パッション屋良

名無しさん＠お腹いっぱい。

その日、金蔵は上機嫌であった。なぜなら自分の血をひくプルプル丸をアフリカで発見したのだから。
金蔵「クラウス、一族を集めよ。親族会議を開催する。プルプル丸に私の全てを継承する」
クラウス「父上・・・私達はどうするのです？なぜわけのわからない者などに」
金蔵「黙れ、もう決めたことだ」　クラウス、夏妃「・・・・・わかりました」
金蔵は親族会議をひらくことにした。プルプル丸を自らの真の後継者と発表するために。
島に親族がぞくぞくと集まる。
絵羽「おねえさん　これおみやげ～」絵羽は赤いみかんをたくさんもってきた。
霧江「これ、あとで皆でたべましょう」霧江は青いリンゴをたくさんもってきた
皆、緊急の親族会議で遺産の件について話があるとウキウキしているのだ。
戦人「おおジェシカ、胸も大きくなったんじゃねえか。揉ませろ～」
戦人のリーチの長さをジェシカは見誤った。ちょっと手が胸にかする。
その瞬間電光石火のパンチが戦人の頬を捉える。ジェシカ「お前に揉ませる乳はねえ」
譲治「まったく戦人君は変わらないなあ」一同「はははは」和む雰囲気の中、戦人はある違和感を感じた。
その夜、使用人で料理人の郷田が一人で夕食を用意した。
金蔵「皆集まったな、御苦労だった。まずはあの事件で一人も死ぬことなく
今日この場に集まれたこと本当にうれしく思う。」
あの事件とは１年前の親族会議の日、ボイラー室が謎の爆発を起こし
皆大火傷をおったのだが使用人達の迅速な対応により全員生き残ることができたのだ。
金蔵「今日集まってもらったのは他でもない」ルドルフ「親父、生きたうちに遺産の分配だろ？」
金蔵「ふふ・・正直お前らのような借金まみれの無能には私の後継者になる資格はない。
私の命はあとどのくらいもつ？南條先生」
南條「この場で申し上げることになるとは思いませんでしたが・・・正直あと１ヶ月というところでしょう」
秀吉「そんなバカな・・・」金蔵「紹介しよう。私の後継者であるプルプル丸だ」
プルプル丸が足を引きずって部屋に入ってきた。
ローザ「ひいいいいいいい・・・いやああああああああああ」

衝撃の金蔵の発言に誰もが凍りついた。
まだこれから自分達の身に起こる惨劇に気がつかないままに・・・