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岡本里帆ちゃん選手

1 :fusianaasan:2012/07/22(日) 08:07:22.32 ID:yOeG+bxc.net
大好きだ
福見選手許さないぞ

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/22(日) 23:03:09.05 ID:k89sw2KN.net
この選手に負けたために浅見はロンドンに出場できなかったんだけど

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/22(日) 23:03:55.27 ID:k89sw2KN.net
それに岡本里帆じゃなくて岡本理帆なんだけど
好きな選手の漢字くらい間違えるなよ

4 :fusianaasan:2012/07/23(月) 20:03:28.86 ID:+nCNgSbi.net
間違えました
岡本里帆ちゃんでした
福見選手だけは許せない
早く引退でもなんでもしなさい怒り

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/23(月) 23:39:57.08 ID:kZKvfCvG.net
だから里帆じゃなくて理帆だって言ってんだろう
里じゃなくて理の方だっての

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/23(月) 23:43:53.81 ID:kZKvfCvG.net
しかし、この岡本理帆も県の団体戦では70kg級の高校チャンピオンで
小学生からよく対戦していた村山のどかに一本喰らったようだな
いくら勝気の岡本でも70kg級の高校チャンピオンには太刀打ちできんな

7 :fusianaasan:2012/07/24(火) 09:18:32.27 ID:szm7Sf2z.net
可愛い大好きだ
岡本理帆選手
福見選手より大好きだぜ


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/26(木) 01:24:55.51 ID:/E95whlY.net
パワフルな選手だな

9 :fusianaasan:2012/07/26(木) 18:54:25.53 ID:9dWZLjLm.net
可愛いな高校生だっけ

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/26(木) 21:43:09.14 ID:e69iXAG1.net
岡本は藤枝順心高校3年だろう
52kg級の加賀谷千保の後輩だな

11 :fusianaasan:2012/07/26(木) 22:47:01.47 ID:9dWZLjLm.net
山梨学院大大嫌い

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/26(木) 23:18:22.89 ID:e69iXAG1.net
お前の好きな浅見と山崎も山梨学院なんだが
それでも嫌いなのか

13 :fusianaasan:2012/07/27(金) 16:58:42.56 ID:F6Lf7TC8.net
帝京大に勝ったから

14 :fusianaasan:2012/07/28(土) 19:44:04.85 ID:yBNG8pSt.net
今彼女高校三年だから大学生かな来年

15 :fusianaasan:2012/07/29(日) 19:00:29.15 ID:4kilMu65.net
来年から彼女も大学生かな

16 :fusianaasan:2012/08/04(土) 13:20:38.61 ID:zpDwFjWA.net
可愛いよ可愛いよ


17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/04(土) 19:37:57.11 ID:nWmKNtA0.net
>>16
お前レズだろう

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/06(月) 18:36:08.37 ID:q6h/jxpJ.net
全国高校総体(インターハイ)第9日は5日、長野県などで行われ、県勢は柔道女子48
キロ級の岡本理帆(藤枝順心)が優勝した。岡本は3月の全国高校選手権52キロ級に
続く全国制覇。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/06(月) 18:48:38.24 ID:q6h/jxpJ.net
女子48キロ級1回戦岡本理帆(藤枝順心) 優勢 風戸萌絵(宇和島東) 
▽同2回戦岡本 払い巻き込み 杉本祐海(阿蘇中央)
▽同3回戦岡本 送り襟絞め 岩下美沙(児玉)
▽同4回戦岡本 大外返し 松尾美沙(南筑)
▽準決勝岡本 上四方固め 高橋瑠衣(修徳)
▽決勝岡本 優勢 近藤亜美(大成)

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/19(日) 05:03:01.51 ID:Ggrxkhh4.net
「腕に筋肉がつくと、(ファッション専門店の)マルキュー(109)の服が入らなくなるんです」

屈託のない笑顔で話す会話は普通の高校生そのもの。運動部の友人と「疲れた」と言っては、カフェにも
繰り出す。明るく周囲をなごませるその性格は、父親から「吉本興業向き」とまで言われるほど。

この高校生こそが、柔道女子48キロ級の期待の星、岡本理帆さん(18)だ。

5月に行われたロンドン五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権で、世界選手権2連覇の
浅見八瑠奈を初戦で破る大金星を挙げた。決勝ではライバルの福見友子に延長の末、旗判定で惜敗。
五輪代表まであと一歩だった。

父親が柔道場「錬心館(れんしんかん)岡川道場」を静岡市清水区に開くなど、柔道一家の三女として生まれ、
5歳から柔道に接してきた。ただ、「弱くて、練習がうまくいかないことが多く、いつも泣いていた」。

頭角を現したのは、高校2年から。全日本選手権で3位入賞の経験も持つ、沼野由香利監督の指導のもと、
練習を重ね、昨年12月のワールドカップ韓国大会では優勝を飾った。

惜しくも逃した五輪代表の座。しかし、ロンドンでは、福見でさえメダルを取れなかった。テレビで試合を
観戦したが、そこに自分がいない悔しさよりも「外国人との試合は何が起こるか分からない。私にはまだまだ…」
と、自分の未熟さを感じたという。

リオへ羽ばたく高校生 女子柔道48キロ級 岡本理帆さん
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120818/mrt12081818000000-n1.htm

福見との対戦敗退に未練はなかった。「もし(試合会場の)福岡まで来て一本負けでは、応援に来てもらった
親にも悪い。8分間やり切ろうとだけ思った」と振り返る。

五輪出場の夢が消えた後も、道場で連日、真剣な表情で投げ技や足技を確認。この階級では長身といわれる
158センチの体から投げおろす姿からは一切の迷いも感じられなかった。

5日に富山県で行われた全国高校総体では見事に優勝。「すごく緊張したけど、一戦一戦集中して戦えた。
支えてくれた人たちに感謝です」と話した。

“ポスト福見”の筆頭候補ともいわれる逸材とあって、地元では2016年のリオデジャネイロ五輪への出場に
期待を寄せる。

その成長に大きな影響を与えているのが沼野由香利監督。「緊張してもどうせ負ける」「緊張してもしなくても、
やることは同じ」。彼女の性格を知り抜いた的確な指導が最大限の能力を引き出している。

沼野監督の母校で柔道の名門、国士舘大への進学も決まり、「いろんな技を教わり吸収したい」と意欲を見せる。ただ、「遊ぶときは遊ぶ」と茶目っ気たっぷりに語った。(飯田耕司)

<おかもと・りほ>平成6年、静岡市清水区生まれ。父親と姉の影響で、5歳から柔道を始める。藤枝順心中学
を経て、同高校に在学中。25年4月からは国士舘大に進学予定。得意技は「内股」。スピードに定評があり、
4年後のリオデジャネイロ五輪への出場も期待されている。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/24(金) 08:06:18.28 ID:u9kdRhSo.net
今年は世界ジュニアがないのか

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 20:46:32.36 ID:NmYtCFEX.net
世界ジュニアに出たら優勝しないと

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/08(土) 20:51:37.06 ID:gM6cxReN.net
柔道の全日本ジュニア選手権第1日は8日、埼玉県立武道館で男女各4階級が行われ、女子48キロ級は
高校総体優勝の岡本理帆(静岡・藤枝順心高)が制した。同52キロ級は志々目愛(帝京大)が2連覇を果たした。
男子55キロ級は宮川太暉(東京・安田学園高)が、同60キロ級は昨年準優勝の大島優麿(東京・国士舘高)が
優勝した。

岡本らが優勝=全日本ジュニア柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012090800284

男女各4階級が行われ、女子48キロ級は5月の全日本選抜体重別選手権で浅見八瑠奈(コマツ)を破った
岡本理帆(静岡・藤枝順心高)が初優勝した。

同57キロ級で2連覇を狙ったホープ、山本杏(神奈川・桐蔭学園高)は3位に終わった。男子60キロ級は
大島優磨(東京・国士舘高)が4試合オール一本勝ちで初優勝した。

女子48キロ級岡本が初V/柔道
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20120908-1013755.html

女子48キロ級の岡本理帆(静岡・藤枝順心高)は決勝の残り3秒、大内刈りで有効を奪い初制覇。
「常に挑戦者の気持ちで向かっていった。うれしい」と笑顔で話した。

全日本選抜体重別1回戦で、ロンドン五輪代表最有力だった浅見八瑠奈(コマツ)を破る大番狂わせを演じ、
一躍注目された。五輪中は「自分がいずれ当たるかもしれない相手がいる。映像で細かく研究した」そうで、
世界で闘う自覚をうかがわせた。

女子57キロ級で2連覇を逃した山本は「ずっと勝ち続けるのは難しい」と悔し涙を流した。2人は来春から
国士舘大への進学を希望している。

岡本、五輪中「映像で細かく研究」/柔道
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20120908-1013758.html



24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 19:37:43.34 ID:iUNzMw9Z.net
柔道の全日本ジュニア選手権第1日は8日、埼玉県立武道館で行われ、女子48キロ級は
ロンドン五輪の最終選考会で浅見八瑠奈(24=コマツ)を破った岡本理帆(18=藤枝順心高3年)が
初優勝を飾った。同57キロ級では昨年優勝の山本杏(18=桐蔭学園高3年)が準決勝で判定負けし、
連覇はならなかった。16年リオデジャネイロ五輪のホープ2人は、来春、そろって国士舘大に進学予定
であることが分かった。

5月の選抜体重別で大波乱の主役を演じ、準優勝を果たした岡本がインターハイに続くタイトルを獲得。
「常に挑戦者のつもりで向かっていこうと思った。インターハイより落ち着いてできた」と笑顔を見せた。
ロンドン五輪はテレビで観戦し「自分も対戦する可能性がある選手だから(対策を)考えながらみていた」
という18歳は「大学生になっても目の前の試合一つ一つに集中していきたい」と、無欲を強調していた。

リオのホープ岡本が初優勝!来春、国士舘大進学へ
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/09/09/kiji/K20120909004076870.html

25 :fusianaasan:2012/09/10(月) 17:37:22.54 ID:xbN9f3if.net
凄いな

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/01(月) 19:03:01.12 ID:ZCefYNPP.net
2012年アジアジュニア・ユース選手権大会

48kg級 岡本理帆(藤枝順心高校3年)優勝

1回戦 リム・ソンシム (北朝鮮) 優勢勝(有効・GS大外刈)

準決勝戦 オムスパイェバ (カザフスタン) 一本勝(内股)

決勝戦 チァン・ワンユ (台湾) 一本勝(小外掛)




27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/06(土) 12:16:03.24 ID:U6ohus7q.net
山崎珠美選手に勝つ何て凄いな

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 23:45:05.06 ID:TrfJMIVT.net
最も有名なのは、通称「WOW!シグナル」と呼ばれているものです。
これは、77年にオハイオ州立大学の電波望遠鏡がキャッチした電波で、いて座の方向から
72秒間にわたって届いた信号です。
波長は21センチメートルで、まさにココーニとモリソンが指摘していた波長でした。
また、シグナルのバンド幅は10キロヘルツ未満でした。
これはほぼAMラジオに相当するバンド幅であり、自然界には存在しないものです。

地球上の電波ではなく、飛行機や人工衛星からのものでもない。
天体が自然に発する電波でもない。そこまでは確認されています。
しかし、その電波は現在に至るまで二度と地球に届いていません。
つまり、実験結果が再現されていないのです。
科学であるからには、実験結果に再現性がなければ立証されたデータとはいえません。
「WOW!シグナル」は、この50年間で最も信憑性の高い信号ですが、
残念ながら、現在のところ、科学的な裏付けがないのです。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/07(水) 19:12:58.27 ID:7WJXUqeo.net
柔道の講道館杯全日本体重別選手権は10、11日に千葉ポートアリーナで男女各7階級を行う。
男子の井上康生代表監督が就任後の初の大会で、次代を担う若手がアピールする絶好の機会となる。
男子はロンドン五輪代表が全員欠場する。米国人の父をもつ90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう)=千葉・
東海大浦安高=は高校総体覇者。豪快な技があふれ出るような攻撃柔道は面白い。準々決勝で
全日本王者の加藤博剛(千葉県警)に挑む可能性がある。
60キロ級は昨年準優勝の高藤直寿(東海大)に注目。昨年の世界ジュニア王者は9月の国際大会を
制するなど成長を続ける。10月の世界団体選手権で活躍した100キロ超級の七戸龍(九州電力)は
存在感を強めたい。
女子は78キロ級の緒方亜香里(筑波大)と70キロ級の田知本遥(東海大)の五輪代表が出場する。
48キロ級で世界選手権2連覇しながら五輪を逃した浅見八瑠奈(コマツ)は本格的な再スタートとなる。
昨年3位の岡本理帆(藤枝順心高)は今年、高校選抜、総体、全日本ジュニアの全国3冠。5月の
全日本体重別では浅見を破って準優勝した。52キロ級で一昨年の世界女王、西田優香(了徳寺学園職)は
橋本優貴(コマツ)、昨年優勝の加賀谷千保(山梨学院大、藤枝順心高出)らを迎え撃つ。
78キロ超級は混戦。2連覇を目指す田知本愛(ALSOK)、全日本女王の山部佳苗(山梨学院大)、
16歳の朝比奈沙羅(東京・渋谷教育渋谷高)らがぶつかり合う。

岡本(藤枝順心高)出場 10、11日講道館杯柔道
http://www.at-s.com/sports/detail/474539744.html

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/12(月) 00:47:53.97 ID:wS5ejO7M.net
講道館杯は十田に敗れて3位

GS東京代表

浅見八瑠奈(コマツ)十田美里(近大)岡本理帆(藤枝順心高)山岸絵美(三井住友海上)

柔道グランドスラム代表に松本ら54人
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20121111-1045605.html

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/30(金) 12:46:57.31 ID:qoAKRzmr.net
グランドスラム東京

初戦で山岸に敗れた

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/30(金) 21:54:56.83 ID:zcRZzz0d.net
女子48キロ級の新星、岡本理帆(18=藤枝順心高)は初戦で敗れた。

ベテラン山岸絵美(26)に巧みに技を封じられ、逆に技ありを奪われて完敗。「相手に攻められ、
技が出せなかった」と、悔しそうに話した。今年は高校選手権、総体、全日本ジュニアで優勝。
4月の選抜体重別ではロンドン五輪最有力候補だった浅見八瑠奈(24)を破って一躍注目された。
来春に国士舘大に進学予定。「もっと技を多くして、ガツガツと前に出る柔道をしたい」と、16年の
リオデジャネイロ五輪に向けて話していた。

48キロ級新星岡本理帆、初戦で敗退/柔道
http://www.nikkansports.com/sports/judo/grandslam/2012/news/f-sp-tp0-20121130-1053664.html

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/30(金) 21:58:17.99 ID:zcRZzz0d.net
プレッシャーは特に感じ無かったので、今日は思いっきりやるだけだったのですが…。

相手につめられることがあったので、もっとガツガツいけば良かった。もっと自分の柔道がしたかったです。

初戦から日本人(山岸選手)対決。これまで外国人対策をしてきましたが、それをこの大会で出すことも
できませんでした。初戦負けした自分がいけません。

次はフランスでジュニアの大会があります。目の前の試合をひとつひとつ集中してやっていきたいです。

岡本理帆選手(藤枝順心高校3年)
http://www.judo-ch.jp/result/gs_tokyo/2012/flash/women_48.shtml

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/17(月) 08:43:09.35 ID:PLMs5kZn.net
Aix-en-Provenceジュニア 優勝

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/08(火) 12:48:30.55 ID:NUPnLfXU.net
あき竹城みたいなツラしてるな

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/20(日) 17:07:08.55 ID:mnnNzK05.net
優秀選手賞 岡本理帆(18)=柔道。藤枝順心高3年

静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞 28個人5チーム表彰
http://www.at-s.com/sports/detail/474559454.html

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/23(水) 18:01:01.15 ID:RiUugJIO.net
魚屋だったのか

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/05(火) 00:29:45.49 ID:v/AJnzLP.net
柔道女子日本代表が、パワハラ問題で園田隆二監督が辞任するなか、冬季欧州遠征初戦を迎えた。互いに
組むことが義務づけられる新ルールが試験導入される初戦だったが、48キロ級では「リオ五輪のホープ」
岡本理帆(藤枝順心高3年)が決勝で山崎珠美(山梨学院大1年)に大内刈りで一本勝ちして優勝。ルール
変更の影響で一本勝ちが増えた初日は、52キロ級の橋本優貴、63キロ級の田代未来も優勝した。
トビリシで行われた男子の欧州オープンでは、60キロ級で木戸慎二が優勝した。
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20130204-1080689.html

前回のジュニア体重別での山崎との対戦では接戦だったが、今回は岡本の一方的な
試合展開だったな
外国選手と対戦する時は前襟から取っていたけど、山崎との対戦では普段どおりの
奥襟つかむ柔道だったが、対戦相手によってスタイルを使い分けできる融通性は
きちんと備えているようだ

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/24(日) 02:50:48.35 ID:9ONZAvYt.net
チェルノビツキに勝ったのはいいとしても、決勝が酷すぎた
求められるレベルが高い選手だからこそ内容が問われる
ただ、勝ったことは次につながるけど

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/24(日) 23:20:26.26 ID:BkfgJ8fd.net
柔道のグランプリ・デュッセルドルフ大会は23日、ドイツのデュッセルドルフで行われ、男子66キロ級は
決勝で海老沼匡(パーク24)が福岡政章(ALSOK)に優勢勝ちして優勝した。
女子48キロ級は岡本理帆(静岡・藤枝順心高)が制し、山岸絵美(三井住友海上)は3位だった。
女子57キロ級は平井希(自衛隊)が準優勝し、石川慈(コマツ)が3位。同63キロ級の阿部香菜
(三井住友海上)が準優勝、同52キロ級の谷本和(環太平洋大)が3位に入った。

海老沼、岡本が優勝=柔道グランプリ
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013022400061

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/16(土) 01:19:52.62 ID:U7g0Phxz.net
誰もいない

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/29(金) 11:55:55.65 ID:1t/MZaXa.net
「ポスト福見友子!柔道界に現れた超高校級シンデレラ」岡本理帆さん(18歳)去年の5月、ロンドン五輪
最終選考会を兼ねた全日本選抜柔道体重別選手権で一躍脚光を浴びた岡本理帆さん。
彼女の階級は、48キロ級。優勝候補は、世界選手権2連覇を果たした女王・浅見八瑠奈や、この大会で
過去4度優勝している福見友子など、まさに強敵揃いだった。
そんな中、無名の高校生エンジェル岡本さんが、大本命の浅見を負かす大金星を挙げた!決勝戦では、
惜しくも福見友子に判定負けしてしまったが、見事準優勝!ポスト福見と期待される女子高生シンデレラだ。
岡本さんを長年指導してきたのは、父・雅之さん。
娘の才能に惚れ込み、自ら柔道教室を開いてしまったという。
今でも、岡本さんは試合が近づくと、調整のため父・雅之さんの道場で汗を流す。父のバックアップの下、
頭角を現してきた岡本さんは、去年は全日本ジュニア体重別選手権で優勝。更に高校選手権、インターハイを
制覇している。そんな岡本さんの強さの秘密と、変顔が得意というお茶目な一面も持つその素顔にも迫った。

柔道 48キロ級 岡本理帆(藤枝順心高校 柔道部 3年)
http://www.bs-asahi.co.jp/sportsx/prg_050.html

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/29(金) 11:56:29.23 ID:1t/MZaXa.net
柔道女子日本代表候補の合宿が、監督などの暴力行為の問題が明らかになったあと初めて行われた。
南條充寿新監督は「今こそひとつにならなければいけない気持ち」と語った。合宿には80人あまりの選手が
参加。全日本柔道連盟では、今後女性のコーチを含めた指導体制の確立を急ぐ考え。一方で選手は、
岡本理帆選手が「いい形で練習・合宿できたりするのを考えてくれていると思うので、私たちは先生を信じて
これからやっていきたい」とコメントした。

(スポーツニュース)柔道女子 暴力問題発覚後 初の合宿
http://datazoo.jp/tv/NHK%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9+%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E6%97%A5%E6%9C%AC/632216

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 12:39:04.37 ID:tI5B3ToF.net
最近よくテレビに取り上げられるようになったな
強化合宿でもインタビューされていた

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 12:40:52.54 ID:tI5B3ToF.net
しかし顎が長いな
それさえなければ
アギアルにも言えることだけど

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/11(土) 23:24:09.53 ID:Elp9V1BM.net
初戦で伊部に負けてんじゃねえかよ
まだ駆け引きの点で問題あるな
伊部は浅見が散々苦労してきた試合巧者でもあるけど

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 17:11:55.52 ID:Nc5ZOB4f.net
変にあの局に取り上げられたからだろう

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/12(日) 23:36:53.48 ID:H8nNkhkx.net
大学の同級生の杏は世界代表になったな

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 00:26:27.99 ID:ftVVC7Ih.net
ホテルプリンス,岡本理帆,ドナルド・ダック・ダン,脇田学,カフェ・カンパニー,くしゃみ ツボ,タンガロイ

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/21(火) 00:31:46.33 ID:ftVVC7Ih.net
http://livecap.info/sports162/pipipiga.php?q_dir=.%2Fimg%2F20130508

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/25(土) 23:07:10.23 ID:ruoGtPoM.net
メネゼスにはうまいことあしらわれたが、ファンスニックにはきっちり組み勝っていたな
ただあの相手に内股掛けるときは横車とか要注意だろ
女子では多分横捨て身技が一番巧い選手だから、そこのところは気を付けないと

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 17:39:50.04 ID:RAqKLfsS.net
judoinsideを運営するオランダ人がマスターズでメネゼスが岡本に勝った時、
大きな勝利だといってたのが印象的だ
メネゼスに較べればまだ大した実績ないのにこう言われるとは、48kg級の
日本選手の潜在能力が高く評価されているんだろう
今までの国際大会での流れを見れば当然だけど

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:EOAwD0yf.net
岡本理帆 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E7%90%86%E5%B8%86

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:g+GGazEm!.net
48キロ級の岡本理帆(国士舘大)は前日の計量で失格となった。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/07/10/kiji/K20130710006191510.html
                                                    
せっかく優勝するチャンスだったのに、こんなことやってたら強化選手外されるな

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:bodv5H49.net
52kg級に上げた方がいいかもしれない
体格的に48kg級という体つきではないだろう

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:ipmkmPLF.net
全日本柔道連盟(全柔連)は20日、東京都内で女子強化委員会を開き、ロシアのカザニで行われたユニバーシアード
夏季大会で計量失格となった48キロ級の岡本理帆(国士舘大)を強化指定選手から除外した。
強化委は5月に、全柔連などが派遣した国際大会で、けがを除く過失で失格となったシニア選手を強化指定から外す
規定を設けていた。国内大会で好成績を残せば復帰を認められる。

ユニバで計量失格の岡本、強化指定除外に
http://www.sanspo.com/sports/news/20130720/jud13072017460000-n1.html

全日本柔道連盟の女子強化委員会が20日、東京・文京区の講道館で行われ、ユニバーシアード(ロシア・カザニ)48キロ級
代表の岡本理帆(19=国士舘大)を強化指定から外すことを決めた。
岡本は負傷の影響もあって体重が落ちきらず、公式計量前に棄権。強化委は5月に全柔連が派遣した国際大会で、けがを
除く過失で失格となったシニア選手を強化指定から外す規定を設けていた。国内大会で好成績を残せば復帰を認められる。

柔道・岡本理帆、強化指定から外れる
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130720-1160582.html

全日本柔道連盟(全柔連)は20日、東京都文京区の講道館で女子強化委員会を開き、ユニバーシアード夏季大会
(ロシア・カザニ)で計量オーバーのため失格した女子48キロ級の岡本理帆(国士舘大)を強化指定選手から除外する
ことを決めた。
4月のアジア選手権で女子78キロ級の岡村智美(コマツ)が同様に失格となったのを契機に、日本代表として国際大会に
出場した選手が計量で失格した場合は強化指定から外すことを決定しており、初めて罰則を適用した。
また一連の不祥事を受け、全柔連が「改善・改革プロジェクト」の一環として進めている代表選手選考基準の明確化で、
既に導入を決めている国内ポイント制の詳細を協議。27日の男子強化委員会で詰め、8月1日の常務理事会に提案する。
個々の成績だけでなく、対戦相手の実績なども加味する方針。

計量失格の罰則を適用=岡本を強化指定外に−全柔連
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013072000229

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/03(土) NY:AN:NY.AN ID:v0MrK4dL.net
【女子柔道】岡本理帆(おかもとりほ)18歳 藤枝順心高校 美しすぎる柔道家
http://matome.naver.jp/odai/2134515454320025401

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:Ncup+Nfm.net
 
  ̄ ̄フ`` │ ``.                        ─  
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    人         ノ '  ヽ、... 'r'゙ ヽヽ、.... -'  Y 〈
   /   `''┬―‐'´ヽ-、 l''ー;=、;_―゙ニ゙-----__,ニ'' | ヽ
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59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:lDsCPpiZ.net
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        ヾ|i l i i l;|ソ
         |i l i i l |
         |i ( ゚Д゚)っ < 木にするな
         |i (ノ l !,|
         人从从入
          ∪∪

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:lDsCPpiZ.net
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         |i ( ゚Д゚)っ < 木にするな
         |i (ノ l !,|
         人从从入
          ∪∪

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/18(水) 02:48:58.36 ID:tPM3GK0q.net
りぽ

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/12(日) 00:48:39.06 ID:/pV6lj3Y.net
ポラロイド

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/24(金) 01:55:02.87 ID:DeK5Lr0b.net
やはり52kg級に上げるようだな
48kg級の外国勢は右組ばかりだけど、52kg級は左組も結構いるので
その方があってるかもしれない

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/06(日) 23:34:56.17 ID:vuEMK7qT.net
52kg級に上げたらまずは世界ジュニアに出場して結果を残すことだな

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/19(金) 00:15:42.40 ID:EC7kwQv/.net
http://www.judobase.org/#/competitor/profile/10018/basic_info

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/28(日) 21:52:32.18 ID:lpF4e9E/.net
学生体重別5位

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/10(月) 01:33:21.57 ID:MMDlVBML.net
やはり52ではダメだな
かといって今さら48に戻れないし、ここでやっていくしかない

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/19(水) 08:35:59.79 ID:g3DtZEXc.net
http://www.reddit.com/r/judo/

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/11(木) 11:37:26.21 ID:/cbLAF/n.net
https://www.facebook.com/JUDOATTITUDE

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/27(土) 00:37:52.15 ID:+/5KDJYt.net
高橋淳(たかはしじゅん・・・昭和40年2月1日生)
岩手県生まれ。昭和62年茨城大学卒
潟Wュエル・ミュージックの創立者。
日本フルート協会会員。

来歴・人物
昭和40年2月1日、岩手県にて生まれる。
母は中学校の音楽教師で、幼少よりクラッシック音楽を身近なものとして育つ。
自身も中学時代は吹奏楽部に所属し、トロンボーン奏者として活躍。
実妹は国立音楽大学卒。現ジュエル・ミュージック統括ディレクター。

平成8年、株式会社ジュエル・ミュージックの代表取締役に就任。
それまで音楽イベントの企画・コンサルティングがメインであった同社を、音楽講師派遣・演奏家派遣の会社に業態転換する。
「楽器レッスンは生徒が先生の元へ通うもの」という既成概念を打破し、「先生が自宅に来てくれる」という当時としては
画期的なシステムを、法人格をもった組織として初めて確立し、業界の話題をさらう。

現在は、日本フルート協会会員として、フルートの演奏活動も行っている。
フルートアンサンブル「Ensemble Novel」に所属。主にアルト・フルートを担当。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B7%B3&oldid=53909583

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/12(月) 00:38:46.26 ID:vRXd/hUm.net
シンプルビジュアルな柔道ゲーム『Judo』がSteam Greenlightに登場 ― 『スマブラ』の回避と投げからインスパイア
http://www.gamespark.jp/article/2015/01/10/54120.html

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/18(日) 20:45:56.47 ID:LYJ4o4UU.net
agsgasdasdg

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/18(日) 21:36:09.70 ID:UXpQtt7P.net
http://jbbs.shitaraba.net/sports/42269/

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/25(日) 11:43:30.68 ID:hW+nAcx+.net
https://www.facebook.com/JudokaQuarterly

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/29(木) 20:57:49.82 ID:56OiOj89.net
ご自身に関係する記事の投稿はご遠慮ください

初めまして、利用者:chiba ryoと申します。岸上幸一さんはピュアメモリーズの所属事務所関係者[1]と関わりのあるような
利用者名のため、関係者であるかのように疑われています。まず、ご本人や関係者でなく、他人や他団体の名前を利用者名
に使用しているのであれば厳におやめください。

以下は、実際に記事名の人物ご本人または記事名の団体の関係者であった場合のお知らせです。

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サイトを利用されるようお願いいたします。--Chiba ryo(会話) 2015年1月28日 (水) 09:05 (UTC)

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/03/22(日) 01:03:25.77 ID:qKcLaje1.net
バスト88cm

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/17(金) 00:24:49.40 ID:k02LnZBa.net
杏と同級生か

78 :ヒカリ  ◆d4B6CdtQ4Q :2015/04/19(日) 14:29:56.15 ID:/NnKobQ5.net
山本選手って確か 今年の体重別で 松本選手と戦って

最後敗れた人?

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/19(日) 23:50:01.83 ID:66tDwq3Q.net
お前その試合見たんだろうw

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/21(火) 00:38:21.74 ID:1FITCCdt.net
宮川拓美と一緒に復活しろ

81 : ヒカリ  ◆d4B6CdtQ4Q :2015/04/27(月) 08:13:22.70 ID:1pKuKBjA.net
また お前って

宮川拓美さん 知ってるけど

82 :宮川拓美 ◆d4B6CdtQ4Q :2015/04/28(火) 01:10:05.24 ID:j616xcWS.net
一体、私の何を知っていると言うんだ。
コマツなんて辞めてやったぜ。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/05/16(土) 02:37:39.94 ID:R1ajjajg.net
A

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/05/28(木) 01:55:42.03 ID:NrPUbP1n.net
最大の数

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/01(月) 01:11:47.09 ID:OJZ3Jvnp.net
理帆

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/03(水) 17:53:16.36 ID:dEwSbikC.net
48kg級に戻って以前のような活躍ができるのか見物だな

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/28(日) 01:36:53.84 ID:m8JuFHDG.net
ヘン

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/08/14(金) 00:24:47.37 ID:CYdv+eQp.net
おめでとうございます!
2016年登場の最新版iPhone 7のテストユーザーとして、あなたがランダムで選出されました!

これは冗談ではありません!あなたは最新版iPhone 7の公開前にテストユーザーとして招待されました。
これまでで最高のiPhone開発に向けフィードバックを取り入れるため、他にも(20)名のユーザーを探しています。

非公開のテストグループへの参加をご希望であれば、下の簡単な4つの質問にお答えください。「お礼」として、
ほとんどの費用がかかることなくApple Watch をお送りします!在庫数が少なくなっています。今すぐご応募ください!






Momotani Keiki
今日iPhoneが送られてきたよ!!iPhone 6はもう持っているのだけど、eBayで転売しよう、へへ。ありがとう!
8月 13 at 12:01 am

Ogawa Kenjiro
最初は冗談だと思ってたんだけど、今朝本当にiPad Air 2が届いた。これはマジ。もう、全サービスにサインアップしないわけに
いかない。で、早速しました(笑)。
8月 12 at 10:18 pm

Noto Saneatsu
信じられない。友達がこれでiPadをタダで手に入れたなんて言うので有り得ないと思ってたのに。早速 $1でサインアップしたところ。
今後の経過を乞うご期待。
8月 12 at 4:21 pm

Funaki Kuniko
へへ、ヤバい。$699でiPhoneを買ったばかりの友達にこれを見せてやろう。実際誰かがもらってるの?
8月 12 at 3:33 am

Noda Setsuko
こんな話、半信半疑だったけど、なんと今日iPhoneが届いた。ありがとう
8月 11 at 9:02 am

Masuzoe Kana
無料のiPadがこんなに簡単に手に入るとは…(笑)。
8月 11 at 2:34 am

Morimoto Toin
妻へのサプライズにAmazonのギフト券が当たって(結婚記念日を忘れたら怒られたんで、笑)、自分にもギフト券が当たりました。
最後の1枚だったらごめんなさい。
8月 10 at 11:01 am

Shiskikura Yukako
やったー!今まで賞なんて当たったことない私が今日は最高にラッキー!iPhone 6!?ありがとう!

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/08/31(月) 23:57:07.90 ID:XOnSp3FT.net
予選には出てなかったのか

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/09/06(日) 22:25:51.40 ID:20FKo2Oz.net
東京学生で3位以内にさえ入れないって
どうしようもないな
完全に過去の人となったようだ

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/26(月) 20:10:33.86 ID:ESB+adGT.net
団体戦では山崎と引き分けていた

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/02(月) 02:22:24.15 ID:Y8cF1ce9.net
まずは強化選手に復帰することだろう
復帰しなければ何も始まらない

93 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/18(月) 11:03:58.64 ID:ES42oYxx.net
Gal(X
log
=C
log
) = f 1 g ;
Gal(X
log
=C
log
) = Gal(X
log
=X
log
) ? Gal(X
log
=C
log
) = F l ? f 1 g ;
Gal(X
log
=C
log
) = Gal(X
log
=X
log
) Gal(X
log
=C
log
) = μ
l f 1 g :

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/19(火) 18:07:33.65 ID:OMFFa8rx.net
【女子柔道】岡本理帆(おかもとりほ)18歳 藤枝順心高校 美しすぎる柔道家
http://ma tome.na ver.jp/odai/2134515454320025401

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/01(月) 22:14:09.55 ID:Maehg+3u.net
同級生の山本杏と同じで高校時代がピークだったか

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/04/21(木) 00:47:46.22 ID:Fr3Nd6p8.net
ヘン

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/05(木) 01:58:22.81 ID:yw/bfdyQ.net
復調すべき

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/07(土) 01:05:49.80 ID:SlhgHYVs.net
100

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/20(水) 15:31:50.11 ID:4RV6r35S.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)が18日、カナダの100キロ級代表のレイズ・カヨル(22=同)と
母校・日大の壮行会に出席した。
都内の高級ホテル宴会場で開催された壮行会は、家族や恩師を含め300人の関係者が集まる豪華なものとなった。
壇上で全日本男子の井上康生監督(38)から「日本柔道の顔は重量級にある。その再建を成し遂げられるのはこの男しかいないと思っている」と
熱いエールを送られた原沢は「日本柔道の再建を託されたことで、必ず金メダルを取って帰ってきたい。また祝勝会も開いていただければ」と宣言し、
喝采を浴びた。

【リオ五輪】柔道100キロ超級・原沢 力強く「金メダル」宣言
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/567498/

リオ五輪柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)が、全日本男子の井上康生監督(38)から“金言”を贈られた。
18日、母校・日大の壮行会が都内で開かれ、原沢はカナダの100キロ級代表のレイズ・カヨル(22=同)とともに出席。関係者300人から
盛大に送り出された。原沢が金メダルを獲得するためにはロンドン五輪金メダルのテディ・リネール(27=フランス)を倒さなければならない。4年間、無敗の
難敵だ。しかし、シドニー五輪で金メダルに輝きながら、続くアテネ五輪ではメダルに届かなかった経験を持つ井上監督は「リネールは10倍、20倍プレッシャーが
かかる。負けていませんから」と絶対王者として迎える五輪の怖さを指摘。逆に、直近2大会で優勝を逃している原沢のほうが「楽にいける」と背中を押した。
原沢にとっては心強い限り。「(6月の)延岡合宿からいろんな先生と対策を練ってきて今、精度を高めている。やっていることが正解であれば結果はついてくる」
と自信を深めた。


柔道100キロ超級・原沢に井上監督から心強いひと言
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/567627/

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/20(水) 20:05:20.46 ID:gH6nzyjD.net
初優勝を狙う日体大荏原と2連覇が懸かる国士舘の東京勢が拮抗(きっこう)している。金鷲旗と同じ抜き勝負で行われた3月の全国選手権決勝は、
大将同士までもつれた末に日体大荏原が制した。主力に最重量級こそいないが、昨秋の世界ジュニア選手権の81キロ級で準優勝した藤原崇太郎(3年)や
モンゴル出身で100キロ級のハンガル・オドバート(同)ら、多彩な技を持つ選手が多く総合力で勝負する。
国士舘は前回大会の優勝を経験した選手が3人残った。中でも飯田健太郎(同)は4月の全日本選抜体重別選手権男子100キロ級に出場し、
世界選手権に2回出場した高木海帆(日本中央競馬会)を1回戦で破った。技に切れ味があり、粘り強さもある。2校を追う埼玉栄は大外刈りを武器に
3月の全国選手権無差別級で優勝した配島剛(3年)がチームの要。木更津総合(千葉)も100キロ級の山下魁輝(3年)を中心に重量級が並ぶ。
作陽(岡山)や天理(奈良)、崇徳(広島)も有力だ。
昨年大会で1校もベスト8に入れなかった郷土勢も名誉挽回を懸ける。筆頭が全国選手権8強の大牟田(福岡)だ。昨年の金鷲旗で中堅を務めた
181センチ、130キロの西田将樹(3年)が主将としてチームをけん引。6月の全九州大会で2年ぶりに優勝した勢いで、4年ぶりのベスト4入りを狙う。
過去4度の優勝を誇る伝統校で、今春の全国選手権3回戦で埼玉栄と好勝負を演じた鎮西(熊本)も上位進出への期待が高まる。
好素材の中島大貴(2年)を擁する国東(大分)も楽しみだ。
海外勢では中国から9年ぶりのエントリーとなった上海体育学院付が勝利を目指す。

<見どころ>大牟田、4強に照準 金鷲旗・柔道男子
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260171

昨年の優勝メンバーが5人残る敬愛(福岡)が2連覇へ視界良好だ。昨年の決勝で逆転の2人抜きをやってのけた児玉ひかる(3年)が順調に成長。
今春の全国選手権でも団体と個人無差別級の2冠を達成した。その個人戦では5試合オール一本勝ち。スケールの大きさを感じさせた。昨夏の
全国総体70キロ級優勝の新森涼(同)ら他の選手も健在。3人制の点取り方式で行う全国選手権と違い、今大会は5人制の抜き勝負。選手層の厚さも
優位に働きそうだ。
対抗1番手は前回大会、全国選手権と決勝で惜敗した大成(愛知)だろう。昨年6試合で計22人を抜いた松井絵名(3年)や副将で活躍した粂田晴乃(同)、
2年生ながら全国選手権無差別級で準優勝した和田梨乃子ら戦力が充実している。卒業生の近藤亜美(三井住友海上)が8月のリオデジャネイロ五輪
女子48キロ級への出場を決めたことも励みにし、初優勝へと突き進む。同選手権3位の東大阪大敬愛や藤枝順心(静岡)も有力だ。
郷土勢では全国選手権ベスト8の長崎明誠もシード入り。双子の西村満利江、美波瑠姉妹(ともに3年)を中心に、全員が寝技を得意とする。
同選手権や6月の全九州大会で敗れた敬愛とは、順当に行けば準決勝で対戦。同じ九州の壁を乗り越えれば、悲願の初優勝が見えてくる。
ノーシードながら南筑(福岡)も楽しみな存在だ。1年生の素根輝(そねあきら)は昨夏の世界カデ選手権70キロ超級をオール一本勝ちで優勝。
5月の全国総体福岡県予選78キロ超級決勝では敬愛の児玉に敗れたものの、ゴールデンスコアまで持ち込んだ。1、2年生が多いチームだが、
勢いに乗れば同校初の8強入りも不可能ではない。

<見どころ>敬愛、2連覇へ盤石 金鷲旗・柔道女子
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260170

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/21(木) 22:23:13.41 ID:hHbDY+lF.net
ついに、あの柔道名伯楽が口を開いた――。全日本柔道連盟の元強化委員長で数々の五輪金メダリストを育て上げた吉村和郎氏(65)が
本紙の直撃インタビューに応じた。柔道界の一連の不祥事後で、メディアに登場するのは初めて。第一線を退いた名伯楽はリオ五輪の
柔道代表をどう見ているのか、2回にわたってお届けする。前編は男子だ。金メダルを取るための“超辛口エール”を聞くべし。

選考された男子代表のメンバーを見ての印象から
吉村氏:現状、ベターな選考だと思うよ。

ベストではない
吉村:4月の全日本体重別選手権が代表の最終選考会になっとるけど、100キロ級の羽賀龍之介(25=旭化成)が出場しとらんし、優勝していないのに
代表に選ばれた選手もおる。そういう意味ではベストとは言えない。というか、昔からそう思うんだけど、これを最終代表選考にうたわなくてもいいんじゃないか。

どういうことか
吉村:もっと早く決めればいいのよ。講道館杯、グランドスラム、あとはヨーロッパ遠征を考慮すれば十分。時期としては2月ぐらいで決められるだろう。

早ければ選手も調整しやすい
吉村:ケガをしても治療する時間が得られるしな。よくわからないのは、代表決まったのにマスターズとか実業団とかの試合に出とるやつ。
五輪前にケガしたらどうすんだ。

男子の中で金メダルに近いのは
吉村:73キロ級の大野将平(24)と、81キロ級の永瀬貴規(22=ともに旭化成)だとみている。大野は刈るし、跳ねるし、思いっきりのいい柔道をする。
一番面白いと思う。永瀬は何というか、フワフワした雲をつかむような柔道が外国人に効く可能性がある。それでいて懐が深いし、力強い。結局、
その選手の長所を最大限の武器に使えるかどうかが勝負なんよ。90キロ級のベイカー茉秋(21=東海大)は腕力があるらしいが、外国人に対して
腕力がどこまで通用するかはわからんな。

先陣を切る60キロ級の高藤直寿(23=パーク24)は
吉村:いろいろな柔道の形を持っているからハマれば強い。でも、初戦で敗退したり、最近はポカも多い。やはりメンタルに問題があるんだろう。
100キロ級の龍之介もそう。技は切れるのにケガに弱すぎる。本番までどこまで追い込んでいるかにかかっている。

ケガにも負けない心が金メダルを引き寄せる
吉村:考えてもみろ。五輪は4年に1回しか巡ってこないんだ。そのチャンスが与えられているのに、どこそこが痛いとか言うか? 2008年北京五輪で、
(谷本)歩実(34=現コマツコーチ)が決勝でリュシ・ドコス(34=フランス)に内股で一本勝ちしたときがあった。歩実は腰を痛めていたけどな。次に
チャンスがあるなんて思うなと言いたい。66キロ級の海老沼匡(26=パーク24)は別の意味でメンタルに問題がある。

どういうことか
吉村:真面目すぎて、気持ちに余裕がない。パターンが決まっているから、外されたら返されてしまう。柔道にはどこか遊びが必要。だからこそ相手の
想定外の仕掛けにも対応できる。所属の監督でもある(吉田)秀彦(46)を少しは見習えと言いたい。相手に応じて組み手をいろいろ考えられるから1
992年バルセロナ五輪で金メダルを取れるわけだ。まあ、2000年シドニー五輪では3回戦で右ヒジを脱臼して敗退したんだけどな。オレに言った
セリフは「いや〜先生、(シドニーに)来るんじゃなかったです」だもん。「お前、ここまで来て言うセリフじゃねえだろ」って怒ったけど(笑い)。
言葉にも遊びがある。

100キロ超級の原沢久喜(24=日本中央競馬会)は難敵テディ・リネール(27=フランス)をどう攻略すべきか
吉村:今まで対戦したことがないというのが面白いかもしれん。とにかく釣り手を落とされないようにすること。あとはガンガンいくしかない。先に圧力を与えれば、
人間は守りに入るから勝機が生まれる可能性がある。相手はベテランだ。胸を借りるつもりでイチかバチかいくことよ。

【柔道】名伯楽・吉村和郎氏が五輪柔道男子代表に喝!
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/568187/

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 13:56:11.12 ID:2unnaOqa.net
国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長は21日、ロシア陸上選手68人らの訴えを退けたスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を受け、
リオデジャネイロ五輪でロシア選手団の全面参加禁止に反対する声明を発表した。「過去にドーピング違反をしていない全てのクリーンな
ロシア選手を支持したい」と述べ、リオ五輪参加の容認を主張した。
ビゼール会長は「ロシア選手の存在は柔道にとって非常に重要。歴史的にも大きな役割を果たしている」と指摘。「五輪は団結と連帯の
メッセージを与えるべきだと信じる。ロシアの参加が認められることで若い世代に前向きなメッセージを送れる」と強調した。

国際柔道連盟、ロシア全面除外に反対 潔白選手の五輪容認を主張 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160722/rio16072210250018-n1.html

組織的なドーピング違反でロシア選手団全体がリオデジャネイロ五輪から除外される可能性がある問題で、国際柔道連盟(IJF)は21日、
ビゼール会長名で、ドーピングに関わっていないロシア選手を支援する旨の声明を発表した。
「柔道においてロシアは非常に重要。潔白なロシア選手のリオ五輪出場を認めることで、若者に前向きなメッセージを与えられる」と主張した。

国際柔道連盟、潔白な露選手を支援へ…声明発表
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2016/martialarts/judo/20160722-OYT1T50091.html

織的なドーピング違反でロシア選手団全体がリオデジャネイロ五輪から除外される可能性がある問題で、国際柔道連盟(IJF)は21日、ビゼール会長名
でドーピングに関わっていないロシア選手を支援する旨の声明を発表した。「柔道においてロシアは非常に重要。潔白なロシア選手のリオ五輪出場を
認めることで、若者に前向きなメッセージを与えられる」と主張した。 
18日に世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームの報告でロシアの国ぐるみの不正が明らかになり、21日にはスポーツ仲裁裁判所(CAS)が
ロシアの陸上選手らの訴えを棄却し、資格停止を受けているロシア陸連の選手はリオ五輪への出場資格がないとの裁定を下した。これにより、
ロシア選手団全体が同五輪から除外される可能性が高まっている。
一方で、バレーボールや体操の国際連盟もロシアの全面除外に異論を唱えている。

「潔白なロシア選手を支援」=国際柔道連盟が声明〔五輪
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200250

リオ五輪柔道女子78キロ超級代表の山部佳苗(25=ミキハウス)が22日、母校の旭川大高と旭川市役所を表敬訪問した。
同市出身の五輪選手では柔道、レスリングで各3個、計6個の金メダルを獲得。山部は札幌市出身だが、高校3年間を同市内で過ごしており、
西川将人市長(47)から「(北海道内で)金メダルが一番多い市。ぜひ金メダルを目指して」と、“7個目”への期待をかけられた。山部は
「実力を出し切れば勝てないことはない」と、世界一を誓っていた。

柔道山部誓った、旭川7つ目金「実力を出し切れば」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1683012.html

リオデジャネイロ五輪代表で、柔道女子78キロ超級の山部佳苗選手(25)=ミキハウス=の壮行会が22日、母校の旭大高で行われ、
山部選手は「金メダルを目指す」と決意を表明した。
山部選手は日本代表選手団が開会式などで着用する赤いジャケットで登場。全校生徒から温かい拍手で出迎えられた。
「旭大魂を胸に、一本を取る気迫あふれる柔道を見せたい」と意気込みを語った後、後輩の柔道部員から、花束や寄せ書きが書かれた日章旗を手渡された。
壮行会前には旭川市役所を訪問、西川将人市長から激励を受けた。

「金メダル目指す」 母校の旭大高で抱負 女子柔道・山部選手
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0296151.html

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 13:56:29.07 ID:2unnaOqa.net
柔道男子重量級(100キロ級、100キロ超級)は“7分の2”にとどまらない。下から順に7階級を行う五輪では、団体戦の副将、大将戦に等しい重みがある。
世界一決定戦に限りなく近いヘビー級での金メダル。それは下の階級の黒星を補ってあまりある大金星だ。
男子代表監督としてリオデジャネイロ五輪に挑む井上康生(38)ら代々の「日本のエース」が背負ってきた。その看板が近年めっきり色あせていた。誤算の
始まりは北京五輪最重量級王者・石井慧の21歳での総合格闘技転向か。今回の代表2人は、惨敗のロンドン大会でもたたったこの空白を埋める期待を担う。
100キロ級は現世界王者の羽賀龍之介(25、旭化成)、100キロ超級は世界ランク2位の原沢久喜(24、日本中央競馬会)。井上体制の出発点を思えば両人の
伸長は著しい。
「世界と戦うレベルになかった。すごく弱かった」と重量級担当コーチの鈴木桂治(36)は、就任したロンドン五輪直後の日本の立ち位置を振り返る。前任監督の
篠原信一はスパルタの人。脱落者を切り捨てる厳しさは選手を疲れさせ、代表チームと選手の所属先との関係をこじらせた。
当時現役だった鈴木によると、それは「練習量をこなせば強くなるという考え方。間違いではないが、それではもう勝てない」。才能が湧いて出る時代でもない。
柔道人口の漸減などで土壌がやせた今、これと見込んだ芽に集中的に水をやるべきだと鈴木は言う。
リオへの道は、技術以前にろくにあいさつもできない選手たちの意識改革から始まった。足技を磨くため、時には畳の上でサッカーもさせた。現役
ボディービルダーでもある総務コーチの岡田隆(36)が、体を強く大きくする講義を重量級選手に聞かせたこともある。
大事にするといっても温室栽培ではメダリストは育たない。内股の使い手として早くから期待された羽賀は精神面の弱さも抱えていた。そこで極寒の
モンゴルで単身武者修行を強い、国内で2時間の通し稽古を命じた。
ケガにつながると本人はこぼしたが、「それが弱さ。誰かが鬼にならなければ」と鈴木。2014年世界選手権ではこの階級だけ代表派遣を見送るというショック療法も。
屈辱をバネに羽賀は翌年の世界選手権で初優勝、今では「競ったとき、逆転が必要なときも絶対に心が折れない確信がある」と自負するほどだ。
一方、191センチの長身と柔軟性を併せ持つ原沢は技と場数が足りていなかった。そこで国際大会にどしどし派遣、14年秋以降に7大会連続優勝という望外の
成果を収め、試合のたびに技も迫力もグレードアップした。
7月上旬のスペインでの国際合宿ではロンドン五輪王者で世界選手権7連覇の“絶対王者”テディ・リネール(フランス)と2度組み合った。1度は投げられたが
「奥襟や背中を持てたし、組み手は以前より対応できた」。感触は悪くない。
試合での対戦がないことに相手が不気味さを感じれば勝機も生まれる。余白の大きさは、そのまま大化けの可能性を示している。

重量級 どん底から逆襲 復権ニッポン柔道(上)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05120540S6A720C1UU8000/

前回ロンドン大会は男子が史上初の金メダルゼロに終わり、女子の1個のみと惨敗を喫した日本。今回は絶対的な存在こそいないが、
特に男子は複数の階級で金メダルを狙える。
男子では73キロ級の大野将平、81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)が頂点に近い。大野は大外刈りを軸とした正統派スタイルに粘りも加え、安昌林(韓国)ら
相手でも優位に立つ。永瀬は昨年の世界選手権で破ったチリキシビリ(ジョージア)、ピエトリ(フランス)との再戦がカギ。60キロ級の高藤直寿(パーク24)は
海外勢に強く、勢いに乗れば王座も見える。
日本の重量級復権を担う100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)は、五輪連覇を目指す王者リネール(フランス)の壁が厚い。まともに組み合ったら勝機は
少なそうだ。奇襲を含めた対策で活路を見いだしたい。
66キロ級で前回銅メダルの海老沼匡(パーク24)は減量が課題。100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)は膝、90キロ級のベイカー茉秋(東海大)は肩の負傷が不安
材料だ。
女子は序盤で勢いをつけられないと金メダルゼロの可能性もある。初日に出る48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)は重圧を跳ね返せるか。3度目で悲願の
金メダルを目指す52キロ級の中村美里(同)には過去に対戦のないケルメンディ(コソボ)らが立ちはだかる。連覇を狙う57キロ級の松本薫(ベネシード)は
戦いにむらをなくせるか。

頂点近い大野、永瀬ら=太田は悲願なるか−リオ五輪競技別展望〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300113

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 14:07:46.50 ID:2unnaOqa.net
多くの金メダリストを育てた全日本柔道連盟の元強化委員長・吉村和郎氏(65)が最も重きを置くこと。それは“勝利への執念”にほかならない。
執念こそが運を引き寄せ、金メダルを現実のものにするという。直撃インタビュー後編はリオデジャネイロ五輪柔道女子代表を占う。
「女子の金メダルは厳しい」という同氏は「最後は勝利への執念次第」と指摘した。
女子代表の顔ぶれを見てどう思う
吉村氏:男子にも言えることだが、オレの経験からいって初めの数試合にかかっている。48キロ級の近藤亜美(21)、52キロ級の中村美里
(27=ともに三井住友海上)、松本薫(28=ベネシード)がすべて負けで来たら怖い。あとの選手は(プレッシャーで)体が硬くなるから。
この3人は誰かが金メダルを取るのでは
吉村氏:いや、そんな甘くはない。近藤は体幹は強いものの、巻きたがる技にこだわるのが弱点なんよ。1回目はかかるかもしれんけど、
手足が長く懐も深い外国人に2回目はない。美里は組み合わせ次第か。ロンドン五輪のときのように、いきなり北京五輪のときの準決勝で敗れた相手
にあたって負けてしまうこともある。
松本は昨年の世界選手権で優勝した
吉村氏:松本は明らかに力が落ちている。例えば寝技で(腕ひしぎ)十字(固め)を取られたりね。いくらなんでも十字を取られたらいかんだろ。
それに以前はもっと目つきも鋭く、粘っこい柔道をしていたが、それもない。ハングリーさがなくなってきたのかもしれない。ロンドン五輪がピークだった。
63キロ級の田代未来(22=コマツ)は
吉村氏:いい選手だが、ケガが多いよな。3位までには入ると思うけど、金メダルはどうか。その後の重い階級もう〜ん…。
つまり金メダルは
吉村氏:正直、厳しいと思う。
もし今から取りにいくとすれば何が必要か
吉村氏:もう何が何でも取るという勝利への執念しかないだろ。五輪2連覇した谷亮子(氏=40)を見習ってほしい。2001年、ミュンヘンの世界選手権でのことだ。
当時、亮子はヒザをケガしとってな。全然、練習ができんのよ。で、あいつが何をやったかというと、対戦選手の映像をじ〜っと見ながら、手を動かして組み手の
イメージトレーニングをするわけ。頭の中で試合をつくって、実際その通りにやるんだよ。決勝戦でも(自分が)ケツをつきそうになった瞬間、ぐわ〜っと
押し返して優勝した。そこに何があったかというと勝ちたいという思いだけやわ。
すさまじい精神力
吉村氏:亮子は練習のときから、勝つためのことなら何だってしていた。あいつの実家のある福岡に、見に行ったときのこと。自宅に併設された道場になぜか
鎌があるんよ。「おい、これ何に使うんだ?」って聞いたら「先生、それは足を刈るために置いてあります」という。要は鎌で足を払う訓練をして、反応を
よくするわけや。「一理あるけどな、いくらなんでも危なすぎるだろ」と言ったが(笑い)。
だからこそ、金メダルが近づいてくる
吉村氏:もう、科学を超えているからな。あるとき、亮子が足を捻挫したんよ。そしたら、父の勝美さんが馬肉を患部に貼っていたから。確かに、
馬肉は腫れを抑える効果があるとされているけど、さすがに前時代的だろう。それでもシップを貼るより本人には効いてしまうんだ。絶大な
信頼を寄せる父がやるんだから、間違いないだろうと。
気の持ち方次第
吉村氏:そういうこと。必死にならんといかんのよ。よく選手の中には「楽しみたい」というやつがおるけど、何を考えておるんや。五輪は4年に1回。
それも人生で一度しかないかもしれん。監督やコーチ、家族はみんなその選手にかけて4年間過ごしているんや。苦しいプレッシャーの中、
戦うのは当然なのに何が楽しめるか。
そういう意味でも女子は必死になれば可能性があるのでは
吉村氏:五輪は実力だけじゃない。何が起こるかわからんから。不可能を可能にするには勝利への執念しかないぞ。

【柔道】名伯楽・吉村和郎氏 五輪柔道女子代表に「谷亮子の執念見習え」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/568693/

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 15:05:06.62 ID:2unnaOqa.net
リオデジャネイロ五輪に臨む柔道日本男子のテーマが「ロンドンの雪辱」なら、女子のそれは「リオの雪辱」だ。2013年に同地で開かれた世界選手権で、
女子代表は22年ぶりに個人戦の金メダルなしに終わっている。
主因はこの年に発覚した不祥事による混乱だ。選手への暴力、パワハラで代表監督の園田隆二が辞任。実直さを買われて後任に就いたのが
女子ジュニア代表ヘッドコーチだった南條充寿(44)だ。
「本当にびびっていた。何をしていいか思い浮かばなかったし、何もできなかった」。選手時代の実績がものをいう柔道界で、世界選手権も五輪も
経験していない南條には青天のへきれき。そして就任から世界選手権まで5カ月という指導期間の短さよりも、どう指導すべきかが難題だった。
何しろ選手が監督を訴える異常事態をきっかけに始まった新体制。もし自分もパワハラの嫌疑をかけられれば致命傷を受けるのは日本柔道そのものだ。
「金メダルを取ることが代表の目的。そこだけは揺るがないよ」と訓示したが、練習はコーチに任せて道場の端っこで見守るばかり。必要な厳しさまで欠いては
結果が出るはずもなかった。
ただし、このどん底で実務派指揮官は腹をくくった。現役時は相手の特徴を把握してじっくり作戦を練るタイプ。まず手をつけたのは「負け方を知ること」だ。
敗戦のうち8割近くで相手に先にリードを許していた。中身を精査すると目立ったのは技を食ったものではなく指導を取られる展開で、そう仕向けてくる相手の
作戦も見えてきた。「外国人は日本の技術の高さをわかっているから、それを出させないようにしてくる。そこを理解した上で、逆に自分たちの良さを
ぶつけなければ」
折しも女子は14年から試合時間が1分短縮されて4分間になり、先行逃げ切りの優位性が一層高まった。安易に場外際へ下がるな、先んじて技を出せと
合宿の度に根気よく意識づけた成果は、世界選手権の金メダルが14年は2つ、15年は3つという数字に表れている。
当初は悩みの種だった指導のさじ加減も定まった。以前との違いを松本薫が端的に語る。「(園田体制は)合宿が本当にきつくて、ネジが何本か吹っ飛んで
やっていた感じ。今の方は“ゆとり”なんだろうな」
練習メニューを押しつけず選手の意向を尊重する。五輪前の代表合宿も6月が最後。「普段やっていることが試合で出るわけで、僕たちはそれを
束ねているだけ」
代わりに選手たちに求めているのは「自立と自律」。リオの世界選手権で南條の心に残ったのは観客席のブラジル人たちによる耳をつんざく大歓声と、
その中でコーチに向かって必死に「何ですか?」と指示を確認していた日本選手の姿だ。「あれじゃ勝てない」
腐心してきたのは五輪でも響き渡るはずの“騒音”に動揺せず、自分で戦いを組み立てられる選手の養成。その成果に手応えを感じている。
「いい環境といい状態をつくって『行って来い』と送り出すのが僕らの仕事ですから」

勝つために、自立と自律 復権ニッポン柔道
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05176720T20C16A7935M00/

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 21:35:29.47 ID:U3tlqjjj.net
柔道の金鷲旗高校大会は23日、福岡市のマリンメッセ福岡で女子決勝が行われ、敬愛(福岡)が大成(愛知)を下し、2年連続5度目の優勝を遂げた。
大成は昨年に続き準優勝となった。3位は東大阪大敬愛(大阪)と南筑(福岡)。 

敬愛が連覇=金鷲旗高校柔道
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300256

「大会創設100周年記念 平成28(2016)年度金鷲旗高校柔道大会」は23日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で女子の5回戦以降を行い、
決勝で敬愛(福岡)が大成(愛知)を破り、2年連続5回目の優勝を果たした。
敬愛は準決勝では同じ福岡県勢の南筑を下した。南筑は準々決勝で長崎明誠との九州勢対決を制し、過去最高の4強入り。
鹿児島情報は5回戦で敗退した。
男子は午前中に2回戦の残り試合があり、福岡県勢はシード校の大牟田、修猷館などが3回戦に進出。鳥栖工(佐賀)、長崎日大、大分東明、
九州学院(熊本)、宮崎日大、鹿児島商なども3回戦に駒を進めた。
女子の閉会式後、男子は3回戦を行い、決勝は24日。

金鷲旗柔道女子、敬愛が大成破り連覇
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260876

金鷲旗高校大会第2日(23日、マリンメッセ福岡)女子決勝は昨年と同じ顔合わせとなり、敬愛が再び大成を退けた。大将戦では
児玉が積極的に攻め、相手に二つの指導が与えられた。
優勢勝ちで2連覇を決め「みんながつないでくれたので、流れを止めないようにと思った」と笑みを浮かべた。
敬愛は3月の全国高校選手権も制しており、今夏の全国高校総体との“3冠”を見据える。吉元監督は「改善点もたくさんある。しっかり調整する」と
気を引き締めた。

3冠見据える敬愛 吉元監督「改善点もたくさんある。しっかり調整する」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160723/jud16072320100002-n1.html

金鷲旗高校大会第2日(23日、マリンメッセ福岡)女子の南筑は1年生大将の素根の活躍で3位に入った。福岡・田主丸中時代に2014年、15年の
全国中学校大会で70キロ超級を2連覇した実力者は5回戦で4人抜きすると、準々決勝では3人抜き。敬愛との準決勝では1人を倒した後に敗れたが
「目標のベスト4に入れたのは良かった」と結果には満足した。
名前の「輝」には「世界で活躍する人になってほしい」との思いが込められているという。将来の目標は五輪金メダル。163センチ、96キロのホープは
「まだスタミナもパワーも足りない。頑張ります」と成長を誓った。

1年生大将、南筑を4強に導く「目標のベスト4に入れたのは良かった」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160723/jud16072320250003-n1.html

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 14:41:57.30 ID:S2WAwFro.net
「けがを乗り越え、よくやった」。23日の金鷲旗高校柔道大会で女子の敬愛(福岡)が接戦で連覇を決めた瞬間、会場のマリンメッセ福岡(福岡市博多区)の
スタンドでは応援団が喜びを爆発させた。ここ10年で5回目の優勝。けがに泣くメンバーが少なくなく、そんな中でも常勝チームとしての重圧に耐える選手の
姿を見守ってきた家族やトレーナーたちは涙を浮かべた。
歓喜の輪を目に涙を浮かべてみつめていたのは、同校のトレーナーを12年間務める理学療法士の中村雅隆さん(34)。「敬愛は強豪と言われるが、
けがが多いチーム」と打ち明ける。
主将の小柳穂乃果選手(3年)は昨年の金鷲旗決勝で痛めた両肩が完治しておらず、全試合で中堅を務めた新森涼選手(3年)も2週間前に足首を痛めていた。
都留麻瑞(まみず)選手(2年)と中原爽(さわ)選手(2年)も大会直前、けがで練習ができない時期があったという。
不安げな選手たちに「焦ったらだめだ」と声をかけ、自転車型のトレーニング器具やダンベルを使う練習などをつきっきりで指導。この日も会場で選手全員の脈を
測り、畳に送り出した。中村さんは「けがを悪化させないでという気持ちと、勝ってほしいという思いの葛藤があったが、優勝してくれて感無量です」とうなずいた。
優勝の瞬間、立ち上がって両手でガッツポーズをした小柳選手の父雄一郎さん(49)は「肩が持ちこたえてくれと祈りながら見ていた。娘にありがとうと言いたい。
しばらくは治療に専念してほしい」と気遣った。新森選手の母みちよさん(51)は「自分の役割は果たせたと思っているのでは。よく頑張ったと言いたい」と
ねぎらった。
都留選手の父真一朗さん(44)は、自身も高校時代、けがのため金鷲旗に出場できなかった。「娘がうらやましく誇らしい。夢の舞台に連れてきてもらい、
優勝も果たした。これ以上ない親孝行です」と手放しで喜んだ。

けが、重圧乗り越え連覇 敬愛 支えた家族歓喜
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260986

苦楽を共にしてきた3年生のメンバーが、がっちりと肩を組んだ。大成との女子決勝。今大会初めて登場した児玉が大将同士の一戦を制し、敬愛が2連覇を
達成した。「必ず優勝しようという気持ちで臨んだ。3年生が力を出して、よく頑張ってくれた」。吉元幸洋監督は目を細めた。
昨夏の全国総体70キロ級女王で中堅の新森が躍動した。5回戦で初登場すると、計7人に勝った。南筑との準決勝で快進撃を続ける1年生大将の素根の
快進撃を止め、決勝では昨年活躍した次鋒の松井絵名(3年)に優勢勝ちし、中堅の和田梨乃子(2年)に開始約30秒、支え釣り込み足を決めて一本勝ち。
勝負どころで力を発揮した。
「優勝は素直にうれしい。でも、絶対後ろには回さないという思いでやっていたので…」。相手副将と引き分け、今大会初めて後続にバトンタッチ。目標の
「座り大将で優勝」を逃し、悔しさもにじませた。
昨年の優勝メンバーが5人残り、周囲から「3冠」を期待されてきた。重圧とも闘いながら練習を重ねていた1週間ほど前に、新森は左足首を負傷した。乱取りに
参加できず、道場の片隅で涙を流した。そんなとき児玉から声を掛けられた。「みんなおるから。今、無理したらいけんよ」。新森は顔を上げた。
優勝した3人制の3月の全国選手権は、先鋒と中堅に体重区分があって新森は補欠に回った。「悔しかったけど、チームの優勝に向かってやるだけ」。
積極的に声を出し、仲間の体重管理にも気を配った。春はサポート役に徹し、今大会は主役を務めた。「新森が抜いてくれたので楽になった」と児玉。
チーム内のライバル心、チームの結束力が敬愛の強さの源だ。
これまで優勝したことのない全国総体は約1週間後だ。「みんなで協力して挑戦する」と新森。100周年の記念大会で新たな一ページを刻んだ敬愛が、
初の総体制覇と3冠の悲願達成へ加速する。

敬愛 貫禄の頂点 新森2人抜き 流れ呼ぶ
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260990

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 14:43:30.77 ID:S2WAwFro.net
雪辱を果たせなかった。初優勝を狙った女子の大成が決勝で敗れた。序盤リードしながらも追いつかれ、大将同士の闘いにもつれ込んだが、
粂田晴乃(3年)が指導二つを受け、決着がついた。粂田は相手副将を抜いたが「大将は負けたらだめ」と自らを責めた。
前回大会と同じ決勝カード。粂田は、準優勝に終わった春の全国選手権の決勝でも敬愛の児玉に敗れた。当時苦労したのが、組み手争い。
今回も身長160センチの粂田より13センチ高い児玉に対し、奥襟を取られないように工夫したものの「相手の圧力がすごかった」と主導権をつかめなかった。
残るは全国総体。「今度こそ勝って優勝したい」と粂田は前を向いた。

大成 また決勝で涙 2年連続で敬愛に屈す
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260989

こらえていた涙があふれた。女子で南筑を、初の3位まで引っ張った1年生大将。「チームの目標までたどり着いたのはうれしい。でも負けて終わるのは悔しい」。
敬愛に屈した準決勝。素根輝(あきら)は中堅の新森に「指導3」で敗れ、初めての金鷲旗は幕を閉じた。
快進撃だった。前日の熊本西との4回戦で逆転の2人抜き。この日も藤枝順心(静岡)との5回戦で4人を抜き、準々決勝では全て大内刈りによる一本勝ちで
長崎明誠の3人を抜いた。引き分けさえ許されない状況を次々と打ち破った。父の行雄さんに「世界で輝いてほしい」と名付けられた、その名の通り、まばゆい光
を放った。
だが、準決勝は1人抜いた後、昨年の全国総体70キロ級女王の新森を抜く力は残っていなかった。「力尽きたとは思ってない。ただ、パワーとスタミナは
全然足りない」。鮮烈なデビューを飾ったヒロインは唇をかんだ。
南筑の広瀬豊彦監督は「1、2年生中心で経験が少なく、まだ素根頼り。藤枝順心戦を、もう少し楽に戦わせていれば…。素根は精神的に成長し、チームに
とってもこの経験は大きい」と手応えを感じている。「スタミナと力をつけ、技術を磨いて来年は優勝する。五輪で金メダルを取りたい」。そう言い切った1年生が、
100周年の記念大会で新たな記憶を刻んだ。 

1年素根奮闘、南筑3位 5回戦、準々決勝 窮地で計7人抜く
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260988

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 14:43:54.27 ID:S2WAwFro.net
男子柔道は負けて強くなる。6月の延岡合宿(宮崎県)で追い込みをかけ、今月はスペインで他国のライバル選手もいる国際合宿(欧州柔道連盟主催)に参加。
8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に向け、準備も最終段階に入った。井上康生代表監督は選手全員にこう呼びかける。「五輪に魔物などいない」。
世界が恐れる常勝軍団、ニッポン柔道は復権なるか。選手たちの声を拾った。
先陣を切るのは金メダルが有力視される60キロ級の高藤直寿。それに続くのは、今回出場する男子選手で唯一のロンドン五輪経験者の66キロ級海老沼匡だ。
前回五輪では直前にイベントや合宿が重なり、海老沼自身は「疲れがあり、精神面もベストとはいえない状態だった」と振り返る。結局は準決勝でグルジア選手
に一本負けを喫し、結果は銅。今回はリベンジの舞台だ。代表選考を兼ねた2月のグランドスラム・パリで優勝。4月の選抜体重別選手権は3位だったが、
本番が近づくにつれ調子を上げている。海老沼は言う。
「ロンドン五輪は男子日本柔道が金メダルゼロに終わった。あれは僕の責任でもある。やっと雪辱の時が来た。ロンドンの“借り”を返すため、これまでやってきた。
この4年間が間違っていなかったことを証明したい」
73キロ級だがひと回り大きく見えるのは大野将平。ヘラクレスのような筋骨隆々のボディーだ。合宿時、上から吊ったロープを腕力だけで昇降するトレーニングで
は、降り切る直前に止まり、再び昇る負荷の高い練習を軽やかにこなす。同じくムキムキのコーチは「大野の筋力は外国人と同等というか、超えてますから」。
風に逆らわない「柳」にも例えられる柔道が持ち味なのは、81キロ級の永瀬貴規。井上監督もその独特なスタイルに「どこで指導を受けたの?」と思わず本人に
尋ねたらしい。階級は重いがパワフルな柔道ではない。長い手足で組み手を制し、相手の技で足を跳ね上げられても、さらに足を上げていなせる。「相手の力が
すべて吸収されてしまうような、それでいて、いきなり力強い技を繰り出す柔道」(井上監督)。当の本人は自身をこう分析する
「昔から他人の試合を見るのが好きでした。(得意の内股も)見よう見まねからです。受けも自然に身につきました。そういったバランスの部分はいいほうかなと。
感覚的な部分が大きい」
受け答えも自然体。記者から「派手でない柔道」、つまり地味だと言われたって、いなしていた。
重量級はどうか。好調なのは米国出身の父親を持つ90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう)。東海大学の学生だ。熾烈な代表争いが終わった直後、
世界ランキング上位の選手で争う5月の「ワールドマスターズ」では、不覚を取る代表選手が続出したが、ベイカーは優勝。重量級の先陣だけに、期待がかかる。
テレビの前で現役時代の井上康生の内股を見て憧れた小学生も、リオ代表の中にいる。100キロ級の羽賀龍之介だ。
右ひざ内側のじん帯を部分断裂し、最終選考となる4月の選抜体重別選手権を欠場するなど一時不安な時期はあったが、予後は順調。延岡合宿もスペインの
国際合宿にも参加し、力強い稽古を見せている。
実は父親も同じく柔道の元五輪候補だった。得意技は自分と同じ内股。「当時のビデオを見てもよく似ています。父の内股に対する憧れがあった」と羽賀。
内股歴はざっと22年。柔道の軸と自信は内股にある。初の五輪の舞台だが、無用な恐れは感じていない。
「五輪が近づくにつれて本当に別物だなと思います。ただ、魔物はいないんじゃないですかね。やっぱり練習している人が勝つし、それなりに賭けている人が勝つ。
準備段階で(勝負は)けっこう決まっているんじゃないですか」
100キロ超級の原沢久喜にも期待がかかる。最重量のこの階級の座はかつて、日本の指定席。だが今はリネール(仏)が君臨する。
そんな「JUDO」に抑え込まれている現状を、日本勢は破ろうとしている。日本人で唯一、リネールに黒星をつけた上川大樹は練習で原沢に胸を貸し、
今回代表の座を原沢と争った七戸龍は国際合宿でリネールと手合わせし、気付いた点をコーチに伝えているという。
さあどうなるニッポンの柔道。60キロ級高藤が出陣する初日は6日、100キロ超級の原沢が登場するのは最終日の12日。

