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【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その18

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/04/30(土) 19:34:18.70 .net
続き

そこに俺が「実は離婚しまして…」と声を絞り出すと、向こうも絶句
やべー空気読んで嘘ついとくべきだったと思っていると母がこう言ってくれた
「あなたがとても素敵な式を企画してくださったのに、このようなことになって本当に申し訳ありません。でも息子は気を奮い立たせて今回私を招待してくれたの。
決して気が進むことではないのに、またあのおいしい料理を食べたいわね、と言っていたのを覚えてくれていたの。優しい、本当に優しい息子に育ってくれたのをまた実感できたんだも

の、ここに来れて嬉しいわ」
って
離婚の回避と離婚の後始末にも何くれとなく手助けしてくれた母親の隣でただ下を向いて涙をごまかすのは難しかった、愛されていることの実感をこれほど感じたことはなかった
それを聞いた現嫁は「誠に失礼いたしました。私も、皆さんの御式を担当できたことを嬉しく思います。優しい息子さんですもの、今後良き縁に巡り合わないはずがございません」と泣

き笑いの表情で母親と笑いあっていた
その後何度も俺達のテーブルに足を運んでくれ、帰り際も今後もなにかありましたらなんでもご連絡くださいと深々と頭を下げられた
その後、彼女と母親が共通の趣味でともに出かける様になり、そこに俺も呼んでもらえるようになった
三人ででかけるのが当たり前になったころ、母が席を立った時に彼女が「また結婚するの怖い?」と聞いてきた
そのころには四つ年上だった彼女に強い恋心を抱いていた俺は勢いで「貴女となら怖くない」と言い切った
その後は恋人として交際を経たのち、現妻として今も隣にいてくれる

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