【安価】死んだやる夫の呪い【裁判】

とある裁判所の調停人

いつも通りの土曜日。
新米弁護士のやる夫は、上司のやらない夫に呼び出される。
「君に、この殺人事件の弁護人を依頼したい」
渡された書類には、世間を騒がしていた連続幼女誘拐殺人事件の犯人の写真が載せられていた。

事件概要

連続幼女誘拐バラバラ殺人事件。

2chのとある優良スレに住む8歳から11歳までの幼女が連続して誘拐された後に、頭、胴体、腕、足にわけられた状態で各家庭に郵便配達される事件が多発。
いずれもショートボブの並以上の顔立ちで、明るい性格の子ばかり。
学校はバラバラ、被害者同士の接点も不明瞭。
凶器はチェーンソーを使っており、いずれもダンボールの中に一緒に入っている。その指紋から林業を営む48歳の洋条好田が逮捕。男は児童ポルノ法違反で逮捕の前歴がある。
しかし、洋条は事件が起こっていた日はいずれも、仕事に出ていたと証言。さらには、誘拐当日の誘拐現場の監視カメラに写っていた男は、洋条とは体格がまるで違うような大男であり、全身を黒ずくめで覆っていたため、洋条と断定できていない。