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勇者「安価で魔王倒す」

1 :名無しの村人:2015/04/20(月) 14:33:15.73 ID:ZMcjf73w.net
取り敢えず安価で魔王倒します。

勇者の現在位置
↓2

2 :創る名無しに見る名無し:2015/04/20(月) 16:43:37.32 ID:V9uf1oU2.net
幼女族の村

3 :創る名無しに見る名無し:2015/04/22(水) 22:38:10.56 ID:HCD6kbdb.net
マサチューセッツ工科大学

4 :名無しの村人:2015/04/23(木) 10:53:29.83 ID:QBDymdIC.net
―――ここは長閑なマサチューセッツ工科大学。
世界的に有名なこの大学内で、今、一人の男が魔王討伐パーティーを募っていた。

勇者「魔王を討伐する為の臨時パーティーを募集していまーす!経験・未経験は問いません、少しでも興味がある方はこちらのパンフレットをどうぞご覧下さーい!」

???「……あのー、ちょっといいですか?」

すると、そんな勧誘を続ける勇者へと話しかける人物が……

話しかけてきた人物
↓下3

5 :創る名無しに見る名無し:2015/04/23(木) 14:44:04.45 ID:tmBBklQO.net
知ってるか? 武器は装備しないと意味が無いんだぜ

6 :創る名無しに見る名無し:2015/04/23(木) 15:11:08.20 ID:hlFVRUmf.net
ブロッケンJr

7 :創る名無しに見る名無し:2015/04/23(木) 22:27:01.39 ID:RWdp7Nsq.net
総統閣下(アドルフ・ヒトラー)

8 :名無しの村人:2015/04/23(木) 23:14:07.43 ID:t57lpGCO.net
閣下「我輩を差し置き、王を名乗る輩がいると聞いて」

アドルフ・ヒトラーが なかまになった!


勇者「明るく楽しい、アットホームな職場でーす!」

閣下「世界の半分をくれてやろう……我が軍門に下れ!!」


仲間を得、より活発な勧誘活動が行えるようになった勇者一行。

???「……」

そんな彼らを、木陰からじっと見つめる人物が一人……

見つめる人物
↓下5

9 :創る名無しに見る名無し:2015/04/23(木) 23:24:38.68 ID:RWdp7Nsq.net
アーノルド・シュワルツェネッガー

木陰から。

10 :創る名無しに見る名無し:2015/04/24(金) 02:56:42.84 ID:9Js6s/mC.net
ksk

11 :創る名無しに見る名無し:2015/04/24(金) 02:57:10.63 ID:9Js6s/mC.net
ビートたけし

12 :創る名無しに見る名無し:2015/04/24(金) 05:59:02.84 ID:jEIdP3jI.net
黄金聖闘士・蟹座のデスマスク

13 :創る名無しに見る名無し:2015/04/24(金) 07:11:45.80 ID:9Js6s/mC.net
成歩堂龍一

14 :名無しの村人:2015/04/24(金) 13:42:06.73 ID:tDibE3G1.net
成歩堂「異議あり…」

成歩堂 は なかま に なりたそうな めで こちら を みている…


成歩堂「異議あり!」

木陰から 成歩堂が飛び出して来t

ガシィ!

警備員「怪しい人物がいると通報が」

成歩堂「異議ありぃぃい!?」


どうする?
┏━━━━━━━┓
┃[>・助ける  ┃
┃ ・助けない ┃
┗━━━━━━━┛
↓下10

15 :創る名無しに見る名無し:2015/04/24(金) 14:32:31.61 ID:jEIdP3jI.net
(´・ω・`)怪しい人物だなんて……ただ幼女に挨拶しただけです

16 :創る名無しに見る名無し:2015/04/25(土) 09:06:09.71 ID:KJB9dlQE.net
(´・ω・`)下8はまだまだ遠い

17 :創る名無しに見る名無し:2015/04/26(日) 08:40:05.22 ID:X0LSPxbB.net
(´・ω・`)助ける

18 :創る名無しに見る名無し:2015/04/26(日) 15:17:21.81 ID:v4dcfzyt.net
10進行は流石に遠いな。

19 :創る名無しに見る名無し:2015/04/27(月) 00:10:10.86 ID:fjlpXnf1.net
(´・ω・`)我が1日1レスで助けてみせよう

20 :創る名無しに見る名無し:2015/04/28(火) 00:04:44.92 ID:vr5QShmz.net
(´・ω・`)助けにゅ

21 :創る名無しに見る名無し:2015/04/28(火) 01:49:21.83 ID:WlZSI2Ze.net
ksk

22 :創る名無しに見る名無し:2015/04/28(火) 11:48:50.56 ID:01LZlqUTf
助けろ

23 :創る名無しに見る名無し:2015/04/29(水) 11:23:45.89 ID:l66M47dE.net
(´・ω・`)助ける

24 :創る名無しに見る名無し:2015/04/29(水) 12:13:20.35 ID:qrFfCSG4.net
まぁ、成歩堂とかキャラ作り難しいから
落としたいんだろうな

25 :創る名無しに見る名無し:2015/04/30(木) 12:36:21.78 ID:yrWDNgJ7.net


26 :創る名無しに見る名無し:2015/04/30(木) 12:37:02.44 ID:yrWDNgJ7.net
難しそうなキャラだから助けない

27 :名無しの村人:2015/05/01(金) 01:11:17.19 ID:4KYKVjwm.net
  ┏━━━━━━┓
  ┃ ・助ける ┃
ピッ!┃[>・助けない┃
  ┗━━━━━━┛


警備員「いいから来い!」

成歩堂「いぎぃ!?」


成歩堂Dead



閣下「…――む?あれは…」

《閣下は木陰の根元を探索している…》
《閣下は『○○○』を手に入れた!》

○○○は?
↓下5

28 :創る名無しに見る名無し:2015/05/01(金) 01:23:35.26 ID:pqAKDg0n.net
透明になる魔法が書かれた本

29 :創る名無しに見る名無し:2015/05/01(金) 02:11:55.04 ID:JKWXUN4K.net
初代iphone

30 :創る名無しに見る名無し:2015/05/01(金) 05:03:26.56 ID:pqAKDg0n.net
あらゆる生物を幼女に変えてしまう魔法が書かれた本

31 :創る名無しに見る名無し:2015/05/02(土) 00:03:08.28 ID:YagRqybw.net
魔王を呼び出す魔法が書かれた本

32 :創る名無しに見る名無し:2015/05/02(土) 01:09:36.85 ID:omOgGESH.net
エスターク

33 :名無しの村人:2015/05/02(土) 03:25:43.49 ID:RsYNwZNO.net
《エスタークが あらわれた!》

《しかし エスタークは ねむっている》


《閣下は ザキをとなえた!》

《エスタークには きかなかった!》

《勇者の こうげき!》

《エスタークに 1のダメージ!》

《エスタークは ねむっている》


《勇者の こうげき!》

《かいしんの いちげき!》

《エスタークに 2のダメージ!》

《閣下は ザラキを となえた!》

《エスタークには きかなかった!》

《エスタークは めをさました》

34 :創る名無しに見る名無し:2015/05/02(土) 09:21:41.78 ID:omOgGESH.net
さぁ、頑張れ
10ターン居ないに倒せれば仲間になる。

かもよ?

35 :創る名無しに見る名無し:2015/05/04(月) 02:55:06.60 ID:/kQ3RLSO.net
名無しはようすをみている

36 :創る名無しに見る名無し:2015/05/05(火) 07:09:47.48 ID:+WSZBYhg.net
名無しはちからをためた

37 :創る名無しに見る名無し:2015/05/05(火) 18:10:28.56 ID:EnmhOJNH.net
age

38 :創る名無しに見る名無し:2015/05/07(木) 00:57:17.33 ID:zsRThhUY.net
逃げるのは恥じゃない

39 :創る名無しに見る名無し:2015/05/07(木) 09:10:01.90 ID:4OhKeFIQ.net
詰んだか?

40 :創る名無しに見る名無し:2015/05/08(金) 06:36:42.79 ID:RYcXTkci.net
子守唄で眠らせよう

41 :創る名無しに見る名無し:2015/05/13(水) 02:00:13.18 ID:FYo0Qx5V.net
投げたか。
>>42

42 :創る名無しに見る名無し:2015/05/13(水) 17:59:04.04 ID:cZshFO3d.net
ksk

43 :創る名無しに見る名無し:2015/05/16(土) 21:28:44.56 ID:4faXz/mv.net
全滅エンド待機

44 :創る名無しに見る名無し:2015/05/17(日) 10:06:35.37 ID:J8bJVFlZ.net
 エスタークの攻撃、痛恨の一撃
総統閣下に140のダメージ。

閣下「畜生めー!!」

 総統閣下は死んでしまった

勇者「うぇ!?俺一人!?」


 エスタークは不気味に笑っている。

勇者「えっと…その!?」

 エスタークの攻撃、勇者に50のダメージ。

勇者「ぐはっ!」

 エスタークはベホマを唱え、勇者のHPが前回復した

勇者「一体・・・何を・・・!?」

 エスタークの攻撃、勇者に50のダメージ。

勇者「へぶっ!」

 エスタークはベホマを唱え、勇者のHPが前回復した

勇者「ぐっ・・完全に舐めプされてやがる」

 エスタークの攻g

 〜以下省略〜

45 :創る名無しに見る名無し:2015/05/17(日) 10:17:54.74 ID:J8bJVFlZ.net
 どれだけ繰り返されたか、気が付くと
勇者は気が付くと建物の中で眠っていた、
開始早々にエスタークに全滅させられ、自分は死んだのだという事を
理解した。

 目の間に髭を蓄えた初老の男性が冷たい目線を投げかけつつ
勇者に一言告げた。

王様「おお、ゆうしゃよ しんでしまうとはなにごとだ!」

勇者「それだけか!?
   開始早々にエスタークに玩具にされた
   俺達に向かって言う事はそれだけなのか!?」

王様「総統閣下の遺体は棺桶に詰めて置いた
   臭うから、早々に教会で生き返らせてもらうがよい」

王様「あと、そなたたちの回収費用と
   棺桶の代金、蘇生代金として、路銀の半分を徴収したからな
   あ、これ・・領収書」

勇者「なぁ、前から思っていたんだけど
   このシステムおかしくねーか?」

王様「はいはい、話は魔王倒してから聞いてあげるから
   後使えているんだから、それじゃ次の勇者ー
   えーと、そなたの次のレベルは・・・」

 全滅した勇者には対応が冷たいのか
早々に次の勇者を呼んで事務対応を始める王様。

>>47

46 :創る名無しに見る名無し:2015/05/18(月) 02:03:10.32 ID:4Ld0Kp59.net
幼女の勇者

47 :創る名無しに見る名無し:2015/05/18(月) 06:59:15.40 ID:Qyq6us1c.net

安価無いから、>>46

48 :創る名無しに見る名無し:2015/05/18(月) 07:12:05.57 ID:Qyq6us1c.net
勇者「いや、待たんかい!」

王様「まだ居たのか、さっきから騒々しいの」

勇者「路銀の件は・・・まぁ良い
   さっきの言葉も、まぁ甘んじて受けよう
   でも!この体はなんなんだ!」

 そう、勇者の体はエスタークに殺される前は
16歳の青年だったのだが、気が付いたら
3歳ぐらいの娘の姿になっていた。

王様「似合うぞ、勇者よ」

勇者「そうじゃねぇ!」

 言葉づかいは元のままだが。

王様「だってのぅ、そなたエスタークの怒りに触れたのか
   ボロクソに叩きのめされていただろ?」

王様「そなたの体は、呪文をもってしても復元出来ない程
   それはそれは酷い有様だったのじゃ」

勇者「俺、何か悪い事したか?」

王様「なので、我が王国の秘術、
   『継承法』を使って、元の心と経験値を亡くなったばかりの
   少女に移したのじゃ、元の少女の記憶もあろう?」

 言われてみると、元の少女の意識と勇者の意識が組み合わさって一人になったような
そんな奇妙な感覚がする。

王様「ちなみに、その少女の体は表通りの豪商の娘でな
   かなりのアタリだ、親御さんもどんな形であれ亡くなった娘が
   生き返るならと、快く了承してくださった
   ちなみにハズレは87歳の老人になった勇者が、スライムに殺されて─」

勇者「わかった、納得はできないけど文句も言わない、が・・
   これって結構鬱展開じゃね?
   ロマサガ2かよ」

王様「まぁ、そんな訳で
   少女に感謝しつつ、今度こそ魔王を倒してくるのじゃ、勇者よ」


>>49

49 :創る名無しに見る名無し:2015/05/19(火) 00:30:26.14 ID:5kugjNNW.net
閣下は埋葬して、新しい仲間を募集しよう

50 :創る名無しに見る名無し:2015/05/19(火) 02:55:42.43 ID:L1JcArpk.net

安価無いから、>>49

51 :創る名無しに見る名無し:2015/05/19(火) 03:11:30.57 ID:L1JcArpk.net
3歳児の体となってしまった、勇者は城を早々に追い出され
重い棺桶を引き摺って教会への道を歩いていた。

ロリ勇者「重い」

 一応、元の経験は引き継いでいるものの
総じて体力が落ちてしまった気がする。

神父「この教会に何用ですかね?」

ロリ勇者「蘇生を頼む」

神父「ふむ、さすればこの教会に5ゴールドの寄付を」

ロリ勇者「へ?」

 神父の言葉にロリ勇者は絶句する。

ロリ勇者「お金、取るの?」

神父「そりゃ、ウチも慈善事業ではないので
   あ、セーブと次のレベルまでの経験値測定は
   ボランティアです」

52 :創る名無しに見る名無し:2015/05/19(火) 03:16:49.95 ID:L1JcArpk.net
 懐から財布を取り出してひっくり返すと、
硬貨が一枚だけ手の上に落ちた。

