ内に書類を登録すると、人材派遣など特定サービスを複数の企業で利用する度に確認書類を登録し直す手間が省ける。まず15
日から、マイナンバーカードの暗証番号をアプリ内で保管できるようにする。
 同社はパスワードの代わりに生体認証で本人確認できるサービスを提供してきた。年内にはマイナンバーカードを利用したインターネット上での口
座開設も行えるようにする。将来は対応可能な本人確認書類の種類を増やし、汎用性を高める。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/14(水) 06:38:44.57 ID:5S4uhl42.net
日本株ADR13日 ほぼ全面安、トヨタが3%近く下落
2018/02/14 06:27 日経速報ニュース 128文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】13日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安だった。
同日の東京市場で日経平均株価が続落したうえ、円高進行も重荷となり日本株ADRは売られた。トヨタが3%近く下落。
ソニー、LINE、オリックスの下げも目立った。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/14(水) 12:01:28.89 ID:G0BIv4CD.net
VIXの30超え、日米株とも中長期での買い場のサイン−大和証
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-13/P43YLA6TTDS101

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/14(水) 14:46:51.39 ID:o1q+9XeL.net
円高・株安 いまが底値水準・高橋氏 3月末には2万3000円台回復か
2018/02/14 14:26 日経速報ニュース
 高橋和宏・大和証券株式上席ストラテジスト 外国為替市場で円相場が一時1ドル=106円台まで上昇し、来期の企業業績への不透明感が強まっ
たことがきょうの日本株安の要因とみている。昨年秋以降、世界経済や企業業績の好調さを背景に上昇してきたが、いったんはポジション調整の売
りが膨らんでいる。
 日経平均株価を1つの銘柄とみた場合の予想PER(株価収益率)は13倍程度が下限と考えられ、その水準にすでに達した。従って、日経平均の下
値は現在の2万1000円程度とみている。しばらくは売り買いが交錯するだろうが、米連邦準備理事会(FRB)が3月に利上げを実施して円高進行が
止まり、3月末には2万3000円台の回復もあると見ている。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 06:53:25.75 ID:0QS/pVHZ.net
金融、決済データで稼ぐ、三井住友カード、自治体に分析情報、みずほFG、デジタル通貨活用。
2018/02/15 日本経済新聞 朝刊
 金融機関がお金のデータを利用したビジネスに力を入れている。三井住友カードは訪日外国人のカード決済情報を分析し、集客に生かす情報を販
売する。みずほフィナンシャルグループ(FG)も導入予定のデジタル通貨で決済データを集め、商品の開発などに利用する。マイナス金利政策など
を受けて、お金の仲介で収益をあげにくくなる中、金融機関はデータで稼ぐ姿勢を強めている。
 広島市を訪れる韓国からの観光客が美容整形に使う金額の伸び率は前年比3万%以上――。三井住友カードは2017年6月から、外国人客が同
社加盟店でカード払いした情報を自治体に提供するサービスを始めた。データを分析すると「広島」「美容整形」という一見、共通点が見つけにくい外
国人客の動向が浮かび上がった。
 同社の志村正之専務執行役員は「訪日外国人の5割のカード支払いデータを把握できるのが強み」と話す。加盟店は三井住友カードがカード売り
上げデータを管理している店舗。他社のクレジットカードを使っても、どこで、いつ、いくら、どの国籍の人がカードで買い物したか把握できる。
 現在は広島市のほか、仙台市や佐賀県に有料で分析リポートを提供している。訪日客の行動をつぶさに把握できれば、自治体も限られた予算を
どこに重点的に使えば効果的な集客につながるかなど手を打ちやすくなる。将来的には1つの契約で数千万円から数億円の手数料収入を得られる
ビジネスに育てる。
 ジェーシービー(JCB)は同社発行のカード会員13万人の支払いデータをもとに、個人消費の動きを表す指数を提供している。
 総合指数のほか、電子商取引(EC)やドラッグストアなど消費関連の5つの指数を公開。15年4月を100としたときの消費額の変動を見ることがで
きる。現在はホームページ上で無料で公開している。行政機関の消費指数より公開時期が早いのが大きな強みで、有料化を検討している。
 カード会社の主な収益源は年会費や加盟店が支払う手数料だ。ただ会費無料のカードが増えているほか、手数料の引き下げ競争も激化。換金性
の高いポイント付与の負担も増している。これまで宝の持ち腐れになっていた大量のデータを新たな収益源に育てようというわけだ。
 データの収益化を狙っているのは銀行も同じだ。みずほFGはデジタル通貨「Jコイン」導入の狙いの一つに、集まった決済データの活用を掲げる。
データを匿名にしたうえで、Jコインに参加する他の銀行や加盟店と共有。効果的な商品開発やマーケティングなどに使う。加盟店の手数料を低く抑
える代わりにデータで稼ぐビジネスモデルの構築をめざす。
 デジタル通貨はデータの追跡をしやすい。三菱UFJフィナンシャル・グループも「MUFGコイン」に利用者の行動が分析できる効果を期待する。た
だ「自分の消費行動を丸裸にされたくない」との理由で意図的に一定割合を現金で支払う人も少なくない。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 07:00:13.42 ID:0QS/pVHZ.net
日本株ADR14日、全面高 ソニーとLINEの上げ目立つ
2018/02/15 06:13 日経速報ニュース 115文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】14日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが波及した。ソニーとLINEが2%台に上昇した。
野村、三菱UFJ、三井住友FGなども高かった。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 07:01:09.87 ID:0QS/pVHZ.net
米国株、続伸 ダウ253ドル高 VIX低下で安心感 ハイテク・金融の上げ目立つ
2018/02/15 06:51 日経速報ニュース 995文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】14日の米株式相場は4日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比253ドル04セント(1.0%)高の2万4893ドル49セン
トで終えた。1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、取引開始直後は金利上昇を嫌気した売りが先行した。売り一巡後は米株の変動
性指数(VIX)の低下に伴い、買い優勢に転じた。ハイテク株や金融株が大きく上げ、相場をけん引した。
 金融株は金利上昇で預貸利ざやが拡大するとの見方が支えになった。ゴールドマン・サックスは3%、JPモルガン・チェースは2%上昇した。原油
先物相場の反発を受けてエネルギー株も総じて上昇した。ダウ平均は285ドル高まで上げ幅を広げる場面があった。
 投資家心理を測る指標で別名「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は、不安心理が高い状態とされる20を下回った。市場心理が落ち着き始めたとの見
方も買い安心感につながったようだ。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 14:04:44.80 ID:bMIOnpIp.net
三菱UFJなどメガバンクが反発、米長期金利の上昇で見直し買い流入◇
https://minkabu.jp/stock/8316/news/1454718
2018/02/15(11:11)
 三菱UFJなどメガバンクが反発、米長期金利の上昇で見直し買い流入◇  三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャル
グループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>といったメガバンクが4日ぶりに反発。
 前日のニューヨーク市場で米10年債利回りが2.90%に上昇。一時2.92%とほぼ4年1カ月ぶりの水準にとなった。これを受け、利ザヤ改善期
待からバンク・オブ・アメリカやシティグループなどの銀行株が上昇。ゴールドマン・サックスなども値を上げた。この米金融株上昇の流れが東京市
場にも波及し、メガバンクに見直し買いが流入している。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 17:30:52.31 ID:BLgBUd+p.net
株、あすは大幅続伸か・井出氏 低PERに見直し買い
2018/02/15 15:40 日経速報ニュース
 井出真吾・ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト あす16日の日経平均株価は、15日終値を200円強上回る2万1700円へ大幅に続伸しそう
だ。日経平均の構成銘柄の平均PER(株価収益率)は13倍を割り込んでおり、現在の株価は売られすぎの水準だ。急落した米国株が持ち直してき
ており、日本株にも買い安心感が広がりやすい。16日以降、好調な企業業績を見直す買いが入るだろう。
 業種では内需関連や資源などへの買いが目立ちそうだ。円相場が1ドル=106円台まで上昇しており、自動車など輸出関連株は買いづらいためだ。
週末でいったん持ち高調整の売りも出そうだが、相場の反発基調は続くだろう。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 20:26:43.19 ID:PZhvmEmB.net
四季報の「テンバガー」はこうしてあぶり出す
http://zstock.hatenablog.com/entry/entry/article/239.html

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/15(木) 21:55:44.15 ID:piuRRChC.net
黒田総裁の再任案、16日提示
https://jp.reuters.com/article/idJP2018021501001980?il=0

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 03:18:28.39 ID:iHSzkQhb.net
急落相場、狙い澄ます 海外勢の買いどこまで
2018/02/15 22:04 日経速報ニュース 1177文字
 2月上旬の大幅安から1週間あまり経た株式市場。なお神経質な展開が続いているが、15日は日経平均株価が4営業日ぶりに反発した。
ただ中長期に有望と考えれば急落の時こそ安く買えるチャンス。狙い澄まして買いを入れた海外投資家もいる。市場が落ち着けば、後に続
いて買いを入れる海外勢も増えそうだ。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 03:44:04.57 ID:YuO3VfLc.net
2018.2.15 21:08更新
マイナス金利2年 副作用顕在化で見直し論も 不動産融資増も苦しむ金融機関
http://www.sankei.com/economy/news/180215/ecn1802150031-n1.html

 日銀が「マイナス金利政策」を導入して16日で2年が経過する。政策効果で民間銀行の住宅ローン金利や企業向け貸出金利が押し下げられ、各
行の不動産向け融資は大幅に増えたが、収益力の低下に苦しむなど副作用も顕在化した。金融政策の正常化に向け、大規模金融緩和を手じまい
する出口戦略の必要性が指摘される中、マイナス金利継続の是非をめぐる議論が活発化しそうだ。
 「徐々に金融機関の経営体力が消耗し、金融システムに障害が出てくる可能性がある」。全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル
・グループ社長)は15日の記者会見で、マイナス金利の長期化を牽制(けんせい)した。
 マイナス金利は、企業の資金需要を喚起してデフレ脱却を狙う政策だが、目標に掲げる物価上昇率2%が依然遠い中、利ざや(貸出金利と預金金
利の差)の縮小で金融機関の稼ぐ力は弱まっている。

 大手銀行5グループは平成29年4〜12月期決算で本業のもうけを示す実質業務純益(単体または傘下銀行の合算)が合計1兆5719億円にとど
まり、マイナス金利導入前の27年4〜12月期比約30%減少した。
 一方、超低金利で銀行の貸し出しは伸びた。牽引(けんいん)したのが不動産融資で、全国の新規融資額はマイナス金利導入の28年に12兆35
47億円と前年比約15%増。都市未来総合研究所によると、29年に企業や機関投資家が公表した国内の不動産取引額は前年比14%増の4兆57
75億円に上り、海外投資家の取得額が初めて1兆円を超えた。

 ただ、29年の不動産融資額はアパートの建設過剰による反動減から6年ぶりに減少に転じるなど、過熱感を指摘する声も出始めた。大規模緩和
であふれた資金は「企業の収益性を高める前向きな投資につながっていない」(エコノミスト)ともいわれ、資金需要が偏っている状況だ。
 4月に再任される方向になった黒田東彦(はるひこ)総裁にとって、出口戦略は最大の課題になる。大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは、副
作用の大きいマイナス金利について「解消を検討すべきだ」と提案する。
 ただ、株価の乱高下が続いて景気の先行き不安が広がれば、日銀は逆に追加緩和を求められる。その際、上場投資信託(ETF)の買い増しは株
式市場を一層ゆがめる恐れがあるため、「マイナス金利の深掘りが検討課題になるのでは」との指摘がある。金融機関の懸念は深まりそうだ。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 03:58:31.32 ID:FxS71aqU.net
マイナス金利の長期化、金融インフラに障害及ぼす可能性=全銀協会長
https://jp.reuters.com/article/zenginkyo-idJPKCN1FZ0UK

[東京 15日 ロイター] - 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)社長)は15日の定例会見で、マイナス金利が
長期化すれば、いずれ社会システムとしての金融インフラに障害を及ぼす可能性があるとの見解を示した。
平野会長は、現在は日本の金融システムは世界で最も安定しているとしたうえで「低金利が長期間続けば、徐々に金融機関の体力が消耗し、いずれ
社会システムとしての金融インフラに障害を及ぼす可能性がある」と述べた。
そのうえで、「金融機関は構造改革の努力を続けなければならない」と主張した。
株価の下落については「相場の転換ではなくて、株価の調整であると見ている」との見方を示した。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:16:03.94 ID:UDZs1Jhu.net
銀行融資0%台6割、揺らぐ事業モデル、資金需要引き出せず。
2018/02/16 日本経済新聞 朝刊

 日銀がマイナス金利(3面きょうのことば)政策を導入して2年、銀行を起点にした金融システムのひずみが目立っている。銀行の貸出金利は下がり
続け、2017年末の貸出金残高のうち金利0%台の融資は全体の62%に拡大。金融緩和が景気を下支えする効果は大きいものの、企業の資金需要
を引き出すには至らず、銀行業績を下押しする面が目立つ。利ざやで稼ぐ伝統的な銀行のビジネスモデルは抜本見直しを迫られている。(関連記事7
面に)
 国内銀行の貸出金残高は17年末時点で471兆円(外貨貸し出しなど含まず)。このうち約290兆円が金利1%未満の貸出金だった。比較的利ざや
の厚い金利2%超の貸出金は10%。マイナス金利導入前の15年末に比べ5ポイント下がった。企業や個人の借り換えが進んだ影響が大きい。
 貸出金は同じ15年末から6%増えたものの、企業融資よりも不動産融資の傾斜が目に付く。上場企業の過半は実質無借金で「資金需要は強くない
」(メガバンク首脳)のが実情だ。足元では大都市圏の地価高騰に伴い不動産融資が減速しており、月次でみた貸出金の伸びは前年同月比2%台に
まで下がってきた。
 日銀が16年2月16日に適用を始めたマイナス金利政策は、世の中に出回るお金を大幅に増やした。この間、預金は増える一方。金利はゼロ%に近
いにもかかわらず、預金残高は760兆円と2年前に比べ12%増えた。少子高齢化で社会保障への将来不安が強く、貯蓄志向に変わりはない。
 こうした実態からうかがえるのは、大量のマネーが経済の活力を高める方向で使われていないという現実だ。銀行もリスクをとってベンチャー企業な
どにお金を貸しておらず、貸出金利の低下に歯止めをかけられない。本業の収益減は鮮明で、上場地銀82行・グループの17年4〜12月期決算を見
ると、本業のもうけを示す単体の実質業務純益は全体の7割が減益になった。
 銀行はマイナス金利を回避する目的で、信用力の高い独立行政法人などへの「ゼロ金利貸出」を急激に増やしている。金利0・25%未満の貸出金
は75兆円で2年で7割増えた。
 一方でコスト削減も急務だ。みずほフィナンシャルグループは今後10年で従業員全体の4分の1に当たる1万9000人を減らす構造改革に着手する。
 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は15日の記者会見で「インフラとしての金融システムに障害が出てくること
もあり得る」と指摘。マイナス金利政策に伴う副作用に言及した。
 黒田東彦氏が日銀総裁に着任した13年以降の金融緩和政策で、為替相場は円安・ドル高になった。輸出企業の業績が改善し、国内景気を下支え
する効果を発揮した。黒田総裁の続投が正式に決まれば、次の任期では銀行による金融仲介機能の再構築が問われる。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:19:15.60 ID:UDZs1Jhu.net
黒田氏再任きょうにも提示、副総裁に雨宮・若田部氏案、与党内調整難航も。
2018/02/16 日本経済新聞 朝刊
 政府は16日にも衆参両院の議院運営委員会理事会に日銀の正副総裁など国会の同意が必要な人事案を示す。黒田東彦総裁の再任のほか、副
総裁に日銀の雨宮正佳理事と早大の若田部昌澄教授を充てる案を検討中だ。与党には人事案が国会の手続き前に表面化することへの反発があり、
調整が難航する恐れもある。
 黒田総裁は4月8日に、岩田規久男、中曽宏両副総裁は3月19日にそれぞれ任期満了となる。政府は3月中旬までに衆参の本会議での採決を目
指す。採決は候補者ごとに実施する見込みだ。正副総裁の任期は2023年までの5年間となる。
 雨宮氏は金融政策の立案を担う企画担当を長く務め、政策運営に精通する。企画局長を務めた06〜10年は、利上げや米金融危機への対応を担
った。13年に就いた黒田氏を理事として支え、16年9月に導入した長短金利操作などの設計に関わった。
 若田部氏は積極的な金融緩和を訴える「リフレ派」と位置付けられる。17年12月の日本経済新聞のインタビューでは金融政策のあり方について「(
19年10月予定の)消費増税の負の影響を吸収して、物価(上昇率)が2%へ上がっていくほどの強力な緩和が必要だ」と言及した。
 日銀が保有する国債の増加ペースを現在の年80兆円メドから年90兆円メドに引き上げることや購入資産の対象拡大などを提案している。
 与党内では政府との調整前に報道各社の人事報道が相次いだことに「提示は認められない」などの声がある。
 提示日の延期や人事案の差し替えを求める可能性があり、正副総裁案の承認には不透明な要素も残る。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:28:07.74 ID:UDZs1Jhu.net
個人相談に絞り、3年ぶり新支店、三井住友銀、予約制。
2018/02/16 日本経済新聞 朝刊
 三井住友銀行は3月中旬に、およそ3年ぶりとなる新支店=写真はイメージ=を東京都港区の麻布十番に設ける。資産形成や相続など個人向け
の相談業務に絞り、あらかじめ電話かインターネットで日時を予約してもらう。金融商品の販売による非金利収入の底上げに向け、コンサルティング
を充実させたモデル店と位置づける。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:29:01.47 ID:UDZs1Jhu.net
みずほFG、勘定系システム、6月に移行開始。
2018/02/16 日本経済新聞 朝刊
 みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、傘下のみずほ銀行とみずほ信託銀行の入出金や口座管理などを担う次期勘定系システム移行を6
月から始めると発表した。大規模なシステム障害が起きないよう、9回に分けて実施する。切り替え前の数日間はATMやネットバンクなどが使えなく
なる。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:34:25.12 ID:UDZs1Jhu.net
金利敏感株に明暗、保険上昇、電力・不動産は軟調、日銀にも緩和見直し観測。
2018/02/16 日本経済新聞 朝刊

 米金利の上昇を受けて、15日の東京株式市場では金利が収益に大きく影響する金利敏感株の株価に明暗が分かれた。業種別日経平均「保険」が
2%超上昇したのに対し、有利子負債の負担が重い企業が多い「電力」「不動産」は軟調だった。米欧の中央銀行が金融緩和の出口に向かう中、運用
環境が改善。金融機関の追い風になっており、株価の戻りに差が出ている。
 15日の東京株式市場で、東京海上ホールディングスは5%高と約1年3カ月ぶりの上昇率だった。第一生命ホールディングスなどほかの保険株にも
買いが入った。
 14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回った。これを受け、米長期金利は約4年1カ月ぶりの水準まで上昇。ドイツや英国でも
金利の上昇基調が続く。生損保はともに外国債券の保有額が多く、海外の金利が上昇すれば中長期的に運用益が増加する。運用環境の改善による
収益の底上げを見込み、海外投資家などの資金が流入した。
 三菱UFJフィナンシャル・グループやりそなホールディングスなど銀行株にも買いが集まった。マネックス証券の大槻奈那氏の試算によると、仮に融
資の基準となる東京銀行間取引金利(TIBOR)が0・01%上昇すると、メガバンク1行の収益は20億〜30億円押し上げられる。貸出金利と預金など
の調達金利の差に当たる「利ざや」が改善するためだ。
 国内総生産(GDP)のプラス成長が8四半期連続と約28年ぶりの長さになるなど国内経済は好調が続く。「海外で金利が軒並み上昇する中、日銀が
政策変更を迫られる」(債券運用担当者)との見方も浮上している。
 一方、さえない値動きとなったのが電力や不動産だ。有利子負債の大きい企業が多く、金利負担が増えるとの懸念から、関西電力は1年ぶりの安値
を更新。不動産のヒューリックも約2カ月半ぶりの安値をつけた。
 有利子負債が約14兆円にのぼるソフトバンクグループも0・2%高と、日経平均株価(1・5%高)を下回った。
 もっとも米国の物価や米金利が過度に上昇すれば株式相場が再び急落するリスクは残る。市場では「米国の長期金利が3%を超えれば、米景気を
冷やすとの思惑が浮上する」との見方もあり、株式相場は当面、神経質な展開が続きそうだ。

【表】15日の株価騰落率  
(単位%、▲は下落)  
金利上昇が収益にプラス  
第一生命HD  5.0 
東京海上  4.5 
東京センチュ  2.5 
三菱UFJ  1.8 
金利上昇がマイナス  
関西電力 ▲2.4 
ヒューリック ▲0.7 
三井不  0.8 
日経平均  1.5

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:39:28.24 ID:jB4QcyYT.net
日本株ADR15日、買い優勢 京セラやLINEが上昇
2018/02/16 06:16 日経速報ニュース 145文字
【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日米株式相場がともに上昇した影響で買われる銘柄が多かった。京セラが2%超上昇したほか、LINEやホンダ、キヤノンが高い。
三井住友FGやみずほFGも買われた。一方、トヨタが小幅ながら下げた。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 06:40:33.74 ID:jB4QcyYT.net
米国株、5日続伸 ダウ306ドル高で2万5000ドル回復、アップル大幅高
2018/02/16 06:25 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=森田理恵】15日の米株式相場は5日続伸した。ダウ工業株30種平均は、前日比306ドル88セント(1.2%)高の2万5200ドル37セン
トで終えた。2日以来ほぼ2週間ぶりに終値で節目の2万5000ドルを回復した。変動率の落ち着きが投資家心理を改善させ、大型の優良株を中心に物
色が広がった。ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値近辺で終えた。
 アップルが3%超の大幅高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、2017年10〜12月期に保有株数を
増やしたことが買い材料視された。業績期待が高い航空機のボーイングも買われ、2銘柄でダウ平均を約120ドル近く押し上げた。
 前日夕発表の決算が9四半期ぶりの増収となったIT(情報技術)機器のシスコシステムズが上げたほか、金利上昇でゴールドマン・サックスなど金融
株も買われた。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 10:26:18.03 ID:jB4QcyYT.net
2018.2.15 16:31更新
みずほFG、次期勘定系システムに6月から移行開始
http://www.sankei.com/economy/news/180215/ecn1802150029-n1.html

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、入出金や口座管理を担う次期システムに平成30年6月から順次移行を開始すると発表した。14年
4月のグループ再編後、併存していた旧3行のシステムがようやく統一される。みずほFGは過去に2度の大規模システム障害を起こした。次期シス
テムへの移行は、4月1日付で就任予定の坂井辰史次期社長の下での一大プロジェクトとなる。
 週末や連休を狙って、9回に分けて段階的に移行する。移行期間中はオンラインサービスを休止するとともに、みずほ銀のすべてのATM(現金自
動預払機)が使えなくなる。
 初回は6月9日午後10時〜11日午前8時、みずほ銀行とみずほ信託銀行のシステムの業務共通基盤を新システムに移す。その後、7月中旬か
ら来年2月中旬にかけて、みずほ銀のシステムを7回に分けて移行する。最後にみずほ信託のシステムを31年度前半に移行し、完了する。
 みずほFGによると、次期システムの稼働により、システム関連の経費は今後10年で1割程度削減できる見通し。新商品を出しやすくなるといった
メリットも見込んでいる。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 10:36:10.48 ID:jB4QcyYT.net
苦節16年みずほ銀行の勘定系統合、6月に移行開始
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00053/

 みずほ銀行は2018年2月15日、勘定系システムの統合に向けた最終移行スケジュールを発表した。2018年6月11日から9回に分けて、約450の
みずほ銀行店舗などの口座データとATMを現在の勘定系から新たに構築したシステムにつなぎ替え、2019年上期に全ての移行作業を完了させ
る。みずほ銀行の誕生から16年、二度の大規模システム障害を教訓に4000億円を超える資金を投じ進めてきた世界最大級のシステム刷新・統
合プロジェクトが最後にして最大の正念場を迎える。

