県職員採用試験でミス 上級畜産
2014年6月27日（金）15:30
県人事委員会は２７日、本年度の県職員採用試験の一部で出題ミスがあったと発表した。
ミスがあったのは、２２日に実施された県職員採用上級試験（１次試験）の畜産の試験区分。専門知識を問う試験の一問で、五つの選択肢から正答を一つ選ぶところ、実際は正答が二つあった。
県人事委は、二つのいずれを選んでも正答として扱う。この区分の受験者は１１人で、今のところ出題ミスが合否に影響を与えることはないとしている。１次試験の合格発表は７月１日。
問題は公益財団法人「日本人事試験研究センター」（東京都）が作成。大分を含む３８道府県と１２政令市に提供した。
大分県では試験の１カ月前に試験問題の提供を受け、専門の職員がチェックをしたが、間違いに気付かなかった。
県庁で会見した県人事委員会事務局の山田英治事務局長は「今後このような誤りがないよう再発防止に努めたい」と述べ、複数人でのチェックを徹底する方針を示した。
http://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-307F0A96-838B-4B7C-A87D-7A2BB24B9042.html