嫁の浮気ネタPart 2 ★★★★★5発目

嫁は看護師

最後のエピソードです。皆さんが期待する様な終わりかたはしません、ネタではないですから。たぶん期待外れのエンディングです。

皆さんの書き込みを読んで自分の間違いを実感した俺は、家に帰る事にしました。嫁がいるかなんてわかりませんが、とにかく謝らなけばと思い家に向かいました。
部屋に灯りがついている。嫁が家にいる様です。
ドアをそっと開けました。嫁の靴、そして男物の靴？俺は少し、いえかなりパニクりなが中に入りました。
部屋に入った瞬間、ものすごい勢いで殴りとばされました。部屋に居たのは嫁と俺の父親、殴ったのも親父です。鬼の形相の親父、殴られたのは中坊以来？
「おまえは嫁ちゃんを泣かして何をやっとる！」
俺意味わからない。嫁泣きながら親父を止めている。
「お父さん怒らないでください、悪いのは私なんですから」「この馬鹿は殴らにゃわからん、嫁ちゃんにどんなに心配かけてるか分かっているのか！」
なんで親父が家に居て、俺を殴っている訳？
なんで嫁泣いてるの？頭はパニックです。
「ごめんなさい、ごめんなさい」泣きながら嫁一枚の紙を俺の前に差し出す。紙、診断書というか紹介状。
「本当は最初にあなたに知らせなきゃだめだったけど、あなたに嫌われるのがいやで言い出せなかった」
「どう言う事？」嫁が説明するには病院の婦人科検診で見つかった。
幸いにも初期での発見だった為治療は簡単な手術で済む事が分かったが、場合によっては子供が出来にくくなる恐れがあった。
この事を知らせて良いものか迷ったが、あなたに嫌われるのが嫌で説明もしないで手術を受けた。
術後の検診で問題なければそのまま黙っていようと思ったが、もし子供が出来にくくなってしまっていたら全部を話して後はあなたの判断に委ねるつもりだった。
当然離婚を切り出されれば受け入れるつもりでもいた。
ちゃんとその事を私が話さなかった為、あなたは私を疑い家を出てしまった。全部自分が招いた結果だ。
あなたがわたしが浮気の結果子供を中絶したのかと言った時、頭が真っ白になって何も言葉が出なかった。
あなたが家を出てしまった後、自分のした事に後悔して泣くしかなかった。