ひやしあめ、グリーンティー。どっちが美味しいの？

お茶『カクテル』が今、スペインでブーム！

海外のおしゃれなカフェでお茶を注文すると、『イングリッシュ・ブレックファスト』や、
『アールグレイ』などの、ブラック・ティーを中心としたチョイスばかりしかなく、ガッカリ…というご経験をお持ちの方もいらっしゃることだろう。

お茶はというと、砂糖やハチミツなど甘味を加えることくらいで、その風味をとことん楽しむためには、葉の香りのみに頼るところが大きい。

これらの、葉の香りを嗜むだけでは、ちょっと物足りない…ということで、スペインのバルセロナを中心とした高級ホテルやカフェでは、
お茶の葉のブレンドならぬ、『お茶のカクテル Tea-Tail』が流行中だ。カクテルの作り方は簡単。
好きなお茶の葉を選び、2～3種類ブレンドして、好みで甘味を加えれば出来上がりだが、
この場合、葉をブレンドするのではなく、きちんと濾して香りを引き出してから、混ぜ合わせるという点が、『カクテル』というわけである。

スペインでも大人気の寿司を中心とした日本食にもピッタリ合うカクテルは、レモンの香りが豊かなブラック・ティに、玉露をミックスしたもの。
→ スペインでも大人気の寿司を中心とした日本食にもピッタリ合うカクテルは、レモンの香りが豊かなブラック・ティに、玉露をミックスしたもの。
それぞれのお茶が持つ芳香を上手にブレンドし、ミックスしてカクテルのように味わえるようにしたこれらのTea-Tailは、アイスでもホットでも楽しめる点も好評だ。
欧州の乗り継ぎ空港のひとつ、バルセロナ空港内でも、こうしたTea-Tail用のお茶を販売する専門店があり、試飲できるようになっている。
こうしたカクテルを片手に、次の目的地へと飛び立つビジネスマンやウーマンも最近では目立つようになったようだ。

彼らによれば、早朝の眠気覚ましにはコーヒーが1番だが、出張の長旅による時差ぼけを考慮に入れ、身体をそれとうまくつきあわせるためには、
グリーンティがブレンドされたカクテルのほうが利くそうで、飲めば全身の感覚もすっきりということだ。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/26/121/