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の米井公治常務執行役員 IT・システム企画部長が日経コンピュータの取材に応じ、「確実な移行に向け万
全を期す」と話した。

 新システムへの移行は「店群移行方式」で臨む。まず新システムを稼働させた上で、みずほ銀行とみずほ信託銀行(TB)の店舗を8グループに
分けて各店の口座データやATM、営業店システムなどを既存システムから新システムに順次切り替ていく手法だ。

 第一弾として2018年6月11日、2013年に稼働済みの業務共通基盤を新システムに対応させる。その上で、2018年7月に旧みずほコーポレート銀
行(CB)の勘定系システム「C-base」を利用中の新宿法人支店など18の支店・営業部を新システムに移行。その後、旧みずほ銀行(BK)の勘定系
システム「STEPS」と接続している店舗の移行作業に入る。移行データの多い店舗は、安全を期して後半に実施する計画だ。BKの全店を移行した
後、最後にTBの店舗を新システムにつなぎ替える。

 みずほ銀行は2017年7月に新システムの総合テストなどを完了。2017年末にはユーザー受け入れテストを終え、ユーザーマニュアルの整備な
ども済ませた。最後の関門がこれから始まる店舗の移行作業だ。店舗移行の候補日は限られる。オンラインシステムを停止するため、休日にしか
実施できないからだ。予備日を設けてはいるものの、ひとたびトラブルが発生すれば、スケジュールがさらに遅れる可能性が出てくる。ATMが利用
できないトラブルや口座振替の二重引き落としといったシステム障害の再発につながる恐れもある。

 3度目の延期や大トラブルにつながる要因を取り除くため、みずほ銀行の移行準備は現在、佳境に入っている。全店舗の全量データを使ったシ
ステム移行作業のリハーサルや営業店業務の確認、経営陣も参画するリハーサルなどに取り組み、本番に備える。2〜3月にかけてリハーサルを
繰り返す方針で、その数は営業店なども参加する大規模なもので20回、全てを合わせると50回にも及ぶという。

 新システムの移行開始に備え、営業店端末やATM(現金自動預け払い機)、外部接続システムなどについては2018年5月までに新たなプログラ
ムを投入して新システムに対応させる。先行稼働させているCIF(カスタマー・インフォメーション・ファイル)や外貨定期預金といったシステムの接
続先も、店舗移行を開始する前に次期勘定系システムに切り替える。

 みずほ銀行は2002年4月の発足直後と2011年3月の東日本大震災直後にATM障害や二重引き落としなどの大規模システム障害を引き起こした
のを機に、長年使い続けた勘定系システムの刷新・統合を決断した。BK、CB、TBがそれぞれ運用してきた勘定系システムを、新たに構築する新シ
ステムに合流させる難関プロジェクトである。

 2013年7月にBKとCBが合併した際には2つのシステムをリレーコンピュータでつなぐことには成功したものの、完全統合と刷新に向けたシステム
開発は難航。当初、2016年3月末での開発完了を見込んでいたが、2度にわたって延期を余儀なくされた。開発期間の延伸に伴い、開発費用も30
00億円台前半から、最終的には4000億円台半ばに膨らんでいる。

 「勘定系システムを一本化するのは、みずほの悲願」と、米井常務は語る。システム移行は1年半の長丁場だ。過去のメガバンクのシステム統合
プロジェクトを振り返っても、移行の過程では軽微なシステム障害が生じている。みずほ銀行は最後にして最大の難関に立ち向かう。

 みずほ銀行は、新システムを「MINORI」と名付けた。「実り」という意味で、みずほFGの企業理念である「顧客や経済・社会に豊かな実りを提供す
る」という思いを込めた。だが実はもう1つの思いを込めている。それは、念願のシステム統合・刷新を実現したいという「M(みずほ)のINORI(祈り)」。
万全を尽くしたうえで、最後は神頼み。全行員3万人の祈りは成就するか。遅くとも1年半後までに結果が出る。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 10:43:02.51 ID:jB4QcyYT.net
黒田日銀総裁「現時点でETF買い入れは必要な措置」
2018/02/16 10:35 日経速報ニュース

日銀総裁「時期尚早に出口戦略示すことは市場の撹乱要因に」
2018/02/16 10:37 日経速報ニュース

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 11:09:20.63 ID:MKgJ7C/h.net
誰でもできる確実稼げるガイダンス
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255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 11:30:27.22 ID:16cLkX/B.net
政府、黒田日銀総裁の再任案を提示 副総裁には雨宮・若田部氏
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08HC1_Y8A200C1000000/

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 12:19:50.76 ID:YGnf5M14.net
若田部 昌澄
早稲田大学政治経済学術院 教授
2017年07月07日
木曜恒例の安達コラム。今回も勉強になる。マイナス金利を導入した5つの事例を用いて「マイナス金利政策は金利政策の体裁をとっているものの、
マネタリーベースの供給が重要であり、為替レート変動に有意なのは、マネタリーベースである」という仮説を検証している。
今後への指針:「万が一、日銀が追加緩和の必要に迫られた場合の手段として、マイナス金利の深堀りを行うのはリスキーではなかろうか。今回の
議論の流れだけでいえば、もし、マイナス金利の深堀りを行うのであれば、「外債オペ」を導入するのが良いという結論になるのであるが、それは、現
状は難しいようだ」。そうなると、国債、あるいはほかの国内資産をさらに買うほかないだろう。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/16(金) 14:57:38.98 ID:YGnf5M14.net
脱デフレ積極緩和派起用。
2018/02/16 日本経済新聞 夕刊
 政府が16日に国会に示した日銀の新執行部案には、安倍晋三首相のデフレ脱却への強い決意がうかがえる。大規模な金融緩和でアベノミクスを
けん引した黒田東彦総裁の再任案に加え、副総裁に充てる早大の若田部昌澄教授は強力な金融緩和論者。市場の一部に金融緩和の正常化観測
が浮上するなかで、日銀が2%の物価安定目標を目指して大規模緩和を粘り強く続ける姿勢を明確にした。
 若田部氏は「リフレ派」の論客として知られており、2015年の著書『ネオアベノミクスの論点』では、経済成長の実現こそが格差問題などの課題を
解決する最短の手法だと指摘している。
 金融政策では黒田日銀の大規模緩和を支持し、特にマネタリーベースの拡大が円高是正につながった点を評価。日銀の国債購入について「限界
がくるところまで全部やってしまってもいいわけで、量だけでなく購入資産の多様化もある」と言及していた。
 副総裁は総裁を補佐し、執行部としての意思決定に深く関わる重要な役職だ。金融政策決定会合では9人の政策委員の一人として票を投じる。審
議委員にリフレ派が目立つなか、若田部氏の起用は政策決定に影響を与えそうだ。
 金融緩和が続き金利が低く抑えられれば、アベノミクスの柱の一つである積極財政を後押しする構図が続く。新執行の顔ぶれからは、2019年10
月に10%の消費増税が控えるなか、大規模な補正予算などによって経済を下支えする環境を整えようとの政府側の思惑も垣間見える。
 副総裁に起用する雨宮正佳理事はマイナス金利や長短金利操作など黒田日銀の政策立案で中心的な役割を果たしてきた。金融正常化や追加緩
和などを巡る政策の手法が複雑になっており、日銀が「次の一手」に動く局面で政策の実務で重要な役割を担いそうだ。
 金融面では金融機関の収益悪化などの副作用への懸念も根強く、首相は20年度を目指していた基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字
化目標も先送りしている。金融・財政頼みに限界があるのは明らかで、規制改革などによる成長力の底上げに本腰を入れる必要がある。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 04:44:24.02 ID:MUB9Iqfv.net
焦点:日銀新トリオ、緩和継続・機動性重視 市場安定が最初の課題
https://jp.reuters.com/article/focus-new-boj-idJPKCN1G00WT

[東京 16日 ロイター] - 政府が選択した日銀の新体制は、黒田東彦総裁を再任し雨宮正佳・日銀理事、若田部昌澄・早大教授を副総裁に起用
する布陣だった。リフレ派の起用で大規模緩和の継続をイメージさせるとともに、アイデアマンの昇格で機敏な対応も可能にした。
ただ、足元で金融市場が不安定化する一方、緩和の副作用も懸念されており、黒田日銀の新たな船出は「波高し」と言えそうだ。

<早速直面する円高の課題>

政府は16日、次期日銀正副総裁の国会同意人事案を衆参両院に提示した。黒田氏の再任で、アベノミクスの継続によるデフレからの脱却を目指
す「大命題」に揺るぎがないことを示すとともに、現在の岩田規久男副総裁と同様に大規模な金融緩和によってインフレ期待を高め、緩やかな物価
上昇の実現を目指す「リフレ派」の代表的な経済学者である若田部氏、日銀プロパーで政策立案能力に長けた雨宮氏を起用。金融緩和姿勢の継
続と、経済や物価、金融情勢に応じた機動的な金融政策運営にも配慮した布陣と言える。

市場では副総裁の人選について「日銀出身で現政策の立案に携わってきた雨宮氏、リフレ派で民間出身の若田部氏を候補として充てた。市場の混
乱を避けながら、うまくバランスを取ったのだろう」(セントラル短資・総合企画部企画調査グループ係長の佐藤健司氏)との評価が聞かれている。

それでも、先行きを展望すれば、平たんな道が続いているようには見えない。足元では、日米欧の金融政策運営を巡って金融市場は神経質な動き
になっている。
今年に入り、米国のインフレ期待の高まりを受けて米長期金利US10YT=RRが急上昇。米国を起点に世界的に株価が急落する場面が訪れ、長く続
いてきた好景気・低インフレという適温経済を前提とした株高・低金利にも変調が見え始めている。

16日の東京市場では、ドル/円JPY=EBSが一時105.545円まで下落し、2016年11月10日以来、1年3カ月ぶり円高水準を付けた。
市場では、円高というよりもドル下落との受け止め方が多いが、結果として円高になれば、輸出入を通じた日本経済と物価の下押し要因になりやすい。
日本経済が8四半期連続でプラス成長を続け、人手不足感が歴史的な水準に高まるなど、日本経済の需給は着実に引き締まっている。
だが、消費者物価の伸びは前年比プラス1%程度と日銀が掲げる2%の物価安定目標の実現には「道半ば」(2月16日の衆院財務金融委員会で
の黒田総裁の発言)だ。

<手腕問われる長期金利コントロール>

一方、長引く超低金利環境によって、金融機関の預貸金利ざやは縮少を続け、特に地域金融機関の経営は厳しさを増し、大規模緩和の副作用
に対する金融関係者の懸念は強まっている。
1月の金融政策決定会合では、政策委員からも「環境変化や副作用も考慮しながら、先行き、望ましい政策運営のあり方について検討していくこと
も必要になる」と副作用への警戒感が示された。

さらに、米欧の中央銀行が金融政策の正常化に歩を進める中で、現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策での金利調整などに対する市場
の思惑も高まりやすい。
福田慎一・東京大学大学院教授は16日のロイターとのインタビューで、日銀による長期金利操作について「他国が金融緩和の出口に向かう中で、
日銀にとって長期金利のコントロールはかなり難しい」とし、「今の日本では、これ以上金利が下がれば金融機関の経営が苦しくなり、上がれば株
価が暴落するリスクが大きくなるといった、微妙なコントロールが必要になる」と金利調整の難しさを指摘している。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 04:44:59.54 ID:MUB9Iqfv.net
<注目される市場との対話>

日銀を取り巻く全体的な環境を見渡すと、円高などの景気下押し圧力と、人手不足や人件費の上昇など需給動向を引き締める要素が混在している。
こうした中で、デフレへの逆戻り阻止に強い決意を持つ若田部氏と、経済と金融の歪みを見つけ出し、大きな穴が生じないうちに対応策を打ち出すノ
ウハウを蓄積した雨宮氏の取り合わせは、景気の両方向に機動的に対応する「手段」を備えた陣容とも言える。

ただ、情報発信の仕方によっては、市場が「不協和音」と受け取るリスクもある。そこで期待されるのが、黒田総裁のリーダーシップだ。
2期目の黒田総裁にとって、複雑さを増す金融・経済情勢の中でどのような「カード」を切ってくるのかを判断する手段として、市場との対話における
市場参加者の反応も大きな材料になりそうだ。

新任副総裁が就任する3月20日に事実上発足する日銀新体制は、世界で最も進んでいる少子高齢化や、残高の対GDP(国内総生産)比が最も大
きい国債の積み上がりなど、どこも経験したことのない環境の下でスタートする。「未知との遭遇」にチャレンジする創造力が問われることになりそうだ。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 07:03:01.90 ID:2dIxCgfY.net
日本株ADR16日、全面高 京セラが2%強上昇
2018/02/17 06:13 日経速報ニュース 128文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】16日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米株式市場でダウ工業株30種平均などが上昇し、日本株ADRにも買いが波及した。京セラが2%強上昇した。
みずほFG、三井住友FG、LINEやソニーなども高かった。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 07:04:20.66 ID:2dIxCgfY.net
米国株、ダウ6日続伸し19ドル高 米政治リスクへの警戒で午後は伸び悩む
2018/02/17 06:49 日経速報ニュース 1074文字
【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら6日続伸し、前日比19ドル01セント(0.1%)高の2万5219ドル
38セントで終えた。相場の持ち直しで投資家心理が上向いており、ヘルスケア株などが買い直され指数上昇を支えた。ただ、米政権のロシア疑惑を巡
る不透明感から売りが膨らむ場面もあり、やや不安定な値動きとなった。
 ダウ平均は週間では1028ドル上昇し、週間の上げ幅としては過去最大となった。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 14:38:53.26 ID:s4vhsDFX.net
黒田総裁続投 「出口」政策見直し焦点 市場との神経戦、雨宮氏の手腕に期待
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/180217/mca1802170500009-n1.htm

 安倍晋三首相は日銀の黒田東彦総裁を続投させるとともに、「異次元の金融緩和」を事務方で仕切ってきた雨宮正佳氏、積極的な緩和を訴える若
田部昌澄氏を副総裁に充てることで、「デフレからの脱却を確実なものにする」狙いだ。今後は金融政策を正常化させる「出口」に向けた政策の見直
しが焦点となる。円急伸や株価の乱高下が続く中、黒田日銀は新しい布陣で市場との神経戦に臨むことになる。

 「強力な金融緩和を粘り強く進めることで、物価の安定という使命を果たしていく必要がある」。黒田総裁は16日の衆院財務金融委員会で改めてこ
う強調した。昨年12月の消費者物価(生鮮食品を除く)の前年同月比上昇率は0.9%で、目標の2%にはほど遠いからだ。
 新体制では緩和策を継続しつつ穏やかに修正を探る「ハト派」と、より積極的に進めるべきだとする「超ハト派」の勢力図は変わらないとの見方が大
勢だ。
 緩和の長期化による副作用にたびたび言及してきた中曽宏副総裁の後任には雨宮氏が就く方向だ。企画畑が長い雨宮氏は「ミスター日銀」の呼
び声が高く、異次元緩和や長短金利操作の導入に深く携わってきた。

 一方、緩和に積極的な「リフレ派」の大家である岩田規久男副総裁の後任には、岩田氏とも親交の深い若田部氏が入る。若田部氏は直近の報道
各社のインタビューでも、国債の買い入れを増やす追加緩和の必要性を主張してきた。だが、大規模緩和の長期化で低金利が続き、民間銀行の稼
ぐ力は利ざや(貸出金利と預金金利の差)の縮小で弱まっている。国債の利払い費も抑えられることで政府の財政規律が緩むなど副作用の懸念が
強まっている。

 ■激しさ増す市場との攻防

 このため、黒田日銀は次の5年間で現行の緩和策の急激な修正は避けつつ、米欧に続き、出口を模索する可能性が大きい。ただ、市場では緩和
縮小の見方が強まるたびに長期金利に上昇圧力がかかり、為替も円高に傾きやすい状況が続いている。
 日銀は今月2日、指定した利回りで国債を無制限に買う「指し値オペ」を7カ月ぶりに行ったが、市場の反応は薄かった。じっくり緩和を続けたい日
銀と、出口を催促する市場の攻防は激しくなるばかりだ。雨宮氏は「幅広い人脈があり、さまざまな考え方を中立的にみることができる」(日銀関係
者)とされ、黒田氏が不得手とする市場との対話には、雨宮氏の手腕に期待がかかる。

 市場では「年内にも金利の引き上げなど、政策の修正があり得る」との見方が広まる。新体制への移行で政策見直しがしやすくなったことも、こうし
た見方を助長している。
 元日銀審議委員の木内登英氏は「政権内で2%の物価目標の優先度が低いようなら、政策運営を物価目標と切り離すべきだ」と訴える。黒田日銀
の2期目は難しいかじ取りを迫られるのは確実だ。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/18(日) 06:22:43.46 ID:v66OxSwV.net
戻りを試す米株、金利上昇と綱引き、FRB高官発言に関心(今週の市場)
2018/02/18 日本経済新聞 朝刊

 今週の米株式相場は戻りを試す展開になりそうだ。市場の不安心理が和らぎ、優良銘柄への押し目買いを誘っている。懸念材料は、引き続き米長
期金利の上昇だ。大きな節目である3%乗せを意識した動きになっており、金利上昇への耐性が問われる。
 「株は買い時だ」。モルガン・スタンレーの株式ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は先週のリポートでこう訴えた。2月上旬の株価急落で主要5
00社のPER(株価収益率)が先行き1年の予想ベースで一時16倍台まで低下し、まだ3%を下回る長期金利との比較で「安すぎる」と分析したからだ。
 株価は金利との比較で割高か割安かを判断することが多い。PERの逆数である株式の益回り(株価に対する予想1株利益の比率)と国債利回り(
長期金利)の相対的な位置関係をみるやり方が一つだ。金利から益回りを差し引いた指標は「イールドスプレッド」と呼ばれ、値が大きいほど株価が
割高だとされる。
 昨年は株高で益回りの低下が続いたが、金利の安定がスプレッドの動きを鈍くし、株高を正当化していた。流れを変えたのが米税制改革。昨秋以
降、株高に弾みがついたうえに、インフレ見通しの強まりから金利にも上昇圧力がかかり、スプレッドが拡大(マイナス幅が縮小)。株価の割高感があ
らわになった。
 今回の株価調整で益回りが大きく上向き、ひとまず割高感は和らいだ。問題はこれから。減税は企業収益の上積みに効くため、益利回りを高めて
金利上昇の影響を相殺する。一方、昨年のような低変動の相場は続かないとの見方も多く、株式益回りに求められるプレミアム(上乗せ幅)は高ま
る可能性が高い。
 「金利」「企業収益」「相場変動」という3要素が影響し合い、新たな株価の均衡点を探ることになる。とりわけ金利が3%を大きく上回るようだと、企業
収益の大幅な拡大が見通せない限り、高株価は許容されにくい。金利動向を占ううえで、当面は、インフレ動向と米連邦準備理事会(FRB)の利上げ
路線を巡る判断がカギを握る。
 今週は21日に1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される。イエレン前議長が率いた最後の会議で、利上げ加速論
が勢いを増していたかどうかが、最大の焦点となる。
 22日にはFRBのクオールズ副議長が講演する。シカゴ大が23日に開く金融政策フォーラムではニューヨーク連銀のダドリー総裁やクリーブラン
ド連銀のメスター総裁ら複数のFRB高官が登壇する予定。パウエル新議長の議会証言を翌週28日に控え、発言内容に関心が集まりそうだ。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 06:13:16.38 ID:x6ESY7l7.net
インタビュー:18年度は欧米企業の買収活発化、収益貢献も期待=菅野・みずほFG副社長

[東京 19日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループで海外事業を統括する菅野暁副社長(グローバルコーポレートカンパニー長)は、ロイター
のインタビューで、2017年度上期は欧米企業が米国の減税政策を見極めるために買収などの動きが鈍く、貸出や手数料収益が低迷したものの、
下期に入って大きく持ち直していると語った。18年度は、企業の動きが活発になるとして、さらに収益の回復を見込むという。

また、同社が進めている世界の有力企業300社をターゲットに取引を深める戦略について「収益のボラティリティが上がっている」とし、今後は買収
などの企業動向に左右されない商業銀行的なビジネスにも注力し、安定収益の確保を図る考えを示した。

インタビューの詳細は以下の通り。

――海外の収益が落ちているのではないか。

「貸出は17年度上期に1度下がったものの、下期から戻っている。マーケット環境で貸し出ししたい企業に出せなかったのが理由だ。というのも、現
在の中期経営計画では事業ポートの入れ替えを企図して、採算性の低い企業から、グローバルに取引を進めている世界の有力企業300社や日系
企業、預金をもらっている企業など採算性の高い先に対して残高を積もうとしていた」

「不採算先からのエグジットは計画通りに進めることができたが、新たに貸し出しする有力企業の動きが17年度上期に鈍かった。原因は、アメリカ
や一部欧州の優良企業が、トランプ減税の先行きを見極めていたからだ」

「減税の規模により、買収する側とされる側それぞれでキャッシュフローが全然違ってしまう。このため、大きな買収案件がほとんどなかった。われ
われのビジネスモデルは、顧客企業が買収する際のブリッジ・ファイナンスに参加し、そこから手数料をもらったり、将来的なパーマネント・ローン、
あるいは社債発行に繋げて収益を上げるモデルだ。そうした案件が環境要因で大きく減り、ローンの残高も増えず、非金利収益も上がらなかった」

――下期と来期の見通しはどうか。

「下期は残り1カ月半あるが、ほぼ計画通りに戻ってきている。上期だけが異常値だ。12月末にトランプ減税の見通しが立ち、企業も動き出してきて
、収益が上がってきている。引き続き、アジア・オセアニアは好調に推移しており、下期は計画を上回る。来期は今まさに業務計画を作っている最中
だが、この下期をベースにしてどこまで伸ばせるのかと考えている」

「伸長が期待できる理由は、やはり米国の減税の効果だ。減税でキャッシュ・リッチになった企業が買収活動をさらに活発化させるだろう。実際に顧
客企業の中でも、買収を計画してわれわれに融資を求めてきている先がいくつか出ている」

――顧客企業の動きに依存するビジネスモデルになっているが。

「現在のインベストメント・バンキング(IB)的な戦略はイベントがあった時に収益が大きく出るビジネスモデルだ。企業買収がある程度の頻度で発生
しないと収益にならない。確かに、収益のボラティリティが上がっている。ただ、貸出資産を無尽蔵に積むことができない中で、今のIB的ビジネスモ
デルはアセットをたくさん使わずに済む。ブリッジ・ローンは最長でも1年で、それを回転させていくことができる」

「一方で、収益の変動性をそのまま受け止めるのではなく、打ち消すための取り組みも進めている。アジアでは、企業のサプライ・マネジメントやキ
ャッシュ・マネジメントなどトランザクション・ビジネスにも地道に投資をして、前年比30%程度で粗利は増えている。IB的な動きが激しい世界とは異
なり、コマーシャルバンキングの真髄だ。さらに強化すれば、収益の変動性をある程度吸収できる」

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 06:13:32.78 ID:x6ESY7l7.net
――アジアでの買収戦略についてどのように考えているか。

「現状、アジアで展開しているのは大企業取り引きだけだ。ビジネス・パーツとして抜け落ちているのは、中堅・中小企業取引とリテール。これはなか
なか単独でゼロから立ち上げるのは難しい。他行も現地金融機関を買収する戦略を取っている。我々も過去5―6年、ずっとその機会を探している
が、結果としてまだ手掛けていない。価格が高い。投資回収を考慮すると、本当にやっていいのかと考える」

「現地の大手金融機関トップに言われたが、例えばインドネシアなどでもスマートフォンを利用した金融取引の方が支店の取り引きよりも10倍も伸
びている。日本でも来店客数は大きく減っている。そういう動きがさらに大規模に起こっている。そういう意味では、デジタルを使った展開なども考え
られる。もちろん、それでも単独ではなかなか難しいが、ここは1度立ち止まって考えたい。今までは確かに現地の有力金融機関への出資や買収を
考えていたが、そうではない道もあるのではないかと思う」

