見せ過ぎず クールビズ
環境省がクールビズを提唱して今年で１０年。
すっかり浸透してきたが、女性の装いは様々で、露出が多すぎたり、カジュアルになりすぎたりする場合もある。職場にふさわしい装いを示す「ドレスコード」を設ける企業も出てきた。
同僚が困惑
横浜市の女性会社員（３６）は同僚女性がこの時期着ている過度に透ける素材の服が気になるという。「職場での装いとしてふさわしいかどうか」
化粧品通販大手のオルビス（東京）は今年、女性社員向けに「過度な露出を避け、節度を守り清潔感が感じられる服装とする」という服装に関する社内通達を出した。
ジーンズやデニム地のスカート、パーカ、サンダルなどは「オフィスカジュアルから逸脱しているため不可」とした。
通達は２０１１年に初めて出し毎年、具体例が増加。男性社員向けにも、Ｔシャツなどを不可とする通達を出している。
地球温暖化防止を目的に、冷房時の室温が２８度でも快適に過ごせる生活「クールビズ」を環境省が提唱したのは０５年。
東日本大震災後の１１年からは、６〜９月にさらなる軽装「スーパークールビズ」にすることを呼びかけた。今年は、そごう・西武の協力でファッションショーも開かれた。
（略）
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http://www.yomiuri.co.jp/job/women/topic/20140715-OYT8T50066.html