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【IF系】もしゼロの使い魔の○○が××だったら28

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/30(日) 01:30:57.01 ID:kFmJ1PkS.net
もしもルイズが虚無の系統ではなかったら?
もしもルイズの使い魔がゼロ魔キャラだったら?
もしもタバサの代わりに留学してきたのがイザベラだったら?
もしもルイズがドMだったら?
……クロスとはまた別の、そんなifから生まれるストーリーを語るスレです。

前スレ
【IF系】もしゼロの使い魔の○○が××だったら27
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1299496882/

過去スレはまとめサイトを参照してください
まとめWiki
ttp://www.ifzero.co.cc/

【関連スレ】
あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part302
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1318253377/
同 まとめWiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
あの作品の世界にルイズがとばされました
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1232512608/

■投稿規制時の代理投下、スレに投下するには微妙なネタや、荒らし等の緊急時は避難所へ。

【IF系】もしゼロの使い魔の○○が××だったら避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12795/1244799909/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/30(日) 14:03:56.34 ID:7v7nRVTm.net
スレ立て乙です。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/31(月) 22:20:07.05 ID:KEa8OJ8U.net
>>1


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/01(火) 15:22:17.64 ID:crBYcjPL.net
もしアニエスが二重人格だったら

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/01(火) 17:12:33.12 ID:cQx48m3b.net
もしもアニエスが閉所恐怖症だったら

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/01(火) 19:50:37.00 ID:gA7RIZb6.net
前スレ埋めようと思ったら既にスレ落ちになってた
あとは前スレ940の男装タバサぺろぺろ埋め

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/02(水) 03:21:34.66 ID:pDhVM76e.net
もしもカトレアとエレオノールが同じからだを共有してる別人格でくしゃみをするごとに入れ替わってしまうとしたら

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/02(水) 07:59:15.96 ID:hy00uLCQ.net
もし才人のもう一つの闇の人格をもっていたら

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/02(水) 11:49:32.86 ID:UICc0q9T.net
闇の人格が表に出てくるとエロいことしようとするんだろ
テファの胸揉んだりルイズのパンツにイタヅラしたりシエスタにセーラー服着せたりアン様と浮気したり

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 09:03:57.31 ID:7lLxtxOj.net
↑この変態ww 闇の人格ってこう、IQ高い&ルイズを利用して世界征服とかだろ

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 09:18:46.35 ID:KpaqE2c9.net
闇サイトって罰ゲームでギーシュドーンするとかじゃないのか


12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 14:17:53.82 ID:QN0XgY99.net
>>9
それ原作のサイトまんまやないか・・・

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 17:58:07.65 ID:Zg3feM8I.net
うわ…マジツッコミしとるな

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 18:16:38.88 ID:HZMmRuuw.net
もしルイズが何かにつけてキュルケのおっぱいを揉みしだこうとする性格だったら

15 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 01:46:14.19 ID:MplhQnpV.net
こんばんわ、第四十八話ができましたので、十分後ぐらいに投稿しようと思います。

16 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 01:55:57.67 ID:MplhQnpV.net
「暗殺者の顔が割れたのか!?」

 少し時間はさかのぼる。昼過ぎで少しばかり空き気味の双星の灯りの酒場で一人の男が叫んだ。その男は先ほどアニエスが盗み聞きをしていたレコ
ン・キスタ側の衛兵の片割れだ。辺りの客が一斉に彼に注目したのにもかからわず、彼の怒気は一層強まるばかりだった。 
 もう片方の冷静な衛兵も、その話を聞いて眉間にしわを寄せていた。そして、彼のジョッキを持つ手の力は一層強くなる。その様子から、二人の憤り
を、報告に来ていた若い衛兵が感じ取れないわけもなく、若い衛兵は内心この場を離れた一審になって冷や汗をかきながらも説明を始めた。

「は、はい。どうやら住宅街の小さな教会のシスターが、以前暗殺者を目撃していたのですが、その暗殺者を見たそうです」
「なぜそんなところに? 教会のシスターと暗殺者とどうつながっているんだ?」

 冷静な衛兵の問いに、若い衛兵は必死に思い出しながら答えた。

「実はそのシスター、元は売れっ子娼婦だったらしく、暗殺現場に居合わせていたと言っているのです」
「……あの時のか」

 冷静な衛兵は思い出したように唸った。2週間前に起こった暗殺事件、その現場に居合わせた女が確かに娼婦だったことを取り調べを担当した衛兵の
記憶にははっきりと残っていたのだ。しかし、その時は暗殺者の姿など暗くてよく見えなかったと供述をしていたはずだったが、それがなぜ今頃になっ
て覆すようなことをしたのか、それがまず理解できなかった。罠、という可能性も捨てきれはしない。
 またその娼婦に直接会ってみたいものだが、相棒のこの状態では、勢い余ってその娼婦を襲い掛かりかねない。まずはその証言の人物を探し、確保す
るのが先だろう。そう冷静な衛兵は考えていた。

「それで、どんな人物なんだ?」
「ええっと、簡単なものではありますが、早速似顔絵を描いてもらいました。これがその一枚となってます」

 冷静な衛兵は若い衛兵から一枚の紙を受け取ると、まじまじとそこに描かれた人物の絵を眺める。だが、急にその紙を握り締める力が強くなり、そし
て眉間にしわが寄せられていった。その様子を怪訝そうに見ていた興奮気味の衛兵は、覗き込むようにその紙を見ると、途端に表情を変えながら冷静な
衛兵から髪を奪い取り、怒りに満ちた瞳でその似顔絵を見た。

「ど、どうなされましたか?」

 若い衛兵は恐る恐る尋ねてみたが、突然その似顔絵を叩きつけられ、店中に響き渡るぐらいの悲鳴を上げながら床に倒れてしまった。しかし、そんな
彼などお構いなく、興奮気味の衛兵は更に息を荒げながら、顔に血管を浮かべるほどの怒りをあらわにしていた。冷静な衛兵も、彼をよく知るものなら
驚きを隠せないほどの激情を見せていた。若い衛兵には、まるで生きた心地がせず、ただガタガタと震えながら二人を見つめているしかできなかった。

「こいつぁ……さっきすれ違った奴じゃねぇか! しかも奴は近くのテーブルに座っていやがったぞ!」
「ああ、もしかしたら、俺たちの会話を盗み聞いていたのかもしれん。……あんなに近くにいながら、不覚だったな……」
「くそ……!俺たちをコケにしやがって、ゆるせねぇ!」

 そういって興奮気味の衛兵は、自分の得物である槍を手に取ると、勢いよく店の外に飛び出そうとする。しかし、それを力強く裾を掴み、冷静な衛兵
が止めた。その行動に、ぎろりと目つきを鋭くさせながら、興奮気味の衛兵が払いのけようとする。その眼で睨みつけられれば、並大抵の人間ではまず
ひるんでしまうだろうが、冷静な衛兵は全く屈しなかった。

「邪魔をするんじゃねぇ」
「待て、一人で行ったところで返り討ちになるだけだぞ」

 彼の言うことは正論であった。しかし、その正論は興奮気味な衛兵にとっては、今は煩わしいだけだった。興奮気味な衛兵は冷静な衛兵の腕を力強く
つかみ、そして彼の眼を睨みつける。ミシリ、と肉がきしむ音がする。常人であれば悲鳴を上げてしまうほどの力だろうが、冷静な衛兵は顔色一つ変え
ずに睨み返す。

「俺を見くびっているのか? それにここで動かなきゃ、奴を逃がしちまうかもしれねぇんだぞ?」
「奴らは俺たちの同志数百人を殺してきた暗殺のプロだ。付け入る隙に入り込ませ、俺たちをからめ捕る実力はある。だからこそ、全力で行く必要があ
るだろう」


17 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 01:59:56.21 ID:MplhQnpV.net
 冷静な衛兵の言葉は、あまりにも冷たく、しかしいつも以上に激しく憤りを見せていた。その言葉の中に込められた感情は決して表に出ることがなく、
相棒である興奮気味の衛兵にとっては何時もの姿であったが、今日に限って、その姿勢に彼は苛立ちと、そしてそんな彼にどこか惹かれている自分を感
じていた。

「……なぜ、お前はそんなにも冷静なんだ?」

 興奮気味の衛兵は尋ねた。その瞬間、冷静な衛兵の握りこぶしが震えだし、そして両目からは涙がこぼれ始めた。彼とて、殺された者達への復讐心を
抱いるはずだ。しかし、それを抑え込み、状況を把握できるだけの心の余裕を持っている。その余裕が興奮気味の衛兵にとっては心強いのだが。

「冷静でいられるわけがない。奴の臓という臓を引きちぎり、ヴァルハラへ向かった我が同志たちに捧げなければ、俺たちの怒りは収まらん。だからこ
そ、奴は確実にとらえなければいけない。奴一人を倒したところで解決にはならないのだからな。這いつくばる鼠を一匹たりとも逃してはいけないん
だ」
「そうだな。お前の言う通りだ」

 興奮気味な衛兵は、確かにそうだ、と心から感じることができた。そして二人は拳を合わせ、お互いの意志を確認し合う。その様子を若い衛兵は呆然
とした様子で眺めていたが、突然二人に見つめられ体を強張らせた。冷静な衛兵は自分の得物であるショートスピアを手に取ると、若い衛兵の肩を叩き
ながら言った。

「お前の持ち場はこのあたりだったな? 若い連中を釣れて、こいつの行方を追ってくれ。きっとまだこのあたりにいるはずだ。この似顔絵を張り出すの
だろうが、それからでは遅いからな。
ただし、見つけたとしても下手に手を出すなよ? 何時もの調子でやればいい。あとは俺たちに任せてくれ」
「は、ははっ! 今すぐに行ってまいります!」

 冷静な衛兵に言われて、若い衛兵は一気に背筋を伸ばして敬礼をすると、アタフタと足を滑らせながらも店から出て行った。それを見送った後、再び
お互いの意志を確かめ合うように、二人の衛兵は頷きあった。拳を合わせる。そして冷静な衛兵が口を開く。

「我が数百の同志たちの無念を晴らすために」
「我が憤怒を奴らに思い知らせるために」



(なんだと!?)

 興奮気味な衛兵が放った渾身の一撃は、わずかにアニエスのわき腹を霞めただけで終わってしまった。彼にとって完璧なタイミングで切り替えし、突
き出した一撃だったはずなのだが、それがいとも簡単に避けられてしまった。アニエスもまた、考えて避けたわけではないし、いとも簡単に避けたわけ
でもない。瞬間的に体が反応し、わずかに捻ったことで槍が彼女の体に沿って横に外れてくれた。彼女の中にある野生の勘が少しでも遅く働いていれば、
彼女の体は貫かれていただろう。
 しかし、興奮気味な衛兵はそのまま体重をアニエスに向けて倒し、そのまま地面に叩きつけようとする。だがアニエスは足を大きく開いて膝をつき、
その突進を受け止めた。

「ぐっ!」

 興奮気味な衛兵は女娘とは思えないほどの踏ん張りに思わず口を漏らしてしまう。一方のアニエスもこの後の手が思いつかない。相手は衛兵だ。下手
に手を下せば、それを罪にとらえられてしまうかもしれない。なぜ彼らが先に手を出してきたのかはわからないが、どうやら本当に自分が狙われている
のは確かなようだ。とにかく武器だけでも破壊して、ルイズ達の許へと逃れなければどうしようもない。
 そう思って、アニエスは素早く興奮気味な衛兵の槍を掴み、それをへし折ろうとする。興奮気味な衛兵はアニエスの意図を察知し、素早く引き抜こう
とした。お互いに探り合いになって一瞬動きが止まったその時だった。もう一人の襲撃者である冷静な衛兵が、素早くアニエスの後ろに接近すると、彼
の槍でアニエスの首を締め上げた。いや、締め上げるというよりももはや首を折りに行っているぐらい強い力で首を絞められている。アニエスは何とか
抜け出そうと、じたばたと抵抗を始めたが、冷静な衛兵も尋常ではない力で彼女を抑え込む。

「本当は殺してやりてぇが、生け捕りにしなきゃいけないんでな、暗殺者さんよ!」

 アニエスの足に向けて、興奮気味な衛兵が槍を振り下ろした。アニエスは薄らぐ意識を何とか保ちながらも、足を槍に絡ませ、何とかそれを回避する。
興奮気味な衛兵は舌打ちをしながらも、アニエスの足を折ろうとする。しかし、その背中に何か衝撃を受け、その動きを止めてしまった。それに面食ら
った冷静な衛兵だったが、一閃の光を見て、アニエスを解放しながらその場を一旦離れる。


18 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 02:04:15.86 ID:MplhQnpV.net
 ルイズとサイトが援護に来たのだ。サイトはデルフの柄で興奮気味な衛兵の背中を力いっぱい叩き、ルイズはレイピアを抜いて冷静な衛兵に突き放っ
た。ルイズのレイピアは彼の頬に引っ掛かり、鮮血が飛び散った。アニエスも突っ込んできたルイズを抱きかかえながら、道の端で冷や冷やとした表情
で突っ立っているアンリエッタのほうへと逃れようとする。サイトも一足遅れて離脱しようとする。

「野郎!」

 だが、興奮気味な男の腕がそのサイトの服の裾をつかんだ。渾身の一撃を食らわしたのにもかかわらず、彼は気絶するどころか怯みすらしなかった。
サイトは面を食らって、思わず悲鳴を上げてしまった。興奮気味な衛兵は逃さぬとサイトを引き寄せようとする。

「え?」

 その時だった。興奮気味な衛兵の右腕が、肘の先から分断されてしまったのだ。引っ張ろうとした衛兵は後ろに倒れこみ、何が起こったのか全く理解
できていなかった。一方のサイトも突然の出来事にただ茫然とするだけだった。アニエスは、そんな彼らの間に、突如として現れた一人の女性が、剣を
振りおろしているのを見つける。あの女性は、見たことがあった。そう、ここにたどり着いたばかりに出会ったあの胡散臭い女だった。

「う、うおおおお!?」

 自分の腕から夥しいほどの血があふれてきたのでやっと事態を理解した興奮気味な衛兵は、まるでアルビオン中に響き渡るような、尋常ではない叫び
声を上げながら、自分の腕を天に仰ぐ。冷静な衛兵も、その冷静さを失って、彼に手を伸ばそうとする。だが、彼の喉に寸鉄のようなものが刺さり、そ
の場に倒れた。

「こっちだ!」
「きゃ、きゃああ!」

 突然やってきたあまりの惨状に、もはやアニエス達はついていけていなかったが、その女性が状況を追う余裕すら与えず、アンリエッタを抱きかかえ
て、そのまま裏路地へと消えていく。アニエスも慌てて、呆然としているサイトとルイズを引っ張ってその後を追っていく。アンリエッタを連れて行か
れたとなれば付いて行かざる得ないだろう。そのせいか、女性から出ていた声が男のそれだった事には全く気が付かなかった。
 しかし、背後の大通りは阿鼻叫喚だった。老若男女問わず、悲鳴が響き渡っている。例の暗殺者の仕業だ! 見つけ出せ、殺してしまえ!なんて叫んで
いる声すらもあった。だが、女性は全く振り向くことなく、また迷うことなく道を選び、とある袋小路にたどり着いた。女性はアンリエッタを下ろすと、
近くの木箱をどかす。
 するとそこには人一人が入れるような引き戸が現れた。素早く鍵を開け、扉を開くと、再びアンリエッタを抱きかかえながら顎で中に入るようアニエ
ス達に催促してくる。アニエス達は彼女の言われるがまま、引き戸の奥へと進んでいく。そしてしばらくすると下に降りられるような梯子が現れ、それ
を下りて行けば、薄暗い空間に出た。どうやら洞窟をくりぬいたような空間だ。

「よっせっと、お怪我は御座いませぬか? 姫殿下?」
「は、はい……」

 女性はアンリエッタを優しくゆっくりと地面に下ろすと、そのままの足で壁のランプに火をともしていく。もはや女性の言葉の意味を考える余裕すら
もないようだ。しかし、それをアニエスは見逃していない。訝しげにみている目を見せながら、女性に視線を送る。
 淡い光があたりに広がり、部屋の全体図がはっきりとしてきた。アニエス達の想像通り、そう広い部屋ではないようだ。石造りの壁の所々には苔が生
えており、だいぶ古くからある場所である事が容易に想像できる。そして、ここでやっと彼女らは目の前にいる女性が女性ではない事に気が付いた。
 そんな彼女らの心情を知ってか、何か悪戯っぽく笑みを浮かべた。しかしその笑みは妖艶とは言い難く、どちらかといえば少年のような、純朴な笑み
だった。

「これで会うのは3回目ぐらいかな」
「お前、何者だ? 」

 アニエスの問いに、男はフードを取った。そして、彼の顔がぼんやりとランプの光に照らされて、アニエス達に明らかになる。その顔を見た瞬間、ル
イズやサイト、アンリエッタは驚愕の表情を浮かべた。
 そう、そこにはアニエスが立っていたのだ。いや、幾分か本人よりも男らしく、ほんの少しだけ顔つきが、男性であるがゆえに角ばっているようにも
見えるが、そんなのはほとんどわからないぐらいに、本人と同じ顔をしている。男性としては少々低めの身長である事や、見た目が優男な雰囲気である
事も、女性としては ――外見からはわかりにくいが―― 逞しい体を持つアニエスと同じような体つきのように見えるのも、余計に二人がそっくりであ
ると錯覚させてしまう。

19 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 02:07:40.16 ID:MplhQnpV.net
「……姉さんにそっくりだ……」

 思わず、ルイズがつぶやき、サイトとアンリエッタも黙ったまま頷いて同意した。だが、いまだに本人であるアニエスは訝しげに見つめていた。

「私の名前はイージング、アルビオン王国のしがない貴族です。このような場所でまさかトリステインのアンリエッタ姫殿下に御拝謁できるとは、誠に
恐縮の限りでございます」
「は、はあ……。あ、いや、私はその……」
「御隠しになられても無駄ですよ。実はわたくし、姫殿下をラグドリアン湖でお姿を拝見したことがありますゆえ、よく覚えております。大丈夫、私は
ウェールズ皇太子殿下直属の部下です」
「まあ……そうでしたか」
「そしてそちらにおられるのはラ・ヴァリエール家の末娘のルイズ殿ですね? こちらはお初になられますね」
「は、はあ……。ど、どうも」

 街で出会った時のような妖艶な雰囲気など全くなくし、満面の笑みでルイズの手を取るイージングに、ルイズは苦笑をしながら少しばかり身を引いて
しまった。ギーシュのような気障男とはまた違うような、同じような雰囲気なのだが、それが姉アニエスと全く同じ顔をしているのだから、彼女にとっ
て不思議な光景としか言いようがない。
 そんなイージングの腕をアニエスががっしりとつかんだ。ルイズには次に飛んでくるセリフが簡単に思い浮かんでくる。

「おい、容易く妹に触るな、下郎が」
「うわ、思っていた以上に過激だった」
「下郎って。妹って、お前はルイズ殿の兄貴か? 男兄弟がいるとは聞いていないが」
「誰が男だ! 私は女だ、ボケナスが!」

 普段は冷静なくせに、なぜかこの時ばかりはアニエスはイージングに食って掛かる。しかし、イージングは心底意外だったのか、アニエスを信じられ
ないという目で見つめている。どうやら本気で男と思っていたようだ。それを知ったアニエスは顔を真っ赤にして、彼に向かって蹴りを放つ。だが、
イージングはそれを軽々と避けると、彼は壁際に着地して、木箱の影に隠れた。

「少々着替えてきますゆえ、しばらくの間ここでお待ちください。あと、覗くなよ?」
「誰が覗くか、馬鹿野郎!」
「姉さん、落ち着いて!」

 まるで獣のようにイージングに食って掛かろうとするアニエスだったが、ルイズに窘められて何とか落ち着きを取り戻す。しかし、心の中では苛立ち
を抑えられず、当り散らしてやりたい気分だった。その感情がなぜ自分の中で生まれるのか、あのような男の挑発になぜ乗ってしまうのか、よくわから
ない。それに、自分自身ではあの男と似ているとは到底思えないのだ。

「ルイズはあいつと私、似ていると思うか?」
「え、う、うん。とても似ているわ。まるで血のつながっているみたい……」
「……そうか。だが、私にはそうは思えん」

 ひとまずアニエスは頑なにルイズ達の考えを否定してみることにした。そして急にめまいがしてきて、近くの壁に寄りかかるように座り、脇腹を少し
だけ抑える。先ほどの戦闘で傷が少しだけ開いたようだ。包帯にも血がにじんでいるだろう。だが、その様子を極力ルイズ達には見せないようにする。
見れば、心配するだろうから、アニエスは気丈に振る舞っているしかない。

「姉さん、大丈夫?」

 それでも心配をしてくるのがこの妹だ。まるで自分の事などすべてわかっているかのように、アニエスのもとへと歩み寄ってくるのだ。アニエスはそ
んな妹の気遣いが嬉しく感じられるも、やはりそうさせたくない気持ちの方が強く、少しばかり苦しい笑顔を見せて言った。

「ああ、大丈夫だ。少し痛むだけ」
「本当に? 姉さん強がるから」
「うん。少しだけ我慢しているけれど、まだ大丈夫だ」

 半分は正直に言って、ルイズを安心させることにする。案の定、何時も通りの様子なアニエスにひとまずルイズは安心したようで、そのまま「無理し
ないでよ」っと一言だけ言って何も問い詰めることはしなかった。アニエスとしてもそれは大いに助かる。しかし、自分の体はよくわかっている。デル
フリンガーを振るのは止した方がいいだろう。

「少年」
「あ、はい。どうしたっすか?」
「少年のショートソードを貸してくれ。それを私が使う。その代わりデルフはお前が使ってくれ」


20 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 02:12:21.97 ID:MplhQnpV.net
『はぁ!? 何言ってるんだ、相棒!』
「傷がまだ治りきっていない。このままお前を振ると、逆に傷が深くなるだけだ。ならばお前を使えるものに使ってもらったほうがいいだろう。少年も
いいか?」
「あ、はい。アニエスさんが良いって言うなら、こいつを使いますよ」

 サイトは自分の腰に差していた剣を鞘ごとアニエスに手渡した。アニエスはそれを受け取ると、抜いて軽く振ってみる。かつて衛兵を務めていた時に
使っていた剣がちょうどこのぐらいだったから、このサイトが使っていたショートソードは彼女に良くなじむようだ。まるで剣舞や曲芸のように振り回
した後、そっと鞘にしまいこんだ。それと同時に木箱の影からイージングが現れ、アニエスは少しばかり眉をひそめた。
 其れには全く触れず、元の男の格好をしたイージングは再びアンリエッタのもとへと歩み寄り、膝をついて礼をする。先ほどの格好と変わり、白を基
調としたコートの上に鉄の胸当てが取り付けられている。そして腰には様々な道具が入れられそうなベルトポーチが取り付けられている。更には大きく
湾曲した珍しい剣が腰に差さっている。その鞘にはアルビオン王家の紋章がつけられていた。

「イージング殿と申しましたか」

 と、アンリエッタは少し前までの少女の声から王女の声に戻し、イージングに問いかけた。そこに威厳こそは感じられないが、優雅で慈悲の込められ
た色に、イージングも思わず破顔した。このあたりの切り替えの早さはある意味彼女の美点なのかもしれない。そもそも、その境目などあるのかも怪し
いのだが。イージングが「はい」と短く答えながら跪くと、アンリエッタは続けて言った。

「ウェールズ様はどのような状況でおられるのでしょうか?」
「我らが任務に就いたのは一月前ほど。その際、直接お会いしましたが、ご壮健であられました。現在もあの方はこのアルビオンのために戦うための準
備をなさっています」
「そうですか……」

 イージングの言葉に、アンリエッタはほっと胸をなでおろした。その顔はまさにただ一人のか弱い少女に戻っている。王者として必要な孤独を嫌う、
弱い少女だ。こういう面を出してしまうと、どうしても今後の彼女の事が心配にならざる得ない。彼女の素直さが今後悪用されなければいいのだが。
 しかし、不思議とアニエスにはその彼女を見捨てようという気持ちにはならない。初めそれを彼女自身は母性によるものだろうか、と思っていたが。
別の歴史を歩んだ彼女では「忠義」という言葉に置き換わる事を今は知らない。

「しかし、姫殿下。誠に僭越と存じますが、何故この戦火の中にあるアルビオンに、御身分を御隠しになられながらおこしになられたのか、お聞かせ願
えませぬか」
「それは……その」
「……お答えできませぬか?」

 膝をつき、アンリエッタに敬意を表している一方で、イージングの目つきは鋭く光っている。彼女の心意を探ろうとしていた。その目つきに威圧され
ながらも、アンリエッタは口をつぐむ。アニエスも事情は知っているが、到底この男に言える事情ではない。それを察してか、しかしイージングはふっ
と息をつく。そして意地悪な笑みを浮かべて言った。

「なればお帰りいただく他ありませぬ」
「え……?」
「この数日以内にニューカッスル城にて決戦が始まるでしょう。城はよく敵から守ることができていますが、それでも姫殿下の御身を守る余裕は御座い
ません。今すぐにでも町に戻り、ひそかにフネに乗ってお戻りくださりませ」
「まあ、私の事を心配なさってくださるのですね。しかし、私には果たさなければならぬ事があるのです。詳しくは言えませぬが、出来ればウェールズ
皇太子殿下に御目通りいただけますよう取り計らってくださりませぬか?」

 しかし、その意地悪な言葉使いにもひるまずに、アンリエッタは笑みを向けながらもイージングへ丁寧な言葉づかいで願い出た。その態度は意外だっ
たのか、イージングはまるで魔法を撃たれた鳥のような状態になっている。しかしすぐに柔らかい気障な男の顔に戻ると、頭を下げる。

「どうしても行かれたいと?」
「はい。私が果たさなければいかぬ事ゆえ、どんなに向かう先が死地であっても赴くつもりです。それゆえ、ミスタ・イージング。貴方に是非とも案内
をお願いしたいのです」
「なるほど、御意志は相当に固いと思われますな。ではこんな凡愚ではありますが、案内役を買わせていただきます」


21 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 02:17:34.07 ID:MplhQnpV.net
 と、イージングはアンリエッタの考えを聞いて、いとも簡単に考えを覆して、今度は案内役を買うとイージングは申し出た。そんな彼の態度にアニエ
スは怪しく思いつつも、初めからその気なんだろう、と彼の考えを読んでみる。そのイージングもどうやらアニエスの考えの通りだったらしく、それを
言葉にしてアンリエッタに伝えた。