リオで復権なるか?日本柔道 「魔物などいない」と井上監督
http://dot.asahi.com/wa/2016072100265.html

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 21:15:52.07 ID:HOI1Rcuz.net
柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡市のマリンメッセ福岡で男子決勝が行われ、国士舘(東京)が日体荏原(同)を退け、
2年連続9度目の優勝を果たした。3位は埼玉栄と大牟田(福岡)だった。

国士舘が連覇=金鷲旗高校柔道
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072400208

柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡市のマリンメッセ福岡で行われ、男子の決勝で国士舘(東京)が3月の
全国高校選手権覇者の日体大荏原(東京)を大将戦の末に下し、2年連続9度目の優勝を果たした。
大将戦で国士舘は昨年の全国高校総体100キロ級王者の飯田健太郎が、全国高校選手権81キロ級で2連覇した
日体大荏原の藤原崇太郎に内股で一本勝ちした。
3位は埼玉栄と大牟田(福岡)だった。

男子は国士舘が2連覇 金鷲旗高校大会/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160724/jud16072416460001-n1.html

金鷲旗高校大会最終日(24日、マリンメッセ福岡)男子は国士舘が2度目の2連覇を達成した。3月の全国高校選手権決勝で屈した日体大荏原に雪辱し、
岩渕監督は「連覇も懸かっているし、絶対に勝ちたいと思っていた」と喜んだ。
大将戦では飯田が得意の内股で技ありを奪い、さらに残り30秒を切ってから内股で一本勝ち。筋力トレーニングなどで力をつけた殊勲の大将は
「練習から日体大荏原の対策をしてきた。やっと並んだという気持ち」と笑顔を見せた。

国士舘、雪辱果たし歓喜 大将の飯田「練習から対策してきた」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160724/jud16072416500002-n1.html

金鷲旗高校大会最終日(24日、マリンメッセ福岡)日体大荏原の大将の藤原はチームを初優勝に導けなかった。約20キロ重い国士舘の飯田の内股で、
なすすべなく畳に背中がついて一本負け。「大将として勝つことができず情けない」と責任を背負った。
3月の全国高校選手権では決勝で国士舘を破っており、同じ東京勢としてライバル関係が続く。自身も81キロ級で連覇がかかる全国高校総体を
見据え「気持ちを切り替える。次は国士舘を倒したい」と意気込んだ。

日体大荏原・藤原「大将として勝つことができず情けない」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160724/jud16072417190003-n1.html

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 21:18:54.52 ID:HOI1Rcuz.net
「明るいところ、元気なところに福は来る。上を向いて日々を過ごしたい」。リオデジャネイロ五輪が目前に迫る中、柔道男子代表を率いる井上康生が
振りまいているのは作り笑いでも空元気でもないだろう。そこに選手への信頼が見える。
7人そろったメダル候補。その中に「金メダル候補」と呼ぶべきプレミアムな存在もいる。井上が「代表の中心」と公言する大野将平(24)、永瀬貴規(22)の
世界王者コンビだ。
7月上旬のスペイン国際合宿。100キロ超級で世界選手権7連覇中のリネール(フランス)に、体重差が50キロ以上ある大野が乱取りを挑んだ。手心を加えてもらっての
技術交流とはいえ「男なら一番強い選手を倒してみたい気持ちはある」。パワーファイターで鳴る90キロ級の元世界王者イリアディス(ギリシャ)とも
手合わせし「力負けしなかった」という筋力は73キロ級の域を超えている。
6月の国内合宿でも約150キロのロンドン五輪代表、上川大樹に何度も挑んでいた。「自分を超越させること、圧倒的に強くなることを意識している」という鍛錬。
相手をなぎ倒す大外刈りの破壊力はこうして培ってきたわけだ。
強さへの渇望をみなぎらせる大野と対照的に、永瀬から漂うのは脱力感だ。初の五輪の舞台についても「未知の世界なんで何ともいえないです……」と、
ぼそりぼそり。捉えどころがないのは畳の上でも同じだ。
長い手足を生かした受けの強さで、相手の内股をひょいとまたいでかわす。「あの柔道は永瀬にしかできない。間合いの詰め方とか距離の取り方とか。
面白いですよ」と井上。監督の理解すら超える独自性が、世界で最も層が厚いとされる81キロ級で勝つ秘訣か。
伸び盛りの2人の勢いが全体をけん引する構図の男子に対し、女子は経験豊富な2人がチームを下支えする。
唯一の前回金メダリスト、57キロ級の松本薫(28)は男女を通じてチーム最年長という立場だが「引っ張るというより持ちつ持たれつの関係で」。この自由人に
責任感という荷を背負わせるのは酷だろう。
戦い方にロンドンとの大きな違いはない。「野獣」と評された気迫を足技に乗せて、相手をのみこんでいく。4年前との変化は「『今日はここが調子悪いな。
じゃあこうしよう』というのが客観的にわかってきた」。リオの畳に上がるのは自称「考える野獣」だ。
一方、円熟の境地に達した感があるのは52キロ級の中村美里(27)。ロンドン後に2度の左膝手術を経て3度目の五輪へたどり着き、「今の自分にあるのは
経験です」。得意の足技が研究されれば担ぎ技、それも駄目なら指導差で勝つ。
代表監督の南條充寿が「ライバルとは紙一重」と評する通り、昨年の世界選手権も今年5月のマスターズも接戦を制してきた。
19歳の若さで3位に食い込んだ北京、悲壮感をまとって初戦敗退に終わったロンドンとは違う、ほどよい緊張。かつて「笑わない柔道家」と呼ばれた印象は薄い。
それでも「五輪で金メダルを取ったら心の底から笑えるんじゃないかな」。苦境を乗り越えた物語の結末は、復権を期すニッポン柔道の道筋と重なり合うだろうか

勢いの男子 経験の女子 復権ニッポン柔道
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05196620U6A720C1UU1000/

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 15:56:07.22 ID:f/p6avfo.net
「大会創設100周年記念 平成28(2016)年度金鷲旗高校柔道大会」は最終日の24日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で男子の4回戦から行い、
決勝で国士舘(東京)が日体大荏原(同)を破り2年連続9回目の優勝を果たした。九州勢は大牟田(福岡)が4年ぶりに3位に入った。
決勝は3月の全国選手権決勝と同じ顔合わせ。国士舘は先行を許したものの追い付き、大将同士で飯田健太郎(3年)が豪快な内股で一本勝ちを収め、
同選手権で敗れた雪辱を果たした。
九州7県の男子は昨年、大会史上初めて16強を逃したが、今年は大牟田のほか鎮西(熊本)、国東(大分)、延岡学園(宮崎)の4チームが16強に残った。
大牟田は6回戦で延岡学園に勝利。シード校の木更津総合(千葉)との大将同士の熱戦を制して準決勝に進んだが日体大荏原に敗れ、九州勢の17年ぶりの
決勝進出はならなかった。国東と鎮西は6回戦で敗退した。

【動画あり】金鷲旗高校柔道 国士舘が連覇 大牟田、4年ぶり3位に
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/261135


平成28(2016)年度金鷲旗高校柔道大会最終日は24日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡であり、男子決勝で昨年優勝の国士舘(東京)が
日体大荏原(同)を破って2年連続9度目の優勝を果たした。
大牟田(福岡)が4年ぶりに4強入りし、埼玉栄とともに3位。九州勢では鎮西(熊本)とノーシードの国東(大分)、延岡学園(宮崎)がそれぞれベスト16に入った。
4強入りは「最低限の目標」だった。春の全国選手権3位の木更津総合を準々決勝で下してそこに食い込んでも、大牟田の大将、西田将樹(3年)は
「最高の目標だった優勝に届かず、悔しい」と笑顔になれなかった。
日体大荏原との準決勝。相手の次鋒、長井晃志(3年)に一本背負いや袖釣り込み腰などで投げられ、3人を抜かれて劣勢に立たされた。
西田が組み合ったのはモンゴル出身の副将、ハンガル・オドバートル(同)。
有効を先取し、モンゴル相撲に似た組み手で抱きつかれても攻め続けた。攻撃柔道が大牟田の信条。相手を崩し、寝技を狙ったところで返され、
逆に抑え込まれた。「担ぎ技にも、抱きついてくることにも備えてきたけれど、対策が足りなかった」。相手の手の内が分かっていたからこそ、
西田には悔しさが募る3位となった。「後輩にはこの成績を超えてほしい」
初戦の2回戦から4回戦途中まで、先鋒で13人を抜いた谷所郁海ら2年生3人が今大会の畳に上がった。「もっとやれた」と谷所。各地の強豪との差を
「しっかりポイントを取る技を持っているかどうか」と自覚する。
入学後、1人平均20キロ増量して鍛えてきた。「無名の素材でもやれるところを見せたかった」と杉野健次郎監督。昨年は大会史上初めて16強入りを
逃した九州7県をけん引する大牟田が、もう一つ、二つ上へ行くときはきっと来るはずだ。

金鷲旗男子は国士舘連覇 大牟田3位、無念の準決敗退 優勝の夢、後輩に託す
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/261173

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 23:23:25.04 ID:YpYnxsJc.net
柔道男子日本代表の井上康生監督は25日、リオデジャネイロ五輪全面除外が見送られたロシアについて「出てきてもらいたい。全世界の選手が出る中で、
(日本柔道が)世界で一番強いことを証明したいという思いがある」と理解を示した。
ロシアはロンドン五輪の男子で3階級を制し、今回も日本の強力なライバルとみられている。出場可否の判断を委ねられた国際柔道連盟(IJF)の
ビゼール会長が参加容認に前向きな姿勢であることを踏まえ「よほどのことがない限り出てくるだろう」と予測する。
一方で「ドーピングは人体を滅ぼすし、フェアプレーの精神の下に正々堂々と闘うことに五輪の意義がある。今は賞金制度で勝つことに対する
利益がものすごく大きな時代。教育が非常に重要になってくる」と危機感を強めた。

ロシア五輪柔道出場に理解、日本代表の井上監督「出てきて」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/25/kiji/K20160725013035430.html

柔道家でタレントの篠原信一(43)が25日、東京・池袋サンシャインシティで行われた体感妖怪アドベンチャー「GeGeGe水木しげるの大妖界」プレス内覧会
に出席。リオ五輪を控え、世界のスポーツ界を騒がせているロシアのドーピング問題に言及した。
元オリンピアンとして「ドーピングについては自分も気にして見てはいる」とした篠原。「全競技、全種目なので、ドーピングをしていない選手もいるでしょうし、
してるのか、してないのかもまだわからないところもある。してない選手が出られないのはこれまで頑張ってきたのにかわいそう。その辺の配慮はしてもらいたい。
スポーツマンシップも大切ですが、(ドーピングを)やっている人は仕方ないが、ちゃんとやっている人には配慮をして出場させてあげてほしい」と話した。
ロシアは柔道でも強豪国。ロシアが欠場すれば日本チームのメダルの獲得の確率も上がるのでは?との声には「そんな小さい考えを持っていたら
金メダルなんか取れない。ロシアが出なかったら少しでもメダルに近づけるなんて日本の選手にはいないと思う」とキッパリ。ただ、最後は
「自分の現役の時なら“よし!”って思うかもしれないですけどね。自分の時はロシアの選手が強かったですしね。でも、そういう選手は
ドーピングしないですから」とオチをつけ、笑わせた。

篠原信一 ロシアのドーピング問題に言及「やってない選手には配慮を」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/25/kiji/K20160725013035151.html

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 00:14:22.71 ID:G9IXdhnO.net
リオデジャネイロ五輪日本選手団の山下泰裕副団長は26日、深刻なドーピング問題を抱えるロシアがリオ五輪から全面除外されなかった
件について「五輪は人生に一度あるかないかのチャンス。(潔白な選手も)一律に出さないのはどうかと思うし、全てに門戸を閉じるべきではない」と述べた。
山下副団長は国際柔道連盟(IJF)理事を務め、IJF名誉会長でもあるロシアのプーチン大統領と親交が深い。柔道はロシア代表が出場できる見通しと
なったが「その場合は厳しく検査をするべきだ。WADA(世界反ドーピング機関)はいつでもどこでも検査をできる権限があるのだから、大会期間中も
そうすればいい」と要望した。
山下副団長は1980年モスクワ五輪で代表入りしながら、日本のボイコットで出場機会を奪われた過去がある。

山下副団長、ロシア選手への厳しい検査を要望 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160726/rio16072619500033-n1.html

リオデジャネイロ五輪日本選手団の副団長を務める全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は26日、東京都内で取材に応じ、国際オリンピック委員会(IOC)が
国家主導のドーピングを認定されたロシアをリオデジャネイロ五輪から除外せず、条件付きで出場を認めたことについて、「関わっていない、罪のない選手に
まで門戸を閉じるべきではない」と理解を示した。
IOCはロシア選手のリオ五輪出場について、各国際競技団体の判断に委ねており、国際柔道連盟は除外に難色を示している。山下氏は「日本選手は、
ロシア選手が出られるかどうかは(メダルを目指す上で)気にしていない」と語った。

山下氏、IOCに理解=ロシアの五輪参加容認〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600944

国ぐるみのドーピングがあったロシアのリオデジャネイロ五輪参加問題で、国際柔道連盟のマリアス・ビゼール会長は26日、同国がエントリーした11選手
全員がリオデジャネイロ五輪に出場すると語った。ロイター通信が報じた。
国際カヌー連盟(ICF)は世界反ドーピング機関(WADA)調査チームの報告書で指摘された違反に関与した5選手の除外を発表。2012年ロンドン五輪の
男子スプリント・カヤックペア200メートル金メダルのアレクサンドル・ディヤチェンコ選手も含まれた。
国際オリンピック委員会(IOC)は24日、ロシアをリオ五輪から全面的に締め出す処分を見送り、ドーピング違反歴がないことなどを条件に、選手の
出場資格があるかの判断を各国際競技連盟(IF)に委ねた。各IFは8月5日のリオ五輪開幕に向けて手続きに着手した。
25日にはロシア・オリンピック委員会のアレクサンドル・ジューコフ会長が、五輪に出場予定だった13選手が違反歴を理由に除外対象となる見通しを
明らかにした。水泳、自転車、重量挙げ、レスリング、ボートの選手が含まれる。AP通信が報じた。国際バレーボール連盟(FIVB)は男女のチーム出場へ
前向きに対応することを明らかにした。国際トライアスロン連合(ITU)もロシア6選手の出場を認める方針を示した。
バレーボールのロシア男子は前回のロンドン五輪で金メダルを獲得し、女子もメダルの実績がある強豪国。FIVBは「ロシア選手も他国と同じレベルで国外での
検査を受けている」と説明した。ボクシング、卓球、セーリングは精査中とした。これまでにテニスとアーチェリーで参加が認められ、馬術も容認している。
一方で、国際水泳連盟(FINA)からリオ五輪に出場できないと発表された7選手の1人で、競泳女子のユリア・エフィモワ選手や、国際ボート連盟(FISA)から
出場資格がないと発表された3選手のうち2人が、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴を検討しているとAP通信などが報じた。

ロシア柔道11選手全員が五輪出場 国際柔道連盟 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1684920.html

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 15:52:06.06 ID:l9f7mqcU.net
柔道男子の前日本代表監督で、最近ではタレントとして多彩な才能を発揮している篠原信一氏(43)が、8月6日から始まるリオデジャネイロ五輪の
デイリースポーツ特命応援団長に就任することになった。
篠原団長は柔道男子で3つ、同女子で2つの合計5つの金メダルを予想した。「男子は(全)7階級で金メダルが前提やけど、60、66、73キロ級で
確実に2つ、81キロ、90キロ、100キロ級で良くて2つか1つ…初めに取ればもっといける!」と軽量級で勢いをつけることを熱望。女子は
「(52キロ級の中村)美里と(57キロ級の)松本薫かな」と経験を評価した。
体操協会が「男子の団体、個人総合、種目別2つで金メダル4つ」、同じく日本水連が「複数の金メダル」の目標を出しているが、団長は
「そのままいけるでしょう」と太鼓判。さらに「バドミントン団体と粘りの子も」と女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組、シングルスの奥原希望
(すべて日本ユニシス)にも期待をかけた。

篠原信一デイリー特命応援団長、柔道は金5個!リオ五輪獲得メダルを予想online
http://www.daily.co.jp/general/2016/07/27/0009324628.shtml

柔道男子の前日本代表監督で、最近ではタレントとして多彩な才能を発揮している篠原信一氏(43)が、8月6日から始まるリオデジャネイロ五輪の
デイリースポーツ特命応援団長に就任することになった。期間中はコラム「超規格外」を随時掲載予定。選手、監督として五輪を経験、またタレントとして
視野を広げる“篠原の考え”に注目してください。
「ちゃんとせんかいっ」「あ○っ!!」「ぼ●っ!!」
「監督時代に、選手をしごいてたように」。写真撮影時に、こちらが要望を出すと、表情が瞬時に変わる。最近、人気を博すコスプレ家ではなく、まさに、
勝負師の顔。イベントでは事あるごとに「五輪の仕事が来ん」と嘆いていたが、デイリーから応援団長就任要請が届くと、一発OKだった。
実は…と言いながら、自身の素顔を明かす。「クリスタルガラスのような、透き通った心の持ち主なんです。ちょっと厳しいことを言われると、
ポロポロと心が崩れていく。篠原はまさにクリスタル」。時には厳しさも必要な応援団長が務まるか、やや心もとない気もするが、身長190センチ、
体重103キロ(現役時代から30キロ減)の巨体は団長にふさわしく、迫力満点だ。
00年のシドニー五輪柔道100キロ超級。篠原氏は審判の誤審に泣かされ、銀メダルに終わった。ドイエ(フランス)との決勝戦。相手の内股に対し、
内股すかしが決まったかに見えた。
「ガッツポーズもしてたし、一本でしょ、と」。ただ、審判の判定は主審を含む2人が、相手の有効。「なんで一本ちゃうの、なんでポイント自分ちゃうの」。
おかしな判定ばかりに気を取られ、気持ちを切り替えることができないまま、試合は進んでいく。一度は追いつくも、再びポイントを奪われ、悲願だった
世界の頂点には立てなかった。
「なんで、あの時に相手をもう一回投げてやろうと切り替えができなかったのか。そういう状況判断ができんかった自分が悔しくて、悔しくて。五輪では
状況判断を含め、心技体そろった、その日一番強い選手が勝つ!」
12年のロンドン五輪では、男子柔道監督としてチームを率いたが、史上初の金メダルなし。「五輪では自分は持ってない」と苦笑したが、いろんな経験
をしたからこそ、読者に伝えられることもある。
「初めて外から見る4年に一度のビッグイベント。感動したり、頑張れと応援したり、時には厳しい意見を言ったり。すがすがしく、そして熱い気持ちで
見ていきたい。今回は自分が絡んでないんで、いけるんちゃいますか」
コラムタイトルは「超規格外」。柔道は決して手を抜かない。遊びも真剣。もちろん、現在のタレント業も常に全力投球。常識にははまらない、
規格外に生きてきた団長だからこその熱い言葉に、こうご期待!!

篠原信一氏がデイリー「リオ五輪特命応援団長」就任!「心はクリスタル」/ online
http://www.daily.co.jp/general/2016/07/27/0009324630.shtml 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 15:55:29.85 ID:l9f7mqcU.net
柔道男子日本代表の井上康生監督は27日、深刻なドーピング問題を抱えるロシアが国際柔道連盟(IJF)からリオデジャネイロ五輪出場に支障が
ないとされたことに関し、直前合宿中の東京都内で「一人の柔道家、代表監督としても、全ての選手が出そろうことはうれしく思っている」と前向きに受け止めた。
ロシアの男子は前回ロンドン五輪で3階級制覇を含むメダル5個を獲得。リオ五輪でも日本のライバルの一つとみられ、井上監督は発奮した口調で
「メダル数で(前回)最多の国が出る以上、われわれは進化を見せられる」と話した。
IJFのビゼール会長はロシアがエントリーした男女11選手に違反歴などはないとし、26日に出場を認める声明を出した。

康生監督、ロシアの五輪出場を「うれしく思う」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160727/rio16072710510028-n1.html

リオデジャネイロ五輪に出場する柔道日本代表の井上康生男子監督は27日、東京都内で取材に応じ、国家主導のドーピングが認定されたロシアについて、
国際柔道連盟がリオ五輪出場を認めたことについて、「一柔道家として、クリーンな状態で全選手がそろうことに関しては、非常にうれしく思う」と述べた。
前回のロンドン五輪で、ロシアは男子で最多の金メダル3個を獲得した。井上監督は「その国が出ることで、初めてわれわれの真価を見せられる」と述べ、ラ
イバル国としての意気込みを示した。

井上監督、ロシア出場歓迎=「真価見せられる」−柔道〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700368

全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(59)は26日、リオ五輪全面除外が見送られたロシアについて、「一律全部駄目というのはちょっとね。
世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は五輪期間中でもいつでもどこでも検査をすればいいと思う」と私見を述べた。
「(ロシア選手が)出るか出ないか気にするような人間は勝てない。自分に集中しないと」と大事さも説いた。

山下泰裕氏 ロシア薬物問題で「いつでも検査」案 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1685083.html

リオデジャネイロ五輪日本選手団の副団長を務める全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は26日、東京都内で取材に応じ、国際オリンピック委員会(IOC)が
国家主導のドーピングを認定されたロシアをリオデジャネイロ五輪から除外せず、条件付きで出場を認めたことについて、「関わっていない、罪のない選手に
まで門戸を閉じるべきではない」と理解を示した。
IOCはロシア選手のリオ五輪出場について、各国際競技団体の判断に委ねており、国際柔道連盟のビゼール会長は出場を認める方針を示した。
山下氏は「日本選手は、ロシア選手が出られるかどうかは(メダルを目指す上で)気にしていない」と語った。 

山下氏、IOCに理解=ロシアの五輪参加容認〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600944

国際柔道連盟は26日、組織的ドーピングが問題となっているロシアのリオデジャネイロ五輪参加について、11人の出場を承認するとロイターに明かした。
連盟のマリアス・ビゼール会長は、柔道の男子代表7選手、女子代表4選手は全員が国際大会でロシア国外でドーピング検査を受けていると発言。
ロシアでの検査結果を対象外とした上で、他国でも選手たちに問題はなかったとした。名誉会長を務め、黒帯を持つロシアのプーチン大統領の存在は
判断に関係していないと話した。
ロシアは世界反ドーピング機関(WADA)から国ぐるみのドーピングを行っていたと報告されたが、国際オリンピック委員会(IOC)はリオ五輪出場の判断は
各団体に一任する方針を取っている。
リオ五輪では、ロシアはほかにもテニス選手の参加が認められている。陸上と競泳、カヌー競技は出場禁止の方針を表明している。

五輪=国際柔道連盟、ロシア選手の出場認める
http://jp.reuters.com/article/judorussia-idJPKCN10708N

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 16:06:00.13 ID:l9f7mqcU.net
リオデジャネイロオリンピックに出場する柔道男子の日本代表が、最後の強化合宿を公開し、井上康生監督は「戦える準備ができてきた」と手応えを述べました。
柔道男子の日本代表は、4年前のロンドン大会で史上初めて金メダルなしに終わり、リオデジャネイロ大会に向け、井上監督の下で強化を進めてきました。
東京・北区のナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開されたオリンピック前最後の強化合宿では、井上監督が「金メダルに最も近い」と期待を寄せる7
3キロ級の大野将平選手など、7人の代表選手がおよそ2時間、実戦的な練習を中心に汗を流しました。
力強い動きで順調な調整ぶりを見せた大野選手は「心も体も隙を少しも作らず、試合の日にベストコンディションで臨めるようにしたい。オリンピックの舞台は
甘くないと思っているので、執念を持った我慢強い戦いをしたい」と意気込みを示しました。
また、井上監督は合宿の手応えについて、「各選手とも戦える準備はできてきた。ここからオリンピックの試合までの期間が大事になる。ここから気を
引き締め直して、やるべきことをやって選手たちを畳に上がらせたい」と話していました。
柔道のオリンピック代表選手たちは、今月31日から順次リオデジャネイロに向かう予定です

柔道男子 五輪代表が合宿公開 「戦える準備できた」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610591000.html

リオデジャネイロ五輪の柔道男子日本代表は27日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで五輪直前合宿を報道陣に公開し、
100キロ超級で期待される原沢久喜(日本中央競馬会)ら代表7人が最終調整した。
五輪で先陣を務める60キロ級の高藤直寿(パーク24)らは立ち技と寝技の乱取りで動きを確認。最後に登場する原沢は「いい状態で迎えられそう。
自分の柔道で一戦一戦を闘い、目標はもちろん金メダル」と意気込んだ。
前回ロンドン五輪で日本男子は史上初めて金メダルなしと惨敗。同五輪後に就任した井上康生監督は「4年前は屈辱を味わったが、十分に頂点を
極められる選手がそろった」と復権への思いをにじませた。24日に始まった最終合宿は29日まで行われる。

原沢ら代表7人が最終調整 柔道男子が直前合宿公開
http://www.sankei.com/photo/story/news/160727/sty1607270009-n1.html

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 16:08:16.78 ID:l9f7mqcU.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子日本代表が27日、都内の味の素トレセンで強化合宿を報道陣に公開し、60キロ級の高藤直寿(23)=パーク24=ら
代表選手7人が最終調整を行った。
2時間の練習は乱取りが主体で、各選手はそれぞれ持ち技を確認した。競技初日の8月6日に登場する高藤は「自分はよく“先鋒”として見られるが、
金メダルは求められると思う。メダルを取って(日本勢の)勢いを付けたい」と意欲を示した。100キロ超級の原沢久喜(24)=日本中央競馬会=は
「いい状態で迎えられそう。自分の柔道で一戦一戦を闘い、目標はもちろん金メダル」と語った。
前回ロンドン大会は日本男子柔道界初の金メダルゼロに終わった。井上康生監督(38)は「4年前は屈辱を味わったが、十分に頂点を極められる選手が
そろった」と復権に自信。全体での合宿は29日まで行われ、試合日程が早い選手から順次ブラジルに出発する。

【柔道】原沢「目標はもちろん金メダル」リオ五輪へ代表7選手が最終調整
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160727-OHT1T50072.html

柔道男子100キロ超級リオ五輪代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)はJRA柔道部伝統の“調教馬トレ”でメキメキとその才能を開花させた。
舞台は東京・世田谷区の馬事公苑。昨年3月の入寮直後から、ダート走で下半身とスタミナを徹底的に鍛え上げた。練習開始は午前6時半。
1周1300メートルのコースを走ったり、ダッシュを繰り返す。アップダウンの厳しい軽坂路も使用。賀持道明監督(46)は「重量級の中では抜群に速い」と
目を細める。またタイヤ引きも独特の練習法で「ダートを整備するトラックのものすごいデカいタイヤが馬事公苑にあるんですけど、それに50メートルぐらいの
ロープつけて肩甲骨で引く」(同)。
こうした練習法は、バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの暴走王・小川直也(48)が所属していたころから続くJRAの伝統だ。原沢の上半身もビルドアップされ
外国人に力負けしなくなった。
努力のかいがあって、世界選手権2年連続銀メダルの七戸龍(27=九州電力)が先行していた代表レースを昨年1年間で猛追し、ついにはひっくり返した。
リネールに次ぐ世界ランキング2位でリオに臨む愛弟子を、賀持監督は「自分の力をしっかり出し切れば十分勝てるチャンスはある」と見ている。

JRA柔道部伝統の“調教馬トレ”で頭角現した柔道・原沢
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/570798/

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 16:08:39.67 ID:l9f7mqcU.net
リオデジャネイロ五輪で大きな“使命”を帯びているのが、柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)だ。最重量級では
テディ・リネール(27=フランス)がニッポン柔道から「世界最強」の称号を奪って長らく君臨。絶対王者をどう倒すのか、原沢を直撃した。
選考レースに出遅れ、世界選手権出場経験もない“究極の追い込み馬”は、リオを「凱旋門賞」と位置づけて奇跡を起こす。

今月上旬のスペイン合宿でリネールと2回、乱取りした。2年前に日本で練習して以来の“対戦”だったが、感触は
原沢:以前は組み手もさばかれて、なかなか自分の形になれないことが多かった。対応できるようになっていたし、何回かチャンスもあった。
自分の得意な形になる部分はあった。少し自信はついたかなと思います。
これまで試合での対戦経験はない。五輪へ戦略は立てられたか
原沢:内股、内股じゃかからないと思う。もつれ際だとか組み際が勝負になってくる。勝負は後半かなと。最初はしのいでって感じですよね。
前に出ていく柔道、積極性という部分ではリネール選手を上回っている。
全日本男子の井上康生監督(38)からアドバイスは
原沢:スペイン合宿で練習の空き時間に組み手のことだったり、いろいろ教えてもらいました。前々からそうですけど、より細かい部分を教えてもらっている。
ロンドン五輪で男子は金メダルゼロに終わった
原沢:実家で見ていました。外国人も強くなって、簡単には取れないとすごく思いました。(リネールは)「他の試合と雰囲気違うな」というのはありましたね。
スペインで見た時も、すごい体を絞って合わせてきていると思いました。
最重量級は日本にとって特別な階級だ
原沢:意識していますし最重量級という自覚は持っているんですけど、そこを意識しすぎても自分の柔道ができなくなってしまう。リネール対策ばかりやってても、
そこまで行けなかったら何の意味もなくなる。配分的にはリネール選手もほかの選手も変わらないくらい対策をやっています。
メダルを取ったらJRAの表彰式プレゼンターも希望している
原沢:(所属が)JRAなんで、そういうのもできたらいいなと思います。どこでも引き受けます。有馬記念とか、日本ダービーとか、デカいところでできたら
いいですけどね(笑い)。
五輪を競馬のレースに例えると
原沢:やっぱり凱旋門賞ですね。国際的な大会なので。今、ボクはまだ中盤ぐらいです。最終的には追い越したい。目標は金メダル。金だけですね。
今はリネール選手が最強なので、それを倒したい。
柔道の魅力とは
原沢:人が人を投げるっていうのはなかなかほかのスポーツにはない。組み合って、激しさとか豪快さが見られるスポーツかなと思います。スカッとしますね。
柔道にのめり込んだのはいつ
原沢:(日本)大学になって高校とは違う上の世界を見て、そこで結果を残せるようになってきてのめり込んだ。それまではのめり込んでなかったです。
「やめてーな」ぐらいの感じでした(笑い)。
オフは
原沢:基本的には、そんなに外出したりしないですね。中でゴロゴロするか、友達とお酒飲みに行くかです。
現役はいつまで
原沢:東京五輪まではやりたい。まだ強くなれると思っている。東京五輪までしっかり出てメダル取って、あとはゆっくり暮らしたいです。

柔道・原沢 リネール攻略に自信あり!
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/570794/

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 21:35:13.92 ID:eeQBBW8Y.net
男子は史上初めて金メダルゼロに終わったロンドン五輪の雪辱を、女子は3年前に発覚した指導陣による暴力問題からの再起を期す。
リオデジャネイロ五輪は日本柔道にとって大きな意味を持っている。
国際柔道連盟(IJF)が、ドーピング問題に揺れるロシア代表の出場を認めた。同国の男子は4年前に金3個を含むメダル5個を量産した強豪。
男子の井上康生監督は「全ての選手が出そろってこそ、われわれの進化を見せられる」と歓迎した。
男子の代表7選手は27日、東京都内で直前合宿を公開。防御など実戦を想定した稽古で最後の調整に汗を流した。
左膝の負傷で4月の代表選考会を欠場した100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)も武器の内股に切れが戻ってきた。ロシアから前回王者のハイブラエフが
畳に立つが、「本当に強い選手を決めるのが五輪。彼に試合で勝ちたい」と気合を込める。
指揮官から「金メダルに一番近い男」と指名されたのは、73キロ級の大野将平(旭化成)だ。乱取りでは、減量が順調なことを示す絞った肉体から
豪快な投げ技を連発。「技術を詰め込む最後の時間。心も体も隙を作らずにベストな状態で乗り込む」と眼光鋭い。
井上監督は金メダルの目標数を頑なに語らない。「それぞれが金を目指している。達成できることを信じてサポートしたい」と全階級での頂点だけを
見据え続ける。
暴力問題発覚後に就任した南條充寿監督が率いる女子は、データ重視の戦いにこだわる。五輪を裁く審判員についても、
指導を出す時間帯などの傾向を分析した。
26日に報道陣向けに行った外国勢に関する勉強会では、自身もかつて在籍した全日本柔道連盟の科学研究部が洗い出した
データの一部を披露。3年前、22年ぶりに個人戦の金ゼロに終わった世界選手権や前後の国際大会では、日本代表は先に
ポイントを許した試合の約7割を落としたが、最近では先取した試合の8割近くで勝つパターンを確立した。
いざリオへ−。男女ともに戦う準備は整った。

【リオ五輪】柔道男子は雪辱、女子は再建 ロシア出場に井上康生監督「選手が出そろってこそ、進化を見せられる」
http://www.sankei.com/sports/news/160727/spo1607270034-n1.html

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 21:35:33.84 ID:eeQBBW8Y.net
リオデジャネイロ五輪・パラリンピックに臨む柔道男女代表が27日、都内の講道館で行われた壮行式に出席。壮行式には馳浩文科相や、
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長も出席し、選手団を激励した。
12年のロンドン五輪では、男女を通じて女子57キロ級松本薫金メダル1つと苦しんだだけに、リオでは柔道日本の再建に期待がかかる。
男子代表を率いる井上康生監督は「全日本の誇りと自覚を持って戦いたい」、女子代表を率いる南條充寿監督は「全階級を通じて絶対に
引かないという心を持って最後まで戦い抜きたい」と抱負を誓った。
リオ五輪の柔道競技は、8月6日から12日まで、パラリンピックでは9月8日から10日まで行われる。

柔道代表が壮行式 井上監督「全日本の誇りと自覚を持って戦いたい」
http://www.daily.co.jp/general/2016/07/27/0009327284.shtml

全日本柔道連盟(全柔連)は27日、東京都文京区の講道館でリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの壮行式を初めて合同で開き、ロンドン五輪女子
57キロ級覇者の松本薫(ベネシード)は「2連覇を目指して頑張る」と約300人の来場者に向け、力強く誓った。
前回の五輪で柔道日本代表の金メダルは松本の1個だけに終わった。男女両監督やコーチ、代表選手全員は真っ白な柔道着に身を包み、
3大会連続代表となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は「いつも通りの試合をして金メダルを取る」と五輪初制覇を宣言。大きな拍手を浴びた。

柔道の松本が2連覇誓う
http://www.daily.co.jp/general/2016/07/27/0009327298.shtml

全日本柔道連盟(全柔連)は27日、東京都文京区の講道館でリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの壮行式を初めて合同で開き、ロンドン五輪
女子57キロ級覇者の松本薫(ベネシード)は「2連覇を目指して頑張る」と約300人の来場者に向け、力強く誓った。
前回の五輪で柔道日本代表の金メダルは松本の1個だけに終わった。男女両監督やコーチ、代表選手全員は真っ白な柔道着に身を包み、
3大会連続代表となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は「いつも通りの試合をして金メダルを取る」と五輪初制覇を宣言。大きな拍手を浴びた。
史上初の優勝ゼロから雪辱を目指す男子では、66キロ級で前回3位の海老沼匡(パーク24)が「出場できることに感謝し、一戦一戦を全力で闘う」と意気込み、
井上康生監督は「最高の選手が出そろい、最高の準備ができた。全日本の自覚と誇りを胸に全身全霊で闘っていく」と決意を述べた。
パラリンピックで視覚障害者による男子100キロ超級の正木健人(エイベックス)は「自分の力を出し切って優勝したい」と2連覇を誓った。

松本「2連覇目指して頑張る」壮行式で力強く誓う/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160727/rio16072720060036-n1.html

リオデジャネイロ五輪に出場する柔道の日本代表選手団の壮行式が27日、東京都文京区の講道館で行われ、男子100キロ超級の原沢久喜
(日本中央競馬会)は「覚悟を持って一戦一戦、戦い抜きたい」と述べ、日本重量級の復権へ決意を示した。
この日の練習では、1984年ロサンゼルス五輪無差別級金メダリストで、全日本柔道連盟の山下泰裕副会長が原沢に寝技を直接指導。山下副会長は
「最重量級の勝者が世界一」と、期待を込めた。
女子57キロ級で連覇を狙う松本薫(ベネシード)は「もちろん緊張はある。試合までもう少し追い込んで臨みたい」と万全の調整を期した。
リオデジャネイロ・パラリンピックの壮行式も開催され、ロンドン大会の視覚障害男子100キロ超級金メダルの正木健人(エイベックス)は
「自分の力を出し切って優勝する」と連覇を誓った。 

原沢「覚悟を持って」=柔道五輪・パラ代表壮行式〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700922

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/28(木) 16:25:53.87 ID:2T5GZgBx.net
ドーピング問題に揺れたロシア勢の参戦を歓迎した。ロシアは前回ロンドン五輪で3階級を制し、男子100キロ級金メダルのハイブラエフも健在だ。
同じ階級の羽賀は「一番強い選手を決めるのが五輪。彼と試合をして勝ちたい」と強気。井上監督も「ロシアは前回男子で最多金メダル。
その国が出てこそ我々の真価が見せられる。柔道家、日本代表監督としてもうれしい」と、うなずいた。

ロシア参戦歓迎 羽賀「一番強い選手を決めるのが五輪」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/28/kiji/K20160728013051280.html

男子73キロ級の大野(旭化成)が金メダル候補筆頭に指名された。井上監督は「7人の中で一番金メダルに近い男」と明言。13、15年と2度の
世界王者に輝いており「豪快な技があり、近年は緻密さが身に付いている」と評価した。
この日の大野は代表を争った秋本らとの乱取りで好調をアピール。「心も体も隙をつくらずにベストで臨めるようにしたい」と語り「執念を持って戦い抜き、
金メダルを獲得したい」と自信をのぞかせた。

“一番金メダルに近い男”は大野 康生監督「豪快な技+緻密さ」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/28/kiji/K20160728013051270.html

リオオリンピックまであと9日。柔道の全日本男子が国内最後の合宿を公開しました。
日本のお家芸ながら、ロンドンオリンピックでは史上初めて金メダルなしに終わった柔道・男子。この雪辱を果たすため、リオで掲げたのが全階級金メダル。
中でも注目は豪快な足技が魅力の大野将平選手です。
「大野に関しては(全日本男子)7人の中で一番金メダルに近い男」(柔道 全日本男子 井上康生監督)
2度世界王者に輝いた日本のエースが初のオリンピックに挑みます。
「執念を持った戦いが大事になってくる。どんな状況でも金メダルを取る準備をしたい」(男子73キロ級 大野将平選手)

柔道男子、目標は全階級で金メダル
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2831391.html

左膝内側側副じん帯損傷で5月のマスターズを欠場した女子78キロ級の梅木(環太平洋大)は「順調に回復しているので大丈夫」と話した。
女子日本代表の南条監督は「もう乱取り(試合形式の練習)もできているし、思い切りの良さで戦ってほしい」とエール。本番の目標も「3個以上の金、
全階級のメダルで変わらない」と強気に話した。

女子78キロの級梅木 左膝順調に回復「大丈夫」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/28/kiji/K20160728013051190.html

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/28(木) 16:26:32.11 ID:2T5GZgBx.net
リオデジャネイロ五輪に出場する柔道の男子代表が27日、東京都北区の味の素トレセンで報道陣に合宿を公開した。男子100キロ超級の原沢久喜
(24=日本中央競馬会)には、84年ロサンゼルス五輪無差別級金メダリストの山下泰裕氏(59)が異例の直接指導を行った。日本重量級の完全復活には、
世界選手権7連覇中のテディ・リネール(27=フランス)撃破が至上命令。希望を託されたホープに“世界の山下”が実演指導で極意を叩き込んだ。
山が動いた。いや、山下氏が動いた。立ち技から寝技に移る動作を確認していた原沢を見て、たまりかねたように近づいた。自分自身で実際にやってみせ、
さらに原沢の手を取り、足を取って、理解すべき点を丁寧に説明した。
「狙いはいいと思った。ポイントを押さえれば絶対に試合でモノになる」と語った山下氏は「あれは私の得意技だったんでね」とにやりとした。立ち技からの
連続した動きの中で相手を抑え込む。山下氏いわく、原沢に欠けていたのは「体重のかけ方」「足で相手の首を制すること」の2点。直接指導で最強の極意を
伝授した。
レジェンドからの思わぬ助言を受けた原沢は「あまりお会いすることがないので、かなり勉強になりました」と神妙に語った。貴重な実演指導が実現したのは、
それだけ大きな期待の裏返しでもある。かつては山下氏が君臨した最重量級だが、最強の座はいまやリネールに完全に取って代わられた。4年前のロンドン
五輪では100キロ級の穴井隆将、上川大樹ともに2回戦で憤死。リオ五輪は日本重量級再建のための戦いでもある。
「まだまだ日本では重量級の勝者が世界一という意味がある」という山下氏は、今回の100キロ超級についてもその重要性をこう語った。「原沢がリネールに
勝つことは、他の階級の金メダルとはひと味もふた味も違う。かなり大きな意味を持つんじゃないか」
世界ランキングでシード順が決まるため、同2位の原沢が同1位のリネールと対戦するのは決勝戦。男子代表の井上康生監督もそこでの大一番を見据え、
「リネールを打ち破れるのは原沢と思っている」とこれまでの合宿の中で、すでにいくつかの対策を仕込んでいる。
この日の練習後は世界大会前の恒例行事として、男女代表でそろって千葉県松戸市にある嘉納治五郎氏の墓前に活躍を誓った。その後は東京都北区の
講道館で壮行式に出席した。原沢は「覚悟を持って最後まで一戦一戦戦い抜きたい」と宣言。日本柔道界の総力を結集した戦いがリオで待っている。

リネールに勝て!世界の山下寝技塾 原沢に最強の極意伝授
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/28/kiji/K20160728013051250.html

山下泰裕・全日本柔道連盟副会長兼強化委員長は「史上最強の柔道家」との呼び声が高い。東海大相模高3年時に当時最年少の17歳で全日本選手権に
出場。同選手権は19歳の77年に初優勝し、引退まで9連覇した。
80年モスクワ五輪は日本のボイコットで出場できなかったが、84年ロサンゼルス(米国)は無差別で金メダルを獲得。77年10月の日ソ親善試合から
85年4月の全日本選手権まで引き分けを挟んで203連勝で、うち164勝が一本勝ち。外国人選手には生涯負けなしだった。

「史上最強の柔道家」山下泰裕 偉業の数々…ロス五輪金、203連勝
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/07/28/kiji/K20160728013051260.html

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/28(木) 16:27:17.14 ID:2T5GZgBx.net
リオデジャネイロ五輪の柔道男子日本代表が27日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの直前合宿を公開した。練習では日本選手団の
山下泰裕副団長(59)=全日本柔道連盟(全柔連)副会長兼強化委員長=が100キロ超級の原沢久喜(24)=日本中央競馬会=に異例の直接指導。
1984年ロサンゼルス大会無差別級金メダリストのレジェンドが、最重量級の後継者に寝技の極意などを伝授した。
前回ロンドン大会で史上初の金メダル「0」に終わった柔道男子復権へ、「世界の山下」はいてもたってもいられなかった。100キロ超級代表の原沢に
五輪直前に異例の直接指導を行った。
「マスコミの取材日(合宿公開日)じゃなければ、よかったんだけど…。目立つところで派手な動きをするべきではなかった。でも、気持ちを抑えきれませんでした」
乱取り稽古が始まると、道着に身を包んだ山下副団長は原沢に熱視線を送った。そして、おもむろに近づき、手取り足取りでアドバイス。技のかけ方を
実演する熱の入れようだった。本番を目前に控えた直前調整で、全柔連副会長兼強化委員長でもあるレジェンドの異例の行動に周囲は騒然となった。
「あと2つ確実にポイントを押さえれば、絶対に試合でものになると思った。できれば、(指導が)生きる場面がある」
伝授したのは、立ち技から寝技への移行の仕方だ。グラウンドに持ち込んでから、絞め技を繰り出す。相手が嫌がり、うつぶせ状態からひっくり返れば、
抑え込む。
現役時代に203連勝。外国選手相手には無敗という成績を残した山下副団長が得意とした流れ。1984年ロサンゼルス五輪でもこの流れから
金メダルを手にした。極意の一端を「体重のかけ方と足で相手の首を制する。この2つ」と明かした。
原沢は指導を真剣なまなざしで聞いた。寝技はここにきて、強化していたポイント。「いい状態で迎えられそう。自分の柔道で一戦一戦を戦い、
目標はもちろん金メダルです」と手応えを口にした。
100キロ超級には世界選手権7連覇中のテディ・リネール(27)=フランス=がいるが、山下副団長は原沢に期待を寄せる。
「日本では最重量級の勝者が世界で一番との認識がある。原沢がリネールを倒すのは、ほかの階級の金メダルとはひと味も二味も違う」

原沢を電撃指導!山下副団長、道着姿で超異例の“金”寝技伝授 柔道/リオ五輪
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160728/spo16072809130032-n1.html

リオデジャネイロ五輪に出場する柔道男子代表が27日、東京都内での合宿を報道陣に公開した。100キロ超級の原沢久喜(24)=日本中央競馬会=は、
「もちろん目標は金メダルですけど、初戦から自分の柔道をして、一戦一戦集中して戦いたい」と抱負を述べた。
2階級とも、ロンドン五輪でメダルを逃した重量級は、日本柔道復活の中心的役割を担う。原沢と、100キロ級の羽賀龍之介(25)=旭化成=が、
ともに頂点を目指す。
最重量級には、フランスの絶対王者テディ・リネールが君臨。対戦経験がなかった原沢は、今月参加したスペイン合宿で、リネールと2度の乱取りをし、
肌感覚をつかんだ。「何回か背中を持てて、いけるチャンスがあった」とヒントもつかんで帰国した。
この日は練習中に、山下泰裕全日本柔道連盟副会長が原沢に寝技を教える場面もあり、打倒リネールに機運を高めた。シード順で、ふたりが勝ち進めば
決勝で当たることになる。
井上康生監督は原沢について「重量級再建を担う男。リネールを打ち破れるのは(世界でも)原沢しかいない」と語り、「ひとりひとりが頂点を目指す」と
全選手の金メダル取りへ最善を尽くす考えを示した。

[柔道]原沢、打倒リネールで最重量級再建 男子代表公開練習
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2016072802000142.html

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/28(木) 16:28:03.29 ID:2T5GZgBx.net
リオデジャネイロ五輪の柔道男子日本代表は27日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで直前合宿を報道陣に公開。100キロ超級代表の
原沢久喜(日本中央競馬会)が、金メダル獲得で重量級再建を誓った。
五輪で最後に登場する原沢は「初戦から自分の柔道をやっていく。目標は金メダル。覚悟を持って戦いたい」と力を込めた。男子代表の井上監督から
「重量級の再建を担う男」と評された24歳が、初の大舞台に臨む。
頂点に登り詰めるための“必殺技”も継承した。この日の公開練習時、ロサンゼルス五輪金メダリストでもある山下泰裕強化委員長(59)から直接指導を受けた。
立ち技から寝技へと移行する際の動作で「体重のかけ方、足で相手の首を制すること」を伝授された。山下委員長は監督やコーチに配慮し、普段は選手への
直接指導を自重しているが、ロス五輪では大内刈りからの横四方で金メダルを決めただけに「私の得意な技だった」と思わず体が動いたという。
100キロ超級は絶対王者、フランスのリネールが君臨するが「大きな壁を打ち破れるのは原沢しかいない」と井上監督が期待すれば「この階級で原沢が
リネールを倒して金メダルを取るのは、ひと味もふた味も違うもの」と山下委員長。日本柔道の底力を、リオの畳で見せつける。

柔道原沢「山下直伝技」で重量級再建だ!
http://www.daily.co.jp/general/2016/07/28/0009327981.shtml

ニッポン柔道は復活するのか。前回のロンドン五輪では男子が金メダルゼロ、女子が金1個で歴史的な大惨敗を喫した。リオデジャネイロ五輪では
柔道母国の威信をかけての大勝負になるが、5大会連続で本紙の解説コラムを担当する暴走王・小川直也(48)が金の行方を徹底予想だ。
日本の前に立ちはだかるのは渦中の“あの国”だというが、果たして…。
オイッス! いよいよリオ五輪が始まるね。柔道はまあ、前回がああいう成績だったから、それを上回ってもらわないと困る。ということで、金メダルは男子2個、
女子2個と見ている。内訳は男子が73キロ級の大野(将平)くん、81キロ級の永瀬(貴規)くん、女子は57キロ級の松本(薫)さん、それと48キロ級の
近藤(亜美)さんか52キロ級の中村(美里)さんのどちらか…というところかな。
大野、永瀬の2人は金メダルで堅いね。2人とも安定しているし、大崩れするイメージがない。決勝までは確実にいくだろうし、外国人に強いのがいいね。
女子は初日の近藤さん次第じゃないかな。彼女はいい時と悪い時がハッキリしている。いい時の近藤亜美が出れば金メダルで、中村、松本と続いて一気に
3個というのもあるよ。中村、松本の2人はベテランで「力が落ちている」という声もあるようだけど、この階級は世代交代がほとんどないままなんだよね。
同じメンバーなら経験が力になるだろうし、心配いらないよ。
逆に海老沼(匡)のクラス(66キロ級)は世代交代が激しくて、若くて生きのいいのがいるんだよね。何とか明大の後輩の海老沼には、頑張ってもらいたいけれどな。
重いクラスでは男子はベイカー(茉秋=90キロ級)、羽賀(龍之介=100キロ級)にチャンスありそうだけど、女子はどうかな? 正直、ロンドンからの4年間では
例の不祥事もあって再建の途中だから。2020年東京五輪に向けて、きっかけをつかんでほしいよね。
ただ、オレが今回一番怖いのは、ロシアの“逆襲”だよ。国ぐるみのドーピング不正が問題になって参加できるかわからない状況から、IOC(国際オリンピック
委員会)が国際競技連盟の判断にゆだねた。それで、国際柔道連盟(IJF)はロシアの参加を認めたようだからね(26日にIJFのビゼール会長がエントリーした
11人全員が出場できると明言)。
断崖絶壁からいきなりチャンスをもらったんだから、ロシア選手のモチベーションは半端じゃないはず。「無実を証明してやる!」と躍起になっているんじゃないの。
現実にロンドンでは男子が金3個取っているし、オレのころから柔道大国だった。オレの息子(小川雄勢)も先日のグランドスラム大会(ロシア)の決勝で
ロシア選手にやられて優勝を逃したんだよね…とにかく、強いのがわんさかいるんだよ。
本番でも有段者のプーチン大統領から号令がかかって、それこそ国ぐるみで金を取りにくるよ。日本にとっては、厄介な展開になったよね。

小川がリオ五輪ニッポン柔道を大予想
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/571308/

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/29(金) 21:25:59.84 ID:gW3i6xRL.net
国主導のドーピングが発覚したロシアについて、国際競技団体(IF)がリオデジャネイロ五輪への出場を認めないと判断した選手数が100人を超えた。
当初の選手団387人からの大幅減は避けられない情勢だが、国際オリンピック委員会(IOC)から判断を託された各IFには温度差がある。
タス通信によると、ロシアのムトコ・スポーツ相は27日、273人が出場可能になったと発言した。IOCは24日の理事会でロシアとのあつれきを避けるため、
自ら選手団の出場の可否は決めず、IFに対応を一任。ロシアがリオ五輪の出場権を持つ24競技のIFはさかのぼる調査期間など対応がまちまちだ。
国際ボート連盟はロシアの28選手中22人を出場不可とした「厳格派」。過去5年の記録に陽性反応はなかったが、ロシア国外の検査で「クリーンさ」を
証明できる選手に限った。国際水泳連盟も7選手、世界レスリング連合も違反歴のある1選手の出場を認めなかった。一方、国際卓球連盟はロシア代表3人の
五輪出場を認めると発表。国際馬術連盟も5人の出場を認めた。国際卓球連盟は「提供された証拠がIOCの要求を満たすと信じている」とした。
世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが18日に公表した報告書は、国が主導的にロシア選手の違反を隠蔽(いんぺい)したと指摘。モスクワの
検査機関が陽性反応を示した検体を隠蔽したのは2011年後半から昨年8月の長期にわたり、13年世界陸上選手権モスクワ大会も含まれる。こうした
隠蔽が判明したにもかかわらず、選手の全面出場許可を示した団体が現在のところ九つある。
この中には、ロシア寄りの対応もある。国際柔道連盟は世界各地の国際大会で検査を実施しているとし、全選手の出場を認めた。ルーマニア出身の
ビゼール会長は連盟名誉会長であるロシアのプーチン大統領と親交が厚く、14年には世界選手権をロシアで開催。ビゼール会長は「ロシアは
重要で歴史的に柔道の発展に多大な貢献をしてきた」と擁護した。
ロシア選手全員の出場を認めた国際フェンシング連盟は、会長がロシアの実業家であるウスマノフ氏。海外メディアによると、毎年連盟に多額の
寄付をしているとされる。国際体操連盟も全選手の出場を容認。新体操の団体総合で五輪4連覇中のロシアは大会の格を保つには外せない存在と言える。
ドーピング違反をした場合、通常は処分が解ければ出場可能だが、今回、ロシア選手は違反歴があっただけで出場が認められない。AP通信によると
プーチン大統領は「締め出された選手は犠牲者。二重基準であり、正義とは関係のない連帯責任であり、計画的にロシア選手を標的にしている」と批判した。

28国際競技団体のロシア選手団出場可否

陸上      139 ×(67)
ボート      11 △(22)
水泳       19 △(7)
カヌー      27 △(5)
近代五種      3 △(2)
セーリング     1 △(1)
レスリング    28 △(1)
重量挙げ    117 □
自転車      26 □
バドミントン    0 □
ゴルフ       0 □
テニス       0 ○
バレー      10 ○
柔道        8 ○
ボクシング     7 ○
ハンド       7 ○
テコンドー     6 ○
フェンシング    4 ○
トライアスロン   4 ○
射撃        3 ○
卓球        1 ○
体操        0 ○
馬術        0 ○
アーチェリー    0 ○
サッカー     11 ?
バスケット     1 ?
ホッケー      0 ?
ラグビー      0 ?
ロシア・タス通信などにより作成。数字はモスクワの検査機関が陽性反応を隠蔽した検体の数。丸括弧数字は排除された選手数。
×は全面不可、△は一部不可、□は未定、○は可能、?は出場権なし

RIO2016:露ドーピング、出場不可100人超 競技団体に温度差 「発展に貢献」柔道など許可
http://mainichi.jp/articles/20160729/ddn/035/050/032000c

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/30(土) 13:51:43.78 ID:lpzB/sxa.net
雌伏のときを経た日本柔道が復権を狙う。4年前のロンドン五輪では男子が史上初めて金メダルゼロ。その後も女子代表チームでの暴力問題など不祥事が
相次ぎ、伝統競技の屋台骨が揺らいだ。お家芸復活は果たせるか。全日本柔道連盟で強化委員長を兼ねる山下泰裕副会長に思いを聞いた。
4年前、再出発はマイナスからだった。
ロンドンは日本柔道にとって極めて衝撃的だった。あの屈辱が原点であり、忘れてはいけない。その後もさまざまな不祥事があり、組織を改革して血も流した。
そこから皆が力を結集して14、15年の世界選手権での活躍につなげた。いい方向に進みながら、努力の成果を実らせる環境が整ってきた。リオで
必ず復活すると信じている。
男子は井上康生監督が率いて変わった。
選手との信頼関係が揺るぎない。いろいろな人の考えに耳を傾け、多くの人の力をうまく結集してきた。それでいて現状には満足していない。彼は花形の
選手だったが、つらい、悲しい、悔しい思いもしてきた。そういった経験を生かしている。
重量級の再建は。
100キロ超級にはテディ・リネール(フランス)というとてつもない選手がいる。倒すのは容易ではないが、世界を見ても一番可能性があるのは原沢
(久喜=日本中央競馬会)だと皆が思っている。五輪は何が起きるか分からないから。
女子は暴力問題から真に立ち直れたのか。
より現実的な対応をしてきたと思う。所属チームとの連携を強化し、全日本での合宿と所属でやることがあまり食い違わないようにしてきた。
リオ五輪の代表に絶対的な存在はいない。
金メダルが固いと言える階級はないが、全ての代表選手が頂点に立てる可能性を持っている。私の一番の望みは14人全員のメダル獲得。
そうなれば金メダルはおのずと付いてくる。
日本柔道は伝統的に金メダル以外は敗北。
32年前に私がロサンゼルス五輪に出た頃とは世界のレベルが違う。あくまでも頂点を目指すことは大事だが、メダルへの戦いは紙一重。
自分が培ってきたことを出し切って、代表全員がメダルを取ってほしいという気持ちの方がより強い。

「必ず復活、信じる」=まずは全員メダル−柔道・山下強化委員長〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073000133

まさに“孤峰”だ。8月12日(決勝は日本時間同13日)の柔道男子100キロ超級に出場するテディ・リネール(27)=フランス=は2007年以降、
世界選手権同級で7連覇中。この階級では日本から原沢久喜(24)=日本中央競馬会=が出場するが、ロンドンに続く五輪2連覇が有力視されている。
「自分のことに集中する。ライバルは、あまりいない」
発する言葉には風格すら感じられる。2メートルを超える長身から長く力強い腕を伸ばし、「尋常じゃなく厳しい組み手」(鈴木桂治・日本代表コーチ)で、
自分が有利な体勢になるまで仕掛けない。「石橋をたたき、さらにゆっくりと渡る」と評したのは日本代表の井上康生監督。十分な体勢でかける内またや
大外刈りなどの威力は強烈だ。一般的な外国人選手より、一本を狙う日本柔道のスタイルに近い。
14年の世界選手権決勝では、七戸龍(27)=九州電力=の大内刈りに崩され、冷や汗をかかされた。ところが1年後に再び世界選手権の決勝で対戦した
ときには、倒れ込んで後方に投げる引き込み返しを多用して完勝。戦い方を毎年変えられるほどの懐の深さを示した。肩を痛めた今季も、4月の欧州選手権は
4試合全て一本勝ちで優勝。変わらぬ力を示している。
練習で、一度に5人を相手にすることもあるという無敵ぶり。当人は「無敵だと思ったらやめる。だが、まだまだ続けなければ。柔道の歴史に名を残したい」。
強い向上心も持ち続けている。
子供の頃から日本選手のビデオを見て育ち、尊敬する柔道家に井上康生を挙げる。2007年の世界選手権初制覇時には準決勝で、
井上から返し技で効果を奪い、勝利した。
10年世界選手権は100キロ超級で優勝。続く無差別級で2冠を目指したが、決勝で上川大樹に判定負けした。試合後に礼をせず、
「勝利を奪われた」と判定に不満を表した。これが公式試合で最後の負けとなっている。

【リオの主役(3)】柔道 テディ・リネール、五輪連覇狙う100キロ超級の絶対王者
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160730/rio16073005000010-n1.html

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/30(土) 17:27:22.56 ID:lpzB/sxa.net
カステラ製造で有名なその老舗の本店は、梅雨明けの暑い長崎の昼間にも、古い木造店舗の中に大勢の観光客を招き入れてた。伝統のカステラが
ガラスケースに入れられて、堂々とした茶色の頭に黄色い顔をした長方形の姿を見せているが、目を引いたのはその脇に並んでいたカラフルな小箱だった。
青とオレンジ、緑とピンクなど大胆な配色ながら派手さは控えめな一品は、聞けば中に2切れのカステラを抱えて、「いつでも、どこでも」楽しめるようにと
考案され、人気を博している商品なのだという。威厳ある建て構えの本店のガラス扉をくぐり抜けると、なんとも先進的な商品が外国人も混じる旅行者たちの
視線をもらっていた。
 長崎に行ったのは、リオデジャネイロ五輪柔道男子81キロ級代表の永瀬貴規の出身地だったから。そう、老舗での出会いを目の当たりにして、問題は
柔道のことだった。日本における五輪界の老舗こそ柔道なのであった。そしていま、その老舗を担当する新聞記者として、顧客離れを大きく懸念している。
 例えば、五輪開幕前に出されるさまざまな特集本の表紙には、もちろん注目選手たちが並ぶ。統計を取ったわけではないが、体操の内村航平、レスリングの
吉田沙保里は鉄板だろうか。では柔道は…。スポーツ専門でトップを張り続ける雑誌の表紙には9人のアスリートが並んでいたが、そこに柔道着をみることは
なかった。「現役の柔道家で誰を知っていますか?」と聞いてみれば、おそらくすぐに名前が挙がらない方も多いのではないだろうか。その世間一般の
認知度こそが、五輪前の柔道に対する非認知度を呼び込む。たかが、雑誌の表紙だろうとは思わない。日本の五輪で最もメダルを獲得してきた競技
だからこそ、リオデジャネイロ五輪でも金メダルを期待できるからこそ、逆にこの関心の低さは緊急事態だと思ってしまうのだ。
この状況説明を端的に終わらせるのは「ロンドン五輪で金メダル1つに終わったから」「特に男子の重量級でメダルなしに終わったのも痛かった」というのは
決まり文句だろう。その言葉は金メダル=注目度という短絡的な考えに支えられる。山下泰裕、斉藤仁、井上康生、鈴木桂治、女子なら谷亮子がいた。万人も
知る選手は黄金の輝きを手にした姿とともに広く人口に膾炙(かいしゃ)していた。ただ、ロンドン後の4年間における世間の関心の低さをこの定説で
結論づけることは、あまりにも思考停止にすぎる。問題は「老舗」の在り方だと思うのだ。
カステラが2つ入ったデザイン性豊かな箱。ヒントはそこにある。柔道界はこの4年間、柔道家たちに注目を集めるような発想、取り組みをしてきたかということだ。
日本で唯一行われる国際大会「グランドスラム東京」、五輪、世界選手権の代表選考会となる全日本選抜体重別選手権。会場に足を運ぶ度に、その露出に
対する感性の鈍さにいら立ちを覚えた。見に来る観客への決まり技の説明もなければ、畳に上がった選手の簡単な経歴すら説明がない。柔道の事が好きで、
柔道の技にも詳しい人にしか相手にしない印象を受け続けた。伝統の味はわかる人だけわかればいい、そんな一種の傲慢(ごうまん)すらも感じるときがあった。
試合以外も同じだ。柔道の事を知らない人に対して、どれだけ広報することを意識して来たのか。選手をバラエティー番組に売り込むことが決してPRではないと
思うが、果たしてこの4年間でテレビなどのメディアを通じて柔道家の姿を何回見たのか。統計はなく皮膚感覚になるが、アテネから北京、北京からロンドン、
そしてロンドンからリオデジャネイロ。おそらく右肩下がりだろう。それは決してロンドン五輪の金メダリストが松本薫1人だったからではない。そして、だからこそ
五輪直前になっても一向に露出が上がっていかないのだし、新たに注目され始めた他競技の新鮮さに負けるのだ。
この状況を人一倍危ぶんできたのは、男子の井上康生監督だ。自らスター街道を歩いてきた男だからこそ、当時といまの状況の変化、悪化には敏感だ。
記者に直接、露出を増やす方策を聞くために朝食会をセッティングすることすらあった。議題になったのは空港での選手の対応、1人の選手を聞いているうちに
他選手が空港を後にしてしまい、選手の肉声が届く機会を自ら逸していることや(これはその後に監督自らが全日本柔道連盟を話し合い、重要な大会の
帰国時などで複数選手の取材の機会が設定された)、練習公開などの取材機会を増やすことが露出に直結するかいなかという議論などもあった。ただ、
その改善においてやはり真っ先に挙がる理由はスター選手の不在。メディアが扱うにしても、柔道家は金メダリストが当たり前の状況が逆に足かせと
なっているのではという声だった。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/30(土) 17:34:01.30 ID:lpzB/sxa.net
そこでリオデジャネイロ五輪だ。まず言えることは金メダリストを何人輩出できるかで、発祥国としての自負と誇りがかかる20年東京五輪に向けた行く末が
大きく左右されるということ。金メダルを取ることがスター選手の出現ではないが、必須条件でもある。カステラの味はやっぱりうまい方が良い。そして、
これはその先の話になるが、その中身をうまく包み込む小箱、その選手をスターにしていくための先進的な方策こそが柔道界の未来を作ることになる。
幸い、ブラジルで戦う男女14人はどの選手も金メダルの期待を持っていい強者たちだ。人間性も面白い。世間の関心が低いことを敏感に感じて、問題意識を
持っている選手もいる。
最後に、これは4年間柔道を担当してきた一記者として、言いたい。「なかなか記事が大きくならずに爆発の時を待ってきたのだ、この4年間」と。多くのメダル、
それも最も輝くメダルを手にした姿を、より多く記事にしたい。選手の技術、出自など伝えたいことは山ほどある。金メダルをとればそこで注目度が高まるだろうが、
それで終わりではない。その先も老舗が老舗として存在感を示すための戦略を練る第1段階としての金メダリストたちだ。そのためにリオで大暴れしてほしい。

「老舗」柔道の顧客離れ危惧、味+宣伝も/コラム - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1686755.html

「クリーンな状態で全選手がそろうのはうれしく思う」と述べ、ロシア柔道選手団を支持した。井上監督はまた「(主なライバルであるロシアが参加した)
その上で日本が勝つことで、真価を見せられる」と指摘した。
五輪開催を目前に控え、スプートニク日本のアンナ・オラロワ記者は、ロシア男子柔道代表チームのドミトリイ・モロゾフ監督に意見を聞いた。
質問:国際柔道連盟そして柔道男子日本代表団の井上監督から、ロシアはリオ五輪参加について支持を得ましたが、この事はあなたにとって何を
意味していますか?
答え(モロゾフ監督):ロシアの柔道選手は常に、クリーンな闘士として戦ってきました。国際柔道連盟が、ロシアチームを支持したのも、決して
偶然ではありません。また、ロシアチームを高く評価してくれたことに対し、井上監督にお礼を言いたいです。あのような栄光に輝く柔道選手であり
監督である人物から、そうした言葉を聞けてうれしいです。

ロシア柔道代表チーム監督 日本の井上監督の激励に感謝
http://jp.sputniknews.com/opinion/20160730/2574036.html

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/30(土) 23:59:23.55 ID:v2SLLfNR.net
比叡山高(大津市)の柔道部女子が「日本一」を狙える3選手を擁し、30日から島根県で始まる全国高校総体(インターハイ)に臨む。伝統の厳しい練習で
培った勝利への執念を前面に打ち出し、三者三様の柔道スタイルで旋風を巻き起こす。
切磋琢磨「最高のチーム」
「母校に戻ってきて8年。今年が最高のチーム」とOBの米富和郎監督(33)は手応えを感じている。63キロ級の伊藤友希選手(3年)は2年前の全国総体で
3位となり、昨年は2位。今回の目標は「もう優勝です」。57キロ級の西口楓雪(ふぶき)主将(3年)と52キロ級の瀧川萌選手(2年)も3月の全国高校選手権で
ともに3位に入り、力を付けている。
特長は異なる。小柄ながら力強い投げ技を放つ伊藤選手、粘りと勝負強さが真骨頂の西口主将、切れのある足技を冷静に繰り出す瀧川選手。3選手は
軽・中量級のため団体戦は体格的に不利だが「ベスト8以上を目指す」(西口主将)。
階級も近く、3人は練習から切磋琢磨(せっさたくま)している。西口主将は「1年生から全国で入賞していた友希(伊藤)に追いつきたいと思って練習してきた」と
胸の内を明かす。1学年下の瀧川選手も「強い先輩2人に刺激を受けてきた」と意識は高い。
女子部員は8人と少数精鋭だ。寮のある男子と違い、全員が県内や京都市から通う。午前6時45分からの朝練習では約1時間学校周辺の坂道で持久走や
ダッシュを繰り返す。放課後は、天理大時代に世界学生王者にもなった米富監督の熱心な技術指導を受ける。休日は監督のつてで積極的に遠征し、
五輪選手に稽古をつけてもらったこともあるという。
同高は過去に男女とも個人戦で全国優勝を達成している。今年は3選手以外に女子48キロの芳田真(さな)選手(1年)や男子60キロ級の福田大悟選手
(2年)が上位進出の力を秘める。
米富監督は「比叡山の柔道で大切にしているのは最後まであきらめない執念であり、攻撃柔道を徹底すること」。伊藤選手は「今度のインターハイは集大成。
思い切った柔道をしたい」と決意を語る。

日本一へ、3選手で旋風を 高校総体で比叡山高柔道部女子
http://kyoto-np.co.jp/sports/article/20160730000053

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/31(日) 00:14:51.47 ID:aweIx2VN.net
リオデジャネイロ五輪に出場する柔道の日本代表選手団壮行会が27日、東京・文京区の講道館で行われた。決戦ムードが高まるなか、
注目はロンドン五輪で史上初の金メダルゼロに終わった男子代表だ。昨年の世界選手権では7階級中3階級を制覇。リオでの反撃に向けて、
精鋭を束ねる井上康生監督(38)が本紙の単独インタビューで手応えを語った。ニッポン柔道史上に残る「屈辱」からの再生はあるのか――。

代表には有望な顔ぶれが揃った
井上監督:一人ひとりの選手の能力はみんな金メダルを目指せる可能性がある。全階級ともそれぞれが五輪の際に悔いが残らないように、また、
全力で試合が取り組めていけるような準備をしていきたい。
ロンドン五輪ではコーチを務めた。金メダルゼロの瞬間は
井上:責任というものを非常に感じたし、ひと言で言うなら「屈辱」。悔しさっていうものだけだったなと思います。選手たちは監督の篠原(信一)さんも含めた上で、
みんな全力を尽くした結果ではあるんですけど、あってはならない日になってしまった。
その篠原氏からバトンタッチを受けた
井上:同じことをやっててはダメだなと。一つは科学的―非科学的なトレーニング、効率的―非効率的な練習のバランス。これが、まずは取り組んで
いかないといけないところかなと思いました。練習量においては断然、日本の選手たちのほうが練習を行っている。だけど、我々は負けてしまった。
練習の中の練習ではなくて、試合で生かすための練習はどういうものか考えてやることが、非常に大事なのではないかなと思いました。
4年前から練習は大きく効率化した。一方で、昔ながらの練習も排除していない
井上:試合は予期せぬこと、想定外のことも起きる生きたもの。そういう想定外のものにも対応できる技術、精神力、また体力。この部分を身に
つけていかないといけない。その中で、非効率的な、非科学的な練習は絶対必要と感じていた。このバランスを考えた上での練習を取り入れていきました。
これはうまくいったな、と言えることは
井上:分からないです(笑い)。五輪で失敗したら、「強化失敗」になりますからね。今年はよかったけど、次の年にそれが通じるかというと、
そうではないなと思ったり、常に前を向いて、また常に進化していけるような考えを持っていかなければ、我々は伸び続けることはできないと思います。
なんといっても今年の五輪が私にとっては大きな勝負で、そこの結果が初めて「じゃあ、こういうことやりました」「ああいうことやりました」というものが、
認められることなのかなと私の中では思っています。
「人事を尽くして天命を待つ」ということか
井上:いろいろとやってきましたよ。みなさんも知っているように例えば、歴史上でなかったような100キロ級の(世界選手権)派遣を見送ったりということも
あったり、一人の選手をやはり、環境の厳しいところに長期で送り込んでいったりとか、時にはいろんな面で厳しく接したりとか、いろんなことをやってきた
部分があるんですけど、それもこれも今年の五輪がすべてですね。
斉藤仁強化委員長の無念も背負う
井上:斉藤委員長は我々の胸に生き続けている。誰よりも柔道、特に日本柔道というものに対しての思いは非常に強く持たれていた方なんじゃないかなと
思います。斉藤先生の遺志、思いというものを我々はしっかり受け継いだ上で、戦っていかなければいけないと思っていますし、天国から「康生よくやったな」と
言ってもらえるような試合をリオではしていきたいと強く思っています。ソウル五輪の時もそうですけど、斉藤先生は執念というものを持って、誰よりも自分自身が
勝つということを信じて戦われていた方。そういうものも選手たちも十分受け継いでいるというふうに思いますし、私もそれを信じて戦っていきたいと思います。

日本柔道再生へ 康生監督「天命待つのみ」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/571916/