 ・・・1ゴールド。

ロリ勇者「お金・・・足りないんですけど」

神父「おお、カミよおゆるしください
   このような貧乏人に寄付を求めるなど」

ロリ勇者「えっと、蘇生は・・」

神父「さすればこの教会に5ゴールドの寄付を」

 つまり、帰れという事だろう
5ゴールドぐらい、手持ちの装備を売れば都合出来るかもしれないが
そうしたら、今度はまともに魔物の戦う事が出来なくなる。

 普段ならともかく、3歳児の体では詰みだ。

ロリ勇者「・・・・裏庭にでも埋めておいてくれ」

どこに仲間を探しに行く?
>>53

53 :創る名無しに見る名無し:2015/05/19(火) 05:12:03.54 ID:5kugjNNW.net
豪商の家

54 :創る名無しに見る名無し:2015/05/20(水) 00:02:29.28 ID:IhzmK5j/.net
闘技場

55 :創る名無しに見る名無し:2015/05/22(金) 07:11:02.69 ID:Rh/VbkKR.net
 仲間を失って金も無く、一人寂しく街を歩いている
ロリ勇者。

 城の次に大きく、街一番の賑わいを見せる建物の前に
出たのか、人通りが多くなってくる。

 今日の武道会が開かれているのだろうか、闘技場の中から
歓声が聞こえてくる。

客A「あの、ピサロって野郎すげぇな!ぶっちぎりの強さじゃねぇか」

客B「馬鹿野郎!あの不気味な野郎なんかより
   サントハイムのアリーナちゃんだろうが!」

客C「けっ!おめぇあんなガキのどこがいいんだよ
   ビビアンちゃんの大人の色気がわかんねーのかよ」

客B「おめぇ!まさかしらねーのか?
   あのビビアンってバニー、男なんだぜ?」

客C「え?マジで??」

 武道会の出場者達の話をしているのだろうか、
いずれにせよ、掛ける金も無いし
勇者の実力じゃ出場も敵わないのだろうが。

 闘技場から去ろうとした勇者の目の前に突如
毛皮の壁のようなものが現れる。

56 :創る名無しに見る名無し:2015/05/22(金) 07:13:23.61 ID:Rh/VbkKR.net
ロリ勇者「わぷっ!?」

ベロリンマン「ベロ?」

 どうやら目の前の壁は魔物だったらしい。

ベロリンマン「おっと、すまんベロ
       不注意だったベロ」

ロリ勇者「ま…魔物!?」

ベロリンマン「わわ、そう怖がらないで欲しいベロ
       おいらも出場者ベロ」

 どうやら、この魔物も出場者の一人だったらしい。

ベロリンマン「おいら、ベロリンマン
       応援よろしくベロ」

 魔物に見えて、意外と気の良い奴らしい
ぶつかって尻もちをついたロリ勇者を起こすと
ベロリンマンはその巨体を揺らしながら出場者のゲートへ
向かって行った。

 賭けに参加しないまでも、見学は自由らしい
興味が出てきたロリ勇者は闘技場の見学席へと足を向けた。

57 :創る名無しに見る名無し:2015/05/22(金) 07:17:25.02 ID:Rh/VbkKR.net
 屈強な体つきに重厚な鎧を纏った戦士、
薄手服に身を包んだバニーガールに、軽装備に鉄の爪を装備した少女
禍々しい妖気を放つ銀髪の青年に先ほどのベロリンマン。

 ブーメランを持った少年の姿まで見える。

 さすが闘技場なだけあって、色んな戦士達が居るようだ。

ロリ勇者「誰か、魔物退治について行ってくれる人居るかしら・・・かな。」

 ついつい女言葉が出てしまったのは、
生前の幼女の影響だろうか。

 とりあえず、ロリ勇者は待機している人達の中の誰かに
魔王討伐についていってくれるか、声を掛けてみることにした。

誰に?
>>58

58 :創る名無しに見る名無し:2015/05/22(金) 07:30:15.46 ID:0zRCPt39.net
ドラクエ4の世界なのか、ここは

ベホイミン

59 :創る名無しに見る名無し:2015/05/22(金) 14:08:25.75 ID:mSO8aWOF.net
同年代の少年

60 :創る名無しに見る名無し:2015/05/23(土) 10:37:16.89 ID:upgDyX3z.net

DQ4の世界と言うより、魔王が居る世界で
闘技場ってイメージがし易かったのがコレなだけ。

61 :創る名無しに見る名無し:2015/05/23(土) 12:48:05.13 ID:upgDyX3z.net
 関係者の素振りをしつつしれっと参加者の控室に潜り込んでみると、
異様な緊張感が漂っていた。

銀髪「小僧」

 中でも異質な銀髪の青年が口を開くと、控室に居たロリ勇者と同じぐらいの
年齢の少年が飛び上がった。

銀髪「貴様、面白い事しやがるな」

少年「な、なんの話だよ・・兄ちゃん」

 銀髪は少年の腕を掴み、捩じ上げるとその少年の手には
財布が握られていた。

銀髪「この俺から財布を掏るとはいい度胸じゃないか」

少年「わ・・わかったよ、返す!返せばいいんだろ?」

 銀髪が手刀を作り、少年の首を突こうとする。

黒ローブ「ピサロ様」

銀髪「?」

 どこからともなくいつの間にか現れていた黒ローブの人間が
ピサロと呼ばれた男に何事かを耳打ちすると、ピサロは
何か驚いたような表情を見せて、掴んでいた少年を取り落とす。

少年「ちっ、軽い冗談じゃねーかよ!マジになりやがって」

 余程痛かったのか、涙声ながらに控室から逃げ去っていく。

62 :創る名無しに見る名無し:2015/05/23(土) 12:49:43.59 ID:upgDyX3z.net
少年「おー・・痛て、
   あの野郎、マジで腕が折れるかと思ったぜ」

ロリ勇者「いくらなんでも、
   アイツから金を掏るのは無謀だろ」

少年「るせー!
   見たかよ、あの大量に金の詰まった財布
   あれだけあれば、当面遊んで暮らせるぜ」

 そこまで言って少年はロリ勇者が追って来た事に
気が付いたようだ。

少年「あん?
   お宅、まさか」

 少年はロリ勇者を上から下まで観察すると、
納得行ったかのような表情を見せる。

少年「ただのガキじゃねーな、
   お宅、死んで転生したクチだろ」

ロリ勇者「アンタもだろ、
   以前はコソ泥でもして、殺されたか?」

少年「俺は国に認められた職業で
   ちゃんとした、盗賊だからな、コソ泥と
   一緒にするんじゃねーよ」

 盗賊がスリねぇ。

 と、ロリ勇者は思うが口にはしないでおく

63 :創る名無しに見る名無し:2015/05/23(土) 12:51:18.63 ID:upgDyX3z.net
盗賊少年「で、お宅は職業何よ?」

ロリ勇者「勇者」

盗賊少年「かー、良くやるねぇ
     お宅も例に漏れずに、名声得る為に
     魔王様討伐って訳かい」

ロリ勇者「闘技場でスリをやっている
     お前に言われたくないがな」

 そもそも

ロリ勇者「スリをやるなら観客相手から掏ればいいじゃないか」

盗賊少年「日頃金稼いでいる冒険者から
     盗った方が一気に稼げるじゃねーか」

ロリ勇者「それで、あんな相手に手を出していたら
     命が幾つあっても足りないとおもうが」

盗賊少年「大きなお世話だ」

 とりあえず、もう話す事も無いだろうと
ロリ勇者は仲間になってくれそうな人を探そうと
去ろうとするが。



盗賊少年「どいつも、こいつも勇者勇者
     そんなに名声が欲しいかねー」

ロリ勇者「スリやるよりは、魔物退治した方が
     金になるぞ?

盗賊少年「あー、やだやだ
     冗談じゃねー、もう痛い目はみたくねーよ」

ロリ勇者「この辺りは初心者の勇者とかだからな、
     それに熟練の勇者とかはさっきみたいに
     リスクあるだろうし、王様にばれたら冒険者の資格剥奪だろうな」

64 :創る名無しに見る名無し:2015/05/23(土) 12:52:11.46 ID:upgDyX3z.net
盗賊少年「だからって、この辺りでスライムとか倒しても
     数ゴールドだろうがよ、小遣い稼ぎにもなんねーよ」

ロリ勇者「先の街に行くと、踊る宝石とかって、宝石袋そのままの
     魔物とか出て来るぞ」

盗賊少年「なっ」

 ロリ勇者の言葉に盗賊の顔色が変わる。

ロリ勇者「そいつを倒すと、一匹で1000GぐらいGETできるらしい」

盗賊少年「せ、千ゴールドだと!?
     そいつぁ、金貨が1000枚も手に入るって事か!?」

 盗賊少年の目がGの字になったのをロリ勇者は見逃さなかった。

ロリ勇者「後、どこかでゴールドマンとか言う
     全身金で出来たゴーレムとか出て来るとかいう噂もあってだな」

盗賊少年「マジか!?」

ロリ勇者「まぁ、ここで燻っているなら止める気はねーし
     王様に告げ口する訳でもねーから─────」

盗賊少年「何を言ってやがる!
     魔王に苦しめられる人々を放っておくなんて勇者の風上にもおけないだろ!
     まぁ、お宅だけじゃ不安そうだから、俺が力をやしてやるぜ」

 いきなりやる気になる盗賊少年。

ロリ勇者「おい」

 不安にはなるが、仲間になると言うなら歓迎はする。

盗賊少年「さぁ、これからよろしく頼むぜ相棒」

 盗賊少年が仲間に加わった。

盗賊少年「で、これからどうするんだよ
     相棒」

>>66

65 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 01:03:11.66 ID:ZpDYkhUS.net
カジノ

66 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 15:31:33.18 ID:GxizA3aa.net

安価無いから、>>65

67 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 15:41:29.57 ID:GxizA3aa.net
ロリ勇者「俺達は体が3歳児だからな
     魔物と戦うのはちとキツイ、つか無理」

盗賊少年「だな」

ロリ勇者「そこで、モノを言うのは装備だ
     どのレベルでも装備さえあれば、意外となんとかなるものだ」

盗賊少年「装備か、しかしそんな金はあるのか?」

ロリ勇者「無い」

盗賊少年「貸倉庫に預けてあるとか」

ロリ勇者「無い」

盗賊少年「実は、そのなんでも、幾らでも入る袋の中に
     ロトのなんたらとか、天空のなんたらとか
     すんげぇ伝説級の鎧とか、剣とかが─────。」

ロリ勇者「あったら、装備しているだろ」

盗賊少年「だよなぁ」

68 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 15:41:45.20 ID:GxizA3aa.net
盗賊少年「じゃ、どうするんだよ」

ロリ勇者「手っ取り早く、伝説級の装備が手に入る所があるだろ」

盗賊少年「まさか、スゴロク?」

ロリ勇者「じゃなくて、ほらそこの店だ」

 ロリ勇者の指差した先には、昼間だと言うのにネオンで看板が輝く
大きな建物。

盗賊少年「カジノか!なるほど、あそこなら」

ロリ勇者「なんたらメタルの剣とか、なんたらメタルの鎧とかあるって寸法よ」

盗賊少年「けど、3歳児があんな所に行ったら
     普通はつまみ出されるだろ」

ロリ勇者「ところが、この勇者許可証があれば
     問答無用でカジノに入れるわけなんだなぁ」

盗賊少年「っしゃー、任せろ、俺はこう見えても
     こんな体になって、前の勇者と別れる前は
     カジノじゃ出禁食らう程の、ギャンブラーだったもんよ」

ロリ勇者「そいつぁ頼もしいな」

69 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 15:49:59.43 ID:GxizA3aa.net
 豪華な外観のカジノの建物は、内装も豪華だった
スライムレース、カードゲーム、そして定番のスロットマシン。

 入り口の屈強そうな戦士(警備員らしい)に呼び止められるも、
勇者許可証を見せるとすんなりと通してくれた。

盗賊少年「すげぇな、勇者許可証」

ロリ勇者「おうよ、国から発行されたコイツがあれば
     遺跡で宝箱からアイテムを持ち出しても、勝手に人の箪笥から
     薬草かっぱらっても、民家の壺を叩き割ってもお咎め無しよ」

盗賊少年「そりゃ、それぐらいの特権なけりゃ
     勇者なんてアホな真似をする奴ぁ居ないわな」

ロリ勇者「で、盗賊少年よ、お前はコインを何枚もっているんだ?」

盗賊少年「あん?1枚もねーよ」

ロリ勇者「え?」

盗賊少年「コインとゴールドは前の勇者の持ち物だったからな
     って、まさか」

ロリ勇者「元手が無いじゃねーか」

盗賊少年「コインの1枚も無いのか?」

ロリ勇者「無い」

盗賊少年「手持ちのゴールドは!?」

ロリ勇者「1Gだ」

盗賊少年「どうするんだよ!」

ロリ勇者「どうしたものかな」


>>70

70 :創る名無しに見る名無し:2015/05/24(日) 15:59:04.20 ID:DZtw5kf0.net
ロリ勇者が金持ちに“ぱふぱふ”をして稼ぐ

71 :創る名無しに見る名無し:2015/05/25(月) 14:58:38.88 ID:U2rLGPI7.net
民家から取ってくる

72 :創る名無しに見る名無し:2015/05/26(火) 06:33:54.72 ID:PrGLkm2B.net
チッ、ぱふぱふが潰れたか……

73 :創る名無しに見る名無し:2015/05/27(水) 13:42:39.31 ID:1DND9WN6.net
ぱふぱふ、見たかったなー。

74 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 07:19:29.83 ID:C390O8Zu.net