「ニューカッスルを囲うレコンキスタの軍は堅牢であり、正面からは入ることも出ることもできないでしょう。ここからニューカッスル城へ向かう道も、
この騒ぎで敵に知られる心配がございますし、港の警備も厳しくなります。しかし、ニューカッスルからは女子供が使う脱出艇が出ます。それに便乗し
ていただければ、安全に脱出できましょう。彼奴らは我らを根絶やしにしようとしますが、力無き民にまで手を掛ければ信用を得られない
でしょう。それゆえ、白旗を上げるフネに対しては攻撃を加えぬはず。そのフネに便乗していただければ、安全にトリステインに帰国がかなうでしょ
う」
「なるほど、それは名案です。貴方はこんな愚昧に知恵を与えてくださります。その厚意に是非ともお応えしたいのですが、あいにくこのような身の上、
感謝の意を示す以外に何もできない私を許してください」「我らにとってそれこそが最高の褒美に存じます」

 自分を卑下するアンリエッタにイージングは紳士的に対応をした。王族の部下をやっている彼は、どうやら王族とのやり取りができるほどの礼節はわ
きまえているようだ。

「もうすぐ私の同志がやってきますゆえ、それまで御辛抱をお願いいたします。また、私の方もやり残したことがある故、ここで少々お待ち願いたく存
じます」
「わかりました。私もはやる気持ちをここで収め、冷静になりましょう」
「それがよいでしょう。では……」

 イージングはアンリエッタに拝礼を行うと、すっとアニエスのほうへと歩み寄り、彼女の肩に腕を回すと部屋の隅っこへと連れて行った。

「何なんだ、いきなり」
「取っていた部屋の番号と、あと俺の事を知ったのは住宅街のシスターからで間違いないか?」
「どういうことだ?」

 いきなりの言葉に、アニエスは戸惑いを隠せなかった。しかし、イージングはさらに問い詰める。

「衛兵を尋問して手に入れた情報だ。そのシスターが目撃した暗殺者がお前という話だが、それが誤報であることは当然わかる。お前と俺は事前に会っ
ているからな。それなのにあんな情報が流れていたのは、
お前自身が流して俺たちを釣ろうとしたのか、それともそのシスターが本当に流したのか」
「……私は流した覚えがない。ただ、私に似ている暗殺者がいるという話はそのシスターから聞いた」
「なるほどな。部屋の番号は?」
「203……」

 アニエスは突然真剣な表情で問うイージングに対して、自分が得た情報を教える。彼は少しばかり思案した後、合点がいったように口元に笑みを浮か
べた。しかし、眼は全くと言っていいほど笑っていない。むしろ何か恐ろしく冷酷な事を考えている目つきだとアニエスは感じ、踵を返して梯子へ向か
おうとするイージングを止めた。

「何をする気だ?」
「お前には関係のない事さ。ただあんたたちの荷物を取りに行く、それだけだよ」
「それだけのことをする目じゃなかったけれどな」
「さあ、どうだかね。ともかく、荷物は俺に任しておいてくれ。悪いようにはしない」

 イージングはそれだけをアニエスに伝えると、それ以上は何も言わずにその場を去ろうとする。その背中にアニエスは声をかけた。恐らく何を言って
も無駄だろうが、それでも言わざるを得なかった。

「いつまでもお慕いしています。そう言っていたぞ」
「そうか」

 アニエスには彼の次の行動が読めてはいたが、それを止めることはできなかった。イージングはただ口を噤んだまま、再び外へと向かって行く。それ
をアニエスも黙って見送るしかない。彼女はゆっくりと近くの木箱に腰掛け、小さくため息をついた。そんな彼女にまたルイズが心配そうな表情を浮か
べて近づく。

「姉さん、あの人はどうしたの?」
「我々の荷物を取りに行ってくれるそうだ。まあ、奴の方が動きやすいだろうしな……」
「そうなんだ。何だか変な人ね」

 それ以上は何も言えなかった。ただ、彼女としては、人一人の運命を自分が尋ねてしまったばかりに、悪い方向へと帰ってしまったことが後悔でなら
なかった。

22 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/11/05(土) 02:22:00.36 ID:MplhQnpV.net
以上となります。毎度ながらスレ汚し申し訳ございません.

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 22:52:39.56 ID:2fLDJXUl.net
乙でした。さて、この出会いが吉と出るか凶と出るか

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 22:58:00.54 ID:xfld3UL8.net
もしヒラガサイトがハルケギニア語でHな意味だったら?

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 23:05:16.91 ID:iuVtzNuB.net
名乗った途端に頭を爆破されるサイトか

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 08:21:03.10 ID:S/BK8O4y.net

成り行きとはいえデルフinサイトになったか

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 12:19:19.80 ID:7anOiTZP.net
イザベラが少年タバサを心配して地下水を持たせるIF
「危なくなったら操ってでも連れ帰って来い」
と心配するイザベラが地下水を監視役としてタバサに持たせる。

前スレにあった少年タバサIFっていいよね
杖とナイフの二刀流っていいよね


28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 14:50:33.33 ID:wgh9Hjka.net
タバサがショタっ子でイザベラがショタスキーか
実にイイね!

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 17:26:18.75 ID:VJTsb+C3.net
サイト「男の娘かわいい」
というフラグですね



30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 20:18:49.82 ID:/hzaH5zL.net
俺は男のタバサyが好きなんだ!!

ですね、バーコードファイター的に。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/09(水) 13:18:04.46 ID:UVy7m7es.net
少年タバサ
1、生まれつきの男
2、魔法などで男になった元女
どっちがいいだろうか
結局「俺は男のタバサyが好きなんだ!!」 ですよね。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 18:08:13.78 ID:PcqmXehl.net
もしもアンアンとシエスタが異母姉妹だったら

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 18:20:44.88 ID:TtaNJZLR.net
アンアンがあの外見のまま男でルイズと兄妹だったら
周囲が厳しく教育するからトリステインの政情不安は少なくなりそうだ
そしてルイズは間違いなくブラコン
あれ? 外見あまり関係なくね?

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 20:52:00.95 ID:Yr6b1mq5.net
>>32
アンアンのご先祖が魅惑の妖精亭で隠し子作って実は親戚という可能性なら

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 22:04:48.04 ID:VEH1nJPC.net
ラ・セーヌの星みたいだなw

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 00:45:25.08 ID:+aSk5Xw0.net
>>34
それ面白そう。そして後継者問題で、実は血を引いている家系がいるから、そいつを嫁がせようぜとかになったら
ちょっとしたドロドロ政争ものになりそう。でもアンアンとシエスタは仲良しで

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 03:27:41.33 ID:TmEY9G1b.net
むしろ寝取られまくってるうちにいつの間にかツェルプストー家に虚無の血が・・・の方が

38 : 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/11/11(金) 05:43:20.87 ID:jnUqGFl3.net ?2BP(0)
寝取られてるのって、“ヴァリエールの恋人や妻”だとね、たぶん。
つまり、寝取られるのは女性で、妊娠中でないと、ツェルプストーに始祖の血が混ざることはないのでは?

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 06:01:41.53 ID:yzkokfGD.net
もし虚無が召還する人間が才人の家族OR親戚ONLYだったら

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 09:16:46.91 ID:e0BPHGI0.net
禁断の兄妹愛で燃え上がっていたらいつの間にか妹をツェルプストーに寝取られました
と言う展開なら虚無の血筋流出もあり得るで

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 16:17:48.23 ID:T+iNgZQh.net
寝取られ、禁断の愛などが原作前にたくさんありました。
主要人物全員虚無or虚無予備IF。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/12(土) 01:37:51.60 ID:3Q8RZIUL.net
魔法は皆爆発するので誰も学ばなくなって失伝してしまう。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/12(土) 10:01:47.21 ID:Ql6AH7ax.net
虚無の4人以外の候補は系統もなにも使えなくなる?から魔法文明自体が失われる

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/12(土) 19:46:25.64 ID:JyF/qquy.net
虚無以外のメイジの貴重性が上がるんじゃないか

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 03:17:12.09 ID:z4TedY/l.net
>主要人物全員虚無or虚無予備IF。
つまりモブ貴族は普通に系統魔法を使うわけか

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 18:43:04.77 ID:bqznLRQK.net
>>42
それじゃあ魔法じゃなくて「爆発」に特化した能力だな
何か別のラノベが書けそうだなw

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 20:02:45.58 ID:PXl3ubLv.net
>>46
皆盛大にボンボンやっているのに1人だけ系統魔法しか使えないルイズ

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/18(金) 02:22:41.82 ID:D5fuv6mt.net
みんなが南斗爆殺拳しか使えない中で南斗人間砲弾で空を飛び南斗無音拳で音を消すルイズ
凄そうじゃね?

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/18(金) 18:54:15.24 ID:xn5Ra9OL.net
みんなの使い魔は人間なのにルイズだけ幻獣を使い魔にしてるのか

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/20(日) 18:27:00.51 ID:gH3xDWFe.net
もし日本の戦国時代みたいに女は子作りの道具
恋愛対象は男だったら?

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/20(日) 23:46:17.67 ID:UfHQkhWT.net
そこまで偏った考えのやつは戦国時代でもごく一部だけだアホ

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/22(火) 00:34:14.28 ID:S8ZbR85p.net
戦国時代より、ローマの哲学者とかじゃねえの? プラトンとか。
プラトニックラブ=男×男

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/22(火) 00:41:20.56 ID:rI8nrFo4.net
もしもルイズがハーレムに肯定的だったら

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/22(火) 16:10:06.39 ID:SEwECkE6.net
このスレって銃士しかないの?というか、その銃士すら感想が全然ついてないが。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/22(火) 18:48:38.11 ID:akA7FRGZ.net
もし学園が全寮制女子高だったら?

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/24(木) 09:32:10.17 ID:inGhApAR.net
北欧神話のフレイという神様は猪に跨ったという……

……ただ、この猪がトランスフォームはじめたんで考えるのを諦めた。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/24(木) 10:46:28.92 ID:t6rq5K0l.net
さよならんでぃ

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/24(木) 18:34:53.61 ID:tOtVrqAc.net
>>55
全寮制女子高が全裸制女子高に見えた俺はもう寝た方がいいかもしれん

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/24(木) 19:10:36.14 ID:4oiE9uVU.net
いや、悪く無いと思うよ
いいアイデアだ

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/25(金) 19:50:30.58 ID:BV5VLyJj.net
原作より50%増しぐらい貴族が有能なせいで平民キャラが空気なゼロ魔

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/26(土) 01:04:22.64 ID:fhfJh1+4.net
ルイズのおっぱいが50%増えてもシエスタのほうが大きい

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/26(土) 08:16:17.83 ID:sL8jgcrN.net
タバサはゼロなので50%増えてもそのままの勝ち組

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/26(土) 13:28:26.96 ID:KUcySilJ.net
ギーシュハワード「烈風拳」

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/27(日) 01:20:07.71 ID:33H1hCpu.net
それはアレだな、風が地面をえぐって進んでいくんじゃなくて
地面そのものがもこもこと盛り上がりながら相手にぶつかっていくんだな

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/27(日) 21:56:38.87 ID:YhFe02AI.net
え?カリーヌ様の鉄拳制裁のことじゃないの?

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/28(月) 17:06:00.80 ID:JpSYKufh.net
もしも銃士隊の制服がビキニアーマー(ドラクエVの女戦士参照)だったら?

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/28(月) 17:21:51.01 ID:wpB5Gd1l.net
そうなるとアニエスペロペロしちゃうね

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/28(月) 18:11:07.67 ID:GoRiXhL/.net
>>66
役職的にはロイヤルガード(ラグナロクオンライン)の方がいいんじゃね?

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/01(木) 19:46:42.85 ID:B3Mb39N3.net
原作メイジが奉仕階級で平民が貴族なif

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/01(木) 22:45:59.22 ID:ivKqIwmf.net
異能者はミュータント扱いなんですね
アメコミでよくあるけどおかしいよねあれ

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/03(土) 21:25:39.80 ID:F+RPWx/Z.net
>70
最近の『メタルヘッド』だと、ミュータントの方がニンジャになりやすいんだとさ。

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/03(土) 21:37:21.59 ID:CXvHAvM+.net
KAMEの使い魔か

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/03(土) 21:46:02.33 ID:EssY028C.net
必死にピザを探す亀達…

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/04(日) 14:04:45.36 ID:i3nTPzb+.net
もしも銃士隊の制服がハイレグ(ff6のセリスみたいな)だったら

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/04(日) 14:46:56.75 ID:cd5x+xRu.net
>>74
才人が嬉々としてスク水(旧デザイン)を銃士隊に勧める絵が想像できた。もちろんあることないこと並べ立てながらw

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 01:22:01.61 ID:4vH/MQAE.net
イザベラは魔法がからっきしだが体術は抜群
シルフィードも片手で余裕という設定だったら。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 01:58:02.61 ID:evDmTQiD.net
馬鹿な事をやろうとするたびにイザベラに折檻されるジョゼフか
むしろイザベラに虐められたくて馬鹿な事をするジョゼフだな

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 19:03:54.76 ID:il9OvZLF.net
ジョゼットとジョセフでジョジョ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 16:45:46.60 ID:IgfMCDnG.net
魔法はからっきしでも○○は得意IF
ジョゼフ、ルイズ、イザベラ、テファが魔法以外で大活躍?


80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 18:02:10.64 ID:buQTLPrN.net
魔法はからっきしだけどチェスだけはケタ違いに強いイザベラ

「お父様、もうやめない?何回やってもわたしの勝ちに決まってますわよ」
「うるさいもう一局だ!勝つまで何度でもやる」

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 20:44:46.34 ID:LojyqKjl.net
>>79
いや、ジョゼフは魔法以外はなんでも出来るんじゃないか?

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 20:53:29.90 ID:dKLlzWnO.net
じゅあシャルルが魔法以外すべてダメだったら

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 22:23:06.09 ID:gdzSk2Z0.net
シャルルが殺されるより前にタバサにパパ口臭いと言われて自殺していたら

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 14:11:12.03 ID:dFPOVpFv.net
もしタバサの性格が熱血の漢だったら

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 23:04:38.65 ID:kt8MXbkh.net
>もしタバサの性格が熱血の漢だったら
もしかして、母性全開でメロメロンヌなキュルケががが

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/11(日) 23:50:50.19 ID:MoHdlgyb.net
もしシェフィールドがチェス強かったらジョゼフに最高の暇つぶしになるだろうな

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/12(月) 19:35:46.02 ID:zsU5Tpca.net
ジョゼフは月下とかハチワンのキャラと相性がよさそう

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/12(月) 19:52:53.34 ID:1KqEKOt7.net
コムギちゃん召喚したら軍儀に夢中で本編が開始しないな

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 13:47:12.17 ID:FonvrDRL.net
貴族制度が廃止されたが金持ちが上位階級になったのであまり変わらなかったIF

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 17:32:30.81 ID:dTFAliwv.net
そういえば魅惑の妖精亭ってすごい額稼いでるんだよな、たぶん税金が高くてトントンなんだろうけど
カトレアが働いたら倦怠期の親父どもにとんでもなくうけそう

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 17:56:08.25 ID:02873B4N.net
>>80
なにそのジョゼフ萌える

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 22:16:37.13 ID:kkulnuqv.net
>>89
ゲルマニアが半ばそううなんじゃないかな。
あれメイジより平民からの妬みとかがすごそうな気がするが

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 02:03:28.97 ID:6/QUz5+x.net
アンリエッタがびっくりするぐらい馬鹿だけど驚くほど純粋だったら。
文字もかけないし、物を知らないにもほどがあるけど、ひたすら一生懸命みたいな

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 03:01:24.20 ID:4hKK1545.net
Tシャツに赤い傘装備の裸の姫様

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 15:18:26.36 ID:HzQR7V9A.net
>93
中性のヨーロッパ貴族は文盲率が高かったらしいよ。
書類は全部家臣任せとか、次男以降は遊び呆けたとか。
“フランスの元帥”“青髭のモデル”などで知られる学識高い大貴族の中の大貴族、ジル・ド・レエの弟がそうだったらしい。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 16:56:44.69 ID:KC6rDM1c.net
>>93
無能な働き者は銃殺せよって有名な言葉があってな

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 19:09:00.31 ID:hykhDIX/.net
アンリエッタめっちゃ成果出してるけどな
まあ神視点ならなんとでもいえるっていうわかりやすい例だ

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/19(月) 19:11:02.02 ID:rKvzQLpg.net
まことに小さきどこかの国のトップ共よりアン様のほうがよほど優秀で徳がある

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/20(火) 17:13:15.13 ID:ALDwCR03.net
>>98
否定できんな

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/21(水) 15:21:31.42 ID:J7mXR0kG.net
もしも銃士隊の入隊基準が胸の大きさだったら

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/21(水) 18:10:32.16 ID:Mcidl2hp.net
胸囲100cm超えのガチムチ空挺レンジャー兄貴ですね…

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/21(水) 23:55:40.27 ID:Nczu1MRX.net
銃士隊に男はいらん

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 00:06:37.84 ID:KZS5cftg.net
>>102
同感だ

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 04:09:04.72 ID:qDQBeSBo.net
銃士隊に男の娘が混ざってたら
それがどの隊員よりも女らしかったら


105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 06:55:04.70 ID:fz6petIC.net
男としての自覚が薄い男の娘なんて、ふたなりと何が違うの?

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 07:48:03.60 ID:qDQBeSBo.net
穴が一つ足りない代わりにいらんもんがついている
それと男の自覚がないのはただのオカマだ変態とも言うつまりふたなりと同じだ
真の男の娘には男の自覚がある、ただし服を来ているとそれが男の服でも女にしか見えない

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 08:42:16.34 ID:KZS5cftg.net
ルイズがもしふたなりっ娘だったら?……掘られたいだな

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 00:54:36.11 ID:o3KESCvf.net
銃士の人今年のうちにもう一回来るかな、トリステイン側の進行も気になるところなんだ

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 13:41:10.01 ID:Q0orM4MX.net
そういえば銃士って題名からしていずれ銃士になるんだろうか

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 17:36:04.53 ID:hRoQ0eYq.net
トリステイン潜入の功績で取り立てられてってのがありそうだな

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/24(土) 01:48:09.29 ID:M0sBqbqY.net
しかし、本人にとっては原作での上司であるアンリエッタにまったく敬意を表してないからなぁw

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/24(土) 13:14:39.78 ID:dq7E3K6R.net
>>107
むしろ才人につく悪い虫を寝取りまくるだろう。
で、一見才人のハーレムに見えるが実際はルイズのハーレム(メンバーに才人含む)になる、とw

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/24(土) 20:45:49.65 ID:Qft3Yo6k.net
銃士でもアニエスがルイズにつこうとする虫を寝とろうとしたらすごいな
才人は使い魔だからルイズから離れられないし力づくで始末もできないなら後はひとつ

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/25(日) 02:01:49.57 ID:iNIwBtIN.net
ルイズに近づこうとする輩はアニエスちゃんとカリンちゃんが成敗しちゃうぞ☆

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 00:20:04.43 ID:iHBcmxx9.net
原作の銃士隊一同「隊長、早く就職口を作ってください」

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 01:27:06.61 ID:mLBQfyF7.net
スピンオフでまさかのサイバーフォミュラよろしくレースものになるゼロの使い魔

新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO……あれ?

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 01:32:23.91 ID:VBn0w4Z7.net
使い魔でレースやるとしたら個体差が絶望的だな

タバサ「やめてよね、シルフィードにかなうわけないでしょう」

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 06:31:09.63 ID:hXxy4ER8.net
>>116
福田嫁に触れる作品 死の翼に触れるであろう

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 22:44:11.05 ID:rQ9aVrLX.net
>>118
サイバーって嫁関わっても別に可笑しくなったぞ?
ついでに言うとZEROの時点では関わってないぞ、
福田嫁叩きたいのは解ったが関係ない作品まで対象にしてなにやってんだ?

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 23:19:39.16 ID:QluR6R9c.net
>119
すると次には、福田嫁が関わってない作品を関わっていない事で叩くんだ。

って、マルセル・ベルトランが。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 02:30:07.81 ID:uyDg/VQZ.net
才人「行っけぇデルフリンガアアァァァァ!!」
デルフ「了解だっ!! ブーストポッド作動、エンジン出力臨界点までカウントスタートッ!!」
コルベール「(サイト君……競争(レース)は麻薬だ。 魅入られ過ぎれば何かが壊れる。
       ゼロの領域に慣れるな、スピードに慣れるな、競り合いに慣れるな……!!)」

ルイズ「男の人って……本当にバカなんだから……」

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 10:30:50.03 ID:Szkdm/ih.net
福田じゃなくて今川だったらよかったか

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 15:50:29.82 ID:9RtmVQRa.net
6以降のFFやテイルズオブデスティニーの様に、
ある程度は科学技術が進んでいるけどそれも貴族が優位な世界観だったら?

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 17:29:56.61 ID:XI0b8VPu.net
科学技術を使いこなすメイジ
量産型コルベールか

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 23:22:50.43 ID:biuB5tUv.net
つファウデーション

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 23:32:51.98 ID:fBkqhsO2.net
メイジの魔法のエネルギー源が欲望だったらと申したか

127 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2011/12/31(土) 23:43:15.76 ID:nAKJUlVW.net
今年最後に投稿できなくて本当に申し訳ございませんでした。
来年こそは完結に持って行けるように頑張りたいと思います。
皆様の2012年が良いお年になる事をお祈りしております.では、良いお年を

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/01(日) 16:18:50.80 ID:DfE2pe3F.net
>>127
貴方の作品は何回か自分の作品のために参考にさせていただいたときがあります
私も今年こそ今年こそはと悩み続けて、一作を完結させるために7年もかけてしまったばかりです
トリステインのエレオノールのほうなども楽しみにしてます

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 06:29:56.29 ID:zOeA/Bej.net
パイロットの魔力を動力に動くロボット兵器が存在する、ファンタジーロボ物名世界観だったら?
ただ、ルイズがメイジの道捨ててパイロットの道を志すってのが想像付かなかった

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 07:26:25.23 ID:tqS2wEID.net
それなんて魔装機神

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 12:52:04.24 ID:lvGo+aGB.net
魔力がないんで体を鍛えまくった末に、生身でロボットを破壊できるようになったルイズ

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 14:06:26.57 ID:Nzz8DqpR.net
流派東方不敗は!王者の風よ!
全新系列!天破侠乱!
見よ!トリステインは赤く燃えている!

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 15:20:08.85 ID:rXa5py3Y.net
メイジ=魔動力ロボットのパイロットの世界ならありじゃない?

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/02(月) 18:25:03.29 ID:lvGo+aGB.net
ルイズ「シャイニング・フィンガー!」

実在するんだよね

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 22:52:58.64 ID:rtHDv/8P.net
タバサが超ドМでイザベラに顎で使われる現状に大満足だったら。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 22:57:04.46 ID:RrycWjur.net
実に平和じゃないか
我々の業界でもご褒美だし何も言うことないな

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 23:52:49.37 ID:reJkExrT.net
もしもタバサがストレス解消に陰で大破壊活動してたら

イザベラ「人形娘、両用艦隊が一晩で十隻以上なにものかに破壊される事件が起きたわ。ちょっくら行って調べてきな」
タバサ(あ、それ私だ)

リュシー(私はなにもしていない……)

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/06(金) 00:09:10.51 ID:XQ3oXYDY.net
もしもルイズがワルドについていったら

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 17:46:42.99 ID:gT5DHHHi.net
もしアニエスがコルベールと共にオスマンに保護され魔法学院内で育てられたら

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 18:46:55.21 ID:on6GrMG5.net
学院のメイドが非常時には自警団に早変わりするわけだな

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 02:24:21.53 ID:3Q2un0LS.net
才人が洗濯のときに会うのがアニエスになって、夏休みに来て欲しいと頼まれるのがタルブではなくタングルテールになるわけだ

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 08:50:46.96 ID:kGNrnYEc.net
ふむ、興味深いね

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 09:24:51.11 ID:E8cLJlGK.net
そこには巨大なロボットの腕があるんですね。


色々あるけど最近の作品だと、やりきった漢の顔でサイリウムを握りしめている百本の……きゅん♪

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 09:32:38.83 ID:kGNrnYEc.net
ツンデレ年上メイドアニエスちゃんか

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 14:05:15.42 ID:cLaaeOUb.net
ギーシュに難癖付けられても自分で決闘して勝っちゃうメイドアニエス。

サイトにデルフ購入フラグが立たなくなるな。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 18:16:04.47 ID:dQ/6LQ5k.net
軍人上がりの教師に稽古つけてもらったりオスマンに制裁を加えたりで実戦経験以外の実力は原作と遜色なさそう
「軍人を目指すならアニエスに勝て」が学院の掟になってたり

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 00:24:01.28 ID:Q0t28IaV.net
アニエスはメイド部オールワーク課班長と学内セキュリティ部女子寮一般担当顧問、
セルフディフェンス講師の兼務というハードワークだお…。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 05:48:47.45 ID:kXWPwler.net
ゴミ係は?

