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日本の今後を占う

304 :名無しさん@占い修業中:2023/07/19(水) 14:58:00.95 ID:ZcUf3fuy.net
>>303
続本朝通鑑(林羅山編・秀吉譜と同じ人)にも、これと同文を掲載している。
諸将の御つきあい
要するに諸将は全く秀吉にお付き合いをしたのだ。そのお付き合いは、秀吉が髻(もとどり)を切ったために、各自が髻を切ったと同じ意味のお付き合いだ。このようなお付き合いの衆を集めて、海外で多くの年風雨にさらし、その成功をおさめようとする困難は、昔から言うまでもないことだ。
家康の見解
その時例えば家康は
秀吉は古今に秀でた大志を持って、その名を千万海に輝かせようと望み、古今でいまだ他人が思いよらない大功を立てなさろうと、この度朝鮮を征伐しようと思い立ちなさったのに違いない。しかし朝鮮は海外の異人、ことごとく皆殺しにするといっても本邦において、さらにその利益はないに違いない。まして大明と兵を構えるとしたらそれでは、年月を重ねて手間取るに違いない。その間には日本の兵威を損して、百姓を疲れさせ、日本末代までの大害を引き起こすに違いない。例え朝鮮を従えて軍を引き返そうとしても、朝鮮は大明の属国である。大明は必ず援軍を出し、大軍をもって食い止めようとするに違いない。その時は我が軍は難儀するだろうことは、まのあたりである。そうしてわたくしにおいてはさらに怒りを発し、再び兵たちを動かすだろう。そのときに至っては兵は疲れ兵糧は尽きて、安全も危険も予測しがたい。秀吉は愛子と別れ、哀悼に耐えられないで、むやみに遠征を思い立つといっても、後悔は数年に過ぎないだろう。〔改正三河風土記〕(江戸時代初期作成)
諸将皆同じ
これははたして家康が当時自ら語ったところであるか、違うか知らないけれども、彼の胸中を忖度すれば、恐らくはこの通りであったろう。そしてこれはひとり家康のみの胸中ではなかった。恐らくは心あった者は、皆この通りの考えであったろう。

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