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そもそも銀行員て生きてて恥ずかしくないの?

149 :名無しさん:2006/06/20(火) 13:54:51 O.net
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本質に迫ってきているな。
ここで気付くべきなのは銀行と税理士の違い。
銀行は資金供給者たりうるが、税理士は資金供給者たりえないという点だ。
最終的に銀行は資金供給や事業再建手法を駆使することによって、いわば実弾で企業を支援している。
従って事業者の財務内容の健全性に真摯な関心があるわけだ。
あなたが言うように銀行が、必要ない資金を借りてもらったりすることはあるが、それ自体によって財務諸表が歪むことはない。
というのも金が必要ないなら資金はそのまま手元資金として現預金に残るだけだし、使ってしまったなら最初から必要な金だったということだからだ。
また、他人資本の調達は資本の効率を向上させるし、金利負担が過大でなければ現預金が多すぎて困ることは基本的にないのだから。
また、事業者の財務内容が悪くなると資金の供給者が金利を引き上げるのは市場原理として当たり前であって、銀行が財務を圧迫しているというよりも、そもそも当該事業者の財務内容が悪化したことが原因で必然的に資金調達コストが上がっただけだと言える。

この点、税理士は単なるフィービジネスであるから、当該事業者の財務内容の健全性に関して本質的な関心がうすい。
勢いあなたの言うバランスも崩れがちで、税理士の助言に従った節税をしたところ財務内容が怪しくなり、銀行が当該事業者と距離を置き始めるという話もよくある。
銀行取引は中小の事業者には生命線であることも多いから、その意味で税理士は回り回った結果まで考えて事業主を支援する必要がある。
そのバランス感覚を身につけるには銀行勤めは最適だ。諸先輩方の与信判断を見て、謙虚に教えを請い、真に事業者の支援ができる見識を身につけてほしい。

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