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 23:21:56.82 ID:fg8MU1GW.net
逆にシエスタは祖父が創設した銃士隊の3代目に。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/10(火) 01:00:43.91 ID:PMWwysuI.net
>>144->>147

トリステイン魔法学院で働くメイド少女アニエス(17歳)、彼女は最近深刻な悩みを抱えていた。

「はぁ、毎日毎日オスマンのジジイの相手にコルベールの手伝いをメイド行をこなしながら、学院のガキどもの挑戦を受け続ける日々、いいかげん体が持たないぞ。
でも、メイド仲間たちじゃ体力がついていけないしなあ。どうしたものか……」

そんなある日、街まで買出しに出かけたアニエスは、帰り道で盗賊の集団に囲まれてしまう。

「おい娘、黙って身包み脱いで置いてきな。そうすりゃ、ケガせずに帰してやるよ」
「頭、こいつけっこう上玉ですぜ。売り飛ばせばいい金になりますぜ」
「お前たちは黙ってな。仕事をどうするかはわたしが決める、さあどうするんだ?」
「盗賊か、ちょうどストレスが溜まってたところだ。かかってこい!」

小一時間後

「さて、これであとは頭領のお前ひとりだな。観念するがいい」
「くっ! お前、何者だ? 十人からなる男たちを、しかもわたしの魔法もかわすなんて」
「別に、わたしはただのメイドだよ。それにしても驚いたな、盗賊の頭領がわたしとさして歳の変わらない女だったとは。没落貴族の娘というところか、手下どもはみんな
逃げてしまったが、どうする?」
「ふん、確かに私は元貴族さ。でも、今じゃ杖一本を振りかざして、その日のメシを盗み暮らす身分。裕福な貴族さまたちがいっぱいいるところで働いてるお前からは、
さぞみじめで滑稽に見えるだろうな。さっきの連中だって、わたしの魔法を頼りに集まってきただけのごろつきどもさ。さあ煮るなり焼くなり好きにするがいい!」
「ふっ、気が強いな。そうだな、お前、盗賊なんかやめてトリステイン魔法学院で働かないか?」
「はぁ? なにを言い出すんだお前!」
「どうせ身寄りなんてないんだろう? 私もさ。でも、寝るところと食うものくらいは世話してやる。ちょうど新しい手がほしかったところだ。さっきのお前の魔法と
体術は見事なものだった。ならば、その力を真っ当なほうに使うべきだ。違うか?」
「くっ、なんでお前、見ず知らずのわたしのためにそうまでしてくれるんだ?」
「言ったろ、私も身寄りがないんだ。だからお前の気持ちはよくわかる。それに、さっきお前は金は奪おうとしたが、私を傷つけようとは最後までしなかった。
だから、お前は心の奥まで盗人に染まってはいないと思ってな。さあ、あとはお前の決断しだいだ」
「……お前は本当に、私を裏切らないのか?」
「始祖にかけて誓おう。私はアニエスだ、お前は?」
「ミシェルだ……」

これが後に、かのガンダールヴの師匠であり、メンヌヴィル傭兵部隊による魔法学院襲撃をたった二人で撃退した伝説の”金色と群青のメイド姉妹”の物語の始まりであることを、
このときはまだ、誰も知らない。


ふと思いついたのを書き殴ってみた。駄文失敬

151 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/01/10(火) 23:44:13.11 ID:/HjxyVjr.net
いや、よかったですよー。アニエス可愛いわー

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 01:45:16.27 ID:uM3G1hKb.net
ってよく見たらコテハンついたままだった恥ずかしい…

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 10:23:27.25 ID:u97qIy5K.net
アニエスいいよね…

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 17:59:41.36 ID:UzRNlA5y.net
コルベールが師匠というのも捨てがたい

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 02:54:37.49 ID:awTy/B2F.net
かたやメイジ殺しの達人剣士、かたや剣も魔法もオールマイティーな魔法剣士
シエスタのポジションにアニエスとミシェルじゃあ、シエスタの入り込む余地はほぼゼロだな

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 15:20:29.63 ID:2gtMM7EC.net
そんな二人にしごかれて、ワンアクションでマスケットを装填するシエスタ。
戦闘時は周囲に何本もマスケットを用意し、流れるように敵を撲殺する。

もちろん、戦闘後には三人でお茶を飲む。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 16:35:07.61 ID:GBQ5d8O/.net
シエスタにギンギンに死亡フラグが立ってるように思えるのは俺の気のせいか?

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 17:09:09.36 ID:olLQL3/8.net
気のせい

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 21:37:12.48 ID:iWdMU26h.net
うん、気のせいだ

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 21:39:02.46 ID:2gtMM7EC.net
>157
むしろ、父は殺されるが無手の戦士と良い感じの仲になるフラグ。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 22:51:08.39 ID:GBQ5d8O/.net
そうなのか、てっきりシエスタが首ちょんぱされるフラグかと思った

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 23:33:12.95 ID:2gtMM7EC.net
しかもシエスタの流派は“トンファーキック”で、紅茶を飲んだサイトが下がる。

そしてロングビルは歯でギターを弾く。


【混ぜるな危険】

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 23:41:01.67 ID:GdNyBaek.net
佐々木武雄は日本人ではなく東方の戦闘部族の出で、武装を受け継いでるシエスタが
親善大使となって、西側世界と東方人との初の公式接触〜みたいなの妄想してたな。

ブリミル降臨以前からエルフを初めとする強種族と戦い続けてきた東方戦士達。
強者との戦いを何よりも好む彼らだが、佐々木氏は争い事が苦手で気弱な性格。

戦士「我が流星突きを防ぐとは……それでこそ我が宿敵!
   全力をもって挑むに相応しき強者よ!」

エルフ「うぜえんだよ蛮人が! 俺らに懐くんじゃねー! 今日という今日はぶっ殺す!」

佐々木氏「あのーお二方もうその辺であのー」

戦・エ「「すっ込んでろ!」」

佐々木氏「はい」

東方にはブリミル教も伝わっておらず、その分両者に決定的な確執があるわけでは
なかったが、長い年月の間に様々な解き難い誤解が生まれており、それが歩み寄りの
障害となっている、と感じた佐々木氏。亀裂が決定的なものとなる前に両種族を
和解に導くべく、野望の第一歩として、まだ見ぬ西側世界の視察を決意、志を
同じくするエルフ一名(シャジャルさん)と共に東方を飛び立つ。
しかし制空権とか何も知らない彼らはアルビオン上空で攻撃を受ける事に。

『止まれUFOコラァ! こちらはアルビオン空軍である! 貴船の所属と目的を
 明らかにされたーし! 誘導・指示に従わない場合はマジ撃墜すんぞ!』

佐々木氏「え? え?」 シャジャルさん「何かヤバス」

シャジャルさんは墜落、佐々木氏は何とか逃げおおせたが、機体に損害を受け、タルブ村
近郊に不時着、当初は機体の修理と燃料を確保できたら帰るつもりだったが、家庭を
持ってしまい村に骨を埋めることに。その数年後、魔法学院に一人の平民が召喚された。

「俺は東方から貴様を倒すためにやってきた……穏やかな心を持ちながら
 激しい怒りによって目覚めた、伝説の超蛮人、平賀才人だ!」

ビダーシャルさん「つか…… ま た お 前 か 」

何か途中から違う話になった。

164 : 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2012/01/13(金) 23:49:34.83 ID:TG4Biij2.net ?2BP(0)
>>156
まどかのマミさんネタなんだろうけど、黒執事のメイド(メイリン)が真っ先に思い浮かんだんだが・・・

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 23:52:58.94 ID:GBQ5d8O/.net
本気でわからん、元ネタ何?

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/14(土) 00:02:41.37 ID:wfFyfUnV.net
>武装を受け継いでるシエスタが親善大使となって、
親善大使と聞くと「俺は悪くヌェー!!」の人しか思い浮かばない
そしてそれ以降は元ネタ知らんので全て読み飛ばした

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/14(土) 01:08:17.12 ID:82Ql4Bt5.net
>164
おおむねマミさんだけど、ワンアクションで装填から>160は『修羅の刻』につないでみました。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 14:53:33.82 ID:d2zAwMug.net
ああ、八咫烏しょってる人?
シエスタを並び立たせる事は出来るがゼロ戦は消えてなくなるな。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/16(月) 15:07:17.59 ID:F0Skhp7E.net
高校在学中の才人は実はテニヌ部

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/16(月) 16:30:14.45 ID:FXUly+lM.net
もしもアニエスがメガネ娘だったら

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/17(火) 00:39:25.64 ID:vDMQ+NSz.net
もしもアニエスがロリババアだったら

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/17(火) 00:41:47.52 ID:offMun6E.net
IFスレだとアニエス人気だな

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/17(火) 18:54:36.59 ID:3NureBig.net
いじりがいがあるからね

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/18(水) 08:44:19.59 ID:HVX3QAmK.net
もし迷子の終止符の各ストーリーの続きがあるなら

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/18(水) 21:59:40.63 ID:kIlvlF/a.net
マルトーがセガール拳の使い手だったら

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/19(木) 02:18:14.41 ID:S1LOpzlS.net
ゲーム版はアニエス攻略ルートがないと知って買うの投げた
アニエス、ミシェル、ベアトリス、マイナーなサブキャラにばっかり惚れた悲しさよ

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/19(木) 20:35:29.87 ID:v9a+xj7M.net
>168
代わりに影船八番艦を。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 01:59:01.82 ID:xiwcNCH0.net
村焼失後の幼いアニエスや誘拐された幼いルイズなどを育ててくれる人物ってどれぐらい候補いる?
コルベール、スカロン、オスマン、アニエス(大人)が定番かな。
メンヌヴィルに拾われて爆殺大好きルイズとか。
「ルイズ、俺の燃やす分は残しとけって言っただろうが」


179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 10:32:11.30 ID:O2Z3Qeup.net
アニエスがメンヌヴィルに拾われるっていうのはどっかでみたな
それ以外だったらやっぱカリーヌやマリアンヌ当たりかねぇ

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 11:20:34.11 ID:2xreyFYh.net
アニエスとミシェルが実は双子の姉妹で、因習でアニエスだけ捨てられてタングルテールで拾われる
その後孤児になった二人が偶然出会い、互いを実の姉妹だと知らないまま戦い助け合いながら成長していくってIFストーリーなら考えたことある

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 11:28:00.10 ID:Tzv6Y4eJ.net
そんなもの妄想しててもSS書かなきゃ無意味

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 11:33:53.32 ID:2xreyFYh.net
簡単そうに言うな
SS書くのにどれだけ時間と労力いると思ってんだ

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 11:36:53.18 ID:cHiln46l.net
妄想の大半はしている本人以外には意味が無い
だから書け
それなりの時間と労力割いて書け

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 11:40:36.62 ID:2xreyFYh.net
そんなノリで書いてたら今ごろ100本くらい連載してるわい

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 12:35:08.72 ID:S15qqljp.net
料理人として腹を空かせた子供を見捨てるわけにはいかんとルイズを保護したマルトー。
ルイズの子供らしい無邪気さに貴族も平民も根っこは何ら変わらないことを悟る。

料理に挑戦したルイズが鍋を爆発させたり色々あるけど穏やかな日々の中、突然
マルトーが倒れてしまう。料理で人の心身を狂わせ影から世を操る、『裏の料理』を
駆使する集団、『レンコン・イシュタ』の仕業だった。ハルケギニア統一に当たって
トリステイン随一の料理人であるマルトーを障害と見なしたレンコン・イシュタは、
卑劣にも彼の食事に毒を盛ったのだ。

「料理は人を幸せにするためにある」育ての親マルトーの言葉を胸に、
料理の才能ゼロの少女、通称“ゼロのルイズ”はレンコン・イシュタ打倒の旅に出る。
本格料理冒険活劇。

彼女の前に現れる敵、味方、友、ライバル……

「恋も料理も情熱的に。それがグルマニアの流儀でしてよ」
美食の国『グルマニア』の若き新星、“微熱”のキュルケ。

「私を満腹にさせようなど片腹痛い」
ガリア北健啖騎士、7号との出会い。

「東方由来の茶に炒ったジンジャーを混入することで発毛が促進され……」
薄毛の料理研究家、“炎蛇”のコルベール。

「最近食欲が無いんだ。今朝もお粥6杯しか……」
立ちふさがる拒食症のフードファイター、“早噛み”のマリコルヌ。

「医食同源その奥義、苦味にあり」
異色の薬剤調理師カトレア。

様々な出会いと別れを繰り返し遂にレンコン・イシュタを壊滅させたルイズ
しかしそれは更に大きな陰謀の影に過ぎなかった……。

メンヌヴィル超見てぇ

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 15:02:57.18 ID:xiwcNCH0.net
ルイズとメンヌヴィルは同じ悩みを持つようになる。
「あいつを焼きたい」「あいつを爆破したい」
互いの悩みを打ち明ける。
メンヌヴィルとルイズはダングルテールへ行き、戦う。
戦いの中、メンヌヴィルは「焼きたい」より「娘が愛しい」気持ちが勝ってしまう。
手足が爆破されたメンヌヴィルは炎蛇のコルベールの事をルイズに話す。
「愛しい娘を抱きしめられない事が心残りだ」


ルイズは「爆破したい」or「父が愛しい」どちらが勝るのだろうか?
抱きしめることが出来ない父のかわりに抱きしめるのか。
それとも欠片も残さないように爆破するのか。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/21(土) 11:31:21.18 ID:wfCNorrz.net
ベアトリスが生まれる前のクルデンホルフに拾われてお嬢さま育ちをしたアニエスとかも見たいかも

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/22(日) 02:20:42.10 ID:dVQx0Ci/.net
ベアトリスに「お姉さま///」と好かれるアニエスか

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/22(日) 10:23:36.95 ID:JRVrhcel.net
むしろ義姉妹揃って性格が悪いアニベアコンビ。教育は大事です

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/22(日) 18:05:03.81 ID:tLmTQ4yZ.net
顔を合わせるたびに貴族らしく演舞しながら殴り合い

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 17:08:13.65 ID:vNd3JBWV.net
>190
マリネラの貴族みたいだ、などと言ったらマリネラの貴族に叱られそうだな。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 19:39:06.12 ID:LCBrvozq.net
>>191
てかあの王家で一番マシなのがパタリロなんだっけ。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/26(木) 02:20:14.30 ID:h8sRmeBh.net
クルデンホルフで育ったおかげで銭勘定がうまくなったけど近眼になってしまって眼鏡をかけざるを得なくなったアニエス

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/27(金) 11:27:13.94 ID:wC6yy0rK.net
アニエスIFの第一段階
コルベールの部隊が作戦実行できなかったら
村娘のアニエス、剣なんて持ったことが無い。
アニエスIFの第二段階
所属がトリスティンにならなかったら
タバサの同僚(北花壇)になるとか

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 01:54:12.75 ID:HJMXGy7E.net
もしもトリステインの女王がラクス・クラインだったら

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 06:36:04.40 ID:dzocrQTL.net
トリステイン大勝利なんじゃね?
あの腹黒さに勝てるやつなんていないだろ
10年後にはハルケギニアを統一してエルフと和平交渉してるな

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 18:17:33.01 ID:W2w+1She.net
もしレコン・キスタの王がギム・ギンガナムだったら

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 18:41:22.53 ID:EDl5Ld1g.net
クロススレいけ

199 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/02/02(木) 02:20:55.88 ID:FW4PgICY.net
本編をちょこちょこ書いている間に一本小ネタができてしまった…
眠らせておくのもあれなので、投稿して皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです

200 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/02/02(木) 02:25:47.72 ID:FW4PgICY.net
【演劇】

「いやしかし」

 珍しくニヤついた表情で、今が飲み時の紅茶にも手を出さずに、カトレアは口を開いた。普段も笑みを絶やさず、使用人たちからも慈悲深い人だと人気のある彼女であったが、今日のお茶会の場ではそんな様子
など皆無であった。むしろ何か俗っぽい様な事を考えているような表情であった。
 それを見ていたエレオノールは訝しげな表情で眉を顰めながら、とりあえず自分の作ったスコーンを口に含めて言った。

「なに気持ち悪い顔しているのよ」
「気持ち悪いとはなんですか、気持ち悪いとは」

 冷たい言葉に、カトレアは少しむっとした表情を浮かべて、やっとのことで紅茶を口に運んだ。その様子を見ていた茶会の同席者であるアニエスとマチルダは少しばかり唖然として二人を見ていた。なお、この
地点ではまだマチルダという本名は明かされず、ルイズを世話してくれている教師の一人として、王都にあるラ・ヴァリエール家の屋敷へと招待されていた。
 とはいえ、公式なものではなく、エレオノールの個人的な友人としてだったが。それでもただの一教師であり、しかも出会って間もないマチルダが受けている待遇は異例のものだったから、二人の仲の良さが伺
える。本人としてはとても複雑な気持ちである事は、後々彼女の正体がわかれば自然と分かるはずである。とはいえ、一応彼女が呼ばれた事情はあるわけだが。
 さて、そのマチルダと一人もそもそとマイペースにクッキーをほおばっていたアニエスは、突然の二人のやり取りに驚いて何も言えずにいる。むしろ、先ほどのニヤついていたカトレアを見つけてからその様子
だったが。

「どうしたんだい、突然」
「そうですよ、姉上、姉様」

 二人はエレオノールとカトレアに尋ねかける。しかし、上機嫌な表情のまま、カトレアは何も言わなかった。
 それには流石にアニエス達も怪しむほかなく、何だろうと首をかしげることしかできなかった。しかし、ふとアニエスが思い出した。

「ああ、そうか」
「あん? あんた、何かわかったの?」
「さっきの劇の事じゃないか?」
「ああ、あれかい」

 アニエスの指摘に、カトレアはにこやかに頷いた。どうやらアニエスの予想は当たっていたようだ。
 というのも、このお茶会の前に、彼女たちはとある劇場へと足を運び、そこで新作の演劇、いや歌劇を見てきた。華の王立劇場に比べてだいぶ小さく素朴な劇場であるが、小さな演劇団にとって登竜門のような
場所だった。アニエス達が見たのは、女だけの歌劇団による、架空の国での戦争中を題材にした男女の在り来りな悲恋ものである。
 しかし、在り来りとはいえ、劇中の死地に向かわざる得ない将軍と王妃との恋愛は激しくも純粋であり、歌劇団の演技力もあって、その先の展開をふくめて涙なしでは見れない隠れた名作と言ってもいい。
 実際、これを見ていたエレオノールとカトレアは涙を浮かべながら演劇を見、最後の王妃が自殺するシーンではその堤防が決壊してしまっていた。マチルダも少しだけ神妙な表情をしていた。ただ一人、アニエ
スだけがきょとんとしていた。物語が理解できなかったわけではないが、むしろ姉二人の普段見ない姿にびっくりしてしまったのだった。

「まあ確かに面白かったとは思うよ」
「はい! あのような歌劇は初めて見ました。女性なのに、よくぞあのように男性の役をこなせるのは驚きましたわ」
「体格が男に近いのもあるけれど、何よりもあの声よねぇ。あんな綺麗に低音の声を出せるなんて、確かに話題になるのも分かるかもね」
「ルイズも来ればよかったのに」

 至極残念そうな表情を浮かべているカトレアだったが、マチルダは苦笑しながら紅茶を口に運んで、

「あの子は自業自得だって」

 と言う。そう、本来ならば家族でこの劇を見るはずだったのだが、毎回のごとく実技も筆記も成績の悪いルイズは追試に追われてしまって、今日もまた学院で追試させられているため都合が合わなかった。
 さすがに家族に悪いと思ったのだろう。ルイズは自分のための席をマチルダに使ってあげてほしいと懇願した。ルイズに甘い父親は、彼女が来れない事を悔やみながらも、娘の頼みということで快く了承した。
 そんなマチルダに、エレオノールはここぞと意地悪な笑みを浮かべながら言った。

「少しは感謝してほしいわねぇ」
「そりゃもちろんさ。……本当は、家族ときたかったけれど」
「何か言った?」
「いいや、何も」
「皆様は」

 カトレアは少し興奮で顔を赤らめながら、思い拭けそうなマチルダとそれを心配するエレオノール、そしてやはりマイペースにクッキーをほおばるアニエスに話を切り出した。


201 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/02/02(木) 02:28:08.03 ID:FW4PgICY.net
うわ、ちょっとなんでこんな変な改行になってるんだ…


「どの役がお好みになられましたか?」
「どの役って……。貴女は誰が好きなの?」
「私は……そうですわね。将軍の弟君であられる、ルイ様でしょうか。目立つ方ではありませんし、少し素直ではない性格ではありますが。
厳しさの中にもお優しい感情をお持ちになられてますし、何よりも奥方を大事にしている姿を描いた部分はとても印象的ですわ」

 興奮気味に語るカトレアだったが、彼女の言うルイはそんなに人気のある役ではない。むしろコアなファンがいる、という表現の方が似合う役だ。
 決して美男子な役ではなく、作中でも嫌われ役ではあるが、それでも兄を支える重要な役を担っている。
 カトレアとしては意外であったが、何となくエレオノールは納得できた。

「なるほどねぇ。カトレアはああいう男が好み、っと」
「こ、好みってわけでは……」
「はいはい。で、ロングビルは?」
「ああ、私? 私はそうだねぇ……。なんだっけ、あいつ。忠臣を装いながらも、裏切って敵側に回った……」
「グレゴワール?」
「ああそうそう。そいつそいつ。あんた、よく覚えているね?」

 半ば当てずっぽうでエレオノールは言ったのだが、どうやら正解だったようだ。
 それにしても、そんな役は先ほどのルイよりも好きになれないように思えるのだが、どうしてだろうか。
 そのあたりはカトレアも気になったらしく、意外そうに眼を見開いてマチルダに尋ねかけた。

「えー……意外ですね。どうしてですか?」
「うーん、なんでだろうね。まあ、裏切りにも事情があったし、なによりもその事情が家族の、
母親のための復讐、っていうのがちょっと惹かれてね。あとちょっと駄目男っぽいのが」
「いわゆる介護心がくすぐられるってやつ?」
「そこは母性って言えよ」

 エレオノールがしたり顔でマチルダに言うが、彼女は逆にエレオノールに呆れた顔を向けて返答した。確かに介護心というのは酷い言い草である。
 その言い草に、カトレアも少々引き気味だが、気を取り直して姉にも尋ねかけた。

「それでは姉上はどなたが好きなんですか?」
「え、えーっとね。私は……えっとその」
「なんだい、早くいいな!」
「そうですわ」
「う、うーん。私はね、やっぱり主人公のベルサリウス将軍が格好いいかなぁって思う、かなぁって」
「ああ、うん」
「うん、理由は言わずもがなですわ」
「うっさいわよ! ふうんだ! どうせ私は優しくて美男子が好きなのよ!」
「バーガンディ伯も優しいお方ですし、渋くて、でも顔立ちも良くあだだだだ!」
「あんたはちょっと口が過ぎるよう、ね!」
「いだいいだい!そんなこめかみをぎゅうううってしないでください!」
「はぁ、まあ馬鹿は置いておいて、あんたはどうなんだい?」
「え、私か? あ、いや……その」

 マチルダに急に話を振られ、今まで全く会話に入っていなかったアニエスは困った。
 実のところを言うと、劇の内容をさっぱり覚えていないのだ。そもそも劇そのものが興味がないというか、彼女にはそう言う感性がないというか。
 ただぼおっと見ていただけだったので、正直話題に入りづらい。しかし、ここでそんなことを言えば顰蹙を買うことは請け合いだ。
 現にエレオノールの制裁から解放されたカトレアは期待している目でアニエスを見つめている。そんな瞳から逃れるようにアニエスは紅茶を飲んで思考に入るふりをした。
 さて、覚えているのは誰だったか。必死にひねり出そうとするも、劇の内容すらろくに思い出せない。何か、何かないかと思いつめると、ある少女の姿を思い出してきた。



202 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/02/02(木) 02:28:59.47 ID:FW4PgICY.net
「えっと……」
「ふむふむ」
「えと、リー……ズ……?」
「え、リーズ?」

 アニエスの口から出た言葉に後の三人はお互いに顔を合わせながら首をかしげてしまった。どうやら今の名前が意外過ぎて、呆気にとられているようだった。
 マチルダはひねり出すように、そのリーズの事を思い出しながら言った。

「リーズって……あの小柄な貴族の娘かい? 確かベルサリウス将軍の妹の一人だっけ?」
「そうそう、確かちょっと素直ではないけれど、兄想いで優しくて、可憐な少女だった、わよね? そして同盟国に嫁入りさせられて……」
「というかさ、貴方さ……」
「は、はい?」

 と、エレオノールがじろっと目を細めてアニエスを睨みつける。
 アニエスは口元をひくひくと動かしながら苦笑をして、何とか誤魔化すように視線を外しながら答える。
 だが、エレオノールはさらに詰め寄ると彼女に問い詰めた。

「私たちが男役を上げて言っているのに、なんであなただけ女役なのよ……」
「え、ええええ!? いや、別に深い意味は……」
「やだ……アニエスそういう趣味だったのね……」
「ちょおおお!? カトレア姉さま!? 私は別にそういう意味で行ったわけではなくてですね!」
「じゃあどういう意味よ」
「え、ええっと……その……」

 思わぬ攻撃にアニエスはもうたじろぐしかできなかった。
 普段は優しいカトレアさえなぜかドン引きしながら自分の事を見てくるから、もはや味方などいないことは明白だ。
 いや、適当に思い出した役を言っただけなのに、なんでこうも責められなくてはならないのか。
 もうわけがわからないよ、と心の中でつぶやいているアニエスをしり目に、エレオノール達は話を盛り上げようとする。  

「あれじゃない? ルイズの面影でも見てたんじゃないの?」
「ああ、あり得るわね」
「やだ……劇の役にまでルイズを見出すなんて……」
「ああ、あのカトレア姉様!? なんで私をそんな冷たい目で見るんですか!? べべべ別にそんなことは……」
「おおう、あんたの妹もこういう表情できるんだねぇ」
「私に対してはよくやるわよ。突っ込みいれる時とか」
「突っ込みいれられるようなことすんなよ」
「アニエス……ルイズが可愛いのはわかるけれど、あまり入れ込み過ぎてはだめよ? お姉さん、同性愛はどうかと思うの。しかも妹とか……」
「ち、違う違う違う! 何を勘違いされているのですか!」
「アニエス、悩みがあるから聞いてあげますからね?」
「あ、憐れんでください!」

 アニエスは顔を真っ赤にしながら、必死にカトレアに言い訳をしているが、カトレアは相変わらず信じられないという顔をしている。
 だが、その表情はどことなくアニエスを弄って楽しんでいるかのような、そんな含みを感じられる。
 そんなカトレアをじっと見てエレオノールは少しばかり含み笑いを見せた。それに気が付いたマチルダは訝しげに首をかしげる。

「……どうしたんだい?」
「ああ、いやね。あの子もああいう表情出来るのかと思って」
「だってさっきはあんたにもしてくるって言ったじゃないか」
「いやまぁ……。そうなんだけれど」

 エレオノールは他にも思い当ることがあるようだが、それ以上何も言う事はなかった。そしてただアニエスとカトレアの様子をじっと見つめる。
 口下手で強く出れないアニエスはすでに涙目でもはや困りきっていた。
 何時もは気丈な振る舞いをしているくせに、姉妹の中ではもっとも弱い立場だった。
 それは血の繋がっていないから遠慮をしているとかそういうことではなく、もはやアニエスの天性の質ではないかと思えてしまうぐらいだ。だがそこが可愛い。
 カトレアはエレオノールのような意地悪な表情を浮かべていたが、すぐに我慢できなくなって、何時もの優しい表情になってアニエスの頭を撫で始めた。
 そして、ごめんなさい、ちょっと姉様の真似をして意地悪して見たかったの、と苦笑しながらアニエスを慰め始めた。
 それを見てエレオノールはぷっと噴き出す。自分の真似って言うのは少し気に食わなかったが、何となくカトレアの珍しい様子が嬉しくなってしまった。
 ここにルイズがいればどれだけ目を丸くしていただろうか。エレオノールはそれを想像しながら、アニエスの頭をこついた。


203 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/02/02(木) 02:29:45.86 ID:FW4PgICY.net
「情けないわよ、アニエス」
「……わかってます!」

 エレオノールなりの優しさだったのだが、伝わらなかったようだ。


以上です。最初の投稿文が変な改行になってしまいました、ごめんなさい。
後久しぶりなのにこんな小ネタでごめんなさい。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 03:52:29.18 ID:RhlkBd8O.net
銃士の人乙です!みんなかわいすぎて俺の何かが開花しそうです

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 20:53:07.02 ID:zPJHkvqm.net
もしルイズが過負荷だったら

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金) 01:28:47.03 ID:nVZ82o73.net
淫乱だったら

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金) 03:05:14.41 ID:F736dFeK.net
もしもルイズが高所恐怖症だったら

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 12:26:01.37 ID:3Q5dyfbT.net
>>194
タングルテールで風石の巨大な鉱脈が発見され、アニエスの家は一夜にして大金持ちに。
もうこんな寒村に用はないとゲルマニアに移住し貴族の位を購入
ヴァリエール家の隣の領地に引っ越してくるじゃじゃ馬億万長者なアニエス

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 12:42:47.49 ID:xF7KZ6E3.net
おまいらアニエス大好きだな

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 18:27:43.38 ID:JfIVEcpC.net
モンモランシ家に拾われて裕福になったかと思いきや、領地開発に失敗して貧乏に逆戻りのアニエス

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 18:30:47.53 ID:TJ+vLTJO.net
もうアニエスはオリ主の代わりでいいか

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 12:05:15.29 ID:fcVgmuWe.net
>211
オリ主だと存在自体が(このスレでは)許されないが、アニエスならやりたいように出来るって事か!