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/31(日) 16:23:08.50 ID:plbkMAAl.net
30日、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」では、「柔道界のレジェンド 野村忠宏×谷亮子 スペシャル本音対談!」と題し、アトランタ、シドニー、アテネで
五輪3大会連続の金メダル(男子60キロ級)を獲得した野村氏と、シドニー、アテネで五輪2大会連続の金メダル(女子48キロ級)を獲った谷氏よる対談の
模様を放送した。
冒頭から「自分はなんぼ勝っても新聞(の一面)でヤワラちゃんに勝つことはできませんでした」とぼやいた野村氏が「なんで金メダルの俺じゃなく、銀メダルの
ヤワラちゃんが一面なんだって。正直アトランタの時は"ふざけんな"って思ってた」と続けると、谷氏は「なるほど」と笑うしかなかった。
それでも谷氏が「オリンピックの表彰台で金メダル獲った時に考えていたことは、勝って表彰台の上でその次の目標を立てると最短で行けるような気がしていた」
と明かすと、野村氏は「それができるのは谷亮子だけ」としみじみ。その上で「一緒に戦ってきて、田村亮子、谷亮子のすごさっていうのは感じ始めた。同じ日に
戦うからこそ日本国民の期待、プレッシャーっていうのが、99%そっちにいってた。自分はプレッシャーがないままノビノビと戦えた。段々感謝するようになった」と
語った。
今回のリオデジャネイロ五輪では、男子60キロ級で高藤直寿が、女子48キロ級で近藤亜美が頂を目指す。両氏が揃って金メダルを獲ったアテネ五輪以降、
両階級で金メダリストは誕生していない。「世間に認知されている柔道現役選手っていない。自分の階級で新しいスターが生まれてほしい」と野村氏が切り出すと、
谷氏も「誰か彗星の如く出てきてほしいという期待は多くの人がしている」と期待を寄せた。

野村忠宏氏 谷亮子氏に「ふざけんなって思ってた」過去を告白
http://news.livedoor.com/article/detail/11830452/

8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に臨む日本選手団本隊が31日、成田空港から出発した。
山下泰裕副団長(全日本柔道連盟副会長)、柔道男子の井上康生監督ら約20人の関係者が、経由地の米ニューヨークに向けて午前の便に搭乗。
取材に応じた井上監督は「いよいよという気持ち。今の段階ではやり尽くした思い。一日一日を大事にしながら試合を迎えたい」と引き締まった表情で話した。 
前回のロンドン五輪で、日本の柔道男子は史上初めて金メダルなし。井上監督は「五輪で受けた屈辱を雪辱に変えられるよう、チーム一丸となって頑張りたい」
と誓った。柔道女子の南條充寿監督は「仕上がりは非常にいい。それぞれ準備してきた柔道を存分に出してもらいたい」と述べた。

日本選手団本隊が出発=男子の井上監督「雪辱する」〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100045

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 00:28:44.88 ID:ScvCij/7.net
全国高校総合体育大会第4日(31日、シティライトスタジアムほか)柔道男子団体決勝は、国士舘が2−2から大将戦を制して日体荏原に勝ち、
3連覇した。3月の全国高校選手権で敗れ、7月の金鷲旗大会で雪辱した相手。鮮やかな大外刈りで一本勝ちした大将の飯田は「2点取った時点で、
自分が取れば文句なしと思っていた」と貫禄十分に言った。
先鋒を務めた本間と次鋒の清水は金鷲旗大会前に故障し、今大会に不安を抱えて臨んだ。それでも決勝では本間が一本勝ちで流れを呼び込み、清水は痛めて
いる左腕をきめられながらも「参った」をしなかった。岩渕監督は「2人の思いがみんなに通じた」と感無量の表情だった。

柔道男子団体、国士舘がライバル倒しV3/高校総体
http://www.sanspo.com/sports/news/20160731/jud16073120380001-n1.html

柔道男子73キロ級は野上廉太郎(茨城・つくば秀英)が優勝。60キロ級は2年の武岡毅(東京・足立学園)、66キロ級は原田健士(東京・日体大荏原)が制し、
団体は国士舘(東京)が3年連続14度目の高校日本一となった

柔道男子団体は国士舘3年連続14度目V 高校総体
http://www.nikkansports.com/sports/news/1687476.html

リオデジャネイロオリンピック柔道の日本代表5人が31日、ブラジルに向けて出発し、オリンピック2連覇を狙う女子57キロ級の松本薫選手は
「目の前の相手を倒すことに集中すれば、その先に連覇が見えてくる」と意気込みを述べました。
柔道の日本代表は、前回のロンドン大会で男子は初めての金メダルなし、女子は57キロ級の松本選手の1つのみに終わり、リオデジャネイロ大会では
「お家芸」復活を目指しています。
31日は、2連覇を狙う松本選手を始め、3大会連続出場となる女子52キロ級の中村美里選手、それにロンドン大会で銅メダルを獲得した男子66キロ級の
海老沼匡選手など5人がブラジルに向けて出発しました。
成田空港で取材に応じた松本選手は「自分らしい柔道を大切に、最後まで諦めずに金メダルを目指したい。目の前の相手を倒すことに集中すれば、
その先に連覇が見えてくる」と意気込みを述べました。
また、海老沼選手は「金メダルを取っていちばん高い表彰台の上で国歌を歌いたい。競技の序盤に登場する自分たちが流れを作って、日本柔道の
復活につなげたい」と、2回目のオリンピックでの雪辱を誓っていました。
柔道の日本代表は残りの9人も順次ブラジルに出発し、来月6日に始まる本番に臨みます。

リオ五輪の柔道代表5人 ブラジルに向け出発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160731/k10010616081000.html

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 00:29:18.79 ID:ScvCij/7.net
柔道日本代表の第1陣が31日、成田空港からリオデジャネイロへ出発し、前回のロンドン大会で史上初めて金メダルなしに終わった男子の
井上康生監督は「あってはならない4年前だった。これを巻き返すのは五輪の場しかない」と雪辱に闘志を燃やした。
前回3位で悲願の優勝を狙う男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)は「いい結果を出して日本代表にいい流れを持ってきたい」と力強く宣言した。
女子は2013年に発覚した暴力指導問題を乗り越えての五輪。南條充寿監督は「いろんなことがあったが、選手は最後にやってくれると信じている」と話した。
2連覇に挑む57キロ級の松本薫(ベネシード)は「ただ目の前の敵を倒す。その先に連覇がある」と鋭い目つきだった。3度目の出場となる52キロ級の
中村美里(三井住友海上)は「北京、ロンドンと悔しい思いをしたので、金メダルを達成したい」と意気込んだ。
日本選手団の高田裕司総監督も出発。「目標を達成できるよう努力したい。できると思う」と金14個、総数30個以上のメダル獲得へ強い決意を語った。

第1陣がリオへ出発 日本選手団の高田総監督も 五輪柔道
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160731/spo16073119460065-n1.html

リオデジャネイロオリンピック開幕まで、あと5日。決戦の地・リオをはじめ、各地で日本代表選手たちの本番に向けた準備が進められている。
柔道の日本代表、軽量級の選手たちが、31日午後、成田空港からリオへと旅立った。
柔道女子48kg級・近藤亜美選手(21)は「柔道は、金メダルが必須だと思うので、もちろん金メダル目指して、わたしはリオに行きます」と話した。
柔道男子60kg級・高藤直寿選手(23)は「必ず金メダルをとり、僕が日本柔道復活の日を作りたい」と話した。

リオ五輪開幕まで5日
http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00331994.html

柔道男子66キロ級代表の海老沼匡(パーク24)、女子57キロ級代表の松本薫(ベネシード)ら男女5階級の選手が7月31日、ブラジルに向け
成田空港から出発した。
柔道は開会式翌日の8月6日から競技が始まる。出発セレモニーで花束を受け取った海老沼は「柔道で勢いをつけて、日本代表にいい流れをもってきたい」と
あいさつ。2連覇を狙う松本は「4年間、葛藤もあって、やっとたどり着いた。目の前の試合に勝つことを考えたい」と意欲を語った。この日は、日本代表選手団
の山下泰裕副団長らも出発した。

「柔道で日本にいい流れを」…代表、リオへ出発
https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12213-20160731-50092/

リオデジャネイロ五輪柔道男子日本代表66キロ級の海老沼匡(26)と同60キロ級の高藤直寿(23)が31日、成田空港発の航空機で、
ブラジルへ向け出国した。
ロンドン五輪で銅メダルだった海老沼は「ロンドンでは金メダル0だった。僕たちで流れを作って、日本柔道の復活を見せたい」。高藤も
「日本柔道復活の灯を作りたい」と同意見。2人とも登場は大会序盤。男子柔道はロンドン五輪で金メダルが無かっただけに、後続の選手のためにも、
勢いをつける活躍を誓った。

海老沼匡「日本柔道の復活を」リオでの金獲り狙う - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1687456.html

リオデジャネイロ五輪に出場する柔道女子日本代表の48キロ級近藤亜美(21=三井住友海上)と52キロ級の中村美里(27=三井住友海上)、
57キロ級松本薫(28=ベネシード)が31日、成田空港から出国した。
五輪2連覇がかかる松本は現地での対策は万全だという。「今回はどこで脅されるか分からないので、財布の数はすごく多い」と用意周到。4つの財布を
持参した。また連覇への期待に対して「連覇とは考えず、ただ勝つ。ただ目の前の相手を倒して、勝った先に連覇がある」と話した。
初出場の近藤は左手の人さし指に指輪をかけて験担ぎをした。「指によって意味があることを調べて、(人さし指は)夢がかなうとか勇気が出る(という意味)。
自分で買いました」とニッコリ。
3度目の五輪に挑む中村は「ずっとオリンピックの金メダルを目指してやってきて、北京とロンドンでは悔しい思いをしてきたので、ここでしっかり目標を
達成したい」と意気込んだ。

松本薫、五輪2連覇へただ目の前の相手を倒す - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1687455.html

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 00:29:37.35 ID:ScvCij/7.net
柔道陣はリオへ出発。ロンドンオリンピック金メダルの松本薫選手は連覇に向けての意欲を語りました。 「やっとたどり着いたリオなので、
自分らしく、一つ一つを大切に諦めない柔道、そして金メダルを目指して頑張りたい」(松本 薫 選手)

柔道の松本薫選手、五輪連覇へ意欲
http://www.mbs.jp/news/national/20160731/00000027.shtml

相手を威圧するような鋭い目つき。襲いかかるように次々と繰り出す技。金沢市出身で、2012年ロンドン五輪で柔道女子57キロ級の松本薫選手(28)=
ベネシード所属=は圧倒的な強さで世界の頂点に駆け上がった。あれから4年。再びつかみ取った五輪の舞台で連覇に挑む。
5人きょうだいの4人目。5歳の時、兄の影響で金沢市石引にあった道場「岩井柔道塾」(現在閉鎖中)の門をたたいた。18歳まで通算11年通い、
心技体の基礎を養った松本選手の原点だ。
「特に目立つ印象ではなかったが、黙々と練習をこなしていた」
元塾主の岩井克良さん(70)は入門当初の松本選手の印象を振り返る。格上の選手と練習をしても最初は簡単に投げ飛ばされたが、果敢に挑み続けた。
そのうち同世代相手に負けなくなり、やがて男子や、10キロ以上重い女子選手にも勝てるようになった。
岩井さんには忘れられない光景がある。まだ小学校高学年だった松本選手が練習の一環でレスリング大会に出場した際のことだ。体の大きな男子選手との
対戦で左腕を骨折したが、涙を見せることなく、うずくまって我慢し続けた。「普通の選手なら大声を上げて騒ぐが、薫はすごいなと思った」
松本選手は今でも折に触れ、岩井さんを訪ねる。昨年8月にカザフスタンで開かれた世界選手権で優勝した後にも姿を見せた。脳梗塞(こうそく)の後遺症で
左半身にまひが残る岩井さんを気遣ってか、「金メダル取りました」と言って首にメダルをかけてくれたという。
「薫は自分に厳しいけど人には優しい。だから皆から慕われているんだ」
東京の私立高を経て金沢学院東高(現金沢学院高)に転入後は、同校柔道部で技を磨いた。当時から顧問を務める西村裕樹教諭(49)は「闘争心を
前面に出すタイプだった」と懐かしむ。
2年の春、全日本のジュニア強化選手2人との合同練習で、自由に技を掛け合う「乱取り」に取り組んだ。手応えのある相手との稽古(けいこ)に
充実感を感じていたのか、約2時間半、休まずに乱取りを続けた。西村さんは「3人だけ違う世界にいるような光景だった」と言う。そして今回、
大きな期待を背負う松本選手に「自分の納得できる柔道をすれば必ず結果はついてくる」とエールを送る。
松本選手は「連覇に向かって、1戦1戦頑張りたい。諦めない気持ちを忘れず、リオで全身全霊をぶつける」と誓う。

夢舞台へ:RIO2016/1 前回女王、連覇へ全力 柔道女子57キロ級・松本薫選手 /石川
http://mainichi.jp/articles/20160731/ddl/k17/050/265000c

リオデジャネイロ五輪に出場する柔道女子57キロ級の松本薫選手(28)を応援しようと、松本選手がかつて在籍し、昨年閉鎖した金沢市の
岩井柔道塾の卒業生が三十日、日の丸にメッセージを寄せた。五輪の試合会場に掲げてもらい、古里からエールを届ける。
前回のロンドン五輪で、所属企業が作った横断幕を会場で目にした松本選手が喜んだと聞いた塾の卒業生林俊伍さん(29)=金沢市=が企画した。
用意した日の丸は縦百十センチ、横百六十センチの手作り。書道家阿部豊寿さん=同市=が力強い筆遣いで「松本薫」と揮毫(きごう)した。
最初にメッセージを書き込んだのは、指導を続けた岩井克良さん(70)。「岩井柔道塾魂」と一筆一筆丁寧に、大きな字で書いた。「つらいこと、苦しいことを
ここで経験したと思う。今まで培った力を見せてほしい」とほほ笑む。
「最後の一秒まで可能性がある」「野獣再び」「夢進」。卒業生約五十人が次々とペンを握った。昨年、世界選手権で獲得した金メダルを見せてもらったという
金沢大付属小学校一年の石橋慶己(よしき)君(7つ)は「今度は五輪の金メダルを見たい」と興奮した様子。道場を訪れた松本選手の父賢二さん(63)は
「こんなにも多くの人に応援してもらえて本当にうれしい。いい結果を出すことが皆さんへの恩返しだと思う」と話した。
日の丸は林さんが松本選手の姉明子さんに贈り、リオに持参する。

松本薫選手 夢へ進め 柔道塾卒業生らメッセージ
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016073102100025.html

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 14:25:47.85 ID:El4oDUNw.net
リオ五輪に出場する柔道代表で女子57キロ級の松本薫(28)=ベネシード=ら男女5選手が31日、成田空港から出発した。
治安対策を問われた松本は「財布を4個持っていって、いろんな所にしまっておきます」と万全の備えをアピール。ロンドン五輪
に続く金メダル獲得が期待されるが、「目の前の相手にただ勝つだけ」と自然体で挑む。

代表5選手らがリオへ出発 松本「財布4個持つ」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160801/rio16080105010015-n1.html

リオ五輪に出場する柔道代表の男女5選手は31日、成田空港からの出発前に日本航空によるセレモニーに出席した。
選手代表であいさつした男子66キロ級の海老沼匡(26)=パーク24=は「柔道は開会式の翌日に始まる。結果を出して
日本代表に流れを持ってきたい」と気合十分。男子はロンドン五輪で金メダルなしに終わった。「一番高い表彰台に上る」と
お家芸復活を誓った。

海老沼、お家芸復活誓う「一番高い表彰台に上る」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160801/rio16080105010011-n1.html

5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の柔道代表のうち、海老沼匡(まさし)(26)、高藤(たかとう)直寿(23)、近藤亜美(21)、中村美里(27)、
松本薫(かおり)(28)の5選手が31日、第1陣として成田空港を出発した。
柔道は2012年のロンドン大会で、男子が五輪史上初めて金メダルなしに終わり、女子も松本選手の一つだけと不振を極めた。リオ五輪では
大会2日目の6日に試合が始まり、日本は「お家芸」の復活をかける。
搭乗前の出発セレモニーでは日本航空グループ社員が花束などを贈り激励。5人を代表し海老沼選手が「しっかりと良い結果を出し、
日本選手団に良い流れをもっていきたい」と決意を述べ、周りにいた乗客らから「がんばれ!」と声援が飛んだ。

リオ五輪:柔道代表第1陣5選手が出発 成田空港
http://mainichi.jp/articles/20160801/ddl/k12/050/023000c

リオデジャネイロ五輪の柔道男女代表の5選手が31日、成田空港から現地へ向けて出発した。
男子60キロ級の高藤、66キロ級の海老沼(ともにパーク24)は競技初日と2日目に登場し、ロンドンで金メダルなしに終わった男子の先鋒という重責を担う。
初出場の高藤が「日本柔道復活の日をつくりたい」と言えば、ロンドン銅の海老沼も「僕たちで流れをつくりたい」と力強く語った。
女子48キロ級の近藤、52キロ級の中村(ともに三井住友海上)も出発。「願いがかなう」という左人さし指にリングを付ける験担ぎをした近藤は
「日本を勢い付ける責任がある」と話した。

初出場・高藤“先鋒”の誓い「日本柔道復活の日を」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/01/kiji/K20160801013076370.html

リオデジャネイロ五輪の柔道男女代表の5選手が31日、成田空港から現地へ向けて出発した。
今大会で五輪2連覇の懸かる女子57キロ級の松本薫(28=ベネシード)は、安全面で不安視されるリオでの窃盗対策として財布4つを持参。
さらには発砲された場合まで想定し「銃で撃たれたら全力で弾を止めます。生きて帰る、生きたいので」と仰天発言で周囲を驚かせた。
本番に向けては「一つ一つを大切に、諦めない柔道で金メダルを目指したい」と連覇を約束していた。
柔道男子・井上康生監督 (前回の)五輪の屈辱を雪辱に変えていけるように一丸で頑張りたい。
柔道女子・南條充寿監督 仕上がりは非常にいい。緊張感を持って準備できている。

松本「銃弾止める」仰天防犯プラン 金を獲って生きて帰る!
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/01/kiji/K20160801013074850.html

リオ五輪柔道日本代表の男女5人が7月31日、第1陣としてブラジルへ出発した。
女子57キロ級で五輪2連覇を狙う松本薫(28=ベネシード)は試合以外も「シミュレーションしてきた」と治安対策に言及。
「銃で撃たれたら『シュッ』って(銃弾を)止めます」「どこで脅されるかわからないので、(財布は)4個」と真顔で返答した。
常人には想像つかない言動こそ松本らしさだが、この日も変わりなし。重圧は感じられず、「自分らしく1つ1つ大切に、
諦めない柔道で、金メダルを目指したい」とよどみなかった。

松本薫「シミュレーションした」治安対策語る - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1687672.html

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 23:25:20.95 ID:kwotLrgn.net
柔道がオリンピックに採用されたのは、1964年開催の東京大会から。当時は、軽量級(68キロ以下)、中量級(80キロ以下)、重量級(80キロ超)、
無差別級の4階級だった。
リアルタイムではなく、のちの時代に東京オリンピックを追体験する者にとっては、当時、日本発祥の柔道では「全階級制覇が至上命令とされていた」とか、
決勝でオランダのヘーシンクに日本の神永が敗れ、無差別級で金メダルが取れなかったことが「大きな衝撃」として国民に受け止められた、ように
想像しがちだが、読売新聞の記事を読み返してみると実際はそれほどではなく、比較的冷静に報じられていたことがよくわかる。
柔道無差別級の試合が行われたのは、最終日前日の10月23日。同じ日、「東洋の魔女」と呼ばれた日本バレー女子チームが金メダルを獲得しており、
翌24日の読売新聞朝刊1面のトップ記事は、「女子バレー 日本、輝く金メダル」だった
柔道競技の結果が掲載されているのは9面。「ヘーシンク、抜群の強さ」との見出しで、ヘーシンクの金メダルを伝えている。ほかの見出しにも「ヘーシンク 
試合運びに余裕」「神永に“体力”のカベ」とある。負けた神永選手の「力いっぱい戦った」、日本チームの醍醐コーチの「万策つきた」とのコメントなどと合わせて
読む限り、ヘーシンクの金メダルは「想定内」との雰囲気が伝わってくる。
ヘーシンクが柔道界のひのき舞台に登場したのが、1961年にフランス・パリで開かれた第3回世界選手権大会。この大会でヘーシンクは、神永、古賀、曽根の
日本人有力3選手を倒し初優勝、以来、無差別級の頂点に立ち続け、東京オリンピックでも優勝候補の最有力だった。
「日本のものは日本へ返せ」
その事実を示す記事が、大会前に一つ。当時人気だった漫画家の近藤日出造が「いざ五輪」のタイトルで、各競技の有力選手を大会前に訪ねるという記事を
書いている。その3回目が柔道の回(64年9月13日付夕刊)で、神永昭夫と猪熊功の二枚看板を奈良県桜井市で行われていた合宿に訪ねている。近藤は、
得意のユーモラスなタッチで、こう記している。
「無差別、上は無制限。オランダの怪物ヘーシンクはこの無差別で、神永選手か猪熊選手とぶつかることになろう。タースケターマエ」
「家元日本柔道、問題は、一にも二にもヘーシンク。おでん、かん酒、すし、てんぷら、日本のものは日本へ返せ」
山下VSラシュワン“美談”の裏側
28歳で引退するまでの7年半の間、負け知らず、203連勝のまま引退した山下泰裕にとって、初のオリンピック、ロサンゼルス大会は、まさに“満を持して”の
出場だった。
79年パリの世界選手権95キロ超級で優勝、翌80年のモスクワ大会には23歳という柔道選手として脂の乗り切った時期で出場できるはずだった。ところが、
開催地のソ連(当時)によるアフガニスタン侵攻問題で、西側諸国がオリンピックをボイコット。
80年4月22日付の読売新聞朝刊社会面では、大会参加に向けて現場の声を出し合う選手、関係者らによる「緊急会議」の模様を「涙で『出たい』」との見出しで
報じており、大会参加を訴える山下の姿を写真で掲載。記事中で、「心が揺れ動いてここ四、五日は気合が入りません」との山下のコメントを紹介している。
4年後、満を持して出場したロサンゼルス大会だが、金メダルに向け、山下は大きな試練に見舞われる。準々決勝で右足ふくらはぎの肉離れを起こしたのだ。
準決勝はなんとかしのぐが、痛みは激しくなる一方。
そして、決勝の対ラシュワン(エジプト)戦。明らかに右足をひきずる山下に対して、ラシュワンは負傷箇所を“徹底的に”攻めることをせず、それに対して
山下は寝技にもちこんで、横四方固めで勝ちをおさめた。
その試合の模様を報じる84年8月13日付の読売新聞朝刊運動面は、「武士道ラシュワン」との1行見出しに続いて、「ヤマシタが右足を痛めていることは
分かっていた。だからこそボクは(山下の)右足を攻撃しなかった」とのラシュワンのコメントを紹介している。
大会後、ラシュワンはこの試合で、国連教育・科学・文化機構(ユネスコ)からフェアプレー賞を贈られている。そして、オリンピックを回顧するテレビ番組などで
繰り返しこの“美談”が紹介されることにもなるのだが、11年後の読売新聞の企画特集記事で、山下が「若干の修正」を加えている。
95年10月24日付読売新聞夕刊の「あの場面あの記録」で、山下は試合展開を振り返り、こう語っている。
「彼は狙っては来なかったが、攻めてはきた。現に右払い腰もかけてきた。お互い真剣勝負の中で、情けをかけることはないです」
最後の一言に、勝負にすべてを懸けた山下の真骨頂がみてとれる。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 23:26:35.68 ID:kwotLrgn.net
際立つヤワラちゃんの「有言実行力」
漫画のキャラクターにちなんで「ヤワラちゃん」のニックネームで親しまれた谷亮子(旧姓・田村)のオリンピック歴は、92年バルセロナ(銀)、96年アトランタ(同)、
2000年シドニー(金)、04年アテネ(同)、08年北京(銅)と5度の出場。
日本人のオリンピック最多出場記録としては、スキージャンプの葛西紀明、スピードスケートと自転車で夏冬に出場した橋本聖子の7度に譲るが、
谷の場合はいずれもメダルを獲得している。まさに「五輪の申し子」といえよう。
母親としての率直な気持ちを吐露
初出場のバルセロナ大会のときは、16歳。まだ、あどけなさの残る高校2年生。92年8月4日付読売新聞朝刊社会面には、試合会場で応援した母、
田村和代さんがバルセロナから国際電話で寄せてくれた“観戦記”が掲載されている。
その中で、和代さんは「ご苦労さまと言ってあげたい。試合中大きく見えました。ふだん小さいけど、柔道着を着て試合場に立ったら大きく見えるんです。
ああ、これがわが子であるのかと見つめました」と、母親としての率直な気持ちを吐露している。
5大会全部でのメダル獲得という記録だけでなく、五輪における谷の際立つ「有言実行力」にも目を見張らされる。3度目の出場のシドニー大会では
25歳の最盛期、金メダルが本命視される中、「最高でも金、最低でも金」と言い放ち、見事、初の金メダルを獲得。当時、プロ野球選手の谷佳知さんと
結婚したあとのアテネ大会前には、「谷でも金」と公約を掲げ、再び金メダルを獲得した。
編成部記者が見出しで「一本」
結果は惜しくも銅メダルで終わったが、長男出産後に挑んだ北京大会では、「ママでも金」と三つ目の金メダルを目指した。
北京大会での谷の銅メダル獲得を報じる2008年8月10日付読売新聞朝刊社会面では、夫・佳知さんのコメントを引用し、「亮子の銅『僕には金』」との
大見出しが躍っている。「夫婦そろってコピー・ライティング力に優れているな」と思いきや、記事をよく読むと、正しくは「目標にしていたメダルの色は
違ったけれど、僕には金色に輝いて見えます」とコメントしている。ここは、見出しを付けた編成部記者に「一本」といったところか。

ヘーシンクからヤワラちゃん…お家芸・柔道の舞台裏
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2016/feature/20160729-OYT8T50020.html

柔道男子の100キロ級は飯田健太郎(東京・国士舘)が2連覇。100キロ超級は磯村亮太(同)、81キロ級は笠原大雅(奈良・天理)、同90キロ級は
長井晃志(東京・日体大荏原)が優勝した。

斎藤、女子200制し3冠=柔道100キロ級は飯田が連覇−高校総体
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100746

全国高校総体(インターハイ)第5日は1日、岡山市のシティライトスタジアムなどで12競技が行われ、柔道男子100キロ級は飯田健太郎(東京・国士舘)が
全試合一本勝ちで2連覇を果たした。81キロ級は笠原大雅(奈良・天理)、90キロ級は長井晃志(東京・日体大荏原)が制し、100キロ超級は磯村亮太
(東京・国士舘)が勝った。
柔道男子81キロ級の笠原は、準決勝で昨年の覇者藤原(東京・日体大荏原)を破って頂点に立った。返し技で有効を二つ奪い、優勢勝ち。高校入学後は
3戦全敗だったといい「何回もビデオを見て研究した。何としても勝ちたかった」と達成感を漂わせた。
福岡県大牟田市出身で、小、中学校時代に続いて高校でも全国のタイトルをつかんだ。西の強豪に優勝旗をもたらした3年生は「大学に行ってもしっかり練習して、
優勝したい」と今後の目標を語った。

柔道男子81キロ級の笠原、強敵破りV「何回もビデオ見て研究した」/高校総体
http://www.sanspo.com/sports/news/20160801/jud16080118570002-n1.html

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 23:36:59.77 ID:kwotLrgn.net
リオデジャネイロ五輪開幕まであと4日に迫った1日、日本選手団本隊が2便に分かれ、リオ空港に到着した。山下泰裕副団長や高田裕司総監督、
女子57キロ級で五輪2連覇を目指す松本薫(ベネシード)ら柔道の男女計5選手ら約40人。空港でリオの日本人学校関係者から歓迎を受けた山下副団長は、
「いよいよ戦いが始まるんだなという気がした。ブラジルには何回も来ているが、日系の方がたくさん支援してくれる」と謝意を表した。橋本聖子団長は5日ごろに
リオ入りする予定。

日本選手団本隊がリオ到着=山下副団長、前回金の松本ら〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100444

柔道は大会序盤に登場する軽い階級の男女5選手が現地入り。女子57キロ級の松本は「自分の力を発揮すれば連覇は後からついてくる。今は時差ぼけを
直して体調を整えたい」と意気込みを語った。
前回ロンドン五輪では「野獣」の異名の通り、鬼気迫る表情と力強い柔道で頂点に駆け上がった。だが、初めての大舞台に内心は「ばたばたしていた」と
打ち明ける。「今回は一度経験しているので意外と落ち着いている」と笑顔で話した。
男子66キロ級の海老沼は、銅メダルに終わった4年前の雪辱を誓う。「失敗は許されない。言い訳せずに結果を出したい」と決意を示した。

連覇、雪辱へ意気込み〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100815

リオデジャネイロ五輪柔道で、2連覇を目指す女子57キロ級の松本薫(ベネシード)ら日本代表の第1陣が1日、リオデジャネイロの国際空港に到着した。
松本は「自分の力を発揮すれば、2連覇は後からついてくる」と自信を示した。
ロンドン五輪で男女通じて金メダル1個に終わった日本柔道陣は、五輪前半戦でメダルラッシュを期待される。日本選手団の公式服姿で到着ロビーに
現れた選手は在留邦人らの歓迎を受け、一様に引き締まった表情。本番に向けた緊張感を漂わせた。この日は男子66キロ級で前回3位の海老沼匡
(パーク24)、3度目の出場となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)ら軽いクラスの5選手がリオ入りした。
男子を率いる井上康生監督、女子の南條充寿監督、日本選手団の高田裕司総監督と山下泰裕副団長もリオ入りした。山下副団長は「いよいよ戦いが始まる」
と気を引き締めた。

松本、中村らがリオ入り 海老沼も 引き締まった表情
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/01/kiji/K20160801013079720.html

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/02(火) 15:51:31.28 ID:be/PAEQY.net
リオデジャネイロオリンピックの開会式まであと3日。柔道の第1陣がリオに到着し、お家芸復活に向け、早速、現地で練習を始めた。
柔道日本代表の松本 薫選手(28)は「もうやるべきことは、日本で全てやってきたので、ここでもう1度、しっかりと体調を立て直して、
試合に向かいたいと思います」と話した。
現地に到着したばかりの柔道の代表選手たちは、休む間もなく練習をスタート。
この日は、柔道の初日に登場する、高藤直寿選手(23)らが、減量のためにサウナスーツを着て、練習を行った。
「柔道ニッポン」が、日本選手団の先陣を切ってメダル獲得を狙う。
井上康生監督は「これからの調整というものを、1日1日大事にしていきながら、1戦1戦を全力で戦っていきたいなというふうに思います」と話した。
高田裕司総監督は「(先陣を切って)柔道の軽量級2人が出ますので、ここで金メダルを取って、一気に弾みをつけて、14個、この数を、
あくまでも目指そうと」」と話した。

リオ五輪まであと3日
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00332164.html

日本柔道の復権を目指す柔道男女の軽量級選手が1日朝、リオデジャネイロ入り。同日午後には市内の練習場で時差調整も兼ねて汗を流した。
男子は60キロ級の高藤直寿(23)と66キロ級の海老沼匡(26)。井上康生監督(38)は「2人ともいい表情をしている」と満足そうに話した。
前回大会で金メダル0に終わった男子にとって、リオは巻き返しを狙う場所。「ここまでの過程ではリベンジの気持ちが強かったけれど、
今は自分が信じた選手たちと最高の舞台で戦える喜びの方が大きい」と言った。
女子は48キロ級の近藤亜美(21)と52キロ級の中村美里(27)に、連覇を目指す松57キロ級の松本薫(28)。南條充寿監督(44)は
「移動直後だが、3人の動きは悪くない」。リオデジャネイロは、代表監督として初めて指揮をとった13年世界選手権で金メダル0に終わった場所。
「借りを返して帰りたい」と、こちらもリベンジの金メダル獲得を目指して話していた。

井上康生監督 高藤、海老沼は「いい表情している」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1688212.html

金メダル量産が期待される柔道日本代表の第1陣が1日、リオデジャネイロにある日本代表の支援拠点「ハイパフォーマンスサポート・センター」での練習を
報道陣に公開し、2連覇を狙う女子57キロ級の松本薫(ベネシード)や前回3位で男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)らが打ち込みなどで汗を流した。
男女代表14人のうち1日朝に到着した軽量級5人は、ほとんど休息を取らず午後から始動。日本男子の井上康生監督は長距離移動を考慮した上で
「全身くまなく刺激を与え、体をほぐすことがメイン」と狙いを説明した。チームの方針で各選手の取材機会はなかったが、約1時間半の練習では
女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)らが笑みを見せる場面もあった。
史上初の金メダルゼロからの雪辱に燃える井上監督は「この地にいざ入ると、気持ちが一層引き締まる。選手たちと闘えると思うと、これ以上ない高ぶりを
感じる」と意気込んだ。
3年前の暴力指導問題後から率いた日本女子の南條充寿監督は「ようやくここにたどり着いた。選手たちはいい緊張感を維持している」と手応えをのぞかせた。

柔道代表がリオで初練習 井上監督「これ以上ない高ぶり」
http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK20025_S6A800C1000000/

リオデジャネイロ五輪柔道で、2連覇を目指す女子57キロ級の松本薫(ベネシード)ら日本代表の第1陣が1日、リオデジャネイロの国際空港に到着した。
松本は「自分の力を発揮すれば、2連覇は後からついてくる」と自信を示した。
ロンドン五輪で男女通じて金メダル1個に終わった日本柔道陣は、五輪前半戦でメダルラッシュを期待される。日本選手団の公式服姿で到着ロビーに
現れた選手は在留邦人らの歓迎を受け、一様に引き締まった表情。本番に向けた緊張感を漂わせた。
この日は男子66キロ級で前回3位の海老沼匡(パーク24)、3度目の出場となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)ら軽いクラスの5選手がリオ入りした。
男子を率いる井上康生監督、女子の南條充寿監督、日本選手団の高田裕司総監督と山下泰裕副団長もリオ入りした。山下副団長は「いよいよ戦いが始まる」
と気を引き締めた。

柔道松本らがリオ入り「2連覇は後からついてくる」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1688015.html

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/02(火) 15:57:10.77 ID:be/PAEQY.net
リオデジャネイロ五輪でメダル量産が期待される柔道日本代表の海老沼匡(パーク24)、松本薫(ベネシード)らリオ入りしたばかりの男女5人が1日、市内で
初練習し、約2時間かけて精力的に調整した。
練習会場の体育館が停電するトラブルもあったが、薄暗い中で、男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)や66キロ級で前回銅メダルの海老沼は打ち込みなどで黙々と
汗を流した。
女子で五輪連覇を狙う57キロ級の松本、3大会連続出場の52キロ級の中村美里、48キロ級の近藤亜美(ともに三井住友海上)もいい動きを見せた。
ロンドン大会で史上初の金メダルなしに終わった男子の井上康生監督は「不安、重圧もあるが、やっと来たなという気持ちの方が強い」と雪辱への強い決意を
語った。女子の南條充寿監督は「おのおの表情は良かった。準備してきたことを最大限やっていこうと話した」と述べた。

柔道日本代表の男女5選手が空路丸一日以上かけて現地入りした1日、早速、始動した。目指すは男子が史上初の金メダルゼロ、女子が金メダル1個に終わった4年前の
ロンドン五輪の雪辱。練習会場が停電するトラブルにも動じず、「お家芸復活」へ体いっぱいに汗を流した。
競技初日の6日に登場する男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)、女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)ら、いずれも世界選手権制覇経験を持つ
金メダル候補の5選手は1日朝に到着すると、選手村に荷物だけを置き、仮眠も取らずに、午後3時には畳の上へ。地域一帯が停電し、施設内は薄暗かったが、
黙々と走り込んだあとに実戦練習に入った。
3大会連続の五輪出場で悲願の優勝を狙う女子52キロ級の中村美里(同)は、五輪2連覇の実績のある上野雅恵コーチの胸を借り、軽快な足技を連発。
全体の空気を活気づけた。
約2時間の練習終了直前に電力が復旧。男子の井上康生監督は、同じリオでの3年前の世界選手権で選手用バスが街路樹に突っ込んだ経験を振り返
「いろいろなことが起こるもの」と平然としたもの。決戦に向けても「やるべきことはやった」と力強かった。

リオ五輪:柔道代表、直ちに始動
http://mainichi.jp/articles/20160802/k00/00e/050/168000c

金メダル量産が期待される柔道日本代表の第1陣が1日、リオデジャネイロにある日本代表の支援拠点「ハイパフォーマンスサポート・センター」での練習を
報道陣に公開し、2連覇を狙う女子57キロ級の松本薫(ベネシード)や前回3位で男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)らが打ち込みなどで汗を流した。
男女代表14人のうち1日朝に到着した軽量級5人は、ほとんど休息を取らず午後から始動。日本男子の井上康生監督は長距離移動を考慮した上で
「全身くまなく刺激を与え、体をほぐすことがメイン」と狙いを説明した。

柔道五輪代表、松本らが初練習 リオ到着後直ちに
http://this.kiji.is/132997712535029245?c=49769094296027144

5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の日本選手団本隊が1日、当地の国際空港に到着した。現地の日系人らの歓迎を受けた山下泰裕副団長は
「選手にはひたむきに、日本代表としての誇りを胸に最後の最後まで全身全霊を傾けて戦ってほしい。いつも熱い視線を送ってくれる日系の方への誇り
や励ましになればうれしい」と述べた。
今大会は時差調整などの対策で選手の現地入りが早かったため、本隊は選手団役員と柔道の一部選手の計約40人と小規模にとどまった。柔道女子
57キロ級で連覇を狙う松本薫(ベネシード)は「自分の力を発揮すれば、連覇は後から付いてくる。今は体調を整えることに専念したい」と意気込みを語った。

RIO2016:日本選手団、リオ到着 柔道・松本「自分の力出す」
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160802/ddm/035/050/069000c

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/02(火) 15:57:24.92 ID:be/PAEQY.net
オリンピックの柔道日本代表で最初にリオデジャネイロに入った選手たちが1日、現地で初めて練習しました。
柔道の日本代表は第1陣として2連覇に挑む女子57キロ級の松本薫選手や、男子66キロ級で前回銅メダルの海老沼匡選手など、競技が早く始まる
軽い階級の5人が1日朝にリオデジャネイロに入り、午後3時から早速練習を行いました。
選手たちは、リオデジャネイロ市内に国が設けた施設「ハイパフォーマンスサポートセンター」の道場で、まず入念にストレッチをして長時間の移動で硬くなった
体をほぐしたあと、ランニングなどで1時間余り、汗を流しました。
松本選手は時折笑顔をのぞかせリラックスした様子でしたが、得意の足技の練習では一転して集中した表情で取り組んでいました。一方、海老沼選手と
60キロ級の高藤直寿選手の男子2人は、腕立て伏せや腹筋、ジャンプなどを次々と繰り返すトレーニングに励んでいました。
男子の井上康生監督は「いよいよスタートだなという気持ちになった。これから先の一日一日を大切にして、6日から始まる一戦一戦を戦っていきたいと思う」
と話しました。
柔道は開会式翌日の今月6日に、男女の最も軽い階級から競技が始まります。

リオ入りした柔道日本代表選手 現地で初練習
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010617881000.html

リオデジャネイロ五輪の日本選手団が1日、リオ市内で記者会見し、メダルの獲得数について高田裕司総監督は「金メダルは14個、総数では30個以上を目指す」と
目標を掲げた。
高田総監督は「開会式の次の日が一番重要」と話し、6日に登場する競泳男子400メートル個人メドレーの萩野公介(東洋大)や柔道男子60キロ級の
高藤直寿(パーク24)、同女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)らの金メダルで弾みをつけたい考えを表した。
有望競技としては競泳や柔道、レスリング、体操などを挙げ、アーチェリーや射撃、陸上のマラソンにも期待を寄せた。
山下泰裕副団長は「日本代表の誇りを胸に、持てる力を存分に出し切ってほしい」と選手に求めた上で「ここでのひたむきな、真摯な戦いぶりが
2020年の東京五輪・パラリンピックにつながる」と述べた。

リオ五輪「金14、総数30超目標」 高田総監督
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDH02H0N_S6A800C1US0000/

リオデジャネイロ五輪に臨む日本選手団の高田裕司総監督が1日、メインプレスセンターで記者会見し、前回ロンドン五輪から倍増となる目標の金メダル14個へ
「開会式翌日に競泳の萩野(公介=東洋大)や柔道の軽量級が出る。ここで金メダルを取って一気に弾みをつけたい。初日が非常に大事な戦いになる」とスタートダッシュ
に期待した。
前回過去最多38個だったメダル総数は「30以上を目指す」と宣言。「日本のメダルが多い時は柔道がたくさん取る。柔道次第で結果は変わってくる」とし、
前回男子が金メダルなしと惨敗したお家芸の復活を望んだ。
日本オリンピック委員会(JOC)は4年後の東京五輪で金メダル20〜33個を獲得し、世界3位に入る高い目標を設定している。山下泰裕副団長は
「ここでの真摯でひたむきな戦いは、必ず20年につながる」と話した。

金14個へ「初日が非常に大事」と日本選手団・高田総監督 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160802/rio16080210340020-n1.html

リオデジャネイロ五輪の柔道女子70キロ級に出場する田知本遥選手を応援するため、出身地の射水市などは試合当日の十日、同市戸破のラポールに
パブリックビューイングを設ける。夏野元志市長が一日の定例会見で発表した。
会場は百六十八席を備えるまどかホール。プロジェクターで中継映像を映し出し、白色の壁面を大型スクリーンにする。十日午後九時に開場し、
午後十時から放映を開始。準々決勝後から敗者復活戦や準決勝開始までの十一日午前一時〜三時十五分は休憩時間になり、放映は表彰式が終わる
十一日午前六時ごろまで続く。
事前申し込み不要、入場無料、入退室自由。ホール内は飲食禁止で、十八歳未満は保護者か引率責任者の同伴が条件。問い合わせは、
市教委生涯学習・スポーツ課=電0766(59)8093=へ。

田知本選手 応援しよう リオ五輪、柔道女子
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20160802/CK2016080202000043.html 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0f0177873250e914bb2c091d384ac516)


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/02(火) 22:26:30.53 ID:JPp0f9+4.net
全国高校総合体育大会第6日(2日、シティライトスタジアムほか)柔道女子団体は大成が2連覇した。最大の関門は準決勝だった。
3月の全国高校選手権と7月の金鷲旗大会の決勝でともに敗れた敬愛(福岡)を撃破。1−1で迎えた代表戦を制した中堅の粂田は
「準備はしていた。気持ちを切らさずにやることができた」と勝因を挙げた。
相手のエース児玉との一戦は、先に有効を取られたものの、崩れけさ固めで抑え込んで一本勝ちした。石川県白山市から日本一を
目指して大成の門をたたいた粂田は「うれしい以外にない」と喜びをかみしめた。

柔道女子団体、大成が強敵撃破で2連覇!/高校総体
http://www.sanspo.com/sports/news/20160802/jud16080219260001-n1.html

リオデジャネイロ五輪柔道男子代表で73キロ級の大野将平、81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)が2日、成田空港からリオデジャネイロに向けて出発し、
2013、15年世界選手権を制し、金メダル獲得が期待される大野は「誇りを胸に、自分のやるべきことをやって金メダルを獲得したい」と意気込んだ。
15年世界選手権の覇者、永瀬は憧れの舞台を楽しみにしながらも「(81キロ級は)世界でも層が厚いと言われるが、結果を出して日本人でも勝てることを
証明したい」と金メダルへの意欲をみなぎらせた。

73キロ級・大野「誇りを胸に金メダルを」 永瀬とともにリオへ出発/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160802/rio16080218390040-n1.html

開幕まであと3日と迫ったリオデジャネイロ・オリンピック。お家芸復活を目指す日本柔道陣が現地で始動しました。
6日に先陣を切る60キロ級の高藤選手ら男女軽量級の選手たちが、現地で初練習を行いました。しかし、その練習会場周辺がまさかの停電に見舞われます。
やや薄暗いなかでしたが、選手たちは集中力を切らさずしっかり汗を流しました。
「どんな状況であれ、我々はやるべきことをやるしかない」(男子柔道 井上康生監督)
その井上監督が「金に一番近い男」と自信を見せる73キロ級の大野将平選手が柔道第2陣としてリオに出発しました。鋼の肉体を持つ大野選手は、
得意の大外刈りでオリンピック初出場を勝ち取った期待の24歳。現世界王者がいよいよ現地に乗り込みます。
「しっかり金メダルを獲得したいと思います」(男子73キロ級 大野将平選手)

ニッポン柔道リオで始動「金に一番近い男」も出発
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2835953.html

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 00:43:31.86 ID:Uv/wpaqG.net
柔道男子でともに昨年の世界選手権を制してリオデジャネイロ五輪の金メダルが期待される73キロ級の大野将平、
81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)が3日、リオデジャネイロ入りし、大野は「4年に1度は何が起こるか分からないが、
8日の試合に全てをぶつけたい」と気持ちを高ぶらせた。
大野は3年前にリオで行われた世界選手権をオール一本勝ちで制覇しており「自分にとって縁起のいい場所だ。(当時より)
心も体も強くなっている」と自信たっぷりの表情で話した。9日に出番を迎える永瀬は「リオの地に着いて気持ちが引き締まってきた。
五輪は未知の世界だが、金メダルを狙う」と宣言した。

柔道大野らリオ入り「自分にとって縁起のいい場所」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1688930.html

柔道男子73キロ級代表の大野将平(24=旭化成)と81キロ級代表の永瀬貴規(22=同)が2日、成田空港から
リオデジャネイロに向けて出発した。
ともに金メダルを期待される男子のエースとあって、空港には大勢の報道陣が集まった。大野は母校・天理大で最終調整を
行ってきたといい「注目度が違うと改めて感じている。日本でやるべきことはやった。井上ジャパンの一員として誇りを胸に、
金メダルを獲得したい」と初の五輪へ気合を入れた。
一方、永瀬も「やっと憧れの舞台で試合ができる心境です。緊張はもちろんなんですけど、早く試合したい気持ち」と決戦が
待ちきれない様子。現地から朝晩は冷え込むとの情報があり、ベンチコートを持参するなど手抜かりはない。「全ての力を
出し切って、一番輝くメダルを持ち帰りたい」と闘志を燃やした。

【柔道男子】期待の大野と永瀬が出発 金メダルへ闘志燃やす
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/574240/

リオデジャネイロ五輪柔道女子代表で、70キロ級の田知本遥(ALSOK)が3日、63キロ級の田代未来(コマツ)らと成田空港から
リオデジャネイロに向けて出発し、7位に終わった前回ロンドン五輪の雪辱を期す田知本は「やるべきことは分かっている。
今度は金を取るだけ」と力を込めた。
世界選手権で2大会連続銅メダルの実績を持つ田代は「三度目の正直で、それ以上の成績を残したい」と意欲を見せた。
78キロ級の梅木真美(環太平洋大)、78キロ超級の山部佳苗(ミキハウス)も出発した。

女子柔道田知本「今度は金を」 田代らとリオへ出発
http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK30874_T00C16A8000000/

柔道女子63キロ級代表の田代未来(22=コマツ)ら4選手が3日、成田空港からリオデジャネイロに向けて出発した。
田代は両親や保育園の同級生など総勢16人の応援団が駆けつけ、感無量の表情。「こんなにいっぱい来てくれてありがたい。
目標は金メダルを取ること。後悔しない試合をやっていきたい」と気合を入れた。2大会連続出場の70キロ級代表・田知本遥
(26=ALSOK)は「日本でやり残したことはない。一度経験していることもあって、地に足がついている状況」と心境を告白。
ともにリオを目指した姉の愛(27=同)には最寄りのバス停まで見送られ、完全燃焼を誓った。
78キロ級代表の梅木真美(21=環太平洋大)、78キロ超級代表の山部佳苗(25=ミキハウス)も順調な調整ぶりをアピールし、
一丸ムードを高めて決戦の地へ飛び立った。

【柔道女子】田代未来ら4選手がリオへ出発「後悔しない試合をやっていきたい」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/574879/

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 00:45:04.52 ID:Uv/wpaqG.net
高藤は、早くから将来を嘱望される存在だった。中学生のときに全国大会を制し、高校時代は世界ジュニア優勝、シニアの大会でも
上位に入る活躍を見せた。
大学2年生の2013年には、1997年の野村忠宏以来となる世界選手権60kg級で金メダル。翌年の世界選手権では、準決勝で
地元ロシアのムドラノフとあたり、ポイントの格下げや取り消しが相次ぐ疑惑の判定で敗れたものの、強さを示して終えている。
高藤の魅力は、「誰も真似することができない」とも言われるスタイルにある。具体的には、日本代表男子監督の井上康生氏も
認める「勝負勘と対応力」である。相手の動きにとっさに反応し、多彩な技を繰り出すところに高藤の魅力がある。
精神面、成績面の不安定さを克服。
一方で、精神面が課題としてあった。2014年の世界選手権では結果に納得が行かなかったことから代表チーム内の規律違反を
繰り返し、処分を受けた。成績でも安定感に欠ける傾向があった。昨年は全日本選抜体重別選手権の初戦に敗れるなどして、
世界選手権代表を逃している。
その反省からか、食事の管理など日常から見直している。変化を印象付けたのは昨年12月のグランドスラム東京だった。
ムドラノフと決勝であたると、合わせ技一本で快勝。涙を流した。
晴れてリオデジャネイロ五輪代表に選ばれた高藤は、「必ず金メダルを獲ります」と抱負を口にしている。
自身が初日に登場する立場であることも自覚している。
「自分の結果で、続く選手たちも変わってきます」
高藤が金メダルを獲れば、日本男子にとって8年ぶりの五輪金メダルになる。
谷亮子の活躍した48kg級で、新星と呼ばれる近藤亜美。
「48kg級は近藤と言われるようになりたいです」
近藤は、高校3年生で出場した2013年のグランドスラム東京で、ロンドン五輪金メダルのメネゼス(ブラジル)ら強豪を次々に破り
優勝した。翌年は、全日本選抜体重別選手権で初出場初優勝を達成して世界選手権代表になると、世界選手権でも金メダル。
払い腰や内股、寝技を武器に、破竹の勢いで勝ち進んだ。まさに新星と呼ぶにふさわしい活躍で、脚光を浴びたのだ。
ところが2015年は状況が一転する。全日本選抜体重別選手権で優勝を逃すと、なんとか代表には選ばれた世界選手権でも
銅メダルにとどまる。世界チャンピオンになったことで国内外のライバルからのマークが厳しくなり、本人も重圧を感じるようになっていた。
復調の鍵となったのは、以前よりも増したストイックさだった。甘さを見つめ直し、体重管理をはじめ細かなところにこつこつと
取り組んだ。
「高校ではやったことのなかった筋トレもやるようになりました」
昨年12月のグランドスラム東京で優勝すると、今春の全日本選抜体重別選手権で2年ぶりに優勝。リオ行きの切符をつかんだのである。
48kg級は、谷亮子を筆頭に日本女子が結果を残してきた階級だ。
「注目されるほうが力が出ます。すべてを背負って戦いたいです」
きっぱりと語る近藤は、頂点だけを目指している。
他競技の選手も、序盤の競技を注視している。
高藤の言葉にあるように、2人の活躍が柔道の流れを左右する。そして、その効果は柔道にとどまらない。レスリングの
吉田沙保里は、ロンドン五輪を振り返り、こう語っていた。
「初日から、金メダル候補と言われていた選手が負け続けて、もしかしたら自分も、と考えてしまいました。他競技の結果も、
やっぱり影響してきます」
日本選手団の流れにもかかわる初日、2人の活躍を楽しみにしたい。

日本チームの命運を握る初日・柔道。他競技も注目の高藤直寿、近藤亜美
http://number.bunshun.jp/articles/-/826178

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 01:32:08.81 ID:Uv/wpaqG.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子60キロ級代表の高藤直寿(23)が“ポスト名王者”に名乗りを上げた。同66キロ級代表の
海老沼匡(26=ともにパーク24)らとともに1日にリオ入り。そのまま練習に突入した高藤は、長時間移動の疲れを見せない
軽快な動きを披露した。その気合の源は、あのレジェンドの存在があるからだという。さらには、金メダルを取ったときの仰天
パフォーマンスまで本紙に宣言し、ボルテージは高まる一方だ。
練習場に現れた高藤の表情は鋭かった。さっそく軽いジョギングを始めると、ウオーミングアップからアクセル全開。約90分間、
激しい体幹トレーニングや打ち込みで汗を流し、初日の練習を打ち上げた。
練習後に取材の機会は設けられなかったが、今大会にかける思いはハンパなく強い。それは五輪3大会連続金メダルを獲得した
同階級のレジェンド・野村忠宏氏(41)との“契り”があるからだ。
高藤は本紙にこう明かしている。
「初めて野村さんと会ったときのことです。僕はシドニー五輪で金メダルを取ったときに衝撃を受けて以来、あこがれの選手でした。
すごく緊張していましたが、僕は『金メダル取ります』と言ったら、野村さんは『頼むぞ。お前しかいないんだから』と励まして
くれたんです。当時、落ち込んでいたんですが、目がさめました。自分自身の何かが変わりましたね」
中途半端なことはできない。レジェンドから60キロ級の系譜を託された高藤は、その日以来、練習に打ち込んできた。
6日に先陣を切る同階級は柔道だけではなく、他の競技への影響も大きい。ここで金メダルを取れば続く選手たちにも
弾みがつくが、メダルを逃せばいらぬプレッシャーを与えてしまう。そういう意味でも野村氏の言葉は重い。もちろん、
高藤は持ち前の明るさで乗り切るつもりでいる。
表彰台の頂点に立った暁には、ある計画がある。「金メダルをかむ」という、野村氏のあの名パフォーマンスも引き継ぐつもりだが、
高藤流の“記憶に残るパフォーマンス”にアレンジするという。
「野村さんは金メダルをかみましたが、僕は舐めますよ(笑い)。金メダル取ったら、やらせていただきます!」
冬季の2014年ソチ五輪では「メダルかみ」が何かと議論を呼んだが、「メダル舐め」となればさらなる話題となることが必至。
新時代の60キロ級の鼻息は荒い。

リオデジャネイロオリンピックの柔道男子で金メダルが期待される世界チャンピオン2人がリオデジャネイロに到着し、
73キロ級の大野将平選手は「死にものぐるいで頑張りたい」と強い意欲を示しました。
大野選手と、男子81キロ級の永瀬貴規選手はいずれも去年の世界選手権を制し、初めてのオリンピックで金メダルが
期待されていて、日本からニューヨークを経由して3日朝、リオデジャネイロに入りました。
大野選手は3年前にリオデジャネイロで開かれた世界選手権でも優勝していて、「リオデジャネイロは自分にとって縁起のいい場所。
肉体的にも精神的にも強くなったところを見せたい。執念を持ち、集中し、死にものぐるいで頑張りたい」と金メダルへ強い意欲を
示しました。
また永瀬選手は「リオデジャネイロに着いて身が引き締まる思い。オリンピックは未知の世界だが、日本代表として出るからには
金メダルを目指したい」とこちらも力強く抱負を述べました。
大野選手の男子73キロ級は大会4日目の8日に、永瀬選手の男子81キロ級は9日に行われます。

柔道で金メダル狙う大野と永瀬がリオに到着
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010620741000.html

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 01:33:02.17 ID:Uv/wpaqG.net
リオ五輪柔道の軽量級代表が1日、現地入りし、長旅の疲れも見せず、早速汗を流した。一方、同日現地入りした
日本代表選手団の高田裕司総監督(62)が、五輪公園で会見し「金メダル14個を目指す。取れない数字ではない。
開会式翌日の競泳や柔道の
軽量級などで一気に弾みをつけたい」と、今大会のメダルラッシュは柔道にかかっていると話した。
金メダル1号、いただきます−。開会式翌日の6日に登場する48キロ級近藤亜美(21)=三井住友海上=は、初めての五輪の
舞台を前に、長時間のフライトの影響を感じさせない、軽快な動きを見せた。
畳の上で猛ダッシュしたかと思えば、トレーナーとマンツーマンで体に刺激を与えた。南條充寿女子監督(44)も、近藤の動き
をじっくりチェック。「非常にいい入りができていた。無理しているなら声をかけようと思ったけど、そうでもない」と、手応え十分だ。
練習後、近藤は現地で合流したスタッフと笑顔で雑談。飛行機の乗り換え地のニューヨークでは、両替をしようとしたところ、
現地通貨が「品切れ」状態で「無一文なんです」と照れながら話していた。選手村では無料でドリンクが手に入るといい、
少々のアクシデントは、全く気にもとめていない様子だった。
2連覇を狙う57キロ級松本薫(28)=ベネシード=から「体が動かないんだけど」と冗談ぽく明かされた南條監督は、
「(いきなり)動くわけないやろ」と切り返し、笑顔が広がった。
3度目の挑戦となる52キロ級中村美里(27)=三井住友海上=は、得意の足技の動きを入念に確かめた。階級からいって
近藤が女子の先陣を切るかたちになる。ベテラン2人の前に、近藤が若さで一気に頂点に立ち、チーム日本を勢いに乗せる。

[柔道]女子48キロ級・近藤亜美 会場停電もなんのその、金1号いただきます
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2016080302000154.html

柔道・高藤が仰天“金パフォーマンス”公約
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/573952/

全国高校総合体育大会第7日(3日、シティライトスタジアムほか)柔道女子78キロ超級を制した児玉は、団体戦の雪辱を果たした。
決勝の相手は2日の団体準決勝の代表戦で敗れた粂田(愛知・大成)。攻めの姿勢を最後まで貫いて、指導3を引き出して
優勢勝ちし「個人戦ではどうしても勝ちたかった」と安堵感をにじませた。
宮崎県国富町出身。将来、日本の女子最重量級を背負うと期待される存在だ。最後のインターハイで初優勝し「今後に
つながっていく。取っておきたい思いはあった」と、タイトル獲得の喜びを口にした。

児玉、団体戦の雪辱果たしV「個人戦ではどうしても勝ちたかった」/高校総体
http://www.sanspo.com/sports/news/20160803/jud16080318010002-n1.html

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 14:47:26.60 ID:DENgfJjb.net
4年前のロンドン五輪で男子は金メダルなし、男女を通じても金1個の不作に終わった日本柔道の復権が、リオデジャネイロでかかっている。
ロンドンの後のルール改正によって、世界の柔道は、日本人が思い描いている「あるべき姿」に近づいたと感じる。投げ技のポイントを反則よりも重くみる。
両手で組むことを拒む者にはペナルティーが課せられる。「組んで投げよ」と言いふくめる現在のルールが日本柔道を押し上げているのは、好成績をおさめた
過去3大会の世界選手権に見られるとおり。昨年のアスタナ(カザフスタン)大会においては、男女14階級のうち6階級(男3、女3)を日本勢が制している。
不祥事続きの難局、柔道界を一枚岩に
ルールの後押しにとどまらない。これは特に日本の男子チームに言えることだが、不面目のロンドンの後、強化の方向を見誤ることなく、本当によく立て直したと
思う。井上康生というスター監督を押し立て、選手の所属先である企業も大学も隊伍(たいご)を組んで、彼を支えた。それができたのは、ロンドンの不振とその
直後に噴出した金銭や体罰がらみの不祥事が重なって、日本柔道界が一度落ちるところまで落ちたからかもしれない。柔の道の命脈を危うくするほどの難局
に立たされて、みなが小異を捨てて一枚岩になれたのだと思う。
近年の五輪において、日本柔道に「軽高重低」の傾きがあるのは、すでに人の知るところだ。先に試合をおこなう軽量級では十分に金メダルを見込めるのに、
そこで取りこぼすと、中量級から重量級へと進むにつれてメダル獲得は望みの薄いものになる。「金なし」が続けば後から出てくる日本選手の負う荷は重くなり、
海外勢はどんどん手ごわくなる。特に男子はそうだった。
今回の男子も「軽高重低」は変わらない。ただしその傾きは、ずっとなだらかなものになっている。
軽量級は常にも増して多士済々。変則スタイルの高藤直寿(60キロ級)、実績ある海老沼匡(66キロ級)の後に、盤石に近い強さを誇る大野将平(73キロ級)が
控える。軽量3階級でまず金1個は堅いと私はみるが、万一漏らしても、後続の選手を私たちは期待とともに見守ることができる。茫洋(ぼうよう)とした
永瀬貴規(81キロ級)の受けの強さや、内股にかける羽賀龍之介(100キロ級)の正統的な柔道を。尻すぼみにならない。ロンドンとはそこが違う。そういう布陣を
整えたのは今回の男子チームの強みであり、そういう布陣だからこそ成果を求めたい。
初日登場の近藤、何か起こせば女子も
女子はどうだろう。メダル争いに絡む力なら7人全員が持っている。しかし、金となるとちょっとつらい。苦手とする外国人選手がどこかで負けてくれたとか、
体力を温存したままスルスル勝ち進んだとか、いろいろと付帯条件が必要になってくる。
4年前の金メダリスト、松本薫(57キロ級)はやや迫力を減じており、やはり前回の主力の中村美里(52キロ級)にも絶対の強さはない。何かを起こすとすれば、
初日に出てくる近藤亜美(48キロ級)かもしれない。柔道は粗削りだが、勢いがあって気持ちが強い。自己を肯定しやすい性格で「自分は強い」と信じていられる。
男子の1番手の高藤にも似たところがあるが、とりわけ今回の女子は、吉凶いずれの目が出るにしろ、近藤という“初手”次第という気がしている。
五輪の金メダリストは、いわゆる王者とは少し性格が異なると私は思う。男子最重量級には、テディ・リネール(フランス)という五輪もほかの大会も等しく
強い絶対王者がいるが、今回、男女14階級を見渡しても、そこまでの強者はざらにいない。本当の王様は、金メダルの数よりもずっと希少なのかもしれない。
過去の日本選手でいえば、井上康生、野村忠宏、吉田秀彦らが王様のイメージとどんぴしゃり。現役なら大野が近い。組みさえすればいつでも相手を
投げ飛ばしそうである。本人もそう思っているからジタバタしない。彼らと組む相手が蛇ににらまれたカエルに見える。技の掛け逃げや寝技で時間を稼ぎ、
手練手管を弄しても早晩、パクリとのみ込まれておしまい。本来、柔道とは番狂わせの少ない競技であり、本物の王様から逃げ切るには5分という時間は
長すぎるのである。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 14:48:59.81 ID:DENgfJjb.net
ところが、女子にはこういう横綱相撲がなかなか許されない。持ち時間が4分しかないからだ。ロンドン後、なぜか「女子に5分はきつかろう」となって試合時間が
1分短縮された。
試合時間短縮の女子、先手必勝がカギ
同性として承服しがたい。国際オリンピック委員会(IOC)の男女均等の精神に反するし、現代のスポーツ医科学に照らしても、とんだアナクロニズムだ。
マラソンで女子だけに30キロの短いコースを走らせるようなものではないか。仮にこれが「男女で対戦せよ」との仰せであれば、私も「4分にまけてくれません?」
と目こぼしを求めたくなるけれど、女同士の取っ組み合いに「きつかろう」も何もない。きついのはお互いさまである。
しかしながら、ここに至ってルールの非を鳴らしてもしかたない。4分間の試合となると、一度趨勢が定まればまずひっくり返らない。だから先手必勝、
指導ひとつでも先んじて相手を追いつめる。組んで投げたい日本選手には不利だと感じるが、女子に王様ぶるゆとりはなく、勝ち上がる柔道に徹するよりほかに
ない。見方を変えれば、先手をとれば強い相手を引き回すこともできる。
自分は王様でないけれど、まわりにも王様はいない。そういう状況では、成り上がった者の勝ち。勝つまでは穴候補、勝ってみると「こういう選手が勝つのが
五輪なんだよな」と思える、そんな羽柴秀吉タイプ。
近藤がそうなるかはわからないが、4年前の松本はまさしくこれだった。戦略なり成算なりがあるのかないのか、とにかくガツガツと前に出て、りっぱに
成り上がった。生まれついての女王様でなくたって、金メダリストになれるのである。

「軽高重低」の日本柔道 多士済々の男子に期待
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05564190S6A800C1000000/

リオ五輪柔道女子の中重量級代表4人が3日、リオに向け成田空港から出発。3大会ぶり日本勢の金メダル奪回が期待される78キロ超級で、初出場の
山部佳苗(25)=ミキハウス=は、出発当日でも肉体が成長していることを明かした。
5月に代表に内定してから採寸した支給品のベルトが、「出発直前におなかに通したらブツっとはち切れちゃった」と笑った。04年アテネ五輪同級金の
塚田真希コーチ(34)も同様に「サイズが合わなくて」と私物の黄金色のベルトで代用。重量級の師弟で同じハプニングを共有し、リラックスムードでリオへと
向かった山部は「いよいよこの日がきたかという気持ち。金メダル目指して最後まで挑戦したい」とはちきれんばかりの思いを語った。また、63キロ級・
田代未来(22)=コマツ=、70キロ級・田知本遥(26)=ALSOK=、78キロ級・梅木真美(21)=環太平洋大4年=らも出発した。

【柔道】女子78キロ級・山部、まだまだ成長中!?ベルトはち切れた
http://news.biglobe.ne.jp/sports/0804/sph_160804_1555403363.html

県勢は、柔道女子で比叡山勢が活躍した。52キロ級で滝川萌選手が頂点に立ち、48キロ級で芳田真選手が3位に入った。
日本一夢だった
柔道女子52キロ級で優勝した比叡山・滝川萌選手(2年) 「決勝で対戦した埼玉栄の選手には、これまで勝てなかったけれど、
今日は常に得意な組み手に持ち込めて有利に戦えた。小学5年生で全国大会に初めて出てから、日本一は夢だった。インターハイでかなってうれしい」。

<高校総体>滝川、柔道女子52キロ級V
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20160802-OYTNT50080.html

県勢は、柔道女子で躍進を見せた。63キロ級は桜丘の富菜月選手が制覇し、78キロ級は大成の松井絵名選手が頂点に立った。78キロ超級は同校の
粂田晴乃選手が準優勝した。
柔道女子63キロ級で優勝した桜丘・富菜月選手(3年) 「体は小さいけれど、得意の力勝負に持ち込めた。初戦から調子がよく、いける気がしていた。
これまで全国大会で結果が出せずにいたので、今日は親に優勝をプレゼントできてよかった」
柔道女子78キロ級で優勝した大成・松井絵名選手(3年) 「この3年間、個人戦で全国大会に出場したのは初めてだった。戦い終えた直後、うれしくて仲間に
飛びついてしまった。これまで自信を持てなかったが、今回の優勝が転機になりそうだ」

[高校総体]柔道女子 富、松井V
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20160803-OYTNT50245.html

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 14:54:32.63 ID:DENgfJjb.net
リオ五輪柔道女子78キロ級代表の梅木真美(21=環太平洋大)が“超猛牛パワー”での金メダル獲得を誓った。昨年の世界選手権で金メダルに輝いて
一躍注目を集めたが、5月中旬に左膝内側側副靱帯を損傷。1か月間、柔道ができない日々を過ごした。しかし3日、日本出発前の成田空港で復活を宣言。
「普通に乱取りもできるし、技にも入れるので大丈夫です」と笑顔を見せた。
大分の実家は畜産業を営み、40頭の牛を飼育。ついたニックネームは「猛牛」だ。リハビリ中には上半身を鍛え上げ、猛牛は“超猛牛”に進化した。
「自分の柔道をしたい。最初から前に出て強気で攻めていく。最後まで勝ちにいく。そんな柔道をしたいです」とリオでの猪突猛進ファイトを約束した。
前夜はホテル近くに大好きなすき家を発見し、特盛りの牛丼をたいらげた。「おなかがすいていたのでパワーがつきました」。スタミナ補給もばっちりだ。
師匠のバルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦総監督(48)からは、お守りを渡されるとともに「五輪はしっかり戦略を立ててそれをイメージしていこう!」と
助言をもらった。梅木も「目指しているのは金メダル。一つひとつ集中して戦いたい」と気合十分。抑え切れない闘志を胸に、決戦の地に向かった。

【柔道女子】超猛牛・梅木真美 特盛り牛丼平らげ決戦の地へ
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/575031/

日本時間の8月6日(土)に開幕するリオデジャネイロ五輪に、八王子市にゆかりのある5選手が出場する。市出身者では、柔道女子の中村美里さん
(27・東浅川小出身)と田代未来(みく)さん(22・上壱分方小出身)。
「教え子ふたりが五輪出場を決めてくれるとは。こんな幸せなことはないです」。「高尾警察少年柔道部」で、小学生だった中村さんと田代さんに柔道のイロハを
教えた西野英則さん(61・鹿児島県在住・元高尾署警察署員)は、2人の五輪出場に満面の笑みを浮かべる。
西野さんが抱いた中村さんの第一印象は「大人しい子」。だが、いざ練習が始まると、中村さんは果敢に男の子たちに挑んでいくなど「負けず嫌い」な面
を見せたという。「3回も五輪に出場する選手になるとは夢にも思わなかった。相当な努力を積んだのだと思う」と西野さん。
一方、田代さんは入部当時からよくおしゃべりをする女の子だったという。「でも、美里同様、相当の負けず嫌い」と笑う。「結果も大切だが、2人とも
『最高の舞台』で怪我なく、力を出し切ってもらいたい」。西野さんは教え子たちの活躍を、住まいのある種子島でTV観戦する予定だ。
「頂点」射程圏内
柔道の世界選手権では、3度の優勝を数える中村さんも、過去2回出場した五輪では満足する結果を得られていない。優勝候補とされた北京五輪では、
銅メダル。前回のロンドン五輪では2回戦で敗退した。
そのため、「今回こそは金メダルを」と強い意気込みをもってリオに臨む。その気持ちを後押しするのが、この1年間の戦績。世界選手権を含めて国内外
の試合で「負けなし」と、金メダルを射程圏内に置いている。「自然の多い八王子で育った”八王子パワー”で頑張ります。地元の方々には得意のしつこい足技を
見てもらいたい」と話している。
また、「八王子の子どもたちが夢をもち描けるように、しっかり勝って良い報告ができるようにしたい」と話す田代さんも初出場となる大会へ闘志を燃やしている。

柔道中村さん 金「今回こそ」
http://www.townnews.co.jp/0305/2016/08/04/342918.html

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 15:08:37.59 ID:DENgfJjb.net
リオ五輪の柔道女子63キロ級代表の田代未来(コマツ)ら女子代表4選手が、成田空港からリオへ向けて出発した。
多くの関係者に見送られた田代は「いよいよだなという気持ち。楽しんだ者勝ちなので、試合も楽しみたい」と初の五輪にひるむことなく挑む。
手荷物には海外遠征では必須アイテムだというインスタントの味噌汁も忍ばせた。「具はワカメ。味噌は生タイプです」とこだわりの勝負メシとともに
栄冠をつかむ。

女子63キロ級代表・田代「楽しんだ者勝ち」手荷物に味噌汁も
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/04/kiji/K20160804013090700.html

リオデジャネイロ五輪柔道女子代表で、70キロ級の田知本遥(ALSOK)が3日、63キロ級の田代未来(コマツ)らと成田空港からリオデジャネイロに向けて
出発し、7位に終わった前回ロンドン五輪の雪辱を期す田知本は「やるべきことは分かっている。今度は金を取るだけ」と力を込めた。
世界選手権で2大会連続銅メダルの実績を持つ田代は「三度目の正直で、それ以上の成績を残したい」と意欲を見せた。78キロ級の梅木真美(環太平洋大)、
78キロ超級の山部佳苗(ミキハウス)も出発した。

ロンドン7位の田知本、雪辱期す「今度は金を取るだけ」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160803/rio16080318490055-n1.html

柔道男子でともに昨年の世界選手権を制してリオデジャネイロ五輪の金メダルが期待される73キロ級の大野将平、81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)が3日、
リオデジャネイロ入りし、大野は「4年に1度は何が起こるか分からないが、8日の試合に全てをぶつけたい」と気持ちを高ぶらせた。
大野は3年前にリオで行われた世界選手権をオール一本勝ちで制覇しており「自分にとって縁起のいい場所だ。(当時より)心も体も強くなっている」と
自信たっぷりの表情で話した。9日に出番を迎える永瀬は「リオの地に着いて気持ちが引き締まってきた。五輪は未知の世界だが、金メダルを狙う」と宣言した。

73キロ級・大野&81キロ級・永瀬も闘志 ともに金メダル狙う
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/04/kiji/K20160804013092310.html

