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【蒼天】 三戦大漢帝国 【死せず】 十六代目 

1 :無名武将@お腹せっぷく:2014/09/21(日) 03:19:50.87 .net
雷武帝劉弁が建国した永漢帝国。途中、王班(新建国)、陳保(陳建国)、
司馬南(晋建国)により国を奪われるも瞬く間に奪回し永漢の伝統は続いていった。

晋帝司馬南を退け漢の栄光を取り戻したのは愚鈍帝劉剣の子劉前とその弟劉遠。
乱世の英雄ながら泰平の世の政権運営は全くの不得手であり、相次いで政権を担うも
短期間で投げ出してしまう。
ついに帝位は劉光系の魏王劉樹の嫡男劉月に移る。劉月は丞相に劉兎を抜擢、
将軍には孫単をあて「天啓の治」と呼ばれる泰平の世を実現するも、江南の
経済力増大により均衡が破れ、徴安桓(越王・覇王)、陸義(呉王)らの専横を
招く。天啓十八年、越呉両王の横暴に決起した魯・梁・斉との間に戦乱が勃発するも
翌年、越王の戦死により大方の予想に反して呉越陣営が敗退する。
その間隙をついて洛陽を奪取した劉池・孫単・劉陸の勢力が後の成漢建国につながる。

そして天啓二十五年。病床の劉月は謀計により覇王陸義に病を移し相討ちに持ち込む。
覇王陸義昏倒の報に接しいち早く動いた養子陸史霊は政権奪取と共に兄陸歌の殺害を
目論むも彭王張悦に阻まれ失敗に終わる(後日、成漢に逃れ朔王に封じられる)。

呉漢、成漢に加えて荊州で勃興した楚、まさに三国時代の到来である。

【 大漢帝国 歴代皇帝 】
初代 英祖 雷武帝 劉弁
二代 哀宗 焦彷帝 劉美
三代 光宗 白輝帝 劉星
四代 明宗 文武帝 劉宝
五代 徳宗 宣烈帝 劉紅
六代 恭宗 献璽帝 劉光
七代 昏宗 愚鈍帝 劉剣
八代 悔宗 泰隠帝 劉南
九代 浅宗 軽呆帝 劉前
十代 敏宗 建議帝 劉遠
十一代 聖宗 真徳帝 劉月
十二代 今上帝 劉兄(呉漢)・劉陸(成漢)

▼三国志地図(参考)
 http://www.suginami-s.net/game/sangokuonsitu/jiten/map.html
▼前スレ(十五代目スレ)
 http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1406122872/

939 :陸史霊@丞相 ◆E2RbZJgKrs :2015/02/07(土) 16:46:20.39 .net
元号は真紀とする
真紀元年じゃ
諸侯はただちに漢の新たな皇帝に挨拶せよ

940 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/07(土) 17:58:51.05 .net
劉鼠皇帝陛下マンセーマンセー

941 :司馬仁@丞相 ◆L2DsKy47NI :2015/02/07(土) 23:08:53.03 .net
劉鼠めが帝位に就いただと!?
む、む、許せん!
ただちに劉鼠の父劉兎の家を包囲せよ
劉兎以外の家人は全て処断すべし

942 :劉兎 ◆wJiiQtQCiU :2015/02/08(日) 06:22:25.12 .net
∩∩
( ・x・)<な、なに、劉鼠が陸史霊に即位させられた!?

うっ、むむ、かつて陸義に味あわされた悪夢が…
い、いかん、こうしてはいれない
すぐに孫の劉虎も連れて、洛陽を脱出して逃げねば!

財産などは全て捨てて、身軽になるのだ!
冀州への道は危なそうなので、とりあえずは中立的な魯が良い!

(カンマ判定)

943 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/08(日) 18:42:39.53 .net
逃げられたのか?