今脳内にあるプロットは、忍者才人なんだが、くノ一アニエスがルイズの使い魔になって、入浴シーンが……

「成敗!」

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 17:36:30.38 ID:IEji1ZUC.net
忍者サイト
つまり分身したり他人の影の中から現れたりするわけだな

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 18:20:40.64 ID:5nRSR5yD.net
忍者サイト……全裸になると強くなるのか

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 20:57:30.50 ID:fcVgmuWe.net
おまいらアニエスの方に食いつく流れじゃないのか。

こうね、平賀家が伊賀の旧家で、つまり“霧隠才人”という……

……一応脳内だと、当代の服部半蔵の娘の婚約者で、将来は半蔵の名を継ぐ筈だとか、それを捨ててルイズに尽くすよ的な事を言うんで逆に気にして送還するとか、そもそもギーシュを食堂内で不意打ちするとか……

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 21:06:39.85 ID:i9i+8V6i.net
科学忍法を使うサイト

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 21:48:13.71 ID:vc6tdStw.net
メイジじゃないのに遍在してる才人、王女の密書をすりかえる才人、
既にレコンキスタに紛れ込んでた才人、アルビオンから凧でドロンする才人、
撒き菱で七万を足止めする才人、たまにアンアンと入れ替わってる才人

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 21:59:30.94 ID:E22dSOMm.net
忍者なのにドイツ人のサイト

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:06:53.50 ID:J7MREJt2.net
アーイ! イィーヤ! シュテンベル! と奇声しながら戦うサイトですねわかります

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:09:54.52 ID:fEwHxx3d.net
実はDG細胞に犯されているサイト

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:11:33.81 ID:fcVgmuWe.net
全部忍者が悪いのか、つまり俺が悪いのか。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:12:03.20 ID:e31eaPYs.net
ゼロ魔の原作者が新條まゆだったら

ルイズ「嘘…サイトの身体から、物凄いエロオーラが!///」

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:16:37.36 ID:M4qt5wGt.net
>>219
「俺はさしずめズーパーサイトーというところだ」 と発言するサイトはイヤだなw

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:21:31.29 ID:RzG9Mzme.net
戦闘は主に忍犬に任せるサイト。
羅刹モードに入ると自分で戦う。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 22:22:42.33 ID:Z/XlTcWj.net
そろそろ各自執筆作業に入りなさい

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 23:07:26.46 ID:NLsTtmBK.net
とは言え筆が進まなくてねぇ…
ちとインプット増やす為に商業の小説を読み漁ってたりしたりなんかしちゃったりして

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 03:39:15.00 ID:6NFbSLbq.net
タルブから日本文化を広めるIF
衣食住だと
衣  褌、着物
食  米、味噌、豆腐、すき焼き、天ぷら、寿司
住  畳
とか思いつく。


褌シエスタとかどうよ?


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 17:10:17.88 ID:js7SxXHQ.net
銃士隊の飛び道具がマスケット銃ではなくて手裏剣になる

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 20:30:26.51 ID:3TLhHUKj.net
いや、火縄銃になって呼び名は種子島

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 21:22:58.68 ID:jh0jfYuS.net
皇冥牙雷布留とかだな!

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 02:13:42.50 ID:Pc9dyxM7.net
カラーテで戦う銃士隊
武器はナギナタ、制服はフリソデ

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 08:35:18.71 ID:s/aFnm4+.net
振り袖よりはいからさんが通るみたいな格好がいいな
馬にも乗れるし

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 04:41:49.40 ID:IGKjCjZh.net
そういえばBWが出てきてから、ポケモントレーナーうんぬんみたいな話出た?

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 19:04:06.76 ID:dn2wCFNu.net
ルイズだけ10歳児
タバサより年下
成績は優秀だけど魔法が使えない幼女

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 19:43:35.56 ID:CEKL8gnp.net
>>234
気の強い生意気な事を言うも微笑まれながら
かいぐりかいぐりされるルイズの姿しか浮かばないw

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:02:07.65 ID:vw6ckSSs.net
10歳児と式を挙げようとするワルドに流石のサイトもドン引き。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 23:48:15.81 ID:1R71uFYJ.net
ワルド坊や「ボク、ルイズお姉ちゃんとけっこんするんだー」

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 23:53:22.15 ID:svEM6lav.net
>>237
その台詞を口にしているワルドを、26歳の髭の姿で想像してしまった…

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/14(火) 01:06:04.02 ID:r49cJwoH.net
ルイズが恋愛対象年齢から大きく外れてたらアン様の一人勝ちかな

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/15(水) 17:25:21.40 ID:t6L+bB9D.net
某薬味先生のように年齢詐称薬で外見16歳になりバトルインフレしていくルイズちゃん(10)

241 :名無しの中2:2012/02/15(水) 20:57:52.93 ID:bT/aKMGl.net
サイトがオタクだったら


242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/15(水) 22:35:21.15 ID:8MmNu8fe.net
>241
サイトは普通にオタクじゃないか。
あ、それともマスコミがテンプレ的に取り上げるようなキモヲタって意味?

243 :名無しの中2:2012/02/18(土) 02:11:48.14 ID:8ESMTORv.net
>242
Yes 普段引きこもってるかんじの

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/18(土) 20:20:37.23 ID:E14uYv8i.net
もしルイズがインなんとかさんだったら

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/24(金) 03:54:06.76 ID:MCbERg/k.net ?2BP(0)
>>243つまりサイトが戦場に出るたびにアイタタタな事いっちゃう様な感じ?

>>239ルイズが対象外ならサイトXシエスタが王道になるはず!

もしサイトが召還されるとき塾の帰りに持ってたあのバックを(パソコンなど)持ってきてたら、、、。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 13:21:03.03 ID:ZyCbmsaM.net
>>244
最初から巫女だな

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 13:24:13.27 ID:WgVlQ8tK.net
クックベリーパイがたべたいんだよ!!

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 17:59:18.89 ID:ebaE4M6a.net
もしルイズが俺だったら?発売されねぇよ

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 18:02:10.48 ID:eKjvUASI.net
黒ひげ「ここのクックベリーパイは最高だぜ」

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/26(日) 15:01:14.12 ID:B67NW8hy.net
>>248
もし俺がルイズだったら?なら作品が多くあるな
TS転生とかね

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/26(日) 20:01:08.90 ID:Rkzd4iUW.net
もしマルトーが味勝負に負けて料理修行に出たら?

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/26(日) 23:03:49.61 ID:uB7gbJhO.net
料理長リュリュ、副料理長シエスタ

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/29(水) 18:08:40.17 ID:TF3uszSS.net
もしも魅惑の妖精亭がぼったくりバーだったら

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/29(水) 21:22:24.30 ID:Z40Me+sd.net
チェレンヌ徴税官が遊びすぎて破産

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/29(水) 21:46:30.60 ID:eq14PJmb.net
もしもチェレンヌ徴税官がハッサンだったら

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/01(木) 07:34:32.32 ID:0J3yhR9u.net
におうだち からの せいけんづき か

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/01(木) 20:15:15.88 ID:6dNWP+I3.net
「ゼロのルイズがあからさまに貴族な奴を召喚したぞ!!」
さあ爵位は如何に?


258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/01(木) 21:22:24.35 ID:ySPGN17h.net
>>257
西川のりお師匠なら伯爵だよ。


……違ェよ。

西川きよし師匠の方だよ。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/01(木) 21:28:59.87 ID:a2OLUpRz.net
もしもルイズがピエールを召喚したら

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/04(日) 13:09:08.11 ID:8wsdfkMT.net
>>256
どちらかというととびひざげりのほうが好きだ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 13:02:42.75 ID:9OsjRx7e.net
突然魔法が使えなくなる貴族たち
だが神は彼らを見捨てたわけが無かった
そう新たなる力PURORESUを得たのである
さあ貴族は今まで守ってもらった恩を忘れヒャッハーするモヒカン平民とめられるのか?

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 13:05:57.51 ID:IufMkRdq.net
ゲェー!

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 21:31:33.93 ID:4xl4vTO/.net
虚無の呪文が放送禁止用語の羅列
小説では「○○○○○○○○○○○○〜」
アニメでは「ピーーーーーーーーー」

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 11:33:09.58 ID:Td5bfjBE.net
http://book.geocities.jp/sakusasaya/top.htm

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 22:30:05.77 ID:SRmgwftC.net
シナリオの展開がだんだんエスカレートして宇宙規模の闘いに。


そして虚無る。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 22:30:34.97 ID:SRmgwftC.net
sage忘れた、スマン

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 22:45:03.62 ID:uv0Qpha7.net
「来たか! リーヴスラシル!!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴッ


                 完

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 03:19:37.14 ID:qD/mk7Vr.net
>>265
ヴィットーリオ辺りが月を落とそうとして
サイト「ふざけるな! たかが衛星一つガンダールヴで押し返してやる!」
ギーシュ「キミにだけいい格好はさせられないよ!」
マリコルヌ「ハルケギニアがだめになるかもしれないんだ、やってみる価値はありますぜ!」
サイト「みんなやめろぉ! 遍在してるワルドだっているんだぞ!」
みたいな?



269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 22:21:04.20 ID:NUYT6mLP.net
>>268
たかが衛星ごときでは全く足りない

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 13:55:48.14 ID:Rsj8FhS2.net
ルイズが日本中の二千円札を召喚。だが誰も困らない

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 17:00:50.21 ID:Z2nQM1IR.net
今時好きで持ってたやつは困るだろう
人によってはわざわざ二千円札で釣りもらいたがる奴もいるんだぞ
ま、めったにいないけどな

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 18:46:42.69 ID:wIpBBF5k.net
サイト「頑張って集めていた二千円札30枚がなぜか目の前に消えちまったよ…(´・ω・`)」

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/10(土) 12:20:03.07 ID:r9K81bfZ.net ?2BP(0)
もっと困るのはルイズだろww。その二千円札でどうするんだよww

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/10(土) 12:26:35.43 ID:xJZDlUcy.net
特殊な製法で作られてありえない細かさの図案が載った紙
確実にオーパーツですどうもありがとうございました
というわけで好事家に売ればお金になる

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/10(土) 19:35:51.38 ID:0Kx6Pyzt.net
折り紙で作った薔薇が国宝になる世界もあるし好事家は確実につくと思う。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 00:22:55.62 ID:p4RSjKjn.net
もしハルゲニアが核の炎に包まれたのなら

あらゆる生命体は、絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

世紀末の救世主となったルイズ
「貴方はもう死んでいる」
「貴方には地獄すら生ぬるいわ」
「悪党どもに祈る言葉などないわ」
「乱世の怒りが私を呼んでいる」

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 00:24:35.57 ID:b3SfeWa/.net
脳味噌爆発行脚するわけだな

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 00:25:24.52 ID:xldbYmwA.net
「姉より優れた妹など存在しないわっ!!」

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 00:42:28.88 ID:b3SfeWa/.net
「貴方のような老婆はいないわ」

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 09:51:24.91 ID:p4RSjKjn.net
大半の貴族にはモヒカンの髪型が流行し「ヒャッハー!」と叫び悪行がはびこる世界化

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 10:07:36.27 ID:xiC3y8/O.net
いい加減クロススレでやれよ

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 21:04:22.38 ID:ZDAlaFOw.net
ルーンの契約に伴う翻訳が不具合で上手くいかず、
サイトを除く全員がロイド安藤さながらの片言の日本語になる。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/11(日) 23:55:31.64 ID:WsTNYlIj.net
トリステイン日本語学院か

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 17:45:20.45 ID:ynp1ZwW/.net
タバサの使い魔がデルフだったら

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 19:35:53.40 ID:72wAQwco.net
デルフ「なあ、なんでおれっちに布かけるんだい」
タバサ「着替える」
デルフ「いや俺っち剣なのに。気にしなくても」
タバサ「…気になる。覗いちゃダメ」

そういや剣とか生き物じゃないものとの感覚共有ってどうなるんだろうな

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 23:16:36.19 ID:OXjy6IxI.net
デルフ「おめぇって痩せてんな、もっと飯喰えよ」
タバサ「布かけてるのに……!?」

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 22:51:42.61 ID:ISaSBv8u.net
もしも才人の性格がデルフでデルフの性格が才人だったら

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 00:37:43.45 ID:BC4sikyW.net
ルイズの性格がデルフなSSはあった気がする
いや、どこかで見たネタかな?

289 :銃士の人 ◆2DS2gPknuU :2012/03/19(月) 22:53:29.39 ID:KDdWbC3K.net
突然で申し訳ございません.
突然ではありますが,虚無と銃士の更新を停止させていただきます.
皆様を楽しませることができているのだろうか,
どうしたら話が膨らむか,
色々と考えているうちに,自分のためではなく,他の人の事を言い訳にして書き始めていることに気が付き,
これはもう趣味の領域を逸脱しているのだと思ったからです.
長い間待っていてくださった方々には本当に申し訳ございません.
虚無と銃士はこれにて終わらせていただきます.


290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/19(月) 23:15:11.65 ID:dzlB6e/z.net
義務でも責任でも無いのにいちいち謝らんでも。ただの趣味だろ
俺らが金払ってるわけじゃあるまいし

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/19(月) 23:21:21.43 ID:jnuty1Ed.net
>>289
そうですか、楽しみにしていたのですが残念です。
虚無と銃士はずっと愛読していまして、自分の執筆の参考にさせていただくことも多々ありました。
剣士一味の生々しさや姉バカのアニエスなど印象強かったです。
特に覚えてるところは地下水道にミシェルとエレオノールと潜ったところです。
巨大サソリとの対決は燃えました。
名残惜しいですが、お疲れ様でした。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/19(月) 23:41:38.52 ID:ZdfIU7nG.net
>>289
お疲れ様でした。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/20(火) 02:50:31.18 ID:D83WbhSG.net
>>289
お疲れ様でした

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/20(火) 05:30:22.40 ID:v5flKUBc.net
>>289
お疲れ様でした
書きたくなったらまた書いてくださいね 待っていますので

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/20(火) 18:09:05.50 ID:fWSiAQoC.net
地竜の毒キノコの話とか好きだったんだけど、いままで乙でした

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 14:57:21.43 ID:nn9xCYIH.net
>>291
お疲れ様でした

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 17:11:32.36 ID:bp7xboUt.net
もし魔法が使えないのがもうひとりいたら?

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 19:38:00.79 ID:fLtvS7qK.net
待て、それ俺が今書いてるw

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/01(日) 18:31:50.78 ID:nb2FFWCu.net
もしコルベールがハゲずに今でもイケメンのままだったら

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/03(火) 00:25:27.83 ID:OKVnWBfJ.net
もし元素の兄弟がザビ家四兄弟だったら

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/03(火) 02:40:36.91 ID:Hs5DdLAc.net
三男が四男になる
妹に姉属性もつく
長男がおっさんになる
次男は大して変わらない


302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/06(金) 03:34:56.19 ID:lgnXtd5e.net
このスレに投稿する人がこれで完全消滅してしまった

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/11(水) 22:28:37.46 ID:uGLgt8YR.net
>302
いいえ、あなたが投稿者になればいい。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/27(金) 22:52:54.46 ID:xqqorBN/.net
もしチュレンヌの顔がジュリオだったら

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 19:08:38.69 ID:VGvsieAo.net
久しぶりに手を動かそうとしても、駄目だなぁ。短編のifも書けないや

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/06(日) 20:04:13.57 ID:Qre23Zbq.net
最初はただのメモ書きでもいいじゃないか
久しぶりならまず自分自身を楽しませるものから書いてけばいい

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/06(日) 23:42:16.87 ID:IgpztKmM.net
もしも全編ラグーン語だったら。


トリステインMahoSchool。

そこに何を唱えても爆発しちまうMageがいた。

そいつは練金のMagicで何故か教室一帯を吹き飛ばしちまったんだ。

一緒にLessonを受けていたヤツら、口を揃えてこう言ったね。

「あいつは、クレイジー女学生。命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね……。

               

                   おとぎばなしは終わりさ……。
                
               俺達の物語は、はじまったばかりなんだ……。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/06(日) 23:46:30.29 ID:x/sY0K9y.net
それラグーン語違う、ルー語や

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/06(日) 23:54:54.30 ID:xUWlV7T5.net
>>307
野暮なのはわかっているが参考までに
ttp://racing-lagoon.info/nomu/translate.php

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/06(日) 23:58:21.78 ID:IgpztKmM.net
出だしのテロップのつもりだったんだけど……
うん、確かに横文字多すぎたかもしれない。

>>309
使ったことあるけど中々修正が大変だった。
でももう一度検討してみるよ。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/09(水) 23:33:07.50 ID:C3H8VOnc.net
>>306
ありがとう、何となくヤンキーカトレアの続きでも考えたんだけど、全然思いつかなくてね。
次に思いついたのはヴァリエール家に拾われて,カトレアの秘書としてフォンティーヌの経営&動物の世話をする
ミシェルってifを思いついた。
もともと父親が法に携わっていたから,こういうことからコツコツ心を開いていくミシェルもいいかなぁと思って


312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 07:05:49.30 ID:JdjTN4lq.net
もしサイトを除く登場人物が身分を問わず全員貧乏だったら?


トリステイン青空学園に召喚されたサイト

「資産ゼロのルイズが金持ちを召喚したぞ!」
「なんだよスゲェ! なんか立派な服着てるぞ!」
サイト「ちょっ、なんでお前ら服着てないんだよ!!」
ルイズ「服なんて高くて着てられないわよ!! コレだから金持ちは!!」
サイト「そういう問題じゃねぇ!! せめて下着ぐらいつけろ!!」
ギーシュ「フフン、全く資産ゼロのルイズは羞恥心もゼロだね」
サイト「お前だって股間を薔薇で隠してるだけだろッ!」
ルイズ「パンツじゃないから恥ずかしくないわ!」
サイト「パンツどころかモロじゃねぇか!!」


ちなみにガリアの無能王はきちんと服は着てる……前半分だけ

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 07:17:58.90 ID:OYV+Pg2h.net
学園の周りはスラムかごみ溜めか

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 09:32:51.69 ID:EE1CMsD1.net
>312
なんで『プアープレイ』なんだとか思ったらびんぼっちゃまかwwwww

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 15:53:21.88 ID:3to0b4w2.net
銃士隊は剣を買えないから全員木刀、デルフはひのきのぼうってか

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 16:30:45.05 ID:4QOrwN4f.net
全員こんぼうだろ
拾った木を削れば出来るしw

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 16:59:19.62 ID:3to0b4w2.net
あにえす Lv10

そうび
こんぼう
ぬののふく
おなべのふた

ワルド Lv15

そうび
どうのけん
ステテコパンツ
とんがりぼうし

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 19:58:06.71 ID:JdjTN4lq.net
貧民根性が平民・貴族を問わず染み付いててコルベール先生のハゲっぷりが更にやばい事に。
そんな彼は20年前、まだ原作通りの生活基準を維持できていた頃には
トリステインお抱えの債権回収人だった。
正義の為なら物件差し押さえも辞さないその姿勢から『火の車』の二つ名が付いていた。


そして20年後、度重なる債権回収のストレスと
胃痛を堪えて働いた努力をあざ笑うかのような世界恐慌により
彼は頭部までも貧しくなり、晩年には『私はこうしてハゲた』なる自伝を残す事になる。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 20:01:21.59 ID:JdjTN4lq.net
追記・貨幣、紙幣の類は当然大暴落を続けており、
既に過去3回単位切捨てを行っているほどの超インフレ状態。

水の値段が1週間で2倍になるとかなんとか。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 21:40:31.54 ID:AfTqFbiU.net
みしぇる
そうび
くだものナイフ
きぬのエプロン
おなべのふた
ヘアバンド

ミシェル「あの、隊長……」
アニエス「なにも言うな……」

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 21:43:35.08 ID:OYV+Pg2h.net
>>319
デルフを買う時は金貨何枚必要なんだろうなw
むしろ武器屋が存在するかどうかが問題だが。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/20(日) 21:52:07.59 ID:wxRNQuh4.net
金貨ン万枚とかだろ、
買えないから暴動で店が襲われたドサクサに紛れて持ち出すとか
もちろんルイズがw

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/21(月) 17:48:45.95 ID:DF9MolPp.net
貧乏なせいでオールおマチさん化してしまう貴族たち
トリステイン魔法学院あらためトリステイン魔法盗賊団

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/22(火) 09:34:59.20 ID:OnbHkVi/.net
>323
かこさとしの『どろぼうがっこう』ですね、わかります。

マリコルヌ「ロングビル先生のパンツをぬ(ぐちゃ)」

レイナール「自分はオールド・オスマンの机からロングビル先生の……」
シュヴルーズ「それは私のです」

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 07:26:22.80 ID:ks6+k4ve.net
サイトも召喚された次の日には全裸なんだろうかw

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 12:59:29.06 ID:hrKDZc8V.net
自分のことを否定したから偽物か
ご褒美と思えない貴様の方が偽物だなw

というか自分の趣向にあわないからって人のネタを否定するのはやめろ
あらし扱いされてもしょうが無いぞ


327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 13:00:44.76 ID:hrKDZc8V.net
誤爆すまん

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 20:28:51.26 ID:iT2MhAo9.net
どうなってるのサイトが二人!?

おれっちにもさっぱり見分けがつかねぇ!

「そいつは巨乳を否定したから偽者だ」

「(ご主人様の折檻を)ご褒美と思えないお前の方が偽者だなw」

「というか自分の嗜好に合わないからって人の趣味を否定するのはやめろ」

「お前おっぱい星人扱いされてもしょうが無いぞ」

そんなサイトvs偽サイト

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/27(日) 13:44:37.59 ID:ymLdptPt.net
極貧生活も過ぎてパンツに生えたキノコまで食べながらも、毎日を明るく前向きに生きていくルイズたち

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/29(火) 00:55:45.60 ID:18qLdbMe.net
異世界まで来て美少女のパンツに生えたキノコを食べさせられる才人の人生について

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/29(火) 20:45:00.92 ID:NPnwjiTP.net
>330



332 :!nanja:2012/06/05(火) 12:59:07.31 ID:jXlfGWn0.net
もしゼロ魔の世界観が現代の地球とごちゃ混ぜだったら
ネットや電話が存在するとか


333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/05(火) 17:03:50.81 ID:RZI5urfA.net
科学と魔術が交差するんですねわかります

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/05(火) 18:07:18.33 ID:Qtk3CpZX.net
カトレアがvipperになりそうだ

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/06(水) 01:31:01.58 ID:nx1o8Xeg.net
トリステイン城下町に普通に旅行代理店があって
ガリアやアルビオンへの日帰りツアー企画がある

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 00:08:02.96 ID:XrDh3zx5.net
もしワルドが遍在とフェイスチェンジを駆使して文字通りのエア友達を作って、
「僕にだって友達の一人や二人いる」と言い張るような人間だったら

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/18(月) 00:05:19.01 ID:0wV0GzHX.net
60XX年 ヌーヴェル・トリスタニア
かつてトリスタニアを廃墟にした「0号」LOUISEの謎を追う少年達の物語

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/18(月) 14:08:38.88 ID:d3dE0Sgg.net
もしゼロ魔アニメの監督がカワモ・リーだったら
ゼロ戦に変形機構が付いててきゅるきゅるで板野サーカス、使い魔同士で合体


339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/18(月) 23:31:26.53 ID:k7G8zs94.net
使いの魔合体ネタはどこかに一発ネタであったな

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/19(火) 16:45:24.42 ID:hZh+cpsJ.net
もしもゼロ魔の原作者が松本零士だったら、ルイズもテファも同じ顔。才人が信念に生きる男になる

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/23(土) 23:37:15.35 ID:cCh4fcMg.net
もしもサイトがゲイだったら。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/24(日) 06:36:31.98 ID:q/9GMIIu.net
ギーシュさん逃げてー!

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/24(日) 07:25:15.18 ID:S8RAYQjA.net
スカロンと意気投合してジェシカそっちのけで魅惑の妖精亭の後継者になる

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/02(月) 17:32:47.84 ID:+74/kZFx.net
もしルイズが今以上の幼児体型だったら

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/02(月) 21:12:42.93 ID:rY50jKeG.net
才人がロリコンになる
折檻されても逆に気持ちよくなる
だからルイズはより凶暴になる

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/04(水) 17:02:09.58 ID:8JcBRj5b.net
タバサの母がエレオノールと同級生だったら

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/04(水) 18:50:33.69 ID:ZHL6TOoH.net
タバサが幼稚園児になるだけだろ


348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/05(木) 09:57:16.55 ID:4a+sfNZ1.net
エレ27歳−タバサ15歳=12歳出産

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/05(木) 12:40:58.13 ID:TW+rmWsH.net
前田利家が相手ならあり得るなw

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/05(木) 14:31:44.44 ID:vCnJ0Q+6.net
>>348
キュルケ18歳ギーシュ17歳だから必ずしもエレ姉と同年齢とは限らないが
かなり若いのは確かw

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/13(金) 17:22:27.76 ID:dMnczOkv.net
コルベールがタングルテールでメンヌヴィルの息の根を止めてたらアニエスは一生仇を知らずに終わったのだろうか?

