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三国時代の文学スレッド

209 :無名武将@お腹せっぷく:2012/12/10(月) 19:09:40.65 .net
>>208
いやぁ、別にひねくれてはいないんじゃね?

曹操の作品は、作品中やラストを昔の有名人の名前や言葉を出すものがあるのよ。
(少なくとも短歌行其の一、苦寒行、秋胡行、薤露)
中でも、周公、斉桓、孔子(論語)がやや多い印象。個人的なものだが。
後世では、これは作者本人の意思を仮託しているとされる。(個人的にはこうありたい、という理想を表したものと考えているが)

で、曹操の短歌行其の2は、周文王の聖徳→斉桓公の徳→晋文公の詐称と読み上げていく内容。
そして、司馬懿の勢力は晋。偶然にしては出来すぎだと思わん?
また、王朝の称号を、偶然で片付けていいものか? そこに意図があるなら、何か?

曹爽一派へのクーデター、首陽山の近くの墓、いずれもパフォーマンスだとしたら、
>>208の意見だけでなく、短歌行其の2を踏まえた上で、漢→魏→晋と続く正当性というか、「自分のほうが、あんな若造より魏を知っているんだぞ」みたいな主張もあると思う。
と同時に、「自分の威は、曹操や曹丕の徳には追いつけない。所詮は詐称者に過ぎない」という一種の謙遜でもあるかもな。
まぁ、魏晋代は過去の作品を弄っているんで、曹操の作品を、上記の考えにあわせて作り変えた可能性も否定しないけど。

陸機はねぇ。張華に「わしらは言葉がでなくて困ってるのに、君は言葉が出すぎて困ってる」みたいなことを言われてるからなぁ。
ちょっと口が過ぎて、敵を作ってしまう事もあったんだろう。

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