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 18:02:56.70 ID:DENgfJjb.net
篠原は6日から始まる柔道について、「日本の金メダル第1号は間違いなく柔道から生まれる」と断言。「初日の男子60キロ級の高藤(直寿)がいい流れを作り、
その勢いで日本の金メダルラッシュを後押ししてほしい」と力を込めた。

篠原信一が断言「日本の金メダル第1号は間違いなく柔道から生まれる」
http://www.sanspo.com/geino/news/20160804/geo16080415510019-n1.html

柔道男子の重量級3選手が4日、成田空港からリオデジャネイロ五輪に向けて出発した。
100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)はロンドン五輪金メダルのテディ・リネール(27=フランス)の著書を読み終え、リネール対策を
完成させたことを表明。「五輪はリネール選手も緊張したと書いてある。同じ人間だと思いました」と怪物の2連覇阻止を予告した。
一方、100キロ級代表の羽賀龍之介(25=旭化成)は公式ユニホームのポロシャツの胸についた五輪マークがさかさまにプリントされるハプニングに苦笑。「
逆にレアですよね。できることは全部やった。早く試合に臨みたい」と吉兆ととらえた。90キロ級代表のベイカー茉秋(ましゅう=21、東海大)は出発ギリギリ
までトレーニングを重ね、「肩も回復して試合するだけ。ばっちりです」と明るい表情で機内に乗り込んだ。

【柔道】100キロ級・羽賀に吉兆?公式五輪マーク逆さまプリント
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/575396/

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/04(木) 20:11:11.29 ID:LyPMf1kC.net
リオデジャネイロ五輪の男子柔道100キロ超級代表の原沢久喜(23)が4日、成田空港からブラジルへ出発した。
「気が引き閉まる。やることはやってきた。試合が近づくにつれて、楽しみな気持ちと不安な気持ちが両方あります」と胸中を語った。
金メダル獲得には、世界選手権7連覇で五輪連覇を狙うリネール(フランス)の壁を越えなくてはならない。1カ月前、「最強の柔道家 
リネール」を読破。当初、死角は見当たらず「人間じゃないのでは…」と思ったこともあったという。しかし、金メダルを争う最大のライバルの
自伝を読むと、ロンドン五輪出場時の不安や緊張が記されていた。「同じ人間なんだなと思いました」と笑った。
恐れを払拭(ふっしょく)し、真っ向から立ち向かう。「もちろん目標は金メダルですが、1戦1戦集中してやりたい」と意気込んだ。

原沢久喜、金メダル獲得へリネールの自伝を読破 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1689382.html

リオデジャネイロ五輪柔道男子代表で、100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)ら重量級の3選手が4日、成田空港からリオデジャネイロに出発した。
前回ロンドン五輪を制し、最強王者として君臨するテディ・リネール(フランス)に挑む原沢は「不安も楽しみも両方あるが、目標はもちろん金。
一戦、一戦集中して闘う」と気を引き締めた。
3月に左膝を負傷した100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)は「けがの影響は全くない。結果を求めて泥くさく闘いたい」と話し、90キロ級のベイカー茉秋
(東海大)は「幼いころからの夢の舞台。金メダルを目指して闘う」と意気込んだ。

最強王者リネールに挑む原沢「目標はもちろん金」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160804/rio16080418400078-n1.html

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 01:15:05.03 ID:6fngXqAP.net
柔道のリオデジャネイロ五輪日本代表で、開会式翌日の6日に登場する男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が4日、リオ市内で報道陣の
取材に応じ、「金メダルを取る。それだけ」と強い決意を示した。
現地での練習は最終段階。背負い投げや小内刈りなどの動きを入念に確認した。大会序盤で好成績を残せば日本選手団全体に弾みがつく。
「まずは自分のこと。深く考えず、自分らしい生き生きとした柔道をしたい」と冷静に話した。
また、同じく6日に出場する女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)も汗を流し、本番に備えた。 

高藤、金メダルへ決意=近藤も最終調整−柔道〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500013

3年前の暴力指導問題後から率いた女子の南條充寿監督(44)は「ようやくたどり着いた。いい緊張感を維持している」と手応え。48キロ級の近藤亜美、
52キロ級の中村美里(ともに三井住友海上)も金メダルを十分に狙える。好きなドラマ「下町ロケット」に引っかけて「日本は外国人にはまねできない、
技術力で勝負する」と自信をのぞかせた。

女子・南條監督、“下町ロケッ闘”だ「技術力で勝負する」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160803/rio16080305000007-n1.html

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 17:41:40.67 ID:KB/6Zem3.net
リオデジャネイロ五輪柔道の組み合わせ抽選会が4日にリオで行われ、男女7階級、合計390人の組み合わせが決まった。
日本選手は14人中13人が上位8人のシードに入り、予想された配置となるなか、女子の南條充寿監督(44)は48キロ級に言及。
近藤亜美(21)の初戦の相手が昨年のマスターズ大会初戦負けを喫したロクマンヘキム(トルコ)になる可能性が高く、
「マークしていた相手。足がきく選手で技もしっかりしている。後手にならないように」と警戒した。世界ランク12位の美女柔道家が最初の壁となりそうだ。
日本代表はこの日、リオの日本選手団支援施設のハイパフォーマンスサポート・センターで練習を公開。近藤は約2時間の稽古で汗を流し、
「先陣を切る責任を感じ、しっかりと優勝したい。(見ている人が)ポイントが分かりにくいところもあるので、これが一本だと分かるような
ダイナミックな柔道をみせられたら。48キロ級の誇りを持って頑張る」と堂々と話した。

近藤亜美 初戦はランク12位の美女と対戦か - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1689559.html

6日に始まる柔道の組み合わせ抽選会が4日、リオ市内で行われた。
初日に登場する女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)は、強敵がひしめく厳しいブロックに入った。
近藤は初戦の2回戦で、昨年のワールドマスターズで敗れたディララ・ロクマンヘキム(トルコ)との対戦が予想される。南條充寿・日本女子監督は
「しっかりした技を持っていて、マークしていた選手」と警戒。続く準々決勝では、2月のグランドスラム・パリで絞め技で一本負けした世界ランキング4位の
オトゴンツェツェグ・ガルバドラフ(カザフスタン)との対戦が濃厚となった。
男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)は初戦の2回戦で、地元ブラジルのシャルレス・シバナと対戦。同100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)は
1回戦で、2015年世界選手権3位のアダム・オクルアシビリ(ジョージア)とぶつかり、五輪2連覇を狙うテディ・リネール(仏)とは決勝まで当たらない。

柔道女子組み合わせ、近藤は強敵との対戦続きに
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2016/martialarts/judo/20160805-OYT1T50038.html

リオ五輪柔道女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)が両親に金メダルをプレゼントすることを誓った。  
4日の公開練習では約2時間みっちり汗を流して試合(6日)に備えた。「調整はしっかりできています。試合はいつも通り100%の状態で臨むつもりです。
他の競技の先陣を切るという意味でも金メダルは必須です。柔道を知っている人にも知らない人にもわかりやすい、一本を取るようなダイナミックな柔道
をしたいですね」
初めての五輪でも過度な緊張はない。選手村には大好きなコーラが豊富に用意されており「楽しんでいます」とリラックスできている。
雪辱したい相手もいる。今年2月のグランドスラム・パリで負けたオトゴンツェツェグ・ガルバドラフ(24=カザフスタン)だ。近藤は「外国人選手を相手にする
パリで勝つことが大きい」と意気込んだが、初戦でガルバドラフに片手絞めで敗退。あまりにも悔しかったため「どうしても借りを返したい」と闘争心はメラメラと
燃え上がる一方だ。
そのための発奮材料は両親。「2人とも8月に誕生日を迎えるんです。どうしても金メダルをプレゼントしてあげたいんですよ」と語った。金メダル獲得なら、
日本の女子柔道では史上最年少となる。それだけに「こんなチャンスはめったにないので、しっかりと取って歴史に名を残したいですね」と意気込んだ。

【柔道女子】近藤亜美「金メダル取って歴史に名を残したい」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/575675/

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 17:42:06.10 ID:KB/6Zem3.net
柔道日本代表が4日、リオデジャネイロ市内で練習を公開し、先頭を切って6日に出場する女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)と、男子60キロ級の
高藤直寿(パーク24)が共に金メダルへの意欲を語った。初日から男女そろっての金メダルとなれば、谷亮子と野村忠宏の2004年アテネ五輪以来。
同日は組み合わせ抽選もあり、対戦相手も決まった。
五輪初出場となる2人とも実戦形式の最終調整で動きを入念に確かめた。報道陣の前に立った近藤はやや緊張気味だったが「しっかり金メダルを取りたい」と
宣言した。
近藤は14年世界選手権を制し、現在世界ランキング2位。初戦の2回戦の相手は、昨年のマスターズで敗れたディララ・ロクマンヘキム(トルコ)が勝ち
上がってくる可能性が濃厚。難関を突破すれば、勢いに乗れそうだ。高藤は1日の現地入り後も減量が順調のようで「柔道を知らない人にも知っている人にも、
うまいな、面白いなと思ってもらえるような柔道で金メダルを取る」と力を込めた。
13年世界選手権覇者で世界ランキング6位の高藤。持ち前の多彩な技を発揮すれば、14年世界選手権銅メダリスト、アミラン・パピナシビリ(ジョージア)との
対戦が予想される準々決勝突破もそう難しくはなさそうだ。

RIO・リオ五輪:柔道 近藤、高藤が初日「金宣言」
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160805/dde/035/050/047000c

柔道の日本代表は4日、リオの日本選手団支援施設のハイパフォーマンスサポート・センターで練習を公開し、競技開始の6日に先陣を切る男子60キロ級の
高藤直寿(パーク24)、女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)が金メダルへの決意をあらためて示した。
ともに五輪初出場の2人。23歳の高藤は打ち込みで技を確認し「金メダルを取る。ただそれだけ。柔道を始めてからの夢だから」と表情を引き締めた。
21歳の近藤は立ち技と寝技で汗を流し「先陣を切る責任を感じ、しっかりと優勝したい。48キロ級の誇りをもって頑張る」と意気込んだ。

日本の先陣!高藤直寿、近藤亜美が金獲得へ決意 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1689509.html

柔道の日本代表が4日、リオデジャネイロ市内のハイパフォーマンストレーニングセンターで練習を公開。男子60キロ級で金メダル1号を狙う高藤直寿(23)=
パーク24、写真=は約1時間半の稽古をこなし、万全の状態。「金のことしか考えていない」と気合十分だ。
足を持たない肩車など、奇想天外な技で13年リオ世界選手権で優勝。4月の全日本選抜体重別は3位、5月のマスターズ(メキシコ)は初戦敗退だったが
「その分、気が引き締まった」と約2か月で鍛え直した。
ロンドン五輪では史上初めて男子が金メダルを逃した。8年間の空白があるが、日頃から「僕が金メダルを取れば、一気に注目される。それを狙っている」と
重圧はない。新装オープンする体育館の畳の上で迎える初の五輪を控え、高藤は「相手は気にしない。ここで金メダルを取らないと意味がない」と闘志を燃やした。

【柔道】高藤「金メダルしか考えていない」代表が練習公開
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160805-OHT1T50083.html

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 17:43:10.34 ID:KB/6Zem3.net
リオデジャネイロオリンピックの柔道で最初に登場する日本の2人が、2日後の試合に向けて精力的に練習し、金メダルへの意気込みを語りました。
柔道は、開会式翌日の6日から競技が始まり、日本はいずれも世界選手権で優勝経験のある高藤直寿選手と近藤亜美選手が先陣を切ります。
4日は、この2人や前日に現地に入った男子73キロ級の大野将平選手など男女7人が午前中、リオデジャネイロ市内で練習しました。
男子60キロ級の高藤選手はおよそ1時間、練習し持ち味の多彩な技を次々と繰り出して相手を鮮やかに投げ飛ばしていました。
高藤選手は「柔道を知っている人もよく知らない人もおもしろいなと思える柔道をしたい。金メダルを取る。ただそれだけです」と力強く意気込みを述べました。
一方、女子48キロ級の近藤選手はランニングで体を温めたあと、寝技の動きを繰り返し確かめるなど、リラックスした表情でおよそ2時間、練習に
取り組みました。
近藤選手は「先陣を切る者の責任として、金メダルが必須というのはよく分かっている。日本柔道の名に恥じないようにしっかりと金メダルを目指して頑張りたい」
と話しました。
また、この日の朝、現地に到着した78キロ級の梅木真美選手など女子の4人は午後に同じ会場で練習し、長旅の疲れもあるなか、実戦的な練習を中心に1時間半、体を動かしました。

柔道 最初に登場の2人が精力的に練習
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010622381000.html

柔道の組み合わせ抽選が4日行われ、2連覇を狙う女子57キロ級の松本薫(ベネシード)は前回銅メダルのオトンヌ・パビア(フランス)と同じゾーンに入った。
大会開始の6日に登場する同48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)は初戦の2回戦で、昨年のマスターズ大会で敗れたディララ・ロクマンヘキム(トルコ)と
当たる可能性がある。男子66キロ級で前回3位の海老沼匡(パーク24)は、初戦の2回戦で日系選手のシャルレス・チバナ(ブラジル)と対戦する。
日本代表はこの日、日本選手団の支援拠点となる「ハイパフォーマンスサポート・センター」で練習を公開。6日に先陣を切る男子60キロ級の高藤直寿
(パーク24)と女子の近藤がそろって金メダルへの決意を語った。
打ち込みで汗を流した高藤は試合が迫って表情が引き締まってきた。「柔道を始めてからの夢である金メダルを取る。それだけです」と気合を込める。
柔道の日本女子で最年少の金メダル獲得を狙う21歳の近藤は寝技を繰り返すなど実戦を想定。「ダイナミックな柔道をしたい。金メダルを目指して頑張る」と
意気込んだ。

金メダル候補、海老沼は初戦でブラジル選手と対戦 柔道/リオ五輪
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160805/spo16080510390037-n1.html

柔道の組み合わせ抽選が4日に行われ、男子73キロ級で金メダルが有望な大野将平(旭化成)は、順当なら世界ランキング1位の安昌林(韓国)と準決勝で
対戦する。世界2位のオルジョフ(アゼルバイジャン)とは別ブロックになった。
 男子100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)は、1回戦でオクルアシビリ(ジョージア)と対戦。五輪2連覇が懸かるリネール(フランス)とは決勝まで
当たらない。同81キロ級の永瀬貴規(旭化成)は1回戦でチョクニャイ(ハンガリー)と対戦し、世界1位のチリキシビリ(ジョージア)とは別ブロックに入った。
 女子57キロ級で五輪2連覇を目指す松本薫(ベネシード)は、シルバ(ブラジル)と決勝まで当たらない組み合わせ。同48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)は
初戦の2回戦で、ロクマンヘキム(トルコ)とカリリョ(メキシコ)の勝者と当たる。ロクマンヘキムとは過去1勝1敗の対戦成績。

大野、カギは準決勝か=柔道リオ五輪組み合わせ〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500167&g=spo
 

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 17:43:30.21 ID:KB/6Zem3.net
リオ五輪柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)が、本番直前でのパンク危機を回避した。4日、100キロ級代表の羽賀龍之介
(25=旭化成)、90キロ級代表のベイカー茉秋(21=東海大)とともに成田空港からリオに向けて出発。「試合が近づくにつれ、楽しみな気持ちもあるし、不安な
気持ちもある。やるべきことはやってきた」と胸中を明かし、ロンドン五輪金メダルのテディ・リネール(27=フランス)の2連覇を阻止しての金メダル獲得を誓った。
2週間前にはヒヤリとする出来事もあった。外国人対策を進めている最中に左ヒザを負傷。一度は稽古を続けたものの、痛みを訴えたため練習を中断。
その後も数日間、乱取りができないピンチに陥った。しかし、所属先の賀持道明監督(46)は「それがなかったらパンクしていたかも」と逆にリフレッシュに
なったことを告白。打倒リネールに張り切るあまり、追い込みすぎていた部分もあったという。
休養中も上半身の筋力強化やイメージトレーニングを行い、影響は食い止めた。飛行機はエコノミークラスと手狭だが、原沢は気にすることなく機上の人となった。

【柔道男子】原沢久喜 2週間前の“ヒヤリ”が吉
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/575669/

柔道日本代表の男子重量級3選手が4日、成田空港からリオデジャネイロに向け出発した。100キロ超級の原沢久喜(24)=日本中央競馬会=は
前回王者テディー・リネール(27)=フランス=の自伝を熟読。世界選手権7連覇の絶対王者を「同じ人間」ととらえ、倒しにかかる。
敵を倒すにはまず知ることから始まる。原沢はリネール対策について「自伝を読んだ」と明かした。日本語訳が発売された直後の6月に購入。
最も印象に残ったのは「五輪の時は緊張した」という部分。試合前は毎回恐怖と闘う自分と重ね合わせ「同じ人間なんだな、そういう部分があるんだ」と
気づかされた。
絶対王者に対して日本勢は2勝17敗で、10年世界選手権無差別級で上川大樹が勝って以降、100キロ超級で7連敗中。対
戦経験がない原沢は先月のスペイン合宿で乱取りを行い、組み手の対応に手応えをつかんだ。順当にいけば対戦するのは決勝。
モバイル端末に試合動画を保存して持ち歩き、動画サイトで映像をチェックしたりと常に対戦を想定している。そこに「同じ人間」という意識が加われば、
付け入るスキは生まれてくる。
出発時には幸運にも恵まれた。ニューヨークまで13時間のフライトはエコノミーの予定だったが、関係者の交渉が実り、少し広いプレミアムエコノミーへの
アップグレードに成功。191センチ、122キロの体での長時間移動に「エコノミーはキツイっす」と話していただけに、粘り腰で“逆転勝利”を呼び込んだ。
前回ロンドン五輪で男子はまさかの金メダル0の屈辱を味わった。最も重い100キロ超級は1984年ロサンゼルス五輪・無差別級金の
山下泰裕強化委員長(59)が「最重量級の勝者こそ世界一。他の階級の金とはひと味もふた味も違う」と位置づける。背負う責任は自覚している。
「集中して戦い、金メダルを取りたい」。結果で日本のお家芸復権を証明する。

【柔道】原沢「同じ人間なんだ」怪物リネール攻略本読んだ!絶対王者も「緊張」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160805-OHT1T50077.html

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 22:05:50.26 ID:FV58PMhp.net
リオデジャネイロ五輪で6日、柔道男子60キロ級に高藤直寿(23)=パーク24=が初出場する。そこには、1学年先輩で練習パートナーを務める
伊丹直喜さん(23)=東海大大学院=の支えがあった。高藤は「最高の舞台で金メダルを取り、喜びを分かち合いたい」と誓う。
高藤は小学4年の時、東京都内の柔道クラブで5年生の伊丹さんと出会った。2人は柔道の名門、東海大相模中学・高校に進み、高校時代はともに
寮生活をした。体格が近く同階級で度々対戦したが、いつも高藤が勝った。
伊丹さんは「高藤は天才と言われるが実際は違う。人に見えないところで汗をかき、誰よりも柔道を研究していた」と話す。高藤は高校3年時に講道館杯で準優勝した。
「年下のライバルのはずが、純粋に応援していた」
2人は東海大に進んだが、伊丹さんは選手を諦め高藤の練習パートナーの道を選んだ。練習スケジュールに自分の生活を合わせ、大きな国際大会は一緒に
行ってウオーミングアップなどを助ける。
高藤は2013年にリオで開かれた世界選手権で優勝を果たすなど着実に力を増した。一方で、生活の乱れも目立つようになり、14年の世界選手権では遅刻を
原因に全日本柔道連盟から処分された。批判を浴び、翌年の世界選手権には出場すらできなかった。
柔道関係者の間には高藤のリオ五輪出場を絶望視する人もいたが、伊丹さんは東海大大学院に進み高藤の練習パートナーを続けた。?り、飲みに誘って愚痴を
聞き、私生活の相談にも乗った。
対戦相手が決まると過去の試合映像をチェックしてデータ収集する。相手の癖を見抜いて可能な限り自ら再現し、高藤とともに実際に試合の戦略を練った。
「高藤は僕の顔色で自分の調子を測ろうとするから、コンディションが悪い時は表情が出ないようにするのに苦労する」という。
高藤は14年秋に生まれた長男登喜久(ときひさ)ちゃん(1)の名前に、伊丹さんの名前から一字を取るほど感謝している。伊丹さんはリオに同行して調整役
を担いながら、「高藤にとって世界選手権で初優勝した思い出の土地。最高の状態で畳に送り出したい」と語った。

五輪柔道:小学時代から汗も涙も二人三脚 高藤直寿
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160806/k00/00m/050/157000c

柔道は男女とも充実した布陣が整った。中でも競技3日目の8日は男女のエースが登場する。男子は初出場初優勝を狙う73キロ級の大野将平(旭化成)、
女子は2連覇に挑む57キロ級の松本薫(ベネシード)。男女そろっての金メダルも有力だ。
大野は2013、15年の世界選手権を制しており「『大野にはもう勝てない』と思わせる圧倒的な勝利を目指す」と自信がみなぎっている。筑波大にも
所属していた世界ランキング1位の安昌林(アン・チャンリム)=韓国=との対戦が予想される準決勝が山場だが、内股と大外刈りなど技の切れ味では一枚上だ。
松本は12年ロンドン五輪後、古傷の右肘を手術し、1年のブランクがあったが、昨年の世界選手権を制して復活した。闘志に巧みさも加わった28歳は
「知性ある野獣として戦う」と独特の表現で意気込みを語る。
ロンドン五輪銅メダルのオトンヌ・パビア(フランス)との対戦が予想される準々決勝以降は接戦が必至。調子の波をなくせるかがカギとなる。
史上初めて金メダルゼロだったロンドン五輪の雪辱を期す男子は、前回銅メダルの66キロ級の海老沼匡(パーク24)以外は初出場だが、
60キロ級の高藤直寿(同)、81キロ級の永瀬貴規(旭化成)も金メダルを狙える。3大会連続出場の女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は、
13、14年世界選手権連覇のマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)との対戦が予想される準決勝が山場だ。

五輪柔道:大野将平と松本薫は「金」有力
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160806/k00/00m/050/031000c

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 00:22:01.73 ID:5Va1RIQe.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子日本代表で、100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)、100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)、
90キロ級のベイカー茉秋(東海大)の重量級3選手が5日、リオデジャネイロに到着した。
長旅に加え、搭乗機が1時間以上遅れたこともあり、3選手はやや疲れた様子。リオデジャネイロの国際空港では報道陣に対応せず、選手村に向かった。
柔道は6日に始まり、男女ともに軽い階級から1日1種目ずつ実施される。

原沢ら重量級3選手がリオ入り/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160805/rio16080522400108-n1.html

 リオデジャネイロ五輪でメダルラッシュが期待される柔道が6日(日本時間)から始まる。先陣を切るのは、男子が60キロ級の高藤直寿(23)、
女子が48キロ級の近藤亜美(21)だ。近藤が幼いころに鍛錬を重ねた愛知県大府市の大石道場は、7大会連続で五輪代表を輩出。「子供を育てるには
基礎をきちっと教える」。道場主の大石康さん(73)が守り続けてきた信念は、尊敬する先輩の教えでもあった。
大石さんは小学5年で柔道を始め、高校卒業後は実業団柔道の強豪、富士製鉄(現・新日鉄住金)に入社。そこで出会ったのが、日本重量級のエース、
神永昭夫さん(故人)だった。「柔道も仕事も一生懸命。そんな姿にひかれとった」。大石さんは振り返る。
それから3年。1964年東京五輪が開催された。柔道が正式種目に採用され、威信を懸けた全階級制覇に期待が高まる中、神永さんは無差別級決勝で
オランダの巨漢、アントン・ヘーシンクさん(同)に一本負け。翌年、引退を決意した神永さんは、大石さんにこう語りかけたという。
「これからの日本の柔道は基礎からしっかり教えないと、ヘーシンクのような体の大きな相手のいる世界の柔道に勝てなくなるよ」
その言葉は大石さんの心に深く刻まれた。ほどなく大石さんも引退。「少年柔道の指導者になろう」との思いが募り、神永さんに伝えると「人には生きがいが
必要だ」と背中を押してくれた。周囲が反対する中、準備を重ねて大石道場を開いたのは昭和50年のことだった。
神永さんの言葉通り、門下生に教え込んだのは柔道の基礎。子供は一人一人、性格も違えば、成長で体形も変わる。最初は気弱だった子供も、
努力を重ねればたくましく成長する。
「長い目で見て育てる。そのために、子供に目標や夢を抱かせるような指導をしなきゃいかんということですよ。柔道を好きになるように、そして続けていこうと
思わせることが大切」
それぞれの長所を見つけて伸ばすことを心がけた。1992年バルセロナ五輪に門下生の吉田秀彦さんが出場し、金メダルを獲得。以降、谷本歩実さんが
2004年アテネ、2008年北京の両五輪を連覇するなど、途切れることなく門下生が五輪に出場し、いつしか名門道場として知られるようになった。
五輪出場のたすきをつないだのが近藤だ。「リオデジャネイロオリンピックで必ず金メダルを取ります!!」。今年の正月、近藤の年賀状にはこんな言葉が
つづられていた。
「負けん気の強さ、試合中の臨機応変さが優れとるところ」と語る大石さん。「一本取るという強い気持ちで攻めることが亜美の持ち味。それさえしっかり
やっていれば勝てる」。老師はリオの会場で、教え子の活躍を見守る予定だ。

近藤がつないだ7大会連続代表輩出のたすき 道場主の大石康さん「基礎をきちっと教える」柔道
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160805/spo16080522250109-n1.html

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 02:37:47.46 ID:5Va1RIQe.net
国際柔道連盟(IJF)は5日、リオデジャネイロで理事会を開き、2019年世界選手権の開催地を東京に決定した。全日本柔道連盟副会長でIJFの
山下泰裕理事は20年東京五輪のテスト大会とする意向で、会場は五輪と同じ日本武道館を予定。時期は8月後半を見込んでいるという。
来年10月の世界ジュニア選手権開催地は北朝鮮の平壌を条件付きで承認。IJFは選手団などの受け入れ態勢整備など、複数の懸念事項を
12月までにクリアしなければ白紙にするとした。
東京での世界選手権は10年以来で4度目。日本開催は千葉と大阪を含め6度目となる。18年はバクーが初開催。17年大会は既にブダペストで決まっている。

19年世界柔道は東京で開催 会場は五輪と同じ日本武道館を予定
http://www.sanspo.com/sports/news/20160806/jud16080601530001-n1.html

国際柔道連盟(IJF)は5日、リオデジャネイロで理事会を開き、2019年世界選手権を東京で開催することを決めた。会場は東京・日本武道館で、
8月後半に行われる。20年東京五輪のテスト大会の位置付けとなる。日本での開催は10年大会以来6度目。
IJF理事を務める全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は「(開催地に決まり)ほっとしている」と話した。

世界柔道、19年は東京開催=20年五輪のテスト大会に−IJF
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080600027

リオデジャネイロオリンピックで、メダル量産を最重要課題とする柔道では、先陣を切る2人が、最終調整を行った。
男子60kg級の高藤直寿選手(23)は、打ち込みで技を確認。
普段は自由奔放な、23歳の決意は固かった。
高藤選手は「本当に、ただ勝ちたい、金メダルを取りたいという思いだけです」と話した。
一方、女子48kg級の近藤亜美選手(21)は、ランニングのあと、寝技の動きを確認。
柔道リオ代表最年少の21歳は、大胆不敵だった。
近藤選手は「(初めてのオリンピックは?)今のところ、楽しいです。48kg級代表という誇りを持って、金メダル目指して頑張りたいと思います」と話した。

リオ五輪 柔道の高藤直寿選手と近藤亜美選手が「金宣言」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00332565.html

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:44:15.90 ID:pmFs4Z1L.net
柔道の世界選手権が、東京オリンピックの前の年の2019年に東京で開かれることが決まりました。
これは国際柔道連盟が5日にリオデジャネイロで開いた理事会で決まりました。
柔道の世界選手権は、夏のオリンピックがある年を除いて毎年開かれ、全日本柔道連盟は、2019年の世界選手権を東京オリンピックのプレ大会と
位置づけて立候補していました。
大会は、東京オリンピックでも柔道の会場となる日本武道館で行われる予定で、1年後のオリンピックの成績を占う重要な前哨戦となるとともに、オリンピックに
向け運営面でのさまざまな課題を検証する場ともなります。
国際柔道連盟の理事で全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は「東京オリンピックに向けて、すべての設備などをテストする機会になる」と話しています。
柔道の世界選手権が日本で開催されるのは、2010年の東京大会以来6回目となります。

柔道世界選手権 2019年に東京で開催決定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160806/k10010623741000.html

国際柔道連盟(IJF)は5日、リオデジャネイロで理事会を開き、2019年世界選手権の開催地を東京に決めた。来年の世界ジュニア選手権は北朝鮮の平壌を
開催地とすることを条件付きで承認した。
19年世界選手権は20年東京五輪のテスト大会と位置付け、会場は五輪と同じ日本武道館を予定している。時期は8月後半となる見込み。IJFのビゼール会長は
「東京五輪の大事な前哨戦となるだろう」と話した。
東京での開催は10年以来4度目で、日本開催は千葉市と大阪市を含め6度目となる。18年はアゼルバイジャンのバクーが初開催する。17年大会は既に
ブダペストで決まっている。
世界ジュニアについて、ビゼール会長は「柔道を通じて、北朝鮮が国際社会に対して閉ざしている扉を開けたい」と意義を説明した。北朝鮮の政府高官が
IJF理事会で状況を説明し、査証(ビザ)の保証などを確約したという。選手団などの受け入れ態勢整備などの懸念事項を12月までにクリアすれば、
正式に決定する。

2019年の世界柔道は東京開催 17年ジュニア選手権は平壌
http://www.sanspo.com/sports/news/20160806/jud16080609040002-n1.html

ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長は5日、リオデジャネイロ五輪ロシア代表の全11選手の出場を認めたことに
「彼らは国外検査や競技外検査など、厳しい基準を全てクリアした」と説明した。
ロシアは柔道で屈指の強国。ビゼール会長は「ロシアの一部の人間は大きな過ちを犯した。IJFは国でなく、あくまでも高潔な選手を支持した」と姿勢を強調した。

ロシア11選手は「厳しい基準をクリアした」と国際柔道連盟会長
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160806/rio16080609030031-n1.html

南米初となるリオデジャネイロ五輪が今日5日(同6日)、開幕する。その開催国、ブラジル柔道チームに日本人女性コーチがいる。藤井裕子さん(33)。
13年からリオデジャネイロに住み、新婚生活、出産、育児を経験しながら指導を続けた。
藤井さんに聞くと、日本とブラジルの柔道事情は大きく違う。柔道に向かう姿勢は「日本人はコツコツやった延長線で試合があるが、ブラジル人は試合という
『ゲーム性』が好きで『戦いたい』という気持ちが強い」という。選手環境については、企業に雇われている日本の方が、引退後の生活も保障されている。
ブラジルは「多くの人が軍隊に所属している。契約は有期でその後は保障されない」と説明した。
ブラジルの柔道事情 1920年代に日本移民によって柔道が伝わり、普及が進んだ。ブラジル国籍を取得した石井千秋氏(栃木県出身)が72年ミュンヘン五輪
で同国初のメダル(銅)をもたらすと、柔道人気が急上昇。同国柔道連盟によると、競技人口は約200万人で世界最多という。日本は約18万人。ブラジルの
これまでの五輪メダル獲得数は計19個(金3、銀3、銅13)。柔道強豪国の評価は揺るがない。

ブラジル人はゲーム性が好き、闘争心旺盛/柔道事情 - 五輪一般
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/general/news/1690191.html

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:44:48.98 ID:pmFs4Z1L.net
日本代表は4日、選手村近郊のハイパフォーマンスサポート・センターでの練習を公開。
6日の男子60キロ級に出場する高藤直寿(23)=パーク24=は約1時間半、ベンチコートを着たまま減量を意識したメニューを消化。
「本当にただ勝ちたい。金メダルをとりたいという思いです」と表情を引き締めた。「柔道界の異端児」と呼ばれる、独創性あふれる技の持ち主が、
世界にその名をとどろかせる。

高藤、減量意識メニュー消化「勝ちたい、金メダルとりたい」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160806/rio16080605010013-n1.html

男子60キロ級の高藤は妻の思いも背負って金メダルに挑む。
「2人で一緒に戦ってきて僕が代表して戦う。その思いも畳の上でぶつけたい」。14年6月に結婚した妻・志津香さん(27)は柔道の元強化選手。
1歳の長男・登喜寿君は観戦を見送ったものの、志津香さんには「五輪は一生に一度出られるかどうかのもの。だから来てほしい」と現地での応援を直訴した。
「通過点ではなく最終目標。自分らしく生き生きとやりたい」と“自分たち”の夢のために戦う覚悟を示した。

男子60キロ級・高藤 妻と一緒に「最終目標」挑戦
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/06/kiji/K20160806013103430.html

史上初の金メダル“ゼロ”という大惨敗に終わったロンドン五輪から4年――。お家芸復活の使命を課せられた“男子柔道”にあって、最も表彰台に近いと
目されているのが、73キロ級代表の大野将平(24)である。かつて暴力事件が取り沙汰された男は、90日間の謹慎生活を経て、何かが変わったという。
全日本柔道連盟(全柔連)で監事を務める山口香氏も、彼の活躍に大きな期待をかける。
「同じ階級の海外選手と比べても、大野選手の技術は抜きん出ています。組み方、体の捌(さば)き方、技の入り方のどれを取っても隙がない。彼が金メダルを
獲得する確率は80%近いと思います」
ソウル五輪で銅メダルに輝いた“女・姿三四郎”は、こう太鼓判を押す。
大野の世界ランキングは現在4位だが、今年2月にドイツで開催された柔道グランプリ大会では、準決勝でランキング1位の韓国の強豪・安昌林(アンチャンリム)
から技ありを奪って優勢勝ち。決勝でも2位の選手を破って優勝を果たしている。
その結果、
「体操の内村航平や、レスリングの吉田沙保里と並んでリオ五輪の金メダル候補に数えられるようになりました」(スポーツ紙記者)
その一方、悲願まであと一歩に迫った柔道家には、畳の外で“警告”を喰らった苦い過去がある。
不祥事が発覚したのは2013年9月。大野が世界選手権で初優勝を飾った、翌月のことだ。
「問題となったのは天理大学柔道部で起きた暴力事件でした。4年生の男子部員が複数の1年生に暴行を加え、鼓膜を破るケガを負った者までいた。当時、
主将だった大野自身も後輩を平手打ちしていたことが分かり、全柔連は彼に3カ月間の登録停止処分を下し、強化指定選手からも外されたのです」(同)
“柔道をやめたい”
謹慎処分を言い渡された大野は一時、山口県の実家に身を寄せている。
当時の様子を、小学生時代の恩師である「松美柔道スポーツ少年団」の植木清治団長が明かす。
「将平が家族に“柔道をやめたい”と漏らしたとは聞いていました。ただ、謹慎中もうちの道場に足繁く通って、子供たちに稽古をつけてくれた。同じ道場出身の
世界チャンピオンですから、20人くらいの子供たちが将平の周りに群がってね。本人は複雑な思いがあったと思いますが、“順番に教えてやるから”と言って、
得意技の内股や大外刈りを指導していました」
実は、大野自身も大学1年の頃に「先輩から暴力を振るわれている」と植木氏に相談したという。皮肉にも、問題が表沙汰になったのは彼が主将の時だったが、
「励ましの意味で後輩を叩いてしまった、と反省していました。一方で、“自分の名前に傷がついても、暴力を防止する改革が進めばいい”とも話していた」
天理大学柔道部師範の土佐三郎氏はこう言う。
「東日本大震災の被災地でのボランティアも経験しましたし、3カ月の謹慎生活で大野が精神的に成長したのは間違いありません。リオ五輪では、苦悩を
乗り越えて柔道に打ち込んできた姿を見てやってほしい」
日本柔道界、そして、彼自身の汚名を返上する大一番は目前に迫っている。

【リオ五輪】柔道代表「大野将平」 暴力事件の謹慎90日間を経て成長
http://news.ameba.jp/20160806-100/

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:45:29.97 ID:pmFs4Z1L.net
リオデジャネイロ五輪は5日(日本時間6日午前6時)に開会式が行われ、翌6日には本格的に各競技が始まる。柔道日本代表は4日、選手村近郊の
ハイパフォーマンスサポート・センターで練習を公開。競技初日6日に先陣を切る女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=は日本勢最年少
金メダルで弾みをつけることを誓った。
歴史に名を刻む権利がある。2012年ロンドン五輪の金メダルは、女子57キロ級の松本薫(ベネシード)ただ一人。日本のお家芸復活へ、近藤が先陣を切る
重要な役目を担う。約1時間半の練習後、金メダル獲得を宣言した。
「なかなか最年少でとれるチャンスは巡ってこない。しっかり名前が残るようにしたい」
日本人金メダル第1号とともに、柔道男女通じて最年少となる可能性もある。これまでの最年少は2004年アテネの塚田真希で22歳。21歳の近藤にとって
最初で最後のチャレンジだ。「調整はしっかりできている」。緊張感に満ちた柔道場でも時折、笑顔を見せてリラックスムード。「選手村とかすごい。コーラが
好きなんですけど、たくさん置いてある。今のところ楽しい」とちゃめっ気たっぷりに笑った。
発奮材料には事欠かない。観戦予定の両親は、ともに8月中旬がバースデー。「五輪の金メダルを誕生日プレゼントにしたい」。組み合わせ抽選も終わり、
初戦の2回戦で昨年5月のマスターズ大会で敗れたディララ・ロクマンヘキム(トルコ)と対戦する可能性がある。それでも「これが一本だと分かるダイナミックな
柔道をしたい」と自信は揺るぎない。
「先陣を切る責任はもちろん、48キロ級の誇りを持ってしっかり金メダルを目指して頑張りたい」
かつて谷亮子が君臨した伝統の階級。2014年に世界選手権を制したニューヒロイン候補が若さを前面に押し出し、大舞台で弾ける。

弾みつける!近藤、最年少“金”で「名前を残す」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160806/rio16080605030022-n1.html

競技初日の6日に登場する柔道女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=には、ずっと追い続けてきた背中がある。出身道場の先輩で、
五輪2連覇を果たした谷本歩実・女子代表コーチ(35)だ。名古屋市にある近藤の実家には、谷本が近藤に贈った「勝負心」と描かれた色紙が、
今も大切に残されている。
色紙の日付は、谷本が初めて五輪の舞台に挑む直前の2004年6月27日。「勝ち負けは全て自分の心が決める。当時の女子の指導者だった古賀稔彦先生に
教えられた勝負師になるための心」と、谷本は当時を懐かしそうに振り返った。
谷本は言葉通り、強気の柔道でアテネ五輪を制し、大石道場(愛知県大府市)に凱旋(がいせん)。このとき「おまえには負けねえ」と、挑戦状をたたきつけたのが、
10歳にも満たない小学3年だった近藤だ。
「昔から負けん気が強い。道場にいくと、一番にやってきて、練習しようよって。組むやいなや、背負い投げ、大外刈り…。全部の技をぶつけてきて、これでも
かってくらい。当時から、動きは抜群でした。当時から『私もオリンピック選手になりたい。金メダル取りたい』って何度も手紙をくれた。この子は来るなってのは
あった」と谷本。大器は子どもころから大器だった。
アテネ、そして続く北京五輪でオール一本勝ちという偉業を成し遂げた谷本。一本は谷本にとって柔道の神髄と言ってもいい。
「わたしも一本を取る柔道を教わってきた。子どもたちにも一本を取る柔道をやってほしい」と語っていた。その言葉を受け継ぐように、近藤は「リオでは
誰が見ても一本と分かるパフォーマンス性のある柔道をする」と言い切る。
2大会連続金メダルをオール一本勝ちで成し遂げた偉大な先輩を追って、いよいよ出撃の時が迫る。「あの子、私に『オリンピック3大会行きます』って言ってきた」。
小学生の時に宣言した「谷本超え」へ。試合は、日本時間で6日午後10時から始まる。

[柔道]近藤亜美、谷本先輩超え第一歩だ:スポーツ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2016080602000191.html

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:46:38.12 ID:pmFs4Z1L.net
最年少金メダルで日本柔道の誇りを取り戻す。柔道は今日6日から男女7階級、7日間に及ぶ戦いの幕が開く。初日に登場する女子48キロ級の
近藤亜美(21=三井住友海上)は、同級では3大会ぶり、偉大な先輩を超える日本女子最年少優勝へ意欲満々。4日に行われた組み合わせ抽選では
初戦から難敵が並んだが、大技での一本勝ちで撃破を誓った。
重圧を感じさせないはつらつとした口ぶりが、トーンの高まりを帯びた。「そんなチャンスは巡ってくるものではない。せっかくなので挑戦しよう。名前が残るよう
に頑張りたい」。近藤はしっかりと偉業を見据えた。21歳2カ月での五輪金メダルなら、日本柔道女子では最年少。04年アテネ五輪78キロ超級の
塚田真希(22歳7カ月)を上回る。同級の伝統を築いた谷亮子も、初戴冠の00年シドニーは25歳だった。「48の誇りを持って」。覇権奪回で名を刻む。
道は険しい。組み合わせでは初戦の2回戦で難敵と対戦が濃厚。15年マスターズで1回戦負けしたロクマンヘキム(トルコ)で、南條監督は「マークしていた選手。
足(技)がきく選手。技もしっかりしている。後手にならないように」と警戒を強めた。さらに準々決勝では2月のグランドスラム・パリ大会の初戦で一本負けした
ガルバドラフ(カザフスタン)も待つ。近藤は「借りを返して初優勝したい」と雪辱を期した。
減量は順調に進んだ。筋力がついたことで代謝量が増加。2月のパリでは逆に体重が減りすぎたことが敗因の1つ。今回は減らして、増やして、また減らす
調整法で、「完璧です」と生気あふれる顔を緩ませた。
谷亮子が築いた「誇り」を受け継ぎ、日本を勢いづける。「先陣を切る責任がある。金メダルは必須」「(見た人が)一本だと分かるダイナミックな柔道を見せたい」。
156センチの小さな体に、決意は宿る。

近藤亜美、柔道女子最年少金で先陣切り勢いつける - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690204.html

柔道の組み合わせ抽選会が4日、リオデジャネイロ市内で行われ、競技初日の6日に行われる女子48キロ級で日本勢の金メダル1号を目指す近藤亜美
(21)=三井住友海上=は、初戦の2回戦で昨年敗れたディアラ・ロクマンヘキム(トルコ)になる可能性が高くなった。この日は午前に練習を公開し、
軽快な動きを披露。男子60キロ級の高藤直寿(23)=パーク24=も「金メダルしか考えていない」と大一番に挑む。
日本女子の先陣を切る近藤にとって、金メダルへの挑戦は厳しい戦いの連続となりそうだ。初戦の2回戦で対戦が濃厚なのはトルコのロクマンヘキム。
昨年5月のマスターズ初戦で優勢負けした苦い経験がある相手だ。準々決勝は今年2月のパリで一本負けしたガルバドラフ(カザフスタン)。抽選を
見届けた南條充寿監督(44)は「マークしていた相手が入った。足技が効くのでしっかり対策しないといけない」と警戒を強めた。
近藤自身は相手に関係なく順調な調整ぶりだ。4日の公開練習では2時間にわたって軽快な動きを披露した。19歳だった2014年に世界選手権を制覇。
一時期、国際大会での初戦負けが続いたが、今年5月のマスターズを制して自信を取り戻した。シード選手として対戦が決まっていたガルバドラフに対しては
「やり返したい。日本に恥じない柔道で金メダルを取りたい」と宣言。ロクマンヘキムとともに、リベンジの相手が1人増えたことになる。
減量に関しても問題ない。リオ到着後は「寒くて汗をかけなかった」というが、ランニングなどを重ねて順調に消化。食事も3食とりながら、無理なく落とすことが
出来た。「選手村には(好物の)コーラがいっぱいあって」と誘惑もあるが「選手村は楽しい。これまでの大会と違ってスケールが大きい」と楽しみながら
調整をこなしている。
21歳3か月で優勝すれば、日本女子では04年アテネ大会78キロ超級・塚田真希の22歳8か月を超える最年少金メダル。8月は父・敬造さんと母・清美さんの
誕生月で、小さな頃から「金メダルが誕生日プレゼントね」と語り、多くを実現させてきた。「(最年少の)チャンスというのはなかなかないし、目立てると思う。
親には今回も金メダルを贈りたい」と気合を入れた。

【柔道】金1号へ、近藤亜美「日本に恥じない柔道で取りたい」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160806-OHT1T50028.html

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:46:58.30 ID:pmFs4Z1L.net
恐いもの知らずの21歳が“ヤワラ超え”に挑む。柔道の日本代表は4日、リオ市内で練習を公開。先陣を切る女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)は、
谷亮子ら歴代女子金メダリストの記録を塗り替える日本女子最年少での金メダル獲得を誓った。男子60キロ級では3年前にリオでの世界選手権を制した
高藤直寿(23=パーク24)が登場。日本男子2大会ぶりの金メダル獲得に挑む。
日本女子の看板階級を背負う責任、金メダルを期待される柔道の宿命も感じている。「柔道の名に恥じないように金メダルを獲りたい」。それでも重苦しくは
ならないのが近藤の特権だ。
「選手村の設備が凄い。何でも食べられるし、好きなコーラもたくさん置いてあった。やっぱり五輪だなって」。気迫のこもった声は普段より幾分か低いトーン
だったが、食い気で祭典の雰囲気を感じて笑顔を見せた。
食事の話が出たのは減量の影響もあるはずだ。ウエートトレーニングに取り組んだ成果で「筋肉をつけて代謝が良くなった」。おかげで体重が落ちやすくは
なったが、初戦で敗れた2月のグランドスラム・パリ大会では落ちすぎてしまったという。今回は一度リミットまで持っていき、戻した後にまた減らすという
方法を取った。試行錯誤してきたが「調整はしっかりできている。あとはやるだけ」と気合を込めた。
21歳での金奪取となれば日本女子では最年少記録を更新する。これまでの記録は04年アテネ五輪78キロ超級を制した塚田真希の22歳。「そんなに
最年少で取れるチャンスも巡ってこない。せっかく巡ってきたなら挑戦しようと。名前も残る」。谷亮子らそうそうたる顔ぶれを上回る記録となれば大きな
モチベーション材料だ。
4日に組み合わせ抽選が行われ、順当なら2回戦でトルコのロクマンヘキムと対戦することが決まった。昨年のマスターズで敗れた相手で、初戦から気の抜けない
組み合わせ。それでも近藤には目指す理想がある。「柔道はポイントでわかりにくい部分がある。これが一本と分かるダイナミックな柔道をしたい」。
“魅せる柔道”で最年少女王になる。その目は自分の可能性を信じていた。

近藤亜美 21歳いざ最年少金 アテネ塚田の22歳超え“狙う”
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/06/kiji/K20160806013103670.html

2年前の19歳の夏、高校を出たばかりでいきなり世界女王となった柔道女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)には勢いしかなかった。
何よりも嫌いだったのは減量と筋力トレーニング、そして実戦形式で練習する乱取り。技も体も究めようとはせず、ほどなく己の限界を知らされた。
はい上がろうとした道は、険しかった。
愛知の名門、大成高時代の走り込みのおかげで脚力は強かったが、腕も腹もつまめるほど。筋肉をつけると体が重くなって減量が苦しくなると誤解し、
トレーニングを避けていた。腕が太くなって好きな服が着られなくなるといった年頃の女子らしい理由付けも。柔道への思いは、その程度だった。
所属先で指導する貝山仁美コーチは言い含めながら耐えて、その時を待った。栄養もろくに考えず牛丼店で食べれば「なぜ?」と問いかけ、減量を
投げ出そうとすれば突き放した。考えに甘さがあった原石が光るのを待ち続けた。
1年で女王の座から転げ落ちた昨年の世界選手権での敗北が転機だった。外食から寮食に変え、自ら計量器具を買って栄養バランスに気を配るようになった。
週4〜5度の筋力トレーニングを続けたら汗が出やすくなり、減量で水分がすんなり抜けるようになった。
得意の払い腰は掛け方と技に入るタイミングが独特で、足が相手にしつこく絡みついて体で巻いてもっていく。さらに腕の筋肉をつけたことで釣り手を握る力が
増し、組み負けなくなった。所属先で1階級上の先輩、中村美里(三井住友海上)と乱取りを重ね、知らずと地力もついた。
谷亮子がかつて五輪を連覇した日本女子の看板階級で代表の座をつかむと、「伝統と責任を自覚している。先輩が築いてきたものを背負えるのは光栄」と
よどみなく話した。そんな発言の仕方も、以前とは明らかに変わった。嫌いだったものを一つ一つ消し去ってきた21歳。信じられる確かなものを積み上げ、
勝負の時を迎えた。

勢いだけでない強さ=限界破った柔道の近藤〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080600231

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 19:50:04.09 ID:pmFs4Z1L.net
柔道五輪メダリストの道産子姉妹が、リオデジャネイロ五輪に指導者として挑む。2004年アテネ、08年北京の両五輪を連覇した上野雅恵さん(37)=
旭川市出身=と、12年ロンドン五輪3位の順恵(よしえ)さん(33)=オホーツク管内湧別町出身=。現役時代の経験を生かして選手を支える2人の思いは一つ。
「選手に金メダルを取らせる」ことだ。
上野姉妹は1日にリオに到着した。これまでも世界大会や指導者の立場で訪れたことがある思い出の場所。2人は「わくわくしている。五輪の雰囲気
を楽しみたい」と開幕を心待ちにする。
柔道女子70キロ級で五輪連覇を果たした雅恵さんは、引退した09年に三井住友海上女子柔道部の特別コーチになった。ロンドン五輪では妹の順恵さんを
つきっきりで指導し、女子63キロ級での銅メダル獲得を支えた。一方、順恵さんは「偉大な存在」という姉の後を追い、13年に同部の特別コーチになった。
以来、二人三脚で世界を目指す若手の指導に力を注いでいる。リオ五輪では、雅恵さんが女子日本代表コーチとして、順恵さんは同部コーチとして、
同部所属の中村美里(52キロ級)、近藤亜美(48キロ級)両代表選手をサポートする。
「自分で戦うより、教える方がはるかに難しい」。2人は笑いながら口をそろえる。選手は一人一人、技術も考え方も違う。さらに、世界の柔道スタイルも刻々と
変化しており、2人で選手の性格や戦い方の特長を話し合いながら、指導を進めている。結果が出ずに歯がゆい思いをすることもあるが「今は選手が
勝ってくれることが何よりうれしい」(雅恵さん)という。 

柔道メダリスト道産子姉妹「金取らせる」 指導者としてリオに挑む
http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/olympic/2016rio/1-0301579.html

リオデジャネイロ五輪柔道女子78キロ超級代表の山部佳苗選手(25)=札幌出身=が12日、決戦を迎える。目指すのは1996年アトランタ五輪を制した
恵本裕子さん(43)=旭川出身=、2004年アテネ、08年北京両五輪連覇の上野雅恵さん(37)=同=に次ぐ、柔道で道産子3人目の金メダル。「
北海道が生んだ偉大な先輩に続く」と、視線の先には頂点しか見えていない。
「私もいつか、ここに並びたい」。五輪で金メダルを取った道産子の写真パネルが掲げられている道立総合体育センター「北海きたえーる」(札幌市)。
山部選手は旭川大学高時代、大会でここを訪れる度に2人のパネルを見上げ、五輪での活躍を夢見てきた。
国内での代表選考を勝ち抜き、ようやくたどり着いた大舞台。こだわるのは恵本さん、上野さんが見せてきた一本勝ちでの金メダルだ。恵本さんは、
アトランタ五輪61キロ級の決勝で左内またを決めて一本勝ちした。70キロ級の上野さんも、アテネ五輪は2回戦以外すべて一本勝ちで頂点に立ち、
北京五輪の決勝は開始1分足らずの一本勝ちで連覇を達成。山部選手は「先輩の勝負に対する姿勢を学びたい。一本を奪って頂点に立つ」と
得意技の払い腰で相手を投げるイメージを膨らませている。
そんな山部選手を先人の2人は期待を込めて見守る。女子日本代表コーチとしてチームに帯同している上野さんは「北海道から五輪選手が出てうれしい。
メダルを取ってみんなを喜ばせてほしい」。恵本さんも「同郷の山部さんが出ることに胸が高鳴る。五輪で勝つことは大変だが、自分の力を信じて戦ってほしい」
と神奈川県内の自宅からエールを送る。
山部選手は4日に現地入りし、日本選手の練習拠点で調整を始めた。コーチらと談笑するなどリラックスした表情を見せており、調整は順調そうだ。
「リオに入って気持ちが高まってきた。思いっきり戦いたい」と気持ちは臨戦態勢。長年の願いをかなえる畳の上へ、心技体の準備は整った。

道産子3人目金狙う 柔道・山部「2先輩に続く」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/olympic/2016rio/1-0301397.html

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 01:42:38.05 ID:VEBEYYjt.net
日本柔道の復権を懸けた闘いが始まった。リオデジャネイロ五輪が開幕し、金メダル14個という日本の目標へ、鍵を握るのが柔道だ。4年前のロンドン五輪で
男子は史上初の金メダルゼロに終わり、女子代表における暴力指導や全日本柔道連盟(全柔連)の助成金不正受給などの不祥事が発覚。本家の威信は地
に落ちた。2012年11月に就任した日本男子の井上康生監督(38)=宮崎市出身=にとって「勝負の畳」となる。
練習はもちろん、服装や減量方法など、あらゆる面で改革を進めた。選手を、自らを鼓舞したキーワードは「覚悟」と「誇り」だ。
「覚悟を持ってやる」と宣言し、監督として初めて世界選手権に挑んだ13年は全7階級で3個の金メダルを獲得。81キロ級から100キロ超級までの4階級は
メダルにも届かなかったが、井上監督は訴え続けた。「誇りを失った集団ほど惨めなものはない。日本代表は潜在能力の高い集団だ。自分たちを信じてやり抜けば、
屈辱を雪辱に変えられる」
闘う集団への成長を感じ取って臨んだ昨年の世界選手権。低迷が続いた100キロ級で羽賀龍之介選手(旭化成)=宮崎県延岡市出身、81キロ級では
永瀬貴規選手(同)=長崎市出身=が優勝した。ともに高校時代から注目してきた選手だ。
100キロ級は自らが頂点に立った階級ながら14年の世界選手権で代表派遣を見送り、けがもあって伸び悩んでいた羽賀選手を目覚めさせた。
永瀬選手は強化させた寝技で決勝を一本勝ち。長い手足と体形が似ていて寝技が得意だった1996年のアトランタ五輪71キロ級金メダリスト、
旭化成の中村兼三監督=福岡市出身=に指導を頼んだ。
確かな目と的確な判断、そして実行力は畳を離れても変わらない。柔道は軽い方から1階級ずつ7日間ある。日本での最終調整の時間を確保するため、
7人の代表は日にちを置いて3班に分けて出発。5日の開会式も欠席した。「環境に合わせるのではなく、力を発揮できる環境をつくった」。2000年の
シドニー五輪はオール一本勝ちで金メダルを獲得し、04年のアテネ五輪では日本選手団の主将を務めて惨敗した自身の経験を踏まえて決断した。
「覚悟を決めないと逃げたり、人のせいにしたりする。選手に言いながら自分にも言い聞かせてきた」。誇りをまとった教え子たちの表情は、4年前の代表とは
明らかに違う。

日本柔道復権「勝負の畳」 井上康生・男子監督、不振や不祥事雪辱へ「覚悟」
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/riodejaneiro_kyushu/article/264507

まさか…。柔道男子60キロ級準々決勝で高藤直寿(23=パーク24)は、パピナシビリ(ジョージア)に3分5秒、隅返しで一本負け。悲願の金メダルはならなかった。
まさに一瞬のスキをつかれた。先に「指導」のポイントを奪って優勢となった時、パピナシビリは高藤の左腕を取りながら右腕で帯をつかんだ。そのまま後ろに
ぶん回して畳に叩きつける。不意をつかれた高藤はぼうぜんと主審の「イッポン!」のコールを聞くしかなかった。
男子代表は前回ロンドン五輪で金メダルゼロの屈辱。先陣を切った高藤には大きな期待がかかったが、やはり初出場の重圧があったのか。
ニッポン柔道にとっても勢いをつけたいところで、大きな星を落としてしまった。

【柔道男子】60キロ級・高藤 まさかの一本負けにぼうぜん
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576366/

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 01:45:30.27 ID:VEBEYYjt.net
金メダル量産が期待される柔道競技がスタート。女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)はカリージョ(メキシコ)に4分、
一本勝ちして準々決勝へ進出した。
組み際に積極的に技をかけてくる相手になかなかペースを握れなかったが、得意の寝技で攻勢をかけた。3分過ぎには相手が場外に出て
「指導」のポイント。さらに終了間際に横四方固めで押さえ込み、相手が「参った」した。
「調子に波がある」と言われる近藤だけに、金メダルへまずまずのスタートとなった。

【柔道女子】48キロ級・近藤 一本勝ちで準々決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576328/

柔道女子48キロ級準々決勝で、近藤亜美(21=三井住友海上)はガルバドラフ(カザフスタン)に3分55秒、横四方固めで一本勝ちして準決勝に進出した。
ガルバドラフは今年2月のグランドスラム大会で片手絞めで一本負けしている嫌な相手。2分30過ぎには裏投げであわやの場面をつくられると、続けざまの
裏投げを食らって技ありを奪われてしまう。それでもすぐさま払い腰で反撃。得意の寝技に移行すると、場外際で押さえ込み、逆転勝利を収めた。
初出場とは思えぬ冷静な柔道を披露。日本女子柔道では史上最年少、日本の48キロ級では2004年アテネ五輪の谷亮子以来となる金メダルまであと2勝だ。

【柔道女子】48キロ級・近藤が逆転一本勝ちで準決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576351/

女子48キロ級近藤亜美(21=三井住友海上)が逆転勝ちで準決勝に進出した。
2月のグランドスラム・パリ大会の初戦で敗れていたガルバドラフ(カザフスタン)に裏投げで技ありを取られる苦しい展開となった。だが試合終了直前に
得意の寝技に持ち込み一本勝ち。逆転勝利を収めると手をたたき、ガッツポーズで喜んだ。

近藤亜美メダル王手!逆転一本勝ちで準決勝へ - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690613.html

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 18:49:33.31 ID:cVE4YqTW.net
初日は金メダルならず…。柔道女子48キロ級準決勝で近藤亜美(21=三井住友海上)がパウラ・パレト(アルゼンチン)に優勢負け。
柔道競技初日の日本勢の金メダルはなくなった。
パレトは昨年の世界選手権で優勝した強敵。30歳のベテランだが、試合運びは秀逸。いれ込む近藤の立ち上がりをついて、
いきなり袖釣り込み腰で技ありを奪った。
開始早々にビハインドを許した近藤は、得意の寝技で逆襲。押さえ込みを狙ったが、徹底的に場外際で技をかけてくるパレトを仕留められない。
焦った近藤はパレトの巧みな組み手に翻弄されてそのままタイムアップ。経験の差がここ一番で表れてしまった。

【柔道女子】48キロ級・近藤 準決勝でパレトに敗れる
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576392/

女子48キロ級近藤亜美(21=三井住友海上)が13年の世界女王ウランツェツェグ・ムンフバット(モンゴル)に優勢勝ちし、初の五輪で日本勢大会第1号となる
銅メダルを獲得した。
ゴールデンスコアの延長戦突入寸前の残り4秒で背負い投げ。一度はポイントなしで試合が再開されたが、有効に訂正されてメダルが決まった。
その瞬間は笑顔を見せたが、試合後は金メダルを取れなかった悔しさからか、準決勝に続き大粒の涙を流した。
「勝ったときはメダルがあるとないとでは全く違うという気持ちだったので、ホッとした。でも終わってみれば銅メダルということで、情けない気持ちでいっぱい。
ムンフバット選手はいつもと顔つきが違っていたので、半端な気持ちでは勝てないと思った。実力の差を見せつけられた大会でした」。インタビューでは
悔しさに目を赤くしながらも、最後は笑顔も見せた。
ただ、時間が経つほど悔しさが込み上げた。表彰式でも唇を結び、もらった銅メダルを見ることもしなかった。表彰台でただ1人、ぎこちない笑顔しか
つくれなかった。
「より悔しくなりました。応援して下さった方に感謝の気持ちもあるんですけど、悔しい気持ちもあるので苦笑いです。すみません。(両親は喜んでいたが)
銅メダルで笑ってほしくなかったです。(大会の)雰囲気は私の中では変わったところはなくて、選手みんなが死にもの狂いでくるのが、ちょっと変わった
ところかな。(金メダルとの距離は)まだまだ私には及ばないと分かったので、まだ4年あるのでしっかり頑張っていきたい。」。
五輪金メダルの難しさを実感する一方、準々決勝の逆転勝ち、3位決定戦の終了間際のポイントと、あきらめない精神力も見せ、東京五輪への可能性も
大いに感じさせた。早くも口にした4年後の目標へ、気持ちはすでに走り始めた。

近藤亜美が銅!今大会日本勢メダル1号も「悔しい」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690650.html

リオデジャネイロ五輪第2日(6日、カリオカアリーナ2)柔道女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=は、3位決定戦でムンフバット(モンゴル)に
優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。
近藤は、準決勝で昨年の世界女王パレト(アルゼンチン)に敗れたが、今大会の日本勢メダル第1号となった。
近藤亜美の話
メダルがあるとないとでは全然違う。勝った瞬間はほっとした。でも終わってみれば銅メダルなので情けない気持ち。実力の差を見せつけられた大会だった。

近藤亜美が銅! 日本のメダル第1号/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160807/rio16080704490033-n1.html

先陣を切って登場した女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=は3位決定戦でウランツェツェグ・ムンフバット(26)=モンゴル=と対戦した。
延長戦にもつれ込むかと思われた、終了間際に隅落としで有効を奪い、銅メダルを獲得した。日本選手のメダル第1号となった。
近藤は初戦となった2回戦、準々決勝と2試合続けて一本勝ちしたが、準決勝で準決勝では昨年の世界チャンピオンのパウラ・パレト(30)=アルゼンチン=に
優勢負けを喫した。
近藤亜美「もう無理だと思っていたのですが、相手の監督から『メダルが有ると無いとでは違う』と言われて悔しかった。(準決勝は)力のなさが出た。
しっかり受け止めて、東京五輪に向けやり直したい。すみませんでした。申し訳ない気持ちでいっぱいです」

【柔道】メダル1号は近藤亜美、女子48キロ級で銅メダル!
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160807-OHT1T50081.html

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 18:50:52.42 ID:cVE4YqTW.net
lリオデジャネイロオリンピック、柔道女子48キロ級で近藤亜美選手が3位決定戦に勝って、銅メダルを獲得しました。今大会、日本にとって最初のメダルです。
おととしの世界選手権で優勝した近藤選手は、初戦の2回戦から順当に勝ち上がり、準々決勝では先に技ありのポイントを奪われましたが、残り僅か5秒、
寝技で一本勝ちしました。準決勝は、去年の世界選手権で優勝したアルゼンチンの選手に開始20秒すぎに技ありのポイントを奪われ、そのまま敗れ、
3位決定戦に回りました。
3位決定戦に臨んだ近藤選手はモンゴルの選手と対戦し、互いに決め手を欠きましたが、終了間際に有効のポイントを奪って優勢勝ちし、銅メダルを
獲得しました。近藤選手は初めてのオリンピックで銅メダルを獲得し、今大会、日本にとって最初のメダルとなりました。
この階級の金メダルは、アルゼンチンのパウラ・パレート選手でした。
近藤選手は「準決勝で負けたあと、監督やコーチの話も耳に入らないくらいショックで気持ちを切り替えられなかった。ただ3位決定戦で相手の気迫を感じて、
自分も攻めないといけないと思った。日本柔道で銅メダルは本当に恥ずかしいことだと思っているが、これを4年後の東京オリンピックで挽回できたらと思う」と
悔しそうに話していました。
「よく頑張った」
近藤選手の両親は会場で娘の試合を見守りました。父の敬造さんは試合後、「『おめでとう。よく頑張った』と言ってあげたい。準決勝で負けてからもう
一度気持ちを立て直すのは大変だったと思う」とねぎらっていました。また、母の清美さんは「娘にありがとうと言いたい。いい思い出ができた。最高のことが
目の前で見られてうれしいです」と話していました。
近藤亜美選手とは
女子48キロ級の近藤亜美選手は愛知県出身の21歳。今回が初めてのオリンピックです。得意技の払い腰を武器におととしの世界選手権に初めて出場して、
いきなり優勝を果たしました。その後は、去年の世界選手権で3位に終わるなど国際大会で不安定な成績が続きましたが、4月の国内最終選考会で優勝し、
厳しい代表争いを勝ち抜きました。この階級はシドニー大会とアテネ大会で谷亮子選手が2連覇を果たすなど日本が得意としてきましたが、前回のロンドン大会
ではメダルを逃し、2大会ぶりのメダルとなります。
地元でも応援
名古屋市出身の近藤亜美選手が子どもの頃に通っていた道場がある愛知県大府市では、多くの人が集まって声援を送りました。応援会場となった大府市の
小学校の体育館には、午前3時ごろから地元の人や、近藤亜美選手が中学まで通っていた道場の関係者などおよそ70人が集まりました。そして、日の丸の
小旗などを手に、「亜美ちゃん頑張れ」と声援を送りました。
近藤選手が準決勝で敗れたときには会場からはため息がこぼれましたが、3位決定戦で終了間際に「有効」のポイントを奪って優勢勝ちして、銅メダル獲得が
決まると、大きな歓声が上がりました。子どもの頃、近藤選手と一緒に練習していた19歳の男性は「メダルがあるのとないのでは大きな違いなので、銅メダルは
うれしいです。東京オリンピックでは金メダルをとって欲しいです」と話していました。

柔道女子48キロ級 近藤が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160807/k10010624731000.html

21歳のはじける力が、リオ五輪で日本勢初のメダルをもぎとった。柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得した近藤亜美選手。最後まで諦めずに向かっていった
先に、試合終了間際の劇的な勝利が待っていた。
初の五輪出場。準決勝で敗れ、3位決定戦に回った。試合の途中では思うように技が掛からず、焦るような表情を浮かべる場面もあった。
だが小柄な体で攻め続ける。試合終了のわずか数秒前に打った渾(こん)身の投げ技で、相手のモンゴル人選手の体が畳に崩れ落ちた。
そのまま試合時間が尽き、審判が「有効」と判定。スコアボードで勝利を確認した近藤選手は、安堵したような笑顔を浮かべた。
ただ、試合終了後は一転、両手で顔を覆って涙を流した。インタビューでは「銅で情けない。実力の差を見せつけられた」と話した。

終了間際、渾身の投げ 柔道・近藤「銅」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H06_X00C16A8000000/

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 18:58:07.85 ID:cVE4YqTW.net
今大会日本勢初メダルとなる銅メダルを獲得した近藤亜美(21=三井住友海上)は「やってきたことが形になってきているが、まだ銅メダル。まだ足りない」と
正直な思いを口にした。
ただ、1年前の挫折、恩師の叱咤(しった)がなければ、銅メダルすらなかったかもしれない。連覇を目指した15年8月の世界選手権での敗北から
近藤がたどった道程とは…。
電車の車両が1台、また1台と駅を発車していった。15年9月、名古屋鉄道犬山線の岩倉駅、オレンジ色のベンチに座りながら、近藤は大粒の涙を流していた。
乗るはずだった車両が去っていっても、席を立てない。押し寄せる悔恨、自分の甘さ、弱さを認めるしかなかった。そして、この数十分の涙こそが、リオへの
活力につながっていた。
その1カ月前、連覇を狙った世界選手権は散々な出来だった。払い腰など通り一辺倒の技は研究され尽くされ、打開する技術もなく、攻撃ポイントを1つも
奪えずに準々決勝で格下の韓国選手に敗退。銅メダルこそ確保したが、失意の帰国となった。彗星(すいせい)のごとく高校3年生で48キロ級戦線に登場し、
14年に世界女王にまで駆け上がった勢いは見る影もなかった。
愛知・大成高で近藤を指導した大石公平監督は、近藤の性格をこう見る。「すぐに鼻が高くなる。調子に乗りやすいので、折って、折ってやらないと成長がない」。
幼少期から負けず嫌いで勝ち気。格闘技向きの強気な性格は多くのタイトルに導いてきたが、自信過剰になって甘さが出るのが玉にきず。鼻の折り時を
間違えないことが、指導の肝だった。
世界女王になった愛弟子の姿に危険な気配を感じたのは15年4月だった。一緒に焼き肉を囲むと、食べる、食べる。「締めにチゲを」と大成高の同級生と
楽しげな様子は、明らかに油断があった。会計は8万円。「減量もあるのに。その時に乱れ始めているなと感じたんです。謙虚さがなく、調子良いことばかりな
感じ」。ただ、楽しそうな姿にその場は口をつぐんだ。そして案の定、世界選手権でそのツケは回ってきた。
9月、失意の近藤は東京から日帰りで大成高を訪れた。初心を求めた。ただ、後輩たちの稽古に参加しても、きつい練習を避けた。それを見た大石監督は
動いた。一緒に帰路につくと切り出した。「足元を見ないからこういうことになる。だから負けたんだ」。食事のこと、生活態度のことなどを指摘し、通学バスを降り、
乗り継ぎ電車のホームでも話は終わらない。泣きながら、近藤は図星の指摘に改心を誓った。
変えたのは「自分がそれまでやりたくない順の上位3つ」。1番はウエートトレーニング。「腕が太くなって、服が着られなくなるのは…」と逃げていた。
だから外国勢の組み力に勝てなかった。2番は乱取り。勝手に本数を抜いてサボっていた。最後は減量。「本当に雑。自己流。そんなことしなくても落ちるよと。
1週間くらいでやっていた」といういい加減さ改めた。質量計を買い、毎食カロリーを測った。
TシャツのサイズがSからLに上がるにつれて、どん底からもはい上がっていった。14年世界女王に駆け上った軸の払い腰は、研究されて懸かりにくくなっていたが、
筋力がつき、乱取りで他の技の威力がアップ。「全部の技が7割だったのを8割にして、完成度を上げようとしてきた。払い腰しかないと自分でも感じていた。
今は研究されても関係ないなと思ってやってます」。相手が警戒する技が増えたことで、得意技は再びキレ味を取り戻した。思い切りが信条の強気の柔道で、
恐れずに大技を仕掛けられる輝きがよみがえった。
涙を流した昨夏の母校訪問では、1つの決意も書き残していた。「打倒自分!! オリンピック制覇」。先行きが見えない不安の最中でも、「出場」ではなかった。
勝ち気、強気、その本性は消えていなかった。大石監督も「それはさすが」と振り返る。自らを雑草と呼ぶ忍耐力。上がって落ちて、上がって落ちて。踏まれても
踏まれてもしぶとく生きる。だからこそ、恩師は叱咤をし、教え子は再び幹を天へと伸ばすことができた。
五輪制覇はできなかった。銅メダルが決まった瞬間、近藤の目からは涙があふれた。ただ、あの日駅のホームで流した涙とは少し意味合いは異なる。
金メダルまでの差を聞かれ「まだまだ及ばない」と自分を認め、東京五輪に向けて「4年あるので頑張りたい」と宣言した。もう足元は見失わない。

近藤亜美、敗北から1年「打倒自分」で輝き取り戻す - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690718.html

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:02:45.57 ID:cVE4YqTW.net
リオデジャネイロ五輪は大会第2日の6日、カリオカアリーナで柔道女子48キロ級3位決定戦を行い、近藤亜美(三井住友海上)はムンフバット・
ウランツェツェグ(モンゴル)に終了直前の背負落で優勢勝ちし、日本勢の今大会メダル第1号となる銅メダルを獲得した。

【五輪柔道】女子48キロ級の近藤が銅メダル 今大会日本勢メダル1号
http://www.sankei.com/rio2016/news/160807/rio1608070042-n1.htm

リオデジャネイロ五輪の柔道女子48キロ級で、日本勢第1号のメダルとなる銅メダルを獲得した近藤亜美(三井住友海上)「勝った瞬間は、
本当にホッとしたというか、良かったなと思ったんですけど、終わってみれば銅メダルということで、本当に情けない気持ち、申し訳ない気持ちでいっぱい。
実力の差を見せつけられた大会でした。(東京五輪まで)まだ4年あるので、しっかり頑張りたい」

