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エドワード・スノーデン (Edward Snowden) 総合スレ

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/07(金) 20:58:13.83 ID:0xUVGXf8.net
>>272 >>277>>279>>281
2014/11/6
[FT]英スパイ機関新長官、米IT企業は「テロ促進役」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79315340V01C14A1000000/
 英国の閣僚が公の場で大胆になることは、めったにない。国内で最も秘密主義の男たちならなおさらだ。
このため、英政府の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)のロバート・ハニガン新長官が就任1週目に
これほど大きな波紋を呼んだことは、英国の各諜報(ちょうほう)機関の関心事を表す兆候だ。
 ハニガン氏は4日付の本紙(英フィナンシャル・タイムズ)への寄稿で、米国の大手ハイテク企業は
テロリズムの促進役になったと主張した。エドワード・スノーデン氏による(米国家安全保障局の個人情報収集
について)暴露の後、プライバシーを保護したいとするあまり、ハイテク企業は行き過ぎてしまったと同氏は
示唆している。

 GCHQ史上あった無数の事例が浮き彫りにしているように、同機関の秘密主義の性質は深く染みついた
ものだ。例えば、1940年代にソ連の諜報活動についてGCHQが米国と共有した暗号解読文は、あまりに
デリケートな内容で、米国大統領に知らせるにも不適切だと見なされた。
 多くの意味で、GCHQは姉妹機関の後を追っている。英国の国内諜報機関である情報局保安部(MI5)は、
2005年7月のロンドン地下鉄・バス爆破事件の後、広報外交に向けた暫定的な第一歩を踏み出すことを
余儀なくされた。一方、秘密情報部(MI6)は、いまや退任間近のジョン・サワーズ長官を09年に任命することで、
英政府内外での関係構築に乗り出した。

 公の議論を求める同氏の呼びかけのタイミングと緊急性の背景には、2つのトレンドがある。今夏には、
インターネット企業と通信企業が利用する基本ソフトと暗号化技術、新規プロトコルが改良・強化され、
信号情報データに好きなようにアクセスするGCHQの能力を損なった。また、英国の諜報社会の人々によると、
米国のハイテク企業は米政府当局以外の機関と付き合うことを嫌がっているという。
 それと同時に、中東では「イスラム国」が組織のメッセージを広め、活動の内部機構を隠すために
デジタル世界の道具を利用し、規模と勢力範囲を拡大させた。シンクタンク、王立国際問題研究所
(チャタムハウス)の国際安全保障担当のアソシエートフェロー、デビッド・リビングストン氏は言う。
 「ハニガン氏はいくつか非常に的確な指摘をした。(ハイテク企業の暗号化について)それなりに迅速に
対応が講じられなければ、これは根深い問題になる。これまで完全に欠落していたのは、公共政策に
関する本物の議論だ。ハニガン氏がいま議論を求めるのは正しい」

(抜粋)

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