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【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その14

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/25(木) 00:15:18.61 .net
続けます。

嫁「あなたが大好きになりました。でも明日からまた遊びグループの友人に戻りたい」

ふざけてると思われそうだが、正直「ガビーン」が脳内に走り抜けた。

ためらいながら嫁が話し続けた。
要約すると、何年も片想いしていた男性が、少し前に結婚した。
ものすごくショックを受けたけど、それを癒すために誰かと付き合うのはいけないと思う。
傷が癒えて、気持ちが吹っ切れたら付き合って欲しい。それまで待っていて欲しいと。

オレには、その時の彼女の思考の流れが判ってしまったんだ。というよりオレの中で瞬時に思ったことが、彼女と一致していることに気付いたというべきか。

人は一番悲しい話をするときに、どうしてもそのまま伝えられない時にウソをつくことがある。相手に真意が伝わることを信じて。

お互いに大好きなのに、たとえ何人ものグループの中とは言え今さら友人として接することはできない。
多分、もう合うことはない…

オレは必死に言葉を発した。
オレ「わかった。心が癒えるまで待つよ」
嫁「ごめんなさい」
オレ「ちょっと待って、明日から友人ってことは今は?」
嫁「恋人です」
オレ「少しだけいいかな」

そう言ってから、オレは嫁を抱き締めた。別れの抱擁のつもりだった。
嫁は一瞬びくっとしたが、オレに腕を回して抱き返してきた。

そしてお互い何も語らず、送り届けてオレは帰った。
帰りのクルマの中、帰宅してベッドに寝そべってもまだ両腕に彼女の感触が残り、オレは喪失感に打ちのめされた。

ゴメン余計なこと書きすぎてちょっと辛くなってきた。今夜はここで終わります。

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