銅メダルの近藤亜美「本当に情けない気持ち」
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2016/martialarts/judo/20160807-OYT1T50018.html

21歳の近藤亜美(三井住友海上)が、ムンフバト(モンゴル)を下し、銅メダルを獲得。日本勢メダル第1号となった。
試合終了直前に近藤が技をしかけ、こらえられたかに思われたが、しばらく時間がたってから近藤に有効が入り、残り時間がなくなった状態で近藤の
銅メダルが決まった。
涙ながらに取材に応じた近藤は「実力のなさがはっきり出た形になって…。これを次のオリンピックに必ず生かしたいと思います。しっかり受け止めて、
次は東京でみんなの前でしっかりやり直したいです」と、金メダルをとれなかった悔しさをにじませた。
準決勝でパレト(アルゼンチン)に敗れた後には「もう(試合をするのは)無理だと思った」と打ちひしがれたが、パレトの監督から「メダルがあるのと、
ないのとでは全然違う」と励まされ、奮起した。
応援してくれた人々に対して、「すいませんでした。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と喜びよりも謝罪の言葉が目立った。
近藤は初戦となった2回戦では、終了間際の横四方固めでカルリージョ(メキシコ)で下すと、準々決勝では、先に技ありのポイントを許しながらも、
ガルバドラフ(カザフスタン)を横四方固めで一本勝ちした。しかし、準決勝で昨年の世界選手権で優勝したパレトに敗れ、決勝進出を逃した。

柔道・女子48キロ近藤亜美が銅 日本メダル1号も喜びより「申し訳ない」/五輪ニュース
http://www.daily.co.jp/olympic/2016/08/07/0009361912.shtml

女子48キロ級の近藤亜美(21)が勤務する三井住友海上本社(東京)でのパブリックビューイング(PV)には社員約130人が集まって応援した。
女子最年少での金メダル獲得はならなかったが、銅メダルが決まった瞬間、近藤に惜しみない大歓声が送られた。近藤が在籍する国際業務部の
田中秀幸部長(53)は「4年に1度の大舞台で戦っている姿を見て本当に感激しました。勇気をくれてありがとう」と、部下の健闘をたたえていた。

「メダルに感激」近藤所属の三井住友海上でPV - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690658.html

リオデジャネイロ五輪柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得した近藤亜美(21)と一緒に愛知県大府市の大石道場で練習を積んだ筑波大の内尾真子さん(20)は
7日未明、産経新聞の取材に「心折れずに頑張った。東京五輪では一緒に金メダルを取りたい」とエールを送った。
技術的には誰が勝つか分からないくらいだったが、五輪は、気持ちなどの面でしっかり勝負できた人が勝てるんだ、と感じた。亜美は最初、緊張していたのか
固い感じがあったが、次第に本来の動きになっていった。特にガルバドラフ戦(準々決勝)では、ポイントを先に取られても心折れずに頑張る、亜美らしい柔道が
できていた。メダルを持って帰れるかどうかで違う、と(相手の選手の監督から)言われたということだが、そこから立て直せたというのはすごい。東京五輪には
自分も一緒に出て、それぞれ金メダルを取れたらいいなと思う。今日の試合を見て、五輪は何が起こるか分からないなと感じた。試合にも常にそういう気持ちで
挑み、一つずつ勝ち上がっていきたい。亜美には「本当にお疲れ様。またこれから頑張ろう」と言いたい。

【五輪柔道】「東京五輪では一緒に金メダルを」…女子48キロ級銅メダル・近藤亜美の友人がエール
http://www.sankei.com/rio2016/news/160807/rio1608070056-n1.html

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:06:18.88 ID:cVE4YqTW.net
柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得した近藤亜美選手は、今回の五輪で日本選手団メダル第1号となった。表彰式後、記者団のインタビューに応えて、
今大会での自らの戦いを振り返った。
どんな気持ちの残るオリンピックだった
情けないというか、実力の差がしっかり出た大会だったなと思います。
南條監督は初戦から固かったと言ってたが
初戦は思ってたよりも相手がガツガツ攻めてきた。オリンピックだけあって目の色を変えてきた選手に対して、うまく攻め込めなかったです。
かつぎは警戒していたと思うが
気をつけてはいたんですけど、パレト選手の背負い投げが優れていた。素晴らしい背負い投げだったとしか言えないです。
2回戦で大逆転勝ちして気持ちの揺れは?
そういうことではないです。普通に実力で負けました。
オリンピックとほかの国際大会はどう違いましたか
外国人選手を目の色の変わり方というか、一番感じたのはムンクバット選手の目の色が変わっていて、中途半端にいったらほんとに1本きれいに
投げられるなと思ったので、試合始まってまたスイッチが入りました。
今回のオリンピックはどんな大会だった?
私にはまだまだでした。4年間しっかり練習を積んで、ひと皮ふた皮向けて次のオリンピックに臨みたいです。
決まった後に流した涙は?
ほんとに悔しくて。
3位決定戦決まで時間がなかったが、気持ちの整理はつけて上がれたか混乱したままだったのか
南條監督やみんなは「(気持ちを)切り替えないと」と言ってくれたけど、負けたショックが強くてなかなか切り替えられなかった。パレト選手のコーチが
「メダルがあるのとないのとではまったく違うから取りにいかないといけない」とわざわざ言いに来てくれて。ほんとは相手に言わせて恥ずかしいなと思って
しっかりやらなきゃと思いました。
48キロ級を代表するというのはどういうことだと思うか
48キロ級は日本がずっと先頭を走ってきたんですけど、いま見てもらったように日本は3番手という状態なので、4年間でひっくり返せたらなと思います。
銅メダルとはいえ、日本選手団初めてのメダル。どう思うか
あんまりうれしくない。銅メダルなので。つぎ続く選手にがんばってもらいたいなと思います。
攻めの柔道ができなかったのは緊張それとも慎重にいったのか?
緊張していたわけでもないけど、相手のディフェンスがうまかった。うまく攻めさせてもらえなかったっていうだけであって。向こうにも隙があったので
ちょっとずつ勝ち上がっていけたという感じです。
銅メダルを誇りに思うことはないのか
やってきたことが少しずつ形になっているというのは自分でもわかるんですけど、でも銅メダルってことはまだまだ足りないと思います。
2試合目コンタクトレンズが落ちた後動揺していたと思うが、あのあとはストックつけて?
ストックがなかったので、前田のコンタクトをひとつもらって。度がいまいち合っていないんですけど。試合には影響していません。
楽しめました?オリンピック
……あんまり。決勝の舞台でやりたかったです。

メダル第1号でも流した涙はくやし涙 柔道女子・近藤亜美選手インタビュー
http://dot.asahi.com/dot/2016080700021.html

日本女子が看板に掲げる48キロ級で銅メダルが何を意味するか、近藤はよく分かっている。「情けない。うれしくない」と言う表情に、色はない。
涙はとっくに乾いていたが、胸の奥はぬれていた。
女王パレトとの準決勝は完敗だった。やや腰高になった甘い体勢を場外際で突かれ、袖釣り込み腰で開始20秒すぎに技ありを奪われた。ともえ投げや
寝技で応戦したが、焦りは隠せない。逃げ切りに終始した相手の防御は堅かった。
勝負が決した残り4秒、懸命に走って追ったがもう遅い。金メダルの目が消えて、ぶつけようのない感情を抑えるように畳の外で拳を振り下ろした。
「相手のペースで、うまく攻めさせてもらえなかった」。もどかしくて、涙が出た。それでも、浮き沈みの苦節を乗り越えて背負う覚悟を決めた48キロ級代表の責務を全うしようとした。
モンフバットとの3位決定戦へ臨む顔は引き締まっていた。パレトのコーチに「メダルのあるなしで全然違う。取りに行くべきだ」と直々に掛けてもらった言葉が
胸に染みた。終了間際の隅落としで有効を奪い、最後は勝って戦いを終えた。
もともとは20年東京五輪を目指していた。4年早く体験した舞台で感じたのは、海外の選手ががらりと変えてきた目の色。「今は3番手。私はまだまだだった」。
悔しさしかない銅と引き換えに、次へ生かせる教訓を得た。

知った目の色の違い=近藤、悔しい銅
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700082

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:11:32.25 ID:cVE4YqTW.net
今大会での自身の最後の試合を戦い終えたあと、勝利したにもかかわらず、涙を流した。
「情けない」
「ほんとうに悔しくて」
柔道初日、48kg級代表の近藤亜美の口をついて出るのは、悔恨の言葉ばかりだった。
手にしたのは銅メダルだったからだ。
初戦となった2回戦、準々決勝で一本勝ちを収めた。しかも準々決勝では先に技ありを奪われ、試合終了間際に得意とする寝技で一本をとっての
逆転勝利である。
勢いに乗ったかに見えた近藤だったが、準決勝でぶつかったのは世界ランク2位、昨年の世界選手権で優勝しているパウラ・パレト(アルゼンチン)。
最終的に金メダルを獲得した強敵を相手に、近藤は力の差を思い知らされることになった。試合開始早々、袖釣込腰で技ありを奪われると、そのまま
押し切られた。その後、3位決定戦で世界ランク1位のムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)を破った近藤だったが、銅メダルという結果に、
納得が行かなかった。
2014年の世界選手権女王に漂い続けていた停滞感。
「私はまだまだでした」
世界一になれなかった悔しさをかみしめた。そして泣いた。
表彰台の真ん中に立てなかったことは、まだそれだけの実力をつけていなかったことを示しているのかもしれない。日本女子代表の南條充寿監督が
指摘したように、最初の試合から堅さがあったことは、初めての大舞台からくる緊張感で、力を出し切れなかったのかもしれない。
ただ、少し引いたところから眺めてみれば、見方は変わる。
2014年の世界選手権で同大会初出場初優勝を遂げながらも、近藤にはどこか停滞感が漂っていた。
翌年の世界選手権で銅メダルにとどまったのをはじめ、海外で行なわれる国際大会で結果が出ず、「海外では弱い」とささやかれもした。実績を上げるにつれ、
外国人選手からのマークもきつくなり、研究されたことが原因の1つだった。
取り組む姿勢の甘さもあった。やりたくないとウェイトトレーニングを避け、減量のある競技にもかかわらず、体重管理も大ざっぱだった。その状態が続けば、
やがて日本代表に選ばなくなる日が来ていたかもしれない。
そこから復調へと進むことができたのは、「自覚」だった。勝つためにはパワーも必要だと気づき、ウェイトトレーニングに取り組むようになっていった。
食事も見直し、体重のコントロールも心がけた。結果、五輪代表の切符を手に入れたのである。
停滞していた頃からすれば、オリンピックの舞台にたどり着いたこと、何色であれ、メダルを獲得したということは、近藤が費やした努力の証であり、十分、
意味のある銅メダルである価値がある。
しかも、ロンドン五輪では柔道の成績が伸び悩み、柔道界としてそのリベンジの意気込みが強い中で初日に登場してのメダルである。
実力差を痛感した大会だったからこそ、次を見据える。
それでも当の本人は、敗れたことを悔いる。
思えば、自覚が芽生えたのは、連覇を狙った昨夏の世界選手権での敗北からだ。それを考えれば、リオでの敗北もまた、次への糧となりえる。
「実力の差がしっかり出た大会だったと思います」
近藤は試合全般をこのように振り返った。だからこそ、自らが感じた実力の差を埋めていくのがこれから4年間の仕事となる。
「決勝の舞台で戦いたかったです」
最後まで、悔いを見せ続けた近藤はすでに2020年へと目を向けている。

「海外で弱い」元世界女王が流した涙。柔道・近藤亜美、銅獲得からの再出発。
http://number.bunshun.jp/articles/-/826220

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:14:33.55 ID:cVE4YqTW.net
初めて挑戦した五輪で手にしたのは、憧れた色のメダルではなかった。だから、首に銅メダルをかけられた後は、悔しくて泣いた。リオデジャネイロ五輪の
日本選手団第1号のメダリストとなったことを聞いても
「あまり、うれしくないです。もっと試合を……。決勝戦でやりたかったです」と表情は晴れなかった。
柔道女子48キロ級に出場した近藤亜美(三井住友海上)は、準決勝に敗れた後で3位決定戦を勝ち、銅メダルを獲得した。21歳の近藤は、
金メダルを獲得すれば、日本女子柔道界で史上最年少記録の更新となるところだったが、そうはいかなかった。
“あのメダル”ではない……。見た目以上の輝きを放つ金メダルを触り、天才少女が「私もこれが欲しい」と思ったのは、12年前のことだ。アテネ五輪で
金メダルを獲得した谷本歩実が幼い頃に柔道を学んだ大石道場にメダルを持ち帰った際、触らせてほしいとせがんだ道場生のひとりが、小学5年生で
日本一になった近藤だった。「今度は自分が金メダルを道場に持ち帰りたい」と話していたが、色が違った。
「情けないというか、実力の差がしっかり出た大会だったと思います。やってきたことが少しずつ形になっているのは、自分でも分かる。でも、
まだ銅メダルということは、まだ足りないのだなと思う」
実力は証明したものの……
近藤は、言い訳することなく敗因は実力不足だと主張した。まるで、内面に渦巻く悔しさにしゃべらされているようだった。実力でまったく及ばないということはない。
動きに硬さが見られる中で、苦しい試合を勝ち切ってメダル争いに食い込んだ。
準々決勝は、2月のグランドスラム・パリで負けたオトゴンツェツェグ・ガルバドラフ(カザフスタン)に劇的な逆転勝利を収めた。裏投げで技ありを奪われたが、
試合終了間際に寝技へ持ち込むと、横四方固めで一本を奪ってみせた。ガルバドラフは、今大会でも敗者復活戦を勝ち上がり、近藤とともに銅メダリストと
なった実力者だが、執念で競り勝った。
準決勝は、2014年に初優勝を飾った世界選手権の決勝で対戦したパウラ・パレト(アルゼンチン)と対戦。互角の展開だったが、袖釣り込み腰で技ありを
奪われ、指導を受けながらも逃げるパレトを捕まえ切れなかった。敗れてすぐに行われた3位決定戦では、世界ランク1位のウランツェツェグ・ムンフバット
(モンゴル)から試合終了間際に隅落としで有効を奪って勝利。技のバリエーションが多く、立っても寝ても戦える。並み居る強敵と渡り合う力があることは、
今大会でも証明している。しかし、金メダルに届かなかったことは事実だ。
師範が指摘し続けた「自身への甘え」
勢いだけで勝ち続けられるほど世界は甘くない。勝てばマークは厳しくなり、技は研究される。絶えず地道に進化する者でなければ、一線で戦い続けることはできない。
近藤は、14年に19歳で世界選手権を制し、谷亮子に次ぐ48キロ級の絶対的な女王となることを期待されたが、勝ち続けることができなかった。
当時、近藤は食生活の乱れや練習の選り好みなどを指摘されるようになっていたが、急に始まった話ではなかった。
小・中学生時代に指導した大石道場の大石康師範は、1992年バルセロナ五輪の金メダリスト吉田秀彦や04年、08年のアテネ、北京の両大会で連覇を
成し遂げた谷本歩実らを世に送り出した名士だが「亜美の長所は、臨機応変に技をかけられること。相手によって、技を変えるアイデアがすぐに出てくる。
その点では、あの子が一番」と才能を認める一方で「基礎練習をちっともやらなくてオレに一番怒られた。ああいう、いい加減なところが直れば……」と
顔をしかめることもあった。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:21:49.73 ID:cVE4YqTW.net
小学生時代の近藤は、基礎練習になると途端に集中力を欠いて適当になった。大石に怒られて畳から保護者の見学用スペースへと追いやられることもしばしば。
何度も繰り返すうちに2週間も練習を禁じられ、母親がまんじゅうを持って謝罪に訪れたこともあった。才能で対応できて試合に勝ってしまうがゆえに、
自分の中に生まれる誘惑に勝てなかった。
4年後の金メダルへ、鍵はライバル心
名士は策を講じた。大石は「お山の大将だったから、ライバルを作らないといけないと思った」と、同い年で真面目に練習していた内尾真子(現・筑波大)を
徹底的に指導。近藤が練習を禁じられて見学に回っているときには、特に熱を入れた。次第に互角の勝負ができるようになり、近藤が小学5年生で全国
優勝したときの県大会の決勝では両者が争った。
うかうかしていられなくなった近藤は、練習態度を改善していったという。そんな姿を知っている大石は「亜美は、ライバルがいて競り合うと本領を発揮できる。
亜美が勝てなかった時期に浅見(八瑠奈=コマツ)選手が活躍したから、亜美は五輪に出られた。ライバルがいなかったら、小学校の時と同じだ」と断じた。
五輪に出たいという思いと、ライバルに勝ちたい気持ちが、近藤の生活改善につながっていった。
五輪直前には「最近は、やっぱり基礎が大事かなと思ってやっている」と、ようやく名士の忠告を理解して取り組み始めたことも明かしていた。ただ、五輪の
大舞台でも、近藤はコンタクトレンズのスペアを用意せず、2試合目でレンズが外れてからは仲間から借りたものを着用するという失態を犯した。
大きな影響はなかったと言うが、対応力に優れる者が陥りやすい、準備不足だ。まだ甘さが残っていたと言うべきだろう。
リオ五輪は、地球の裏側で悔しさを味わう、天才の回り道となった。それでも、憧れの大舞台で世界の強豪と「相手が目の色を変えてきた」と驚くほどの
真剣勝負を経験することができた。
恩師の大石師範は御年73歳だが、77歳の喜寿を迎える20年の東京五輪まで指導を続ける意向だ。まだ21歳と若い近藤には、20年東京五輪で
大石道場出身者の8大会連続五輪出場という偉業の期待も懸かる。リオの経験を生かし、金メダリストとなったパレトや、3位決定戦を争ったムンフバットを
ライバルとして堅実さを身につければ、4年後の東京に「あの敗戦があったから」と金色に輝くメダルを手に喜ぶ近藤の姿が見られる可能性は十分にある。
それならば、回り道にも価値があるというものだ。

銅メダルを喜べない柔道・近藤亜美 天才が地球の裏側で見せた“甘さ
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608070004-spnavi

近藤は正確な寝技が光ったが、本来の豪快な立ち技が見られなかった。体幹の強さを生かした払い腰などは確かに破壊力がある。だが、柔道本来の
「崩し(相手を動かす)」が生かされておらず、いいところを持てないと技の破壊力が落ちる傾向がある。そこを世界中の選手に研究されていた。近藤が
いいところを持つ前に技を仕掛けたり、持たれたら掛け逃げでも流れを切ったり、といった対策で技を封じられた。試合終盤には焦りも出てしまった印象だ。
敗れた準決勝、パレトの場外際での鮮やかな技は、相手のうまさをほめるしかない。不運だったのは大会初日で審判のジャッジが安定していなかったところ。
準々決勝までは寝技をしっかり見極めてくれたが、準決勝は審判の見切りが少し早かったように感じた。いずれにせよ、今後は単発ではなく連絡技を取り入れ、
技をつなげる選手に進化してほしい。

【金野潤の目】正確な寝技光った近藤だが「崩し」生かせず焦りも
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114290.html

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:22:05.04 ID:cVE4YqTW.net
序盤から積極的に攻めた近藤は2分30秒過ぎに寝技で押さえ込みに入ったが、主審が認めず「待て」が入る不可解なジャッジ。それでも、前に出て
終了間際に隅落としで有効を奪った。
試合終了と同時に近藤は号泣。その後も涙は止まらず「ホントに実力のなさがはっきり出た形です。次のオリンピックに生かしたいです。申し訳ありませんでした」
と話した。
谷本歩実氏(35=現全日本女子コーチ)、吉田秀彦氏(46=パーク24監督)ら五輪金メダリストを輩出した愛知の名門・大石道場出身だ。その谷本氏に憧れ、
金メダリストを目指してきた。一方で好不調の波が激しく今大会も懸念されたが、準決勝で敗れ、ほとんど時間のない中で気持ちを入れ替えてつかんだ銅メダル。
21歳の近藤には、2020年東京五輪も十分視野に入る。今回の経験は未来の金メダルへ大きな糧となったはずだ。

【柔道女子】48キロ級・近藤亜美が銅メダル「申し訳ありませんでした」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576398/

リオデジャネイロ五輪第2日(6日=日本時間7日、カリオカアリーナ)柔道女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=が3位決定戦でムンフバット
(モンゴル)に優勢勝ちし、銅メダルを獲得。日本勢で今大会のメダル第1号となった。
準決勝は昨年の世界選手権を制したパレト(アルゼンチン)に技ありを奪われ、決勝進出を逃した。それでも「メダルがあるのとないのでは違うと相手の監督から
言われて。恥ずかしいなと思いました」と心を奮い立たせた。
3位決定戦の相手、ムンフバットは世界ランク1位の実力者。互いにポイントを奪えず、時間が過ぎていく。延長戦突入かと思われた終了間際だった。渾身
(こんしん)の力で繰り出した隅落とし。一度はポイントなしの判定だったが有効に訂正となり、銅メダルが決まった。
今回の日本勢では男女を通じて最年少。2014年に19歳で世界選手権を制し、一躍脚光を浴びた。
しかし、昨年の同選手権は3位に終わると一念発起。改善点をノートに書き出し、「Sサイズの服を着られなくなる」と敬遠していたウエートトレーニングと、
「適当だった」という減量に取り組んだ。TシャツはLサイズになるほど心身ともに成長を遂げた。
だからこそ、銅メダルを胸に提げても満足はできない。「より、悔しくなりました。(東京五輪まで)4年あるので、しっかり頑張っていきたい」。25歳で迎える
次の大舞台を見据えた。

日本勢メダル第1号、女子48キロ級の近藤 銅を首に「より悔しくなりました」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160807/rio16080707550054-n1.html

リオデジャネイロ五輪柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得した近藤亜美(21=三井住友海上)が、7日放送の「NHKニュース おはよう日本&オリンピック」(前7・00)に生出演。
今大会の日本勢メダル第1号となったが「情けないです」と語り、4年後の東京五輪での雪辱を誓った。
近藤は銅メダルをかけて生出演。五輪初出場、21歳でのメダル獲得にも「柔道は金メダルが必須なので情けないです」と悔しさをにじませた。
準決勝での敗戦直後には周囲から「メダルがあるのとないのでは違う」と言われて気持ちを切り替えたと明かす。また、3位決定戦を制した直後には
涙を流していたが「一瞬だけうれしくなったが、やはり3位という結果は情けない。すごく悔しい気持ちで涙が出てしまいました」と振り返った。
今後については「本当に悔しいので、東京では一番高いところへ登れるようにしっかり努力していきたい」と決意表明。2020年の東京五輪での金メダル獲得
を誓っていた。

近藤亜美、銅も「悔しい」連発 「柔道は金が必須」4年後雪辱誓う
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114510.html

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:27:29.62 ID:cVE4YqTW.net
柔道男子60キロ級の3位決定戦で、高藤直寿(23=パーク24)がオルカン・サファロフ(アゼルバイジャン)に優勢勝ちして銅メダルを獲得した。
女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)に続き、日本勢2個目のメダルとなった。
長身のサファロフを相手に高藤は猛攻を仕掛ける。相手に攻め手を与えず「指導」のポイント2つがサファロフに。試合終盤の相手の猛攻も何とかしのいで、
初出場でメダルを手にした。
試合後、高藤は涙を流しながら「悔しいです。また、4年後、帰ってきたいです」と、2020年東京五輪での金メダル獲得を誓った。
奔放な性格でかねてビッグマウスを披露し話題を集めてきた。一方、2014年の世界選手権では練習に遅刻するなど素行が問題視され、
全日本柔道連盟の強化委員会は強化指定のAランクからBランクへの降格を決めた。トップ選手にはあり得ない処分だったが、師匠の男子代表・
井上康生監督(38)が責任を取って頭を丸めるという事態にもなった。師匠のゲキに奮起した高藤は復活。予告していた「金メダル舐め」はできなかったが、
苦難の末につかんだ銅メダルだった。

【柔道男子】60キロ級・高藤が銅メダル 2020年東京でリベンジ誓う
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576401/

銅メダルを獲得し日本勢2人目のメダルとなった男子60キロ級の高藤直寿(23=パーク24)は、悔しさをのぞかせながらも「これを今の自分の強さだと思って、
胸を張って帰りたいです」と上を向いた。
準々決勝ではパピナシビリ(ジョージア)に一本負けを喫してぼう然とした表情を見せるも、「自分がメダルをとらないと、(今後の日本勢に)影響が出る」との
思いから気持ちを切り替えたという。
3位決定戦では見事サファロフ(アゼルバイジャン)に優勢勝ちを決め、「周りの人の応援があったからメダルを取れました。感謝の気持ちでいっぱいです」と
振り返った。
それでも「まだまだ強くならないと。4年後、必ず金メダルをとりたい」と2020年の東京五輪でのリベンジを誓った。

高藤、銅メダルに悔し涙も…前を向く「胸を張って帰りたいです」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114280.html

男子60キロ級の高藤直寿(23=パーク24)がオルカン・サファロフ(アゼルバイジャン)に優勢勝ちし、初の五輪で銅メダルを獲得した。
序盤から積極的に技を出し、相手を追い込む。防戦一方の相手に指導が2度与えられた。ポイントでリードした後は慎重さを加えたが、技は出し続け、
背負い投げでポイント獲得かと思われるシーンも見せた。メダル獲得が決まると、サムアップで喜んだ。スタンドで観戦した志津香夫人は涙を流した。
「負けて、いつもの自分なら気持ちが折れていた。周りの応援で何とか銅メダルが取れた。感謝でいっぱいです。井上監督に『メダルを絶対に取れ』と言われた。
自分が取れなければ明日の(66キロ級の)海老沼先輩にも影響が出ると思って、絶対メダルを取ろうと思った。支えてくださった人たちには申し訳ない
気持ちでいっぱいですが、なんとかメダルを持って帰れるので、これが今の自分の強さと思って、胸を張って帰りたいです」。
表彰式では悔しい気持ちを吹っ切ったような笑顔も見せた。声援には右手のガッツポーズで応えた。胸の日の丸のエンブレムにキスして、また笑顔になった。
「取りあえずやり切ったと、その想いでいっぱいです。負けてからが本当につらかったので、自分の中では価値のある銅メダルだと思います。東京で必ず
金メダルを取ります。また、家族には迷惑をかけると思いますが、柔道に真剣にまじめに取り組んで必ず次のオリンピックでメダルを取ります」。
最低限の責任は果たした。敗者復活戦では世界ランク1位の金源鎮も破った。差はわずかだった。20年東京でのリベンジへ糧を得た初五輪を終えた。

高藤直寿が続いた!意地の銅「胸張って帰る」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690644.html

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:31:18.33 ID:cVE4YqTW.net
非常にもったいない、というのが高藤の黒星に対する印象だ。投げられたのは、相手が間合いを詰めて接近戦を仕掛けてきたところ。普通の日本選手なら
距離を取ろうとする。だが、高藤の場合は抜群の反射神経に自信を持っているだけでなく、接近戦でも攻め手を持っているため、付き合った。ここで格下の
選手の「一か八か」の技にはまってしまった。これを「過信」と言うと厳しすぎるかもしれないが、ミスが許されない五輪という舞台で、もう少し安全策をとる
選択肢があってよかったのではないか。
ただし、天才的な柔道家にありがちな「気持ちが切れる」ケースが多かった高藤にとって、収穫もあったと思う。敗者復活戦、3位決定戦を粘り強く戦って、
メダルを死守したところは次につながる。勝てる、勝つべき試合を落としたことをどう東京につなげるか、考える時間はあると思う。

【金野潤の目】メダル死守は収穫も…非常にもったいない高藤の黒星
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114300.html

5分間、最後まで諦めず攻める柔道を貫き通した。リオ五輪の柔道男子60キロ級で3位決定戦を制した高藤直寿選手(23)。多彩な技が売りの若武者は技の
ポイントこそ得られなかったものの、キレのある動きで意地の銅メダルを手にした。ただ悔しさが残るのか、試合終了直後は天を仰いだ。
2013年の世界選手権王者だが、初出場となった五輪では準々決勝で一本負け。敗戦直後は判定を受け入れられなかったのか、しばらくぼうぜんとした表情で
畳の上にとどまった。敗者復活戦を勝ち上がって臨んだ3位決定戦では気持ちを切り替え、積極的に投げを打つなどひたすら攻め続けた。
最後は相手の消極姿勢による「指導」で優勢勝ち。だが銅メダルにも笑顔はなく、小さく試合終了の礼をした後は手のひらで顔をぬぐい、悔しそうな表情を
浮かべた。
試合後のインタビューでは、時折言葉を詰まらせながら「(準々決勝での敗戦で)いつもの自分なら気持ちが折れていたかもしれないが、周りのおかげで
銅が取れた。これが今の自分だと思って胸を張って帰りたい」と話した。

高藤、笑顔なき「銅」 攻めの柔道貫く
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H08_X00C16A8000000/

前回ロンドン大会で金メダルなしに終わった日本男子。高藤が最低限の仕事を果たした。
準々決勝ではジョージア選手に一本負けし、呆然とした表情を見せた。それでも「いつもの自分だったら気持ちが折れてしまったかもしれないけど、
周りの人の応援があったから」と、気持ちを切り替えて韓国選手との敗者復活戦を勝ち上がり、臨んだサファロフとの3位決定戦。
序盤から積極的に技を繰り出した。消極的なサファロフに、指導が続けてコールされる。終盤は相手の捨て身の技をかわすと寝技に持ち込んで時間を稼ぎ、
逃げ切った。
「負けてから本当にきつかったので、自分の中では価値のある銅メダル。柔道にもっともっと真剣に取り組んで、次の東京五輪では必ず金メダルを取ります」
今春に東海大を卒業したばかりの若武者が、4年後の雪辱を強く誓った。

60キロ級銅メダルの高藤、4年後の雪辱を誓う「東京五輪では必ず金を取る」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160807/rio16080707070051-n1.html

やめられない
高藤直寿 悔しい思いしかないが、胸を張って、銅メダルをさげて帰ろうと思う。これから4年間、やめたくてもやめられない。もっといい色のメダルを
取れるように、強くなりたい。
まだまだ
近藤亜美 情けないというか、実力差が出た大会だった。五輪では外国選手の目の色が変わった。やってきたことが少しずつ形になってきているが、
銅メダルということは、まだまだ足りないということ。
一発に泣いた
井上康生男子監督 (高藤は)順調に戦っていたが、一発に泣いてしまった。メダルを取れるか取れないかは大きな差。負けた後はショックや怖さ、
いろいろな葛藤があるが、(銅メダルに向けて)自分自身を奮い立たせていた。
最低限の結果
南條充寿女子監督 (近藤は)慎重になり過ぎて動きが硬く、普段の小気味いい柔道ができていなかった。攻めも遅かった。(銅メダルは)東京五輪にも
つながる最低限の結

リオ五輪・談話(柔道)〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700070

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:34:48.59 ID:cVE4YqTW.net
(結果をどう受け止めている?)悔しいしかないです、今は。(五輪の舞台は思っていたのと比べて、緊張感などどうだった?)自分のなかで五輪
をすごい怖いものだと作ってしまっていたかなと思います。(自分の動きはどうだった?)負けるまでは完璧でした。負けてからはぼろぼろでしたけど。
やっぱり絶好調で負けたから、言い訳はできないなと思います。
(敗因はどのあたりに?)自分自身、ばかだなと思うんですけど、前の(5月のワールド)マスターズの時とまったく投げられ方が一緒で、何しているんだろう
というふうに思うんですけど。攻めに徹し過ぎたというのが敗因かなと思います。(それは調子の良さゆえに?)そうですね。攻めと慎重さのバランスが
かみ合わなかったかなと思います。
(銅メダルという結果をどう受け止めている?)純粋に胸を張って、銅メダルをかけて帰ろうと受け止めています。(今回の結果は今後の柔道人生に
どう生かされる?)もっと良い色のメダルを次取れるように、とさらに強く思いました。(1回戦でルーティーンを止めてくれと言われた。その影響は?)
関係ないと思います。自分はその準備もしっかりしてきたので。(それが)結果、銅メダルにつながったと思います。

柔道、男女とも銅メダル発進 高藤「次はもっと良い色のメダルを」
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608070003-spnavi

高藤直寿(23=パーク24)の銅メダルが決まった瞬間、スタンドの志津香夫人は、あふれる涙をハンカチで必死に押さえていた。自身も同じ柔道の元強化選手。
信じ続けた夫が逆境をはね返す力強い姿を見せてくれた。
まっすぐな人だった。出会いから畳の上のような攻勢一辺倒。高藤が初制覇した12年暮れのグランドスラム東京で試合を見た。未来の夫とは考えず
ツイッターをフォローするとすぐ、「(旧姓の)牧さんですよね」とメッセージが届いた。LINE(ライン)でも1日に何通も連絡が来た。返信が遅れると「なんで
無視するんですか」と返ってきた。年末に帰省することを知らせれば「行ってもいい?」。返事をする前に高藤は新幹線に乗っていた。大阪では高校の同窓会に
飛び入り参加した。「好きだ」という気持ちを素直に示す2週間あまりの多重攻撃で、一気に距離が縮まり、交際することになった。
「ちゃらちゃらしている」。そんな評判だった4歳下の柔道家は、実際に付き合うと違う側面も見えてきた。「私の家にきて柔道のDVDをずっと見ていたりとか、
研究ですね。ユーチューブで他の選手の試合を分析したりとか。こういうところが大切なのかなと」。我流を貫く基盤は、日々の絶え間ない準備にあった。
13年に世界王者になり、成績も順調だった。子どもを授かったのを機に、14年6月に結婚した。1月のプロポーズでは高級貴金属店に入り、
「なんか欲しいものある?」と突然のもごもご。高額に拒否反応を示すと「なんでもいいな」と1人で店内に戻って、指輪を買ってきた。実は故障が
原因で直前に現役引退を決めた自分のことを守りたいと思ってくれていた。
結婚直後の14年世界選手権で金メダルを逃した後にピンチが訪れた。強化指定の降格処分も重なり自暴自棄になった夫を信じて支えた。
「甘えさせたら駄目だと思って。注意してくれるのは他の人ではなく家族が言わないと」。乱れた生活を我慢強く正していった。
そのサポートに応えて立ち直ってくれた夫が、目標の大舞台で可能性の続く限りあきらめず戦った。「また、家族には迷惑をかけると思いますが、
柔道に真剣にまじめに取り組んで必ず次のオリンピックでメダルを取ります」。柔道家として成長した姿が何よりの報いだった。

高藤を支え続けた妻・志津香さん、銅にスタンドで涙 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1690814.html

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:40:18.02 ID:cVE4YqTW.net
ぼうぜんとしながら、絶望のふちで何をすべきか考えた。金メダルゼロの雪辱を期す日本男子の先陣を切った男子60キロ級の高藤は、
準々決勝で敗れても腐らなかった。先には銅メダルしかないと分かっていても、次の2戦に執念を込めた。
 パピナシビリに一本負けした準々決勝は、一瞬の隙を突かれた。「攻めに徹しすぎて、慎重さとのバランスを欠いた」。相手の投げをかわして懐に
入ったところを帯をつかまれて、隅返しで豪快に投げられた。反射的かつ即興的な動き。自身が得意とする形で屈し、ずしりと応えただろう。
 ショックはあったが、切り替えた。「何かを持って帰らなくては」。色は金でなくても、せめてもの恩返しをと考えた。練習で遅刻を重ね処分を受けた2年前、
自ら頭を丸めて再起を促してくれた井上康生監督への思いを胸に勝負の畳へ戻った。
 敗者復活戦、3位決定戦とも豊富な技と多彩な動きが特長の高藤らしい戦いで勝ち、表彰台に上った。諦めなかった自分には胸を張れる。それでも
「(メダルの)色が…。辞めたくても辞められない」。4年後の東京五輪へ、雪辱を誓った。

腐らず執念の銅=高藤、雪辱の誓い〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700098

リオ五輪の柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した高藤直寿選手に情報番組『シューイチ』が生中継でインタビューを行った。“この色では満足しない”と
悔しさを滲ませる高藤選手だったが、会場で応援していた妻や日本で待つ息子の話題では表情を緩ませた。そんななか番組MCの中山秀征が「今、
一番食べたいものは?」と問うたところ意外な答えで驚かせる。
リオ五輪日本代表の高藤直寿選手が8月6日、柔道男子60キロ級の3位決定戦でオルカン・サファロフ選手(アゼルバイジャン)に優勢勝ちして
銅メダルを手にした。7日の『シューイチ』(日本テレビ系)では、現地と日テレスタジオの生中継で高藤選手に心境を聞いた。銅メダルを獲ったことについて
「色が違うので悔しい気持ちでいっぱい。金メダルが日本柔道の宿命で自分が先陣を切らねばと思ったので満足はしていない」と率直に話し「また次の
金メダルに向かって進みたいと思う」とすでに東京五輪を見据えていた。
試合会場で応援していた奥さんが涙する姿も映ったが、高藤選手はまだ直接会えていないという。スマホで「ごめん、もう一回一緒に戦ってください」と連絡した
ところ「金が良かったけど“どう”でもいいや!」と返事があったことを明かすと、中山秀征は「ハハハ、明るい奥さんですね」と笑っていた。また、日本で待っている
子どもについて「いつも僕の金メダルで遊んでいるのですが、今回は銅で遊ぶようになるな〜」というので「日常的に家に金メダルがごろごろしてるんですね!」と驚いた。
今回、一度敗れてから敗者復活戦に向かう前に気持ちの切り替えが難しく「これはメダル獲れないかも」と危機感を覚えたと明かす。そんな時、「妻が近くに
来て、頑張れと目で伝えてくれたので頑張れました」という。また、日本で待つ息子やめんどうを見てくれている母であったりお世話になる人たちの顔が浮かび
「メダルを持って帰らねば」と力が沸いたそうだ。
現地のアナウンサーから「今、帰国して一番したいことは?」との質問に「難しいな…まずはゆっくり家で寝たい」という高藤直寿選手。日本のスタジオから
最後の質問で中山秀征が「今、一番食べたいものは?」と聞いたところ「食べたいものですか…う〜ん」としばし考え込み「じゃがりこが食べたいです」と答えた。
現地でも日本でも笑いが起きるなか中山も「可愛いですね、スナック菓子ですね! 落ち着くんでしょうね!」と大ウケしていた。
柔道男子の井上康生監督をはじめ「全員が金メダル」の意気込みで臨んだリオ五輪だが、やはり金の壁は高い。ただ、柔道女子48キロ級の近藤亜美選手も
銅メダルを獲得しており今後の試合に注目したい。

柔道男子60キロ級で銅 高藤直寿のインタビューにスタジオ爆笑
http://news.livedoor.com/article/detail/11859575/

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 19:40:37.23 ID:cVE4YqTW.net
高藤は表彰台に向かう途中、スタンドを指差しながら、とびっきりの笑顔を浮かべた。その先には厳しい勝負を見守った妻の志津香さん(27)の姿があった。
志津香さんの頬を大粒の涙が伝った。
志津香さんは元柔道選手で、高藤が東海大在学中に結婚した。高藤の第一印象は「年下の変わった男」だった。結婚して間もなく、長男の登喜寿
(ときひさ)ちゃん(1)も授かった。
敗者復活戦では元選手の血が騒ぎ、試合前の高藤に「いいからいけよ!」と激励。治安面を考慮し、現地入りを見送った登喜寿ちゃんの存在は、
高藤にとって「息子にメダルを見せる」との原動力にもなった。この日の朝、志津香さんのもとに一通のLINE(ライン)が届いた。
《僕を支えてくれてありがとう》
夫の手には銅メダル。志津香さんは「まだ金は早い、と言われているような気がした」と前向きにとらえ、「これからも彼を支えたい」。

銅の高藤直寿、妻「これからも支える」 柔道/リオ五輪
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160807/spo16080718280144-n1.html

リオデジャネイロオリンピック、柔道男子60キロ級の高藤直寿選手が敗者復活戦を勝ち進んで、3位決定戦に勝って銅メダルを獲得しました。
2回戦から登場した高藤選手は、3回戦では開始16秒で鮮やかに内股を決め一本勝ちするなど、順当に準々決勝に進みました。しかし、準々決勝で相手
に隙をつかれて一本負けし、敗者復活戦に回りました。
高藤選手は敗者復活戦を勝ち進んで、迎えた3位決定戦で素早い動きで積極的に攻め続け、アゼルバイジャンの選手に指導の差で勝って、銅メダルを
獲得しました。高藤選手は、女子48キロ級の近藤亜美選手に続いて、銅メダルを獲得しました。今大会、日本にとって2個目のメダルとなります。
この階級の金メダルは、ロシアのベスラン・ムドラノフ選手でした。
高藤選手は、一本を奪われて敗れた準々決勝について、「あれが自分の実力。負けるならああいう負け方しかない」と一瞬の隙を突かれた試合を悔しそうに
振り返ったうえで、「支えてくれた人がたくさんいたので、何も持たずに日本に帰れないという思いがあったし、自分の強さを世界に見せつけたいと思って、
そこから戦った。もう一度、オリンピックに戻ってオリンピックの畳で雪辱したい」と最後は前を向いて話しました。
高藤直寿選手とは
男子60キロ級の高藤直寿選手は栃木県出身の23歳。今回が初めてのオリンピックです。得意技の小内刈りでリズムを作り、そこから相手が予想
できないような変幻自在の柔道を展開するのが持ち味で、3年前の世界選手権で金メダルに輝き、翌年の世界選手権でも銅メダルを獲得しました。
地元でも応援
高藤選手の地元、栃木県下野市の市役所には多くの市民が集まって声援を送りました。市役所のロビーには、市民などおよそ300人が集まり、大型の
スクリーンの前で試合を観戦しました。
高藤選手が技を仕掛けるたびに、詰めかけた人たちからは大きな声が上がりました。そして、3位決定戦で勝って銅メダルの獲得が決まると、会場は
大きな拍手と歓声に包まれていました。地元の柔道クラブに通う
中学3年の女の子は「1つ1つの技に魂がこもっていて、すごく感動しました。私も高藤選手のような選手になりたいです」と話していました。また、高藤選手の
親戚の女性は「勇気をもらいました。金メダルではなかったですが、試合に勝った瞬間はすごく興奮しました」と話していました。
高藤選手がことし4月に入社した東京・千代田区の駐車場の運営会社では、社員などおよそ100人がテレビの中継を見ながら声援を送りました。
会社の一室には6日夜から社員やその家族などが集まりました。テレビの中継で高藤選手の3位決定戦が始まると、「行け行け高藤!」などと声をそろえて
応援しました。そして、優勢勝ちで銅メダル獲得が決まると、大きな歓声をあげて喜びを分かち合っていました。高藤選手と小学校のころから競い
合ってきたという同じ会社の柔道部の長澤憲大さんは「本人は金メダルをとることしか考えていなかったと思うので満足していないと思いますが、
お疲れさまと言いたいです。次は世界選手権で優勝して、東京オリンピックにつなげてほしいです」と話していました。

柔道男子60キロ級 高藤が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160807/k10010624751000.html

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 21:01:33.05 ID:cVE4YqTW.net
敗者復活戦を勝ち上がり、柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した高藤直寿選手(23)=パーク24=。「どん底」からの復活を支えた元柔道選手の
妻志津香さん(27)は、観客席で何度も涙を拭いながら、夫に拍手を送った。
結婚直後だった2014年の世界選手権。不本意な判定もあっての銅メダルに腐った高藤選手は、遅刻を繰り返すなどの規律違反をし、強化指定の
格下げなどの処分を受けた。その後成績は低迷。私生活も荒れた。
志津香さんは「過去の映像を見て泣きながら酔いつぶれるなど、最悪だった」と当時を振り返る。そっと見守る一方で、時には家からたたき出す厳しい顔も見せ、
夫の奮起を促した。
転機は15年8月にあった野村忠宏選手の引退試合。同じ階級で五輪3連覇した先人に会うことで何かを感じてほしいと思い、しぶる夫を無理に送り出した。
観戦から帰ってきた夫は、野村選手の励ましも受け、顔つきも違っていた。「俺、変わる」。そう言って、生活を改めた。高藤選手は今でも「背中を押してくれた
妻には本当に感謝している」と語る。
姉さん女房の志津香さんは、生まれ変わった高藤選手に対しても手綱は緩めなかった。「軽率で後悔するような行動はするなと毎日繰り返した」。夫の心が
ぶれそうになるのを戒め、二人三脚で初めての大舞台にたどり着いた。
志津香さんは、リオデジャネイロの治安を考慮して観戦を見送った長男の写真入りのうちわを掲げ、夫の戦いを見守った。準々決勝で負けた時も、3位決定戦
で勝った時も、2年間の歩みが頭を巡り涙が止まらなかった。「本当は金がよかったが、よく頑張ったと思います」。誇らしい夫を見詰める瞳が涙でにじんだ。

「復活」支えた妻に涙=高藤選手、執念の銅〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700085&g=spo

ビッグマウスの高藤が妙に殊勝だった。「これが今の自分の力。自分の中で五輪がものすごくでかいものだと思いすぎてしまった」。持ち前の変幻自在な技が、
やや影を潜めての銅メダルだった。
パピナシビリとの準々決勝。いつになく攻めが単調になり、動きを読まれて背の帯を取られて転がされた。2、3回戦を楽に一本勝ちしていたのも落とし穴になり、
攻めを急いだようにも見えた。
7歳で柔道を始め、世代ごとの優勝を重ねてきた逸材。その原動力でもある多彩な技は着眼点から生まれる。母校の東海大の上水研一朗監督は言う。「学生は
普通習ったことをやる。あいつは逆。習ったことをどうしたら破れるかを考える。山の登り方も人それぞれなんだろうね」
突出した探求心で部屋にもよくこもる。「100回見て分からなくても101回目に気づくかもしれない」。海外のライバルの映像を見返し、癖を読む。
そして裏をかく技を編み出す。2013年世界選手権で金メダルを獲得。「新種。何十年前かの柔道家がみれば『何じゃ、こりゃ』と思う」と全日本男子の井上康生
監督に言わしめるまでになった。
そんな高藤だけに五輪の重圧で動きが硬くなったことが痛かった。敗者復活戦から勝ち上がる開き直った高藤が本来のそれだった。「まだまだ強くならない
といけない。4年後に必ず五輪舞台に戻り、メダルを金にしたい」。23歳。この銅メダルを肥やしにする

五輪柔道:銅メダルの高藤「これが今の自分」http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160807/k00/00e/050/242000c

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/07(日) 21:04:20.29 ID:cVE4YqTW.net
「五輪の借りは五輪でしか返せない」。銅メダルに終わった前回ロンドンの雪辱を期す柔道男子66キロ級の海老沼匡選手(26)。思い詰め、不安定に
なりがちな心を支えたのは、妻の香菜さん(28)だった。
コーチの兄聖さん(32)が「頭がおかしいと言われていた」と話すほど、365日柔道のことだけ考え続け、息抜きの誘いも翌日の練習のために断って
いたという海老沼選手。減量中は余裕をなくし、高校時代には主将の重圧で全く勝てなくなるなど、精神的にもろい面もあった。
結婚したのは柔道選手だった香菜さんが引退した2014年末。9年の交際を経ていたが、相談したり弱音を口にしたりするようになったのは結婚後。練習や
試合の内容が悪いと落ち込む夫を、香菜さんは「ずっといい人なんていない。柔道が大好きなら楽しまないと」と励まし続けた。
気持ちを切り替えさせるため、休みには積極的に外へ連れ出し、趣味にも目を向けさせた。食事は手作り。精神的に最もきつい減量中はメニューを工夫し、
自分も食べる量を合わせて付き合った。
 海老沼選手は「僕が力み過ぎないよう支えてくれる。オンオフを切り替え、オフが充実したことで、集中してより良い練習ができるようになった」と話す。
目先の結果に一喜一憂しない心の余裕を、4年前から成長した点に挙げる。
 オリンピックの金メダルは、国際大会優勝歴もある香菜さんが目指した夢でもある。「二人三脚、頑張る理由が増えた」と、力強く語った

結婚で得た余裕、力に=「借りを返す」いざ雪辱のリオ−海老沼選手〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700168

リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ超級に出場する原沢久喜選手(24)の母校、早鞆高校(下関市)で6日、地元後援会から原沢選手の母敏江さん(54)
に募金が手渡された。敏江さんと妹の結衣さん(22)が現地へ応援に行くため、渡航費などに充ててもらう。同窓会を中心に結成した下関後援会が6月から
集めた。
原沢選手は下関市出身で、早鞆高柔道部を経て日大に進学し、現在は日本中央競馬会(JRA)に所属している。昨年の全日本柔道選手権大会で初優勝し、
国際大会でも7連勝し、五輪代表に初めて選ばれた。
6日は、後援会の酒井好男会長から敏江さんに集まった約150万円が手渡された。酒井会長は「リオに行けない私たちの分までぜひ応援して来てください」と
激励。敏江さんは「周囲の皆さんに恵まれ、このような大きな舞台に出られることになった。感謝しています」と謝辞を述べ、原沢選手に対しては「メダルが
期待されているが、それにこだわらずに思い切って、正々堂々と戦ってほしい」とエールを送った。
早鞆高では、原沢選手の試合がある12日午後9時(日本時間)から同校で教職員らによる応援を予定しており、一般の参加も呼びかけている。問い合わせは
同校(083・231・0080)。

リオ五輪:柔道男子・原沢選手応援 下関後援会が家族に募金 /山口
http://mainichi.jp/articles/20160807/ddl/k35/050/436000c

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 01:46:30.00 ID:Uff1Ey90.net
女子52キロ級で昨年の世界選手権覇者の中村美里(27=三井住友海上)が、初戦の2回戦でアディヤサンプー(モンゴル)に2分19秒、
一本勝ちして準々決勝に進出した。
3度目の五輪出場となる中村は落ち着き払って、相手の攻撃をいなす。足技で崩すと、一気に寝技へ。三角絞め狙いから、相手の左腕を
腕がらみでとらえながら一気に横四方固めで押さえ込んだ。そのまま一本となり、悲願の金メダルへ快勝発進となった。

【柔道女子】52キロ級・中村美里が準々決勝進出 横四方固めで一本勝ち
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576714/

男子66キロ級で前回ロンドン五輪銅メダルの海老沼匡(26=パーク24)が初戦の2回戦でチバナ(ブラジル)に2分00秒、一本勝ちして3回戦に進んだ。
地元の大声援を背に寝技を狙うチバナに、海老沼は冷静に対応。左大内刈りで相手を崩し、優位に試合を運んだ。最後は足車で有効を奪うと、
そのまま横四方固めで押さえ込み圧勝した。
世界選手権3度優勝を誇る海老沼も、五輪では金メダルに届いていない。元女子代表で愛妻の香菜さんの声援を背に悲願成就なるか。

【柔道男子】66キロ級・海老沼 危なげなく3回戦へ
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576719/

柔道女子52キロ級で、昨年の世界選手権覇者・中村美里(27=三井住友海上)が準々決勝でクジュティナ(ロシア)との大熱闘を制し準決勝に進出した。
帯を持って強引な力技を仕掛けてくる相手に、中村はなかなか攻め手を見いだせない。4分では決着がつかず、ゴールデンスコア方式の延長戦へ。
中村は一本背負いを連発して相手を何度もぐらつかせる。
相手のスタミナ切れが目立っても、中村は顔色ひとつ変えず冷静そのもの。延長3分39秒、最後は寝技で勝負をかけてケサ固めの体勢から腕ひしぎ腕固め。
まるでブラジリアン柔術のような動きで、相手からタップを奪って一本勝ちした。

【柔道女子】52キロ級・中村美里 華麗な関節技で準決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576724/

リオデジャネイロ五輪は大会第3日の7日、カリオカアリーナで柔道女子52キロ級を行い、3大会連続出場の中村美里(三井住友海上)が準々決勝で
ナタリア・クジュティナ(ロシア)と対戦。延長戦に入り、腕ひしぎ腕固めで一本勝ちし、準決勝にコマを進めた。

【五輪柔道】女子52キロ 中村が延長戦で一本勝ち 準決勝へ
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080006-n1.html

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:02:29.80 ID:FsDcqbnp.net
3大会連続出場で北京五輪・銅メダリストの中村美里(27)=三井住友海上=は、準決勝でマイリンダ・ケルメンディ(25)=コソボ=に敗れ、
3位決定戦に回った。
開始直後の26秒に指導を受けた中村は、終始攻め続けたが、決め手を欠いたまま、ポイントを奪えずに、優勢負けを喫した。
3位決定戦では地元・ブラジルのエリカ・ミランダ(29)と対戦する。
初戦の2回戦はツォルモン・アディヤサンブー(23)=モンゴル=に一本勝ち。準々決勝は延長でナタリア・クジティナ(27)=ロシア=に一本勝ちしている。

【柔道】女子52キロ級の中村美里、準決勝敗退…3位決定戦へ
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160808-OHT1T50080.html

リオデジャネイロ五輪第3日(7日、カリオカアリーナ)柔道女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は3位決定戦でミランダ(ブラジル)を延長戦で
優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。
中村は初戦となった2回戦、準々決勝で一本勝ち。しかし、準決勝で元世界女王のケルメンディ(コソボ)に敗れた。
08年北京五輪では銅メダル、12年ロンドン五輪では初戦敗退。日本を発つ前には「北京、ロンドンと悔しい思いをしたので、金メダルを達成したい」と
語っていたが、悔しさを晴らすことはできなかった。
中村美里の話
 やっぱり金メダルが欲しかったので、悔しい気持ちがある。(3位決定戦は)苦しい試合だったが、日本から応援に来てくれた人が多かったので、
最後まで諦めずに闘えた。
南條充寿監督
「準決勝で奥襟を取られたのは一度。その一度が勝敗を分けた。中村に何かが足りなかったというよりも、ケルメンディの方が上だった。
(2日間金メダルなしでも)毎日が初日という空気をつくっていきたい」

中村美里、2大会ぶり銅メダル! 女子52キロ級/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160808/rio16080804560045-n1.html

柔道女子52キロ級3位決定戦で、昨年の世界選手権覇者・中村美里(27=三井住友海上)はミランダ(ブラジル)に延長戦の末、優勢勝ちして銅メダルを
獲得した。
中村は力で押してくるミランダと「指導」一つずつを取り合い、延長戦へ。ゴールデンスコア方式の延長戦では積極的に攻め込んだが、なかなか相手に
「指導」がいかない。それでも2分20秒、大内刈りでミランダを横倒しにして「有効」を奪い試合を決めた。
2008年北京五輪以来、2個目の銅メダルとなった中村は「金メダルが欲しかった。悔しい気持ちです。(3位決定戦は)苦しい試合展開でしたが、
最後まで諦めずに戦えた。(スタンドで観戦した両親に)少しでも多く戦う姿を見せられたのは良かった」と話した。

【柔道女子】52キロ級・中村美里が銅メダル「金メダルが欲しかった」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576785/

柔道の女子52キロ級で3大会連続出場の中村美里(27、三井住友海上)が北京五輪以来、2度目の銅メダルを獲得した。
初戦となる2回戦で一本勝ち。準々決勝もゴールデンスコア方式の延長にもつれたものの最後は一本勝ち。ところが準決勝ではマイリンダ・ケルメンディ
(コソボ)に指導の差で敗れて3位決定戦にまわった。3位決定戦では、地元のエリカ・ミランダ(ブラジル)相手に指導1つずつで延長に突入。2分29秒に
大内刈りでで有効を取り、銅メダルを獲得した。
初出場の北京五輪で銅メダル、前回のロンドン五輪も初戦敗退。「過去2回は悔しい思いをした。リオではとにかく喜びたい」と三度目の正直をと臨んだリオ。
念願の金メダルこそは獲得できなかったが、日本柔道に3つ目のメダルをもたらした。
中村は「やはり金メダルを狙っていたので悔しい気持ちです。3位決定戦はあと1回という気持ちで、とにかく勝ちに行こうと思って切り替えました。苦しい試合
でしたが最後まで諦めず戦いました」と厳しい表情で語った。
相手が地元ブラジルの選手だったことから、「エリカ」という大声援の中での戦いとなったが、両親が応援していたことを聞かされると、目に涙があふれ、
こぼれないように必死で上を向きながら「ロンドンでは1試合しか見せられなかったんですが、今回はもう少し試合を見せられることができて良かった」と語った。
表彰式後には銅メダルを首から下げ「いろんな経験をして取ったメダルなので大事にしたい」と落ち着いだ表情でかみしめるように語っていた。

中村「悔しい」2大会ぶり2度目銅!延長で地元選手下す
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013121900.html

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:03:14.42 ID:FsDcqbnp.net
リオデジャネイロ五輪は大会第3日の7日、カリオカアリーナで柔道女子52キロ級準決勝を行い、中村美里(三井住友海上)はマイリンダ・ケルメンディ
(コソボ)に優勢負けし、決勝進出はならなかった。
試合序盤、攻勢を強めるケルメンディに対し、中村は守勢に回って指導を取られた。その後、中村は積極的に技を仕掛けていったが及ばなかった。

【五輪柔道】中村美里、決勝進出逃す 柔道女子52キロ
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080034-n1.html

3大会連続出場の中村美里(27=三井住友海上)は延長の末、優勢勝ちし、北京五輪の銅メダル以来となる銅メダルを獲得した。初戦敗退したロンドン五輪後、
手術を受け、長期リハビリへ。そのリハビリ施設にいたサッカー選手との出会いをきっかけに、意外な特技を磨くことになる。やみつきになった特技が、自分の目
をリオ五輪に向けてくれた。
7月31日、出発の空港で悔しそうにしながらも笑顔で話す中村がいた。「結局記録を更新できなかったんですよ。くっそ〜」。記録とはサッカーボールを使った
リフティングの回数。自己記録731回は驚くべきだが、ブラジルに行く前にそれを超えることを至上命令にしてきた。だから、「500回くらいまでしかいけなかった。
あ〜あ」となんとも口惜しそうに機上の人になった。
柔道とは一見関係ないように思えるリフティング1つを取っても、ロンドン五輪で初戦敗退してからの4年間の歩みがしっかりと刻まれている。「ロンドンの時は
1つに集中しすぎた。いまはそんなにこれだけという感じではなくて、自分の課題だったり対策だったり、技を磨いたり、いろんな事を見えているので良いと
思います」。視野の広さ。それは畳の上だけにこだわらない。ロンドン後すぐにリオデジャネイロを目指したわけではない。「まずは人生を支障なく送れるように」と、
その3年前に断裂した左膝前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受け、長期のリハビリに生活に入った。そこで「いろんな事」が見えてきた。
都内のリハビリ施設で交流したのは他競技の選手。バレーボール、フェンシング、スキーなど。競技環境の差を聞き、恵まれている柔道の現実を初めて知った。
仲間がどんどん増える中、サッカーの選手からコツを教えてもらったのが、リフティングだった。「1回1回手で持って、同じところに上げる。ずっと同じところに」。
もともと中学時代に足技向上を狙った父一夫さん(53)から、「相手のどこに足を当てたいのか。リフティングはいいところに当てないと上がってこない。確実に
刈りたいところに足がいくように」と勧められていたが、本格的に再開すると、やみつきになった。
1日1回自己記録を超えることを目標にすると、今年の初めには731回に。本人は「柔道とつながっているかは分からない。集中力はつくと思います」と話すが、
持ち味だった足技のキレ味がリフティング回数の増加に呼応するように復活してきたのは、決して無縁ではないだろう。
リハビリ施設で第一線に復帰していく仲間たちの試合を見に行くと、「次は美里だね」と声をかけられた。「そうだね」と答える自分の自然な返答に、
人生計画にはなかったリオでの3度目の夢舞台がはっきりと見え始めた。そして、迎えたブラジルでの決戦。「最初の2年は手術してリハビリとか柔道から
離れた期間が長かったですけど、その期間が新鮮であらためて柔道に向かう気持ちが高まった2年間で、そのあとはリオに向けてやろうと。いい4年間だった」。
3位決定戦を終えて「苦しい試合でしたが、最後まであきらめず戦いました」と悔しさ交じりに語った。金色ではなかった。しかし、あのリハビリ仲間との出会いが
柔道人生の道の先を照らしてくれ、中村の首には8年ぶりのメダルがかかった。柔道を離れた時間が、表彰台から日の丸を見つめるほんの数分間をくれた。
表彰式後、はっきりとした声で言った。「いろんな経験をしてとったメダルなので大切にしたい」。

中村美里リフティング731回は充実4年間の証明 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691184.html

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:07:15.18 ID:FsDcqbnp.net
リオデジャネイロ五輪柔道女子52キロ級で銅メダルを獲得した中村美里(三井住友海上)は「金メダルが欲しかったので悔しい」と涙をこらえた。試合後の
一問一答は以下の通り。
(北京五輪以来)8年ぶりにつかんだメダル。今の気持ちは?
「やっぱり金メダルが欲しかったので悔しい気持ちです」
準決勝の後、どのように気持ちを立て直して3位決定戦に臨んだ?
「あと一回という気持ちで、間は少なかったが、とにかく勝ちに行こうと思って切り替えた」
最後は勝ってメダルを獲得した
「苦しい試合だったが、最後まであきらめずに戦いました」
(相手選手の)地元の大歓声の中での戦いはどうだった?
「地元の応援はすごい大きかったが、日本から応援してくれる人もたくさんいたので、しっかり戦い切ることができました」
アリーナで両親が見つめる中での戦いだった
「ロンドン(五輪)では1試合しか出られなかったけど、今回は少しでも多く戦う姿を見せられたのは良かった」

【五輪柔道】銅メダルの中村美里「ロンドンでは1試合しか出られなかったけど…」そこで号泣 「金メダルが欲しかったので悔しい」 女子52キロ級
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080039-n1.html

リオデジャネイロオリンピック、柔道女子52キロ級の中村美里選手が銅メダルを獲得しました。
3大会連続のオリンピック出場の中村選手は、初戦の2回戦と準々決勝をいずれも一本で勝ち上がりました。
準決勝では、おととしの世界選手権の金メダリスト、コソボのマリンダ・ケルメンディ選手と対戦しました。試合開始直後に指導を受け、
その後は積極的に攻めましたが、相手に再三、奥襟を取られるなどして効果的な技を仕掛けることができず、そのまま指導の差で敗れ、
3位決定戦に回りました。
3位決定戦では地元ブラジルのエリカ・ミランダ選手と対戦し、互いにポイントを奪えず、延長戦に入りました。ゴールデンスコア方式の延長戦では、
開始2分すぎに有効のポイントを奪って優勢勝ちし、銅メダルを獲得しました。中村選手は、前々回の北京大会以来となる銅メダル獲得です。
日本の柔道は、これで3個目の銅メダル獲得です。
この階級の金メダルは、準決勝で中村選手に勝ったコソボのケルメンディ選手です。8年前に独立を宣言したコソボは、今大会、初めてオリンピックへの
出場が認められ、初のメダル獲得となります。
「金メダル欲しかった 悔しい気持ち」
中村選手は「金メダルが欲しかったので悔しい気持ちです。3位決定戦の相手は地元のブラジルの選手で、気合いが入っていましたが、負けられないと
思って戦いきりました。ロンドン大会では初戦で敗れて1試合しか出られなかったので、今回は少しでも多く戦う姿を見せられ、よかったです」と涙ぐみながら
話していました。
また、中村選手は「金メダルを目指してきて、その目標には届かなかったが、最後に勝ててよかった。前回のロンドン大会が終わったあとはリオデジャネイロに
出場するとは思っていなかったので、挑戦することができたのはよかったが、金メダルが取れなくて悔しい。ただベストを尽くした結果なので、しっかりと受け
止めたい」と涙ながらに話しました。そのうえで、同じく銅メダルだった北京大会との違いについて「8年間かけてつかんだ銅メダルなので重みが違う。
いろんな人の支えがあってここまで来られた。その人たちの思いとともに戦ってつかんだ銅メダルだと思う」と心境を語りました。
中村選手は東京都出身の27歳。3大会連続のオリンピック出場です。初めて出場した北京大会で銅メダルを獲得しましたが、ロンドン大会は初戦で敗退し、
その後、古傷だった左膝じん帯の再建手術を受けました。
復帰後も苦戦が続きましたが、去年の世界選手権で通算3回目の優勝を果たし、復活しました。3回目のオリンピックでは、目指していた金メダルには
届きませんでしたが、粘り強く戦って2つ目の銅メダルを獲得しました。

柔道女子52キロ級 中村が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626041000.html

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:22:50.91 ID:FsDcqbnp.net
初戦で敗退したロンドン大会から4年。その悔しさを胸に臨んだリオ大会で、柔道女子52キロ級の中村美里選手(27)が北京大会以来の2個目の銅メダル
を獲得した。
準決勝の敗退から気を取り直して挑んだ3位決定戦。地元ブラジル選手との試合は4分間では決着がつかず、延長戦に突入。動きの止まった相手を攻め続け、
最後は鋭い大内刈りで倒した。試合が終了すると一瞬だけホッとした表情を見せ、相手選手と健闘をたたえ合った。
3大会連続の五輪出場。「ヤワラ2世」と呼ばれたが、期待された結果を出せずに悩んだ時期もあった。ロンドン大会後には「引退」の2文字がよぎったが、左膝の
手術や長いリハビリを乗り越えて、再び五輪の舞台に立った。
試合終了後のインタビューでは「金メダルがほしかったので悔しい気持ち」と無念さをにじませた。ただ、3位決定戦については「苦しい試合だったが最後まで
戦えた」とやりきった表情。「ロンドンでは1試合しか出られなかった。少しでも多く戦う姿を見せられて良かった」と目に涙を浮かべた。

柔道・中村「金メダルほしかった」 無念さにじむ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG08H08_Y6A800C1000000/

渇望した金メダルへの執念の、わずかな差が2人を分けた。女子52キロ級の事実上の頂上決戦だった準決勝でケルメンディに屈した。差はわずか一つの指導。
中村は悔しさをこらえ「やることはやったけど、相手の方が上」と潔かった。
初参加の母国コソボを背負うケルメンディは開始早々から強烈な出足で圧力をかけ、受けてしまった中村に指導が与えられた。この開始26秒で勝負は決した。
あとは奥襟を取られ、強い腕力で両袖を抑えられ、まともに組めずに時間は過ぎた。
4年前のロンドン五輪でまさかの初戦敗退を喫し、先は見えていなかった。痛めていた左膝の手術に踏み切ったのも、「普通に生活するために靱帯(じんたい)は
あった方がいい」という理由だった。この手術が心身の両面で転機となった。
リハビリ中に出会った他競技の選手に刺激され、「中村の復帰戦はいつ?」と聞かれると辞められなくなった。左膝の感覚は100%までは戻らなかったとはいえ、
かばわなくなったため、できる技が増えた。膝の不調で重心や立ち位置がずれて組み手に苦心していたが、それも解消。基礎が再び固まり、かつぎ技なども
貪欲に習得した。
19歳で出た北京五輪で銅メダルを獲得するなど天才と称されたが、本人いわく不器用。努力の人は苦労を重ねて遠回りした道で、心技体の糧をこつこつ
積み重ねてきた。3度目の挑戦でも金の夢はかなわなかったが、二つ目の銅はずしりと重い。

少し足りなかった執念=苦節経て、重い銅−柔道・中村美里〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800143

厳しかった父の目に涙がこぼれた。3位決定戦で銅メダルを決めた柔道女子52キロ級の中村美里選手(27)。父の一夫さん(53)は勝利の直後、スタンドで
「よく頑張った」とだけ言った。あとは肩を震わせ、じっと成長した娘を見詰めた。
「俺の所に生まれてきて、かわいそうなほど厳しく育てた」。高熱が出ても「たるんでいる」の一言で済ませた。平衡感覚を養う目的で、ガードレールや壁の上
を歩かせた。遊びも常に全力。相撲でかかってきた娘を遠慮なくたたきのめした。
つらく当たってばかりではない。娘の減量が厳しいときには手づくりで食事を用意した。左手で箸を持たせたり、サッカーのリフティングを勧めたりと練習方法も
工夫。「ただの思いつき」と謙そんする父の指導を、中村選手は「直接技量につながらなくても、集中力が増すなどいろいろ参考になった」と振り返る。
中村選手の代名詞となった「笑わない」は、元は一夫さんの教え。小学6年の時に「五輪に出たい」と話す娘に覚悟を植え付けようと、「五輪を目指すなら、
途中の全国大会で勝ったくらいでヘラヘラするな」とくぎを刺した。
けがを乗り越えて挑んだ4年間を振り返り、「重い銅メダルだと思う」と話した一夫さん。悔しそうな表情で銅メダルを受け取った娘が、少しだけほほ笑んだ。
父は静かにうなずいた。

厳しい父の目に涙=「よく頑張った」中村選手−柔道女子52キロ級〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800245

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:37:10.32 ID:FsDcqbnp.net
まさかの初戦敗退から4年。2つめの銅メダルを取った「笑わない女王」が涙をこぼした。リオデジャネイロ五輪柔道女子52キロ級で銅メダルに輝いた
中村美里(27)にとっては、ロンドン五輪のリベンジをかけて挑んだ大舞台だったが、目標だった頂点は遠かった。スタンドで声援を送った両親は、
リハビリ経験を通した中村の成長に目を細め、声援を送り続けた。
「エリカ! エリカ!」
地元ブラジルのエリカ・ミランダ(29)への熱狂的な声援がカリオカアリーナにこだました3位決定戦。持ち前の冷静さを失わず、勝利をたぐりよせた。
19歳で出場した北京五輪では銅メダルに輝きながら、「金メダル以外はどれも同じ」と言い放ち、以来、「笑わない女王」と呼ばれた。しかし、雪辱をかけた
ロンドン五輪ではまさかの初戦敗退。その後、痛めていた左膝の前十字靱(じん)帯(たい)の手術とリハビリのため、1年以上の休養を取った。
この間に出会ったのが、中村と同様にけがからの復活を目指すアスリートだった。リハビリをきっかけに、他競技の試合にも足を運んだ。母の美智代さん(50)
は「支えたり、支えられる大切さを知った」と受け止め、自分を見つめ直す機会が3度目の五輪につながったとみる。
金メダルだけを目標に畳に上がったこの日は、準決勝でコソボ選手に敗退。「(両親に)少しでも多く戦う姿を見せたかった」。試合後のインタビューで、
涙を流しながら語った。
「ただただ悔しい。だけど負けは負けです」。スタンドから声援を送り続けた父の一夫さん(53)はこう話し、「ロンドンは1試合で終わった。でも今回は4試合も
見せてくれた」と晴れやかな表情を浮かべた。美智代さんは涙を浮かべながら、「メダルが取れてよかった。こんな大きな大会に3回も連れてきてくれて、
本当にありがとうと言いたい」としみじみと語った。

【五輪柔道】泣いた「笑わない女王」 柔道「銅」の中村美里、リハビリで得た経験
http://www.sankei.com/west/news/160808/wst1608080029-n1.html

銅メダルが葛藤を生む。また、複雑な気持ちで見るセレモニーとなった。世界3位を証明する銅メダルに、日本の柔道家は悔し涙を流した。
リオデジャネイロ五輪の柔道競技は現地時間7日に第2日を行い、男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)、女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は、
ともに準決勝で敗れ、3位決定戦に勝って銅メダルを獲得した。海老沼は2大会連続、中村は2大会ぶり2個目の銅メダルだ。両者ともこれまでの成績を
上回る金メダルを目指していたため、悔しい結果となった。前日に行われた男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)、女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)
を含めて4つの銅メダルを獲得したわけだが、いずれも残念で悔しいという受け止め方だ。
日本勢に課されるハードルは高い。そもそも、この4人はいずれも世界選手権を制したことのある実力者だ。選手入場の際、海老沼は2011、13、14年の
世界選手権3連覇(ロンドン五輪開催年の2012年は開催されず)の実績が紹介され、中村も「スリータイムズ・チャンピオン」とアナウンスされた。
大きなどよめきが生まれるわけではなかったが、耳にした瞬間に誇らしい気持ちになった。
それでも、日本のお家芸であるというプライドが絡み、五輪で頂点に立たなければ、自身も周囲も失望に直面する。開幕前、さまざまな選手に「
金メダルしか求められないプレッシャー」について話を聞いたが、誰ひとり後ろ向きな回答はしなかった。常に金メダルを目指し続ける集団であることが、
自分自身の意識や実力を高めてくれる環境になっているというのだ。
そのため、一度目の銅メダルは、目標にたどり着くためのプロセスとなり得る。では、2度目の銅メダルにはどんな価値があるのか。
試合では、海老沼も中村もブラジルの大観衆を黙らせる凄みを見せた。海老沼は、初戦で日系3世のシャルレス・チバナ(ブラジル)と対戦。選手の登場前から
アリーナにはウエーブが起こり、激しい足踏みによる地鳴りのような轟音が響き渡るアウェーの雰囲気。技のかけ逃げをアピールしただけでブーイングを受けた
海老沼だが、「慣れているので、問題ない」と一蹴。足車で有効を奪い、横四方固めで一本勝ちを収めて場内を静まらせた。
日本が警戒していた14、15年に世界選手権準優勝のミハイル・プリャエフ(ロシア)ら強豪が初戦で敗退する波乱の階級で、堅実に勝ち上がって
メダル争いを展開。準決勝では脇腹のけいれんと見られるアクシデントがあったが、言い訳を嫌って報道陣への説明はしなかった。
 

