【ノルマ】日本ハム庫・酷民生活事業【あり】その3

名無しさん

過去日記再掲。×月？日
　
　新人の時なぜかテミス部に入れられ、夏の軽丼沢合宿にまで拉致された。しかし、旅館に
着くや否や、新人男子だけが集められ、部長が切り出した。
「・・・申し訳ないが、今回の合宿は参加者が集まりすぎ部屋が足りない。君たち新人男子
の中から5名、廊下の長椅子で寝てもらう。悪いけどいいかな?　じゃんけんでもして
5人を決めてほしい」
　原則イエスマンしか採用しないハム庫、このとんでもない申し出にも同期の新人面々は
皆しょうがないなと言う表情でうなずいている。しかし、漏れだけが噛みついた。
「定員オーバーは参加者エントリーを締め切ったところで予めわかっていたでしょう。
その段階で5人エリミネイトするとか、旅館に代替施設の手配を依頼するとか、何か打てる
手はあったはずです。かりにそれらが不調だとしても、新人の女子部員もほぼ同数来てる
はずです。同額の参加費を前払いしていて、なぜ男子だけがこんな理不尽な扱いを
されなければならないのか、理解に苦しみます。新人女子部員も含めて廊下抽選を
行うべきです」
　しかし多勢に無勢、漏れの物言いは完全に無視され、じゃんけんで負けた漏れは
旅館の廊下長椅子で一晩を過ごす羽目になった。部屋を使えなかったということで後日
わずかばかりの参加費返戻があったが、怒りは収まらない。合宿が終わり東京に
戻るや否や、漏れはテミス部に退部届を叩きつけ脱退した。

・・・しかしみなさんご存じのとおり、ハム庫テミス部は創立時から破壊部の息がかかって
いる。球遊びがらみとはいえ、漏れの上記の言動は破壊部にも喧嘩を売ることとなってしま
い、後年あちこちの支店でテミス部がらみのメンバーからさまざまな嫌がらせを受けることに
なる。