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/13(金) 18:44:31.70 ID:AfidK3+Z.net
そこは話の都合で別のところから知ることになったんじゃないの?
ロマリアに行った時とかに

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/17(火) 22:07:56.51 ID:9WKadjju.net
逆に最初から仇の存在知っていた場合。
焼き払った村から救出後すぐに再開して、『いつかお前に復讐してやる』
と言わんばかりに騎士としての訓練を受けながら復讐の機会を窺うが、
相手の本質を知って行く内に恨みを晴らす事を躊躇するようになるとかな。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/25(水) 15:48:59.86 ID:AJFXBoI+.net
もしアニエスが銃士隊に入ってもリッシュモンやコルベールほか実験小隊全員が故人になってたらどうしたんだろう

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/26(木) 20:05:11.79 ID:A5jBLWyu.net
その場合はロマリア関係者に矛先を向ける気がする

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/30(月) 18:07:52.12 ID:vhQxmxZQ.net
もしタルブにあったのがゼロ戦ではなくゲパルトだったら

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/31(火) 18:34:42.84 ID:f4o4LTHa.net
もしもデルフが矢だったら

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/31(火) 18:48:26.72 ID:tP4+5IBe.net
最初の一矢で出番が終わる。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/01(水) 07:35:40.99 ID:qCFc8jPC.net
デルフ「俺が戻ったぞ」

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/01(水) 21:57:23.12 ID:0JYcFMw1.net
サイト「よしもう一度射るぞ」

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/01(水) 22:50:18.25 ID:u5RQsa4M.net
いくら射っても手元に戻ってくる矢が出てくる映画を見たことがあるなそういえば

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/02(木) 08:46:11.83 ID:Ppk1jKcT.net
もしもハルケギニアにオリンピックが有ったら

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/02(木) 11:56:28.58 ID:nQfXV4IH.net
それは東方やエルフをを含めてってことか?
サハラよりこっち側だけだったら何ヵ国あるんだよ
それはそれで面白いかも知れないから早く書けw



364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/06(月) 17:04:10.81 ID:yvtazUm/.net
デルフが鞭だったら才人じゃなくてルイズが使うかな

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/22(水) 00:36:23.90 ID:oaZr73oU.net
銃士,もう一度書きたいけれど,もうゼロ魔も曖昧で書けないや

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/22(水) 10:48:34.34 ID:Mdq2xcRB.net
もし原作終了までに「サイトは一般人だからこそ召喚された、特殊能力所持者だと選ばれないのが始祖の使い魔」とか描写されたら…

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/22(水) 16:53:59.92 ID:b0OxhEB6.net
銃士は好きだったよ。アニエスとミシェルの和解、できればそこぐらいまでは見たかったけど

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/22(水) 18:26:54.05 ID:oaZr73oU.net
今更未練がましくてごめん。できれば別のifでも,と思ってもなかなか思いつかなくて,
ゼロ魔から離れてしまった。あと銃士,読み返してみると,無駄に長かったね……。
もっとすっきりまとめるべきだったと思う。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 03:36:51.55 ID:VQaPeNtg.net
>>368
その反省を皆の前に示してみるというのはいかがで?(期待)

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 06:04:51.61 ID:AQ9X9Dxf.net
もしもルイズとシエスタが淫夢厨だったら

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 11:56:23.09 ID:+N5Wd6ly.net
>>369
また更新停止になっちゃうのが怖いんだよね…。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/26(日) 14:28:39.14 ID:VQaPeNtg.net
>>371
生殺しは罪に問われないと思うんだ、
だから遠いうちに書いてみるというのは?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/27(月) 16:54:12.22 ID:KLL8Ybwy.net
別にいますぐ再開とか新作とか無茶な贅沢はいわないさ。平凡な日常の1コマみたいな短編も立派なss

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/27(月) 18:55:36.25 ID:+KH54a4g.net
日常,日常か……。とりあえずまた内容思い出すところからはじめないとね…。
自小説ネタで申し訳ないけれど、たとえばエレ姉とちぃ姉さまの性格が子供の頃のままだったらって
いうifはちょっとだけ考えた。

学者であり,少し厳しそうな様相とは対照的に優しいエレ姉と
病気のせいか素直じゃなくて,いつも怒ってばかりのちぃ姉さま。
でも二人が共通しているのはルイズが大好きだということ,みたいな。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 00:40:27.96 ID:kIyHvBM+.net
↑見てて思ったが
銃士設定でさらわれたのが幼少期のエレ姉だったらどうなってたんだろうな?
(カレトアさんはまず生死に問題が出るので以下略)

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 16:47:47.94 ID:SZxIsgea.net
↑うーん…とりあえずヴァリエール家がやばいことになりますね。
 エレオノールって止める役がいなければカトレアはルイズを殺していたことになるので。

それはそうと,投稿をやめる前に書き溜めていたものを投稿します。
短めに,気長にやれたらいいと思います。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/30(木) 16:48:32.36 ID:SZxIsgea.net
「それにしても、あんた達本当に似ているんだねぇ」
「いや、似てないだろ」
「こんなやつに似ているわけがないだろうが!」

 もう一人の暗殺者、イージングの連れに案内され、遅れてやってきたマチルダが最初に発した言葉はそれだっ
た。
 イージングとアニエスを両方見やり、そして改めて頷きながら自分の考えを肯定していく。それにもアニエス
とイージングはすかさず否定をするが、言葉に出さないもののこの場にいる全員がマチルダと同じ考えだった。
 そんな彼らのやり取りを傍目にしながら、同じくマチルダとともに合流したワルドは、恭しく膝を折って、ア
ンリエッタの無事を喜んでいた。
 無論、アンリエッタはその彼の忠義に報いるように手を取り、笑みを向けていた。そして、アンリエッタは横
を向くと、彼らを案内してきた男に対して一礼をした。

「この度は、このお二人を救出していただき、誠にありがとうございます。まさか貴方もウェールズ様の配下の
方とは思いもしませんでしたわ」
「こちらこそ、姫君とわかりながらも無礼な態度を取り、誠に申し訳ございませぬ。如何なる処置も受ける所存
でございます」

 アンリエッタの口ぶりからは、この男とはすでに出会っているような風であったが、それもそのはずである。
 目の前にいる男はスカボローで服屋を営んでいた、あの男である。どうやら、あの時からアンリエッタの事は
気が付いていたようだが、事情が事情であるがためにあのような態度を取っていたのである。
 そのぐらいの事が仕方がないのはアンリエッタには理解できていることであり、彼女は彼の非を許し、改めて
懇願する。その彼女の姿勢が、意外と度量の大きさを表しているのかもしれないが、この状況ではとても判断が
つかない。
 むしろただ単なる権力への執着心のなさの表れなのかもしれない。ちょうど彼女は王女という立場にも嫌気が
さしていたのだ。

「いいえ、この状況では致し方ない事。むしろ、あの出会いがあったからこそ、私はウェールズ様に出会える幸
運を得られたと思っております。何卒、ウェールズ様の許まで私を導いてくれませぬか?」
「……はっ!」

 男は少しばかりの間をおいてから拝命した。その表情はうつむいていてよくわからなかったため、アンリエッ
タはその間の真意を読み取ることができず、また読み取ろうと思ってなかった。
 今の自分には関係できない事、きっと彼にも秘することがあるのだろうと、彼女なりの気遣いであった。

「それにしても、驚いたわ。服屋の小父さんがまさか暗殺者だったなんて」
「木の葉を隠すには森、というわけです。あそこなら変装用の道具がばれませんから」
「あ〜……あのおじさん、普通にしゃべっていいわよ? なんか調子が崩れるわ」
「いいえ、あの時は仕方がない故、あのような口調を用いたことをお許しくださいませ」
「いや、あの……」
「ルイズ」

 先ほどの豪快から態度を変えられ、紳士的な服屋の男、名はホークと言うらしい、に対し、ルイズは戸惑うば
かりだったが、アニエスが隣に寄り添って、その肩を叩いた。
 ルイズにとってはこの男とは上下関係など感じないような付き合いをしたいと考えているのだろうが、彼にと
って上下関係は絶対なのだ。
 よその国とはいえ、主君に関わりのある者、しかも一国の姫ともなれば、その付き人であるルイズの扱いも変
わざるえないのは、仕方ない事なのだ。
 それは貴族としての教育を受けたルイズにもわからない話ではないが、それでも納得できないことは多い。そ
れをわかっているアニエスはルイズが何かを言う前に、男に一礼した。

「この先の道案内、よろしくお願いいたします」
「はっ、お任せあれ」


378 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 16:52:11.83 ID:SZxIsgea.net
 礼儀には礼儀で応える、それが当たり前なのだ。それができないようであれば、貴族としての品格を疑われる
ことになる。今更、と言われるかもしれないが、こういう場面でこそ大事なのだ。
 長い間旅生活をしていたせいか、貴族としての感覚も少しばかり鈍くなっていたころだ。アニエスとしてはヴ
ァリエール家の一員として、少しだけ気を引き締めなおしたかった。
 と言ったものの、そういえば自分のアンリエッタに対する態度は、とてもじゃないが主従のそれではないと思
えてくる。それを察してか、アンリエッタも訝しげにアニエスを見つめていた。

「……敬意は称していますよ」
「なら結構です」
「アニエス殿、貴女はもう少し殿下を敬う心を持たぬと、母上殿に叱られるぞ?」
「ちゃんと敬っておりますよ」

 やはりというか、口に出さなくてもアンリエッタは気にしていたようだ。若しかしたら表面上だけかもしれな
いアニエスの言葉にも、なんだか満足そうな顔を浮かべていた。
 彼女だって一端の王女だ。いつまでも格下のアニエスに馬鹿にされているのは、正直に言えば気持ちの良い事
ではないだろう。アニエスも少しやりすぎたと想い、見本たる自分がしっかりしなければ。ワルドに言われるまでもなく、そう考
えている。
 しかしながら、そんな彼女の気をそぐ存在がこの近くにいる。それがイージングだった。
 自分とは正反対の存在というべきか、足りないものをすべて持っているというか、彼を見ているとそんな感覚
を持ってしまう。しかし、それがあのような気障な男から感じてしまうのが悔しくてたまらない。持ちたくない一面すらも持って
いるとも言っていいかもしれない。

「おい」
「何だよ」
「惚れるなよ?」
「死ね」

 先ほどからこんなやり取りが続いていて、まるで会話にもなりはしない。なろうともしなかった。そんな二人
を見て、マチルダは呆れるばかりだ。まあ、呆れているのは彼女だけではないのだが。
 そんな周りの視線などお構いなしに、イージングはいきなり一行の取り仕切りを始めてしまう。彼は小部屋の
入り口まで歩み寄ると、外の様子を少しばかり伺い、安全を確認したのちに言った。

「それでは早速参りましょう。ここも発見されるのは時間の問題ですし、今から出立すれば夜にはニューカッス
ル城にたどり着くでしょう」

 その仕切りに納得いかないアニエスは腕を組みながら目を細めてイージングを睨みつけるが、当の本人はどこ
吹く風と言ったように、外に出て歩いて行ってしまった。さあどうぞ、ともう一人の男が催促し、仕方なく彼女たちは彼らの後を追いかけていく。
 小部屋の外は暗く狭い通路になっていた。また先ほどの小部屋と違って、土の壁となっており。自然に作られ
た洞窟である事がわかる。
 どこからか、柔らかな風が流れてくるが、すぐそこに外へ通じる場所があるのだろうか。そんな狭く、入り組
んでいる洞穴をイージングは迷うことなく先行していく。それをアニエス達が追い、最後にホークが後方を見張りつつ付いていく。
 しばらくは静かなままの進行が続いた。その中で、アンリエッタがイージングの後ろ姿を見ながら言った。

「……やっぱりお二人ともそっくりですわね。特に後ろ姿だと区別ができませぬ」
「私はこのような軟弱な男ではありません」
「どっちが軟弱だかな」
「何だと? 今なんて言った?」
「お前ら喧嘩はやめな、全く。それにしても……あんたどこの出身なんだい?」

 と、マチルダが二人に割り入って、イージングの顔を覗き込んできた。それに対して、アニエスには見せなか
った微笑みを見せる。

「さて、どこの国かな?」
「私もそこが気になっていた。どうやら癖としては北の方の訛りにも聞こえるが、どこかガリアの訛りも聞こえ
る……」

379 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 16:54:59.32 ID:SZxIsgea.net
「グリフォン隊の隊長殿は詳しいですな。まあ、私はこれでもいろんな国への間諜を務めていたことがあります
ゆえ、その土地ごとの訛りを覚えるのです。まあ、これは何処の国の間諜も同じではございませぬか?」
「確かに、そのような話は聞いたことがあるが。まさか本当は思わなんだ。もしや、東方の言葉なども話せるの
か?」
「いや、流石にそれは。多少エルフの言葉などは嗜んだことはありますが、彼奴らの言葉はあまり馴染めず、す
ぐにあきらめてしまいましたよ」
「なるほど、それでは無理だな」

 イージングは苦笑しながら首を横に振った。しかし、そこにはまるで悪びれた様子はなく、まるで冗談を言う
かのように軽快だった。ワルドもイージングの言葉に納得しつつ、つられて笑ってしまった。
 と、不意にアンリエッタは思い出したようにマチルダの事を手で指しながら言った。

「では、そこまで多くの言葉を自在に扱えるのであれば、この方の話していらっしゃる言葉がどこのものかも当
てられますか?」
「え、ちょっと、何勝手なことを……」

 突然自分に話題を振られて、マチルダは慌てた様子でアンリエッタに詰めるが、それよりも先にイージングが
彼女の事を見つめ始めた。マチルダはその瞳の思わぬ強さに体が

「貴女は……ふむ」

 イージングは少しばかりマチルダを見つめた後、彼女の耳元に口を近づけた。そして、不敵な笑みをそこに浮
かべながら静かに囁く。

「貴女はサウスゴーダの地方の人間だな?」
「……っ!」
「その様子だと、何か隠しているようだな。ふふ、安心しろ、漏らしはせぬ」

 マチルダは素早くその場から離れ、身構えながらイージングを睨みつけた。その右手は杖にかけられている。
だが、イージングは素早く両手を上げて、自分には害意がない事を示す。
 その身のこなしに、マチルダは呆れ、すぐに杖をしまう。だが、自分の出身地を当てられただけで、こうも心
臓が激しく鼓動するほどの動揺っぷりを見せてしまうのは、彼の声のせいか。
まるで全てを見透かされてしまったかのような、そんな気分になってしまうのだ。

「失礼、こやつは調子に乗りやすい故、何か粗相を起こしましたか?」
「い、いえ、なんでもございませんわ」
「そうですか、ならばよいのですが。こいつは特に女癖が悪うございます、お気をつけ為され」
「は、はぁ」

 異変に気が付いたホークは、すぐさまイージングを突き飛ばし、マチルダに謝罪を入れた。マチルダは口元を
ゆがませ、冷や汗をかきながらも誤魔化す。そしてゆっくりと何気なくアニエスの許へと逃げてくると、彼女は
小さな声で言った。

「こいつ、本当に信頼していいのか?」
「さあな……。今のところは信頼せざる得ないだろう。もし、我々に害を為すのであれば」

 アニエスは目を細め、イージングを警戒する色を見せながら、自分の剣の柄に手をかける。この先怪しい動き
をすれば、その時は容赦なく切るつもりだった。ルイズ達を守るのは当然のことである。
あの男の実力は未知数ではあるが、それでも自分はあの烈風カリンに鍛え上げられた立派な剣士なのだ。互角に
だって戦えるはず。
 だが、そんなアニエスの思いをイージングは簡単に汲み取っていたらしく、ニヤリと笑いながら挑発する。

「やめておけ、お前じゃ俺には勝てないさ」
「……なんだと? 貴様、なんて言った」
「お前じゃ勝てないって言ったのさ。試してみるか?」

380 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 16:56:00.67 ID:SZxIsgea.net
 その挑発に、何時もならば冷静に対処するはずのアニエスは何故か激しい怒りを感じ、今度こそ剣を抜いた。
そして大きく踏み込み、イージングに切りかかる。全ての者が止める間もない。それほどまでに素早く、そして
力強い踏み込みだった。しかし、次の瞬間、彼女の体が宙を舞い、地面と天井が逆転した。そして、地面に叩き
つけられた瞬間、アニエスの喉元にイージングのナイフが突きつけられる。
 もちろん、彼女もそのままでは終わらなかった。抜いた剣をイージングの首元に向ける。しかし、その腕は
イージングの右腕に抑えつけられ、それ以上どうあがいても動かなかった。もちろん全身も、彼の体によって組
み伏せられている。
 完全にアニエスは封じ込められている。その一瞬のやり取りを見せつけられ、ルイズ達は呆然としてしまった。
イージングは喉元からナイフを離す。

「踏み込み過ぎだ。殺そうとする意気込みはいいが、こんな安い挑発に乗っちゃ、話にならないぜ」
「ぐっ……」
「ね、姉さんが一瞬で倒された……。あんなに強い姉さんが」

 ルイズにとってはよほどショックだったのだろう。手負いだったとはいえ、あのアニエスが一瞬にして、いと
も簡単に叩き伏せられたのだ。ただ、呆然と見ているしかない。
アニエスもアニエスで、悔しそうに唇をかみしめる。が、次の瞬間、胸のあたりをがっしり掴まれ、彼女の顔が
はっと目覚めた。イージングの手が、アニエスの右胸にがっしりと押し付けられていたのだ。しかもイージング
はそれだけにとどまらず、いきなり揉みだした。

「お、ちゃんと胸はあるんだな。結構大きいじゃないか。うーん、でもアンリエッタ姫殿下よりかはないな」
「こ、この……」

 しかしながら、そんなふしだらな事をしておきながら、イージングの表情は何かを分析するかの如く冷静で真
顔だった。それがアニエスにとって最も癪にさわった。
彼女は解放されていた右腕を振り払い、イージングの頬に平手をおみましてやる。完全に油断していたイージン
グはそれをまともに食らい、横に転がり、壁に叩きつけられた。

「何をするんだ! 俺が折角お前の胸を分析してやったのに!」
「うるさい! 誰がそんなことを頼んだ! 女の敵め! お前なんぞ地獄に落ちてしまえ! いや、私が落としてや
る!」

 イージングはなりふり構わずアニエスに組みかかり、アニエスもそれに応じてしまうから、ただの縺れ合いに
までやり取りは落ち込んでしまった。その様子に、もはや周りは呆れ果てるばかりだ。まったく知らないものか
ら見れば、ただ双子が取っ組み合いの喧嘩をしているようにしか見えないだろう。

「何だと、この野郎! 男みたいな体つきしやがって!」
「お前こそ女みたいな華奢野郎だろうが!」
「何を言うか、この素晴らしい体つきを見ろ!」
「ぎゃあああ、ぬぐなぁぁぁぁ!」

 突然イージングは服をはだけだし、上半身を曝け出した。優男なイメージとは裏腹に、十分に鍛え上げられ、
そして戦傷が散らばる体が露わになる。しかし、そんなものを突然見せられ、アニエスは悲鳴を上げながら、彼
の頬を再びぶん殴ろうとするが、イージングはそれを受け止め、お互い押し合い引き合いとなった。


381 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 16:58:58.42 ID:SZxIsgea.net
 アンリエッタは突然の事で真っ赤になった顔を手で覆う。ルイズ達も呆れ果てて、苦笑するしかない。ただ一
人、ホークだけが真剣な眼差しで背後を見守っていた。それを見て、アニエスに殴られた鼻から血を出している
イージングは、胸ぐらをつかんで拘束していたアニエスを地面に放り投げると、立ち上がって男に言った。

「敵だな」
「ああ」

 イージングは鼻をぬぐうと、気配を伺うように壁に背をつけて、静かに集中し始めた。その瞬間、一気に緩ん
でいた空気が緊迫感をあらわし、イージングを責めようとしたアニエスでさえ、黙らざるえなくなった。
イージングはほんの数秒集中したのち、ゆっくりと男の方を向く。

「今ので気づかれたという感じではないな。一気に距離を詰めず、探り探りこちらへ近づこうとしているのかも
しれない」
「初めから追われていたということになるか。さすがに、この人数で気づかれずに逃げるのは無理があるかもし
れないな」

 男とイージングはお互い顔を見合わせ、相談をしあう。そして、イージングが上着を着ながら少しばかり考え
込むと、一つ決意したかのように、顔を上げた。

「……このまま進むぞ」
「何? このまま進めば、何時かは追いつかれる。ここは危険を承知でもう一つの道を行くべきだろう」
「あそこは風の流れが強い。俺たちならともかく、アンリエッタ姫殿下の御身に危険が及んで怪我の一つでもさ
せてみろ。トリステインはおろかウェールズ皇太子殿下にも顔向けできんぞ」
「だが奴らが襲ってくる可能性だってある」
「奴らの対処の方が楽だろう。幸い、まだ気づかれていないし、あの程度の敵であれば、無傷での対処は十分可
能だ」

 男の指摘は半ば正しい。このまま歩き続ければ、いつ補足されるかわからない。ならば、多少危険であっても
敵の追撃を振り切れる道をゆくべきだ。
 しかし、イージングは頑として譲らず、真っ直ぐ男のかを見つめていた。睨み返していた男だったが、イージ
ングの性格を理解していたため、すぐにあきらめたように首を横に振った。

「……大した自信だな」
「まあな。さあ、行きましょう」

 イージングはアニエス達にそう告げると、構わずに前へと進み始めた。男は「少し様子を見てから追いかけま
すので、先へどうぞ」と言って、来た道を少し戻って行った。
アニエスは二人のやり取りに大きな不安と不審な表情を浮かべなら、イージングの横へ詰め寄る。

「本当に大丈夫なんだろうな!」
「大きい声を出すなよ。まだ奴らにはこの道がばれていないんだ。慎重に行くには越したことはない」
「……だが彼は」
「俺たちは任務を必ず果たす。それだけが存在価値であるからな。俺たちを信じてくれれば大丈夫だ」


382 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 17:00:18.02 ID:SZxIsgea.net

 アニエスはさらに問い詰めたかったが、イージングの不思議な自信に押されてしまい、それ以上は何も言えな
かった。と、そんな彼女の横にひょこっとアンリエッタが歩み寄ってきて言った。

「大丈夫ですわよ、アニエスさん。きっと、彼らは私たちをウェールズ様の許へ案内してくださりますわ」
「……大した自信ですね。敵に見つかりかけているというのに」
「だって」

 アンリエッタはアニエスの顔とイージングの顔を交互に見やる。その様子にアニエスは眉をひそめて、訝しげ
に彼女を見つめていたが、にっこりとアンリエッタが笑ったのを見て、面食らってしまった。

「あのお方、アニエスさんと同じで、職務に関しては真面目そうですから」
「ほう、それは私が職務以外では真面目ではないと言いたいのですか?」
「あれ、違いましたうぐぅぅぅぅ!?」

 アンリエッタはくすりと笑って続けて言おうと思ったが、その前にアニエスが彼女の頬をつねりあげて妨げて
しまう。しかも大声が出ないように口をふさぎながらつねるものだから、周りへの配慮は一応とっているつもり
のようだ。
 彼女としては別段悪気や馬鹿にする気持ちがあって言ったわけではないのだが、口は災いの元だ。職務以外で
不真面目、と言われること以上にアニエスにとってはイージングと同等に扱われるのが嫌なのだ。

「ほうほう、そのような事を言う悪い口はこれですか」
「あうううううう!ごめんなひゃい!」
「ほら、姉さん! またアン虐めてるの?」
「虐めているんじゃない、教育だ」
「どちらにしろ、そろそろやめてあげなよ、アニエス。大人気ない」
「そうだ、不敬だぞ」

 こんなところでまでいつもの調子の二人なのを呆れたルイズが止めに入ったが、アニエスはそれでもアンリエ
ッタを放そうともしなかった。
しかし、マチルダとワルドにも責められ、流石にアニエスもぐむっ、と口を紡いで、少しばかりすねた表情を浮
かべ始めてきた。そんな彼女に、イージングがとどめを刺す。

「見苦しい奴。でもすねた顔は可愛いな、はっはっはっは」
「ぐっ、ぬうううう……何時か殺す……!」

 イージングはそう笑いながら言うと、そのまま奥へと向かって行った。アニエスは顔を真っ赤にしながらアン
リエッタを放し、そのあとをずんずんと歩いていく。アンリエッタは目を回しながら、何とかルイズに支えられて倒れるのをこらえ、そして改めて彼らも歩き出した。


383 :虚無と銃士 第四十九話 ◆2DS2gPknuU :2012/08/30(木) 17:01:25.07 ID:SZxIsgea.net
以上です。相変わらず拙い文で申し訳ないです。
次はまだできていないので,まだまだ先になりそうです。
個人的にはイージング気に入っているキャラのひとりです。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/31(金) 00:30:25.69 ID:QmL5T1Vp.net
乙です
完全復帰ではないのかな?