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:43:13.91 ID:FsDcqbnp.net
中村も強かった。初戦は、腕の関節を狙いながら横四方固めに持ち込んで一本勝ち。準々決勝は、ゴールデンスコア(延長戦)までもつれたが、腕ひしぎ腕固め
で一本。ブラジルには、ブラジリアン柔術の素地があるためか、会場は寝技が決まると盛り上がりを見せる。その点で中村は、会場内からの拍手を多く浴びた
一人だった。
3位決定戦は、ブラジルのエリカ・ミランダと対戦。この試合ではアウェーの雰囲気になり、先に指導を受ける展開となったが、組み手争いを優位に進めて
ミランダを守勢に追い込み、相手に指導が入って追いついた。ゴールデンスコアとなった最後は、右から攻めておいて左の大内刈りで有効を奪い、銅メダルを
獲得した。
両者はともに、周囲の状況に左右されずに自分の試合をしてみせた。過去の銅メダル獲得を含めた経験が、揺るぎない地盤となっていたのは明らかだ。
勢いで勝ち上がってメダル争いに飛び込んだわけではない。地力の高さがうかがえる勝ち方だった。
悔しさは晴れないが、海老沼は「ロンドンのときは若さもあって、がむしゃらにつかんだ銅メダルだった。今回の銅メダルとは少し違うと思う」と話し、前回よりも
悔しいかと聞かれると「そうですね」とうなずいた。
中村も「(初めて銅メダルを獲得した)北京五輪のときも悔しさを感じましたけど、今回は、いろいろな経験をして成長した自分で戦って、勝てなかったのが悔しい」
と話し、初めて手にした銅メダルとは異なる意味合いを持つと心の内を話した。
海老沼は昨年に左肩を負傷し、世界選手権で3回戦敗退。昨年のグランドスラム東京や、今年の代表最終選考会の全日本選抜体重別選手権では、
日本人選手に敗れるなど苦しんできた。井上康生日本男子監督は「金メダルを信じて戦ってきたので残念ではあるけれど、ロンドンからの4年間、
いろいろな困難や苦悩と戦いながら、ここまで来た。今日においてもさまざまな葛藤の中で戦っていたと思う。準決勝で脇腹をつった状態になっていたようで、
そこから流れが変わってしまった。勝たせられなかった責任を感じるが、彼自身は頑張った」と目標に到達できなかった海老沼をかばった。
中村は金メダルが有力視された前回大会で初戦負け。大会後は、左膝前十字じん帯の再建手術のために長期療養。リハビリを行う間、自分を支えてくれる
多くの人がいることを実感して、周囲のためにも頑張れる選手へと成長を遂げた。
2度目の銅メダルだからこそ、「またか」という思いは拭えず、悔しさは大きい。しかし、8年もたって再びメダルを獲得した事実を思えば、「やっぱり強い」ことを
証明した2度目の銅メダルでもある。

「2個目の銅メダル」の葛藤と価値 柔道・海老沼と中村が手にしたものは(平野貴也) - リオオリンピック特集
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608080006-spnavi


リオデジャネイロ五輪第3日(7日=日本時間8日、カリオカアリーナ)柔道女子52キロ級で、2008年の北京五輪以来、2大会ぶり2度目の銅メダルを獲得した
中村美里(27)=三井住友海上=は表彰式後、笑顔を時折見せながらも「金メダルが欲しい」と悔しさを口にした。
表彰台で実際にメダルを首にかけた気持ちは
「やっぱり悔しさがあります」
隣の金メダルを見た思いは
「やっぱり金メダルが欲しいなと思いました」
初戦(2回戦)で敗退した前回ロンドン五輪の悔しさも、左膝の負傷も乗り越えた銅メダルでは
「いろんな経験をして取ったメダルなので大事にしたいです」
日本では中村さんのメダルと笑顔をたくさんの人が待っている
「応援ありがとうございました」

【3位決定戦後の一問一答】2大会ぶり銅メダルの中村美里「やっぱり金メダルが欲しい」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160808/rio16080807120056-n1.html

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:48:54.01 ID:FsDcqbnp.net
リオデジャネイロ五輪柔道競技2日目、女子52キロ級の中村美里(27=三井住友海上)が銅メダルを獲得した。過去の五輪で金メダルを逃してきた中村は、
今大会での雪辱を目指したもののかなわず。それでも中村には新たな“野望”が芽生えている。中村は総合格闘技への挑戦願望を本紙に告白した。
2008年北京は銅メダル、12年ロンドンでは初戦敗退。そして迎えたリオ五輪は“3度目の正直”となるはずだった。ところが、準決勝のマイリンダ・ケルメンディ
(25=コソボ)戦で指導をもらうと、そのまま逃げ切られ、金メダルの道は絶たれた。あまりにもアッサリと終わった一戦に、しばらくぼうぜんとするしかなかった。
「取り返せる自信はありました。でも、相手も必死でした。力が強い選手だということは分かってはいたが、思っていた以上で、自分の組み手を生かせなかった」
3位決定戦で何とか銅メダルを手にしたものの、悔しさは隠し切れない。準決勝までは調子が良かっただけに、報道陣の前に現れたときには涙が止まらなかった。
「この4年間はいろいろな経験をした上で、人としての幅が広がった。その上で勝てなかった悔しさは、北京やロンドンのときとは違う」。その思いは今後、
別の舞台で晴らすことになるかもしれない。
かねて興味を抱く総合格闘技のリングだ。「やれる自信は特にないんですけど、一回そういう試合に出てみたい願望はあります。一回でいいので、
どんなもんか。多分、一発殴られたら終了だと思うんですけど」と本紙に思いを打ち明けている。
もともと中村が柔道を始めたのも、格闘家への憧れからだった。小学校時代はK―1、PRIDEの全盛期。元自衛官の父・一夫さん(53)とテレビ観戦していた
中村は心を奪われた。昨夏の世界選手権前には、元プロボクサーで総合格闘家のライカ(40)と合同練習を行い、パンチと蹴りを特訓。中村の肉体に新鮮な
感覚が刻まれた。
格闘家デビューは4年前からの夢でもある。ロンドン五輪後、左ヒザの手術を行ったが、リハビリ期間中に他競技の選手から背中を押され、リオを目指すことを
決断。
一方で、総合格闘技転向も選択肢の一つだったという。「オファーだったり、ジムとか行って『試合出る?』みたいな感じで言われたりすれば、出てい
たかもしれない」と振り返る。今後もオファーがあれば、会場やファイトマネーも問わないという太っ腹ぶりだ。
「超ちっちゃい大会で全然いいです。ギャラ? 何でもいいです。ちょっとやってみたいな…ぐらいなので」
ただ、全日本柔道連盟の規定では、柔道を続けながらプロのリングに上がることはできない。「ちょっと出てみる」というわけにはいかず、大きな決断が
必要になる。
それでも、北京五輪柔道女子70キロ級銅メダリストのロンダ・ラウジー(29=米国)が活躍する米UFC、年末にビッグマッチを控える「RIZIN」など
複数の団体による争奪戦に発展することは間違いなく、中村の今後の決断から目が離せない。

【柔道】銅メダル・中村美里「総合格闘技」転身?
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577008/

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:49:26.46 ID:FsDcqbnp.net
悔しい気持ち
中村美里 金メダルが欲しかったので、悔しい気持ち。(3位決定戦は)苦しい試合だったが、最後まで諦めず戦えた。ロンドンでは1試合しか出られなかったが、
今回は少しでも多く戦う姿を(両親に)見せられたのでよかった。
踏ん張れなかった
海老沼匡 準決勝で気持ちの部分で負けてしまったので、そこで踏ん張れなかったのが敗因。(3位決定戦は)メダルを取るのと取らないのでは違うので、
ぶざまな試合だが、メダルだけは取って帰ろうという思いだった。
相手の集中力が上
南條充寿女子監督 (中村は)準備はしてきたが、(指導を取られた)1回が勝敗を分けた。ケルメンディ選手の集中力が勝っていたのではないか。選手が
頑張っての銅メダル。評価してやりたい。
非常に残念
井上康生男子監督 海老沼は最高のプレーヤー。金メダルを私自身も信じて戦ってきたので、非常に残念。4年間、彼はいろいろな苦労や困難と
闘ってきたので、3位決定戦には意地が出ていた。よく立て直した。

リオ五輪・談話(柔道)〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800037


柔道男子66キロ級準決勝で、前回ロンドン五輪銅メダルの海老沼匡(26=パーク24)は昨年の世界選手権覇者の安パウル(韓国)に延長戦の末に
優勢で敗れ、金メダルに届かなかった。
強敵・安と一進一退の攻防を繰り広げる。3分過ぎに安に「指導」が与えられ、海老沼有利の展開に。だが、ここで消極的になり、残り28秒で痛恨の「指導」を取
られ、ゴールデンスコア方式の延長戦に突入した。
背負い投げで積極的に攻めてくる安に防戦一方となった海老沼は背負い投げで勝負に出る。だが、これを浴びせ倒され安に「有効」のポイントが…。これで
決着となり、あと一歩でファイナリストの座を逃した。
海老沼は3位決定戦に回り、銅メダルを狙う。

【柔道男子】66キロ級・海老沼 準決勝で敗れ3位決定戦へ
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/576780/

リオデジャネイロオリンピック、柔道男子66キロ級で海老沼匡選手が2大会連続の銅メダルを獲得しました。
前回、ロンドン大会の銅メダリストの海老沼選手は、初戦の2回戦から準々決勝までの3試合をすべて一本で順当に勝ち上がりました。
準決勝は、去年の世界選手権の金メダリストで世界ランキング1位、韓国のアン・バウル選手と対戦し、ゴールデンスコア方式の延長戦の末、
ポイントを奪われて敗れ、3位決定戦に回りました。
3位決定戦ではカナダのアントイネ・ボゥチャード選手と対戦しました。海老沼選手は得意の背負い投げで先に有効のポイントを奪い、残り1分を切って
再び背負い投げで一本勝ちしました。
海老沼選手は、前回、ロンドン大会に続いての銅メダル獲得です。日本の柔道は、これまでの男女合わせて4階級すべてで銅メダルです。
この階級の金メダルはイタリアのファビオ・バジル選手でした。
「準決勝は気持ちで負けた」
海老沼選手は「準決勝は気持ちの部分で負けた。負けたらすべて一緒だ。結果で示さないといけない。アスリートとして実力不足だ」と悔しそうに話していました。
そのうえで、「最後まで投げ出さず戦えたことはよかった。ロンドン大会のときとは少し違ったメダルになるかと思う」と評価していました。
男子の日本代表の井上康生監督は準決勝の途中で海老沼選手の下半身にけいれんが起きていたと明らかにしましたが、これについては「それも含めての
試合で、すべてが言い訳になる」と述べ、敗戦の理由にはしませんでした。そのうえで、「自分を信じて代表に選んでくれた監督やコーチの期待に
応えられなくてすごく残念」と必死に涙をこらえながら話しました。
海老沼選手は栃木県出身の26歳。2大会連続のオリンピック出場です。
背負い投げをはじめ多彩な技で一本を取ることができ、オリンピック初出場だったロンドン大会では銅メダルを獲得しました。
世界選手権では2011年から3連覇を果たし、4連覇を目指した去年はけがのため精彩を欠きましたが、ことし2月の国際大会で海外の強豪を次々と
倒し健在ぶりを示していました。
東京にあった柔道の私塾、講堂学舎の出身で、オリンピック金メダリストの古賀稔彦さんや吉田秀彦さんが先輩、リオデジャネイロ大会で海老沼選手の
翌日に登場する73キロ級代表の大野将平選手は後輩になります。

柔道男子66キロ級 海老沼が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626091000.html

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:50:55.52 ID:FsDcqbnp.net
あそこでなぜ、引いてしまったのか。男子66キロ級で銅メダルに終わった海老沼には、悔いしかない。世界王者の安バウルとの準決勝は残り30秒を
切って追い付かれ、延長戦で屈した。「気持ちで負けた。一番の心残り」。どうせなら、攻めて散りたかった。
 偽装的攻撃ともいえる技を連発した安に指導の数で並ばれ、延長戦の49秒に有効を奪われた。低い体勢で入った一本背負いをつぶされ、返された。
技を出さなければ指導を受け、その場で全てが終わる。そんな結末を恐れて仕掛けていった技は中途半端で、策士の術中にはまった。金だけを追い求めた
4年間の思いは実らなかった。
 前回ロンドン五輪は思い出したくもない。一度は自身が負けとされた旗判定が覆った準々決勝で、気持ちが切れた。結果的に手に残った銅メダルは実家に
置いたまま。その雪辱のために鍛錬してきた日々は誇れる。でも、リオが近づくにつれ、この2年は特につらかった。
 4連覇を逃した昨年の世界選手権を境に、みなぎるようなオーラが薄らいでいた。けがはもともと多かったが治りが遅くなり、多いときには10キロにもなる
減量は歳を重ねるにつれて厳しくなった。二人三脚で歩んできたコーチで兄の聖さんの前で期せずして涙があふれたこともあった。
 こだわる背負い投げには切れがあり、技術に疑いはない。敵は減量のみ。ロンドン五輪後に73キロ級に上げることもよぎったが、負けたまま逃げたくなかった。
減量後のリカバリーで水と炭水化物の取り方を変えるなど試行錯誤してきた。
 修行僧のような表情に揺れはなく、動きも切れていた。今大会の日本男子で唯一、金ゼロの屈辱にまみれたロンドンを経験し「あの渦中に僕もいた。汚名返上を
」と誓ったリベンジのリオ。金に届かず、4年に一度の舞台の難しさを思った。

引いてしまった悔い=金への思い、実らず−柔道・海老沼匡〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800114

リオデジャネイロ五輪柔道男子66キロ級で、2大会連続の銅メダルを獲得した海老沼匡選手(26)。声をからして声援を送り続けた妻香菜さん(28)は言った。
「金より価値のある銅メダルです」。手には夫からの感謝の手紙が握られていた。
香菜さん(旧姓阿部)は元柔道選手。引退した2014年に結婚した。海老沼選手は白いリムジンを用意し、車の中でプロポーズしたほどだった。結婚後は
柔道に対して生真面目で考え込みがちな夫を支え、金メダルを二人三脚で目指した。同選手の母道子さん(56)は「匡一人ではここまで来られなかった。
本当に力を尽くしてくれた」と嫁をたたえる。
リオへ向かう夫を空港まで見送った後、自宅に戻ると一通の手紙が置いてあった。「いつもありがとう。最高の舞台で最高の柔道を目に焼き付けてください。
全力で闘います」。感謝と決意がつづられた手紙を、リオの観客席で香菜さんはずっと握りしめていた。「懸けてきた思いを知っているからこそ、お守りがないと
落ち着いて見ていられなかった」。 
海老沼選手は記者会見で、「銅メダルだが、受け止めてほしい。一緒にやってきたので(首に)掛けてあげたい」と妻への感謝を口にした。香菜さんは表彰台に
向かう夫の姿を目に、涙が止まらなかった。「悔しさとうれしさと、全部見届けました」。力強く言った。

「金より価値ある銅」=決意の手紙握りしめ−海老沼選手の妻〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800157

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:54:10.12 ID:FsDcqbnp.net
心技体とも研ぎ澄まされた海老沼は最大の敬意を込めて「サムライ」と呼ばれる。それでも今回も銅メダルだった。「五輪は本当に難しい。今日、
勝った選手が一番強いということ」。悔しいが、それが雪辱に突き進んだ、この4年の答えだ。
リオ五輪第3日の7日、柔道男子66キロ級で海老沼は銅メダルとなった。昨年の世界選手権王者の安バウルとの準決勝。指導を与えて残り30秒を切った。
反撃で受けに回ったのが「人生の中で悔いが残り続ける」痛恨。指導を受けて並ばれ、延長戦で動きが鈍った。本人は明かさないが、関係者によると
「脇腹から足がけいれんしたようだ」。攻めが雑になり、返し技に屈した。
栃木に生まれ、3歳で柔道を始めた。道場から自宅に戻っても、父が段ボールなどで手作りした人形を投げ込み、小学生のころに居間の床が抜けた。
明大時代、脚取り禁止のルール改正で、得意の肩車が使えなくなり、関係者から「海老沼ももう終わりだな」と聞こえると奮起し、磨き抜いた背負い投げが
今の武器となった。
「僕は負けて強くなる」が口癖。ロンドン五輪後の戦いは鬼気迫った。左腕を負傷しながらも逆転の一本勝ちを収めた2013年世界選手権決勝は国内外で
語り草の名勝負。15年に世界連覇は3で途切れたが、26歳になっても常に居残り練習を続け、立て直してきた。
模範の選手であるが、最強になるには何かが足りなかった。「それが何か探し求めてきたが、僕にはまだ分からない」。悔しさをぐっとこらえていた。

五輪柔道:海老沼、準決勝で「人生の中で悔いが残る」指導 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160808/k00/00e/050/217000c

海老沼匡(26)=パーク24=が、12年ロンドン五輪に続く2大会連続の銅メダルを獲得。10キロもの過酷な減量を家族の支えで乗り越えて手にした栄冠だった。
海老沼には、ロンドン五輪で金メダルを取れば73キロ級に転向するプランがあった。しかし銅メダルに終わり、66キロ級でのリベンジを決意。筋肉量が増えた
体は、大会のたびに約10キロの減量が必要となった。
世界選手権4連覇を逃した15年は負傷も重なり、減量は苦しさを増した。12月のグランドスラム東京大会では、脱水症状で思うように体が動かなかった。
そんな海老沼に力を与えてくれたのが、家族の存在だった。
警視庁で活動していた兄・聖は、弟のパーク24入り後にコーチとして誘われ、現役を引退してサポートするようになった。減量の際には、一緒にサウナ
にもつきあってくれた。減量スタイルは1か月前から徐々に落として、1週間前にリミットにする。パーク24の吉田秀彦監督からは2、3か月前からの減量も
勧められたが「このスタイルは変える必要がない」とやんわり拒否した。
そして最も大きな支えが、14年12月に結婚した同年アジア大会女子63キロ級銅メダルの香菜(旧姓・阿部)夫人だ。結婚時、香菜夫人は世界ランク」
5位だったが、現役を引退。寮に一緒に住み、朝からスープを作ったり、低カロリーの料理などで減量をサポートしてくれた。五輪後の来年1月に挙式する予定だ。

【柔道】2大会連続「銅」海老沼匡、家族の支えで手にした栄冠…来年1月に挙式予定 : スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160808-OHT1T50111.html


リオデジャネイロ五輪柔道男子66キロ級で2大会連続となる銅メダルを獲得した海老沼匡(まさし)=パーク24=は「ぶざまな試合でも何でもいいから
メダルだけは取って帰ろうと思った」と語った。試合後の一問一答は以下の通り。
2大会連続のメダルを取った今の気持ちは?
「準決勝で気持ちの部分で負けてしまった。あそこで踏ん張れなかったのが敗因だと思う」
準決勝で体を痛めた?
「そんなのは関係ないです」
短い間にどのように気持ちを立て直した?
「メダルを取るのと取らないのでは違うので、ぶざまな試合でも何でもいいからメダルだけは取って帰ろうと思った」
4年前と違うのは共に歩んできた奥様がいるということでは?
「金メダルを取って一緒に喜びたかったが、僕の力不足です」

【五輪柔道】2大会連続銅メダルの海老沼匡「ぶざまでもメダルだけは…」 男子66キロ級 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080044-n1.html

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 19:55:22.66 ID:FsDcqbnp.net
リオデジャネイロ五輪柔道競技2日目、男子66キロ級の海老沼匡(26=パーク24)が銅メダルを獲得した。過去の五輪で金メダルを逃してきた海老沼は、
今大会での雪辱を目指したもののかなわず。それでも、銅メダリストには新たな“野望”が芽生えている。
決勝を目前にして涙をのんだ。準決勝で対戦したのは昨年の世界王者の安バウル(22=韓国)。最初に安が指導をもらうと、続いて海老沼も指導をもらう、
こう着した展開。最後は延長戦で世界王者が海老沼の背負い投げを潰して有効を奪い、勝負あった。
「気持ちで負けました。お互いキツい場面で、引いてしまったのは僕のほう。そこを追い詰めた安選手に実力があったということ。そういう意味では心残り。
情けない気持ちでいっぱいです」
今後については「全然考えていない。東京五輪も…。少し休みたい」と言葉少なだったが、関係者によると階級を73キロ級に上げる可能性もあるようだ。
「減量がきつい」というのが、その理由。まだ流動的ではあるが、この先で確かなこともある。
2014年12月に香菜夫人(28)と結婚後は話し合いの末、子づくりを控えてきた。「モチベーションにはなると思うんですけど、ボクと奥さんで考えたのは
『子供第一にならず』でした。五輪が終わってから、ゆっくりつくったほうがいい」とリオに集中した。
キャリアの集大成と位置づけた2度目の五輪が終わり、これからは夫婦の時間を最優先させる。「たくさんつくりたいです」と海老沼はジュニア誕生を
心待ち。柔道界屈指の努力家の遺伝子が未来に引き継がれる。

【柔道】銅メダル・海老沼が「子づくり解禁」宣言 | 東スポWeb ? 東京スポーツ新聞社
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577011/

海老沼は「準決勝は気持ちの部分で僕は負けてしまった。あそこで踏ん張れなかったのが僕の敗因だと思う」と振り返り、「準決勝で体を痛めた? いえ、
そんなの関係ないです。(3位決定戦で)メダルを取るのと取らないとでは違う。本当にぶざまな試合ですけれど、それでもメダルだけは取って帰ろうと
思いました」と表彰台を懸けた思いを口にした。
会場では夫人も応援していた。「金メダル取って一緒に喜びたかったんですけど…」と話し、声を詰まらせながら「僕の力不足です。済みません」と声を
振り絞った。
井上康生監督
「海老沼は今まで困難や苦労、葛藤と闘ってきた。最高のプレーヤーだけに金メダルを取らせてあげたかった。準決勝は試合途中に脇腹や足がつったようで、
あそこから流れが変わった」

2大会連続銅の海老沼「ぶざまな試合だけどメダルだけは取って帰ろうと思った」/柔道 - リオ五輪2016 - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160808/rio16080806050051-n1.html

リオデジャネイロ五輪第3日(7日=日本時間8日、カリオカアリーナ)柔道男子66キロ級で、前回ロンドン五輪に続く2大会連続の銅メダルを獲得した
海老沼匡(26)=パーク24=は表彰式後、「後悔はない。最高の舞台で戦えたことを誇りに思う」と完全燃焼を口にした。
表彰台で実際にメダルを首にかけた気持ちは
「ロンドンのときと同じ(銅)メダルですけど、思いとしては少し違うかなと思っています」
どんなところが違うか
「うーん、そうですね、いや、ちょっと分からないです」
悔しさもあるとは思うが、さまざまな苦労を乗り越えてつかんだ重いメダルではないか
「今までの過程においては後悔もない。やるべきことをやって、この地に来て、五輪という最高の舞台で戦えたことを誇りに思う」
勝った試合は全て一本勝ち。柔道のすばらしさを見せられたのでは
「ありがとうございます」
日本へメッセージを
「明日は(73キロ級の)大野将平、(81キロ級の)永瀬貴規と続いていく。(日本では)夜中になるとは思いますけど、日本柔道への応援をよろしくお願いします」

【表彰式後の一問一答】2大会連続銅メダルの海老沼「後悔はない。最高の舞台で戦え誇りに思う」/柔道 - リオ五輪2016 - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160808/rio16080807230057-n1.html

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 20:02:39.76 ID:FsDcqbnp.net
中村の準決勝は、初対戦のケルメンディの力強い組み手に最初の1度だけ対応できなかった。それが原因で受けた指導が致命傷となってしまった。
その後は完全に対応していたので、本当にもったいない結果だと思う。
この日の中村は堅実な試合運び、特に寝技の巧みさが光っていた。場外際で相手の頭を試合会場に向けさせたり、逃げようと必死の相手から正確に
脚を抜いたりと細かい技術まで磨かれていることを印象づけた。銅メダルとはいえ、内容は素晴らしかったと思う。
女子の試合時間が5分から4分に変わって最初の五輪。勝負に「たら」「れば」はないのだが、もし5分あれば指導を引き出し並ぶか、逆転のポイントを
奪えていたのでは、と思う。たった1分の差ではあるが、序盤から飛ばしてくる外国勢には有利。日本勢はその対処法をもう一度、考えていく必要があると感じた。

金に届かなかった中村 準決勝での指導が致命傷に 試合時間5分なら
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/08/kiji/K20160808013122060.html

海老沼の準決勝は非常にハイレベルな戦いで見応えがあった。相四つの相手が徹底してきたのが、左組みの海老沼の釣り手、つまり左手を下へと下げること。
密着した状態からの海老沼の投げ技を警戒したのだと思う。最後の場面は指導を嫌った海老沼がやや強引に技に入ってしまい返し技を受けることになったが、
10回戦えば5勝5敗だろうという拮抗した相手。紙一重だったとしか言いようがない。
国内選考会の内容(一本負け)などで海老沼の代表選出に意義を唱える方もいらっしゃったが、銅メダルという結果はともかく、この日の海老沼は素晴らしい
柔道を見せてくれた。相手の研究による対策も練られており、相当な反復練習をしてきたことをうかがわせた。例えば釣り手の取り方ひとつを見ても、正面から、
横から、スピードを変えてと変幻自在だった。練り上げられた戦術、多彩な技は海老沼のひたむきな姿勢から生まれたもの。メダルの色は彼が望むものでは
なかったかもしれないが、その姿勢は金メダルに値すると私は思っている。

金メダルに値する海老沼の姿勢 ハイレベルな準決勝、紙一重の差
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/08/kiji/K20160808013122150.html

リオデジャネイロ五輪第2日(6日=日本時間7日、カリオカアリーナ)金メダルが取れなかったのは残念だ。2人とも「これが五輪」という試合をしてしまった。
高藤は日本代表の最終合宿で井上監督から「調子はいい」と聞いていたし、実際に状態は上々だった。それが、準々決勝で普通だったら、かからないはずの
隅返しで一本負けした。
近藤も準決勝開始19秒で一瞬の隙をつかれ、袖釣り込み腰で技ありを奪われた。実力からすれば、パレトには10回やれば9回は勝てるだろう。ただ、残りの
1回が出る大会だ。準々決勝で過去に負けたことがあり嫌な相手だとみていたガルバドラフに逆転勝ちし、本人も気づかない油断が生まれたと思う。
2人とも4年後の東京五輪を狙える年齢。高藤とは所属先の監督として、今後のことを話し合っていきたい。近藤には大石道場の先輩として、通算4個目の
金メダル(過去に吉田氏1、谷本歩実2)を期待したい。4年間は長いようで、あっという間。この経験を生かし、同じ失敗を繰り返さないようにしてほしい。

【吉田秀彦一本締め】高藤、普通ならかからない技で一本負け/柔道 - リオ五輪2016 - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160808/rio16080805000044-n1.html

高藤選手はまだ若いが、19歳で世界選手権を制した13年と比べると、パワー、スピード、技のキレが落ちていると感じた。一番良いときは水をはじくように、
相手をはじき飛ばすもの。過去の自分と比べてしまい、自信を持てていないように見えた。昔は投げたいときに投げられていたのが、この日はかからないの
を知っていて技に入っているようだった。早熟タイプだから、以前の自分とかみ合わないのだと思う。
次の五輪を狙うなら、この負けを新しく自分の柔道を作るターニングポイントにしたい。これからは若手に追われる立場。「負けたらどうしよう」などと不安が
出てくるだろうが、いまの自分をレベルアップして「ニュー高藤」を見せてほしい。

高藤、敗戦を「新柔道」のきっかけに/古賀稔彦 - 日刊スポーツ リオ五輪評論家
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/column/analyst/news/1691501.htm

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 21:05:45.29 ID:HtpcxUVb.net
6日(日本時間7日)、リオ五輪の柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した高藤直寿(23=パーク24)は悔しさをにじませつつも、新たな野望に動きだす。
準々決勝でパピナシビリ(ジョージア)の隅返しに一本負け。敗者復活戦を勝ち上がったが、素直には喜べない。「自分自身、バカだなあと。以前も同じ技で
投げられてしまったのに…」。師匠の全日本男子・井上康生監督(38)も「調子が良かった分、焦ったのではないか」とメンタル面を敗因に挙げた。
ただ、代表での規律違反や学生デキ婚など、数々の話題を振りまいてきた高藤はへこたれてはいない。4年後のリベンジに加えてもう一つの夢も追う。
「柔道選手である間に、いろんなところで自分の名前を残せたらなって思っている」
特にこだわっているのは技だ。変幻自在の柔道で、高藤スペシャル(変型大腰)、直車(変型肩車)など数々のオリジナル技を生み出した。講道館が認める
柔道技は投げ技、固め技合わせて96存在するが、高藤は「97番目」の枠を狙う。「まずは足を持たない肩車を違う名前で入れてほしいですね」
「シライ」(床の後方伸身宙返り4回ひねり)など自身の名のついた4つの技を開発した体操の白井にも刺激を受けた。「僕もルール改正とかいろいろあって、
悩んだ時期もあった」。原則「既存の技の中に当てはめる」(講道館関係者)と敷居が高いのは百も承知だ。高藤が100年を超える伝統に新たな
1ページを加える。

【柔道】銅メダル獲得の高藤直寿「オリジナル技」で柔道史に名を残す!
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577072/

リオ五輪柔道女子の史上最年少金メダルを目指した6日(日本時間7日)48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)は銅メダルに終わった。
準決勝でパレト(アルゼンチン)に敗れて号泣。なんとか短時間で立て直し、3位決定戦ではムンフバト(モンゴル)から終了間際の隅落としで
有効を奪って今大会日本人メダル1号となった。「情けない。銅メダルはあまりうれしくはないが、続く選手には頑張ってもらいたい」と声を落とした。
“小姑”を自称する所属の貝山仁美コーチ(38)と歩んだ2年間だった。五輪金メダリストの吉田秀彦氏(46)らを輩出した愛知の名門・大石道場出身ながら、
ある実業団監督が「ウチも獲ろうと思って調査したが、チームへの影響を考慮した」と言うほど、2014年4月の入社時は“おてんば娘”だった。
指導役の貝山氏も骨を折った。新人にもかかわらず、忠告から言い合いになり、険悪ムードのケンカに発展したことも「数え切れないです」(貝山氏)。
報道陣が見ている前でやり合ったこともあった。しかし、服装から寮での生活まで社会人としてのマナーも植え付けていった。食堂でスマホ片手に
“ながら飯”を取る。物を大事にしない――。そんな面をチクチクと注意されているうちに、近藤の意識は大きく変わった。
準々決勝で左目のコンタクトレンズを落としたが、予備を忘れる失態。「外国人選手の目の色が違った」と五輪の怖さも痛感した。リベンジは4年後。
「ひと皮もふた皮もむけて臨みたい」と近藤は前を向いた。

【柔道】銅メダル・近藤亜美 「おてんば娘」を変えた「小姑」とのケンカ二人三脚
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577070/

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 21:06:11.66 ID:HtpcxUVb.net
リオデジャネイロ五輪の柔道競技は日本時間8日、男子66キロ級と女子52キロ級の試合が行われ、海老沼匡(パーク24)と中村美里(三井住友海上)が
ともに銅メダルを獲得した。
男子66キロ級では、ロンドン五輪の銅メダリスト・海老沼が、準決勝で韓国の安バウルに対し延長戦の末に敗れたが、3位決定戦でアントワヌ・ブシャール(
カナダ)から背負い投げで一本を奪い、2大会連続となる銅メダル。一方、女子52キロ級も中村が準決勝で今年のヨーロッパ選手権覇者マイリンダ・ケルメンディ
(コソボ)に敗れたものの、3位決定戦で地元ブラジルのエリカ・ミランダを延長戦の末に破り、08年北京五輪以来2大会ぶりの銅メダルに輝いた。
以下、試合後の海老沼と中村のコメント。
海老沼「気持ちの面で負けた」
たくさんの人が、金メダルを取ることを期待してくれていたと思うので、銅メダルという結果に終わって本当に情けない思いでいっぱいです。ロンドン(五輪)は、
若さもあってがむしゃらにつかんだ銅メダルでした。今回の銅メダルとは少し違うと思います。
今回の方が悔しい?
そうですね。でも、僕の中では最高の準備をしてこの時を迎えたので、悔しさはあるけど、最後まで腐らずに3位決定戦を戦えて良かったと思います。
準決勝は(ゴールデンスコアに突入して)僕も安選手もきつい場面で僕が引いて、気持ちの面で負けてしまいました。あの一戦が心残り。一番
引いてはいけなかった戦いだと思います。
相手のかけ逃げが指導にならなかった。
ああいうことをやってくるぞという意識の中で試合に臨んだので、(自分の)力のなさだと思います。
リードしている中で最後に指導を取られて追いつかれたが?
あと一歩、最後に一歩攻めないと指導を取られるというところ。そういう場面に追い込んだアン選手が一枚上手だったと思います。
金メダルを取るために必要なものは?
それを探し求めて4年間やってきたのですが、僕には分かりません。僕の中では4年間、ここで金メダルを取るために走り続けてきたので、
その点に関して悔いはないです。でも、あの準決勝で気持ちで引いてしまった一戦は、僕の人生でも悔いの残る試合になると思います。
3位決定戦の前の心境は?
僕に期待して選んでくれた先生方がいるので、腐って負けるのも自分、最後まで戦うのも自分と思い(後者を)選びました。
今後は?
まだ全然考えられません。
東京五輪は?
少し休んで考えます。
表彰台に上がった時の気持ちは?
ロンドンのときは、悔しさでいっぱいで全然覚えていなかったです。この舞台に立てて、たくさんの人に応援していただきました。井上先生にも胸を
張れということを言われたので、表彰台を記憶に残すような気持ちで表彰台に立っていました。
ノーマークのイタリアの選手(ファビオ・バシレ)が優勝したり、強豪選手が次々に敗れたりしたことについて、どう思うか?
五輪は、難しいですね。イタリアの選手は、まだジュニア上がり。ロンドンのときもそういう選手が勝ちました。何が起こるか分からないのが五輪。でも、
今日勝った選手が一番強い。今日は、あの(イタリアの)選手が強かったということです。
奥さんに、どんな思いがあるか?
金メダルを取って喜びを分かち合いたかったです。銅メダルだけど、受け止めてほしいというか、一緒に頑張ってきたので、かけてあげたいと思います。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 21:10:32.53 ID:HtpcxUVb.net
中村「成長した自分が勝てなかったのが悔しい」
2大会ぶりのメダルは銅メダル、今の気持ちは?
やっぱり金メダルが取りたかったんですけど、最後の3位決定戦に勝てたのは良かったなと思います。
準決勝のケルメンディ戦では序盤に指導を取られ、追いかける展開になった。どのような4分間だった?
取り返せる自信はあったんですけど、相手も必死でなかなか取り返せなかったし、今の実力だなと思いました。
序盤以外は優勢に見えたが?
(相手の)力が強くてあのような組手になってしまったのがすごく反省点だと思います。
足技以外があまり出なかったように見えたが?
担ぎ技も練習してきて出してはいたんですけど、なかなか、かからなかったです。調子は悪くはなく、いつも通り戦えました。
(初戦敗退に終わった)ロンドン五輪後の4年間、金メダルを見据えて練習してきたと思うが、今の気持ちは?
ロンドンが終わってすぐにはリオを考えていなかったし、この舞台に立っているとは思っていませんでした。挑戦できたことは良かったですけど、
目標を達成できなくて、やっぱり悔しいです。
組手争いで相手の力の強さを感じた?
力が強いのは分かっていたんですけど、思っていたより強かったというか……。(襟や袖を)持ってからはあまり(強さを)感じなかったのですが、
切る力が強かったです。
良い展開もあったが、紙一重だった。
そうですね。やっぱり自分が良い組手になるのはほとんどないと思うんです。そこであまり出しきれなかったと思います。
大会前に「4年間やってきて良かった」と言っていたが、この結果を受けてもその思いは変わらない?
ロンドンを終えて手術とか、いろいろな経験をして、いろいろな人と会ってすごく幅が広がったので、4年間やってきて良かったと思います。
これまでの2回の悔しさと今回の悔しさは違う?
違いますね。北京(五輪)のときも悔しさを感じたんですけど、今回はいろんな経験をして成長した自分で戦って、勝てなかったのが悔しいです。

柔道の海老沼、中村が2度目の銅 メダルは「奥さんにかけてあげたい」(スポーツナビ)
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608080002-spnavi

銅メダルを獲得した柔道女子52キロ級の中村美里(27)の所属先、三井住友海上は都内でパブリックビューイングを行い、約140人の社員らが声援を送った。
準決勝で、優勝したケルメンディ(コソボ)にわずか指導1の差で敗れると、社員らも声を失った。だが、3位決定戦でメダル獲得の瞬間を迎えると、
会場のボルテージは最高潮に。健闘をたたえる拍手が巻き起こった。
中村が在籍する東京本部の中川滋部長(50)は「頑張りましたね、最後まで。こっちは興奮しっぱなしでした」と喜んだ。
中川部長は、職場で仕事の流れを変えるためにはどうしたらよいかと中村に問い掛けたことがあった。それに対して中村は柔道に置き換えて答えたという。
「最初の入りを変えると言っていた。そういう感じでまだ冷静だったのでしょうね」と、準決勝敗退を引きずらずに戦った中村をたたえた。

「冷静だった」中村美里の同僚140人がPVで声援 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691252.html

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 21:10:48.33 ID:HtpcxUVb.net
海老沼匡(26=パーク24)が2大会連続の銅メダルを獲得した。ロンドン五輪から起伏の多い道のりには、常に寄り添う兄聖(さとる)さん(32)の姿があった。
3兄弟の長男で、5学年上の「兄ちゃん」は常に匡のヒーローだった。兄は栃木の実家から、古賀稔彦らを生んだ私塾・講堂学舎に入るため中学から東京に
出た。幼い匡は全国で行われる柔道の大会に赴き、兄の雄姿を追った。客席で事細かに試合のメモをノートに書く姿は有名だった。短く刈った丸刈りをまねて、
青々とした頭を誇らしげに、兄のようになりたいと柔道に打ち込んだ。
それから20年あまり…。同じ講堂学舎に進み、いまは所属先を同じにする。全国大会での優勝など華々しい成績を残していた兄は、ロンドン五輪直前に匡を
支援するために引退。いまは練習パートナーとして行動を共にする。「いつも二人三脚で、合宿もついてきてくれて、『いまの柔道はこうだね』ということを
練習前後ずっと話す。ずっとそうやってきた」と匡。「かけがいのない存在。僕の良き理解者。常々、試合で勝っても負けても、『五輪で勝てばいい』というのを
ぶらさずにいたのが兄」とも話す。この数カ月は特にその言葉が身に染みた。
代表選考会となった4月の全日本選抜体重別選手権準決勝で、18歳の阿部一二三に幾度も担がれた。技あり、有効、最後は背負い落としで一本負けした。過
去2年間の大会成績を重視する選考方法で代表には決定したが、「今日の試合で(五輪に)勝てるのか」と山下泰裕強化委員長が疑問をあらわにするほど、
周囲からは批判的な声が飛んだ。
そんな時、思わず、兄の前だけでは本音が出た。だらしなさを指摘する言葉に「○○さんがこう言われた」など、悩みを吐露した。2月に国際大会をパリで戦った
調整期間の短さ、さらに全日本体重別前には事実上代表が内定していたモチベーションの問題などがあったが、周りは状況を鑑みてはくれない。弱音、愚痴も
口をついた。
その様子にも長年連れ添った兄は、動じない、ぶれない。「視野が狭くなっていると思った。そういうときは『こう思う』とこっちが言ってもだめなので」。あえて
距離を取る。そして頃合いを見計らい、食事に誘って心を落ち着かせた。
さらに、調整方法の変更にも着手。真面目な性格ゆえに練習から思い詰めて追い込んでしまい、試合で100%の力を出せない姿に、思い切った提案をした。
ベテランでケガが増え、若い頃のように稽古から力を出し切れない。そこで、「本数を決めて集中して何本やろうと決めよう」と量より質にかじを切った。
昔はやれるだけ本数をこなさないと不安だった弟も、兄の真摯(しんし)な提案に首を縦に振った。リオへ向けた調整はすこぶる順調だった。
目標の金メダルには届かなかったが、勝った試合はすべて一本。攻める柔道を見せ続けた。表彰式後には「やるべきことをやって、この地に来て
オリンピックで戦えたことを誇りに思います」と話した。一時の成績不振に左右されず、五輪に集中できるよう弟の最善を考えてくれた頼もしい兄との歩みが、
2大会連続のメダルをたぐり寄せた。

海老沼、あこがれた兄に導かれた連続銅メダル - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691233.html

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 21:56:28.59 ID:HtpcxUVb.net
8月7日、試合を終えた柔道52kg級の中村美里は言った。金メダルだけを目指してきた3度目のオリンピックで、銅メダルに終わった。
だがその表情には、悔しさとは異なる思いも、浮かんでいた。
組み合わせが決まったときから、山場は準決勝で当たるであろうマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)であることは分かっていた。
中村が手術、リハビリで出場しなかった2013、2014年の世界選手権女王である。
2015年の世界選手権で中村が優勝したときは、ケルメンディが怪我で出ていなかった。この大会のみならず、過去、一度も対戦したことのない相手だ。
力で抑えられ……最後は逃げ切られた。
世界屈指の技巧派として細かな技術を磨いてきた中村、世界でもトップと言っていい圧倒的なパワーを誇るケルメンディと、スタイルも真逆である。
初戦となった2回戦、準々決勝と勝ちあがると、待ち受けていたのは、大方の予想通りケルメンディだった。
試合が始まる。開始早々、相手に頭を下げさせられ、消極的と指導を受ける。
「力が強いのは分かっていました。思ったより強かったと言えば強かった。力が強くてああいう組み手になったのが反省点です」
中村は振り返る。
日本女子代表の南條充寿監督は言う。
「奥襟をとって、ペナルティを狙ってくるということは予測していました」
予測していてもはまってしまったのは、対戦していないことから来る未知の部分があったからにほかならない。
ただし、対応できなかったのはその時までだった。以降は徐々に自分のペースに引き戻し、ケルメンディを封じる。残り時間が数十秒となると、逃
げ切ろうという姿勢がうかがえたケルメンディに場内からブーイングが飛ぶ。指導があるかと思われたが……試合はそのまま終わった。
試合時間の短縮は中村にマイナスだったが……。
試合時間が5分から4分と短くなったことも、スタミナに自信がある中村にはマイナスにしかならなかった。
ケルメンディとの試合から約20分後の3位決定戦を制したあと、中村は「悔しい」と涙を浮かべた。だが、表彰式では、柔らかな表情も見せた
「このメダルを大事にしたいです」
引き上げてくると、こうも口にした。そう思わせたのは何だったか。
ロンドン五輪後、柔道から離れて知った別の世界。
中村は、ロンドン五輪が終わったあと、リオデジャネイロの畳に立っている自分の姿を想像できなかったという。ロンドンでの金メダルを思い描いていたから、
大舞台で初戦敗退に終わったあと、すぐにリオを目指そうとは思えなかったのだ。
2012年の秋には、古傷の膝の手術に踏み切った。柔道のためというよりも、これからの長い人生を考えて、治しておきたいと思った。
その後、長期間のリハビリ生活が始まる。それまでになかったほど長く柔道から離れることになった。そして、それは新鮮な時間だった。
同じようにリハビリに励むほかの競技の選手と交流を持つ中で、自費で海外遠征に行かざるを得ない競技があることも知り、自分の環境が恵まれていたことを
実感したという。知り合った選手の試合を観戦に行ったり、新しい趣味を持ったり、生活に、視野に、広がりが持てた実感があった。
その中で中村は、柔道への気持ちを取り戻した。もう一度前を向いて畳の上に戻ろうと思えた。挑戦すると決めて一歩足を踏み出し、日本代表をつかみ、
たどり着いたのがリオだった。
どん底からの再スタートの銅メダルに、大きな意味が。
悔しさはある。
北京五輪で銅メダルを手にしながら、「金メダル以外は同じです」と悔しがってから、追い続けてきた目標には3度目も届かなかったことになる。悔しいのは
当然だろう。
でも、三度目の大舞台は想像もできないという状態からスタートして、手術とリハビリを乗り越えた。いろいろな経験を積んで、新たな仲間の応援も得た。
その末に手にしたメダルだから、大事にしたいと思う。
南條監督は言う。
「波がありながら出場をつかんでの結果です。いろいろな評価はできると思います。これから柔道を続けていくのか分かりませんが、それをかみしめて、
人生にトライしてもらいたいなと思います」
中村が手にしたのは、ロンドン五輪後に歩んできた時間の証であり、これからの人生にとって財産となる銅メダルだった。

中村美里がついに微笑んだ日――。金以上の価値ある、復活の銅メダル。 -リオオリンピック特集
http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160808-00826231-number-spo

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 01:42:23.65 ID:KEs/LtM0.net
柔道女子57キロ級準々決勝で、前回ロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)はパビア(フランス)との7分50秒にわたる大激闘を制して準決勝に進出した。
長身の相手に松本は自分のペースで試合を進めたが、ポイントを取れずにゴールデンスコア方式の延長戦へ。大内刈り、大腰と積極的に仕掛けて一方的に
攻め込んだ。相手の大内刈りにヒヤリとする場面もあったが、“野獣”はひるまず前に出る。最後は延長3分50秒、袖釣り込み腰で技ありを奪い優勢勝ちした。
5月のマスターズ大会では初戦敗退。柔道界では「力が落ちた」などと厳しい声も上がる中、松本はここ一番に強いのも事実。野獣健在を証明するまであと2つだ。

【柔道女子】松本薫 7分50秒の激闘制し準決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577388/

柔道競技3日目、女子57級で前回ロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)が初戦の2回戦でダボンヌ(コートジボワール)に寝技で一本勝ちして
準々決勝に進出した。
冷静だった。格下の相手に慌てず、寝技で仕留めにいく。右腕を足で挟み相手の体をクルリと回転させて押さえ込み。卓越した寝技の技術を披露した。
一度は外され「有効」どまりだったが、再び横四方固めにとらえて、1分19秒で完勝した。
女子代表は金メダルの期待の高かった初日、2日目で銅メダル2つ。前回覇者の“野獣”が再び頂点まで駆け上がり、意地を見せられるか注目だ。

【柔道女子】“野獣”松本薫 寝技一本で準々決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577377/

男子73キロ級の大野将平(24=旭化成)が初戦の2回戦でムリジョ(コスタリカ)に横四方固めで一本勝ちして3回戦に進出した。
貫禄たっぷりだった。序盤からプレッシャーをかけてくる大野に、ムリジョは何もできない。逃げ回る相手に「指導」が3回与えられると、
大野は相手の体をコントロールして冷静に寝技へ。そのまま横四方固めでがっちり押さえ込み、1分50秒で圧勝した。

【柔道男子】73キロ級・大野 圧勝発進「金」へ視界良好
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577365/

柔道男子73キロ級の大野将平(24=旭化成)が、3回戦でスクボルトフ(UAE)に内股で一本勝ちして準々決勝に進出した。
大野はケンカ四つの相手に内股で技ありを奪ったが、これをすぐに取り消される。それでも全く焦ることなく、狙い澄ました内股一発。2分50秒で鮮やかに
宙を舞わせた。
数々のメダリストを輩出した柔道の名門私塾「講道学舎」(昨年3月に閉塾)の出身。同塾の先輩にあたる古賀稔彦、吉田秀彦、滝本誠ら五輪金メダリスト
と同じく切れ味鋭い投げ技と精神力の強さが持ち味だ。柔道エリートの大野は頂点まであと3つだ。

【柔道男子】大野将平 鮮やかな一本勝ちで準々決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577382/

柔道男子73キロ級の大野将平(24=旭化成)が、準々決勝でシャフダトゥアシビリ(ジョージア)に優勢勝ちして準決勝に進出した。
相手はロンドン五輪男子66キロ級金メダルの強敵だ。がっちり組んでくる相手に、大野は大外刈りから腰車でぶん投げる。豪快に決まっていきなり技あり。
その後は無理することはなく、引き込んでの腕ひしぎ十字固めを狙う余裕も。相手の必死の攻撃も難なくさばいて快勝した。
2013年の天理大在籍時には柔道部で暴力問題の不祥事があり、大野も登録停止の処分を受けた。苦難の時期を乗り越えてつかんだニッポン柔道の
エースの座。残り2つ、勝つしかない。

【柔道男子】大野将平 ロンドン金メダリストに快勝し準決勝進出
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577398/

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 19:50:54.33 ID:n5XnOu9d.net
柔道女子57キロ級3位決定戦で、前回ロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)は連珍羚(台湾)に優勢勝ちして銅メダルを獲得した。
連は今年5月の「マスターズ大会」で一本負けした嫌な相手。松本は気合満点の表情で畳に上がると、序盤から積極的に攻めた。開始2分で
寝技で押さえ込みに入ったが、これはすぐに逃げられた。それでも攻め続ける松本は、相手の体重が後ろにいったところに小内巻き込みで
あわせて「有効」。そのまま逃げ切って2大会連続のメダルをゲットした。
ニッポン柔道はこれで今大会5個目の銅メダルとなった。
松本の話「もう、一度負けているので、負けられないと思って戦った。金メダルを目指していたので、そこで負けてどう切り替えようかと思った。
でも何も持たないでは、日本に帰れないと思った」

【柔道女子】松本薫は銅メダル「日本に帰れないと思った」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577427/

リオデジャネイロ五輪柔道女子57キロ級で、ロンドン五輪の金メダルに続く2大会連続となる銅メダルを獲得した松本薫(ベネシード)は
「何も持たないで日本に帰れないと思って戦った」と語った。試合後の一問一答は以下の通り。
3位決定戦が一番気合が入っているように見えた
「一度負けているので、もう負けられないという思いで戦った」
メダルへの思いは強かった?
「金メダルを目指していたので…。最初、負けてしまったときにどう切り替えようかと思ったが、何も持たないで日本に帰れないと思って戦った」
ロンドンで金、リオで銅。自分を褒めてもいいのでは?
「(首を横に振る)」
みんな拍手を送っていると思いますよ
「送ってくれていたらうれしいです」

【五輪柔道】銅メダルの“野獣”松本薫「何も持たないで日本に帰れない」 女子57キロ級
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090038-n1.html

「何も持たないのでは、日本に帰れないと思った」。2大会連続の金メダル獲得を目指した柔道女子57キロ級の松本薫選手(28)。何とか気持ちを
切り替えて銅メダルをもぎ取ったものの、試合後のインタビューでは悔しさを隠しきれなかった。
目つきの鋭さからついた異名は「野獣」。準決勝はあっさり一本負けを喫し、思わず額を床につけた。ただ、1時間もたたないうちに始まった3位決定戦では、
いつもの気迫に満ちた目に戻った。
「一度負けてるので、負けられない」。試合前に高く両足でジャンプして気合を入れると、その後は集中が途切れることなく、優勢勝ちに持ち込んだ。
勝利を手にした後、観客に声援を送られると一瞬、泣きそうな表情を浮かべ、続いて照れたような笑顔をみせた。

柔道で銅の松本「何も持たずに帰れない」 悔しさ隠せず
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09H03_Z00C16A8000000/

金メダルの約束を果たせず、観客席の両親に手を合わせて謝る顔からは「野獣」の鋭さは消えていた。銅メダルを獲得した柔道女子57キロ級の
松本薫選手(28)。父賢二さん(63)は、悔しさと誇らしさを感じながら「十分伝わった。お疲れさま」とつぶやいた。
一本負けした準決勝から切り替えて臨んだ3位決定戦。決意を込めた、この日一番の鋭い目に、賢二さんは松本選手が金メダルを獲得した前回の
ロンドン五輪を思い出した。けがに苦しんだ4年間を思い「あの強さによく戻したな」と感じた。
年に1回くらいしか帰らない娘。連絡はなくても、けがを抱えていることは察していた。「元気か」と送ったメールの返事はいつも「けがしてないよ、ありがとう」。
少しでも足しにと好物のスペアリブなど手作りの料理を送り続けた。
 これまで娘に頼み事をしたのは1回だけ。代表選考に大きな影響がある2015年の世界選手権に出発する当日、空港にいた娘に「ブラジルに連れていってくれよ」
と電話した。ロンドン大会のとき「オリンピックで家族を海外旅行に連れていく」という約束をかなえたことを思い出させて、少しでも気持ちを奮い立たせようという
親心だった。
 リオデジャネイロの会場には応援する家族6人の姿が。「必ず金を取る」というもう一つの約束は果たせなかった。それでも表彰台に上がった娘の笑顔を
見る父の顔も、笑みをたたえていた。


父との約束、力に=戻った「野獣」で銅−柔道松本選手〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900385

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 19:51:20.05 ID:n5XnOu9d.net
銅メダルの気持ちは?
「うれしいのと悔しいのと。甘酸っぱい気持ちです」
力は出し切りましたか?
「出し切ってきました」
ロンドン五輪からの4年間は?
「長かったです」
いろいろな思いがあると思うが
「今はこの銅メダルをちゃんと受けとめて日本に帰りたいです」

【銅メダル獲得後の一問一答】松本薫、2大会連続のメダルも「うれしいのと悔しいのと。甘酸っぱい気持ち」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160809/rio16080906120069-n1.html

3位決定戦で、ようやく本来の泥くさい柔道を見せた。終盤に足技で有効を奪って優勢勝ち。女子57キロ級で連覇を狙った松本は、銅メダルに終わり
「腹の中は煮えくり返っています」と悔やんだ。
準決勝。相手の背負い投げをこらえたところで一瞬、棒立ちになった。その隙を世界ランキング1位は見逃してくれない。2度目の背負い投げで松本の体
がきれいに宙を舞った。「1回目を防げたので、こういう感じか、大丈夫だと思って重心が上がったところにスコンと入られた。試合中に大丈夫なんてことは
ないのに」。開始わずか24秒。顔を覆って畳に突っ伏した。
歯をむきだし、上目遣いで相手をねめつける。右脚を前に踏ん張って低く構える。そのさまは、金メダルを獲得して“野獣”と呼ばれたロンドン五輪を
ほうふつさせた。日本勢に金メダルがない状況で登場したのも前回と同じ。しかし、周囲の状況と自身の内面は明らかに違っていた。
出場者の顔触れは普段の国際大会と大きく変わらないが、「何が何でもメダルを取りに来る執念が違った」という。五輪王者は次の五輪までの間、
国際大会で金色のゼッケンを背中につける。松本はどこの会場でも「金ゼッケン」と指をさされ、「それにふさわしい人間にならなければ」と過剰に意識した。
「みんなが私を見て、研究してくる」と涙を流したこともある。
28歳になり、体調管理にも気を使う中で、さらなる進化を模索。「しんどかった。ないと自分に言い聞かせているだけで、実際にプレッシャーはたくさんあった」。
再び表彰台の真ん中に立った時、どんな思いが胸に去来するのか。その答えを追い求めて走ってきた。
迎えた本番。足技が思うように出せず、リズムに乗れない試合展開が続いた。最後に持ち味を発揮したが、「ああ、終わったー、という感じ」。自分と戦い
続けた4年間が終わった。 

柔道・松本、食らいつき「銅」 最後は泥くささ発揮
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/201608/CK2016080902000234.html

柔道女子57キロ級が行われ、松本薫(ベネシード)は、3位決定戦で連珍羚(台湾)に勝ち、銅メダルを獲得した。
畳に立つ松本に野獣の目が戻っていた。まなざしの鋭さと、他を圧する力で、連覇はならなかったが、2大会連続の表彰台。女王の座に戸惑い、苦悩を続けた4年間だった。
4年前。ロンドンから帰国した松本はマスクで顔半分を隠すようになった。時の人となり、故郷の金沢市に帰省しても周囲の目が張り付く。軽装で出歩くと、
周囲からは女王としての振る舞いを諭された。マスクは「放っておいてほしい」とのサインだった。
古傷の右ひじを2012年11月に手術して約1年後に復帰した。だが海外遠征に行くのも気が重かった。全日本女子の谷本歩実コーチに「遠征に行きたくない。
皆が自分のことを見て研究している」と弱音を吐いたこともある。
04年アテネ、08年北京五輪で連覇している谷本コーチは言った。「皆、あこがれの目で見ているだけ。それにライバルは敵ではない。自分の力を引き上
げてくれる仲間だよ」。少し肩の力が抜けた。
五輪5大会連続メダルの谷(旧姓田村)亮子さんと、松本を帝京大時代に育てた稲田明さん(70)が2人の目つきについて、こう語った。「田村の目は相手
をしびれさせ、吸い込む。強かった相手がなぜだろうというぐらい力を出せなくなる。松本はまた違う。松本の目は相手をねじ伏せる気迫に満ち、
相手を萎縮させる」
元の目つきに戻った時、女王の呪縛から解けていた。大技で貫禄ある勝ち方を求めて調子を崩していたことにも気づいた。世界選手権は一昨年、
2回戦敗退していたが、昨年は頂点に返り咲いた。
リオ五輪で、7分50秒の消耗戦となった準々決勝は疲れが顔に出たパビアに対し、松本は眼光が衰えなかった。悔やまれるのはドルジスレンとの準決勝。
相手の実力を甘くさえ見なければ、開始24秒での敗退は避けられた。銅メダルに「うれしいのと、悔しいのと、甘酸っぱい感じです」。4年間の戦いは終わった。

五輪柔道:戸惑いと苦悩の4年間 松本薫「銅」
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160810/k00/00m/050/047000c

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 19:51:39.32 ID:n5XnOu9d.net
リオデジャネイロオリンピックは8日、柔道女子57キロ級で2大会連続の金メダルを目指した松本薫選手は、準決勝で敗れたあとの3位決定戦に勝って
銅メダルを獲得しました。
オリンピック2大会連続の金メダルを目指した松本選手は、初戦の2回戦を一本勝ちし、続く準々決勝は延長戦の末、優勢勝ちで勝ち上がりました。
準決勝では、去年の世界選手権銅メダリストでモンゴルのスミヤ・ドルジスレン選手と対戦し、開始から僅か20秒余りで背負い投げで一本を取られて敗れ、
3位決定戦に回りました。
3位決定戦では、台湾の連珍羚選手と対戦し、残り31秒で小内巻き込みで有効のポイントを奪って優勢勝ちし、銅メダルを獲得しました。松本選手は前回、
ロンドン大会に続く金メダル獲得はなりませんでしたが、2大会連続でメダルを獲得しました。
また、柔道女子で日本はこれまで行われた3階級すべてで銅メダルとなっています。金メダルはブラジルのハファエラ・シルバ選手で、開催国の
ブラジルにとって今大会、初めての金メダルとなりました。
「何も持たずに日本に帰れないと思った」
松本薫選手は「金メダルを目指していたので負けたときにどう切り替えようかと考えたが、何も持たずに日本に帰れないと思った。一度負けているので
負けられないという思いで戦った」と話していました。
ロンドン五輪後 けがなどで苦戦続くも復活
女子57キロ級の松本薫選手は石川県出身の28歳。2大会連続のオリンピック出場です。ロンドン大会では、豊富なスタミナと競り合いのなかでの
勝負強さを発揮し、柔道で男女を通じて日本唯一の金メダルを獲得しました。
その後、けがの影響などで苦戦が続きましたが、去年の世界選手権で4大会ぶりに優勝し、再び世界の頂点に返り咲きました。リオデジャネイロでは
目指していたオリンピック2連覇はなりませんでしたが、2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

柔道女子57キロ級 松本薫が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160809/k10010627821000.html

「ごめん」。柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得した松本薫(28)は、スタンドで応援していた家族を見つけると、そう口を動かした。ロンドン五輪に続く連覇の
願いはついえたが、父親の賢二さん(63)は「前回のときより進化した。あのときの強さをよくぞ復活させた」とたたえた。
「薫らしいポカやっちゃったね」。準決勝で敗退したとき、賢二さんはそう思った。しかし3位決定戦では、ロンドン五輪を制した狼のような目付きが戻ってきたように
感じた。
五輪前の2カ月間、松本は家族と距離を置いた。家族がメールで「元気か、けがしてないか」と送ると、「けがしてないよ。ありがとう」とだけ返ってきた。
松本はプロフィル欄に得意技を「気持ち」と記す。5人きょうだいの4番目(三女)。やんちゃだった。木に登ったり屋根に上ったりして怒られた。6歳から
柔道とレスリングを始め、母親の恵美子さん(57)は夫の中華料理店を手伝いながら車で送り迎えした。
学校が終わった後、練習は毎日夜10時まで。土日も休みがなく、12時間続くこともあった。だから両親には娘が学校の友達と遊んでいたという記憶もない。
ロンドン五輪で一躍スターになった松本は戸惑っていた。両親によると、握手を求められ、カメラに追いかけられることに疲れていた様子だったという。鋭い眼光で
「野獣」とあだ名が付けられたが、実家の金沢に帰ってもマスクをして隠れるようになった。両親は次の五輪を目指す娘を支え続けた。野菜や肉をバランス
良く調理したチャーハンを冷凍して送ったりした。
試合後、柔らかな笑顔に戻った松本。「笑顔がやはり似合う子だな」。父親の目に光るものがあった。

【五輪柔道】銅メダルの松本薫、家族に「ごめん」 狼の目から笑顔に
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090064-n2.html

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 19:57:34.66 ID:n5XnOu9d.net
2大会連続の銅メダルにも無念の思いしかなかった。海老沼は、世界ランキング1位の安バウル(韓国)に屈した準決勝を悔やんだ。
「4年間、金メダルを取るために走り続けてきた。気持ちで負けて引いてしまった。僕の人生の中で最も悔いの残る一戦になった」
序盤から攻め立て終盤まで指導1つリードしたが、背負い投げを連発する相手に動きが止まった。残り28秒で指導を受け、延長にもつれこんだ。
「攻めないと指導を取られる」と焦り、強引な一本背負いにいって返し技を食らった。
一進一退の攻防が続く中盤、はだけた柔道着からのぞく脇腹を指さした。「脇腹や足がつったようで流れが変わった」と日本男子の井上康生監督。
海老沼は「言い訳になる」と首を振ったが、脱水症状の影響だった。
中学時代と同じ66キロ級に出場するため、試合では10キロ以上落とす。26歳になり、体重は落ちにくくなった。計量1週間前から通うサウナは
以前の3度から8度に増えた。
この日の朝、無作為に指名される当日計量が当たり、厚手の服装で会場入りした。前日の計量から制限体重の5%分が増えていれば失格となるシステムで、
海老沼はその数人に選出された。
2012年ロンドン五輪で銅メダル。同年9月に実家に帰省すると「銅メダルおめでとう」の旗が掲げられていた。母・道子さん(56)に「いつまでも置かないで。
次の目標があるから」と伝えた。居間には幼少期から積み重ねてきた50個以上のメダルやトロフィーが並んでいるが、ロンドンの銅メダルはケースに
入れたままだ。
金メダルだけを目指して過ごしてきた4年間。今後については「少し休んで考えます」と答えるのが精いっぱいだった。 

海老沼、また金届かず銅…準決は「人生で最も悔いが残る一戦」
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160809/rio16080905030042-n2.html

俳優の坂上忍(49)が9日、MCを務めるフジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、五輪で銅メダルを獲得した日本の柔道代表選手を巡る
発言について言及。ジャーナリストの木村太郎氏(78)が「銅メダルで謝罪するのはやめましょう」と見解を示したことに対し「トンチンカン」と噛みついた。
今回の五輪で目立つのは、銅メダルを獲得した柔道選手が「申し訳ない」などと謝罪していること。番組では、木村氏が「謝罪はやめましょう。もう日本は
柔道大国ではない」と意見を示したことを紹介した。
この木村氏の発言を受け、坂上は「大先輩ですけど」と前置きしつつ「トンチンカン」と反発。「金メダルを狙いにいっているのに、お情けをかけられたら選手は
どう思うだろうか?」と疑問を投げかけた。
12年ロンドン五輪で代表監督を務めていたタレントの篠原信一(43)は「一般の人は“立派な銅メダル”と声を掛けてもいいと思う」と木村氏の姿勢を擁護。
ただ、柔道家としての立場からは「私は、選手が金メダルのために4年、8年とかけて頑張っている姿を見ている。“お疲れさまでした”は言えても、
どうしても“おめでとう”とは言えない」とコメントしていた。

坂上忍「トンチンカン」“柔道銅での謝罪やめて”発言に反発
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/09/kiji/K20160809013129560.html

国際柔道連盟(IJF)は8日、五輪初参加のコソボで初の金メダルを7日に獲得した柔道女子52キロ級のマイリンダ・ケルメンディが6月にフランスで
ドーピング検査を拒否していたと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。
IJFによると処分が科される場合はフランス国内のみで適用される見込み。フランスでの検査は手順などに疑問があったという。ケルメンディは8月7日に
実施されたものを含め、今年に入って複数回のドーピング検査を受けている。
英紙ガーディアンはコソボ連盟の会長が、6月の検査は拒否したが薬物違反は犯していないと述べたことを報じた。

柔道女子金メダルのケルメンディが検査拒否…6月にフランスで - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160809/rio16080911090103-n1.html

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 19:58:53.67 ID:n5XnOu9d.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平(旭化成)は試合後、「柔道という競技の素晴らしさ、強さ、
美しさを伝えられた」と語った。一問一答の詳細は次の通り。
ついに(金メダルを)取った。宣言通りだった
「ありがとうございます。うれしいです」
しかも勝ち方が強かった
「内容的に満足できるものではなかったですけれど、柔道という競技の素晴らしさ、強さ、美しさを、見ている皆さまに伝えられたんじゃないかなと思います」
金メダルを取った瞬間も笑顔が見えるかと思ったら、ほっとしたような表情だった
「そうですね。プレッシャーが大きかったし、周りの声、『金メダルを獲得して当たり前』という声が聞こえていたので、当たり前のことを当たり前にやるという
難しさを改めて感じました」
やっぱりオリンピックというのは独特の雰囲気があるのか
「そうですね。独特な雰囲気はありますけれど、普通の国際大会と一緒ですし、気の持ちよう一つだと思います」
日本柔道に後半に向けて、いい流れが作れた
「明日も旭化成の後輩の永瀬(貴規)がやってくれると信じているので、いいバトンパスができたのではないかと思います」

【五輪柔道】金メダルの大野将平「柔道の美しさ伝えられた」「当たり前のこと当たり前にやる難しさ感じた」
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090041-n1.html

ニッポン柔道を救った! 柔道男子73キロ級決勝で大野将平(24=旭化成)がオルジョフ(アゼルバイジャン)に小内刈りで一本勝ち。金メダルを獲得した。
これが日本のエースだ。決勝でも大野の技が冴えまくる。豪快な投げ技でまずは技ありを奪うと、最後は相手の腰をつかんでから鮮やかな小内刈り。
見事に決まって3分15秒、世界の頂点に立った。
それでも大野はニコリともせず、勝ち名乗りを受けた。畳を下りると、ようやく笑顔。プレッシャーから解放されたのか、すがすがしい笑みを浮かべた。
ここまで金メダルゼロのニッポン柔道に待望の金第1号。日本のエースが柔道母国の意地を見せた。
大野の話「(金メダルは)うれしいです。内容的には満足できていないが、柔道の素晴らしさを伝えられたと思う。金メダルを取って当たり前という周りの声も
聞こえてきてプレッシャーは大きかったが、冷静にやれた。オリンピックも普通の国際大会と変わらなかった」

【柔道男子】大野将平が金メダル!「冷静にやれた」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577435/

2015年世界選手権金メダルで世界ランク4位の大野将平(24)=旭化成=が、日本男子では2大会ぶりの金メダルを獲得した。
決勝も一本勝ち。全5試合中、準々決勝を除く4試合で一本勝ちで勝利するなど、圧倒的な力で頂点に立った。
以下、大野のコメント。
「うれしいです。内容的に満足できるものではなかったですけど、柔道の素晴らしさ、強さ、美しさを見ている人に伝えられたと思います。
プレッシャーが大きかった。(勝つのが当然という)周りの声が聞こえていたので、当たり前のことを当たり前にやる難しさを味わいました。
(五輪は)独特な雰囲気はありますけど、ふつうの国際大会ですし、気持ちの持ちようだと思います」

【柔道】金メダルの大野将平、「五輪はふつうの国際大会、気持ちの持ちよう」…男子73キロ級
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50017.html

重みがあった
大野将平 気持ちが折れず、冷静かつ大胆にやれた。(金メダルは)重みがあった。インパクトを与えられるダイナミックな柔道、強くて美しい柔道をできることを
証明したかった。金メダリストにふさわしい人間に、もっと成長しなくては。
高レベルの総合力
井上康生男子監督 絶対的な強さを持っていれば勝てることを大野は証明してくれた。高いレベルの総合力を持ち、海外の選手と対等に組み合って勝負できる。
あえて金メダルと言い続ければ、いい形でエネルギーに変えてくれると思っていた。
柔道女子57キロ級の銅メダルを手に笑顔を見せる松本薫(右)=8日、リオデジャネイロ
甘酸っぱい
松本薫 悔しさと、一応メダルを取ったという安心感で甘酸っぱい。準決勝は一瞬の気の緩みが出た。隙をつくらずに自分の柔道をすれば、前回は金メダルを
取ったので、勝てる実力はあった。
厳しい戦い
南條充寿女子監督 動きは悪くなかったが、松本は一瞬の隙を突かれたのが悔しいところ。最初の3日間で何としても金メダルとの思いがあったが、
厳しい戦いを強いられている。

リオ五輪・談話(柔道)〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900157

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:00:17.54 ID:n5XnOu9d.net
柔道の男子73キロ級が8日に行われ、五輪初出場の大野将平(24=旭化成)が決勝でルスタム・オルジョイ(24=アゼルバイジャン)を下し、
日本柔道男子に08年北京五輪以来となる2大会ぶりの金メダルをもたらした。
4試合中3試合を一本勝ちで決勝進出を決めた大野は、オルジョイにも小内刈りで一本勝ちした。
井上監督から「7人の中で一番金メダルに近い男」とハッパを掛けられている男子のエースが柔道男子を2大会ぶりの頂点に輝いた。
大野は初戦の2回戦でミゲル・ムリジョ(コスタリカ)に横四方固めでまず一本勝ち。3回戦はビクトル・スクウォルトフ(UAE)を内股で仕留めた。
準々決勝はロンドン五輪の66キロ級金メダリスト、シャフダトゥアシビリ(ジョージア)から技ありを奪い、優勢勝ち。準決勝ではバンティヘルト(ベルギー)に
ともえ投げで一本勝ちし、決勝に進出した。

大野将平 初出場で悲願金 柔道男子日本勢では2大会ぶり頂点
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2016/08/09/kiji/K20160809013128561.html

危うさも、一分の隙もなかった。男子73キロ級を制した大野は決勝で序盤からオルジョフに圧力をかけ続けて技ありを奪い、3分すぎに決着をつけた。内股を強く意識させ、
相手が防御のために重心を
かけた右足を狙って小内刈り。上体を巻き込んで仕留め、一本を奪った。「気持ちが折れず、冷静かつ大胆にやれた」。まさしく圧巻だった。
畳を下りると笑みがこぼれ、表彰台では神妙に一礼。井上監督の顔を見ると涙腺が緩んだ。求道者のような男がのぞかせた感情に、通ってきた試練の
道が重なる。金メダルの重みを感じながら「重圧に打ち勝ち、人として一皮むけた」と自ら言えた。
圧倒的な強さを誇り、己の技術にも絶対の自信がある。それでも4年に一度の五輪で頂点に立つ厳しさを過剰なまでに意識した。「負ける要素を1%でも
削っていく」と言って、常にさまざまな最悪の状況を想定し、それをつぶしていった。
大外刈りと内股を軸に組んで投げる正統派。日本柔道の王道としての期待を真正面から受け止めながら、「根本的な(相手との)差」を求めた。
強さと美しさだけでなく「泥臭く、我慢強く、執念深く」。きれいとはいえない勝ち方を時にはいとわないのも、結果にこだわるからこそだった。
世界王者になった後の13年夏、主将を務めていた天理大の暴力事件で処分を受けた。荒波に飲まれても言い訳せず、「ただただ柔道と向き合うしかない」
と耐えてきた。過去は消せなくても、自身と対話し、頂点への道を追い求めてきた。
4年前のロンドン五輪で史上初めて金メダルゼロの屈辱にまみれた日本男子の姿は「淡々と」見ていた。その雪辱ではなく、あくまで己のため。妥協せず
自我を突き詰め、日本柔道の誇りも取り戻した孤高の人。もう、胸を張っていい。