944 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/08(日) 18:48:10.04 .net
12だから司馬仁がカンマ判定で追ってきたら、まずアウト

945 :司馬仁@丞相 ◆L2DsKy47NI :2015/02/08(日) 21:38:18.78 .net
劉兎!待ていっ!!
カンマ判定
 

946 :司馬仁@丞相 ◆L2DsKy47NI :2015/02/08(日) 21:54:03.18 .net
劉兎は逃したかっ
脱兎の如きすばしっこさじゃ
されど孫の劉虎は捕えたぞ
ただちに処刑せよ!
捕えた劉兎の一族郎党は全て共に処刑するのじゃ!
偽帝は大罪じゃ

947 :劉兎 ◆wJiiQtQCiU :2015/02/09(月) 06:53:18.58 .net
∩∩
( ・x・)<なんとか、魯の領内まで逃れたか…………む、劉虎?

な、な、なんということだ…
後ろを振り返らずに馬を飛ばしたら、うっかり孫を置いて来てしまった…
追っ手に捕まったのなら、劉鼠の子ゆえ生きてはおるまい…
う、ぐ、ぐ…むむ…

(襤褸布をまとった耳長の老人が、南都朱雀城に駆け込む)

魯王殿、司馬丞相に追われ、何とか身一つで逃れて参りました
魯とは先王以来の間柄、お助けくだされ…

948 :李抜天@魯王 ◆uDh2QcMHsA :2015/02/09(月) 16:09:48.08 .net
これはこれは
劉兎殿
いかがした

949 :劉兎 ◆wJiiQtQCiU :2015/02/09(月) 16:32:19.41 .net
∩∩
( ・x・)<魯王殿下

劉鼠が陸史霊に囚われ、無理無体に即位させられた事はお聞き及びと存じます
かつて劉兄様を傀儡にしたのと同じ手口です
しかし、司馬丞相は已む無き事情を勘案せず、孫の劉虎もろとも偽帝の一族として私を殺そうとした次第

もはや洛陽には戻れず、朔王もまた危うい人物
かくなる上は、晋朔に対抗できる貴国の憐情に縋るしかありませぬ…
もし、私を魯に置いて下さるのなら、殿下のために尽力いたしましょう

950 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/10(火) 13:07:51.26 .net
劉鼠「やはり、司馬仁は敵対の姿勢を見せたか」
――「我が後継と目していた劉虎は無残に洛陽で殺され、父上の行方も杳として知れぬ……」
――「章王は服してくれたが、まだ他の諸侯の動静は分からない」
――「朕からも各諸侯に一書を認めん」

(筆を執って新への書状を書き上ると、新王の元に使者を走らせた)

劉鼠「新王殿、我が即位に際し、遠き華北から巴蜀の地へ親書をお送りする」
――「貴公の英邁なる眼で、諸州を見て頂きたい」
――「漢統が乱れ、四海の王は大漢を圧し、民草は自尊を忘れて、不法が横行する」
――「これは劉池が徳を失い、天数が朕に帰した証である」
――「興炎が、実無き腐草の蛍火であったことも明らかというもの」
――「貴公に世を匡し、王氏の武威を天下に示すつもりがあらば、朕と共に古き朝廷を一新せん」

951 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/10(火) 13:08:51.28 .net
(さらに文を書き綴り、斉に使臣を送る)

劉鼠「斉王殿、かつて机を並べた友として親書をお送りする」
――「朕は貴公が蒙った族滅の悲劇を聞いて憐憫を禁じえず、田氏再興を強く望む」
――「幸いにも朕は天命を受け、朔王の推戴を受け、至尊の御位に就いた」
――「貴公が失ったものを取り戻し、昭昭の春日を楽しまんと欲すのなら、一助となる力をも持つ」
――「どうか民を安んじ、千軍の血を見ることなきように賢慮されよ」

(三書目を使者に持たせて、魯に送る)

劉鼠「魯王殿、かつて貴公と共に上洛した日を懐かしく思う」
――「しかし、その成果たる今の朝廷はどうであろうか」
――「……司馬仁が権謀を振るい、帝がうたた睡をする場を作ったのみである」
――「朕は天命を受け、この乱れた世を立て直すべく即位した」
――「大漢が民に恩徳を敷き、他国に侮られぬ国力を持つ為、貴公の力は欠かせないものだ」
――「是非とも、朕に力を貸してほしい」

952 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/10(火) 13:09:58.41 .net
劉鼠「先日の献納品の作り手は、石六なる木工だったか」
――「朕の元へ来るように伝えよ」

(ある日、劉鼠の命を受け、正装した太僕府の員吏が石六の家を訪れる)

員吏「木工石六、陛下が褒詞を下賜するとのこと」
――「官服を支給するので、それを召して宮廷へ参内するように」
――「……おや、随分と元気の良い子がいるではないか」
――「我は卜占の嗜みをするのだが、何やら貴人の相があるように思える」
――「そうだな……宮中に上がる際、その童子を伴ってみてはどうだ?」
――「愛息を失い、塞いでいる陛下の慰めとなるやも知れんぞ」

953 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/10(火) 19:58:04.55 .net
田一族を滅ぼしたのって陸史霊じゃなかったっけ?

