おまいらも保育士やれば？適当にガキと遊んでるだけで金入るぞ

（上）「最重点地域」　横浜、民間参入が加速　川崎も本気に
2014.5.3 21:45 （1/3ページ）

　４月中旬、横浜市営地下鉄高田駅から徒歩１分の好立地に位置する認可保育所「パレット保育園高田」（横浜市港北区）。小さな子供たちのかわいらしい声が聞こえる中、
午後４時過ぎからわが子を迎えに来る母親でごった返し始めた。

　２歳児の長女を迎えに来た求職中の母親（３７）＝港北区在住＝は昨年、自宅近くの認可保育所を中心に申し込んだものの全滅。今年になってようやく、第３希望だった同園への入園が決まった。

　「ここは自宅からバス１０分なので、最初は正直『面倒くさいかな』という気持ちもあった。でも、娘の楽しそうな姿を見たらここでよかった。やっと落ち着けたので、明日からお仕事を探してきます」

　やる気に満ちた表情で母親は保育園を後にした。

　都心へのアクセスがよいこともあり、港北区は市内で最も人口が多い。昨年１０月１日時点の待機児童数も８８人と、市内１８区の中では最も多かった。

　市は港北区を“待機児童ゼロ達成の最重点地域”と位置づけ、今年４月には区内に認可保育所を５カ所新設した。パレット保育園高田もその一つで、
施設長の北村来也（らいや）（３９）は、「高田駅周辺では４月、うち以外にも新しい保育園ができた」と話す。

　港北区内で４月に開園した別の認可保育所の担当者は、「昨年８月上旬、市から突然、認可保育所の設立を考えてほしいという手紙が来た」と明かす。
急いで書類をそろえ、約２週間後の申請締め切りに間に合わせた。年明けに建屋の建設が始まり、保育士確保にも「ありとあらゆるつてを頼った」結果、
３月半ばにやっと開園のめどをつけた。担当者は「開園まで本当に時間がなくバタバタだったが、開園日に『これで仕事ができる』と涙ながらに話すお母さんの姿を見て、やってよかったと思った」と振り返る。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140503/kng14050321450005-n1.htm