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 10:48:03.50 ID:T6XZAA8o.net
<東証>三菱UFJが続伸 金融株高い、株式相場安定で買い
2018/02/19 10:20 日経速報ニュース
(10時15分、コード8306)3日続伸している。前週末比18円30銭(2.4%)高の794円80銭まで上昇する場面があった。株式相場の変動率が落ち着き、
米長期金利の高止まりを好感した買いが広がった。運用環境や利ざやの改善につながるとの期待が高まり、三井住友FG(8316)やみずほFG(84
11)といった他の銀行株が上昇している。MS&AD(8725)などの保険株も堅調だ。
 16日の米債券市場で長期金利の指標となる米10年債利回りは低下(債券価格は上昇)して2.87%で取引を終えたものの、3%に迫る高水準を保
っている。前週に先行して上昇した米金融株は16日に上げが一服したが、日本の金融株には「海外投資家を中心に見直し買いを入れているようだ」
(大和証券の石黒英之シニアストラテジスト)という。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 11:48:36.49 ID:Iap6u+Tr.net
三井住友FG、個人向け劣後債を発行へ 3月2日に条件決定
2018/02/19 11:22 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が個人投資家向けに劣後債の発行を準備していることが19日、わかった。年限は10年。発行額、発行条
件はともに3月2日に決定する予定だ。
 利率の仮条件として年率0.400〜0.800%を提示した。申込期間は3月5〜15日で、払込期日は3月16日。格付けは格付投資情報センター(R&I)と
日本格付研究所(JCR)から、それぞれ「シングルA+」を取得する見込みだ。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 12:54:20.09 ID:3Hu0dYcW.net
株2万2000円、個人の押し目買いが立役者 海外勢も実は買い?
2018/02/19 12:31 日経速報ニュース

 19日午前の東京株式相場は自律反発の流れが続いた。日経平均株価の前引けは288円高の2万2009円。取引時間中としてほぼ2週ぶりの大台回
復だ。米国やアジアの一部が休場で海外投資家の参加が限られる中、個人投資家の押し目買いが存在感をみせた。
 東証規模別株価指数では小型の上昇率が2.3%と、中型(1.6%)や大型(1.4%)を上回った。東証マザーズ指数の上昇率も2%を大きく超えている。
小型株を好む個人投資家の活動が活発になっている様子がうかがえる。

 小規模な銘柄だけではない、19日午前は任天堂が商いを伴って上昇したほか、三菱商やファナックも2%強上げた。個人の買いも寄与しているとい
う。これら3銘柄は1月末から2月16日までの間に、それぞれ2〜8%下落していた。日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジストは「大きく
下げた主力株には個人からの押し目買いが入りやすい。三菱商のような配当利回りの高い銘柄には年度末の権利取りを狙った物色も目立つ」という。
 個人の買いは、2月初頭の相場急落局面でも旺盛だったことがわかっている。東京証券取引所によると個人は2月第1週(5〜9日)に日本株を7458
億円買い越した。米国株が暴落した「ブラックマンデー」直後の1987年10月第3週を上回り、過去最高の水準だ。

 日経平均が1891円急落した2月第1週の相場でも個人が買い意欲を失わなかったのはなぜか。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト
は「急落前の日本株の水準が高く、信用取引の追加証拠金(追い証)発生が限られた」と指摘する。懐がさほど痛まなかった個人は、得意の「逆張り」
スタンスで下値を拾う動きに徹した。

 この流れは前週(13〜16日)以降も続いているようだ。大和住銀投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長は「2万4000円台を経験した個人には2
万2000円前後でも押し目買いを入れたくなる」とみる。
 2月第1週の売り越し規模が約2年ぶりの水準となった海外投資家も、実は売り一辺倒ではない。売り買いを差し引く前の買いの絶対金額は15兆50
92億円と、過去最高だったからだ。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「リスク・パリティー(均衡)戦略など相場変動率の高まりを嫌う
投資家は売ったが、日本株のPER(株価収益率)の割安さに着目した海外勢は買いを入れた」と話す。

 当面の相場の上値めどはどの程度か。テクニカル指標面でみた次の照準は「2万2164円」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田直彦チーフ・
テクニカルアナリスト)との声がある。1月23日の取引時間中高値(2万4129円)から2月14日に付けた直近安値(2万0950円)まで下げた分の「(フィボ
ナッチ比率である)38.2%戻しにあたる水準だ。
 その後は、3月期企業の本決算発表時期にあたる5月上旬ごろに1月23日に付けた昨年来高値(2万4124円)を上回るとの見方が多い。三菱モルガ
ンの宮田氏は「17年の日経平均は4〜5カ月ごとに底入れしており、為替相場や日米の相場変動率が大きく揺らがなければ業績への期待から昨年来
高値を更新する」とみていた。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 21:23:31.02 ID:ChZ7V8+P.net
日経平均が2万2000円回復 割安感強まり個人が買い
2018/02/19 21:00 日経速報ニュース
 19日の東京株式市場で日経平均株価が3日続伸し約2週間ぶりに2万2000円台を回復した。株価水準を判断する投資指標、PER(株価収益率)が
安倍晋三政権下の下限まで下がるなど日本株の割安感が強まり、個人投資家を中心とする買いが活発になった。この日は春節(旧正月)の休みなど
で海外投資家の参加が少なく売り圧力も限定的だった。
 日経平均の終値は前週末比428円(2%)高の2万2149円で東証1部の97%の銘柄が上昇した。1日の上げ幅は1月4日の大発会(741円)以来の大
きさだ。
 PERは株価が1株利益の何倍かを示す。今期の業績予想をもとにした日経平均採用銘柄の1株利益は1670円程度と過去最高の水準で、PERは1
3倍程度になる。PERが低いほど割安感が強くなり、12年に始まった安倍政権下では14〜16倍で推移してきた。米ダウ工業株30種平均では17倍程度
だ。
 割安感に着目したのが個人投資家だ。「企業業績は崩れておらず、米市場の混乱がおさまれば株式市場は反転する」(三井住友アセットマネジメン
トの市川雅浩シニアストラテジスト)との見方が広がった。19日までの3営業日で任天堂やNTTの株価が5〜6%高となるなど個人が活発に売買する
銘柄の上昇が目立っている。
 個人の買いは中小型株も押し上げた。19日は東証マザーズ指数が3%高、日経ジャスダック平均株価が2%高で、いずれも3営業日続伸だ。アバ
ディーン・スタンダード・インベストメンツの窪田慶太インベストメント・マネジャーは「円高が業績に与える影響の少ない銘柄に資金が向かっている」と
話す。
 もっとも19日は中国や香港、米国の株式市場が休場で海外勢の売買が少なかった。東証1部の売買代金は2兆3256億円と今年最低だ。外国為替
市場では1ドル=106円台と年初来の円高水準にある。相場の変動率が高くなれば再び外国人による売りが増える可能性がある。市場では「円高・ド
ル安が進めば日本株に売り圧力がかかる」(東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト)と警戒する声があった。

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/19(月) 21:33:45.30 ID:ChZ7V8+P.net
株2万2000円回復の裏に先物の買い戻し 「6日」の売りコスト突破で発動
2018/02/19 16:16 日経速報ニュース
 19日の東京株式市場で日経平均株価は節目の2万2000円を2週ぶりに回復した。上昇の一因は、一部の海外短期筋による株価指数先物への買い
戻しとみられる。日経平均が1071円急落した6日以降に先物売りを膨らませた投資家の「平均売りコスト」を、足元の相場が明確に上回ったことが買い
戻しを誘発したようだ。

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/20(火) 11:25:42.97 ID:ddtpU76j.net
金融相、金融機関の外債含み損「危険な状況でない」
2018/02/20 09:24 日経速報ニュース 148文字
 麻生太郎財務・金融相は20日午前、閣議後の記者会見で、一部の金融機関が外債投資で含み損を抱えているとの見方について「金融機関として
の危機になっているわけではない。危険な状況になっていることはない」と述べた。金融庁が立ち入り検査をする可能性へは言及しなかった。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/20(火) 14:35:29.79 ID:UbCGGf2h.net
減らない投機筋の「円売り」 円高反転の兆し
2018/02/20 13:08 日経速報ニュース 1109文字
 外国為替市場で、米通貨先物の動きに注目が集まりつつある。年初から円高基調にあっても、海外投機筋による円売り持ち高の解消が進んでいな
いためだ。ドル円相場は今月に入り、最大で5円ほど上がった。値動きの大きさから目先の円高・ドル安観測は根強い。米国の金利が上がっているこ
とに着目した円売り・ドル買いは膨らむだろうか。
 「正直、不可解な動きだ」。ある外資系証券の為替担当者は苦笑いする。米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめているシカゴ通貨先物市場での
投機筋の持ち高。円の売り越し幅は13日時点で約11万5000枚(1枚は1250万円)と前の週からほぼ横ばいだった。昨年11月には約13万枚と約4年ぶ
りの高水準に膨らんでおり、足元も近い水準で推移する。年初から続く円高基調にあっても、これだけの円売り持ち高が積み上がったままだ。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/20(火) 14:56:27.83 ID:UbCGGf2h.net
金融庁、地銀約20行の外債運用状況を緊急調査=関係筋
https://jp.reuters.com/article/fsa-regional-bank-idJPKCN1G4056

 [東京 20日 ロイター] - 米長期金利US10YT=RRの上昇を受け、金融庁が地方銀行20行程度を対象に外債の運用状況を緊急調査したことが
わかった。関係筋が20日、ロイターの取材に答えた。今回の調査では、調査対象の全行が含み損を抱えていたことが判明。中には年間のコア業
務純益に相当する含み損を抱えた地銀もあった。金融庁は改めて、外債運用体制の整備を求める方針。 
 金融庁は2016年にも、米大統領選後に米金利が急上昇した局面で、地銀の外債運用体制を調査。一部の地銀には立ち入り検査を実施し、運用
経験が乏しい人員を運用部門に配置するなどの問題点を指摘し、改善を求めた。今回の調査では、その際に問題が認められた地銀が対象となった。
 麻生太郎金融担当相は20日の閣議後会見で、外債保有比率の高い一部の地銀で含み損を抱えているところもあると指摘。そのうえで「危険な状
況になっているわけではない」と述べた。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/20(火) 23:15:15.81 ID:TvxRNll4.net
個人に相場反転期待、日経レバ口数9カ月ぶり高水準
2018/02/20 20:30 日経速報ニュース
 上場投資信託(ETF)の「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(日経レバ)」の投資口数(株数に相当)が増えてい
る。19日時点の投資口数は2468万口と2017年5月以来の多さとなった。2月の株価調整で相場の反発を期待した個人投資家の買いが入っている。
ただ、過去の高水準と比べると低く、個人の気迷いも映し出している。
 日経レバは日経平均株価の2倍の値動きを目指して運用する。値動きが大きく、目先の上昇が期待される局面などで買われやすい。日経平均が
2月14日に直近安値(2万1154円)を付けにいく局面で買いが集まった。19日時点の投資口数は1月末に比べて2倍超に膨らんだ。
 個人が反発を期待する理由に日経平均の値ごろ感や割安感がある。値上がり銘柄数を値下がり数で割った「騰落レシオ」は20日時点で87%と、や
や売られすぎの水準。米国のダウ工業株30種平均などが高値からの下落幅の半値戻しをほぼ達成したのに対し、日本株の戻りは鈍い。
 みずほ証券の中村克彦氏は「日経平均の25日移動平均などが位置する2万2000円台後半までは戻りが期待できると考える個人投資家が多い」と
指摘する。
 個人投資家の投資余力は大きい。待機資金であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高は13兆円程度と過去最高水準で推移している。18年1
月の急ピッチな上昇で買い遅れていた個人は多く、下値での押し目買い意欲は旺盛だ。企業が円高抵抗力を高め、株価と為替の連動が弱まってい
ることも買い安心感を与えている。
 一方、相場下落時に利益が出る「弱気派」向きの「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(日経Dインバ)」の
投資口数は19日時点で、8820万口と5カ月ぶりの水準まで減少した。株安局面で利益確定売りが広がった。
 ただ、日経レバの投資口数は過去最高だった16年2月と比べると3割程度にすぎない。マネックス証券の益嶋裕氏は「米国株の変調リスクを警戒
して持ち高を膨らますことに慎重な個人も多い」とみる。カブドットコム証券の河合達憲氏は「16年当時に比べてソニーや任天堂など人気銘柄の業
績が好調で、ETFよりも個別株に関心が向いている」と分析する。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 05:39:06.89 ID:TD+NRBRd.net
スマホで議決権を行使 みずほ信託と三井住友信託 株主総会の電子化加速
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180220/bse1802202151006-n1.htm

 株主総会の電子化が加速している。みずほ信託銀行と三井住友信託銀行は20日、株主がスマートフォンで2次元バーコード「QRコード」を読み
込めば議決権を行使できる新たなサービスを発表した。法務省は総会の資料を株主の同意なしにネット上で提供できるよう会社法改正に向けた
検討を進めており、企業側の負担軽減だけでなく、企業と株主との対話促進にも一役買いそうだ。
 みずほ信託と三井住友信託の両行で上場企業の約6割の証券代行業務を受託しており、影響する株主数は最大で延べ3000万人規模。今年6
月開催の総会からサービスを提供する。
 パソコンを使う議決権の電子行使は既に可能だが、IDやパスワードの入力が煩雑で普及していない。QRコードを使った簡易なサービスを導入す
ることで、議決権行使率が約3割と低迷している個人投資家の総会参加を促したい考えだ。
 一方、法制審議会(法相の諮問機関)の部会が今月まとめた会社法改正の中間試案では、企業が株主総会を招集する際、あらかじめ株主に通
知したウェブサイトに掲載する形で事業報告などを提供できることにした。平成31年の通常国会への改正法案提出を目指す。
 多くの企業は既に総会資料をネット上で開示している。ただ、現行法では株主の同意を得ない限り書面も送らねばならず企業側の負担は重い。
改正後は希望する株主側が逆に書面交付を請求することになる。
 総会の電子化が進むのは企業側のコスト削減だけでなく、提供する情報の充実や手続きの合理化などを通じて企業と株主の対話を円滑化する
狙いがある。株主は書面の到着を待たずに情報を早い段階で入手でき、吟味してから総会に臨めるといったメリットがある。

 とはいえ、ネットを十分使いこなせていない株主にとっては、電子化が一気に進めば議決権が実質的に制限される可能性がある。三井住友信託
証券代行コンサルティング部の斎藤誠部長は「書面を送り続ける環境負荷や事務コストを考えれば電子化は望ましい方向だが、移行期に支障が
出ないようにしたい」と話す。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 06:15:43.47 ID:HvK0prc5.net
インドネシアに挑む(上)急成長の果実争奪、邦銀や海外勢、相次ぎ開拓、三菱UFJはダナモン買収、HSBC、中堅銀統合。
2018/02/20 日本経済新聞 朝刊

 東南アジア経済のけん引役となっているインドネシア。その成長を取り込もうと、現地銀行の買収や提携を通じて日本の金融機関が現地市場の深
掘りに相次いで乗り出した。中間所得者層の拡大が急速に進むなか、銀行口座の保有率はまだ4割と今後、法人のみならず個人融資部分の伸びし
ろが大きい。成長の果実を得ようとする邦銀の戦略を探った。
 経済成長率が年5%前後と高く、人口も2億6千万人にのぼるインドネシア。ジョコ・ウィドド大統領の経済政策のもとで大規模なインフラ投資が見込
まれている。投資の増加や高成長を背景に中間所得者層も急増しており、邦銀にとってビジネスチャンスが豊富とされる。
 ジャカルタ市内の大通り。金融街でひときわ目立つオレンジ色のオフィスが、バンクダナモンの本店だ。
 三菱東京UFJ銀行はダナモンに対し2017年末、段階的な買収計画を発表した。「ブランドはそのままで、連合を組む」(三菱UFJ銀幹部)。地元に
なじみ深いブランドを残し、三菱UFJの名前を押しつけない「他の外銀の取っていない戦略」(同)だ。
 海外も含めた収益源の多角化を目指し、急ピッチで海外展開を進めてきた三菱UFJ。グローバルバンクを標榜し、収益の4割超を海外で稼ぐ。今
回のダナモンの買収により5割に達するとみられる。自動車の販売店や商社など中小取引に強みがあるダナモン買収で深掘りを狙う。
 インドネシアの金融市場での総資産順位は三菱UFJは10位で、英HSBCや米シティバンクをしのぐ。ダナモンを加えると5位に浮上する。
 インドネシアに注目するのは三菱UFJばかりではない。
 三井住友銀行は18年1月末に、13〜14年にかけ4割出資したBTPN(年金貯蓄銀行)を三井の現地法人と合併させる協議を始めると発表した。
同行は先だって17年に現地法人の拠点をBTPNのビルへ移していた。サービスを開始して3年足らずで466万人の会員がいるモバイルバンキング
などを軸に、協業を加速する。
 インドネシアにはかつてダナモン買収を試みたシンガポールの大手銀DBSや、インドネシアの富裕層を取り込む米シティバンクも触手を伸ばしてい
る。英HSBCは09年に買収した中堅現地銀を16年にHSBCブランドに変え17年にはHSBCの支店と統合させた。
 邦銀はこれまで日系企業の支援などに軸足を置いてきた。英HSBCなど海外銀と比べて、中小企業や個人の開拓は出遅れている。法人融資の
大半の審査を現地ではなく、シンガポールなどで実施している銀行もあり、「意思決定が遅れがちだ」との指摘もある。
【表】インドネシアでは外銀、現地銀ともに出資・再編が活発だ   
 時 期 内 容 
▽インドネシア   
大手財閥サリム・グループ 17年半ば 中堅銀を買収、約20年ぶりに銀行再参入 
▽日 本   
 三菱東京UFJ 17年末 バンクダナモンに2割。子会社化目指す 
 三井住友 13〜14年 BTPN(年金貯蓄銀行)に4割、現地法人との合併も協議 
▽欧 州   
 英HSBC 17年 現地支店と買収した中堅銀を統合

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 06:18:58.37 ID:HvK0prc5.net
インドネシアに挑む(中)メガ銀以外も存在感、個人・中小融資に活路、競争激しく再編圧力も。
2018/02/21 日本経済新聞 朝刊

 「現地経済にどう貢献していくのか」。現地に進出した外資系の金融機関は規模を問わずインドネシア当局にしつこく尋ねられるという。2013年に
人口全体の37%を占めていた中間所得者層は、20年には半分を超えるとされ、国内総生産(GDP)の5割超を占める個人消費はさらに拡大傾向
にある。この成長市場を取り込むべく、日本勢も攻勢をかける。
 ジャカルタにあるりそなプルダニア銀行本店。企業で会計を担当する女性が日々の事業資金にするルピア紙幣の束を封筒に詰める。卸など中小
企業が顧客の大半を占める同行では日常の風景だ。
 同行はりそなホールディングス前身の大和銀行による初の日系合弁企業として1958年に誕生。歴史は古い。だが巨額のインフラ融資はメガバン
クなどの牙城で入り込めないなか、中小支援という路線を見いだした。
 「貸してくれたのはプルダニアだけ」。そう話すのは、現地で日本食スーパーを手がける市原和雄社長だ。1997年のアジア通貨危機に見舞われた
あと、同行だけが事業の将来性を理解し無担保で1億円融資してくれた。今では年商140億円になった。
 ヒトや事業を吟味する独自の与信ノウハウで地歩を築いた。それが「多くのサービス業が商機を求めてやってくる」(平松一郎社長)今、生きる。た
だ、現地銀との競争は厳しい。競合相手である現地の中堅銀からは「再編の話が持ち込まれる」(りそな幹部)こともある。
 インドネシアには約120の銀行が乱立し、国は積極的な金融再編を促す。日系銀行も例外ではない。融資残高が810億円ほどのプルダニアは“
手ごろな相手”とも映る。残高を毎年11〜12%ずつ伸ばす高い目標を当局に示し、独立維持を訴える。
 ノンバンクのJトラストは14年、経営難に陥っていた現地中堅銀を買収した。縁故やなれ合いで低利で貸していた融資を整理し、人員も刷新。貸付
残高に対する不良債権比率は1割強もあったが、ノンバンクのノウハウで債権回収、不良債権の処理も進めた。18年3月期に黒字転換する見通し
で「当局も手をこまぬいていた銀行再建の実績が評価された」(幹部)。
 日本の手厚いサービスで、買収して3年余りで本店だけで140億円の預金を集めた。課題は個人など小口の融資。店舗は競争の厳しい都市部な
どを減らし3分の2の40店に整理。今後は「外資系との競争が少ない」(現地銀の安藤律男頭取)地方都市に照準を定め、出店攻勢をかける。
 政策金利は4%台と「東南アジアで最も利ざやが取れる」(浅野樹美コミッショナー)インドネシア。今後の著しい成長が見込まれる農村で、複数人
を相手に農機具などの資金向けに貸し付ける小口融資は2割程度の金利が相場。その分、貸し倒れリスクも小さくないが、中間層予備軍にも触手を
伸ばさなくては激しい競争に打ち勝てない。
 再編圧力にさらされながら、日系勢がどこまで存在感を示せるか。現地経済への貢献という抽象的な指標をかみ砕きながら、模索が続く。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 06:25:49.54 ID:HvK0prc5.net
日本株ADR20日、売り優勢 京セラと三井住友FG、キヤノンが2%超下落
2018/02/21 06:13 日経速報ニュース 138文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】20日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の日米株式相場がともに下落し、日本株ADRにも売りが広がった。京セラと三井住友FG、キヤノンが2%超下げた。
LINEと野村、三菱UFJも下落。一方、オリックスは上昇した。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 06:40:07.54 ID:HvK0prc5.net
米国株、ダウ反落し254ドル安 ウォルマート急落、利益確定売りも
2018/02/21 06:25 日経速報ニュース 959文字
【NQNニューヨーク=川内資子】3連休明け20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落した。16日終値に比べ254ドル63セント
(1.0%)安の2万4964ドル75セントと節目の2万5000ドルを3営業日ぶりに下回って終えた。四半期決算が失望を誘った小売り大手のウォルマートが
急落し、ダウ平均を押し下げた。相場上昇が続いた後で、目先の利益を確定する目的の売りも出た。
 ウォルマートの四半期決算は成長をけん引するとの期待がかかるインターネット通販事業が減速し、1株利益は市場予想を下回った。失望売りが
膨らみ、同社株は10%下落。ダウ平均を1銘柄で73ドルあまり押し下げた。ターゲットやコストコ・ホールセールなど同業にも売りが波及した。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 13:26:48.99 ID:q+A+4DLL.net
東証後場寄り 下げに転じる、銀行に売り
2018/02/21 13:09 日経速報ニュース 478文字
 21日午後の東京株式市場で、日経平均株価は下げに転じた。午後の取引が始まってすぐ前日比205円高の2万2130円に上昇したが、その後は
銀行株などに売りが出て下げに転じた。三菱UFJやみずほFGなどの下げが目立つ。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 14:36:22.30 ID:q+A+4DLL.net
日経平均が一段安、米株先物が時間外で下落
2018/02/21 13:44 日経速報ニュース 303文字
 21日午後中ごろの日経平均株価は乱高下している。一時、前日比88円安の2万1836円まで下落し、きょうの安値を付けた。米先物市場の時間外取
引で日本時間21日午後に米株価指数先物が売られ、米国株の下落が続くとの警戒感が相場の重荷になっている。「日本を含むアジア株全体に売り
が出ている」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)との指摘があった。
 午後になって三菱UFJや三井住友FGといった銀行株にまとまった売りが出て、投資家心理の悪化につながった。株式市場では「年度末を意識した
持ち高整理の売りが出た可能性がある」(国内証券のストラテジスト)との声もあった。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/21(水) 15:39:39.29 ID:z0yKHVJW.net
<東証>三菱UFJなど銀行安い、「年度末意識した売り」の声
2018/02/21 14:47 日経速報ニュース
(14時45分、コード8306、8316、8411)三菱UFJや三井住友FG、みずほFGといったメガバンク株が安い。三菱UFJは一時、前日比15円80銭(2%)
安の768円80銭まで売られた。株式市場では「年度末を意識した持ち高調整や持ち合い解消のための売りが出たのではないか」(国内証券のストラ
テジスト)との声があった。3メガは2017年4〜12月期決算で、傘下行の実質業務純益がいずれも減益だった。「好業績の裏付けが乏しい銀行株に
は売りが出やすい」(松井証券の田村晋一ストラテジスト)との声もあった。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 06:17:48.82 ID:MHKAwVcL.net
スルガ銀―1年10カ月ぶり安値、融資焦げ付きを懸念(銘柄診断)
2018/02/22 日本経済新聞 

