中国のとある大学生が「自走型ロボットゴミ箱」を開発

ひと声かけると自分で歩いてくるごみ箱、大学生が開発―中国

2014年6月5日、ごみを捨てたい時、ひと声かけるだけで遠くのごみ箱がきちんとあなたの目の前まで「やって来て」、
ふたが開き、ごみを捨てやすくする。東南大学成賢学院機械工程学部の学生5人がこのほど、音声制御可能な移動式の
「スマートごみ箱」を開発した。怠け者やオタクだけでなく、体の不自由な人に対しても思いやりのあるサービスを提供する。中国新聞社が伝えた。

「現在の家電はますますスマート化し、人々の生活を非常に便利にしている」。2013年江蘇省大学生イノベーション実践プロジェクト申請の際に、
東南大学成賢学院機械工程学部の機械設計製造・自動化専攻で学ぶ周雷（ジョウ・レイ）さん、陳駿豪（チェン・ジュンハオ）さん、陳家慧（チェン・ジアフイ）さん、
劉勇（リウ・ヨン）さん、郭宇（グオ・ユー）さんの4年生5人のグループは、生活に便利な「スマート家電」を作りたいと考え、ごみ箱のアイデアを練った。

調査研究により、一般に売られている「スマートごみ箱」の多くはふたの自動開閉の機能しかないことが判明し、こうしたごみ箱を
アップグレードしようと考えた。「音声識別モジュールを利用してごみ箱が『人間の話を理解できる』ようにした」。周雷さんによると、
ごみ箱には電波受信機も設置され、100メートルの範囲内では電波が受信でき、指令どおりに動くことができる。ごみ箱には超音波の
障害回避装置も設置されており、移動中は自動的に障害物を回避できるという。
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