954 :田勢@前斉王 ◆jSwX1cUdh2 :2015/02/10(火) 22:30:56.85 .net
劉鼠陛下
我ら朔王閣下に幽閉されている身
新たな漢の船出、祝福いたします

955 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/11(水) 00:12:13.95 .net
朔漢 VS 燕漢
 

956 :劉海山@劉森遺児 ◆CncPtCB3Pg :2015/02/11(水) 09:20:58.26 .net
>>952
石六「と、とうとうこの日が来たか」
石六「村長、村の皆、あと少しで錦を着て故郷に帰れるぞ」
石六「おっと休、陛下の前ではちゃんといい子にしてろよ?」

石六は意気揚々として官服を召し、石休を連れて参内した

石六「皇帝陛下、冀州の木工石六参上しました」
石六「俺なんかの名を覚えていただけたばかりか、このように参内まで許していただき光栄でございます」
石六「こちらの童は養子の休と申します。工匠の道についてはみっちり教育してますが、礼儀作法は親子共々とんと疎いので無礼あればご容赦ください」

石六と石休は揃って頭を下げた

957 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/11(水) 19:01:47.40 .net
乱世じゃ

958 :王現@新王 ◆beKXDq78LI :2015/02/11(水) 19:05:49.19 .net
章を助けるために象部隊を率いて中原にやって来たが章は既に落ちたか。。。
劉鼠殿下が傀儡として祭り上げられたようじゃがいずれ陸史霊に取って代わられよう
ここは同盟国の魯王と協議すべし

959 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/11(水) 19:45:59.72 .net
>>954
劉鼠「田勢殿、貴公から祝辞を頂けて嬉しい」
――「諸侯の一人として我が朝廷を支えてくれれば、斉が昔日の栄華も取り戻す事も出来よう」

(陸史霊に向かって諮問する)

劉鼠「陸丞相、我が朝廷は経済を整えるのも急務」
――「そして、田氏は軍功こそ期待できないが、商才に関しては知られている」
――「田勢殿には、大漢の経済発展を担って貰っては如何か」

960 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/11(水) 19:46:31.62 .net
>>956
劉鼠「先日の献上品は見事な出来映えであった、石六」
――「急な即位ゆえ、式例に則った設えは難しいとも思ったが、貴下の進物で恙無く事は運んだ」
――「能有りて勤なるは、工匠の鑑であると賞す」
――「貴下の如き得難い工匠は、是非とも朕の手元に置きたい」
――「属官として左右の丞を一人ずつと、百九名の員吏を付けるゆえ、考工令に就いてはくれまいか?」
――「我が朝廷は漢の正統を賭けて劉池と争わねばならず、能吏名匠は一人でも多く朝廷に欲しいのだ」

(劉鼠は視線を石休に移し、沈んだ微笑を浮かべた)

劉鼠「なかなかに意志の強そうな顔つきだ」
――「石休、よく父の背に学び、将来は国へ尽くすが良い」
――「親にとっては、子が己を越えるのが何より孝行」
――「誓って、親に亡子の悲嘆を味あわせるでないぞ」

961 :陸史霊@朔漢丞相大将軍 ◆E2RbZJgKrs :2015/02/11(水) 21:26:49.02 .net
軟弱田一族に期待はできないだろうが
劉鼠陛下が仰るのならば好きにすればよい
王現@新王は南へ還ったか
我が武威に恐れをなしたのであろう

962 :李抜天@魯王 ◆uDh2QcMHsA :2015/02/11(水) 23:21:36.29 .net
>>958
王現殿
よくぞ参られた
魯・新・晋の三国は同盟国であり親戚じゃ
遠慮なくくつろがれるが良い