 21日の東京市場でスルガ銀行の株価が1877円と、1年10カ月ぶりの安値を付けた。シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズ
(東京・中央)が物件所有者への賃借料の支払いを突然停止した問題で、スルガ銀の物件所有者への融資が焦げつきかねないと懸念されているた
めだ。年初からの株価の下落率は22%に達した。
 シェアハウスは玄関や台所などを共同で使う賃貸住宅。スマートデイズは物件を所有者から借り上げて一定の賃借料を保証する仕組みで、首都
圏を中心に約700人の所有者と契約していた。スルガ銀はスマートデイズと契約する物件所有者向けの融資の多くを抱えるとみられている。
 スルガ銀はスマートデイズに関する融資残高などを公表していないが、同行の貸出金のうち個人向けローンの比率は9割に達する。SMBC日興
証券の佐藤雅彦氏は20日付のリポートで、2018年3月期から19年3月期にかけ与信費用が200億円弱増えると試算する。17年3月期の純利
益が426億円のスルガ銀にとって小さくない額だ。
 個人向けローンを巡る与信費用の増加を懸念した売りは、他の地銀株にも波及した。横浜銀行などを傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグ
ループは21日時点で昨年末比9%安、千葉銀行や静岡銀行は同6%安となった。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 06:19:15.91 ID:MHKAwVcL.net
行き過ぎた円高巻き戻し、米経済堅調で円安進む見方、過度なインフレ懸念和らぐ(ポジション)
2018/02/22 日本経済新聞
 外国為替市場で急上昇してきた円高・ドル安が一服している。ドル売り・円買いのきっかけとなった米長期金利の上昇ペースが鈍り、堅調な経済
指標から米経済の先行きへの期待が改めて見直され始めた。市場では、将来の悪材料を過剰に織り込んだ短期筋主導の円高が一巡することで
、3〜4月にも1ドル=110円まで円安が進むとの見方も出ている。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 06:53:25.17 ID:+mUsSMj/.net
日本株ADR21日、売り優勢 金融銘柄の下げ目立つ
2018/02/22 06:19 日経速報ニュース 166文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】21日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米株式相場が下落し、日本株ADRも売られる銘柄が多かった。
三菱UFJと野村が2%超、みずほFGと三井住友FGが1%超下げるなど金融銘柄の下落が目立った。
NTTドコモやオリックスも売られた。一方、LINEやキヤノン、ソニーは上昇した。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 06:54:44.13 ID:+mUsSMj/.net
米国株、ダウ続落 金利上昇で心理悪化、一時は300ドル超上昇
2018/02/22 06:18 日経速報ニュース 391文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】21日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は続落した。前日比166ドル97セント安の2万4797ドル78セント(速報
値)で終えた。短期的な相場の戻りを見込んだ買いが先行したが、米長期金利の上昇(債券価格の下落)で投資家心理が悪化し下落に転じた。
 米連邦準備理事会(FRB)が1月30〜31日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を午後に発表すると株式相場は乱高下した。委員
らの米景気や政策見通しが「想定したほど利上げに積極的な姿勢にはつながらない」との見方からダウ平均は300ドル超上げる場面があった。ただ
、米長期金利の指標である10年物国債利回りが2.95%まで上昇し、節目の3%に迫ると売りが優勢になった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、同16.080ポイント安の7218.228(速報値)で終えた。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 11:46:07.59 ID:1PREG+dm.net
<東証>三菱UFJが軟調 利ざや改善への期待が後退
2018/02/22 11:11 日経速報ニュース
(11時10分、コード8306)続落している。一時、前日比12円60銭(1.6%)安い756円50銭に下げた。今年の安値となる。国内の長期金利の指標となる
新発10年物国債利回りは0.055%と約1カ月ぶりの低水準で推移している。貸し付けなどの利ざやが改善するとの期待が後退し、銀行株に売りが続
いている。みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)も安い。
 16日に政府が提示した日銀の人事案を受け、当面は国内の低金利環境が続くとの見方が強まっている。次の日銀副総裁の1人には、金融緩和に
前向きな若田部昌澄・早稲田大学教授を充てる人事案が提示された。市場では「金融緩和の出口が遠のき、銀行株は買いづらくなった」(国内証券
ストラテジスト)との声があった。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/22(木) 18:26:39.87 ID:+xq8Xy5s.net
日銀新体制、安倍政権下で金融政策正常化は困難=白井元委員
https://jp.reuters.com/article/interview-shirai-idJPKCN1G50TU

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/23(金) 06:38:40.74 ID:Ee5jhaGt.net
日本株ADR22日 上げ目立つ、ソニーやトヨタ高い LINE下落
2018/02/23 06:09 日経速報ニュース 169文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】22日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)には上げが目立った。
同日の米株式相場の反発を受けて投資家が運用リスクを取りやすくなり、日本株のADRにも買いが広がった。
ソニーやホンダ、トヨタが高い。オリックスやみずほFG、NTTドコモも上げた。
一方、LINEが2%あまり下げたほか、キヤノンや京セラも安い。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/23(金) 06:39:43.08 ID:Ee5jhaGt.net
米国株、ダウ反発 自律反発狙いの買い優勢、ナスダック4日続落
2018/02/23 06:13 日経速報ニュース 490文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比164ドル70セント高の2万4962ドル48セン
ト(速報値)で終えた。前日まで続落した後とあって、目先の自律反発を期待した買いが優勢だった。米長期金利が低下(債券価格は上昇)したのも投
資家心理を改善させた。
 ダウ平均は21日まで続落して2日間で420ドルあまり下げた。22日は米長期金利の低下に加えて、株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)
の上昇一服も、指数の押し上げにつながった。原油先物相場の上昇でエクソンモービルやシェブロンといった石油株も買われた。ダウ平均は一時、上
げ幅を358ドルまで広げた。
 一方、金利低下を受けて、利ざやが悪化するとの見方からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が下げ指数の重荷となった。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/23(金) 15:05:40.84 ID:h9dpLyk3.net
株、思惑呼ぶ謎の先物売り 「営業不在」の外国証券の手口が話題
2018/02/23 14:17 日経速報ニュース 1141文字
 日本株相場が乱高下を繰り返すなか、ある外国証券を通じた株価指数先物の売りが話題となっている。日本株営業から実質的に撤退した証券会
社の手口が目立ち始めたのは、相場が大きく調整した2月に入ってから。株安の背景を読み解くカギになるとの見方が広がっている。
 「まだ売るのか」。メガバンクの運用担当者は、大阪取引所が毎日発表する証券会社別の先物手口に注目する。その対象はバークレイズ証券。同
証券は今月に入って累計で5000億円超の売り越し。今週は22日までに日経平均先物を約1100枚、TOPIX先物は約3200枚売り越した。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/23(金) 15:07:33.51 ID:h9dpLyk3.net
円高促す国内勢の外債売り 含み損拡大で持ち高解消迫られる?
2018/02/23 14:27 日経速報ニュース 1021文字
 外国為替市場で円買い・ドル売りの圧力が根強い。23日の東京市場で円相場は反発し、朝方に106円66銭近辺と前日17時時点よりも80銭円高・ド
ル安水準を付けた。米長期金利は高い(価格は安い)水準を保ち日米の金利差は開いているが、教科書通りにドルが買われる構図にはなっていな
い。米債安で含み損を抱えた国内投資家は新たに外債を積み増す余裕がなく、逆に資金を国内に引き揚げているのではないか――。市場にはそん
な声が広がっている。
 財務省が毎週まとめている対外及び対内証券売買契約などの状況(指定報告機関ベース)によると、国内投資家は1月28日から2月17日まで3週
連続で海外の中長期債を売り越した。3週間分の売越額は2兆4000億円弱と、月次で5カ月ぶりに買い越し超となった1月の買越額(1兆4000億円弱
)を上回った。1〜2月は差し引きで1兆円程度の国内への資金流入超だったことになる。

 三菱東京UFJ銀行の内田稔チーフアナリストは「米金利上昇(債券価格の下落)により、保有米国債に含み損を抱えた投資家から損失覚悟の売り
が出た。含み損が出ていなくても、米債価格のさらなる下落を見越し、早々に利益を確定しようとする動きもあったようだ」と解説する。
 米国では金融政策の正常化の一環として、米連邦準備理事会(FRB)が償還を迎えた米国債への再投資を減らしている。財政出動に伴う米国債
の増発懸念もくすぶるなど、米国債の需給を巡っては悪材料ばかりが目に付く。米金利上昇はドル建て債券の運用妙味の向上にはつながっていな
い。

 みずほ銀行国際為替部の佐藤大次長は「これまで外債売りに動いたのは、為替ヘッジを付けずに外債を購入している生命保険会社の一角ではな
いか」とみる。ヘッジなしの運用は外債と為替双方の相場変動リスクを抱え込む。債券安に円高・ドル安が重なれば2重の痛手となりかねず、不利な
状況になったときに耐える力は弱い。
 では、国内マネーの外債売りはどこまで続くのだろうか。焦点は遠からず予想される、3%を巡る米長期金利の攻防だ。「外債売却を早めに済ませ
て身軽になった投資家には、『外債買いの好機が訪れた』とみる声が出始めている」(みずほ銀行の佐藤氏)という。だが、3%で10年債利回りの上昇
に歯止めがかからなければ、日本勢の外債売りと円高に拍車がかかるかもしれない。円相場は重大な局面を迎えているといえそうだ。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/24(土) 08:00:53.71 ID:pHZAdBcy.net
スルガ銀が実態調査、シェアハウス投資トラブル。
2018/02/24 日本経済新聞 朝刊
 女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資を巡るトラブルで、建設資金の大半を融資しているスルガ銀行が実態調査を始めた。所有者(オ
ーナー)に家賃保証していた運営会社が家賃の支払いを停止。700人以上が融資返済に窮する事態に陥っているため。融資先への聞き取りなどを
通じ、自行の貸し付けが適切だったかなどを詳細に調べる。
 「かぼちゃの馬車」はスマートデイズ(旧スマートライフ、東京・中央)が運営しているシェアハウス。投資目的の所有者が銀行から資金を借りてシェ
アハウスを建設。そのうえでスマート社が物件を一括して借り上げて女子学生らに賃貸した。毎月、約束した家賃を所有者に支払う「サブリース」と呼
ぶ方式をとっていた。
 地主向けのアパート融資と異なり、シェアハウスの所有者には会社員も多く影響が広がっている。
 スマート社は「30年」など長期にわたり定額の家賃を保証。2012年の創業後、不動産投資で副収入を得たい会社員を中心に投資マネーを呼び込
み、現在建設中も含めて約1000棟のシェアハウスを運営・管理している。
 ところが昨年10月、所有者に突然、支払額の減額を通告。十分な説明がないまま経営陣とも連絡がとれなくなった。
 今年1月には約700人いる所有者への賃借料の支払いが止まった。スマート社のほかにも複数のシェアハウス業者が同じようなトラブルを起こして
おり、全体で1000人規模の所有者が巻き込まれているもようだ。
 土地と建物で合計1億円程度が相場とすると、融資額は1千億円規模になるとの見方もある。
 スルガ銀が調査を始めたのは「かぼちゃの馬車」の所有者の大半が同行からの融資でシェアハウスを建てたためだ。
 一部の支店ではシェアハウスへの投資を促すセミナーを開催。建設資金を貸したほか、高金利のフリーローンの契約を同時に迫られたとの声も被
害者からあがる。スルガ銀は他行がためらう先にもリスクをとって積極的に貸す独自のモデルで高い収益力を保つが、今回はこうした姿勢が裏目に
出た可能性がある。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/24(土) 08:09:20.89 ID:pHZAdBcy.net
長期金利の低下鮮明、国内投資家、円債に回帰。
2018/02/24 日本経済新聞 朝刊
 長期金利の低下傾向が鮮明だ。指標となる新発10年物国債利回りは23日、前日比0・005%低い0・045%と、約2カ月ぶりの低水準を付けた。
償還までの期間が長い超長期債も約1年ぶりの低水準にある。国内の投資家が米金利上昇で含み損を抱えた米国債を売却し、その売却資金を円
債に投じているとの見方が出ており、金利低下圧力となった。
 財務省の対内対外証券投資によると、国内投資家は今月11日から17日にかけて5531億円の外債(中長期債)を売り越した。売り越しは1月28
日以来3週連続となり、合計額は約2・4兆円にのぼる。
 売却資金の一部が円債に回帰していることが日本の金利低下につながっている。
 国債需給の引き締まりも金利を押し下げている。日銀は1月の超長期債の購入減額以降、しばらく追加的な減額をしていない。「円高進行で日銀
が当面国債買い入れの減額には動けなくなったとの見方が広がった」(メリルリンチ日本証券の大崎秀一氏)との指摘も出ており、国債の買い安心
感につながっている。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/24(土) 08:12:03.40 ID:pHZAdBcy.net
日本株ADR23日、全面高 オリックスが3%強上昇
2018/02/24 06:17 日経速報ニュース 139文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】23日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
日米株式相場がともに上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。オリックスが3%強上昇したほか、野村も2%超上げた。
みずほFGやホンダ、キヤノンなど上場しているすべてのADRが上昇した。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/24(土) 08:13:30.05 ID:pHZAdBcy.net
米国株、ダウ大幅続伸し347ドル高 金利低下で、高値圏で終了
2018/02/24 06:41 日経速報ニュース 1155文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が続伸し、前日比347ドル51セント(1.4%)高の2万5309ドル99セントで
終えた。16日以来1週間ぶりに2万5000ドル台を回復した。米長期金利の指標である10年物の米国債利回りと変動性指数(VIX)がともに低下し、市
場心理が改善した。取引終了にかけて買いの勢いが増し、ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。
 21日に2.95%とほぼ4年1カ月ぶりの高水準を付けた10年債利回りの低下が続き、23日は2.8%台まで下がった。金利上昇が続けば、株式の投資
妙味が薄れるとの警戒感が後退した。
 米連邦準備理事会(FRB)が年2回、議会に提出する金融政策報告書で「さらなる緩やかな利上げが正当化される」との見方を示した。ただ、インフ
レ圧力や賃金上昇の加速に対してはそれほど強い警戒感がみられなかった。利上げペースが速まるとの懸念がやや和らぎ、株の買い安心感につな
がった。
 来週は27日と3月1日にパウエル議長が同報告書を基に上下両院での議会証言に臨む。報告書を受けて、議会証言がさほど「(利上げに積極的な
)タカ派寄り」な内容にならないとの期待感が浮上した。
 オプション価格から算出され、株式相場の変動率を示すとされるVIXが16台半ばに低下した。VIXが20を上回ると不安心理が高まった状態とされる
が、ここ数日は20を下回る水準で推移している。株価急変動への警戒感が和らいだとの見方から自律反発を期待した買いが続いた。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/24(土) 11:01:49.46 ID:seuuIkhm.net
日銀人事 早稲田出身、若田部日銀副総裁の使命は財務省からの独立だ
http://www.sankei.com/premium/news/180224/prm1802240005-n1.html

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/25(日) 07:36:53.91 ID:E3EfSkfu.net
「月初株高」の原動力、買い付け、毎月1日最多。
2018/02/25 日本経済新聞 朝刊
 証券会社を通じて毎月積み立てで投資信託を購入している個人の買い付け日を調べたところ、毎月1日(月初)に設定している人が最も多いことが
分かった。東京株式市場では2月まで20カ月連続で、その月の第1営業日の日経平均株価が前営業日に比べて上昇している。積み立て投資の投
信買い付け資金の流入が「月初の株高」の原動力になっているようだ。
 松井証券によると、同社の積み立て口座の買い付け日の設定は「1日(月初の営業日)」が最多だった。「1日」に設定する顧客数を100として他の
買い付け日を指数化すると、2位の「月末」は75、3位の「10日」は62で、1日が突出して多いことがわかる。ネット証券最大手のSBI証券も1日に設
定する人が最も多いという。
 月初に積み立ての買い付け日を設定する人が多いのは「月替わりに設定することで口座への入金タイミングを忘れないようにしたり、購入したファン
ドの基準価格の計算を簡単にしたりするため」(イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原宰明チーフ・インベストメント・オフィサー)とみられる。
 投信運用会社は国内株価指数に連動するインデックス投信について「ファンドの買い注文が入った当日に相当する株を買い付けている」(三井住友
アセットマネジメント)。積み立て投資のお金が他の日より多く流入することで、月初の株価は上がりやすくなっている。
 月初の株高は2016年7月から2月まで継続しており「アノマリー」と呼ぶ経験則として知られるようになった。月初以外にはこうした特異日はみられ
ないため「月初だけ株を買う投資家が存在している証拠」(大和証券の佐藤光シニアテクニカルアナリスト)と市場の話題になっていた。
 定額の積み立ては「ドルコスト平均法」と呼ばれる投資手法。株価水準にかかわらず常に同じ金額を買うため、株価が高いと買い付け数が減り、逆
に安いと多く買うことになる。このため平均購入価格が上がりにくく長期の運用成績の向上につながるとされている。
 一方、買い付けが集中するとその日だけ株価が押し上げられ「高値づかみ」で運用効率が悪化するリスクが出てくる。積み立て投資が広がる中、
買い付け日をずらす工夫も必要になりそうだ。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/25(日) 07:40:45.10 ID:E3EfSkfu.net
乱高下収まり買い意欲―個人マネー、株価下支え(今週の市場)
2018/02/25 日本経済新聞 朝刊

 今週の日経平均株価は底堅い動きとなりそうだ。2月の初旬の乱高下が収まり、投資信託などを通じた個人マネーが業績が安定した銘柄に入って
きた。「3月上旬は株価が上がりやすい」という経験則も下支えとなる。2月27日からの米連邦準備理事会(FRB)のパウエル新議長の議会証言は、
今後の米国の利上げ方針を探るうえでの注目イベントになる。
 先週23日の株式市場ではこの日に新規設定した投信「野村日本割安低位株オープン」が話題になった。運用開始時点で600億円超を集めた大型
投信になったのだ。三井物産や丸紅などの商社株には「新ファンドの組み入れ対象になる」と予想した他の投資家の先回り買いが入った。
 同投信の申込期間は2月9〜22日。「株式市場が荒れたタイミングだったので心配したが、想定を超える個人資金が集まった」(販売会社の野村証
券商品企画部)という。ドイチェ・アセット・マネジメントの藤原延介資産運用研究所長は「相場の上昇基調は崩れていないとみる個人は多く、今の株
価水準は買い場と映っている」と指摘する。
 個人マネーは需給面で相場を下支えしそうだ。証券口座の現預金にあたるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高は13兆円弱と歴史的な多さに
膨らんでいる。昨年後半の株高でいったん利益を確定させた個人の資金が、株価が下がれば市場に戻ってくる構図だ。日経平均が2万2000円を下
回る水準では、買いに出てくるとみられる。
 また毎月第1営業日の株価が20カ月連続で上昇している経験則もある。大和証券によれば3月の第1営業日を含む週の日経平均は過去8年連続
で上昇した。「2月から税還付が本格化する影響で米国投資家の需給が改善しやすい」(大和の佐藤光シニアテクニカルアナリスト)という。
 2月の相場変調を象徴する株式相場の変動性指数は、日米とも低下傾向にある。良好な企業業績やマクロ景気は揺らいでおらず、株価が落ち着
きを取り戻すのに伴って下値不安は薄らいできた。
 波乱の芽が完全に消えたわけではない。米国では27日と3月1日にパウエルFRB議長が初の議会証言に臨む。
 米国では物価上昇ペースが加速し、利上げ回数が年3回から4回に速まるとの観測が浮上している。パウエル議長の発言がさらなる引き締め観測
を誘うようであれば、米長期金利が節目の3%台に乗せる可能性がある。
 アセットマネジメントOneの岩間恒ファンドマネジャーは「金利が一気に3・2%程度まで上がれば株式市場は再び動揺する」と警戒する。歴史的な
金融緩和からの出口を探る長い道程には、乗り越えるべき高い壁が立ちはだかっている。(

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/25(日) 08:04:05.80 ID:E3EfSkfu.net
23日設定の大型投信、「野村日本割安低位株オープン」が話題―参考ポートフォリオにみずほなど
https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1833598
2018/02/22 14:24
 野村アセットマネジメントがあす23日に設定・運用を開始する募集上限2000億円の大型投信「野村日本割安低位株オープン」が話題となって
いる。市場観測では、「450億−500億円程度とかなり集まっていると聞く」(外資系証券)という。市場観測に近い数値なら、大和住銀投信投資顧
問が1月24日に設定した「グローバルEV関連株ファンド」が約870億円集めて以来の規模となる。

 同投信の主要投資対象は日本株で、流動性があり株価水準が低位な銘柄を対象とし財務リスク分析などによる選別を実施。実績PBR(株価純
資産倍率)、予想PER(株価収益率)といった観点から割安な銘柄を選定、組入銘柄を決定する。参考資料におけるポートフォリオは約200銘柄。
ファンドの運用方針に沿って選定した銘柄の例として丸紅<8002>、みずほフィナンシャルグループ<8411>、JXTGホールディングス<5020>、住友商
事<8053>、三井物産<8031>を挙げる。

(02/23 15:00) 現在値

JXTGホールディングス 675.1 +21.8
丸紅 814.5 +15.5
三井物産 1,953.5 +40
住友商事 1,876.5 +45
みずほフィナンシャルグループ 199.7 +1.3

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/26(月) 01:07:29.74 ID:DWI9e+rg.net
速報Bこれが「春号」のサプライズ銘柄だ!
http://zstock.hatenablog.com/entry/entry/article/242.html

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/26(月) 06:08:24.45 ID:1k+pCqP/.net
日銀緩和の出口「時機考える必要」、岸田氏が言及。
2018/02/26 日本経済新聞 朝刊
 自民党の岸田文雄政調会長は25日のNHK番組で、日銀の金融緩和の出口戦略について「今の緩和をずっと続けることができると思っている人は
少ない」と述べた。政策金利の引き上げや膨らんだ日銀のバランスシートの正常化に関して「市場とコミュニケーションを図りながらタイミングを考えて
いかなければいけない」と語った。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/26(月) 06:13:49.75 ID:1k+pCqP/.net
経営相談や海外情報、会員企業に一括提供、みずほ、サービス統合。
2018/02/26 日本経済新聞 朝刊

