2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

「あいちトリエンナーレが国民の心情傷付けた」と抗議した謎の学術団体「日本国史学会」==>タレント・竹田恒泰さんらの集団でした [256556981]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (スッップ Sd1f-bX+J):2020/06/10(水) 23:08:48 ?2BP ID:SSKliC8xd.net
sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
「あいちトリエンナーレが国民の心情傷付けた」謎の学術団体”日本国史学会”の声明を産経が報道→大村知事リコールを訴えたタレント・竹田恒泰さんらの集団でした

◆謎の「日本国史学会」なる集団の声明を産経新聞が報道
芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会が、未払いとなっている芸術祭の負担金の一部を名古屋市に支払うよう求めて提訴した問題に関し、
日本国史学会なる集団が6月9日、提訴を取り下げるよう求める声明を発表したことを産経新聞が伝えています。

声明では、実行委が展示内容を名古屋市長に知らせなかったことを「名古屋市民の信頼を裏切る背信性の高いもの」とした上で、負担金の交付を取り消す条件に該当しており、実行委の請求を「法的根拠は認められない」と主張。

また、昭和天皇の写真を焼いているかのように見える作品を「多数の国民の心情を傷付ける表現が意図的に用いられており、
こうした表現を公金支出によって奨励した実行委の行為は、これにより心情を傷付けられた多数の国民に対する責任をも免れない」などとしています。

◆そもそも「昭和天皇の写真を焼いている」のは誰かという問題
これは大浦信行さんの映像作品「遠近を抱えて PartII」という作品を指していますが、ここに天皇制への批判がまったくないことを大浦さん本人も明言しています。

毎日新聞のインタビューでは天皇が燃えているシーンは新作映画の方に入っています。
これは昭和天皇の肖像といいますか、私が1986年に富山県立近代美術館の展覧会に自画像として出した、天皇のコラージュを含む版画「遠近を抱えて」の一部が燃えているものです。と答えています。
これは、富山県立近代美術館事件として知られる表現の自由を巡る極めて重要な事件に関するもので、artscapeでは以下のように説明されています。

富山県立近代美術館の企画展「とやまの美術」(1986)に招待された美術家の大浦信行が、
1982年から85年にかけて昭和天皇の図像を部分的に引用して制作した版画連作《遠近を抱えて》全14点が、同展終了後に県議会の教育警務常務委員会で議員によって「不快」と糾弾されたことをきっかけに、右翼団体による抗議活動を招き、
これらを受けた同館が同作の非公開と売却を決定し、なおかつ同展の図録を焼却した事件。
(富山県立近代美術館事件 _ 現代美術用語辞典ver.2.0より引用)

つまり、大浦さんの作品が右翼議員や右翼団体によって「不快」と抗議されて美術館が同作の展示を取りやめて売却。そしてここが重要ですが、美術館は「当の昭和天皇の肖像画が含まれる図録」を焼却処分にしたのです。

つまり「遠近を抱えて PartII」は表現の不自由展という場の中で「いったい最初に昭和天皇の写真を焼いたのは、そして焼かせたのは誰か」を問うていることになり、この日本国史学会の言い分は最初の段階から大きな勘違いということになります。

大浦さんの考えと上記事件についてはVICEの動画でのインタビューが秀逸なため、こちらも併せてご覧いただくとより理解が深まります。
https://buzzap.jp/news/20200610-nihonkokushigakkai/

日本国史学会
http://kokushigaku.com

総レス数 55
15 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200