北海道大手コンビニのセイコーマート　深夜ワンオペのため強盗被害多発　　深夜若い女性1人だけの店も

紋別署、強盗事件対応力向上へ訓練
（5月20日付け）
　春の地域安全運動（11～20日）にあわせ、紋別警察署（酒井正樹署長）は17日未明、
コンビニエンスストアを狙った強盗事件を想定した防犯訓練をセイコーマート紋別大山町店（大山町３）で実施した。
訓練には市内コンビニ各店のオーナー、従業員など20人近くが参加し、
万一の事態に備えて犯人への対処法などを確認していた。
　今年、道内ではコンビニ強盗事件が17日までに13件発生。同署管内でも発生が懸念されることから、
店側の防犯意識の向上と事件発生時の同署の初動対応を確認する目的で訓練を行った。

　訓練では犯人役の警察官が客を装い入店。刃物のようなものを店員２人に突きつけ、現金を要求した。
店員は犯人が逃走した後、追跡し犯人の特徴などを把握。通報を受けて駆け付けた署員に逃げた犯人の
体格や服装、逃走経路、言動などを伝えた。
　いっぽう、同署では店からの通報を受けて30人近くの署員が参集し、逃走した犯人の捜索や交通の要所での警戒にあたった。
　訓練後、同署の後藤広記生活安全課長は「実際の犯行時間はもっと短い。
自分の身の安全を確保しつつ、犯人の外見や言動を短時間で正確に記憶することが大切」とした上で
「同じシフトに入る人同士で金を渡す役・犯人を観察する役を分担しておくのが大切」などと指導した。
また、カラーボールは人に向けて投げると割れにくいため、地面に投げつけて中の塗料を飛散させるのが
効果的であることも紹介した。
　対応した店員は「訓練とわかっていても恐ろしく、犯人役を必死で追いかけた」と振り返る一方、
「覆面をしていても店に入ってきた途端に『昼間にカツ丼を買いに来た人だ』と分かったが、
訓練で警察官に伝え損ねた。実際では犯人の特徴を観察するように心がけ、落ち着いて行動できるようにしたい」
と話していた。

http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/140520_4.htm

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