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【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その14

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/04(木) 00:40:49.19 .net
>>340です
すごく長いし、暗い話ですごめんなさい
暇なので書かせてください

私は父子家庭、彼女は母子家庭でした。
父はアルコール中毒で仕事を辞め、なけなしの貯金を崩して生活してた。私のアルバイト代も殆ど酒に消えて、飯もまともに食べれなかった。暴言暴力も当たり前で、本当に辛かった。
父の酒を買いに行く途中「もう死んでしまおう」と思って近くの川に向かった。
すると、制服のまま深い川にジャブジャブと入っていく女の子がいた。自分もそのつもりでここに来たのに、何故か助けなきゃと思って慌てて川に入って揉み合いになりながらも無理矢理引っ張り上げた。
彼女は「何してくれてんだ」とびーびー泣きながら私をひっぱたいたりした。慰めることも叱ることもできずに、泣きわめく彼女を黙って見てるしかなかった。
落ち着いたのか、もう大人しくなった彼女に「もう暗いから家帰りなよ」と言うと「死にたい理由が家にあるんだ!帰るわけないだろ!」とまた怒鳴られた。
「僕と逃げよう。どこか遠くに逃げよう」とクサイ台詞を吐いて手を引いて駅に向かった。
二人とも全身ずぶ濡れのままで電車に乗って、最寄りから少し離れた駅で下車して服を買って銭湯に入った。その日の終電まで出来るだけ遠くに行って公園で野宿をすることにした。
この時お互いの自殺の理由を話した。初めて自己紹介もした。それまでの数時間は名前もしらなかった。
彼女の母は自宅で売春行為をしていて自分も客にヤられることがあったそう。その日もそういうことがあって川に入ったそうだ。
それから数日、一日中電車に乗っては野宿を繰り返してうんと遠くに来た。
ある日、巡回中の警察に見つかって保護された。所持品から氏名、住所などがバレ、家に返されることになった。

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