変な校則 - 下着の色は指定のものとする

最近憂鬱。我が子の通う学校は、下着の色を指定する校則があり、変だけれどけっこうこういう学校多いのか...と思っていたら
まさかの上着を捲り上げての検査。行き過ぎだと指摘すると「一つ許すと際限なく派手になり秩序が乱れる」と。
何が憂鬱って、違反した子が言われるままスクワットしたこと。

ハレンチ先生じゃなく、まじめな若い女の先生です。とてもまじめに校則通りにしようと思ったらしく、そこがまた救い難い。
そんなことに労力を使わず、もっと深刻ないじめなどにきちんと対応してください、と言ったら、はい、と素直に言ってました。

下着検査した先生は、女性。さすがに他の男性教員（女性教員も）めくってみるまではしなかった。
一生懸命語るその若い女の先生は、緊張のあまり面接試験であらぬことを言い出した学生さんみたいで気の毒になった。

大阪市です。「中学生、校則、下着」でググって見ると、うちだけではないようですが（中には変なポルノまがいのサイトまで出てきてショックでした）。

下着検査をしたり靴下の色を指定したり、学校の先生が何か強迫観念に取りつかれたように妙な校則にこだわる背景には
やはり保護者をはじめとするコミュニティーからの評価を異様に気にしていることがあるんだろうか？教育内容に比べて判りやすい「きちっとした服装」が高評価に繋がるはず、と。

先生と話し合って、上着を捲ってまでして下着検査をしたこと、違反者にスクワットをさせたことの非は認めてもらった。が、校則自体はやはり守るべき、と譲らなかった。
守る主体の合意があってこそルールの意味がある、と言ってもあまり通じない。服装の乱れから学校崩壊を実際目の当たりにしたそうだ。

下着の色を決めた校則には意義がある、と信じているみたいだった。そして、服装の自由を許すと生徒が騒がしくなり、まじめに勉強したい子の権利を侵害する、と真顔で言われた。
私の目的は先生と協力して子どもによい環境を作るお手伝いをすることで喧嘩をしに来たのではないにしても...脱力。

今回の下着検査の件で思ったのは、みんなの合意でもなく自分たちでさえ作成に関わってもいないルールを他人に守れと強要することは
先生にとって大きな不利益になってるんじゃないか、ということ。しかもそれを声に出せない。

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