2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

悪性リンパ腫【ホジキン・非ホジキン】Part23

76 :がんと闘う名無しさん:2019/10/16(水) 11:21:10.47 ID:F6Hby9Wv.net
九州大学発のバイオスタートアップ、ガイアバイオメディシン(福岡市)は、ヒトの免疫細胞から新たながん治療薬を開発する。
「ナチュラルキラー(NK)細胞」という免疫細胞を特殊な条件で培養することで、がん細胞を攻撃する能力の高い細胞を作り、点滴薬として使う。
2020年秋の臨床試験(治験)を目指しており、早ければ22年度中にも製品化したい考えだ。

ベンチャーキャピタルのQBキャピタル(福岡市)などから、第三者割当増資で数億円規模を調達した。
治験に使う候補薬の作製や、動物による安全性試験を実施するための費用などに充てる。

ガイアバイオメディシンはNK細胞などを研究する九大の米満吉和教授が15年に創業。
NK細胞から、がん細胞を減らす効果が高い「GAIA-102細胞」を作製した。
ヒトの血液から「T細胞」という別の免疫細胞を取り除き、細胞の密度や薬剤の量などを調整して培養すると、NK細胞がGAIA-102細胞に変わるという。

同社によると、ヒトの細胞を用いた実験では、肺がんや乳がんなどの34種類に対してがん細胞が減る効果が確認された。
ヒトの卵巣がんを使った実験では、すでに一部実用化しており免疫細胞を遺伝子操作して作製する「CAR-T細胞」と比べて、がん細胞が減る効果が5倍程度あったとする。

厚生労働省の推計によると、17年10月時点で国内のがん患者数は約178万人に上る。
GAIA-102細胞は複数回の投薬を想定しており、1回あたりの薬価は数十万円を見込んでいる。

ガイアバイオメディシンは動物を使う安全性試験などを実施したうえで、肺がんなどの治療薬として20年秋にも治験を始められるように準備する。
再生医療等製品の条件・期限つきの早期承認制度の利用も視野に入れており、早ければ22年度中の市場投入を目指す。

66 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :

read.cgi ver.24052200