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【これは成長では】破には皮肉が満載12【ない】

341 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2014/05/06(火) 01:52:46.20 ID:???.net
>>334
>そして他人との関係というものは厳しいものだけではなく、気持ちのいいもの、癒されるものも多くある

その厳しい存在から逃避して世界からも目を背けて気持ちのいい存在に依存してしまったのが破のシンジなんだよ
そしてQでは冒頭でいきなりその「厳しい存在」と対面することになる
「綾波レイはもういないのよ!」と告げられ「嘘だ!ミサトさんの分からず屋!もういいよ」
と言い捨てて綾波レイ(だと勝手に認定)の元に逃避してしまう
ミサトの発言はシンジにとって都合が悪い
だから一方的に嘘だと決めつけ「分からず屋!」と言い放って対話を放棄してしまった
シンジの言動はガキそのものなんだよ
だから序盤はアスカの「あれじゃバカじゃなくガキね」という台詞で締められている
そして中盤では目を背けていた「世界」を見せつけられることになる
世界は自分のせいで崩壊してしまっていた
ここでもまたシンジは「僕には関係ないよ」「綾波を助けたんだからそれでいいじゃないか」
と無理矢理自分に言い聞かせて逃避してしまう
そしてついにはその逃避先である「綾波を助けた」という事実まで否定される
そしてシンジは再びエヴァに乗る
「皆のためにカヲル君のために槍を手に入れる。そうすれば世界は元に戻る!」
一見すると他者のため世界のために動いているようで実はまったくの正反対
シンジは現状の世界と他者と向き合うことをことごとく放棄してるんだよ
荒廃した世界なんて認めたくない。僕に冷たくするミサトさんやアスカを認めたくない
だから全て帳消しにしたいという
結局、破のラストの行動原理とまったく変わってなかったんだよ
他者から逃げ世界から目を背け都合のいい世界に逃避するという構図は完全に一致している
エヴァのテーマ的にそれは許されない
だから絶対に「綾波は助かった」とならないし、「槍で世界をやり直せた」とはならないんだよ
そしてQのラストではいよいよシンジは他者と共に世界を歩くことになった
ようやく成長への第一歩を踏めたんだ

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