熱海富士
- 275 :待った名無しさん (ワッチョイ 1af4-PB4I):2023/09/25(月) 21:11:52.42 ID:NY83F8DS0.net
- あの人は今 元幕内・熱海富士 武井朔太郎さん(31歳)
2033年、大相撲秋場所千秋楽。 それをテレビで見つめる男がいた。
18歳で将来を嘱望され伊勢ケ浜部屋へ入門した、武井朔太郎さんだ。
「あの頃は若かったですね(笑)」若き日を回想する武井朔太郎は、どこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。大相撲で、俺が横綱として活躍する夢を」
武井さんは22歳の時に古傷の影響で両膝の靱帯を断裂し、4年間リハビリを続けたが結局完治することはなく、引退届を提出した。
今はちゃんこ屋を営む傍ら、地元の少年相撲のコーチを勤めている。暖簾の屋号の文字は元横綱旭富士、先代伊勢ケ浜親方の手によるものだ。
「いらっしゃい」。熱海駅南口から歩いて3分。
「ちゃんこ 熱海富士」のえび茶色の暖簾をくぐって店内に入ると白いタオルを頭に巻いた武井朔太郎さんと妹、陽奈さんの元気な声に迎えられた。
「去年の4月にオープンしました。暖簾の『熱海富士』という文字は師匠に書いていただいたものだし、開店に合わせてスポーツ紙やテレビでも取り上げてもらった。
おかげで、県外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」
武井さんは本当に嬉しそうに、僕たちに語ってくれた。
とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。かつてのライバルで現十両の天照鵬について尋ねると…
「知ってます?21歳までは僕の方が(番付)上だったんですよ?」と、おどけ
「俺も怪我さえ無ければって…歯がゆいですけど」
「今はもう現役に未練はありません。今度はこの、ちゃんこで横綱になれるよう、がんばるだけです!」
(写真)ちゃんこ鍋を手に持つ武井さん
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