385 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/08/31(金) 10:48:57.90 ID:VgQFpoHD.net
これは書き溜めていたものなので、完全復帰ではないですね。
ただ、少しずつは書き始めています。文章少なめでも投稿することを続けられればいいかなと思ってます。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/01(土) 12:24:24.69 ID:vJQct5QN.net
投下乙でした。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/02(日) 00:02:17.02 ID:xQI9GeJm.net
乙です!
完全復帰でもなくとも新作投下は嬉しいっす。

388 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:36:54.54 ID:kfT6fSnm.net
書き溜めていたものに加筆したものを投稿したいと思います。
ここからが1から書き始めますので,だいぶ先になると思います。

389 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:39:07.90 ID:kfT6fSnm.net
 しばらく歩き続けている間、アニエスはずっとイージングの背中を睨みつけていた.そんなイージングは少し
苦笑しながらアニエスに尋ねかける。

「なんで俺のことを目の仇にする?」
「何故って……別に理由などない。お前のような奴が気に食わないだけだ」
「はは、そりゃ厳しいな」
「お前のような暗殺者がいること自体が信じられん」
「まあ暗殺者らしい暗殺者なんていたら、それこそ問題だけどな」
「……」

 アニエスは揚げ足を取られてムッと顔を顰めるが、イージングはそれに苦笑した。

「まあ揚げ足だったな」
「お前は何のために戦っているんだ?」
「もちろんウェールズ殿下と王家のためだ」
「何故?」
「俺の恩人だからな」
「……」

 アニエスは困惑してしまった。考え込んで、間をおいて答えてくると思いきや,イージングは何もためらいも
なく即答して見せたのだ。しかも、振り向きながら答えるその素振りには何ら迷いも見せていない。
 彼は,心の底から『恩人』であるウェールズに報いようとしているだけだ。ただ純粋に任務へ身を投じる男の
姿がそこに会った。
 アンリエッタはウェールズの名が出たので気になったのか、覗き込むようにアニエスの後ろからイージングに
話しかけた。

「あのぅ、イージング殿とウェールズ様とはどのような御関係で?」
「まあ上司と部下ですよ、ただの。……ただ私を拾ってくれた、ね」
「まあ、それはどういう御事情で?」
「……まあ話せば長くなりますが。私の実家は一度叛乱を企てましてね」
「な」
「父が独断で始めたことだったが、勝てるはずもない叛乱だった。私は母を守るため、王家に対する忠誠を誓う
ために、父を暗殺したのです。これが、私の暗殺者としての最初の仕事だった。父の首を持ち、私は陛下に許し
を請いました。その時に私を拾ってくれたのが王子だったのです。世話係をしながら私は斥候,暗殺者としての
修業を重ね、今に至るのです」
「そう、だったのですか」
 
 アンリエッタは唖然とした表情で、イージングの話に相槌を打った。アニエスも驚きを隠せない。それは彼の
人生に対してではなく、自分と同じような道を歩んでいるからだ。
 しかし、実際は逆。光と闇、歩んできた道は正反対にも思えるのだ。

「それに私の命はすでに一度無くなっていますから,すでに惜しくはないのです」
「それはどういうことですか?」
「レコン・キスタからの撤退戦の際,私はウェールズ殿下の影武者として敵の眼を欺き,しいては多くの敵とと
もに死に果てるつもりでした。しかし,始祖は私に生きよと仰せになられたらしい。からくも敵を撒く事ができ
た私は今こうして再び殿下のために働くことができたのです」
「そのようなことが……。貴方の忠誠心は素晴らしいですわね。貴方のような部下を持たれているウェールズ様
がうらやましいですわ」
「私めにはもったいないお言葉です」

 恭しく,小さくお辞儀するイージングにアンリエッタは感動を覚えているようだ。感動,というには少しばか
り悲観過ぎるが,まだウェールズに忠誠を誓ってくれている部下がいるというだけで十分心が安心する事だった
のかもしれない。

390 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:40:09.16 ID:kfT6fSnm.net
「それに私は自分のために戦っているだけですから」
「ご自分のため?」
「ええ。結局他人の心の中など分かりませぬから,自分自身のために生きるしかありません。なので私は私のた
めに生きています。それがウェールズ様の影として生きるということなのです」
「……それは何か淋しいような」
「そうでしょうか?」
「それは人々はわかり合えないと仰られているのと同じでは?」
「ははは,そんなことはないですよ。確固たる意志さえ持てば,相手にも伝わりますゆえ」
「自分のため……」

 イージングの言葉をアニエスはまるで自分に刻む混むように繰り返した。確かに彼は自分のために生きている
という雰囲気を持っているが,それでもアニエスは認めたくない気持ちがある。
 なぜそんな我儘になれるのか。今まで復讐のため,ルイズのために生きてきた自分にとって,そんなイージン
グの生き方など到底認められるはずもないはずもないのに,なぜしっくりきてしまうのだろうか。

「お前もそうなんだろう?」
「……お前と一緒にするな」

 イージングはアニエスにそう尋ねかけるが,アニエスは目線を逸らしながら否定した。同じように見られたく
ないのだ。ただ単純に。

「恥ずかしがることはないと思うがね」

 そう茶化すように言うイージングは,道が開けて大きな広間に出た瞬間歩みを止めた。そして手を翳して,ア
ニエス達を制止させた。
一体何事かとアニエスは一瞬体を強張らせたが,次の瞬間周りからの殺気を感じて,イージングの行動に納得し
た。どうやらマチルダも感じているらしい。

「おい,なんで囲まれているんだ」
「え!?」
「さあてね,なんでかわからないが……」
「……!?」

 問い詰めようとしたアニエスに対し,イージングが急速に振り返りながら,何かを投げつけてきた。だがそれ
はアニエスの横をそれ,彼女たちが来ていた道の奥へと飛んでいく。
 そしてすぐに男の悲鳴が上がり,地面に倒れる音が聞こえてきた。それと同時に,イージングは手を振りなが
ら真っ直ぐ走り出した。それを合図に,前方の広間の天井から黒装束の男たちが降りてきた。
 アニエス達もイージングに続く。ルイズはアンリエッタの手を取りながら走りだした。

「こっちだ,急げ!」
「な,貴様!」
「文句があるならニューカッスル城で聞いてやる!」

 アニエスはイージングに怒鳴りかけたが,構わずイージングは飛び上がり,前方からいきなり襲いかかってき
た黒装束の男たちに斬りかかった。
男たちも身のこなしは早く,まるで風の様だったが,イージングはまるで力を感じさせないような緩やかさを持
ちつつも,彼らよりもさらに早かった。

「おらぁ!」

 しなやかな動きで敵の攻撃を避け,そして逆に斬りかかりつつ別の攻撃を避ける。黒装束たちも数は多いが,
イージングの敵ではないようだ。
 アニエス達も向かってきた敵を迎え撃つ。イージングほどではないが,アニエスも黒装束たちの攻撃を避け,
確実に仕留めていく。ルイズに向かおうとする敵は全て切り伏せていった。
 マチルダも小さなゴーレムを二つ作り,それをルイズ達の護衛につかせながら自らも戦う。ワルドもマチルダ
に背中を任せつつ,風の魔法で敵を吹き飛ばしていく。

「アン,私の背中に隠れて! サイトは私の背中を守って!」
「おう,任せろ!」
「はい,ルイズ,無理しないで!」

391 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:41:32.38 ID:kfT6fSnm.net
 それでも数が多く,ルイズ達に向かってくる敵も出てきてしまう。しかし,彼女たちも円陣を組んで守りを固
め,よく迎え撃つことができている。
 特にサイトの動きが段々とデルフリンガーに合わせたものになってきて,以前のような堅い動きではなくなっ
ていた。もしかしたら,しっかりと剣を教えられているルイズよりもいいかもしれない。

「まったく,恐ろしい少年だ,あいつは」
「将来が楽しみかい?」
「……全然!」

 その様子を見ていたアニエスは,マチルダに茶化されて,それを振り払うように回し蹴りを敵に打ち込む。
 力任せに振ったそれは避けられてしまうが,代わりにイージングが上から圧し掛かり,肩から心臓に向けて刃
を刺して殺した。

「おい,油断するなよ」
「お前もな!」

 イージングは軽い口を吐いて見せるが,アニエスは言い返すように彼の背後から斬りかかろうとした男の顔を,
イージングの顔の横を霞めながら蹴飛ばした。
 イージングはひゅうっと息を吹きながら,振り向きざまにもう一人仕留める。
 しかし,なぜこうも先回りされているのだろうか。アニエスは戦いつつもそれが気がかりで仕方がなかった。
 後ろから追いかけられてくるのであれば納得するが,この配置はもはや初めからここを通る事を予測している
としか思えない。
 つまりは秘密の通路自体の存在を事前に把握されていたことに他ならない。しかし黒装束たちはあっさりと倒
されてしまった。

「この程度なのか……?」

 アニエスがつぶやいた瞬間,彼女の背後から何かが飛んでくるのを感じ,それを素早く伏せて避けた。
 殺気など感じなかった。完全に不意を突かれたアニエスは驚いた様子をしながら通路の奥を見つめる。すると
そこからゆらりと人影が現れた。

「なっ……」

 アニエスは目を見開いて,その人影を見た。ボウガンを構えている人影は,ゆっくりと広間へと入ってくる。
 人影は,ホークのものだった。そしてそれに連なる影が数人いることが彼女の眼に映る。そして間違いなく彼
らは,襲撃者にではなく自分達に殺気を向けていることにいやでも気がついた。
 イージングは黙って彼らの前に出る。ホークたちもゆっくりとイージングに近づき,お互いが知りうる踏み込
んではいけない距離を保って立った。

「……ホーク,それにお前ら」
「悪いな,イージング。これも任務だ」
「任務だと?」
「ああ,そうだ。お前達を殺し,トリステインの王女達を確保しろという,な」
「……その任務はお前達が信じているものか?」
「ああ」
「……そうか」

 イージングは一瞬瞳を閉じ,悲しみを露にしたあと,すばやい動きで腕をホークの仲間の一人に向けた。その
瞬間,爆発音とともにその一人の眉間が貫かれ,血を噴出しながら倒れこむ。
 それにホーク達は驚きを見せながら,イージングを囲むように陣形を組む。
 それでもイージングは慌てなかった。囲まれていても,あたりを見渡し,状況を把握する。

「イージング!」
「来るな! こいつらは俺が殺す」
「殺す……? 仲間をか!?」
「ああ。当たり前だろ?」

 確かに,イージングの言葉には正しさがある。それはわかる。しかしアニエスにはどうしても納得ができない
ことがあった。

392 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:42:25.39 ID:kfT6fSnm.net
 イージングに,一切の迷いが無いことだ。
 彼は仲間を殺すことに何の躊躇も抱いていない。ただ冷たい感情で,彼を取り囲んでいる元仲間達を見ている
だけだ。それは仲間達のほうも同じ――いやそうではない。
 彼らのほうはそれぞれの感情を抱いている。ホークだけが,イージングに対抗できるような冷たさで,見つめ
ていた。
 
 ホークの仲間のうち,イージングの背後の位置についていた一人が彼に襲い掛かった。だが,イージングは見
透かしていたように,流れるような動きでナイフを抜くと,
その男と対峙し,そしてそのまま剣を受け流す。続けざまに左から来た別の男の剣も避けた。あくまで自分を狙
っているのか。イージングはそれに気がつき,安心したように静かに笑った。
そして先に襲い掛かってきた方の足を刺し,そのまま首を掻っ切った。

「ちょ,ちょっと! あれどうなっているのよ?」
「ルイズ,見るな……!」
「どうして仲間同士で戦わなきゃいけないのよ!」

 ルイズが悲痛の叫びを上げる。だがそれをさえぎるように,アニエスは呆然としていたアンリエッタやサイト
ごと,ルイズの顔を覆うように抱きしめた。
 あそこで行われている殺戮の光景は見せてはいけない。仲間同士が殺しあう景色など,若い彼らに見せてはい
けないのだ。

 その間にも,イージングは二人目の胸にナイフを刺し,そのまま地面に突き倒した。残りはホークを含めて3
人。背の高い男と,若い顔の男だった。
 ホークは,アイコンタクトで二人に指示を送った後にボウガンを捨てて突撃していく。二人は時間差をつけて,
ホークの後ろから突っ込んでいく。そして,ホークの背中から,若い顔の男が投げナイフをアニエスたちに向け
て飛ばしてくる。完全に背後を向いていたアニエスはそれに対応できない。しかしそれをイージングは身動きも
せず,腕を伸ばしただけで叩き落した。

 しかしイージングの肩に,一本の手裏剣が刺さる。背の高い男のほうが投げたものが突き刺さったのだ。イー
ジングはそれを黙って抜き取ると,向かってきたホークの剣を捌く。ホークは何度も何度も切りかかり,一旦下
がりながら口笛を吹いた。
 その後背の高い男が間髪いれずにイージングに襲い掛かる。だがイージングはその剣を難なく捌く。それに若
い男も加わってきたが,イージングはすばやく足払いをし,その男の体勢を崩す。
 背の高い男は背中を向けたイージングに,剣を振り下げようとする。だがその前に,イージングが脇の横から
右手を出した瞬間,背の高い男の胸が貫かれた。そしてドサリと地面に倒れてしまう。同時に,若い顔の男の胸
をナイフで突き刺し,止めを刺す。

 ホークは部下二人の死をもろともせずに,再びイージングに襲い掛かった。イージングは両手に持ったナイフ
で剣を受け止める。

「もう撃てないだろう! あとは剣と剣の戦いだ!」
「ああ,そうだな」
「お前は強い。暗殺者の中でも,一番強かった。俺の部下でも傷ひとつつけるのがやっととはな」
「……だがその傷ひとつが大きいな」
「当たり前だ。お前一人で戦局を覆せるわけが無いが,面倒だからな」
「ホーク……。俺は今,どんな気持ちだと思う?」
「哀れんでいるんだろう? それとも怒りか?」
「いや……奇妙に納得しているんだよ,ホーク」

 イージングの思わぬ言葉に,ホークが驚いた瞬間,イージングが瞬間的に力を強め,そして剣を弾く。イージ
ングはがら空きとなったホークの腹を切り裂いた。
 血が噴出す。ホークの足がふらつく。だが膝はつかなかった。
 イージングはホークの前に立つ。そして剣を蹴り飛ばし,ナイフを首元に向けた。


393 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:43:08.01 ID:kfT6fSnm.net
「……家族がいることで,従わざる得なくなったんだろう?」
「わかっていたか……」
「ああ」
「レコン・キスタにはな,俺達の行動なんて筒抜けだったんだよ。その上で俺達をまだ買ってくれようとした。
イージング,お前だってそうじゃないのか?」
「……俺には来なかったさ」
「……まあ,お前に声をかけるほど,あいつらもバカじゃないな。お前は任務に忠実だった。たとえ危険な任務
であろうが,お前は生き残ってきた。俺達という足かせがありながらも,それでも成果を上げてきた」
「俺も,お前達が裏切るとは思わなかった」
「……お前には,わからないだろうけれどな……たとえ祖国を裏切ってでも,守らなきゃいけないものだってあ
るんだ」
「いや,わかるよ」
「わかるものか……」

 ホークは血反吐を吐きながらも,イージングの肩をつかむ。そこには,もはや暗殺者の姿は無く,ただひとり
の死に行く男の姿があった。
 だが,イージングはあえて,笑みを浮かべながら言った。

「それが信念ってやつだ」
「……」
「俺が国が大事なように,お前達は家族が大事なんだろう?」
「若いくせに,分ったような口を言うな……お前のそういうところが気に食わないんだ」
「……」
「さあ,殺せ。どうせ俺達の任務は終わった。お前はお前の任務を果たせよ」
「ああ……じゃあな,ホーク。俺はあんたのこと,嫌いじゃなかったぜ」
「……俺は大嫌いだったさ」

 イージングが低い声で別れを告げると,ナイフで首を掻っ切り,ホークに止めを刺した。ホークは一瞬体を強
張らせたが,そのあとは力なく地面に倒れ,
そしてもう光を映し出さないうつろな瞳をイージングに向けて死んでいった。
 イージングはその目を閉じてやると,振り向き,そして洞窟の奥へと足を歩ませようとする。

「ちょっと!」

 そのイージングをルイズが大声で叫んで止めた。イージングはただ振り向かず,立ち止まり,ルイズの言葉を
待った。ルイズは先ほどの怒りに満ちた顔から一瞬で悲痛な表情に変えながら,彼に訊いた。

「悲しくは,ないの?」
「……」
「仲間だったんでしょう……?」
「そうだな。だが,あの時点でもうあいつらは敵だった。敵である以上,排除するしかない。そうじゃなきゃ,
殿下に危険が迫るからな」
「だからと言って!」
「ルイズちゃん。これが現実ってもんだ。これが俺達の戦争だ。……いくら君が叫んだって,変わりはしないの
さ。……だから,用事が済んだら,君達はすぐに帰ったほうがいい。君達には残酷すぎる場所だ。地獄に似た世
界だ。
そんな中で甘い幻想を抱いていれば,何時かは食われてしまう。殺す殺さないじゃない。生きるか死ぬかの問題
なんだ。俺の場合は,生かす為に生き残っているんだ」

 イージングはそう言い残すだけで,一度もルイズに一瞥することなく,洞窟の奥へと向かっていく。
 ルイズはなおもイージングに食って掛かろうとしたが,アニエスに止められ,何もすることができなかった。
アニエスもルイズの気持ちが痛いほど分る。だがあの冷たさこそ,戦争で,暗殺者として必要なものなのかもし
れない。そして自分はあんなに冷たい刃になることなんてできないだろう。復讐をするものとして,決定的に足
りていない部分がそれなのではないかと。
 そんなアニエスに,ルイズは涙を流しながら振り向いた。
 


394 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/03(月) 16:45:44.65 ID:kfT6fSnm.net
「……姉さん……」
「分っている,なんて無責任なことは言わないさ。だけど,今は先へ進まないと,な? そうじゃないと,ここ
へ来た意味がなくなってしまう」
「……だけれど」
「ホークやイージング達にも大事な人がいるように,私達にも大事なものがある。その大事なもののところへ帰
るためにも,進まなきゃ」
「……うん」

 ルイズは涙を拭って,アニエスに連れられるように洞窟の奥へと進んでいった。サイト達も,それに続いてい
く。残されたのは,敗れた者達の骸だけだった。
 そしてイージング達は黙って洞窟の奥へと進んでゆき,そしてようやくニューカッスル城の近くまでへとたど
り着くことができたのだった。

 しかし,アニエスの胸中は複雑だった。



 ――私は,あそこまでルイズのために冷たくなることができるのだろうか……?



---------------------------------------------------------------------------------------------
やっとのことでニューカッスル城に到着しました。
ホーク達の話はもっと深くやりたかったのですが,展開を早くしたいと思って,やむなく削ることにしました。

原作のアニエスはもっと冷たいイメージがあります。そのイメージをイージングに込めています。
銃士のアニエスがどう転んでいくのかは,今後描いていきたいと思います。

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/04(火) 21:33:59.60 ID:JpdCvJkO.net
投下乙!続きが楽しみです

確かに原作のアニエスには隙がない
……コルベールに報復しないのが不自然なくらいに



396 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:06:37.78 ID:qbUPwEHJ.net
>>395
ご感想ありがとうございました。原作のアニエスも生きがいみたいなものを見つけたからこそ,
コルベールに報復できなかったのかもしれませんね。


第五十一話ができましたので投稿したいと思います。よければ読んでください。

397 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:08:14.10 ID:qbUPwEHJ.net
 しばらく洞窟の中を歩いた後,アニエス達は行き止まりにたどり着いた。イージングがそこの隠し扉を開くと,
彼女らは下水道に出た。汚水が一方に流れ落ちてゆき,突然急な坂になっている部分は水の通り道しかない。坂
ではない部分にある,人一人が通れる通路を何とか歩いていくと,途中にで梯子があった。イージングは先に上
っていくと,腰に下げた鞄から鍵を取り出し,出口の扉を開く。そして外の様子を伺ったあと,続いて出るよう
に,上から指示を出す。
 まずはルイズが上に上ってゆき,続いてアンリエッタが上っていった。そしてマチルダが上ってゆき,アニエ
ス,サイト,ワルドと続いていった。
 その瞬間,どこからともなく轟音が響き渡り,その衝撃が彼らにも響き渡ってきた。アンリエッタは思わず体
のバランスを崩しそうになるが,それをルイズがしっかりと体を支える。

「この音は?」

 アニエスが尋ねかけると,イージングは少し苦笑しながら言った。

「多分,レキシントン号による砲撃だろう。こうして制空権を抑えながら,嫌がらせのように砲撃を加えてくる
んだ」
「まあ……なんて卑劣な……!」
「俺の任務が成功していれば,こんな事にはならなくて済んだんですがね」

 アンリエッタはイージングの言葉を聞いて,レコン・キスタに対して怒りを感じているようだ。それに対し,
イージングは愚痴っぽく言葉をこぼしながら,鉄格子の鍵を開ける。どうやらここは牢屋の一部屋のようだ。周
りは薄暗く,かび臭さが鼻についてきた。それに対して鉄格子は何度も開かれているのか,滑らかに開いた。
 この牢屋の異変に気が突き,衛兵があわただしくやって来た。衛兵は警棒を取り出しそうになったが,イージ
ングの姿を見て敬礼をする。その衛兵に対し,イージングは耳元で何かをささやくと,
衛兵はもう一度敬礼をした後,足早に上へと向かっていった。

「彼には下水道の入り口をふさぐように命令を出しました。これで,秘密の通路から敵が湧いてくるなんてこと
は無いでしょう」
「しかし,誰もいないんだな,この牢屋は」
「もはや敵を捕まえてどうこうできるほど,余裕は無いさ。食料的にも,精神的にもな」

 アニエスの呟きにイージングが苦笑しながら答えた。どうやら相当切羽詰っている状況のようだ。アニエスが
改めて訊かずとも,わかる。もうこの王城は長くは持たない。革命は成ってしまうのだろう。ここにはもはや死
しかないのをアニエスは感じ取っていた。ワルドやマチルダだって,同じように考えているのだろう。
 ここにきて,ホークたちの気持ちも何となく理解できてしまった。家族がいるのであれば,確かに裏切りたく
なる。革命などどうでもいい。ただ家族の無事を保つためには必要なのだ。

 と,余計なことまで考えそうになる頭を振り払い,イージングの後を追っていく。イージングは真っ直ぐ上へ
上へと上がっていった。
 そしてある部屋へと案内された。そこは客室であり,元々は高貴なものを迎えるための部屋だったのだろう,
煌びやかな作りだったが,家具などはすでにほとんどなかった。おそらく軍資金にするために売り払われてしま
ったのだろう。それでも最低限のベッドなどは用意されていた。アニエス達は中に入り,アンリエッタはワルド
に進められてベッドの裾に座った。

「こちらでお待ちください。殿下をお呼びいたします。他の方の部屋は後ほど手配しますので。それまでに…
…」

 イージングは何かを言いかけた後,少し部屋を出て,そして一人のメイドを連れて戻ってきた。メイドは緊張
した趣でお辞儀をする。体型などは,アンリエッタに近いようだ。そんなメイドをすぐに見つけてくるあたりは,
さすがである。何が流石なのかは,あえてアニエスは口に出さなかったが。

「このものに着替えなどを持ってこさせますので,どうかご利用ください」
「承知いたしました,イージング殿,何から何までまことにありがとうございます」
「これぐらい当然です。では」

 イージングは少し笑みを浮かべた後,足早にその場を後にした。少し歩けばもう笑みは消し,斥候としての顔
になる。そして,アルビオン王国の皇太子,ウェールズがいる場所へと足早に歩いていった。
 ウェールズは城のホールにいるらしい。明日,レコン・キスタは攻城を行うらしく,覚悟を決めた王党派は,
どうやらそこで最後の晩餐会が行っているようだ。相手五万に対して,こちらは三百。勝てる相手ではなかった。
だからこそ,何かしら報いなければいけない。王党派として戦い続けてきた何かを残さなければいけないのだ。

398 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:09:18.16 ID:qbUPwEHJ.net
 栄光ある敗北,といえば聞こえがいい。しかし,それは所詮,最後の悪あがきとも言える。その悪あがきをい
かに派手に行うか,イージングは考えていた。
 
 ホールにたどり着くと,そこでは盛大なパーティが行われていた。簡単な玉座にアルビオン王が鎮座し,貴族
や臣下が見守っている。そしてまるで園遊会のような煌びやかな飾り付けられ,テーブルにはこの日のために残
してあったごちそうが並んでいた。しかし,どれにもイージングは目もくれなかった。まるで,燃え尽きる前に
轟々と燃える蝋燭の炎のようだ。イージングはそんなものに興味を示さず,目的の人物を探して目を配った。
 イージングは,ワインを片手に会場の真ん中で話し込んでいるウェールズの姿を見つけた。イージングはそこ
へは向わず,近くにいた適当な執事を呼び出し,ウェールズを呼んできてもらいたいと頼んだ。執事はイージン
グを胡散臭そうに見ていたが,斥候が来た,と言い付け加えると,仕方なさそうにウェールズの元へと歩いてい
った。
 本来ならば直接話せればいいのだが,こんな血生臭い斥候が,パーティの中に入れば,それだけで興ざめにな
ってしまうだろう。その点,ウェールズは弁えているため,執事に声をかけられ,ホールの隅に立っている。
イージングの姿を見つけると,話していた貴族達に別れを告げて,足早にイージングの元へとやってきた。イー
ジングは膝をつき,顔を伏せて言った。

「お話中,お越しいただき申しわけございませぬ」
「何,構わない。それよりそなたが無事にここへ戻ってこれたことのほうが吉報だ」
「はっ,ありがたきお言葉に存じまする。ですが,部下全員を亡くすという失態を起こした故……」
「それは,裏切りか?」
「……」
「何も答えぬということは,肯定か……」

 ウェールズは憂いの表情を浮かべながら,ワインを一口含んだ。仲間が減っていくというのは,こんな状況で
も悲しいのだろう。
 イージングは憂いをなくすために,すかさず話題を変えた。むしろこちらのほうが本題なのだ。

「それで,皇太子殿下。殿下にお会いしていただきたい方をお連れいたしました。現在客室でお待ちいただいて
おります」
「ほう……それは誰かな?」
「……」

 イージングは周りを気にしながら,ウェールズの耳元にアンリエッタの名をささやいた。その瞬間,ウェール
ズは動転し,ワイングラスを落としそうになる。それをイージングが軽く受け取ると,ウェールズに戻した。

「……戯れではないだろうな?」

 流石のウェールズも訝しげにイージングをにらみつけていた。確かにこんな状況で隣国の王女であるアンリエ
ッタがやってくるはずはない。それはイージングだって突然言われれば信じられるようなことではない。しかし
現実として来てしまっているのだ。イージングは首を横に振って答えた。
 
「私が殿下に戯れるときはもっと盛大にやります」
「……左様か……アンリエッタが,ここに……」

 ウェールズは思わず彼女の名を呼びながら,何か複雑な表情を浮かべていた。その気持ちは分る。だからこそ
イージングは訊ねた。

「ここに連れて来ては騒ぎになると思い,客室で待機していただいております。それで,お会いになられます
か?」
「……わかった,会おう」

 ウェールズは困惑した表情を浮かべながらも,うなづいて見せた。イージングはこちらです,と言いながらウ
ェールズとともにパーティ会場を後にする。騒がしいパーティ会場から離れ,客室へと二人は向かっていく。
その中でウェールズは戸惑いを隠せないようだ。イージングは少しでも和らげるためにも,また話題を変えてみ
ることにする。