まー
そこまで言うなら、両方で

長くなるけど。

75 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:01:10.20 ID:C390O8Zu.net
盗賊少年「よし、勇者ここはアレしかないだろ」

ロリ勇者「アレ?」

盗賊少年「そう!女の武器を利用するしかない」

ロリ勇者「・・早くも最終手段かよ」

 ロリ勇者が呆れた顔で返すも、盗賊少年は至って真面目だった。

ロリ勇者「女の武器って言ってもなぁ」

 自らの貧相な体つきを見る、
3歳児の幼児体型で元の勇者の力を継承しているためか
がっちりした筋肉が全身についている。

 ちなみに、腹筋も割れている。

ロリ勇者「女の武器って、涙か?泣き落としか?
     あまり通用するって思えないんだが」

盗賊少年「馬鹿かテメェは!」

 盗賊少年がロリ勇者の胸を指さす、
いや、当然ながら俎板なのだが。

盗賊少年「女の武器っつったら、
     色気だろうが!あと女子力!」

ロリ勇者「いや、昨日まで俺、男なんだけど」

盗賊少年「ンな事ぁ関係無ぇ!
     上コースと、下コースがあるけど
     まぁ、いきなり下コースまでは、その・・俺は求めん」

 盗賊少年は顔を赤らめて明後日の方向に視線を逸らす。

76 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:04:14.37 ID:C390O8Zu.net
ロリ勇者「お前、意外と純なのな」

盗賊少年「ぃやかましい」

ロリ勇者「つってもなぁ、上も下もこの体じゃ
     出来る事には限度があるだろうが」

盗賊少年「・・・半分は勢いとネタで言ったんだが
     意外と、抵抗無いのな」

ロリ勇者「実際このスレは詰みコースほぼ確定だからな
     それに、魔王討伐の為には汚れ役でも引き受けるのが
     勇者たる所以だ」

盗賊少年「スレとか言うな、
     それはともかく、あの辺りの金持ちがよさそうじゃないか?」

ロリ勇者「あの脂ぎったオヤジか、大量にコインを抱えているな
     よし、行くぞ」

盗賊少年「へ?俺も?」

ロリ勇者「ったりめーだろうが
     俺だけだとナメられて金払わずに逃げる可能性あるからな
     そもお前の案だろうが」

77 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:07:58.29 ID:C390O8Zu.net
 不安気な表情を浮かべる盗賊少年を置いて、準備を整え
ターゲットのおっさんに営業スマイルを浮かべる。

ロリ勇者「あーら 素敵なおじさま!
     ねえ ぱふぱふしましょっ。いいでしょ?」

おっさん「・・・・君がか??」

 まぁ、そうだよなぁ・・と、勇者は内心思うが
意外におっさんにすんなりとOKされる。

 純粋にロリ勇者がどういう行動に出るのか、興味があるのかもしれない。
あるいは、そういう性癖なのか。

ロリ勇者「あら嬉しい!じゃあ あたしについてきて。」

 ロリ勇者はおっさんを連れて、カジノスタッフの控室へと
歩き出す。

 ちなみに、鍵自体は盗賊少年の持っていた盗賊の鍵で
開けたし、誰も残っていない事は確認している。

ロリ勇者「ねえ あたしの横に座っててね。明かりを消して暗くしてもいい?」

おっさん「いや、出来れば明るくしたままで」

ロリ勇者「そんないじわる言わないで。
     消すわよ・・・・」

78 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:08:53.89 ID:C390O8Zu.net
※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」

おっさん「うぷぷぷふ」

※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」

おっさん「こ これは」

※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」

おっさん「き きもちいい!?」

盗賊少年「どうだ おっさん。俺のぱふぱふはいいだろう。」

ロリ勇者「あたしのお友達よ、ぱふぱふがとっても上手なの。」

盗賊少年「わっはっは。じゃあ俺はこれで。」

ロリ勇者「どう?肩こりが治ったでしょう。また来てねっ。」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


79 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:09:23.87 ID:C390O8Zu.net
ロリ勇者「・・・・って、案になるんだが」

盗賊少年「ざけんな!ボケ!
     お前、俺に何をさせるつもりだよ!
     しかも、お前ただの客引きじゃねーか!」

 盗賊少年憤慨。

ロリ勇者「だって、どっちがやっても大差ねーしな
     お前に客引きは無理だろ、女装でもするか?」

盗賊少年「悪かった、他の案を考えよう
     金だよな?金を稼げばいいんだよな?」

ロリ勇者「お・・、おぉ
     いきなりマジメになったな」

盗賊少年「まぁ、勇者が手っ取り早く金を稼ぐなら
     正攻法しかないだろ」

ロリ勇者「正攻法か」

 盗賊少年とロリ勇者は互いの顔を見ると
不敵な笑みを浮かべた。

80 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 08:30:12.73 ID:C390O8Zu.net
あー、ダメだ
前半が長くて後半が8投に引っかかる。

また、明日かな

81 :創る名無しに見る名無し:2015/05/31(日) 09:49:55.76 ID:QjPmUpgK.net
期待

82 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 07:07:18.44 ID:4nEkbTk7.net
ロリ勇者「こんにちはー」

 ロリ勇者は立ち並ぶ家々の中から、
やや大きめの家を選んで、扉をノックする。

女A「はい、こんにちは
   あら、お嬢ちゃん達、ウチの子のお友達かしら?」

 ややあって出てきたのは、若く美人の母だった
わざわざ布の服に着替えて来た二人を見て、どうやらその家の
娘の友達と勘違いしたようだ。

ロリ勇者「いえ、勇者です
     こちらのお宅に徴収に来ました」

盗賊少年「あ、こちらが勇者許可証になります
     この家のタンスの中身、ツボの中身
     及び宝箱を徴収させて頂きます」

 笑顔で出迎えてくれた女Aの表情が凍りつく。

 こう行った事は一度や二度ではないだろうし、家の中のモノを
勝手に家探しされて、気分が良い訳でもない。

83 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 07:07:50.77 ID:4nEkbTk7.net
 だが。

 魔物と戦わず平穏を手にする住人は、商人も含めて勇者に協力する
義務がある。

 正攻法・・つまりは、街の住人の皆様に寄付を頂く事。

女A「う・・・・ウチには何も、
   勇者様にお渡し出来るものなんて」

盗賊少年「無いかどうかはこちらで判断させてもらいますので」

ロリ勇者「そんなN○Kの集金に来られた住人のような顔しないでくださいよ
     そりゃぁ、気分は良くないでしょうけど」

女A「・・・・どうぞ」

 まぁ、実際はカジノの運転資金になる訳だが。

 外観も綺麗だが、内装も立派で
家具も値が張りそうなものばかり置いてある。

盗賊少年「おっと、この箪笥の中
     布の服だけ・・いや、ゴールド隠してあるじゃん
     10ゴールドGET」

ロリ勇者「よく分かるな」

盗賊少年「そりゃ本職だからな」

女の子「ねぇ母さん、あの子達、何?」

女A「何でも無いのよ、母さんと向うに行っていましょう」

 家探ししていると、ロリ勇者達と同じ年齢の女の子が
2階から降りてくるが、女Aがすぐに連れて行ってしまう。

ロリ勇者「やっぱ、抵抗あるなぁ」

84 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 07:08:32.23 ID:4nEkbTk7.net
盗賊少年「まぁ、言っていちゃ勇者は成り立たないって
     住民の皆様のご協力があってこその勇者業ってね
     お、力の種じゃん」

ロリ勇者「楽しんでいるなぁ」

盗賊少年「お前も探せって」

ロリ勇者「わかったよ」

 ため息をつき、憂鬱な気分になりつつも
台所のツボを─────。

盗賊少年「待ちな!」

 ツボを覗き込もうとした所で、盗賊少年に肩を掴まれて
止められる。

 盗賊少年は台所にあった、リンゴをツボの中に放り投げると
ツボは飛び上がって、リンゴを丸のみにする。

女A「チ」

女の子「気が付いたか」

 様子を見ていた、住人達が何か言った気がする。

85 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 07:15:13.26 ID:4nEkbTk7.net
盗賊少年「おいおい、奥さん
    悪魔の壺とは面白い物を仕込んでくれるじゃないか?」

女A「な、なんの事でしょう」

ロリ勇者「しかも、さっき舌打ちしやがったぞ」

女A「そ、そんな事ないですよ」

盗賊少年「じゃぁ、この悪魔の壺は何だよ?」

女A「そ、それは、残飯とは食べてくれて便利なツボなんですよ」

ロリ勇者「いや、まぁ・・悪魔が家の中に居て
     気にならないなら、どうとは言わんが」

盗賊少年「まぁ、それぐらいの事じゃ俺はどうとは言わないけどなぁ
     でも、もうちょっと協力頂きたいんだけどなぁ」

女A「だから、ウチにはもう何もないですって
   先日も勇者様が来られたばかりですし」

盗賊少年「まぁ、俺達も鬼じゃねぇし
     奥さんに無理に協力頂くのも、悪い気がするしな」

女A「は、はい」

 母に安堵の表情を浮かべる、これで帰ってくれると思ったのだろう。

盗賊少年「だから、娘さんに協力してもらうわ
     丁度俺達、二人しかいねーし、メンバー募集中なんだわ」

女A「や、止めてください
   どうか!どうか娘だけは!」

ロリ勇者「鬼かお前は」

86 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 07:17:02.60 ID:4nEkbTk7.net
長く安価を取らなかったので
そんなこんなで手に入れたもの。

>>86
>>88
>>90

無ければ適当な所で〆

87 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 09:30:45.84 ID:iu43Yqgw.net
あぶない水着

88 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 15:28:27.55 ID:FJYd9jAV.net
エッチな下着

89 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 16:48:17.14 ID:DRSIKKKE.net
魔法の絨毯

90 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 21:00:23.44 ID:HLc0/aEj.net
一生目が見えなくなる天罰

91 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 22:08:59.55 ID:aLZPFtwN.net
魔王に寝返った全町民からの壮絶なリンチ

92 :創る名無しに見る名無し:2015/06/01(月) 22:55:52.94 ID:DRSIKKKE.net
皆、おかしな物しか出してないなw。
まぁ、自分も最初、回転式機関砲って書こうとしてたけど。

93 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 02:56:28.46 ID:/WMBa92W.net

安価出揃うまで一週間ぐらいかかるかなーと思っていたけど
案外早かった。

PSO2が630エラーで落とされたので、今日書く。

94 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 02:57:13.93 ID:/WMBa92W.net
 家探しして手に入れたアイテムを机の上に並べていく。

まずは、最初に手に入れた10ゴールドと力の種。
流石に勇者の家探しを警戒してか、ロクなものが無かったのだが。

 盗賊少年が自慢げに探し出したモノをテーブルの上に置く。

盗賊少年「どうよ、コレ
     あぶないみずぎ!」

女A「あーっ!!
   どこでそんなものを見つけ出して来たのよ!」

 盗賊少年が取り出した水着を見て、女Aが激しく動揺する。

ロリ勇者「どうもこうも、普通の赤い水着じゃないか
     少し露出が多い気がしなくもないけど、別に
     これと言ってなぁ」

 しかも、防御力1と言う
どう考えても使い道が無いゴミアイテムだ。

95 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 02:58:12.98 ID:/WMBa92W.net
 が、盗賊少年は誇らしげに人差し指を立てて左右に振る。

盗賊少年「ちっちっちっ
     わかっちゃいねーなぁ、コレ
     すっげぇ値段するんだぜ?」

ロリ勇者「この水着が?」

盗賊少年「おうよ、販売価格が78000G
     店の買い取り価格でも58500Gはするぜ?
     しかも即金買い取り価格でだ」

ロリ勇者「マジでか!?」

 58000・・ほぼ、6万ゴールドと言えば
伝説級の剣、雷神の剣の販売価格に匹敵するぐらいの超価格だ。

女A「やめて、見逃して!
   それは、娘が大きくなった時に着せてあげようと
   とっておいてあげたのよ!」

女の子「母さん、それは娘・・ちょっと引く」

 3歳の娘に引かれる母。

盗賊少年「とまぁ、家庭の事情はどうでも良いとして」

ロリ勇者「ドライなのな、お前
     さすがに6万ゴールドは若干抵抗あるぞ、俺」

96 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 02:59:02.88 ID:/WMBa92W.net
------------------------

盗賊少年「そんな事言っている場合じゃないぞ、次はもっとすげぇ
     ものがあったわ」

女A「ま・・まさか!?」

盗賊少年「はーい、魔法の絨毯でーす!」

 どこからともなく、取り出した大き目の絨毯を
テーブルの上には乗らないので、床の上に置いた。

ロリ勇者「随分でけぇな
     綺麗は綺麗だけど、趣味の悪い色使いだな
     しかも埃だらけで結構汚いな、家の外で使っていたんじゃないか?」

盗賊少年「へへへ
     そんな事言って良いのかな?こいつはぁ、すげぇアイテムなんだぜ?」

女A「やめてー!!」

 女Aの悲痛な叫びが、家の中に響き渡る
詰まる所。

ロリ勇者「また、高く売れるって事か?
     実はペルシャ絨毯とか」

盗賊少年「・・・・そこでリアル出すなよ
     とりあえず、説明するよりは実践した方が早いな
     絨毯広げて乗ってみろよ」

ロリ勇者「?」

97 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 03:01:15.84 ID:/WMBa92W.net
 言われるがままに、ロリ勇者は絨毯を広げて上に乗ってみる、
すると、絨毯が僅かに地面から浮き上がる。

