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【コント55号】玄和55【玄和会55号】

753 :名無しさん@一本勝ち:2021/08/13(金) 22:24:31.07 ID:5WeXg8JIG
空手なら空手の、剣道なら剣道の、柔道なら柔道の歴史的に構築されてきた技だとか稽古方法だとか試合形式だとかあるわけだ。
それで、どれか個別武道というか種目を選んで入門したなら、同じ道場で同じことを教えられて頑張って練習している先輩や後輩といった仲間たちがいる。

そして、日本の至るところに同じような練習をしている別の道場が沢山ある。
それで、同じようなことを教わって同じように練習していたはずなのに、地区大会だとか関東大会、関西大会、東北大会だとかで競い合うとどうも実力差があって中々勝てない、と。

「それなら、どうしたら自分はもっと強くなれるか?勝てるようになるか?」といったことは南郷氏の『武道の理論』には書いてない。

先ずは「技の多いのはダメ」とか書いてあるのだが、同じ空手で教わる技の数など大した違いは無いからだ。「同じ道場にいるアイツに勝つにはどうしたら良いか?」といったことは南郷氏の『武道の理論』には書いてない。
「技の数の多さ」なんてのは、おそらくは空手より合気道や少林寺拳法のほうが技数が多いということで、「あいつらには負けないぞ!」といったイデオロギー的な「比較練習論」からの発言で
言わば「特定の種目の上達方法」を説いているのではなく
「分野横断的な〈上達なるもの〉を問う」といったメタ(高次)な内容になっている。

そこから読み取れるのは、この著者は単なる空手の指導者・コーチではなく「文筆家、批評家、評論家」といった「文化人、言論者」の顔を持っているということだ。

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