我が魯には偽帝劉鼠の父、劉兎が逃げ込んでおる
劉池帝に従うのであれば賞金首じゃ
我が李家は劉池帝の父魏王劉樹以来の譜代中の譜代だが
最近の劉池帝はすっかり政治に嫌気がさしたようじゃ

963 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/11(水) 23:41:19.14 .net
劉池陛下マンセー

964 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/12(木) 10:27:36.30 .net
家電量販店のビッ苦カメラ札幌店

副店長 佐藤伸弦が暴行事件を起こしていた

犯罪者副店長

965 :司馬仁@丞相 ◆L2DsKy47NI :2015/02/12(木) 14:37:35.00 .net
劉池陛下
我が晋は新、魯と盟約を結んでおります。
他に斉や清の残党や崔韓も我が檄に応じましょう
朔との決戦に圧勝すれば漢の国威、天にとどろきましょう

966 :王現@新王 ◆beKXDq78LI :2015/02/12(木) 18:56:48.27 .net
燕漢の劉池陛下か、朔漢の劉鼠か
結局は勝った方につくしかあるまい
まずは客分の劉鼠を加えて天下国家を語る宴を催そうではないか

967 :劉兎 ◆wJiiQtQCiU :2015/02/12(木) 21:47:34.23 .net
∩∩
( ・x・)<これは新王殿下

>>966
今の私は魯王殿下が窮鳥入懐の仁愛を施して下されたお蔭で、辛うじて命を保っている有様
このような老翁まで、宴に加えて頂けるとは感激です
ズズー…

(茶杯を受け取り、温かな白牡丹を飲み干す)

晋王が率いる王師、北方平定で鍛えられた朔軍の精鋭
共に野心ある将が率る強兵で、どちらが勝つかは読めません
私も新王殿下と同じく、両軍の衝突を待って優勢な方に付くのが最善と思います

968 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/12(木) 22:46:56.28 .net
劉鼠「斉王殿、尚書令として朝廷に入り、実務を取り仕切って頂きたい」
――「気候の厳しい華北は、生産力で華南に劣り、経済の安定を図るのも急務なのだ」
――「青島麦酒を興し、長らく徐州貿易を運営した田氏の経営手腕がいる」
――「尚書令となれば、少なくとも今よりは自由に動けよう」

969 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/14(土) 08:15:56.67 .net
>>926
不謹慎

970 :田勢 ◆jSwX1cUdh2 :2015/02/14(土) 10:29:44.95 .net
陛下の仰せとあらば
(朔王は怖いけど)

朔漢全土に酒塩専売法を公布する
酒と塩の販売を田氏が独占し原価の三倍の利益を上乗せするのだ
その資金で屈強な若者を雇うのだ

971 :司馬仁@丞相 ◆L2DsKy47NI :2015/02/14(土) 15:26:45.13 .net
朔王め、劉鼠や田勢を前面に出してなりを潜める魂胆か

972 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/14(土) 16:11:13.09 .net
不気味な均衡のまま三年の年月が流れ
燕漢:興炎二十五年、 朔漢:真紀四年

朔漢の農民
「田勢が朔漢の内政を牛耳ってから酒や塩のみならずあらゆる物価が上がってしまい」
「本当に暮らしにくくなった。あちこちで田畑を手放し流民する者が増えているそうな。」

973 :李抜天@魯王 ◆uDh2QcMHsA :2015/02/14(土) 17:56:48.34 .net
朔との貿易が好調じゃ

我が魯の新たな領土徐州と徐州貿易がその中心で頑張っておる
酒も塩も穀物も高う売れる
これも全て朔の民の犠牲と思うとちと心が痛むが・・やむを得ぬことよ

974 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/14(土) 18:18:26.59 .net
劉鼠「魯新は両漢の争いを様子見、のようですね」
――「彼らが敵に回らずに中立を保つのなら、当面は劉池に傾注できる」
――「……時に陸丞相、孫民殿を司隷校尉に任じても宜しいかな?」
――「近年、濁吏汚吏が横行を始めたようで、彼らを取り締まる官を置かねばなりません」
――「孫民殿なら監察に相応しく、司隷校尉を置く事は洛陽奪還の意志を内外に示す事にもなりましょう」

