真夏の夜の淫夢 [578024342]

チェックＥＹＥ　新戦力、アピール足りず　三浦淳寛
集まってから時間が短く、相手も強豪なら難しい試合になることは始まる前から予測できた。
　バックパスが多く、テンポが上がらない。守備は連動がなく、ボールの奪い方も決まっていない。攻撃は縦にパスが入らないなら、中盤が流動的に受けるべき。
本田も「前線で我慢していた。（ボールに）触りたいという気持ちとの葛藤だった」と話していた。ただ、時間をかけてコミュニケーションを増やせばよくなる部分だろう。
　この試合では初招集の選手も起用された。厳しい言い方をすれば、あまりアピールはできなかったように思う。緊張感もあるだろうし、先発した皆川らにしてみれば、どうしていいのか分からなくても不思議はない。
武藤も最後にシュートを放ったが、それ以外は目立ったプレーはなかった。
　それが代表チームの難しさであり、甘くない場所だということでもある。逆に本田や岡崎といった経験豊富な選手は、やはり計算できることが分かった。
　わずか１試合では、アギーレ監督がどんなサッカーをしようとするのかは分からない。この厳しい結果から、どんなチーム作りをしていくのか注目したい。（サッカー解説者、元日本代表）
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140906/scr14090600050002-n1.htm