韓国 船会社の実質的オーナーに逮捕状
5月22日 17時27分
韓国で起きた旅客船の沈没事故を巡り、
検察は、船会社の実質的なオーナーについて、横領などの疑いで逮捕状を取るとともに、
懸賞金をかけて居場所に関する情報提供を呼びかけています。
先月１６日に韓国南部で起きた旅客船セウォル号の沈没事故では、
修学旅行中だった高校生など２８８人の死亡が確認され、今なお１６人の行方が分かっていません。
インチョンの検察は、旅客船を運航していた船会社の経営実態の解明を進めていますが、
実質的なオーナーであるユ・ビョンオン前会長が、関連企業から
巨額の資金を着服した横領や背任などの疑いがあるとみて、２２日、逮捕状を取りました。
さらに検察は居場所が分からなくなってる前会長を指名手配し、
逮捕につながる有力な情報を提供した人には５０００万ウォン、
日本円でおよそ４９０万円の懸賞金を出すことを決め情報提供を呼びかけています。
この事故では、大幅な過積載や、積み荷が十分に固定されていなかったことが
船の転覆につながったとみられており、船会社の責任が指摘されています。
検察は船会社や複数の関連企業でコンサルタント料などの名目で不正な支出が行われ、
この一部が前会長に流れていたとみており、
今後、金の流れと前会長の関与を調べて旅客船の安全が軽視された背景を解明する方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140522/k10014648041000.html
えっ！？
全員・・・(笑)