富士山、世界遺産登録後も客がたいして増えず、広告とか整備とか色々と無駄だったことが判明する

世界遺産効果に「濃淡」　富士宮市の観光地

　富士宮市がまとめた2013年度の観光客入り込み状況によると、市全体は625万人（前年度比5％増）だった。
13年6月の富士山世界遺産登録の効果は眺望スポットや構成資産に表れた。
一部地区は前年度比で約3割減を記録するなど“濃淡”も出た。

　最も多かったのは、朝霧高原の208万人（同3％増）で、富士山の景色を楽しむ観光客が目立った。
構成資産の富士山本宮浅間大社は161万人（同6％増）。初詣客が多い1月が全体の約3割を占めた。
　ここ数年、年間40万人を下回っていた構成資産の白糸ノ滝は43万人（同23％増）に回復した。

保全管理の滝つぼ整備工事が13年12月に完了し、今後の集客が期待される。
富士山から少し離れた芝川地区は26％減の3万3千人、工場見学などの産業観光は12％減の3万7千人だった。

　月別では夏山シーズン中に当たる8月が83万人で最も多かった。統計は市観光課が市内の観光施設などの協力で行った。
同課の担当者は「世界遺産効果で観光客の大幅な増加が期待されていたが、思っていたよりも少なかった」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140527-00000018-at_s-l22