ロリ勇者「うぉ!?浮かんだ」

 のみならず、頭の中で進めと命じると絨毯が僅かに前進を始める。

盗賊少年「すっげぇだろ?
     しかも、こいつはすげぇスピードで海の上すら進める代物で
     さらに、魔物とエンカしねーんだぜ」

女A「やめて!本当に!それだけは見逃して!
   お願い!!水着持って良いから!!!!」

盗賊少年「はっはっは
     迂闊でしたなぁ、倉庫の奥の隠し部屋に隠したつもりだったみたいだけど
     俺の目はごまかせないぜ?」

 すがりつく女Aを振り払いつつ、盗賊少年はさらに言葉を吐き捨てる。

盗賊少年「悪魔の壺を仕込むとかナメた事しなけりゃ、考えても良かったけどなー
     でも、まぁ言わせてもらうとするならば」

98 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 03:07:26.00 ID:/WMBa92W.net
盗賊少年「テメーは俺を怒らせた」

ロリ勇者「うわぁ・・」

 盗賊少年・・恐ろしい奴。

 盗賊少年の吐き捨てた途端に、女Aは力なく床に座り込み
親娘共々恨めし気な表情を向けて来る。

女A「・・・・・・・覚えていなさい。」

 町民の善意を頂いて、道具屋で早々に危ない水着を換金し、
ホクホク顔の盗賊少年に連れられて、とりあえず宿屋で一泊する事にした。

 一先ずはかなり纏まった現金が手に入ったので、カジノに行くかどうかは
後で考慮するとして、現段階で買える最高の装備を整える事も出来るだろう。

ロリ勇者「後味悪い事この上ないな」

盗賊少年「気にしない、気にしない
     大体俺達だって、あのまま気が付かなかったら
     悪魔の壺に殺されていたじゃねーか」

ロリ勇者「それはそうなんだが」

99 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 03:18:27.86 ID:/WMBa92W.net
 とりあえず、魔王討伐が終わったら魔法の絨毯だけでも
返してやろうと思いつつ、ロリ勇者は寝る事にした。

ロリ勇者「・・・?」

 どれだけ、寝ただろうか
宿屋を取り囲む、濃厚な敵意───と言うより、殺意に
ふと目を覚ました。

盗賊少年「起きたか?」

 盗賊少年も異変に気が付いて目を覚ましていたのだろう、
すでに戦いの為の装備を装着しており、勇者に武器と防具を
渡してくる。

声『・・・殺せ・・・殺せ・・・殺せ』

声『・・・勇者を殺せ』

 宿屋の外から呪詛のような人の声が聞こえてくる
窓を開けて外の様子を覗き込もうとした瞬間、
開けた窓の外から、松明が投げ込まれる。

盗賊少年「うぉっ!」

ロリ勇者「ちぃ!!!」

 寝室に飾ってあった花瓶の水を松明にかけて、素早く火を消火する勇者、
窓の外は、狂気の笑みを浮かべた街の人々が武器や農具を手に
宿の周りを取り囲んでいた。

盗賊少年「なんなんだ、こりゃ!」

ロリ勇者「正気って感じじゃねぇな」

 不気味な赤く光る眼に狂気の笑み、先頭には見覚えのある
親娘の姿もあった。

100 :創る名無しに見る名無し:2015/06/02(火) 03:19:59.51 ID:/WMBa92W.net
※:これまた、8投げで納まらないので
  続きの後半は後日で、ごめんね。

101 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 00:12:52.17 ID:hNiMfKb5.net
宿を取り囲んだ街の人々が、宿の扉を破壊して建物の中に流れ込む
まるで暴動のように次々と人が宿の中に押し寄せ
宿に泊まっていた勇者達と戦闘になる。

防具を装着する暇も無かったのだろう、剣のみ手にした女勇者が
街の人々の前に躍り出る。

女勇者「やめなさい、やめないと
    怪我をする事になりますよ」

盗賊少年「馬鹿が、話が通じる感じじゃねーだろうが」

 宿の二階からその様子を見ていた盗賊少年が小さくつぶやく。

声『・・・勇者だ』

声『・・・殺せ!!』

 武器や農具を手にした人々が女勇者の襲いかかる、
しかし、さすがに常日頃から魔物と戦っている勇者なだけあって、
戦闘慣れしていない町人達の攻撃を難なく捌く。

 手にした剣で町人の一人を切り捨てる。

女勇者「言いましたよ、私は
    怪我をする事になりますって」

 返す刀でもう一人の町人を切り捨てようとした女勇者は、
切り捨てようとしたその相手が子供だと気が付き、一瞬躊躇してしまう。

ロリ勇者「馬鹿!躊躇うな!!」

女勇者「!!!」

 ロリ勇者が声を投げかけるも既に遅く、一瞬の隙を見せた女勇者に
街人達が群がり、数で抑え込んでゆく。

102 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 00:21:42.91 ID:hNiMfKb5.net
女勇者「───っ!!───っ!!!!!!」

 農具や武具を突き立てられ、暴れて抵抗しようとするも
女勇者にさらに武具が突き立てられ、ややあって
女勇者は動かなくなり、死してなお武器が突き立てられる。

声『ウォオオオオオオオォォ!!』

 その様子に、街人達は雄叫びを上げて
さらに宿の窓や扉から侵入してくる。

 後は、大乱闘だった
群がる街人達と女勇者が惨殺された様子を見ていた、勇者や
戦士達が互いに戦いを始める。

盗賊少年「ずらかるぞ!」

ロリ勇者「しかし」

盗賊少年「さっさとしろ!置いていくぞ!」

 盗賊少年が絨毯を広げ、ロリ勇者が荷物を絨毯の上に乗せる、
宿の中に流れ込んだ街人達が、ロリ勇者達の止まる
二階の客室に達しようかと言う時。

 突然、宿の扉が開き
魔法の絨毯に殺到していた人々がはじき飛ばされる。

盗賊少年「おらおらおら!どけってんだよ!
     どかないと、怪我しちまうぜ?」

 退くも退かないも、盗賊少年は魔法の絨毯をコントロールして
人々を弾き飛ばしていく。

103 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 02:39:04.88 ID:hNiMfKb5.net
ロリ勇者「窓だ!」

盗賊少年「わーってんよ!」

 ロリ勇者が言うまでも無く、盗賊少年は魔法の絨毯を
コントロールして、宿屋の窓をぶち破って宿の外に向けて
絨毯に飛ぶように命令する。

ロリ勇者「ヒャッハー!!」

盗賊少年「おら!退け退け!!」

 窓から飛び出したら突然襲い掛かる無重力感
そして、ややあって絨毯は宿屋を取り囲んでいた
街人の中央に着地する。

 混乱する街人が、攻撃に転じようとする前に
絨毯をコントロールして、街人を弾き飛ばしつつ
騒動の外へ向け艇絨毯を加速させる。

ロリ勇者「どうする?このまま逃げるのか?」

>>105

104 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 05:35:27.33 ID:c1Q6qOMS.net
落ちる。

105 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 07:58:10.84 ID:tIwr5HUf.net
城に通報
人が死んでるんだぞ

106 :創る名無しに見る名無し:2015/06/06(土) 10:09:44.31 ID:RRUgPLyz.net
あの町だけが寝返ったとは限らないので
行動は慎重に

107 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 06:37:15.77 ID:t/vCmKRK.net
良い子になる

108 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 07:17:59.46 ID:NiVKT3oJ.net


109 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 07:33:48.81 ID:NiVKT3oJ.net
 魔法の絨毯に乗って暴動を起こした街人達の囲いをすり抜け、
水路の上を飛びつつ、街から逃げ出す事に成功した2人。

 もし、魔法の絨毯を手に入れられずにあのまま街に留まっていたら
あの惨殺された女勇者と同じ運命をたどっていたのかもしれない。

 あの女勇者が、城で転生出来たのか
そもそも城の兵士もおかしくなったのかはわからないが。

 ──────恐怖。

 魔物と戦う勇者達のセーフゾーンが街だった、
どんなに凶暴な魔物でも街の中には絶対入ってこない。

 教会では対価を払えば蘇生できる、
万一それが出来なかったとしても、城で蘇生してもらえるし
体を失う程激しい闘いでも転生する事が出来る。

 宿屋で傷を癒し、魔物との戦いで手に入れた金で装備を整え
道具を購入する。

 しかし、今はそれを全て失ってしまったと言う事だろうか
今後は本物の死の恐怖が襲ってくるのかもしれない。

 夜通し魔法の絨毯に乗って街を飛び出て外の世界を逃げ回り、
────そして夜が明けた。

110 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 07:39:00.39 ID:NiVKT3oJ.net
ロリ勇者「平和だねぃ」

 街道の横に絨毯を停めて、青空を見ながら
ロリ勇者が告げる。

盗賊少年「なんなんだよ・・・。」

 夜通し、魔法の絨毯を運転していた盗賊少年が
力なくつぶやく。

ロリ勇者「とりあえず、今は街の外の方が安全みたいだな」

盗賊少年「だから、なんなんだよ!あいつ等
     まるでバイオハザードのゾンビみたいに
     次々襲いかかってきやがって!」

 うつ伏せに倒れるようにして、休んでいた
盗賊少年が起き上がり、ロリ勇者に掴み掛る。

ロリ勇者「落ち着けって、喚いてもどうにもなんねーだろうが」

盗賊少年「けどよ!」

ロリ勇者「とにかくだ、
     あの正気を失った感じなのが、あの街の一部の連中だけなのか
     あの街全部なのか、この国全部なのか
     他の国の街も全部なのか、確かめる必要があると思うが?」

盗賊少年「いったいどうしちまったんだよ
     Tウィルスか?ゾンビパウダーか?」

ロリ勇者「いや、それはもういいから」

111 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 07:46:14.02 ID:NiVKT3oJ.net
ロリ勇者「でも、もし仮に俺が魔王なら」

盗賊少年「?」

ロリ勇者「部下の魔物に損害を出させずに
     戦果を上げるなら、"勇者"じゃなくて"街"を狙う。」

盗賊少年「けど、街には魔物が入って来れないじゃないか」

ロリ勇者「たとえば、経口摂取すると人を狂わす何かがあると
     仮定して、川の上流にそれを流し込む事が出来たら?」

盗賊少年「川の上流は・・街の外」

ロリ勇者「・・・・想像でしかないけどな
     でも戦いを起す事なく、魔王の勝利で楽に街の制圧が完了だ
     連中との条約も何もないだろ?あるのは街に入れない現象だけ」

盗賊少年「じゃぁ、他の街もおかしくなっている可能性があると?」

ロリ勇者「可能性はある
     とにかく、今後は慎重に進めないといけないな」

>>115
(安価遠い?)

112 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 10:58:57.91 ID:sBSq6Vx5.net
慎重に無人島で生活

113 :創る名無しに見る名無し:2015/06/07(日) 15:13:52.18 ID:um65kUD3.net
慎重に敵勢力の情報を十分に集める

114 :創る名無しに見る名無し:2015/06/08(月) 00:04:58.63 ID:XYZUGZsW.net
慎重に魔王軍へ仕官

115 :創る名無しに見る名無し:2015/06/08(月) 06:41:20.09 ID:t9vPbO3R.net
うっかり、敵の機械化部隊のど真ん中に不時着

116 :創る名無しに見る名無し:2015/06/08(月) 08:01:34.16 ID:G8NH3h+1.net
緋蜂×2があらわれた!

117 :創る名無しに見る名無し:2015/06/09(火) 01:51:26.92 ID:y78o6DeH.net
緋蜂ってのは
何じゃいな?

