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【HONDA】F1ホンダエンジン【47基目】
- 1 :音速の名無しさん:2015/09/09(水) 05:26:53.45 ID:aF3zjkji0.net
- 今年からF1に復帰した本田技研工業株式会社について語るスレッドです。
前スレ
【HONDA】F1ホンダエンジン【46基目】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/f1/1441550783/
- 41 :音速の名無しさん:2015/09/09(水) 17:49:37.15 ID:kjCNZuWh0.net
- 「私は、25馬力という具体的な数値は語っていません」新井総責任者は言う。
しかし、パワーユニットの出力という点で、ルノーより優っていることも事実だと語る。
では、パワーが同等以上なのに、どうして「ストレートで3秒も失う」のか。その理由は3つあるという。
まずひとつは、「ディプロイ」と呼ばれるERS(エネルギー回生システム)のアシスト量だ。
パワーユニットは約700馬力のICE(エンジン本体)に加えて120kW=約160馬力のアシストが可能だが、
ホンダのそれはターボの熱から回生するMGU-H(※)が熟成し切れておらず、他メーカーに較べて1周で使用できる時間が短い。
スロットルの全開時間が短いサーキットでは問題にならないが、全開時間が長くなるとMGU-Hが回生し切れず、「ディプロイ」が切れてしまうのだ。
すると、160馬力が失われてしまう。長いストレートエンドで失速するのは、そのせいだった。
そして、ストレートが遅いもうひとつの理由は、車体の特性にあった。
マクラーレン・ホンダMP4-30は、空気抵抗が大きいのだという。
- 42 :音速の名無しさん:2015/09/09(水) 17:50:12.56 ID:kjCNZuWh0.net
- ベルギーGPでは、やや大きなリアウイングをつけて走ったものの使いこなせず、
土曜から薄いウイングに換えてセットアップ不足のままで予選・決勝を戦うことになった。
その反省から、今回のイタリアGPでは初日から極めて薄いリアウイングを装着したが、
その代わりにリアの車高を上げ、車体全体をウイングのように前傾させて走っていた。
車体そのもののダウンフォースが大きく、高速コーナーを速く走ることができる代わりに、
空気抵抗も大きく、ストレートスピードは伸びない。
コーナーが速く、ストレートが遅いというのは、ある意味で当たり前のことだ。
さらにもうひとつは、リアグリップ不足のためにコーナー出口でトラクションがかけられず、
ドライバーがスロットルを早く踏めない……という理由もあった。
「アンダーステア傾向だから、フロントを強くする――。そうすると(前後バランスとして)リアが足りなくなって
リアのメカニカルグリップが弱くなり、ドライバーが自分の足でトラクションの限界点を探りながら
(スロットルを)踏んでいかなければならないので、どうしても立ち上がりが遅くなってしまうわけです」
パワーユニット側のディプロイ不足と、車体側の性能不足。
その両方が組み合わさった結果が、イタリアGPの惨敗だった。
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