975 :陸史霊@朔王 ◆E2RbZJgKrs :2015/02/14(土) 19:59:08.73 .net
>>974
そうされるがよかろう

孫民よ
細かいことは息子の陸継参に指示を仰ぐがよい

___中原の半分を掌中におさめた陸史霊は美女に囲まれてかつての覇気を失いつつあった

976 :孫民@章王 ◆6Fl5DsZ2gk :2015/02/14(土) 22:36:08.02 .net
ははっ
劉鼠陛下と陸史霊朔王殿下のために全力を尽くします
ただちに百官に対し「おたずね状」を発し汚職を摘発するのだ

977 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/14(土) 23:59:48.15 .net
汚職官僚
「孫民@司隷校尉に賄賂を贈ろう」
「田勢に絞りとられて孫民にも賄賂、一層民への搾取に注力せねば」
「こっちがつぶれてしまうわい」

978 :劉海山@劉森遺児 ◆CncPtCB3Pg :2015/02/15(日) 09:08:21.66 .net
石六「近頃皇帝陛下の評判はさっぱりだなぁ」
石六「故郷の村のみんなも、搾取が酷くなる一方だと嘆いている」
石六「なぁ、休。俺たちは仕える先を間違えたんだろうか?」

石休「父上、私たちは職人です。天下の主が誰であろうと、工芸の道にひたすら邁進しましょう」
石休「今世の帝が誰であれ、作品を評価するのは後世の者たちなのですから」

979 :孫民@章王司隷校尉 ◆6Fl5DsZ2gk :2015/02/15(日) 12:33:24.76 .net
なんだ?
次々にわしに贈り物だと?
我が仁徳を慕って参ったか
かわいいやつらじゃ

田勢殿と共に今は力を蓄えるとき
章軍の訓練も怠るまいぞ

980 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/15(日) 13:40:17.20 .net
朔漢の政治は腐りきっていた
蒼天すでに死す

981 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/15(日) 13:51:30.99 .net
劉鼠「近頃、陸丞相が連日宴を開いているのが気になるものの、どの官吏も良く仕えてくれている」
――「華北には黄金の穂が実り、物が溢れ、百万の民は皆喜んでいると百官の誰もが謳う」
――「真であれば喜ばしい」
――「一度、近隣の三老(長老)や里正(村長)を呼んで、民の暮らしぶりについて親しく聞いてみたいものだ」
――「田勢殿、手配をお願いできるかな」

>>979
劉鼠「孫民殿、司隷校尉も板についてきたようですね」
――「貴公が憚りなく兵を動かせるのは頼もしい」
――「ところで、綱紀粛正の成果はどうですか?」
――「田勢殿が搾取で私腹を肥やしているとの噂があって、貴公を司隷校尉に任じましたが」

982 :孫民@章王司隷校尉 ◆6Fl5DsZ2gk :2015/02/15(日) 14:23:05.05 .net
劉鼠陛下
文武百官みな職務に励んでおります
相変わらず盗賊の類いは横行しておりますが我が章軍が蹴散らしてくれましょう
陛下には俗世のことに惑わされることなく、一日も早く世嗣ぎをもうけられませ

983 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/15(日) 14:43:17.34 .net
劉鼠「左様か……孫民殿、頼りにしている」
――「后は朔の太夫層の娘から迎えており、懐妊の兆候があるとも聞く」
――「父は兎で朕は鼠ゆえ、我が子も十干十二支に因み、子には劉羊と名づける事としよう」

984 :田勢 ◆jSwX1cUdh2 :2015/02/15(日) 15:07:38.59 .net
陛下が民の声を聞きたいとな
面倒なことよ。。。
息のかかった者を集め陛下との座談会に参加させよ
我が田氏の政治の素晴らしさを声高らかに賞賛させるのじゃ

985 :村の長老:2015/02/15(日) 19:19:20.93 .net
田勢さまのおかげでわしら平和に暮らしておりますだ、

986 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/15(日) 19:26:57.80 .net
(宮廷の庭園にて、田氏主宰の宴が開かれた)

