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【これは成長では】破には皮肉が満載12【ない】
- 221 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2014/04/23(水) 00:18:20.48 ID:3d9+bECh.net
- 時代が移り変わり、EoEもTV版も知らない観客相手に同じことを仕掛けるのは難しい。
そこで庵野は一計を案じたのだろう。
まずは器だけはよく知られている「ヱヴァンゲリヲン」という鍋の中身に誰にでも一目でわかる明快な「エンタテイメント」を満たす。
序・破を通じてその「エンタテイメント」に観客全員が浸かったところで鍋を火にかける。
実はこの「エンタテイメント」は火にかけられると「エヴァンゲリオン」に変質する迷惑な性質を持っている。
鍋の中はあっという間に「エヴァンゲリオン」に置き換わり、観客は阿鼻叫喚のまま為す術もなく煮上がってゆく。
それが序破Qの正体だったのだろう。
直撃世代相手に同じことを仕掛けるのはもっと難しい。
彼らには呪いがかかりっぱなしなのだ。お灸が効きすぎているのだ。
そこで庵野は一計を案じたのだろう。
それは「憑き物落とし」。エヴァによってかけられた呪いはやはりエヴァでしか解けない。
だから敢えて「ヱヴァンゲリヲン」の器に彼らを呼び寄せた。
序で「エヴァを好きだった、今も好きでいたい自分」を肯定させ、破で「綾波やアスカを好きだったあの頃の自分」を肯定させた。
彼らの憑き物が綺麗さっぱり落ち、心が希望に満ち溢れたところで一気呵成に新たな呪いをかける。
それが序破Qの正体だったのだろう。
http://www.mohorovicic.com/blog/cat19/
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