画像の多さから考えて、シューティングゲームのボスかな

118 :創る名無しに見る名無し:2015/06/09(火) 17:07:06.81 ID:zBHTL7uO.net
たぶんそうじゃないかね

119 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 01:53:47.85 ID:/jYamOby.net

ググると色々出て来たけど
弾が飛び交っている画像はあれど、ボスそのものの画像が無い。
だから、適当なイメージで行くわ。

120 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 02:02:52.94 ID:/jYamOby.net
 魔王城の最奥部玉座の間

娘「報告します」

魔王「ふむ」

 ドクロを象った如何にもな玉座に座った魔王の前に
傅いた娘の言葉に、魔王は興味が薄いかのように
適当な相槌を打った。

娘「人間共の王国への侵攻作戦が成功
  我が軍の損失も無く、王国は壊滅状態との事です」

魔王「ほう?」

 続く娘の言葉に魔王の関心が移る、
生まれたばかりの末娘のやる事だから、大した事は
出来ないだろうと踏んでいたが、どうやら思い違いだったらしい。

魔王「損害一つ出さずに、お前が人間の町を
   壊滅状態に追い込んだと言うのか?」

娘「はっ!」

魔王「良いだろう、貴様の我が軍の一個師団を預ける
   人間共は皆殺しだ」

娘「承知しました!」

側近「魔王様」

 魔王の娘が下がろうとした所を、
玉座の間に慌てて入って来た側近が話に割り込んでくる。

魔王「何事だ」

側近「東の空・・人間どもの王国上空に異変が!」

 魔王城の窓から言われるがままに東の空、遠く人間の王国の
空を見ると、上空に巨大な光の五芒星が浮かび上がっていた。

 人間の王国はかなり遠いというのに、くっきりと魔法陣が見えたという事は
相当巨大な魔法陣のようだ。

魔王「あれは、召喚魔法陣」

娘「召喚・・まさか、人間どもが
  巨大な・・・・・・蜂?」

121 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 02:22:49.39 ID:/jYamOby.net
盗賊少年「で・・・でけぇ」

 盗賊少年が空を見上げながら一言。
逃げてきた王国方面の上空に、巨大な金属の赤い蜂が
2匹、空の裂け目から現れていた。

ロリ勇者「おい、なんか嫌な予感がするんだが」

盗賊少年「ああ、なんだか知らないが
     トンズラした方がよさそうだ」

 荷物を取り纏めて魔法の絨毯に乗せて
盗賊少年とロリ勇者も飛び乗る。

 同時に赤い蜂、緋蜂から、赤い光の矢や光の玉が
無数に飛び出す。

 飛び出した夥しい光は、空を切り裂き
でたらめに放たれたそれは、大地を抉り、手近な
動植物を焼き払ってゆく。

盗賊少年「うぉおおおんどりゃぁぁぁ!!」

 神業的な絨毯捌きで、奇跡的に緋蜂の初撃を
なんとか躱した盗賊少年だが

 もう一体の緋蜂も攻撃体勢に入っているのを
ロリ勇者は見逃さなかった。

122 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 02:27:51.62 ID:/jYamOby.net
ロリ勇者「おい!また来るぞ!」

盗賊少年「アストロンとかつかえねーのかよ!?」

ロリ勇者「覚えていません!!」

盗賊少年「だろうな!」

 さらなる光の雨が緋蜂から射出される。

ロリ勇者「洞窟!洞窟にでも逃げ込め!」

 ロリ勇者の言葉に従って、盗賊少年は絨毯を走らせる
近場には初心者勇者用の低レベルモンスターが出る
訓練用の洞窟があったはずだ。

 盗賊少年もその洞窟にお世話になった事もあり、
言われるがままに洞窟の中に絨毯を滑り込ませる。

 洞窟に滑り込むと同時に、光が降り注ぎ
地震が巻き起こる。

盗賊少年「なんなんだよ!アイツら」

ロリ勇者「召喚魔法陣が見えた
     王国の誰かか、魔王軍の誰かが
     あの蜂を別世界から呼び出したんだろうよ」


 風の噂で聞いた事がある、
勇者の力が及ばずに、敗れ王国が魔王軍に追い込まれた時に使う
最終手段の召喚術。

 しかし、異世界から呼び出した存在が必ずしも
味方になってくれる訳でもない。

 言わば核ミサイルのような最後の切り札。
つまりは、それを使うような自体に、王国が追い込まれていたと
いう事だろう。

123 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 02:34:04.95 ID:/jYamOby.net
 ややあって、緋蜂達はどこかへと飛んでいったようだ
洞窟の入り口から見えるフィールドマップは、緋蜂達のよって
焼き尽くされ、人の姿どころか魔物の姿も見えない。

盗賊少年「どっか、行ったみたいだな」

ロリ勇者「みたいだな」

盗賊少年「これから、どうすればいいんだよ」

>>127

124 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 04:52:54.96 ID:so9t/+pO.net
>>119
画像も動画もよく分からん奴は、それが、一番いいと思うよ

緋蜂?
https://www.youtube.com/watch?v=fdj7UI22cZQ

125 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 05:10:00.32 ID:so9t/+pO.net
訂正
https://www.youtube.com/watch?v=fdJ7Ul22cZQ

126 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 13:33:46.33 ID:WlsfvjNL.net
転職できる神殿で名前と職業を変えて、潜伏

127 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 20:33:19.05 ID:pxjyQEqP.net
オナニー

128 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 20:34:37.54 ID:pxjyQEqP.net
織田信長討伐

129 :創る名無しに見る名無し:2015/06/12(金) 23:54:48.41 ID:DoRRgRVY.net
信長といえば火縄銃 

130 :創る名無しに見る名無し:2015/06/13(土) 01:02:35.28 ID:m+6k6mDd.net
信長=魔王ってのをどこかで見たし
繋がらなくはないだろうけど

131 :創る名無しに見る名無し:2015/06/13(土) 05:24:57.81 ID:wYwe7DWj.net
信長の魔王ってサタンとかルシファーとは微妙に違う魔王なんだよなー
→「第六天魔王波旬」

さんざ、悪さするけど仏門の修行者と信仰心深さによっちゃ味方になっちまう
んやな

信長とか魔術とか嫌いそうw

132 :創る名無しに見る名無し:2015/06/20(土) 05:48:38.97 ID:HpMKK/Sy.net
自分たちと相いれない価値観を持ち関係が険悪な共同体(国家・民族)の蔑称=蛮族

魔王=蛮族の崇める神(大勢力の場合は王)

魔物=蛮族の非人化

133 :創る名無しに見る名無し:2015/06/21(日) 14:30:14.58 ID:/v9kW7pK.net
なんか、>>1失踪の匂いがほのかに漂ってるw

134 :創る名無しに見る名無し:2015/06/22(月) 01:53:20.74 ID:WiELEzVt.net
信長で詰まっているのか

135 :創る名無しに見る名無し:2015/06/22(月) 06:15:46.89 ID:JAffdeaG.net
魔王が倒せないから、自称魔王の信長を倒して茶を濁す

136 :創る名無しに見る名無し:2015/06/23(火) 23:47:36.80 ID:1oCYbBvV.net
ロリ勇者「俺達のやるべき事はただ一つ、
     魔王討伐だ」

盗賊少年「あの変な巨大蜂達が暴れまわっているのにか?」

ロリ勇者「だからこそ、だ
     王国の誰かがあれを召喚したのなら、魔王を倒せば
     元の世界に返すだろうし、魔王軍の誰かが呼び出したなら
     その呼び出した誰かを倒せば、元の世界へ帰って行くだろう?」

盗賊少年「お、おぅ
     一理ある・・・のか?」

ロリ勇者「んでまぁ、
     その魔王の手配書なんだが」

盗賊少年「一応、もらってあるぜ?
     えっと」

 盗賊少年は鞄の中から分厚い辞書のような本を取り出し
付箋紙が貼りつけられたページを開く。

盗賊少年「大魔王サタン、結構報酬も良いみたいだぜ?
     殺ったら、一生遊んでくらせるぞ?」

ロリ勇者「馬鹿言え、そんな大物やれるかよ」

137 :創る名無しに見る名無し:2015/06/23(火) 23:48:11.25 ID:1oCYbBvV.net
盗賊少年「魔王ルシファー」

ロリ勇者「呼び方変わっただけじゃねーか
     手頃なのにしろよ」

盗賊少年「手頃な所じゃ、この辺かな?
     魔王バラモス、攻略レベルは23ぐらい」

ロリ勇者「おいおい、その注記見てみろよ
     自然回復毎ターン100Ptとかあるじゃねーか
     俺達二人じゃ厳しいだろ、もうちょい下げてくれよ」

138 :創る名無しに見る名無し:2015/06/23(火) 23:48:43.85 ID:1oCYbBvV.net
 盗賊少年が手配書をめくると、緑色のトゲ付き甲羅を背負った
イカツイ亀の親玉みたいな姿が書かれた手配書が現れる・

盗賊少年「大魔王クッパ、
     討伐にゃ配管工の資格が望ましいってあるな」

ロリ勇者「そんなのもっていねーよ、次」

 次に現れたのは、不健康そうな緑色の顔をした坊主頭の男の顔だ。

盗賊少年「ピッコロ大魔王、
     魔封波があれば、結構討伐簡単だってよ」

ロリ勇者「それ、使ったら死ぬだろ!
     殺す気かっ!!」

盗賊少年「わがままだなぁ
     竜王・・・あー、だめだな
     こいつは、済ってマークついているわ、結構手軽なのはもう
     討伐されているなぁー」

139 :創る名無しに見る名無し:2015/06/23(火) 23:49:48.88 ID:1oCYbBvV.net
 盗賊少年が手配書をめくるなか、ロリ勇者が
横から覗き込んで読み上げていく。

ロリ勇者「大魔王バーン、ミルドラース、魔王ゾーマ
     どいつも、こいつも悪そうな顔しているな」

盗賊少年「ダークドレアム・・うぁ、こりゃ報酬すげぇな
     ハクション大魔王・・あー、こりゃ済か」

 ややあって。

ロリ勇者「お?それなんだよ
     その端っこに書いてある小さい奴」

盗賊少年「第六天魔王波旬」

ロリ勇者「なんだ、その厨二臭そうな奴は」

盗賊少年「本名、ノブナガ=オダって奴らしい
     これ、結構良いんじゃね?
     普通の人間っぽい顔じゃねーか」

ロリ勇者「良いんじゃね?
     他のに比べれば、まだマトモそうだろ?
     変身とか、しねーよな?」

盗賊少年「みたいだな」

ロリ勇者「これなら、俺達二人でも殺れるかな?」

盗賊少年「できれば、もう一人か二人は仲間欲しいけどな」

>>143

140 :創る名無しに見る名無し:2015/06/24(水) 00:27:33.77 ID:eFaAJTp0.net
仲間になりたそうな顔をしているスライムを倒す

141 :創る名無しに見る名無し:2015/06/24(水) 19:20:36.21 ID:HQelf4+v.net
信頼と実績がないから誰も来ない

142 :創る名無しに見る名無し:2015/06/24(水) 22:26:01.35 ID:gqe6LrdY.net
ksk

143 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 00:50:48.08 ID:rqx3b/f0.net
ヒロイン役募集の張り紙

144 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 02:58:54.49 ID:8d1Q5prI.net
慇金無礼な狂人女勇者

145 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 03:01:30.41 ID:8d1Q5prI.net
誤字訂正
慇金×→慇懃○

146 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 05:00:24.68 ID:rqx3b/f0.net
狂人女勇者を探して仲間にするということか?

147 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 05:34:14.29 ID:rrSl4ZZj.net
>>146
例えば、お茶目で優しいおねいさんかと思っていたら
何かしらのスイッチでのみ狂人的側面があらわになるとか?
それが一番自然ではないか?

狂人たっていろいろ
狂信的な宗教家とかサイコパスとか

強靭すぎる精神を持つ人間もこう呼ばれるともあるけど、戦闘狂や博打狂と同じで
狂人とはよばれないね
そこの文化や価値観によっても変わるかね

148 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 07:21:23.92 ID:fsVZh3As.net
多分、今までで一番難しいだろうなぁ

149 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 10:28:52.35 ID:8d1Q5prI.net
あくまでロリ勇者から見て「信仰かもしれないが
とても理解できない、マジキチ」て感じでも良いとおも
具体的には、信仰する神のためなら仲間や民間人殺害も辞さないとか
神の為なら死ねるとか 

150 :創る名無しに見る名無し:2015/06/25(木) 18:47:38.90 ID:3+QCQuju.net
ポスター勧誘式にしろ、ルイーダの酒場方式にしろ
まともな奴なら
「やっぱり、パスで」「ファッ?!」 
ってなりそうではあるw
 
   

151 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:14:47.09 ID:76u4N1YK.net
---------------------------------------
※:安価出すまで、長くなりそう。
---------------------------------------

 魔法の絨毯を走らせ、大き目の港町へと向かう
世界が緋蜂の脅威にさらされた現状であっても、港町には
活気があった。

 ・・・活気というか、
他の大陸から逃げてきた難民がパニックを起こしているようにも見えるが。

盗賊少年「あまり、魔法の絨毯を見られるのは良くないかもしれないな」

 という、盗賊少年の意見を採用し、
街の入り口から遠く離れた所で魔法の絨毯を畳み、道具袋(いくらでもアイテムが入る
勇者の支給品)の中へと格納し、徒歩で港町の門をくぐる。

 道具屋、雑貨屋で冒険に必要な道具や食料等の補充を済ませ、
一番の目的であった、冒険者の集う酒場へと二人は歩みを進めた。

女主人「んー?」

 酒場の扉を開けて、店内に入ると
盗賊少年とロリ勇者の姿を見て、店内の関心が二人に集中する。

 巨大なバスタードソードを背にした、筋肉質の狂戦士の女。
重厚な鎧を見に纏った屈強な戦士の男、どこにそんな防御力があるのか
露出の高い鎧を見に纏った女戦士や、ローブを見に纏い立派な杖を持った
賢者などなど、歴戦の強者たちが店に集まっていた。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


152 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:15:53.89 ID:76u4N1YK.net
盗賊少年「おいおい、なんなんだよ
     随分レベルが高そうな連中ばかりじゃねーか」

ロリ勇者「ここらだと、割と魔物のレベル低いから
     少し前までルーキーばかり集まっていたんだけどなぁ」

 緋蜂から逃げ回って来た、世界各国の冒険者って事なのだろう。

女主人「なんだい?お嬢ちゃん達
    依頼でも出しに来たのかい?」

 基本的に冒険者ギルドの資格を持った酒場が、民間人から依頼を引き受けて
店に集まった冒険者達に依頼すると言うシステムだ。

 酒場は手数料と国からの補助金で運営しており、民間人は安く仕事を依頼する事が出来る。
それでいて、冒険者達が集まり、情報収集や仲間の募集を行う場でもあり
大きな依頼になると、パーティーやレイドの募集を行ったりもする・

153 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:16:44.36 ID:76u4N1YK.net
 それは、さておき。

ロリ勇者「魔王討伐の申請と、仲間の募集に来た」

女主人「その成りで勇者様かい、って事はもしかしてアンタ
    全滅して転生したクチか
    それに、随分レベル低いねぇ、あまり実績も無いみたいだし」

女主人「ま、ウチは仕事するだけだけどね
    えっと、討伐対象は第六天魔王波旬?
    聞かない名だね」

盗賊少年「一々一言多いな」

女主人「すまんね、性分なんだ
    おーい、誰かー
    この子らと魔王討伐に行く人ー、獲物は第六天魔王波旬だとさー?」

 酒場の女主人が店内の冒険者達に向けて大声を張り上げる、
日頃からの仕事なのか、喧噪のざわめきを縫って、店内全体に声が良く通る。

154 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:17:33.66 ID:76u4N1YK.net
冒険者A「ぎゃはははは、こいつらって
    子供の御守りかよ、勘弁してくれよ」