 みずほフィナンシャルグループは4月、グループ内で持つ企業向け会員制サービスを統合する。経営相談や海外情勢に関する情報提供などを一
括で提供する形にする。取引先企業が抱える課題解決を円滑にし、資金需要の掘り起こしにつなげる狙いがある。
 2万社超が会員になっている「フォーラム・エム」などを「みずほ・メンバーシップワン」に統合する。みずほ銀行とみずほ総合研究所を運営主体に
する。対面で実施する経営相談やセミナーとインターネット経由の情報提供サービスを一体にして、取引先企業に対する経営支援の機能を高める。
 銀行に集まる情報を匿名化したうえで、人工知能(AI)で業界の傾向などを分析し、経営相談にいかすといったデジタル技術を使ったサービスも計
画している。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/26(月) 12:19:43.45 ID:chLLeBCS.net
日銀総裁、総括的検証「現時点で予定ない」
2018/02/26 11:55 日経速報ニュース
 日銀の黒田東彦総裁は26日午前、衆院予算委員会の第1分科会で、金融緩和政策に対する総括的な検証について「現時点で行う予定はない」と
述べた。政府が黒田総裁を再任する人事案を国会へ提示したことを受け、希望の党の階猛氏が総括的な検証をすべきだと主張。総裁はそれに答え
た。
 総裁は理由について「2016年9月の総括的検証で13年4月以来の量的質的緩和の拡大等を踏まえて本格的な検証をし、そのもとで現在のイールド
カーブコントロールを含む新しい金融政策の取り組みをやってきた」と説明。「そのもとで順調に進んでいるため、現時点で総括的検証を行うという予
定はない」と語った。
 「経済は順調に拡大し、物価上昇率もマイナスではなくなって徐々にプラス幅を広げてきている状況」と分析。「そうしたもとで、現在の金融緩和を粘
り強く続けるということが2%の物価安定目標の達成に不可欠であると考えている」と続けた。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/26(月) 16:12:24.48 ID:E6/fw9Us.net
三菱UFJとみずほ労組、3年連続でベア要求を見送りへ 地銀の春闘にも影響波及か
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180226/bse1802261212007-n1.htm

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 01:37:51.08 ID:/brR0ZiU.net
米国株、続伸で始まる ダウ一時200ドル超上昇 米金利低下で買い安心感
2018/02/26 23:56 日経速報ニュース 711文字
【NQNニューヨーク=川内資子】26日の米株式相場は続伸して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比170ドル92セント高の
2万5480ドル91セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同42.746ポイント高の7380.137で推移している。ダウ平均の上げ幅は一時
200ドルを超えた。週明けの海外株式相場が総じて上げたうえ、米長期金利の低下も米株の買い安心感につながった。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 06:58:06.59 ID:LDJ3F2tU.net
キヤノン、量追い一転攻勢、看板機種でミラーレス、高級機には及び腰(ビジネスTODAY)
2018/02/27 日本経済新聞 朝刊
 キヤノンは26日、ミラーレスカメラ「EOS Kiss M」を発表した。看板の一眼レフとの食い合いを避けるため、ミラーレスは小出しにしてきたが、市場
拡大で主力ブランドを冠しての投入に踏み切ることを決めた。ライバルがミラーレスで存在感を強めるなか、重い腰を上げて本格攻勢に転じる。
 「ミラーレスの戦略モデルと位置付け、積極的にプロモーションをかけていく」。新製品発表会で、キヤノンマーケティングジャパンの坂田正弘社長は
こう強調した。
 今回のモデルはミラーレスの初級機種で主なターゲットは家族層。子供の成長や料理などの趣味の記録を残したい女性からの需要を見込む。キヤ
ノンの2017年の国内ミラーレスのシェアは23%でオリンパスに次ぐ2位。今回の戦略モデル投入で国内首位を目指す。
 一眼レフで圧倒的な世界シェアを持つキヤノンだが、ミラーレスは12年に「EOS M」ブランドで参入した。最後発なのは一眼レフとの食い合いを嫌っ
てきたためだ。
 今回、25年間続く一眼レフの主力ブランド「Kiss」シリーズにミラーレスをあえて追加した。ミラーレスの急速な普及に加え、ソニーなどライバルの一
眼レフ市場の切り崩しに「多少カニバリゼーション(食い合い)があっても成長市場に積極的に製品を出していく」(坂田社長)必要があると判断したため
だ。
 17年のレンズ交換式カメラ市場では一眼レフが前年比10・1%減だったがミラーレスは29・2%増と急伸。海外でも香港や台湾、シンガポールで既
にレンズ交換式カメラ市場の5割をミラーレスが占める。「一眼レフもミラーレスもそろえて、どの地域の顧客の要望にも対応できる体制にする」とキヤ
ノンの戸倉剛執行役員は話す。ミラーレスに本腰を入れなければ、カメラの「王者」の地位も揺らぎかねない。
 25日閉幕した平昌五輪。報道席にはキヤノンとニコンの一眼カメラがずらりと並ぶ。両社はプレスセンターに自社の一眼レフを使うカメラマン向けの
サポートデポを設置。手厚い支援体制を敷き、高い評価を得た。
 しかし、そのプロ向け市場にミラーレスで割り込んできているのがソニーだ。同市場ではキヤノンとニコンが依然強いが、ソニーはフルサイズのミラー
レスで2社の牙城切り崩しを静かに狙っている。
 坂田社長はミラーレスでの高級機市場の参入に関し、「タイミングをみて検討する」と多くは語らない。今後ミラーレスでも高価格シフトが進むが、高
級機市場は初級機以上に一眼レフとの食い合いが起きかねない。カメラ市場での「フルラインアップ」を標榜するキヤノンは今後、難しい販売戦略を迫
られそうだ。 

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 07:06:26.25 ID:LDJ3F2tU.net
日本株ADR26日、買い優勢 京セラと野村の上げ目立つ
2018/02/27 06:19 日経速報ニュース 116文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日米の株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが入った。京セラが大幅高。野村やホンダ、NTTドコモの上昇も目立った。
LINEは下げた。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 07:07:41.89 ID:LDJ3F2tU.net
米国株、続伸 ダウ399ドル高で3週ぶり高値 米長期金利伸び悩みで
2018/02/27 06:40 日経速報ニュース 937文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に3日続伸した。前週末比399ドル28セント(1.6%)高の2万5709ドル
27セントと2月1日以来、約3週間ぶりの高値で終えた。米長期金利の指標である米10年債利回りが水準を切り下げる場面があり、金利上昇で株価の
割高感が強まるとの警戒感が薄れた。
 26日の10年債利回りは一時2.83%まで低下した。ドイツ国債など欧州主要国の金利も軒並み低下し、株式の投資妙味が意識されたとの指摘があった。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 10:35:10.16 ID:X1jHhOW3.net
三井住友FG(8316)
日系中堅、レーティング強気。目標株価5,700円。
 日系中堅証券会社が2月26日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Outperform)とした。
また、目標株価は5,700円としている。因みに前日(2月23日)時点のレーティングコンセンサスは4.58(アナリスト数12人
)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,552円(アナリスト数12人)となっている。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 02:22:03.71 ID:c5gEIWyD.net
米国市場にくらべ「戻り」が鈍い日経平均株価は
今こそ絶好の「押し目買い」の好機! 短期スタンス
の銘柄は避け、指数連動ETFや優良大型株を狙え!
http://diamond.jp/articles/-/161604

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 06:07:50.93 ID:XIZsifqW.net
スマホ決済、3メガ銀連携、QRコード規格統一、19年度目標。
2018/02/28 日本経済新聞 朝刊
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、みずほFG、三井住友FGはスマートフォン(スマホ)決済で連携する。支払時に使う「QRコード」の規格を
統一し、2019年度の実用化を目指す。現金をモノやサービスの売り買いに使わないキャッシュレス化が加速し、銀行業務の効率化につながる見込
み。QR決済は中国が先行しており、ようやく日本も追随する体制が整う。
 3メガ銀は銀行間でQRコードの規格が乱立しないようにするため、3月末までに具体的な連携策を決める。開発費用は数十億円程度になる見込み
。規格統一へ共同出資のシステム会社の設立も検討している。ほかの大手行や地方銀行にも参加を呼びかける方針で、3メガ銀の決済システムが
国内共通の基盤になる可能性がある。
 QRコードを使った決済が浸透すれば、利用者個人は現金を持ち歩かずに済む。コンビニやスーパーの店頭でスマホでQRコードを読み取ると、銀
行を利用する個人の口座から代金を自動的に引き落とせる。QRコードは紙に印刷したり、スマホやタブレット端末に表示したりして使う。小売店など
加盟店の導入経費も軽く済む面もある。
 QRコードは対話アプリLINEの「LINEペイ」や中国で普及が進む「アリペイ」などでも使われ、NTTドコモも4月、QRコードを使った決済サービスを
始める。
 規格が違っても接続できる利点がある。消費者か小売店のどちらかが持つコードを使って、銀行に買い物金額を伝えると、個人の口座から店側に
入金される仕組みだ。
 個人の利便性向上とともに、銀行のコスト削減につながる面も大きい。ボストン・コンサルティング・グループの推計によると、日本の現金決済の比
率は65%で、先進国の平均の2倍だ。輸送費など現金決済にかかる費用は年2兆円とされる。
 日銀のマイナス金利政策で、メガ銀が国内で得る利益は減少が続く。業務効率化で従業員数を減らす構造改革は急務だ。みずほFGは26年度ま
でにパートを含む全従業員の4分の1に当たる1・9万人を減らす計画を立てた。現金を使わない決済が増えれば、預金引き出しや振り込みのための
窓口担当者やATMの台数も減らせる。
 民間主要行による電子マネーが普及するスウェーデンでは、現金を受け付けない支店が増え、店舗に必要な従業員が減った。ある大手行では300
億円程度かかっていた現金の取扱費用が8〜9割削減できたという。
 決済データが蓄積すれば、消費動向が把握できて商品開発に使えるなどの新たなビジネスにつながるとの期待もある。
 3メガ銀はデジタル通貨の開発を急いでいる。通貨のシステムを共同開発する方向で調整したが、まずはQR決済の統一で協調することにした。当
面、デジタル通貨の開発は各行で手掛ける方針だ。デジタル通貨が実現すれば、1コイン=1円で交換でき、個人間の決済などが可能になる。送金も
安い手数料で手掛けられる。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 06:12:48.13 ID:XIZsifqW.net
日本株ADR27日、売り優勢 トヨタやみずほFG、野村の下げ目立つ
2018/02/28 06:07 日経速報ニュース 135文字
【NQNニューヨーク】27日の米国株式市場で、日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米株式相場が取引終了にかけて下げ幅を拡大し、幅広い銘柄が売られた。トヨタが2%近く下げ、みずほFG、野村、三菱UFJも1%強下落した。
一方、キヤノンと京セラは買いが優勢だった。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 06:39:42.74 ID:XIZsifqW.net
米国株、ダウ反落し299ドル安 FRB議長証言受けた金利上昇を嫌気
2018/02/28 06:30 日経速報ニュース 817文字
【NQNニューヨーク=川内資子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比299ドル24セント(1.2%)安の2万5410ド
ル03セントで終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が就任後初となる議会証言で景気と物価に強気の認識を示し、利上げに前向きな「タカ
派寄り」と受け止められた。証言を受けて米長期金利が上昇し、株式相場の重荷となった。
 パウエル議長は「米経済は堅調で一段の段階的な利上げが最善だ」と述べた。大型減税などの景気刺激策が景気の拡大を促すとの見方も示し、市
場の一部ではFRBが利上げペースを速めるとの思惑が浮上した。米金利が上昇し、株売りを促した。
 

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 10:34:05.65 ID:iZUULJAN.net
日銀の黒田総裁が午後1時20分から衆院財金委に出席=国会筋
[東京 28日 ロイター] - 国会筋によると、日銀の黒田東彦総裁が28日午後の衆議院財務金融委員会に出席する。午後1時20分から1時50分
まで前原誠司委員(希望)の質問に答える。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/28(水) 14:21:39.84 ID:f3cUUW+F.net
<東証>三菱UFJが下げ幅拡大 「持ち合い解消売りを懸念」の声
2018/02/28 13:54 日経速報ニュース 379文字
(13時50分、コード8306)三菱UFJが午後に下げ幅を広げ、一時前日比14円(1.8%)安い765円20銭を付けた。三井住友FG(8316)やみずほFG(84
11)も売られている。中国・上海総合指数などアジアの主要株価指数の下落や、米株価指数先物の下落で投資家心理が悪化し、時価総額の大きい
主力の銀行株への売り圧力が強まったという。
 市場では「金融機関と国内企業との持ち合い解消売りへの懸念も最近の銀行株の重荷となっている」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直
樹運用部長)との声が聞かれた。金融機関は年度末に向けて持ち合い解消の売りを出す傾向がある。
 日経平均株価は14日に付けた直近安値から前日27日までに5.8%上昇したが、業種別日経平均の「銀行」の同期間の上昇率は2.7%にとどまり、
反発力が相対的に鈍い。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/01(木) 06:15:44.56 ID:aM3BJg0n.net
戻り相場に需給の壁―まず決算対策売り、気がかり(スクランブル)
2018/03/01 日本経済新聞 朝刊

 ようやく落ち着きを取り戻しつつあった日本株が再び試練に直面している。米金融政策の正常化の道筋と景気回復の持続力を確かめながら、株価
が戻りを試すとの期待は揺らいでいない。ただ、行く手にはいくつかのハードルも待ち受ける。その最初の関門となるのが、3月の決算期末をはさん
だ需給の壁だ。
 「過剰流動性が支える金融相場の終わりを改めて意識させられた」。富国生命保険の山田一郎・株式部長はこう話す。27日にパウエル米連邦準備
理事会(FRB)新議長が議会証言で「さらなる段階的な利上げ」に言及。米金利が再び上昇し、このところ戻り歩調にあった世界の株価は一転、売り
に押された。
 東京市場では日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)の減額と黒田東彦総裁の国会答弁を「出口論の始まり」と捉えた短期筋の売りも下げを
増幅。日経平均株価は320円安とこの日の安値で取引を終えた。
□   □
 2月の相場変調は長期にわたる金融相場からの脱却の難しさを露呈した。突風はおさまりつつあるが、強弱感の綱引きはなお続く。ソシエテ・ジェ
ネラル証券の杉原龍馬氏は「目先は上にも下にも方向感が出にくく、需給要因で振らされる相場展開になる」と読む。
 その需給面での関門のひとつが、3月期末をはさんだ「決算対策売り」だ。地銀をはじめ国内金融機関は年度末の運用収益を確定するため、3月
半ばごろにかけて含み損益を実現させることがある。多くの企業で株主名簿が確定する3月末を控えて持ち合い解消の売りも出やすいタイミングだ。
 1年前の年度末の日経平均が1万9000円手前だったことを考えれば、急いで売る必要はなさそうだ。ただ、持ち合い解消は着実に進んでいる。金
融機関の持ち株比率が30%以上と高い主な銘柄をみると、日本新薬は2月月間で20%安、アマダホールディングスは11%安と日経平均(4%安)
よりも大きく下げた。
□   □
 気掛かりな点もある。決算期末のすぐ後に満期を迎える4月物のプット(売る権利)の建玉だ。権利行使価格が2万0125円から2万1000円まで
のプットの建玉は2月半ば以降の戻り局面で増加してきた。「二番底に備える動き」(国内証券)との解説もある。株価が持ち直した局面で改めて株
安に備える動きが広がっていることは、国内投資家の株安への警戒が根強いことを示している。
 新年度の運用環境が厳しいとみれば、年度変わり早々に株式売りを急ぐ可能性もある。ある地銀の運用担当者は「運用計画の達成に余裕を持た
せるため、含み益のある現物株の売りを出すこともあり得る」と明かす。今年度の初めも地銀などによる売りは4月第1週に集中し、日経平均は同月
半ばに安値を付けた。
 第一生命保険の岩渕康哉・株式部長は「期初時点での企業の業績見通しは保守的になり、株価の戻りは思ったよりもゆっくりになるかもしれない」
とみる。投資家は株高の賞味期限を意識しはじめた。高値回復までの道のりは平たんではなさそうだ。

【表】金融機関の持ち株比率の高い主な銘柄の値動き   
〓〓〓 単位%、▲は下落。持ち株比率は大株主の集計 〓〓〓 
銘柄名 金融機関の〓持ち株比率 2月の月間〓株価騰落率 
日新薬 42.3 ▲19.8 
住友化 32.3 ▲16.4 
ジェイテクト 32.9 ▲14.4 
商船三井 30.2 ▲13.8 
川 重 30.7 ▲12.9 
京セラ 33.2 ▲12.4 
帝 人 33.5 ▲12.2 
クボタ 37.2 ▲12.2 
アマダHD 40.0 ▲11.1 
安川電 38.9 ▲10.9 
日精工 35.8 ▲10.4 
DIC 36.6 ▲10.1 
日経平均   ▲4.5

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/01(木) 06:42:39.57 ID:ognU3qqs.net
米国株、ダウ続落し380ドル安 戻りの鈍さ意識、キャタピラーなどに売り
2018/03/01 06:25 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=森田理恵】2月28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比380ドル83セント(1.5%)安の2万5029ドル20セント
で終えた。買いが先行したものの、戻りの鈍さが意識されて徐々に売り優勢に転じた。取引終盤にかけて下げ幅を広げ、この日の安値で終えた。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/01(木) 11:08:58.02 ID:tq8LejK/.net
日銀片岡審議委員「追加緩和が必要」 2%目標達成に向け
2018/03/01 11:04 日経速報ニュース

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/01(木) 15:16:40.24 ID:jFsvVlGr.net
03/01 8304 東1 あおぞら MSMUFG Equal→Under 4500→4400円
03/01 8308 東1 りそなHD MSMUFG Equal継続 650→640円
03/01 8309 東1 三住トラスト MSMUFG Under→Equal 4300→4600円
03/01 8309 東1 三住トラスト 大和 3継続 5000→4800円
03/01 8334 東1 群馬銀 SMBC日興 2継続 650→700円
03/01 8358 東1 スルガ銀 UBS Buy継続 3100→2500円
03/01 8369 東1 京都銀 SMBC日興 2継続 4500→5500円

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/02(金) 06:56:57.46 ID:+Tt/N3IF.net
日本株ADR1日、全面安 三菱UFJやソニーが急落
2018/03/02 06:13 日経速報ニュース 109文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】1日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面的に売られた。
日米の株式相場が大幅に下げ、日本株ADRにも売りが及んだ。三菱UFJやソニーが大幅に下落。京セラやトヨタも3%超下げた。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/02(金) 06:57:57.94 ID:+Tt/N3IF.net
米国株、3日続落しダウ420ドル安 米中貿易戦争を警戒 ボーイングに売り
2018/03/02 06:36 日経速報ニュース 1170文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】1日の米株式相場は大幅に3日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比420ドル22セント(1.7%)安の2万4608ドル
98セントと2月12日以来の安値で終えた。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課す方針を表明。中国などとの貿易戦争が激化し、
米企業業績に悪影響が及ぶとみた売りがかさんだ。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/02(金) 12:48:20.71 ID:PAdjKefD.net
03/02 8316 三井住友FG 三菱UFJMS Underweight継続 3900円→4100円

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/02(金) 12:50:17.36 ID:PAdjKefD.net
三井住友FG(8316)
日系大手、レーティング弱気継続。目標株価引き上げ、4,100円。
 日系大手証券会社が3月1日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを弱気(Underweight)に据え置いた。
一方、目標株価は3,900円から4,100円に引き上げた。因みに前日(2月28日)時点のレーティングコンセンサスは4.62(アナリス
ト数13人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,563円(アナリスト数13人)となっている。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/02(金) 15:26:22.86 ID:aqj0GICi.net
19年ごろ物価目標達成なら、出口検討=黒田日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/idJPT9N1O800R?il=0
[東京 2日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は2日、金融緩和を縮小するいわゆる出口政策については、現時点で見通している
「2019年度ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば、「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べた。

衆院議院運営委員会で所信の表明と質疑の中で述べた。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/03(土) 03:42:57.11 ID:gkxa8/hX.net
空売り比率、過去最高 相場の先安観強まる
2018/03/02 20:30 日経速報ニュース
 東証上場銘柄の売買代金に占める空売りの比率が2日、前日比4.2ポイント高い48.8%となった。統計発表の始まった2008年11月以降で最高だっ
た16年6月10日を上回った。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動する方針を表明し、相場の先安観が強まった。これを受けて
、空売りで利益を得たり、相場下落に備えたりする投資家の動きが活発になっている。
 2日は保護主義の台頭が世界経済を停滞させるとの懸念で、日経平均株価は下値のメドと意識されてきた200日移動平均(1日時点で2万1173円
)を一時割り込み、「二番底を探ると考える投資家が増え、空売りが積み上がった」(岡三証券の小川佳紀氏)という。
 もっとも、空売りした投資家は株を買い戻す必要がある。「為替相場が落ち着けば、投資家が買い戻して株価を押し上げる可能性がある」(みずほ
証券の三浦豊氏)との声もあった。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/03(土) 07:12:18.66 ID:TpGYJv1m.net
米国株、ダウ70ドル安 貿易摩擦を懸念、ボーイングとキャタピラーに売り ナスダックは反発
2018/03/03 06:21 日経速報ニュース 1281文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比70ドル92セント(0.3%)安の2万4538ドル06セントと
2月9日以来の安値で終えた。トランプ大統領が前日に鉄鋼とアルミニウムに輸入制限をかける方針を示し、中国などとの貿易摩擦が強まるとの警
戒感が引き続き米国株の売りを誘った。もっとも急速な下げが続いたため押し目買いも入り、取引終盤にかけて下げ渋った。
 トランプ氏は2日朝にもツイッターで「ほぼすべての貿易相手に対して何十億ドルもの金を失っている国(米国)にとって貿易戦争は良いことで、しか
も楽勝だ」と述べた。「輸入制限に対するトランプ氏の本気度が再認識され、投資家心理を冷やした」(株式市場関係者)との声がある。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/03(土) 07:13:03.10 ID:TpGYJv1m.net
日本株ADR2日、ほぼ全面高 三井住友FGとみずほFGが上昇
2018/03/03 06:22 日経速報ニュース 176文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】2日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高だった。
同日の米株式相場が取引終了にかけて堅調に推移したため、日本株ADRも上げる銘柄が多かった。
三井住友FGとみずほFGが2%強上げ、三菱UFJとオリックス、野村など金融関連の上げが目立った。
ソニーとLINEも高い。トヨタが小幅高だった一方、ホンダは下げた。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/03(土) 14:40:42.93 ID:dzdeTQ4u.net
3月2日注目ニュース
http://zstock.hatenablog.com/entry/entry/article/246.html

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/04(日) 07:59:32.76 ID:56+VvYym.net
主要23市場が下落、世界株安1カ月、日本株の下げ最大。
2018/03/04 日本経済新聞 朝刊

 米雇用統計の発表をきっかけにした米国株の急落から1カ月が経過し、世界的な株安の連鎖がつづいている。世界主要25市場のうち過去1カ月で
23市場が下落し、円高進行が重荷となる日本株の下落率が最大だった。米国の景気過熱による金利上昇に加え、米トランプ政権の保護主義が世界
景気に悪影響を与えるとの懸念が加わり、市場の混乱が収まらない。(1面参照)
 世界株安の引き金を引いたのは2月2日発表の1月の米雇用統計だ。高い賃金上昇率を受けて利上げ加速への警戒が強まり、米長期金利が2・8
%を上回った。ダウ工業株30種平均はこの日665ドル安と急落し、2月5日には1175ドル安と歴代最大の下げを記録した。市場は好景気と低金利
が共存する「適温相場」の終わりを認識した。
 米長期金利の上昇はその後も続き、株安は世界に波及した。世界の主要25市場の2月1日終値と比べた騰落率を見ると、ベトナムとブラジルを除く
23市場が下落。このうち13カ国・地域の株価指数は5%超下落した。
 2月下旬にいったん市場は安定を取り戻したが、先週半ばから株安が再燃した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル新議長が2月27日の米下
院の議会証言で「(金融市場は)いくらか反転したが現時点で景気見通しに大きな影響はない」と発言。イエレン前議長に比べると利上げを急ぐタカ派
的な姿勢が強いと捉えられ、ダウ平均は同日300ドル近く下げた。
 さらに市場を揺さぶったのがトランプ大統領の保護主義的な政策だ。1日に安全保障上の理由から鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税をか
ける方針を表明した。
 足元までの世界景気の同時成長をもたらした大きな原動力は貿易の増加だ。オランダ経済政策分析局によると、世界貿易量の2017年の伸び率
は4・5%と16年の3・0%から上昇していた。
 トランプ氏の輸入制限は中国や欧州との間の貿易摩擦につながりかねず「市場を支えてきた世界同時の好景気という土台が揺らぎかねない」(大
和証券の壁谷洋和氏)との懸念が浮上している。
 トランプ氏の保護主義的な政策を映し、年初から進むドル安傾向も続いている。米金利が上昇しても新興国の通貨安と株安は限定的だ。ところが
投資家のリスク回避姿勢が強まって安全資産とされる円が買われ、円高が進行。「円高で日本企業の増益ペースが鈍化するとの警戒感から海外勢
が売りを膨らませている」(アセットマネジメントOneの鴨下健氏)。日経平均の2月1日比の下落率は9・8%と主要市場で最大だった。
 市場混乱が2月下旬にいったん収まったのは、堅調な世界景気がよりどころだった。だが貿易摩擦という新たな悪材料が加わり、投資家は再び警
戒を強めている。米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる3月下旬までは「貿易摩擦や企業業績に不透明感が残り、相場は安定しづらい」(ニッ
セイ基礎研究所の井出真吾氏)との声が増えている。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/05(月) 09:14:38.34 ID:sZTwaYxv.net
三井住友F:海外ローン販売急拡大、バーゼル規制で−地銀や生保向け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-04/P4XZ076JTSE901

