米海洋大気局（ＮＯＡＡ）は23日、陸地と海洋を合わせた今年５月の世界の平均気温が
約130年の観測史上で最も高かったとする分析結果を発表した。
海面温度が過去最高だったことが影響したとみられる。
ＮＯＡＡは５月の気温が特に高い年は最近数年に集中していると指摘している。
エルニーニョなどの異常気象に加え、地球温暖化の進行が背景にある可能性もある。
ＮＯＡＡによると、５月の世界の平均気温は20世紀の平均気温を0.74度上回る15.54度。
観測記録が残る1880年以降で最高だった。これまで５月の気温が最も高かったのは2010年。
地域別では、オーストラリアやスペイン、韓国、北米のアラスカなどで高温だった。
日本でも５月に各地で気温30度以上の真夏日となるなど高温傾向が続いた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2400K_U4A620C1CR0000/
くっさ