冒険者B「第六天魔王波旬?どこのロートル魔王だよ」

冒険者C「言ってやるなって、冒険に出て速攻全滅食らったって所だろ?」

冒険者D「今更スライム苛めからレベリングに付き合うのか
     めんどくせー」

 酒場の中全体から、ロリ勇者と盗賊少年をあざ笑う声が
そこかしこから聞こえる。

ロリ勇者「まぁ、こんなもんだよな」

女主人「どうやら、仲間募集の方は難しそうだねぇ
    丁度レベルが合う連中は、いないみたいだしねぇ」

 女主人は困ったかのように頭を掻くものの、
冒険者達の馬鹿にしたかのような声は収まる事は無い。

155 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:18:29.41 ID:76u4N1YK.net
???「私がご一緒させてもらってよろしいでしょうか?」

 そんな中から一人の女性が声を上げ、同時に騒ぎに包まれていた
冒険者達の声が一気に静まる。

女主人「アンタがかい?慇懃」

慇懃「私では、不足・・・でしょうか?」

女主人「いんや、アンタなら実力は申し分ないけど
    この子らの相手を、アンタがねぇ」

冒険者A(お、おい・・アイツら慇懃に目をつけられたぞ)

冒険者C(可哀想に、詰んだなあいつ等)

 などと言ったひそひそ声が聞こえるが。

慇懃「何か、問題がございますか?」

冒険者A「い、いえなんでもねぇっす!」

冒険者C「魔王討伐頑張ってください、慇懃姉さん」

 慇懃と呼ばれた女性がにこやかにほほ笑むと、陰口をたたいていた
冒険者達に恐怖の表情が浮かぶ。

 ────────続く。(やってみるけど、上手くキャラ立てられるか少し不安)

156 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 03:34:28.38 ID:7yvX+coC.net
不安なら、どんなタイプの狂気であれ
しばらく善人として描くのもありだと思う
狂気が露わになるタイミングは書き手次第だし
1

157 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 05:43:43.09 ID:OqW+KHiI.net
狂気が暴露するパターンといえば、
漫画の例で行くなら、敵方よりだがベルセルクのモズグスやブラックラグーンの双子の殺し屋
のようにいきなりおかしいやつもいれば

中盤まではまともだけど、主人公が当人の地雷を踏んじゃって徐々に暴露していくパターン

パンプキンシザーズの主人公のように敵を倒すための道具の影響で徐々に、人の心が失われていき狂人に近づいていく
パターンとかいろいろ

158 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 07:16:56.86 ID:76u4N1YK.net
いつもキャラの性格までは深く考えずに
キャラ出した時の話しの流れと、周りの登場人物雰囲気に
合わせて、話し方とか細かい性格とか作っていくんよね。

創作の仕方に深みが無いと言うか、
勢い任せで計算が殆ど無い
話しが破綻しやすいタイプと言うか。

そういう意味で、今度逆で人物に合わせて他の状況を
作って行かないといかんのですよ。

で、書いている内に慇懃無礼な性格?が
成り立たなく無さそうな不安がまぁ、少しするわけでして。

159 :創る名無しに見る名無し:2015/06/26(金) 12:22:36.77 ID:bmd4gTYt.net
な、成り立たなくなるころには
みんな忘れてるかもしれないし(震え声)

160 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 09:15:00.26 ID:TBLopSWY.net
慇懃「貴方達はどうでしょうか?
   こう見えても私、結構戦いには自身がありますよ?
   決して、損はさせませんよ」

 女主人から見せて貰った書類によると、レベルは30オーバーの
かなりの熟練者のように見られる。

 職業は女勇者となっているが、手に持った武器は僧侶というか
クレリックといった印象、バランス的に賢者───は、人気職だから難しいとしても
回復ポジションが居れば安定するから、加えたいなーとは思っていた所だ。

盗賊少年「もっちろん、大歓迎だぜ
    な、な?」

ロリ勇者「慇懃さん
    勇者、やっているんですか?」

慇懃「ええ、長らくソロでやっていましたから
   資格を取って僧侶から、勇者に転向しましたの
   もちろん、今でも僧侶としても健在ですよ?」

 確かに、パーティー履歴を見るとずっとソロで活躍していたようだ、
しかし、プレートアーマーで全身を固めた、トゲ付きのメイスを持った
元僧侶の女勇者さんか。

 前線主義っぽそうなのに、冒険者にしては珍しく傷一つない綺麗な顔立ちと言うのは
恐らく、相当な手練れなのだろう。

161 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 09:17:26.32 ID:TBLopSWY.net
 けど、周りの冒険者達の意外と言った驚きの表情が気になるのだが。

盗賊少年「なんだよ、何か気になる所があるのか?
    僧侶欲しかったんだろ?理想じゃないか」

ロリ勇者「あ、あぁ
    けとアンタは良いのか?言っちゃなんだけど
    レベル低いよ?ウチら」

慇懃「もちろんですよ、
   レベルなんて上げれば良いんですよ
   幾らでもレベリングに協力させて頂きますよ?」

 なんだろう、丁寧な物腰と笑顔の裏に違和感を感じる、
所詮は人の集まりだから、加えた人が地雷だったという事も良くある話。

 一人加えたら、戦力が安定するどころか
パーティーの関係や連携が崩壊する事も、ままある話。

 まぁ、どのみち低レベル帯のメンバー2人しか居ないのだから、
崩壊も何も無いだろう。

盗賊少年「?」

ロリ勇者「いや、よろしく頼むよ」

慇懃「ええ、お役に立たせて頂きますわ」

162 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 09:53:17.04 ID:TBLopSWY.net
 微妙な表情を見せる冒険者達と、不安気な表情を見せる
女主人を尻目に、慇懃を伴って街の外のフィールドに出る
ロリ勇者達。

 わざわざ街の外に出た目的は・・・。

慇懃「連携の確認ですか?」

ロリ勇者「魔物との戦いで、とりあえず互いにどんな戦いが出来るのか
     確認しないとな」

 それに、3歳児体型にになってしまって
どこまで魔物と殺りあえるのか、気になる所でもある。

 一応、僧侶経験者の慇懃を加えた上に
危ない水着を売り払って整えた装備もある。
 
安全マージンは相当あるし、簡単には殺られないだろう。

慇懃「けど、そこまで慎重にならなくてもよろしいのではなくて?
   もうすこし強い相手でしたら、レベリングにもなりますし」

ロリ勇者「いや、けど
   それは互いの出来る事を把握した後でも」

慇懃「大丈夫ですよ
   いざとなったら、私がフォローさせて頂きますから」

盗賊少年「まぁまぁ、慎重になるのも分かるけど
   そこまで固めなくても良いだろうよ」

 確かに、少し慎重過ぎる・・・か?

慇懃「少し先にメタルスライムの生息地がありますの」

盗賊少年「へぇ、メタルスライムねー
   いいじゃねーか、上手くすれば今日だけで
   10ぐらいまでレベル上がるぜ?」

ロリ勇者「いや、しかし」

慇懃「いざとなったら、キメラの翼も使わせて頂きますよ」

163 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 10:06:12.36 ID:TBLopSWY.net
※:慇懃無礼って、こんな感じかなぁ、
後は狂人女勇者要素か。

 低いレベル冒険者が入り込まないような奥地の森を進んでいく3人、
今までの勇者と盗賊の二人だけならば、諦めて途中で引き返していただろう。

 しかし、高レベルの慇懃嬢の実力は凄まじく。

慇懃「バギクロォォォオオォス!!!」

 慇懃が呪文を唱えると、凶暴な真空の竜巻が荒れ狂い
断った一撃で魔物の群れを全滅させる。

慇懃「まぁ、ざっとこんなもんですわ」

盗賊少年「っひょー!すげー、すげー」

 最強の風魔法と呼ばれた大魔術を初めて目にした
盗賊少年のテンションが上がり、まるで子供のように大喜びする。

盗賊少年「これで、一気にレベル5だぜ
     いままでレベル3でチンタラやってきたのが嘘みたいだぜ」

ロリ勇者「パワーレベリングかよ」

盗賊少年「どんな形でも、レベルはレベルさー」

慇懃「さぁ、ガンガン行きますわよ」

盗賊少年「おうともさ」

慇懃「あら?今のでMPが尽きましたわね」

164 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 10:24:37.79 ID:TBLopSWY.net
盗賊少年「じゃぁ、今日はこの辺にしておくか」

ロリ勇者「いや
     どうやら、そうも行かないみたいだぞ?」

慇懃「あら?あらら?」

 どうやら、森の木陰に隠れて魔物達に
取り囲まれたらしい。

 木の陰から見える、特徴的な水色の水滴形状をした
あの魔物は。

慇懃「まぁまぁ、スライムですわ」

盗賊少年「なんだよ、ビビらせやがって
    おら、あっち行け!スラ公ども」

 盗賊少年が武器を振り回して、スライムを追い回す
相手が低いレベルの魔物だから油断をしていたのだろう。

 木の上から落ちてきたスライムに反応が遅れる。

慇懃「きゃっ!」

ロリ勇者「慇懃!!」

 落ちてきたスライムは慇懃の横顔にかじりつくも、
駆け付けたロリ勇者に剥がされて、逃げ回る。

ロリ勇者「大丈夫か?」

 幸いに大した怪我ではなく、耳元から少し血が出ている
掠り傷程度のようだ。

慇懃「……………………血…。」

 慇懃がそっと顔に手を当て、指に付着した血を見て
驚愕の表情を浮かべる。

165 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 10:33:30.82 ID:TBLopSWY.net
慇懃「…………私の顔に、傷…………。」

 小さく震えていたが、やがて怒りの表情を浮かべ
道具袋の中から指輪のようなものを取り出す。

ロリ勇者「お、おい!」

盗賊少年「あいつは、祈りの指輪か?」

慇懃「よくも、よくも私の顔に傷を
   許せない、絶対に…許せない」

 ぶつぶつと小声で呟きながらも
右手、左手の10本の指全てに祈りの指輪を
装着していく。

盗賊少年「一体、何を・・」

ロリ勇者「まさか?」

慇懃「殺す…コロス
   コロォオオオオォォォオオォス!!!」

 まるで地獄の底から現れた魔人のような雄叫びを上げ
両手の指全てに装着された指輪を天に掲げる。

166 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 10:39:12.34 ID:TBLopSWY.net
慇懃「バァァギィィィ!!
   クロス!クロス!!クロォォオオォォス!!」

 狙いも何もあったものではない、慇懃が放った
幾多もの竜巻は、森の木を薙ぎ払い。
 ズタズタに引き裂いていく。

 嵐に引き裂かれた森から追われた小動物や、魔物達は
各々に悲鳴を上げながら逃げ戸惑う。

慇懃「そぉぉぉおこぉぉぉかぁぁぁぁぁ!!」

 逃げる魔物達の中からスライム(先ほどと同じ個体かは知らない)
を見つけ、例のトゲ付きメイスを片手に、雄叫びを上げながら
爆走する。

 スライムの上に馬乗りになり、トゲ付きメイスを振り回して
スライムを殴打。

慇懃「死ね!死ね!死ねぇぇぇぇええええ!!!」

スライムA「ぴぎ!!ぴぎぃぃぃいい!」

 不幸なスライムは慇懃に撲殺されて動かなくなると、
慇懃は次のスライムに狙いを定めてさらに、メイスを乱打する。

スライムB「ぴぎぃぃぃいい!」

 恐怖におののき涙を流しながら逃げようとする、スライムBだが
しっかり押さえつけられて逃げる事が出来ない。

慇懃「よくも私に傷を
   しかも顔に!!顔に!!顔に!!
   この豚野郎が!
   豚が!豚が!豚が!豚が!ブタァァアアァァァ!!!」

 当然スライムを押さえつけている間に
他の魔物達は逃げようとするのだが、慇懃が竜巻を放ち、
逃げようとした魔物達の逃げ道を塞ぐ。

盗賊少年「うわぁ」

ロリ勇者「こ…これかぁ」

167 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 12:29:37.76 ID:TBLopSWY.net
※:無理矢理だけど>>140>>141>>144を盛り込んだかな。
>>143入らなかった、ゴメン。

 慇懃の激怒が収まったのは、森が半分ぐらい
壊滅した後だった。

盗賊少年「はーい、痛いの痛いの飛んでいけー」

慇懃「・・・・・傷跡、残る?」

ロリ勇者「残らない残らない、こんな掠り傷直ぐ直るから」

慇懃「うん」

怪我が嫌ならなんで勇者なんてやっているのだろうとも思う

けどまぁ、こうやって森に棲む魔物を根こそぎ倒して行ったら
序盤の街でもレベル30ぐらいにはなるのかもしれない。

盗賊少年「けど、こうしてみると随分と戦力が底上げされたよな」

ロリ勇者「俺達自身も、少しは強くなったしな」

盗賊少年「そりゃ、森の魔物をほぼ一掃すればなぁ」

 死屍累々と倒れた魔物達を一瞥すると、その中の魔物の一体が
起き上がり、スライムが仲間になりたそうにこちらを見────。

慇懃「死ねぇぇぇぇぇえええええぇぇ」

 慇懃の投げたトゲ付きメイスが、スライムを沈黙させた。

ロリ勇者「…………………。」
盗賊少年「…………………。」

ロリ勇者「とにかく、魔王を倒すなら俺達も強くなる必要があると思う。」

盗賊少年「まぁ、レベルもあるとして、後は必殺技とかか?」

>>176(安価遠い?)

