錦織に37ドル賭けた人、優勝すれば12万ドル超を手に
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204707704580141032377222988?tesla=y
ブックメーカーは、下馬評の低い者が本命を破ると大もうけできる場合が多いが、今年のテニスの全米オープンはまさにそうなりそうだ。
四大大会の男子シングルスでは2005年以降で初めて、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディ・マリーの「4強」以外の選手が優勝することになったためだ。
もちろん、思いがけない収入を得るのはブックメーカーだけではない。
オーストラリア最大のブックメーカー、TABの広報担当者はスポーツ専門チャンネルESPNに対し、錦織圭の優勝に37.51ドル（約3940円）を賭けた客がいることを認めた。
現地時間8日夜に行われる決勝戦で錦織がマリン・チリッチを破れば、初戦から7度に上る錦織の勝利を当てた賞金として、12万7094.93ドル（約1330万円）が払い戻されることになる。
SPNによると、全米オープンが始まる前、下馬評が低かった錦織とチリッチの優勝オッズはいずれも250対1だった。
全米プロフットボールリーグ（NFL）で見てみると、力の劣るジャクソンビル・ジャガーズが優勝決定戦スーパーボウルで勝つ方に賭けた場合のオッズとほぼ同じだ。