43歳医師｢妖怪ウォッチ品薄騒動で､子供に苦労して物を手に入れることの大変さを教えよう｣ [203070264]

朝日新聞東京版 2014年8月8日付朝刊「声」
妖怪ウォッチ玩具探したけど…　　医師河野通敏（山口県 43）

昨夏発売されたゲームソフト「妖怪ウォッチ」についての本紙の記事を読んだ。大ブームで関連グッズが
品薄で、子どもも親も右往左往しているという。小学生の子どもがいる我が家も同じだと身につまされた。
今まで色々なおもちゃを買ってきた。物によっては多少、品薄だったこともあった。だが、この妖怪
ウォッチに関しては尋常ではないという印象だ。とにかく手に入らない。小売店に行っても目当ての
グッズはないし、発売日ともなれば長蛇の列ができ、整理券と抽選券をもらって一喜一憂する。通販の
サイトを見れば、グッズはあるにはあるが、明らかに転売目的と言わんばかりに定価の2倍・3倍以上の
値段がついている。

玩具メーカー側の供給不足と転売目的とみられる購入により品薄を呼び、小売店は適正な価格で販売して
いるが、グッズがない以上どうにもならない。本当に欲しがっている子どもが、お小遣いで買えるのが
本来のあり方だろう。だが、買えない今の状況では、せめて子どもにはお金の大切さと品薄のグッズを
探したり、並んだりして手に入れようとする大変さを理解する機会としたい。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11289726.html

43歳医師 ｢妖怪ウォッチ品薄騒動で､子供に苦労して物を手に入れることの大変さを教えよう｣ [203070264]

43歳医師｢妖怪ウォッチ品薄騒動で､子供に苦労して物を手に入れることの大変さを教えよう｣ [203070264]