168 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 15:41:37.83 ID:oGWF3dpx.net
必殺技「ぱふぱふ」を習得するべく、夜の街へGO

169 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 18:27:13.15 ID:2tF/GB9u.net
なんとなく夜の町を改めて探検する

170 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 18:58:07.57 ID:wg/WNUHl.net
情報収集

171 :創る名無しに見る名無し:2015/06/27(土) 19:57:36.53 ID:2tF/GB9u.net
なんとなく夜の町を改めて探検する

172 :創る名無しに見る名無し:2015/06/28(日) 04:45:09.50 ID:J6t5kih1.net
盗賊にも、相手の武器を強奪する必殺技「真剣白刃取り」を習得させたい

173 :創る名無しに見る名無し:2015/06/28(日) 16:44:38.21 ID:M3R1NU60.net
疲れたからパーッと遊ぶ

174 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 03:05:59.69 ID:NWlxBVYB.net
ksk

175 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 03:53:39.44 ID:ygfMZcN1.net
バイキルトを習得すれば、子供でもだいたいなんとかなる

176 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 04:04:10.11 ID:YfVQPx9v.net
敵部隊に遭遇

177 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 04:08:41.66 ID:qsFRROFx.net
キラーマシン×15&オヤジ戦車×2に町の酒場の戦士たちが町の入口で一方的に虐殺されている風景を目撃

178 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 04:13:22.95 ID:609qCKwY.net
3才のからだを捨てたい

179 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 06:12:38.22 ID:Y6/Y4VqA.net
オヤジ戦車って何かと思ったら
風来のシレンか

強いの?これ。

180 :創る名無しに見る名無し:2015/06/29(月) 07:58:05.29 ID:ygfMZcN1.net
大砲撃ってくるから、低レベルの間はそれなりに強いと思う
水をぶっかければ、一瞬で無力化するけど

181 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 04:31:29.96 ID:CS0tELhe.net
慇懃無礼な奴といえば、
ゲマ(ドラクエ5)やドルマゲス(ドラクエ8)が
まさにこれ。

182 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 19:03:03.90 ID:VFaz0m7b.net
ここに限らず、安価で〇〇でまともな安価が来たとこはあまり見たことねえ

183 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 21:42:57.50 ID:SbCwmqT9.net

※:基本>>177で詰められるのは詰める
どうせ、元々カオスな話だから良いだろ
でも、入りきらなかったらゴメンよ
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 魔物達との戦いを終え、ロリ勇者達が港町にたどり着いた頃には
すっかり日が暮れていた。
 他の大陸へと人や物が流れる要の港町には、様々な荷や冒険者が集まる。

盗賊少年「すげぇな」

 盗賊少年が関心の声を上げる。
それもそのはず、日が暮れた港町は昼とは全く違う様子を見せていた。

慇懃「ここは夜になると大体こんなものですよ、
   夜にしか開いていないあやしーお店、
   酒場は当然として、えっちぃお店、挙句の果てには奴隷市場まで」

ロリ勇者「奴隷なんてのまであるのか」

慇懃「非合法なんですけどね
   可愛い子は、えっちぃお店に買われていったりとか
   大手勇者様パーティーの荷物持ちや、船員として使われたりとか」

ロリ勇者「勇者の世界も綺麗毎じゃ済まないわなぁ」

 自分達で荷物を背負って、自分達で乗り物を操縦して
平原やら山やら川やら、世界中を駆け巡るのは変だなぁと思っていたし
魔物と戦いたく無い一般人を雇う事も無いだろうから、そんなモノに手を出しているのだろうが。

 勇者の世界の真っ黒なもんである。

盗賊少年「ともかくだ」

ロリ勇者「んー?」

 魔物との戦いで疲れ果てたから
さっさと宿でも取りたかった所なのだが、盗賊勇者の声にロリ勇者は
気だるげな返事を返す。

184 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 21:43:49.77 ID:SbCwmqT9.net
盗賊少年「こういう街なら、俺達のターゲット
     第六天魔王の情報も手に入るかもしれない」

慇懃「そりゃ、当然情報屋とかも居ますけど
   盗賊君、キミはアテとかあるんですか?」

盗賊少年「無い」

ロリ勇者「だろうな」

 なんせ、来たばかりな街だし。

盗賊少年「けどよ、腐っても俺ァ盗賊よ
     長年培ってきた嗅覚ってもんがあらぁ
     と、言う訳で情報収集に出てくるから軍資金くれ」

ロリ勇者「しゃーねーな、1000Gで良いか?」

盗賊少年「おおー、太っ腹だな勇者
     アンタ大物になれるぜ」

 懐から金貨1000枚の皮袋を取り出すと、気前良く
盗賊少年に放り投げる。

慇懃「良いんですか?」

ロリ勇者「どの道、骨休めは必要だろ?
     それに慇懃が魔物を根こそぎたおしてくれたお蔭で
     懐具合にはかなり余裕が出来たしな」

盗賊少年「まぁ、そんな訳で大船に乗ったつもりで
     枕を高くして、宿で休んでな
     朝までにゃ戻る」

 意気揚々と、盗賊少年は繁華街へとご機嫌な足取りで
あるいて行き、大通りに構えた派手な看板の店で
若いお姉ちゃんに話しかけられ。

盗賊少年『ここに必殺技を掴む為に必要ななにかがある!
     俺にはわかるんだ』

 勇者と慇懃にアイコンタクトでそんな感じな事を告げ
そして店の中へと消えて行った。

 看板には「おっPUB」と書いてある。
まぁ、何をしにいったのかは容易に想像がつく。

慇懃「・・・・・・お盛ん、ですね
   体は3歳児なのに」

ロリ勇者「中身はおっさんなんだろ」

慇懃「貴方は、よろしいんですの?」

ロリ勇者「今の俺は3歳女児だからなぁ、さすがに何もする気が起きん」

慇懃「あら、お気の毒」

185 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 21:44:22.33 ID:SbCwmqT9.net
 慇懃を連れ立って先に宿に戻る事にする、
先の酒場の2階が冒険者向けの宿屋となっており、勇者許可証があれば
格安で宿泊する事が出来る。

 が、宿の扉を開けると夜の酒場だというのに
殆ど客がいなかった、昼はあんなに冒険者や勇者達が詰めていたと言うのに。

ロリ勇者「あれ?」

女主人「んー?ああ、おかえり
    無事だったんだね」

慇懃「ここに居た連中はどうしたんですの?」

 ロリ勇者が訪ねようとした疑問を、慇懃が代わりに口にしてくれる。

女主人「あぁ、大手の勇者様が来てね
    凶暴な魔物が出たってんで、レイド組んで出て行ったよ」

ロリ勇者「レイドって、ここの冒険者達をほぼ全員連れてか!?」

女主人「しかも、報酬前払い
    即金でポケットマネーで気前よく」

慇懃「お金って、ある所にはありますのね」

女主人「そんな訳でアンタ達
    休むなら、個室使ってくれて良いよ」

 同じ料金の宿屋だとしても、
大概、冒険者向けの部屋はレベルが高い人ほど良い部屋が宛がわれる、
慇懃はともかく、ロリ勇者や盗賊少年ぐらいのレベルでは12人ぐらいの大部屋に
放り込まれて毛布一枚で寝る事になるのだが。

 冒険者達が軒並み出払っているおかげで、高レベル冒険者用の部屋が
開いているらしい。

ロリ勇者「遠慮なく使わせてもらうかね
     さすがに疲れた」

慇懃「それでは、また明日に」

 慇懃と別れて個室で上等なベッドに横たわると、
このところの疲れが溜まっていたのか、一気に眠気が噴き出してくる。

186 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 21:44:50.60 ID:SbCwmqT9.net
 そのままどれ程眠っていたのだろうか、外が暗いからまだ夜中のようだった
朝まで目を覚まさないと思ったが、何かの気配を感じて目が覚めた。

 ロリ勇者が枕元の剣を手に取り、抜き放とうとすると同時に
個室の扉が軋みを上げてゆっくりと開く。

盗賊少年「勇者」

ロリ勇者「驚かすなよ」

 廊下から姿を現した盗賊少年の姿を確認して、
ロリ勇者は警戒を解く。

盗賊少年「騙された」

ロリ勇者「は?」

盗賊少年「騙されたんだよぉぉおおぉ
     1000Gでパフパフやらせてくれるとか言うから
     入り口の姉ちゃんに連れられて行ったらよぅ!?
     部屋を暗くしたいとかいってよぅ!?!?」

盗賊少年「パフパフしてくれて気持ち良いとか思って
     最後に灯り点けたらよぅ!!??」

ロリ勇者「あー……うん、何があったか大体わかったから。」

 まぁ、ロリ勇者としてはオチが見えたからそれ以上は追及しない
つもりだったのだが。

盗賊少年「おっさんがいたんだよぉおおおぉお!!」

ロリ勇者「まぁ、そりゃぁある意味夜の街の伝統みたいなもんだし
     この街に来た男の冒険者の全員が通る道だから」

盗賊少年「しかも、3歳だてらに第六天魔王を倒すとか知られたら
     気に入られちゃったんだよぉおおおおぅ!!」

 盗賊少年が涙ながらに訴えて来るが、ロリ勇者は面倒なので
半分聞き流す事にした。

ロリ勇者「んで、期待はしていないけど
     情報はどうしたよ?」

187 :創る名無しに見る名無し:2015/07/04(土) 21:46:02.15 ID:SbCwmqT9.net
盗賊少年「情報は無かったけど、収穫はあった
     ちょっと剣で斬りかかって来てくれ、出来れば頭上から」

ロリ勇者「おいおい、危ないぞ?」

盗賊少年「いいから、本気で」

ロリ勇者「まぁ、そこまで言うなら」

 とはいえ、危ないので鞘に剣を納めたままロリ勇者は
盗賊少年に剣を振り下ろす。

盗賊少年「キィィイイイイィィエェェェェエエエエエェェェィ!!!」

 甲高い奇声と共に、盗賊少年は両の手で振り下ろされた剣を掴むと
驚いたロリ勇者の手からそのまま剣を奪い取る。

盗賊少年「第六天魔王はカタナとかって、武器を使うらしく
     カタナと戦うならこの奥義を覚えて行けって
     おっさんにみっちりしこまれたんだよぉおおぉおお!!」

ロリ勇者「いや、もう何をどう突っ込めば良いのやら
     1000Gで奥義教えてくれたなら、かなり得したじゃねーかよ
     つか、一晩で奥義マスターするってすげぇなお前」

慇懃「…………うるさいですね、何かあったんですか?
   あれ?盗賊君??」

 扉を開けたまま大騒ぎしていたせいか、慇懃まで起きてきてしまった。

-------------------------------

長くなるな、・・・つづく。

188 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:15:49.98 ID:biLpSNcB.net
ロリ勇者「何でも良いけど、深夜に
     宿で大騒ぎするなよ」

盗賊少年「すまん」

 案外素直に謝る盗賊少年、疲れていたのに
果てしなくどうでも良い事で叩き起こされたものだ。

ロリ勇者「ったく、
     お前の部屋はそっちだ、個室だとよ」

 再び寝なおそうと、部屋の扉を閉じかけたその時───。

 宿の外から爆発音が轟いた。

盗賊少年「うぉっ!?」

慇懃「なになに!?なんですか!?」

 窓ガラスがビリビリと振動し、さらに続いて幾つもの
爆音が続く。

189 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:16:23.76 ID:biLpSNcB.net
 ロリ勇者は部屋の窓に駆け寄り、窓を開けると
街の入り口の方の空が赤く染まっていた。

慇懃「火事・・ですか?」

盗賊少年「違う、こいつは」

 遠くから聞こえる呪文詠唱の声、そして何かが金属同士が
ぶつかるような音。

ロリ勇者「戦闘だ!近いぞ」

 ロリ勇者は言い放つと同時に武具を装着し、盗賊少年と
慇懃も部屋に戻る。

 装備を整えていると、警鐘の音が港町に鳴り響く。
警鐘の音からして、魔物の襲撃があったらしい。

ロリ勇者「急げ!!」

盗賊少年「俺、寝てねぇよ」

慇懃「自業自得です!」

 街に魔物が襲撃して来た際は、街に滞在している
冒険者は無条件に駆り出される、酒場で酒をのんでいる時も
飯を食っている時も、寝ている時も例外ではない。

190 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:16:50.97 ID:biLpSNcB.net
 ロリ勇者一行と、レイドに駆り出されずに残っていた
冒険者達が一階の酒場に降りると、酒場の女主人が
例の良く通る声で怒鳴りつけて来る。

女主人「遅いよ!アンタら」

ロリ勇者「場所は!?」

女主人「北門だ、急ぎなァ!!」

 言われるがままに酒場を飛び出し、街の北側の出口に向けて
走り出す。

 戦場が近づくにつれて、戦闘の音が激しくなり
何かが飛んでくる風切り音がする。

盗賊少年「なんでぇ?あの黒い球」

慇懃「大砲です!伏せて!!」

 慇懃の声と同時に反射的に盗賊少年とロリ勇者は伏せる。
黒い砲弾が民家の石壁に当たると同時に炸裂し、
石壁を粉々に吹き飛ばす。

盗賊少年「おいおい、石壁が粉々になったぞ!?」

ロリ勇者「なんだ、あれは」

191 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:17:50.37 ID:biLpSNcB.net
慇懃「鋼鉄の弾を物凄い速度で射出する兵器です!
   当ったら即死です!」