野放図に融資してアセットを積み上げる環境ではないと三井住友銀
地銀には海外ローン債権が「やむを得ない選択になる」−S&P
 三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友銀行は、海外ローン債権の国内機関投資家向け販売を急拡大させている。より高い運用利回り
を狙う国内投資家とリスク資産調整が必要な銀行側の意向が一致した。
 三井住友銀は今年度(2018年3月期)、約3000億円と前年度比1.5倍の海外ローン債権を地方銀行や生命保険会社といった投資家に販売する。来
年度も国内金利上昇などがない限り同程度の拡大を見込む。同行ディストリビューション営業部の栗谷圭・企画管理グループ長は、新バーゼル規
制もあり「今までのように野放図に融資だけをしてアセットを積み上げて良いという環境ではなくなってきた」と述べた。
 日本銀行の異次元緩和で国内の金利水準が低下、地銀や生保といった国内投資家は少しでも高い利回りを求めて運用先のすそ野を広げている。
ここに三井住友銀の航空機融資やプロジェクト融資などの海外ローン債権が投資先として浮上した。銀行にとっては債権売却でリスク資産をコント
ロールできる上、新規融資への外貨調達にもなる。

 S&Pグローバル・レーティングの吉澤亮二主席アナリストは、収益源が細る中で地銀は海外ローン債権が「やむを得ない選択になっている」と述
べた。同時に「リスク管理と外貨調達の能力面で課題がある」と指摘した。三井住友銀の栗谷氏も、地銀や保険の海外ローン債権購入は異次元緩和
前から検討しているところはあったが「国内だけではやってけないという流れが加速したのは間違いない」と語った。
 現在の銀行の最優遇金利は、米国の4.5%に対して日本では1%に留まる。邦銀は主要行を中心に海外融資を伸ばしており、国際与信残高は異次
元緩和前(12年末)から現在までに9000億ドル以上増加。17年9月末には3兆9485億ドルに達した。
 三井住友銀の栗谷氏によると、三井住友銀が国内投資家に販売している海外ローン債権は、ドルとユーロ建てが主体で欧米向けが半分以上。販
売方式は、債権譲渡が7−8割程度で残りは証券化商品として組成するなどしている。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/05(月) 12:34:42.76 ID:AHEzMJzJ.net
日銀新体制 識者の見方 追加緩和「若田部氏は打つ手ないとわかる」
2018/03/05 12:01 日経速報ニュース
 日銀副総裁候補の雨宮正佳理事と早稲田大学の若田部昌澄教授は5日、衆院で所信聴取に臨む。2013年に始めた異次元緩和による副作用が
指摘されるなか、両氏は続投する見通しの黒田東彦総裁とともに難しいかじ取りを担うことになる。若田部氏については「(就任後は)打つ手がない
ことがわかるはずだ」(みずほ総合研究所の門間一夫エグゼクティブエコノミスト)との見方が出ている。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/05(月) 14:42:17.56 ID:jUapw7JP.net
みずほFG:国内中小型株業務拡大へ−海外ファンドなど関心高まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-05/P4XZX56JIJUR01

「スキーでいえば新雪」−前田優紀シニアエグゼクティブ
香港、NYなどから投資家100人が来日、成長企業120社と面談へ

 みずほフィナンシャルグループは国内の中小型株関連業務を拡大する。ヘッジファンドなど海外投資家の関心は高まっていて、株式営業やトレー
ディングのほか、増資引き受けなどの投資銀行業務につなげる考えだ。
 みずほ証券エクイティ本部の前田優紀シニアエグゼクティブはブルームバーグとのインタビューで、アジアのファンドなどが日本で「ユニコーン」(
企業価値10億ドル超の新興企業)を開拓する動きが活発になってきていると指摘、同社はスタートアップや時価総額3000億円以下の中小型成長株
を発掘し、投資家に紹介する業務を拡大していくと述べた。
 前田氏は、中小型成長企業について「スキーで言えば新雪のようなのもの」で、「新しいところを発掘して顧客に提供したい」と語った。「外資系証
券はまだ手をつけていない」領域で、収益機会があると話した。

 みずほ証は、発行体である中小型企業の経営陣と海外投資家を引き合わせるなどのビジネスを通じ、将来的に投資家からは日本株などの売買
における発注を、発行体からは合併・買収(M&A)に関する助言や公募増資の引き受け業務など手数料収入(フィー)を獲得できる可能性があると
している。
 みずほ証は今週、香港、シンガポール、ロンドン、ニューヨークなどの投資家100人を招き、中小規模成長企業120社の経営者との個別面談を企画
する。投資家に最も人気があった上位2社は、衣料品のインターネット販売を行うTOKYO BASEと経済ニュースなどオンラインで提供するユーザ
ベースだという。

メリルリンチ、UBS

 同社は2016年、メリルリンチ日本証券から前田氏を、UBSグループからは株式本部の共同本部長を務めていた宇田川宙氏を起用し、日本株など
エクイティ業務の強化と中小型企業を含む発行体との関係を構築してきた。前田氏はパンアジア株コーポレートアクセスのグローバルヘッドを務め
ている。
 前田氏は、日本の中小型株は「バランスシートが良く、為替の影響も受けにくい」ため、海外投資家は株価の「アップサイドに期待している」と述べ
た。また、中小規模企業について、「日本は技術力を持っているのにプレゼンテーションが得意でなく過小評価されている」と指摘した。
 投資銀行業務においては、同社は国内のスタートアップや中堅・中小企業向け担当バンカーを増員している。みずほ証の丸山敦史広報担当によ
れば、人員を18年3月までに100人増やして450人体制とし、4月以降も1年間でさらに50人増員する計画だ。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/05(月) 14:48:52.01 ID:jUapw7JP.net
日銀副総裁候補の若田部氏「ここ5年のスタンスを継続」
2018/03/05 14:35 日経速報ニュース
 衆院議院運営委員会は5日午後、政府が日銀の次期副総裁候補として提示した若田部昌澄・早大教授から所信を聴取した。若田部氏は「研究を
金融政策に生かし、全力で職務を全うしたい」と述べた。
 金融政策については「これまで5年のスタンス・レジームを継続する」と説明。「デフレから完全脱却する前に出口政策をとることは避けるべきだ」と
続けた。また、デフレから完全に脱却する条件を巡り「政府と日銀の協力が欠かせない」とも語った。

日銀副総裁候補の雨宮氏「デフレではない」「課題は多岐に」
2018/03/05 14:40 日経速報ニュース
 衆院議院運営委員会は5日午後、政府が日銀の次期副総裁候補として提示した雨宮正佳日銀理事から所信を聴取した。雨宮氏は国内の物価動
向について「持続的に下落する意味でデフレという状況ではない」と述べ、これまでの金融緩和が景気や物価の改善につながったとの認識を示した。
 一方、異次元緩和の影響ついては「副作用や将来の出口など課題は多岐にわたる」とも発言。「これまでの経験と知見と生かして、全力で総裁を支
えて参る所存だ」と語った。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/05(月) 16:01:50.87 ID:zDz+iCbq.net
UPDATE 1-金融緩和の効果と副作用の比較重要、検討課題は多岐=雨宮・日銀副総裁候補
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N1QN2WA?il=0

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 00:52:36.07 ID:g9fPglzT.net
900兆円市場掘り起こせ 長期運用、顧客拡大の決め手に
2018/03/05 17:00 日経速報ニュース
 資産運用の「短期主義」から決別しようとする動きが広がっている。金融庁の意向もさることながら、投資信託を頻繁に売買する手法は運用効率が
悪く、顧客・業者とも手間がかかって時代にそぐわなくなってきている。投資家層の高齢化で「世代交代」という課題も迫る。運用会社、販売会社、そ
して投資家、それぞれの動きを追った。
 「投信の『900兆円市場』を攻略せよ」。三井住友アセットマネジメントの松下隆史社長は昨年、社内に号令をかけた。公募投信の残高は1月末時点
で約110兆円。その約9倍の規模の現預金を抱える「投資未経験層」という巨大市場を切り拓(ひら)いていくという意味だ。
 バブル経済を経験していて、目先の利益を重視し、長期の資産運用にはさほど興味がない――。こうした典型的な日本の投資家は高齢化が顕著
で、市場は先細りが確実。運用会社が生き残っていくには、「普通の若者」を投資の世界に呼び込んでいくほかないのだ。
 そのためには投資を「低コストで、楽で、効率のよいもの」に変えていく必要がある。投信の短期乗り換えは手数料がかさんで運用悪化を招きやす
いうえ、「営業マンとの頻繁な接触」を求める顧客はもはや少数派だ。働き方改革の風が強まるなか、業者側も旧来型の「熱血営業」をいつまでも続
けてはいられない。解は必然的に「低コストの投信を買った後は何もせず保有し続けてもらう」こと、すなわち長期投資に行き着く。
 三井住友アセットは確定拠出年金(DC)専用だった低コストの投信の一般への販売や、インターネットを通じた直販など、大手運用会社としては初
の施策を相次いで導入している。販社も「脱短期」を重視している先に絞り込み、SNS(交流サイト)なども活用して新たな販売チャネルの可能性も
探る。
 2017年11月、フィデリティ投信が主力の毎月分配型投信、「USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」の分配金を一気に半分に引き下げた。資産規模
は当時、約1兆2000億円と国内最大の稼ぎ頭。元本を払い戻して「高分配」を演出していた実態を、「持続性がない」と判断し、方針転換を決めた。
 「年金を補う」「毎月のお小遣いになる」。こんな売り文句で市場を席巻してきた毎月分配型投信。だが、頻繁な資金の出入りは長期の運用効率を
下げ、目先の分配金の多寡だけを競い合う異常な状態に最後は陥った。金融庁の強い批判に運用環境の悪化も重なり、昨年は分配金の引き下げ
が多発。運用残高が投信全体に占める比率はピーク時(11年)の7割から足元で4割に低下。「短期主義」の象徴、毎月分配型の時代は終わろうとし
ている。
 「顔が見える投信」。アセットマネジメントOneが昨年9月に設定した「厳選ジャパン」の別名だ。中小型株運用で高い成績をあげてきた岩谷渉平フ
ァンドマネジャーが担当となり、銘柄選別や値動きについて保有者向けに説明している。
 当たり前のようでいて実は日本では珍しい取り組みだ。「顔」を見せていると運用に失敗した際、「あいつのせいなのか」などと投資家から感情的な
反発を浴びかねない。「退路を断って、長期的な成績で勝負していく」。そんな覚悟が運用業界に浸透し始めている。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 00:57:56.93 ID:u/u+XzJV.net
雨宮氏、出口戦略「市場安定させながら調整可能」
2018/03/05 16:09 日経速報ニュース 189文字
 政府が日銀の次期副総裁候補として人事案を提示した雨宮正佳・日銀理事は5日午後、衆院議院運営委員会で、緩和的な金融政策の正常化を
目指す「出口戦略」について「市場の安定を確保しながら調整することは技術的には十分に可能だ」と述べた。「(政策手段を)どういう順番で使うか
はそのときの金融、経済状況による」とも語った。共産党の宮本徹氏の質問に答えた。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 01:02:26.44 ID:u/u+XzJV.net
政策運営では副作用も注視、出口手段など検討=雨宮・日銀副総裁候補
https://jp.reuters.com/article/boj-amemiya-idJPKBN1GH16E

[東京 5日 ロイター] - 日銀の次期副総裁候補に指名された雨宮正佳・日銀理事は5日午後、衆院議院運営委員会で所信表明を行い、これまで
の大規模な金融緩和の推進によって経済・物価情勢は大きく改善したとの認識を示し、金融政策運営にあたっては、引き続き効果と副作用を注意深
く点検していきたい、と語った
また金融緩和を縮小する出口戦略に関しては、手段や収益への影響などについて検討しているとし、市場の安定を確保しながら出口戦略を行ってい
くことは可能と断言した。
雨宮氏は、この5年間の大規模な金融緩和によって「経済・物価情勢は大きく改善した」と強調。具体的には「企業収益が過去最高水準まで増加して
いるほか、家計の雇用・賃金情勢も好転している」とし、物価面においても「もはや物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっている。
物価安定の目標である2%は達成できていないが、日本経済はその実現に向けて着実に歩みを進めている」との認識を示した。

もっとも、「歴史的にも世界的にも類例をみない大規模な政策」を推進している中で、「その効果や副作用の評価、あるいは将来の出口戦略のあり方
など検討課題は多岐にわたる」と語った。
課題を踏まえ、金融政策運営においては「効果と副作用の両方の比較が重要」と強調し、副作用として資産価格の行き過ぎや金融機関経営に与え
るマイナスの影響、個人の利子所得の減少などを挙げた。現時点では「副作用はあるが、全体として経済の改善、雇用・賃金情勢の改善という格好
で政策効果が上回っている」と評価しつつ、「こうした効果と副作用の評価ということについては、引き続き注意深く検討していきたい」と語った。
このうち物価の安定とともに日銀の重要な使命である金融システムの安定については「日本の金融システムは安定性を維持している」との認識を示
しながらも、「金融機関を取り巻く経営環境は人口や企業数の減少、産業構造の変化、長引く低金利環境など厳しさを増している」とし、金融仲介機
能の向上にも尽力していく姿勢を示した。

出口戦略については、拡大したバランスシートと政策金利の調整の2つが課題としたが、「そのための手段は持っている」と指摘。具体的には、バラン
スシートの正常化では「無理やりマーケットに国債をバンバン売って金利を上げることをする必要はない」とし、国債の期限償還や短期の資金吸収
オペなどの活用を例示。出口局面では「市場の安定を確保しながら金利を安定的に調整していくことは技術的には十分可能」と語った。
こうした手段をどのように使うかは「その時の経済・物価情勢を踏まえないと具体的な議論はできない」としながらも、「われわれがどういう手段を持っ
ており、それをどう使うか、あるいは金利状況によってどう収益に影響を与えるかという検討はしている」と明言した。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 07:12:25.16 ID:g1oesBlk.net
日本株「弱気」が高水準、相場変調への警戒感映す。
2018/03/06 日本経済新聞 朝刊
 機関投資家に日本株への弱気な見方が広がっている。QUICKが5日発表した3月の株式月次調査によると、日本株の組み入れ比率を通常の基準
より低めにする「アンダーウエート(弱気)」と答えた運用担当者は、2月調査から6ポイント高い21%だった。欧州の政治不安が高まった2016年8月
以来、1年7カ月ぶりの高水準となった。
 調査は2月27日から3月1日に実施した。日本株の投資姿勢について5段階で聞き、「かなり弱気」「やや弱気」と答えた運用者の割合を合算した。弱
気は1月の9%を底に上昇傾向にある。一方、「かなり強気」「やや強気」は2月比10ポイント低い33%となり、半年ぶりの低水準となった。
 背景にあるのが相場の変調への警戒感だ。米金利上昇をきっかけに1月下旬から世界で株価が下落。また中国を中心に景気減速を示す指標が相
次ぎ、商品市況も軟調だ。「マクロ景気が減速している可能性がある」(証券会社)といい、株価の下落は「(低金利・株高が共存する)適温相場の転換
点だと思う」との回答が27%を占めた。
 為替市場では安全資産とされる円が買われ、円高・ドル安が進行している。「輸出企業の業績悪化懸念がくすぶり、国内株の戻りは鈍い」(銀行)との
見方もある。半年後の日経平均株価の予想値の平均は2万3448円と、2月時点から800円近く下がった。
 業種別でも素材や鉄鋼・機械などの景気敏感株から、小売りやサービスなど景気変動に左右されにくい消費関連株にシフトする動きが目立つ。強気
と答えた比率から弱気とした比率を引いた値は消費株が8%と、15年7月以来、2年8カ月ぶりの高水準となった。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 07:14:07.17 ID:g1oesBlk.net
日本株ADR5日、買い優勢 NTTドコモが2%上昇、ソニーも高い
2018/03/06 06:15 日経速報ニュース 154文字
【NQNニューヨーク=川内資子】5日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式市場でダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに大きく反発し、日本株ADRにも買いが波及した。
NTTドコモが2%超上げ、ソニーや野村、三井住友FG、キヤノンが上昇した。一方、LINEと京セラ、ホンダが下げた。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 07:15:12.42 ID:g1oesBlk.net
米国株、ダウ反発し336ドル高 貿易摩擦の懸念後退、キャタピラー高い
2018/03/06 06:24 日経速報ニュース 1240文字
【NQNニューヨーク=滝口朋史】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに大幅反発し、前週末比336ドル70セント(1.4%)高の2万
4874ドル76セントで終えた。トランプ米大統領のツイッターへの投稿などを受けて、貿易摩擦が激化するとの警戒感がやや後退した。建機のキャタピ
ラーなど前週末まで売り込まれた銘柄を中心に押し目買いが優勢になった。
 トランプ氏は5日、ツイッターに「鉄鋼とアルミへの関税は、新しく公正な北米自由貿易協定(NAFTA)が署名された場合に限り解除する」と投稿。関
税引き上げはNAFTAの合意を引き出すための取引だとにおわせた。交渉の余地があるとの思惑が広がり、早急な関税引き上げへの懸念がやや和
らいだ。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/06(火) 15:07:54.08 ID:Yhm8ZmeA.net
<東証>三井住友FGが上げ幅縮小 期末控えた持ち合い解消売りか
2018/03/06 14:32 日経速報ニュース
(14時30分、コード8316)三井住友FGが午後に上げ幅を縮小している。前日比11円(0.2%)高の4558円まで伸び悩んだ。米国の保護主義的な通商
政策への懸念の後退や円高の一服を受けて輸出関連株などが堅調に推移するなか、メガバンク株には「期末を控えた国内保険会社などから持ち
合い解消売りが出ている」(国内証券のトレーダー)という。三菱UFJやみずほFGも上げ幅を縮めている。
 保険会社や事業会社との株式持ち合いが多いメガバンクは解消売りの対象となりやすく、「例年通りであれば3月中旬まで継続的に売りが出やす
い」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)との指摘があった。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/07(水) 06:30:12.78 ID:lc5Nat69.net
株に「売られすぎ」サイン、裁定買い残減少、PERは下限、反転後も上値重いの見方。
2018/03/07 日本経済新聞 朝刊

 日本株に「売られすぎ」のサインが点灯している。市場の需給バランスを表す「裁定買い残高」は2016年11月以来の低水準になり、海外勢による
先物売りがピークを迎えた可能性を示唆する。日経平均株価の予想PER(株価収益率)もアベノミクス相場の下限に達した。ただしトランプ米政権の
政策や円相場は先行き不透明な状況。本格的な相場反転のタイミングはまだ見えない。
 市場関係者が相場反転のシグナルとして注目するのが、裁定取引に伴う現物株の買い残高だ。東京証券取引所が日々の裁定買い残(株数ベー
ス)を2営業日遅れで開示しており、6日は2日分が公表となった。それによると買い残高は6・9億株で、約1年4カ月ぶりの低水準だ。
 外資系証券などが手がける裁定取引では、先物と現物株の価格差で利ざやを狙う。株高期待で海外の投機筋が先物を買い進めると、先物価格が
現物に比べて相対的に高くなり、機械的に「先物売り・現物買い」の裁定取引が入る。日経平均が2万3000円台をつけていた1月上旬には、裁定買
い残も直近ピークの約14億株に達していた。
 ところが市場が不安定になり、海外投機筋が先物売りに転じると、裁定取引も解消され、機械的に現物株も売られた。この「裁定買い残」の水準が
過去に比べて極めて少ないため、先物買い建玉(=仮需)がなくなり、市場関係者は「潜在的な売り圧力は小さい」とみるわけだ。
 他の指標を見ても「売られすぎ」のサインは点灯していた。例えば、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する「騰落レシオ」。東証1部の
同比率(25日移動平均)は5日、「売られすぎ」の目安とされる80%を一時割り込んだ。
 日経平均株価の予想PERも12倍台まで低下し、アベノミクス相場のレンジの下限に達した。6日の日経平均が一時、前日比500円高になったの
は、こうしたサインが重なり、先物の買い戻しが入りやすかった面もある。
 もっとも、市場関係者の間でもう一段の株価上昇を見込む声は少ない。東海東京調査センターの鈴木誠一氏は月内の日経平均について、2万20
00円台後半を上値のメドとみる。「株価が戻ったところでは、決算前の持ち合い株解消売りが出やすい」からだ。
 大和証券の石黒英之氏も2月下旬に一時つけた直近高値の2万2500円を上値のメドとする。「投資家は円高が企業業績に与える影響がみえる
までは買いづらい」と指摘。3月期企業の決算発表が本格化する4月下旬までは、上値の重い展開が続くと予想している。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/07(水) 06:31:38.65 ID:lc5Nat69.net
日本株ADR6日、まちまち 京セラが上昇、野村は下落
2018/03/07 06:09 日経速報ニュース 137文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】6日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場が前日終値を挟んで方向感なく推移し、日本株ADRにも売り買いが交錯した。京セラが大幅高。
LINEやホンダ、トヨタも上げた。一方、野村やNTTドコモ、ソニーが下げた。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/08(木) 06:34:48.08 ID:3Z9PNx9Z.net
日本株ADR7日、売り優勢 三菱UFJとトヨタが安い
2018/03/08 06:25 日経速報ニュース 152文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】7日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の日米株式相場がともに軟調に推移したため、日本株ADRにも売りが広がった。三菱UFJとトヨタが1%あまり下落した。
京セラや三井住友FG、みずほFG、LINE、キヤノンも下げた。一方、ソニーが上昇した。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/08(木) 06:51:27.38 ID:3Z9PNx9Z.net
米国株、反落 ダウ82ドル安 米国の関税導入や政治の不透明感を嫌気、取引終盤に下げ渋り
2018/03/08 06:42 日経速報ニュース 932文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反落し、前日比82ドル76セント(0.3%)安の2万4801
ドル36セントで終えた。前日夕に米政権の経済政策の要だったコーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任を表明し、米政治の混乱や不透明感が
嫌気された。
 大型減税などを主導してきたコーン氏の辞任で、トランプ政権の経済政策運営に対する懸念が強まった。コーン氏は国際協調を重視し、トランプ
政権が検討する鉄鋼やアルミニウムの輸入制限を目的とした関税引き上げに反対していたとされる。米政府の保護主義への警戒感も相場の重荷
だった。中国などとの貿易摩擦の悪影響を受けるとの見方から、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどが下げた。自動車株にも売りが優
勢になる場面があった。
 米経済の先行き不透明感が強まり、金融株や消費関連株も売られた。ダウ平均は349ドル安まで下げ幅を広げる場面があった。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 06:12:47.01 ID:v2dsTGNm.net
日本株ADR8日、上げ目立つ 京セラやLINEが上昇
2018/03/09 06:08 日経速報ニュース 140文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】8日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は上昇する銘柄が目立った。
同日の日米株式相場が上げて終え、日本株のADRにも買いが入った。京セラやLINE、ソニーが高い。
みずほFGや野村、ホンダも上げた。一方、オリックスや三井住友FG、トヨタが安い。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 16:05:59.72 ID:rlpD6cAh.net
MSCIが日本株の浮動株算出ルール変更、5800億円の資金流出観測
https://jp.reuters.com/article/msci-stock-idJPKCN1GL0GQ