孤高の王者、隙なく=大野、圧巻の金〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900196

「自信に満ちた大野らしい柔道で見事だった」。リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平と同じ天理大柔道部の出身で、同級生だった兵庫県
加古川市の公務員、横山広伸さん(24)は、テレビで試合を見守った。
柔道部時代は同じ73キロ級で何度も対戦したライバル。五輪という大舞台での戦いぶりに「危なげなく、安心してみることができた。学生時代に増して、
技の豊富さや応用力が際立っていてすばらしかった。特に準決勝で決めた、ともえ投げは見事だった」と絶賛した。
「リーダー的存在で、いつも部員をひとつにまとめてきてくれた。憧れの存在であり、かつよきライバルだった」という大野。「帰ってきたら同級生らで集まって、
お祝いに飲みにいきたい。心から『お疲れさまでした』と声をかけてあげたい」と感動した様子で話していた。


【五輪柔道男子】金メダルの大野 「自信に満ちた柔道見事だった」 天理大柔道部時代のライバルも祝福 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090062-n1.html

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:00:49.02 ID:n5XnOu9d.net
リオデジャネイロ五輪の柔道は日本時間9日、男子73キロ級の決勝戦と女子57キロ級の3位決定戦が行われ、大野将平(旭化成)が金メダル、
松本薫(ベネシード)が銅メダルを獲得した。
大野は決勝でルスタム・オルジョイ(アゼルバイジャン)に小内巻き込みで一本勝ち。「中量級の僕でもインパクトのあるダイナミックな柔道、
本当に強くて美しい柔道をできるんだということを証明したかった」と語るとおりのフィナーレを飾った。
今大会の日本柔道チームにおける初の金メダルとなったのと同時に、日本男子柔道にとっては2大会ぶりの金メダルとなった。2人のメダル獲得によって、
日本柔道はこの日まで行われた6階級全てでメダルを獲得したことになる。
以下、競技終了後の大野、松本のコメント。
大野「自分を貫き、孤独と戦った」
達成感より安心感の方が強い。いつも通りにやるということを心がけていました。今年は「圧倒的な差」を目標に掲げてやってきた。その稽古を日本で
積み重ねてきた自信はあったので、五輪で出すだけでした。皆さまや周囲から「勝って当たり前」じゃないけれど、そういう声も聞こえていた。そのプレッシャーに
打ち勝つことができて、人間としてひと皮むけることができたのではないかと思います。まず、井上(康生)ジャパンの一員として誇りを持って戦うことが大事。
最強かつ最高の選手を目指す集団なので、そういう目標に少しは近づけたのかなと思います。(ガッツポーズが出なかったが?)相手がいる対人競技なので、
相手を敬おうと思っていました。冷静にきれいな礼もできたのではないかと思います。日本の心を見せられる場でもあるので、よく気持ちを抑えられたと思います。
(表彰式を終えて)井上監督と(母校である天理大学の)穴井隆将監督に会ったら、泣けてきました。井上監督には、よくプレッシャーに耐えたと言ってもらいました。
穴井監督は、本当に一番身近で兄貴みたいな存在です。すべて苦しいことも辛いことも共有してきた仲で、4年前のロンドン(※穴井は2回戦で敗れ、
日本男子は金メダルなしに終わった)は僕も実際に会場で見ていました。穴井先輩の分も、ではないけれど、本当に2人でつかんだ金メダルだと思います。(
表彰式でメダルをかけてもらったときは)重みがありました。でも、これからだぞという気持ちの方が今は強いです。勝った涙というか、今までのことが
思い出せて泣けてきました。ここまでは長かったけれど、あっという間でした。(組んで投げて一本で勝つ、日本の柔道を体現したが?)実際に自分の
柔道を見ていないけれど、逆に聞きたいです。どうでしたか? 日本柔道は、やはり重量級がピックアップされる。そういった面で悔しい部分もありました。
軽量級というか、中量級の僕でもインパクトのあるダイナミックな柔道、本当に強くて美しい柔道をできるんだということを証明したかったし、柔道界の
シンボルみたいな選手になれるように、これからも精進したいです。(もともとは超エリートではないが、ここまで上り詰められた要因は?)負けん気ですかね。
心が折れなかったことです。
自分の強みは?)今日にいたっては、気持ちが折れなかったことです。そして、いつも通り冷静かつ大胆にやれたこと。一番は、集中、執念、我慢。この3つだと
思います。また、それだけじゃなくて、(初めて世界選手権を制した)2013年から「心・技・体」で外国人選手に全部勝って、圧倒的な差を付けるということを
目標にしていたので、自分では分からないけれど、皆さんにそう思っていただけるならありがたいです。(一昨日、昨日は日本勢が金メダルを取れなかったが、
どう感じたか?)井上ジャパンの流れとかはもちろんあるけれど、良い意味で孤独になれて、あまり気にせずに自分は自分というスタンスを貫きとおして、
孤独と戦っていました。(日本柔道の強さをあらためて示せたのでは?)そうだとうれしいです。
(今後は)金メダリストとしてふさわしい人間に、もっともっと成長しないといけない。最強かつ最高の選手、子どもたちに憧れられるような選手を目指しつつ、
少し休んでから東京五輪のことは考えたいと思います。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:02:43.84 ID:n5XnOu9d.net
(銅メダルの味は)甘酸っぱい。悔しさと、メダルを取った安心感と……。銅かあ、と。結果は結果なので納得するしかないのですが。ああ、終わったあ、と。
4年前と今大会の差は?)違っていたのはたぶん(ドルジスレンスミヤとの)準決勝のときに一瞬の隙を作ってしまったこと。(背負いにやられたが)相手が
一回目の背負いに入ったときに全然効いていなかったので大丈夫と思ってしまって、その一瞬の気の緩みのせいで2回目の背負いにきたときに反応
できなかったのだと思います。ストンと入ってしまった。試合中に「大丈夫」なんてことはない。でも思ってしまった。(相手に研究されていた?)いつも
されているので、それは当たり前のことです。ちゃんと隙を作らずに自分の柔道をやれていれば……。今まで彼女と対戦したときは一回しか、
それも自分の調子が本当に悪かった1試合しか負けていなかったので、どこかで勝てると思ってしまっていたんだと思います。
(五輪と他の大会との違いは感じるか?)技のきれが違うということはありませんが、何が何でもメダルを取りにいく執念には違いを感じます。
(自分の執念はどう感じた?)それがあったからこそ、銅メダルを取れたのだと思っています。でも、腹の中は煮えくり返っていますよ(笑)。
(自分らしい柔道はできましたか?)うーん……。たぶん……。でもまだちゃんと考えられていないです。
(体調は?)コンディションは良かったです。(準決勝では相手のどこを警戒していたのか?)どんどん攻めて指導を取りにくるのが彼らの戦い方。
攻め合いになると思っていました。最後まで戦い切るというのが私の想定した戦いでした。(ここまで金メダルを逃した選手の分までという気持ちは?)もちろん、
ありました。私たちは個人戦だけれど、団体戦のつもりで戦っています。みんなで金メダルを取りにいくという気持ちでやっていました。(前の階級の結果は
影響した?)それは関係ないです。彼女たちが届かなかった分まで決勝へ行こうと思っていて、自分の力になっていたので、それは違います。
(連覇への気負いやプレッシャーは?)初戦からなかったですし、試合に関してはなかったと思います。ただ、試合に入るまでの過程について言えば、
あったと思います。「ない」と自分に言い聞かせてきたけれど、実際はプレッシャーもあったんだと思っています。(この4年間を振り返ると?)しんどかったあ……。
その一言。見えないもの。それを自分でどんどん作り出してしまっていたのだと思います。(今後については?)分かりません。(やり残したという思いがある?)
それを言い出したら、きっときりがないと思います。
(いまやりたいと思っていることは?)いまパッと出てきたやつなのですが、試合前に明治製菓さんから(チョコレート菓子の)ガルボを本当にたくさんもらえて、
本当に大量にもらえたので、もうこれをすごく気持ち悪くなるくらい食べられるんだな、と(笑)。それくらいですかね。(最後、スタンドのご家族には?)
「ごめんなさい」をしました。

金メダルの大野「自分を貫いた」 柔道大野、銅メダル松本コメント(スポーツナビ) - リオオリンピック特集
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608090003-spnavi

今の気持ちは
大野:達成感よりも安心感のほうが強いです。
何を考えて試合に臨んだ
大野:「いつも通り」を心がけていました。圧倒的な差を目標に掲げて、その稽古を積み重ねてきた自信はあったので、あとはそれを出すだけ。「勝って当たり前」というような声も聞こえていたし、プレッシャーを乗り越えて、人間的にもひと皮むけられたと思う。
男子柔道は2大会ぶりの金メダル
大野:井上ジャパンの一員として誇りを持って戦えた。最強かつ最高の選手を目指す集団なので、それに少し近づけたかなと思う。
表彰式後の涙はいつから
大野:井上(康生)監督と会ったら、泣けてきました。勝った涙というより、今までのことが思い出されて、泣けてきました。
メダルを手にして
大野:重みがありましたね。今はこれからだぞという思い。金メダリストとしてふさわしい人間に成長していかなくてはならないと改めて思いました。
今大会もここまで日本柔道は金メダルがなかった
大野:流れというのはあるけど、いい意味で孤独になれた。自分は自分のスタンスで行こうと孤独と闘っていました。
2020年は東京五輪だ
大野:「最強、最高」を目指しつつ、まずは少し休んでから考えたい。もちろん、東京でも金メダルを目指したいと思っています。

【柔道男子】金メダル・大野「井上監督と会ったら泣けてきました」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577490/

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:04:11.58 ID:n5XnOu9d.net
表彰台で下げた金メダルに重みを感じていた。日本男子に8年ぶりの金メダルをもたらしたのは優勝が本命視されていた大野将平だった。
井上康生監督から「重圧によく耐えた」と声を掛けられた瞬間、ぐっとこらえていた涙があふれた。
 オルジョイとの決勝も前に出続けた。押し込んだ場外際で、内股から転じた小内刈りで相手を畳に打ちつけて頂点に立った。頭が畳につくほど足を
はね上げる内股や、相手を翻弄(ほんろう)する、ともえ投げなどを繰り出し、全5試合のうち4試合で一本勝ちした。
男子は金メダルゼロに終わったロンドン五輪の雪辱を目指した。初日の60キロ級の高藤、2日目の66キロ級の海老沼とも銅メダル。同じ
世界選手権優勝経験者でも頂点にたどり着けなかった。その重苦しい空気を払うに十分な圧倒的な勝利だった。
救世主的存在となったが、もとから目を引く選手だったわけではない。故郷の山口を離れ、中学から進んだ東京都の柔道私塾「講道学舎」では、
最初は周囲との実力差が歴然としていた。だが次第にレギュラー級が大野との練習を避け始めた。脅かす力を蓄え始めたからだ。2学年上にいた
海老沼も「負けても負けても将平は向かっていった。高校で強くなった」と振り返る。
一本勝ちを狙う柔道を貫く天理大で技を磨き、2013年世界選手権を制覇。旭化成に進み、15年世界選手権も制覇した。所属先で指導する1996年
アトランタ五輪金メダリストの中村兼三監督が「組み合って大野に勝とうと考える選手は、もういないだろう」と評価する域に達した。
日本柔道は重量級が看板となってきた。だが窮地からの復活劇の主役は大野が担った。「中量級でもインパクトのあるダイナミックで、強くて美しい
柔道をやっていけることを証明したかった」。負けん気を力に半歩ずつ進化をしてきた24歳が、リオで大きく輝いた。

五輪柔道:「重圧によく耐えた」大野、男子8年ぶりの金
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160809/k00/00e/050/169000c

圧倒的な強さにスタンドを埋めた観客は総立ちになった。「泥臭く執念深くやる姿を見せたい」。柔道男子73キロ級を制した大野将平(24)は、
リオデジャネイロに出発前にそう話していたが、むしろ華麗で豪快な柔道に観客は魅了された。
「弟には『よく頑張った。ご苦労さん』と声を掛けてあげたい」。共に柔道を習った兄の哲也さん(26)はリオのスタンドで満面の笑みを浮かべた。
大野は兄の影響で5歳から柔道を始める。「大きな人を投げ飛ばせるのが面白くて、柔道にはまった」。だが、小学生のときはすぐに泣く子だった。
勝っても泣いた。
大野が入団していた松美柔道スポーツ少年団長の植木清治さん(65)は「強くなりたいとよく言っていた。彼はなんといっても心がある。負けん気だ。
とにかく攻める子で、チャンスを身につける癖を持っていた」と語る。
結果が出るようになったのは小学校高学年。体は小さかった。他の子と比べ、頭一つ小さく、横幅も半分ぐらい。体重を増やすため1日4食にし、
あえて太りやすい就寝前に食べた。
3年前の夏、主将を務めていた名門・天理大柔道部で、先輩から後輩への暴行事件が発覚する。「柔道を辞めたい」とつぶやいたこともある。
謹慎処分になり山口の実家へ身を寄せた。天理大の柔道部の数人とやってきて泊まった。一人になるのが怖かった。毎日、かつて通ったスポーツ団に来る
子供に稽古を付け、「ここが僕の原点だ」とかみしめた。
騒動は乗り越えたが、頭には白髪が増えた。「感謝の気持ちを忘れたら、人生はおしまいだからね」。母親はそう念を押した。
2014年世界選手権で負けたとき、「母さん、世界で一番強いのは俺でしょ」と意地を張った。でも文子さんは「負けを認めないと強くなれないよ」と発破をかけ、
五輪に視線を向けさせた。
リオのスタンドには騒動の舞台となった天理大柔道部のOBも大勢駆け付けた。会社経営の脇谷政孝さん(54)は「天理柔道の神髄を見せたいと言っていた。
いろんな辛いことがあったけど、必ず頂点を取ってくれると信じていた」と胸を張った。

【五輪柔道】「柔道辞めたい」暴行事件から飛躍 圧倒的な強さで金メダルをつかんだ大野将平
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090069-n1.html

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:05:12.74 ID:n5XnOu9d.net
リオデジャネイロオリンピック、柔道男子73キロ級で大野将平選手が金メダルを獲得しました。柔道の日本勢としては、今大会、初めての金メダルです。
オリンピック初出場の大野選手は、初戦の2回戦と、3回戦をいずれも一本勝ちし、準々決勝は優勢勝ちで順当に勝ち上がりました。
準決勝はベルギーのディルク・ファンティヘルト選手と対戦し、終始、攻め続けて「技あり」と「有効」のポイントを奪い、さらに残り1分余りでともえ投げを決め
て一本勝ちしました。
決勝はアゼルバイジャンのルスタム・オルジョフ選手と対戦し、1分40秒すぎに内股で「技あり」のポイントを奪うと、3分すぎには小内巻き込みを決めて
一本勝ちしました。
柔道の日本勢では今大会、初めての金メダルで、柔道の日本男子としては史上初めて金メダルなしに終わった前回、ロンドン大会のあとの強化を経て、
2大会ぶりの金メダル獲得となりました。
また、今の階級で行われるようになった2000年のシドニー大会以降、日本が男子73キロ級で金メダルを獲得するのは今回が初めてです。
「金メダル当たり前という重圧が・・・」
大野将平選手は「柔道という競技のすばらしさや強さ、美しさを伝えられたと思う。金メダルを取って当たり前というプレッシャーが大きかったし、当たり前のことを
当たり前にやることの難しさを感じたが、試合中は案外、冷静になれた」と話していました。
井上監督「潰されそうになったときも」
日本の柔道男子では2大会ぶりとなる金メダルを獲得した大野将平選手について井上康生監督は、「彼はプレッシャーを乗り越えられると思って、あえて
『金メダルに最も近いのは大野だ』と言い続けてきたが、それを乗り越えて金メダルを獲得して本当にすばらしい柔道家だと思う」とたたえました。
そして「国内の最終合宿では、プレッシャーから練習がうまくいかないこともあって、時に潰されそうになった彼の姿も見た」と大野選手が思うような練習ができず、
精神的に苦しんだ時期もあったことを明かしました。
日本の柔道陣はここまですべて銅メダルで、競技3日目に登場した大野選手が最初の金メダルとなり、井上監督は、「皆さんの期待に応えられてほっとした
気持ちはある。大野選手が自分やチームを救ってくれたと思うし、この金メダルがこれからの柔道チームに大きな力を与えてくれる」と力強く話しました。
大野選手の母親は
大野将平選手の母親の文子さんは、「たくさんの人が応援してくれて、夢がかなったのでよかったと思います。本人には『お疲れさま、おめでとう』と言いたいです。
8日午後6時すぎに、本人から『よく眠れた。いつもどおりやる』と連絡があったので、大丈夫かなという思いで決勝を見ていました」と話していました。
切れのある内股と大外刈りが得意技
男子73キロ級の大野将平選手は山口県出身の24歳。切れのある内股と大外刈りが得意技で、世界選手権では3年前と去年の2回、優勝しています。
高い技術に加えて、外国選手にも負けないパワーをあわせ持ち、攻撃的な姿勢で相手を圧倒する持ち味の柔道を初めてのオリンピックでも発揮して、
柔道の日本男子に2大会ぶりの金メダルをもたらしました。
東京にあった柔道の私塾、講堂学舎の出身で、オリンピック金メダリストの古賀稔彦さんや吉田秀彦さん、それに66キロ級銅メダルの海老沼匡選手が
先輩になります。73キロ級は、世界選手権は2010年から日本選手が5大会連続で優勝していますが、オリンピックでは現行の階級区分で
行われるようになった2000年のシドニー大会から金メダルがなく、前回の中矢力選手の銀メダルが最高でした。
出身地の山口市で大歓声
大野将平選手の出身地、山口市では地元の人たちが集まって試合を観戦し、金メダルが決まった瞬間、大きな拍手と歓声がわき起こりました。
大野選手の出身地の山口市にある吉敷地域交流センターでは大野選手が小学生のときに稽古を積んでいた「松美柔道スポーツ少年団」の関係者や
子どもたちなど地元の人たちおよそ80人が集まり、大型スクリーンで決勝の様子を見守りました。
集まった人たちは開始とともに大きな声援を送り、大野選手が技を繰り出すたび、旗を振ったり拍手したりして応援しました。
そして、開始から3分すぎ、大野選手が一本勝ちして金メダルが決まった瞬間、大きな拍手と歓声が沸き起こりました。
スポーツ少年団で柔道の稽古をしている男子児童は「金メダルを取ると思っていました。うれしいです」と話していました。
また、大野選手がスポーツ少年団時代に指導した植木清治さんは、「見事な金メダルでした。すばらしい選手に育ってくれて感無量です」と話していました。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:06:24.35 ID:n5XnOu9d.net
出身大学ある奈良の天理市でも歓声
リオデジャネイロオリンピック、柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手の出身大学がある奈良県天理市では地元の人たちが集まり、柔道の
日本勢として今大会、初めての金メダルに喜びを分かち合いました。
大野選手は奈良県天理市の天理大学を卒業し、今も大学院に通っています。
試合が行われた8日夜から9日朝にかけては市の施設に応援会場が設けられ、地元の人や大学の学生などおよそ80人が大型テレビの中継映像を見ながら
声援を送りました。
決勝まで勝ち上がった大野選手が序盤で「技あり」のポイントを奪うと会場では歓声が上がりました。
さらに3分すぎに小内巻き込みを決めて一本勝ちすると大歓声が沸き起こり、集まった人たちは「金メダルおめでとう」と書かれたくす玉を割って勝利を祝いました。
夜通し応援した天理大学の女子学生は「柔道のすばらしさと感動を世界中に見せてくれたと思います。先輩の雄姿が見られて本当にうれしいです」と話していました。
また、大野選手が在籍した天理大学柔道部OBの60代の男性は「金メダルのプレッシャーがあるなか、すばらしい精神力で戦ってくれました。金メダルを
獲得できてほっとしています。とにかく『おめでとう』と声をかけてあげたい」と話していました。

柔道男子73キロ級 大野将平が金メダル | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160809/k10010627841000.html

深々と一礼し、畳を下りると、ようやく白い歯がのぞいた。柔道日本男子2大会ぶりの金メダル。「気持ちを抑えるのに必死でした」。決勝では小内刈りで
一本勝ち。決まった瞬間、ガッツポーズは見せなかった。「相手を敬う心が日本の柔道」。男女2階級ずつを終え、金メダルなしで迎えた3日目。
大野将平選手が日本柔道の誇りを取り戻した。
「最高かつ最強に少し近づけた」。因縁のリオで強さを証明した。2013年8月。この地で世界選手権を初制覇した。その1週間後、主将を務めていた
天理大柔道部の暴力事件が発覚。凱旋(がいせん)は追及会見に変わった。
その夜、逃げるように大学のある奈良県天理市に帰った。ハンドルを握ったのは世田谷学園高(東京)監督だった持田治也さん。柔道私塾「講道学舎」の
師範として中学から高校まで大野選手を指導した。「窓の外をずっと見つめ、サービスエリアに寄ってもトイレも行かなかった。ずっと思い詰めていた」。
約5時間の長い道のり。大雨が容赦なく車をたたきつけた。
手を振り下ろす行為は、いかなる理由があっても許されるものではない。3カ月の選手登録停止処分を受け、謹慎生活。山口市の実家に身を寄せ、
全日本柔道連盟(全柔連)に強化指定選手の辞退届を提出した。トップ選手にとって実質的な「引退届」を意味するものだ。
多くを語る男ではない。「あの時を抜きに今の僕はない」とだけ振り返る。再起のきっかけをつくってくれたのは柔道を始めた同市内の松美スポーツ
少年団の子どもたち。「純粋に柔道を楽しむ姿に接して笑顔が戻るようになった」。母の文子さんと、付き添った同級生で天理大の副主将だった
安田知史さん(現福岡県警)の言葉は一致する。帰省中は優勝した世界選手権の映像を繰り返し見て安田さんと議論を交わした。強くなりたい
欲求は失われていなかった。
「先生やチームメートに支えられた」と24歳は実感を込める。「辞退届」は全柔連に受理されずに留め置かれていた。
同階級の日本人金メダルは所属先の旭化成の監督でもある中村兼三氏が1996年アトランタ大会で当時71キロ級を制して以来の快挙。
「今日は気持ちが折れなかった。集中、執念、我慢が自分の強み」。内面を見つめ直した男の強さは、リオの畳で凝縮されていた。

柔道金の大野、因縁リオで強さ証明 「最高かつ最強に近づけた」 - 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/riodejaneiro_kyushu/article/265203

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:08:19.55 ID:n5XnOu9d.net
決勝で一本勝ちしても直後の大野に笑顔はなかった。「柔道は相手のある競技。礼も含め五輪は日本の心を見せる場」。一方で表彰式に向かう際、涙を拭った。
柔道のエリートコースを歩いた。小学1年の時、兄哲也さん(26)=山口県警=の後を追い、山口市の「松美柔道スポーツ少年団」で柔道を始めた。居
残り練習を欠かさず、小学4年から全国大会で活躍し、中学生になると兄に続いて、東京の柔道の私塾・講道学舎に入門した。
柔道の名門・天理大に進み、1年時から国際大会で優勝するなど活躍して、4年時は主将を務めた。しかし、その夏から秋にかけ、部の体罰問題が発覚する。
複数の4年生部員が1年生部員十数人の顔を平手打ちするなど暴力を振るい、うち1人が鼓膜を破るけがをした。大野は現場に居合わせたほか、自らも
1年生1人に2回平手打ちをしたことがあるとされた。
その夏にリオで開かれた世界選手権を制した直後。世界王者も体罰に関わったとするニュースは社会に衝撃を与えた。大学から30日間の停学処分を受け、
全日本柔道連盟からは3カ月間の登録停止処分を受けた。
殺到する取材を避けるため大野は天理大のある奈良を離れ、山口市の実家に2週間ほど身を寄せた。原点である松美柔道スポーツ少年団の練習場に通い、
子どもの練習を眺め、時に稽古(けいこ)をつけた。心労で一気に白髪が増え周囲は心配したが、「他の部員を守らないといけない」と批判を甘んじて受けた。
東日本大震災の被災地でのボランティアも経験し、程なくして一線に復帰するが、すぐに結果は出なかった。14年世界選手権は4回戦敗退。徐々に復調して
15年世界選手権と今年春の選抜体重別選手権で、相次いでロンドン五輪代表の中矢力(27)=ALSOK=を決勝で降し、リオ五輪の出場権を得た。
「しんどい時は俺らが背中を押すから」「俺らの誇り将平行けよー!!」。この日、スタンドで応援した哲也さんは、大野の天理大柔道部時代の同級生が
メッセージを記した日の丸を掲げた。
大野は日本男子柔道の金メダル候補筆頭格として、無難な試合運びで決勝に駒を進め、鮮やかな小内刈りで締めくくった。「もっと強くなれるし、
金メダルにふさわしい人間に成長していかなければいけない」。東京五輪に向け最強で最高の柔道家を目指す。

五輪柔道:大野、逆境バネに 体罰問題乗り越え
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160809/k00/00e/050/225000c

二〇一三年夏に世界選手権を初制覇。リオ五輪に向けて最高のスタートを切った直後、当時主将だった天理大柔道部内の暴力問題が明るみに出た。
自身も後輩部員を平手打ちしたとして、大学は停学処分に。全日本柔道連盟からは三カ月の競技者登録停止処分を科された。
近しい人たちは「大野はむしろ、上下関係など理不尽な慣習をなくそうとしていた」とかばった。本人は黙して処分を受け入れたが、もんもんとする日々。
周囲の視線と「天国から地獄」という声が胸に刺さった。山口市に帰省し、母の文子さんに「もう柔道をやめようかな」と弱音も漏らした。しかし、少年時代に
通った道場で子どもたちに胸を貸すと、喜々として向かってきてくれた。柔道への意欲を取り戻した。「俺は大丈夫。ゼロからやり直してもまた一番になれる」。
少年時代に指導した松美柔道スポーツ少年団団長の植木清治さんは自らに言い聞かせるような大野の言葉が忘れられない。文子さんには「東京五輪まで頑
張ってみるよ」と決意を伝え、新たな一歩を踏み出した。
処分が解かれた後も清掃活動などに従事し、リオの選手村でも落ちているペットボトルを拾い集めた大野。葛藤を乗り越えての戴冠に「最強かつ最高の選手、
金メダルにふさわしい人間に成長しなければいけないと思う」と力強く話した。 

東京新聞:柔道・大野「金」 葛藤乗り越え「最強、最高に」:
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/201608/CK2016080902000235.html

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:12:12.53 ID:n5XnOu9d.net
本家復権を期す日本男子に2大会ぶりの金をもたらしたのは、73キロ級の大野だった。井上監督が「根こそぎ持っていく」という鋭い技と、そ
れを生み出す肉体が強さを裏付ける。
 オルジョフ(アゼルバイジャン)を下した決勝で一本を取った技は内股と見せかけて惑わせ、防ごうとした相手が体重を乗せた右足を捉えた小内刈り。
上体を巻き込んで倒した。重心をずらすテクニックは、大野の真骨頂だった。
 軸とする得意技は同じ刈り技の大外刈り。組み手で襟や肘のみならず脇の下を取り、脇が開いて力が抜けた相手の体を横にずらすことでバランスを
崩して右足を刈る。この理論を高校までに身に付けて武器にしてきた、と恩師の一人は言う。
 それでいて自分の軸はぶれない。大野の体について、ある指導者は「中に太い軸があって、外側にあるバネとともにダブルで動くから体が支えられる」と分析。
自動車で安定性と衝撃吸収の役目を果たすサスペンションに例え、そう評す。
 強靱(きょうじん)な力をいつでも、何度でも使える。決勝の一本は残り1分45秒。技ありを奪った内股を始め、技をかけ続けてもなお、切れのある決め技
を終盤に繰り出した。試合の5分間で筋肉を全力で何度も使える能力は先天的なものもあるという。「体をフルに使う柔道だから負担が大きい」と自覚し、
計画的にケアしてきた。
 国立スポーツ科学センターで筋量の変化を緻密に記録している。毎年世界選手権がある8月をめどにして、過去にいい状態で迎えた試合のデータと
照らし合わせて細かく調整してきた。リオにピークを合わせて、力を出せたのは必然だった。

強さ裏付ける技と肉体=大野、必然の金−柔道男子〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900698

こんな柔道が見たかった。こんな柔道家が見たかった。組む、投げる、一本で勝つ。そして、五輪という最高峰の舞台で勝ち、なおかつ武道の礼節を示す。
「最強かつ最高の選手」を目標に掲げてきた大野将平(旭化成)が、見事にやってのけた。
リオデジャネイロ五輪の柔道は日本時間9日に第3日を行い、大野は男子73キロ級の決勝戦でルスタム・オルジョイ(アゼルバイジャン)を
小内巻き込みによる一本で下して初の金メダルを獲得した。前回のロンドンで初めて金メダルなしに終わった日本柔道男子にとって悲願の金メダルだったが、
大野は喜びを爆発させることなく静かに一礼をして畳を去った。
試合直後には「対人競技なので、相手を敬おうと思っていた。冷静にきれいな礼もできたのではないかと思う。日本の心を見せられる場でもあるので、
よく気持ちを抑えられたと思う」と冷静に話してもいたが、表彰式後に井上康生日本男子監督や、先輩である穴井隆将天理大学監督と言葉を交わすと、
こみ上げる思いを抑えられずに落涙。ストイックな求道者の一面と、人間味あふれる青年の一面がわずかな時間に交錯した。
磨いた内股と大外で織り成す超攻撃的柔道
試合は、とにかく強さが際立った。組んで投げる柔道を身に付けてきた道のりをそのまま再現するかのような勝ち上がりだった。初戦は、組むやいなや
足払いで相手を倒し、寝技で一本勝ち。3回戦は、内股で一本を奪った。準々決勝は、ロンドン五輪66キロ級の王者に腰車で技ありを奪い、その後も
得意の大外刈りを仕掛けて試合を押し切った。柔道私塾・講道学舎で鍛錬していた当時、高校進学と同時に恩師の持田治也監督から「担ぎ技だけでは
頭打ちになる。正面から組め。前に出ろ。内股と大外を磨け」とスタイルの変化を要求され、超攻撃型柔道を磨いてきた成果だった。
大野は「内股は兄貴のまねをして作り上げた技。大外はゼロから自分で作った技。持田先生に言われて、とにかく自分よりも大きな相手にかけ続けたし、
打ち込みも毎日1000本くらいやった。当時はやる意味が分からなかったけれど、ふとしたきっかけで掛かるようになって、初めて自分の得意技と
言えるものになった。原点は、あの一言だった」と振り返る。内股と大外刈りを武器に攻め続け、隙を待つのではなく、積極的に揺さぶって技を
たたき込む柔道は、リオの舞台でも世界の強豪を圧倒した。準決勝は、巴投げで一本。決勝は、大内刈りで技ありを奪ってさらに攻め続け、
最後は小内巻き込みで一本勝ち。全4試合を通じて、ひたすら大野が攻めて技を決めるという圧勝劇だった。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:13:55.62 ID:n5XnOu9d.net
大野は「2013年の世界選手権(初優勝)の後、外国人に心技体のすべてで勝って圧倒的な差をつけることを目標にしてきた。日本柔道は、
やはり重量級がピックアップされる。そういった面で悔しい部分もあった。軽量級というか、中量級の僕でもインパクトのあるダイナミックな柔道、
本当に強くて美しい柔道をできるんだということを証明したかった」と攻撃柔道を貫いてきた裏にあった思いを明かした。
そして、今大会の優勝で大野が見せた凄みがもう一つあった。優勝後の振る舞いだ。柔道を通じて見せたいものは、強さだけではなかった。
畳の上で相手を無視して喜びを爆発させることなく、礼を重んじて静かに畳を降りた大野は、笑顔を見せるだけに留めていた。当然、いきなりできることではない。
礼節に関しては、講道学舎で技を磨いた中高生時代にもよく教えられていた。一つのきっかけは、まだ大野が中学2年生だった05年の世界選手権にあった。
男子90キロ級の決勝戦は、講堂学舎の先輩である泉浩(アテネ五輪、同級銀メダル)と内戦が起きていたグルジアからギリシャに17歳で亡命したイリアス・
イリアディス(アテネ五輪、81キロ級金メダル)の対戦だった。
多くの関係者が激励に駆け付けた泉に対し、亡命先で指導してくれる監督もコーチもいないイリアディスは、その場で他選手に頼んで打ち込みをしているほど
孤独だった。試合は、泉が一本勝ち。初めて世界王者になった喜びを爆発させたのは、当然だ。すると、イリアディスが泉の手を掲げ、彼こそが王者だと
アピールしてみせたのだ。
応援に駆け付けていた泉の恩師・持田は一部始終を見て大きなショックを受け、「あの瞬間に、人として負けたと思った。若くして相当な苦労をしている
イリアディスのことを思うと、オレたちは、あんな選手を育てられるだろうかと思った。手柄を挙げて称えられたいと思うのが悪いとは思わないけれど、
あのときから、メダルを取ることだけに執着するような器の小さい人間を量産したところで、オレたちの仕事に意味はあるのかなと思うようになった。だから、
教え子である海老沼匡や大野には、圧倒的な強さを求めつつも、冷静にたくさんのものを愛せる選手になってほしいと思って、この話は常にしていた」と
当時の教え子だった大野らに、自分一人の欲に走らない柔道家になる大切さを伝えてきた。
柔道界のシンボルを目指して
だから、大野は自分のために泣くことなく、周りの人を思って涙を流した。強くなりたい。それも圧倒的に。しかし、強いだけになってはいけない。
大野が歩いてきたのは、金メダルへの道だが、その先の「最強かつ最高の柔道家」へと続く道だった。井上監督は、リオ入りしてからの様子を見る中で、
ゴミとして放置されていた空のペットボトルを大量に拾い集めて歩く大野の姿を見たと話す。
世界選手権を2度制し、五輪の金メダルを獲得してもなお、道半ば。大野は、今後について「メダルには、重みがあった。でも、これからだぞという
気持ちの方が今は強い。柔道界のシンボルみたいな選手になれるように、これからも精進したい。金メダリストとしてふさわしい人間に、もっともっと
成長しないといけない。最強かつ最高の選手、子どもたちに憧れられるような選手を目指しつつ、少し休んでから東京五輪のことは考えたい」と話した。
メダルは、金色だから最高に価値がある。そして、最強かつ最高の男のメダルだから、もっと価値がある。

金の大野、最強かつ最高の柔道家へ 超攻撃型柔道と勝って忘れぬ礼節の心 
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608090005-spnavi

柔道の女子57キロ級で銅メダルを獲得した松本薫(28=ベネシード)が、9日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に生出演。柔
道五輪3連覇の野村忠宏氏(41)が放った“天才発言”を暴露した。
松本は、男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平(24=旭化成)とともに出演。番組MCの小倉智昭キャスター(69)と野村氏が、
現地の別スタジオから出演した。
3位決定戦を制した直後、野村氏と言葉を交わしたことを明かした松本。すると「野村さんに『悔しいです』と言ったら、『いや〜俺、銅獲ったことないから
分かんねえや』と言われました。そうだ、この人天才だったんだと思った」と暴露。スタジオが笑いに包まれた。
小倉キャスターは「野村さん、そういう時はもっと言い方変えなさいよ」と笑顔でツッコミを入れ、野村氏は「素直にです」とニヤリ。和やかな雰囲気で
番組は進行した。

松本薫 野村忠宏氏の“天才発言”を暴露「俺、銅獲ったことないから」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013129370.html

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:18:29.96 ID:n5XnOu9d.net
柔道の女子57キロ級で銅メダルを獲得した松本薫(28=ベネシード)と男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平(24=旭化成)が、
9日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に生出演。大舞台での戦いを振り返った。
大野は五輪初出場で金メダル。「自分の持ち味が出せました。5試合とも投げて勝つことができたのでよかったです」と充実の表情で語った。
一方、松本は「やっぱり金メダルが…」と五輪連覇を逃した悔しさを率直に吐露。隣に座る大野の金メダルを見つめ、「大野の金メダルを
見れば見るほど…、くそ〜、甘酸っぱい気持ちでいっぱいです」と笑顔で語った。
また、小倉智昭キャスター(69)から今後について聞かれた松本は「まだ考えられてないです」と進退については明言せず。金メダルを獲得した
ロンドンからの4年間を「ゼッケンが金に変わるので、その重みがとても大きかったですね」と振り返った。

松本薫 大野将平の金メダル見つめ「くそ〜、甘酸っぱい気持ちでいっぱいです」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013129180.html

デジャネイロ五輪は第4日の8日(日本時間9日)、柔道女子57キロ級の3位決定戦を行い、松本薫(28=ベネシード)が連珍羚(28=台湾)
を優勢勝ちで下し、銅メダルを獲得した。
前回ロンドン大会では金メダルを獲得。連続金メダルとはならなかったが、2大会連続でメダルを手にした松本。惜しくも準決勝では世界ランク1位の
ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)に1本負けし、「金メダルを目指していたので、負けた時はどう切り替えようと思ったが、何も持たないまま日本に帰れないと
思って闘った」と3位決定戦に臨み、見事メダルを獲得した。
表彰式を終え、松本は9日放送(日本時間)の日本テレビ系の情報番組「スッキリ!!」(月〜金曜前8・00)にVTRで生出演。「目指していたものは
金メダルですが、メダルを取れたという安心感で…甘酸っぱい気持ちです」と心境を告白した。
前回ロンドン大会からの4年間は「すごく長かった。何回もやめようかと思ったことがあった」と明かしたが「父をリオに連れて行くという約束をしていたので、
それが大きな原動力になりました」と笑顔で語った。プレッシャーも強く感じていたといい、重圧から解き放たれた松本は「(日本に帰ったら)温泉に入りたい」と話し、ほっとした表情を見せた。

松本薫 2大会連続メダル 帰国したら「温泉入りたい」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013129150.html

4年前の松本は体が勝手に動いている、という感じだったが、この日はしっかり相手の対策を練り、計算された組み手を展開していた。
ふわふわしている感じもなく、試合にきっちり集中できてもいたと思う。だが、準決勝でたった1度だけ、その組み手を間違った。松本の右手、
つまり釣り手を持てないうちに、ドルジスレンの強烈な背負い投げを受けたシーンだ。
準決勝前には長いブレークがあるが、その後のファーストコンタクトでの過ちが勝負を分けるのだから、やはり試合は怖い。ただし、直後に行われた
3位決定戦できっちり勝ち切ったのは、28歳の精神的成長のたまものだろう。また、以前なら「金以外は負け」と気持ちが切れている選手もいたが、
今大会の日本はすべての階級でメダルを獲得し続けている。これは現在の強化スタッフが「メダルの重み」を理解し、価値観を共有できている証拠だと思う。

松本薫 計算された組み手が乱れた準決勝 それでも集中切らさず
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013128960.html

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:20:10.55 ID:n5XnOu9d.net
畳を降りるまですっかり顔色が抜け落ちていた。平静なわけではなかった。空っぽの心に悔しさが満たされると、中村の瞳に涙があふれた。
「いろいろな人の支えがあってここまで来られた。いろいろな人の思いを乗せて戦って取った銅メダル。凄く重みのある銅メダルです」
4年前にロンドン五輪で初戦敗退した時、中村は“支え”を失っていた。1つは左膝を支えるじん帯だ。09年に前十字じん帯を損傷したが、
翌年に東京での世界選手権を控えていたために温存療法を選択。壊れた膝はどんどん無理が利かなくなっていった。
ロンドン五輪後にじん帯の再建手術を受けたのも、あくまでも「普通の生活をするため」。引退を考えていた。北京五輪で銅メダルを獲得してから、
一心不乱に金メダルだけを目指してきた4年間。その夢がかなわず、それでなお柔道を続ける心の支えは自分の中でのどこを探してもなかった。
しかしリハビリ生活が競技を続けるきっかけを与えてくれた。スキーやサッカーなど他競技のアスリートに出会う中で、柔道の恵まれた環境に気づき、
競技とのさまざまな向き合い方も気づいた。彼女たちの応援に出かけ、今度は自分が応援される番だった。引退するわけにはいかなくなった。
「競技によってルールも違えば試合時間も違うし、その中での集中力の出し方も違う」。彼女たちからトレーニング法を学んだり、フェイントを
組み手に生かせないかとボクシングにも実際に挑戦した。上野雅恵コーチは「手術をすると刈る力が弱くなる。それが戻ってきている。ロンドンの時とは
体も足の粘りも全然違う」と話していた。膝の支えも、心の支えも万全だった。
「いろいろな人に出会って、いろいろな経験をしてきた。柔道だけをやってきたロンドンまでで終わるより、またリオに挑戦できて良かった。北京の時よりも
全然成長していると思う」。そのことを証明するためにも金メダルが欲しかった。
ロンドン五輪後に世界女王の座を分け合ってきたケルメンディと初対戦した準決勝。相手のパワーに押されて開始26秒で受けた指導1つの差を詰められずに
敗れた。「向こうのほうが一枚上だった」。3位決定戦では地元のミランダを延長戦で下してメダルだけは死守した。
2大会ぶりの銅メダル。これまでの五輪との違いを問われると声を震わせて言った。「北京は実力差を感じたけど、今回はいろいろな経験をして成長した自分
で勝てなかったのが悔しい」。頂点に届いたはずと思うからこそ悔しさが募る。中村の3度目の五輪が終わった。

中村美里 五輪3度目も金には届かず…「重みある」けど「悔しい」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013126170.html

アスリート仲間で中村が「師匠」と呼んで慕っているのが、アルペンスキー女子の清沢恵美子(32)だ。
清沢も12年と13年に右膝のじん帯を損傷するケガを負い、東京都北区の国立スポーツ科学センターのリハビリ施設に通っていた。親しくなったのは
中村から「おいしいクレープ屋さんがあるので今度一緒に行きましょう」と誘われたこと。話をするうちに清沢は「この子はなんか無知だなと思った。
言い方は悪いけど、もっと伸びるんじゃないかな」と感じたという。
治療といえば「アイシング」と答えていた中村にトレーナーを紹介し、サプリメントの適切な摂取方法なども指南。現役続行を悩んでいた時期には
「まだまだやれるよ!あと2大会できる」とエールも送った。この日、自宅のテレビで観戦した清沢は「悔しそうでしたが、頑張る姿に感動しました」と
3位決定戦でのこん身の勝利に中村の凄みを感じていた。

中村 クレープで親しくなった“師匠”清沢「頑張る姿に感動しました」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/09/kiji/K20160809013127300.html

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:25:52.04 ID:n5XnOu9d.net
1分44秒に内股で技ありを奪って先手を取った。激しくなった相手の攻めを冷静にさばき、技を出し続けた。最後は3分15秒、小内巻き込みで
美しい一本を奪った。
勝敗が決まった後も笑顔より先にホッとしたした表情が出た。畳を降りるとようやくわずかに笑みが出た。「うれしいです。内容的に満足できるもの
ではなかったですけど、柔道という競技の素晴らしさ、強さ、美しさを見ているみなさんに伝えられたんじゃないかなと思います。(ホッとした表情は)
プレッシャーが大きかったので。金を取って当たり前という声も聞こえてきたので、当たり前のことを当たり前にやる難しさを感じました。冷静にできたかな
と思います。(五輪は)独特な雰囲気がありますが、ほかの国際大会と違わないし、気持ちの持ちようだと思います。明日も旭化成の後輩の永瀬がやってくれると信じているので、いいバトンパスができたんじゃないかと思います。
表彰式では照れもあるのか笑顔は見せなかったが、金メダル授与で名前がコールされるとようやく笑顔が出た。柔道会場では初の君が代では
胸の日の丸に手を当てて口ずさんだ。記念撮影でも最初は硬い表情だったが、回数を重ねるごとにテレが消えたのか笑顔になった。
セレモニーを終え「(金メダルは)重みがありますね。やっと安心して実感が湧いてきました。(最低でも金という言葉があったが)最高ですね。
内容は反省するべき点もありました。もっと強くなっていきたいです」とメダルの実感を口にした。入場時に目を拭っていたことを聞かれると
「井上(康生)監督と会って涙が出ました」と正直に話した。最後は「まずはゆっくり休むこと。そして金メダルにふさわしい人間に成長していかないと。
まだどうなるか分かりませんが、20年に日本で東京オリンピックがあるので、目指していかないといけないなと思います」と早くも次の目標を掲げた。

大野将平が一本で頂点!日本男子2大会ぶり金メダル - 柔道 : 日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691675.html

男子66キロ級の海老沼匡(26)も、ロンドンに続く2大会連続の銅メダルに終わった。
止まらぬ汗をしたたらせ、海老沼は実直に敗者の弁を口にした。「情けない気持ちでいっぱいです」。
準決勝の試合中に体に異変が起きた。「いや、なんでもないです」。決して言い訳をしない男は、2度目の夢舞台でもそのさがを変えない。
代弁した井上監督によれば、「脇腹から足をつった状態」。昨年世界王者の安バウル(韓国)を相手に優勢に進めた中盤だった。しつこい背負い投げに、
普段ならしない審判へのアピールを多用。終盤に指導差で追いつかれると、延長戦では返し技で有効を奪われ、敗れた。「引いてしまった。あの一戦は
僕の人生の中においても悔いが残る」。言葉に失望が満ちていた。
変えようとしたものもあった。旗判定が覆る事件の動揺を引きずり準決勝で敗れたロンドン五輪。その後、精神的な弱さを克服しようと「冒険」を続けた。
せんべいを手土産に、1人でフランスに武者修行。東京・渋谷でもジャージー姿で歩いた服装も、14年に結婚した香菜夫人(28)の勧めも受けながら、
オシャレに挑戦した。「広く冷静に対処できる自分をもっともっと増やしたい」。その一心で4年間を過ごしてきた。
約11キロの減量苦から、近年は100%の力を試合で発揮できなかった。この日の異変も関係ないとは言いきれない。「少し休んで考える」今後は、
73キロ級へ階級変更する可能性が高い。

海老沼匡は銅「あの1戦は悔いが残る」準決中に異変 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691826.html

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:38:32.73 ID:n5XnOu9d.net
柔道女子57キロ級で前回ロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)は3位決定戦に勝ち、銅メダルを手にした。準決勝で一本負けして2連覇はならなかったが、2大会連続でメダルを手にして
“野獣”健在を証明。次回の2020年東京五輪出撃も視野に入れている。
開始24秒、背負い投げでの一本負け。準決勝は、あっという間の決着だった。世界ランキング1位の強敵ドルジスレン・スミヤ(25=モンゴル)の
背負い投げは警戒していたものの「1回目が効かなかったので大丈夫と思ってしまった。気の緩みが対応できなかった原因」。持ち味の粘り強さを
発揮する前に試合が終わった。
それでも、3位決定戦では連珍羚(28=台湾)に優勢勝ちして銅メダルを獲得。連は今年5月の「マスターズ大会」で一本負けした嫌な相手だったが、
大舞台でリベンジを果たした。
ロンドンでは日本柔道唯一の金メダルを獲得。連覇の重圧は「試合中はなかったけど、それまでの過程でありました。この4年間は、しんどかった」。
表に出さない苦悩があった。
今後について聞かれた瞬間、館内に大音量で雑音が流れ「こんな感じです」と苦笑い。「分かりません。やり残したなんて言いだしたら多分、
キリがない」と続けた。
実際、これで最後になるとは限らない。松本はリオ五輪を最後に引退することを示唆していたが、最近、親しい関係者に現役続行をにおわせる言葉
を口にするようになった。
「東京五輪って、すぐそこでやるんですよね。後輩に強い選手がいなければ、やってみたいな」
実は、衰えとは無縁。東京・八王子の高尾山を上り下りするランニング練習では初めて往復合計48分を切り、自己ベストを更新した。28歳にして、
なんと体力も進化。成長が止まらないそうで「ロンドン前に追い込んでいた時より速いんですよ。4年たって伸びているって、すごいですよね!」と
胸を張るほどだ。
母国開催の東京五輪で“野獣”が3大会連続のメダル獲得に動くのか。3位決定戦で見せた眼光の鋭さからすれば、どんでん返しの展開が
現実味を帯びている。

【柔道】“野獣”健在の銅・松本薫 2020年東京五輪出撃も
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577657/

と分かってましたから。ふと、かけました。計算はしません。
もうそろそろ出発の日だなと。そうしたらちょうど成田にいましたので」。娘のモチベーションを上げるために、初めて注文を出した。
その短い一言を受けて戦った世界選手権。娘は見事に世界女王となって応えた。道はリオにつながった。
親子の絆。石川・金沢で暮らす調理師の父は、今でも定期的に東京にいる娘に食事を送る。プラスチックの食品保存容器に入れて、温めれば
食べられるようにして。遠征が少ないときは2カ月半に1回のペース。リクエストが必ずある。「スペアリブの香味ソース炒め」。骨付き肉の脂肪を完全に抜く。
ニンニクショウガは強め。幼少期から好んだ味だ。
父は「スーパーに出ている肉は全部買いますね。5パックとか。そんなに簡単に作れないので、リクエストがきたら2日間はもらいます」と、恒例行事を説明する。
食事を通してつながる親子関係に、松本は「めちゃくちゃおいしいですよ」と感謝は絶えない。サポートをし続けてくれた父の初めての願い。だからこそ、「
お父さんのために私は頑張る」と公言してきた。
その言葉を受けた父も娘と一緒に戦った。多いときは40本以上吸っていたたばこを控えたのは理由がある。リオまでの長時間フライトに耐えられるように。
娘にはなぜ禁煙していたのかは説明していないが、「きついなあ」と明かす顔はどこかうれしそうだった。
この日、松本は準決勝で一本負けし、顔色を失った。3位決定戦では相手を射抜くような鋭い視線で襲いかかり、銅メダルを獲得した。「何も持たないで
日本に帰れないと思いました」。試合直後、首を小刻みに左右に振って悔しさをにじませた。表彰式を終えると「うれしいのと悔しいのと、甘酸っぱい感じです」
と少しだけ笑みを浮かべた。その雄姿は観客席から見守った賢二さんにしっかりと届いた。

松本薫を銅に導いた「スペアリブの香味ソース炒め」 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1691731.html

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:42:24.41 ID:n5XnOu9d.net
初日の日本柔道は金メダルに届かなかった。男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)も、女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)も銅メダル。
どちらも力はあった。動きもよかった。それでも負けた。これがまさに五輪ということ。金メダリストになるには何かが足りなかったこと、
それでもあきらめずにメダルへの執念をみせたことに価値がある、2つの銅メダルだった。
高藤23歳、近藤21歳で迎える初めての五輪だった。率直な感想を言えば、2人ともよくやった。ただ、負けた試合は特にそうだが、やはり若さがみえた。
なまじ調子が良かったために「いつでもチャンスがある」と2人は思い、2人に勝った選手たちはそれぞれ「チャンスは一瞬」と考え、その一瞬にかけた。
その差が出たのだと思う。
近藤は長所も短所も含めて、近藤そのものだった。準々決勝、技ありを先にとられ後が無くなった直後に、カザフスタンの選手を執念で横四方に組み伏せた。
あそこからのギアチェンジと逆転勝利は実力者であっても難しい。あれこれ頭で考えずに開き直って、自分を信じて突き進むことができる。3位決定戦でも、
延長に備えたペース配分など考えず、4分間の最後の最後で投げを打ってポイントと勝利をものにした。だが、準決勝で対戦した海千山千の
パレト(アルゼンチン)にはその良さも勢いも封じ込まれた。
けんか四つで珍しく右のつり手が引けた。しめたと近藤が思った瞬間に逆に先に担がれた。パレトが本気で投げの勝負に出たのはこのときだけで、
あとは技ありのリードで逃げ切るべく、ほとんどの技は場外近くで仕掛け、寝技への展開も許さなかった。一度転がりだした負の流れを近藤は最後まで
止められなかった。準々決勝の逆転勝ちの意識もあって、寝技にこだわり過ぎた部分もあった。立ち技でプレッシャーをかけ、パレトへの指導が重なるように
仕向けながら、機を見て寝技で勝負という選択もあった。近藤にはルールも生かした二段構えの「ずる賢い柔道」ができるほどの成熟さはまだない。
高藤は、彼らしい思い切りが少しばかり鈍ったようだった。これは気後れというより、責任感がそうさせたのだろう。彼ならもっとおおらかに戦えると思っていたが、
五輪に立って、これまで隠れていた一面が表出したのかもしれない。初めてみる慎重な高藤だった。
多くの日本選手が嫌う接近戦もかって出る、型にはまらない独特の技や攻めは相手に予測させない強さがある。それゆえに変則と異端の頭目のように
見られてもいる。そんな高藤だが、この日ばかりは勝手が違って、攻めがやや無難なものになった。そうはいっても根っこのところは攻め一徹の選手である。
手堅くいこうと思っても、急に守りが堅くなるものでもない。
準々決勝で背後に回られ、浮技のような技で一本を取られた。相手に先に指導が与えられたとき、一息つけたようにみえた。その虚を突かれて、相手の
技をふわっと受けた。防ぐなら防ぐで、あそこは両手を離して畳に這いつくばってでも技を防ぐべきだった。
頂点に立てる外国人選手は、こういう半端なことをしない。ふわっとした時間を一瞬たりとも作らない。日本人はリードした後の守りは休みの時間と思いがちだが、
そこに落とし穴がある。ただ一度のチャンスにすべてをかけてくる技は半端な気持ちでは防げない。柔道の強さと勝負の強さはイコールではない。
高藤は変則ともいわれる自分の柔道を貫こうとして負けたのだろうか。スタイルを捨ててまで勝ちを欲して、それでも勝てなかったのか。答えは本人
にしかわからないし、本人にも整理して考える時間が必要かもしれない。
ただ、これだけは言っておきたい。柔道に正統も異端もないと私は思っている。異端が悪いわけでもなく、チャンピオンになる者は、必ず異端児の
性格を持っているものである。彼らの個性は、何かしらの形で鋭くとがっている。しかしまた、いざ勝負となると余計な角がとれ、いくらでも丸くなれる。
それが経験というもの。年季を経るほどに、異端と正統を自分のなかで都合よく使い分けられるようになるのである。
近藤に勝ったパレトは母国アルゼンチンに柔道で初めての金メダルをもたらした。今回の最軽量を制した選手が男女ともにやや盛りを過ぎた
ベテランだったことを、日本の若い2人には覚えていてもらいたい。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:48:42.11 ID:n5XnOu9d.net
「柔道ニッポン」背負うことの重圧
世界選手権とも違う、五輪で「柔道ニッポン」を背負うことの重圧を高藤も近藤も初めて味わったことだろう。だがパレトにも母国で柔道のパイオニア
として背負ってきたものがある。乾坤一擲(けんこんいってき)にかけた長い歳月がある。2日目以降に出てくる日本選手たちにも、そのことに想い
をめぐらせてみてほしい。
負けというのは後日になってみないと意味が定まらないところがある。触れられて痛いだけの古傷で終わるのか、苦い良薬として稽古や試合に役立てるのか、
すべては本人次第。2日目が出番となる男子66キロ級の海老沼匡と女子52キロ級の中村美里は、4年前のロンドン五輪では「負け組」だった。海老沼は
銅メダル、金を確実視された中村はメダルに届かなかった。いまも地力はあるが、両人ともにいささか「旬」は過ぎたと見られている。
悔しさに震える高藤と近藤の姿は、4年前の自分たちを思い出させて、身につまされるかもしれない。しかしまた海老沼と中村は、初日の勝者にいまの
自分を重ねて、色めき立ってもいるのではないだろうか。「追い風が吹いてきた」と。

高藤と近藤、若さ出た柔道初日の銅メダル
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05783560X00C16A8000000/

これほどの強さを満座の前で示した日本の柔道家を見るのはいつ以来だろうか。男子73キロ級の大野将平は、このリオ大会をもって一つの完成をみたと思う。
近年、柔道の国際化が進むにつれて、他国の格闘技にルーツを持つ多様なスタイルが流入し、本家である日本柔道といえども不動の規範ではなくなっていた。
そこへ、この大野の戴冠である。大げさでなく、これは日本柔道の「教科書」だ。井上康生や野村忠宏が五輪を去った後、十数年にわたって絶版になっていた
教本の新装版がお披露目された。「こういう柔道をしましょうよ」と日本の選手が国内外に手本を示した値打ちは、金メダル1個分にとどまらず、
計り知れないものがある。
ムラなし大野、力勝負も平然と
5戦を通じて、大野が示した立ち技の多彩さはどうだ。彼の柔道の中心には内股と大外刈りという2つの大技があり、対戦相手は常にその影におびえていたが、
本人はそこにこだわらなかった。決勝の相手オルジョイ(アゼルバイジャン)を仕留めたのは小内刈り。バンティヘルト(ベルギー)との準決勝は足技あり、
担ぎ技ありで、ポイントで相手を追いこんだ後の「一本」は意外にも、ともえ投げで仕留めた。
自分の身を捨ててかけるともえ投げとは、相手に返される危険が少ないため、反則を避けてポイントリードを守るための偽装攻撃として用いられることが多いが、
大野は決め技の確信をもってこれを仕掛けた。内股に備えていたところに「まさか」のともえ投げ。相手の予測や用心を超えていた。
ロンドン五輪の66キロ級金メダリスト、シャフダトゥアシビリ(ジョージア)との準々決勝で奪った技ありは、力勝負を制したものだった。こういう力自慢の
外国人選手との対戦で、日本選手は技にいったところを裏投げなどでよく返される。このため相手との距離を極力保ち、飛びこんで技に入るようにとコーチに
諭される。対して、多くの外国人選手は接近戦に持ち込むことに日本選手との試合の勝機を見いだそうとする。
大野は接近戦で相手に譲らなかった。踏ん張る相手を、大外刈りから腰車へと体勢を移しながら強引に横倒しにした。「日本人が柔道をするのに、
何を譲ることがある」と語っているようだった。
もともと大野には技の切れがある。王様然とした風格がある。技が切れるがゆえに「いつでも仕留められる」と思うのか、ひところは様子見が続いて勝ちみが
遅れたり、相手の逃げやじらしにイライラして、無理な体勢から技をかけては返し技を食ったりしていた。そういうムラが今回、いささかも見られなかった。
終始一貫ポーカーフェース。勝った後のインタビューに「五輪もいつもの国際大会と変わらない」と、平然と答えた。
五輪がほかの大会と同じであるはずがない。そしてまた、井上監督に「おまえがエースだ」と責任を負わされた大野が、五輪の怖さに無自覚で
いられるわけもない。自覚したからこそ、五輪を「いつもと同じ」と思えるまでに自分を鍛え上げたのだ。「大野は完成した」と私が思うのは、
そんな精神面も含めてのことである。
相手の逃げやごまかしを討つのには虚々実々の駆け引きを辞さないが、真っ向勝負なら受けて立つ。見ているこちらを一度もハラハラさせず、
「次はどうやって料理するの?」とワクワクさせて、しかも最後の「一本」には予測のつかない技を持ってくる。胸のすく思いがしたし、楽しかった。
大野についてはそれ以上、語る言葉がないと思う。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 20:50:25.89 ID:n5XnOu9d.net
かつてのオーラなかった松本
男子に新チャンピオンが誕生した日、女子の旧チャンピオンは五輪連覇の夢を絶たれた。57キロ級の松本薫は、銅メダル獲得という自分の仕事を全うしたが、
4年前の彼女でないことは、柔道とは縁遠い人がテレビ画面越しに見ても伝わっていたのではないだろうか。
かつてのオーラがない。足の運びはいつものように前進していても、往時はあったフィジカルの迫力を感じない。野獣は野獣でも手負いの獣。
上背のあるパビア(フランス)との準々決勝をどうにか制したが、技が出ずに延長を含めて8分近くを戦った。3時間あまりの休憩を挟んで体力は回復しても、
気力までは立て直せなかったのかもしれない。準決勝の開始24秒でドルジスレン(モンゴル)に背負われ、きれいに1回転した。
五輪連覇の道はあまりに遠い。一つの階級にめぼしい選手がいくらもいない国ならいざしらず、日本選手には特に。長丁場の代表選考レース、
うち続く国内外の試合と合宿に著しい損耗を強いられる。初めて頂点を極めるまでの旅はつらいながらも楽しいが、既に知っている眺めをまた見るため
に4年の風雪を耐えるのは気が重い。たとえそれが、どれほどの絶景であってもだ。
2度目の頂点を目指した松本は9合目で倒れたが、それでも後に続く選手のためにメダルリレーというロープを断ち切らないでくれた。ありていに言えば、
今回の女子チームには男子の大野ほどの強者(つわもの)はいない。だから、金メダルとは言わない。7人によるメダルリレーを最後まで全うしてもらいたい。

日本柔道の強さ示した大野、完成形の新王者  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05853360Z00C16A8000000/

世界一美しい。こう評される柔道は、初出場の舞台でも揺らぐことはなかった。8日(日本時間9日)の男子73キロ級で、大野将平(24)は、
圧倒的強さで2大会ぶりに日本男子柔道に金メダルをもたらした。「もっと強くなれる」。柔道界のエース誕生の裏には、先輩から後輩に託された思いもあった。
4試合中3試合を1本で勝ち上がり、迎えた決勝戦でも、大野は、冷静さを欠くことはなかった。3分15秒。内またで追い込み、最後は小内刈りで仕留めた
畳を下りてから、ようやく笑みが漏れ、「柔道という競技の素晴らしさ、強さ、美しさを見ている皆さまに伝えられたんじゃないかと思う」と力を込めた。
4年前に開催されたロンドン五輪では、大野の姿は観客席にあった。当時は天理大3年で、大学の研修で現地に派遣され、全階級の試合を間近で見た。
だが男子は史上初の金メダル「ゼロ」に終わった。
エースとして信頼を置かれていた大学の先輩、穴井隆将(現・天理大柔道部監督)が100キロ級で2回戦負けを喫する場面にも間近に見た。大野の母、
文子さんによると、試合後、大野と穴井は、泣きながら2人で話し合ったという。穴井は大野に引退の意向を示し「後はお前に託す」と告げたという。
ただ、翌年、大野自身に試練が訪れる。主将になった天理大柔道部で先輩から後輩への暴力が発覚。停学処分を受け、一時試合からも追われた。
多くの人の支えと努力で苦難は乗り越えた。そして、勝ちの難しさや負ける悔しさを肌で感じた大野。だからこそ「リオでは勝てるはずだ」と、穴井は話していた。
一方の大野は、リオは穴井の借りを返す戦いではなく、あくまでも「自分自身のために戦う」と言ってきた。ただ、文子さんは「穴井さんの分も無念の気持ちを
晴らすという思いはきっとある」と確信していた。
迎えたリオの舞台。大野は、期待通りの強さを見せつけた。そして試合後、大野は穴井の元に駆け寄ると、首に、そっと金メダルを掛けた。
 「もっと強くなれる。金メダルにふさわしい人間に成長していかなければならない」。名実ともに柔道界のエースを継ぎ、大野は早くも4年後の東京五輪を見据えた。

【五輪柔道男子】大野に託された元全日本柔道エースの思い…金メダルをとり「もっと強くなれる」
http://www.sankei.com/west/news/160809/wst1608090077-n1.html

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 22:48:32.91 ID:n5XnOu9d.net
柔道男子73キロ級で金メダルに輝いた大野将平(24=旭化成)と柔道女子57キロ級銅メダリストの松本薫(28=ベネシード)が、一夜明け会見に臨んだ。
リオ五輪柔道日本の金メダル1号となった大野は「昨日は興奮して寝つけなかったけど、心地よい疲労感。金メダルを獲得して安心感が強かったけど、
達成感も感じられるようになってきた」と徐々に喜びも増してきている様子。続けて「試合は勝負だし、甘くないので勝ち方にこだわって色気を出すのは捨てた。
結果、一本勝ちが多かっただけ。戦っているときは指導ひとつでもいいと、泥臭く戦えた」と勝因を振り返った。
4年後の東京大会では連覇の期待もかかる。「出たいですね」と話すものの「あと4年あるので今はしっかり休みたい。何が起こるかわからないので
小さな目標を立てて、一日一日大切に過ごしていきたい」と慎重だった。
また松本は「勝ちたかった気持ちとメダルを取れた安心感は今も同じ。甘酸っぱい気持ち」と試合後と同じ心境を語り、東京五輪については「う〜ん。
東京五輪は出たいですね。出たいね〜。だけど現実的にはどうなるかわからないので考えます」と語った。

【柔道】金・大野「泥臭く戦えた」銅・松本「東京五輪は出たいですね」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577998/

柔道で8日に金メダルを獲得した男子73キロ級の大野将平(旭化成)と、銅メダルだった女子57キロ級の松本薫(ベネシード)が試合から一夜明けた9日、
リオデジャネイロ市内で記者会見した。
大野は「心地よい疲労感がある。きのうは安心感が強かったが、だんだん達成感を感じられるようになった」と心境を語った。
柔道の日本男子にとって2008年北京五輪以来、2大会ぶりの金。「結果的に一本勝ちが多かったが、勝ち方にこだわって色気を出すことは捨てた」と、
勝負に徹していた戦いを振り返った。本家の復権を「体が強い外国選手を日本人が心技体で上回れると証明したかった」と喜び、満足感に浸った。
松本は連覇を逃し、「勝ちたかった気持ちとメダルを取れた安心感で今も甘酸っぱい」と試合直後と変わらない言葉。9月には29歳になる。4年後の
東京五輪に水を向けられると、「出たいけど現実的にどうなるか分からないので、考えます」と明言しなかった。

大野「だんだん達成感」=金メダルから一夜明け〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900950

一瞬の気の緩みで、連覇の夢がついえた。女子57キロ級準決勝で敗れた松本は銅メダルの味を「甘酸っぱい」と表現した。悔しさと、メダルで果たした
責任感が同居する。でも、「腹の中は煮えくり返っている」。これが本心だった。
 開始24秒、相手につかまれていた右袖を切った瞬間、膝をつく低い姿勢からの背負い投げを浴び、回転して畳に落ちた。ドルジスレンとの相性は良く、
その前にかけられた背負い投げに怖さがなく油断した。「試合中に大丈夫なんて絶対にないのに」と思っても、後の祭りだった。
 前回ロンドン五輪で不振を極めた日本柔道にあってただ一人、金メダリストになった。成し遂げた後の空虚感と重圧。手術もあった。次に目指すものも
定まらなかった。授かった教えと勢いで手にした金とは違うものを求めてもがき、答えを探した4年間だった。
 進化をテーマに幅を広げようとした。得意の形は足技で崩して寝技に持ち込む泥臭いスタイル。内股など大技で一本を取る形を求め、その限界も知った上で
原点に戻った。その過程を経て「今は自分で考えて畳に立っている」と感じていた。
 ひと回り成長した姿で取る二つ目の金メダルに意味を求めてきた。それだけに、力を出し切れず手にした銅メダルへの悔いは、ことさら深い。

銅の悔い「煮えくり返る」=松本、隙突かれ連覇逃す―柔道女子〔五輪・柔道〕 -リオオリンピック特集 - Yahoo! JAPAN
http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160809-00000088-jij-spo

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 23:40:15.30 ID:n5XnOu9d.net
柔道男子73キロ級で初出場の大野将平(旭化成)が頂点に立った。柔道の金メダル獲得は今大会初。170センチの小柄な大野が長身の海外勢を
投げ飛ばしていく秘訣(ひけつ)は、道着の中に隠されている。力強さを生み出しているのが、隆起した背中の筋肉だ。競技人口も多く、高い身体能力を
持つ選手が集まると言われる中量級を制した原動力なのだ。
奥襟を取られると、動きが押さえつけられるものだが、大野の強みは奥襟を取られるのを苦にしないこと。たいていは長身の相手の方が覆いかぶさるように
奥襟を取ってくるが、背筋と体幹の強さで崩されない。逆に引き手で相手の重心を崩して意のままに操る。180センチのオルジョイとの決勝も引きながら左右
に振り、最後は内股からの連絡技の小内刈りで一本。内股やともえ投げで、5試合中4試合で一本勝ちを収めた。
「全日本男子の筋力強化のテーマは、一貫して『引く力』。背中の筋力を鍛えるため、引いて、引いて、引きまくる」と、代表チームでトレーニング指導を
担当する守田誠氏は言う。合宿ではロープのぼりや、ロープ引き、懸垂など引く力を鍛えるメニューが並ぶ。
2013年6月から担当する柔道競技歴のない守田さんが動きを観察し、「柔道で押す力は相手との距離を保つためのもの。相手を崩すのは引く力だ」と感じた。
それを実証するように海外有力選手は分厚い背中を持っていた。
筋力強化は金メダルゼロだったロンドン五輪からの再起を使命に立ち上がった井上康生監督体制の特色だ。柔道界では伝統的に「動きが硬くなる」と筋トレ
を敬遠する風潮があったが「固定観念だ」と見直した。人一倍、熱心に取り組んだのが大野。拠点の天理大(奈良)から筋トレのため定期的に1週間単位で
上京して味の素ナショナルトレーニングセンターに通った。「体幹が弱い」との評価は過去のものとなった。井上監督も大野について「技術力は他を寄せ付けず、
海外の選手と対等に組み合って勝負できる肉体的な強さもある」と評する。
ロンドン五輪で味わった日本男子史上初の金メダルゼロは、国際化した「JUDO」で遅れが出始めたことを示していた。「心技体全てで海外選手に勝ち、
圧倒的な差をつけたい」と誓った大野の有言実行は日本柔道の前途に明るい光を照らした。

五輪柔道:大野、鋼の背で金つかむ
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160810/k00/00m/050/124000c

リオ五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(24)=旭化成=と、女子57キロ級銅メダルの松本薫(28)=ベネシード=が競技から一夜明けた9日、
リオデジャネイロ市内で揃って会見した。
試合について大野は「今回は勝ち方にこだわることは捨てた。指導ひとつでも良いという気持ちで我慢強く、執念深く、泥臭く戦った。近年、外国人選手に
なかなか勝つことができなくなったのは事実だけど、日本人でも心技体で上回ることが出来ることを畳の上で証明できたと思う」と語った。次回の20年
東京五輪について、松本は「出たいよね〜。出たいよね〜」と大野や取材陣に投げかけ、笑いを誘っていた。

【柔道】松本、20年東京五輪「出たいよね〜」…一夜明け会見
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50154.html

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:16:55.19 ID:Q5W/Wm7B.net
柔道女子63キロ級準決勝で、昨年世界選手権3位の田代未来(22=コマツ)が難敵クラリス・アグベニュー(23=フランス)に
優勢負けを喫して金メダル獲得はならなかった。
パワフルな柔道が持ち味のアグベニューには過去5戦全敗。大会前から田代が最も意識していた相手だ。序盤から激しい組み手争いを
繰り広げたが、どうしても相手に先に技を仕掛けられてしまう。攻め手が見いだせないまま、大内刈り、内股の猛攻を浴びた。
なんとかしのいでいたが、残り30秒というところで場外に足が出てしまい、痛恨の「指導」を取られた。わずかな残り時間で必死の反撃を試みるも及ばず、
3位決定戦に回ることになった。

【柔道女子】田代未来 フランスの天敵に敗れ3位決定戦へ
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/578084/

リオデジャネイロ五輪は大会第5日の9日、カリオカアリーナで柔道女子63キロ級を行い、田代未来(みく)=コマツ=は3位決定戦で、
ヤーデン・ジェルビ(イスラエル)に優勢負けし、メダル獲得はならなかった。今大会の柔道競技で日本勢がメダルを逃したのは初めて。
田代は試合開始34秒、腰車で有効、さらに56秒に大内返しで技ありを奪われた。その後、攻め続けた田代に対し、積極的戦意に欠けるなどとして
ジェルビに相次いで指導が与えられたが、及ばなかった

【五輪柔道】田代未来が3位決定戦敗退、今大会の柔道で初めてメダル逃す 女子63キロ級
http://www.sankei.com/rio2016/news/160810/rio1608100032-n1.html

田代は序盤から果敢に攻めたが、34秒に腰車で有効を奪われると、56秒には大内返しで技ありも奪われ劣勢に立たされた。逆転を狙い何度も
内股を繰り出すもあと一歩及ばず、悔し涙を浮かべた。
田代は「たくさんの方々が支えてくれて、背中を押してくれたのにも関わらず、こういう結果になってしまって本当に申し訳なく思ってます。
勝たなきゃ意味がない」と言葉を絞り出した。
準々決勝では、クラリス・アグベニェヌ(23)=フランス=に優勢負けを喫し3位決定戦へ回った。