ロリ勇者「だろうな」

 言われるまでも無く、当ったら・・いや掠っただけで
死ぬのは見て分かる。
 街の入り口にたどり着くと既にそこは戦場だった、
街を背にして戦い続ける、見覚えのある顔の戦士達
昼間に見たロリ勇者達を馬鹿にして来たあの戦士達だ。

 そして、その向うに見えるのは。

盗賊少年「マジかよ」

 盗賊少年が青ざめるのは無理も無い
不気味な無表情の赤い単瞳に六本の足、手にした曲刀と大型のボウガン
前進を強固な装甲で覆った、機械の魔物。

ロリ勇者「キラーマシン」

 かの有名な殺人機械、相当な実力を持つ勇者であっても
破壊する事は困難だと言われる。

192 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:19:00.96 ID:biLpSNcB.net
慇懃「下がってください!
   貴方達では無駄死にです!」

戦士「馬鹿言え!ここで食い止めなかったら
   街に入り込んじまうんだよ!!」

賢者「クソ!
   まさか街まで追って来るなんて」

 戦士が雄叫びと共にバトルアックスを掲げて力任せにキラーマシンの
装甲に叩きつける、しかし頑強な装甲にはヒビ一つ入れる事が出来ず
バトルアックスは難なくはじかれる。

 無表情なモノアイが戦士を捉え

戦士「くそったれがぁぁぁぁああぁあ!!」

 手にした曲刀が戦士の体を真っ二つに引き裂いた、
血飛沫が辺りを赤く染め上げる。

 戦士の散り際を見て賢者は覚悟を決めたのか
賢者はとある呪文を詠唱する。

慇懃「やめなさい!
   それを使っても無駄です!
   キラーマシンに呪文は効きません」

193 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:19:26.00 ID:biLpSNcB.net
 詠唱した呪文の内容をを察したのか慇懃が賢者に叫ぶが。

賢者「いいから早く門を閉ざせ!
   巻き添えを食らうぞ!」

盗賊少年「悪ぃな」

 賢者の様子に盗賊少年はただならぬ様子を感じたのか、
レバーを操作して、街の門を閉鎖する。

 門が閉じると同時に賢者の呪文が完成し、
そして最後の発動キーが詠唱される。

賢者「──────メガンテ!!」

 賢者の命と引き換えに光と爆風が荒れ狂い、
キラーマシンとオヤジ戦車達が光に包まれていった。

 ややあって、光が収まり、
そして、門の上から外を見下ろしてみると
土煙の中から、数体のキラーマシン達が姿を現す。

194 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:20:01.69 ID:biLpSNcB.net
ロリ勇者「ちっ!」

盗賊少年「馬鹿、待て!
     お前が言った所で何になる!」

 盗賊少年の静止を振り切って、門の横の通用口から
剣を手にロリ勇者が飛び出す。

ロリ勇者「時間を稼ぐ!
     街の連中を船に乗せて退避させろ!」

 キラーマシンの振り下ろした刀を紙一重で回避する、
どうやら小さい体に上手く照準を合わせる事が出来ないらしい。

 しかし、数体のキラーマシンの攻撃を捌く事なんぞ出来るはずもなく。

 背後に居たキラーマシンの剣がロリ勇者に振り下ろされる。

盗賊少年「キェェエエエエエェェエエエェ!!!」

慇懃「バイキルト!!」

 盗賊少年の奇声と共に、振り下ろされたキラーマシンの剣が
両手で挟んで止められる。

盗賊少年「奥義!真剣白刃取りからの、無刀取りィ!!!」

 慇懃によって倍化された凄まじい筋力でキラーマシンの剣が受け止められ
そのまま相手の力を受け流しつつ、奪い取る。

ロリ勇者「おお!すっげぇ
     んじゃ、残りも頼む」

盗賊少年「マグレだ!畜生め!!
     いいからさっさとトンズラするんだよ」

ロリ勇者「けど、逃げるまでの時間稼ぎが」

盗賊少年「命あってのモノだねだろうが」

195 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:25:47.00 ID:biLpSNcB.net
どうする?
>>198

---------------------------------------------------------
>>177メインで組み込み
>>169、170、171、174組み込み
>>170、167かなり無理矢理組み込み
>>組み込み
>>176組み込み?(176と競合?)
>>178入らなかった、すまん。

 出来るだけ入れてみるけど、支離滅裂になって行く。
(元々無茶苦茶だけども)

ところでこれ、全然魔王(信長?)が出る気配無いんだけども
纏まるんですかね?

196 :創る名無しに見る名無し:2015/07/05(日) 11:42:43.17 ID:91M678co.net
変化の杖を手に入れて、大人モードで戦おう

>>195
案ずるな
安価を信じる心が……奇跡を生む!

197 :創る名無しに見る名無し:2015/07/06(月) 00:48:52.81 ID:1HW98ucS.net
意外な奴らに活躍所を全て持ってかれる

198 :創る名無しに見る名無し:2015/07/06(月) 01:08:33.27 ID:UydfhkSB.net
自作戦車「第六天魔王波旬 織田信長」号に搭乗した女主人とその店員の二人の勇士により
あっさり残りのキラーマシンを撃破

199 :創る名無しに見る名無し:2015/07/06(月) 01:24:58.21 ID:jmVsLvae.net
ロリ勇者が大魔王サタンの気まぐれにより三才児から十四才児に成長
大魔神斬りとステテコダンスが使用できるようなる

200 :創る名無しに見る名無し:2015/07/06(月) 07:05:06.14 ID:MFGiQdkH.net
いつになく、無茶苦茶なんな。

201 :創る名無しに見る名無し:2015/07/06(月) 23:06:57.04 ID:o+vAKKwt.net
しかし、ロリ勇者が成長するという事は今度こそ、正しいぱふぱふが見られるかもしれない。

202 :創る名無しに見る名無し:2015/07/07(火) 01:42:14.44 ID:8ClDG34R.net
 所変わって。

魔王「・・・ふむ、意外に粘るな」

 魔王城の玉座に座った巨大な体躯の大男が
手にした水晶玉を覗き込んでいた。

 水晶玉にはとある戦場が映し出され、キラーマシンと
戦いを繰り広げる三歳児達の姿がそこにあった。

 だが、15体ものキラーマシンに圧され
敗北は必至だった。

魔王「・・・・・つまらんな。」

 かつて、神界に居た頃は永遠の命と無限の時間に
退屈を感じて、神に戦いを挑んだりもした。

 その後、魔界に落とされて魔王達との戦いも
楽しかったが、やがて魔王達の王として君臨してからは
誰も挑むものは居なくなり。

 彼の元に訪れる勇者すら居らず、退屈の毎日だった。

 戯れに娘に人間を操っての人間共の王国に、
戦争を仕掛けてみると、人間共が緋蜂なる異界からの兵器を呼ぶも
結局、彼の暇つぶしにすらならず、撃沈された。

 ───────しかし。

 たまたま、本当にたまたま。

 3歳児の二人組が操られた人間の脅威や、緋蜂の猛攻すら潜り抜け
無事に逃げ切る姿を見つけた。

 非力で小柄ながらも、その身に余る驚異をたった二人で切り抜ける
勇者達に興味を持ち。

203 :創る名無しに見る名無し:2015/07/07(火) 01:43:20.08 ID:8ClDG34R.net
 ほんの気まぐれに娘を近寄らせ、監視の任を与えてみたりもしたが
そうするまでもなく、ここで終わりのようだ。

慇懃『どうするんですの?お父様』

魔王『どう・・とは?』

 ふと、勇者達の監視の任につかせていた娘から、念話の通信が入る。

慇懃『あのキラーマシン、お父様の差し金ですよね?』

魔王『さすがに、連中もこれで終わりみたいだな
   退屈しのぎにすらならなかったな』

慇懃『別に私はどうでも良いですけど
   死んだら、蘇生出来ないように魂も滅ぼしておきますの?』

 勇者は体が滅んでも、他人の体に転生して再び転生出来る、
しかし、魂も滅ぼせば二度と復活はできない。

 が、せっかく見つけた玩具をあっさり手放すのも躊躇われた。

魔王『ふむ』

 少々考えた後に、魔王は呪文を唱え
自らの宝物庫から変化の杖を呼び寄せる。

魔王『これで、生き残れるか
   それとも、このまま死ぬか』

 魔王は左手で変化の杖に込められた魔力を吸出し、
吸い出した魔力を水晶玉に当てた。

 ・・・・・続く。

204 :創る名無しに見る名無し:2015/07/13(月) 04:44:17.59 ID:EyRmwcQd.net
ちんちんもぐもぐおいしいお(´・ω・`)

205 :創る名無しに見る名無し:2015/07/17(金) 07:01:28.84 ID:vyR2ZGw6.net
てす

206 :創る名無しに見る名無し:2015/08/19(水) 08:58:57.72 ID:oC2/kVl6.net
この呪文はなんだろ>>263
ちんちんもぐもぐおいしいお

207 :創る名無しに見る名無し:2015/09/02(水) 06:17:52.89 ID:doObXaxA.net
他人の黒歴史晒しあげ

208 :創る名無しに見る名無し:2015/10/04(日) 20:27:12.45 ID:E7qPZGYI.net
うるおおお

209 :創る名無しに見る名無し:2015/12/03(木) 11:59:19.65 ID:xn5rAEq7.net
頭がファンタジア


かゆい
うま

210 :創る名無しに見る名無し:2016/06/26(日) 16:18:59.48 ID:22ZK7ONl.net
>>209

211 :創る名無しに見る名無し:2016/08/22(月) 07:18:28.51 ID:ZM0Ds61O.net
>>209

212 :創る名無しに見る名無し:2016/11/23(水) 14:11:03.45 ID:5F3U0NnJ.net
続きはよ
http://iup.2ch-library.com/i/i1743538-1479877818.png

213 :創る名無しに見る名無し:2016/12/03(土) 12:24:05.74 ID:MFsGp2JL.net
ほれ

214 :創る名無しに見る名無し:2016/12/05(月) 10:30:41.05 ID:0XBjmD7p.net
支援

215 :創る名無しに見る名無し:2016/12/06(火) 13:30:11.08 ID:FnNAIOnA.net
あげ

216 :創る名無しに見る名無し:2016/12/06(火) 19:54:44.12 ID:q3yRMYGu.net
あげ

217 :創る名無しに見る名無し:2016/12/08(木) 11:11:35.66 ID:M0SeMB9+.net
あげ

218 :創る名無しに見る名無し:2016/12/10(土) 13:56:36.55 ID:J8vT5+27.net
あげ

219 :創る名無しに見る名無し:2016/12/11(日) 10:18:11.38 ID:k7AJpDAG.net
あげ

220 :創る名無しに見る名無し:2016/12/14(水) 22:39:30.33 ID:7oUrMLTm.net
あげ

221 :創る名無しに見る名無し:2016/12/21(水) 08:41:50.26 ID:St7Hej6q.net
あげ

222 :創る名無しに見る名無し:2016/12/21(水) 16:43:42.46 ID:wZKj0MXb.net
魔王「なにゆえスレを上げるのか? 滅びこそわが喜び。死にゆくスレこそ美しい」

223 :創る名無しに見る名無し:2016/12/21(水) 18:13:04.70 ID:9Bzv9h16.net
>>222
あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげガンガンいこうぜ

224 :創る名無しに見る名無し:2016/12/28(水) 09:44:29.80 ID:LI4LtAT/.net
あげ

225 :創る名無しに見る名無し:2017/01/09(月) 19:13:16.47 ID:mZW1ME06.net
あげ

226 :創る名無しに見る名無し:2017/01/25(水) 05:52:27.07 ID:mEWOcGJo.net
作者の体調不良により休スレします


10年くらい待ったら復活するかな

227 :未確認情報!:2017/02/21(火) 20:12:33.04 ID:Y5nNxpy2z
未確認情報 「アメリカ政府が、人食いエイリアンの基地を建設している!」

エイリアンやUFOに関する機密文書、公式文書を収集・公開している
ウェブサイト『ブラック・ヴォールト(黒の保管庫)』の
創設者ジョン・グリーンウォルド氏が発見した。
ニューメキシコ州アルバカーキにある南西部地域事務所の記録によれば、
2013年12月30日に「アリゾナ州フェニックス近郊のトント国立森林公園で、
エイリアンが基地建設している」と、目撃者から事務所に奇妙な通報があったという。
《デビッドが今朝、男性から電話を受けた。
ソルト・リバー・キャニオンからピナル・クリークあたりに
エイリアンの秘密基地が建設中だという電話だった。
通報者は建設用クレーン、小型ステルス機、
UFOを見た。そしてエイリアンと人間が一緒に作業しているところも。
さらにエイリアンが人間を食べていると。
切断された頭部や死体の写真を撮ったそうだ。

228 :創る名無しに見る名無し:2017/07/10(月) 04:21:25.15 ID:ugHrL6M5.net
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、☆
@ 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
A 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆

229 :創る名無しに見る名無し:2017/12/27(水) 10:30:06.41 ID:C1Z7QFDy.net
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

3H5OA4E6AJ

230 :創る名無しに見る名無し:2018/05/21(月) 08:38:58.17 ID:tRZnwP6O.net
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

60DQK

231 :創る名無しに見る名無し:2018/07/03(火) 19:17:09.29 ID:f1dClnnX.net
CGZ

232 :創る名無しに見る名無し:2018/10/17(水) 18:57:49.60 ID:ZU7x6aHX.net
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

R1W

233 :創る名無しに見る名無し:2022/05/18(水) 21:37:27.34 ID:U2/nV/Bm.net
https://i.imgur.com/buonNo2.jpg
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https://i.imgur.com/CxV9pfx.jpg
https://i.imgur.com/tJVG08l.jpg

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