「それで殿下のイーグル号はご無事なのですか?」
「あ,ああ。無事だ。今回は運が良くてね,硫黄を積んだ貨物船を奪取することができた。これで,少しは反乱
軍どもに見せ付けられることができるな」


399 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:11:04.43 ID:qbUPwEHJ.net
「ほほう! 火の秘薬ですか! それは良いですね。殿下は以前にも上手く革命軍の物資を奪取することができた。
このままいっそ,空賊になられてはいかがですかな?」

 イージングは少しわざとらしく驚きながら,冗談を言って見せた。ウェールズは笑い返しながら言った。

「はっはっは,それもいいかもしれないな。だが,私の命は王国とともにありだ」
「理解しております。故の戯れです。お許しを」
「しかし,レキシントン号を落とすことができた無かったのは大きいな。あれでは次の戦争のときも,制空権を
抑えられてしまう」
「その点はご安心を。与えられた任務はどんなことをしてでも成し遂げて見せます」

 イージングはそういうと,胸元に隠していた何かをウェールズに手渡した。ウェールズはそれを訝しげに見る
と,目を見開いて驚いたように呟く。緑色に輝くそれはまさしく風石だった。

「純度の高い風石だ……。よくこんなものを見つけてこれたな」
「ちょっとスカボローでくすねて来たんです。こいつに魔力を注入させて暴走させれば,レキシントン号も無事
にはすまないでしょう」
「しかし,どうやって」
「直接乗り込んで見せますよ。なあに,うちの使い魔は曲芸が得意なほうです」
「……死ぬ気だな」
「お互い様です。殿下が国のために身を投じられるというのであれば,私も喜んでお供いたしましょう」
「すまない」
「いえ。さあ……つきました」

 イージング達が客室にたどり着くと,ワルドとサイトの二人の男達が客室の前を見張るかのように立っていた。
ワルドはウェールズの姿を見るやいなや,素早く膝をついて敬意を示す。一方のサイトのほうも慌ててワルドに
倣った。

「君達は……アンリエッタの護衛だね?」
「はっ,お会いできて光栄です,ウェールズ皇太子閣下」
「……この中に,彼女がいるのか」
「すでに準備を終えられて,今か今かとお待ちなさっております」

 ウェールズはいよいよ覚悟を決めたように,服装を整えると,一度ため息をついてうなづいた。

「うむ。一緒に入ってくれ」
「よろしいのですか?」
「ああ,頼む」

 ウェールズに催促されて,ワルドはゆっくりと客室の扉を開いた。その扉の先に,平民の服を身に纏ったアン
リエッタがベッドの裾に座っていた。アンリエッタはウェールズの姿を見るや否や,口元を手で覆ったと思った
瞬間,すぐに彼の元に駆け寄り,胸元に飛び込んでいった。ウェールズはその突然の行動に戸惑いながらも,し
っかりとその体を受け止める。そして彼女が自分の知るアンリエッタであることを改めて確かめるように,胸元
から離して,彼女の顔をじっくりと見つめた。

「ああ,ウェールズ様……お会いしとうございました……! この日を,この日をどれだけ待ち望んでいたか…
…! 野を越え,山を越え,空を越え! やっとお会いすることができました!」
「ああ,アンリエッタ。やはり君であったか……。できれば,ここにいる君が幻であるか,それかスキルニルで
あればどれだけよかったか。ああ……」
「何故ですの? ウェールズ様は,私にお会いしたくなかったのですか?」

 ウェールズは顔を手で覆いながら,まるで始祖に祈るかのように天を仰いだ。アンリエッタは困惑した様子を
隠せなかった。何故自分との再会をこうも嘆いているのか。それが理解できなかった。
 ウェールズは少々怒りを含んだ真剣なまなざしでアンリエッタを見つめる。そして静かに語り始めた。

「こんな危険な場所に何故来た? 自分の立場がわかっているのかい? 君は一国の王女,それに婚礼の前じゃな
いか! 君にもしものことがあれば君の母君は,トリステインの民はどうすればいいと思っているんだ!?
自分の都合で,身勝手な行動を取るべきではない!」
「あ……それはしょ,承知の上で……」
「それこそ性質が悪い! 君は……!」

400 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:11:51.93 ID:qbUPwEHJ.net
 ウェールズは更にしかりつけようとしたが,ふるふるとまるで子供のように波駄目になりながら震えるアンリ
エッタを見て,もはやしかる気をうせてしまった。彼は大きくため息をついたあと,アンリエッタの頭をなでて
やる。

「……君は本当にお転婆なところがずっと直らないんだな」
「え?」
「……そんな悲しい顔をされたら,これ以上怒れないじゃないか,私の大事なアンリエッタ。ああ……私はなん
て幸せ者なんだ。ブリミルよ,この出会いに感謝いたします。最期の最期で,私は君に再び会うことができた」

 ウェールズは先ほどまでの怒りを含んだ表情から一変させて,柔らかい表情で再びアンリエッタを抱きしめた。
アンリエッタは少々ついていくことができず,瞳をぱちくりと瞬きさせていたが,ウェールズが自分との出会い
を喜んでくれたとわかって,涙を流しながら愛おしそうに抱きしめ返した。何度も何度も,ウェールズの名を呼
び,彼の体温を感じていた。彼がまだ生きている,それだけでアンリエッタは安心することができたのだった。

「意地悪せずに最初からそういえばいいのに,わが君は」
「う,うるさいな。言うべきことは言うのが道理というものだろう?」

 イージングは意地悪な笑みを浮かべながら,ウェールズをまるで友達かのように茶化してみせる。ウェールズ
は少し恥ずかしそうに顔を赤らめながら,言い返した。イージングはそれでも意地の悪い笑みをやめないため,
ウェールズは諦めて,アンリエッタを慰めた。アンリエッタはやっと泣き止むと,ルイズたちのほうを向いて,
ウェールズに彼女らを紹介した。

「こちらにいるのは私の友達です。ここまで来るのに私に力を貸してくださったのです」
「そうか……。アンリエッタの我侭を聞き,こんな危険な旅を共に成し遂げてくれてありがとう。……こんな一
言よりも,本来ならば,もっと労いたいところなのだが……こんな状況だ,どうか許してもらいたい」
「いいえ,私達は友達の願いを叶えたかっただけです。お二人のこんなに幸せな姿を見れるだけで十分です」

 ルイズは満面の笑顔で答えた。その言葉や表情に偽りはない。真っ直ぐだった。ウェールズは「優しいのだ
な」と微笑みながら言うが,その後の表情は複雑であった。その胸中は他の皆にも分っている。

「少し待っていてくれないか? 渡したいものがある。きっと,それを取りに来たのだろう。イージング,共を
してくれ」
「承知いたしました」

 ウェールズはその複雑な表情を誤魔化すかのように,イージングと共にその場を後にする。そしてしばらくす
ると,ひとつの宝石をちりばめられた宝箱を持って二人は戻ってきた。ウェールズはそれをテーブルに置くと,
首からネックレスを外した。その先には鍵がつけられていた。よほど大事なものなのだろう。ウェールズは宝箱
の小さな鍵穴に鍵を差し込んで,開く。蓋の内側にはアンリエッタの肖像が描かれていた。

「まぁ……」
「宝箱でね。大事なものはここにしまってある。そして,君たちが求めてきたものがある」

 ウェールズは手紙を一通取り出した。それを見てはっとしたアンリエッタの様子を見ると,これが彼女の求め
ていたものだったらしい。ウェールズは封筒から手紙を取り出し,その手紙の内容を読み返す。手紙はすでに何
度も読まれたのだろう。ボロボロになっていた。そして読み返し終えたあと,大事そうにしまい,愛おしそうに
口づけをした後,アンリエッタに渡した。アンリエッタはすでに涙を浮かべて,震える手でそれを受け取った。

「……この恋文がゲルマニアに渡っては確かに危険だからね。君に直接返すことができて,よかった。何度この
手紙に救われたことか……ここにはアンリエッタ,君の気持ちがありありと書かれている。少し正直で行き過ぎ
ているところはあるが,
それでもアンリエッタ,ここには確かに君がいたんだ」
「そんな,私は……ウェールズ様」
「わかっている。君の気持ちはよくわかっているよ,アンリエッタ。だけれど,君と一緒にいることができるの
は,今日が最後だ。私は王族の務めとして,最後の最後まで戦う義務がある。君のお願いを聞くことはできな
い」
「……わかって,いらしたのですね」

 アンリエッタのウェールズの服の裾を掴む力が少しだけ強くなる。ウェールズには何もかもお見通しだったの
だ。

401 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:13:09.55 ID:qbUPwEHJ.net
「……ああ。だから,君は明日帰らなければいけない。私のことを忘れて,一国の王女として務めなければいけ
ない。わかってくれるね?」
「わかりませぬ……! 何故,ウェールズ様が死ななくてはならないのか……! 私にはわかりませぬ! お願い
いたします,わが国へ亡命してくださいませ!」

 アンリエッタは熱っぽい口調でウェールズに詰め寄った。しかし,ウェールズは首を横に振ることしかなかっ
た。彼一人が生き残ること,他の仲間達を捨てて助かることなど,彼自身の誇りが許さないだろう。それに,彼
が亡命することで,トリステイン王国に混乱をもたらすことは必然であった。もしかしたら,ウェールズの身柄
を理由に一方的な侵略が始まるかもしれない。ゲルマニアとの関係も悪くなるかもしれない。
 それをウェールズはよくわかっていた。アニエスもマチルダも,ワルドもよくわかっていたのだった。ルイズ
やサイトだけが,わかっていなかった。

「私からもお願いいたします,殿下! どうか,アン,いえ姫殿下のお願いを聞いてくださいませ! ここでウ
ェールズ様が討ち死にされては,残された姫殿下はどうすればよいのですか!? 」
「ルイズ!」
「姉さんは黙っていて! 殿下,残された者たちのことを考えたことはありますか!?」
「俺からもお願いします! このお姫様は,貴方のことを愛しているんですよ? それに死ぬことが,怖くは無い
のですか? 怖いはずでしょう! それに,生き残る事だって,義務ではないのですか?」
「では残っていく者たちのことを考えたことがあるのかな? ラ・ヴァリエール嬢,少年」
「それは……その……」
「彼らだって逃げ出したい。残してきた者たちの許へと行きたいと考えているだろう。しかし,その思いを抑え,
守るべきもののために戦おうとしてくれている。ハルケギニア統一と聖地奪還というなどという,民草の血をも
考えておらぬ無謀な野望を持つ
貴族派に勇気の片鱗を見せつけるという義務を果たそうとしてくれている。下々の者達のその思いを,我々王族
が何故見捨てられようか?」

 ウェールズの言葉に誰もが口を閉ざしてしまった。王族としての義務,その決心は堅いようだった。たとえそ
れが犬死だとわかっていたとしても,ウェールズは明日死ぬ気でいるのであった。ルイズはイージングのほうを
向いて強い口調で言った。

「イージング! 貴方はどうなのよ?」
「俺に振られても困るんだがな」
「貴方も,死ぬつもりなの……? 皇太子殿下をお守りするのが,任務なんじゃないの!?」
「勘違いしてもらっては困るな。俺の任務は,皇太子殿下を最期の最期まで,その責務を果たされるまでお守り
することだ。殿下が名誉のために死ぬとおおせられれば,それに殉ずるのが俺だよ」
「……どうかしている! 皆,どうかしているわ!」

 ルイズは髪を乱しながら,その場で叫び散らした。それをみて,ウェールズは少し笑いながら言った。

「君たちは正直だ。真っ直ぐで,いい目をしている。大使としては不適格だが,これからのアンには必要な人材
だ。だからこそ,頼みたい。これからもこのアンリエッタを守っていただきたい」

 ルイズはぼろぼろと涙を流しながら,小さく「駄目なんですか」と答えた。答えてみるが,どうしようもない
のはわかっていた。同じく無念な気持ちを持っているサイトは優しく抱きしめてあげた。
 アンリエッタはなおも懇願する目で,ウェールズを見つめていた。

「ウェールズ様……」
「……アンリエッタ。明日,巡洋艦『イーグル号』が,女子供を乗せてここを離れる。それに乗って,トリステ
インに帰るんだ。諸君らも,いいね?」
「いやです,ウェールズ様! ウェールズ様が残られるならば,私も……!」
「アンリエッタ!! しっかりするんだ! 君はトリステインに必要な大事な人間じゃないか! こんなところで
死んではいけない!」
「ではウェールズ様は必要ないと仰られるのですか!? 私には必要のない人間だと,仰られるのですか!?」
「そうは言っていない!」
「あの、よろしいですかな?」

 押し問答が始まりそうになった瞬間,ワルドが一礼をしながら割って入っていった。それによってウェールズ
とアンリエッタの言い争いは何とか収まる。ワルドは少し微笑んだ後に,ひとつの提案をした。

402 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:14:06.01 ID:qbUPwEHJ.net
「姫殿下は,今日さまざまな困難を潜り抜けて,ここまでやってきております。それに殿下も兵達の式を御取り
になられて,さぞやお疲れのご様子でしょう。ここはお二人とも冷静になられる時間が必要なのではないかと私
は存じております。ゆえに,明日,戦が本格的に行われる前にお互いのお気持ちを確かめ合うのはいかがでしょ
うか? ニューカッスル城には礼拝堂があるとお聞きしましたから,そこでならば,落ち着いて話し合うことが
できるでしょう」
「しかし,それでアンリエッタの脱出が遅れてしまったら?」
「その場合は私のグリフォンで脱出すればよいかと。滑空するだけであれば,この大陸から出ることは可能で
す」
「おお……そうか。それならば心強い。……アンリエッタ,それならば明日,せめて最後の時間を二人で過ごそ
う。始祖ブリミルの見守る下で,一緒に過ごそう。それで,いいね?」
「……はい」

 ワルドとウェールズの提案に,力なくアンリエッタはうなづいた。ルイズは何か言いたげな顔をしたが,アニ
エスに肩をつかまれ,首を横に振られたためにそれを言うことができなかった。

「ありがとう,アン。それでは皆もお腹をすかせているだろう。疲れてもいるだろうから,パーティに参加する
気にもなれないだろう。ホールのご馳走をこちらに持ってこさせよう。今日はもう,休んだほうがいい」
「……ウェールズ様!」
「お休み,アンリエッタ」

 そういって,ウェールズは部屋を出て行ってしまった。イージングも後に続いて出て行く。残されたものたち
は沈黙したまま,何も話すことはできなかった。それぞれ,思惑はある。だけれど,それを口に出すことは許さ
れないような気がして。そんな夜が,明けていってしまったのだった。
 


 そして――エレオノールは,どこか冷たい床の感触を肌に感じながら目覚めた。

403 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/08(土) 16:18:52.26 ID:qbUPwEHJ.net
以上となります。今回の話では,アンリエッタとウェールズが直接出会っていたらどうなっていただろうなぁっと
想像しながら書いていました。結果なんだか突っ込みどころ満載な感じになりました。
それと忘れられそうになっていたエレ姉の状況を描きたいと思います。最近はちょっとペースが速いため,
次話はちょっと時間が空くかもしれません。基本的には不定期で頑張りたいと思います。

よろしければご感想などいただけたらうれしいです。それかエレ姉のイラストとか(ry

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 01:14:09.10 ID:8NjLJuAi.net
うぉ!更に新作が着ていた!乙です!!
エレ姉再起動を確認・・・!

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 10:19:10.60 ID:90TMLM41.net
誤字発見
兵達の式→指揮じゃね?
それはそうとアンアンはやっぱりアンアンだなぁ。国のことより自分のことか

406 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:29:52.60 ID:vazo53lF.net
>>404さん,>>405さんコメントありがとうございました。
最近はまだ事情があって書く時間があるので,今のうちにどんどん進めていきたいと思いますが,
次話から難産そうなので,遅れてしまうかもしれません。それでも頑張りたいと思います。

ということで,五十二話を投稿したいと思います。

407 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:30:47.72 ID:vazo53lF.net
 そして――エレオノールは,どこか冷たい床の感触を肌に感じながら目覚めた。
 冷たくて,更にひんやりとした空気がエレオノールの体から体温を奪っていく。ぶるっと体を震わせた後,何
とか立ち上がって,まだ目覚めきっていない頭を振って何とか意識を取り戻そうとする。体がだるい。体を起こ
すことが精一杯なぐらい,体の力が入らなかった。

 ふらついて,後ろに転がりそうになるのを,壁が支えになってくれた。そしてずるずると力なくしゃがみこん
でしまう。
 見渡してみると,ここは,三方を壁に囲まれた牢獄だった。牢獄の中には粗末なベッドが一つと,壊れた拘束
具が地面に散らばっている。そして鉄格子の向こうにもひとつ無人の牢獄があった。どうやら古い建物の中であ
ると,エレオノールは感じていた。何故こうも冷静でいられるのか,わからないが,恐怖心が一定を通り越して
しまっているからもかもしれない。

 自分の身の回りを調べてみるが,どうやら杖は取り上げられてしまっているらしい。何とか立ち上がって,一
度鉄格子を思い切り揺らしてみるが,非力な彼女ではどうすることもできなかった。

「何なのよ,ここは……」

 エレオノールはあたりを見渡しながら,自分が何故こんな状況に陥っているのか,記憶をたどってみる。
 最初に思い出したのは,そうラ・ロシェールでルイズやアニエスたちと別れた後だった。あそこでアルビオン
に飛んでいくフネを見送ったはず。そして,その次は,崩れた階段を避けるように,レビテーションで地面にま
でたどり着いて,そして怪しげなゼリー状の物体を見つけて,安全のためにツェルプストーと合流しようとして,
それから――記憶が無かった。
 そこからの記憶があやふやどころかまったくと言っていいほど無かったのだ。それが不気味で仕方なく,エレ
オノールは突然不安に駆られてしまう。
 どうしたらいい。どうすればいい。
 
「誰か! 誰かいないの?」
 
 とりあえずエレオノールはあたりに叫び散らすように,人を呼んだ。危険かもしれないが,ここに閉じ込めた
誰かがいるかもしれない。いなければ――自分に待っている悲惨な最期を想像してしまい,彼女は更に不安にな
ってしまった。息が切れ切れになる。胸が苦しくなる。何一つ風景が動かない,この孤独な状況は,エレオノー
ルの精神をすり減らすのに十分だった。

 特に応えがないのに,エレオノールは泣き出してしまいそうになるのを抑え,何とか誰かに気づいてもらおう
と,鉄格子を揺らしたり,体当たりをしてみる。そうでもしていなければ,本当に不安で心が病んでしまいそう
だったからだ。こんなことで,罪人の気持ちが分るとは思ってもいなかったが。とにかく何かをしなければすま
なかった。

 だが体当たりをしても,どんなに叫んでも答えは返ってこなかった。エレオノールは鉄格子を掴みながら,そ
の場に崩れ落ちてしまう。
 自分をこんな目に合わせたのは,おそらく仮面の一味だろう。その一味が何を考えているのか,わからなかっ
た。何をたくらんでいるのだ。まさか,自分を人質にラ・ヴァリエール家に脅しでもかけようとしているのか。

 そんなことを思考にめぐらせていたら,やっとのことで誰かがこちらにやってくるような足音が聞こえてきた。
人の気配だ。しかし安心することはできない。
 こんなところにやってくるとしたら,自分を閉じ込めた連中だろう。エレオノールはあくまで矜持を保ったま
ま,ベッドに座り,睨みを利かせたまま,足音がこちらにやってくるのを待つ。段々と音が近づいてくるにつれ
て,エレオノールの心臓の鼓動も高鳴った。どんな相手が来ようが,ラ・ヴァリエール家の長女としての面子を
保とう。そう思っていたのだった。しかし其の考えは,蝋燭を持った女と其の傍らにいるもう一人の女の姿によ
って崩れた。エレオノールは目を見開いて,驚愕した。

「……アニエス……それに,アンダルシア……!?」

 それはあまりにも突然すぎる再会だった。
 いや,一つは再会ではない。ここにいるアニエスは明らかに偽者だ。笑みの浮かばせ方が皮肉じみていて,そ
れでいて狂気を感じる。これほど怖いと思ったアニエスの顔は初めてだった。このアニエスは本物ではない。あ
の時,地面に叩きつけられたはずのあの偽者のはずだ。そして何故,アカデミーの学友であるアンダルシアがそ
の隣にいるのか。その答えはひとつしかなかった。


408 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:31:20.05 ID:vazo53lF.net
「はぁい,お目覚めはいかがかしら? エレちゃん」
「アンダルシア……」
「そう怖い顔で睨み付けないでよぉ,せっかくの可愛い顔が台無しよぉ?」
「答えなさい! あんたはあの仮面の一味なの!? それとそこにいるアニエスは何なの!?」
「あらぁ,怖い怖い」

 エレオノールは鉄格子を掴み,アンダルシアたちに詰め寄ろうとした。アンダルシアはわざと大きな反応をし
て,エレオノールを逆撫でしようとする。エレオノールはそのアンダルシアの挑発に乗って,「答えなさい!」
と大きく叫んだ。その瞬間,腹に大きな衝撃を受けて,彼女は地面に倒れてしまった。何かで殴られた,とわか
ったのは,隣にいたアニエスらしき人物が棒のようなものを持っていたのを見てからだった。

「ほら落ち着かないと,この怖い妹さんに虐められちゃうわよ?」
「……ゲホッ! ゲホッ! 誰が,私の妹よ……そこにいるのはフェイスチェンジで作り出した偽者でしょう
が!」
「さっすがぁ,エレちゃん正解! でもねぇ,ちょおっと違うかなぁ」
「……どういうこと?」
「まあとりあえず,この仮面,見覚えがあるでしょ?」

 アンダルシアは懐から仮面を取り出した。それはエレオノールたちを襲い掛かってきた人間が被っていたもの
と同じものだった。「ふだんつけているのはちがうんだけどね,これは下っ端用」とアンダルシアは付け足す。
やはり彼女は仮面の軍団の一味だったのだ。何故彼女が仮面の軍団に関わっているのか,それがわからなかった
が。

「これはとあるお方の私兵部隊,その名も<<仮面>>っていう安直な名前の部隊なんだけれどね。その一員の証な
の。もちろん私もね」

 アンダルシアは困惑するエレオノールに対して,にたりと気味の悪い笑みを浮かべつつ,隣にいたアニエスら
しきものの肩に腕を乗せた。アニエスは先ほどの笑みを消して,まるでエレオノールを憐れむかのような瞳で見
つめてきた。しかし,その瞳の奥には自分への嘲笑が混じっているような気がして,それがエレオノールにとっ
て気に食わなかった。

「酷いじゃないか,エレオノール姉さま。私を偽者呼ばわりなんて」
「黙りなさい……。たとえあんたが誰であろうと,妹を騙ろうなんて許せない! 正体を明かしなさい!」

 エレオノールの言葉に,すぐさまアニエスらしきものはくっくっくと,不敵な笑みを浮かべた。その意図がつ
かめず,エレオノールは困惑するばかりだ。

「正体かぁ。正体,正体ってなんだろうな? 私は私であり,アニエスでもあり,アンダルシアでもある。誰で
もある。人間よ」
「……はぁ?」
「あなたが望むのであれば,こんなことだってできる」
「……ひぃ!」

 突然,あたりに突風が吹いたと思えば,アニエスのようなものから服がなくなり,そして突然その顔が,まる
で水を浴びた泥人形のように崩れ落ちていく。それが全身に伝わってゆき,ぽしゃんと水たまりのようになった。
その水たまりはまるで生きているかのように蠢き,するするとエレオノールの牢獄の中へと入っていった。そし
て,再び泥人形を作るかのように,水たまりはまるで粘り気の有るようにぐにっぐにっと不気味な音を立てなが
ら動いて,人の形を成していく。そしてその姿はまさにエレオノールそのものとなっていたのだった。再び突風
が吹くと,服装までエレオノールになってしまった。
 エレオノールは驚きと恐怖を隠しきれず,しりもちをつきながら,後ずさりした。そのエレオノールに,エレ
オノールらしきものはどんどん近づき,そして壁まで追い込んだあと,顔を近づけてきた。

「言ったでしょ? 私は誰でもあるって。私は望むものにならば何にだってなれる」
「ば,化け物……」
「そう,私をそう呼ぶ人間もいるわね。まあ悪い気はしないのだけれど。これでも精霊の力を得ているのだから,
敬って欲しいのだけど。生み出したのも貴方達なのにね……。
まあいいわ。エレオノール,あなたのことはよくわかっているわ。貴方の過去も,貴方の今もね」
「何ですって……?」

409 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:31:51.40 ID:vazo53lF.net
「ふふ,いい加減,厳格な長女という役割はこりごりなんじゃない? 自分だけが損をする,妹達だけがいい思
いをする。何故自分だけこんなに割を食わなければいけないのか? 考えたことがあるでしょ?」
「……残念ながら,そんなことは考えていないわよ」
「ああ,そう……違うか。そうね,『優しさ』なんてめんどくさいものを全部妹に放り投げて,自分は勝手に生
きているのが気持ちいいのよね。だから,今の生活には不満は無いのか。
ずっと,このまま気ままに生きて,めんどくさいことはカトレアやルイズに任せればいい,そんなことを考えて
いるのだものね」
「そ,それは違うわ! 私はただ……」
「ふふ,否定してもちゃんと私には分っている。記憶はここに全部ある。貴方の覚えていない過去も。貴方,本
当は私の事,分っているんでしょう? まあこれも記憶をたどれば全部分っちゃうんだけれどね」
「……」
「あなたの記憶の中には面白いもの,一杯ある。特に……」

 エレオノールらしきものは,エレオノールの耳元で一つの単語を呟いた。その瞬間,エレオノールは目を見開
き,激昂して目の前の自分に掴みかかろうとした。だが,その行動は簡単にいなされ,先ほどと同様にエレオ
ノールらしきものは水に戻ると,牢屋の外へと出てしまった。

「楽しみにしてらっしゃい。ここにカトレアを連れて来て,真実を全て話してあげるから。貴方達ヴァリエール
家がやらかしてしまったことも全部ね」
「どういうことよ! あんた,カトレアに何かして見なさい! ヴァリエール家が黙っちゃいないわよ! いいえ,
私があんたを殺してやる!」
「ああ,怖い怖い」