[東京 9日 ロイター] - モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は8日、日本株の浮動株算出を巡るルールを変更したと発表
した。市場筋によると、今回の変更で指数連動型のパッシブ系運用資金から日本株に対し、約5800億円の売り需要が出るとみられている。
MSCIの発表資料によると、生命保険会社が発行済み株式の2%以上保有する場合、2%を超える分が浮動株ではなく固定株として扱われる。これ
までは発行済み株式の5%を超える分が固定株とされていた。この措置で浮動株比率が低下した銘柄に対し、パッシブ系資金の売りが出るとみられ
ている。需給発生日は5月31日の引け時点。
「対象銘柄は302銘柄」(外資系証券トレーダー)とされ、トヨタ自動車(7203.T)で約690億円、三菱商事(8058.T)で約288億円の売り需要が出ると試
算されている。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 18:11:10.59 ID:+1L118yW.net
黒田日銀総裁、2%目標の達成「直ちに出口に向かうわけではない」
2018/03/09 16:58 日経速報ニュース
 日銀の黒田東彦総裁は9日の金融政策決定会合後の記者会見で、「(2019年度ごろとしている)2%の物価上昇率達成の見通しが実現しても、
直ちに金融緩和の出口に向かうわけではない」と述べ、早期に金融正常化に乗り出すとの観測を打ち消した。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 21:33:39.71 ID:wkwhfsjC.net
三井住友FG − 【四季報先取り】三井住友FG
詳細
【連続増益】海外貸出、証券・カード役務が伸長。与信費用低く、政策保有株売却益も加わる。会社計画は保守的。19年3月期は利ザヤ続落だが、
手数料続伸。店舗投資あっても低経費率続く。与信費用も低水準。
【新方針】国際資本規制の影響踏まえ、5月に新資本政策公表。17年度100店、18年度180店を次世代型店舗に順次切り替え。証券子会社の法
令順守業務にAI導入。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 21:34:44.80 ID:wkwhfsjC.net
三菱UFJFG − 【四季報先取り】三菱UFJFG
詳細
【微増益】国内資金利ザヤまだ厳しいが、海外伸長。手数料収入上乗せ。与信費用低位、株式売却益も貢献。19年3月期は国内利ザヤ縮小基調
続く。手数料続伸だが与信費用正常化、経常益の伸び減退。増配余地。
【インドネシア】17年末に現地商業銀行バンクダナモンへ出資決定。3段階買収計画で18年度損益影響は僅少。アマゾン・アレクサに対応し、残高
照会などサービス開始。

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 21:35:57.62 ID:wkwhfsjC.net
みずほFグループ − 【四季報先取り】みずほFグループ
詳細
【小幅減】海外利ザヤ改善だが、市場部門振るわず。経費微増。が、貸倒引当金の戻り多く、株売却益あり経常益反発。19年3月期は中堅中小向
け利ザヤ続落。貸倒引当金戻入、株式売却益もあるが、経常小幅減。
【次期システム】勘定系システムを今6月から9回に分け段階的に移行。収益影響はまだ先。ジェーシービー、大日本印刷と組み、スマホデビット決
済サービスを開始。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/10(土) 06:56:55.71 ID:gZyQ9SNA.net
日本株ADR9日、まちまち 三井住友FGやキヤノンが高い
2018/03/10 06:19 日経速報ニュース 95文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】9日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
三井住友FGやキヤノン、三菱UFJが上昇。一方、ホンダやオリックス、NTTドコモは下げた。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/10(土) 06:58:50.91 ID:gZyQ9SNA.net
米国株、ダウ続伸し440ドル高 雇用統計好感、ナスダック6日続伸で最高値
2018/03/10 06:39 日経速報ニュース 1254文字
【NQNニューヨーク=川内資子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比440ドル53セント(1.8%)高の2万5335ドル74セント
で終えた。上昇幅は2月6日以来ほぼ1カ月ぶり大きさ。2月の米雇用統計が雇用者数の増加と賃金の上昇圧力の落ち着きを示した。米景気回復が
続く一方で米利上げは緩やかなペースにとどまるとの見方が強まり、株式への買いが優勢となった。
 ナスダック総合株価指数は6日続伸し、同132.864ポイント(1.8%)高の7560.810と1月26日に付けた過去最高値をほぼ1カ月半ぶりに更新した。アッ
プルやアルファベット(グーグル)など主力株が軒並み上昇した。
 雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びは前月比31万3000人と市場予想(約20万5000人)を大きく上回った。過去分も上方修正された。失業率
は横ばいだったが、労働参加率が上昇しており雇用の回復傾向を示したと評価された。
 一方、平均時給の前年同月比の上昇率が前月から縮小し、物価の急速な上昇への警戒感が和らいだ。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加
速するとの見方がやや後退し、株式の買い安心感を誘った。
 米長期金利の指標である10年物国債利回りは一時2.91%に上昇した。ただ、2月に付けた約4年1カ月ぶりの高水準(2.95%)に迫る動きにはなら
ず、金利上昇が株式の投資妙味を薄れさせるとの懸念は強まらなかった。
 トランプ米大統領は8日、北朝鮮の金正恩労働党委員長の要請を受け入れ、5月までに米朝首脳会談に応じる意向を示した。北朝鮮に関連した地
政学リスクの軽減が意識されたことも株式の買いを促した。
 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「金融」「資本財・サービス」「IT(情報技術)」など10種が上昇。「電気通信サービス」のみが下げた。
 原油先物相場の上昇を受けて、シェブロンなど石油株が買われた。金融のゴールドマン・サックスも高い。「ブランクファイン最高経営責任者(CE
O)が年内にも退任する準備をしている」と報じられ売りに押される場面もあったが、上げて終えた。航空機のボーイングが上昇。CEOがブラジルの
エンブラエルとの提携について設備投資や株主還元が脅かされるようなことはしないと表明し、買いを誘った。天然ガス大手への天然ガス田売却で
交渉していると伝わったチェサピークエナジーが高い。
 ダウ平均の構成銘柄は、横ばいとなった通信のベライゾン・コミュニケーションズを除く29銘柄が上昇。建機のキャタピラーのほか、ゼネラル・エレ
クトリック(GE)と金融のJPモルガン・チェースの上げが大きかった。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/13(火) 06:07:29.96 ID:znCQC4Fd.net
日本株ADR12日、買い優勢 オリックスとホンダが上昇
2018/03/13 05:12 日経速報ニュース 131文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】12日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日本株が上昇した流れを引き継いだ。オリックスとホンダ、三井住友FGが1%超上げた。野村とNTTドコモ、キヤノンも高い。
一方、ソニーが3%近く下げ、京セラも安い。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/13(火) 06:09:01.62 ID:znCQC4Fd.net
米国株、ダウ反落し157ドル安 貿易摩擦への懸念重荷、ナスダックは最高値
2018/03/13 05:44 日経速報ニュース 1345文字
【NQNニューヨーク=滝口朋史】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比157ドル13セント(0.6%)安の2万5178ドル61セント
で終えた。貿易摩擦が激化するとの警戒感がくすぶり、産業機械や航空機など資本財関連株が売られた。一方、アップルが上場来高値を更新す
るなどIT(情報技術)株が上昇し、相場を支えた。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/14(水) 06:34:32.97 ID:dG11nDdb.net
日本株ADR13日、売り優勢 みずほFGなど金融銘柄が安い
2018/03/14 06:27 日経速報ニュース 150文字
【NQNニューヨーク】13日の米国株式市場で、日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米株式相場が金融株を中心に下落したのを受け、日本株ADRも金融銘柄が売られた。
みずほFGや三井住友FG、三菱UFJが下落、野村も下げた。ホンダや京セラ、NTTドコモも安い。
一方、LINEとソニーが上昇した。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/14(水) 06:42:53.16 ID:dG11nDdb.net
みずほ信託、生前贈与、地銀向け拡充、代理店に認定。
2018/03/14 日本経済新聞 朝刊
 みずほ信託銀行は地方銀行向け商品の品ぞろえを増やす。生前贈与に使える「暦年贈与信託」を地銀が代理店として、近く取り扱える
ようにする。高齢化で相続への関心が高まるなか、地銀が信託を通じて需要を取り込めるようにする。
 暦年贈与信託は年110万円の贈与税の基礎控除を使って、生前に資産承継対策ができる。代理店になった地銀は商品名を自ら付け
、独自商品のように顧客に販売できる。事務手続きや資金運用はみずほ信託が担い、地銀の負担は軽い。
 地銀が顧客に説明しやすいよう、タブレット端末を使って相続税の概算などを出せるなど環境も整える。
 みずほ信託は2016年10月から地銀向けに相続時の資産移転を簡単にできる遺言代用信託の提供を始めた。北海道銀行など4行が
導入済み。地方では相続に伴い、資産が都市部に流出することへの懸念が強い。京都銀行などが参入を検討するなど信託を取り込む動
きが活発だ。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/14(水) 06:48:02.88 ID:dG11nDdb.net
森友混乱、海外勢の弱気―「98年の再来」に身構え(スクランブル)
2018/03/14 日本経済新聞 朝刊

 「森友学園」を巡る問題は深刻化するかもしれない――。日本の政治混乱に対する海外投資家の警戒感がじわり広がっている。脳裏を
よぎるのはバブル崩壊後の1998年の苦い記憶だ。政治空転が構造改革を遅らせ長期停滞を招いた当時と今を、だぶらせる投資家は少
なくない。世界の株式市場に比べて戻りの鈍い日本株を一段と下押ししかねない。
 「『アベグジット(安倍首相の退陣)』の可能性はあるのか」「日銀の総裁・副総裁人事に狂いは出ないか」――。BNPパリバ香港の岡沢
恭弥・アジア地域機関投資家営業統括責任者のもとには、政治問題の影響の大きさを探ろうとする海外投資家から質問が相次いでいる
という。
 ウィズダムツリー・ジャパンのイェスパー・コール氏も同様だ。「先週末以降、海外投資家から電話がひっきりなしにかかってくる」。この日
の日経平均株価は上昇したものの、為替の円高や貿易摩擦が重荷となって米国株などより出遅れ感が強い。そこへ政治問題が重なり、
「日本株の含み益を早めに確定しようと考える人が増えてきた」。
□   □
 実際、海外市場で取引される日本株の上場投資信託(ETF)からは資金が流出している。投信分析のモーニングスター・ダイレクトのデ
ータをもとに海外の日本株ETF約70本を集計したところ、3月に入り流出額は累計21億ドル(約2200億円)に達した。
 背景にあるのは「98年の再来」への警戒感だ。旧大蔵省の汚職問題をきっかけに橋本龍太郎内閣が退陣に追い込まれ、行財政改革
や不良債権処理のための制度整備が遅れた。「当時、危機的な状況が終わり自律的な成長に入ったという『慢心』が長期停滞を招いた。
過去が繰り返されるのではないかと心配する投資家は多い」(ウィズダムツリーのコール氏)という。
 BNPパリバ香港の岡沢氏は「投資家がアベノミクスに期待し続けてきた最大の理由は、政府と財務省、日銀が呼吸を合わせて政策協
調してきたことだ」と指摘する。98年以降は財政・金融政策の足並みがそろわず、日本はデフレ退治に失敗した。それだけに「日本をよく
知る投資家ほど楽観シナリオに賭けるのは難しい」と分析する。
□   □
 政治不安だけではない。頼みの綱の実体経済も力強さを欠く。米シティグループが過去3カ月の景気指標と事前の市場予想との差を指
数化した「エコノミック・サプライズ(驚き)指数」をみると、日本はマイナス圏。足元で予想を下回る指標が増えており、JPモルガン証券の
阪上亮太氏は「高すぎる期待が修正されるまで、株価の本格反転は見込みにくい」とみる。
 20年前と異なり、金融機関や日本企業の財務は健全で政治不安が経済停滞に直結するとまでは言い切れない。ただ、円高や貿易摩
擦懸念が実体経済の先行きに影を落とす中で、「悪材料に反応して日本株のリスクを落とす動きが出やすい」(クレディ・スイス証券の市川
真一氏)のも確かだ。当面は内閣支持率など政局の動向に神経質となり、振れ幅の大きい相場展開が続く可能性がある。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/14(水) 07:01:32.05 ID:dG11nDdb.net
米国株、ダウ続落 長期金利低下で銀行株に売り ハイテク株も安い
2018/03/14 05:13 日経速報ニュース 465文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比171ドル58セント安の2万5007ドル03セント
(速報値)で終えた。朝方発表の2月の消費者物価指数(CPI)とエネルギー・食品を除くコア指数の伸び率がともに1月から鈍化した。中
央銀行の利上げペースが加速しないとの見方から米長期金利が低下し、ゴールドマン・サックスなど銀行株が下落。これまで順調だった
主力ハイテク株にも利益確定売りが広がり、ダウ平均を構成するアップルやマイクロソフトが下げて相場を押し下げた。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/14(水) 09:54:48.23 ID:dG11nDdb.net
03/14 8316 三井住友FG 大和 2継続 5700円→5400円

2018/03/13 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手、レーティング据え置き、やや強気。目標株価引き下げ、5,400円。
 日系大手証券会社が3月13日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングをやや強気(2)に据え置いた。
一方、目標株価は5,700円から5,400円に引き下げた。因みに前日(3月12日)時点のレーティングコンセンサスは4.62
(アナリスト数13人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,557円(アナリスト数13人)となっている。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/15(木) 06:13:00.13 ID:/Oz+lRk3.net
株売る権利、需要増加、内外政治不安、投資家は弱気に。
2018/03/15 日本経済新聞 朝刊

 投資家が株価の下落に備える動きが強まっている。日経平均株価のオプション取引でプット(売る権利)の需要が増えており、投資家の
強気・弱気を示す指標である「プット・コール・レシオ(PCR)」が8年ぶりの弱気水準となっている。国内外で政治不安が高まるなかで、相
場の下落に備える向きが増えた。
 日経平均のオプション取引で、プットの建玉をコール(買う権利)の建玉で割って算出するPCRは14日時点で1・5倍となる。値が大きい
ほど投資家の心理が弱気に傾き、下げに備えていることを示す。2010年4月以来8年ぶりの高水準で推移した。14日は権利行使価格が
2万円のプットの売買高が前日比で3割増えた。
 米トランプ大統領が発表したティラーソン国務長官の解任をきっかけに、米政権の混乱への警戒が高まった。国内では「森友問題」の長
期化も懸念されており、ここにきて日本株の運用リスクを避ける動きが広がっている。
 8年前は、ギリシャ危機で南欧諸国の財政不安が高まっていた局面だった。今回も、決算期末を控えた国内の機関投資家などが「日米
の政治不安が高まるなかで、下落に備えて保険をかける投資家が増えた」(国内証券トレーダー)との指摘があった。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/15(木) 06:15:07.26 ID:/Oz+lRk3.net
金利調整は「出口」か、日銀総裁の説明曖昧に、早期実施ないサイン(ポジション)
2018/03/15 日本経済新聞 朝刊
 黒田東彦日銀総裁が、金融緩和の出口政策の着手に慎重な発言を繰り返す一方、金利の調整が出口に該当するかという点を曖昧にし
ている。市場には釈然としない空気もあるが、そもそも早期の金利誘導目標引き上げは考えにくいというのが日銀内の雰囲気。現時点では
明確に説明しなくても市場との対話に大きな支障をきたさないと考えているようだ。
 黒田総裁が出口政策の議論に慎重な背景には、物価上昇圧力がなかなか強まらないことなどがある。物価の基調を示す生鮮食品とエ
ネルギーを除いた消費者物価上昇率は直近1月に前年同月比0・4%にとどまる。「2018年度内に出口について具体的議論は探らない」
(黒田氏)という。
 ただ同氏の言葉には不明確な部分も残る。金利誘導目標(長期金利ゼロ%程度、短期金利マイナス0・1%)の引き上げ(金利調整)が、
同氏のいう出口に当たるのかについて、はっきりと語っていないのだ(表Aの(1))。
 もともと日銀の緩和政策の幕引きをめぐっては主に3つのポイントがある(表B)。第1に供給資金の残高(マネタリーベース)の「拡大方針
」をいつまで続けるか。日銀は「物価上昇率が安定的に2%を超えるまで」としてきた。第2に長期金利も操作する今の枠組み(長短金利操
作付き量的・質的緩和)をいつまで継続するか。「2%物価目標の安定的な持続に必要な時点まで」というのが日銀の方針だ。
 3つめが今の金利誘導目標をいつまで維持するかだが、日銀ははっきりと語ってこなかった。黒田氏の最近の発言は、金利調整が出口
なのかも含めて第3のポイントを依然曖昧にしていることを示す。
 市場は金利調整の条件に関心を持つ。黒田氏は「物価2%達成前には緩和を緩めない」とも述べている。2%実現前の金利調整に否定
的な趣旨にも聞こえる。
 一方で同氏は、人々の予想物価上昇率が上がっているときの金利調整は出口に該当しないとの考え方も「理屈としては成り立つ」と述べ
た(表Aの(2))。上昇する期待インフレ率を考慮した実質金利は上がっていないとみなせるからだ。
 とすると、市場は2%達成前に日銀が動く可能性を意識せざるをえない。物価上昇率が2%に高まったときに長期金利をゼロ%程度に抑
えるのは難しいとの見方が多い。
 いずれにせよ金利調整の条件は現時点で不明確。背景には政策の自由度を確保したい日銀の思惑もあるようだが、そもそも足元の物価
情勢を踏まえれば、すぐには動けないというのが日銀内の空気。現時点では踏み込んだ説明は不要と判断しているようだ。とすると説明が
曖昧なこと自体が、早期金利調整はないとのサインと言えそうだ。
 ただ今後物価情勢が改善した際に金利に関する方針提示がないままだと、市場が混乱しかねない。(編集委員 清水功哉)
A.総裁の発言(9日の記者会見) 
(1)(出口という言葉に長期金利引き上げという調整も含むかは)抽象的に定義できない 
(2)(予想物価上昇率が上がれば金利を上げても実質的緩和効果は変わらないので出口でないという説明は)理屈としては成り立つが、
今そのようなことを考えているわけでは全くない
B.緩和策の幕引きをめぐる〓3つのポイント 
(1)資金供給量(マネタリーベース)の拡大方針をいつまで継続 
消費者物価(生鮮食品を除く)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで 
(2)今の緩和策の枠組みをいつまで継続 
2%物価目標の安定的な持続に必要な時点まで 
(3)現在の金利誘導目標をいつまで維持 
日銀の説明は明確ではない

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/15(木) 06:16:45.69 ID:/Oz+lRk3.net
日本株ADR14日、買い優勢 ソニー大幅高、NTTドコモも高い
2018/03/15 05:08 日経速報ニュース 102文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】14日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いがやや優勢だった。
ソニーが大幅高。NTTドコモやオリックス、三井住友FGが上昇した。一方、京セラや三菱UFJは下げた。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/15(木) 06:18:11.89 ID:/Oz+lRk3.net
米国株、ダウ3日続落し248ドル安 米政策不透明感、貿易摩擦懸念
2018/03/15 05:36 日経速報ニュース 1160文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続落し、前日比248ドル91セント(1.0%)安の2万4758ド
ル12セントで終えた。米トランプ政権の通商・外交政策への不透明感を嫌気した売りが優勢だった。
 前日夕にロイター通信などが米政府が中国製品に高関税を課す措置を検討していると報じた。中国との貿易摩擦が激化し、同国が米製
品の輸入制限などの報復措置に出ることへの懸念が強まった。前日にはトランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任した。11月の米中
間選挙を控え政権が保護主義に傾き、外交面でも強硬姿勢を強めるとの警戒感が増している。
 ダウ平均は一時338ドル安まで下げ幅を広げた。中国への輸出額が大きく値がさの航空機のボーイングが2%あまり下げ、ダウ平均を6
0ドル近く押し下げた。建機のキャタピラーや航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズなどに売りが膨らむ場面もあった。
 政策の先行き不透明感などから米長期金利が低下し、利ざや縮小観測でゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株にも
売りが波及した。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/16(金) 06:31:11.87 ID:pGDsSkKy.net
日本株ADR15日、買い優勢 ソニーや三井住友FGが上昇
2018/03/16 05:08 日経速報ニュース 140文字
【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いがやや優勢だった。
米株式市場でダウ工業株30種平均が反発した影響で買われる銘柄がやや多かった。ソニーや三井住友FGのほか、
ホンダ、トヨタ、NTTドコモが上昇した。一方、LINEと野村が下げた。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/16(金) 06:32:21.62 ID:pGDsSkKy.net
米国株、ダウ反発 115ドル高 短期の戻り期待の買い 経済指標改善も追い風
2018/03/16 05:30 日経速報ニュース 1004文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発した。前日比115ドル54セント(0.5%)高の2万4873
ドル66セントで終えた。前日までの3日間で577ドル下げた後とあって、短期的な戻りを見込む買いが膨らんだ。米経済指標の改善を受け、米景気拡
大が続いているとの見方も相場を押し上げた。
 朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は前週から減った。ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が発表した3月の製造業景況指数は市場予
想を上回った。前日発表の2月の米小売売上高を受けて米地区連銀などが米実質経済成長率の予想を引き下げた後とあって「投資家心理が持ち
直した」との指摘があった。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/16(金) 10:11:27.32 ID:DrK8S0ti.net
邦銀の対外与信残高、4兆155億ドル 17年末、日銀集計
2018/03/16 09:36 日経速報ニュース 368文字
 日銀が16日発表した国際決済銀行(BIS)国際資金取引・与信統計によると、2017年12月末時点の邦銀の対外与信残高(最終リスクベース)は4兆
155億ドルだった。9月末比で670億ドル増加し、残高の水準は過去最高を更新した。海外籍のファンドへの投資が増えたほか、現地向けの貸し出しが
伸びた。
 国別の与信残高で最も増加したのは米国向けで、9月末から63億ドル増加した。米国向けではクロスボーダーが173億ドル減ったが、現地向け与信
が236億ドル増えた。オフショア・発展途上国向けでは、ファンド投資を背景にケイマン諸島向けが276億ドル増えた。
 BISの国際与信統計は主要31カ国・地域に本店を置く銀行の国際的な与信活動を集計しており、日本の分は日銀が取りまとめて四半期ごとに公表
している。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/17(土) 07:56:07.44 ID:f9bvcZje.net
「アベクロ相場」に暗雲?―政権支持低下、市場が注視(スクランブル)
2018/03/17 日本経済新聞 朝刊

