復讐の毒鼓・頭・BLOODRAIN Part2

769 ：メディアみっくす☆名無しさん：2021/05/17(月) 17:09:44.65 ID:09SB5aHl.net

毒3 60話

〜〜勇と千里のデートにて〜〜

千里「(携帯のケース売店にて)可愛いよね？可愛いよね？」
勇「え？」
千里「あんまり？」
勇「いや、可愛いよ」
千里「3つで1,000円！最高ね。買ってくれ・・・る事できる？」
勇「1,000円もないってか。どさっと買うよ」
千里「ありがと！おじさん、これとこれ」
店主「お姉さん賢いな。君このお姉さん逃しちゃ後悔するぞ」
勇「はい？」
店主「彼氏の面子たててくれてるんだよ。男はこういう女に出会わなきゃな」
勇「・・・」

勇「俺それよりも高いの買ってやれるぞ」
千里「うん？あ・・・本当に可愛かったから買ってって言ったんだけど？あのおじさん変な事言っちゃって」
勇「要るものないのか？」
千里「ないない。ご飯食べて映画見てコーヒー一杯飲んでバイバイすればいいじゃん？誕生日プレゼントももらったし」
勇「そうか」
千里「ってか明日何の用事？いきなり1日早まったから休みの日変えたんだから」
勇「大した事ない。ちょっと用事あるんだ」
(勇の携帯が鳴る)
メッセfrom葵「推薦また落ちちゃった・・・悲しい、うう・・・最後の推薦発表が28日だけど本当受験しなきゃかも」←推薦とかは意訳。
千里「誰？返事しないの？」
勇「知り合いの妹分だけどしなくてもいい」

〜〜葵の部屋にて〜〜
葵「勇君また既読スルーね。俺達の妹だって言うから5人に(グループを？)まとめてあげたのに！何しようってのよ！」
※5人の登録名
＊食いしん坊 大樹
＊既読スルー 勇
＊既読スルー トロット ← 仁の事？
＊消えた愛 ←？
＊軍隊ヤス
葵「(私が声掛けても応えてくれる人誰もいない。名前全部変えてしまおうかな)」

〜〜再び勇と千里のデートにて〜〜
千里「今日ありがと。楽しかった」
勇「あ・・・そうか」
千里「送ってくれる？地下鉄駅まででいいから」
勇「うん。髪大分伸びたな」
千里「ほどいたら肩甲骨まで来るかな？」
勇「千里」
千里「うん？」
勇「何でそんなに嬉しいんだ？」
千里「何となく。私にもこんな日が来るんだ・・って思って。何よその顔？」
勇「え？何でもねーよ」
千里「あっそ」
勇「(本能で分かってる。俺に幸せな日が来れば・・・それよりも大きな不幸が迫ってくるって事を・・・)」
千里「またね！今日ありがと！」
勇「ああ・・・」
(勇の携帯が鳴る)
メッセfromたぶん愛(？)「葵から最近何かあるのって連絡きたんだけど何て言おうか？」
勇「(俺もわからない。何をどうするべきなのか)」