劉鼠「なかなかに良いな」
――「この絢爛精緻の調度を作ったのは考工令か」
――「ああ、そういえば彼には石休という子がいたな」
――「考工令とも数年前に会ったきりだが、今の彼らはどうしていようか……」
――「そうだ、少府、彼も宴へ召すように」
――「下級官吏たちの話も聞いてみたい」

>>984-985
(村の長たちに諮問を重ね、やがて満足したように田勢へ振り向く)

劉鼠「南和、中丘、安平、堂陽、中水、南皮……どの村々もよく治まっているようだな」
――「田勢殿、民の声は馬鹿に出来ない」
――「王朝の発足時と崩壊時は、特に民の声も騒がしいものだ」
――「しかし、民の話を聞く限り、我が漢は失速することなく、天へ羽ばたき始めたといっても良い」
――「貴公の手腕を危ぶんだ事もあったのだが、全くの杞憂であった」
――「長老たちも村々は平和と言い、官吏たちも穀倉は満ち、精鋭五十万と言う」
――「となれば、陸丞相とも今後の戦略について練り始めなければなるまいな」

987 :劉鼠@大漢皇帝 ◆MY7AL02Jyg :2015/02/15(日) 19:28:18.37 .net
(少府の丞が太僕府を訪れ、吏員たちが忙しく働く工房の中を覗き込む)

少府丞「……ふぅ、農民共と戯れるなど陛下も酔狂な」
―――「おい、考工令の石六はおるか?」
―――「陛下が下々の声を聞きたい等と言い始めて、面識のある下級官吏も何人か呼ばれる」
―――「お前も直ぐに支度をして、向かうが良い」
―――「上の覚えが目出度ければ昇進出来るかも知れんし、精精、己を売り込むことだな」
―――「まあ余計な事を言って、側近の田勢様や孫民様の機嫌を損ねん方が良いぞ」

988 :無名武将@お腹せっぷく:2015/02/15(日) 23:54:32.00 .net
魏王劉樹は自らは帝位に就くことはできなかったが嫡男劉月が即位し皇統の奪還に成功する。

劉月皇帝は丞相に劉兎、大将軍に孫単を据え「天啓の治」と呼ばれる泰平の世を
実現するも、 江南の経済力増大により均衡が破れ、天啓時代後半は徴安桓(越王・覇王)、
陸義(呉王) らの専横を招く。そして天啓二十五年、病床の劉月は謀計により
覇王陸義に病をうつし相討ち に持ち込むつつ没する。
皇帝劉月と覇王陸義が横死すると養子陸史霊が政権奪取を目論み失敗、成漢に逃げ込む。
呉漢(劉兄・張悦)、成漢(劉陸・劉池・孫単)に加えて荊州で勃興した楚(蔡慕羽・王現)の
三国に分裂し凌ぎを削ることとなる。

呉漢:光順十三年(成漢:創和十年、大楚:建武十一年)、南北の漢の統一が成り
劉兄が退位、劉陸が新たな漢の皇帝となり元号も統光元年に改まる。
しかし好戦的な劉陸は和約を破り楚に進軍あっさり捕えられてしまい多額の賠償金を
支払う羽目になる。その後も失政が続いたため、ついに魯王李抜天が決起。これに
応じた燕王劉池のもとに諸侯が馳せ参じ、統光三年(大楚建武十三年)、皇帝劉陸は
劉兎と沛公張宣によって殺害される。

劉池皇帝は即位直後に起きた日本や朝鮮の乱を鎮め、長年の悩みの種であった清を
滅ぼし、さらには楚帝蔡慕羽の死により楚が瓦解するなどの幸運も続き順風満帆な
船出をすることが出来た(興炎の治)。その後劉兎への疑心から臣下との間に距離が
あき、晋王司馬仁が新王王現、魯王李抜天と晋新魯三国同盟を結ぶに至りその権威も
低下していった。

朔王陸史霊が劉兎の子劉鼠を傀儡として即位させ朔漢を興す。劉鼠皇帝は、前の斉王
田勢や章王孫民を登用し陸史霊からの自立を計るも、田勢・孫民は圧政により私腹を
肥やすことに専念する。西の燕漢(劉池、司馬仁)、江南の魯、新は朔漢の自壊を
虎視眈々と傍観しつつ次の戦乱に牙を研いでいた。

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