 エレオノールは鉄格子に掴みかかり,アンダルシアとエレオノールようなものににらみつけながら叫んだ。だ
が,それも徒労に終わってしまう。

「ということで,エレちゃん,もう少し大人しくしていてねー。貴方の愛しいバーガンディ伯にも話をつけてき
てあげるから。あ,ここから叫んだって,地上には届かないからね。あと,貴方の使い魔も……正直なものよね
……。
主人を助けようとして,返り討ちにあっちゃうなんて。ふふふ,それじゃあね,バイバーイ」
「……待ちなさい! この卑怯者!」

 エレオノールらしきものとアンダルシアはエレオノールに別れを告げると,そのまま牢屋を立ち去っていった。
エレオノールは彼女らが何をしでかすのか,予想できていた。だからこそ,必死に彼女らに叫び,そして鉄格子
を何とか開けようとする。しかし,鉄格子はびくともしない。
 使い魔に呼びかけようとしてみるが,反応が無かった。アンダルシアの言うとおり,自分が気絶している間に
やられてしまったのだろうか。もはや,外との連絡を取る方法はなくなってしまった。

「カトレア……皆,逃げて……」

 鉄格子からずるずると体を崩してしまいながら,エレオノールは,ただ呟くことしかできなかった。そんな無
力な自分がいやでいやで仕方なかった。しかしどうすることもできない。自分には見守るしかなかった。

「真実って,真実って何よ……」

 最後にあの化け物が言った真実という言葉。その言葉がいつまでも頭の中で反響するように残っていった。


    *


 夜更けのニューカッスル城は,不思議なほど静かだった。
 兵達も死を覚悟しているのだろう。お互い話し合うこともなく,ただ黙々と自分達の任務をこなしている。そ
んな姿を,アニエスは城壁の上から眺めていた。
 夜更けに目覚めてしまった彼女は,黙ってそのまま散歩に出たのだった。どうにも,また寝る気にはなれなか
った。

410 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:32:38.09 ID:vazo53lF.net
 アニエスは満天の星空の下でひとり考え事をしていた。
 ここに来るまでにいろいろなことが起こった。地竜を守るものとの出会い,惨劇。自分の出生の謎。自分を憎
むものとの邂逅。そして,自分自身との出会い,ミシェルとの再会。いろいろなことがあった。特にラ・ロシ
ェールで出会った自分の偽者。まるで本当に自分がそこにいるかの錯覚を感じてしまうほどだった。そしてミシ
ェルはなぜ,自分と敵対してしまったのか。あの悲しい表情は一体なんだったのか。
 更には自分がメイジの才能を持っているということ。意外だった。そして,複雑な気持ちだった。自分が憎む
べきものの血が,自分の中に混ざっていることが,そしてそれによってヴァリエール家にいる
正当な理由にもなりえること。
 さまざまなことがいっぺんに起こってしまい,アニエスは混乱していた。本当に自分が何者であるのか,わか
らなくなってしまっていた。
 
「……私は本当に,ルイズと共にいるべきなのだろうか」

 ふとそんなことを考えてしまう。何者かも分らない自分が,ルイズのそばにいる資格などあるのだろうか。
ラ・ヴァリエール家の一員としていることが認められるのだろうか。もしや災厄を運んでいるのは
自分自身なのではないか。
 知りたかった。自分が何者であるのか。どこから来て,どこへ行くのか。自分は何故『復讐』をしようとして
いるのか。何故あの時生き残ることができたのか。改めて知りたかった。

「……わからなくなってきた」

 ルイズと出会う前は,沢山の人間を殺してきた。ルイズと出会ってからも,沢山の人間と戦ってきた。
 知らず知らずにして,自分も恨みを買う側になっていたのかもしれない。いや,なっていたのだ。
 復讐を考えるのであれば,それ以外のことは省みることは本当は無いのだろう。はじめはそうだった。しかし,
今の自分はそれを省みている。自分が手にかけてきた相手のことを,怨まれる立場になったことを感じてしまっ
ているのだ。
 もし,自分がメイジを恨むように,自分を怨む人間がいてもおかしくはない。その怨みを持つ人間が,自分に
ではなく,ルイズたちに害を為してきたとすればどうなる? 自分は守りきることができるだろうか。そして,
その怨みを受け止めることができるのだろうか。それが怖くて,怖くて仕方がなかった。怨まれることがこんな
にも怖いとは思わなかった。

「なんだか悩ましげじゃないか。どうした?」

 と,そんなアニエスに男の声がかけられた。この声はよく知っている。イージングの声だった。アニエスはじ
とっとにらみつけるように彼を見てみる。だが,イージングは全く動じることなく,アニエスの隣まで歩み寄る
と,左手で城壁の塀の上に乗っかり,大きなあくびをした。全く,悩み事などとは無縁そうな男だとアニエスは
思う。自分と瓜二つの癖に,中身は何にも似ていない。まるで光と闇のような存在だ。
 どちらが光でどちらが闇なんて事は,アニエスにはわからなかったが。
 これ以上のにらみつけも効果が無いと思ったアニエスも同じようにあくびをして,城壁に背もたれしながら夜
空を見上げた。そして,そのままの状態でイージングに語りかける。

「……貴様は自分のことが良く分っているか?」
「どういうことだ?」

 イージングはアニエスの姿を見るために少し背を丸くしながら,首をかしげる。アニエスもどう訊いたらいい
ものか,少し考え込んだ後,ぽつりぽつりと口に出し始めた。

「……出生とか,自分がどんな生き方をしているかとか,どんな生き方をしていきたいとか……,そうだな,端
的に言えば未来,現在,過去ってことかな……」
「ああ,そういうこと」
「そうだ。過去はどうだ?」
「……過去は話しただろ?」
「今は?」
「こんな生活をしている」
「未来は?」
「わからんね。まあ今日死ぬことは確定しているけれど,もしかしたら生き残るかもしれないし」
「……やっぱりお前に聞いた私がバカだったよ」

 あまりに適当で簡単な回答に,アニエスはがっくりとうなだれた。イージングははっはっはと大きく笑いなが
ら,夜空を見上げながら言う。

411 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:33:09.15 ID:vazo53lF.net
「未来なんてものは分らんさ。俺が今,この城壁から滑り落ちて死ぬかもしれないし,レコン・キスタが突然瓦
解して戦争が終わってしまう,なんてこともあるかもしれない。
過去も,あの時どうしていたらどうなっていたんだろうなぁとか,色々と考えちまうけれど,それを考えたとこ
ろでどうにもならない。過去は変えられないんだ。だからあんまり気にしても仕方ないんじゃないか?」
「簡単にまとめてくれるな。それができないから困っている」
「そうかね? お前はそうできていると思うけれどな。今のお前は,お前自身のために,ルイズのお嬢様を必死
に守っている。それだけでいいんじゃないか? 他に何もいらないだろう?」
「……欲張りなんだ,私は」
「なるほどな」

 イージングは納得したように笑った。そして続けて首を回して音を鳴らしながら,言った。

「なるほどな,って言いながらも,俺はお前の事なんか全部が全部わかりゃしないのさ。もちろんお前が俺のこ
とを分らないのと同じようにな。お前も俺も,お互いがどんな人生を送ったかなんて,わかりはしない。
だからな,俺は思うんだ。俺よりも俺のことを知っているやつなんかいないってな。だから俺自身が俺のことを
信じられなくなったら,誰が俺のことを信頼してくれているんだ?
俺が選んだ道,歩んできた道は他の奴らにとっては間違いって言うかもしれないし,俺にとっても間違いだった
のかもしれない。だけれどそれは俺が選んだ道だ。だからそれを後悔したところで歩いてきちまったんだから仕
方ない。そして行く先は真っ暗。何にもみえやしない。でも引き返すこともできない。でも俺は進んでいくしか
ないんだ。進んで進んで,進んだ先に真実って奴があると信じていくしかないんだ。それが俺が俺のために生き
るって事さ」
「真実……」

 イージングが出した単語を,反芻するようにアニエスは呟いた。イージングはぐいっと背を仰け反らしながら,
夜空に手を伸ばしていった。

「そう,真実。俺もまだ見つけていないものさ。そりゃそうだよな,まだ20数年も生きちゃいないんだし,そん
なに簡単に真実にたどり着いてしまったらつまらないもんな」
「それを探していくのが人生って事か」
「俺はそう考えている。まあ,これは受け売りなんだけどな,全部」
「誰から教えてもらったんだ?」
「俺の爺様。もう子供の頃に他界したんだけれどな。爺様は真実って奴に,たどり着いた瞬間に死んじまった,
らしい。……まあ子供の頃にこんな話されても,何のこっちゃって話だけどさ」

 イージングはそのときのことを思い出したかのように笑った。アニエスも少し想像をしてしまって,またつら
れて笑ってしまった。そんな二人の様子を,周りの兵士達は訝しげに見ていたが,二人は気にすることなく笑い
続けた。
そして,しばらくして,笑うことに満足した二人は息を整えながら,城壁の向こう側,レコン・キスタが攻めて
くる方向を見つめた。大軍は地上から,空から,いっせいに襲い掛かってくるだろう。ニューカッスル城の兵士
達の
士気は高いが,いつまでもそれが持つとは考えられない。
 兵士達はここで戦うことで真実にたどり着くことができるのだろうか。アニエス達にはわからなかった。そう
思ったとき,イージングが呟いた。

「真実に向うっていう意思こそが,大事なのかもしれないな」
「……貴様が今日死ぬっていうことは,それは,真実に向っているのか?」
「そう信じてなきゃ,今頃ホークたちと一緒になっていたさ。だけどな,ここに残るって選んだのは,俺が選ん
だ道! これは俺の物語。小説で言えば主人公って奴だ」
「お前みたいな主人公の小説なんか読みたくないな」

 ふふ,とアニエスは小さく笑った。それにつられ,イージングも笑った。

「言ってくれるじゃないか。……まあお互い後悔のないようにしようぜ。お前はお前の物語を,自分の思うがま
まに綴っていけばいいのさ。そうすりゃ,何時かは真実にたどり着いているはずだぜ。……さて,俺は部屋に戻
るけど,お前はどうするんだ?」
「ああ,もう少しここに残っている」
「そうか。まあ,あんまり考えこむなよ。気楽に行こうぜ,気楽にな」

 そういい残して,イージングは城壁から飛び降り,そしてそのまま手を振ってアニエスと別れていった。全く,
今日死ぬ男とは思えない背中だった。

412 :虚無と銃士  ◆2DS2gPknuU :2012/09/11(火) 17:34:33.01 ID:vazo53lF.net
 アニエスはイージングの言葉を思い返してみる。自分の中の真実とは一体何なのか。自分はどんな過去をたど
って,どんな未来を行こうとしているのか。自分は何者なのだろうか。
 改めてルイズと一緒にいるのにふさわしい人間であるのか。唯一つ,今分ったことが,それを確かめるために,
行かなければ行けないところがあるということだけだった。

「……ダングルテール……」

 滅ぼされた故郷の名前を呟いた。一度は帰った,あの何も残されていなかった故郷に帰ることで,何か分るの
ではないか。自分が何故復讐を志したのか,自分が何故生き残ったのか。自分が何故メイジのハーフとして生ま
れたのか。その真実のかけらが,そこに行けばあるのではないかと考えたのだった。そのためにはこの戦いに何
が何でも生き残らなければいけない。
 ルイズたちも守る,自分も生き残る。大変な道のりだが,一度決めたことだからやり遂げる。そうアニエスは
決意していた。
 だがしかし,ダングルテールに戻ること,それは『ラ・ヴァリエール家』のアニエスから,『ダングルテー
ル』のアニエスに戻らなければならないことを意味していた。そうでなければ自分は真実にたどり着けないので
はないかと考えていた。
 しかし,そうなれば一度,ルイズと別れなければいけない。一緒には連れて行くことはできない。
 それだけはアニエスの中で心の中にしこりを残すことになったのだった。

-------------------------------------------------------------------------------------------
以上となります。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 23:16:22.82 ID:t937bjgT.net
乙です!
エレ姉ピンチ!いやピンチはカトレアか? 両方か。



414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 23:57:06.94 ID:sqKnQRtp.net
銃士の人、乙!
どれ、もう一度最初から読み直してみるか

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/23(日) 19:34:29.09 ID:5wErrwVX.net
ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説10巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期決まって良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック1巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!シ、シエスタ!!タバサぁああああああ!!!ティファニアぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルケギニアのルイズへ届け!


416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 23:55:24.98 ID:eCQxNJ8N.net
たとえば文明の発達した未来のハルケギニアで、この時代を元ネタにした戦国BASARA的なゲームが出たとしたら、
ルイズたちはどんな魔改造されることになるんだろうか?
「一人で7万の軍勢を止めた」という逸話から、ヒリーガル・サイトゥーンが本多忠勝ばりのロボ扱いになってたりとかw

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/19(金) 16:19:15.09 ID:TJ6PivGi.net
アン様とウェールズの合体攻撃
なんか変な武器をわんさか出してくるコルベール

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/19(金) 17:48:48.11 ID:4w3nJZtu.net
ゴーレムがリアルな女の子なイケメンギーシュ
イケメンなマリコルヌ
ギーシュ×マリコルヌかマリコルヌ×ギーシュかで争う腐女子達

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/11(日) 00:21:39.39 ID:RJn1zNDk.net


420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 22:51:21.57 ID:chvIMqp6.net
もし原作者が島本和彦だったら

校長室に呼び出されて早々魔法が使えないのを理由に
見開きで「退学だ!!」と宣告される逆境まみれのルイズ。

転校生として魔法学院に召喚されるサイト。

過去の出来事をアニエスに責められつつも
「それはそれ! これはこれ!」ともっともらしく力説するコッパゲ先生。
(サブタイトルは炎の贖罪)
そしてやはり納得するアニエスとすかさずツッコミを入れるキュルケ。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/26(月) 23:01:50.15 ID:G4Ir4ka4.net
サイト「たかが七万!」

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/16(日) 19:14:25.09 ID:s+pn4/0T.net
まとめサイトが開けないんだがどうしたんだろ

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/28(金) 23:26:57.19 ID:4m0c/F79.net
まとめひらけないな

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/07(月) 11:41:47.14 ID:0ZiB2Fh6.net
ググれば行けますよ?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/07(月) 12:08:43.87 ID:sLKSeqwL.net
テス

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/08(火) 23:00:23.95 ID:ZCAc2GhC.net
武器屋育ちのルイズやお仕事傭兵編の続きがきてくれないかな

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/29(火) 12:03:22.38 ID:NDHflOIr.net
イザベラが留学していたら偽名はサマンサかね

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/29(火) 14:17:16.17 ID:ABW+PsLK.net
奥様は魔女つながりかよ
一瞬わかんなかったw

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:Y7evPV4I.net
ガリア王家に双子が生まれた場合
王族内で養子縁組を行い、いとことして育てる風習があったら

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:mSkwV6hx.net
凸姫に姉妹が出来るんだな
他に兄弟いなかったよなガリア王家

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:gwVUDJJq.net
王家の男子出生率がそもそも低いよな
女王がなんの問題もない価値観らしいから別にいいらしいけど

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 21:53:28.83 ID:TMmBysNT.net
>>431
アン様世代はウェールズだけか?
全体的に男子出生数の低下が問題になっており、銃士隊が女性ばかりなのは
このまま減りつづけた場合の将来の軍のモデルケースだから
というようなif世界

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/22(日) 02:45:57.05 ID:MoU3DB0b.net
あらためて読んでみたけど銃士いいなあ
気が向けばアニエスの出生編も書いてほしい

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/12(日) 14:34:31.51 ID:aLF9ufsG.net
ネットで時々ルイズが雲に届くような超巨人サイズになってるコラージュ画像を見るけど、
もし本当にルイズがいきなり巨大化したらどうなるだろうか。

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/12(日) 23:20:46.47 ID:Pzj7B+qK.net
パンツが見える

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/17(金) 23:46:36.76 ID:HS7Y98hf.net
>>434
でかいスコップを作って風石掘り出して大隆起回避

437 :名無しさん@お腹いっぱい:2014/01/20(月) 00:16:44.28 ID:6FJubpcI.net
1期毎に1クールと言う合計してもたったの1年分しか放送されていない
ゼロ魔アニメ版が、もし原作全編を数年かけて放送する長期アニメだったら。

最初期のルイズ召喚前のルイズ側とサイト側でそれぞれ丸1話。
(しかも話の最後でサイト召喚されるも、次の話だと前回のあらすじ含めまた召喚するシーンから始まる)
召喚後に1話、魔法が使えない云々1話、食堂の話で1話、シエスタギーシュに問い詰められるで1話、
やっとこさ決闘始まったと思ったら睨み合いで過去話始まって1話、
結局デルフ手に入れるまで丸々3ヶ月かかる。

ちなみに元のアニメ2期の最終話は特番扱いで専用アイキャッチに挿入歌付き、専用EDと至れり尽くせりに。
タイトルは「たったひとりの最終決戦 七万に挑んだ虚無(ゼロ)の使い魔、平賀才人」

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/20(月) 00:21:57.00 ID:sy41sqyb.net
東映製作だったら

の一言で済むものを……

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/20(月) 02:09:59.29 ID:m/yzH1qt.net
劇場版は伝説の超ガンダールヴが出てきて才人が岩盤に叩きつけられるのですね

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/21(火) 17:33:26.14 ID:0zDywuL9.net
マリコルヌ「ムスコです。なんなりとお使いください」

ルイズ「かぁっ気持ち悪い、やだあんた」

マリコルヌ「ふぅはっはっはっ、はっはっは」

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/22(水) 22:46:12.41 ID:Cv+rOicq.net
コルベール「太陽拳」

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/23(木) 19:10:51.01 ID:Oe8jxn75.net
オスマン「ギャルのパンティーおーくれ!」

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/30(木) 02:09:58.07 ID:dEPOQAOL.net
もしも魔法学院が主要キャラだけしかいない極小校だったら


ルイズ「はあ、トリステイン魔法分校を知らないって……当たり前か」

サイト「え? 魔法、分校って。もしかして、あのあばらやが、校舎?」

コルベール「はは、まあしょうがありませんよ。なにせ、全校生徒がここにいる五人しかいませんから」

キュルケ・タバサ・モンモランシー・ギーシュ 以上

サイト「お、おれ、とんでもないど田舎に来ちゃったみたい」



ファーストキスからはじまる、ふたりのカントリーヒストリー

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/30(木) 07:35:30.49 ID:5cDA4Ol3.net
にゃんぱすー

445 :名無しさん@お腹いっぱい:2014/02/03(月) 23:49:44.15 ID:tCO8i/xd.net
もしもサイトの方が極度のツンデレだったら

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/12(水) 18:59:16.16 ID:4Pvf5ntg.net
もし才人が18歳未満お断りな性格だったら

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/13(木) 02:29:14.82 ID:BwescBK+.net
もしも零戦ではなく隼だったら

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/01(火) 02:54:18.58 ID:/AGmJDhd.net
もしもゼロ戦ではなくメッサーシュミットf109だったら


才人「タルブ村を助けにいかなくちゃ!」

到着

才人「もう燃料がねぇぇぇぇ!」

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/03(木) 23:04:21.34 ID:Eoxfpi+s.net
佐々木武雄が銀輪部隊出身の為、
タルブに安置されているのが零戦ではなく使い古しの自転車だったら



トリステイン侵攻時のレキシントン号でのくだりにて

「ゼェ……ゼェ……ル、ルイズゥゥ……!!」
「あ、アレはヴァリエール家の三女が使い魔!?」
「な、何だあの不思議な乗り物は! 鉄の……馬!?」
「サイトさんが鉄の馬に跨って……!」
「サ、サイト!! どうしたのよ!? 息上がってるじゃないの!!」

「こんなポンコツで坂道、駆け上がったら、息も、切れるだろ……!!
 くそったれえええええええええ!!!」

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/28(日) 01:26:30.88 ID:exWU5VSn.net
もしもアンリエッタがルイズの部屋を間違えたら

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/28(金) 10:43:18.65 ID:ZcH0XEAR.net
あげ。このスレも懐かしい。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/04(木) 21:50:12.10 ID:/fsM2gkt.net
もしもエレオノールが巨乳だったら結婚できてただろうか?

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 20:50:47.34 ID:02AuzBme.net
性格きついからなぁ……どうだろうか……。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 21:55:03.65 ID:OYWL25qL.net
もっと単純に考えてみよう

A,ティファニアの体で性格はエレオノール
B,エレオノールの体で性格はティファニア

選ぶならどっちだ

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 21:55:44.71 ID:02AuzBme.net
B,B,B!

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 22:23:19.00 ID:OYWL25qL.net
だろうね

例題その2

A,カトレアの容姿で性格はルイズ
B,ルイズの容姿で性格はカトレア

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 22:34:48.79 ID:02AuzBme.net
(;・∀・)ウーン

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/06(土) 23:46:40.13 ID:02AuzBme.net
それはそれとして。なんとかカトレア主人公にできないかなぁと思って、妄想してたんだけど、
一時期流行った、ルイズが拾われるシリーズみたいに、彼女も救われるのを考えた。
大分性格変わっちゃうけど。

病気であることで長生きできないことに嘆き、また一人で生きられないことに悔しさを感じた
カトレアはヴァリエール家から逃げ出す、または馬車の事故に巻き込まれるなんかして、
ひとりぼっちになる。その内病が彼女を蝕み始めて、死にかけるんだけど、
通りかかったアニメ版オリキャラだけど、ミシェルが助けて、一命を取り留める。
そこで昔の自分と分かれるために、髪を切って、平民のふりをして、戦士として生きる。
不思議と体を鍛えると、発作は起こるけど、丈夫になっていく。
そんな中、カトレアがいないことで摩れるルイズとヴァリエール家。

それでもカトレアはミシェルが真実を追い求めるのを手助けする……ってところで
妄想が続かなくなった。誰か続きヨロシク(ぶん投げ)

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/18(日) 22:08:46.69 ID:juMNRGOX.net
ハルケギニアの人間が全員人語をしゃべる猿だったら
エルフも猿。サイトだけが人間

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/18(日) 22:16:29.77 ID:juMNRGOX.net
もしもルイズが風邪をひいたら
もしもキュルケが教師だったら

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/19(月) 08:44:03.55 ID:Hhe44D2+.net
>>459
聖地に倒壊した自由の女神があるってオチか

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/19(月) 17:19:21.38 ID:OFEY6Os8.net
サイト「なんてことだ、ここは地球だったのか…」

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/02/05(木) 01:35:51.00 ID:YBG5jxnw.net
>>458
カトレア放浪ifは病気の問題が…
治療なじゃ持たなそう。

健康なカトレアも何か違う。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/02/25(水) 12:45:31.30 ID:PZc8xQkC.net
>>463
保守代わりの亀レスだが、健康でなくても
せめて病弱程度に改善されて欲しいと思うのは我儘だろうか
美人薄命とかモッタイナイ

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/03/01(日) 17:07:57.93 ID:dPWKKqv6.net
アニメ

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/03/20(金) 03:07:21.59 ID:SqudWZpi.net
病弱といっても度合いはいろいろあるな
トキばりになにかにつけて吐血されたらもはやギャグでしかない

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/29(月) 00:35:32.26 ID:NrgV3qkV.net
もしもゼロの使い魔の続巻が出たら

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/11(土) 11:53:08.44 ID:qlkltxMR.net
もしも魔法学院が男塾のようなスパルタだったら

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 22:22:54.46 ID:010u0ris.net
もしもゼロ魔の登場人物がルイズ以外は男だったら

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/21(火) 20:58:16.63 ID:P6qGBJah.net
ゼロの使い魔アニメがリメイクされたら


製作:ニトロプラスで

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/03(土) 00:15:04.34 ID:2souTf/I.net
ルイズは殺し屋に見いだされ、ヒットマンの英才教育を施される……。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/03(土) 21:50:27.10 ID:AssTad16.net
エイリアンに襲われて透視と読心の力を得るのか。

【あの作品がスレ】

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/06(火) 19:20:13.83 ID:tDn55qA4.net
もしもヴァリエール三姉妹が三つ子だったら

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/23(土) 22:35:54.09 ID:KZ1mNVtR.net
もしも破壊の杖がパンツァーファウストだったら?

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/04(土) 02:53:42.74 ID:i2r4Yli9.net
もしもティファニアがドSだったら

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/04(土) 19:50:49.40 ID:GCCHsB2z.net
もしもアカデミーに宝条がいたら

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/06(月) 14:45:51.12 ID:kn3qSF2Q.net
もしもルイズが男の娘だったら

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/12(日) 06:01:01.82 ID:SmL680vr0.net
もしもゼロ魔が肉弾系魔法少女ものだったら

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/07(木) 21:11:00.43 ID:hYyXreTS00707.net
>>477
3作くらいSSがあった気がする

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/28(木) 22:50:50.44 ID:B09fFeDO0.net
もしもテファの得意楽器がハープでなくてカンテレだったら

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/10/26(木) 22:25:10.89 ID:HBNgBpvSL
天下り税金泥棒地球破壊ジャクソのミサヰルのみならず金正恩の□ケットも失敗ばかり
ジャクソ同様貧困に苦しむ大衆をよそに税金泥棒利権が確立して安定した地位に安住してたりするのかな
せめて地球と住民の生命と財産を保全するために地域の安全保障にとって重大で差し迫った脅威であり国際社会ヘの明白で深刻な挑戦であり
大量破壊兵器であるクソ航空機の数匹くらい撃墜してくれれば全力マンセーなんだがな、税金て゛地球破壊支援して世界最惡の脱炭素拒否
テロ国家に送られる化石賞連続受賞して世界中から非難されなか゛ら力による一方的な現状変更によってクソ航空機倍増、閑静な住宅地から
都心まで数珠つなぎて゛鉄道の30倍以上もの莫大な温室効果ガスまき散らして気候変動させて土砂崩れ、洪水、暴風、熱中症にと災害連発
させてる世界最悪の殺人テロ組織公明党強盗殺人の首魁蓄財3億圓超の斉藤鉄夫.岸田異次元増税憲法ガン無視地球破壊霸権主義文雄に
これ以上の威嚇的な行動をやめ真剣で持続的な政治に取り組むべきだと非難しよう!
(羽田)ttps://www.call4.jp/info.Ρhp?Type=items&id〓I0000062 , TΤps://haneda-project.jimdofree.com/
(成田)ttps://n-souonhigaisosУoudan.amebaownd.Com/
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