 海外投資家がアベノミクス相場の持続性に疑念を持ち始めた。国会は16日、黒田東彦総裁の再任を承認したが、学校法人「森友学園」に関する財
務省の決裁文書の書き換え問題がくすぶり、秋の党総裁選での安倍晋三首相の3選シナリオに暗雲が漂いつつある。そうなれば、日銀による金融緩
和姿勢の変化も意識せざるを得ない。
 衆参両院が16日の本会議で次期日銀総裁に黒田氏、副総裁に若田部昌澄早大教授と雨宮正佳日銀理事を充てる国会同意人事案を賛成多数で可
決した。新体制へのご祝儀買い、とはならず日経平均株価は前日比127円安の2万1676円と反落した。
□   □
 海外勢が意識し始めたのが今秋の党総裁選で安倍首相の3選が難しくなる可能性だ。自民党の二階俊博幹事長は12日の会見で「全く微動だにして
いない」と語ったが、市場では「盟友の麻生太郎財務相が辞めると安倍1強時代が終わり、派閥抗争が再燃する」(アセットマネジメントOneの鴨下健フ
ァンドマネジャー)との見方がある。
 時事通信が9〜12日に実施した3月の世論調査で安倍内閣の支持率は前月比9・4ポイント低下の39・3%に急落した。30%台は「黄信号」とされる
が、これから各報道機関が公表する世論調査は内閣支持率が一段と低下する可能性が高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資スト
ラテジストは「30%を割ってくれば短期筋が仕掛け売りをしやすくなる」と指摘する。
 安倍氏が12年12月26日に首相に就任してから日経平均は2・1倍になった。安倍首相のデフレ脱却を最優先するリフレ政策に呼応する形で、日銀
の黒田総裁が金融緩和策を次々に発動。海外勢は2人の名前をとって「アベクロ相場」ともてはやした。だが、既に海外勢の投資行動には異変が起き
ている。
 13年以降の東京証券取引所の投資主体別売買動向によれば、海外勢の日本株(現物)の累計買越額は15年のピーク時に19兆円近くに膨らんだ。
だが18年2月末は11兆円に減った。半分近くをはき出した格好で、日銀による上場投資信託(ETF)買いがこの穴を埋める。JPモルガン証券の阪
上亮太チーフ株式ストラテジストは「安倍政権への支持が揺らぐことで、政権による日銀へのプレッシャー後退につながるとの不安が募っている」と話す。
□   □
 党総裁選の有力候補者の金融政策を巡る過去の発言が出口論ばかりなのも市場にとっては気がかりだ。
 岸田文雄政調会長「今の緩和を続けることができると思っている人は少ない」
 石破茂元幹事長「異次元の政策がいつまでも続いてもらっても困る」
 安倍首相以外なら誰が後を継いでも、金融政策のリフレ色は弱まる。BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「アベノミクス巻き戻しの可
能性を無視できない状況になってきた」と話す。
 安倍政権は支持率が下がるたびに金融・財政政策を通じて経済重視を訴え、支持率を回復させてきた。だが、市場は今や首相そのものが代わるテ
ールリスクにも向き合い始めている。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/17(土) 07:58:42.11 ID:f9bvcZje.net
日本株ADR16日、売り優勢 京セラとソニーが下落
2018/03/17 05:08 日経速報ニュース 145文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】16日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の日本株が下げた流れを引き継いだ。京セラとソニーが1%超下落した。オリックスと三菱UFJ、三井住友FG、野村、みずほFGが安い。
キヤノンとトヨタも下げた。一方、NTTドコモは上昇した。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/18(日) 06:37:27.86 ID:qAGizlAq.net
三井住友銀、財務の変調をAIで検知、融資先の資金把握、経営改善策・貸し出し提案。
2018/03/18 日本経済新聞 朝刊

 三井住友銀行は今夏にも、人工知能(AI)を使って貸出先の財務が改善したり、悪化したりする兆しを検知するシステムを稼働させる。口座を出入り
する資金の流れなどから業況を把握し、事業改善に向けた提案や融資の判断材料にする。
 みずほ銀行も来年度から中小企業向け融資の審査にAIを生かす。定型事務の効率化に使われることの多かったAIを、業況の監視といった基幹の
業務にも応用する動きが広がってきた。
 銀行は取引先によって入出金のデータが1日だけで数百件にも上り、リアルタイムの業況や財務の情報を生かし切れていない。取引先の決算が閉
まってから2〜3カ月後にまとまる決算書類を見るまでは、詳しい企業分析が難しかった。
 三井住友はこのほど解析のモデルをつくり、AIにデータを読み込ませれば変化を予測できるシステムを作った。これにより取引先数の変化や振込金
額、預金残高の推移といったデータを集め、融資先企業や業界の動向をできるだけ早くつかめるようになる。
 企業の変調にいち早く気づくことができれば運転資金の貸し出しを提案したり、先を見越して具体的な改善のためのアドバイスをしたりしやすくなる。
 みずほ銀は昨年9月にソフトバンクと共同出資するJスコアを通じ、個人向けの無担保融資で信用力を点数化して貸し出す「スコア・レンディング」を
開始。これまでスコアを計算したのは約10万人に上り20〜30歳代が全体の6割程度を占めた。
 みずほは個人向けで培った手法を応用し、来年度からは法人向けでもこの仕組みを始める予定だ。企業の財務諸表や担保でなく、商品の販売動向
など資金の流れから融資できるか判断する。
 各行は一般事務などの代わりにAIを活用してきた。融資審査のように本丸の業務分野でもAIを生かす動きが広がり、銀行員の仕事もAIとの共存と
いう大きな変化の時代を迎えている。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/19(月) 09:23:33.45 ID:jxaFoS2o.net
大手銀はグループ戦略を磨け(社説)
2018/03/19 日本経済新聞 朝刊
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が今春、グループ発足以来、最大規模というグループ内再編に踏み切る。これまで並立してきた傘下2銀行
の業務の重複を解消する。りそなホールディングスも傘下に新たな関西地銀連合を発足させる。
 低金利の長期化や人口減少で国内の経営環境は厳しさを増す。大手銀は成長が見込める海外展開をはじめとして、グループ戦略を磨き、収益力を
高める必要がある。
 2001年に前身の持ち株会社を設立して以来、三菱UFJには商業銀行と信託銀行がぶら下がっている。統合前からのライバル心が根強く、同グル
ープなのに融資を競い合う非効率が残っていた。
 今後は三菱UFJ信託銀行の法人融資機能を三菱東京UFJ銀行に移す。信託銀では新規の住宅ローン供与もやめ、資産の運用や管理分野に集中
する。時間がかかりすぎた感もあるが妥当な戦略だ。
 三菱東京UFJ銀は4月1日から行名を三菱UFJ銀行に変更し海外でも歴史ある「バンク・オブ・トーキョー」の冠を外す。新たに一本化した国際ブラン
ド「MUFG」を浸透させるという。海外事業で競争力を高めるなど実績で裏打ちすることが欠かせまい。
 同日にはりそな傘下で関西みらいFGが発足する。三井住友FGが地銀2行の経営権をりそなに譲り渡す。海外に経営資源を振り向けたい三井住友
と、国内専業行として個人や中小企業向け取引を深掘りしたいりそなの思惑が一致した。大手銀グループをまたいだ異例の再編の成否が試される。
 不良債権の減少などにより大手銀の表面的な利益はおおむね堅調だ。ただ日銀のマイナス金利政策が長引き、貸出利ざやが縮小する「静かな危
機」も進行している。
 国内金融首位の三菱UFJの株式時価総額は約10兆円。世界では15番手前後にとどまる。大手銀は従来の延長線上にない大胆かつ機動的なグ
ループ戦略を推進しなければ、国内でじり貧に陥り、国際金融市場での評価も高まらない。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/19(月) 09:49:31.25 ID:jxaFoS2o.net
日銀、低金利「経済・物価への影響は小さくなっている可能性」 3月会合
2018/03/19 09:36 日経速報ニュース
 日銀は19日、8〜9日に開いた金融政策決定会合での政策委員の「主な意見」を公表した。会合では現状の金融緩和政策の維持が確認されたが、
委員からは「経済・物価への影響という観点では長期の実質金利の低下が及ぼす影響は想定よりも小さくなっている可能性がある」との指摘があった
。低金利を継続させることの政策効果に疑問の声が上がっていたもようだ。

 この委員からは「望ましいイールドカーブの形状について検証を進めていくことが重要だ」との主張もあった。また今後の物価上昇や潜在成長率の高
まりを受けて現行の金融緩和政策が続くとその効果が強まることを踏まえて「副作用も考慮しながら適切な政策運営について検討していくことが必要」
との指摘もあり、政策修正の必要性についても議論されていたとみられる。

 このほか、将来の金融政策の正常化について「それがなお金融緩和の領域にあることを市場参加者にきちんと理解されるように説明していくことが必
要」だとの声があり、緩和の出口に向けた対処への言及もなされていた。

 あわせて足元での米国の金利上昇や日米の株価下落などの金融・資本市場の変動について「堅調な実体経済にいまのところ大きな悪影響は及ぼし
ていないようだが、センチメントに与える影響は慎重に見ていきたい」や、「(市場変動の)金融機関の財務状況に与える影響について注意深く把握した
行く必要がある」といった声があった。

 また現在の円高・株安水準が続くことによる輸出への悪影響などから「物価安定目標の達成が遅れるリスクもある」との指摘もあった。「北朝鮮を巡る
情勢も引き続き地政学リスクとして認識している」といい、不安定な金融市場に政策委員が警戒感を示していることが明らかになった。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/20(火) 06:14:00.98 ID:ow8GjMxh.net
日本株ADR19日 全面安 ソニーが4%あまり下落、三菱UFJも安い
2018/03/20 05:08 日経速報ニュース 138文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安となった。
同日の日米の株式相場が大幅安となり、日本株ADRにも売りが膨らんだ。東京市場で大幅安だったソニーが4%あまり下げた。
三菱UFJや京セラも安い。ホンダやトヨタ、LINEも売られた。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/21(水) 07:15:52.63 ID:/K4VWZJf.net
日本株ADR20日、買い優勢 京セラが2%上昇
2018/03/21 05:12 日経速報ニュース 150文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】20日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
19日に大幅に下落した米株式相場が20日は持ち直し、日本株ADRも買われる銘柄が多かった。京セラが2%上昇したほか、
三菱UFJや三井住友FG、トヨタ、ソニーも上げが目立った。一方、LINEは下落した。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/21(水) 18:33:42.37 ID:KHxWwCkp.net
自民 岸田氏 金融政策の正常化へ“出口戦略”の検討を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180321/k10011373451000.html

 香港を訪れている自民党の岸田政務調査会長は、アジア各国の投資家らを前に講演し、大規模な金融緩和策をいつまでも続けることは難しいと
して、金融政策を正常化させる「出口戦略」の検討を始めるべきだという考えを示しました。
 この中で岸田政務調査会長は、日銀による大規模な金融緩和策について、「しばらくは続けていくことになると思うが、いつまでも続けるのは難しい
のではないか。出口のタイミングをいま申し上げるのは難しいが、考えていくことは大事だ」と述べ、金融政策を正常化させる「出口戦略」の検討を始
めるべきだという考えを示しました。
 また岸田氏は「財政再建と経済再生は両方とも大事だが、今の日本の状況を考えると、もう少し財政再建について真剣に取り組む必要がある」と述
べ、財政再建の取り組みを加速させる必要があるという認識を示しました。
 そして岸田氏は、来年には新しい天皇の即位や参議院選挙、消費税率の10%への引き上げなどが予定されており、政治、経済の安定が重要だと
したうえで、ことし秋の自民党総裁選挙について、「誰をリーダーにし、どんな体制を作って来年を迎えるのかを考える大変貴重な機会だ」と述べました。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/22(木) 06:03:52.98 ID:5KmSyKHD.net
日本株ADR21日、買い優勢 野村とキヤノンが上昇
2018/03/22 05:07 日経速報ニュース 140文字
【NQNニューヨーク=古江敦子】21日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
同日の米株式相場は小幅に下落したが、日本株ADRへの影響は限られた。野村とキヤノン、LINE、ホンダ、オリックスなどが上昇した。
一方、三井住友FGと三菱UFJ、ソニーは下落した。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/23(金) 06:10:45.73 ID:NrkC1Awg.net
日本株ADR22日、ほぼ全面安 野村が3%超下落、三井住友も安い
2018/03/23 05:20 日経速報ニュース 124文字
【NQNニューヨーク=川内資子】22日の米国株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安だった。
米株式相場が急落したため、大半の銘柄が売られた。野村が3%超下げたほか、三井住友FG、三菱UFJ、トヨタ、ホンダが安い。
一方、キヤノンは上昇した。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/23(金) 11:06:35.52 ID:hj1O56Vc.net
三井住友銀、4子会社合併、事務一元化。
2018/03/23 日本経済新聞 朝刊
 三井住友銀行は全額出資する事務系の4子会社を4月1日付で合併させる。融資書類の点検や外貨両替コーナーの運営などを手がける業務を一元
化。事務の自動化といったシステム投資にも乗り出し、業務効率を高める。銀行だけでなく、子会社の効率化に着手し、グループ全体の経費率を改善さ
せる。
 存続会社を「SMBCデリバリーサービス」とし、会社名を「SMBCオペレーションサービス」に改める。新会社の売上高は合算で約370億円で、従業員
数は契約社員を含めて7千数百人。社長には三井住友銀行で常務執行役員を務めた山広隆文氏(58)が就く。
 人事や経理など各社が抱える間接部門を新会社にまとめる。ひとつの会社に業務を集約することで部門をまたいだ社員の異動もしやすくする。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/24(土) 06:48:02.58 ID:+7eqyrbA.net
日本株ADR23日 全面安 京セラとホンダが3%あまり下落
2018/03/24 05:07 日経速報ニュース 125文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。
同日の日米株式相場が大幅下落し、日本株のADRにも売りが広がった。京セラやホンダが3%あまり下落。
キヤノンやトヨタも安い。オリックスや三菱UFJも下げた。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/24(土) 06:49:02.32 ID:+7eqyrbA.net
米国株、続落 ダウ4カ月ぶり安値 米中貿易戦争への懸念 ナスダックは7000割れ
2018/03/24 05:14 日経速報ニュース 412文字
【NQNニューヨーク=川内資子】23日の米株式相場は3日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比424ドル69セント安の2万3533ドル20セント
(速報値)と2017年11月22日以来4カ月ぶりの安値で終えた。週間では5.7%下げ、週間の下げ率としては16年1月上旬以来の大きさ。前日に
大きく下げた反動で自律反発狙いの買いが先行したが、米中の貿易戦争を巡る懸念が根強く、午後にかけて幅広い銘柄で売りが優勢となった。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/24(土) 06:52:50.36 ID:+7eqyrbA.net
株空売り比率が最高、50%超、短期筋に先安観。
2018/03/24 日本経済新聞 朝刊
 東証上場銘柄の売買代金に占める空売り比率が23日、前日比8・5ポイント上昇して50・3%となり、東証が統計の発表を始めた2008年11月以降
で最高となった。米国と中国の間での貿易摩擦懸念が高まり、短期筋を中心に相場の先安観が強まった。空売りにより利益を得たり、相場下落に備え
たりする動きが広がった。
 23日は米中の貿易摩擦によって世界景気が停滞するとの懸念が広がり、日経平均株価の下げ幅は一時1000円を超えた。相場の下落を見越して、
新規に日本株を売り建てる海外ヘッジファンドなどの投資家が増えたようだ。下値で買い戻すことで利益を得る狙いだ。
 空売り比率の上昇に伴って、売り残高も積み上がっている。市場では「悪材料が一巡すれば、買い戻しも入りやすい」(国内証券)との指摘も聞かれた。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/27(火) 07:15:23.99 ID:DSeIX1bk.net
日本株ADR26日、全面高 三菱UFJや京セラの上げ目立つ
2018/03/27 05:14 日経速報ニュース 137文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
日米株式相場がともに上昇し、日本株ADRにも買いが波及した。三菱UFJと京セラが3%近く上昇した。
三井住友FG、トヨタとホンダも2%強上げた。みずほFG、ソニーや野村も高かった。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/27(火) 13:40:26.10 ID:rw1yEiDJ.net
主な成り行き注文(東証・前場)三菱UFJ145万株の買い越し
2018/03/27 09:02 日経速報ニュース
 27日の東証1部の午前の取引開始前の成り行き注文で、主な買越銘柄は三菱UFJ145万株、みずほFG119万株、日産自92万株、
第一生命HD30万株などだった。
 一方、主な売越銘柄はめぶきFG21万株、九州電21万株、JXTG17万株などだった。

<東証>三菱UFJなど銀行株が堅調 米金融株に連れ高
2018/03/27 10:55 日経速報ニュース
(10時50分、コード8306、8316、8411など)銀行株が高い。三菱UFJは一時、前日比16円9銭(2.5%)高の704円80銭に上昇した。前日
の米金融株の上昇を受けて、日本市場でも今年の安値水準にあったメガバンク株に見直し買いが入っている。三井住友FGは1.9%高、
みずほFGは1.7%高となる場面があった。
 前日の米株式市場でゴールドマン・サックスやバンカメなどが4%近く上昇していた。もっとも市場では株価上昇は一時的との声も出
ている。金融機関が市場でドルを借りる際の目安となるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が足元で上昇している。マネックス証券の
大槻奈那チーフ・アナリストは「特にメガバンクにとって調達コスト増が重荷となる」と、今後の株価は上値が重くなる展開を予想していた。

主な成り行き注文(東証・後場)みずほFG234万株の買い越し
2018/03/27 12:33 日経速報ニュース
 27日の東証1部の午後の取引開始前の成り行き注文で、主な買越銘柄はみずほFG234万株、三菱UFJ97万株、日産自17万株、
野村12万株などだった。
 一方、主な売越銘柄は新日本電工12万株、GMO3万株などだった。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/27(火) 13:48:37.94 ID:rw1yEiDJ.net
日経平均、上げ幅500円超 配当再投資の買い
2018/03/27 13:35 日経速報ニュース
 27日の東京株式市場で日経平均株価は上げ幅が一時500円を超えた。525円高い2万1291円まで上昇する場面があった。
アジア株が上昇し投資家心理が上向いた。きょうは3月決算期末の配当権利付き最終売買日にあたり、国内年金など機関
投資家は配当再投資の買いを入れているという。市場では「朝方から日経平均がじりじりと上昇し、2月から続いた急落相場が
ひとまず終わったとみる投資家が次第に増えている」(松井証券の田村晋一ストラテジスト)との声も出ていた。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/28(水) 06:07:13.00 ID:sgfcUW4a.net
日本株ADR27日、ほぼ全面安 ソニーや京セラ、キヤノンが安い
2018/03/28 05:53 日経速報ニュース 141文字
【NQNニューヨーク】27日の米国株式市場で、日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安だった。
米株式相場が取引終了にかけて下げ幅を広げたのを受けて幅広い銘柄が売られた。
ソニーや京セラ、キヤノンが1%あまり下落。LINEや野村、みずほFGも下げた。
一方、トヨタとホンダは上げて終えた。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/28(水) 08:13:24.88 ID:65x7LeI8.net
NY株反落344ドル安 ハイテク・金融株に売り
2018/03/28 07:08 日経速報ニュース 583文字
 【ニューヨーク=大塚節雄】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均が反落し、前日比344ドル89セント(1.4%)安の2万3857ドル71セントで取引を終
えた。利用者情報の流出問題に揺れるフェイスブックをはじめIT(情報技術)ハイテク株の悪材料が意識され、午後に売りが膨らんだ。米長期金利の低
下を受けて金融株の下げも目立った。
 ダウ平均は前日、米中貿易摩擦への懸念が和らぎ、669ドル高と史上3番目の上昇幅を記録した。27日午前はその流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買
いが先行した。だが米中対立の行方には不透明感がくすぶり、次第に売りが勢いを増した。相場の主役であるITハイテク株に売りがかさむなかで投資
家心理が悪化し、一段の売りを招いた。
 フェイスブックの情報流用は政治問題として広がりをみせ、規制強化への思惑から5%近く下落した。アップルやアルファベット(グーグル持ち株会社)
など他の銘柄にも売りが波及。ハイテク株の比重が高いナスダック総合株価指数は2.9%下落した。
 米長期金利が低下し、利ざや圧迫懸念からJPモルガン・チェースなど金融株も売られた。米債券市場では長期金利の指標となる10年物国債利回り
が低下(債券価格は上昇)し、一時2.77%と2月上旬以来の低い水準をつけた。5年物国債の新規発行入札が堅調な結果になり、米国債への底堅い需
要が確認された。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/29(木) 07:40:47.87 ID:3tIcxoBB.net
日本株ADR28日、買い優勢 京セラやホンダが高い
2018/03/29 05:09 日経速報ニュース 146文字
【NQNニューヨーク=森田理恵】28日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式相場の下げがやや落ち着いたほか、外国為替市場で円が下落し、日本株ADRの買いを誘った。
京セラが大幅に上げた。ホンダやキヤノン、トヨタも買われた。一方、NTTドコモと三井住友FGは下げた。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/29(木) 07:50:13.09 ID:3tIcxoBB.net
米国株、ダウ小幅続落 9ドル安 ハイテク株安が重荷
2018/03/29 05:44 日経速報ニュース 855文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】28日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が小幅に続落し、前日比9ドル29セント安の2万3848ドル42セントで終え
た。主要ハイテク株が売られる流れが続き、相場の重荷となった。前日に大幅安で終えたため、自律反発狙いの買いで上げに転じる場面もあった。
 売り買いが交錯し、ダウ平均は前日終値を挟んでもみ合う場面が多かった。ハイテク株の持ち高を見直す動きが続き、ハイテク株比率が高いナスダ
ック総合株価指数が下げ幅を広げると、ダウ平均もつれ安した。一時は234ドル安まで下げる場面があった。トランプ米大統領が課税強化を検討してい
ると報じられたアマゾン・ドット・コムの下げが目立った。
 半面、押し目買いで相場が持ち直す場面もあった。ダウ平均は前週に1400ドルあまり下げていたうえ、前日も大幅安で終え、短期的な戻りを期待した
買いが入った。アマゾンと競合するウォルマートやターゲットなど小売り関連に買いが入った。長期金利が低下した局面では、不動産や通信など配当
利回りをもとに買われる銘柄も上げた。
 ナスダック指数は続落し、同59.580ポイント(0.9%)安の6949.226で終えた。2月9日以来の安値。アナリストが目標株価を引き下げたアップルが下げ、
動画配信のネットフリックスにも売りが続いた。
 業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「エネルギー」「一般消費財・サービス」など6業種が下落し、「不動産」「電気通信サービス」が上昇した。

 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが社債を格下げした電気自動車(EV)のテスラに売りが膨らんだ。ダウ平均銘柄では半導体のイ
ンテルやシスコシステムズが下げた。
 フェイスブックは上昇。情報流出問題で下げが続いていたが、プライバシー保護対策を打ち出したことが好感された。アナリストがリポートで投資妙味
があると指摘したと伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)も高い。ダウ平均銘柄では製薬のメルクや保険のトラベラーズが上げた。

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/29(木) 07:50:32.92 ID:3tIcxoBB.net
米国株、ダウ小幅続落 9ドル安 ハイテク株安が重荷
2018/03/29 05:44 日経速報ニュース 855文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】28日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が小幅に続落し、前日比9ドル29セント安の2万3848ドル42セントで終え
た。主要ハイテク株が売られる流れが続き、相場の重荷となった。前日に大幅安で終えたため、自律反発狙いの買いで上げに転じる場面もあった。
 売り買いが交錯し、ダウ平均は前日終値を挟んでもみ合う場面が多かった。ハイテク株の持ち高を見直す動きが続き、ハイテク株比率が高いナスダ
ック総合株価指数が下げ幅を広げると、ダウ平均もつれ安した。一時は234ドル安まで下げる場面があった。トランプ米大統領が課税強化を検討してい
ると報じられたアマゾン・ドット・コムの下げが目立った。
 半面、押し目買いで相場が持ち直す場面もあった。ダウ平均は前週に1400ドルあまり下げていたうえ、前日も大幅安で終え、短期的な戻りを期待した
買いが入った。アマゾンと競合するウォルマートやターゲットなど小売り関連に買いが入った。長期金利が低下した局面では、不動産や通信など配当
利回りをもとに買われる銘柄も上げた。
 ナスダック指数は続落し、同59.580ポイント(0.9%)安の6949.226で終えた。2月9日以来の安値。アナリストが目標株価を引き下げたアップルが下げ、
動画配信のネットフリックスにも売りが続いた。
 業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「エネルギー」「一般消費財・サービス」など6業種が下落し、「不動産」「電気通信サービス」が上昇した。

 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが社債を格下げした電気自動車(EV)のテスラに売りが膨らんだ。ダウ平均銘柄では半導体のイ
ンテルやシスコシステムズが下げた。
 フェイスブックは上昇。情報流出問題で下げが続いていたが、プライバシー保護対策を打ち出したことが好感された。アナリストがリポートで投資妙味
があると指摘したと伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)も高い。ダウ平均銘柄では製薬のメルクや保険のトラベラーズが上げた。

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