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年寄名跡・親方総合スレ92

698 :待った名無しさん:2018/02/23(金) 23:36:02.74 .net
古いファンならば、貴乃花が不安定でトラブルが多い人間なのは誰でも知っている。
ただ、彼の相撲への愛、求道心、真髄の理解度は、誰より深く真摯なものである事も知っている。

この本では「貴乃花と顧問は協会を食い物にした悪人、八角と尾車は悪の顧問を追い出した角界の救世主」という構図である。
果たして本当にそうなのだろうか。
では、なぜ今も業者利権や慰労金の流用など、現執行部の金にまつわる疑惑が後を絶たないのか。
結局は、ただ利権が顧問から現執行部に移っただけの話である。
これはただの権力闘争であり、どちらにも悪があり、権力を握った側が自分の悪を隠して相手の悪を広く言い立てているに過ぎない。
ただ悪と言っても、この本は執行部に不都合な事実は大きく割愛し、意図的に誤解を誘導する構成になっている事も考慮すべきだ。

顧問の排除後、八角体制がまず取りかかったのは、評議委員会・危機管理委員会・横綱審議委員会・
外部理事の全てに、自分の息のかかった人間を登用し、自分の権力を絶対的にする事だった。
池坊氏(評議会)、高野氏(危機管理)、北村氏(横審)の不自然な被害者側批判は記憶に新しい。
そもそも、理事を承認・否認する評議会の人選を理事自身が決める事がまずおかしい。
そこに、NHKの海老沢・今井の両氏、読売・報知の広岡氏、読売の山口氏、毎日の北村氏、日経の杉田
氏などメディアの大物を配置し、産経は大相撲トーナメントの放送権、朝日は昔は大相撲ダイジェス
トの放送権、今はabemaの本場所生中継で縛り、主要メディアを万遍なく掌握している。

結局、数々の不祥事を受けて現執行部が選んだのは、「暴力の根絶」ではなく、メディアの情報統制による「隠蔽の徹底」であった。
貴乃花が最後まで抵抗していた「人材育成業務委託契約」も、力士と親方の権限を奪い肖像権を本人
から取り上げる事で、力士が事件を直接メディアに内部通報できなくするための契約だ。
今回テレ朝の件で問題になったのは、正にこれだ。

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