南條充寿・女子監督の話
田代はやってきたことを全て出したが、攻めるべきところでいけない弱さが出た。(4日間で金メダルゼロに)チャンスである軽い方の階級で
銅3個は非常に厳しい結果だ。

田代未来、銅メダルならず涙「本当に申し訳ない」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160810/rio16081004590042-n1.html

相手は一枚上だった。組み手で優位に立たれると、腰車で「有効」、勝負にいった内股もすかされて「技あり」を奪われた。ポイントで後のなくなった田代は必死に
前に出た。相手には「指導」が3度与えられたが、あと一歩及ばす。メダルに届かず5位に終わった。
田代は目に涙を浮かべながら「本当にここまでたくさんの方々が支えてくれて背中を押してくれたのに、こういう結果になって申し訳ない。(準決勝で
難敵アグベニューに健闘したが)勝たなきゃ意味がない」と話した。
ここまで銅メダル3個の女子代表では、初めてメダルを逸した。この悔しさは4年後に東京で晴らすしかない。

【柔道女子】63キロ級・田代未来は5位 涙浮かべ「申し訳ない」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/578093/

弱さが出た
 永瀬貴規 金メダルしか狙っていなかったので、悔しい。思い切りのなさが敗因。臆病になって本来の動きを出せず、縮こまった。
自分の弱さが出た。4年後の東京へ向けて頑張りたい。
まだ強くなれる
 井上康生男子監督 彼の力の50%も出せていなかった。敗れた後に気持ちを切り替えて、よく3位を勝ち取った。まだまだ強くなれる選手。こ
の経験が必ず彼を成長させてくれる。
怖かった
 田代未来 本当に五輪を大きく感じていて、怖かった。勝たないと意味がない。ここまでたくさんの方が支えてくれて、背中を押してくれたにもかかわらず、
こういう結果になって申し訳なく思う。
残念でならない
 南條充寿女子監督 (準決勝は)田代がこれまでやってきたことを全て出せたが、最後の最後で場外の指導でぼろが出たのが残念でならない。
もう少し支えてあげたかった。

リオ五輪・談話(柔道)〔五輪・柔道〕:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000067

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:30:44.35 ID:Q5W/Wm7B.net
リオデジャネイロオリンピック柔道男子81キロ級で9日、永瀬貴規選手が銅メダルを獲得しました。
オリンピック初出場の永瀬選手は、去年の世界選手権のチャンピオンで、前日の大野将平選手に続く金メダルが期待されていました。
しかし、準々決勝でアラブ首長国連邦の選手に袖釣り込み腰で有効をとられたあとポイントを取り返すことができず敗れ、敗者復活戦に回りました。
敗者復活戦では、前回のロンドン大会の銅メダリストで、カナダのアントワンヌ・バロアフォレスチエ選手と対戦し、3分すぎに背負い落としで一本勝ちしました。
そして3位決定戦では、世界ランキング1位でジョージアのアブタンディル・チリキシビリ選手と対戦し、終盤にさしかかる3分40秒に、得意の内股で有効の
ポイントを奪って優勢勝ちし、銅メダルを獲得しました。
この結果柔道男子は、4日連続でメダルを獲得しました。
また、金メダルは、ロシアのハサン・ハルムルザエフ選手でした。
永瀬「表彰式で改めて悔しさ」
永瀬選手は、「準々決勝で負けてから気持ちを切り替えてメダルを獲得できたのはうれしいが、表彰式では改めて悔しさがこみ上げてきた。次のオリンピック
まで長いが、この悔しさを忘れず、まずは目の前の大会を勝っていきたい」と話しました。
準々決勝の敗因については「勝ちたいという気持ちから安全策を取って臆病になってしまった。思い切り踏み込めず、自分の力を出し切れなかった。
足りなかったのは技術ではなく気持ち」と反省していました。
永瀬選手とは
永瀬選手は長崎県出身の22歳。初めてのオリンピック出場です。
長い手足を生かした足技や寝技が得意で、世界選手権は初出場だったおととしは5位でしたが、去年はこの階級の日本選手で初めて優勝を果たしました。
柔軟な組み手や巧みな体の使い方で外国選手のパワーをいなす戦いぶりは、相手の力を吸収しているようだと高く評価されています。
81キロ級は外国勢の層が厚く、オリンピックで日本選手がメダルを獲得したのは、現行の階級区分となった2000年のシドニー大会で金メダルの
瀧本誠選手以来、4大会ぶり2人目です。

柔道男子81キロ級 永瀬が銅メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010629541000.html

がっぷり組んでくる相手に対して、永瀬は得意のディフェンス力で対抗。相手が焦って出てきたところを得意の足技で倒して「有効」を奪った。
その後は消極的になり、「指導」2つをもらう危うい展開となったが、何とか逃げ切ってメダルを確保した。
井上康生監督(38)からエース指名を受け、大きな期待を背負った永瀬だが、銅メダルどまり。この無念は2020年東京五輪で“絶対エース”となって晴らす。
永瀬の話「悔しい気持ちでいっぱい。(準々決勝で)負けてからの試合は自分の動きができたが、それまでは縮こまって自分の柔道が出せなかった。
一番は自分の実力不足です」

【柔道男子】81キロ級・永瀬貴規は銅メダル「自分の力不足」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/578098/


リオデジャネイロ五輪の柔道男子81キロ級で銅メダルを獲得した永瀬貴規(旭化成)は「『オリンピックがんばって』という応援メッセージを思い出し、
それが力になった」と話した。試合後の一問一答は以下の通り。
今の素直なお気持ちを
「そうですね、準々決勝で負けたときは敗者復活戦なんて考えられない状況だったんですが、皆さんの応援があるということを改めて思い出した。
皆さんの期待に、金でなくてもメダル獲得で恩返しができたらいいなと思い、敗者復活戦と3位決定戦に臨み、メダルを何とか獲得できました」
気持ちをどうやって切り替えたのか
「周りの付き人だったり、監督、コーチ、色んな人から声をかけてもらって、『オリンピックがんばって』という(周囲の)人の応援メッセージを思い出しながら、
それが力になって何とか気持ちを切り替えることができました」
柔道男子の流れを切らさずに銅メダルを獲得できた
「そうですね。次に(流れを)渡すためにも、何が何でもメダルは取ろうと思っていたので、何とかがんばりました」

【五輪柔道】81キロ級銅メダルの永瀬貴規「応援メッセージが力になった」
http://www.sankei.com/rio2016/news/160810/rio1608100046-n1.html

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:34:12.74 ID:Q5W/Wm7B.net
2015年世界選手権王者の永瀬は、井上康生監督が「金メダルに最も近い選手」と期待を寄せていたが、準々決勝で優勢負けを喫し、
頂点には立てなかった。しかし敗者復活戦を勝ち上がると、3位決定戦ではアフタンディリ・チリキシビリ(ジョージア)相手に、3分40秒に
内股で有効を奪うなど優勢勝ち。00年シドニー五輪を最後にメダルから遠ざかっている同階級で、久々のメダル獲得を果たした。

 以下、試合後の永瀬のコメント。
「臆病になった」
3位という結果はどうですか?
もちろん金メダルしか狙ってなかったので、悔しい気持ちでいっぱいなんですけれれど、メダル獲得に向けて、敗戦してから2戦で本来の自分の動きが
できたというのは、良かったと思います。
準々決勝の敗因は?
ちょっと臆病になって自分の本来の動きが出せず縮こまってしまいました。もちろん実力不足もありますけれど、そういった自分の弱さが出た試合
だったのかなと思います。
初戦から硬さを感じていた?
そうですね、毎回初戦が課題だと自分のなかでは感じています。今回もあまり良い試合ではなかったんですけれど、まだそこは課題なのかなと思います。
それは五輪の重圧から?
そういった面も含めて、気持ちの面だったり、自分の弱さだと思います。
試合を重ねても修正ができなかった?
やっぱり勝ちたい勝ちたいという気持ちがあって、その「勝ちたい」が安全策というか、思い切り踏み込めなかったっていうのはあるのかもしれないです。
五輪独特の雰囲気があった?
そう……ですかね。他の国際大会と同じって言ったらあれですけれど、自分が思ってたよりはそこまで(なかった)。五輪という大会で自分の実力が
出せなかったのは確かだったと思います。
昨年の世界選手権を制したことで、相手に研究されていると感じた?
やりづらいという部分はあったんですけれど、それは世界チャンピオンであろうがなかろうが、どんな相手でも研究してくるので、そこまで意識はしなかったです。
海外選手の気迫、動きというのは他の国際大会と違った?
どうですかね、もちろん気迫はありました。実力不足が第一の敗因で、なおかつ自分の持っている力を100パーセント出しきれずに終わったというのがあったと
思います。
男子81キロ級のメダルはシドニー五輪以来となるが?
周りどうこう、歴史どうこうよりも、自分が金メダルを取りたいという気持ちしかなかったので、本当に悔しかったです。
昨日大野将平(男子73キロ級/旭化成)が金メダルを取ったが、なにか話したか?
昨日、将平先輩は帰ってくるのが遅かったので、自分は早めに寝ていて(話していません)。自分が準々決勝で負けて、敗者復活戦の前にちょうど将平先輩が
来てくださって、「しっかり気持ちを切り替えろ。まだメダルが残っているからそこを必死こいて取りにいけ」っていう言葉をいただいて、そこでしっかり頑張らなければ
いけないなと感じました。
「五輪はハングリー精神が違う」
実際に銅メダルをかけてみた感想は?
やっぱり優勝者に金メダルがかけられるシーンを見て、やっぱりこのメダルが、金メダルが欲しかったなという気持ちになりました。
今後はどのような面を鍛える必要があると感じた?
思い切りのなさが敗因にもなりましたし、技の威力もそうですし……。大きな舞台なので、しっかり自分の柔道ができるぐらいの精神面、思い切りの良さを
身に付けていきたいと思います。
井上康生監督は「いつもの半分の出来」としていたが、自身ではどうか?
100パーセント出し切ることはできなかったんですけれど、それも含めて今の自分の実力だと思います。
舞い上がってしまったということか?
舞い上がってしまったわけではないのですが、気持ちのどこかでちょっと臆病になった、様子を見てしまったという部分がありました。
世界選手権と五輪の一番の違いは?
選手村のなかで、柔道だけでなく世界のいろいろな競技の方と一緒に過ごすというところですかね。
柔道そのものについてはどうか?
誰しもが命懸けでこの大会に勝ちにくるので、そういったハングリー精神というか、気持ちの面が違うのかなと思います。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:41:43.27 ID:Q5W/Wm7B.net
東京五輪へ向けての気持ちは?
この悔しい気持ちのままで終わりたくないので、4年後の東京五輪を笑顔で終えられるように頑張りたいなと思います。
準々決勝のポイントを失った場面、相手の担ぎ技は崩れていたように見えたが?
自分もよく分からないのですが、転がったというか……。
ポイントを取られるような感じではないと?
自分のなかでは投げられないと思っていたので、気を抜いたじゃないですけど、なんかぐらっといっちゃいましたね。耐えたことで逆に後ろに返っちゃったっていう、
相手のうまさだったのかなと。
受けが強いだけに、投げられないだろうという感覚があった?
もちろん受けには自信があって、ある程度の技は耐えられる自信がありました。(しかし)取られてしまいましたね。
相手の動きが想定外だった?
袖釣り(込み腰)がきてることは知っていたので想定内ではあったんですが、それでも投げられたということは、相手の実力が上だったということだと思います。

銅の柔道・永瀬、視線はすでに4年後 「東京五輪は笑顔で終えたい」(スポーツナビ) - リオオリンピック特集
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608100001-spnavi

銅メダルについて
「金メダルが欲しかったです。悔しかったけど銅を持ち帰れます。しっかり胸を張って帰りたいです」
昨年の世界選手権優勝後に出場した今回の五輪
「外国人も五輪で勝つためにやってきた。死にものぐるいで。その中で勝つことの厳しさ、難しさを感じました」
チリキシビリとの3位決定戦の心境は
「本当は決勝で対戦したい相手でした。3位決定戦で戦うことになったが、どっちが強いか証明してやろうと思った」
初出場の五輪で銅メダル
「みんなプレッシャーを感じますが、自分しか味わえないという気持ちで臨みました」
次は東京五輪
「東京でこの悔しさを生かして、東京で金(メダル)を取りたいです」

3位決定戦制した永瀬貴規「金メダルが欲しかったけど、銅を持ち帰れます」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160810/rio16081008270076-n1.html

柔道男子73キロ級で銅メダルを獲得したベルギーのディルク・ファン・ティヘルト(Dirk van Tichelt)が9日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市内の
コパカバーナビーチ(Copacabana Beach)で何者かに襲われ、顔に青あざができたことが分かった。ベルギー五輪協会(BOIC)が明かした。
銅メダル獲得から数時間後の9日未明、ファン・ティヘルトはトレーニングパートナーと世界有数のビーチで祝杯をあげていたが、そのときに事件は起きた。
BOICの広報担当はAFPに対し、「トレーニングパートナーの携帯電話が盗まれたので、ディルクはその盗人を追いかけたが、ほかの誰かに顔を殴られた」
と話している。
「付近に警察がいたので彼は事情を説明し、その後念のため医者の診察を受けた。けがの状態は深刻ではなかった」
ファン・ティヘルトは同日柔道会場に戻り、青あざのある顔でメダルとともに写真撮影を行っている。
ベルギーのメディアはファン・ティヘルトの青あざは試合中にできたものだと報じているが、BOICの広報担当は暴行によるものだと発表している。
またブラジルのメディアは、地元のコールガールがファン・ティヘルトに暴行を働いたとしているが、同広報担当はこれを否定している。
「それ(ブラジルメディアの報道は)は誤った情報だ。彼を殴ったのは間違いなく男だ。警察もそう発表している」

柔道男子の銅メダリスト、コパカバーナビーチで襲撃される
http://www.afpbb.com/articles/-/3097023

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:50:15.43 ID:Q5W/Wm7B.net
表彰台に上り銅メダルを手にしても柔道男子81キロ級、永瀬貴規の顔に笑顔はなかった。「悔しい気持ちはたくさんある」。初めての五輪は、ほろ苦さが残った。
長崎市で育ち、6歳で柔道を始めた。3年間を過ごした長崎日大高で、顧問の松本太一さん(36)からたたき込まれたのは、徹底した「考える柔道」だった。
平日の練習時間はわずか2時間。永瀬自身は国公立大進学クラスに在籍し、授業もおろそかにできなかった。どうすれば無駄を省き、内容の濃い練習が
できるか、部員全員で考えた。
一流選手の試合のビデオを見て、イメージトレーニングにも取り組んだ。「この場面、貴規はどう考えるんだ」。松本さんの問いかけに、永瀬は真剣な表情で悩み、
答えていた。
身につけた考える柔道は、進学した筑波大学でも生きた。卒論で選んだテーマは「81キロ級の世界上位選手の試合分析」。
狙いは「筆者がリオデジャネイロ五輪で勝つため」だった。ライバルとみる海外7選手の傾向を試合映像から独自分析し、
「多彩な攻めに注意」「前半からリードが必要」など、各選手の特徴に応じた対策をまとめた。
この日、永瀬は準々決勝で敗れたが、それでも3位決定戦では、卒論で“研究対象”としていたチリキシビリ(ジョージア)に優勢勝ちを収めた。
「4年後は一番輝くメダルを取ることができるように精進したい」。悔しさを胸に奮起を誓った。

【五輪柔道男子】卒論でライバル研究、文武両道の「銅」永瀬 「考える柔道」で挑んだ五輪
http://www.sankei.com/rio2016/news/160810/rio1608100070-n1.html

リオ五輪第5日の9日、男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)は準々決勝で敗れたものの敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦でチリキシビリ(ジョージア)に
優勢勝ちして銅メダルを獲得した。
表彰式で銅メダルを手にした永瀬。いつものように感情は表に出さないが、隣を眺めて胸中には悔しさが満ちた。「やっぱり、金メダルが欲しかった」。
昨年の世界選手権王者は不完全燃焼だった。
初戦から永瀬の動きのぎこちなさに、井上監督は「力の50%も出せていない」と感じた。地力の差で勝ち上がったが、嫌な予感ほど当たるもの。それが致命傷
になったのがトマとの準々決勝だった。
国際大会で2連勝している相手に技が出せない。様子見を続けているうちに時間だけが過ぎていく。残り2分。トマに先に仕掛けられた。強引に右袖を取られて
担がれた。わずかに崩れ、右肩から落ち、有効を取られた。
両手を広げた時の永瀬のリーチは189センチ。股下は90センチ。身長は181センチだが、手足は海外勢と比べても長い。懐の深さで相手の圧力を全て
吸収してしまう受けの強さが特長だ。
本来の永瀬なら、トマの担ぎ技も軽くいなせたはずが、動きが硬い分だけ対応が遅れた。初めて経験する五輪舞台の重圧か。「ちょっと臆病になり、
安全策を考えていた。自分の本来の動きを出せずに縮こまっていた」と永瀬。敗れた後の銅メダルまでの2戦が、本来の動きに戻っただけに悔やんでも
悔やみきれない。
まだ22歳。初出場で5位だった2年前の世界選手権の後も悔しさをバネに筋力強化に励み、昨年は優勝した。「力からすれば優勝できたので無念さはある。
ただ大舞台では難しい、気持ちの切り替えで銅メダルにつなげた。まだまだ強くなる」と井上監督は見ている。
表彰台を降りた時点で気持ちは次を向いている。「この悔しい気持ちのまま終わりたくない。東京五輪では笑顔で終わりたい」。決意をリオから持ち帰る。

五輪柔道:22歳永瀬 「臆病になった」技出せず銅
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160810/k00/00e/050/237000c

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 19:52:56.15 ID:Q5W/Wm7B.net
永瀬を支えたのは母・小由利さんだ。型の経験者で小学校時代には柔道着を着て、練習を見守った。永瀬によれば「審判の資格は持っているかも」。
中学に入ると、部活がなかったため永瀬を同級生の親と交代で毎日出稽古に連れて行った。乱取りの相手は社会人や女子高生が多く、独特の柳の木のような
スタイルを身につけていく。「女の子は柔らかい。男子にも時々そういう相手がいるので慣れることができた」と永瀬は振り返る。
長崎日大高にスカウトした松本太一監督(36)は中3の永瀬と初めて乱取りをした際、小由利さんにこう話した。「自分は10年たって、組んで投げられない
位置をだいたい分かったんですけど、この子はすでに投げられない位置にいる」。鉄壁の防御も母との二人三脚のたまものだった。
そんな小由利さんも、脇においやられる時がある。永瀬は帰省すると、飼っている2匹のトイプードルに会いたくいて仕方がない。玄関では「
お母さん入らんといて、おいがまず入るけん」。犬に芸を教え込み、寝る時も一緒。そんな姿を母はほほえましく見ている。

【柔道】銅メダル永瀬を支えた母 親子で築いた「鉄壁の防御」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/578137/

「金しか狙っていなかった」。銅メダルを決めた直後のインタビュー。ひょうひょうとした表情とは裏腹に、永瀬貴規選手(22)の言葉は悔しさに満ちていた。
「世界で最も層が厚い」とされる階級の厳しさに加え、大舞台の重圧。本来の動きが出ないまま迎えた準々決勝で敗れ、首をひねるようなしぐさを見せて畳を
降りた。
敗者復活戦からは柔らかな身のこなしで相手の攻撃をいなしつつ、一瞬の好機を仕留める持ち味が戻った。「(最後に)しっかり勝って、自分が強いということを
証明したかった」。世界ランク1位の選手を迎えた3位決定戦では試合後半で得たリードを守り切り、コーチと握手を交わす際には白い歯をのぞかせた。
柔道を始めたのは小学1年生の時。中学校の卒業文集で将来の夢を「無敵の柔道家になること」とつづった。支えてきたのが母、小由利さん。中学時代は毎日、
出稽古に通う息子を往復約1時間20分かけて車で送迎。毎朝の食事にヨーグルトを出すなど、健康面でも応援してきた。試合会場には一度も欠くことなく足を
運んだ。
9日のリオ。戦いを終えた永瀬選手は「4年後の五輪で一番輝くメダルを取れるよう精進したい」と初の五輪をリベンジの誓いで締めくくった。
「悔しいのと、ホッとしたのと両方です。でも小さい頃は夢にも思わなかったので、よくここまで来れたなと思う」。小由利さんは結果を受けて目を潤ませた。

柔道・永瀬、悔しい銅 「4年後に一番輝くメダルを」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H0Q_Q6A810C1CC0000/?uda=DGXZZO0218874021122009000000

女子57キロ級で前回ロンドン大会金メダルの松本薫(28)=ベネシード=は3位決定戦で連珍羚(28)=台湾=に優勢勝ちし、銅メダルを獲得。
日本は男子73キロ級で大野将平(24)=旭化成=が優勝し、ここまで男女6階級すべてでメダルを獲得した。
南條充寿・日本女子監督は金メダルが見込まれた序盤の3階級がいずれも銅メダルに終わり、表情をこわばらせた。「世界女王の先鋒から次鋒、
中堅を送り込み、金メダルを取って勢いをつけるというのが当初の目標だった。非常に厳しい戦いを強いられている」。悪い流れを断ち切るために
「より戦う姿勢、気持ちを高ぶらせて畳に上がらせたい」と語気を強めた。

南條監督、銅3つに「厳しい戦いを強いられている」/柔道 - リオ五輪2016
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160810/rio16081005010038-n1.html

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:14:34.85 ID:Q5W/Wm7B.net
両親や所属チームの応援団が陣取るスタンド席の前で立ち止まった田代。一礼すると、なかなか顔を上げられなかった。3位決定戦に敗れ、
日本柔道陣で今大会初めてメダルを逃し、大粒の涙。初舞台で厚い壁にはね返された。
正念場は準決勝。相手は過去に個人戦で全て「一本」で4連敗している天敵のアグベニェヌ(フランス)だ。男子大学生の胸も借りてのパワー対策も奏功して
互角に組み合っていたが、残り39秒。受け続ける圧力がそうさせたのか、不意に回り込んだ足が場外に出た。消極姿勢と見られての「指導」を受け、
この差が勝敗を分けた。
世界選手権で2年連続銅メダルを獲得し、同じ63キロ級で五輪2連覇した谷本歩実さんと容姿が似ていることから「谷本2世」として期待される22歳。
所属先のコマツでも代表でも指導を受けるその谷本さんが畳脇のコーチ席から鼓舞する中、飛躍を期したが、試練を突きつけられた。
素直で穏やかだが、ここ一番で気後れするところがある。コマツの松岡監督は「谷本も今は丸くなったが、現役時代はもっと、とんがっていた」と言う。
「自分がどう変わっていくか、真剣に考えないといけない」と田代。壁を打ち破る力を求める歩みが始まる。

五輪柔道:22歳田代が大粒の涙 勝敗を分けた「指導」
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160810/k00/00e/050/301000c

女子の田代は、チグハグな柔道のままメダルを逃してしまった。
本来は、しっかりと組み、得意の足技を使って勝つ柔道だが、初戦から、自分から間合いを詰めて強引に攻める場面が見られ、危ないシーンもあった。
海外の選手は接近戦が強いだけに、そこまで強引にいかなくても、と思うほどだった。
最大のヤマだった準決勝のアグベニュヌ戦は、逆に強引にいけないまま指導1で敗れた。今まで完敗が多かった相手だが、しっかりと研究した成果で
相手の持ち味を消していただけに、この試合こそ、もう少し強引に攻めてよかった。
3位決定戦では、今度は相手の土俵に自ら乗ってしまった。相手が接近戦が得意なのは知っていたはずだが、間合いを詰めて攻め、返し技でポイントを
奪われた。本来の柔道をしていれば、勝てる相手だっただけに、チグハグさが残念だった。
田代にとっては苦い経験の五輪となったが、まだ21歳。この経験を糧にして東京五輪を目指してほしい

初戦からチグハグ…自分の柔道ができなかった田代
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013135920.html

男子の永瀬は初戦から硬さが見られ、自分の柔道ができないまま準々決勝で敗れてしまった。敗戦後の2試合は、本来の姿に戻って危なげなく
銅メダルを獲っただけに、残念だった。
永瀬は足を使って相手を動かしながら、上半身と下半身を連動させて相手を崩すのが持ち味。それが、初戦から守りから試合に入った印象で、
腰が引けて間合いが遠くなり、攻められなかった。
敗れたトマ戦は、最後まで淡々と相手ペースで試合をしてしまった。受け(守り)が強い永瀬だが、気持ちが前に出ていない分、相手の攻撃を防ぎきれず、
袖釣り込み腰で有効を奪われた。しかも、その後も勝負に出なかった。緊張や重圧という言葉で片付けてはいけないが、体を動かすのは気持ちだとすれば、
金メダルを獲るための勝負に出る度胸も足りなかった。
決勝の顔合わせでもおかしくなかったチリキシビリとの3位決定戦は、本来の柔道を取り戻し、全く危なげなく勝って銅メダルを決めた。敗れて吹っ切れた後の
柔道を最初からできていれば、十分に金メダルを獲れていただけに、悔しさが残る結果となった。

五輪の重圧か…守りから入った永瀬 体を動かす“気持ち”足りなかった
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013135910.html


柔道男子81キロ級2回戦でエリアス(レバノン)が立った状態で相手の肘をきめる危険行為で反則負けを宣告された。
納得できないエリアスは激高し、礼もせずに畳を下り、わめき散らして退場した。試合から約1時間後、国際柔道連盟に促されて畳に上がり、礼をして敗戦を
受け入れた。
エリアスは「感情をコントロールできなかった。柔道家として恥ずかしい。全ての人に謝りたい」と反省した。

判定に激高のレバノン選手、1時間後に反省し謝罪 - 柔道
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1692502.html

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:16:27.31 ID:Q5W/Wm7B.net
柔道の男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平(24=旭化成)について9日、現地の大手メディア「グローボ」電子版が「大野の金メダルによって
柔道発祥の国が生き返った」と報じた。
大会前には井上監督から「7人の中で一番金メダルに近い男」とハッパを掛けられた中での栄冠。日本は前回の12年ロンドン五輪で初めて金メダルなしに
終わったが、大野の金メダルでお家芸復活の第一歩となった。ブラジルの柔道の競技人口は約200万人とも言われ(日本は約16万人)、バレーボールと
並びメダルの獲得なるかどうか注目される競技。それだけに、発祥の地である日本の復活が大きく報じられていた。

現地紙が大野将平の金称える「柔道発祥の国が生き返った」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013135520.html


男子73キロ級で大野将平(24)=旭化成=が決勝でオルジョイ(アゼルバイジャン)に小内刈りで一本勝ちし、今大会の日本柔道最初の金メダルを獲得した。
日本男子では2008年北京大会の100キロ超級・石井慧(当時国士舘大)以来2大会ぶりの優勝となった。女子57キロ級の松本薫(28)=ベネシード=は
準決勝で敗れて2連覇は逃したが、3位決定戦で連珍羚(台湾)に優勢勝ちし、銅メダル。開催国ブラジルのシルバが優勝し、今大会の同国金メダル第1号
となった。
決勝は欧州王者オルジョイを小内刈りでなぎ倒して一本勝ち。大野はその瞬間、日本男子8年ぶりの五輪王者となったが表情を全く崩すことなく深々と一礼。
畳を下りて担当の金丸雄介コーチと抱き合ったときようやく爽快な笑みが浮かんだ。
「柔道は対人競技で、相手への尊敬や敬意、日本の心を見せられる場。気持ちを抑え、冷静にきれいな礼ができた」。強いだけでなく、高潔な王者でありたいと、
大野は思い求めてきたのだ。
ロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)と競り合いながら力をつけ、初出場の2013年世界選手権で頂点へ。だが、その後3年近くは荒波にもまれた。
凱旋(がいせん)となるはずだったその日に、当時主将だった天理大柔道部内の暴力問題が明るみに出た。関与した大野は全日本柔道連盟から3カ月の
競技者登録停止を科され、学内の稽古も禁じられ、主将も解任された。
その直後に山口市の実家へ帰郷。母文子さんに「俺、柔道やめようかな」と漏らしても引き留める言葉をもらえず、迷いは深まった。吹っ切れた場所は
12歳まで鍛えた道場。子どもたちに胸を貸すうちに、彼らや幼なじみが大野を郷土の誇りと思っていることを知り、柔道への意欲を取り戻した。中矢とともに
代表に選ばれた15年世界選手権では決勝で中矢を下して2度目の世界王者となり、リオ五輪へ大きく前進していた。
大野の強さの源は「負けん気」。2学年上の兄哲也さんを追いかけ、小学校卒業後に東京の柔道私塾「講道学舎」(現在は閉校)へ。やはり兄に倣って進んだ
天理大では2年時のレギュラー選考会で、兄を押しのける形でメンバー入りした。「俺、あんちゃんを超えたね」と電話を受けた母は「将平が世界を意識したのは
それからですね」と明かした。
最強を証明するために臨んだ五輪で、圧倒的な強さと誇り高さを世界に知らしめた。「柔道界のシンボルみたいな選手になれるように精進していきたい」。
4年後へ向け「少し休んでから考えたい。できれば東京を目指したい」。頂点を極めても、柔道を究めたとはさらさら思っていない。

[柔道]大野将平、スカッと一本で金 この瞬間を日本中が8年間待った
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2016081002000141.html

母・文子さんは山口市内のパブリックビューイング会場で約80人とともに声援を送った。試合前、携帯電話に「この舞台で、戦う姿をこの目に焼き付けようと思う。
ありがとう。信じてる。祈ってる」とメッセージを送り、大野からは「よく眠れた。いつも通りやるわ!」と返信があったという。頂点に立った息子の姿に「ありがとう。
将平の夢がかなってよかった」とうれし涙だった。

大野の金メダルに母・文子さんも涙「将平の夢かなった」/柔道
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160810/rio16081005010032-n1.html

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:17:37.91 ID:Q5W/Wm7B.net
柔道女子57キロ級で前回ロンドン大会金メダルの松本薫(28)=ベネシードは準決勝開始24秒で一本負けしたが、気持ちを切り替え3位決定戦で
優勢勝ちし、銅メダルを死守した。だが、連覇を逃し「甘酸っぱい。納得するしかないが、腹の中は煮えくり返っています」と“野獣”は独特の表現で感想を語った。
一瞬の油断で連覇の道が絶たれた。準決勝のドルジスレン戦。開始24秒で相手の背負い投げに耐えきれず宙を舞った。「最初の投げには対応できたので
大丈夫と思ってしまった自分がいた」。気を取り直して直後の3位決定戦ではコマツに所属する台湾の連に優勢勝ちし、メダルは死守したが「甘酸っぱい。
悔しさと、メダルを取った安心感。結果は結果なので納得するしかない。でも、腹の中は煮えくり返ってます」。目は少しだけ赤くなっていた。
ロンドンでは柔道唯一の金メダル。「白いご飯は味がないから嫌い」など、不思議な言動と本能に任せた野性的な柔道で一躍、時の人となった。ラーメン店で
食事しているだけでSNSでアップされたことには「ラーメンくらいいいじゃん」と思ったこともあった。代表チームでも年長になり、周囲に目を配らなければ
ならないことも多くあったが、昨年秋に米国の柔道場に1週間ほど赴いた際に、純粋に競技を楽しむ人たちと触れ合い「楽しめばいいじゃん、と思えるようになった」。
集大成として挑む今回のテーマは「知性」を持った野獣。ロンドンの時の前に突き進むだけでなく、相手を探りながらの攻撃も意識した。準々決勝の
パビア(フランス)戦では無理に組むことをせず、延長3分50秒まで相手のスタミナを消耗させて袖釣り込み腰で技あり。冷静な戦い方ができていただけに、
準決勝の一本負けが悔やまれた。
今後のことを報道陣から質問された松本は「まだ分かりません」と言葉を濁した後、すぐにこう返した。
「いまパッと出てきたのですが、試合前に明治さんから(チョコレート菓子の)ガルボを本当にたくさんもらえて。もう、これをすごく気持ち悪くなるくらい
食べられるんだな、と」
海外遠征の必需品。どこに持って行っても溶けないチョコの名前を挙げ、報道陣を笑わせた。減量と極限の稽古に耐え抜いた体をまずは休め、次の道に進む。

【柔道】松本、銅!連覇逃し「ごめんね」お父さん
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50265.html

松本は準決勝の開始早々の背負い投げで、一本負けを喫してしまった。悪い時の松本は、一瞬気持ちが抜けてしまった時に不用意な技を食らい、
対応できずに負けてしまう。今回は油断していたわけではないだろうが、その心配していた部分が出てしまった。
3位決定戦で銅メダルを争った連は、私が指導するコマツの所属選手。お互いが、手の内を知り尽くしていた。5月のワールドマスターズでは連に
一本負けしており、警戒はしていたと思う。一進一退の攻防で延長までもつれ込む流れだったが、終了30秒前に組み際の小内巻き込みで有効を奪った。
競った試合の中での感性、そして五輪王者としての執念において、松本が一枚上だった。
ロンドン五輪で金メダルを取った後は、右肘の手術などもあり、屈辱的な負け方をしたこともあった。昨年の世界選手権で王者に返り咲いたが、
戦いに安定感はなく、ピークは過ぎていた。それでも気持ちでリオまで頑張ってきた。五輪連覇はならなかったが、4年間の過程を見れば、よくやったと思う。

【柔道・松岡義之Point】松本よくやった執念メダル
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50273.html

野獣という異名通り、話を聞くたびに松本の感覚は動物的だなと驚かされ、笑わされた。
「試合当日に必ずやることは自然体でいること」。自分のリズムが変わるからと音楽も聴かない。試合当日はもっと敏感だ。「機械のものは遠ざけます。
電波が邪魔なので昔から自然のものだけ」。日焼け止めを塗ると太陽光から感じるものが減って「体のインスピレーションが遅くなる」。常人には計り知れない。
28歳という年齢を考えれば今回が最後の五輪でもおかしくはない。将来の夢は「田舎でゆっくりと老後を過ごしたい。空に浮いて、仙人になりたい」。
仙人になるとどうなるのか。「何も感じなくなる。穏やか」。すみません、これまた常人には計り知れない世界でした。

常人には計り知れない松本の感覚 将来の夢は「仙人になりたい」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013134810.html

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:17:57.26 ID:Q5W/Wm7B.net
メダルセレモニーを終えた松本は、首から下げた銅メダルを見て「甘酸っぱい」と笑った。悔しさとメダルを確保した安堵(あんど)感。「あー、終わった」と
笑顔で包みながらも「腹の中は煮えくりかえってますよ」と本音も漏らした。
「試合中は感じなかったが、その過程にはもちろんあった」。準決勝、相手の最初の背負い投げをこらえ「1回目が効かなかったので大丈夫と思ってしまった。
試合中に“大丈夫”なんて絶対にないのに」。少し腰が高くなったところに、すぐ二の矢が飛んできた。4年前にはなかった連覇の重圧。それが野性の勘を
鈍らせたのかもしれない。食うか食われるかの状況で、あってはならない「一瞬の気のゆるみ」。気付けば畳に転がされていた。
ロンドン五輪では男女を通じて唯一となる金メダルを獲得した。“野獣”として注目され、ラーメンを食べに出かければツイッターにつぶやかれた。
「ラーメンぐらい食べさせてよ!って最初は嫌でした」と戸惑いも大きく、慣れるには時間がかかった。
13年には女子代表で暴力的指導問題が起こり、代表の環境も激変した。指導者が一新され、「自立と自律」をテーマに選手に委ねられる部分が
圧倒的に増えた。そんなときも金メダリストの嗅覚は抜群だった。いくつもの選択肢を用意し選手に選ばせる時、代表の谷本歩実コーチは
「選択力も選手の力」だという。コーチ陣はどれが正解か分かっている場合もある。「松本薫はそれを一発で選んでくる」。追い込む練習が必要と
思えば追い込む、休む時は休む。しっかりと自分で判断できる能力があった。
「ロンドン五輪の時は(前監督の)園田先生に引っ張ってもらってついていくだけだった。それで獲れた金メダル。今回は自分で考えて獲る金メダル」と
リオ五輪の意義を語っていた松本。誰かに尻を叩かれたわけではない。自分の力で走り続けてきた4年間。「しんどかったあ」。4年間を振り返る言葉に
実感がこもった。

松本 連覇ならず…銅にも「腹の中は煮えくりかえってます」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013132460.html

3位決定戦に勝ち、引き揚げてきた松本の報道陣への一言は、やはり松本だった。「ここ(取材エリア)にいたから見えなかったと思うんですけど、
ごめんなさい(手を合わせるしぐさ)しました」。質問は客席にいた家族へのあいさつ。取材者が「ここ」にいたことに気づき、気にしてしまう気遣い、
実は繊細な心は、銅メダルで「煮えくりかえってます、腹の中は」と言えど、変わらなかった。
野獣のニックネームが先行し、本人も沿うように発言していたが、本性はイメージとは異なる。代表選考会の4月選抜体重別選手権の準決勝で敗れると、
ロンドン五輪銀メダルの杉本美香さんに連絡。「厳しく指摘してくれる人がいない。足りないものがある」。勝てない。時には親友の前でだけ泣いた。
稽古中は泣けなかった。不安に揺れる心は、日本代表チームのために隠した。「金メダリストだから」。常にイメージを追った。
五輪の重圧は「ないと言い聞かせているだけで感じていた」と認めた。準決勝のドルジスレン戦、不用意に背負い投げをくらい24秒で一本負けした。
その前の背負い投げで、「全然効かなくて大丈夫」と過信した。通常ありえない警戒の解除こそ、重圧のなせる仕業だったかもしれない。
鋭い眼光に、特異な発言。柔道界に松本ありを発信し続けた4年間を終えた。昨年、「今の役割は今度の五輪で終わり。20年(東京五輪)の時には、
違う役割になっていると感じています」と述べた。この日は「分からない」としたが、引退後については既に考えているだろう。その気の使い方が生きる、
彼女だけの道はきっとある。

松本薫銅「煮えくりかえってます」野獣一瞬のスキ
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/judo/news/1692371.html

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:19:10.19 ID:Q5W/Wm7B.net
柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野を柔道私塾「講道学舎」で指導した全日本柔道連盟理事でソウル五輪銅メダリストの北田典子さん(50)は、
スポニチ本紙の取材に「祈るような思いでテレビを見ていました。ホッとしました」と喜びを語った。
大野は中高時代に講道学舎で学んだ。北田さんは「柔道も勉強も、生活の全てにおいて全力を尽くしていた。天才と言われるけど、一番の努力家。
思い通りに投げられなかった時には悔し涙を流していた」と振り返る。当時は2歳上の兄哲也さんが頭角を現し注目されていたが、大野が中2の時、
北田さんに「みんなは兄が日本一になると言うけど、僕が日本一になるって信じてもらえますか」と告げたという。北田さんは「思い続けた人がそうなる。
頑張って」と背中を押し、「それが実った。よかったねと言いたい」と金メダリストとなった教え子を祝福した。

大野、中2で日本一宣言 背中押した恩師が祝福「ホッとしました」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013135080.html

大野の「強さ」は同級の選手では抜きんでたフィジカルの強さ、技の力強さ、相手が出てきた時に合わせられる技のキレ、そのいずれも持っているところにある。
ただ、これまでは内股と大外刈りが軸で、寝技の必要性を感じていなかった。しかし、最近は寝技にも取り組み、進化を見せている。
今大会は2回戦で崩れけさ固め、準決勝では巴(ともえ)投げで一本勝ちするなど、技の幅が広がった。相手に「何が来るのか分からない」と思わせられたのも
勝因だ。序盤にポイントを取っても守りに入らず、常に一本を取りに行く姿勢。これも相手には脅威だった。
正しく組んで、正しく投げる。ニッポン柔道の本来の姿も見せてくれた。国内の五輪代表選考で、世界一レベルの高い代表争いを勝ち抜き、自信になっている。
73キロ級には大野(13、15年)、秋本啓之(10年)、中矢力(11、14年)と3人の世界選手権王者がそろう。世界王者らに勝って代表となり「五輪では負けられない」
という気持ち、そして「その中で勝ってきた」という自負があったはずだ。
あとは精神面。金メダリストになっても、謙虚さを持って再び柔道に取り組むことで、また成長できる。東京五輪へ向け「一流」から「超一流」のエースに
なることを期待している。

【柔道・中村兼三Point】大野、寝技に取り組み進化
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50210.html

古賀稔彦や吉田秀彦らを輩出してきた柔道の名門私塾「講道学舎」で過ごした日々が大野の根幹を成している。弦巻中、世田谷学園に通いながら
中高一貫での全寮生活。過剰なほどに乱取りを繰り返すことで心技体を磨き上げていった。
2学年先輩だった66キロ級銅メダルの海老沼匡によれば「将平はいつも負けて泣いていた。高校から強くなった。なにくそ根性、負けず嫌いの選手」、
持田監督も「8人入ってきたうちの7番目。みそっかすだった」と当時の大野を振り返った。
講道学舎は1975年に初代会長の横地治男氏や作家の井上靖氏らによって創設された。77年にはジョン・レノンも日本文化を学ぶために
オノ・ヨーコとプライベートで訪問。座礼を気に入り、数日後には次男のショーンを連れて再び訪れたという。大野を含めて4人の五輪王者、
7人の世界王者を輩出した。だが、年間1億円ともされる維持費がネックとなって昨年3月に最後の塾生が卒業し、39年の歴史に幕を閉じた。
近年は競技レベルが落ちていたため“学舎魂”を受け継いだ五輪王者は、大野が最後となりそうだ。

大野 古賀、吉田ら輩出…「講道学舎魂」継承!
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013132400.html

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:19:38.05 ID:Q5W/Wm7B.net
リオ五輪柔道競技3日目、待望の金メダル第1号だ。男子73キロ級で日本のエース、大野将平(24=旭化成)が圧勝の連続で優勝。
柔道の日本勢では今大会初、男子代表では2大会ぶりとなる金メダルを獲得した。大舞台で下馬評通りに実力を発揮したメンタルの強さは特筆もの。
暴力問題という“負の過去”を乗り越えて、ニッポン柔道の強さと心を世界に示した。本紙は悲願成就の裏に隠された「涙の真相」を緊急公開――。
ガッツポーズもなければ笑顔もない。大野は金メダルを決めても、喜びを表現することはなかった。「柔道は対人競技なので相手がいる。敬意を忘れず、
きれいな礼ができたと思う。日本の心を見せられる場なので、よく気持ちを抑えられたと思う」。畳を下りた瞬間、一気に笑顔がはじけた。
今年に入り「心・技・体、すべてで外国人選手に勝つこと」を目指して精進を重ねてきた。強さは文句なし。決勝では技ありを奪った後も攻め続け、3分15秒、
下がる相手を小内刈りで完璧に仕留めた。
自身の初戦となった2回戦では前に出てこない相手をつかまえて、横四方固めで一本勝ち。3回戦は華麗な内股で一本を奪った。準々決勝では
シャフダトゥアシビリ(24=ジョージア)に優勢勝ち。ロンドン五輪男子66キロ級金メダリストの壁を乗り越えると、準決勝では鮮やかなともえ投げで
一本を取って圧勝した。
「自分の柔道をまだ見ていないので分からないが、心・技・体すべてで勝ったと思っていただけるならうれしい」。金メダルを手にした後は笑顔から一転、
涙でこう話した。
転機となったのは、2013年の天理大の暴行問題。大野は1年生に平手打ちをしたとして登録停止、主将解任、停学などの処分を受ける。
世界選手権初優勝の祝福ムードは一転、大野には「暴力男」というイメージがまとわりついた。
しかし、この問題は情報が二転三転している。天理大は最後に大野の関与を認めた。実は、これには理由があるという。同大関係者は
「将平は『ボクは暴力をふるってないですよ』と言ってました。大学を守るために犠牲になったんです」と声を潜める。
どういうことなのか。当時、暴力問題は大騒動となり連日報道された。「このままでは天理が終わってしまう」。4年生の内定取り消しなど影響を恐れた大学側は、
秘密裏に知名度のある大野に火消しを頼み込んだのだという。当然、大野は激怒。一度は要請を突き返した。それでも、関係者から説得され“汚れ役”を
引き受ける覚悟を決めたというのだが…。実際、この問題で実名が出たのは大野1人となった。
当初、罪を認めた大野の発言に変化が見えたのは処分からの復帰後。本紙が暴力問題を問うと「分かってくれる人だけ分かってくれればいいです」と
意味深に語った。14年世界選手権、4回戦敗退に終わった大野は母・文子さんとの電話の最中に涙を流した。圧勝して世間を見返すはずが、
力が及ばなかった自分への悔しさを抑えきれなかったからだ。
もともと暴力とは無縁の男だ。恩師の有川宣文氏は「本人から意図的にすることは絶対ない」と断言する。別の恩師、植木清治氏は大学1年時の
大野から暴力の相談を受けていた。「天理に暴力がある。どうしたらいいんだろう」。もちろん、“真相”は大野のみが知る。しかし、内定を取り消された4年生は
1人もいなかったのは事実だ。
騒動の渦中、大野は文子さんに言った。
「他の子は内定取り消しになったら次はない。オレはいい。どこでも頭を下げて頼むから。だから我慢してくれ――」
文子さんは「今考えると将平は天理も守ったし、同級生も守ったんです」と振り返る。苦難を乗り越えつかんだ意地の金メダル。失われた3年間を取り戻し、
大野はようやく心の底からの笑みを浮かべた。

【柔道】大野 悲願の金メダルの裏に隠された「涙の真相」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2016rio/577537/


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241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:23:42.79 ID:Q5W/Wm7B.net
リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で大野将平選手(24)が金メダルを獲得した9日、所属する旭化成柔道部がある延岡市では、
柔道部員約20人を含む社員約50人が会社に集まって声援を送った。日本男子柔道、そして同部としても8年ぶりとなる五輪金メダルに歓声が上がった。
参加者は、細長いバルーンを手に応援。大野選手が決勝で小内巻き込みで一本を奪って金メダルを決めると、会場は大きな喜びに包まれた。
柔道部の西潟健太主将(28)は「日本中が柔道の金メダルに期待するプレッシャーの中でよく結果を残してくれた。最後まで一本を奪いにいく
柔道を貫き通した結果だと思う」と笑顔。
延岡市の首藤正治市長は「市ゆかりの選手の一番手として日本柔道復活の金という素晴らしい偉業を達成されたことに心からお祝い申し上げます」との
コメントを発表した。

柔道・大野選手「金」、延岡の旭化成社員ら歓喜
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/sports/olympiad/20160810-OYS1T50059.html

決勝も小内刈りの一本で勝ちきった。完璧な柔道で柔道日本男子に2大会ぶりの金メダルをもたらした73キロ級の大野は、それでもガッツポーズも笑顔も
見せなかった。勝ってなお冷静に、いつも通りに。その姿は、王者の心技体の群を抜いた完成度を物語っていた。
5試合のうち4試合が一本勝ち。五輪の大舞台でも、圧倒的な強さを見せた。現役ボディービルダーでもある日本男子の岡田隆総務コーチが「
筋肉がパンパンに詰まっている」とほれぼれするほど鍛え上げられた肉体がパワーの源。組み手や投げる技術は中高の6年間を過ごした柔道私塾の
「講道学舎」で下地を培い、「一本柔道」を掲げる天理大で強さを生かすうまさに磨きをかけた。
対戦相手の研究はほとんどしない。それよりも最終段階で自分を完璧に仕上げることが最優先。「ピーキングとコンディショニング」も必勝の鍵にあげる。
精神面の成長は、天理大の穴井隆将監督が自らの体験を伝えることで促した。ロンドン五輪で穴井監督は2回戦敗退。「五輪を(特別なことと)意識するのでは
なく、常に意識して、自分は五輪に出る人間だと自覚することが大事」と心構えを伝授した。
転機となったのは、2014年の世界選手権。前年にオール一本勝ちで世界一になり、「同じくらいインパクトのある形で連覇しようと色気が出た」。格下の
相手に足をすくわれ、敗因を探る中で緻密な調整の重要さに行き着いた。体をつくる時期、稽古で追い込む時期など綿密に計画し、試合当日は「
普通にやれば一番強い」が答えだった。
日本男子の井上康生監督は「非常にそつのない調整をしていた。現地入りしてから彼に言ったことはほとんどない」と説明。持てる力を十二分に
発揮した結果の金メダルに、大野は「いつも通りを心掛けた」と当然のように語った。 
強さ、美しさ 伝えられた
歓喜の瞬間も主役は全く表情を変えず、静かに畳を下りた大野。「内容的に満足できるものじゃなかったけど、柔道という競技のすばらしさ、強さ、美しさを
伝えられた」
1日1000本の打ち込みなど、地道に作り上げた投げっぷりは井上康生監督をして「世界一美しい技」と言わしめる。さらに、特筆すべきはその破壊力。
稽古ですら見る者を圧倒する迫力は、柔道の魅力そのものだ。
日本柔道、特に男子は伝統的に重量級が花形とされ、「悔しい気持ちもあった。中量級の僕でもインパクトのあるダイナミックな柔道、本当に強くて美しい柔
道をできると証明したかった」
現代の柔道界はモンゴル相撲やロシアのサンボなど、各国が伝統の格闘技の要素を生かしており、井上監督は「さまざまな国の格闘技の複合体に
なりつつある」。その中で正統派復活を告げる価値ある大野の金メダル。日本柔道の強さを示せたかと問われ、大野選手は「だとすればうれしいですね」。
自信に満ちた笑みを見せた。

柔道男子73キロ級・大野、心技体の頂点 「普通にやれば一番強い」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/201608/CK2016081002000124.html

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:24:22.71 ID:Q5W/Wm7B.net
天理大の穴井監督は大野から金メダルをかけてもらい、「生きてて良かった」と感涙した。
4年前は自らが100キロ級代表で出場して2回戦敗退。観戦していた大野に「次はお前だ」と託した夢が叶った。普段から自宅に招いて食事をするなど、
兄弟のように接しながら自分の経験を伝えてきた。暴力問題で処分を受けた時にも何度も話し合い、寄り添って支えてきた。「あの問題も一言で言うならば
マイナスではなかった。むしろプラスだったと書いてください」と立ち直った大野を語った。

大野に託した夢かなった…天理大・穴井監督「生きてて良かった」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/10/kiji/K20160810013135580.htm

持ち前の「受けの強さ」が、まさかの災いを引き起こした。現地時間9日、リオデジャネイロ五輪の柔道男子81キロ級に出場した永瀬貴規(旭化成)は、
銅メダルを獲得した。日本男子の井上康生監督から大きな期待をかけられて金メダル候補とされてきたが、準々決勝で敗退。敗者復活戦を経て、
自身初となる五輪のメダルを手に入れた。
昨年の世界選手権を制して実力を示している永瀬だが、敗れた試合では課題が出た。組み付いた際に相手が狙って来る巴投げは、バランスを
保って逃れていたが、3分が過ぎたところで相手が仕掛けた袖釣り込み腰で有効を奪われた。袖をひっぱりながら倒れ込む相手に対してこらえ、
相手の技が潰れていたようにも見えたが、体の横から引っ張られる形になって倒れた。
永瀬は「よく分からない。(倒れて)転がったというか……。自分では(耐えられているから)投げられないと思っていたので、気を抜いたということじゃない
ですけれど、なんかグラッといった。耐えたことで逆に後ろに返ってしまった。受けには自信があって、ある程度の技は耐えられる自信があったけれど
(ポイントを)取られてしまった」と意外な失点だったことを明かした。取り柄が仇となったと言うと言葉が過ぎるが、長所が出ている場面でポイントを
取られたのは痛恨だった。
技にかからない、永瀬の地味な強さ
永瀬は、相手が技をかけてきても、こらえられるバランス感覚とフィジカル能力がある。自分からどんどん技を仕掛けて投げ切る派手なタイプではないが、
相手の力を利用するのはうまい。永瀬の地味な強さに気付き、日本代表クラスに引き上げたのは、長崎日大高校にスカウトした松本太一監督だ。
小・中学生時代に長崎県代表として全国大会に出場し、上位に入る実力者だった永瀬を、松本太一監督は当初、スカウトをしない方針だった。「そもそも、
彼の兄が長崎南山高校に進んでいて同じ道に行くだろうと思っていたので、声をかけても無駄かなと思っていた。それでも、教え子の対戦相手になる場合も
あるので見ていると、攻めが遅く、相手に合わせて、相手のペースで進んでしまうという欠点があった。これなら、他の子を強化すれば、十分に勝てると思った」
と最初に見た永瀬の印象を語った。
ところが、評価は一変した。永瀬が中学3年生のとき、国体代表で練習し、成年の部で参加していた松本監督と乱取りをする機会が生まれた。松本監督は、
いつも中学生を相手にするときくらいに手を抜いて対戦したが、技がかからない。おかしいなと思って少し強めにかけても、技が決まらない。「見ていたのと、全
然違う。これは、強いぞ!」と肌で感じ取った松本監督は、方針転換をして永瀬のスカウトに踏み切った。当時、インターハイを制したことのなかった長崎県で
育ち「九州大会で優勝したい」と話した永瀬に「そこを目指すのでは、もったいない。もっと上を目指せる力がある。日本一を狙おう」と頂点を目指す世界へ
引きずり込んだ。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:29:35.72 ID:Q5W/Wm7B.net
永瀬は、今の自分の持ち味を「相手が嫌がる柔道」と説明する。相手の得意技を封じながら、技を仕掛け、相手が対応したところで別の技につないでいく
といった崩しを長所としてきた。敗者復活戦を勝ち抜いて銅メダルを獲得し、受けの強さと相手の力を巧みに利用する永瀬の柔道がトップクラスのもので
あることを再び証明できたと言える。しかし、世界の頂点に君臨し続けるためには、経験値と精神面および技術面で攻め切る強さが足りなかった。
井上康生監督は「やってきたことをすべて出そうと言って送り出したが、普段とはまったく違った。いつもの50パーセントも出せていないと感じた」と本来の
パフォーマンスを発揮できないまま敗れたことを悔やんだ。積極的に技をかけて自分のペースに持ち込む点は、永瀬の課題だ。キレ味のある必殺の武器を
持たないだけに、先にポイントを奪われると苦しい。準々決勝は、結局、ポイントを取り返すことができなかった。
永瀬は「ちょっと臆病になって本来の動きが出せずに縮こまってしまった。自分の弱さが出た試合。勝ちたいという思いから、安全策というか、思い切り踏み
込めなかったという部分はあるかもしれない。五輪は思っていたほど(他の国際大会と)違うということはなかったけれど、五輪という大会で自分の実力が
出せなかったのは確かだったのかなと思う」と敗因を語り、敗者復活戦になってようやく本来の動きができたことについて、手応えと悔しさを漂わせた。
永瀬「思い切りの良さを身に付けたい」
銅メダルを首にかけられたとき、金メダルを見て「このメダルがほしかったなと思った」という永瀬は、まだ22歳。4年後の東京五輪の頃には、円熟期を
迎えるはずだ。どんな相手とも安定して戦える土台は、整っている。だからこそ、銅メダルにはたどり着いた。次は、上積みを増やして金メダルを取りたい。
永瀬は「実力不足が第一の敗因で、なおかつ自分の持っている力を100パーセント出しきれずに終わった。思い切りのなさが敗因になったし、技の威力もそう。
大きな舞台で、しっかりと自分の柔道ができるぐらいの精神面、思い切りの良さを身に付けていきたい。悔しい気持ちのままで終わりたくないので、4年後の
東京五輪を笑顔で終えられるように頑張りたい」と今大会を総括し、次回大会に目を向けた。
東京では、攻める永瀬が輝く姿を見たい。

銅の永瀬、足りなかった精神面の強さ 攻撃力改善で東京五輪に再挑戦へ  リオオリンピック特集
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608100005-spnavi

大野に聞く
優勝確実といわれての頂点。
「プレッシャーが大きかったし、当たり前のことを当たり前にやるという難しさをあらためて感じた。それに打ち勝ち、人間として一皮むけた」
初めての五輪。
「独特の雰囲気はあるが、普通の国際大会と一緒だし、気持ちの持ちようだと思う」
日本男子で2大会ぶりの金メダルとなった。
「井上ジャパンの一員として、誇りを持って戦った。最強かつ最高の選手を目指す集団。そこに少し近づけたと思う」
派手に喜ばなかった。
「柔道は対人競技で相手への尊敬や敬意、日本の心を見せられる場だ。気持ちを抑え、冷静にきれいな礼ができた」

【柔道】「井上ジャパンの誇り持って」…大野に聞く : スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160809-OHT1T50255.html

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 20:29:52.38 ID:Q5W/Wm7B.net
「金に同じ」と書く銅メダルといっても、五輪に出場する柔道家にとっては、金メダルとはまるで意味の違うものだ。前回のロンドン五輪で、日本勢として
唯一の金メダリストとなった女子57kg級の松本薫(ベネシード)であればなおさらだろう。
初日、2日目に出場した4選手がいずれも準決勝までに敗れる流れを、松本は食い止められなかった。準決勝の開始24秒、一瞬の隙を、モンゴルの
ドルジスレン・スミヤに狙われた。
「相手が最初に背負い投げに入ったときに、全然だったから大丈夫と思ってしまって......。その一瞬の気の緩みのせいで、2回目の背負い投げに対応
できなかったんだと思います。ストンと入ってしまった。今まで彼女と対戦したときは、1回しか、自分の調子が本当に悪かった1試合しか負けていなかった。
どこか勝てると思い込んでしまっていたんだと思います」
松本は初戦の2回戦から"野獣"モード全快だった。眉毛と目を鋭い「への字」にして前方を凝視し、「オリンピックチャンピオン!」の場内アナウンスとともに、
畳に上がっていった。
コートジボアールの選手を視線の先にとらえたら、厳しい表情で「一本」を奪うまで技を仕掛け続ける。寝業で下になった状態から、腕を決めて体勢を
入れ替えるオモプラッタというブラジリアン柔術の技で抑え込み、「一本」勝ち。もともとロンドンの頃から寝業を得意としていたが、柔術の技で
勝ち上がるところに、彼女の4年間の成長を見た。
準々決勝は柔道大国フランスのオトーヌ・パヴィアが相手。お互い決め手に欠く展開で、2度も2分間のゴールデンスコア(延長戦)に突入し、
最後は松本の袖釣り込み腰が決まった。
準決勝までのインターバルに、この日、観戦に訪れていた同じ57kg級の次世代のホープ、芳田司(コマツ)に話を聞く機会があった。松本のすごさを彼女は
こう話していた。
「ご自身の雰囲気を作るのがすごく上手。戦う者としては、それに飲まれないようにしなきゃならない。粘り強く相手を追うし、だから準々決勝みたいに
最後の最後、決めきれるんだと思います」
準決勝の相手であるドルジスレンは、世界ランキング1位の強豪で、松本の対抗馬と目され、この試合が事実上の決勝戦と言われていた。
「研究されるのは当たり前のこと。これまで何度も戦っているし、五輪だから相手の技のキレが鋭いということもない。ただ、何がなんでもメダルを獲りに
行くという執念には違いを感じました」
わずか24秒での一本負けは、松本にとって屈辱だったに違いない。だが、潔く敗戦を認めた。悔いが残るとすれば、ここまで金メダルがゼロに終わっている
女子の流れを食い止められなかったことだ。
「柔道は個人戦だけれども、団体戦のつもりで戦っている。みんなで金メダルを獲りに行くという気持ちだったし、彼女たち(銅メダルに終わった近藤亜美や
中村美里)が届かなかった分まで、決勝まで行こうという思いが力になっていたから......」
敗戦後、3位決定戦に臨んだ松本は、連珍羚(台湾)から小内刈り「有効」を奪って勝利した。
「銅メダルの味は、甘酸っぱい。悔しさと、メダルを獲った安心感と......。結果は結果なので、納得するしかない」
金メダリストとして過ごした4年間は、「しんどかった」と松本は振り返った。
「今日も連覇に向けて気負いやプレッシャーはなかった。ただ、ここに至る過程においては、プレッシャーがあったと思う。今後に関してはわかりません。
やり残したこと? それを言い出したらきりがないですよ」
野獣は美しき敗者として、リオの畳を降りた。

女子柔道・松本薫がリオ五輪の悔恨を語る 「銅メダルの味は、甘酸っぱい」
http://news.livedoor.com/article/detail/11872728/

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/11(木) 19:45:03.29 ID:xzFMokIi.net
リオデジャネイロオリンピック、柔道女子70キロ級で田知本遥選手が金メダルを獲得しました。
オリンピック2大会連続出場の田知本選手は1回戦で一本勝ちしたあと、2回戦と準々決勝を、いずれも延長戦の末、勝ち上がり、準決勝に進みました。
準決勝ではドイツのラウラ・バルガスコッホ選手と対戦し、序盤から積極的に攻めた田知本選手は、大外刈りで技ありを奪って優勢勝ちしました。
決勝ではロンドン大会の銅メダリストでコロンビアのジュリ・アルベアル選手と対戦し、谷落としで技ありを奪ったあと、抑え込みで一本勝ちし、金メダルを
獲得しました。
田知本選手は「最後に抑え込んだときは、もう絶対離さないと思ったし、自分で秒数は見えなかったのですが、あと何秒って思って耐えました」と話していました。
オリンピックのこの階級での日本選手の金メダル獲得は、北京大会の上野雅恵さん以来2大会ぶりで、今大会の柔道女子では初めての金メダルです。
田知本選手「試練のすべてが成長させてくれた」
田知本遥選手は2回戦で世界ランキング1位のオランダのキム・ポーリング選手と対戦し、終始、積極的に技を繰り出して延長戦の末、有効を奪って勝ちました。
田知本選手は「この試合が山で、自分は金メダルか、メダルなしか、どちらかだと思っていたが、勝てれば絶対に金メダルを取れると思っていた」と振り返りました。
決勝で対戦した、コロンビアのジュリ・アルベアル選手は日本人が指導し、頻繁に日本でも練習している選手で、田知本選手は「手の内を知られていて少し嫌だったが、最高の舞台で自分の力を出しきろうと思った。技に気持ちを乗せると言い聞かせて戦った」と話しました。
そして、抑え込みで勝負がついたことについて、「オリンピックで勝つなら確実な抑え込みでと、ずっとイメージしていた。想像どおりになって、うそみたい」と笑顔を
見せました。
田知本選手は去年、海外での国際大会の前に不注意から市販の風邪薬を飲んだため、出場を取り消すことになって処分を受けたときや、ともにオリンピック
出場を目指した姉の愛選手が、ことし4月の最終選考会で敗れて出場を逃した時など、精神的に苦しい時期もありましたが、それを乗り越えての金メダルでした。
田知本選手は「姉が負けたあと、ショックで一時、練習に集中できかなったが、ずっとそばにいてくれていると感じていた。きょうの日のために今までの試練が
あった。いっぱいありすぎて『なんで』とも思っていたが、そのすべてが自分を成長させてくれた」と感慨深そうに話しました。
南條監督「人間的成長が金メダルに」
柔道女子日本代表の南條允寿監督は「当初は最初の4階級で金メダル量産と考えていた。うれしい誤算ではないが、女子の7人の代表選手でただ1人、
世界選手権やオリンピックのメダルを取ったことのない田知本が最高の結果を出し、あすからの2人にもつながる」と話し、今大会日本女子初の金メダルを
喜んでいました。
そのうえで、田知本選手が去年、海外での国際大会の前に不注意から市販の風邪薬を飲んだため、出場を取り消すことになって処分を受けたことについて、
「多くの人に迷惑をかけ騒ぎにもなったが、代表選手として責任感を持って行動しないといけないという思いが強くなった。人間的に成長するきっかけになり、
それがきょうの金メダルにつながった」と分析していました。
田知本選手のこれまで
女子70キロ級の田知本遥選手は富山県出身の26歳で、2大会連続のオリンピック出場です。
初出場だったロンドン大会では準々決勝と敗者復活戦で敗れ、7位に終わりました。その後3年間は世界選手権の代表の座を国内のライバルたちに
奪われましたが、去年7月と10月に国際大会を2連勝し、ことし2月の国際大会でも2位に入るなど実績を残しました。そして、4月の国内最終選考会で優勝し、
2大会連続でオリンピック代表の座を勝ち取りました。
田知本選手は世界選手権でも個人でのメダルはありませんが、今大会は快進撃を続け、日本のこの階級では北京大会まで2連覇した上野雅恵さん以来となる
オリンピックの金メダルを獲得しました。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/11(木) 19:53:15.16 ID:xzFMokIi.net
地元の富山で後輩らが声援
田知本選手の地元、富山県射水市では中学校や高校の柔道部の後輩などが集まって声援を送りました。
射水市にあるアイザック小杉文化ホールでは10日午後10時からパブリック・ビューイングが行われ、田知本選手が通った小杉中学校や小杉高校の卒業生や
柔道部の後輩など、およそ200人が集まりました。
会場には大型のスクリーンが設置され、決勝でロンドン大会の銅メダリスト、コロンビアの選手を抑え込むと会場は大きな歓声に包まれ、一本勝ちが決まった
瞬間、抱き合って喜んでいました。
中学校時代の柔道部の先輩に当たる男性は「田知本選手の快挙に心が震え、金メダルが決まった瞬間は鳥肌が立ちました。心から『おめでとう』と伝えたい」
と話していました。
高校時代に監督として指導した二瀬寛之さんは「高校時代から非常にまじめで、1つ1つの課題に対しきっちりやる選手だった。きょうは隙のない柔道で目標の
金メダルを取ってくれて本当にうれしいです」と笑顔で喜んでいました。


柔道女子70キロ級 田知本が金メダル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160811/k10010631011000.html

リオデジャネイロ五輪第6日の10日、柔道女子70キロ級決勝で田知本遥(26)=ALSOK=がジュリ・アルベアル(コロンビア)を下し、
日本選手団女子の金メダル第1号に輝いた。日本の「金」は競泳男子400メートル個人メドレーの萩野公介(21)=東洋大、柔道
男子73キロ級の大野将平(24)=旭化成、体操男子団体総合を含め4個目。
田知本は組み手を封じられる苦しい試合が続いたが、我慢強く戦った。闘争心やスタミナは衰えず、勝負どころで得意技の大外刈りが威力を発揮した。
7位だった前回ロンドン五輪の悔しさを晴らした。
柔道女子は前日までの4階級で頂点を逃したが、田知本の優勝で、1996年アトランタ五輪から6大会連続の金メダル獲得となった。

柔道女子・田知本が「金」 日本女子第1号
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H04_R10C16A8000000/

きょうの日のために
田知本遥 最高の舞台で決勝を戦えることを幸せと思った。相手の対策もしてきたけど、自分の柔道をして終わろうと思った。最後は絶対に抑え込んで
離さないつもりだった。時計は見えなかったが、自分であと何秒、と思っていた。(4年間)本当に苦しいことが多かった。でも、きょうの日のために
あったのかなと思う。
歴史に名刻んだ
ベイカー茉秋 朝からすごく調子が良くて、いけるんじゃないかと思った。(この階級で日本勢初の金メダルで)歴史に名を刻んだ。井上監督が
五輪でチャンピオンになったのを見て柔道を始めたので、小さい頃からの夢だった。それが達成できて、すごくうれしい。(監督からは)
一番オーラがあると言われていた。
恐るべし
井上康生男子監督 ベイカー茉秋、恐るべし。彼は大舞台になればなるほど燃えるタイプだが、90キロ級は非常に強豪が多く、厳しい戦いになると思っていた。
最後まで諦めずに泥臭く戦った姿は、初出場で若いのに見事だった。
驚いている
南條充寿女子監督 (日本女子で初の金メダルが)予想とは違うところからだったので、正直驚いている。田知本が出だしのつまずきを全て吹き飛ばしてくれた。
全体的に集中が切れなかったことが一番の勝因。

リオ五輪・談話(柔道)〔五輪・柔道〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100075

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/11(木) 19:59:44.88 ID:xzFMokIi.net
「本当に苦しくて、柔道をやめたいと思った。でも、今日のためにあったのかなと思う」。田知本遙選手(26)は試合後、メダルに届かなかった
ロンドン五輪からの4年間の苦闘の日々を「走馬灯のようにこみ上げてくる」と振り返った。
日本柔道陣では1人だけシード権を得られず1回戦から登場した。「最高の舞台で戦えることは幸せだ。自分の柔道を全部出し切ろうと思った」。
決勝は消極的とみなされ指導を受けたが、相手の足技を返して横四方固めに持ち込んだ。「もう絶対離さないと思った」。20秒抑え込んでの一本勝ち。
今大会の日本柔道女子に初めての金メダルをもたらした。
ロンドン五輪ではけがで力を出し切れず7位。「正直若さだけ。目の前しか見えていなかった」と父の又広さん(52)。技を研究され、国内の大会でも勝てない
時期が続き、引退を考えたこともあったという。
昨年2月の国際大会では市販の風邪薬を服用したためドーピング違反の懸念から欠場し、警告処分を受けた。もがき苦しんだが、家族や周囲の励ましを
受けて畳に上がった。4月の全日本選抜体重別選手権で優勝し、下馬評を覆してリオへの切符をつかんだ。
表彰式で金メダルを首にかけられると、手にとってその重みを確かめた。君が代が流れ、掲げられた日の丸を見つめる目に涙が浮かんだ。
表彰式の後、「ずっとほしかったものが今こうして手元にあることが信じられない。本当にこういうふうに報われて最高」と笑顔で話した。
故郷の富山県射水市では市民ら約200人が公共ホールに集まり試合を見守った。「金」という最高の結果に「やった」「おめでとう」と大歓声に包まれた。
田知本選手が県立小杉高に在学中に柔道を指導したという二瀬寛之さん(51)は「ロンドン五輪での悔しい思いを力に変えて本当によくやってくれた。
逆に励まされました」と感慨深げ。小杉高3年で柔道部員の野原陽万里さん(18)は「憧れの先輩。私もうれしいです」と笑顔で話した。

田知本「苦しさ、今日のため」柔道女子金1号
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11H9X_R10C16A8CR8000/

女子70キロ級の田知本遥(26)が、決勝でジュリ・アルベアル(30)を合わせ技一本で破り、金メダルを獲得した。
2012年のロンドンでは準々決勝で敗れ、敗者復活戦にも敗れる屈辱で7位に終わっていただけに、見事にリベンジを果たした。2分19秒、
谷落としで技あり、横四方固めで押さえ込み、合わせ技一本。天を仰ぎ、目を押さえた。
田知本は、1回戦で周超(29)に谷落とし、けさ固めの合わせ技一本で突破。2回戦は第1シードのキム・ポリング(25)と
延長1分33秒、大外刈り(有効)で勝利。準々決勝はケリタ・ズパンチッチ(26)を延長28秒、谷落とし(技あり)で突破。準決勝では
ラウラ・ファルガスコッホ(26)に大外刈りで技ありを奪い優勢勝ちしている。
田知本遙「苦しかったんですけど、一戦一戦、この日までも苦しかったんですけど、本当に言葉にできないくらいうれしいです。ずっとほしかったものが、
こうして手元にあるのが信じられない。最高です」

【柔道】田知本、女子勢初の金!涙の奪取…女子70キロ級
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160811-OHT1T50083.html

リオデジャネイロ五輪の柔道女子70キロ級で金メダルを獲得した田知本遥(ALSOK)は、表彰式でメダルを授与された後、
「ずっと欲しかったものが今こうして手元にあることが信じられない」と話した。 田知本は表彰式の後、涙を流す姉の愛(めぐみ)
に金メダルをかけ、喜びを分かち合った。
改めておめでとうございます
「ありがとうございます」
メダルを首にかけてもらったときにちらっと見ましたけど、まだじっくり見てないんじゃないんですか、どうですか、金メダル眺めて
「ずっと欲しかったものが今こうして手元にあることが信じられないです」
ロンドン五輪のときは首が寂しかったですもんね
「そうですね。手ぶらで日本に帰る辛さを知っているので、何が何でもという思いはありました」
「金メダルが決まってから、お姉さんと話すチャンスはありましたか」
「たぶん今そこになんかいました」
目線は合いましたか 「はい」
目ではどんな会話しました
「えへへ、目ではって、ふふふ。『やったよ』っていう」
4年間が報われましたね 「そうですね。こういう風に報われて最高です」
今度は首もとちょっと重い金メダル、持って日本に帰ってください 「噛みしめて。ありがとうございます」

【五輪柔道】女子70キロ級「金」の田知本遥が表彰式で「ずっと欲しかったものが手元にある…」
http://www.sankei.com/rio2016/news/160811/rio1608110044-n1.html

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