お前らなんでサーフィンやらないの？サーファーはDQNって偏見があるの？

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波乗りの夢と帰ってきたよ

東京電力福島第一原発事故で南相馬市から新潟市へ避難していた鈴木重紀（しげのり）さん（３２）が、地元へ戻ってきた。
昨年１１月、プレハブの物置でサーフショップを再開させ、スケートボード用のＵ字型の練習場も手作りし、
週末には仲間らの笑顔も戻った。復興に役立ちたいと、１月からダンプの運転手としても働いている。

鈴木さんは実家が南相馬市鹿島区にある。中学２年でサーフィンを初め、学校が終わると右田浜へ通って練習した。
プロを目指し、高校は入学後すぐに退学。１８歳で全日本サーフィン選手権大会に初出場した。

２００８年７月、地元でサーフィンによる町おこしに取り組み、世界プロサーフィン大会の誘致に携わったＮＰＯ法人の杉山大一郎理事長が、
サーフィン中の事故で５１歳で亡くなった。鈴木さんは海難救助隊員として活動を手伝っていた。

その後も毎年のように全日本選手権やプロの大会へ出たが、プロにはなれなかった。
南相馬市のウエットスーツ工場で働きながら、サーフィンを通して知り合った妻の和美さん（３３）と０９年９月、
同市原町区に杉山さんが所有していた店舗にサーフショップ「カイナルサーフ」を開いた。

「サーフィンをしている人だったら自分の店をもつのが夢。うれしかった」

それから２年半。有望な若い選手も育ち、店も軌道に乗ってきたころ、東日本大震災が起きた。
実家は海から１キロも離れておらず、津波が１階を突き抜けた。

http://www.asahi.com/articles/CMTW1404120700004.html