ピクサー、最新作で故スティーブ・ジョブズ氏に敬意

John Appleseed

http://www.computerworld.jp/topics/614/203205/

　米国Pixar Animation Studiosは、同スタジオ最新作のエンド・クレジットを通して、米国Appleの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ
氏に敬意を表し、同氏がPixarにとって“メンターであり友人だった”とその思いを伝えている。

　米国Walt Disney Picturesの3Dアニメーション・スタジオであるPixarの最新作「Brave」（邦題：メリダとおそろしの森）は、ジョブズ氏
の死後、初めて公開される同スタジオ作品となる。スコットランドを舞台に、自由を愛する王女メリダが主人公の作品。ある日、“鬼火”
に導かれ、森の魔女に出会うことで不思議の物語が始まるという。

　The Wall Street Journalは、同作品の“もっとも感動的な瞬間”として、そのエンド・クレジットを挙げる。そこでは鬼火がスクリーン上
に現れるジョブズ氏の名前の周りを漂っているという。

　Braveは、1986年にPixar Animation Studiosを立ち上げたジョブズ氏に敬意を表し、The Wall Street Journalによると、同氏は作中
で、パートナーであり、メンターであり、友人だったと紹介されるという。