三国時代の文学スレッド
- 86 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/27(火) 14:41:02.33 .net
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>>81
>でも誰がなんのために、李善注の引く『感甄記』なる物語で曹植と甄夫人を両思いにしたんだろう…。
これは永遠の謎ですね〜
曹植と甄夫人、最初に「二人をくっつけよう!」と思いついた人は大発見だと思います。
でも、これは別の人でも置き換え可能ですよね。
例えば、曹彰と甄夫人をくっつけたり、明帝は曹操の子だ!なんて妄想する方もいらっしゃいますし。
みんな甄夫人の貞操を何だと思っているのかwww
>あと歴史ロマン的に気になるのは、曹植の「感婚賦」と「洛神賦」、モデルは同じだったりするのかな〜、ということ。
「感婚賦」も思わせぶりな作品です。
これも見方によっては、甄夫人のことを想っているように見えてしまうw
個人的には、「感婚賦」の「これから妻を娶る」という状況は、
自分が成人してこれから社会に出ていく状況と重ね合わせていて、
その不安な気持ちを象徴的に表現しているのかなあと思います。
曹植は比喩表現を好む人なので、あまりストレートに自分の状況を描かないのではないかと思います。
でも、もしモデルを想定するなら、「感婚賦」の場合、曹植と曹丕がともに欲しがった邯鄲淳なんて如何でしょう?
曹操に「感婚賦」を示して、「僕はこんなに邯鄲淳先生のことを思っているので、ぜひ僕に下さい」と説得してたら面白いw
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