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【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その20
- 765 :{:2016/11/27(日) 00:15:59.99 .net
- 普通に就職して数年後、
幹部候補だとか言われて、
大学内ビジネススクールに国内留学した。
クラスメートの関西の女子と仲良くなって、
実家に遊びに行ったら親父さんに、
「跡取りがおらんから、会社は辞めて医学部に入り直さないか?」
と懇願された、親父さんは私立医大の創立時のお偉いさん。
何故かすんなり合格して医学部に学士入学。
アラサーの鈍った頭脳と劣化した精液で、
国家試験と子作りに必至で頑張ったよ。
息子も出来て彼が医学部に入った頃に、
それまでの親父さんが理事長の病院での一応医科長から、
出先・子会社の健診センターの経営を見て呉れと体よく出された。
そこはダラ幹が仕切って乱脈経営で手の打ちようが無かった。
その結果を突き付けられて、
引退寸前の親父に呼ばれて、
目の前に札束を積まれて「手切れ金だ、娘と別れて呉れ」、
(あとで分かったのは娘の心変わりで、別の金脈のやり手医師を招請していた)
嫁の実家が鼻に付いていた事もあり、
開業資金に足りそうな札束だったのであっさり承諾して、
今の故郷に戻って来た。
暫く地場の中規模の病院で様子見と患者人脈を集めておいて、
数年経ってからこじんまりとクリニックを開業してそこそこ繁盛している。
病院勤めの間に、×ありの資産家の娘と一緒になって、
ようやく心の安定も得て幸せだ。
子供たちが成人する頃には初老になるけど、
まあまあ手堅く過ごして欲しいと願っている。
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