血液型総合スレッド26

マドモアゼル名無しさん

ラテンアメリカを開拓したA型

インディアンO型はヨーロッパの風土病に対する免疫を持たなかったため、ヨーロッパ人A型と初めて接触したインディアンO型はしばしば容易にヨーロッパからの伝染病に感染し、斃（たお）れた。
インディアンO型の人口は激減し、インディアン社会は深刻な打撃を被った。
また、初めて見る馬や兵器によって、インディアンO型はパニックに陥り、たった十数人のスペイン騎士A型に対して何千人ものインディアンO型が敗走するという事態も招き、こうした闘争によって土地を奪われていった。
17世紀の前半から18世紀末までの長い闘争の歴史を一括りにして、インディアン戦争と呼ぶ。

レナペ族とフィラデルフィア、ワンパノアグ族とプリマス植民地、コンコードのように、入植者とインディアンが和平を結んで短期間共存した例もあるが、入植者の人数が増え、新たな入植地の需要が増すと共に破綻している。
入植初期には、拉致したインディアンO型や裁判で有罪とされたインディアンO型、戦争で捕虜となったインディアンO型を奴隷として売買することは合法とされた。

征服後、スペイン人A型を頂点とする厳格で抑圧的な植民地支配の体制が確立されていった。
征服後の社会でスペイン人A型たちは圧倒的な社会的、経済的な力をもち、それを背景に多くのインディオ女性O型を妾として性的関係を結ばせた。
これによってメスティーソAO型の数がさらに、増加することとなる。また、スペイン人A型の文化が至上のものとされ、インディオO型の文化は卑しく醜いものとされた。
さらに、アフリカ大陸から多数の黒人奴隷が連行され、北はフロリダ半島から南はラ・プラタ川まで各地で黒人は家内労働やプランテーションでの重労働に従事した。

この征服によって中南米社会の様相は一変し、現在に至るまで続く白人A型優位の下にメスティーソAO型、インディオO型、黒人といった社会構造が形成された。
スペインによって征服された地はインディアス、または、イスパノアメリカと呼ばれるようになった。イスパノアメリカは同時期のポルトガルによる植民地化と併せて、19世紀半ばからこの地域はラテンアメリカと呼称されるようになった。